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30 システム基板
システム基板
システム基板は、コンピュータの中心部を形成します。各デバイスは、シス
テム基板に接続することによって、相互に作用するようになります。システ
ム基板には、各種コントローラとコネクタがあり、コンピュータ内のコンポ
ーネント間でデータ交換することができます。システム基板にはグラフィッ
ク、サウンド、ネットワーク機能が統合されている場合もあります。
システム基板の重要なコンポーネントには以下が含まれます。
• プロセッサソケット
• メモリモジュールコネクタ
• 拡張カードスロット
• BIOS 保存用の CMOS
チップセット
チップセットはシステム基板のコンポーネントを制御し、各種コンポーネン
ト間の通信を可能にします。通常、チップセットはシステム基板に搭載され
ていますが、一部の新世代プロセッサでは、チップセットがプロセッサに内
蔵されている場合があります。
プロセッサ
プロセッサは、アプリケーションからデータおよび命令を受け取り、ソフト
ウェアが要求したとおりにデータを処理します。
プロセッサは、デスクトップ、ノートブック、モバイルデバイスなど専用に
設計されています。一般的に、1つのタイプのデバイス用に設計されたプロセ
ッサを、他のタイプのデバイスで使用することはできません。
ノートブックおよびモバイルデバイス用に設計されたプロセッサは、デスク
トップやサーバー用に設計されたプロセッサに比べて消費する電力が少なく
なります。