User’s Manual
Table Of Contents
32
ノートパソコン ユーザーマニュアル
スリープと休止状態
電源管理設定はWindows の「コントロー
ルパネル」の「ハードウェアとサウンド」→
「電源オプション」で行います。左メニュ
ーの各項目を選択すると、「電源ボタンを
押したときの動作」、「スリープボタンを押
したときの動作」、「カバーを閉じたときの
動作」がそれぞれカスタマイズ可能です。
選択オプションはドロップダウンリストか
ら選択してください。「スリープ」と
「休止状態」は、一部のコンポーネントをOFFにすることによって、
本機を使用していないときの電力を節約します。作業を再開する
と、作業中断状態が再度表示されます。一方「シャットダウン」した場
合は、全てのアプリケーションが終了します。
電源管理
本製品には各種省電力機能が搭載されており、バッテリーの寿命
を最大限に伸ばし、総所有コスト(TCO)の削減に有効です。BIOS
Setupプログラムで、これらの機能の一部が設定可能です。起動中
に<F2>キーを押してBIOS Setupプログラムに入り、「Security」タ
ブより「I/O Interface Security」を選択します。その中で使用しない
Interface を [Lock] に設定することにより、指定した各デバイスへ
の電力供給を停止させ、より長いバッテリー駆動を可能とします。
ACPI 電源管理設定はOSを通して行えます。電源管理機能はコンポ
ーネントを頻繁に低消費電力モードにする一方、システムの要求
に最大限対応可能で、可能な限り電力を節約できるように設計さ
れています。
熱パワーコントロール
本製品は、3つの電源コントロールで熱を管理します。これらの電源
コントロールは、ユーザー設定することはできません。次の温度は
CPUではなく、ケースの温度を表しています。
• 温度が上限に達すると、ファンがONになってアクティブ冷却
を行います。
• 温度が上限を超えると、CPUは速度を落としてパッシブ冷却を
行います。
• 温度が最大上限を超えると、システムはシャットダウンして冷
却を行います。