Users Guide
4. 2 つのマウスポインタ(1 つはリモートシステム用、もう 1 つはローカルシステム用)が ビューアウィンドウに表示されます。リモートのマウスポインタがローカルのマウスポインタに従うように 2
つのマウスポインタを同期する必要があります。「マウスポインタの同期 を参照してください。
ビデオビューアの使用
ビデオビューアは管理ステーションと管理下サーバー間のユーザーインタフェースを提供するので、管理ステーション側から管理下サーバーのデスクトップを表示して、マウスやキーボードの機能を制
御できます。リモートシステムに接続すると、ビデオビューアが別のウィンドウで開始します。
ビデオビューアは、カラーモード、マウスの同期、スナップショット、キーボードマクロ、電力処置、仮想メディアへのアクセスなど、さまざまな制御調整を提供しています。これらの機能の詳細について
は、ヘルプ をクリックしてください。
コンソールリダイレクトセッションを開始し、ビデオビューアが表示されたら、カラーモードの調整やマウスポインタの同期が必要になる場合があります。
表12-6 は、ビューアで使用可能なメニューオプションについて説明しています。
表 12-6ビューアメニューバーの選択項目
メニュ
ー 項目
項目
説明
ビデオ
一時停止
コンソールリダイレクトを一時停止します。
再開
コンソールリダイレクトを再開します。
更新
ビューアの画面イメージを再描画します。
現在の画面のキャプチャ
現在のリモートシステム画面を Windows 上の .bmp ファイルまたは Linux 上の .png ファイルにキャプチャします。ダイアログボックスが表示され、指
定した場所にファイルを保存できます。
全画面
ビデオビューアを全画面表示モードに拡大するには、ビデオ メニューから 全画面表示 を選択します。
終了
コンソールを使い終わり、(リモートシステムのログアウト手順に従って)ログアウトしたら、ビデオ メニューから 終了 を選択して ビデオビューア ウィンドウを
閉じます。
キーボ
ード
右 <Alt> キーを押し続ける
右 <Alt> キーと組み合わせるキーを入力する前にこのアイテムを選択します。
左 <Alt> キーを押し続ける
左 <Alt> キーと組み合わせるキーを入力する前にこのアイテムを選択します。
左 <Windows> キー
左 <Windows> キーと組み合わせる文字を入力する前に 押し続 ける を選択します。左 <Windows> キーのキーストロークを送信するには、押して放
す を選択します。
右 <Windows> キー
右 <Windows> キーと組み合わせる文字を入力する前に 押し続 ける を選択します。右 <Windows> キーのキーストロークを送信するには、押して放
す を選択します。
マクロ
マクロを選択するか、マクロに指定されたホットキーを入力すると、リモートシステムでそのアクションが実行されます。ビデオビューアは、次のマクロを提供し
ています。
l Alt+Ctrl+Del
l Alt+Tab
l Alt+Esc
l Ctrl+Esc
l Alt+Space
l Alt+Enter
l Alt+Hyphen
l Alt+F4
l PrtScrn
l Alt+PrtScrn
l F1
l 一時停止
l Alt+M
l Alt+D
l Alt+PrtScrn+M
l Alt+PrtScrn+P
キーボードのパススルー
キーボードのパススルーモードでは、クライアント上のすべてのキーボード機能をサーバーにリダイレクトできます。
マウス
カーソルの同期
クライアント上のマウスがサーバー上のマウスへリダイレクトされるよう同期します。
ローカルカーソルを非表示
にする
KVM からのカーソルのみが表示されます。デルでは、vKVM 内で USC を実行する場合にこの設定を推奨しています。
オプシ
ョン
カラーモード
ネットワークパフォーマンスを向上させるための色深度を選択できます。たとえば、仮想メディアからソフトウェアをインストールする場合は、最も低い色深度を
選択すると、コンソールビューアが使用するネットワーク帯域幅を減らして、より多くの帯域幅をメディアからのデータ転送用に残しておくことができます。
色モードは 15 ビットカラーと 7 ビットカラーに設定できます。
電源
システムの電源オン
システムの電源を入れます。
システムの電源オフ
システムの電源を切ります。
正常なシャットダウン
システムをシャットダウンします。
システムをリセットする(ウォ
ームブート)
電源を切らずにシステムを再起動します。
システムのパワーサイクル
(コールドブート)
システムの電源を切ってから再起動します。
メディア
仮想メディアウィザード
メディア メニューでは、仮想メディアウィザードへのアクセスが提供され、以下のようなデバイスまたはイメージにリダイレクトできます。
l フロッピードライブ
l CD
l DVD
l ISO フォーマットのイメージ
l USB フラッシュドライブ