撮影する 撮影する(応用編)(応用編) ピント合わせの方法を変える ピント合わせの方法には、オートフォーカス、マクロ、パン フォーカス、無限遠、マニュアルフォーカスの5種類がありま す。これらをフォーカスモードといいます。 1. RECモードにします。 【 2.
撮影する(応用編) 自動でピントを合わせる (オートフォーカス) オートフォーカスでは自動的にピントを合わせることができま す。シャッターを半押しすると、オートフォーカス機能が働き、 自動的にピント調整を始めます。ピントを合わせることができる 範囲は下記の通りです。 範囲: 静止画: 約40cm∼∞(無限遠) 動画: 約10cm∼∞(無限遠) ※ 光学ズームにより、範囲は変化します。 1. 【 】 を何回か押して、フォーカスモード表示を消します。 • アイコンガイド (97ページ) を使用している場合は、 “ オートフォーカス”を選んでください。 2. 状況 動作確認用ランプ フォーカスフレーム ピント合わせ完了 緑点灯 緑点灯 ピント合わせ不可 緑点滅 赤点灯 3.
撮影する(応用編) ■ オートフォーカスの測定範囲(AFエリア)を変える “スポット”の場合 “マルチ”の場合 オートフォーカスモード、マクロモードでは、オートフォーカス (A F )の測定範囲を変更することができます。設定によって 【フォーカスフレーム】の形状も変わります。 1. RECモードで【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“AFエリア”と選び、【왘】を押します。 3.
撮影する(応用編) 近くを撮影する (マクロ) ピントを固定して撮影する(パンフォーカス) 近くのものにピントを合わせて撮影します。ピントが合う距離は 下記の通りです。 動画撮影時(ムービーモード、パストムービーモード、ショート ムービーモード、ムービーベストショットモード) (80ページ) の み使用できます。パンフォーカスモードでは、ある被写体距離に ピントが固定されますので、オートフォーカスの動作を行わずに 撮影することができます。オートフォーカスが難しい状況での撮 影や、オートフォーカスの動作音が気になる静かな環境などでの 撮影に便利です。 範囲:約1cm∼50cm ※ 光学ズームにより、範囲は変化します。 1. 【 】を何回か押して、“ ”を表示させます。 2.
撮影する(応用編) 遠くを撮影する (無限遠) 手動でピントを合わせる (マニュアルフォーカス) 無限遠では∞ (無限遠) にピントが固定されます。景色など遠景を 撮影するときに使用します。 マニュアルフォーカスでは手動でピントを合わせることができま す。ピントを合わせることができる範囲は下記の通りです。 1. 【 】を何回か押して、“ ”を表示させます。 2. 【シャッター】を押して撮影します。 範囲:約1cm∼∞(無限遠) ※ 光学ズームにより、範囲は変化します。 1. 【 】を何回か押して、 ”を表示させます。 “ • 手順2で拡大表示される 範囲が枠で囲まれます。 枠 2.
撮影する(応用編) 3. 【シャッター】を押して撮影します。 【 왘】の働きは、「左右 重要! • マニュアルフォーカス時の【왗】 キー設定」 (97ページ) で設定された機能でなく、ピント 合わせの動作が優先されます。 参考 • マニュアルフォーカス撮影時に光学ズーム(51ページ) を行うと、画面上に下記のような撮影可能な距離の範囲 が表示されます。 例:MF1cm - ∞ フォーカスロック 【フォーカスフレーム】 に入らない被写体にピントを合わせる場合 は、フォーカスロックを使います。フォーカスロックはオート フォーカスモード、マクロモード( )で使用できます。 1. ピントを合わせたい被写体 をフォーカスフレームに入 れて、【シャッター】を半押 しします。 ピントを合わせたい被写体 3 2560 1920N + – 0.0 05/ 12/24 05/12 24 12 : 38 【フォーカスフレーム】 2. 【シャッター】を半押しした まま、撮影したい構図を決 めます。 ISO 50 F3.3 1/1000 3.
撮影する(応用編) 露出を補正する(EVシフト) 本機は撮影時の明るさに応じて、露出値(EV値)を下記の値に手 動で補正することができます。逆光での撮影、間接照明の室内、 背景が暗い場合の撮影などに利用すると、より良好な画像が得ら れます。 露出補正値:−2.0EV∼+2.0EV 補正単位 :1/3EV 1. 3. 【왖】 【왔】で露出補正値を選 び、【SET】を押します。 • これで露出補正値が設定 されました。 露出補正表示 RECモードにして【MENU】を押します。 【왖】: +方向に補正されます。白い物の撮影や逆光での撮影 のときに押します。 2. “撮影設定”タブ→“EVシフ ト”と選び、【왘】を押しま す。 【왔】: −方向に補正されます。黒い物の撮影や晴天の野外な どのときに押します。 露出補正表示 • 露出補正値を元に戻したいときは、反対方向に露出補正し て“0.
撮影する(応用編) 4. 【シャッター】を押して撮影します。 重要! • 明るすぎたり、暗すぎたりするときは、露出補正ができ ない場合があります。 参考 • 測光方式をマルチパターン測光(画面全体を分割し、そ れぞれのエリアの測光データを元に露出を決めます)に 設定しているときに露出補正を行うと、測光方式が自動 的に中央重点測光 (中央部を重点的に測光します) に切り 替わります。露出補正値を “0.0” に戻すとマルチパター ン測光に戻ります(93ページ)。 • キーカスタマイズ機能を使うと、 【왗】 【왘】 を押すだけで 露出値を補正することができます (97ページ)。ヒスト グラム表示 (90ページ)を確認しながらの撮影に便利で す。 NDフィルターを使う NDフィルターとはレンズに入ってくる光を少なくするために使 用するものです。内蔵のNDフィルターを使用すると2段 (2.
撮影する(応用編) NDフィルターのオン/オフ ホワイトバランスを変える 例:Mモード(マニュアル露出)の場合 被写体は、太陽光や電球の光など光源の波長によって色味が異 なっています。ホワイトバランスとは、被写体を自然な色合い で撮影できるように白を基準に色味を調整することです。 1. 【왖】 【 왔】で“ND”を選び、 【왗】 【왘】で設定します。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“ホワイ トバランス”と選び、【왘】 を押します。 参考 • 次のモードではNDフィルターは自動的にオン/オフ されます。 静止画(オート)、シャッター速度優先AE 、ベスト ショット、ムービー、ショートムービー、パストムー ビー、ムービーベストショット 3.
撮影する(応用編) 電球 : 電球の雰囲気を消した撮影用 フラッシュ: 複数の光源下でフラッシュの当たっている部 分の青味を抑えた撮影用 マニュアル : その場の光源に合わせて手動で設定します。 詳しくは 「マニュアルホワイトバランスを設定 する」を参照してください。 参考 • ホワイトバランスの “オート” では、被写体の中から白色 点を自動的に判断します。被写体の色や光源の状況に よってはカメラが白色点の判断に迷い、適切なホワイト バランスに調整されないことがあります。このような場 合は、太陽光、曇天など光源を指定する固定モードをご 使用ください。 • キーカスタマイズ機能を使うと、 【왗】 【왘】 を押すだけで ホワイトバランスを変更することができます(97ペー ジ)。 • キーカスタマイズ機能で “オート” を選ぶときにアイコン ガイド(97ページ)を使用している場合は、“ AWB オー トWB”を選んでください。 マニュアルホワイトバランスを設定する ホワイトバランスの “オート” や太陽光、曇天など光源を指定する固 定モードでは、複数の光源下など難しい環境において調整できる範 囲に限界が
撮影する(応用編) 4. 画面全体に白い紙などを写した状態で【シャッター】を押 します。 露出の方法を変えて撮影する(露出モード) 撮影時の絞りとシャッター速度の決定方法(露出モード)は、 【モードダイヤル】によって次のように切り替えることができま す。 白い紙 Aモード : 絞り優先AE Sモード : シャッター速度優先AE Mモード : マニュアル露出 絞りを優先して撮影する (絞り優先AE) • “完了” と表示されたらホワイトバランスの調整は完了です。 5.
撮影する(応用編) 3. 【シャッター】を半押しします。 • 設定できる絞り 絞り値 (W端の場合) 開ける 絞り込む F3.3・3.7・4.4・5.2・6.2・7.4 ピント 浅い • 絞り値に合わせてシャッター速度をカメラが自動的に設定 し、ピントを合わせます。 • 露出がオーバーまたはアンダー時には、 【液晶モニター】 に シャッター速度と絞り値がオレンジ色で表示されます。 深い 4. 【シャッター】を全押しして撮影します。 1. 【モードダイヤル】を“A” (絞 り優先)に合わせます。 シャッター速度を優先して撮影する (シャッター速度優先AE) NDフィルター 絞り値 EVシフト 2.
撮影する(応用編) 3. 【シャッター】を半押しします。 • 設定できるシャッター速度 シャッター 遅い 速度 60秒 動 き 流れる 速い 1/2000秒 • 露出がオーバーまたはアンダー時には、 【液晶モニター】 に シャッター速度と絞り値がオレンジ色で表示されます。 止まる 1. 【 モー ド ダイヤ ル 】を“S ” 4. 【シャッター】を全押しして撮影します。 (シャッター速度優先)に合 わせます。 シャッター速度 • シャッター速度に合わせて絞り値をカメラが自動的に設定 し、ピントを合わせます。 EVシフト 2.
撮影する(応用編) 絞り値/シャッター速度を自由に設定して撮影す る (マニュアル露出) 2. 【왖】 【왔】で“ND”を選び【왗】 【왘】でNDフィルター(26、 Mモード (マニュアル露出) では絞り値、シャッター速度を自由に 設定して撮影することができます。 3. 【왖】 【왔】で“絞り値”(26ページ)を選び、【왗】 【왘】で絞り • 設定できる絞り 4. 【왖】 【 왔】で“シャッター速度”(26ページ)を選び、【왗】 絞り値 (W端の場合) 開ける 絞り込む F3.3・3.7・4.4・5.2・6.2・7.4 浅い 深い シャッター 遅い 速い 速度 60秒 ピント • 設定できるシャッター速度 動 き 流れる 1/2000秒 止まる 69ページ)の切り替えができます。 値を設定します。 【왘】でシャッター速度を設定します。 • マニュアルフォーカス時は、 【왖】 【왔】で“FOCUS” (MF調 整)を選び、【왗】 【왘】でピントを合わせることができます (26、66ページ)。 5.
撮影する(応用編) 撮影ガイダンスと露出調整バーを表示する (マニュアルアシスト機能) Aモード(絞り優先AE)/Sモード(シャッター速度優先AE)/M モード (マニュアル露出) のときに 【SET】 を押すと、撮影ガイダン ス(撮影時の参考になる情報)と露出調整バー(絞り値/シャッ ター速度バー)が画面に表示されます。 撮影ガイダンス 絞り値バー シャッター速度バー • Aモード時に【SET】に続けて【왗】 【왘】を押すと、絞り値を設定 することができます。なお、このとき撮影ガイダンスは画面上 から消えます。 • Sモード時に【SET】に続けて【왗】 【왘】を押すと、シャッター速 度を設定することができます。なお、このとき撮影ガイダンス は画面上から消えます。 • M モード時に【S E T 】に続けて【왖】 【 왔 】を押すと、絞り値と シャッター速度の撮影ガイダンス表示を切り替えることができ ます。また、【왗】 【왘】を押して、絞り値とシャッター速度を設 定することができます。 • 撮影ガイダンスが消えているときに【DISP】を押すと、撮影ガ イダンスは再び表示されます。 76 重要! • A
撮影する(応用編) 露出モード撮影時のご注意 • 被写体が暗すぎたり、明るすぎるときは、適正な明るさで撮影 できない場合があります。そのときは、Mモード (マニュアル露 出) で絞り値またはシャッター速度を適正な値に変更してくださ い。 • CCDの特性上、シャッター速度が遅くなると、撮影した画像に ノイズが発生します。そのため、シャッター速度が1/8秒より 遅くなると、自動的にノイズ軽減処理を行います。ただし、 シャッター速度が遅くなるほど、ノイズが目立って発生するよ うになります。ノイズが気になるような撮影においては、 シャッター速度を4秒以上(4秒より速く)に設定してお使いく ださい。また、ノイズ軽減処理のために撮影時間がシャッター 速度の約2倍以上になります。 • シャッター速度を1/8秒より遅くした場合は、 【液晶モニター】 で見える明るさと実際に撮影された画像の明るさが異なりま す。 さまざまなシーンを選んで撮影する(ベストショットモード) 22種類のシーンの中から撮影したいシーンを選ぶと、自動的に そのシーンに最適な設定になります。 シーンNo.
撮影する(応用編) シーンNo. 内蔵シーン 21 レトロ 22 トワイライト 重要! • シーンに使用されているサンプル画像は本機で撮影され たものではありません。イメージ画像です。 • 被写体の条件によっては、充分な効果が得られなかった り、正しく撮影されない場合があります。 • 選んだシーンの各種設定内容は変更することができます 新規登録(79ページ) が、シーンを選び直したり、電源を入れ直すと、設定内 1.
撮影する(応用編) 撮影したいシーンを登録する (カスタム登録) 今まで撮影した画像の設定内容をベストショットモードに登録し て、同じ設定で撮影することができます。 1. 【モードダイヤル】を“ ”に合わせ、【S E T 】を押しま す。 5. 【왖】 【왔】で“登録”を選び、【SET】を押します。 • 登録が完了し、撮影できる状態になります。以降、78 ページと同じ操作により、この設定を選んで撮影すること ができます。 (カス 重要! • 本機内蔵のシーンのあとに“マイベストショット” タム登録したシーン)の順番でシーンが登録されます。 • 内蔵メモリーをフォーマット(126ページ)すると、カ スタム登録したベストショットモードのシーンファイル は消えてしまいます。 • ベストショットモードに設定すると、シーンのサンプル画 像が表示されます。 2. 【왗】 【왘】を押して、“新規登 録”を表示させます。 3. 【SET】を押します。 4.
撮影する(応用編) 登録したシーンを削除する 自分で登録 (カスタム登録) したベストショットを削除することが できます。 1. メモリー容量いっぱいに、ステレオ音声付き高画質動画を撮影す ることができます。用途に応じて画質を選ぶことができます。ま た、さまざまなムービーモードを選ぶことができます。 ベストショットモード中に【SET】を押します。 2. 【왗】 【왘】で削除したいシーンを選びます。 3. 【왔】 ( )を押します。 4. 【왖】 【왔】で“解除”を選び、【SET】を押します。 5.
撮影する(応用編) ● さまざまな撮影モードについて (ムービーモード) 標準的な動画を撮影するときに設定します(82ページ)。 動画の画質を設定する 撮影前に、動画撮影時の画質を設定します。動画の画質とは、再 生したときの画像のきめ細かさや滑らかさ、美しさを示す目安で (パストムービーモード) 【シャッター】 を押す約5秒前から動画が記録されます。決定的 瞬間の撮り逃しを防ぐことができます(82ページ)。 す。画質を高品位にすると美しく撮影できますが、記録できる撮 (ショートムービーモード) 【シャッター】 を1回押すと、その前後の数秒間の動画が記録さ れます(83ページ)。 1.
撮影する(応用編) ムービーモードは標準的な動画を撮影するとき使用します。 決定的瞬間の動画を撮影する (パストムービーモード) 1. 【モードダイヤル】を“ 【シャッター】 を押す約5秒前から動画が記録されます。決定的瞬 間の撮り逃しを防ぐことができます。 標準的な動画を撮影する(ムービーモード) ” 撮影可能な残り時間 に合わせます。 操作→ • ムービーモードに設定する と 、【 液 晶 モ ニ タ ー 】に “ ”が表示されます。 【シャッター】 撮 動作→ 約5秒前から 後半の 常に保存 撮影開始 1. 【モードダイヤル】を“ 2. 影 保存 撮影終了 保存終了 ”に合わせます。 • パストムービーモードに設定すると、【液晶モニター】に “ ”が表示されます。 撮影する被写体にカメラを 向け、 【シャッター】 を押し ます。 2.
撮影する(応用編) 短時間の動画を撮影する (ショートムービーモード) 【シャッター】を1回押すと、その前後の短い数秒間(最短で2秒 間、最長で8秒間) の動画が記録されます。撮影時間は前後独立し て設定することができます。また、モーションプリント機能 (108ページ) により動画の保存と同時に動画の内容を1枚の静止 画に記録することもできます。 • 前の動画を4秒、後の動画を4秒に設定した場合 操作→ 【シャッター】 撮 動作→ 約4秒前から 常に保存 1. 【モードダイヤル】を“ 影 保存 後半の 【シャッター】を 保存終了 撮影開始 押してから 約4秒後に 自動的に撮影終了 3. 【왖】 【왔】で【シャッター】を 前の動画 後の動画 押す前に何秒間撮影するか を 設 定 し 、【 왘 】を押 し ま す。 • 設定できる時間は前後の 合計で最短2秒間、最長8 秒間で1秒単位で設定でき ます。前または後を0秒に することもできます。 • 前の動画は5秒まで設定で きます。 モーションプリント 4.
撮影する(応用編) 5. 【왖】 【왔】でモーションプリントの設定をし、【SET】を押 します。 9コマで作成: 【シャッター】 を押した瞬間の 静止画を最も大きくレイアウ トした9コマの静止画が記録 されます。 1コマで作成: 【シャッター】 を押した瞬間の 静止画が記録されます。 切:静止画は記録されません。 6.
撮影する(応用編) ■動画撮影時のご注意 • フラッシュは発光しません。 • 本機では音声も同時に記録されますので、次の点に注意してく ださい。 【 ステレオマイク】 −指などで【ステレオマ イク】をふさがないよ うにご注意ください。 − 録音の対象がカメラか ら遠くに離れると、き れいに録音されませ ん。 − 撮影中にボタン操作を すると、操作音が入る ことがあります。 − 音声はステレオで録音されます。 • 極端に明るい被写体を撮影すると、【液晶モニター】上の画像 に、縦に尾を引いたような光の帯が表示される場合があります (スミア現象といいます) 。これはCCD特有の現象で、故障では ありません。なお、この帯は静止画には記録されませんが、動 画にはそのまま記録されますので、ご注意ください。 • 使用するメモリーカードによっては、記録時間がかかるため、 コマ落ちする場合があります。このとき、 と REC が点滅しま す。 • アップで撮影したり、高倍率ズームにしたとき、被写体のブレ が目立つため手振れにご注意ください。三脚を使用することを おすすめします。 • 撮影範囲外ではピントが合わず、ぼけた画像に
撮影する(応用編) さまざまなシーンを選んで動画を撮影する (ムービーベストショットモード) 重要! • シーンに使用されているサンプル画像は本機で撮影され たものではありません。イメージ画像です。 • 被写体の条件によっては、充分な効果が得られなかった り、正しく撮影されない場合があります。 • 選んだシーンの各種設定内容は変更することができます が、シーンを選び直したり、電源を入れ直すと、設定内 容は初期状態に戻ります。変更した内容を再度使用した い場合、カスタム登録をご利用ください。 撮影したいシーンを選ぶと、自動的にそのシーンに最適な設定に なります。 1. 【モードダイヤル】を“ ”に合わせます。 • ムービーベストショットモードに設定すると、【液晶モニ ター】に“ ”が表示されます。 2. 【왗】 【 왘】で撮影したいシーンを選び、【SET】を押しま す。 • 再度 【SET】 を押すと、別のシーンを選び直すことができま す。また、現在選ばれているシーンを、確認することもで きます。 86 3. 撮影する被写体にカメラを向け、【シャッター】を押しま す。 4.
撮影する(応用編) 撮影したいシーンを登録する (カスタム登録) 今まで撮影した動画の設定内容をムービーベストショットモード に登録して同じ設定で撮影することができます。 1. 【モードダイヤル】を“ ”に合わせ、【SET】を押しま す。 • ムービーベストショットモードに設定すると、シーンのサ ンプル画像が表示されます。 2. 【왗】 【왘】を押して、“新規登録”を表示させます。 3. 【SET】を押します。 4.
撮影する(応用編) 登録したシーンを削除する 自分で登録 (カスタム登録) したムービーベストショットのシーン を削除することができます。 1. ムービーベストショットモード中に【SET】を押します。 2. 【왗】 【왘】で削除したいシーンを選びます。 3. 【왔】 ( )を押します。 4. 【왖】 【왔】で“解除”を選び、【SET】を押します。 5. 【MENU】を押します。 音声を記録する 画像に音声を加えて記録する (音声付き静止画撮影モード) 画像撮影後に、音声を録音することができます。 ● 画像形式:JPEG形式 画像を効率よく圧縮するための画像フォーマットです。 拡張子は“.JPG”となります。 ● 録音形式:WAVE/ADPCM記録形式 音声を録音するためのWindows標準フォーマットです。 拡張子は“.
撮影する(応用編) 1. 6. 【シャッター】を押すか約30秒経つと、録音を終了しま RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“音声付静止画”と選び、【왘】を押しま す。 す。 重要! • 音声付き静止画撮影モードで撮影できないのは、次の通 3. 【왖】 【왔】で“入”を選び、【SET】を押します。 • 音声付き静止画撮影モードになります。 りです。 セルフタイマー撮影の “×3” (トリプルセルフタイマー) • “切”を選ぶと、通常の静止画撮影モードになります。 4. 【シャッター】を押して、画 像を撮影します。 • 画像を撮影した後、音声 録音スタンバイ状態にな ります(今、撮影した画像 が表示され、 が表示さ れます)。 • 音声録音スタンバイ状態 で【MENU】を押すと、音 声録音を解除することが できます。 録音可能時間 5.
撮影する(応用編) ■ 音声記録時のご注意 • 指などで【ステレオマイ ク】をふさがないように ご注意ください。 ヒストグラムを活用する 【ステレオマイク】 • 録音の対象がカメラから遠くに離れると、きれいに録音されま せん。 • 録音中に【電源ボタン】 を押すか 【モードダイヤル】を回すと、録 音は中止となり、その時点までの音声が記録されます。 • 撮影済みの静止画像に、後から音声を追加 (アフターレコーディ ング機能) することができます。また、録音済みの音声を記録し 直すこともできます(113ページ)。 90 【DISP】 を押して 【液晶モニター】 上にヒストグラムを表示させる ことにより、露出 (光の量や明るさ) をチェックしながら撮影する ことができます (29ページ)。再生モードでは撮影された画像の ヒストグラムを見ることができます。 ヒストグラム ヒストグラム (輝度成分分布表) とは、画像の明るさのレベルをピ クセル数によりグラフ化したものです。縦軸がピクセル数、横軸 が明るさを表します。ヒストグラムを見ると、補正するために充 分な画像のディテールが画像のシャドウ(左側)、中間
撮影する(応用編) 参考 • キーカスタマイズ機能で“EVシフト” の切り替えを 【왗】 【왘】に割り当てると(97ページ)、ヒストグラムを確認 しながら【왗】 【왘】でEVシフトを行って撮影することが できます(68ページ)。 • ヒストグラムが左の方に寄ってい る場合は、暗いピクセルが多いこ とを示しています。 全体的に暗い画像はこのようなヒ ストグラムになります。また、あ まり左に寄り過ぎていると、黒つ ぶれを起こしている可能性もあり ます。 • ヒストグラムが中央に寄っている 場合、明るいピクセルから暗いピ クセルまで適度に分布しているこ とを示しています。 全体的に適度な明るさの画像はこ のようなヒストグラムになりま す。 重要! • 前記のヒストグラムはあくまでも例であり、被写体に • • ヒストグラムが右の方に寄ってい る場合は、明るいピクセルが多い ことを示しています。 全体的に明るい画像はこのような ヒストグラムになります。また、 あまり右に寄り過ぎていると、白 飛びを起こしている可能性もあり ます。 • • • • よってはヒストグラムの形が例のようにならない場合も あり
撮影する(応用編) 各種機能を設定する RECモードでは、下記の機能を設定することができます。 • ISO感度 • 測光方式 • 色彩効果(フィルター) • シャープネス • 彩度 • コントラスト • グリッド表示のオン/オフ • 撮影レビュー • アイコンガイド • 左右キー設定 • 各種設定の記憶(モードメモリ) • 各種設定のリセット 参考 92 • 上記以外に、次の機能も変更できます。操作方法につい ては各ページをご覧ください。 − サイズ(60ページ) − 画質(静止画) (61ページ) − 画質(動画) (81ページ) − ホワイトバランス(70ページ) − デジタルズーム(53ページ) − AFエリア(64ページ) − 音声付静止画(88ページ) − フラッシュ光量(56ページ) − フラッシュアシスト(56ページ) ISO感度を変える 暗い場所で撮影するときやシャッター速度を速くしたいとき、 ISO感度が変更できます。使用目的に応じてISO感度を設定して ください。 • ISO感度とは、光に対する感度をISO(写真フィルムの感度単 位)の数値で表したものです。数値が大きいほど感度が
撮影する(応用編) 重要! • 同じ撮影条件下でISO感度を上げるとシャッター速度は 参考 測光方式を変える 早くなりますが、画像は多少ざらついた感じ(ノイズが 増加した画像)になりますので、きれいに撮りたいとき はなるべくISO感度を下げてください。 • ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、近くの被写体 の明るさが適正にならない場合があります。 測光方式とは、被写体のどの部分の露出を測るかを決定する方式 のことです。本機では測光方式が変更できます。 • キーカスタマイズ機能を使うと、 【왗】 【왘】 を押すだけで ISO感度を変更することができます(97ページ)。 3. 【왖】 【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2.
撮影する(応用編) 色を変える (フィルター) シャープネスを変える フィルター機能を使用して、撮影時の画像の色彩効果を変更する ことができます。 撮影される画像の鮮鋭度を設定できます。 1. 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“フィルター”と選び、【왘】を押しま す。 3. 【왖】 【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。 切/白黒/セピア/赤/緑/青/黄/ピンク/紫 参考 94 • フィルター機能を使うと、色彩効果用のレンズフィル ターを装着して撮影したような画像になります。 RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“シャープネス”と選び、【왘】を押しま す。 3.
撮影する(応用編) 彩度を変える コントラストを変える 撮影される画像の色の鮮やかさを設定できます。 撮影される画像の明暗の差を設定できます。 1. 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“彩度”と選び、【왘】を押します。 3. 【왖】 【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。 +2: 色の鮮やかさが高い RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“コントラスト”と選び、【왘】を押しま す。 3.
撮影する(応用編) グリッドを表示する 撮影した画像を確認する (撮影レビュー) 撮影時、 【液晶モニター】 に方眼を表示します。カメラを水平や垂 直に保つのに便利です。 撮影した直後に撮影した画像を 【液晶モニター】 で確認することが できます。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“撮影レビュー”と選び、【왘】を押します。 3. 【왖】 【왔】で設定項目を選び、【SET】を押します。 入:撮影した画像が約1秒間表示されます。 切:撮影した画像は表示されません。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“グリッド表示”と選び、【왘】を押しま す。 3.
撮影する(応用編) 画面上のアイコンの意味を確認する (アイコンガイド機能) RECモード時に 【液晶モニター】 上でアイコンの意味を確認しなが ら操作することができます(25ページ)。 • アイコンの意味を確認できる機能は、次の通りです。 REC(撮影)モード、フラッシュモード、フォーカスモード、ホ ワイトバランス、セルフタイマー、測光方式 ただし、ホワイトバランス、セルフタイマーと測光方式のアイ コンの意味は、キーカスタマイズ機能 (97ページ) を “ホワイト バランス” “セルフタイマー” または “測光方式” に設定したときに のみ表示されます。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. “撮影設定”タブ→“アイコンガイド”と選び、【왘】を押し ます。 3.
撮影する(応用編) 各種設定を記憶させる (モードメモリ) モードメモリとは、電源を切ったときでも直前の状態を記憶して おく機能です。電源の入/切で毎回設定をし直す手間がはぶけま す。 ●モードメモリで設定できる機能 フラッシュ、フォーカス方式、ホワイトバランス、ISO感度、 AFエリア、測光方式、セルフタイマー、フラッシュ光量、デジ タルズーム、MF位置、ズーム位置 1. RECモードにして【MENU】を押します。 機 能 3. 【왖】 【왔】で設定したい機能を選び、【왘】を押します。 4. 【왖】 【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。 入:電源を切ったときにその時点の設定を記憶します。 切:電源を切ったときに初期設定に戻ります。 98 切 フラッシュ オート フォーカス方式 オート ホワイトバランス オート ISO感度 オート AFエリア 最後の状態 スポット 測光方式 マルチ セルフタイマー 切 フラッシュ光量 0 デジタルズーム 入 MF位置 2.
撮影する(応用編) 各種設定をリセットする 本機の設定内容を初期値に戻すことができます。初期値について は「メニュー一覧表」 (169ページ)をご覧ください。 1. 【MENU】を押します。 2. “設定”タブ→“リセット”を選び、【왘】を押します。 【EX】を使って素早く設定する (EXメニューによるショートカット) 【EX】を押して表示されるEXメニュー画面から、「ホワイトバラ ンス」 「ISO感度」 「測光方式」 「AFエリア」の4つの項目を素早く設 定することができます。 1. 3. “リセット”を選び【SET】を押します。 RECモードで【EX】を押し ます。 • リセットしない場合は“キャンセル”を選びます。 2. 【왗】 【왘】 で変更したい項目を選択し、 【왖】 【왔】 で設定した い内容を次々と選んでいきます。 3.
撮影する(応用編) レンズフード/フィルターを取り付けて撮影 する 本機は付属のレンズフードを取り付けることができます。レンズ フードを使用すると、日差しの強い日中や逆光のときに、余分な 光をさえぎり、ゴーストやフレアを軽減することができます。ま た、市販の口径φ43mmのフィルターを取り付けることもでき ます。 レンズフード 100 フィルター 重要! • レンズフードは光の角度等により効果がない場合もあり ます。 • レンズフードを付けたままフラッシュを使用するとケラ レる (画像の隅が一部黒くなる) ので、フラッシュ使用時 はレンズフードを外してください。 • フィルターを使用するときは、フィルターに付属の取扱 説明書もあわせてお読みください。 • フィルターによっては次のようなことがあります。ご確 認のうえご購入ください。 − 画面の周辺にケラレが生じる。 − オートフォーカス、およびフラッシュの性能が十分 に発揮できない。 − 銀塩カメラと同様の効果が得られない。 • フィルターを2枚以上重ねて使用しないでください。 • 市販のレンズフードを使用すると、画面の周辺にケラレ が生じる場合があり