電子ピアノの機能や取り扱いについては、ご購入の特約店または下記ヤマハお客様 コミュニケーションセンターへお問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 0570-006-808 ※ 一般電話、公衆電話からは、市内通話料金でご利用いただけます。 携帯電話、PHS、IP電話からは 053-460-5272 営業時間:月曜日〜金曜日 10:00〜18:00、土曜日 (祝日およびセンター指定休日を除く) 10:00〜17:00 http://jp.yamaha.com/support/ http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/keyboards/ ・ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ ・ あなたの音楽生活をフルサポート ミュージックイークラブ http://www.music-eclub.
準備編 安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可
警告 電源 / 電源コード 水に注意 電源コード をストーブ など の熱器具に 近 づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりし 禁止 本体 の上 に花瓶や薬 品など液体 の入 った ものを置かない。また、浴室や雨天時の屋 ない。また、電源コードに重いものをのせ ない。 禁止 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 電源は必ず交流100Vを使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 外など湿気の多いところで使用しない。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または 故障の原因になります。入った場合は、すぐに電源 スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜い た上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修 理ご相談センターに点検をご依頼ください。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 必ず実行 感電のおそれがあります。 電源コード/ プラグは、必ず付属のものを 使用する。 必ず実行 禁止 他の電源コード/プラグを使用すると、発熱や感電の 原因になります。 火に注意 本体 の上 にろうそく など火気の
注意 電源 / 電源コード 設置 不安定な場所に置かない。 たこ足配線をしない。 本体が転倒 して故障した り、お客様や他の方 々がけ 音質が劣化した り、コンセント部 が異常発熱して 火 がをしたりする原因になります。 災の原因になることがあります。 禁止 禁止 本体を移動するときは、必ず電源コードな どの 接続 ケーブルを すべて外し た上 で行 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たず に、必ず電源プ ラグ を持 って 引き 抜 必ず実行 く。 必ず実行 なう。 コードをい ためたり、お客様 や他の方々が転 倒した 電源コードが破 損して、感電や火 災の原因になる こ りするおそれがあります。 とがあります。 この 機器 を電源コン セントの近 くに 設置 する。 必ず実行 必ず実行 長期間使用 しないとき や落 雷のおそれ が あるときは、必ずコンセントから電源プラ グを抜く。 感じた場合 にはすぐに電 源スイッチを切 り、電源プ ラグをコ ンセントから 抜いてくださ い。また、電源 スイ ッチを 切った 状態で も微電 流が流 れてい ます。 この製品を
取り扱い イスのネジを定期的に締め直す。 キー カバ ーや 本体のすき 間に手や指を入 れない。また、キーカバーで指などをはさ 禁止 必ず実行 まないように注意する。 お客様がけがをするおそれがあります。 イス の脚 で床やたた みを傷つけ ない よう 注意する。 キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金 属や紙片などの異物を入れない。 禁止 イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるむこと があります。ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナ で締め直してください。 必ず実行 感電、ショート、火災や故障の原因になることがあ ります。 イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを保 護されることをおすすめします。 小さなお子様の後方への転倒に注意する。 背もたれがないため、後方へ転倒してけがをするお それがあります。 必ず実行 禁止 ● データが破損したり失われたりした場合の補 償はいたしかねますので、ご了承ください。 本体の上に のったり重 いも のをのせた り しない。また、ボタンやスイッチ、入出力 端子などに無理な力を加えない。 本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをした りする原
このたびは、ヤマハ電子ピアノを お買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。 この楽器の優れた機能を十分に生かして 演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに 大切に保管してください。 準 備 編 取扱説明書について ■ 取扱説明書 (冊子マニュアル) 取扱説明書(本書)は、「準備編」 、 「本編」 、 「付録」の3部構成になっています。 準備編 最初にお読みください。 10ページの「各部の名前と機能」では、パネル図から本体の使い方と、 その説明ページを見つけることができます。 本編 この楽器の機能の使い方と操作を詳しく説明しています。 実際に楽器の操作をしながらご覧ください。 付録 音色一覧などの資料を掲載しています。 表記上の決まり マスターボリューム [ ] ....
特長 準 備 編 「ピュアCF音源」搭載 ピュアCF音源は、ヤマハ最高峰のフルコンサートグランドピアノ「CFIIIS」から最高の1台を選び、最新の技 術でサンプリングしたピアノ音色です。原音に忠実で弾き応えのある、豊かで自然なピアノ音色に仕上がって います。 自然なタッチを実現した鍵盤機構「グレードハンマー鍵盤」 グランドピアノの弾き心地を探求して開発されたグレードハンマー鍵盤は、低音部と高音部とでは微妙に重さ の違うグランドピアノの鍵盤タッチを再現しました。その本格的な質感は、低音域から高音域まで自然なバラ ンスで演奏する人の心をとらえます。 付属品(お確かめください) □ 保証書 □ 取扱説明書(本書) □ ピアノで弾く名曲50選(楽譜集) □ ヘッドフォン □ イス □ 電源コード □ ヤマハオンラインメンバー製品ユーザー登録のご案内 *ユーザー登録の際に記載されているプロダクトID (PRODUCT ID)が必要です。 調律について この楽器は調律は必要ありません。 お引っ越しの際は 通常の荷物と一緒にお運びいただけます。組み立てた状態でも、組み立てる前の部品に分解した状態でも問題ありません
目次 準備編 2 安全上のご注意 .........................................................................................................................................2 準 備 編 注記(ご使用上の注意)...............................................................................................................................5 取扱説明書について .................................................................................................................................6 特長 ...............................................................
目次 曲を再生する...........................................................................................................................40 ユーザーソングや楽器に取り込んだ外部ソングを再生する.............................................................41 USB記憶装置に保存されている曲を再生する...................................................................................42 再生に関する便利な機能.......................................................................................................................42 準 備 編 各種の便利な設定をする[FUNCTION] ................
各部の名前と機能 2 3 4 5 6 ! 準 備 編 7 8 9 ) 1 * ¡ 本体手前方向 £ このイラストは下から見たイラストです。 OFF PEDAL MIDI ON このイラストは 下から見たイラストです。 NORMAL HP.
各部の名前と機能 & 準 備 編 @ 1 [ # ]電源スイッチ ..................................13ページ 電源のオン( )/オフ( )を切り替えます。 $ % ^ $ 音色ボタン............................................19ページ グランドピアノをはじめとした14種類の音色をお楽し みいただけます。 マスターボリューム 2 [MASTER VOLUME]スライダー ........14ページ 音量を調節できます。 デモ 3 [DEMO ]ボタン .................................... 15ページ 音色ごとのデモ曲を聞くことができます。 トランスポーズ 4 [TRANSPOSE ]ボタン........................ 24ページ 弾く鍵盤を変えずに、他の楽器や歌う人の声の高さに合 わせて、キー ( 調)を簡単に変えることができます。 レコード 5 [REC ]ボタン........................................
ご使用前の準備 キーカバーについて 準 備 編 注意 キーカバーを開閉するときは、両手でゆっくりと行なってください。 また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、キーカバーの縁と本体の間に手や指をはさまないようご注意ください。 注意 キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、 ショート、発火や故障などの原因になります。 注記 USB [TO DEVICE]端子に別売のUSB記憶装置を接続している場合は、キーカバーを閉める前に外してください。USB記憶装置を接続したままキー カバーを閉じると、記憶装置がキーカバーに当たって破損するおそれがあります。 開けるとき 少し持ち上げて、奥へ押し込みます。 閉めるとき 手前に引いて、静かに降ろします。 譜面立てについて 立てるとき 1. 譜面立てを、止まる位置まで手前に起こします。 2. 譜面立て裏にある左右2つの金具を下ろします。 3. 金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。 倒すとき 1. 譜面立てを、止まる位置まで手前に起こします。 2.
ご使用前の準備 電源を入れる 1. 電源コードを接続する 準 備 編 最初に本体側のプラグを差し込み、次にコンセント側(家庭用AC100V)のプラグを差し込みます。 1-2 1-1 このイラストは楽器の 下側から見たイラストです。 2.
ご使用前の準備 音量(ボリューム)を調節する マスターボリューム 準 備 編 本体パネル左の[MASTER VOLUME]スライダーで調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節して ください。 小さくなる 大きくなる MASTER VOLUME (マスターボリューム)=全体の音量 注意 大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。 ヘッドフォンを使う フォーンズ ヘッドフォンを[PHONES]端子に接続して使います。 [PHONES]端子は2つありますので、ヘッドフォン を2本接続して2人で演奏を楽しむこともできます。 1本だけ接続する場合は、どちらの端子をご使用いた だいても構いません。 注意 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでくだ さい。 聴覚障害の原因になります。 底面 OFF ON NORMAL HP.
デモ曲を聞く 本編 この楽器には、音色ごとに1曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。 1 4 2 4 3 3 1. 電源を入れる (まだ電源を入れていない場合)[ デモ曲の曲名については、「デモ曲一 覧」(57ページ)をご参照ください。 ]電源スイッチを押します。 →電源が入ります。 マスターボリューム 音量はデモ曲を再生しながらでも調節できますが、[MASTER VOLUME]スライダー を中程まで上げておいてください。 録音モード(27ページ)のとき、 ファイル操作中(33ページ)は 2. デモ曲モードに入る デモ曲モードには入れません。 デモ モードとは [DEMO]ボタンを押します。 ある機能を実行できる状態を意味 します。ここでは、デモ曲を再生 できる状態のことを「デモ曲モー ド」と呼んでいます。 音色ボタンのランプが流れるように点滅します。 3.
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く この楽器には、ピアノ50曲の演奏データが入っています。また付属の『ピアノで弾く名曲50選』には、ピアノ50曲 の楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。 3 2 -2 1 4 2 -1 1. ピアノ曲(プリセットソング)モードに入る 本 編 ソングセレクト プリセット [SONG SELECT ]ボタンを押して、「PRESET」のランプを点灯させます。 2. 選曲と再生スタート ノー イエス 2-1 [−/NO ][+/YES]ボタンを押して、聞きたいピアノ曲を1曲選んだり再生方法 を選びます。 1〜50.............聞きたいピアノ曲を1曲指定して再生するモードです。 ランダム r n d ................ピアノ50曲を順不同に、 ストップするまで連続再生するモードです。 オール ALL .................
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く ピアノ50曲を片手で練習する ピアノ50曲では、右手パートと左手パートに分かれています。それぞれの再生をオン/オフし、再生をオフにしたパー ライト レフト トをご自分で練習することができます。右手パートが[RIGHT]に、左手パートが[LEFT ]に入っています。 3 1 2 本 編 1. 練習するパートの再生をオフにする 選曲したあと、[RIGHT][LEFT]ボタンのうち再生させない側のパート(練習したいパー ト)のボタンを押してランプを消灯させます。(選曲した時点では[RIGHT][LEFT]共ラ ンプが点灯しています。) 押した方のボタンのランプが消灯します。 それぞれのボタンは、押すごとに再生のオン/オフが切り替わります。 2.
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く ピアノ50曲のフレーズを指定して練習する 曲中のフレーズを指定して繰り返し練習(部分練習)することができます。前ページの「ピアノ50曲の片手練習」も一緒 にお使いいただけます。 2 1 本 編 1.
音色を楽しむ 音色を選ぶ 音色ボタン 使いたい音色ボタンを押します。 ランプが点灯します。 マスターボリューム [MASTER VOLUME]スライダーで音量を調節しながら演奏してください。 音色の特徴をつかむには 音色ごとのデモ曲を聞いてみてく ださい(15ページ)。 「音色一覧」(57ページ)もご参照 ください。 本 編 音色ボタンの下に印刷されている 「VOICE (ボイス)」は、 「声」や 「音」などの意味があります。 タッチにより音の強弱を付けるこ とができますが、音色によっては 音の強弱が付かないものがありま す。 「音色一覧」(57ページ)をご 参照ください。 取扱説明書 19
音色を楽しむ ペダルを使う ダンパーペダルが効かない ペダルには、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中のペダ ル(ソステヌートペダル)、左のペダル(ソフトペダル)があり ます。これらはピアノ演奏で使われます。 ペダルコードのプラグが[PEDAL (ペダル)]端子に差し込まれていな いと思われます。確実に差し込ん でください(61ページ)。 ハーフペダル機能とは 右のペダル(ダンパーペダル) ペダルを踏んで音が響きすぎたと き、ペダルを踏み込んだ状態から 少し戻し、音の響きを押さえる (音の濁りを減らす)機能です。 このペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離し ても長く響かせることができます。 ダンパーペダルはハーフペダル機能に対応しています。 本 編 ダンパーレゾナンス [DAMPER RES.
音色を楽しむ ブリリアンス リバーブ エフェクト 音に変化を付ける[BRILLIANCE]/[REVERB]/[EFFECT]/ ダンパーレゾナンス [DAMPER RES.] [−/NO][+/YES]ボタン [DAMPER RES.
音色を楽しむ エフェクト [EFFECT] 音に効果を付け加えます。 その深さ(かかり具合)を変えることもできます。 初期設定 音色ごとにエフェクトの種類(オフ も含む)が設定されています。 オフ ........................................エフェクトはかかりません。 コーラス CHORUS ..............................広がり感を付けます。 フェーザー PHASER ..............................うねりを持たせます。 トレモロ TREMOLO ...........................音量を揺らします。 ロータリースピーカー ROTARY SP .......................
音色を楽しむ タッチ タッチ感度を設定する[TOUCH ] 弾く強さに対する音の強弱の付き方(タッチ感度)を4種類から選びます。使う音色や演奏する曲、好みによって使い分け てください。 鍵盤の重さ自体は変わりません。 ハード HARD ....................... 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。ピアニッ シモからフォルティッシモまで表現豊かな演奏ができます。 ミディアム MEDIUM .................. 標準的なタッチです。 ソフト HARD=「強い」 MEDIUM=「中間の、中位の」 SOFT=「やさしい、楽な」 FIXED=「固定された」 SOFT ........................ 軽いタッチで大きい音を出すことができます。比較的音のつぶが そろいやすいタッチです。 初期設定 フィックスト MEDIUM FIXED .......................
音色を楽しむ トランスポーズ キー (調)を変える[TRANSPOSE ] 弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さにキー (調)を合わせたり、演奏する曲を移調したりすることがで きます。半音単位でトランスポーズ量を設定できます。 たとえばトランスポーズ量を「5」に設定すると、 「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長 調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。 [TRANSPOSE]ボタン [−/NO][+/YES]ボタン 本 編 操作 TRANSPOSE:移調する [TRANSPOSE]ボタンを押している間は画面にトランスポー ズ量の半音単位の値が表示されます。 [TRANSPOSE]ボタンを押したまま[−/NO]または[+/ YES]を押すと、トランスポーズ量の半音単位の値(−12〜0 〜12、初期設定=0)が変わります。 移調: 曲全体の音の高さを上げた り下げたりしてキー (調)を変える こと。 トランスポーズ量 通常[TRANSPOSE]ボタンのランプは、[TRANSPOSE]ボタンを押している間だけ 点灯しますが、トランスポーズ量を0 (ゼロ)
音色を楽しむ 2つの音色を重ねる(デュアル) 2種類の音色を重ねて使うことができます。2つの音色でメロディーをデュエットさせたり、同系統の音色を重ねて厚み のある音を作り出したりすることができます。 1 2 1.
音色を楽しむ メトロノーム メトロノームを使う(METRONOME ) この楽器には、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご使用ください。 1 2 本 編 [−/NO][+/YES]ボタン [TEMPO/FUNCTION ▼▲]ボタン 1.
演奏を録音(記録)する 録音機能を使ってご自身の演奏を録音する方法を説明します。 練習の中で、ご自身の演奏を録音して聞いてみたり、左手(右手)パートだけ録音しておいて、再生させながら右手(左手) パートを練習したりすることもできます。 また、2つの録音パートに別々に録音できますので、右手パートと左手パートを分けて録音したり、連弾曲を1パートず つ録音して完成させたりすることもできます。 この楽器では、3曲まで録音することができます。この楽器で録音した曲を「ユーザーソング」と呼びます。ユーザー ソングは別売のUSB記憶装置にも保存できます。 「録音」と「記録」 カセットテープに録音するのと楽器の録音機能を使って録音(記録)するのとでは、録音される データの形式が異なります。 カセットテープでは音そのものが「録音」されますが、楽器の録音機能では音そのものではな く、「どの音をどのタイミングで弾いた。音色はこれで、テンポはいくつで…」という情報が 「記録」されます。再生の際は記録された情報どおりに、 「音源」部が鳴ります。 楽器の録音機能を使った「録音」は、本来「記録」というべきですが、広義に捉えて、本書で は一
演奏を録音(記録)する 3. 録音をスタートする 左のペダルを使ってスタートする ソ ン グ プレイ / ポ ーズ 演奏を始めると自動的に録音がスタートします。または、SONG [ PLAY/PAUSE]ボ タンを押すと録音がスタートします。 → 画面に録音中の小節番号がリアルタイムで表示されます。 ファンクション(47ページ)で左の ペダルをパネルのSONG [PLAY/ PAUSE]ボタンと同じ機能に切り 替えることができます。そうする と、左のペダルで録音をスタート できます。 録音中に記憶残容量がなくなっ てしまった場合 4.
演奏を録音(記録)する 録音した演奏を聞いてみる 1. 演奏を再生する SONG [PLAY/PAUSE]ボタンを押すと、今録音した演奏が再生されます。 2. 再生をストップする SONG [STOP]ボタンを押すと、再生が止まります。 本 編 録音し直す 録音した演奏がうまくいかなかった場合など、もう一度録音し直したい場合の手順を説明します。 1. 必要に応じて、変更したい内容(音色やその他の設定)を選び 直す 録音した設定内容を変えたい場合に行なってください。 録音されるデータの種類は31ページを参照してください。 2.
演奏を録音(記録)する RIGHT/LEFTパートに録音する ライト レフト 右手(RIGHT)、左手(LEFT )のパートを選んで、各パートを別々に録音する方法です。右手パートを再生させながら左手 パートを録音できますので、連弾曲を1パートずつ録音するのに便利です。 1. 録音する音色(とそのほかの設定)を選ぶ 音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。必要に応じてそのほかの設定も選ん でください。 本 編 2. 録音先のユーザーソングをU01〜U03から選ぶ ソングセレクト ユーザー [SONG SELECT ]ボタンを押して「USER」のランプを点灯させてから、[−/NO][+/ YES]ボタンを押して録音先を選びます。 注記 録音済みのパートを消さないために すでに録音されているパートのランプは、緑に点灯します。このパートに録音すると、それまでの 録音データは消えてしまいますのでご注意ください。 3.
演奏を録音(記録)する 録音(記録)されるデータの種類 実際には、弾いた音や音色のほかにも録音(記録)されるデータがあります。 下記のように「パートごとに録音されるデータ」と「2つのパートで共通に録音される データ」があります。 パートごとに録音されるデータ • ノートデータ(弾いた音) • 音色 • ペダル操作(ダンパー、ソフト、ソステヌート) リバーブ • [REVERB]の深さ エフェクト 本 編 • [EFFECT]の深さ • デュアルの音色 • デュアル音量バランス • デュアルデチューン • デュアルオクターブシフト 2つのパートで共通に録音されるデータ • • • • テンポ 拍子 [REVERB]の種類(オフも含む) [EFFECT]の種類(オフも含む) 録音した演奏を削除する 録音したユーザーソングを両パー ト([RIGT]/[LEFT])削除するには、 この手順を各パートで行なってく ださい。 録音したユーザーソングを、パートごとに削除する方法です。 1.削除するユーザーソングをU01〜U03から選ぶ ソングセレクト ユーザー [SONG SELECT ]のボタンを
演奏を録音(記録)する 初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更する 録音を終えたあとでも、曲の初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更することができます。たとえば、録音したあ とで音色を変更して違った雰囲気の曲にしたり、曲を適切なテンポに調節したりすることができます。 以下のデータの初期値を変更することができます。 パートごとのデータ 本 編 • 音色 リバーブ • [REVERB]の深さ エフェクト • [EFFECT]の深さ • デュアルの音色 • ダンパー /ソフトペダルのかかり具合 2つのパートに共通のデータ • テンポ • [REVERB]の種類 (オフも含む) • [EFFECT]の種類 (オフも含む) 1. 変更したい項目をパネルで操作して変更します。 エレクトリックピアノ たとえば、録音した[ E. PIANO 1]の音色を[E. PIANO 2]に変更したい場合は、ここ で[E.
曲をUSB記憶装置に保存するなどの ファイル操作をする 録音機能を使って録音した曲をUSB記憶装置に保存したり、USB記憶装置をフォー マットするなどのファイル操作を行ないます。 USB記憶装置をご使用になる前に「USB機器の取り扱いについて」(38ページ)をご覧 ください。 USB記憶装置の接続については、 「USB機器の取り扱いについて」 (38ページ)をご参照ください。 USB記憶装置を使用する前に、 記憶装置にプロテクトがかかって いないかどうかお確かめください。 プロテクトがかかっていると、 記憶装置にアクセスできません。 保存と読み込みについて 保存(SAVE) この楽器で録音したユーザーソングを、1曲ずつ、ひとつのファイル(SMFソング)とし てUSB記憶装置に保存できます。メモリー領域は、全部で100 (S00〜S99)ありま す。保存したしたソングデータは、SMFというほかのMIDI機器などと互換性のある フォーマット形式で保存されますので、ほかの楽器 で再生することもできます。 メモリー領域 USB記憶装置 楽器本体のメモリー 保存 ユーザーソング1 (U01) SMFソング0 (
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする 録音した曲を1曲ずつUSB記憶装置に保存する SMF(Standard MIDI File) 33ページをご参照ください。 1234 1 3 1. 保存するユーザーソングを選ぶ 本 編 ソングセレクト ユーザー [SONG SELECT ]ボタンで「USER」を点灯させ[−/NO][+/YES]ボタンで、保存す るユーザーソングを選びます。 2. ファイル操作モードに入る ファイル USB記憶装置が楽器に接続されているのを確認してから、[FILE ]ボタンを押して セーブ トゥー ユーザーソングに曲データがない 場合は、保存できません。(メモ リー領域S00〜S99が選べませ ん。) [RIGHT(ライト)]/[LEFT(レ フト)]ボタンのランプが点灯して データがあることを確認してくだ さい。 USB記憶装置の取り扱いについて は、38ページを参照してください。 ユーエスビー 「SAVE TO USB」のランプを点灯させます。 3.
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする USB記憶装置に保存した曲を楽器に読み込む 14 注記 23 本 編 (楽器U03にソングがすでにある場合)読み込みを実施するとU03のソングは上書きされて消えてしまい ます。大切なデータはあらかじめ外部の記憶装置やコンピューターに保存しておいてください。 1. 読み込み(LOAD)モードに入る ファイル USB記憶装置が楽器に接続されていることを確認してから、[FILE ]ボタンで ロード トゥー ユーザー 「LOAD TO USER 」のランプを点灯させます。 2. 読み込む曲を選ぶ [FILE]ボタンを押したまま、[ー /NO][+/YES]ボタンを押して読み込みたいソング ファイルを選びます。 ここで読み込めるソングファイルは楽器から保存したソングファイルだけです。 3.
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする USB記憶装置に入っている曲を削除する 1234 23 1. ファイル操作モードに入る 本 編 ファイル デリート / フォーマット USB記憶装置が接続されている状態で、[FILE ]ボタンを押して「DEL./FORMAT 」の ランプを点灯させます。 2. 削除する曲を選ぶ [FILE]ボタンを押したまま[−/NO][+/YES]ボタンを押して、削除する曲を選びます。 以下の曲ファイルが順番に表示されます。 削除モードに入ると曲の再生がで きなくなります。削除する曲を再 生して確認する場合は、削除モー ドに入る前に行なってください。 ファイルが入っているメモリー領 域のみが表示されます。 • Sxx ................. SMFソング • xxx .................. 外部ソング(市販のミュージックデータやコンピューターで編集した 曲など) 3.
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする USB記憶装置をフォーマットする 123 注記 12 フォーマットを実行するとUSB記憶装置に保存されているデータがすべて消去されます。大切な データはコンピューターなど、他の記憶装置に保存しておいてください。 本 編 1. フォーマットモードに入る ファイル デリート / フォーマット USB記憶装置が接続されている状態で、[FILE ]ボタンを押して「DEL./FORMATL」 のランプを点灯させます。 [FILE]ボタンを押したまま[−/NO]と[+/YES]ボタンを同時に押して、 フォーマット 「For (Format)」を表示させます。 2.
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする USB機器の取り扱いについて USB TO DEVICE端子ご使用上の注意 ■ USB記憶装置のフォーマット この楽器にはUSB TO DEVICE端子があります。 USB TO DEVICE端子にUSB機器を接続する場合は、以 下のことをお守りください。 USB記憶装置の中には、本機で使用する前にフォーマッ トが必要なものがあります。USB TO DEVICE端子に USB記憶装置を接続したとき(またはUSB記憶装置に フロッピーディスクなどのメディアを挿入したとき)に、 フォーマットを促すメッセージが表示された場合は、 フォーマットを実行してください(37ページ)。 n USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明書 もご参照ください。 本 編 注記 ■ 使用できるUSB機器 フォーマットを実行すると、そのメディアの中身は消去されます。 必要なデータが入っていないのを確認してからフォーマットして ください。 • USB対応の記憶装置(フラッシュメモリー、ハードディス クドライブなど) 動作確認済みUSB機器について
曲をUSB記憶装置に保存するなどのファイル操作をする ■ USB記憶装置からの選曲 ソングセレクト USB記憶装置に入っている曲をこの楽器で選ぶには、[ SONG SELECT]ボタンを押して 「USB」のランプを点灯させてから[−/NO][+/YES]ボタンで選曲します。 詳細は、42ページをご覧ください。 コンピューターのハードディスクにバックアップ ■ 楽器本体で作ったデータをコンピューターのハードディスクにバックアップする 楽器本体で制作したデータをUSB記憶装置に保存したあと、メディアをコンピューターに読み 込ませてファイルを整理したり、コンピューターのハードディスクにコピーすることでバック アップをとったりできます。 本 編 本体のデータをUSB記憶装置に保存する 楽器本体 USB [TO DEVICE]端子 USB記憶装置 USB記憶装置を楽器本体から外し、コンピューターへ接続する コンピューター操作でファイルを整理したり、 コンピューターのハードディスクにバックアップを取ったりする コンピューター USB記憶装置 ■ コンピューター上のデータをUSB記憶装置にコピーして
曲を再生する 録音機能を使って録音した曲や市販のミュージックデータなどを再生します。再生しながら、ご自身で演奏することも できます。 この楽器で再生できる曲 • デモ曲 .............................................................................................................................15ページ 音色ごとのデモ曲です。 • ピアノ50曲(プリセットソング) .................................................................................16ページ 楽器本体に入っているピアノ50曲です。 • 楽器本体に保存したユーザーソング ........................................................................... 41ページ この楽器で録音し、楽器本体に保存されている曲です。 本 編 • 楽器本体に保存した外部ソング.........
曲を再生する ユーザーソングや楽器に取り込んだ外部ソングを再生する 321 1 1. 再生する曲を選ぶ 録音データがないときは ソングセレクト ユーザー [SONG SELECT ]ボタンを押して「USER 」のランプを点灯させます。 そのあと[−/NO][+/YES]ボタンを押してユーザーソング(Uxx*)/外部ソング(xxx*)を 選びます。 *ユーザーソングの曲名の最初に付いている「U」は「User」の「U」です。xxは、曲番号を示しています。 2.
曲を再生する USB記憶装置に保存されている曲を再生する 21 本 編 1 1. 再生する曲を選ぶ ソング セレクト USB記憶装置が楽器に接続されていることを確認してから、[SONG SELECT ]ボタン を押して「USB」のランプを点灯させます。そのあと[−/NO][+/YES]ボタンを押し て再生させたいソング番号(Sxx*)/外部ソング(xxx*)またはALL(連続再生番号順)、 r n d (連続再生で番号は順不同)を選びます。 * SMFソングのファイル名の最初に付いている「S」は、SMFの「S」です。xxは、曲番号を示しています。 USB記憶装置に保存されている ユーザーソングは、繰り返し再生 できます。 ALL: ソングをソング番号順に再生 します。ストップするまで再生は続 きます。 r n d: ソングを順不同に再生します。 ストップするまで再生は続きます。 2.
ファンクション 各種の便利な設定をする[FUNCTION] この楽器には、「音の高さを微調整」したり、 「メトロノームの音量を設定」したりなど、いろいろ便利な設定をするこ とができます。それらをまとめて「ファンクション」と呼んでいます。 ファンクション=機能 まずは、以下のファンクション機能一覧をご覧ください。 ファンクションには大項目が7個(F1〜F7)あります。 大項目の中には小項目をいくつか持つものもあります。 ファンクション一覧 大項目 音の高さの微調整 音律(調律法)の設定 小項目 表示 ページ A3=440Hz F1 45 1(平均律) F2.1 46 C F2.2 46 2音色の音量バランスの設定 音色の組み合わせ ごとに最適な設定値 F3.1 46 2音色の音の高さを微妙にずらす設定 音色の組み合わせ ごとに最適な設定値 F3.2 46 F3.3 46 F3.4 46 音色の組み合わせ ごとに最適な設定値 F3.5 46 F3.6 46 − F3.7 46 1(ソフトペダル) F4.1 47 3 F4.
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション) ファンクションでの基本操作 ファンクションの各項目は以下の手順で操作します。 (ファンクションの各項目の説明で、操作がわからなくなった場合はここに戻ってご覧ください。) 1 6 本 編 2 4 35 1. ファンクションモードに入る テンポ / ファンクション [TEMPO/FUNCTION]ボタンを押します。 「FUNCTION」のランプが点灯し、ファンクション画面が表示されます。 デモ曲/曲の再生モードのときと、 曲の録音中、ファイル操作中ファ ンクションモードに入ることはで きません。 手順 2〜5でファンクションの 操作を中止したいときは 大項目 小項目 (*.*のところは、そのときの使用状態によって異なる表示になります。) [FUNCTION]ボタンを押せばいつ でもファンクションモードから抜 けることができます。 2.
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション) 各ファンクション項目の説明 F1. 音の高さの微調整(チューニング) 楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のとき や、CDの再生に合わせて演奏するときなど、ほかの楽 器やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場 合に使います。 1. ファンクションモードに入り、大項目 を選 びます。 2. [−/NO] [+/YES]ボタンで、A3の鍵盤の音の高さ ヘルツ を Hz の数値で設定します(約0.2Hz単位)。 F2.
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション) 初期設定: 音色の組み合わせごと 小項目 音律(調律法)の種類の設定 設定範囲: 1 ............. 平均律 2 ............. 純正律(長調) 3 ............. 純正律(短調) 4 ............. ピタゴラス音律 5 ............. 中全音律 6 ............. ヴェルクマイスター音律 7 ............. キルンベルガー音律 初期設定: 1 .............
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション) F4. その他の設定 F5. メトロノーム音量の設定 左のペダルの機能を切り替えたり、ソフトペダル効果の 深さを設定します。曲再生チャンネルの選択もできま す。 メトロノームの音量を設定します。 メトロノームの音量を大きくしたいときや、小さくした いときに使います。 1. ファンクションモードに入り、大項目 1. ファンクションモードに入り、大項目 を選び ます。 を選び ます。 2. [+/YES]ボタンを押して確定し、 テンポ / フ ァンクション [TEMPO/FUNCTION ▼ ▲]ボタンで以下の小項目 を選び、[−/NO] [+/YES]ボタンで設定します。 2.
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション) ローカルコントロールオン/オフの設定 F6. MIDI機能の諸設定 MIDIに関する各種設定/操作をします。 MIDIについての簡単なご紹介が「MIDIについて」 (51ページ)にあります。ご参照ください。 1. ファンクションモードに入り、大項目 を選 びます。 2.
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション) コントロールチェンジ送受信オン/オフの 設定 MIDIで送信側の機器から受信側の機器にダンパーペダ ルの操作やボリュームなどの演奏表現を伝える情報をコ ントロールチェンジと言います。 たとえばこの楽器からコントロールチェンジを送信する とMIDI接続した外部機器の演奏をコントロールすること ができます。(この楽器でダンパーペダルなどを操作した ときにコントロールチェンジが送信されます。)逆に MIDI接続した外部機器からコントロールチェンジを受 信すると、MIDIの演奏にコントロールチェンジの効果 が付きます。(このとき鍵盤での手弾き音は影響を受け ません)。 このコントロールチェンジの送/受信ができたほうが便 利な場合と、できないほうが便利な場合があります。送 /受信ができたほうが便利な場合はオンに、できないほ うが便利な場合は、オフにします。 この楽器が扱えるコントロールチェンジ情報については「MIDIデータ フォーマット」(web上のデータリスト)を参照してください。(アクセス 方法は6ページを参照してください。) 選択範囲: ON/O
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション) ・各小項目の内容 F7.
他の機器と接続する 端子について (パネルの左側) PEDAL MIDI 本体右側 (高音側) 1 本体左側 (低音側) OUT IN 2 このイラストは下から見たイラストです。 本 編 トゥー デバイス 1 USB [TO DEVICE]端子 USB記憶装置を接続する端子です。 詳しくは38ページの「USB機器の取り扱いについて」をご覧ください。 イン アウト 2 MIDI [IN][OUT]端子 MIDI接続専用のケーブルを使って外部MIDI機器と接続する端子です。MIDI機能を使え ば、他のMIDI機器との演奏情報のやりとりや、コンピューターからのソングデータの 読み込み、コンピューターへのユーザーソングデータの送信などができます。 MIDI [IN] .......................MIDIデータを受信する端子です。 MIDI [OUT]...................
他の機器と接続する コンピューターと接続する MIDI端子とコンピューターを接続して、コンピューターとデータをやりとりしたり、コンピューター用の音楽ソ フトを楽しんだりできます。コンピューターとデータをやりとりするには、USB-MIDIインターフェース機器の ドライバーとミュージックソフトダウンローダーを、コンピューターにインストールしてください。 この楽器とコンピューターを接続する場合、2つの方法があります。 • コンピューターのUSB端子と楽器のMIDI端子を、USB-MIDIインターフェース機器を使っ て接続する方法 • コンピューターと楽器のMIDI端子を、MIDIインターフェース機器を使って接続する方法 詳しくは以下をご覧ください。 本 編 注記 コンピューターと接続する場合は、最初にこの楽器の電源を切り、コンピューター上のすべてのアプリ ケーションソフトを終了した状態でケーブルを接続し、そのあと楽器の電源を入れてください。 コンピューターのUSB端子と楽器のMIDI端子を、 USB-MIDIインターフェース機器を使って接続する方法 コンピューターのUSB端子と、USB-MIDIインター
他の機器と接続する コンピューターと楽器間でソングデータを送受信する この楽器にはデモソングやピアノ50曲を内蔵していますが、そのほかにコンピュー ターからソングデータを読み込んで演奏することもできます。 この操作をするためには、下記のURLから「ミュージックソフトダウンローダー」をダ ウンロードして、お使いください。 http://www.yamaha.co.
データのバックアップと初期設定に戻す方法 データのバックアップ 本体に保存したデータの万一の事故に備えて、大切なデータはコンピューターにバックアップとして保存することをお すすめします。 バックアップ対象となるデータ ●パネル設定 パネル設定とは、50ページの「バックアップオン/オフの設定」でバックアップをオン にしたときバックアップされる項目のことです。パネル設定をまとめてひとつのバック アップファイルとして保存します。 本 編 左記のバックアップファイルは、 USB記憶装置には保存できません ●ユーザーソング ●コンピューターから楽器に保存した曲(外部ソング) ソフトウェア「ミュージックソフトダウンローダー」を使用して、コンピューターから 楽器に保存した曲です。 1.
メッセージ一覧 表示 表示内容 楽器を初期設定(初めて電源を入れたときの設定)に戻しています。 CLr 注記 「CLr 」が表示されているときに電源を切らないでください。 「CLr」が表示されているときに電源を切ると、 外部ソング(41ページ)を含むすべての曲データが消去されるおそれがあります。 con 楽器をコンピューターと接続してミュージックソフトダウンローダーを使用しているときに表示されます。 このメッ セージが表示されているときは、 楽器の操作ができません。 E01 USB記憶装置が壊れているので、記憶装置にアクセスできません。またはUSB記憶装置が楽器に認識されていませ ん。 E02 曲データが壊れています。 E04 ファイルが大きすぎてロードできません。 End 処理が終わりました。 Err 楽器をコンピューターと接続してミュージックソフトダウンローダーを使用しているときに、MIDI/USBケーブルを 抜くと表示されます。 FCL 本 編 処理中に電源を切ったので、楽器本体のメモリーが初期化されました。ご自身で録音した曲、コンピューターから取 り込んだ曲やパネル
困ったときは 現象 考えられる原因 この楽器の電源が入らない。 電源プラグが差し込まれていません (本体側と家庭用コンセント側)。 電源プラグを本体と家庭用(AC100V)コンセントに、確実に差し込 んでください( 13ページ)。 この楽器から雑音が出る。 楽器の近くで携帯電話を使っています(または 呼び出し音が鳴っています)。 楽器の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。楽器の近くで 携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりすると、雑音が出る場 合があります。 全体的に音が小さい。まったく音が 出ない。 マスター ボリューム [MASTER VOLUME ]スライダーが下がって います。 ヘッドフォンを接続しています。 スピーカー 本 編 解決法 ヘッドフォンを差してもスピーカー からの音が切れない。 [MASTER VOLUME]スライダーを上げてください( 14ページ)。 ヘッドフォンのプラグを抜くか、[SPEAKER]スイッチをオンにし てください(14ページ)。 [SPEAKER ]スイッチがオフになっています。 [SPEAKER]スイッチをNORMALまた
音色一覧 ステレオ サンプリング タッチ による 音の強弱 ダイナミック サンプリング *1 キーオフ サンプリング *2 音色のご紹介 GRAND PIANO 1 (グランドピアノ 1) ○ ○ ○ ― フルコンサートグランドピアノからサンプリングししました。 3 段階のダイナミックサンプリング(*1)で音造りをしており、 クラ シックはもちろん、どんなジャンルのピアノ曲にも合います。 GRAND PIANO 2 (グランドピアノ2) ○ ○ ― ― 明るい響きを持った広がりのあるクリアなピアノの音です。 ポピュラー音楽に最適です。 E.PIANO 1 (エレクトリックピアノ1) ― ○ ○ ― FMシンセサイザーによる電子ピアノの音です。ポピュラー音楽 に最適です。 E.
初期設定一覧 初期設定(=初めて電源を入れたときの設定)を一覧にしました。 項目 音色選択 デュアル機能 ブリリアンスの種類 初期設定値 バックアップ グループ GRAND PIANO 1 (グランドピアノ1) F7.1 オフ F7.1 NORMAL (ノーマル) F7.4 リバーブの種類 音色ごとに最適な設定値 リバーブの深さ 音色ごとに最適な設定値 エフェクトの種類 音色ごとに最適な設定値 エフェクトの深さ 音色ごとに最適な設定値 タッチの種類 MEDIUM (ミディアム) F7.1 タッチがFIXED (フィックスト)のときの音量 64 DAMPER RES. オン − DAMPER RES. の深さ メトロノーム メトロノームの拍子 テンポ トランスポーズ 5 − オフ − 0 (無拍子) − 120 − 0 F7.
組み立て方 注意 ■ ■ ■ ■ 硬くて平らな場所で組み立ててください。 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 組み立ては、必ず2人以上で行なってください。 ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。 サイズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になるこ とがあります。 ■ ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。 ■ 解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。 ネジのサイズにあったプラス(+)のドライバーを用意してください。 すべての部品を取り出し、部品がそろっていることを確かめてください。 ネジセット A 長いネジ(6×20mm):4本 先のとがったネジ (4×20mm): 4本 短いネジ(6×16mm):4本 コードホルダー: 2個 スチロールパッド スチロールパッドを取り出し、 その上にAを置く。 スチロールパッドはA底面のコネクターを避けて配置する。 細いネジ(4×12mm):2本 B 付 録 ヘッドフォンハンガーセット C 細いネジ(4×10mm):2本 ヘ
組み立て方 1. Cにアジャスターを取り付ける 3. Bを固定する 1-1 3-1 Bの下側を脚のふちにのせてから、上側をはめる。 3-2 Bの上側を、細いネジ(4×12mm)で仮留めする。 3-3 DとEの下部を外側から内側方向へ押しながら、 先のとがったネジ(4×20mm)で下側左右を固定 する。 3-4 下側の残り2カ所を、先のとがったネジ (4×20mm)で固定する。 3-5 DとEを外側から内側方向に押しながら、仮留めし たネジ(手順 3-2)をきつく締め直す。 1-2 図のねじ穴にアジャスターの先端を合わせ、ア ジャスターが止まるまで回す。 アジャスターは手順 8で再調節します。 ペダルコードをほどく。 外したビニールひもは、手順 7で使用します。 1-1 1-2 3-2 3-5 C E 3-1 2. CにDとEを仮留めする B D 2-1 Cの両端にDとEを合わせて置く。 2-2 長いネジ(6×20mm)で仮留めする。 3-3 3-4 付 録 2-2 4.
組み立て方 7. ぺダルコードと電源コードを接続する 5. Aをのせる A底面の端から10cm以上内側を持ってのせる。 7-1 ペダルコードのプラグを背面から、ペダル端子に 差し込む。 7-2 コードホルダーを貼り付け、ペダルコードを固定 する。 7-3 ペダルコードを、ビニールひもで束ねる。 7-4 電源コードのプラグを差し込む。 A 10cm以上 E 10cm以上 D 7-1 6.
組み立て方 8. アジャスターを回す アジャスターを回して、床にぴったりつける。 組み立て後、必ず以下の点をチェックしてくだ さい。 • 部品が余っていませんか? →組み立て手順を再確認してください。 • 部屋のドアなどがこの楽器にあたりませんか? →この楽器を移動してください。 • この楽器がぐらぐらしませんか? →ネジを確実に締めてください。 9. ヘッドフォンハンガーを固定する 付属のネジ(4×10mm)2本で、図のように取り 付ける。 • ペダルを踏むと、ペダルボックスがガタガタしま せんか? →アジャスターを回して床にぴったりつけてください。 • ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本 体に差し込まれていますか? →確認してください。 • 使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらす るなどの症状が出たら、組み立て図に従って各部 のネジを締め直してください。 ES ON PH OFF N O L A ) W RM.S P SW NO(HP.
仕様 製品名 サイズ/ 重量 YDP-181 幅 1364 mm 高さ 853 mm [1002mm] [ ]内は譜面立てを立てた場合 奥行き 515 mm 質量 50 kg 鍵盤数 88 鍵盤種 グレードハンマー (GH)鍵盤 タッチ感度 ○ ペダル数 3 操作子 ハーフペダル ○ ペダル機能 ダンパー (ハーフペダル機能付き)、ソステヌート、ソフト ディスプレイ 7-Segment LED パネル言語 英語 鍵盤蓋 スライド式キーカバー 本体 譜面立て ○ 音源 音源/音色 ピュアCF音源 発音数 128 音色数 14 リバーブ 4タイプ 効果 デュアル ○ プリセットソング 録音 音色デモ曲 14曲、ピアノ曲 50曲 曲数 3 トラック数 2 付 録 録音/再生 容量 フラッシュメモリー (内蔵) ユーザーソング: 100KB × 3 、外部ソング: 639KB SMF (Format 0 & 1)、ESEQ (ピアノプレーヤ用ソングのみ) 再生データフォーマット SMF (Format 0)
索引 A ア ABリピート ................................................................................. 18 安全上のご注意 ...............................................................................2 B イ [BRILLIANCE](ブリリアンス)ボタン ............................................. 21 移調 .............................................................................................24 D ウ [DAMPER RES.](ダンパーレゾナンス)ボタン ................................ 22 [DEMO](デモ)ボタン ........................................................
索引 テ デモ曲 ......................................................................................... デモ曲一覧 .................................................................................. デュアル ..................................................................................... デュアルの諸設定 ......................................................................... 電源を入れる ............................................................................... テンポ ..........................................................
メモ 付 録 66 取扱説明書
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ 修理ご相談センターにご連絡ください。 ◆ 修理に関するお問い合わせ ヤマハ修理ご相談センター ナビダイヤル (全国共通番号) 0570-012-808 ※一般電話・公衆電話からは、市内通話料金でご利用いただけます。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い上げ 日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してください。 ● 保証期間 携帯電話、PHS、IP電話からは TEL 053-460-4830 受付時間 月曜日〜金曜日 9:00〜18:00、 土曜日 9:00〜17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く) FAX 東日本 (北海道/東北/関東/甲信越) 03-5762-2125 お買い上げ日から本体は1年間、ヘッドフォンは6カ月です。 西日本 (沖縄/九州/中国/四国/近畿/東海/北陸) 06-6465-0374 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご覧 ください。 ● 保証期間経過後の修理
電子ピアノの機能や取り扱いについては、ご購入の特約店または下記ヤマハお客様 コミュニケーションセンターへお問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 0570-006-808 ※ 一般電話、公衆電話からは、市内通話料金でご利用いただけます。 携帯電話、PHS、IP電話からは 053-460-5272 営業時間:月曜日〜金曜日 10:00〜18:00、土曜日 (祝日およびセンター指定休日を除く) 10:00〜17:00 http://jp.yamaha.com/support/ http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/keyboards/ ・ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ ・ あなたの音楽生活をフルサポート ミュージックイークラブ http://www.music-eclub.