Users Guide
iDRAC 設定ユーティリティを使用した OS から iDRAC への
パススルーの有効化または無効化
iDRAC 設定ユーティリティを使用して OS から iDRAC へのパススルーを有効または無効にするには、次の手順を実行します。
1. iDRAC 設定ユーティリティで、通信権限 に移動します。
iDRAC 設定通信権限 ページが表示されます。
2. 次のいずれかのオプションを選択して、OS から iDRAC へのパススルーを有効化します。
• LOM — iDRAC とホストオペレーティングシステム間の OS から iDRAC へのパススルーリンクが LOM または NDC 経由で確
立されます。
• USB NIC — iDRAC とホストオペレーティングシステム間の OS から iDRAC へのパススルーリンクが内蔵 USB バス経由で
確立されます。
この機能を無効にするには、無効 を選択します。
メモ: LOM オプションは、OS から iDRAC へのパススルー機能をサポートするカードでのみ選択できます。それ以外ではこ
のオプションはグレー表示となります。
3. パススルー設定として LOM を選択し、専用モードを使ってサーバーが接続されている場合は、オペレーティングシステムの IPv4
アドレスを入力します。
メモ: サーバーが共有 LOM モードで接続されている場合、OS IP アドレス フィールドが無効化されます。
4. USB NIC をパススルー設定として選択した場合、USB NIC の IP アドレスを入力します。
デフォルト値は 169.254.0.1 です。ただし、この IP アドレスがホストシステムまたはローカルネットワークの別のインタフェー
スの IP アドレスと競合する場合は、値を変更する必要があります。IP アドレス 169.254.0.3 と 169.254.0.4 は入力しないでくだ
さい。これらの IP は、A/A ケーブルが使用される場合に前面パネルの USB NIC ポート用に予約されています。
5. 戻る、終了 の順にクリックし、はい をクリックします。
詳細が保存されます。
証明書の取得
次の表に、ログインタイプに基づいた証明書のタイプを示します。
表 13. ログインタイプに基づいた証明書のタイプ
ログインタイプ 証明書タイプ 取得方法
Active Directory を使用したシングルサイ
ンオン
信頼済み CA 証明書 CSR を生成し、認証局の署名を取得しま
す。
SHA-2 証明書もサポートされています。
ローカルユーザーまたは Active Directory
ユーザーとしてのスマートカードログイン
• ユーザー証明書
• 信頼済み CA 証明書
• ユーザー証明書 — スマートカードベン
ダーが提供するカード管理ソフトウェ
アを使用して、スマートカードユーザー
証明書を Base64 でエンコードされた
ファイルとしてエクスポートします。
• 信頼済み CA 証明書 — この証明書
は、CA によって発行されます。
SHA-2 証明書もサポートされています。
Active Directory ユーザーログイン
信頼済み CA 証明書 この証明書は、CA によって発行されま
す。
SHA-2 証明書もサポートされています。
ローカルユーザーログイン SSL 証明書 CSR を生成し、認証局の署名を取得しま
す。
メモ: iDRAC には、デフォルトの自己
署名型 SSL サーバ証明書が付属して
います。iDRAC Web サーバ、仮想メ
96 iDRAC の設定