Users Guide

.cfg ファイルを使用して複数の iDRAC7 を設定するには、次の手順を実行します。
1. コマンド racadm getconfig -f myfile.cfg を使用して、必要な設定を含むターゲット iDRAC7
クエリします。
このコマンドは、iDRAC7 設定を要求し、myfile.cfg ファイルを生成します。このファイルは、必要に応じ
て別の名前に設定できます。
メモ: getconfig -f を使った iDRAC7 設定のファイルへのリダイレクトは、ローカルまたはリモ
ート
RACADM インタフェースでのみサポートされています。
メモ: 生成された .cfg ファイルにはユーザーパスワードは含まれていません。
getconfig コマンドは、グループ内のすべての設定プロパティ(グループ名とインデックスで指定)と、
ユーザー名別のユーザーのすべての設定プロパティを表示します。
2. シンプルテキストエディタを使用して、設定ファイルに変更を加えます(オプション)。
メモ: このファイルの編集はシンプルテキストエディタで行うようにお勧めします。RACADM ユー
ティリティは ASCII 形式のテキスト解析を用いるため、書式が混在するとこの解析に混乱を招き、
RACADM データベースが破壊される可能性があります。
3. 新規の設定ファイルを使用して、racadm config -f myfile.cfg コマンドでターゲットの iDRAC7
を変更します。
これによって、その他の iDRAC7 に情報がロードされます。ユーザーおよびパスワードデータベースを
Server Administrator と同期するには、config サブコマンドを使用します。
4. racadm racreset コマンドを使用して、ターゲットの iDRAC7 をリセットします。
iDRAC7 設定ファイルの作成
設定ファイル .cfg には、次の操作を実行できます。
作成する
racadm getconfig -f <ファイル名>.cfg コマンドまたは racadm get -f <ファイル名>.cfg
取得する
racadm getconfig -f <ファイル名>.cfg コマンドまたは racadm get -f <ファイル名>.cfg
取得して編集する
getconfig および get コマンドの詳細に関しては、dell.com/support/manuals にある
iDRAC7 および CMC 向け
RACADM コマンドライン リファレンスガイド
』を参照してください。
.cfg ファイルはまず、有効なグループとオブジェクト名が存在し、基本構文規則に従っていることを検証す
るために構文解析されます。エラーには、エラーが検出された行番号を示すフラグが付き、問題を説明する
メッセージが表示されます。正確性のためにファイル全体が構文解析され、すべてのエラーが表示されま
す。.cfg ファイルにエラーが検出された場合、書き込みコマンドは iDRAC7 に送信されません。ユーザーは、
そのファイルを使用して iDRAC7 を設定する前に、すべてのエラーを修正する必要があります。config サブ
コマンドに
-c オプションを使用すると、構文が検証され、iDRAC7 への書き込み操作は実行されません。
.cfg ファイルを作成するときは、次のガイドラインに従ってください。
構文解析でインデックス付きグループが検出されると、そのグループのインデックスがアンカーとして使
用されます。インデックス付きグループ内のオブジェクトに対する変更は、インデックス値にも関連付け
られます。
たとえば、次のとおりです。
getconfig コマンドを使用した場合:
[cfgUserAdmin] # cfgUserAdminIndex=11 cfgUserAdminUserName= #
cfgUserAdminPassword=******** (Write-Only) cfgUserAdminEnable=0
cfgUserAdminPrivilege=0x00000000 cfgUserAdminIpmiLanPrivilege=15
cfgUserAdminIpmiSerialPrivilege=15 cfgUserAdminSolEnable=0
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