abc CASSIOPEIA DT-5200 シリーズ ソフトウェアマニュアル このマニュアルは、DT-5200 のソフトウェアと 搭載されているアプリケーションの仕様につ いて記載します。 Ver. 1.
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変更履歴 バージョン 0.90 0.92 1.00 日付 2005.11 2005.12 2006.02 セクション メモリ管理 2.1.7 2.1.8 2.1.9 2.2.6 3.25 2.3.3 2.4.1 1.01 2006.04 1.02 2006.06 2.6.8 2.6.10 2.8.7 2.8.8 2.9.3 4.16 4.19 2.2.4 2.3.3 3.1.25 3.2.4 3.2.13 3.2.15 2.2.1 2.2.3 2.2.4 2.2.6 1.03 2006.12 3.1.25 1.1 2.1.1 2.1.3 2.1.7 2.2.1 2.2.3 2.2.4 2.2.
バージョン 日付 セクション 説明 1.03 2006.12 1.04 1.05 1.06 2007.04 2007.12 2008.11 1.07 2010.09 2.8.1 3.1 3.1.2 3.1.3 3.1.25 3.1.35 3.2.4 3.2.13 3.2.15 3.2.24 3.2.9 3.8 2.1.2 -2.9.4 2.2.7 3.1 4.17 1.1 2.6.1 2.6.
目次 1. 概要···················································································································································································1 1.1 機種一覧··································································································································································1 1.
2.6.9 SRモードパラメータ設定 ·························································································································· 90 2.6.10 Wake On Bluetooth···································································································································· 91 2.7 無線LAN································································································································································ 92 2.7.
3.26 3.27 3.28 3.29 3.30 3.31 3.32 3.33 3.34 3.35 4.
1. 概要 DT-5200 本体およびソフトウェアの機能仕様を説明します。 1.
2. 機能仕様 本体/オプションを含めた機能仕様の詳細を説明します。 2.1 基本機能 2.1.1 Microsoft WindowsCE Version5.0 DT-5200 は Microsoft WindowsCE Version5.0 を搭載しています。 特徴 • • • • • • • ※ 使いやすいユーザインタフェース .
コアモジュール 搭載する Microsoft 製コアモジュールは、以下のとおりです。 表 2-1 Core OS Modules ○ .NET Compact Framework .NET Compact Framework 1.0 SQL Server 2000 .NET Data Provider SQL Server CE 2.0 .NET Data Provider .NET Compact Framework 1.
Applications and Services Development オブジェクト交換プロト OBEX クライアント コル OBEX (OBEX) サーバー メッセージキュー (MSMQ) OBEX ファイル ブラウザ OBEX 受信トレイ MSMQ ActiveX ラッパー SOAP リライアブル メッセージ プロトコル (SRMP) COM COM 記憶域 OLE32 用 CoCreateGuid 機能 コンポーネント コンポーネント オブジェクト サービス モデル (COM および DCOM) DCOM ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ COM 記憶域 DCOM リモート アクセス 最小 COM COM 記憶域 (OLE サポートなし) OLE32 用 CoCreateGuid 機能 音声 インターフェイス スピーチ API (SAPI) 5.
オーディオ再生リダイレクト Applications - End User シリアルおよびパラレル ポート リダイレクト ○ ○ ○ スマート カード リダイレクト リモートデスクトップ リモートデスクトップ プリンタ リダイレクト 接続 プロトコル(RDP) ユーザー インターフェイス ダイアログ ボックス 切り取り/コピー/貼り付けクリップボード リダイレクト ファイル記憶域リダイレク ト フィルタされた ファイル記憶域リダイレクト ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ワードパッド 受信トレイ PNP 通知 USB ヒューマン入 力 USB HID キーボードおよびマウス USB ホスト デバイス (HID) USB HID キーボードのみ サポート クラス ドライバ USB HID マウスのみ Core OS Services USB プリンタ クラス ドライバ USB リモート NDIS クラス ドライバ USB 記憶域クラス ドライバ インターネット機器 (IABASE) のサポート FormatMessage API カーネル機能 FormatMessage
LMemDebug メモリ デバッグ フック キーボード テスト アプリケーション Core OS Services デバッグ ツール タッチ ドライバ テスト アプリケーション ツールヒント API ○ リモート ディスプレイ アプリケーション 小さなカーネル テスト サンプル アプリケーション ○ ○ ○ バッテリ ドライバ パラレル ポート サポート 通知 UI ベースの通知 (1 つ選択) 非 UI ベースの通知 通知 LED のサポート 電源管理 電源管理 (完全) (1 つ選択) 電源管理 (最小) ○ ○ FTP サーバー ○ Communication Services and Networking RAS サーバー/PPTP サーバー (受信) Simple Network DST 付き SNTP クライアント Time Protocol SNTP サーバー (SNTP) SNTP 自動更新およびサーバー同期 Telnet サーバー ○ ○ ○ Web サーバー管理 ISAPI Web サーバー (HTTPD) サーバー WebDAV
ネットワーク – ネイティブ Wi-Fi WLAN アクセス ポイント コンポーネント ローカルエリア ネイティブ Wi-Fi WLAN STA ネットワーク ワイヤード (有線) ローカル エリア ネットワーク (802.3、802.5) (LAN) ワイヤレス LAN (802.11) STA - 自動構成および 802.
IPSec v4 ○ ○ ○ ○ ○ ○ NDIS パケット キャプチャ DLL NDIS ユーザー モード I/O ドライバ TCP/IP IP ヘルパ API TCP/IPv6 サポート USB フラッシュ構成ツール Windows ネットワーク API/リダイレクタ (SMB/CIFS) Winsock サポート Communication Services and Networking インターネット接続 の共有 (ICS) ○ ○ ○ ゲートウェイ ログ ゲートウェイ ユーザー インターフェイスのリファレンス ドメイン探索 ネットワーク ドライバ アーキテクチャ (NDIS) ネットワーク ブリッジ機能 ネットワーク機能 ネットワーク ユーティリティ (IpConfig、Ping、Route) ○ ○ ○ ○ ファイアウォール AV コントロール ポイント API UPnP Audio-Video DCP ユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP) AV デバイス API AV レンダラ サンプル UPnP ツール コントロール ポイント API サンプル UPnP
システム パスワード File Systems and Data Store データベース サポート ファイルシステム RAM および ROM に適用されるファイル システム - 内部(1 つ選択) ROM のみに適用されるファイル システム ファイルおよび カウントベース データベースの複製 ○ ○ ○ ビット ベース ○ レジストリ記憶域 Hive ベースのレジストリ ○ (1 つ選択) RAM ベースのレジストリ (1 つ選択) ○ ○ 圧縮 CD/UDFS ファイル システム EDB データベース エンジン 記憶域マネージャ FAT ファイル システム ○ ○ トランザクション セーフ FAT ファイル システム (TFAT) バイナリ ROM イメージ ファイル システム パーティション ドライバ 記憶域マネージャ コントロール パネル アプレット ○ ○ Arial (サブセット 1_30) Arial Black Arial Arial Bold Arial Bold Italic Arial Italic Comic Sans MS Com
Tahoma (Subset 1_07) Tahoma ○ Tahoma Bold Times New Roman (Subset 1_30) ○ Times New Roman Bold Times New Roman Times New Roman Bold Italic Times New Roman Italic Fonts Trebuchet MS Trebuchet MS Bold Trebuchet MS Trebuchet MS Bold Italic Trebuchet MS Italic Verdana Verdana Bold Verdana Verdana Bold Italic Verdana Italic Webdings Wingding ○ ○ シンボル コンプレックス スクリプト対応 Unicode スクリプト プロセッサ ロケールサービス 英語 (米国) 各国語サポートのみ (1 つ選択) 各国語サポート (NLS) キーボード アラビア語キーボード (101) Arial (サブセット 1_08) Arial Bold (サブセット
パンジャブ語 インド International タイ語 特定サポート パンジャブ語キーボード フォント Raavi キーボード ヒンディー語 マラーティー語 ロケール キーボード ヒンディー語 トラディショナル キーボード フォント Mangal キーボード マラーティー語キーボード フォント Mangal キーボード タイ語 Kedmanee キーボード フォント Tahoma (サブセット 1_08) ドイツ語 入力方式 Transcriber 手書き文字認識アプリケーション フランス語 入力方式 Transcriber 手書き文字認識アプリケーション キーボード ヘブライ語キーボード Arial (サブセット 1_08) Arial Bold (サブセット 1_08) ヘブライ語 フォント Courier New (サブセット 1_08) Tahoma (サブセット 1_08) Tahoma Bold (サブセット 1_08) 英語 (全世界) 英語 (米国) 入力方式 手書き認識エンジン (HWX) 入力方式 Transcr
Agfa AC3 フォント圧縮 GB18030 データ変換 SC_Song SimSun および NSimSun SimSun および NSimSun (サブセット 2_20) SimSun および SimSun フォント および NSimSun (1 つ選択) NSimSun (サブセット 2_50) SimSun および NSimSun (サブセット 2_60) SimSun および NSimSun (サブセット 2_70) SimSun および NSimSun (サブセット 2_80) International SimSun および NSimSun (サブセット 2_90) ロケール 簡体字 特定サポート 中国語 Pocket IME ダブル スペルソフト キーボード 小 1.1 MB - 最 小データベ ース 入力方式 エディタ (1 つ選択) Windows CE 用 MSPY 3.0 Windows CE 用 1.3 MB – MSPY 3.0 コンパクト デ データベース ータ (1 つ選択) ベース 1.
Agfa AC3 フォント圧縮 Gulim (GL_CE) Gulim および GulimChe (サブセット 1_30) フォント Gulim および GulimChe (1 つ選択) 韓国語 Gulim および GulimChe (サブセット 1_40) Gulim および GulimChe (サブセット 1_50) Gulim および GulimChe (サブセット 1_60) 韓国語ソフト キーボード サンプル 入力方式 手書き認識 エンジン (HWX) International 入力方式 エディタ MboxKOR HWX サンプル UI IME 97 Agfa AC3 フォント圧縮 ロケール 特定サポート MS ゴシック、MS Pゴシック および MS UI Gothic MS ゴシック、MS Pゴシックおよび MS UI Gothic (サブセット 1_50) MS ゴシック、MS Pゴシックおよび MS UI Gothic (サブセット 1_60) MS ゴシック、MS Pゴシックおよび 日本語 フォント MSゴシック MS UI Gothic (サブセット 1_
○ かなソフト キーボード すべての文字一覧 ○ ローマ字/英語のソフト キーボード 画数検索 入力方式 手書き認識 Multibox HWX サンプル UI エンジン (HWX) 文字オートコンプリート – HWX サンプル UI ○ ○ ○ 部首検索 日本語 IME 3.1 コンパクト データベース データベース (1 つ選択) 標準データベース International システム トレイ 入力方式 ロケール IME アイコン マネージャ 3.
International 手書き認識 ロケール 繁体字 特定サポート 中国語 エンジン(HWX) 入力方式 MboxCHT HWX サンプル UI 表音入力 (Bopomofo) 部首入力 (Chang Jei) 入力方式 Pocket IME エディタ 入力方式マネージャ (IMM) ○ 複数言語ユーザー インターフェイス (MUI) Pocket Internet Explorer HTML ビュー (WEBVIEW) Internet Explorer HTML アプリケーション Internet Explorer HTML/DHTML API Internet Explorer テーマ ライブラリ Internet Explorer プ ラグイン イメージ デコーダ API Internet Explorer PNG イメージ デコーダ フィルタおよび翻訳 Internet Client Services Internet Explorer RPC サポート Windows CE 用 Internet Explorer 6.
Internet Client Services JScript 5.6 スクリプト エンコード (Jscript) スクリプト オーサリング (Jscript) スクリプト MsgBox および InputBox のサポート VBScript 5.6 スクリプト エンコード (VBScript) スクリプト オーサリング (VBScript) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ Pocket Internet Explorer ブラウザ Windows CE 用 アプリケーション Internet Explorer 6.0 Internet Explorer 6.0 サンプル ブラウザ - 標準コンポーネント TV スタイルのナビゲーション コンポーネント Waveform オーディオ オーディオ オーディオ圧縮 GSM 6.
ACM ラッパー フィルタ ○ DirectShow エラー メッセージ DirectShow DirectShow コア DirectShow ディスプレイ DMO ラッパー フィルタ DVD-ビデオ DVD-ビデオ DVD-ビデオ サンプル Windows Media Player Windows Media Player OCX ASX v1 および M3U ファイル サポート ASX v2 ファイル サポート Windows Media Multimedia Technologies Player Windo ASX v3 ファイル サポート ws HTTP 上の Windows Media ストリーミング Media MMS 上の Windows Media ストリーミング テクノロ NSC ファイル サポート ジ Windows Media マルチキャス およびマルチ ビット レート メディア ローカル記憶域からの Windows Media ストリーミング WMA および MP3 ストリーミング WMA および MP3 ローカル再生 G.
Multimedia Technologies DirectShow ビデオ レンダラ MPEG-1 ビデオ Codec メディア ビデオ Codec MS RLE ビデオ Codec およびレンダラ WMV/MPEG-4 ビデオ Codec オーバーレイ ミキサー ビデオ/イメージ圧縮マネージャ メディア AVI フィルタ ォーマット MPEG-1 パーサー/スプリッタ Microsoft 証明書登録ツールのサンプル Security ローカル認証 サブシステム パスワード ローカル認証プラグイン 高度な暗号化 Diffie-Hellman/DSS プロバイダ プロバイダのある スマート カード暗号化プロバイダ 暗号化サービス (CryptoAPI 1.0) 証明書 (CryptoAPI 2.
Quarter VGA リソース - 縦モード ○ オーバーラップ メニュー オプション B を制御します カスタマイズ可能 な UI Windows XP 画面に似たサンプル スキン Shell and User Interface コントロール パネル アプレット ソフトウェア ユーザー インターフェイス 入力パネル ソフトウェアベースの 入力パネル(SIP) (1 つまたはそれ以上を選択) 小さなスクリーン用 SIP ○ ○ 大きなスクリーン用 SIP ソフトウェアベースの入力パネルドライバ タッチスクリーン(スタイラス) ネットワークユーザーインターフェイス ○ ○ ○ マウス ○ メニュー ヒント ユーザー補助 共通コントロール アニメーションコントロール 共通コントロール 共通ダイアログサポート ○ ○ PC 認証 Voip Service VoIP アプリケーション インターフェイス層 (VAIL) Phone Provisioner VAIL データベース ストア リファレンス メディア マネージャ テレフォニー ユーザー インターフェイス リアル
2.1.
バックライトの自動減光 コントロールパネルを使用して、自動減光する/しない、減光までの待ち時間の設定が可能です。 自動減光は、バッテリ駆動時のみ有効となります。外部電源駆動時には自動減光は行いません。 • 電源オンした状態で、キーやタッチパネルの入力を一切行わないで放置した場合(アイドル時)には、 節電のためにバックライトを自動的に減光します。 • 自動減光状態の場合は、キーやタッチパネルの入力により減光状態を解除して通常の明るさに戻りま す。 • 自動減光時のバックライトの明るさは、8 段階で設定が可能です。デフォルトは 3 です。 自動減光時の明るさを、通常時のバックライトの明るさよりも明るく設定することはできません。 デフォルトは、自動減光する/減光までの待ち時間 1 分です。 バックライトの自動オフ コントロールパネルを使用して、自動バックライトオフする/しない、バックライトオフまでの待ち時間の設定 が可能です。自動オフは、バッテリ駆動時、外部電源駆動時ともに有効となります。 • 電源オンの状態で、キーやタッチパネルの入力を一切行わないで放置した場合(アイドル時)には、節 電のためにバックライトを自
2.1.
← → ↓ A ↑キー a ↑キー P ↑キー Function モード時 F Shift+TAB キー 文字入力モード時 1 ←キー あ ←キー(変換中は Shift+←キー) ア ←キー(変換中は Shift+←キー) A ←キー a ←キー P ←キー Function モード時 F ←キー(変換中も←キー) 文字入力モード時 1 →ー あ →キー(変換中は Shift+→キー) ア →キー(変換中は Shift+→キー) A →キー a →キー P →キー Function モード時 F →キー(変換中も→キー) 文字入力モード時 1 ↓キー あ ↓キー(変換中は変換キー) ア ↓キー(変換中は変換キー) A ↓キー a ↓キー Function モード時 P ↓キー F TAB キー 23
表 2-5 トリガキー センター 文字入力モード時 トリガー Function モード時 1 トリガーキー あ トリガーキー ア トリガーキー A トリガーキー a トリガーキー P エンターキー F トリガーキー 表 2-6 テンキー KEY 0 特殊動作 文字入力モード時 動作仕様 1 “0” あ わをんー。、「」~?¥空白 備考 空白は 全角スペース ア ワヲンー。、「」~?¥空白 空白は 全角スペース A -_/^¥&=+$%#*空白 a -_/^¥&=+$%#*空白 空白は 半角スペース 空白は 半角スペース 1 2 3 P “0” Function モード時 F SIP の表示非表示 文字入力モード時 1 “1” あ あいうえおぁぃぅぇぉ ア アイウエオァィゥェォ A ?!()<>[]{} a ?!()<>[]{} P “1” Function モード時 F バックライト ON/OFF 文字入力モード時 1 “2” あ かきくけこ ア カキクケコ A ABC a a
4 5 6 7 文字入力モード時 1 “4” あ たちつてとっ ア タチツテトッ A GHI a ghi P “4” Function モード時 F キャリブレーション起動 文字入力モード時 1 “5” あ なにぬねの ア ナニヌネノ A JKL a jkl P “5” F バックライトを暗くする 1 “6” あ はひふへほ ア ハヒフヘホ A MNO a mno P “6” Function モード時 F バックライトを明るくする 文字入力モード時 1 “7” あ まみむめも ア マミムメモ A PQRS a pqrs P “7” F 以下のレジストリに登録したアプリケーションを起動 文字入力モード時 Function モード時 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] Fn7LaunchPath:sz(起動するアプリケーションのパス) 8 文字入力モード時 Function モード時 1 “8” あ やゆよゃゅょ
9 文字入力モード時 Function モード時 1 “9” あ らりるれろ ア ラリルレロ A WXYZ a wxyz P “9” F 以下のレジストリに登録したアプリケーションを起動 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] Fn9LaunchPath:sz(起動するアプリケーションのパス) - 文字入力モード時 Function モード時 1 “-” あ ゛゜ ア ゛゜ A @.,”’`:;~| a @.,”’`:;~| P “*” F “.
めくりキー ひらがな/カタカナ/アルファベット大文字/アルファベット小文字の入力モードの場合、文字キーを押すこ とで、カーソル位置でめくりキー入力が可能です。 ひらがな/カタカナの入力モードの場合、“↓”キーにより文字変換が行われ、続けて押すと次候補が表示 されます。Enter キーにより変換が確定されます。 文節移動は、“Fn+←”“Fn+→”キーで行ないます。文節の圧縮・伸張は“←”“→”キーで行ないます。 キーリピート 「0」~「9」、「↑」、「←」、「→」、「↓」キーは、押し続けることでキーリピートします。 クリック音 キーを押した場合に、クリック音を出力します。キーを離した時とキーリピート中には、クリック音を出力しま せん。 クリック音は、コントロールパネルを使用して、消音・小・大の設定が可能です。 Fn キー動作許可・禁止 Function モード時に特殊動作を行うキーについては、以下のレジストリで個別に許可/禁止の設定が可 能です。 表 2-7 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] キー名 DisableFn9 DisableFn8
Function モードの通知 Fn キー押下時に、アプリケーションに対して WM_USER+0x502 メッセージを送信します。 これにより、アプリケーションは Function モード設定/解除を検知することが可能です。 文字キー動作の許可/ロック システムライブラリを使用して、キーモード切替えの許可とロック(固定)を、アプリケーションから設定するこ とが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ SysSetEnableKeyMode 入力切替時キーモード遷移有効/無効の設定 SysGetEnableKeyMode 入力切替時キーモード遷移の有効/無効の取得 文字キーの通知 文字押下時に、アプリケーションに対して WM_USER+0x506 メッセージを送信します。 これにより、アプリケーションは、キーモードの変更を検知することが可能です。 キーロックの許可/禁止 システムライブラリを使用して、電源/トリガキー以外のキーの動作を許可/禁止することが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ キーロックの
ユーザ設定可能なキー アプリケーション起動 以下のレジストリを使用して、Fn+7、Fn+8、Fn+9 キーに任意のアプリケーションを割り当てることが可能 です。 表 2-8 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥HARDWARE¥DEVICEMAP¥KEYBD] キー名 設定値 sz:起動対象のアプリケーションフルパス Fn7LaunchPath sz:起動対象のアプリケーションフルパス Fn8LaunchPath sz:起動対象のアプリケーションフルパスス Fn9LaunchPath キーコード設定 システムライブラリを使用して、Fn(機能)以外のすべてのキーに、任意のキーコードを割り当てることが可 能です。 システムライブラリ、またはコントロールパネルを使用して、キーコード設定の有効/無効を切り替えることが 可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ SysSetNormalUserDefineKey キーコードの設定(通常モード) SysGetNormalUserDefineKey キーコードの取得(通常モード) ※ 設定したキーコードは、数値入力モー
2.1.
2.1.5 オーディオ 基本仕様 WAV 再生、ボイス録音、シャッター音再生などを行うことが可能です。 ヘッドフォン使用時には、スピーカからの再生を停止します。ステレオデータは、モノラルデータに変換し て出力します。 Microsoft 社の SoftwareMixer の機能を使用することにより、複数のアプリケーションからの出力音声をミ キシングして出力することが可能です。(44.1KHz 16 ビットステレオにミキシングします) サウンド系アプリケーションとして、ボイスレコーダとメディアプレーヤを搭載します。 これにより HTTP 上のオーディオ/ビデオファイルのストリーミング再生、ローカルファイルの再生が可能で す。対応フォーマットは、WAV/MP3/WMA/WMV/MPEG4(MPEG2 含む)です。 再生 表 2-10 サンプリング 周波数 ステレオ/モノラル 24 32 44.
オーディオ ON/OFF 省電力制御のためにオーディオ関係のハードウェアの ON/OFF を行います。 システムライブラリを使用して、アプリケーションからオーディオ ON/OFF を設定することが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ 擬似オーディオ OFF(オーディオ OFF) SysAudioOff 擬似オーディオ ON(オーディオ ON) SysAudioOn SysGetAudioPowerState 擬似オーディオ OFF 有効/無効の取得 2.1.
2.1.7 メモリ管理 RAM RAM の総容量は64MByte と 128MByte のモデルがあり、以下の目的に使用します。 • OS およびプログラムが使用するプログラムメモリ • 一時的なファイルの保存などに使用するオブジェクトストア • その他 OS 管理外プログラムや OS 常駐エリア • 表示/カメラバッファ • ドライバワーク OS は RAM にロードした後に実行します。このため、従来に比べフルリセット時の RAM へのロード時間が かかります。 オブジェクトストアはユーザが自由に使用可能ですが、電池の消耗などにより消えることがあります。オブ ジェクトストアはあくまでもテンポラリエリアとして使用し、重要なデータファイルなどは FlashDisk に格納し てください。 コントロールパネルを使用して、ディスク容量を変更することが可能です。 表 2-13 初期状態 RAM 搭載量 64Mbyte モデル 128Mbyte モデル メモリ プログラムメモリ容量 オブジェクトストア容量 プログラムメモリ容量 オブジェクトストア容量 31.1MB 15.4MB 42.0MB 20.
2.1.
Bluetooth 接続状態 Bluetooth 接続状態の通知に使用します。 表 2-17 点灯仕様 Bluetooth 接続中 仕様 青 1 秒点灯、2 秒消灯の点滅 属性 L_BT ※ スキャナ読み取り LED を優先とします。 無線 LAN 接続状態 無線 LAN 接続状態の通知に使用します。 表 2-18 点灯仕様 無線 LAN 接続中 仕様 オレンジ 1 秒点灯、2 秒消灯の点滅 ※ スキャナ読み取り LED を優先とします。 ユーザ指定 ユーザ指定の任意の通知に使用します。 表 2-19 点灯仕様 ユーザ指定 連続点灯時間 仕様 色:赤/緑/青/オレンジ/紫/水色を選択 時間:点灯時間/消灯時間を設定 30 分(VDET 検出で停止) ※ スキャナ読み取り LED を優先とします。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ SysSetLED LED の点灯/消灯の設定 SysGetLED LED の点灯/消灯の取得 35 属性 L_WLAN
2.1.
2.2 スキャナ 2.2.
• 最大桁数は、バーコードの印刷品質、分解能、PCS、外光条件、スキャナとバーコードの距離などの条 件が最適な状態における読み取り可能な桁数にもとづいています。条件によっては、上記の最大桁数 に設定してもその桁数のバーコードが読み取れない場合があります。 • IATA コードの有効最小桁数を 1 桁に設定すると、誤読する確率が高くなります。デフォルトでは最小 桁数を 4 桁に設定しますので、1 桁の IATA コードを読み取る必要がなければ、デフォルトの桁数設定 のまま使用してください。 チェックデジット計算 バーコード値をある方式に従って計算し、その算出結果と特定の位置にあるチェックキャラクタとを比較し、 一致した場合に正しい読み取りデータとみなします。計算方法はバーコードにより異なります。 読み取り可能桁数 実際に読み取り可能な桁数は、印刷されているバーコードの解像度と読み取り距離により異なります。 38
2.2.
段数読み 指定した個数分のバーコードを読み取ります。指定回数分の読み取りが完了すると、一旦スキャナを CLOSE し再度 OPEN するまでは、次の読み取りができません。また、同一コードの読み取りはできません。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ 読み取り許可状態を設定 OBROpen 読み取り禁止状態を設定 OBRClose OBRSetScanningCounter 連続読み取り回数を設定 OBRGetScanningCounter 連続読み取り回数を取得 OBRSetMultiStepReading 段数読みの設定 OBRGetMultiStepReading 段数読みの取得 40
2.2.
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ 読み取り許可・禁止状態を設定 OBRSetScanningCode 読み取り許可・禁止状態を取得 OBRGetScanningCode Code39 コードのデコードオプションを設定 OBRSetCode39Option Code39 コードのデコードオプションを取得 OBRGetCode39Option NW-7 コードのデコードオプションを設定 OBRSetNW7Option NW-7 コードのデコードオプションを設定 OBRSetNW7OptionEx NW-7 コードのデコードオプションを取得 OBRGetNW7Option WPC Addon コードのデコードオプションを設定 OBRSetWPCAddonOption WPC Addon コードのデコードオプションを設定 OBRSetWPCAddonOptionEx WPC Addon コードのデコードオプションを取得 OBRGetWPCAddonOption WPC コードのデコードオプションを設定 OBRSetWPCOption WPC コードのデコードオプシ
照合回数 スキャナは、誤読を防ぐために、読み取りデータの照合を指定の回数行い、一致したデータのみを出力し ます。 照合を行う回数は、コントロールパネル、またはレーザースキャナライブラリを使用して設定することが可 能です。 設定範囲は 1~9 回、デフォルトは 3 回です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ デコードデータ照合回数の設定 OBRSetCheckCounter デコードデータ照合回数の取得 OBRGetCheckCounter 読み取り回数 連続読みモードの場合に、設定した回数分読み取りを完了すると、自動的に読み取り待機状態となりま す。 有効回数を、コントロールパネル、またはレーザースキャナライブラリを使用して設定することが可能で す。 設定範囲は 1~9 回、デフォルトは 1 回です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ OBRSetScanningCounter 連続読み取り回数の設定 OBRGetScanningCounter 連続読み取り回数の取得 スキャン時間 トリガキー押下後
2.2.
バーコード UPC-E※1 規格 UPC-E UPC-E UPC-E addon+2 UPC-E addon+5 桁数 出力フォーマット 備考 (7),8 0MMNNNMC」 (7),8 0MMMNN3C」 最後の M: 0~2 (7),8 0MMMMN4C」 (7),8 0MMMMMNC」 最後の N: 5~9 (6),7 MMNNNMC」 最後の M: 0~2 (6),7 MMMNN3C」 (6),7 MMMMN4C」 (6),7 MMMMMNC」 最後の N: 5~9 14 0000000MMNNNMC」 GTIN 最後の M: 0~2 14 0000000MMMNN3C」 GTIN 14 0000000MMMMN4C」 GTIN 14 0000000MMMMMNC」 GTIN 最後の N: 5~9 (9),10 0MMNNNMCAA」 最後の M: 0~2 (9),10 0MMMNN3CAA」 (9),10 0MMMMN4CAA」 (9),10 0MMMMMNCAA」 最後の N: 5~9 (8),9
バーコード 規格 桁数 3~ NW-7 出力フォーマット SDDD・・・・・DDDS」 備考 記号の意味は、表 2-28 NW-7 を参照 Max 1~ DDD・・・・・・DDD」 Max Interleaved 2 2~ of 5 Max DDD・・・・・・DDDC」 記号の意味は、表 2-29 Interleaved 2 of 5 を参照 読み取り桁数は偶数桁のみ Industrial 2 of 2~ 5 Max DDD・・・・・・DDDC」 記号の意味は、表 2-30 Industrial 2 of 5 を参照 読み取り桁数は偶数桁のみ 1~ Code93 AAA・・・・・・AAA」 Max Code128 Code128 1~ 照 AAA・・・・・・AAA」 Max 1~ 記号の意味は、表 2-31 Code93 を参 記号の意味は、表 2-32 Code128 を 参照 SBBB・・・・・BBCS」 Max EAN-128※3 1~ AAA・・・・・・AAA」 Max 1~ 記号の意味は、表 2-33 EAN-128 を 参照 S
表 2-26 WPC F カントリーフラグ M 生産者コード N 商品コード S ナンバーシステムキャラクタ A addon データ 」 終了コード C チェックデジット(mod 10) 表 2-27 Code39 A ASCII 変換後データ, B ASCII 変換前データ C チェックデジット(mod 43) チェックデジットなしの場合はデータとなります S スタート/ストップキャラクタ 表 2-28 NW-7 S スタート/ストップキャラクタ (a,b,c,d のいずれか) D データ 表 2-29 Interleaved 2 of 5 D データ C チェックデジット(mod 10) チェックデジットなしの場合は、データとなります 表 2-30 Industrial 2 of 5 D データ C チェックデジット(mod 10) チェックデジットなしの場合は、データとなります 表 2-31 Code93 A ASCII 変換後データ, B ASCII 変換前データ C チェックデジット(mod 47) チェックデジットなしの
表 2-34 MSI D データ C チェックデジット(mod 10,mod 11) チェックデジットなしの場合は、データとなります 表 2-35 IATA D データ C チェックデジット(IATA) チェックデジットなしの場合は、データとなります P クーポン NO A エアライン NO 表 2-36 RSS-14 D 数字データ C チェックデジット(mod 10) 表 2-37 RSS Limited D 数字データ C チェックデジット(mod 10) 表 2-38 RSS Expanded D 数字データ A アルファベットデータ ※ この機能に関連するライブラリ関数は、「2.2.
終了コード デコードデータの末尾につける終了コードを、次の 5 種類から選択することが可能です。 • CR • LF • CR+LF • TAB • 終了コードなし デフォルトは「終了コードなし」です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ デコードデータの末尾制御コードを設定 OBRSetSuffixChar デコードデータの末尾制御コードを取得 OBRGetSuffixChar 出力バッファ スキャナは、バーコードを読み取ると、読み取りデータの出力を行います。出力方法には以下の 4 種類が あります。 表 2-39 出力方法 OBR バッファ出力* 1 キーメッセージ出力 クリップボード出力 キーボード出力 説明 レーザースキャナドライバ内のメモリに読み取りデータを出力します。 メモリ内に出力した読み取りデータは、レーザースキャナライブラリを使用して取得 します。 指定したウィンドウハンドルに対しで、読み取りデータをウィンドウメッセージで出力 します。 ウィンドウハンドルは、レーザースキャナライブラリを使用して指定します。 読み取り結果を一度クリ
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ 読み取り許可状態の設定 OBROpen OBRSetBuffType デコードデータ出力方式の設定 OBRGetBuffType デコードデータ出力方式の取得 OBR バッファ 1 文字読み出し OBRGetc OBR バッファ 1 コード分のデコードデータの読み出し OBRGets OBR バッファ状態の取得 OBRGetStatus OBR バッファのクリア OBRClearBuff 読み取り完了条件 以下の条件を満たした場合、読み取りを完了します。 • 読み取り成功 • タイムアウト • OBR バッファ許容量オーバー • モジュール異常検出 読み取り完了通知 読み取り完了時に、アプリケーションに対して通知を行います。通知方法は以下の3種類あり、各方法に 対して有効・無効の設定を行うことが可能です。デフォルトは「ウィンドウメッセージによる通知」です。 表 2-40 通知方法 ウィンドウメッセージ イベント なし 説明 読み取り完了時に、指定したウィンドウハンドルに対して、ウィンドウメッセージを送 ります。ま
イベントの名称 イベントによる読み取り完了通知を行う場合、所定のイベント名は以下のレジストリにより変更することが可 能です。 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥CASIO¥Laser] 表 2-41 キー名 設定値 sz:任意の名称 EventName レジストリに値がない場合の、デフォルトのイベント名は”OBRScanningEvent”となります。 イベント要因の取得 イベントによる読み取り完了通知を行う場合、読み取りが完了した要因を記録します。記録した要因は、レ ーザースキャナライブラリを使用して取得することが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ OBRGetLastEventStatus イベントステータスの取得 コード固有の特殊動作設定 Code128 バーコードを読み取ったときに、特定の条件を満たす場合、特殊な動作を行うように設定するこ とが可能です。 パッチ、MoDevDT5200.101.CAB、LaserDT5200.101.CAB と OBRSetDT5200.101.
2.2.
2.2.
レーザフォーカス 隣り合うバーコードの両方にレーザが照射してしまう状態で、バーコードの読み取りを行うと、どのバーコ ードを読み取ったのか、わかりにくいといった場合があります。 このような場合、レーザフォーカス機能を有効にすると、バーコードの読み取り成功時に、読み取ったバ ーコードをレーザによって指し示し、どのバーコードを読み取ったのかをユーザに通知します。 レーザフォーカスはレーザースキャナライブラリを使用して、有効/無効の設定することが可能です。 デフォルトは「レーザフォーカス無効」です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ レーザフォーカスの設定 OBRSetFocus レーザフォーカスの取得 OBRGetFocus トリガキー立上げ トリガキーを電源オン要因に設定しておくと、電源オフしているときにトリガキーを押すと電源をオンするこ とができます。この設定で、スキャナを使用しているアプリケーション実行中に電源オフして、トリガキーを 押すと、電源オン→バーコード読み取りを、1 アクションで行うことができます。 デフォルトは OFF です。 ※ この機能に
ノイズフィルタ バーコードの背景色が白い場合は、読み取り時にノイズが発生しやすいため読み取りにくくなります。この ような場合はフィルタを有効にしてノイズを除去することが可能です。 ただし、最初の 1 本目のバーが非常に細い場合、ノイズと判断して消去してしまい、バーコードが読めなく なる可能性があります。 必要に応じて、ソフトノイズフィルタの On/Off を設定してください。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ ノイズフィルタモードの設定 OBRSetFilter ノイズフィルタモードの取得 OBRGetFilter OBRSetFilterOnTimer ノイズフィルタ開始時間の設定 OBRGetFilterOnTimer ノイズフィルタ開始時間の取得 ゲイン設定 レーザモジュールのゲイン設定を切替えることができます。この設定を切替えると、遠目からのバーコード の読み取りや、高分解能なバーコードの読み取り性能を向上させることができます。 ゲイン設定 モード 0 モード 1 モード 2 モード 3 内容 標準モード。 様々な印字品質のバーコードや、
デュアルデコーダ(デコードレベル“高度”) デュアルデコーダは、まず標準のデコーダによりデコードを行い、読み取りに失敗した場合に限り、以下 の追加デコーダでの読み取りを行います。 • Code39 • Code128 • EAN 従来のデコーダでは、バーの太さの 2 値化または 4 値化を行う際に、1 キャラクタ分の黒バーと白バーの 太さの合計から 1 モジュールの平均を算出し処理していますが、黒と白のバー太さに大きな差があると正 しく読み取りことができません。そのため、上記追加デコーダでは、黒バーと白バーを分けて計算すること により、黒と白のバーの太さに差があるバーコードの読み取り許容範囲を拡大します。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ デコードレベルを設定 OBRSetDecodeLevel デコードレベルを取得 OBRGetDecodeLevel 56
デコーダカスタマイズ 読み取り環境や印刷物の状態などに応じてデコーダをカスタマイズし、読み取り性能を効率よく向上しま す。 通常のデコードロジックの読み取り性能を保持するために、一旦通常のデコーダによりデコードを行い、 デコードできなかった場合に、カスタマイズしたデコーダによりデコードを行います。 表 2-43 カスタマイズ要素 要素 Right/Left マージンの閾値変 更 バーの太り・細り補正値変更 内容 Right/Left マージン(バーコード左右の白い部分)として規定されている 閾値を変更します 各バー全体に対して、指定の幅だけ太らせたり、細らせたりしてから、デ コードします。 太らせる(または細らせる)値は変更可能です。 Right/Left マージンの閾値変更 バーコードが枠に囲まれて印刷されている場合、Right マージンまたは Left マージンが十分に確保されて いないために読み取りができない場合があります。Right/Left マージン閾値を変更することで、以下のよう なバーコードの読み取りが行えるようになります。 表 2-44 Left マージンが狭い Right マージン
デコーダ学習機能 デコーダ学習機能とは、デコードを行う際の判定基準値や、閾値などのパラメータを自動的に変更するこ とにより、印字品質の悪いバーコードの読取精度を向上させるための機能です。 デコードのパラメータを変更すると、読み取りの特性も変化します。 読み取りの精度悪化を防ぐために、まずは標準のデコーダによるデコードを行い、その次にカスタマイズ デコーダによるデコードを行い、処理完了の時点でデコードできなかった場合にのみ、学習機能によるデ コードを行います。 デコード開始 標準デコード Yes デコード OK? No カスタマイズデコード Yes デコード OK? No 学習機能デコード Yes デコード OK? No デコード失敗 デコード成功 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ OBRSetDecodeLearningMode デコーダ学習機能の設定 OBRGetDecodeLearningMode デコーダ学習機能の設定を取得 58
パラメータの優先度変更機能 デコーダ学習機能において、読み取りに成功したときに使用したパラメータの使用優先順位を繰り上げま す。 これにより、同じ傾向のバーコードを連続して読み取る場合の読取レスポンスを向上させることができます。 パラメータの優先順位は RAM 上のメモリに記録されるため、リセットを実行すると初期状態に戻ります。 誤読防止機能 バーコードの読取りを行う際に、デコード容易性を計算してバーコードの品質ランクを取得します。 もし、品質ランクが低い場合、誤読をしている可能性が高いため読取 NG と判定します。これにより、誤読 の発生率を低下させます。 設定機能 デコーダ学習機能の有効/無効を切り替えることができます。レーザースキャナライブラリ、または設定ファ イルにより指定できます。 コントロールパネルの「スキャナ設定」でも、有効/無効を設定できます。 ※ 学習機能を有効にすると、印字品質の悪いバーコードに対する読取性能を向上させることができます。 しかし、読み取るバーコードによっては、逆に誤読の可能性が高くなる場合があります。 学習機能を使用する場合は、誤読回避のために、以下の設定も併せて行うよ
学習機能対象パラメータ一覧 学習機能で変更対象となるパラメータは、「デコーダカスタマイズ」で示した 2 つのパラメータと、以下に示 す 8 つのパラメータです。 要素 キャラクタ間ギャップの閾値 ガードバー・デリネータの閾値 太細バー判断の閾値 太細バー判断の基準 太細バー判断の判定算出方 法 ノイズフィルタ閾値 キャラクタ間差異の閾値 最大・最小バーの閾値 内容 キャラクタ間ギャップ(複数の黒白バーで構成された各キャラクタ間 の白い部分)を構成するバーのとして規定されている閾値を柔軟に 変更できるようにする。 ガードバー(EAN / JAN / UPC-A の Right / Left / Center ガードバ ー、UPC-E の Right / Left ガードバー)や、デリネータ(Addon 部と Addon 以外のバーとの間にある白い部分)として規定されている閾 値を柔軟に変更できるようにする。 太細バーの判断として規定されている閾値を柔軟に変更できるよう にする。 太細バーの判断を行うための 基準となるのバー(StartBAR / CenterBAR / Margin 等)を柔軟に変
2.2.7 動作設定情報ファイル コントロールパネルの「レーザー設定」で設定した内容は、INI形式のファイルに保存されます。 設定ファイルの保存場所と名前は、” ¥FlashDisk¥System Settings¥OBRDRV.
NW 7 Option 大項目 小項目 説明 範囲 初期値 設定内容 NW7_MIN 有効最小桁数 2 2 NW7_MAX 有効最大桁数 63 63 NW7_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 0: Start/Stop コードあり 1: Start/Stop コードなし NW7_CHKD チェックデジット計算 0 0 無効 (固定) NW7_CHKCH チェックキャラクタ 0 0 無効 (固定) 1 WPC Addon Option 出力 WPCADDON_MIN 有効最小桁数 10 10 (固定) WPCADDON_MAX 有効最大桁数 18 18 (固定) WPCADDON_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 1 WPCADDON_CHKD チェックデジット計算 0 1 1 WPCADDON_CHKCH チェックキャラクタ 0: 先頭の 0 出力あり 1: 先頭の 0 出力なし 0: 無効 1: 有効 1 1 有効 (固定) WPC Option 出力
IDF Option 大項目 小項目 ITF Option 範囲 初期値 IDF_MIN 有効最小桁数 2 2 IDF_MAX 有効最大桁数 67 67 IDF_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 IDF_CHKD チェックデジット計算 0 1 1 IDF_CHKCH チェックキャラクタ 0 出力 1 ITF_MIN 有効最小桁数 4 4 ITF_MAX 有効最大桁数 94 94 ITF_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 ITF_CHKD チェックデジット計算 0 1 1 1 ITF_CHKCH CODE 93 Option 説明 1 設定内容 出力フォーマットなし(固定) 0: 無効 1: 有効 0: 無効 1: 有効 出力フォーマットなし(固定) 0: 無効 1: 有効 0: 無効 1: 有効 チェックキャラクタ 0 出力 1 CODE93_MIN 有効最小桁数 1 3 CODE93_MAX 有効最大桁数 70 70 CODE93_
大項目 小項目 説明 CODE128_MIN 有効最小桁数 CODE128_MAX 有効最大桁数 CODE128_OUTFORMAT ※6 出力フォーマット 範囲 初期値 1 2 98 98 0 0 設定内容 0: Full ASCII 変換あり 1 1: Full ASCII 変換なし 2 2: EAN-128 のみ出力 6 6: EAN-128 のみ出力 コード ID 出力 10 10: EAN-128 のみ出力 CODE 128 Option Fnc→GS 変換 2 2: EAN-128 のみ出力※8 4 4: EAN-128 コード ID 付加※ 8 8: 8 EAN-128 Fnc→GS 変換 ※8 16 16: Code128 Full ASCII 変換なし 32 32: EAN-128 Full ASCII 変換なし※8 64 64 Code128/EAN-128 FNC2 連 結出力有効※8 128 128 Code128/EAN-128 FNC4 拡 張 ASCII 変換有効※8 C
IATA Option 大項目 小項目 説明 範囲 初期値 設定内容 IATA_MIN 有効最小桁数 1 4 IATA_MAX 有効最大桁数 65 65 IATA_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 無効 (固定) IATA_CHKD チェックデジット計算 0 0 0: チェックデジット計算なし 1 1: 末尾以外を計算 2 2: クーポン No+データ計算 3 3: データ部のみを計算 IATA_CHKCH チェックキャラクタ 1 1 有効 (固定) RSS-14 Option 出力 RSS14_MIN 有効最小桁数 14 14 (固定) RSS14_MAX 有効最大桁数 14 14 (固定) RSS14_OUTFORMAT 出力フォーマット 0 0 0: 標準出力 1: A.I.
Option Mode 小項目 READMODE 初期値 0 1 単発読み 1: 連続読み(トリガキー有り) 0: モード 0 1 1: モード 1 2 2: モード 2 3 3: モード 3 0: 無効 1: 有効 0: 無効 1 1: 有効 2 2: 有効、失敗時は無効 0: OBR バッファ出力 2 2: キー出力 3 3: クリップボード出力 0 ブザー設定 LED 設定 0 0 出力方式設定 Option OUTBUFF 0 1 2 0 4 キーボードイベント出力 1 1: 2 2: + 3 3: 4 4: 終了コードなし 0: 通常読み 1: 段数読み 1: ソフトウェアフィルタ有効 2: ハードウェアフィルタ有効 0: 無効 1: 有効 0 段数読み Option Option Option 4: 0: 0 終了コード Option Counter Counter Reading
大項目 小項目 KEY 説明 読み取り開始 ※4 NOTIFICATION 読み取り完了 初期値 1 3 設定内容 1: トリガキーL 2 2: トリガキーR 4 4: 決定キー(マルチキー) 8 8: カーソルキーL 16 16: カーソルキーR 32 32: カーソルキーUp 64 64: カーソルキーDown 128 128: ガントリガー 256 256: センタートリガー 0: 制御なし 1 0 1: 大 2 2: 中 3 3: 小 0: 無効 1 1: 有効 1 1: ウィンドウメッセージ通知 2 2: イベント通知 0: 標準 1: 高度(デュアルデコード) 0: 補正なし 0 0 0 Option Option 通知方法※5 Option LEVEL デコードレベル 0 0 1 MARGINCHECK Option Decode Decode Customise レーザフォーカス Option FOCUS BARWIDTH Lea
RSS Expanded・・・GS1 DataBar Expanded RSS-14 Stacked・・・GS1 DataBar Stacked RSS Expanded Stacked・・・GS1 DataBar Expanded Stacked ※ 8:EAN-128 コードは 2006 年 1 月に GS1-128 に名称変更されています。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 レーザースキャナライブラリ スキャナドライバ全設定の保存 OBRSaveConfigFile スキャナドライバ全設定の変更 OBRLoadConfigFile OBRSetDefaultSymbology スキャナドライバの全設定値をデフォルトに設定 68
2.2.8 電源制御 省電力化のため、レーザ光が発光していない状態では、レーザモジュール、およびレーザモジュール制 御用の ASIC に対する電源供給を行いません。レーザ光を照射する時点で必要なモジュールの電源供給 を行い、レーザ光を消す時点で再度電源供給を行いオフにします。 2.2.
2.3 カメラ 2.3.1 基本機能 カメラは、撮影/2 次元シンボル読み取り/画像処理の、3 つの機能で構成されます。 2.3.
※1 : JPEG ファイルのオプション 出力ファイルとして JPEG を指定した場合は、以下のオプションを設定することができます。 表 2-48 項目 画質(圧縮率) ベースライン・プログレッシブ 設定 画質=低 (圧縮率=高) 画質=中 (圧縮率=中) 画質=高 (圧縮率=低) 画質=最高 (圧縮率=最低) ベースライン プログレッシブ サムネイルの埋め込み 備考 デフォルト 上のラインから画像を表示するファイル 形式です。(デフォルト) まず全体に粗い画像を表示し、徐々に 詳細を表示するファイル形式です。 デフォルト 各サイズのサムネイルを JPEG ファイルに 埋め込みます。 サムネイルなし QQVGA (160 x 120) QVGA (320 x 240) • JPEG オプションにサムネイル埋め込みを指定した場合は、JPEG 形式はベースライン固定になります。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 カメラライブラリ CAMGetImageSettings JPEG ファイルのオプションを取得 CAMSetImageSettings JPEG ファイルのオプショ
デジタルズーム デジタルズームとは、高解像度画像からの切り出しを行う機能です。 デジタルズームで撮影できる画像サイズと倍率は以下のとおりです。 表 2-50 デジタルズーム 倍率 1.5 倍 2.0 倍 3.0 倍 1/9VGA ○ ○ ○ 1/4VGA ○ ○ ○ 4/9VGA ○ ○ ○ VGA ○ × × SVGA × × × XGA × × × 『×』の設定で撮影を行うと、デジタルズームなし(1.
照明LED 照明 LED の点灯・消灯・強度(明るさ)切替えを行うことができます。 照明 LED は、シンボルのデコードや暗所でのカメラの写真撮影(近接のみ)に使用します。 照明 LED の強度は 0(暗い)~100%(明るい)の範囲で設定することができます。デフォルトはやや明るい です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 カメラライブラリ 照明 LED を点灯・消灯する CAMIlluminationOn CAMGetIllumination 現在の照明 LED の明るさを取得 照明 LED の明るさを設定 CAMSetIllumination シャッター音の強制鳴動 写真撮影時にはオーディオ機能を使用してシャッター音を鳴動します。盗撮防止のため、シャッター音は いかなる場合も(オーディオのミュート設定時やイヤホン挿入時を含む)強制的に鳴動します。 シャッター絞り切替え カメラモジュールのシャッター絞りを切替えることができます。通常は F=3.5(開放)を指定し、20cm 以下の 近接撮影を行う場合は F=7.
電源/CPUClock制御 撮影時の速度を上げるため、カメラ動作中 (プレビュー表示中、写真撮影中)は、CPU Clock を最高速に 設定します。プレビュー終了までは、常に CPU Clock は最高速の状態です。 また、省電力化を行うため、カメラ非動作中は、カメラモジュールおよび、カメラモジュール制御用の ASIC などに対する電源供給は行いません。カメラ動作中のみ必要なモジュールに電源を供給し、カメラ使用 終了時に再度電源供給をオフにします。 デバイスとの排他制御 カメラと同時使用を禁止している以下デバイスに対して排他処理を行います。 表 2-52 デバイス スキャナ 動作 カメラでプレビューを実行している状態で、レーザースキ ャナのオープンを実行すると、レーザースキャナがエラー となります。 プレビューを停止してから、レーザースキャナのオープン を実行することで使用可能となります。 レーザースキャナをオープンした状態で、カメラのプレビ ューを実行すると、カメラがエラーとなります。 レーザースキャナをクローズしてから、カメラのプレビュー を実行することで使用可能となります。 74 備考 カメラ
2.3.
プレビュー表示 2 次元シンボルを読み取りやすくするため、撮影中の画像をプレビュー表示します。 プレビュー表示の画面サイズと間隔は以下のとおりです。 表 2-55 4/9VGA (426 x 320) 1/4VGA (320 x 240) 1/9VGA (213 x 160) 約 150~300 ミリ秒に 1 回表示 画面サイズ 間隔 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 イメージャライブラリ 位置合わせ用にプレビューを表示 IMGStartPreview 読み取り範囲枠の表示も可能 プレビューを停止 IMGStopPreview IMGGetDecodePreview 読み取り時の画像表示オプションを取得 IMGSetDecodePreview 読み取り時の画像表示オプションを設定 カメラライブラリ 照明 LED の点灯・消灯を行う CAMIlluminationOn 読み取り方式 1 回のスキャンにつき 1 個のシンボルを読み取ります。一括読み・多段読みはサポートしません。 読み取り条件 2 次元シンボルを読み取るための条件を設定することが可能です。 読み取り有効コード
チェックデジット有効無効 チェックデジットは常に有効となります。 スキャン時間 読み取り開始後の読み取り有効時間を設定することが可能です。設定した時間を経過すると、自動的に 読み取り待機状態となります。設定範囲は 0~∞ミリ秒、デフォルトは 3000 ミリ秒です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 イメージャライブラリ PDF417 コードのデコードオプションを取得 IMGGetPDF417 PDF417 コードのデコードオプションを設定 IMGSetPDF417 QR コードのデコードオプションを取得 IMGGetQR QR コードのデコードオプションを設定 IMGSetQR DataMatrix コードのデコードオプションを取得 IMGGetDataMatrix DataMatrix コードのデコードオプションを設定 IMGSetDataMatrix 2 次元シンボルを読み取り、文字列として出力 IMGWaitForDecode IMGWaitForDecodeRaw 2 次元シンボルを読み取り、バイナリデータとして出力 読み取り結果出力形式 読み取り結果の出力形式は以下のと
読み取り結果通知 シンボルの読み取り完了時に、LED/ブザー/バイブレータを使用して、読み取り結果通知を行います。そ れぞれの通知の有効/無効を設定することが可能です。 表 2-58 LED ブザー バイブレータ 設定 モード1 モード2 モード3 (無効) 有効 無効 有効 無効 読み取り成功 緑点灯 緑点灯 なし 読み取り失敗※1 なし 赤点灯 なし 読み取り中断 なし なし なし デフォルト モード1 スキャン完了音 なし 振動 なし なし なし なし なし なし なし なし なし 有効 無効 ※1:読み取り失敗 次のような場合、読み取り失敗となります。 • タイムアウトになった場合 • 指定した桁数の範囲外のシンボルを読み取った場合 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 イメージャライブラリ LED 通知の取得 IMGGetLED LED 通知の設定 IMGSetLED ブザー通知の取得 IMGGetBuzzer ブザー通知の設定 IMGSetBuzzer IMGGetVibrator バイブレータ通知の取得 IMGSetVibrator バイブレータ通知
デコード強制終了 シンボルの読み取り中に、デコード動作を強制終了させることができます。設定されたスキャン時間を待た ずにデコード動作を終了できます。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 イメージャライブラリ デコードの強制終了 IMGStopDecode 動作設定情報ファイル 各種設定値をファイルに保存し、復旧することが可能です。 設定ファイルの保存場所と名前は、”¥FlashDisk¥System Settings¥IMGSet.
2.3.
2.4 USB 2.4.1 基本仕様 USB 切り替え • USBFunction/Host の切り替えを行います。 • USBFunction/Host の切り替えは、I/O ボックスからの信号によって行います。アプリケーションから切り 替えることはできません。 • I/O ボックスに USB デバイスが接続され、本体が USB デバイスを認識している間では、切り替えは行い ません。USB デバイスを切断すると切り替えを行います。 • 現在の USBFunction/Host の状態は、コントロールパネルの「USB 接続状態」で確認すること可能で す。 USB Function • • • • USB 1.1 フル・スピードをサポートします。 PC 側の”wceusbsh.dll”と通信を行ういます。 ActiveSync を使用して PC と接続・通信を行うことが可能です。 FLCE/LMWIN を使用して通信を行うことが可能です。(ActiveSync を無効にする必要があります) USB Host • • • • • USB 1.
2.4.2 COMポート USB で使用する COM ポートは以下のとおりです。 表 2-60 USB Function USB-MODEM 2.4.
2.5 IrDA 2.5.1 サポート速度 IrDA は、以下の物理速度をサポートします。 表 2-62 経由 SIR FIR IrDA プロトコル 9600, 19.2K, 38.4K, 57.6K, 115.2K bps RAW IR 9600, 19.2K, 38.4K, 57.6K, 115.2K bps - 4M bps 経由 SIR FIR IrDA プロトコル 9600, 19.2K, 38.4K, 57.6K, 115.2K bps 4M bps - RAW IR 9600, 19.2K, 38.4K, 57.6K, 115.2K bps • IrDA プロトコル使用時の通信速度は、相手機器とのネゴシエーションで自動的に決定します。 • 自機と相手機とのサポート速度のうち両方でサポートしている最高速度で通信を行います。 • アプリケーションによる転送速度の設定はできません 表 2-63 SIR 経由 IrDA プロトコル RAW IR 2.5.2 9600, 19.2K, 38.4K, 57.6K, 115.2K bps 9600, 19.2K, 38.4K, 57.
2.6 Bluetooth 2.6.
2.6.
2.6.
2.6.5 通信手順 Bluetooth を使用した通信の基本的な手順は、以下のとおりです。 1. Bluetooth の初期化 Bluetooth ツール、または Bluetooth ライブラリを使用して、初期化を行います。 Bluetooth モジュールの電源が ON になり、Bluetooth プロトコルスタックの初期化を実行します。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 Bluetooth ライブラリ Bluetooth プロトコルスタックの初期化 BTInitialize 2. デバイスの探索 Bluetooth ツール、または Bluetooth ライブラリを使用して、デバイス探索を行います。 デバイス探索用の電波を送信し、周囲にある使用可能な Bluetooth 機器から機器情報を取得しま す。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 Bluetooth ライブラリ 接続する Bluetooth 機器のデバイス情報の取得 BTGetDeviceInfo 3.
5. Bluetooth の接続 Bluetooth ツール、または Bluetooth ライブラリを使用して、Bluetooth を接続します。 Bluetooth 接続完了後は、切断を実行するまで選択したプロファイルを使用して Bluetooth 通信を行 うことが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 Bluetooth ライブラリ Bluetooth 仮想シリアルプロファイルで接続を実行 BTConnectSerial Bluetooth PAN プロファイルで接続を実行 BTConnectPAN BTConnectHeadset Bluetooth ヘッドセットへの接続を実行 6.
2.6.
2.6.
2.6.10 Wake On Bluetooth Bluetooth 機器から DT-5200 に通信を行うことにより、サスペンド中の DT-5200 をレジュームすることが可 能です。 Bluetooth 携帯電話を使用して DT-5200 をレジュームし、Bluetooth ダイヤルアップ通信を行う場合の動 作シーケンスの例を、以下に示します。 1. DT-5200 と Bluetooth 携帯電話に、あらかじめ相手 Bluetooth 機器との接続情報を設定。 8. DT-5200 をサスペンド、Bluetooth 携帯電話をメール着信待ち状態にして、サーバからのメールを待 つ。 9. Bluetooth 携帯電話がサーバからタスクメールを受信。サーバはメール送信後、通信を切断。 10. Bluetooth 携帯電話がマスターとして動作し、DT-5200 に対して Bluetooth 接続を実行。 11. DT-5200 は、レジュームした後 Bluetooth 接続を完了、Bluetooth 携帯電話からタスクメールを受信。 12.
2.7 無線LAN DT-5200 M50S/M55S/M50SC/M55SC モデルのみ、802.11b/g 無線 LAN を使用することが可能です。 802.11b および 11g は 2.4GHz 帯の、免許不要で使用可能な ISM(Industry、Science、Medical)バンド の電波を利用し、近距離の通信を行います。 デバイス名について DT-5200 では、DeviceIoControl()を使用して無線 LAN ドライバのデータを取得する場合に使用するデバ イス名は“PY21BG1”となります。 2.7.
2.7.2 拡張仕様 電源 ON/OFF 制御 無線モジュールの電源をアプリケーションから制御することが可能です。 無線モジュールを使用しない場合に電源を OFF する事で、省電力/輻輳回避/航空機内対応を行うことが 可能です。 動作設定情報ファイル 動作設定情報ファイルを使用して、無線 LAN 設定のデフォルト値を設定することが可能です。 802.
2.7.3 ローミング 2つ以上の同一 SSID のアクセスポイントが存在する環境下で、自動的に接続するアクセスポイントを切り 替えます。 1. 通信可能なアクセスポイントを探索し、それぞれのアクセスポイントの電波状態をリスト化 2. 現在接続しているアクセスポイントと、リスト内のアクセスポイントの電波状態を比較 3. 比較の結果、リスト内のアクセスポイントの方が電波状態が良い場合は、当該アクセスポイントにローミ ング要求 4.
レジューム処理 レジューム時には、以下の一連の処理を行います。 1. ドライバアンロード 2. ドライバロード 3. 初期化 4. アクセスポイントスキャン 5. アクセスポイントリスト作成 6. アクセスポイント接続 7.
2.7.5 動作設定情報ファイルによる無線設定 動作設定情報ファイルを使用して、無線 LAN 設定のデフォルト値を設定することが可能です。 動作設定情報ファイルを DT-5200 に配布することで、無線 LAN の設定を簡単に行うことが可能です。 • 動作設定情報ファイルは、”¥FlashDisk¥System Settings¥WLANCFG.ini”です。 • 動作設定情報設定情報ファイルがない場合、デフォルト設定で起動します。 • 802.
ファイルフォーマット ファイルフォーマットは、以下の INI ファイル形式です。 • 動作設定情報ファイルの最大サイズは 60Kbyte です。 • 行頭が”;”の行はコメントとみなします。(行の途中からはコメントとはみなしません。) • KEY と VALUE の区切りは”=”です。スペース、タブなども KEY や VALUE に含みます。 “SSID=□tunami”と=の後にスペースを入れた場合には、 SSID の値はスペース+tunami となります。 • 行の最後は CR または CR/LF です。 • 行の最大長は 256Byte です。 • セクション名、KEY、VALUE 共、大文字、小文字を区別します。 [WLAN]セクション 無線 LAN 全体の設定を行います。 表 2-69 キー WLANPOWER POWERSAVE WLANCFG RoamingRSSILevel RoamingAvailableTime RoamingRSSISpan BandConfig INTERFACE 設定値 無線 LAN 電源の OFF/ON を指定します。 1・・電源 ON 0・・電源 OF
デフォルト値と範囲外の動作は以下のとおりです。 表 2-70 キー WLANPOWER POWERSAVE デフォルト値 設定しません。 設定しません。 WLANCFG RoamingRSSILevel RoamingAvailableTime RoamingRSSISpan BandConfig “1”:有効 設定しません。 設定しません。 設定しません。 設定しません。 INTERFACE 追加デバイス無し 範囲外の動作 設定しません。 そのまま設定します。 • 動作は無線ドライバ依存となります “1”:有効 - - - そのまま設定します。 • 動作は無線ドライバ依存となります。 - [STATIC]セクション 内蔵デバイスが接続するアクセスポイントを指定します。 表 2-71 キー SSID ADHOC WEP KEYINDEX KEYDATA 設定値 SSID を指定します。 インフラストラクチャ/アドホックの指定をします。 1・・インフラストラクチャ 0・・アドホック WEP の有無を指定します。 1・・・WEP 無し 0・・・WEP 有り WEP キーの INDEX を、
デフォルト値と範囲外の動作は以下のとおりです。 表 2-72 キー SSID ADHOC WEP KEYINDEX KEYDATA デフォルト値 [STATIC]セクション全体を 無視。 “1”:インフラストラクチャ “1”:WEP 無し [STATIC]セクション全体を 無視。 [STATIC]セクション全体を 無視。 範囲外の動作 [STATIC]セクション全体を無視。 “1”:インフラストラクチャ “1”:WEP 無し [STATIC]セクション全体を無視。 [STATIC]セクション全体を無視。 [TCPIP]セクション 内蔵デバイスの IP アドレスの設定を行います。 表 2-73 キー DHCP IPADDRESS SUBNETMASK DEFAULTGATEWAY DNS1 DNS2 WINS1 WINS2 設定値 DHCP の有効/無効を指定します。 1・・DHCP 有効 0・・DHCP 無効 • DHCP 有効を指定した場合には、以下の設定は無効となります。 IP アドレスを指定します サブネットマスクを指定します。 デフォルトゲートウェイを指定します。 プライマリ DNS サ
動作設定情報ファイルの例 動作設定情報ファイルの標準的な記述例は、以下のとおりです。 [WLAN] WLANPOWER=1 POWERSAVE=1 WLANCFG=1 RoamingRSSILevel=-78 RoamingRSSISpan=1 RoamingAvailableTime=60 BandConfig=1 [STATIC] SSID=tunami ADHOC=0 WEP=1 KEYINDEX=0 KEYDATA= 5C1E1455A2D504920483C59EA19AC2AB3F12821273BD2A17A9BE [TCPIP] DHCP=0 IPADDRESS=192.168.1.100 DEFAULTGATEWAY=192.168.1.100 SUBNETMASK=255.255.255.0 DNS1=192.168.1.101 DNS1=192.168.1.102 WINS1=192.168.1.103 WINS2=192.168.1.
2.8 電源制御 2.8.
2.8.2 メモリ破壊チェック Windows CE は、リセット時に RAM のデータの破壊を検出し、破壊を検出した場合には、ユーザへの警告 を行わずに無条件にそのメモリを初期化します。 ユーザへの警告を行わずにメモリを初期化すること防ぐため、OS ブート時の処理に移行する前に、ドライ バ内部のメモリチェック用データの状態をチェックします。 破壊を検出した場合には、復旧して良いかを確認する以下のメッセージを表示します。 図 2-4 復旧の確認は R トリガキーで行います。 確認メッセージで R トリガキーを押すとリセット処理を実行し、復旧を試みます。 2.8.
メインバッテリ メインバッテリの状態とレベルを以下に示します。 表 2-75 表記 詳細 状態 外部 外部電源 外部電源が供給されていて、充電が完了している状態 レベル 充電 通常 1 充電中 メインバッテリ O.K. 外部電源が供給されていて、充電中の状態 バッテリにより駆動している状態 満充電もしくは、充分にバッテリがある状態 2 低 バッテリの容量が半分以下の状態 3 残りわずか VDET1 が検出された状態 通常は5秒おきにバッテリの状態をチェックします。ただし、パワーマネージメントのプロパティが表示され ている場合は1秒おきにバッテリの状態をチェックします。 過去10回分までの電源電圧の AD コンバータのデータを平均し、その値を、「残りわずか(10%以下)」/ 「低(30%以下)」/「O.K.
ユーザ通知方法 VDET1 状態時には、アプリケーションに対して、WM_POWERBROADCAST メッセージで PBT_APMBATTERYLOW を定期的に送信します。 アプリケーションから電圧監視を行う場合は、GetSystemPowerStatusEx2() API を使用します。 取得可能な値を以下にしめします。 表 2-77 ACLineStatus BatteryFlag BatteryLifePercent BackupBatteryFlag BatteryChemistry Win32 API を使用することで、詳細のメインバッテリ値を取得することが可能です。 2.8.
2.8.
2.8.
擬似 OFF/無線スタンバイ 無線などの待受け状態です。システムライブラリを使用してアプリケーションから LCD/キー/タッチパネル を OFF 状態にし、CPU 周波数を POWERSAVE にします。その他デバイスは動作しています。 表 2-80 タッチパネル ディスプレイ KEY APO 電源キーによる OFF CPU 周波数 OFF OFF ロック 禁止 禁止 POWERSAVE ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ 擬似タッチパネル ON(タッチパネル ON) SysTouchPanelOn 擬似タッチパネル OFF(タッチパネル OFF) SysTouchPanelOff 擬似タッチパネル OFF 有効/無効の取得 SysGetTouchPanelState 擬似電源 OFF(表示 OFF) SysDisplayOff 擬似電源 OFF(表示 ON) SysDisplayOn SysGetDisplayPowerState 擬似電源 OFF 有効/無効の取得 キーロックの許可/禁止の設定 SysSetAllKeyLock キーロックの許可/禁止の取得
2.8.
2.8.
2.8.
2.9 セキュリティ 2.9.1 本体パスワード設定 WindowsCE に搭載されているパスワード設定です。 コントロールパネルのパスワード設定を使用して設定します。 2.9.2 日付と時計プロパティのパスワード設定 ユーザが本体の日付と時計設定を変更できないように、日付と時計設定を開くためのパスワードを設定す ることが可能です。Windows フォルダの下の PASSTOOL を使用して設定します。 パスワードは、個別 ID 設定などとともに FlashROM に格納します。 2.9.3 個別ID設定 個別 ID は端末個体を識別するユニークなコードです。 システムライブラリを使用して個別 ID を読み取ることが可能です。 ※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。 システムライブラリ DeviceID の取得 SysGetDeviceIDCode 2.9.
3.
3.1 Bluetooth接続 Bluetooth 接続ツールの操作方法を説明します。 3.1.
ツールバー構成 デバイス一覧画面のツールバー構成を以下に示します。 表 3-3 ツールバー構成 アイコン 説明 メインメニューを表示します マルチメニューを表示します (表示されている画面により、メニュー内容が変わります) 複数の画面が開いているとき、現在の画面を閉じます 複数の画面が開いているとき、画面を選択して移動します Bluetooth 機器の探索を実行し、デバイス一覧の表示を更新します メニュー構成 デバイス一覧画面のメニュー構成を以下に示します。 表 3-4 メインメニュー項目 項目 マイデバイス ショートカット デフォルトデバイス Wakeup を有効にする ヘッドセットを使用する セットアップウィザード バージョン 最小化 終了 機能 DT-5200 本体の設定画面を表示します (詳細は 3.1.3 参照) 作成されたショートカットの一覧を表示します (詳細は 3.1.4 参照) 設定されたデフォルトデバイスの一覧を表示します (詳細は 3.1.
デバイスの探索 デバイスの探索を実行するには、ツールバーの (更新)ボタンをタップします。 デバイスを発見した後、デバイス一覧の内容を更新します。 デバイスのプロパティ マルチメニューまたはコンテキストメニューの「プロパティ」を選択すると、以下のデバイスのプロパティ画面 を表示します。 デバイスアドレス デバイスの Bluetooth アドレスを表示します。 デバイス名 デバイスの名前を表示します。 デバイスタイプ デバイスの種類を表示します。 ボンディング済み このデバイスと「デバイスの信頼」を実行したかどうかを表示しま す。 図 3-2 このデバイスを常に一覧に表示する このデバイスを常にデバイス一覧に表示するかどうかを表示し ます。 PassKeyの交換 デバイスの信頼やサービスの取得、Bluetooth 接続を実行すると、PassKey(PIN コード)を要求する以下 の画面を表示することがあります。 接続する機器に Passkey が指定されている場合は、それと同一 の Passkey を、Passkey が指定されていない場合はお互いに同 一の Passkey を入力して下さい。 • 入力す
3.1.
ツールバー構成 サービス一覧画面のツールバー構成を以下に示します。 表 3-8 ツールバー構成 アイコン 説明 デバイス一覧画面に戻ります メインメニューを表示します マルチメニューを表示します (表示されている画面により、メニュー内容が変わります) 複数の画面が開いているとき、現在の画面を閉じて上位画面に戻ります 複数の画面が開いているとき、画面を選択して移動します サービス情報を再取得し、サービス一覧の表示を更新します OBEX および FTP 以外のプロファイルを使用して Bluetooth 接続を実行すると、画面のツールバー構成は 以下にしめすように変化します。 表 3-9 ツールバー構成 アイコン 説明 メインメニューを表示します マルチメニューを表示します (表示されている画面により、メニュー内容が変わります) 現在の画面を閉じてサービス一覧画面に戻ります (Bluetooth が接続中の場合は、接続を切断します) 複数の画面が開いているとき、画面を選択して移動します (Bluetooth 接続状態のまま、サービス一覧画面に戻ることができます) Bluetooth 接続の切断を実行します
シリアルポートプロファイル(SPP)接続 シリアルポートプロファイル(SPP)をサポートする Bluetooth デバイスと接続し、仮想シリアル通信を行うこ とができます。 シリアルポートプロファイル接続の実行 サービス一覧の (シリアルポートアイコン)をダブルタップすると、以下の Bluetooth 接続画面を表示し、 シリアルポートプロファイルによる接続を実行します。 図 3-5 接続完了後、通信アプリケーションを起動して、仮想シリアルポートを使用した通信を実行します。 シリアルポートプロファイル接続の切断 Bluetooth 接続画面のツールバー( す。 アイコン)をタップして、シリアルポートプロファイル接続を切断しま Bluetooth 接続画面を閉じる場合は、ツールバーの 118 アイコンをタップします。
シリアルポートタイプActiveSync接続の実行 シリアルサービスのアイコンを長押ししてコンテキストメニューを表示し、「ActiveSync 接続に使用する」を 選択すると、サービスのアイコンが (ActiveSync アイコン)に変化します。 図 3-6 ActiveSync アイコンをダブルタップすると、シリアルプロファイルを使用した ActiveSync 接続を実行しま す。 シリアルサービスを ActiveSync 接続に使用しない場合は、ActiveSync アイコンを長押ししてコンテキストメ ニューを表示し、「ActiveSync 接続に使用しない」を選択します。 ※ PC と Activesync 通信を行う場合には PC 側 ActiveSync が、Bluetooth シリアルポートを使用する仮想 COM ポート番号に設定する必要がりあります。 シリアルポートタイプActiveSync接続の切断 「シリアルポートプロファイル接続の切断」と同じ手順で切断します。 119
ダイヤルアップネットワーク(DUN)接続 ダイヤルアップネットワーク(DUN)を使用して、Buetooth デバイスとダイヤルアップ通信を行うことができ ます。 サービス一覧画面の (ダイヤルアップアイコン)をダブルタップすると、次の画面が表示されます。 ダイヤル画面 ダイヤルアップ接続の電話番号が設定されていない場合には、以下の画面を表示します。 図 3-7 電話番号を入力して「OK」ボタンをタップします。 ネットワークログオン画面 ダイヤルアップ接続の電話番号が設定されていると、以下の画面を表示します。 図 3-8 ユーザ名、パスワード等を入力し「OK」ボタンをタップすると、ダイヤルアップ接続を開始します。 120
BluetoothDUN設定画面 ネットワークログオン画面の「プロパティ」ボタンをタップすると、以下の BluetoothDUN 設定画面を表示し ます。 図 3-9 BluetoothDUN 設定画面を使用して、各種設定を行います。 BluetoothDUN 設定画面の詳細を以下に示します。 [TCP/IP]タブ ダイヤルアップ通信の TCP/IP に関する設定を行 います。 図 3-10 [VPN]タブ バーチャルプライベートネットワーク(VPN) の設定を行います。 図 3-11 121
[プロキシ]タブ プロキシの設定を行います 図 3-12 [モデム]タブ モデムに関する設定を行います。 図 3-13 ダイヤルアッププロファイル接続の切断 ダイヤルアップ接続完了後、Bluetooth 接続画面のツールバーの ププロファイル接続を切断します。 Bluetooth 接続画面を閉じる場合は、ツールバーの 122 アイコンをタップして、ダイヤルアッ アイコンをタップします。
パーソナルエリアネットワーク(PAN) パーソナルエリアネットワーク(PAN)Bluetooth デバイスと接続して、TCP/IP 通信を行うことができます。 パーソナルエリアネットワークプロファイル接続の実行 サービス一覧画面の (パーソナルエリアネットワークアイコン)をダブルタップすると、以下の Bluetooth 接続画面を表示して、パーソナルエリアネットワークプロファイルによる接続を実行します。 図 3-14 接続完了後、通信アプリケーションを起動して、TCP/IP を使用した通信を実行します。 パーソナルエリアネットワークプロファイル接続の切断 Bluetooth 接続画面のツールバーの 接続を切断します。 アイコンをタップして、パーソナルエリアネットワークプロファイル Bluetooth 接続画面を閉じる場合は、ツールバーの 123 アイコンをタップします。
ネットワーク設定の変更 パーソナルエリアネットワーク接続のネットワーク設定を変更する場合は、コントロールパネルを開き、「ネ ットワークとダイヤルアップ設定」を開きます。 「RX_BTPAN1」というアイコンをダブルタップすると、以下の設定画面が表示されるので、IP アドレス等の 設定を行います。 図 3-15 124
Object Pushプロファイルによるファイル転送 サービス一覧画面で、 (名刺アイコン)、 (カレンダーアイコン)、 イコン)のサービスをダブルタップしてファイル転送を行います。 (電子メールアイコン)、 (メモア ※ 上記ファイルの転送を実行する前に、転送するファイルをあらかじめ指定しておく必要があります。指 定方法については、3.1.
Bluetooth FTPによるファイル操作 Bluetooth FTP を使用したファイル転送およびファイル/フォルダ操作を行います。 Bluetooth デバイスのサービス一覧から (ファイルアイコン)をダブルタップすると、相手 Bluetooth デバ イスの Bluetooth FTP サービスに接続し、以下の Bluetooth FTP 画面を表示します。 リモートファイルリスト ローカルファイルリスト 図 3-17 Bluetooth FTP 画面では、以下のファイル操作を行うことができます。 • • • • • • ファイル送信 ファイル受信 フォルダ移動 新規フォルダ作成 ファイル名変更 ファイル削除 126
ツールバー構成 Bluetooth FTP 画面のツールバー構成を以下に示します。 表 3-11 ツールバー構成 アイコン 説明 メインメニューを表示します マルチメニューを表示します Bluetooth FTP 接続を切断し、現在の画面を閉じてサービス一覧画面に戻ります 複数の画面が開いているとき、画面を選択して移動します (Bluetooth FTP 接続状態のまま、サービス一覧画面に戻ることができます) 現在のフォルダの位置を表示します表示をツリー表示に切り替えます ファイルのソート方法を指定します(ファイル名、日付、ファイルサイズ) 一つ上のフォルダへ移動します アクティブなリストのファイル一覧を更新します メニュー構成 Bluetooth FTP 画面のメニュー構成を以下に示します。「リモートファイルリスト」、「ローカルファイルリスト」 共通です。 表 3-12 コンテキストメニュー項目[ファイル選択時] 項目 最新の情報に更新 コピー 削除 ダイレクトコピー ダイレクトムーブ 名前の変更 新規フォルダ すべて選択 機能 リストを更新 選択したファイルをコピー 選択したファイルを削除 選択
ファイル送信 ローカルファイルリストから送信するファイルを選択して、「ダイレクトコピー」または「ダイレクトムーブ」を選 択します。 ローカルからリモートにファイルをコピー ローカルからリモートにファイルを移動 図 3-18 ※ 送信中は画面下に進捗を表示します。 ファイル受信 リモートファイルリストから送信するファイルを選択して、「ダイレクトコピー」または「ダイレクトムーブ」を選 択します。 リモートからローカルにファイルをコピー リモートからローカルにファイルを移動 図 3-19 ※ 送信中は画面下に進捗を表示します。 128
新規フォルダ作成 リモートファイルリストまたはローカルファイルリストのメニューから「新規フォルダ」を選択して、新規フォル ダを作成します。 図 3-20 ファイル名変更 リモートファイルリストまたはローカルファイルリストのファイルを選択して、「名前の変更」を選択します。 図 3-21 129
ファイル削除 リモートファイルリストまたはローカルファイルリストのファイルを選択して、「削除」を選択します。 図 3-22 Bluetooth FTPの終了 Bluetooth FTP ファイル転送を終了してデバイス一覧に戻るには、ツールバーの す。 130 アイコンをタップしま
Bluetoothヘッドセットとの接続 Bluetooth ヘッドセットサービスを使用して、Bluetooth ヘッドセットとの接続を行うことができます。 ヘッドセット接続の実行 サービス一覧の (ヘッドセットアイコン)をダブルタップすると、以下の Bluetooth 接続画面を表示して、 ヘッドセットプロファイルによる接続を実行します。 図 3-23 ヘッドセットのボリュームの変更 ヘッドセット接続の完了後、Bluetooth 接続画面の「スピーカの音量」および「マイクの音量」を変更するこ とにより、ヘッドセットのボリュームを変更することができます。 ヘッドセット接続の切断 Bluetooth 接続画面のツールバーの アイコンをタップして、ヘッドセット接続を切断します。 Bluetooth 接続画面を閉じる場合は、ツールバーの 131 アイコンをタップします。
3.1.
サービス設定 Bluetooth 接続ツールで使用するサービス(プロファイル)を選択します。 図 3-25 サービス設定画面で表示するサービスの一覧を以下に示します。 表 3-15 サービス一覧 項目 機能 名刺ファイル転送(クライアント) カレンダー送信 Eメール送信 メモファイルの送信 Bluetooth FTP ファイル転送(クライアント) シリアルポート接続(クライアント) Bluetooth ダイヤルアップ接続 Bluetooth LAN アクセスポイントとの接続 Bluetooth PAN アクセスポイントとの接続 Bluetooth ヘッドセットとの接続(クライアント) Bluettooth FTP ファイル転送(サーバ) OBEX ファイル受信(サーバ) シリアルポート接続(サーバ) Bluetooth ヘッドセットとの接続(サーバ) 名刺にアクセス カレンダーにアクセス 電子メールにアクセス メモにアクセス ファイルにアクセス シリアルポートにアクセス DUN 経由でのインターネットアクセス LAN 経由でのインターネットアクセス PAN 経由でのインターネットアクセス Bluet
共有フォルダ設定画面 Bluetooth FTP 通信をサーバモードで使用する場合に使用する共有フォルダを設定します。 図 3-26 共有フォルダの作成 Bluetooth FTP 通信で使用する共有フォルダを作成します。 共有フォルダの名前 共有フォルダの名前を設定します。 ここで設定した名前を、マスターのデバイスが FTP 接続を実 行したときに表示します。 共有フォルダのパス 共有フォルダのパスを設定します。 ここで設定したパスが、マスターのデバイスが FTP 接続を実 行したときにアクセスできるようになります。 図 3-27 読み取り専用 共有フォルダを読み取り専用に設定します。 読み取り専用に設定した共有フォルダには、ファイルを書き 込むことができません。 共有フォルダの削除 共有フォルダを削除するには、削除対象共有フォルダのコンテキストメニューから「削除」を選択します。 134
設定画面 「サービス」「共有フォルダ」以外の Bluetooth 接続ツールの設定を変更します。 [デバイス]タブ DT-5200 の Bluetooth デバイス名を設定します。 他の Bluetooth デバイスが DT-5200 を探索したとき、ここに設定したデバイス名が表示されます。 デバイスアドレス Bluetooth アドレスを表示します。 デバイス名 Bluetooth デバイス名を設定します。 (ASCII 文字で最大 100 文字) デバイスタイプ Bluetooth デバイスの種類を表示します。 図 3-28 [探索]タブ Bluetooth デバイスの探索に関する設定を行います。 起動時にデバイスを自動的に発見 Bluetooth 接続ツール起動時に、デバイス探索を自動的に実 行します。 デバイスの検索対象 デバイス探索を行う時間を、秒単位で設定します。 [ボンディング済み]および[常に表示]に該当するデバイスが 圏外の場合は灰色で表示する ‘信頼済み’と‘常に表示する’に設定した Bluetooth デバイス が、デバイス探索で見つからなかった場合は、灰色で表示し ます。 図 3
[オブジェクト]タブ OBEX ファイル転送で送信するファイルを設定します。 受信フォルダの場所 Object Push 通信でファイルを受信するフォルダを 指定します。 オブジェクトの種類 「名刺」「カレンダー」「電子メール」「メモ」の中から、 送信するオブジェクトの種類を選択します。 オブジェクトの場所 オブジェクトの種類で選択したオブジェクトに対応する 送信ファイルを指定します。 図 3-30 [セキュリティ]タブ Bluetooth 規格で定められているセキュリティ機能の設定を行います。 認証設定 Bluetooth 接続の際に認証を行うかどうかの設定を行います。 認証を使用しない Bluetooth 接続の際に認証を行いません。 サービス取得以外で認証を使用する サービス取得以外の Bluetooth 接続の際に認証を行います。 常に認証を使用する サービス取得を含めた全ての Bluetooth 接続の際に認証を 行います。 図 3-31 認証を有効にすると、接続時に PassKey 入力画面が表示さ れます。 暗号化を有効にする Bluetooth 通信の暗号化を有効にするかどうかの設定を行
[Bluetooth V1.2]タブ Bluetooth バージョン 1.2 でサポートする、Fast Connection 機能と AFH 機能(適応型周波数ホッピング機 能)の設定を行います。 Faster Connection を有効にする Faster Connection 機能(Bluetooth 接続短縮機能)を有効にす るかどうかを設定します。 無効 AFH 機能を無効に設定します。 自動 AFH 機能を自動モードで使用する設定にします。 指定した無線 LAN チャネルを避ける AFH 機能において、指定した無線 LAN チャネルに対応する周 波数帯域を使用しない設定にします。 図 3-32 Bluetooth で使用される周波数を設定する Bluetooth に割り当てられている周波数帯域(2402~ 2480MHz)のうち、実際に使用する周波数帯域を直接指定しま す。 詳細設定 AFH 機能で「指定した無線 LAN チャネルを避ける」または 「Bluetooth で使用される周波数を設定する」を選択した場合の 詳細な設定を行います。 [詳細設定]画面 [Bluetooth V1.
※ 「指定した無線 LAN チャネルを避ける」「Bluetooth で使用される周波数を設定する」のいずれの設定 においても、使用可能な Bluetooth 周波数の合計が 20MHz 未満の場合は、エラーが表示されます。 使用可能な Bluetooth 周波数が 20MHz 以上になるように再設定してください。 ※ 「指定した無線 LAN チャネルを避ける」の設定において、無線 LAN のチャネル番号と Bluetooth が使 用しない周波数の対応については、以下の表を参照してください。 表 3-16 無線 LAN チャネル番号 1 2 3 4 5 6 7 Bluetooth が使用しない 周波数範囲(MHz) 2402 ― 2423 2406 ― 2428 2411 ― 2433 2416 ― 2438 2421 ― 2443 2426 ― 2448 2431 ― 2453 138 無線 LAN チャネル番号 8 9 10 11 12 13 14 Bluetooth が使用しない 周波数範囲(MHz) 2436 ― 2458 2441 ― 2463 2446 ― 2468 2451 ― 247
3.1.
ショートカットによる接続 ショートカットを使用して接続を行う場合は、「メインメニュー」-「ショートカット」メニューを選択して、以下の ショートカット一覧画面を表示します。 ショートカット一覧画面 図 3-35 メニュー構成 ショートカット一覧画面のメインメニュー項目は、デバイス一覧画面と同じです。 ショートカット一覧画面のコンテキストメニュー、およびマルチメニューの項目を以下に示します。 表 3-17 コンテキストメニュー/マルチメニュー項目一覧 項目 接続 ショートカットの削除 自動的に接続する 機能 指定したショートカットを使用して Bluetooth 接続を実行します 指定したショートカット設定を削除します。 指定したショートカットを自動接続設定にします 140
接続 ショートカット設定に従って Bluetooth 接続(OBEX の場合はファイル転送)を実行します。 ショートカットをダブルタップした場合も、同様の動作を実行します。 自動的に接続する ショートカットのコンテキストメニューから「自動的に接続する」を選択すると、次回から Bluetooth 接続ツー ル起動時に自動的に接続を実行します。 「自動的に接続する」を設定したショートカットは、アイコンの左側に星印のマークが表示されます。 図 3-36 すでに自動接続が設定されているショートカットに対して、コンテキストメニューの「自動的に接続する」を 選択した場合には、自動接続設定を解除します。 ショートカットの削除 ショートカットのコンテキストメニューから「ショートカットの削除」を選択して、ショートカット設定を削除しま す。 141
3.1.
デフォルトデバイスを解除 デフォルトデバイス一覧画面で、デフォルトデバイスの「コンテキストメニュー」-「解除」を選択します。 指定のデバイスのデフォルトデバイス設定を 解除しますとなります。 図 3-39 143
セットアップウィザード画面 3.1.6 セットアップウィザードを使用して、Bluetooth 接続ツールの初期設定を行います。 初期設定の手順 デバイス一覧画面の「メインメニュー」-「セットアップウィザード」を選択すると、以下の画面を順次表示しま す。 8. 9. 10. 11. ようこそ画面 サービス設定画面 共有フォルダ画面 終了画面 それぞれの画面での設定内容を以下に示します。 1. ようこそ画面 デバイス名とパスキーを、必要に応じて設定します。 • デバイス名は、3.1.3 の設定内容に反映されます。 • パスキーは、3.1.3 の設定内容に反映されます。 図 3-40 12. サービス設定画面 Bluetooth 接続ツールで使用するサービス(プロファイル)を選 択します。 • チェックを On にしたサービスが有効になります。 • サービス設定は、3.1.
13. 共有フォルダ設定画面 Bluetooth FTP 通信をサーバモードで使用する場合に必要とな る、共有フォルダを作成します。 • 共有フォルダ設定は、3.1.3 の設定内容に反映されます。具 体的な設定方法については、3.1.3 を参照してください。 図 3-42 14.
3.1.
3.
3.
WPA については、PSK、EAP-PEAP、EAP-TLS の認証が設定できます。 PSK については、Key を設定します。 図 3-49 EAP-PEAP、EAP-TLS については、EAP-Properties ボタンを押すことで、User name, Domain Validate server 等が設定できます。 図 3-50 149
[WLAN 設定]タブ WLAN の基本設定を行います。無線電源、パワーセーブ、無線電波規格及びローミング閾値が設定でき ます。 図 3-51 [WLAN 設定]タブ その他の詳細設定を行います。無線の設定と無線状態表示をどのアプリケーションで設定するかを指定でき ます。NetUI とは、MS tools の名前です。また、アドホック接続、推奨しないセキュリティ設定の許可及び 設定ファイルのコメントを設定することができます。 図 3-52 150
高度な設定 ボタン 無線周波数設定と、ローミング動作に関する設定ができます。 図 3-53 バージョン ボタン 図 3-54 設定を変更し、OK ボタンを押すと以下の確認画面が表示され、設定したタブごとの内容を設定ファイル に保存するかしないかを指定できます。この画面でさらに OK ボタンを押すと端末が再起動し、設定された 内容で無線が動作します。キャンセルを押すと設定ファイルへの保存は設定どおりに行いますが、端末 は再起動しないので、次回端末をリセットするまで、設定内容は反映されません。 図 3-55 151
既存(MS)設定 [ワイヤレス情報]タブ 接続可能なネットワーク(SSID)の一覧と、現在接続中のネットワークの名前、およびシグナルの強度を表 示します。 図 3-56 一覧画面のネットワークをダブルタップすると、ワイヤレスプロパティ画面を表示します。 “接続”ボタン 接続設定画面を表示して、アクセスポイントに対する接続設定を行います。 “詳細設定...”ボタン 詳細設定画面を表示して、無線LAN接続の詳細設定を行います。 “記録...
ワイヤレスプロパティ画面 図 3-57 “ネットワーク名(SSID)” ネットワーク(SSID)の名前を指定します。 “これは adhoc ネットワークです” AdHoc モードで通信を行う場合は、チェックボックスをオンにします。 ただし、接続の問題が発生するため AdHoc モードの使用は推奨しません。 “暗号化” 暗号化の種類を“無効”、“WEP”から選択します。 “WEP”を選択した場合は、以下の項目に必要に応じて適切な値を指定します。 • 認証 • ネットワークキー • キーインデックス • キーが自動的に提供される • 802.
接続設定画面 [IP アドレス]タブ 図 3-58 “IP アドレスを DHCP サーバーから取得” DHCP サーバーを使用する場合に、チェックします。 “IP アドレスを指定” DHCP サーバーを使用せず、直接 IP アドレスを指定する場合に、チェックします。 この場合、”IP アドレス”、”サブネットマスク”、”デフォルトゲートウェイ”を指定する必要があります。 [ネームサーバー]タブ 図 3-59 必要に応じて、”プライマリ DNS”、”セカンダリ DNS”、”プライマリ WINS”、”セカンダリ WINSS”を指定しま す。 154
詳細設定画面 図 3-60 “Windows を使用して設定を構成する” ネットワーク設定の構成に Windows を使用する場合は、チェックボックスをオンにします。 その場合、以下の項目に必要に応じて適切な値を指定します。 • 優先するネットワーク • 優先されていないネットワークに自動的に接続する • アクセスするネットワーク 155
3.
3.5 Error Reporting システムやアプリケーションでエラーが発生した場合に、エラー情報をログファイルに記録します。 図 3-62 “Enable error reporting” エラーログファイルを作成する場合は、チェックボックスをオンにします。 “File system usage” エラーログファイルの最大サイズを指定します。 3.
3.7 PCとの接続 PC との接続方法を設定します。 図 3-64 “PC にケーブル接続をする” I/O ボックス経由で PC と ActiveSync 接続を行う場合は、チェックボックスをオンにします。 “接続方法の変更...
3.
3.
3.10 イメージャ設定 イメージャデバイスの設定を変更します。 設定パラメータの詳細は、「2.3.
[IMGRead]タブ 図 3-70 読み取り条件、読み取り通知方法、読み取り結果出力形式それぞれのパラメータを指定します。 [デコード]タブ 図 3-71 デコード熟考度を、“Normal“、“Deliberate“、“Very Deliberate“から選択します。 “Deliberate”、“Very Deliberate”を指定した場合、より多くのシンボル読み取りが可能になりますが、デコ ードのスピードは遅くなります。 162
[バージョン情報]タブ 図 3-72 バージョン情報を表示します。 163
3.
[接続]タブ 図 3-74 “LAN を使用(E)” 接続に LAN を使用する場合は、チェックボックスをオンにします。 “自動ダイヤル名(A)” LAN を使用しない場合の自動ダイヤル名を選択します。 “プロキシサーバを使用してインターネットにアクセスする(I)” インターネットのアクセスにプロキシサーバを使用する場合は、チェックボックスをオンにします。 その場合、以下の項目に必要に応じて適切な値を指定します。 • アドレス • ポート • ローカルアドレスにはプロキシサーバを使用しない 165
[セキュリティ]タブ 図 3-75 “インターネット“、“ローカルイントラネット“、“信頼されたサイト“、“制限付きサイト“、それぞれのゾーンご とのセキュリティを設定します。 “サイト(I)...”ボタン サイト追加画面を表示して、ゾーンにサイトを追加します。 “設定(S)...
[プライバシー]タブ 図 3-76 “プライバシーレベル” プライバシーレベルを選択します。 “既定(D)” 設定内容をデフォルトの値に戻します。 “詳細設定(A)” プライバシー詳細設定画面を表示して、プライバシーの詳細設定を行います。 “サイト(S)” サイト選択画面を表示して、サイトごとのプライバシー設定を行います。 167
[詳細設定]タブ 図 3-77 それぞれの項目の有効/無効を、必要に応じて指定します。 168
[ポップアップ]タブ 図 3-78 “ポップアップを禁止(B)” ポップアップを禁止する場合は、チェックボックスをオンにします。 “例外(E)....
3.
3.
[デバイス名]タブ 図 3-82 “デバイス名” デバイスの名前を指定します。 デバイスの名前に空白を含めることはできません。 “デバイスの説明” デバイスの説明文を指定します。 [著作権]タブ 図 3-83 OS の著作権情報を表示します。 172
3.
3.15 ターミナルサーバーのクライアントライセンス ターミナルサービスクライアントの認証ライセンスを表示します。 図 3-86 “ライセンスの登録(L)” ターミナルサービスのライセンスを指定します。 “削除”ボタン 指定のターミナルサービスライセンスを削除します。 “登録...
3.
“編集...
3.
2. 接続情報の設定 図 3-89 接続の名称と種類を指定して、“次へ”ボタンをタップします。 3.
4.
3.18 バージョン情報 OS、ブートセクション、ローダー、およびサービスパックのバージョンを表示します。 図 3-92 3.
3.
3.
[設定]タブ 図 3-96 “電源設定(P)” 設定対象の電源設定を“バッテリ電源”、“AC 電源”から選択します。 “状態をユーザーアイドルに変更(U)” ユーザアイドル状態に移行するまでの時間を選択します。 “状態をシステムアイドルに変更(Y)” システムアイドル状態に移行するまでの時間を選択します。 “状態をサスペンドに変更(S)” サスペンド状態に移行するまでの時間を選択します。 オートパワーオフまでの時間は、”状態をユーザーアイドルに変更”、“状態をシステムアイドルに変更”、” 状態をサスペンドに変更“を合計した値になります。最短時間は 3 分です。 183
[デバイスの状況]タブ 図 3-97 デバイスの電源レベルを表示します。 184
3.
3.
3.
3.25 レーザー設定 スキャナデバイスの設定を変更します。 ※ 設定パラメータの詳細は、「2.2 スキャナ」を参照してください。 [読取コード]タブ 図 3-102 読み取り対象の 1D コードを指定します。 ※ 複数のコードを指定することが可能です。 ※ RSS-14 Stacked、RSS Expanded Stacked コードを読取るためには、MoDevDT5200.103.CAB、 LaserDT5200.102.CAB と OBRSetDT5200.102.
[スキャナ動作/スキャナ動作 2]タブ 図 3-104 図 3-105 コード読み取り時の、以下のスキャナ動作を指定します。 • 読取方法 • 振れ角モード • レーザーフォーカス • 出力先バッファ • 追加コード • デコードレベル(デュアルデコーダ) • 読取動作 • フィルタ • 照合回数 • 読取回数 • タイムアウト時間 • フィルタ開始時間 • ゲイン • 学習機能 189
[読取通知]タブ 図 3-106 以下の読み取り通知方法を指定します。 • LED 点灯 • ブザー音 • バイブレーター振動 [読取キー]タブ 図 3-107 以下のトリガキーの有効/無効を設定します。 • 左トリガキー • 右トリガキー • 左キー • 右キー • 上キー • 下キー • センタートリガー • ガントリガー 190
[その他]タブ 図 3-108 “OBR キャリブレーション”ボタン OBR キャリブレーション画面を表示して、レーザースキャナ振れ角の調整を行います。 “デフォルト設定に戻す”ボタン 設定内容を無効にして、すべてデフォルトの状態に戻します。 “ログ情報を取得する”ボタン スキャナ部、デコード部それぞれのログ情報を取得します。 ログファイルの名称は、以下のとおりです。 スキャナ部:“¥ObrLog.dat” デコード部:“¥DecodeLog.
[バージョン]タブ 図 3-109 バージョン情報を表示します。 192
3.
[表示]タブ 図 3-111 “配色(S)” デスクトップの配色を選択します。 “登録(V)...
3.
3.
パーティションのプロパティ画面 図 3-114 “マウント(M)“ボタン パーティションをマウントします。 “非マウント(I)“ボタン パーティションのマウントを解除します。 “フォーマット(O)”ボタン フォーマット画面を表示して、パーティションのフォーマットを行います。 マウントしているパーティションをフォーマットすることはできません。 “スキャン(S)”ボタン スキャン画面を表示して、パーティションの整合性チェックを行います。 “デフラグ(R)”ボタン デフラグ画面を表示して、パーティションのデフラグを行います。 197
フォーマット画面 図 3-115 パーティションのフォーマットパラメータを指定します。 “開始”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのフォーマットを開始します。 “キャンセル”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのフォーマットをキャンセルします。 198
スキャン画面 図 3-116 パーティションのスキャンパラメータを指定します。 “開始”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのスキャンを開始します。 “キャンセル”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのスキャンをキャンセルします。 199
デフラグ画面 図 3-117 パーティションのデフラグパラメータを指定します。 “開始”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのデフラグを開始します。 “キャンセル”ボタン 確認ダイアログを表示して、パーティションのデフラグをキャンセルします。 200
3.
[メモ]タブ 図 3-119 “メモ” 任意の内容を指定します。 “メモを表示する” 起動時にメモを表示する場合は、チェックボックスをオンにします。 202
[ネットワーク ID]タブ 図 3-120 “ユーザー名” ネットワークリソースのアクセスに使用するユーザー名を指定します。 “パスワード” ネットワークリソースのアクセスに使用するパスワードを指定します。 “ドメイン” ネットワークリソースのアクセスに使用するドメインを指定します。 203
3.30 証明書 信頼する証明書を編集します。 図 3-121 証明書の種類を“信頼機関”、“自分の証明”、“他の機関”から選択します。 “インポート(I)...
3.31 地域 地域/数値/通貨/日付/時刻の表示方法や書式を設定します。 [地域]タブ 図 3-122 ロケールを選択します。 “カスタマイズ(C)...
[入力]タブ 図 3-124 既定の言語を、リストのチェックボックスをオンにして選択します。 206
3.
3.33 入力パネル 現在の入力方法や、オプションを変更します。 図 3-126 “現在の入力方法(M)“ 現在の入力方法を選択します。 コンボボックスで選択した入力方法が、入力パネルのデフォルトになります。 “オプション(O)...
3.
[バックライト]タブ 図 3-129 “バックライトを自動的に減光:” バッテリ使用時の自動減光有効/無効と、有効の場合の減光までの時間を指定します。 “バックライトを自動的にオフ” バッテリ使用時/外部電源使用時の自動オフ有効/無効と、有効の場合のオフまでの時間を指定します。 ※ 自動減光とバックライトオフの両方を設定した場合は、設定時間の短い方が有効となります。 [バージョン情報]タブ 図 3-130 バージョン情報を表示します。 210
3.
4.
4.1 Internet Explorer インターネットやイントラネットの Web ページを表示することができます。 メニュー画面 図 4-1 • IE 6.0 モジュールを採用しています。 • Kerberos、TLS Ver. 1.0、SSL Ver. 2.0 and 3.0、SGC をサポートします。 • JScript5.
ツールバー構成 表 4-3 戻る 項目 機能 直前に表示していたページに戻る 進む 戻る前に表示していたページに移動する 最新の情報に更新 現在のページを、最新の情報に更新 ホームページ ホームページに戻る お気に入り お気に入りメニューの表示 214
4.
4.
4.
モバイルカメラ設定画面 図 4-5 “絞り“ “F3.5”、“F7.0”から選択します。 “撮影サイズ” “1M”、“XGA”、“SXGA”、“VGA”、“4/9VGA”、“1/9VGA”から選択します。 “撮影画質” “Fine”、Normal”、Economy“から選択します。 “デジタルズーム” “1.0”、“1.5”、“2.0”、“3.
“シャッター” デジタルフラッシュ時のシャッター動作を“メカシャッター”、“電子シャッター“から選択します。“電子シャ ッター“を選択すると撮影時間が短くなりますが、画像サイズは、“1/4VGA“しか選択できなくないリます。 “メカシャッター”を選択すると画像サイズは、“VGA“と“1/4VGA“が選択できるようになりますが、撮影時間 が、“電子シャッター“に比べて長くかかります。 219
ボイスレコーダー設定画面 図 4-6 “録音形式” 録音形式を選択します。 ※ 選択可能な形式の一覧は、「2.1.
手書きメモ設定画面 図 4-7 “メモ動作” 作成するメモの種類を、“手書きメモ”、”テキストメモ“から選択します。 “手書きメモ” 手書きメモの線の太さと色を設定します。 設定内容の詳細は、「4.
その他設定画面 図 4-8 “1 画像表示設定“ “原寸大”、“全画面”から選択します。 “スライドショー再生間隔” “短い”、“普通”、“長い”から選択します。 “スライドショー時明るさ” “1”~“9”の値を選択可能です。 “保存先” “My Documents”、”FlashDisk”、”SD Card”から選択します。 222
4.
4.
4.7 リモートデスクトップ接続 RDP5.5 ベースのリモートデスクトップクライアントです。 Microsoft のリモートデスクトップ機能を用いて、ターミナルサービスを実行している Windows マシンをリモ ート操作します。 接続手順は、以下のとおりです。 1. 接続先コンピュータの指定 図 4-11 接続先コンピュータのコンピュータ名、または IP アドレスを入力します。 5.
ログインが成功すると接続先コンピュータのデスクトップを表示します。 図 4-13 <補足>リモートデスクトップでレーザースキャナを使用するには ① コントロールパネルのレーザー設定で、レーザースキャナ動作をキーボード出力に設定し ます。 ② リモートデスクトップのオプションで、使用するキーボードをローカルコンピュータに設 定します。 ③ リモートデスクトップを起動します。 ① ② 226
4.
作成画面 メールテキストの編集を行います。 図 4-15 表 4-11 メニュー構成 項目 ファイル 送信 上書き保存 添付ファイル 添付ファイルを開く 添付ファイルを追加 添付ファイルを表示 大きいフォント 閉じる 編集 元に戻す 切り取り コピー 貼り付け 全て選択 クリア 言語 状態 作成 宛先の確認 アドレス帳 ヘッダの表示 オプション 機能 メールを送信する メールをファイルとして保存する 添付ファイルを開く 添付ファイルをメールに追加する 添付ファイルを表示する フォントサイズを大きくする メイン画面に戻る 変更や修正を元に戻す 選択した文字列を切り取り 選択した文字列をコピー 切り取り、コピー操作を行った文字列を貼り付け 表示している文字をすべて選択 選択した文字列を削除 文字コードを選択します メッセージ動作の一覧を表示する 宛先入力域にフォーカス移動 新規アドレス帳を表示 メールヘッダを表示 オプション画面を表示 228
4.9 電卓 最大 12 桁の四則演算を行います。 四則計算/定数計算/逆数計算/開平計算/パーセント計算/メモリー計算をサポートします。 ※ 演算仕様はカシオ電卓に準拠します。 図 4-16 表示領域の上段にはメモリー内容を、下段には計算値(演算時の四則演算符号と定数(K)を含む)を表 示します。 [COPY]ボタンを押すと計算値をクリップボードにコピーします。 画面右上の[×]ボタンを押すと電卓を終了します。 キー入力 数値キー、”.“(小数点)、演算子、オールクリア(AC)は、本体キーで入力が可能です。 表 4-12 電卓キー 0~9 演算子 “÷×+-“ = .
基本計算 表 4-13 計算例 52+123-63=113 2.3×6×5.2=71.76 (56×3-89)÷ 5.2+63=78.1923076923 1234567890×741852= 915867892900170 操作 53+ 12363= 2.3×6×5.2= 56×3-89÷5.2+63= + - 1234567890×741853= E 表示窓 53. 176. 113. 71.76 78.1923076923 915.867892900 定数計算 表 4-14 計算例 12+23=35 45+23=68 7-5.6=1.4 2-5.6=3.6 2.3×12= 4.5×12=54 45÷9.6=4.6875 78÷9.6=8.125 17+17+17+17=68 (2.3)4 =27.9841 操作 23++12= 45= 5.6― ―7= 2= 12××2.3= 4.5= 9.6÷÷45= 78= 17++=== 2.3××=== 表示窓 K+ K+ KKK× K× K÷ K÷ K+ K× 35. 68. 1.4 -3.6 27.6 54. 4.6875 8.
パーセント計算 表 4-17 割合 割増し 値引き 比率 変化率 (増減比率) 売価設定 計算例 1500 円の 26%は 3620 円の 15%増しは 4750 円の 4%引きは 75 個は 250 個の何%か 141 万円は 120 万円の何%アップか 240 円は 300 円の何%引きか 操作 1500×26% 3620×15%+ 4750×4%75÷250% 141-120% 240-300% 表示窓 390. 4163. 4560. 30. 17.5 -20. 仕入価格 3540 円の品物に、売価の 25%の利益を見込んだとき、売価およ び利益額は 3540+25% (続けて) - 4720. 1180. メモリー計算 表 4-18 計算例 80×9=720 -) 50×6=300 20×3= 60 (合計) 480 (2*3)+(2*3)+4.5+4.5-4.5 =16.5 193.2÷23=8.4 193.2÷28=6.9 123-193.2=-70.
4.
ClearVue Image 図 4-18 メニュー構成 表 4-21 項目 ファイル 参照 編集ウィンド スライドショー設定を開く スライドショー設定を上書き 保存 スライドショー設定を名前を 付けて保存 バージョン情報 閉じる 編集 イメージのソート 表示 画像情報 フルスクリーン表示 スライドショー 開始 設定 イメージ非表示 機能 表示対象フォルダを参照 編集ウィンドの表示 スライドショー設定ファイルを開く スライドショー設定ファイルを上書き保存 スライドショー設定ファイルを名前をつけて保存 バージョン情報を表示 アプリケーションの終了 イメージを名前、ファイルタイプ、サイズ、日付でソート イメージの画像情報を表示 イメージを全画面表示 スライドショーを開始 スライドショーの設定 スライドショー非表示画像の指定 ※ 表示可能なファイルは BMP、JEPG、PNG ファイルです。 ※ ファイルを編集することはできません。 233
ClearVue PDF 図 4-19 メニュー構成 表 4-22 項目 ファイル 開く 最近使ったファイル バージョン情報 閉じる 表示 機能 対象ファイルを開く 最近表示したファイルの表示 バージョン情報を表示 アプリケーションの終了 表示倍率の指定 ※ ファイルを編集することはできません。 234
ClearVue Presentation 図 4-20 メニュー構成 表 4-23 項目 ファイル 開く 最近使ったファイル 設定を保存 既定の設定 バージョン情報 閉じる 表示 標準 スライド一覧 スライドショー ノート表示 スライドショー スライドショー実行 スライドショー設定 スライドの選択 機能 表示対象フォルダを参照 最近表示したファイルを表示 スライドショー設定を保存 スライドショー設定を表示 バージョン情報を表示 アプリケーションの終了 ページを一枚ずつ表示 全ページを表示 一枚ずつ全画面表示 ページのノート部分を表示 スライドショーを実行 スライドショーの設定 開始するスライドを設定 ※ 表示可能なファイルは MicrosoftPowerPoint 97、PowerPoint 2000、PowerPoint XP で作成したファイ ルです。 ※ ファイルを編集することはできません。 235
ClearVue Worksheet 図 4-21 メニュー構成 表 4-24 項目 ファイル 開く 最近使ったファイル バージョン情報 閉じる 表示 機能 対象ファイルを開く 最近表示したファイルの表示 バージョン情報を表示 アプリケーションの終了 表示倍率の指定 ※ 表示可能なファイルは、MicrosoftExcel 97、Excel 2000、Excel XP で作成されたファイルです。 ※ ファイルを編集することはできません。 236
4.
4.
テキスト入力画面 図 4-24 メニュー構成 表 4-28 項目 機能 編集 やり直し 切り取り コピー 貼り付け クリア すべて選択 中止 修正変更を元に戻す 選択部分を切り取る 選択部分をコピー 切り取り、コピー動作したものを貼り付け 全画面クリア 表示すべてを選択 メモの作成を中止 239
4.13 モバイルカメラ 静止画の撮影と、画像ファイルの再生を行います。 撮影画面 図 4-25 ボタン構成 表 4-29 上段 項目 絞り開放 機能 絞りを、“開放”/”F7.0”から選択 絞り F7.
表 4-30 下段 項目 サイズ 機能 倍率 撮影サイズを、 ”1M”,”XGA”,”SVGA”,”VGA”,”4/9VGA”,”1/4VGA”,”1/9VGA“ から選択 倍率を”1.0”,”1.5”,”2.0”,”3.
スライドショー表示画面 図 4-27 ボタン構成 表 4-31 項目 スライドショー 設定 再生方向 切り替え 再生 停止 機能 再生間隔、繰り返し再生を指定 スライドショー再生方向の切り替え スライドショーの開始 スライドショーの停止 242
4.
4.15 イメージスキャナ読み込み 2 次元コードの読み取りと、読み取り結果の出力を行います。 読み込み結果の出力方法は”イメージャ設定”による設定に従います。 操作手順 1. イメージスキャナ読み取りの起動 タスクトレイに起動中を示すアイコン( )を表示します。 2. アプリケーションを起動 読み取り結果を受け取るアプリケーションを起動します。 3. 読み取りの開始 トリガキーを押すと、プレビュー画面を画面中央に表示して、読み取りを開始します。 4. 読み取りの完了 トリガキーを離す、またはタイムアウト時間を経過すると、読み取りを終了します。 読み取り結果をアプリケーションに出力します。 ※ イメージスキャナ読み取りを終了するには、タスクトレイのアイコンをタップして”終了”メニューを選択し てください。 5. LED 照明設定 タスクトレイのアイコンをタップして、”LED”→”ON”または”OFF”を選択することで、LED 照明を点灯または、 消灯するを切り替えることができます。 6.
4.
バックアップ手順 バックアップの手順は、以下のとおりです。 1. バックアップの開始 図 4-29 バックアップ先を選択し、“バックアップ“ボタンをタップします。 2.
3. バックアップの実行 図 4-31 バックアップ実行中画面を実行します。 4.
リストア手順 リストアの手順は、以下のとおりです。 1. リストアの開始 図 4-33 バックアップ元を選択し、“リストア“ボタンをタップします。 2.
3. リストアの実行 図 4-35 リストア実行中画面を実行します。 4.
コマンドライン起動 バックアップツールをコマンドとして使用する場合の起動方法は、以下のとおりです。 CF_Backup.
4.
RSS-14 Stacked・・・GS1 DataBar Stacked RSS Expanded Stacked・・・GS1 DataBar Expanded Stacked 252
4.18 レーザースキャナ読み込み バーコード、2D コードの読み取りと、読み取り結果の出力を行います。 ※ 読み込み結果の出力方法は”レーザー設定”による設定に従います。 操作手順 1. レーザースキャナ読み取りの起動 タスクトレイに起動中を示すアイコン( )を表示します。 2. アプリケーションを起動 読み取り結果を受け取るアプリケーションを起動します。 3. 読み取りの開始 トリガキーを押すと、読み取りを開始します。 4.
4.19 本体間コピー アプリケーションのインストールや各種設定を行ったマシンを親機とし、この親機と同じ内容の子機を複製 します。 送信内容 表 4-33 対象 RAMDisk FlashDisk レジストリ データベース 日付時刻 内容 RAM のファイルすべて FlashDisk のファイルすべて “ALL”、”User”、”Display”から選 択 Inbox メール情報など 送信側に設定されている日時を 受信側に転送します。 備考 • キャリブレーションデータと OS ビルド情報につい てはコピーしません • 通信状況により、数秒程度ずれが発生することが あります。 ※ それぞれ個別に指定することが可能です。 ※ 子機を親機の完全な複製とするためには、コピーを行う前に、子機側を必ず本体 RAM をフルリセットし、 FlashDisk をクリアな状態にしてください 本体間コピー手順 本体間コピーの手順は、以下のとおりです。 親機側 1.
2. データ送信の実行 図 4-39 データ送信画面を表示します。 子機側 3.
4.
4.
4.21 ActiveSync PC との通信を行うための ActiveSync クライアントプログラムです。 4.
4.
[エミュレーション]タブ 図 4-46 エミュレーション種類、コードページ、および表示設定を行います。 260
4.24 ネットサーチ 無線 LAN 相手局の一覧表示を行います 図 4-47 • • • • • 電界強度、局名、チャンネル順に一覧表示をソートすることが可能です。 接続中相手局の電界強度を緑色で表示します。 表示情報の更新間隔は 5 秒です 局名の先頭には、相手局の無線規格 802.11.b、802.
相手局詳細情報表示画面 以下の相手局詳細情報を表示します。 • 名前(SSID) • 無線規格 • 利用チャンネル • 電解強度 • 暗号化 • MAC アドレス • IP アドレス • 物理アドレス 図 4-48 “一覧表示に戻る”ボタンを押すと、図 4-47 表示に戻ります。 “Log”ボタンを押すと接続状態履歴表示画面が表示されます。 図 4-49 262
“more…”ボタンを押すと、IP 詳細表示画面が表示されます。 図 4-50 “Signal”ボタンを押すと、電界強度履歴表示画面が表示されます。 図 4-51 263
相手局検索条件設定画面 “表示”の”オプション”を選択すると、相手局検索条件設定画面が表示されます。 図 4-52 “検索局条件” 検索する相手局を“アドホックのみ”、“アクセスポイントのみ”、“両方”から選択します。 “無線規格条件” 検索する無線規格を“802.11.b サポート”、“802.11.
5. ユーティリティ ユーティリティは、主に、ユーザーのアプリケーションからコプロセス/補助プログラムとして使用します。 ユーティリティの一覧は、以下のとおりです。 表 5-1 名前 説明 CASIO MS FCHKCE データアップダウンロード結果の確認 ○ 自動セットアップ リセット時のプログラム自動実行 ○ 自動復旧ツール フルリセット時の自動復旧 ○ Welcomeウイザード タッチスクリーンの補正/日付と時刻の設定/所有者情報の設定 ○ PocketIME かな漢字変換、手書き入力 ○ 入力パネル(SIP) ソフトウェアキーボード ○ 5.1 FCHKCE データアップダウンロードの結果を確認します。 ※ 詳細は、”アップダウンロードマニュアル”を参照してください。 5.2 自動セットアップ 任意のアプリケーションを、自動的に実行します。 実行タイミング 自動セットアップの実行タイミングは以下のとおりです。 • デバイスがリセットされた時 FlashDisk またはカードディレクトリの Setup.exe、Restore.
レジストリによるカスタマイズ 以下のレジストリの設定により、自動セットアップの動作をカスタマイズすることが可能です。 表 5-2 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥CASIO¥UTIL] キー名 設定値 AUTORUN SETUP FLSETUP sz:”1” sz:”2” sz:”1” sz:”2” sz:”3” sz:”4” sz:”1” sz:”2” 意味 SD カード挿入時に AutoRun.exe を起動 メモリーカード挿入時に AutoRun.exe を起動 リセット時にメモリーカードの Setup.exe を起動 リセット時に SD カードの Setup.exe を起動 リセット時にメモリーカードの Restore.exe を起動 リセット時に SD カードの Restore.exe を起動 リセット時に FlashDisk の Setup.exe を起動 リセット時に FlashDisk の Restore.
リストア リストアの手順は、以下のとおりです。 1. Restore.exe の自動起動 本体フルリセット後の“Welcome 画面”を表示してから約 10 秒後 に、”¥FlashDisk¥CE¥ARM¥restore.exe“を自動的に起動します。 ※ Welcome 画面は、自動的に終了します。 2. キャリブレーションの実行 キャリブレーションデータ”¥FlashDisk¥Calibrate.dat”が存在していない場合には、キャリブレーシ ョン設定画面を自動的に表示します。 3. 日付/時刻の設定 日付/時刻設定を自動的に表示します。正しい日付と時刻を設定してください。 4. リストアの実行 バックアップデータからのリストアを、自動的に実行します。 5. 本体リセット リストアリストア完了の約 5 秒後に本体を自動的にリセットします。 実行ログ 自動復旧の実行ログを、“¥FlashDisk¥CE¥ARM¥Restore.
5.4 Welcomeウイザード Welcome ウィザードを使用して以下の設定を行います。 • タッチパネルの調整 • オーナー情報 • 日付時間 それぞれの設定は、スキップすることが可能です。 ※ “パスワードの設定”により、フルリセット時でも日付時間を設定しないことが可能です。 ※ RTC クリアによるフルリセット時には、日付時間を設定を必ず表示します。 起動画面のカスタマイズ Welcome ウィザードの起動画面として、任意のビットマップを表示することが可能です。 任意のビットマップファイルを“¥FlashDisk”フォルダに“FirstDisp.
5.5 PocketIME カナ漢字変換を行います。人名および地名辞書をサポートします。 5.
6. ホストアプリケーション ホスト(PC)で使用するアプリケーションは以下のとおりです。 表 6-1 名前 説明 CASIO MS ActiveSync データリンクの実行(Windows XP / 2000 / 2003 用) ○ Windows Mobile Device Center データリンクの実行(Windows Vista 用) ○ (WMDC) LMWIN データアップダウンロードの実行 ○ FCHK データアップダウンロード結果の確認 ○ 6.1 ActiveSync 本体内蔵の ActiveSync クライアントと連携しで、データ通信を行います。 以下のサイトから入手可能です。 http://www.microsoft.com/japan/windowsmobile/downloads/activesync38.asp 6.
カシオ計算機お問い合わせ窓口 製品に関する最新情報 ●製品サポートサイト(カシオペア・ハンディターミナル) http://casio.