Users Guide

l インテル® 10GbE サーバーアダプターとインテル® ギガビットアダプターを同一マシンで使用している場合
は、ギガビットアダプターのドライバーをインテル® 10GbE アダプターと同時にアップデートする必要があり
ます。
l Hyper-V 仮想 NIC にチームがバインドされている場合、プライマリーアダプターまたはセカンダリー アダプ
ターを変更できません。
l ハードウェアのオフロードなどの一部の高度な機能は、インテル以外のアダプターがチームのメンバーの場合、
機能セットが確実に共通なものになるように自動的に無効になります。
l TOE (TCP オフロード エンジン) を有効にしたデバイスは ANS チームに追加できないので、使用可能なアダプ
ターのリストに表示されません。
Broadcom Advanced Control Suite 2 を使用してチーム化を有効にするには:
1. ベースドライバーと Broadcom Advanced Control Suite 2 を読み込みます (常に www.sup-
port.dell.com にある最新のソフトウェア・リリースを使用してください)。
2. Broadcom デバイスを選択して [Advanced] タブに移動します。
3. 受信側スケーリングを無効にします。
4. [Resource Allocations] に移動して [TCP Offload Engine (TOE)] を選択します。
5. [Configure] をクリックして、[ NDIS Configuration ] セクションで [TCP Offload Engine
(TOE)] のチェックボックスをオフにします。
Broadcom Advanced Control Suite 3 を使用してチーム化を有効にするには:
1. ベースドライバーと Broadcom Advanced Control Suite 3 を読み込みます (常に www.sup-
port.dell.com にある最新のソフトウェア・リリースを使用してください)。
2. Broadcom デバイスを選択して、[Configure] タブで [TOE] のチェックボックスをオフにしま
す。
3. [Apply] をクリックします。
4. Broadcom デバイスの NDIS エントリを選択して、[Configure] タブで受信側スケーリングを無
効にします。
5. [Apply] をクリックします。
l チーム アダプターに接続されているスイッチ ポートでは Spanning tree protocol (STP) を無効にして、プライ
マリ アダプターがサービス状態に戻った (フェイルバックした) ときにデータが失われないようにする必要があ
ります。アクティブ化の遅延はデフォルトで無効になっています。あるいは、アダプター上でアクティブ化の遅
延を設定して、スパニング ツリーが使用されたときのデータの損失を防ぐことができます。チーム プロパティ
の詳細タブでアクティブ化の遅延を設定します。
l Fibre Channel over Ethernet (FCoE)/Data Center Bridging (DCB) に対応しないアダプターが存在するチーム
にアダプターが追加されるとき、FCoE/DCB は自動的に無効になります。
l オープンソース・ハイパーバイザーで実行する Windows 2008 R2 ゲスト内の VF デバイスの ANS チーム化がサ
ポートされています。
l インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー (インテル AMT) を有効にしたデバイスをアダプター・
フォルト・トレランス (AFT)、スイッチ・フォルト・トレランス (SFT)、およびアダプティブ・ロード・バラン
シング (ALB) チームに追加できます。他のすべてのチームタイプはサポートされていません。インテル AMT
有効にしたデバイスが、チームのプライマリー・アダプターとして指定されている必要があります。
l チームを作成したり、チームメンバを追加または削除、あるいはチームメンバーの詳細設定を変更する前に、各
メンバが同じ様に設定されていることを確認してください。確認する設定には、VLAN、QoS パケット タギン
グ、ジャンボ パケット、および多様なオフロードが含まれます。これらの設定は Advanced Settings タブで利
用できます。異なるモデルまたはバージョンのアダプターを使用する際は、それぞれのアダプターで機能が異な
るため、特に注意が必要です。