User manual - Bluetoothライブラリマニュアルver.1.08(2014年8月6日)
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5.20 BTSetDefaultDevice
デフォルトで通信する Bluetooth 機器を設定します。
[C++]
LONG BTSetDefaultDevice(
BTST_DEVICEINFO *
DeviceInfo
,
LPTSTR
PortName
)
[Visual Basic]
Overloads Public Shared Function BTSetDefaultDevice( _
ByVal
DeviceInfo
As C:BluetoothLibNet+BTST_DEVICEINFO, _
ByVal
PortName
As String _
) As Int32
[C#]
public static Int32 BTSetDefaultDevice(
C:BluetoothLibNet+BTST_DEVICEINFO
DeviceInfo
,
string
PortName
);
解説
デフォルトで通信する Bluetooth 機器を設定します。本関数で設定したデフォルトの Bluetooth 機器は、
次回 BTInitialize 関数を実
行したときに有効となります。このため、この関数を一度呼び出してデフォ
ルトで通信する機器を指定すると、次回の通信から BTSearchDeviceInfo 関数、BTSelectDevice 関数
で接続相手を指定することができます。
Device Emul
ator では、設定値を内部変数として格納するため、何も動作しませんが、
BTGetDefaultDeviceInfo 関数を実行することにより、設定値を確認することができます。
パラメータ
DeviceInfo
デフォルトに設定する Bluetooth 機器の情報を格納する構造体を指定します。
NULL(C++の場合)または IntPtr.Zero(Visual Basic、C#の場合)を指定した場合、デフォルトで通信
するデバイスを設定しません、
PortName
デフォルトの Bluetooth 機器と通信するときの通信ポートを、以下の値で指定します。
BTPORT_SERIAL
仮想シリアル
BTPORT_DIALUP
ダイヤルアップ
戻り値
BTERR_SUCCESS
正常終了
BTERR_FAILED
デフォルトで通信する Bluetooth 機器情報の設定失敗
BTERR_DRIVER
ドライバーエラー
DeviceEmulator では発生しません
FUNCTION_UNSUPPORT
未サポートエラー