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iDRAC サービスモジュールの監視機能
iDRAC サービスモジュールは、次の対象を監視する機能を備えています。
オペレーティングシステム(OS)情報の表示
Lifecycle Controller ログのオペレーティングシステムログへの複製
システムの自動リカバリオプションの実行
Windows Management InstrumentationWMI)管理プロバイダの設定
テクニカルサポートのレポートと統合します。これは、iDRAC サービスモジュールバージョン 2.0 以降
がインストールされている場合のみ該当します。詳細については、
テクニカルサポートレポートの生成
を参照してください。
NVMe PCIe SSD を取り外す準備をします。詳細に関しては、iDRACUG_NVMe PCIe SSD の取り外し準
」を参照してください。
メモ: Windows Management Instrumentation プロバイダ、iDRAC 経由での NVMe PCIe SDD の取り外
し準備、およびテクニカルサポートレポート OS 収集の自動化などの機能がサポートされるのは、最小
ファームウェアバージョン 2.00.00.00 以降搭載の第 13 世代 Dell PowerEdge サーバーのみです。
オペレーティングシステム情報
OpenManage Server Administrator は現在、オペレーティングシステムの情報とホスト名を iDRAC と共有し
ています。iDRAC サービスモジュールは、OS 名、OS バージョン、完全修飾ドメイン名FQDNといった
同様の情報を iDRAC で提供します。デフォルトでは、この監視機能は有効になっています。OpenManage
Server Administrator
がホスト OS にインストールされている場合、この機能は無効になっていません。
iDRAC サービスモジュール 2.0 では、OS ネットワークインタフェース監視機能によってオペレーティング
システム情報が強化されています。iDRAC 2.00.00.00 iDRAC サービスモジュールのバージョン 2.0 を使
用すると、オペレーティングシステムのネットワークインタフェースの監視が開始されます。この情報を表
示するには、
iDRAC ウェブインタフェース、RACADMまたは WSMAN を使用します。詳細については、
スト OS で使用可能なネットワークインタフェースの表示」を参照してください。
2.00.00.00 よりも前のバージョンの iDRAC iDRAC サービスモジュールのバージョン 2.0 を使用する場
合、
OS 情報機能による OS ネットワークインタフェース監視は行われません。
Lifecycle ログを OS ログに複製する
iDRAC でこの機能を有効にすると、それ以降、Lifecycle Controller ログを OS ログに複製することができま
す。これは、
OpenManage Server Administrator で実行されるシステムイベントログSELの複製と同様の
機能です。OS ログ オプションがターゲットとして選択されているすべてのイベント(警告 ページ内、また
は同様の RACADM または WSMAN インタフェース内)は、iDRAC サービスモジュールを使用して OS ログ
に複製されます。
OS ログに含まれるデフォルトのログのセットは、SNMP の警告またはトラップに設定さ
れたものと同じです。
iDRAC サービスモジュールは、オペレーティングシステムが動作していない時に発生したイベントもログし
ます。この iDRAC サービスモジュールが実行する OS のログの記録は、Linux ベースのオペレーティングシ
ステム向けの
IETF シスログ規格に基づいています。
OpenManage Server Administrator がインストールされている場合は、この監視機能は、OS のログ内の SEL
エントリの重複を避けるために無効に設定されます。
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