Dell PowerEdge VRTX 向け Chassis Management Controller バージョン 2.
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 12 Rev.
目次 1 概要.........................................................................................................................15 本リリースの新機能.............................................................................................................................16 主な機能............................................................................................................................................... 16 管理機能.........................................................................................
Internet Explorer でのアニメーションの有効化........................................................................... 33 CMC への初期アクセスのセットアップ............................................................................................. 33 初期 CMC ネットワークの設定..................................................................................................... 34 CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコル......................................................... 37 その他のシステム管理ツールを使用した CMC の起動.................................................
RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更....................................................... 52 デフォルトパスワード警告メッセージの有効化または無効化 .......................................................... 52 ウェブインタフェースを使用したデフォルトパスワード警告メッセージの有効化または無 効化................................................................................................................................................ 52 RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージの有効 化または無効化............................................................................................
Lifecycle Controller のジョブ操作......................................................................................................70 サーバーコンポーネントファームウェアの再インストール......................................................... 71 サーバーコンポーネントファームウェアのロールバック...................................................................71 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェアのロール バック.............................................................................................................................................
CMC ネットワークインタフェースアドレスの DHCP の有効化または無効化............................ 91 DHCP を使用した DNS IP アドレスの取得機能の有効 / 無効化...................................................91 DNS の静的 IP アドレスの設定..................................................................................................... 92 DNS 設定のセットアップ(IPv4 と IPv6)................................................................................... 92 オートネゴシエーション、二重モード、ネットワーク速度の設定(IPv4 と IPv6)...................92 最大転送単位(MTU)の設定(IPv4 と IPv6).........................
シャーシ設定プロファイルを使用した RACADM での複数の CMC の設定.................................... 109 シャーシ設定プロファイルのエクスポート................................................................................ 109 シャーシ設定プロファイルのインポート.................................................................................... 110 構文解析規則.................................................................................................................................111 CMC セッションの表示と終了....................................................................
保存起動 ID プロファイルの表示................................................................................................. 131 起動 ID プロファイルのインポート............................................................................................. 131 起動 ID プロファイルのエクスポート..........................................................................................131 起動 ID プロファイルの削除........................................................................................................ 131 仮想 MAC アドレスプールの管理.......................
Kerberos Keytab ファイルの生成...................................................................................................... 167 Active Directory スキーマ用の CMC の設定.....................................................................................168 SSO ログイン用のブラウザの設定.................................................................................................... 168 Internet Explorer .........................................................................................................................
13 ファブリックの管理.........................................................................................194 初回電源投入シナリオ.......................................................................................................................194 IOM 正常性の監視............................................................................................................................. 194 IOM 用ネットワークの設定...............................................................................................................
RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定............................................................... 209 電源制御操作の実行.......................................................................................................................... 210 シャーシに対する電源制御操作の実行....................................................................................... 210 ウェブインタフェースを使用したシャーシでの電源制御操作の実行........................................ 210 RACADM を使用したシャーシでの電源制御操作の実行.............................................................
エンクロージャのステータスおよび属性の表示.........................................................................226 コネクタごとに 2 つまでのエンクロージャをレポートする...................................................... 226 エンクロージャの資産タグと資産名の設定................................................................................ 226 エンクロージャの温度プローブステータスと属性の表示.......................................................... 227 エンクロージャの温度警告しきい値の設定................................................................................ 227 エンクロージャのファンステータスおよび属性を表示する.....
LCD のナビゲーション..................................................................................................................... 248 メインメニュー............................................................................................................................249 KVM マッピングメニュー............................................................................................................249 DVD マッピング.............................................................................................................
1 概要 Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX は、PowerEdge VRTX シャーシを 管理するためのシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアソリューションです。CMC には独自のマイ クロプロセッサとメモリがあり、差し込まれたモジュラシャーシによって電源供給されます。 CMC により、IT 管理者は以下を行うことが可能になります。 • インベントリの表示 • タスクの設定および監視 • シャーシおよびサーバーのリモートでの電源オン / オフ • サーバーモジュール内のサーバーおよびコンポーネントでのイベントアラートの有効化 • VRTX シャーシ内のストレージコントローラとハードディスクドライブの表示と管理 • VRTX シャーシ内の PCIe サブシステムの管理 • シャーシ内の iDRAC と I/O モジュールに 1 対多の管理インタフェースを提供 PowerEdge VRTX シャーシは、1 つの CMC で構成することも、冗長 CMC で構成することもできます。冗長 CMC
– ユーザーアクセスセキュリティ。 – ストレージコントローラ用のフォールトトレラントモードを含むストレージコンポーネント – PCIe スロット。 温度、ハードウェアの誤った構成、停電、ファン速度、送風装置などの警告やエラーについて E-メールアラ ートや SNMP トラップアラートを送信するように CMC を設定することができます。 本リリースの新機能 Dell PowerEdge VRTX 向け CMC の本リリースは以下をサポートしています: • 1100W PSU の新モデル。 • 共有外部ストレージ拡張の事前有効化。 • Emulex ファイバチャネル(FC)8 ホストバスアダプタ。 • シャーシ構成プロファイルに基づいた XML 経由のバックアップおよび復元。 • クイックリンクを使用したサーバー識別 LED の点滅。 • ワークロードのスペアサーバーへの迅速復元を可能にするための、起動 ID プロファイルのライブラリの 作成および展開(iSCSI/SAN 構成からの起動)。 • エンクロージャのエンクロージャ管理タスク • CMC とメインボードファームウェアを
• CMC アラート — リモート Syslog E-メールメッセージまたは SNMP トラップを使って管理下ノードに 関する潜在的な問題を通知。 • リモート電源管理 — 管理コンソールからのシャーシコンポーネントの電源オフやリセットなどのリモー ト電源管理機能を提供。 • 電源使用率の報告。 • Secure Sockets Layer(SSL)暗号化 — ウェブインタフェースを介したセキュアなリモートシステム管理 を提供。 • Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ウェブインタフェースの起動ポイント。 • WS-Management のサポート。 • FlexAddress 機能 — 特定のスロットに対する、工場割り当てのワールドワイドネーム / メディアアクセス コントロール(WWN/MAC)アドレスのシャーシ割り当て WWN/MAC アドレスへの置き換え • 拡張 WWN/MAC アドレスインベントリに対する iDRAC I/O アイデンティティ機能のサポート。 • シャーシのコンポーネントステータスおよび状態
項目 インジケータ、ボタン、またはコネクタ 1 ステータス / 識別インジケータ(CMC 1) 2 電源インジケータ(CMC 1) 3 CMC コネクタポート(2) 4 電源インジケータ(CMC 2) 5 ステータス / 識別インジケータ(CMC 2) 次に、シャーシの背面パネル図と、CMC で利用できる部品およびデバイスを記した表を示します。 18
項目 インジケータ、ボタン、またはコネクタ 1 PCIe 拡張カードスロットロープロファイル(5) 2 PCIe 拡張カードスロットフルハイト(3) 3 CMC GB Ethernet ポート(CMC-2) 4 CMC GB Ethernet ポート(CMC-1) 5 シリアルコネクタ 6 送風機モジュール(4) 7 I/O モジュールポート 8 PSU 4 9 PSU 3 10 PSU 1 11 PSU 2 次に、シャーシの前面パネル図と、CMC で利用できる部品およびデバイスを記した表を示します。 19
図 1. 前面パネルの機能とインジケータ - 3.5 インチハードディスクドライブシャーシ 項 目 インジケータ、ボタン、また はコネクタ 説明 1 USB コネクタ(2) キーボードとマウスをシステムに接続することができます。 2 LCD パネル システムが正常に動作しているとき、またはシステムに注意が必要な ときを示すシステム情報、状態、およびエラーメッセージが表示され ます。 3 LCD メニュースクロールボタ カーソルを 1 段ずつ移動させます。 ン(4) 4 選択(「チェック」)ボタン LCD 画面上のアイテムを選択して保存し、次の画面に移動します。 5 エンクロージャ電源インジケ ータ、電源ボタン 電源インジケータは、エンクロージャの電源が入っている時に点灯し ます。電源ボタンによってシステムへの PSU の供給を制御します。 6 20 ハードディスクドライブ (HDD) 2.5 インチハード ドライブエンクロ ージャ 最大 25 台のホットスワップ対応 2.5 インチ ハードディスクドライブ。 3.
項 目 インジケータ、ボタン、また はコネクタ 説明 7 情報タグ サービスタグ、NIC、MAC アドレス、システムの電力定格、および世 界各国の規制機関マークなどのシステム情報を記録することができ る、引き出し式のラベルパネル。 8 オプティカルドライブ(オプ ション) オプションの SATA DVD-ROM ドライブまたは DVD+/-RW ドライ ブ 1 台。 9 通気孔 温度センサーの通気孔。 メモ: 適切な冷却を確保するため、通気孔がふさがれていないこ とを確認してください。 10 ビデオコネクタ モニターをシステムに接続することができます。 11 サーバーモジュール エンクロージャ専用に設定された、最大 4 台の PowerEdge M520、 M620、M630 サーバーモジュール、または最大 2 台の M820 サーバ ーモジュール。 CMC の必要最低バージョン 次の表には、リストされたサーバーモジュールを有効にするために必要な最低限の CMC バージョンがリス トされています。 表 1.
表 3.
とえば、CMC ウェブインタフェース、RACADM、WS-MAN などです。CMC ライセンス管理およびファー ムウェアアップデート機能は常に、CMC ウェブインタフェースおよび RACADM を介して使用できます。 ライセンスのタイプ 提供されるライセンスには次のタイプがあります。 • • 30 日間の評価および延長 - このライセンスは 30 日後に失効しますが、期限を 30 日間延長することもで きます。評価ライセンスは継続時間ベースであり、電力がシステムに供給されているときにタイマーが稼 動します。 永続 — サービスタグにバインドされたライセンスで、永続的です。 ライセンスの取得 次のいずれかの方法を使用して、ライセンスを取得できます。 • • • E-メール — テクニカルサポートセンターにライセンスを要求すると、ライセンスが添付された E-メール が送付されます。 セルフサービスポータル — CMC から、セルフサービスポータルへのリンクを利用できます。このリンク をクリックして、ライセンスを購入できるインターネット上のライセンスセルフサービスポータルを開き ます。詳細については、セ
メモ: 詳細オプションが正しいページを表示するため、セキュリティ設定の信頼済みサイトのリスト に *.dell.
機能 Express Enterprise CMC ネットワーク はい はい CMC シリアルポート はい はい RACADM(SSH、ローカ はい ル、およびリモート) はい CMC セットアップのバ ックアップ いいえ はい CMC セットアップの復 元 はい はい WS-MAN はい はい snmp はい はい Telnet はい はい SSH はい はい ウェブベースのインタフ はい ェース はい E-メールアラート はい はい LCD 導入 はい はい 拡張 iDRAC 管理 はい はい リモート Syslog いいえ はい ディレクトリサービス なし* はい iDRAC シングルサイン オン いいえ はい 2 要素認証 いいえ はい PK 認証 いいえ はい リモートファイル共有 はい はい スロットリソース管理 いいえ はい Notes(メモ) *デフォルト以外のディレクトリサービス設定の場合、 Express ライセンスで許可されるのはディレクトリサ ービスのリセットのみ
エンクロージャレベルの なし* 電力制限 はい *デフォルト以外の電力制限設定の場合、Express ライ センスで許可されるのは電力制限の復元のみです。電 力制限の復元は、電力制限設定を工場出荷時のデフォル トにリセットします。 動的電源供給 はい *デフォルト以外の DPSE 設定の場合、Express ライセ ンスで許可されるのは DPSE の復元のみです。DPSE の復元は、DPSE を工場出荷時のデフォルトにリセット します。 なし* Multi-chassis いいえ management(マルチシ ャーシ管理) はい 詳細設定 いいえ はい エンクロージャレベルの いいえ バックアップ はい FlexAddress の有効化 なし* はい *デフォルト以外の FlexAddress 設定の場合、Express ラ イセンスで許可されるのはデフォルトの復元のみです。 デフォルトの復元は、FlexAddress 設定を工場出荷時の デフォルトにリセットします。 PCIe アダプタマッピン グ はい* はい *Express ライセンスでは、サーバー 1 台に
対応管理コンソールアプリケーション CMC は、Dell OpenManage コンソールとの統合をサポートします。詳細については、dell.com/support/ manuals にある OpenManage コンソールのマニュアルを参照してください。 本ユーザーズガイドの使用方法 本ユーザーズガイドの記載内容は、次を使用したタスクの実行を可能にします。 • ウェブインタフェース:本書では、タスクに関連した情報のみが提供されます。各種フィールドやオプシ ョンの詳細については、ウェブインタフェースから開くことができる『CMC for Dell PowerEdge VRTX オンラインヘルプ』を参照してください。 • RACADM コマンド:本書では、使用する必要のある RACADM コマンドまたはオブジェクトが提供され ます。RACADM コマンドの詳細については、dell.
• システムに同梱のセットアッププレースマットには、初期のシステムセットアップおよび設定の情報が記 載されています。 • サーバーモジュールの『オーナーズマニュアル』には、サーバーモジュールの機能に関する情報が記載さ れており、サーバーモジュールのトラブルシューティング方法およびサーバーモジュールのコンポーネン トの取り付けまたは交換方法が説明されています。このマニュアルは、dell.com/poweredgemanuals か らオンラインで使用できます。 • ラックソリューションに付属のマニュアルでは、システムをラックに取り付ける方法について説明してい ます(必要な場合)。 • 本書で使用されている略語や頭字語の正式名については、dell.
CMC のインストールと設定 2 本項では、CMC ハードウェアの取り付け、CMC へのアクセス確立、CMC を使用するための管理環境の設 定、および CMC の設定の各種方法について説明します。 • CMC への初期アクセスの設定。 • ネットワーク経由の CMC へのアクセス。 • CMC ユーザーの追加と設定。 • CMC ファームウェアのアップデート。 冗長 CMC 環境の取り付けと設定の詳細については、 「冗長 CMC 環境について」を参照してください。 作業を開始する前に CMC 環境をセットアップする前に、PowerEdge VRTX 用の最新バージョンの CMC ファームウェアを dell.
7. ウェブブラウザを使用してデフォルトのユーザー名(root)とパスワード(calvin)を入力することで、 CMC IP アドレスに接続します。 8. CMC ウェブインタフェースで各 iDRAC に IP アドレスを指定し、LAN と IPMI インタフェースを有効に します。 メモ: サーバーによっては、デフォルトで iDRAC LAN インタフェースが無効になっています。こ の情報は、CMC ウェブインタフェースの サーバー概要 → セットアップ で確認できます。これ は、高度なライセンスオプションである可能性があり、その場合は、サーバーごとに セットアッ プ 機能を使用する必要があります。 9. CMC ウェブインタフェースで、IO モジュールを IP アドレスで入力します。IP アドレスは、I/O モジュ ール概要 をクリックしてから、セットアップ をクリックすることで取得できます。 10. ウェブブラウザを介して各 iDRAC に接続し、iDRAC の最終設定を行います。デフォルトユーザー名は root、パスワードは calvin です。 11.
メモ: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、DVD が -noexec mount オプ ションで自動的にマウントされます。このオプションは DVD からの実行ファイルの実行を許可し ません。DVD-ROM を手動でマウントしてから、コマンドを実行する必要があります。 4. SYSMGMT/ManagementStation/linux/rac ディレクトリに移動します。RAC ソフトウェアをインスト ールするには、次のコマンドを入力します。 rpm -ivh *.rpm 5.
Internet Explorer Internet Explorer の例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネットオプション → 接続 をクリックします。 3. ローカル エリア ネットワーク(LAN)設定 セクションで、LAN の設定 をクリックします。 4. プロキシサーバー セクションで、LAN にプロキシサーバーを使用する(これらの設定はダイヤルアップ または VPN 接続には適用されません) オプションを選択し、詳細設定 をクリックします。 5. 例外 セクションのリストに管理ネットワーク上の CMC と iDRAC のアドレスをセミコロンで区切って 追加します。エントリに DNS 名やワイルドカードを使用できます。 Mozilla Firefox Mozilla Firefox バージョン 19.0 で例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Mozilla Firefox を起動します。 2.
Internet Explorer を使用した CMC からのファイルのダウンロード Internet Explorer を使って CMC からファイルをダウンロードする場合、暗号化されたページをディスクに 保存しない オプションが有効化されていないときに問題が発生することがあります。 暗号化されたページをディスクに保存しない オプションを有効化するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネットオプション → 詳細設定 をクリックします。 3.
ョンもあります。CMC と個々の iDRAC ネットワークインタフェースは、VLAN を使用するように設定する ことができます。 初期 CMC ネットワークの設定 メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性がありま す。 CMC の初期ネットワーク設定は、CMC に IP アドレスが与えられる前でも後でも行うことができます。IP アドレスが与えられる前に CMC の初期ネットワーク設定を行う場合は、次のいずれかのインタフェースを 使用できます。 • シャーシの前面にある LCD パネル • Dell CMC シリアルコンソール IP アドレスが与えられた後に CMC の初期ネットワーク設定を行う場合は、次のいずれかのインタフェース を使用できます。 • シリアルコンソール、Telnet、SSH、Dell CMC コンソールなどのコマンドラインインタフェース(CLI) 。 • リモート RACADM • CMC ウェブインタフェース • LCD パネルインタフェース CMC では、IPv4 と IPv6 の両方のアドレス指定モードがサポート
クイックセットアップを使用した CMC の設定(DHCP) LCD パネルインタフェースを使用してネットワークを設定するには、次の手順に従います。 1. ネットワーク設定 パネルから クイックセットアップ (DHCP)を選択します。パネルに次のメッセージ が表示されます。 About to get DHCP addresses. Ensure CMC network cable is connected. 2. 中央のボタンを押して同意ボタンをハイライト表示します。中央のボタンを再度押して設定を確定す る、または戻る矢印に移動して中央のボタンを押し、前に戻って設定を変更します。 詳細セットアップを使用した CMC の設定 1. ネットワーク設定 パネルで 詳細セットアップ を選択した場合、CMC を設定することを確認する次のメ ッセージが表示されます。 Configure CMC? 2.
ク、およびゲートウェイ)を取得します。CMC には、ネットワーク上で割り振られた固有の IP アドレ スが割り当てられます。DHCP を選択する場合は、中央のボタンを押してから中央のボタンを再度押し ます。iDRAC の設定 パネルが表示されます。この作業後半の手順 12 に進みます。 9. 静的 を選択した場合は、LCD パネルの指示にしたがって IP アドレス、ゲートウェイ、およびサブネッ トマスクを入力します。 入力した IP 情報が表示されます。中央のボタンを押し、再度中央のボタンを押します。CMC 設定 画面 に、入力した 静的 IP アドレス、サブネットマスク、および ゲートウェイ の設定が表示されます。設定 に誤りがないことを確認します。設定を修正するには、適切なボタンを押します。中央のボタンを押 し、再び中央のボタンを押します。DNS を登録しますか? パネルが表示されます。 10.
c. d. e. サブネットマスクを設定してから中央のボタンを押します。 ネットワーク概要 画面に、入力した 静的 IP アドレス、サブネッ トマスク、および ゲートウェイ の設定が表示されます。設定に誤 りがないことを確認します。設定を修正するには、適切なボタン を押してから、中央のボタンを押します。 入力した設定が正確であることを確認したら、手順 10 に進みま す。 IPMI オーバー LAN パネルが表示されます。 14. IPMI オーバー LAN パネルから、有効化 または 無効化 を選択して、IPMI オーバー LAN を有効または無 効にします。中央のボタンを押して続行します。 15. iDRAC 設定 パネルに、次のメッセージが表示されます。 Apply settings to installed servers? 取り付けられたサーバーにすべての iDRAC ネットワーク設定を適用するには、チェックアイコンを選 択してから中央のボタンを押します。適用しない場合は、 「X」アイコンを選択して中央のボタンを押し ます。 16.
表 4. CMC インタフェース インタフェース 説明 ウェブインタフェース グラフィカルユーザーインタフェースを使って CMC へのリモートアクセ スを提供します。ウェブインタフェースは CMC のファームウェア内蔵 で、管理ステーションにある対応ウェブブラウザから NIC インタフェース を介してアクセスします。 対応するウェブブラウザのリストは、デルサポートサイト dell.
インタフェース 説明 (Windows)や OpenWSMAN クライアント(Linux)などの WS-MAN ク ライアントを使用する必要があります。WS-MAN インタフェースのスク リプトには Power Shell および Python を使用することもできます。 WSMAN は、システム管理用に使用される SOAP(Simple Object Access Protocol)ベースのプロトコルです。CMC は、Distributed Management Task Force(DMTF)の Common Information Model(CIM)ベースの管 理情報の伝達に WS-Management を使用します。CIM 情報は、管理下シ ステムで変更できるセマンティックタイプや情報タイプを定義します。 CMC WS-MAN の実装は、トランスポートセキュリティに対してポート 443 の SSL を使用し、基本認証をサポートしています。WS-Management で使用できるデータは、DMTF プロファイルおよび拡張プロファイルにマ ップされている、CMC 計装インタフェースによって提供されます
シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 ネットワーク上のシャーシを識別するために、データセンターでのシャーシの物理的な場所とシャーシ名(デ フォルト名は Dell Rack System)を設定できます。たとえば、シャーシ名での SNMP クエリで、設定した名 前が返されます。 ウェブインタフェースを使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの場所およびシャーシ名を設定するには、次の手順を実行し ます。 1. 左ペインで、シャーシ概要 に移動し、セットアップ をクリックします。 2. 一般シャーシ設定 ページで、場所のプロパティとシャーシ名を入力します。シャーシプロパティの設定 の詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: シャーシの場所 フィールドはオプションです。データセンター、通路、ラック、および ラッ クスロット フィールドを使用して、シャーシの物理的な場所を示すことを推奨します。 3.
シャーシ上のコンポーネントを識別するための LED の設定 シャーシ上のコンポーネントを識別できるようにするために、コンポーネント(シャーシ、サーバー、物理 ディスクドライブ、仮想ディスク、および I/O モジュール)の LED の点灯を有効化することができます。 メモ: これらの設定を変更するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した LED 点滅の設定 1 つ、複数、またはすべてのコンポーネント LED を点滅させるには、次の手順を実行します。 • 左ペインで、次のいずれかのページに移動します。 – シャーシ概要 → トラブルシューティング。 – シャーシ概要 → シャーシコントローラ → トラブルシューティング。 – シャーシ概要 → サーバー概要 → トラブルシューティング。 メモ: このページではサーバーのみを選択できます。 – シャーシ概要 → I/O モジュール概要 → トラブルシューティング 。 – ストレージ → トラブルシューティング → 識別。 メモ: エンクロージャごとの物理ディスク、エンクロージャごとの仮想ディスク、外付けストレ ー
CMC プロパティの設定 ウェブインタフェースまたは RACADM コマンドを使って、電力バジェット、ネットワーク設定、ユーザー、 SNMP および E-メールアラートなどの CMC プロパティを設定できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した iDRAC 起動方法の設 定 シャーシの一般設定 ページから iDRAC 起動方法を設定するには、次の手順を実行します。 1. 左側のペインで、シャーシ概要 → セットアップ をクリックします。 シャーシの一般設定 ページが表示されます。 2. iDRAC 起動方法 プロパティのドロップダウンメニューで、 IP アドレス または DNS を選択します。 3.
5.
メモ: CMC フェールオーバーが発生すると、すべての iDRAC 接続およびすべてのアクティブな CMC セッションがログオフされます。セッションからログオフしたユーザーは、新しいアクティブ CMC に再接続する必要があります。 スタンバイ CMC について スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同一で、そのミラーとして維持されています。アクティブ CMC とス タンバイ CMC には共に同じファームウェアリビジョンがインストールされている必要があります。ファー ムウェアリビジョンが異なる場合、「冗長性劣化」として報告されます。 スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同じ設定とプロパティを引き継ぎます。両方の CMC のファームウ ェアリビジョンは同じである必要がありますが、スタンバイ CMC に設定を全く同じにする必要はありませ ん。 メモ: CMC の取り付けについては、『VRTX オーナーズマニュアル』を参照してください。スタンバイ CMC への CMC ファームウェアのインストール手順については、 「ファームウェアのアップデート」を 参照してください。 CMC フェイルセーフモード
いる状態で AC 電源を入れると、CMC シャーシスロット 1 に取り付けられている CMC が通常アクティブ CMC の役割を担います。アクティブ CMC は青色 LED で示されます。 既に電源が入っているシャーシに 2 台の CMC を挿入する場合、自動アクティブまたはスタンバイネゴシエ ーションに最大 2 分間かかることがあります。通常のシャーシの動作は、ネゴシエーション完了時に再開さ れます。 冗長 CMC の正常性状態の取得 ウェブインタフェースでスタンバイ CMC の正常性状態を表示できます。ウェブインタフェースでの CMC の正常性状態へのアクセスについての詳細は、 「シャーシ情報の表示とシャーシとコンポーネントの正常性状 態の監視」を参照してください。 前面パネルの設定 次を設定することができます。 • 電源ボタン • LCD • DVD ドライブ 電源ボタンの設定 シャーシの電源ボタンを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 前面パネル → セットアップ をクリックします。 2.
KVM を使用したサーバーへのアクセス サーバーを KVM にマップし、KVM インタフェースを介したサーバーリモートコンソールへのアクセスを有 効化するには、CMC ウェブインタフェース、RACADM、または LCD インタフェースを使用できます。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーの KVM へのマッピング KVM コンソールがシャーシに接続されていることを確認してください。 KVM にサーバーをマップするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 前面パネル → セットアップ をクリックします。 2.
CMC へのログイン 3 CMC には、CMC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてロ グインできます。デフォルトのユーザー名とパスワードは、それぞれ root および calvin です。シングル サインオンまたはスマートカードを使用してログインすることもできます。 メモ: CMC は、シャーシプロファイルからの XML を使用したユーザー名またはパスワードに、次の特 殊文字をサポートしていません。 "、!、#、$、%、^、&、*、(,)、-、_、+、=、?、{,}、+、&、>、|、.
ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン CMC にログインするには、CMC へのログイン 権限を持つ CMC アカウントが必要です。デフォルトの CMC ユーザー名は root、パスワードは calvin です。ルートアカウントは、CMC と共に出荷されるデフォル トの管理者アカウントです。 メモ: • セキュリティ強化のために、初期設定時に、ルートアカウントのデフォルトパスワードを変更する ことを強く推奨します。 • 証明書検証が有効になっているときは、システムの FQDN を指定する必要があります。証明書検証 が有効で、ドメインコントローラに IP アドレスが指定されていると、ログインに失敗します。 CMC では、ß、å、é、ü などの拡張 ASCII 文字、および主に英語以外の言語で使用されるその他の文字がサ ポートされていません。 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインするには、次の手順を 実行します。 1.
メモ: スマートカードログインでは、IP アドレスを使用して CMC にログインすることはできません。 Kerberos は、完全修飾ドメイン名(FQDN)を基にユーザーの資格情報を検証します。 スマートカードを使用して Active Directory ユーザーとしてログインする前に、次を実行する必要がありま す。 • 信頼できる認証局(CA)証明書(CA 署名付き Active Directory 証明書)を CMC にアップロードしま す。 • DNS サーバーを設定します。 • Active Directory ログインを有効にします。 • スマートカードログインを有効にします。 スマートカードを使用して CMC に Active Directory ユーザーとしてログインするには、次の手順を実行し ます。 1. 次のリンクを使用して CMC にログインします。 https://
メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、
公開キー認証を使用した CMC へのログイン パスワードを入力せずに SSH 経由で CMC にログインできます。また、1 つの RACADM コマンドをコマン ドライン引数として SSH アプリケーションに送信できます。コマンドの完了後にセッションが終了するた め、コマンドラインオプションはリモート RACADM と同様に動作します。 SSH 経由で CMC にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認します。この機能を 使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 たとえば、次のとおりです。 • ログイン:ssh service@ または ssh service@。ここで、IP アドレスは CMC IP アドレスです。 • RACADM コマンドの送信: ssh service@ racadm getversion および ssh service@ racadm getsel サービスアカウントを使用してログインする際、公開キーまたは秘密キーのペアを作成するときにパスフレ ーズを設定した場合には
LDAP アカウントは考慮されません。警告メッセージは、SSH、Telnet、リモート RACADM、またはウェブ インタフェースを使用して CMC にログインするときにも表示されます。リモート RACADM の場合、警告メ ッセージは各コマンドで表示されます。 資格情報を変更するには、ユーザー設定 権限が必要です。 メモ: CMC ログイン ページで 今後この警告を表示しない オプションが選択されている場合、CMC ロ グメッセージが生成されます。 ウェブインタフェースを使用したデフォルトログインパスワードの変更 CMC ウェブインタフェースにログインするときに、デフォルトパスワード警告 ページが表示された場合、 パスワードを変更できます。これを行うには、次の手順を実行します。 1. デフォルトパスワードの変更 オプションを選択します。 2. 新しいパスワード フィールドに、新しいパスワードを入力します。 パスワードの最大文字数は 20 文字です。文字はマスクされます。次の文字がサポートされています。 • 0~9 • A~Z • a~z • 特殊文字:+、&、?、>、-、}、|、.
ユーザー ページが表示されます。 2. デフォルトパスワード警告 セクションで、有効 を選択し、次に 適用 をクリックして、CMC へのログ イン時における デフォルトパスワード警告 ページの表示を有効にします。これを行わない場合は、無効 を選択します。 または、この機能が有効になっていて、今後のログイン操作で警告メッセージを表示したくない場合は、 デフォルトパスワード警告 ページで、今後この警告を表示しない オプションを選択し、適用 をクリッ クします。 RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセ ージの有効化または無効化 RACADM を使用してデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージを有効化するには、 racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneDefCredentialWarningEnable<0> or <1> オブジェクトを使用します。詳細については、dell.
1. シャーシの電源を切ります。外付け共有 PERC 8 カードから MD 12x0 エンクロージャに接続されてい るすべての SAS ケーブルを外します。 2. シャーシに電源投入します。 3. CMC ウェブインタフェースへログインし、ストレージ → コントローラ → トラブルシューティング の 順に移動し、スロット 5 の外付け共有 PERC 8 カードのドロップダウンメニューからフォールトトレラ ンス を有効にし、適用をクリックしてからスロット 6 を無効にするを選択し、適用をクリックします。 4. 両方の PERC をリセットしてから HA モードに反映されるまでには、2 分かかる場合があります。 5. シャーシの電源を切り、HA モードでエンクロージャに接続します。 6. シャーシに電源投入します。 7.
4. コマンド racadm raid set controllers:RAID.ChassisSlot.6-1 –p HighAvailabilityMode ha を、外付け共有 PERC 8 カードで実行します。 5. 両方の PERC をリセットしてから HA モードに反映されるまでには、2 分かかる場合があります。 6. シャーシの電源を切り、HA モードでエンクロージャに接続します。 7. シャーシに電源投入します。 8.
4 ファームウェアのアップデート 以下のファームウェアをアップデートできます。 • CMC • シャーシインフラストラクチャ • 内蔵または外付けエンクロージャの VRTX エキスパンダまたはストレージバックプレーンエキスパンダ ファームウェア • エンクロージャごとの物理ディスク (HDD) メモ: HDD ファームウェアは、必要な場合のみアップデートすることができます。 次の I/O およびサーバーコンポーネントに対してファームウェアをアップデートできます。 • I/O モジュール • BIOS • iDRAC • Lifecycle Controller • 32 ビット診断 • オペレーティングシステムドライバパック • ネットワークインタフェースコントローラ • サーバーモジュール上の RAID コントローラ メモ: ファームウェアのアップデートには完了まで数分かかる場合があります。 CMC ファームウェアのダウンロード ファームウェアのアップデートを開始する前に、デルサポートサイト support.dell.
VRTX シャーシのアップデート順序の詳細については、サポートサイトで『CMC ファームウェア 2.
CMC ファームウェアのアップデート中における、シャーシ内の冷却ファンの一部または全部の 100% 速度で の回転は、通常の動作です。 シャーシに冗長 CMC を取り付けた場合、両方の CMC を一度の操作で同時に同じファームウェアバージョ ンにアップデートすることをお勧めします。ファームウェアのバージョンが異なるときにフェールオーバー が発生した場合、不測の結果が生じることがあります。 メモ: • 1600W 電源装置搭載のシャーシでは、CMC ファームウェアを 2.0 を除く以前のバージョンにアッ プデートすることはできません。 • CMC ファームウェアのアップデートまたはロールバックは、ファームウェアバージョン 1.2、1.25、 1.3、1.31、1.35、1.36、2.0、2.01、2.
署名検証は、VRTX ファームウェアバージョン 1.2、またはそれ以降で実行可能です。1.2 より前の VRTX バ ージョンへのファームウェアダウングレードには、まず最初にファームウェアを 2.0 より前の 1.2 以降の VRTX CMC バージョンにアップデートします。このアップデートの実行後、以前の署名されていない VRTX バージョンへのファームウェアダウングレードを実行することができます。 CMC およびメインファームウェアのアップデート CMC とメインボードファームウェアの両方が更新されるまで、外付け共有 PERC 8 カードの共有機能は使用 できません。 メモ: • MD 12x0 のケーブル接続図を表示するには、dell.
ウェブインタフェースを使用した CMC ファームウェアのアップデート メモ: • CMC ファームウェアをアップデートする前に、シャーシをオンになっていても、シャーシ内のサー バーはすべてオフになっていることを確認してください。 • 外付け共有アダプタで 2.1 以前の CMC ファームウェアにダウングレードする操作はブロックされ ています。 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行しま す。 1. 左ペインで、次のいずれかのページに移動します。 • シャーシ概要 → アップデート • シャーシの概要 → シャーシコントローラ → アップデート 2. ファームウェアアップデート ページの CMC ファームウェア セクションで、アップデートする CMC(ス タンバイ CMC が存在する場合は複数になります)の ターゲットのアップデート 列で必要なコンポーネ ントを選択します。その後、CMC アップデートを適用 をクリックします。 3.
シャーシインフラストラクチャファームウェアのアップデー ト シャーシインフラストラクチャアップデート操作は、メイン基板および PCIe サブシステム管理ファームウ ェアなどのコンポーネントをアップデートします。 メモ: シャーシインフラストラクチャファームウェアをアップデートする場合は、シャーシの電源がオ ンで、サーバーの電源がオフになっていることを確認してください。 CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシインフラストラクチャファーム ウェアのアップデート 1. 次のいずれかのページに移動します。 • シャーシ概要 → アップデート。 • シャーシ概要 → シャーシコントローラ → アップデート。 2. ファームウェアアップデート ページの シャーシインフラストラクチャファームウェア セクションにあ る ターゲットのアップデート 列でオプションを選択し、シャーシインフラストラクチャファームウェア の適用 をクリックします。 3. ファームウェアアップデート ページで 参照 をクリックし、適切なシャーシインフラストラクチャファ ームウェアを選択します。 4.
メモ: Chassis Management Controller を使用して iDRAC ファームウェアをアップデートするには、シ ャーシ内で SD カードが使用可能である必要があります。ただし、iDRAC ウェブインタフェースを介し て iDRAC ファームウェアをアップデートする場合は、CMC 内に SD カードは必要ありません。CMC からの iDRAC ウェブインタフェースの起動に関する詳細については、「サーバー状態ページからの iDRAC の起動」を参照してください。 ウェブインタフェースを使用したサーバー iDRAC ファームウェアのアップデー ト サーバーの iDRAC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1.
Lifecycle Controller サービスは各サーバー上で利用することができ、iDRAC によって円滑化されます。 Lifecycle Controller サービスを使って、サーバー上のコンポートおよびデバイスのファームウェアの管理を 行うことができます。Lifecycle Controller はファームウェアのアップデートに最適化アルゴリズムを使用 して再起動の数を効率的に削減します。 Lifecycle Controller は、iDRAC7 以降のサーバーに対してモジュールアップデートサポートを提供します。 メモ: Lifecycle Controller ベースのアップデート機能を使用する前に、サーバーファームウェアのバー ジョンをアップデートする必要があります。また、サーバーコンポーネントファームウェアモジュール をアップデートする前に、CMC ファームウェアをアップデートする必要もあります。 メモ: コンポーネントのファームウェアをアップデートするには、サーバーに対して CSIOR が有効化さ れている必要があります。以下のサーバーで CSIOR を有効にするには、次の手順を実行します
に関する詳細については、Dell Tech Center で「Dell Repository Manager を使用したデルサポートサイトで の最新アップデートの検索」を参照してください。DRM が使用するインベントリファイルをリポジトリ作成 用の入力として保存することについての情報は、「CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシインベン トリレポートの保存」を参照してください。 メモ: シングルクリックですべてのブレードをアップデートする方法には、次の利点があります。 • 最小のクリック数で、すべてのブレードサーバーのすべてのコンポーネントをアップデートするこ とが可能。 • すべてのアップデートがひとつのディレクトリにパッケージ化されているため、各コンポーネント のファームウェアの個別アップロードが不要。 • サーバーコンポーネントをアップデートするためのより短時間かつ一貫的な方法。 • サーバーコンポーネントの必要なアップデートバージョンで標準イメージを維持することができ、 一回の操作で複数のサーバーをアップデートするために使用することが可能。 • Dell Server Upda
Lifecycle Controller サービスがサーバーで無効になっている場合、コンポーネント / デバイスファームウェ アインベントリ セクションに次のメッセージが表示されます。 Lifecycle Controller may not be enabled.
CMC ウェブインタフェースを使用した、サーバーコンポーネントファームウェア のアップデートタイプの選択 サーバーコンポーネントのアップデートのタイプを選択するには、次のようにします。 1. システムツリーで、サーバーの概要 へ移動し、 アップデート → サーバーコンポーネントのアップデー ト をクリックします。 サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用したファームウェアアップデートのためのコンポーネントの フィルタ デバイスをフィルタするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで サーバー概要 に移動し、アップデート をクリックします。 2.
メモ: この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用したファームウェアインベントリの表示 ファームウェアインベントリを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで サーバー概要 をクリックし、アップデートをクリックします。 2.
フィールド 説明 Model(モデル) サーバーのモデルを表示します。 コンポーネン ト / デバイス サーバー上のコンポーネントおよびデバイスの情報を表示します。列幅が狭すぎる 場合、マウスオーバーツールで説明が表示されます。 現在のバージ ョン サーバー上のコンポーネントとデバイスの現在のバージョンを表示します。 ロールバック バージョン サーバー上のコンポーネントとデバイスのロールバックバージョンを表示します。 ジョブ状態 そのサーバー上でスケジュールされているすべての操作のジョブ状態を表示します。 ジョブ状態は継続的に動的にアップデートされます。状態が完了となっているジョ ブの完了が検出されると、コンポーネントまたはデバイスのいずれかでファームウェ アバージョンが変更された場合に備えて、サーバー上のコンポーネントおよびデバイ スのファームウェアバージョンが自動的に更新されます。現在の状況の隣には情報 アイコンも表示され、現在のジョブ状態に関する追加情報を提供します。この情報 は、アイコンをクリックする、またはカーソルを置くことで表示できます。 アップデート サーバー上のファームウ
CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の 設定 ネットワーク共有の場所または資格情報を設定または編集するには、次のようにします。 1. CMC ウェブインタフェースのシステムツリーで サーバー概要 に移動し、ネットワーク共有 をクリック します。 ネットワーク共有の編集 ページが表示されます。 メモ: シャーシプロファイル、サーバープロファイル、および起動 ID プロファイル用に同じフォル ダを使用しているときは、プロファイルが 100 個以上になるとパフォーマンスの問題が発生する 場合があります。 2. ネットワーク共有設定 セクションで、必要に応じて次の設定を行います。 • プロトコル • IP アドレスまたはホスト名 • 共有名 • アップデートフォルダ • ファイル名(オプション) メモ: ファイル名 は、デフォルトのカタログファイル名が catalog.
一度に実行できる操作は 1 種類のみです。サポートされていないコンポーネントとデバイスがインベントリ の一部としてリストされる可能性がありますが、Lifecycle Controller 操作を許可しないでください。 Lifecycle Controller 操作を実行するには、以下が必要です。 • • CMC:サーバー管理者権限。 iDRAC:iDRAC の設定 権限および iDRAC へのログイン権限。 サーバーでスケジュールされた Lifecycle Controller 操作は、完了に 10~15 分かかる場合があります。この プロセスでは、ファームウェアのインストールが実行されるサーバーの再起動が数回行われ、これにはファ ームウェアの検証ステージも含まれます。この処理の進行状況を、サーバーコンソールで表示することがで きます。サーバー上にアップデートの必要があるコンポーネントまたはデバイスが複数ある場合、すべての アップデートを 1 つの操作に統合してスケジュールすることにより、再起動の必要回数を最小限に減らすこ とができます。 操作が別のセッションまたはコンテキストを介したスケジュールのために
Controller のバージョン互換性ロジックによって異なります。Lifecycle Controller はまた、以前のバージョ ンのアップデートが Lifecycle Controller によって行われたものとみなします。 メモ: この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェア のロールバック サーバーコンポーネントファームウェアバージョンを以前のバージョンにロールバックするには、次の手順 を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要→ アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページの アップデートタイプの選択 セクションで、 ファイルか らアップデート を選択します。 3. ロールバックバージョン 列で、ファームウェアをロールバックするコンポーネントまたはデバイスのオ プションを選択します。 4. 次のオプションのいずれかを選択します。 5.
すべての Lifecycle Controller アップデートは、即時に実行するようにスケジュールされます。ただし、シス テムサービスにより、これらの実行が遅延されることもあります。そのような状況では、CMC にホストされ ているリモート共有が実行時に利用不可となり、その結果アップデートが失敗します。 CMC ウェブインタフェースを使用した、ファイルからのサーバーコンポーネント ファームウェアのアップグレード ファイルからアップデート モードを使用して、サーバーコンポーネントファームウェアのバージョンをアッ プグレードするには、次のようにします。 1. CMC ウェブインタフェースのシステムツリーで、サーバーの概要 に移動し、アップデート → サーバー コンポーネントのアップデートとクリックします。 サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。 2. アップデートタイプの選択 セクションで、ファイルからアップデート を選択します。詳細については、 「CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェアのアップデートタイプ の選択」を参照してください。 3.
ネットワーク共有を使用したサーバーコンポーネントのシングルクリックアップ デート Dell Repository Manager と Dell PowerEdge VRTX のモジュラー型シャーシ統合を使用したネットワーク共 有からのサーバーまたはサーバーコンポーネントのアップデートでは、カスタマイズされたバンドルファー ムウェアの使用によってアップデートが簡素化されるため、迅速かつ容易な導入が可能になります。ネット ワーク共有からのアップデートは、NFS または CIFS のいずれかから、単一のカタログを使用して第 12 世代 サーバーコンポーネントのすべてを同時にアップデートする柔軟性を実現します。 この方法は、Dell Repository Manager、および CMC Web インターフェースを使用してエクスポートしたシ ャーシインベントリファイルで、ユーザーが所有する接続済みシステムに対して、迅速かつ容易なカスタム リポジトリの構築法を提供します。DRM では、特定のシステム設定向けのアップデートパッケージのみを含 む、完全にカスタマイズされたリポジトリを作成することができ、古くなったデバイス限定
Inventory.xml ファイルは外部システムに保存されます。Dell Repository Manager は inventory.xml フ ァイルを使用して、カスタマイズされたアップデートのバンドルを作成します。このリポジトリは、 CMC によって設定された CIFS または NFS 共有に保存されます。Dell Repository Manager を使用した リポジトリの作成の詳細については、dell.com/support/manuals で利用できる『Dell Repository Manager Data Center バージョン 1.8 ユーザーズガイド』および『Dell Repository Manager Business Client バージョン 1.8 ユーザーズガイド』を参照してください。 5.
表 7. N バージョンへのサーバーコンポーネントアップデートでサポートされているサーバーコンポーネントのバ ージョン プラットフォーム サーバーコンポーネント 以前のコンポーネントの バージョン(N-1 バージ ョン) アップデート後のコンポ ーネントのバージョン(N バージョン) M520 iDRAC 1.57.57 2.20.20.20 Lifecycle Controller 1.4.0.128 適用なし BIOS 2.3.2 2.4.2 iDRAC 1.57.57 2.20.20.20 Lifecycle Controller 1.4.0.128 適用なし BIOS 2.4.3 2.5.2 iDRAC 1.57.57 2.20.20.20 Lifecycle Controller 1.4.0.128 適用なし BIOS 2.2.2 2.3.2 iDRAC 2.10.10.10 2.20.20.20 Lifecycle Controller 適用なし 適用なし BIOS 1.1.5 適用なし iDRAC 2.10.
ウェブインタフェースを使用したスケジュール済みサーバーコンポーネントファ ームウェアジョブの削除 スケジュール済みサーバーコンポーネントファームウェアジョブを削除するには: 1. 左ペインで、サーバー概要 をクリックし、アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページで、コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オ プション)。 3. ジョブステータス 列でチェックボックスがジョブステータスの横に表示されている場合は、Lifecycle Controller ジョブが進行中で、現在の表示されている状態であることを意味します。そのジョブは、ジ ョブ削除操作の対象として選択できます。 4. ジョブの削除 をクリックします。選択されたコンポーネントまたはデバイスに対するジョブが削除さ れます。 CMC ウェブインタフェースを使用したストレージコンポー ネントのアップデート 必要なストレージコンポーネントの DUP がダウンロードされていることを確認してください。 ストレージコンポーネントをアップデートするには、次の手順を実行します。 1.
CMC を使用した iDRAC ファームウェアのリカバリ iDRAC ファームウェアは通常、iDRAC ウェブインタフェースなどの iDRAC インタフェース、SM-CLP コマ ンドラインインタフェース、または support.dell.
5 シャーシ情報の表示とシャーシとコンポー ネントの正常性状態の監視 次に関する情報の表示と正常性の監視を行うことができます。 • • • • • • • • • • アクティブとスタンバイの CMC すべてのサーバーと個々のサーバー IO モジュール ファン 電源装置ユニット(PSU) 温度センサー ハードディスクドライブ LCD アセンブリ ストレージコントローラ PCIe デバイス メモ: 外部コンポーネントの正常性は、既存のストレージ正常性を備えたストレージコンポーネントの 全体の正常性および、VRTX の内蔵ストレージコンポーネントに影響します。つまり、外部コンポーネ ントは、シャーシ内のコンポーネントの正常性には影響しません。 シャーシとコンポーネント概要の表示 CMC ウェブインタフェースにログインすると、シャーシ正常性 ページにシャーシの正常性とそのコンポー ネントが表示されます。そこでは、シャーシとそのコンポーネントがグラフィカルに表示されます。表示は 動的にアップデートされ、現在の状況を反映するようにコンポーネントのサブグラフィックオーバーレイお よびテキストヒントも自動的に変更されま
シャーシの正常性を表示するには、シャーシ概要 をクリックします。システムがシャーシ、アクティブとス タンバイの CMC、サーバーモジュール、IO モジュール(IOM)、ファン、送風装置、電源装置ユニット (PSU)、LCD アセンブリ、ストレージコントローラ、および PCIe デバイスの総合的な正常性ステータスを 表示します。各コンポーネントをクリックすると、そのコンポーネントの詳細情報が表示されます。さらに、 CMC ハードウェアログ内の最新のイベントも表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照し てください。 お使いのシャーシがグループリードとして設定されている場合は、ログイン後に グループ正常性 ページが表 示されます。これにはシャーシレベルの情報とアラートが表示され、すべてのアクティブ、重要、および非 重要アラートが表示されます。 シャーシの図解 シャーシは正面図と背面図で示されています(それぞれ上のイメージと下のイメージ)。サーバー、DVD、 HDD、KVM、および LCD は前面図、残りのコンポーネントは背面図で示されています。コンポーネントを 選択すると青色で表示され、必要なコンポ
アイコン 説明 サーバーは存在しません。 選択したコンポーネントの情報 選択したコンポーネントの情報は、次の 3 つの独立した項で表示されます。 • 正常性、パフォーマンスおよびプロパティ — ハードウェアログによって表示されているアクティブ、重 要、非重要イベント、および時間によって変化するパフォーマンスデータが表示されます。 • プロパティ — 時間によって変化しない、またはほとんど変化しないコンポーネントのプロパティが表示 されます。 • クイックリンク — 最も頻繁にアクセスするページと最も頻繁に実行される操作へ移動できるリンクが提 供されます。選択したコンポーネントに適用されるリンクのみが、この項に表示されます。 次の表は、ウェブインタフェースの シャーシの正常性 ページに表示されるコンポーネントプロパティと情報 のリストです。 コンポーネント 正常性とパフォーマンスプ ロパティ プロパティ クイックリンク LCD アセンブ リ フロントパネル設定 • LCD の正常性 • シャーシの電源ボタン • シャーシの正常性 • コントロールパネル LCD のロック
KVM スロット DVD スロット Health(正常性) • 総システムメモリ容量 • KVM のマッピング • スロット 1:前面パネル USB/ ビデオ有効 • スロット 2:前面パネル USB/ ビデオ有効 • スロット 3:前面パネル USB/ ビデオ有効 • スロット 4:前面パネル USB/ ビデオ有効 82 フロントパネル設定 Health(正常性) • DVD のマッピング • 電源状況 • SLOT 1:DVD 有効 • SLOT 2:DVD 有効 • SLOT 3:DVD 有効 • SLOT 4:DVD 有効 Health(正常性) • Model(モデル) 状況 • Serial Number(シリアル • 番号) • 電源状態 • PCIe デバイス フロントパネル設定 • ディスクスロッ • ト • 電源装置 メモ: サーバーの電 源を切る と 正常な シャットダウン の ためのクイックリ ンクは、サーバーの 電源状態がオンの 場合にのみ表示さ れます。サーバー の電源状態がオフ の場合は、サーバー
ファン 送風装置 SPERC スロッ ト 外付け共有 PERC 8 カード スロット IOM スロット • 割り当て済み電力 • ファブリック • 電源状態 • Speed(速度) • 警告しきい値 • ファンの状態 • PWM(最大に対する割 合) • 重要しきい値 • ファン設定 • ファンオフセット • Speed(速度) • 警告しきい値 • ファンの状態 • PWM(最大に対する割 合) • 重要しきい値 • ファン設定 • 拡張冷却モード • 取り付け済み • Model(モデル) • コントローラの状態 • 割り当て済み • サーバースロットのマッ • ピング • ベンダ ID • デバイス ID • Slot Type(スロットタイ プ) • 割り当て済み電力 • ファブリック • 電源状態 • 取り付け済み • Model(モデル) • 割り当て済み • サーバースロットのマッ • ピング • • ベンダ ID • デバイス ID • Slot
2.
IOM の情報および正常性状態の表示 CMC ウェブインタフェースで IOM の正常性状態を閲覧するには、次のいずれかを実行します。 1. シャーシ概要 をクリックします。 シャーシ正常性 ページが表示されます。左ペインのグラフィックは、シャーシの背面図、正面図、およ び側面図を表示し、IOM の正常性状態も含まれています。IOM 正常性状態は、IOM サブグラフィック のオーバーレイによって示されます。テキストヒントはその IOM の追加情報を示します。右ペインに IOM の情報を表示するには、IOM サブグラフィックをクリックします。 2.
ファンス状態 ページには、シャーシ内のファンの状態、速度の測定値(毎分の回転数、RPM)、および しきい値が表示されます。ファンは 1 台、または複数台存在する場合があります。 メモ: CMC とファン装置間で通信障害が発生した場合、CMC はファンユニットの正常性状態を取 得または表示できません。 メモ: ファンの両方がスロットに存在しない場合、またはファンが低速回転している場合には、次 のメッセージが表示されます。 ファン <番号> が重要な下限しきい値の下回っています。 詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 ファンの設定 ファンオフセット — シャーシのストレージおよび PCIe 領域により高い冷却機能を提供する機能です。この 機能によって、HDD、共有 PERC コントローラ、および PCIe カードスロットへの送風量を増やすことがで きます。ファンオフセットは、たとえば、通常よりも高い冷却能力を必要とするハイパワーまたはカスタム PCIe カードを使用するときに使用します。ファンオフセット機能には、オフ、低、中、高のオプションがあ ります。これらの設定は、それぞれ最大速度の 20
が有効化されていても、追加冷却が必要な場合にのみ、送風装置速度の高速化が見られます。この状況の例 には、高レベルのサーバー使用率または負荷、および周囲温度が高い環境が含まれます。 デフォルトで ECM はオフです。ECM が有効化されると、送風装置はブレードごとに約 20% 増しの送風を行 うことができます。 ECM モードを設定するには、シャーシ概要 → ファン → セットアップ と移動します。詳細ファン設定 ペー ジの 送風装置設定 表で、拡張冷却モード に対応する 値 ドロップダウンメニューから、オプションを適切に 選択します。 ECM 機能の詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 前面パネルプロパティの表示 前面パネルプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 前面パネル をクリックします。 2.
または、シャーシ概要 → 前面パネル → プロパティ → 状態 に移動します。状態 ページの LCD のプロパ ティ で、シャーシ上で使用可能な LCD の状態を表示できます。詳細については『オンラインヘルプ』 を参照してください。 温度センサーの情報と正常性状態の表示 温度センサーの正常性状態を表示するには、次の手順を実行します。 左ペインで、シャーシ概要 → 温度センサー をクリックします。 温度センサー状態 ページには、シャーシ全体(シャーシおよびサーバー)の温度プローブの状態と読み 取り値が表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: 温度プローブの値を編集することはできません。しきい値を超える変化にはアラートが生成 され、ファン速度が変化します。たとえば、CMC 環境温度プローブがしきい値を超えると、シャ ーシ内のファンの速度が上昇します。 ストレージコンポーネントのストレージ容量と状態の表示 ストレージコンポーネントの容量およびフォールトトレランス状態を表示するには、次のいずれかを実行し ます。 1.
CMC の設定 6 Chassis Management Controller は、リモート管理タスクを実行するためのプロパティの設定、ユーザーの セットアップ、およびアラートの設定を可能にします。 CMC の設定を始める前に、まず CMC ネットワーク設定を指定し、CMC がリモート管理できるようにする 必要があります。この初期設定によって、CMC へのアクセスを可能にするための TCP/IP ネットワークパラ メータが割り当てられます。詳細については、「CMC への初期アクセスのセットアップ」を参照してくださ い。 ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC を設定できます。 メモ: 最初の CMC の設定を行う際は、リモートシステム上での RACADM コマンドの実行に root ユー ザーとしてログインする必要があります。CMC の設定権限を持つ別のユーザーを作成することもでき ます。 CMC のセットアップおよび基本的な設定の終了後、以下を実行できます。 • 必要に応じてネットワーク設定を変更。 • CMC にアクセスするインタフェースを設定します。 • LCD ディス
シャーシ上にネットワークに接続されている CMC が 2 台(アクティブとスタンバイ)存在する場合、フェ ールオーバーが生じると、スタンバイ CMC がアクティブ CMC のネットワーク設定を自動的に引き継ぎま す。 IPv6 が起動時に有効化されると、3 つのルータ要請がその後 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークの スイッチがスパニングツリープロトコル(SPT)を実行している場合、外部スイッチポートが 13 秒以上ブロ ックされ、IPv6 ルータ要請が送信されます。このような場合、IPv6 ルータによってルータ広告が不要に送信 されるまで、IPv6 接続性が制限される期間が生じる場合があります。 メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性がありま す。 メモ: CMC ネットワーク設定を指定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変 更 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ネットワーク LAN 設定を表示および変更するには: 1.
CMC IPv6 アドレス指定を有効または無効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 1 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 0 メモ: 次に注意してください。 • ネットワーク設定の変更から、その変更が適用されるまでには 30 秒の遅延があります。 • CMC IPv6 アドレス指定はデフォルトで無効になっています。 IPv4 では、CMC はデフォルトで DHCP サーバーから自動的に CMC IP アドレスを要求して取得します。こ の機能を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定できます。 IPv4 ネットワークで DHCP を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指 定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking cfgLanNetworking cfgLanNetworking cfgLanN
DNS の静的 IP アドレスの設定 メモ: 静的 DNS IP アドレス設定は、DNS アドレス機能向けの DCHP が無効化されない限り、有効では ありません。 IPv4 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 racadm config g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 IPv6 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer1 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer2 DNS 設定のセットアップ(IPv4 と IPv6) • CMC 登録-DNS サーバーで CMC を登録するには、次を入力
ここで、 は 10 または 100(デフォルト)です。 最大転送単位(MTU)の設定(IPv4 と IPv6) MTU プロパティでは、インタフェースを通して渡すことができるパケットの最大サイズを設定できます。 MTU を設定するには、次を入力してください。 racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningMtu ここで、 は 576~1500 の数値です(両方を含む。デフォルトは 1500) 。 メモ: IPv6 では最低 1280 の MTU が必要です。IPv6 が有効で、cfgNetTuningMtu の値がこれよりも 低い値に設定されている場合、CMC は 1280 の MTU を使用します。 CMC ネットワークおよびログインセキュリティ設定の実行 CMC における IP アドレスブロックおよびユーザーブロック機能によって、パスワード推測の試みによるセ キュリティ問題を防止することができます。この機能は、IP アドレス範囲と CMC にアクセスできるユーザ ーのブロックを可能にします。デフォルトで、CMC では I
RACADM を使用した IP 範囲属性の設定 RACADM を使用して、以下の CMC の IP 範囲属性を設定できます。 • IP 範囲チェック機能 • CMC アクセスからブロックする IP アドレスの範囲 • CMC アクセスからブロックする IP 範囲マスク IP フィルタは、受信ログインの IP アドレスを指定された IP アドレス範囲と比較します。受信 IP アドレスか らのログインは、以下の両方が一致したときのみ許可されます。 • cfgRacTuneIpRangeMask(ビットワイズ)および受信 IP アドレス • cfgRacTuneIpRangeMask(ビットワイズ)および cfgRacTuneIpRangeAddr で指定された IP アドレス メモ: • IP 範囲チェック機能を有効化するには、 cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeEnable <0/1> • CMC アクセスをブロックする IP アドレスの範囲を指定するには、cfgRacTuning グループで次のプロ パティを使用します
また、1つのコマンドで VLAN ID と VLAN 優先順位を指定できます。 racadm setniccfg -v たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -v 1 7 4. CMC VLAN を削除するには、外部シャーシ管理ネットワークの VLAN 機能を無効にします。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicVLanEnable 0 次のコマンドを使用しても、CMC VLAN を削除できます。 racadm setniccfg -v ウェブインタフェースを使用した CMC の仮想 LAN タグプロパティの設定 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC 用仮想 LAN(VLAN)を設定するには、次の手順を実行します。 1.
• ネットワーク設定またはネットワークセキュリティプロパティが CMC ウェブユーザーインタフェース または RACADM を介して変更された。 • ウェブサーバーポートの設定がウェブユーザーインタフェースまたは RACADM を介して変更された。 • CMC がリセットされた。 • 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。 メモ: サービス設定を変更するには、シャーシ設定管理者権限が必要です。 リモート Syslog は、追加の CMC ログターゲットです。リモート Syslog を設定したら、CMC によって生成 される新しい各ログエントリが 、それぞれの送信先に転送されます。 メモ: 転送されるログエントリのネットワーク伝送は UDP であるため、ログエントリが確実に配信され るという保証もなければ、ログエントリが正常に受信されたかどうかを通知するフィードバックが CMC に送られることもありません。 CMC ウェブインタフェースを使用したサービスの設定 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC サービスを設定するには、次の手順を実行します。 1. 2.
たとえば、次のとおりです。 $ racadm getconfig -g cfgSessionManagement -m server-1 # cfgSsnMgtWebServerMaxSessions=N/A # cfgSsnMgtWebServerActiveSessions=N/A # cfgSsnMgtWebServerTimeout=N/A # cfgSsnMgtSSHMaxSessions=N/A # cfgSsnMgtSSHActiveSessions=N/A # cfgSsnMgtSSHTimeout=N/A # cfgSsnMgtTelnetMaxSessions=N/A # cfgSsnMgtTelnetActiveSessions=N/A # cfgSsnMgtTelnetTimeout=N/A CMC 拡張ストレージカードの設定 拡張不揮発性ストレージとして使用するため、オプションのリムーバブルフラッシュメディアの設定を有効 化または修復することができます。CMC の機能のなかには、動作が拡張不揮発性ストレージに依存するもの もあります。 CMC ウェブインタフェースを使用してリムーバ
CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシグループをセットアップするには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに、シャーシ管理者権限でログインします。 2. セットアップ → グループ管理 とクリックします。 3. シャーシグループ ページの 役割 で、リーダー を選択します。グループ名を追加するフィールドが表示 されます。 4. グループ名 フィールドにグループの名前を入力して、適用 をクリックします。 メモ: ドメイン名に適用される規則と同じものが、グループ名にも適用されます。 シャーシグルーブが作成されると、GUI が自動的に シャーシグループ ページに切り替わります。左ペイ ンにグループ名とリードシャーシでグループが示され、未実装のメンバーシャーシが左ペインに表示さ れます。 シャーシグループへのメンバーの追加 シャーシグループの設定後、そのグループにメンバーを追加するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシにシャーシ管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3.
シャーシグループの無効化 リードシャーシからグループを解除するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに、管理者権限でログインします。 2. 左ペインで、リードシャーシを選択します。 3. セットアップ → グループ管理 とクリックします。 4.
リーダーシャーシプロパティのメンバーシャーシへの伝達 グループのリーダーシャーシからメンバーシャーシにプロパティを伝達することができます。リーダープロ パティとメンバーを同期化するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに、管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3. セットアップ → グループ管理 とクリックします。 4.
エクスポートされたデータ サーバーインベントリレポートには、シャーシグループリーダーの通常のポーリング(30 秒ごと)中に各シ ャーシグループメンバーによって最近返されたデータが含まれます。 最も正確なサーバーインベントリレポートを取得するには、以下の条件を満たしている必要があります。 • シャーシグループのリーダーシャーシとシャーシグループのすべてのメンバーシャーシが シャーシ電源 状況オン になっている。 • 関連シャーシ内のすべてのサーバーの電源がオンになっている。 関連シャーシとサーバーのインベントリデータは、シャーシグループの一部のメンバーシャーシが以下の場 合は、インベントリレポートに含まれない可能性があります。 • シャーシ電源状況オフ 状況 • 電源オフ メモ: シャーシの電源がオフの状態でサーバーを挿入した場合、シャーシの電源が再びオンになるま で、モデル番号はウェブインタフェースのどこにも表示されません。 次の表は、各サーバーについてレポートされる特定のデータフィールドとフィールドの特定の要件を示して います。 表 9.
データフィールド 例 メモ: メンバー上に VRTX CMC 1.0(以降)が存 在している必要があります。存在しなければ、 何も表示されません。 CPU 情報 Intel (R) Xeon (R) CPU E5502 @1.87GHzn メモ: メンバー上に VRTX CMC 1.0(以降)が存 在している必要があります。存在しなければ、 何も表示されません。 データフォーマット インベントリレポートは、Microsoft Excel などのさまざまなツールにインポートできるように、.CSV ファ イルフォーマットで生成されます。インベントリレポート .
シャーシグループファームウェアバージョン ページにグループ内のすべてのシャーシが表示されます。 2. シャーシの選択 セクションで、インベントリを表示したいメンバーシャーシを選択します。 ファームウェア表示フィルタ セクションに選択したシャーシのサーバーインベントリ、およびすべての サーバーコンポーネントのファームウェアバージョンが表示されます。 ウェブインタフェースを使用した選択されたサーバーコンポーネントのファーム ウェアバージョンの表示 CMC ウェブインタフェースを使用して選択されたサーバーコンポーネントのファームウェアバージョンを 表示するには、次の手順を実行します。 1. 左側のペイン グループ を選択します。プロパティ → ファームウェアバージョン をクリックします。 シャーシグループファームウェアバージョン ページにグループ内のすべてのシャーシが表示されます。 2. シャーシの選択 セクションで、インベントリを表示したいメンバーシャーシを選択します。 3. ファームウェア表示フィルタ セクションで コンポーネント を選択します。 4.
メモ: サーバーおよび iDRAC の設定は、シャーシの設定と一緒に保存または復元されません。 現在のシャーシの設定を保存するには、次のタスクを実行します。 1. シャーシ設定プロファイル のページに移動します。保存およびバックアップ → 現在の設定の保存 のセ クションで、プロファイル名 フィールドにプロファイルの名前を入力します。 メモ: 現在のシャーシ構成を保存する際は、標準 ASCII 拡張文字セットがサポートされています。 ただし 、次の特殊文字は使用できません。 “、.、*、>、<、\、/、:、および | はサポートされません。 2. プロファイルタイプ オプションで、次のプロファイルタイプのいずれかを選択します。 • 置換 — このプロファイルタイプは、ユーザーパスワードおよびサービスタグなど書き込み専用の属 性以外の CMC 全体構成の属性で構成されています。このプロファイルタイプは、IP アドレスなどの 個人情報を含む完全なシャーシ設定を復元するバックアップファイルとして使用されます。 • 3. 4.
シャーシ設定プロファイルの適用 シャーシ設定プロファイルがネットワーク共有上に保存されたプロファイルとして存在する場合に、シャー シの設定をシャーシに適用することができます。シャーシ設定操作を始めるには、保存されているプロファ イルをシャーシに適用します。 シャーシにプロファイルを適用するには、次のタスクを実行します。 1. 2. シャーシ設定プロファイル ページに移動します。保存プロファイル のセクションで適用したい保存さ れたプロファイルを選択します。 プロファイルの適用 をクリックします。 新しいサーバープロファイルの適用は現在の設定を上書きし、選択したサーバーを再起動するという警 告メッセージが表示されます。操作を続行する場合は、それを確認するプロンプトが表示されます。 3. OK をクリックして、シャーシにプロファイルを適用します。 シャーシ設定プロファイルのエクスポート ネットワーク共有に保存されているシャーシ設定プロファイルを、管理ステーション上の指定したパスにエ クスポートすることができます。 保存されたプロファイルをエクスポートするには、次のタスクを実行します。 1.
RACADM を使用した複数の CMC の設定 RACADM を使用すると、同じプロパティで 1 つまたは複数の CMC を設定できます。 グループ ID と オブジェクト ID を使って特定の CMC カードをクエリすると、RACADM は取得した情報か ら racadm.cfg 設定ファイルを作成します。このファイルを 1 つ、または複数の CMC にエクスポートする ことにより、お使いのコントローラを最短の時間で同じプロパティに設定できます。 メモ: 一部の設定ファイルには、他の CMC にファイルをエクスポートする前に変更しなければならな い固有の CMC 情報(静的 IP アドレスなど)が含まれています。 1. 適切な設定を含むターゲット CMC に RACADM を使ってクエリします。 メモ: 生成される設定ファイルは myfile.cfg です。このファイル名は変更できます。.cfg ファイル にはユーザー パスワードは含まれません。新しい CMC に .cfg ファイルをアップロードしたら、 必ずすべてのパスワードを再度追加してください。 2.
RACADM は、.cfg ファイルが CMC に初めてロードされるときにそのファイルをパースして、有効なグルー プ名およびオブジェクト名が存在し、シンプルな構文規則に沿っていることを確認します。エラーはエラー を検出した行番号と共に示され、メッセージによりその問題が説明されます。ファイル全体が正確性のため にパースされ、すべてのエラーが表示されます。.cfg ファイルにエラーが発見された場合は、CMC に書き込 みコマンドは送信されません。設定を行う前に、すべてのエラーを訂正する必要があります。 設定ファイルを作成する前にエラーをチェックするには、-c オプションを config サブコマンドで使用しま す。-c オプションを使うと、config は構文を確認するだけで、CMC への書き込みは行いません。 .
たとえば、次のとおりです。 # # This is a comment [cfgUserAdmin] cfgUserAdminPageModemInitString= • グループエントリはすべて大カッコ([ と ])で囲む必要があります。 グループ名を示す最初の文字([)は 一列目になければなりません。このグループ名は、そのグループ内 の他のオブジェクトよりも前に指定する必要があります。関連するグループ名が含まれていないオブジ ェクトは、エラーを生成します。構成データは、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』のデータベースプロパティの章で定義されているように グループ化されます。次に、グループ名、オブジェクト、およびオブジェクトのプロパティ値の例を示し ます。 [cfgLanNetworking] -{group name} cfgNicIpAddress=143.154.133.
– cfgEmailAlert — cfgEmailAlertAddress – cfgTraps — cfgTrapsAlertDestIPAddr – cfgStandardSchema — cfgSSADRoleGroupName – cfgServerInfo — cfgServerBmcMacAddress CMC IP アドレスの変更 設定ファイルで CMC の IP アドレスを変更する場合は、不必要なすべての = エン トリを削除します。IP アドレスの変更に関する 2 つの = エントリを含む、[ と ] で 囲まれた実際の変数グループのラベルのみが残ります。 例: # # Object Group "cfgLanNetworking" # [cfgLanNetworking] cfgNicIpAddress=10.35.10.110 cfgNicGateway=10.35.10.
1. get コマンドを使用して、シャーシ設定プロファイルを clone.xml ファイルとしてエクスポートするに は、次のように入力します。 racadm get –f clone.xml –t xml –l //xx.xx.xx.xx/PATH –u USERNAME –p PASSWORDCMC 2. get コマンドを使用して、シャーシ設定プロファイルを clone.xml ファイルとして NFS ネットワーク共 有にエクスポートするには、次のように入力します。 racadm get –f clone.xml –t xml –l xx.xx.xx.xx:/PATH リモート RACADM インタフェースを使用して、シャーシ設定プロファイルをネットワーク共有にエクスポ ートできます。 1. シャーシ設定プロファイルを clone.xml ファイルとして CIFS ネットワーク共有にエクスポートするに は、次のように入力します。 racadm –r xx.xx.xx.xx –u USERNAMECMC –p PASSWORDCMC get –f clone.xml –t xml –l //xx.
1. clone.xml ファイルとして、シャーシ設定プロファイルをエクスポートするには、次のように入力しま す。 racadm –r xx.xx.xx.xx –u USERNAMECMC –p PASSWORDCMC set –f clone.xml –t xml 構文解析規則 シャーシ設定プロファイルのエクスポートされた XML ファイルのプロパティを手動で編集することができ ます。 XML ファイルには次のプロパティが含まれています。 • システム構成:親ノードです。 • コンポーネント:プライマリの子ノードです。 • 属性:名前と値が入っています。これらのフィールドは編集できます。例えば、Asset Tag の値を次の ように編集できます。 PAGE 112これらのオブジェクトの詳細については、dell.
7 サーバーの設定 サーバーの次の設定を行うことができます。 • スロット名 • iDRAC ネットワーク設定 • DRAC 仮想 LAN タグ設定 • 最初の起動デバイス • サーバー FlexAddress • リモートファイル共有 • サーバークローンを使用した BIOS の設定 スロット名の設定 スロット名は個別のサーバーを識別するために使用します。スロット名を選択するとき、次のルールが適用 されます。 • 名前には、最大 15 文字の非拡張 ASCII 文字(ASCII コード 32 から 126 まで)を含めることができます。 また、標準文字および特殊文字を使用することもできます。 • スロット名はシャーシ内で一意である必要があります。複数のスロットに同じ名前を割り当てることは できません。 • スロット名では大文字と小文字は区別されません。Server-1, server-1, and SERVER-1 はすべて 同じ名前と見なされます。 • スロット名には、次の文字列で始まる名前を付けることはできません。 – Switch– Fan– PS– DRAC
ウェブインタフェースでのスロット名の設定は、CMC にしか保存されません。サーバーがシャーシから取り 外されると、スロット名の設定はサーバーに残りません。 CMC ウェブインタフェースで設定したスロット名の設定は、iDRAC インタフェースに表示されている名前 の変更に常に上書きします。 CMC ウェブインタフェースを使用してスロット名を編集するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → サーバー概要 → セットアップ → スロット名 に移動します。 2. スロット名 ページの スロット名 フィールドで、スロット名を編集します。 3. サーバーのホスト名をスロット名として使用するには、ホスト名をスロット名として使用する オプショ ンを選択します。これにより、サーバーのホスト名(またはシステム名)がある場合は、静的スロット 名がこれで上書きされます。この操作には、サーバーに OMSA エージェントをインストールすることが 必要です。OMSA エージェントの詳細については、dell.
設定 説明 • • • • 処置なし — サーバーが挿入されたときに処置 は実行されません。 QuickDeploy のみ — このオプションを選択し て、新規サーバーがシャーシに挿入されたとき に iDRAC ネットワーク設定を適用します。指 定された自動展開の設定は新規 iDRAC の設定 に使用され、root パスワードの変更 が選択さ れている場合は root ユーザーパスワードが含 まれます。 サーバープロファイルのみ — このオプション を選択して、新しいサーバーがシャーシに挿入 された時に、割り当てられたサーバープロファ イルを適用します。 QuickDeploy とサーバープロファイル — この オプションを選択して、新規サーバーがシャー シに挿入された時、まず最初に iDRAC ネット ワーク設定を適用してから、割り当てられたサ ーバープロファイルを適用します。 。 サーバー挿入時の iDRAC root パスワードの設定 このオプションを選択して、サーバーが挿入され たときに iDRAC root パスワード フィールドに入 力された値と一致するように iDRAC root パ
設定 説明 ールドが無効になり、各 iDRAC へのこれらの設定 の自動割り当てに DHCP が使用されるため、変更 できません。このオプションを選択するには、 iDRAC IPv4 を有効にする オプションを選択して おく必要があります。QuickDeploy IP アドレスに は、2 および 4 の 2 つのオプションがあります。 開始 iDRAC IPv4 アドレス(スロット 1) エンクロージャのスロット 1 に搭載されているサ ーバーの iDRAC の固定 IP アドレスを指定します。 各後続 iDRAC の IP アドレスは、スロットごとにス ロット 1 の IP アドレスから1ずつ増加します。IP アドレスにスロット数を足した値がサブネットマ スクより大きいと、エラー メッセージが表示され ます。 メモ: サブネットマスクとゲートウェイは、IP アドレスのように増加することはありませ ん。 たとえば、開始 IP アドレスが 192.168.0.250 で サブネットマスクが 255.255.0.0 である場合、 スロット 15 の QuickDeploy IP アドレスは 192.168.
3.
個々のサーバー iDRAC の iDRAC ネットワーク設定の変更 この機能を使用して、取り付けられている各サーバーの iDRAC ネットワーク設定を設定できます。それぞれ のフィールドに表示される初期値は、iDRAC から読み取られた現在の値です。この機能を使用するには、 Enterprise ライセンスが必要です。 iDRAC ネットワーク設定を変更するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 をクリックし、セットアップ をクリックします。iDRAC の導入 ページの iDRAC ネットワーク設定 セクションに、取り付けられているすべてのサーバーの iDRAC IPv4 および IPv6 ネットワーク設定がリストされます。 2. サーバーの必要に応じて、iDRAC ネットワーク設定を変更します。 メモ: IPv4 または IPv6 設定を指定するには、LAN を有効にする オプションを選択する必要があり ます。各フィールドの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 3.
iDRAC 仮想 LAN タグの設定 仮想 LAN(VLAN)タグでは、複数 VLAN の同じ物理ネットワークケーブル上での共存、およびセキュリティ または負荷管理の目的でネットワークのトラフィックを分離させることができます。VLAN 機能を有効にす ると、各ネットワークパケットに VLAN タグが割り当てられます。VLAN タグはシャーシプロパティであり、 これらのタグは、コンポーネントが取り外されたときでもシャーシに残ります。 RACADM を使用した iDRAC 仮想 LAN タグの設定 • 次のコマンドを使用して、特定サーバーの仮想 LAN ID と優先順位を指定します。 racadm setniccfg -m server- -v の有効値は 1~4 です。 の有効値は 1~4000、および 4021~4094 の範囲の数値です。デフォルトは 1 です。 の有効値は 0~7 です。デフォルトは 0 です。 たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m server
再インストールなどのタスクを実行するためのイメージから起動できるように、1 回限りの起動デバイスと して設定することもできます。 次回起動のみ、または後続のすべての再起動用に、最初の起動デバイスを選択できます。システムの最初の 起動デバイスを設定することもできます。システムは、次回および後続の再起動時に選択されたデバイスか ら起動し、そのデバイスは、CMC ウェブインタフェース(シャーシ概要 → サーバー概要 → セットアップ → 最初の起動デバイス)または BIOS 起動順序のどちらかで再度変更されるまでは、最初の起動デバイスと して維持されます。 メモ: CMC ウェブインタフェースで最初の起動デバイスの設定は、システム BIOS 起動設定を上書きし ます。 指定する起動デバイスは存在するもので、ブータブルメディアを含む必要があります。 次のデバイスについて、最初の起動デバイスを設定できます。 表 11.
3. 選択した同じデバイスから毎回起動するようにサーバーを設定するには、そのサーバーの 1 回限りの起 動 チェックボックスの選択を解除します。選択したデバイスから次回のみ起動するようにサーバーを 設定するには、そのサーバーの 1 回限りの起動 チェックボックスを選択します。 4. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 CMC ウェブインタフェースを使用した個々のサーバーの最初の起動デバイスの 設定 メモ: サーバーの最初の起動デバイスを設定するには、サーバー管理者 特権、または シャーシ設定シス テム管理者 特権、および iDRAC ログイン特権 が必要です。 個々のサーバーに最初の起動デバイスを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 をクリックし、最初の起動デバイスを設定するサーバーをクリックします。 2. セットアップ → 最初の起動デバイス に移動します。最初の起動デバイス ページが表示されます。 3. 最初の起動デバイス ドロップダウンメニューで、各サーバーに使用する起動デバイスをリストボックス から選択します。 4.
3.
• 保存プロファイルを削除する。 • Quick Deploy オプションを使って選択したプロファイルをターゲットデバイスに展開する。 • 最近のサーバープロファイルタスクのログアクティビティを表示する。 サーバープロファイルページへのアクセス サーバープロファイル ページを使用して、1 つまたは複数のサーバーに対してサーバープロファイルの追加、 管理、および適用を行うことができます。 CMC ウェブインタフェースを使用して サーバープロファイル ページにアクセスするには、左側のペインで シャーシ概要 → サーバー概要 に移動します。セットアップ → プロファイル をクリックします。サーバー プロファイル ページが表示されます。 プロファイルの追加または保存 サーバーのプロパティをコピーする前に、まずプロパティを保存プロファイルにキャプチャします。保存プ ロファイルを作成して、各プロファイルに名前および説明(オプション)を入力します。CMC 不揮発性拡張 ストレージメディアには、最大 16 の保存プロファイルを保存することができます。 メモ: リモート共有を利用できる場合は、CMC 拡張ストレー
メモ: 設定を収集するプロセスはバックグラウンドで実行されることから、新しいプロファイルが 表示されるまでしばらく時間がかかることがあります。新しいプロファイルが表示されない場合、 プロファイルログでエラーをチェックしてください。 プロファイルの適用 サーバー設定複製は、サーバープロファイルが CMC 上の不揮発性メディアで保存されたプロファイルとし て使用できる、またはリモート共有に保存されている場合にのみ可能です。サーバー設定複製操作を開始す るには、保存されたプロファイルを 1 台または複数台のサーバーに適用することができます。 メモ: サーバーが Dell Lifecycle Controller をサポートしていない場合、またはシャーシの電源がオフに なっている場合は、プロファイルをサーバーに適用できません。 プロファイルを 1 つ、または複数のサーバーに適用するには、次の手順を実行します。 1.
プロファイルのエクスポート 保存されたサーバープロファイルを、管理ステーションの指定されたファイルフォルダパスにエクスポート することができます。 保存されたプロファイルをエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページに移動します。保存プロファイル セクションで必要なプロファイルを選 択してから、プロファイルのコピーのエクスポート をクリックします。 ファイルを開くか保存するかをたずねる ファイルのダウンロード メッセージが表示されます。 2.
プロファイルの削除 CMC 不揮発性メディア(SD カード)またはネットワーク共有に保存されたサーバープロファイルを削除す ることができます。 保存されたプロファイルを削除するには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページの 保存プロファイル セクションで必要なプロファイルを選択してから、 プロファイルの削除 をクリックします。 プロファイルを削除すると選択したプロファイルが恒久的に削除されるという警告メッセージが表示さ れます。 2.
完了状態とトラブルシューティング 適用済みの BIOS プロファイルの完了状態をチェックするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → サーバー概要 → セットアップ → プロファイル をクリックします。 2. サーバープロファイル ページで、最近のプロファイルログ セクションから送信済みジョブのジョブ ID (JID)を書き取ります。 3. 左ペインで、サーバー概要 → トラブルシューティング → Lifecycle Controller ジョブ をクリックしま す。ジョブ 表内で同じ JID を検索します。CMC を使用した Lifecycle Controller ジョブの実行の詳細 に関しては、「Lifecycle Controller ジョブ操作」を参照してください。 4.
メモ: • プロファイルが割り当てられていないスロットは、選択ボックスに表示される「プロファイル未選 択」で示されます。 • プロファイルの割り当てを 1 つ、または複数のスロットから削除するには、スロットを選択して 割 り当ての削除 をクリックします。1 つ、または複数のスロットからプロファイルを削除すると、 Quick Deploy プロファイル 機能が有効化されている時にスロットに挿入されたサーバーすべての プロファイル内の設定が削除されることを警告するメッセージが表示されます。プロファイルの割 り当てを削除するには、OK をクリックします。 • スロットからすべてのプロファイル割り当てを削除するには、ドロップダウンメニューで プロファ イル未選択 を選択します。 メモ: Quick Deploy プロファイル 機能を使用してプロファイルがサーバーに導入されるときは、アプ リケーションの進捗と結果がプロファイルログに維持されます。 メモ: • サーバーがスロットに挿入されているときにアクセスできないネットワーク共有上に割り当てられ たプロファイルがある場合は、割り当てられたプロファイルがス
– 起動 ID プロファイルテンプレートを保存し、各サーバーで使用される SAN 起動パラメータを編集 し、含めることでネットワーク共有上の起動 ID プロファイルをカスタマイズすることができます。 – 起動 ID プロファイルを適用する前に、初期設定を使用するサーバーを準備します。 – 各サーバーに起動 ID プロファイルを適用し、それらを SAN から起動します。 • クイックリカバリ用のスペアスタンバイサーバー(1 つ、または複数)を設定します。 – 起動 ID プロファイルを適用する前に、初期設定を使用するスタンバイサーバーを準備する。 • 次のタスクを実行することで、故障したサーバーの作業負荷を新しいサーバーで使用します。 – 故障したサーバーが復帰する際に MAC アドレスが重複されないように、故障したサーバーの起動 ID をクリアします。 – 故障したサーバーの起動 ID を予備スタンバイサーバーに適用します。 – サーバーを新しい起動 ID で起動して作業負荷を素早く回復する。 起動 ID プロファイルの保存 起動 ID プロファイルを CMC ネットワーク共有に保存することができます
メモ: 設定を収集するプロセスはバックグラウンドで実行されることから、新しいプロファイルが 表示されるまでしばらく時間がかかることがあります。新しいプロファイルが表示されない場合、 プロファイルログでエラーをチェックしてください。 起動 ID プロファイルの適用 ネットワーク共有上で起動 ID プロファイルが保存プロファイルとして利用可能な場合に、起動 ID プロファ イルの設定を適用することができます。起動 ID 設定操作を開始するには、保存プロファイルを一台のサーバ ーに適用します。 メモ: サーバーが Lifecycle Controller をサポートしていない場合や、シャーシの電源がオフになってい る場合は、プロファイルをサーバーに適用できません。 サーバーにプロファイルを適用するには、次のタスクを実行します。 1.
保存起動 ID プロファイルの表示 ネットワーク共有に保存された起動 ID プロファイルを表示するには、サーバープロファイル ページに移動 します。起動 ID プロファイル → 保存プロファイル のセクションで、プロファイルを選択して、 プロファイ ルの表示 の列で 表示 をクリックします。設定の表示 ページが表示されます。表示される設定の詳細につい ては、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 起動 ID プロファイルのインポート 管理ステーションに保存された起動 ID プロファイルをネットワーク共有へインポートすることができます。 管理ステーションから保存されたプロファイルをネットワーク共有にインポートするには、次のタスクを実 行します。 1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル → 保存されたプロファイル のセ クションで プロファイルのインポート をクリックします。 プロファイルのインポート セクションが表示されます。 2.
• 06:00:00:00:00:00 - F6:FF:FF:FF:FF:FF • 0A:00:00:00:00:00 - FA:FF:FF:FF:FF:FF • 0E:00:00:00:00:00 - FE:FF:FF:FF:FF:FF CMC ウェブインタフェースを使って、仮想 MAC アドレスの管理 オプションを表示するには、システムツリ ーで シャーシの概要 → サーバーの概要 に移動します。設定 → プロファイル → 起動 ID プロファイル の順 にクリックします。仮想 MAC アドレスプールの管理 セクションが表示されます。 メモ: 仮想 MAC アドレスは、ネットワーク共有の vmacdb.xml ファイル内で管理されます。 非表示の ロックファイル(.vmacdb.
MAC アドレスの削除 CMC ウェブインタフェースにある MAC アドレスの削除 のオプションを使用して、ネットワーク共有から MAC アドレスの範囲を指定して削除することができます。 メモ: MAC アドレスがノード上でアクティブになっている場合、またはプロファイルに割り当てられて いる場合は、削除することはできません。 ネットワーク共有から MAC アドレスを削除するには次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル → 仮想 MAC アドレスプールの管 理 のセクションで、MAC アドレスの削除 をクリックします。 2. 開始 MAC アドレス のフィールドに、MAC アドレスプールの開始 MAC アドレスを入力します。 3. MAC アドレスの数 のフィールドに、削除する MAC アドレスの数を入力します。 4.
メモ: その場合、ユーザーは、iDRAC のログインページが表示されます(前述のシングルサインオ ンの 3 つ目の項目参照) 。 メモ: iDRAC ネットワーク LAN が無効(LAN 無効=オフ)の場合は、シングルサインオンは利用で きません。 サーバーがシャーシから取り外された、iDRAC IP アドレスを変更した、または iDRAC ネットワーク接続に エラーが発生した場合、iDRAC GUI の起動をクリックするとエラーページが表示されることがあります。 サーバー状態ページからの iDRAC の起動 各サーバーに対する iDRAC 管理コンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 を展開します。展開された サーバー概要 リストに 4 つのサーバーがすべて 表示されます。 2. iDRAC ウェブインタフェースを起動するサーバーをクリックします。 3.
サーバー状態ページからのリモートコンソールの起動 個別にサーバーのリモートコンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで サーバー概要 を展開します。展開されたサーバーのリストに 4 つのサーバーがすべて表示 されます。 2. リモートコンソールを起動するサーバーをクリックします。 3. サーバー状態 ページで、リモートコンソールの起動 をクリックします。 サーバー状態ページからのリモートコンソールの起動 サーバー状態 ページからサーバーリモートコンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 に移動し、プロパティ → 状態 をクリックします。サーバー状態 ページが表 示されます。 2.
アラートを送信するための CMC の設定 8 シャーシで発生した特定のイベント用にアラートおよび処置を設定することができます。デバイスまたはサ ービスの状態が変更された、またはエラー状況が検出されると、イベントが発生します。イベントがイベン トフィルタに一致し、そのフィルタがアラートメッセージ(電子メールアラートまたは SNMP トラップ)を 生成するように設定されている場合、アラートが電子メールアドレス、IP アドレス、外部サーバーなど、1 つ、または複数の設定済みの宛先に送信されます。 アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。 1. シャーシイベントアラート オプションを有効にします。 2. オプションとして、アラートをカテゴリまたは重要度でフィルタします。 3. E-メールアラートまたは SNMP トラップ設定を行います。 4.
メモ: シャーシイベントの設定変更を適用するには、アラート設定権限が必要です。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → アラート をクリックします。 2. シャーシイベント ページの アラートフィルタ セクションで、次のカテゴリの 1 つまたは複数を選択し ます。 3. • システム正常性 • 保管時 • 構成 • 監査 • アップデート 次の重要度から 1 つまたは複数を選択します。 • 重要 • 警告 • 情報 監視対象アラート セクションには、選択したカテゴリと重要度に基づいた結果が表示されます。このペ ージのフィールドの説明については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 4. 適用 をクリックします。 RACADM を使用したイベントアラートの設定 イベントアラートを設定するには、eventfilters コマンドを実行します。詳細については、dell.
ネットワーキング技術またはインフラストラクチャと一貫性のあるフォーマットを選択します。テ ストトラップ 機能では、現在のネットワーク設定に不適当な選択項目は検出されません(IPv4 専用 の環境で IPv6 送信先を使用する場合など)。 • コミュニティ文字列 フィールドに、送信先管理ステーションが属する有効なコミュニティ名を入力 します。 このコミュニティ文字列は、シャーシ概要 → ネットワーク → サービス ページにあるコミュニティ 文字列とは異なります。SNMP トラップのコミュニティ文字列は、CMC が管理ステーション宛のア ウトバウンドトラップのために使用するものです。シャーシ概要 → ネットワーク → サービス ペー ジのコミュニティ文字列は、管理ステーションが CMC の SNMP デーモンをクエリするために使用 します。 • 有効 で、送信先 IP に対応するオプションを選択して、トラップを受け取る IP アドレスを有効化し ます。IP アドレスは最大 4 つまで指定できます。 3. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 4.
6. コミュニティ名を指定します。 racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsCommunityName -i ここで はシャーシが属する SNMP コミュニティの名前で、 は手順 4 お よび 5 で指定したインデックス値です。 トラップアラートの送信先 IP アドレスを 4 つまで設定できます。送信先をさらに追加するには、手順 2 ~6 のタスクを実行します。 メモ: 手順 2~6 のコマンドは、指定するインデックス(1~4)の既存の設定をすべて上書きしま す。インデックスに既に値が設定されているかを調べるには、racadm getconfig -g cfgTraps -i <インデックス> を入力します。インデックスが設定されていると、 cfgTrapsAlertDestIPAddr オブジェクトおよび cfgTrapsCommunityName オブジェクトに値が表 示されます。 7.
RACADM を使用した E-メールアラートの設定 RACADM を使用して E-メールアラートの送信先にテスト E-メールを送信するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2. アラートの生成を有効にします。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1 メモ: SNMP と E-メールアラートの両方とも、設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。フィル タマスクをすでに設定した場合は、手順 3 のタスクは実行しないでください。 3.
9 ユーザーアカウントと権限の設定 CMC を使用したシステムの管理、およびシステムセキュリティの維持を行うために、特定の権限(役割ベー スの権限)を持つユーザーアカウントをセットアップすることができます。デフォルトで、CMC はローカル 管理者アカウントで設定されます。デフォルトユーザー名は root で、パスワードは calvin です。管理者 として、他のユーザーが CMC にアクセスすることを許可するようにユーザーアカウントをセットアップす ることができます。 最大 16 のローカルユーザーをセットアップ、または Microsoft Active Directory または LDAP などのディレ クトリサービスを使用して追加ユーザーアカウントをセットアップすることができます。ディレクトリサー ビスを使用すると、認証されたユーザーアカウントを管理するための中枢的な場所が提供されます。 CMC は、関連する一連の権限を持つユーザーへの役割ベースのアクセスをサポートします。役割は、管理 者、オペレータ、読み取り専用、またはなしです。役割は、利用可能な最大権限を定義します。 ユーザーのタイプ ユーザーには
権限 説明 限が復元した場合にも、その前に与えられていたその他のすべての権 限を保持できます。 シャーシ設定システム管理者 ユーザーは、次のデータの追加や変更ができます。 • • • • シャーシを識別する(シャーシ名やシャーシの位置など)。 シャーシに特別に割り当てられている(IP モード(静的または DHCP) 、静的 IP アドレス、静的ゲートウェイ、静的サブネットマ スクなど)。 シャーシにサービスを提供する(日時、ファームウェアアップデ ート、CMC リセットなど)。 シャーシに関連している(スロット名やスロットの優先順位な ど)。これらのプロパティはサーバーに適用されますが、正確には サーバーそのものでなくスロットに関連付けられるシャーシプロ パティです。このため、スロット名とスロットの優先順位は、サ ーバーがスロットにあるなしに関係なく、追加または変更するこ とができます。 サーバーが異なるシャーシに移動されると、サーバーは新しいシャー シで使用するスロットに割り当てられたスロット名と優先順位を継 承します。前のスロット名と優先順位はそのまま前のシャーシに残 ります。 メモ: シャーシ
権限 説明 サーバーシステム管理者 権限がない場合、シャーシで作成されたユー ザーは以下のすべての条件が満たされた場合にのみ、サーバー上でコ マンドを実行することができます。 • • • 同じユーザー名がサーバー上に存在する サーバー上の同じユーザー名は同じパスワードが所有する必要が ある。 ユーザーはコマンドを実行する権限を持っている サーバーシステム管理者 権限のない CMC ユーザーがサーバー上で 実行する処置を出す場合、CMC はユーザーのログイン名とパスワー ドを入力して、対象のサーバーにコマンドを送信します。ユーザーが サーバー上に存在しない、またはパスワードが一致しない場合は、ユ ーザーは処置を実行することができません。 ユーザーが対象のサーバーに存在し、パスワードが一致する場合は、 サーバーはユーザーがサーバー上で与えられた権限を使って応答し ます。CMC ファームウェアはサーバーから返された権限に基づいて ユーザーに処置を実行する権利があるかどうかを決定します。 以下のリストに、サーバーシステム管理者が持っているサーバー上の 権限と処置を示します。これらの権利は、シャーシユーザーがシャ
権限 説明 ファブリック C システム管理者 ユーザーはファブリック C をセットアップし、設定できます。これ は、サーバー内の 2 番目のメザニンカードに対応し、メインボードの 共有 PCIe サブシステム内のファブリック C 回路に接続されます。 CMC ユーザーグループは、あらかじめ割り当てられたユーザー権限を持つ一連のユーザーグループを提供し ます。 メモ: システム管理者、パワーユーザー、またはゲストユーザーを選択し、事前に定義された設定から 権限を追加または削除した場合、CMC グループ は自動的に カスタム に変更されます。 表 13.
表 14.
ローカル CMC ユーザーを追加し、設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、次に ユーザー認証 をクリックします。 2. ローカルユーザー ページの ユーザー ID 列で、ユーザー ID 番号をクリックします。ユーザー設定 ペー ジが表示されます。 メモ: ユーザー ID 1 は CMC にデフォルトで組み込まれているルートユーザーアカウントです。 これを変更することはできません。 3. ユーザー ID を有効にして、そのユーザーのユーザー名、パスワード、およびアクセス権限を指定しま す。オプションの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 4.
RACADM を使用した CMC ユーザーの追加 CMC 設定に新しいユーザーを追加するには、次の手順を実行します。 1. ユーザー名を設定します。 2. パスワードを設定します。 3. ユーザー権限を設定します。ユーザー権限の詳細については、 「ユーザーのタイプ」を参照してくださ い。 4.
メモ: 特定のユーザー権限に対して有効なビットマスク値のリストについては、dell.
役割グループ デフォルトの権限レベル 許可する権限 • • • • • 2 なし • • • • • • ビットマスク シャーシ制御システ ム管理者(電源コマン ド) Server Administrator テストアラートユー ザー デバッグコマンドシ ステム管理者 ファブリック A シス テム管理者 CMC ログインユーザ 0x00000ed9 ー ログのクリアシステ ム管理者 シャーシ制御システ ム管理者(電源コマン ド) Server Administrator テストアラートユー ザー ファブリック A シス テム管理者 3 なし CMC ログインユーザー 0x00000001 4 なし 権限の割り当てなし 0x00000000 5 なし 権限の割り当てなし 0x00000000 メモ: ビットマスク値は、RACADM で標準スキーマを設定する場合に限り使用されます。 メモ: ユーザー権限の詳細については、「ユーザーのタイプ」を参照してください。 標準スキーマ Active Directory の設定 Active Directory ログインアクセスのため
3. 共通設定 セクションで、次を指定します。 • Active Directory の有効化 を選択し、AD タイムアウト フィールドに Active Directory のタイムアウ ト値を入力します。 • DNS ルックアップから Active Directory ドメインコントローラを取得するには、DNS でドメインコ ントローラをルックアップする を選択してから、次のいずれかを選択します。 – ログインからのユーザードメイン -ログインユーザーのドメイン名を使って DNS ルックアップ を実行します。 – ドメインを指定 - DNS ルックアップ用に使用するドメイン名を入力します。 • 4.
• config コマンドを使用: racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADEnable 1 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADType 2 racadm config -g cfgStandardSchema -i < インデックス> -o cfgSSADRoleGroupName <役割グループの共通名> racadm config -g cfgStandardSchema -i <インデックス> -o cfgSSADRoleGroupDomain <完全修飾ドメイ ン名> racadm config -g cfgStandardSchema -i <インデックス> -o cfgSSADRoleGroupPrivilege <特定の役割グループ許可のためのビットマスク値> racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADDomainController1 <ドメインコン トローラの完全修飾ドメイン名または IP アドレス> racadm config -g cfg
メモ: 証明書の検証が有効になっている場合、ドメインコントローラサーバーアドレスおよびグロ ーバルカタログ FQDN を指定します。DNS が正しく設定されていることを確認してください。 拡張スキーマ Active Directory 概要 拡張スキーマソリューションを使用する場合は、Active Directory スキーマの拡張が必要です。 Active Directory スキーマ拡張 Active Directory データは、属性とクラスの分散データベースです。Active Directory スキーマには、データ ベースに追加、または含めるデータのタイプを決定する規則があります。データベースに格納されるクラス の一例として、ユーザークラスがあります。ユーザークラス属性の一例として、ユーザーの姓、名、電話番 号などがあります。 特定の要件を満たす属性およびクラスを追加して、データベースを拡張できます。デルでは、スキーマを拡 張して、Active Directory を使用したリモート管理の認証と許可をサポートするために必要な変更を含めまし た。 既存の Active Directory スキーマ
メモ: RAC 権限オブジェクトは CMC に適用されます。 関連オブジェクトは、必要に応じて多くも少なくも作成できます。ただし、少なくとも 1 つの関連オブジェ クトを作成する必要があり、Active Directory を統合するネットワーク上の RAC(CMC)ごとに、1 つの RAC デバイスオブジェクトが必要です。 関連オブジェクトは、必要な数だけのユーザーおよび / またはグループの他、RAC デバイスオブジェクトに も対応できます。ただし、関連オブジェクトには、関連オブジェクトにつき 1 つの権限オブジェクトしか含 めることができません。関連オブジェクトは、RAC(CMC)に対して権限を持つユーザーを連結します。 また、Active Directory オブジェクトは、単一ドメイン、または複数ドメインで設定することができます。た とえば、CMC が 2 つ(RAC1、RAC2)と、既存の Active Directory ユーザーが 3 つ(ユーザー 1、ユーザー 2、ユーザー 3)あるとし、ユーザー 1 とユーザー 2 に 両方の CMC へのシステム管理者権限を与え、ユーザ ー 3 に RA
拡張スキーマ Active Directory の設定 Active Directory を設定して CMC にアクセスするには、次の手順を実行します。 1. Active Directory スキーマを拡張します。 2. Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを拡張します。 3. Active Directory に CMC ユーザーと権限を追加します。 4. 各ドメインコントローラ上で SSL を有効にします。 5.
性」 を参照してください。MMC および Active Directory スキーマスナップインの使い方は、Microsoft のマニュアルを参照してください。 クラスと属性 表 16. Active Directory スキーマに追加されたクラスのクラス定義 クラス名 割り当てられたオブジェクト識別番号(OID) delliDRACDevice 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.1 delliDRACAssociation 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.2 dellRAC4Privileges 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.3 dellPrivileges 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.4 dellProduct 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.5 表 17. dellRacDevice クラス OID 説明 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.
OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.3 属性 dellIsLoginUser dellIsCardConfigAdmin dellIsUserConfigAdmin dellIsLogClearAdmin dellIsServerResetUser dellIsTestAlertUser dellIsDebugCommandAdmin dellPermissionMask1 dellPermissionMask2 表 20. dellPrivileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.4 説明 デルの権限(許可権限)のコンテナクラスとして使 用されます。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses ユーザー 属性 dellRAC4Privileges 表 21. dellProduct クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 説明:この役割に属する dellRacDevices オブジ ェクトのリスト。この属性は、 dellAssociationMembers バックワードリンク へのフォワードリンクです。 リンク ID:12070 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.2 識別名:(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellIsCardConfigAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスの設定権限がある場合に は TRUE。 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.4 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsLoginUser TRUE 説明:ユーザーがデバイスでログイン権限がある場 合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.3 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsTestAlertUser TRUE 説明:ユーザーがデバイスのテスト警告ユーザー権 限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.10 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsDebugCommandAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスのデバッグコマンドシス テム管理者権限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.11 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellSchemaVersion TRUE 説明:現在のスキーマバージョンを使用してスキー マをアップデートします。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 識別名(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellPermissionsMask1 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.6.2.1 整数(LDAPTYPE_INTEGER) 属性:dellPermissionsMask2 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.6.2.
メモ: 権限オブジェクトは、関係のある関連オブジェクトと同じドメイン内に作成する必要があります。 1. MMC コンソールルート ウィンドウでコンテナを右クリックします。 2. 新規 → Dell リモート管理オブジェクトの詳細設定 を選択します。 3. 新規オブジェクト ページで、新しいオブジェクトの名前を入力します。 4. 権限オブジェクト を選択し、OK をクリックします。 5. 作成した権限オブジェクトを右クリックして プロパティ を選択します。 6.
RAC デバイスまたは RAC デバイスグループの追加 RAC デバイスまたは RAC デバイスグループを追加するには、次の手順に従います。 1. 製品 タブを選択して 追加 をクリックします。 2. RAC デバイスまたは RAC デバイスグループの名前を入力し、OK をクリックします。 3. プロパティ ウィンドウで、適用、OK の順にクリックします。 製品 タブをクリックして、1 台または複数台の RAC デバイスを関連に追加します。関連デバイスは、ネ ットワークに接続している RAC デバイスのうち、定義したユーザーまたはユーザーグループが使用でき るものを指定します。関連オブジェクトには複数の RAC デバイスを追加できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した拡張スキーマの Active Directory の設定 CMC ウェブインタフェースを使用して Active Directory を拡張スキーマで設定するには、次の手順を実行し ます。 メモ: 各種フィールドについての情報は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 1.
注意: デフォルトでは、SSL 証明書の検証が必要です。この証明書を無効にすることは推奨されま せん。 7. シングルサインオン(SSO)を有効にした場合、Kerberos Keytab セクションで 参照 をクリックし、 keytab ファイルを指定して アップロード をクリックします。アップロードを完了したら、アップロー ドに成功または失敗したかを通知するメッセージが表示されます。 8. 適用 をクリックします。 適用 をクリックした後、CMC ウェブサーバーが自動的に再起動します。 9. CMC ウェブインタフェースにログインします。 10. システムツリーで シャーシ を選択し、ネットワーク タブをクリックしてから、ネットワーク サブタブ をクリックします。ネットワーク設定 ページが表示されます。 11.
次の RACADM コマンドの使用はオプションです。 racadm sslcertdownload -t 0x1 -f 汎用 LDAP ユーザーの設定 CMC は Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ベースの認証をサポートするための汎用ソリュー ションを提供します。この機能は、ディレクトリサービス上のどのスキーマ拡張にも必要です。 CMC 管理者は、LDAP サーバーのユーザーログインを CMC と統合することが可能です。この統合を行うに は、LDAP サーバーと CMC の両方での設定が必要です。Active Directory 側では、標準グループオブジェク トが役割グループとして使用されます。CMC のアクセス権を持つユーザーは、役割グループのメンバーとな ります。特権は、Active Directory サポートを伴う標準スキーマセットアップの動作に似た認証のため、CMC に引き続き保存されます。 LDAP ユーザーが特定の CMC カードにアクセスできるようにするには、その CMC カードに役割グループ名 とそのドメイン
メモ: シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ユーザー認証 → ディレクトリサービス をクリックします。 2. 汎用 LDAP を選択します。 同じページに、標準スキーマ用に設定される設定が表示されます。 3. 以下を指定します。 メモ: 各種フィールドについての情報は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 • 共通設定 • LDAP で使用するサーバー: – 静的サーバー — FQDN または IP アドレスおよび LDAP ポート番号を指定します。 – DNS サーバー — DNS 内で SRV レコードを検索して、LDAP サーバーのリストを取得するための DNS サーバーを指定します。 次の DNS クエリが SRV レコードに対して実行されます。 _[Service Name]._tcp.[Search Domain] ここで、 は、クエリ内で使用するルートレベルドメインで、 はクエリ内で使用するサービス名です。 たとえば、次のとおりです。 _ldap._tcp.dell.
必要なプロパティの変更には、LDAP ログインの有効化、サーバー FQDN または IP の設定、LDAP サーバー のベース DN の設定があります。 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPEnable 1 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPServer 192.168.0.1 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPBaseDN dc=company,dc=com CMC は、オプションとして SRV レコードのために DNS サーバーをクエリするように設定することができま す。cfgLDAPSRVLookupEnable プロパティが有効の場合、cfgLDAPServer プロパティは無視されます。 SRV レコードのための DNS の検索には、次のクエリが使用されます。 _ldap._tcp.domainname.
10 シングルサインオンまたはスマートカード ログイン用 CMC の設定 本項は、Active Directory ユーザーのスマートカードログインおよびシングルサインオン(SSO)ログイン用 の CMC 設定に関する情報を提供します。 SSO は認証方法として kerberos を使用するため、サインインしたユーザーが Exchange など次に使用する アプリケーションに自動サインオンまたはシングルサインオンすることが可能になります。シングルサイン オンでログインする場合、CMC はクライアントシステムの資格情報を使用します。この資格情報は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインした後、オペレーティングシステムによってキャッシュされま す。 2 要素認証は、ユーザーがパスワードまたは PIN、および秘密キーまたはデジタル証明書を含む物理カード を所有ことを必要とするため、高レベルのセキュリティを提供します。Kerberos では、この 2 要素認証メカ ニズムを使用しており、これによってシステムの信頼性を確認します。 メモ: ログイン方法を選択しても、他のログインインタフェー
• DHCP サーバー(推奨) • DNS サーバー用のリバース(逆引き)ゾーンには Active Directory サーバーと CMC 用のエントリが必要 です。 クライアントシステム • Smart Card でログインする場合は、クライアントシステムには Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能 なプログラムが必要です。詳細は、www.microsoft.com/downloads/details.
ktpass ツールを使用して keytab ファイルを生成するには、次の手順を実行します。 1. ktpass ユーティリティを、Active Directory 内のユーザーアカウントに CMC をマップするドメインコン トローラ(Active Directory サーバー)上で実行します。 2. 次の ktpass コマンドを使用して、Kerberos keytab ファイルを作成します。 ktpass -princ HTTP/cmcname.domainname.com@DOMAINNAME.COM -mapuser keytabuser -crypto DES-CBC-MD5 -ptype KRB5_NT_PRINCIPAL -pass * -out c: \krbkeytab メモ: cmcname.domainname.
Mozilla Firefox 1. Firefox では、アドレスバーに about:config と入力します。 メモ: ブラウザに 「保証が無効になる場合があります」という警告が表示された場合は、注意する ことをお約束します をクリックします。 2. フィルタ ボックスに、negotiate と入力します。 ブラウザには、「negotiate」という単語を含んだプリファレンス名のリストが表示されます。 3. 表示されたリストから、network.negotiate-auth.trusted-uris をダブルクリックします。 4.
『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』 を参照してください。 Keytab ファイルのアップロード Kerberos keytab ファイルは Kerberos データセンター(KDC)に対する CMC のユーザ名とパスワード資格 情報として使用され、これによって Active Directory にアクセスすることができます。Kerberos 領域の各 CMC は Active Directory を使って登録し、一意の keytab ファイルがあることが必要です。 Active Directory Server 関連で生成される Kerberos Keytab をアップロードできます。ktpass.
11 CMC にコマンドラインコンソールの使用を 設定する方法 本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能 について、およびコンソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説 明します。コマンドラインコンソールを介した CMC での RACADM コマンドの使用方法については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参 照してください。 CMC コマンドラインコンソールの特徴 CMC は、次のシリアル、Telnet、SSH コンソール機能をサポートしています。 • 単一のシリアルクライアント接続と最大 4 つの Telnet クライアントの同時接続。 • 最大 4 つのセキュアシェル(SSH)クライアント同時接続。 • RACADM コマンドに対応。 • サーバーおよび I/O モジュールのシリアルコンソールに接続するための組み込み connect コマンド。こ れは racadm
コマンド 説明 exit、logout、quit これらすべてのコマンドは同じ処置を実行し、現在 のセッションを終了してログインコマンドラインイ ンタフェースに戻ります。 CMC での Telnet コンソールの使用 CMC では、Telnet セッションを 4 つまで同時に行うことができます。 管理ステーションで Microsoft Windows XP または Microsoft Windows Server 2003 を実行している場合 は、CMC の telnet セッションで文字の不具合が発生する可能性があります。リターンキーが応答しなかっ たり、パスワードプロンプトが表示されないログインのフリーズ状態として発生することがあります。 この問題を解決するには、support.microsoft.
サポート対象の SSH 暗号スキーム SSH プロトコルを使用して CMC と通信するため、次の表に示す複数の暗号化スキームがサポートされてい ます。 表 24.
たとえば、コメント PC1 およびコメント PC2 を持つ 2 つの公開キーが設定されている場合は、次のように なります。 racadm getssninfo Type User IP Address Login Date/Time SSH PC1 x.x.x.x 06/16/2009 09:00:00 SSH PC2 x.x.x.
-c を使用すると、公開キーコメントを変更できます。これはオプションです。 はオプションです。コマンドを完了したら、パブリックファイルを使用してファイルをアッ プロードするために RACADM に渡します。 CMC の RACADM 構文メモ racadm sshpkauth コマンドを使用する場合、次を確認します。 • –i オプションを使用する場合は、パラメータが svcacct である必要があります。CMC では、-i への それ以外のパラメータの使用は失敗します。svcacct は、CMC で SSH 経由の公開キー認証を行うため の特殊なアカウントです。 • CMC にログインするには、ユーザーはサービスである必要があります。他のカテゴリのユーザーは、 sshpkauth コマンドを使用して入力した公開キーにアクセスできません。 公開キーの表示 CMC に追加した公開キーを表示するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k all –v キーを一度に 1 つずつ表示するには、all を数字の 1~6 に置き換えます。たとえ
Linux Minicom の設定 Minicom は Linux 用のシリアルポートアクセスユーティリティです。次の手順は Minicom バージョン 2.0 の設定に有効な手順です。他の Minicom バージョンは多少異なる場合がありますが、同じ基本的な設定が必 要です。他のバージョンの Minicom を設定するには、本ユーザーズガイドの「必要な Minicom 設定」の項 を参照してください。 Minicom バージョン 2.0 の設定 メモ: 最適な結果を得るには、cfgSerialConsoleColumns プロパティをコンソールの列数に一致するよ うに設定します。プロンプトには 2 列分が使用されることに注意してください。たとえば、80 列のタ ーミナルウィンドウでは、次のように設定します。 racadm config –g cfgSerial –o cfgSerialConsoleColumns 80 1.
connect コマンドを使用したサーバーまたは I/O モジュー ルの接続 CMC は、サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールをリダイレクトするための接続を確立できま す。 サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。 • CMC コマンドラインインタフェース(CLI)または RACADM connect コマンド。RACADM コマンドの 実行の詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドライ ンリファレンスガイド』を参照してください。 • iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。 • iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。 シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは I/O モジュールへのシリアル接続の確立に connect コマンドをサポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ 画面の両方と、オペレーティングシステムシリアルコンソールが
connect server-n コマンドでは、ユーザーによるサーバーのシリアルポートへのアクセスが可能になり ます。この接続が確立されると、ユーザーは CMC のシリアルポート経由でサーバーのコンソールリダイレ クトを表示できます。これには、BIOS シリアルコンソールとオペレーティングシステムシリアルコンソール が含まれます。 メモ: BIOS 起動画面を表示するには、サーバーの BIOS セットアップでシリアルリダイレクトが有効に なっている必要があります。また、ターミナルエミュレータウィンドウを 80 x 25 に設定しておく必要 もあります。それ以外の設定では、ページの文字が正しく表示されません。 メモ: BIOS セットアップのページでは、一部のキーが動作しません。そのため、 などに対して適切なキーボードショートカットを入力します。必要なキーボードショートカットは、最 初のリダイレクト画面に表示されます。 シリアルコンソールリダイレクト用に管理されたサーバー BIOS の設定 iDRAC ウェブインタフェースを使用して、リモートコンソールセッションによる
/etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。 1. ファイル内の一般設定セクションを見つけ、次の 2 行を新たに入力します。 serial --unit=1 --speed=57600 terminal --timeout=10 serial 2. カーネル行に次の 2 つにオプションを追加します。 kernel console=ttyS1,57600 3. /etc/grub.conf に splashimage ディレクティブがある場合は、コメントアウトします。 次の例は、この手順で説明した変更を示しています。 # grub.conf generated by anaconda # # Note that you do not have to rerun grub after making changes # to this file # NOTICE: You do not have a /boot partition. This means that # all kernel and initrd paths are relative to /, e.g.
Failure; System Shutting Down" # If power was restored before the shutdown kicked in, cancel it.
12 FlexAdress および FlexAddress Plus の使用 この項では、FlexAddress および FlexAddress Plus と設定について説明しています。 メモ: FlexAddress 機能を使用するにはエンタープライズライセンスがインストールされている必要が あります。 FlexAddress について サーバーが交換されても、スロットの FlexAddress はそのサーバースロット用にそのまま維持されます。サ ーバーが新しいスロットまたはシャーシに挿入された場合は、新しいスロット用にそのシャーシで FlexAddress 機能が有効化されている場合を除き、サーバー割り当ての WWN/MAC が使用されます。サーバ ーを取り外すと、サーバー割り当てアドレスに戻ります。新しいサーバーを識別するために、各ファブリッ クの導入フレームワーク、DHCP サーバー、およびルータを再設定する必要はありません。 すべてのサーバーモジュールには製造プロセスの一環として固有の WWN および / または MAC アドレスが 割り当てられます。FlexAddress なしでは、サーバーモ
の MAC アドレス範囲のために使用される 16 進数の MAC 開始アドレスである XML タグ mac_start が含ま れる SD カード上の XML テキストファイルがクリアされます。mac_count タグは SD カードが割り当てる MAC アドレスの総数です。割り当てられた MAC 範囲の合計は次の式で求めることができます。 + - 1 = たとえば、次のとおりです。 (starting_mac)00188BFFDCFA + (mac_count)0xCF - 1 = (ending_mac)00188BFFDDC8 。 メモ: SD カードの内容が誤って変更されることを防ぐため、SD カードはロックしてから USB メモリカ ードリーダーに挿入してください。SD カードのロックは、CMC に挿入する前に解除してください。 FlexAddress Plus について FlexAddress Plus は、カードバージョン 2.0 に追加された新機能であり、FlexAddress カードバージョン 1.
状態メッセージ 処置 機能カードが取り付けられている CMC がスタンバ イ CMC ではなく、アクティブな CMC であることを 確認してください。 The feature card inserted is valid and contains the following feature(s) FlexAddress: bound. 処置の必要はありません。 The feature card inserted is valid and contains the following feature(s) FlexAddress: bound to another chassis, svctag=ABC1234, SD card SN = 1122334455. SD カードを取り外し、現在のシャーシ用の SD カー ドを取り付けます。 The feature card inserted is valid and contains the following feature(s) FlexAddress: not bound.
メモ: racresetcfg サブコマンドを使用して、CMC の Flex Address を工場出荷時設定の「無効」に リセットすることができます。RACADM 構文は、次のとおりです。 racadm racresetcfg -c flex FlexAddress 関連の RACADM コマンドの詳細およびその他工場出荷時のデフォルト設定の詳細に関し ては、dell.
メモ: 次に注意してください。 4. • スロットが選択されていないと、選択されたファブリックに対して FlexAddress は有効になり ません。 • どのファブリックも選択されていないときにサーバースロットが選択および適用されると、No fabrics selected! FlexAddress will not be used on this chassis.
ファブリック設定 ファブリック設定 セクションには、ファブリック A のために取り付けられた入力 / 出力ファブリックのタイ プが表示されます。緑色のチェックマークはファブリックが FlexAddress 用に有効化されていることを示し ます。FlexAddress 機能は、シャーシ内の各種ファブリックおよびスロットに対してシャーシ割り当て、お よびスロット固定の WWN/MAC アドレスを展開するために使用されます。この機能は、ファブリックごと、 およびスロットごとに有効化されます。 メモ: FlexAddress 機能の詳細については、「FlexAddress について」を参照してください。 WWN/MAC アドレスの情報の表示 シャーシ内の各サーバースロットまたはすべてのサーバーに対するネットワークアダプタの WWW/MAC ア ドレスインベントリを表示することができます。インベントリには次が含まれます。 • ファブリックの設定 メモ: – ファブリック A には、取り付けられている入力/出力ファブリックのタイプが表示されます。フ ァブリック A を有効にすると、未使用スロットにはファブリック A
WWN/MAC アドレスのみが表示されます。表示されたフィールドの一部またはすべてを使用してフィル タすることができます。 • 詳細モード — このモードでは、基本モードで表示されるすべてのフィールド、およびすべての MAC タ イプ(サーバー割り当て、FlexAddress、および I/O アイデンティティ)を表示することができます。表 示されたフィールドの一部またはすべてを使用してフィルタすることができます。 WWN/MAC アドレス情報は、基本モードと詳細モードの両方で、折りたたまれた状態で表示されます。スロ ットに対応するプラス 記号をクリックするか、すべて展開 / 折りたたむ をクリックして、特定のスロッ トまたはすべてのスロットについての情報を表示します。 シャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレス情報をローカルフォルダにエクスポートすることも可能で す。 各種フィールドについての情報は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 ウェブインタフェースを使用した基本 WWN/MAC アドレス 情報の表示 各サーバースロット、またはシャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレスを基本
ウェブインタフェースを使用した詳細 WWN/MAC アドレス 情報の表示 各サーバースロット、またはシャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレスを詳細モードで表示するには、 次の手順を実行します。 1. サーバー概要 → プロパティ → WWN/MAC をクリックします。 WWN/MAC サマリ ページに、WWN/MAC アドレス情報が表示されます。 2. 表示 ドロップダウンメニューから 詳細 を選択して、WWN/MAC アドレスの属性を詳細ビューで表示し ます。 WWN/MAC アドレス 表には、サーバースロット、ファブリック、プロトコル、WWN/MAC アドレス、 パーティションの状態、および MAC アドレスの割り当てタイプ(サーバー割り当て、FlexAddress、ま たは I/O アイデンティティ MAC)が表示されます。黒のチェックマークは、アクティブなアドレスタイ プ(サーバー割り当て、シャーシ割り当て、またはリモート割り当てのいずれか)を示します。 3. WWN/MAC アドレス 表で エクスポート をクリックして、ローカルに WWN/MAC アドレスを保存しま す。 4.
NDC または LOM MAC アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress シャーシの MAC アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress -m chassis すべてのサーバーの iSCSI MAC アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress -t iscsi 特定サーバーの iSCSI MAC を表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress [-m [-x]] [-t iscsi] ユーザー定義の MAC および WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress -c io-identity racadm getmacaddress -c io-identity -m server -2 すべての LOM またはメザニンカードのコンソール指定の MAC/WWN を表示するに
状況 コマンド 出力 SN = <有効な FlexAddress シリアル番号> 同じサービスタグにバインドされ $racadm featurecard -s ている アクティブ CMC モジュー ルの SD カード。 どのサービスタグにもバインドさ $racadm featurecard -s れていない アクティブ CMC モジ ュールの SD カード。 何らかの理由(SD カードが挿入さ $racadm setflexaddr [-f < れていない、破損した SD カード、 ファブリック名> <スロット状況 >] 機能の非アクティブ化後、SD カー ドが異なるシャーシにバインドさ $racadm setflexaddr [-i < れている)で FlexAddress 機能が スロット番号> <スロット状況>] シャーシ上でアクティブではな い。 ゲストユーザーによるスロット / ファブリックへの FlexAddress の 設定試行。 挿入された機能カードは有効で、 次の機能が含まれます FlexAddress: バインドされて います 挿入された機能カードは有効で、 次の機能が含まれま
FlexAddress DELL ソフトウェア製品ライセンス契約 これは、ユーザーであるお客様と Dell Products L.P または Dell Global B.V.
っては黙示的保証期間が制限されることがないため、この限定はお客様に適用されない場合があります。 Dell および Dell のサプライヤーの法的義務全域、およびお客様の排他的な救済は、本ソフトウェアに支払わ れた代金の返却、または(b)お客様の費用負担および自己責任において、Dell の返品確認番号と共に返却 された本保証の要件を満たさないすべてのディスクの交換、のいずれかとなるものとします。事故、誤用、 乱用、または Dell 以外による修正が原因でディスクが損傷した場合は、本限定保証は無効となります。交換 されたディスクの保証期間については、オリジナルのディスクの残余保証期間、または 30 日間のいずれか 長い方が適用されます。 Dell および Dell のサプライヤーは、本ソフトウェアの機能がお客様の要求に合うこと、または本ソフトウェ アの動作が妨げられない、またはエラーが無いことは保証しません。 お客様が期待する成果を得るための本 ソフトウェアの選択、および本ソフトウェアの使用と使用結果につきましては、お客様の責任とさせていた だきます。 Dell は、Dell およびそのサプライヤーを代表して、本
本ライセンスは解約されない限り有効です。上記に定められている条件により、または、お客様が本契約条 項のいずれかに違反した場合に本契約は解約されます。解約にあたり、お客様はソフトウェア、それに伴う 同梱物、およびすべての複製を破棄するものとします。本契約は、テキサス州の法律に基づいて解釈される ものとします。本契約書の各条項は分離可能です。施行できない条項があることが判明しても、本契約書の 他の条項、条件、または要件の施行には影響しません。本契約書は、受領者および譲渡者を拘束します。Dell およびお客様は、本ソフトウェアまたは本契約書に関して、陪審による裁判を受ける権利を法律で認められ た範囲内で放棄することに合意します。一部の地域では本権利放棄は効力を有さないため、お客様には適用 されない場合があります。お客様は、本契約書をお読みになり、理解し、また条件に同意して、本契約書が 本ソフトウェアに関するお客様と Dell との完全かつ排他的な契約書であることを承認するものとします。 193
13 ファブリックの管理 シャーシはファブリック A というファブリックタイプをサポートしています。ファブリック A は単一の I/O モジュールによって使用され、常にサーバーのオンボードイーサネットアダプタに接続されます。 シャーシに存在する I/O モジュール(IOM)は 1 個だけで、パススルーまたはスイッチモジュールになりま す。この I/O モジュールはグループ A に分類されます。 シャーシ IOM は ファブリック と呼ばれる離散データパスが使用されます。このファブリックには A とい う名前が付けられており、イーサネットのみをサポートします。各サーバー IO アダプタ(メザニンカードま たは LOM)には、機能に応じて 2 個または 4 個のポートを搭載できます。メザニンカードスロットには、 PCIe カード(IO モジュールではなく)に接続される PCIe 拡張カードが装着されます。イーサネット、 iSCSI、またはファイバチャネルネットワークを導入するときは、最大の可用性のために、バンク 1 および 2 の間にそれらの冗長リンクをスパンします。離散 IOM はファブリック識別子で識別されま
グループ A 内の IOM のネットワーク設定を設定するには、ファブリック A システム管理者の権限が必要で す。 メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内(VLAN1)と帯域外の管理 IP アドレスは同じにすること も、同じネットワーク上にすることもできません。同じにすると、帯域外 IP アドレスが設定されなく なります。デフォルトの帯域内管理 IP アドレスについては、IOM のマニュアルを参照してください。 メモ: イーサネットパススルースイッチまたは Infiniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク 設定を行わないでください。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用ネットワークの設定 I/O モジュールのネットワーク設定を行うには、次の手順を実行します。 1.
I/O モジュールの LED 点滅の有効化または無効化 I/O モジュールの LED 点滅の有効化についての情報は、「シャーシ上のコンポーネントを識別するための LED の設定」を参照してください。 196
14 電力の管理と監視 PowerEdge VRTX シャーシは、電力効率が最も優れたモジュラーサーバーエンクロージャです。高効率の電 源装置とファンを装備するように設計されており、システム内の通気がより良く行われるように最適化され たレイアウトと、電力最適化されたコンポーネントをエンクロージャ全体に備えています。最適化されたハ ードウェア設計と、Chassis Management Controller(CMC)、電源装置、および iDRAC 内蔵の高性能電源 管理機能が一体となり、電力効率のよいサーバー環境のさらなる強化が可能になります。 PowerEdge VRTX の電源管理機能は、システム管理者が電力消費を削減し、環境固有の必要に合わせて電力 を調整するためにエンクロージャの設定を行う際に役立ちます。 PowerEdge VRTX モジュラーエンクロージャは AC 電力を利用し、その負荷をすべてのアクティブな内蔵電 源装置ユニット(PSU)に分散します。システムは、最大 4800 ワットの AC 電力を供給することが可能で あり、その電力はサーバーモジュールおよび関連するエンクロージャインフラストラ
冗長性ポリシー 冗長性ポリシーとは、CMC がシャーシへの電力をどのように管理するかを決定する、設定可能なプロパティ の一式です。次の冗長性ポリシーは動的な PSU 電源供給の有無に関わらず、設定可能です。 • グリッド冗長性 • 電源装置冗長性 グリッド冗長性ポリシー グリッド冗長性ポリシーの目的は、モジュラーエンクロージャシステムが AC 電源障害に耐えることのでき るモードで動作できるようにすることです。これらの障害は、AC 電源グリッド、ケーブル配線と電源供給、 または PSU 自体に起因することが考えられます。 グリッド冗長性に対応するようシステムを設定する場合、PSU はグリッドに分割されます:スロット 1 およ び 2 の PSU は第 1 グリッド、スロット 3 および 4 の PSU は第 2 グリッドに振り分けられます。CMC マネ ジャーは、いずれかのグリッドが故障した場合、システムが劣化することなく動作を継続するよう電力を管 理します。グリッド 冗長性は個々の PSU の故障にも耐えます。 メモ: グリッド冗長性の役割のひとつは、電源グリッド全体に障害が発生してもサーバーがシー
グリッド冗長性とは異なり、電源冗長性が選択されると、CMC では PSU ユニットを特定の PSU スロット位 置に設置する必要がありません。 メモ: 動的電源供給(DPSE)では、PSU をスタンバイにすることが可能になります。スタンバイ状況 は、電力を供給していない PSU の物理的な状況を示します。DPSE を有効化すると、効率性を向上さ せ、電力を節約するために、追加の PSU がスタンバイモードに設定される場合があります。 動的電源供給 デフォルトでは、動的電源供給(DPSE)モードは無効になっています。DPSE は、シャーシに電力を供給す る PSU の電力効率を最適化することにより、電力を節約します。これにより、PSU の寿命も延び、発熱も低 減されます。この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 CMC はエンクロージャの電力割り当て全体を監視し、PSU をスタンバイ状況にして、シャーシの全電力割 り当てを少数の PSU で供給するようにします。オンライン PSU は高利用率での動作時に効率が良くなるこ とから、オンライン PSU の効率が向上し、スタンバイ PSU
デフォルトの冗長性設定 次の表に示されているように、シャーシのデフォルトの冗長性設定は、シャーシに取り付けられている PSU の台数によって異なります。 表 29.
iDRAC は、サーバーへの電源投入前に CMC にパワーエンベロープ要件を提示します。パワーエンベロープ には、サーバーの動作を維持するために必要な最大および最低電力要件が含まれています。iDRAC の初期推 定値は、サーバー内のコンポーネントについての当初の理解に基づいています。動作が開始され、コンポー ネントがさらに検出されると、iDRAC は初期電力要件を増加または削減する場合があります。 エンクロージャ内でサーバーの電源がオンになると、iDRAC ソフトウェアは電力要件を推定し直して、パワ ーエンベロープの次回変更を要求します。 CMC は要求された電力をサーバーに供給し、割り当てられたワット数は利用可能バジェットから差し引かれ ます。サーバーの電力要求が認められた後、サーバーの iDRAC ソフトウェアが実際の電力消費を継続的に監 視します。実際の電力要件に基づいて、iDRAC パワーエンベロープは時間の経過と共に変化する場合があり ます。サーバーが割り当てられた電力を完全に使用していると、iDRAC が電力増加を要求します。 高負荷下では、電力消費がユーザー設定のシステム入力電力上限未満に留まる
• ストレージアダプタ、PCIe カード、物理ディスクドライブ、およびメイン基板の電源オフ • シャーシの電源オフ状態への移行 システム入力電力上限は、シャーシの電源がオンであるかオフであるかに関わらず、再設定することができ ます。 サーバースロットの電力優先順位の設定 CMC では、エンクロージャ内の 4 個のサーバースロットのそれぞれに電力優先順位を設定することができ ます。優先順位設定は、1(最高)から 9(最低)になります。これらの設定はシャーシ内のスロットに割り 当てられ、スロットの優先順位はそのスロットに挿入されるサーバーによって引き継がれます。CMC はスロ ットの優先順位を使用して、エンクロージャ内で優先順位が最も高いサーバーに優先的に電力をバジェット します。 デフォルトのサーバースロット優先順位設定では、電力はすべてのスロットに均等に分配されます。スロッ トの優先順位を変更することによって、システム管理者は電力割り当ての優先権が与えられたサーバーを優 先することができます。より重要なサーバーモジュールをデフォルトのスロット優先順位 1 のままにする と、重要度の低いサーバーモジュ
サーバー優先順位 ページに、シャーシ内のすべてのサーバーがリストされます。 2. 優先度 ドロップダウンメニューから、1 台、複数台、またはすべてのサーバーのために優先度レベル(1 ~9、ここでは 1 が最優先)を選択します。デフォルトの値は 1 です。同じ優先度レベルを複数のサーバ ーに割り当てることができます。 3.
RACADM を使用した電力バジェット状態の表示 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm getpbinfo getpbinfo の詳細(出力の詳細を含む)については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の getpbinfo コマンドの項を参照してください。 冗長性状態と全体的な電源正常性 冗長性状態は全体的な電源正常性を特定するための要因です。たとえば、電源冗長性ポリシーがグリッド冗 長性に設定され、システムが冗長で稼動していることを冗長性状態が示している場合、全体的な電源状態は 通常 OK になります。ただし、グリッド冗長性で稼働するための条件を満たすことができない場合は冗長性 状態が いいえ になり、全体的な電源正常性は 重大 になります。これは、システムが設定された冗長性ポリ シーに従って稼働できないためです。 メモ: CMC では、冗長性ポリシーをグリッド冗長性に変更、またはグリッド冗長性から他のポ
力を必要とする状況で電力が不足する場合に発生します。優先順位の低いサーバーに割り当てられた電力を 削減しても充分な電力を解放できない場合は、新規サーバーの電源をオンにすることができません。 これは、システム管理者が、サーバーに対するフル電源割り当てよりも低い電力制限をシャーシに設定して いるか、高電力を必要とするサーバーに利用可能な電力が不十分である場合に発生します。 次の表は、前述したシナリオで新しいサーバーの電源をオンにしたときに CMC が行う処置を説明していま す。 表 30.
システムイベントログにおける電源装置および冗長性ポリシーの変更 電源装置状況および電源冗長性ポリシーの変更はイベントとして記録されます。システムイベントログ (SEL)にエントリを記録する電源装置関連のイベントは、電源装置の挿入と取り外し、電源装置入力ケーブ ルの挿入と取り外し、および電源装置の出力アサートとアサート停止です。 次の表には、電源装置の変更に関連する SEL エントリがリストされています。 表 32.
節電と電力バジェット CMC は、ユーザー設定の電力最大制限に到達すると、節電を実行します。電力に対する需要がユーザー設定 のシステム入力電力上限を越えると、CMC は優先順位の高いサーバーおよびシャーシ内のその他モジュール のために電力を解放するために、優先順位の低いサーバー順にサーバーへの電力を削減します。 シャーシ内のすべて、または複数のスロットが同じ優先度レベルに設定されている場合、CMC はスロット番 号の低い順にサーバーの電力を削減します。たとえば、スロット 1 と 2 のサーバーの優先順位が同じである 場合、スロット 1 のサーバーの電力が先に削減され、次にスロット 2 のサーバーの電力が削減されます。 メモ: シャーシ内の各サーバーに 1 から 9 の番号を割り当てることによって、それぞれの優先度レベル を割り当てることができます。すべてのサーバーのデフォルト優先度レベルは 1 です。番号が低くな るほど、優先度レベルは高くなります。 電力バジェットは、2 台の PSU セットのうち最も弱い PSU の最大値に制限されます。システム入力電力上限 値を越える AC 電力バジェット値を設定しようと
110V PSU AC 操作 デフォルトで、110V PSU AC 操作機能が使用可能です。ただし、110V と 220V 操作の組み合わせはサポート されません。両方の電圧の入力が CMC によって検出されると、一方の電圧値のみが選択され、もう一方の 電圧レベルに接続されている電源装置の電源がオフにされて、機能していないと表示されます。 リモートロギング 電力消費のレポートを、リモートのシステムログサーバーに報告することができます。収集期間中のシャー シの電力消費の合計量、最大値、最小値、および平均値をログすることができます。この機能の有効化、お よび収集 / ログ間隔の設定に関する詳細については、「電力の管理と監視」を参照してください。 外部電源管理 CMC 電源管理は、オプションとして OpenManage Power Center(OMPC)から制御することができます。 詳細については、『OMPC ユーザーズガイド』を参照してください。 外部電源管理を有効にすると、OMPC は次を管理します。 • 対応 VRTX サーバーのサーバー電源 • 対応 VRTX サーバーのサーバー優先順位 •
CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェットと冗長性の設定 メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 電力バジェットを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 電源 → 設定 をクリックします。 2. バジェット / 冗長性設定 ページで、次のプロパティのいずれかまたはすべてを必要に応じて選択しま す。各フィールドの説明については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 3. • サーバーベースの電源管理の有効化 • システム入力電力の上限 • 冗長性ポリシー • 電源装置の動的制御を有効にする • シャーシ電源ボタンの無効化 • 最大電力節減モード • リモート電力ログを有効にする • リモート電力ログの間隔 適用 をクリックして変更を保存します。 RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定 メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。 1.
• 最大節電モードを有効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisMaxPowerConservationMode 1 • 通常の動作を復元するには、次を入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisMaxPowerConservationMode 0 • 電力リモートログ機能を有効にするには、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingEnabled 1 • 電力リモートログの間隔を指定するには、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingInterval n ここで n は 1~1440 分になります。 • 電力リモートログ機能が有効かどうかを判定するには、次のコマンドを入力します。 racadm getconfig -g cfgRemo
3. • システムの電源を入れる • システムの電源を切る • システムのパワーサイクル(コールドブート) • CMC のリセット(ウォームブート) • 非正常なシャットダウン 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4.
メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM での電源制御操作の実行 I/O モジュールで電源制御操作を実行するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → I/O モジュール概要 → 電源 をクリックします。 2. 電源制御 ページで、IOM に対するドロップダウンメニューから実行する操作を選択します(パワーサイ クル)。 3.
15 シャーシストレージの管理 Dell PowerEdge VRTX 上では、次の操作を実行できます。 • 物理ディスクドライブとストレージコントローラの状態の表示。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、仮想ディスク、およびエンクロージャのプロパティの表示。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、および仮想ディスクのセットアップ。 • 仮想アダプタの割り当て。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、および仮想ディスクのトラブルシューティング。 • ストレージコンポーネントのアップデート。 • フォールトトレランスモードでの共有ストレージコントローラの使用。 • 共有 PERC8(内蔵 2)の有効化または無効化。 メモ: 仮想ディスクが最初に作成されている場合は、高速初期化または完全初期化は表示されませ ん。 ストレージコンポーネントの状態の表示 ストレージコンポーネントの状態を表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → プロパティ → ストレージ概要 をクリックします。 2.
ストレージトポロジの表示 ストレージトポロジを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → プロパティ → トポロジ をクリックします。 2. トポロジ ページで、<コントローラ名> をクリックして対応するページを表示します。 メモ: この CMC に関連付けられたストレージデバイスの制御をアクティブに行っているコントラ ーラ、およびスタンバイとして機能しているパッシブコントローラの名前を表示できます。 3. 取り付けられている各コントローラの下で、仮想ディスクを表示、<エンクロージャ名>、および 物理デ ィスクを表示 のリンクをクリックして、それぞれのページを開きます。 CMC ウェブインタフェースを使用した SPERC のフォール トトレランストラブルシューティング情報の表示 SPERC のフォールトトレラント機能の正しい機能性を示す属性を表示するには、次の手順を実行します。 1.
• クリック をクリックして、外付けコントローラがフォールトトレラントモードにないときの次の 属性を表示します。 – 1 つの共有 PERC が検出された – 1 つのエキスパンダが検出された – 共有 PERC とエキスパンダが正しくケーブル配線されている • フォールトトレラント条件が満たされているかどうかを示す各属性の状態を表示します。 メモ: フォールトトレランス環境内の属性が条件と一致しない場合は、今すぐアップデート オ プションがその属性に表示されます。 メモ: 方法を学ぶ オプションが、一部の属性に対して表示されます。属性に関する詳細について は、方法を学ぶ をクリックしてください。 3.
ストレージ仮想化 ページが表示されます。 2. 必要な割り当てタイプを選択するには、割り当てモード : 仮想ディスクから仮想アダプタ 表から次を選 択します。 • 単一の割り当て - これを選択して、1 つの仮想ディスクを 1 つの仮想アダプタに割り当てます。 • 複数の割り当て - これを選択して、1 つの仮想ディスクを複数の仮想アダプタに割り当てます。この オプションを選択する前に、画面に表示される指示をお読みください。 メモ: 複数の割り当て モードは、サーバーにクラスタサービスがインストールされている場合にの み選択します。クラスタサービスがインストールされていない状態でこのモードを使用すると、デ ータ破損または損失の原因になる場合があります。 3.
• コントローラが機能停止、または故障したときに、サーバーが状況に対処することを可能にする。 • コンポーネント冗長性を利用する。 コントローラのフォールトトレランス機能を使用することにより、アクティブおよびパッシブ(ピア)コン トローラを持つことによって達成される共有ストレージに関連するタスクを管理できます。アクティブコン トローラは、アクティブであり、ストレージ関連プロセスのすべてを監視するコントローラです。アクティ ブコントローラが機能停止した場合に、ピアホットスペアとして動作しているパッシブコントローラがその 機能をシームレスに引き継ぐため、両コントローラの稼働状態はコントローラ間で伝達されます。 メモ: CMC は、SR-IOV 対応ファームウェアを持つ共有 PERC 8 用のフォールトトレランスデータを表 示します。非 SR-IOV カードが共有ストレージスロットに接続されている場合、カードに電源が投入さ れず、アラートが生成されます。 CMC ウェブインタフェースを使用したコントローラプロパ ティの表示 コントローラプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1.
• インポート / 回復。外部設定を持つディスクをインポートします。 ストレージコントローラの設定 ストレージコントローラの既存プロパティを変更したり、新しく取り付けられたストレージコントローラの プロパティを設定することができます。 CMC ウェブインタフェースを使用したストレージコントローラの設定 少なくとも 1 台のストレージコントローラがシャーシに取り付けられていることを確認してください。 ストレージコントローラを設定するには、次の手順を実行します。 1. CMC ウェブインタフェースで、シャーシ概要 → ストレージ → コントローラ → セットアップ と進みま す。 2.
共有 PERC コントローラ 内蔵共有 PERC が 2 つインストールされているシステムの場合、フォールトトレラント モードから 非フォ ールトトレラント モードに操作モードを変更することができるか、またはこの逆に、2 番目の内部共有 PERC 8 コントローラを有効または無効にすることにより、ウェブインタフェースまたは RACADM CLI を使用でき ます。 内部共有 PERC 8 コントローラの場合、2 つ目の内蔵コントローラを無効にすることができます。 2 つ目の 内蔵コントローラが無効になった後、最初の内蔵コントローラはフォールトトレラントモードではありませ ん。 2 つ目の内蔵コントローラが有効になると、2 本の内蔵コントローラは、デフォルトでフォールトトレ ラントモードです。 2 つ目の内蔵コントローラは、racadm raid disableperc:RAID.ChassisIntegrated.2-1 コマンドで無効にできます。 外付けエンクロージャの場合、racadm raid disableperc: RAID.ChassisSlot.
メモ: • enable または disable コマンドを実行する前に、シャーシの電源をオンにし、すべてのサーバーモ ジュールの電源をオフにする必要があります。シャーシでは、この操作の一環として自動的にパワ ーサイクルが行われます。共有 PERC の動作モードの変更後は、トラブルシューティング ページを 使用する、または racadm racreset コマンドを実行して CMC のリセットを行うことが推奨され ます。 • デフォルトで、2 番目の内蔵 PERC 8 カードが検出された場合は、そのモードが高可用性モードを 表示します。 • 外付けスロットで SPERC を有効にしても、フォールトトレランスを有効になりません。 • 外付け共有 PERC8 に対してフォールトトレラントモードを有効にするには、「RACADM を使用し た外付け RAID コントローラのフォールトトレランスを有効または無効にする」セクションを参照 します。 CMC ウェブインタフェースを使用した RAID コントローラ の有効化または無効化 2 台の共有 PERC8 コントローラを搭載した VRTX シャーシでは、
CMC ウェブインタフェースを使用してフォールトトレラントモードのピアコントローラを有効または無効 にするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → コントローラ → トラブルシューティング をクリックしま す。 2.
RACADM を使用して RAID コントローラの有効または無効 にする RACADM を使用してピアコントローラを有効化するには、CMC にシリアル /Telnet/SSH テキストコンソー ルを開き、ログインして次のように入力します。 racadm raid enableperc: ピアコントローラを無効化するには、次を入力します。 racadm raid disableperc: メモ: RACADM インタフェースを使用したこの機能の詳細については、『iDRAC および CMC 向け RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 RACADM を使用した外付け RAID コントローラのフォール トトレランスを有効または無効にする フォールトトレランスを有効にするには、次の手順を実行します。 racadm raid controllers: -p HighAvailabilityMode ha フォールトトレランスを無効にするには、次の手順を実行します。 raca
RACADM を使用した物理ディスクドライブプロパティの表 示 RACADM を使用して物理ディスクドライブのプロパティを表示するには、コマンド racadm raid get pdisks -o を実行します。 詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレ ンスガイド』を参照してください。 物理ディスクと仮想ディスクの識別 LED 点滅機能の有効化または無効化についての詳細は、次を参照してください。 • CMC ウェブインタフェースを使用した LED 点滅の設定 • RACADM を使用した LED の点滅の設定 CMC ウェブインタフェースを使用したグローバルホットス ペアの割り当て グローバルホットスペアを割り当てまたは割り当て解除するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 物理ディスク → セットアップ をクリックします。 物理ディスクのセットアップ ページが表示されます。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用した仮想ディスクプロパ ティの表示 仮想ディスクが作成されていることを確認してください。 仮想ディスクプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 仮想ディスク → プロパティ をクリックします。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用した仮想ディスクプロパ ティの変更 仮想ディスクプロパティを変更するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 仮想ディスク → 管理 をクリックします。 2. 仮想ディスクの管理 ページの 仮想ディスク処置 ドロップダウンメニューから、次の処置のいずれかを 選択し、適用 をクリックします。 • 名前の変更 • 削除 メモ: 削除を選択した場合、仮想ディスクを削除するとその仮想ディスク内で使用可能なデータが 恒久的に削除されることを示す次のメッセージが表示されます。 Deleting the virtual disk removes the virtual disk from the controller's configuration. Initializing the virtual disk permanently erases data from the virtual disk.
たは外付けエンクロージャを展開して、EMM のステータスおよび属性を表示します。 詳細については、 『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 RACADM を使用して EMM のステータスおよび属性を表示する EMM のステータスを表示するには、 racadm raid get emms -o -p Status コマンドを使用します。 EMM の属性を表示するには、 racadm raid get emms -o コマンドを使用します。 詳細については、dell.
メモ: • 無効な値を入力した場合、エラーが表示されます。 • 最初に、ファームウェアに保存された値が表示されます。 • エンクロージャの資産タグと資産名を設定するには、シャーシ設定権限が必要です。 • 資産タグおよび資産名を設定できるのは、外部エンクロージャのみです。 ウェブインタフェースを使用したエンクロージャの資産タグと資産名の設定 エンクロージャの資産タグと資産名を設定するには、シャーシ概要 → ストレージ → エンクロージャ → セッ トアップの順にクリックします。 資産タグ と 資産名 を適切なフィールドに入力し、 適用をクリックしま す。 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 RACADM を使用したエンクロージャの資産タグと資産名の設定 エンクロージャの資産タグを設定するには、racadm raid set enclosures: Enclosure.External. 0-0:RAID.ChassisSlot.
メモ: • 無効な値を入力した場合はエラーが表示されます。 • 最初に、ファームウェア に保存された値が表示されます。 • エンクロージャの資産タグと資産名を設定するには、シャーシ設定権限が必要です。 ウェブインタフェースを使用したエンクロージャの温度警告しきい値の設定 エンクロージャの温度警告しきい値を設定するには、次の手順を実行します。 シャーシ概要 → ストレージ → エンクロージャ → セットアップの順に選択します。エンクロージャ ドロッ プダウンメニューからエンクロージャを選択し、温度センサー 2 と 3 の警告しきい値の上限と下限の適切な 値を入力します。資産タグ と 資産名 を適切なフィールドに入力し、適用をクリックします。 詳細について は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 RACADM を使用したエンクロージャ温度警告しきい値の設定 エンクロージャ内の温度プローブの最小警告しきい値を設定するには、 racadm raid set tempprobes:TempSensor.Embedded.0:Enclosure.External.1-0:RAID.
詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 CMC ウェブインタフェースを使用したエンクロージャプロ パティの表示 エンクロージャプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → エンクロージャ → プロパティ をクリックします。 2.
PCIe スロットの管理 16 デフォルトでは、すべてのスロットがマップ解除されています。次を実行することができます。 • シャーシ内の全 PCIe スロットの状態の表示。 • サーバーに対する PCIe スロットを割り当ておよび割り当て解除。 PCIe スロットをサーバーに割り当てる前に、次を考慮してください。 • 空の PCIe スロットを電源がオンになっているサーバーに割り当てることはできません。 • サーバーに割り当てられたアダプタがある PCIe スロットは、現在割り当てられているサーバー(ソー ス)の電源がオンになっている場合、別のサーバーに割り当てることはできません。 • サーバーに割り当てられたアダプタがある PCIe スロットは、電源がオンになっている別のサーバー(タ ーゲット)に割り当てることはできません。 割り当てられている PCIe スロットをサーバーから削除する前に、以下の点を考慮します。 • PCIe スロットが空の場合、サーバーの電源がオンになっていても、スロットをサーバーから割り当て解 除できます。 • PCIe スロットにアダプタがあり、その電源
CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe スロットプロ パティの表示 • 8 個の PCIe スロットすべてについての情報を表示するには、左ペインで シャーシ概要 → PCIe 概要 をク リックします。必要なスロットに対し、 • をクリックしてプロパティをすべて表示します。 1 個の PCIe スロットについての情報を表示するには、シャーシ概要 → PCIe スロット <番号> → プロパ ティ → 状態をクリックします。 メモ: ユーザーインタフェースは、専用アダプタで外部 PCIE スロットから取り付けられた SPERC(ま たはその他の共有)デバイスを含む外部 PCIe スロットを、これらのデバイスが持つ異なるプロパティ から判断して区別しています。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーへの PCIe スロットの割り当て PCIe スロットをサーバーに割り当てるには、次の手順を実行します。 • 左ペインで、シャーシ概要 → PCIe 概要 → セットアップ → マッピング:PCIe スロットからサーバース ロット をクリックします。マッピング:PCIe スロットからサーバ
については、dell.com/support/Manuals にある『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド)を参照してください。 • サーバーに対する PCIe デバイスの現在の割り当てを表示するには、次のコマンドを実行します。 racadm getpiecfg -a • FQDD を使用して PCIe デバイスのプロパティを表示するには、次のコマンドを実行します。 racadm getpciecfg [-c ] たとえば、PCIe デバイス 1 のプロパティを表示するには、次のコマンドを実行します。 racadm getpciecfg -c PCIE.ChassisSlot.
メモ: • CMC の電力が不足すると、CMC はライドスルーモードの全アダプタをオフにすることで、これら のアダプタに割り当てられているすべての電力を開放します。電源が復旧されると、PCIe スロット に電力が再度割り当てられます。この電力復元により、カードは遅延なくサーバー割り当ての準備 完了状態になります。 • 共有モードとして電源が入っているすべての外部 PCIE アダプタはライドスループロセスから除外 されます。共有デバイスとして共有アダプタの電源がオンになると、シャーシの電源がオフになる まで、電源オン状態のままです。 CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe ライドスループロパティの表示 PCIe ライドスループロパティを表示するには、左側のペインで シャーシ概要 → PCIe 概要 をクリックしま す。PCIe 状態 ページが表示されます。一般設定 セクションに次の PCIe ライドスループロパティ状態が表 示されます。 • ライドスルー状態 - 有効または無効 • ライドスルータイムアウト - ライドスルー機能が有効化されている時間を示します。 RACADM を使用し
詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレ ンスガイド』を参照してください。 234
17 トラブルシューティングとリカバリ 本項では、CMC ウェブインタフェースを使用したリモートシステム上でのリカバリ、および問題のトラブル シューティングに関連したタスクの実行方法について説明します。 • シャーシ情報の表示。 • イベントログの表示。 • 設定情報、エラーステータス、エラーログの収集。 • 診断コンソールの使用。 • リモートシステムの電源管理。 • リモートシステムの Lifecycle Controller ジョブの管理。 • コンポーネントのリセット。 • ネットワークタイムプロトコル(NTP)問題に関するトラブルシューティング。 • ネットワーク問題に関するトラブルシューティング。 • アラート問題に関するトラブルシューティング。 • システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット。 • シャーシ構成設定および証明書の保存と復元。 • エラーコードおよびログの表示。 メモ: WinRM の Microsoft のサポートは、Windows 10 クライアントでは使用できません。WinRM の 代わりに Power Shell を使用
RACDUMP を使用した設定情報、シャーシ状態、およびログ の収集 racdump サブコマンドは、包括的なシャーシ状態、設定状況情報、イベントログの履歴を収集するための単 一のコマンドを提供します。 racdump サブコマンドは、次の情報を表示します。 • 一般的なシステム /RAC 情報 • CMC 情報 • シャーシ情報 • セッション情報 • センサー情報 • ファームウェアビルド情報 対応インタフェース • CLI RACADM • リモート RACADM • Telnet RACADM racdump には次のサブシステムが含まれており、次の RACADM コマンドを集約します。racdump の詳細 については、 『PowerEdge VRTX の CMC 用 RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくだ さい。 サブシステム RACADM コマンド システム / RAC の一般情報 getsysinfo セッション情報 getssninfo センサー情報 getsensorinfo スイッチ情報(IO モジュール) g
SNMP Management Information Base(MIB)ファイルのダウンロード CMC SNMP MIB ファイルは、シャーシタイプ、イベント、およびインジケータを定義します。CMC は、ウ ェブインタフェースを使用した MIB ファイルのダウンロードを可能にします。 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC の SNMP Management Information Base(MIB)ファイルをダ ウンロードするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ネットワーク → サービス → SNMP をクリックします。 2. SNMP 設定 セクションで、保存 をクリックして CMC MIB ファイルをローカルシステムにダウンロード します。 SNMP MIB ファイルの詳細については、dell.
– 解決策 A: 余剰電力が十分ではありません。1 つまたは複数の電源装置がスタンバイ状況に移行する のは、エンクロージャで利用できる余剰電力が、少なくとも 1 つの電源装置の容量を超えた場合に限 られます。 – 解決策 B: 動的電源供給が、エンクロージャ内に存在する電源装置ユニットで完全にサポートできま せん。これが原因であるかをチェックするには、ウェブインタフェースを使用して動的電源供給をオ フにしてから、再度オンにします。動的電源供給を完全にサポートできない場合は、メッセージが表 示されます。 • 問題: 新しいサーバーを十分な電源装置があるエンクロージャに挿入しましたが、サーバーの電源がオ ンになりません。 – 解決策 A: システム入力電力上限の設定をチェックします。追加サーバーに電源を供給するには低す ぎる設定になっている場合があります。 – 解決策 B: 最大節電の設定をチェックします。これが設定されていると、この問題が発生します。詳 細については、電源設定を参照してください。 – 解決策 C: 新しく挿入したサーバーと関連付けられているサーバースロットの電力優先順位を確認 し、他のサーバー
または Microsoft の snmputil などのツールを使用して、管理下システムのパケットをトレースしてくださ い。 イベントログの表示 管理下システムで発生したシステムにとって重要なイベントの情報には、ハードウェアログおよびシャーシ ログを表示することができます。 ハードウェアログの表示 CMC はシャーシで発生したイベントのハードウェアログを生成します。ハードウェアログは、ウェブインタ フェースおよびリモート RACADM を使用して表示できます。 メモ: ハードウェアログをクリアするには、ログのクリアシステム管理者 特権が必要です。 メモ: 特定のイベント発生時に E-メールまたは SNMP トラップを送信するように CMC を設定するこ とができます。アラートを送信するための CMC の設定についての情報は、「アラートを送信するため の CMC の設定」を参照してください。 ハードウェアログエントリの例 重要システムソフトウェアイベント: 冗長性損失 2007 年 5 月 9 日水曜日 15:26:28 正常システム ソフトウェアイベント: クリアされたログがアサートされました 2007
RACADM を使用したハードウェアログの表示 RACADM を使用してハードウェアログを表示にするには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキスト コンソ ールを開いて CMC へ進み、ログイン後、次を入力します。 racadm getsel ハードウェアログをクリアするには、次を入力します。 racadm clrsel シャーシログの表示 CMC は、シャーシ関連のイベントのログを生成します。CMC は、システムイベントログ(SEL) 、SNMP、 および電子メールのインタフェースを介してアラート機能を提供します。 SPERC は、1 つ、または複数の PowerEdge サーバーの電源が入っている間に挿入します。 メモ: • シャーシログをクリアするには、ログのクリア管理者 権限が必要です。 RACADM を使用したシャーシログの表示 RACADM を使用してシャーシログ情報を表示するには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキストコンソー ルを開いてログインし、次を入力します。 racadm chassislog view このコマンドにより、最新のシャーシログエントリが
診断コンソール ページが表示されます。 2. コマンド テキストボックスにコマンドを入力し、送信 をクリックします。 コマンドの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 診断結果ページが表示されます。 コンポーネントのリセット アクティブ CMC のリセット、またはサーバーを取り外されて再挿入されたかのように動作させるサーバー の仮想再装着を行うことができます。シャーシにスタンバイ CMC がある場合は、アクティブ CMC のリセ ットでフェイルオーバーが生じ、スタンバイ CMC がアクティブになります。 メモ: コンポーネントをリセットするには、デバッグ コマンド管理者 特権が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用してコンポーネントをリセットするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → トラブルシューティング → コンポーネントのリセット をクリックしま す。 コンポーネントのリセット ぺージが表示されます。 2.
ネットワークタイムプロトコル(NTP)エラーのトラブルシ ューティング ネットワーク上のリモートタイムサーバーの時刻と同期化するように CMC のクロックを設定した後は、日 付と時刻が変更されるまで数分かかる場合があります。数分後も変更されない場合は、問題をトラブルシュ ートする必要がある場合があります。CMC は、次の理由でクロックを同期化できない可能性があります。 • NTP サーバー 1、NTP サーバー 2、および NTP サーバー 3 設定の問題。 • 無効なホスト名または IP アドレスが誤って入力された可能性がある。 • CMC と設定済みの NTP サーバーとの通信を妨げるネットワーク接続問題がある。 • NTP サーバーホスト名が解決されるのを妨げる DNS 問題がある。 NTP 関連問題のトラブルシューティングを行うには、CMC トレースログの情報をチェックしてください。 このログには NTP 関連障害のエラーメッセージが含まれています。CMC がどの設定済みリモート NTP サ ーバーとも同期化できない場合は、CMC 時刻はローカルシステムのクロックと同期化され、トレース
NTP サーバーが無効なホスト名で設定されていると、次のようなトレースログエントリが記録される場合が あります。 Aug 21 14:34:27 cmc ntpd_initres[1298]: host name not found: blabla Aug 21 14:34:27 cmc ntpd_initres[1298]: couldn't resolve `blabla', giving up on it CMC ウェブインタフェースを使用してトレースログを確認するための gettracelog コマンドを入力する 方法についての情報は、「診断コンソールの使用」を参照してください。 LED の色と点滅パターンの解釈 シャーシ上の LED は、コンポーネントの次の状態を示します。 • 緑色 LED の点灯は、コンポーネントの電源がオンになっていることを示します。緑色 LED が点滅してい る場合は、ファームウェアアップロードなど、重要ですが日常的に行われるイベントが発生していること を示しており、この間、ユニットを操作することはできません。障害が発生しているわけではありませ ん。 • モジュール上
コンポーネント IOM(パススルー) 送風装置 PSU Enclosure(エンクロ ージャ) 244 LED の色、点滅パターン ステータス 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 / スタックマスター 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュー ル識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし / スタックスレーブ 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 不使用 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュー ル識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし 緑色、点灯 ファン作動中 緑色、点滅 不使用 緑色、消灯 電源オフ 橙色、点灯 ファンタイプを認識できない、CMC ファ ームウェアのアップデート 橙色、点滅 ファン障害。タコメーターが範囲外 橙色、消灯 不使用 (楕円)緑色、点灯 AC OK (楕円)緑色、点滅 不使用 (楕円)緑色、消灯 AC OK 外 橙色、点灯
コンポーネント LED の色、点滅パターン ステータス 橙色 オンになっているかリセット、障害状態 無応答 CMC のトラブルシューティング いずれのインタフェース(ウェブインタフェース、Telnet、SSH、リモート RACADM、シリアルなど)を使 用しても CMC にログインできない場合は、CMC 上の LED の観察、DB-9 シリアルポートを使用したリカバ リ情報の取得、または CMC ファームウェアイメージのリカバリなどを行うことにより、CMC が機能してい るかどうかを確認できます。 メモ: シリアルコンソールを使ってスタンバイ CMC にログインすることはできません。 問題特定のための LED の観察 カードの左側には LED が 2 個あります。 • 左上の LED - 電源状態を示します。点灯していない場合は、次を確認してください。 – 少なくとも 1 台の電源装置に AC 電源がある。 – CMC カードが正しく装着されている。取り出しハンドルを解放、または引いて CMC を取り外し、基 板が完全に挿入され、ラッチが正しく閉じることを確認しながら CMC を再度挿入します。
プロンプト例: recover1[self test] CMC 1 self test failure recover2[Bad FW images] CMC2 has corrupted images • プロンプトがセルフテストの失敗を示している場合、CMC にはサービス可能なコンポーネントはあ りません。CMC が不良であることから、Dell に返品する必要があります。 • プロンプトが FW イメージ不良 を示している場合は、 「ファームウェアイメージのリカバリ」のタス クを完了します。 ファームウェアイメージのリカバリ 正常な CMC OS 起動が不可能な場合、CMC はリカバリモードになります。リカバリモードでは、ファーム ウェアアップデートファイルである vrtx_cmc.
コントローラのトラブルシューティング コントローラをトラブルシューティングするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → コントローラ → トラブルシューティング をクリックしま す。 2.
LCD パネルインタフェースの使用 18 LCD パネルを使用して設定と診断を実行したり、シャーシやそのコンテンツの状態情報を取得することがで きます。 次の図は、LCD パネルの図解です。LCD 画面には、メニュー、アイコン、画像、およびメッセージが表示さ れます。 図 2. LCD ディスプレイ 1. LCD 画面 3. スクロールボタン(4) 2.
表 34.
メインメニューから KVM マッピング を選択し、適切なサーバーに移動して、中央の チェック ボタンを押し ます。 DVD マッピング このページを使用することにより、DVD からサーバーへのマッピング情報の表示、別のサーバーのシャーシ 上 DVD ドライブへのマップ、または既存の接続のマッピング解除を行うことができます。サーバーが DVD にアクセスできるようにするには、メインメニューから DVD マッピング を選択し、必要なサーバーまで移 動して、中央の チェック ボタンを押します。 DVD ドライブをサーバースロットにマップできるのは、そのサーバースロットに対して DVD が有効になっ ている場合のみです。DVD ドライブは、いずれのサーバースロットからも使用されないように、マッピング を解除することもできます。DVD ドライブとメイン基板との間で SATA ケーブルが正しく接続されていな いと、DVD ドライブの正常性が重要状態になります。DVD ドライブの正常性が重要状態の場合、サーバー は DVD ドライブにアクセスできません。 メモ: DVD マッピング機能は、DVD ドライブが取り付けられて
上下矢印ボタンを使ってメニュー内のアイテムをハイライト表示するか、メインメニュー 画面に戻る場合は 戻る アイコンをハイライト表示します。 選択をアクティブにするには、中央のボタンを押します。 LCD 言語 LCD 言語 画面では、LCD パネルメッセージに使用する言語を選択することができます。現在アクティブな 言語が、水色背景でハイライト表示されます。 1. 上下左右の矢印ボタンを使って任意の言語をハイライト表示します。 2. 中央ボタンを押します。確定 アイコンがハイライト表示されます。 3.
前面パネル LCD メッセージ このセクションには 2 つのサブセクションがあり、前面パネル LCD に表示されるエラーと状態情報をリスト にします。 LCD の エラーメッセージ の形式は、CLI またはウェブインタフェースで表示されるシステムイベントログ (SEL)に似ています。 エラーセクションの表は、各種 LCD 画面に表示されるエラーおよび警告メッセージと、考えられるメッセー ジの原因をリストします。山括弧(< >)で囲まれたテキストは、そのテキストが様々であることを示しま す。 LCD の状態情報には、シャーシ内のモジュールについての記述的情報が含まれます。このセクションの表に は、各コンポーネントに対して表示される情報が説明されています。 LCD モジュールとサーバー状態情報 本項の表では、シャーシ内のコンポーネントタイプごとに前面パネル LCD に表示される状態項目について説 明します。 表 35.
表 36. シャーシまたはエンクロージャ状態 項目 説明 ユーザー定義名 例:「Dell ラックシステム」。これは、CMC CLI またはウェブインター フェースを使用して設定することができます。 エラーメッセージ エラーがない場合は、「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセージ という順序でエラーメッセージがリストされます。 モデル番号 例:「PowerEdgeM1000」。 電力消費量 現在のワット単位での電力消費量です。 ピーク電力 ワット単位のピーク電力消費量です。 最小電力 ワット単位の最小電力消費量です。 周囲温度 現在の摂氏での周辺温度です。 Service Tag(サービスタグ) 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 CMC 冗長性モード 非冗長または冗長になります。 PSU 冗長性モード 非冗長、グリッド冗長、または DC 冗長 表 37.
表 39. IOM 状態 項目 説明 名前 / 場所 IOM A エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 ステータス オフまたはオン - IOM が機能しているかどうかを示します。 Model(モデル) IOM のモデルです。 ファブリックタイプ ネットワークタイプです。 IP アドレス IOM がオンの場合にのみ表示されます。パススルータイプ IOM の値 はゼロです。 Service Tag(サービスタグ) 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 表 40.
表 42. 送風装置の状態 項目 説明 名前 / 場所 例:送風装置 1、送風装置 2 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 RPM 現在の送風装置速度(RPM) 表 43.
表 45. ハードディスクドライブの状態 項目 説明 ハードディスクドライブ:< 番号 > ハードディスクドライブ (n はハードドライブ番号)形式でハー ドディスクドライブ名が表示されます。例:ハードディスクドライブ 1、ハードディスクドライブ 2 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 電源状態 スピンアップ、移行、またはスピンダウン - ハードディスクドライブ の電源状態を示します。 製造元 製造元の名前 容量 ハードディスクドライブの使用可能なストレージ容量(GB) ファームウェアバージョン ハードディスクドライブのファームウェアバージョン 状況 オフライン、オンライン、またはスタンバイ - ハードディスクドライ ブの電源状態を示します。 表 46.
項目 説明 IP4 <有効、無効> 現在の IPv4 の有効化状況を表示します。 IP4 アドレス: <アドレス、取得中 IPv4 が有効な場合にのみ表示されます。 > IP6 <有効、無効> iDRAC が IPv6 をサポートする場合にのみ表示されます。現在の IPv6 有効化状況を表示します。 IP6 ローカルアドレス: <アドレス iDRAC が IPv6 をサポートし、かつ IPv6 が有効な場合にのみ表示され > ます。 IP6 グローバルアドレス: <アドレ iDRAC が IPv6 をサポートし、かつ IPv6 が有効な場合にのみ表示され ス> ます。 ファブリック上で有効化された FlexAddress 機能がインストールされている場合にのみ表示されます。このサーバ ー用に有効化されたファブリックをリストします(つまり、A、B、 C)。 表の情報は動的にアップデートされます。サーバーがこの機能をサポートしていない場合は、次の情報は表 示されません。サポートしている場合は、サーバー管理者のオプションは次のとおりです。 • オプション「なし」= LCD には一切の文字列を表示し
19 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。 • RACADM • リモートシステムの管理と復元 • Active Directory • FlexAddress と FlexAddressPlus • IOM RACADM CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージ が表示されます。 racadm Transport: ERROR: (RC=-1) このメッセージは何を意味しますか? 別のコマンドは、CMC がリセットを完了した後でのみ、発行される必要があります。 RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。 • ローカルエラーメッセージ - ERROR: といった構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題で す。 RACADM help サブコマンドを使用して、正しい構文と使用方法を表示します。たとえば、シャーシロ グのクリアでエラーが発生した場合は、次のサブコマンド
$ logout および $ quit コマンドの使用中に、Not Found というエラーメッセージが表示されます。 リモートシステムの管理と復元 プロパティを変更すると、リモート RACADM とウェブベースのサービスを使用できなくなるのはなぜです か? CMC ウェブサーバーのリセット後は、リモート RACADM サービスとウェブインタフェースに再度アクセス できるようになるまで 1 分ほどかかる場合があります。 CMC ウェブサーバーは次の状況が発生するとリセットされます。 • CMC ウェブユーザーインタフェースを使用してネットワーク設定やネットワークセキュリティのプロ パティを変更する。 • cfgRacTuneHttpsPort プロパティが変更された(config -f(config ファイル)が変更する場合も含む)。 • racresetcfg が使用されたか、またはシャーシ構成のバックアップが回復された。 • CMC がリセットされた。 • 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。 使用している DNS サーバーが CMC を登録しません。 一部の DNS
SNMP 認証トラップが生成されないようにするには、 エージェントによって受け入れられるコミュニティ名 を入力してください。CMC では 1 つのコミュニティ名のみが許可されているため、IT Assistant 検出セット アップには同じ get コミュニティ名と set コミュニティ名を入力します。 CMC ウェブインタフェースへのアクセス時に、SSL 証明書のホスト名と CMC のホスト名が一致しないとい うセキュリティ警告が表示される。 CMC には、ウェブインタフェースとリモート RACADM 機能のネットワークセキュリティを確保するために デフォルトの CMC サーバー証明書が含まれています。この証明書が使用されると、デフォルト証明書が CMC のホスト名(たとえば IP アドレス)に一致しない場合、ウェブブラウザがセキュリティ警告を表示し ます。 このセキュリティ問題に対処するには、CMC の IP アドレスに発行された CMC サーバー証明書をアップロ ードします。証明書の発行のために使用される証明書署名要求(CSR)を生成するときは、CSR のコモンネ ーム(CN)が CMC の IP アドレ
これらの Dell 拡張オブジェクト(Dell 関連オブジェクト、Dell RAC デバイス、および Dell 権限オブジェク ト)をいくつかのドメインに分散できますか? 関連オブジェクトと特権オブジェクトは、同じドメインにある必要があります。Dell 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインは、これらの 2 つのオブジェクトを同じドメインでのみ作成すること ができます。その他のオブジェクトは異なるドメイン内に置くことができます。 ドメインコントローラの SSL 設定に何か制限はありますか? はい。CMC では、信頼できる認証局の署名付き SSL 証明書を 1 つしかアップロードできないため、フォレ スト内の Active Directory サーバーの SSL 証明書はすべて同じルート認証局によって署名される必要があり ます。 新規 RAC 証明書が作成されてアップロードされた後、ウェブインタフェースが起動しません。 RAC 証明書の生成に Microsoft 証明書サービスが使用された場合、証明書作成時にウェブ証明書ではなくユ ーザー証明書オプションが使用された可能性があ
カードのアクティブ化や変更はいずれも行われません。カードは CMC によって無視されます。この場合、 $racadm featurecard -s コマンドが次のメッセージを返します。 機能カードが挿入されていません。 エラー: ファイルを開くことができません シャーシのサービスタグが再プログラムされた場合、そのシャーシにバインドされている機能カードはどう なりますか? • そのシャーシ、または他のシャーシのアクティブな CMC に元の機能カードが存在する場合、ウェブイン タフェースが次のエラーメッセージを表示します。 This feature card was activated with a different chassis. It must be removed before accessing the FlexAddress feature.
問題は、FlexAddress が無効化されたときに SD カードが CMC になかった場合、別のシャーシに FlexAddress をインストールするためにそのカードを使用できないということです。カードを使用できるように回復する には、バインドされているシャーシの CMC にそのカードを挿入し直し、FlexAddress を再インストールし て、その後 FlexAddress を非アクティブ化します。 SD カードが正しく取り付けられ、ファームウェアまたはソフトウェアのアップデートもすべてインストール 済みです。FlexAddress がアクティブですが、サーバー導入画面に導入オプションが表示されません。何が 間違っていますか? これは、ブラウザのキャッシュの問題です。ブラウザからログオフし、再起動してください。 RACADM コマンド racresetcfg を使用してシャーシ設定をリセットする必要がある場合、FlexAddress はど うなりますか? FlexAddress 機能は引き続きアクティブ状態で使用可能です。すべてのファブリックとスロットがデフォル トとして選択されています。 メモ: RAC