User’s Manual
4-10
Chapter4:BIOSセットアップ
4.2 BIOS 設定プログラム
本マザーボードはプログラム可能なLow-PinCount(LPC)チップを搭載しており、
「4.1BIOS管理更新」で説明した付属ユーティリティを使用してBIOSの更新をするこ
とが可能です。
BIOS設定プログラムは、マザーボードを取り付けた時や、システムの再構成をした時、
または”Run Setup”を促された時に使用します。本項では、この機能を使用してコンピ
ュータの設定をする方法を説明します。
BIOS設定プログラムを使用するように指示されていない場合でも、コンピュータの
設定を変更することができます。例えば、セキュリティパスワード機能を有効にしたり、
電源管理設定を変更したりすることができます。これらの設定を変更するためには、コ
ンピュータがこれらの変更を認識し、LPCチップのCMOSRAMに記録できるように、
BIOS設定プログラムを使用してコンピュータの設定を変更する必要があります。
マザーボードのLPCチップにはBIOS設定プログラムが搭載されています。BIOS設定プ
ログラムはコンピュータを起動するときに実行することができます。起動時の自己診断
テスト(POST)の間に<Del>キーを押すとBIOS設定プログラムが起動します。
POSTの終了後にBIOS設定プログラムを実行したい場合は、<Ctrl+Alt+Delete>を押す
か、ケースのリセットボタンを押してシステムを再起動します。システムをオフにし、それ
からまたオンにすることによって再起動することもできます。ただし、これは最初の2つの
方法が失敗した場合の最後の手段として行ってください。
BIOS設定プログラムは簡単に使用できるように設計されています。メニュー画面から、
ナビゲーションキーを使用してさまざまなサブメニューをスクロールしたり、使用可能
なオプションから設定を選択したりすることができます。
• このマザーボードのBIOSの初期設定値はほとんどの環境で、最適なパフォー
マンスを実現できるように設定されています。BIOS設定を変更した後システム
が不安定になったら、初期設定値をロードしてください。初期設定値に戻すに
は、終了メニューの下の「LoaddefaultSetting」を選択します。(詳細は「4.8終
了メニュー」をご参照ください)
• 本書に掲載したBIOSの画面は一例であり、実際に表示される内容と異なる場
合があります。
• 最新のBIOSはASUSWebサイト(www.asus.co.jp)からダウンロードしてください。