YM-5104A/5100A/4900A/4600A 取扱説明書 Owner’s Manual Руководство пользователя 日本語 English MARIMBAS Русский CONCERT 사용설명서 中文 使用手册 『安全上のご注意』および『ガススプリング取り扱いに関する注意事項』を必ずお読みください。 Обязательно прочтите разделы “ПРЕДОСТОРОЖНОСТИ ПРИ ОБРАЩЕНИИ С ПНЕВМАТИЧЕСКОЙ ПРУЖИНОЙ” и “МЕРЫ ПРЕДОСТОРОЖНОСТИ”. 务请阅读“气弹簧操作注意事项”和“注意事项”。 “가스 스프링 취급상의 주의사항” 및 “주의사항” 을 반드시 읽어 주십시오 . YM-5100A 한국어 Make sure to read “Precautions for Handling Gas Spring” and “Precautions”.
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「 安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、 お客様やほかの方々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、下表の ような意味があります。 ■「 警告」と「 注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内 容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「 警告」と「 注意」に区分して掲載しています。 「 ご注意ください」という注意喚起を示します。 ~しないでくださいという「 禁止」を示します。 「 必ず実行」してくださいという強制を示します。 警告 この表示の欄は、「 死亡する可能性または重 傷を負う可能性が想定される」内容です。 注意 この表示の欄は、 「 傷害を負う可能性または 物的損害
注意 組立 移動 分解 / 組立の手順は、必ず本取扱説明書 7 ~ 13 ペー ジの「組立手順」の通りに 2 人以上で行なってくだ さい。 誤った手順で組み立てると、パイプが落下し、けがの 原因となったり、機能が十分に働かなかったり、雑音 発生の原因になったりします。 脚部のネジは、位置が決まったらしっかりと締め付 けて固定してください。 ゆるんだ状態で使用すると演奏中に楽器がずれたり、 雑音が出たり、トラブルの原因になります。またこれ らのネジは時々締め直してお使いください。 設置 移動の際にはキャスターのストッパーが解除されて いることを確認してください。また、平らな床面以 外では、少し持ち上げるようにしてください。 安定して移動することができます。 車で運ぶ場合は、お買い上げ時の状態(6 ページ参照) まで分解し、しっかり梱包してください。 はだかのまま移動すると、楽器が傷つく原因となりま す。分解は、組立と逆の手順で行なってください。 移動の際は、ていねいに取り扱い、決して落としたり、 投げたりしないでください。 楽器が傷つく原因となります。 次の場所では使用しないでください。梱包されたま ま
ガススプリング取り扱いに関する注意事項 ガススプリングの取り扱いにおいては、以下の注意事項を遵守くださいます様お願いいたします。 注意 1.
このたびは、ヤマハコンサートマリンバをお買い上げいただきまして、誠にあ りがとうございます。 ヤマハでは、音色の美しさと演奏のしやすさに主眼をおいて研究を重ね、厳選 した高級素材を用いて、このマリンバをつくりあげました。伸びの良い深い響き、 豊かな音量感など、きっとご満足いただけることと存じます。 本書では、ヤマハコンサートマリンバの正しい取り扱い方を説明しております ので、ぜひご一読のうえ、末永くご愛用くださいますよう、お願い申しあげます。 各部の名称 ■ YM-5104A/5100A/4900A/4600A (イラストは YM-5100A) ・ 本文内の説明には、すべて YM-5100A のイラストを使用し ています。そのため、YM-5104A, YM-4900A, YM-4600A とは、 一部イラストが異なる個所があります。 幹音板 側枠(低音側) 派生音板 側枠(高音側) 脚(低音側) スライドガイド 長枠 支柱 ガススプリング 共鳴パイプ(幹音側) ステー 共鳴パイプ(派生音側) キャスター (ストッパー付) キャスター 脚(高音側) 5
部品の確認 梱包箱の中には、以下の部品が入っています。 組み立ての前に、すべての部品がそろっていることを確認してください。 ※ 部品が不足している場合は、お買い求めになったお店へご連絡ください。 q 幹音板 y 長枠(1) 側面にマーキング (A) A u 長枠(2) 側面にマーキング (B) w 派生音板 かすがい B i 長枠(3) 側面にマーキング (C) かすがい C e 共鳴パイプ(幹音側) レゾナンスレギュレーター:G23, A25 (YM-5104A/5100A/4900A のみ) o 長枠(4) 側面にマーキング (D) D YAMAHA ロゴ !0 脚(低音側) r 共鳴パイプ(派生音側) レゾナンスレギュレーター:F#22, G#24, A#26 (YM-5104A/5100A/4900A のみ) !1 脚(高音側) t 支柱 低音側 高音側 6
組立手順 安全のために、組み立ては 2 人以上で、十分スペースのある場所で行なってください。 床にじゅうたんや柔らかい布などを敷いておくとよいでしょう。 z 脚(低音側)と脚(高音側)を、支柱でつなぎます。 ※ 両脚(低音側、高音側)ともに、スライドガイド固定ネジがしっかりと固定されていることを確認して から以下の作業を行なってください。 注意 この状態でスライドガイド固定ネジを緩めないでください。 側枠が突然上昇し大変危険です。 スライドガイド固定ネジ 1-1 組み立てたときに下図の位置関係になるように、脚(低音側)、脚(高音側)、支柱を配置します。 支柱(低音側) 支柱(高音側) 脚(低音側) ステー 脚(高音側) 7
組立手順 1-2 支柱を中央部で連結します。蝶ネジの先端と支柱のネジ穴を合わせ、蝶ネジを締め付けて固定し ます。 穴 支柱(高音側) 支柱(低音側) 1-3 脚(低音側)に支柱を取り付けます。 支柱の“E”の文字が印字されている側の端を、脚の低音側接続部(“E”文字あり)に、止ま るまで差し込み(ステーを下向きにし)、蝶ネジを締め付けて固定します。 脚(高音側)も同様にして、支柱と接続します。(高音側接続部には文字はありません) 脚(低音側) 支柱(低音側) 蝶ネジ 1-4 左右の脚が垂直になっていることを確認した後、両脚の下部の蝶ナットにステーの先端を挟み込 み、しっかりと締め付けます。 ※ ステーの先端は、しっかりとはめ込んでください。 脚(低音側) ステー 蝶ナット 8
組立手順 x 長枠(2),(3)を側枠にはめ込みます。 2-1 まず長枠(2)をはめ込みます。 長枠(2)の低音側木口面および、低音側側枠の溝部には“B”の文字が印字されています。 ※ 片側だけを先に入れずに、左右少しずつ入れていって、完全に下まで(止まるまで)押し込んで ください。 続いて長枠(3)も同様にしっかりとはめ込みます。長枠(3)の低音側木口面および、低音側側枠 の溝部には“C”の文字が印字されています。 長枠と側枠に C の文字 かすがい 長枠(3) 長枠と側枠に B の文字 長枠(2) 低音側 高音側 2-2 長枠(3)の中央部に付いている短いかすがいを長枠(2)に掛けます。 ※ ツメから外し、一度持ち上げてから長枠に掛け、下まで押し込んでください。 長枠(3) 長枠(2) かすがい 9
組立手順 c 共鳴パイプを取り付けます。 3-1 二つ折りになっている共鳴パイプを伸ばし、フックをかけ、蝶ナットを締めて固定します。 共鳴パイプを組み立てる際、下図のようにワッシャーがフックの外側になるようにして取り付けてく ださい。 ※ ワッシャーがフックの内側にあると、演奏時の雑音などの原因となります。 ※ 幹音用共鳴パイプは、すべてのパイプに底が付いています。 ※ 共鳴パイプを組み立てるときに、パイプに傷を付けないように、気を付けてください。 フック 正 誤 蝶ナット ワッシャー 3-2 共鳴パイプを、長枠と同じ要領で側枠のパイプ受けにはめ込みます。 ※ 幹音用・派生音用を間違えずに取り付けてください。 ※ 共鳴パイプを脚などに当てないように注意してください。 共鳴パイプ(派生音側) 共鳴パイプ(幹音側) 10
組立手順 v 長枠(1),(4)を側枠にはめ込みます。 4-1 外側の長枠(1)、(4)を内側の長枠(2)、(3)と同じ要領ではめ込みます。 長枠(1)の低音側木口面および、低音側側枠の溝部には“A”の文字が、長枠(4)の低音側木口 面および、低音側側枠の溝部には“D”の文字が印字されています。 長枠と側枠に D の文字 長枠(4) 長枠(1) 長枠と側枠に A の文字 低音側 高音側 かすがい 4-2 長 枠(2)、(3) に 付 い て い る か す が い を、 長枠(1)、(4)にはめ込みます。 YM-5104A/5100A のみ 長枠(2) 4-3 共鳴パイプに付いている吊金具を、4-2 では め込んだかすがいに掛けて固定します。 ※ 幹音側、派生音側それぞれ 2 ヶ所、吊金 具があります。 ※ 吊金具は、最後までしっかりとはめ込んで ください。 長枠(1) 吊金具 11
組立手順 b 音板をセットします。 5-1 音板のセットは幹音板から行ないます。 まず 2 人でそれぞれ低音側、高音側の音板綴りひもを両手でしっかりと持ち、音板を長枠に静かに のせます。 音板の位置をひとつずつ合わせ、ひもを吊金に掛けていきます。 ひもがすべて吊金に掛かっていることを確かめたら、低音側で左右のひもを手前に強く引きながらバ ネどうしを掛けて固定します。 ※ 音板を傷付けないよう気を付けてください。 低音側 高音側 音板綴りひも 音板綴りひも 吊金 YM-5104A/5100A/4900A のみ 5-2 共鳴パイプの F#22, G23, G#24, A25, A#26 底にはレゾナンスレギュレーターが付いています。 音板をたたきながらレゾナンスレギュレーターを上下に動かし、一番響きがいい場所で固定します。 ※ レゾナンスレギュレーターを固定するときに、レゾナンスレギュレーターが斜めにならないよう 注意してください。 レゾナンスレギュレーター 12
組立手順 YM-4600A のみ 5-2 YM-4600A の共鳴パイプにはレゾナンスレギュレーターが付いていません。以下の説明に従って、 室温に応じたパイプ受けゴムの溝へ共鳴パイプをセットしてください。 共鳴パイプは温度 23℃のときに最もよく共鳴するように調整 されています。使用時の温度が 23℃より高かったり低かった りして共鳴が悪い場合は、パイプをセットする溝を移動(温度 が高い場合は浅い溝へ、低い場合は深い溝へ)してください。 温度 高い場合 23℃付近 低い場合 n パイプ受けゴム 使用する溝 一番浅い溝(右図 A) 中央の溝(右図 B) 一番深い溝(右図 C) A : 高い場合 B : 23℃付近 C : 低い場合 音板高さの調整 低音側・高音側ともに側枠を手で支えながら、スライドガイドを固定している蝶ネジを緩めます。 希望する高さに合わせたら、蝶ネジを締めて固定します。スライドガイドの線を目安にして、音板が床面 と平行になるように調節してください。 すべてが組み上がったら、各部のネジがしっかりと締まっていることを確認してください。 蝶ネジ 13
仕様 / 音域表 音域 YM-5104A YM-5100A C16 〜 G83 C16 〜 C76 (5-1/2 オクターブ) (5 オクターブ) 音板材 音板幅 72 〜 41mm 高さ調節 YM-4600A F21 〜 C76 A25 〜 C76 (4-1/2 オクターブ) (4-1/3 オクターブ) ローズウッド 72 〜 41mm 65 〜 41mm 音板厚さ 共鳴パイプ YM-4900A 65 〜 41mm 24 〜 20mm ヘルムホルツ 長円低音レゾネーター ヘルムホルツ 長円低音レゾネーター ヘルムホルツ 長円低音レゾネーター ガススプリング方式 15cm (86 〜 101cm) ガススプリング方式 15cm (86 〜 101cm) ガススプリング方式 15cm (86 〜 101cm) 真円レゾネーター ガススプリング方式 15cm (86 〜 101cm) キャスター 径 100mm 径 100mm 径 100mm 径 100mm 寸法 間口 × 奥行 281×103cm 261×103cm
사양 / 피아노 건반과의 비교 ■ YM-5104A ■ YM-4900A ● 음역 : C16 – G83 (5-1/2 옥타브 ) ● 음역 : F21 – C76 (4-1/2 옥타브 ) ● 음조 바 : 로즈우드 (Rosewood) ● 음조 바 : 로즈우드 (Rosewood) ● 음조 바 크기 : ● 음조 바 크기 : 72 – 41 mm 폭 24 – 20 mm 두께 65 – 41 mm 폭 24 – 20 mm 두께 ● 공명파이프 : 헬름홀츠 (Helmholtz), 타원 저음 공명기 ● 공명파이프 : 헬름홀츠 (Helmholtz), 타원 저음 공명기 ● 높이 조정 : ● 높이 조정 : 가스 스프링 시스템 15 cm (86 – 101 cm) 가스 스프링 시스템 15 cm (86 – 101 cm) ● 치수 (W x D): 281 x 103 cm ● 치수 (W x D): 235 x 96 cm ● 중량 : 99 kg ● 중량 : 78 kg ■ YM-5100A ■