Users Guide
します。
ルート CA 証明書の検証
-S
このパラメータは iDRAC の CA 証明書が有効かどうかを示すパラメータです。証明書が有効でない場合は、iVMCLI セッションは終了し、証明書が有効でないことを示すエラーメッセージが表示され
ます。証明書が有効であれば、iVMCLI セッションが確立します。
バージョン表示
-v
このパラメータは iVMCLI ユーティリティのバージョンを表示するために使用します。その他の非スイッチオプションが提供されていない場合、コマンドはエラーメッセージなしで終了します。
ヘルプの表示
-h
このパラメータは iVMCLI ユーティリティのパラメータの概要を表示します。スイッチ以外のオプションがほかに提供されていない場合、コマンドはエラーなしで終了します。
マニュアル表示
-m
このパラメータは、使用可能なオプションすべてに関する説明などが記載された iVKMCLI ユーティリティの詳細「マニュアルページ」を表示します。
暗号化データ
-e
このパラメータがコマンドラインに含まれていると、iVMCLI は SSL 暗号化チャネルを使用して、管理ステーションとリモートシステムの iDRAC6 の間でデータを転送します。このパラメータがコマンドラ
インに含まれていない場合は、データ転送は暗号化されません。
iVMCLI オペレーティングシステムシェルオプション
iVMCLI のコマンドラインでは、次のオペレーティングシステムの機能を使用できます。
l stderr/stdout redirection — 印刷されたユーティリティの出力をファイルにリダイレクトします。
たとえば、「より大」記号(>)の後にファイル名を入力すると、指定したファイルが iVMCLI ユーティリティの印刷出力で上書きされます。
l バックグラウンド実行 — iVMCLI ユーティリティはデフォルトでフォアグラウンドで実行します。オペレーティングシステムのコマンドシェル機能を使用すると、ユーティリティをバックグラウンドで
実行できます。たとえば、Linux オペレーティングシステムの場合、コマンドの直後にアンパーサンド(&)を指定すると、プログラムが新しいバックグラウンドプロセスとして起動します。
後者はスクリプトプログラムの場合に便利です。この方法では、iVMCLI コマンドの新しいプロセスが開始した後もスクリプトを継続できます(これ以外の方法では、iVMCLI プログラムが終了するまで
スクリプトがブロックされます)。iVMCLI の複数のインスタンスがこの方法で開始し、コマンドインスタンスの 1 つ以上を手動で終了しなければならない場合は、オペレーティングシステムの機能を使用
し、プロセスをリストにして終了します。
iVMCLI の戻りコード
0 = エラーなし
1 = 接続できない
2 = iVMCLI コマンドラインエラー
3 = RAC ファームウェア接続の切断
エラーが発生した場合は、標準エラー出力に英語のみのテキストメッセージも表示されます。
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メモ:VMCLI ユーティリティは標準入力(stdin)からは読み取りません。したがって、stdin リダイレクトは不要です。