Owners Manual
イベント
表 27. イベントの説明と推奨される対応策
番号 重大度 説明/推奨される対応策
1 重要 このイベントの重大度には、次の種類があります。
1. ディスク グループがオンラインで、別のディスク障害が許容されず、ディスク グループを自動
的に再構築するための適切なサイズとタイプのスペアが存在しません。
● 示されているディスク グループが RAID 6 の場合、2 つのディスクの障害により劣化した状
態で動作していることになります。
● 示されているディスク グループが RAID 6 でない場合、1 つのディスクの障害により劣化し
た状態で動作していることになります。
リニア ディスク グループでは、適切なタイプとサイズの使用可能なディスクが存在し、動的ス
ペア機能が有効になっている場合、そのディスクを使用してディスク グループが自動的に再構
築され、イベント 37 が記録されます。
2. ディスク グループがオンラインになっており、別のディスク障害が許容されません。表示され
たディスク グループが RAID 6 の場合、2 台のディスクの故障により縮退状態で動作していま
す。表示されているディスク グループが RAID 6 ではない場合、1 台のディスクが故障したため
縮退状態で動作しています。
推奨される対応策:
● イベント 37 が記録されなかった場合は、適切なタイプおよびサイズのスペアが再構築に利用で
きなかったということです。故障したディスクを同じタイプの同等以上の容量を持つものと交
換し、必要に応じて、それをスペアとして指定してください。イベント 9 と 37 が記録されてい
ることを確認して、完了となります。
● それ以外の場合は、再構築が自動的に開始され、イベント 37 が記録されます。故障したディス
クを交換し、それを今後使うために専用スペア(リニアのみ)またはグローバル スペアとして
設定します。
● 最適な I/O パフォーマンスを保つには、同等以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクが必要
です。
● 故障したディスクをすべて交換し、今後使用するために設定されたスペア ディスクが十分ある
ことを確認します。
警告 ディスク グループはオンラインですが、別のディスク障害に耐えることができません。
● 示されているディスク グループが RAID 6 の場合、2 つのディスクの障害により劣化した状態で
動作していることになります。
● 示されているディスク グループが RAID 6 でない場合、1 つのディスクの障害により劣化した状
態で動作していることになります。
適切なサイズとタイプの専用スペアまたはグローバル スペアを使用して、ディスク グループを自動
的に再構築します。イベント 9 および 37 は、これを示すためにログに記録されます。
推奨される対応策:
● イベント 37 が記録されなかった場合は、適切なタイプおよびサイズのスペアが再構築に利用で
きなかったということです。故障したディスクを同じタイプの同等以上の容量を持つものと交
換し、必要に応じて、それをスペアとして指定してください。イベント 9 と 37 が記録されてい
ることを確認して、完了となります。
● それ以外の場合は、再構築が自動的に開始され、イベント 37 が記録されます。故障したディス
クを交換し、それを今後使うために専用スペア(リニアのみ)またはグローバル スペアとして
設定します。
● 最適な I/O パフォーマンスを保つには、同等以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクが必要
です。
● 故障したディスクをすべて交換し、今後使用するために設定されたスペア ディスクが十分ある
ことを確認します。
3 エラー
示されたディスク グループがオフラインになりました。
RAID 0 または NRAID のディスク 1 台、RAID 6 のディスク 3 台、またはその他の RIAD レベルのデ
ィスク 2 台が故障しています。このディスク グループは再構成できません。手動で隔離していな
い限り、これはディスク グループの通常の状態ではありません。
パフォーマンス階層の仮想ディスク グループについては、ディスク障害がディスク グループのデー
タで発生した場合、利用可能なスペースがあれば、そのディスクが別の使用可能なディスク グルー
78 イベントおよびイベント メッセージ