YDP-162 YDP-142 取扱説明書 組み立て説明については巻末をご参照ください。 JA
目次 安全上のご注意 ....................................... 3 ソング再生と練習 ................................. 22 ピアノ 50 曲(プリセットソング)を聞く ............. 22 取扱説明書について ............................... 7 パートを指定して片手練習する ................................ 23 付属品(お確かめください).................. 7 最初の発音からすぐにスタートするかどうかを 決める ( クイックプレイ ) ......................................... 23 各部の名称と機能 ................................... 8 演奏を録音する ..................................... 24 演奏を録音する ...................................................
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 注意 う可 能 性が想 定される」 内容です。 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生
水に注意 火に注意 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったもの を置かない。また、浴室や雨天時の屋外など 湿気の多いところで使用しない。 禁止 本体の上にろうそくなど火気のあるものを 置かない。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた 上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。 禁止 ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になりま す。 異常に気づいたら 下記のような異常が発生した場合、すぐに電 源スイッチを切り、電源プラグをコンセント から抜く。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 必ず実行 ・電源コード/プラグがいたんだ場合 ・製品から異常なにおいや煙が出た場合 禁止 ・製品の内部に異物が入った場合 ・使用中に音が出なくなった場合 そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障の おそれがあります。至急、お買い上げの販売店または 巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼く ださい。 注意 電源 / 電
本体を移動するときは、必ず電源コードなど の接続ケーブルをすべて外した上で行なう。 必ず実行 本体の上にのったり重いものをのせたりしな い。また、ボタンやスイッチ、入出力端子など に無理な力を加えない。 コードをいためたり、お客様やほかの方々が転倒し たりするおそれがあります。 禁止 この製品を電源コンセントの近くに設置す る。 必ず実行 本体が破損したり、お客様やほかの方々がけがをし たりする原因になります。 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しな い。 電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を 感じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プ ラグをコンセントから抜いてください。また、電源ス イッチを切った状態でも微電流が流れています。こ の製品を長時間使用しないときは、必ず電源プラグ をコンセントから抜いてください。 聴覚障害の原因になります。 禁止 指定のスタンドを使用する。また、付属のネジ がある場合は必ずそれを使用する。 必ず実行 本体が転倒し破損したり、内部の部品を傷つけたり する原因になります。 イス 接続 不安定な場所に置かない。 イスが転倒して、お客様やほ
●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 [ ]( スタンバイ / オン ) スイッチを切った状態 ( 電源ランプが消えている ) でも微電流が流れています。[ ] ( スタンバイ / オン ) スイッ チが切れているときの消費電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから 抜いてください。 注記(ご使用上の注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 ■製品の取り扱い / お手入れに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラ ジオなどに雑音が生じる原因になります。iPhone/iPad のアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信による ノイズを避けるため iPhone/iPad の機内モードをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)や
ヤマハデジタルピアノをお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。 この楽器のさまざまな機能を十分に活用するために、この取扱説明書をよくお読みになっ てからご使用ください。また、読み終わったあとも、不明な点が生じた場合に備えて、 保証書とともに大切に保管していただきますようお願いいたします。 取扱説明書について 本 この楽器には、以下の説明書が用意されています。 冊子マニュアル 編 取扱説明書(本書) この楽器の使い方を説明しています。 付 クイックオペレーションガイド(別紙) ボタンや鍵盤に割り当てられた機能の一覧表です。 録 電子マニュアル (PDF) コンピューターとつなぐ この楽器の USB TO HOST 端子とコンピューターを接続する方法や、楽器とコンピューター間でのソングデー タの転送方法などを説明しています。 MIDI リファレンス USB TO HOST 端子に接続したコンピューターとの MIDI 通信に関する設定の方法や、MIDI データフォーマッ ト、MIDI インプリメンテーションチャートが掲載されています。 MIDI 入門 MIDI についての基本的な説明
各部の名称と機能 基 本体のイラストは YDP-142 を使用しています。 本 編 3 1 9 4 5 2 6 本体背面側 7 YDP-142 8 本体背面側 ) 本体背面側 # @ ! YDP-162 PHONES 本体前(鍵盤側) TO PEDAL 本体前(鍵盤側) 1 [ 12V TO PEDAL $ ] (スタンバイ / オン ) スイッチ ....... 10 ページ 電源のオン / スタンバイを切り替えます。 2 [MASTER VOLUME] つまみ ............ 12 ページ 楽器全体の音量を調節します。 3 [DEMO/SONG] ( デモ / ソング ) ボタン ..................................................17、22 ページ 音色ごとのデモ曲やプリセットソングを聞くことがで 16V 本体前(鍵盤側) 8 [PLAY] ボタン ....................................
ご使用前の準備 基 キーカバーについて 本 開けるとき 編 少し持ち上げて、奥へ押し込みます。 閉めるとき 手前に引いて、静かに降ろします。 注意 手や指をはさまないように注意 注意 • キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手を離さないでください。また、ご自分や周りの方、特に お子様などが、キーカバーの端と本体の間に手や指をはさまないようご注意ください。 • キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなく なり、感電、ショート、発火や故障などの原因になります。 譜面立てについて 立てるとき 1 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。 2 譜面立て裏にある左右の 2 つの金具を、下向きに 開きます。 3 金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。 倒すとき 1 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。 2 譜面立て裏にある左右 2 つの金具を、上向きに閉 じます。 3 譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。 3 1 1 3 2 2 注意 • 譜面立ては、金具が固定されな
ご使用前の準備 電源を入れる 基 本 1 下の図のように電源アダプターを接続します。 【YDP-162】 16 編 【YDP-142】 DC IN 端子 (8 ページ) DC IN 端子 (8 ページ) 電源コンセント (AC 100 V) 2 電源コード 電源 アダプター 1 1 3 2 電源 アダプター 電源コンセント (AC 100 V) 警告 電源アダプターは、必ず付属のもの(32 ページ)をお使いください。異なったアダプターを使用すると、故障、発熱、火 災などの原因になります。 注意 この楽器を長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセントから電源プラグを抜いてください。 NOTE 電源アダプターを外すときは、逆の手順で行なってください。 2 鍵盤右の [ ] スイッチを押すと電源が入ります。 ( スタンバイ / オン ) スイッチ 電源ランプ 電源ランプ 電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合、電源ランプの点灯により、電源が入ったままであることを知らせて くれます。 電源を切るときは、もう一度 [ す。 ]( スタンバイ /
ご使用前の準備 オートパワーオフ 電源の切り忘れを防ぐための機能です。この機能により、この楽器の初期設定では、 30 分何も操作をしないと自動的に電源が切れます。電源を自動的に切りたくない場合は、 以下の手順でオートパワーオフを無効にしてください。 基 初期設定 有効 本 編 オートパワーオフ機能を無効にする いったん楽器の電源を切ります。 A-1( 左端の鍵盤 ) を押したまま [ ] ( スタンバイ / オン ) ス イッチを押して電源を入れると、[REC] ランプが 3 回点滅し、 オートパワーオフ機能が無効になります。 左端の鍵盤 電源を切らずにオートパワーオフ機能を無効にするには、 [DEMO/SONG] と [PIANO/VOICE] ボタンを同時に押したまま A 5 の鍵盤を押すと、オートパワーオフ機能が無効になります。 A5 右端の鍵盤 再度オートパワーオフ機能を有効にする [DEMO/SONG] と [PIANO/VOICE] ボタンを同時に押したま ま、A5 鍵盤を押すと、オートパワーオフ機能が有効になりま す。 A5 右端の鍵盤 ヘッドフォンを使う この楽器には
ピアノとして演奏する 基 本 編 音量(ボリューム)調節 鍵盤右の [MASTER VOLUME] つまみで調節します。実際に鍵盤を弾いて音を出しながら、音量を調節してください。 小さくなる 大きくなる 注意 大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。 インテリジェント アコースティック コントロール (IAC) インテリジェント アコースティック コントロール (IAC)とは、楽器の全体音量の大小に 応じて、自動的に音質を補正する機能です。音量が小さい場合でも、低音や高音がしっか りと聞こえるようになります。IAC は、この楽器のスピーカーからの出力音のみに有効で す。 初期設定 オン IAC をオンにする: [PIANO/VOICE] ボタンを押したまま、F 0 鍵盤を押します。 F0 左端の鍵盤 IAC をオフにする: [PIANO/VOICE] ボタンを押したまま、F0 鍵 盤を押します。 左端の鍵盤 IAC のかかり具合の調整 [PIANO/VOICE] ボタンを押したまま、 A‒1 〜 D 0 鍵盤のどれかを押して補正のかか り具合を調
ピアノとして演奏する ペダルを使う 右のペダル(ダンパーペダル) このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても弾い た音は長く響きます。この楽器のダンパーペダルはハー フペダル機能に対応しています。 ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とそ のあと弾いた音すべてが長く響 く。 まん中のペダル(ソステヌートペダル) このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけ を、鍵盤から指を離しても長く響かせることができま す。ペダルを踏んだあとに弾いた音には効果はかかりま せん。 ここでソステヌートペダルを 踏むと、このとき押さえてい た鍵盤の音だけが長く響く。 左のペダル(ソフトペダル) このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、音の響き を柔らかくします。ペダルを踏む前に押さえていた鍵盤の音には効果はかかりません。 NOTE ダンパーペダルが効かない場合、 ペダルコードのプラグが [TO PEDAL] 端子に差し込まれ ていないと思われます。確実に差 し込んでください。 (30 ページ の手順 6) 基 本 編 ハーフペダ
ピアノとして演奏する メトロノームを使う 基 本 編 この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご活用ください。 1 [METRONOME] ボタンを押すと、メトロノームが鳴り出します。 2 [METRONOME] ボタンを押すと、メトロノームは止まります。 メトロノームの設定 [METRONOME] ボタンを押したままグレーの鍵盤のどれかを押すことで、メトロノーム の設定ができます。設定内容は下の説明をご覧ください。 メトロノーム音量 の調整 拍子の設定 テンポの調整 C3 D3 2 4 7 9 11 14 16 A4 1 3 19 1 3 5 6 8 10 12 13 15 17 18 20 C1 左端の鍵盤 G2 C5 6 8 0 2 4 5 7 9 C3 D3 E3 F3 C4 F4 A4 B4 C5 D5 拍子の設定 [METRONOME] ボタンを押したまま C3 〜 F3 鍵盤のどれかを押します。 たとえば、3/4(D3)に設定すると「チーンカチカチ」となります。
ピアノとして演奏する タッチ感度を設定する 鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の付き方(タッチ感度)を、4 種類の中から選びます。(鍵盤の重さ自体は変わ りません。 ) 基 [PIANO/VOICE] ボタンを押しながら A6 〜 C7 の鍵盤を押してタッチ感度を設定します。 本 A6 NOTE オルガンなど一部の音色では タッチによる音の強弱がつきま せん。 編 初期設定 B6 (ミディアム) A6 C7 右端の鍵盤 B6 鍵盤 タッチ感度 A6 A6 フィックス B6 ミディアム C7 ハード ソフト 説明 タッチの強弱にかかわらず一定の音量が出ます。 軽いタッチで大きい音が出ます。比較的音のつぶがそろいやすいタッチです。 標準的なタッチです。 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。ピアニッシモからフォルティッ シモまで表現豊かな演奏ができます。 お手入れ デジタルピアノをいつまでもきれいに保つため、下記のお手入れを定期的に行なうことをおすすめします。 本体やイスのお手入れ • 乾いたガーゼのような柔らかい布や、水を固く絞った柔らかい布で拭い
音色を楽しむ 準 音色を選ぶ 備 応 用 編 グランドピアノ 1 を選ぶには NOTE 音色の特徴をつかむには、音色ご とのデモ曲を聞いてみてくださ い。 (17 ページ) [PIANO/VOICE] ボタンを 1 回押します。 他の音色を選ぶには [PIANO/VOICE] ボタンを押したあと、[+R] または [‒L] ボタンを押して、音色を順次切 り替えます。 特定の音色を直接選ぶには [PIANO/VOICE] ボタンを押したまま C1 〜 A1 鍵盤のどれかを押します。各鍵盤に割り 当てられた音色は以下のリストをご参照ください。 C1 左端の鍵盤 D1 F1 NOTE ボイス=音色(楽器音) G1 C1 D1 E1 F1 G1 A1 音色リスト 鍵盤 16 音色名 音色紹介 C1 グランドピアノ 1 C1 フルコンサートグランドピアノからサンプリングされたこの音色は、弱いタッチから強 いタッチまでのなめらかな音色変化が表現できます。クラシックはもちろん、どんな ジャンルのピアノ曲にも合います。 グランドピアノ 2 温かみのあるソフトなピア
音色を楽しむ デモ曲を聞く この楽器には、音色ごとに 1 曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。 1 [DEMO/SONG] ボタンを押す [PLAY] ボタンのランプが点滅し、今選ばれている音色のデモ曲がスタートします。 デモ曲はストップするまで、選択した音色のデモ曲からデモ曲リストの順に連続し 準 NOTE テンポの調節方法は、 14 ページをご覧ください。 備 て再生されます。 応 再生中の曲変更 [+R] または [‒L] ボタンを押すと、他のデモ曲へ順次切り替わります。 用 特定のデモ曲を選択するには [DEMO/SONG] ボタンを押したまま C1 〜 A1 鍵盤の どれかを押します。 編 付 C1 左端の鍵盤 F1 A1 録 2 [DEMO/SONG] または [PLAY] ボタンを押して、再生をストップする [PLAY] ボタンのランプが消灯します。 デモ曲リスト 鍵盤 音色名 曲名 作曲者 C1 C1 グランドピアノ 1 マズルカ op.7-1 F. F.
音色を楽しむ 音に残響を付ける(リバーブ) この楽器にはいくつかのリバーブタイプが用意されており、コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響 効果をかけたり、その深さ(かかり具合)を変えることができます。リバーブタイプとその深さは、音色やソングを選択 するだけで最適なものが自動で呼び出されます。したがって、通常は設定の必要がありませんが自由に変更することがで きます。 リバーブタイプの設定 応 NOTE デュアル (20 ページ ) のときの リバーブタイプは、音色の組み合 わせによって最適なものが 1 つ 自動で呼び出されます。 [PIANO/VOICE] ボタンを押したまま C2 〜 E2 鍵盤のどれかを押します。 用 編 リバーブの深さ を調節する リバーブタイプ を選ぶ C2 C2 D2 左端の鍵盤 D2 E2 G 4: 深さ 20 C3: 深さ 0 A4 右端の鍵盤 右の鍵盤ほどリバーブは深くなる リバーブタイプリスト 鍵盤 C2 C2 リバーブの 種類 ルーム 説明 部屋の中にいるような響きになります。 ホール 1 小さいコン
音色を楽しむ キー(調)を変える(トランスポーズ) 弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに半音単位でキー(調)を合わせることができます。この機能をト ランスポーズといいます。 準 たとえばトランスポーズを「+5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長調」 の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。 キーを下げる 備 キーを上げる 応 [DEMO/SONG] と [PIANO/VOICE] ボタンを同時に押したまま F 2(‒6) 〜 B2(‒1) 鍵盤のどれかを押します。 [DEMO/SONG] と [PIANO/VOICE] ボタンを同時に押したまま C 3(+1) 〜 F 3(+6) 鍵盤のどれかを押します。 用 キーを標準に戻す [DEMO/SONG] と [PIANO/VOICE] ボタンを同時に押したまま C3 鍵盤を押します。 F2 C3 -6 -4 -2 編 F3 +1 +3 付 +6 -5 -3 -1 0 +2 +4 +5 キー下げる 左端の鍵盤 キー上げる 録 標準キー 音の
音色を楽しむ 音の高さを初期設定値 (440.
音色を楽しむ 二人で一緒に弾く ( デュオ ) 鍵盤を左右に分けて、同時に二人が同じ音域で演奏できます。1 台の楽器で二人同時に演奏したり、二人並んで座り、一 人がお手本を弾き、もう一人がそれを見ながら練習する、といった使い方ができます。 1 [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま[+R]と[‒L]ボタンを同時に押しま す。 E3 が鍵盤の境目 ( スプリットポイント ) となり、左奏者側と右奏者側に分かれます。 NOTE 右奏者側(第 1 音色)と左奏者側 (第 2 音色)で異なる音色は設定 できません。 準 備 応 用 編 付 C3(中央のド)相当 スプリットポイント E3 C3(中央のド)相当 録 左奏者側(第 2 音色) 2 右奏者側(第 1 音色) 左側鍵域と右側鍵域に分かれて、2 人で演奏しましょう。 各音色のオクターブを上げる / 下げる デュアルと同じです。( → 20 ページ ) 2 音色の音量バランスをとる デュアルと同じです。( → 20 ページ ) NOTE デュオのスプリットポイントは E3 から変更できません。 NOTE デュアルがオンの状態で
ソング再生と練習 準 ピアノ 50 曲 (プリセットソング)を聞く 備 応 用 この楽器には、音色のデモ曲の他にピアノ 50 曲の演奏データが入っています。 1 2 編 付属の「ピアノで弾く名曲 50 選」から、聞きたい曲の番号を調べる [DEMO/SONG] ボタンを押したまま C2 〜 C 6 鍵盤のどれかを押して、 ピアノ曲の再生をスタートする ソングとは この楽器では、演奏データを 総称して「ソング」と呼んでい ます。デモ曲やピアノ 50 曲も 演奏データです。 C2 〜 C 6 鍵盤(以下参照)には 50 曲が割り当てられています。 1 曲め 10 曲め C2 20 曲め C3 30 曲め C4 40 曲め 50 曲め (C 6) NOTE ピアノ 50 曲(プリセットソン グ)の再生に合わせて、鍵盤を弾 くことができます。その際、音色 を変えることもできます。 C5 右端の鍵盤 (C7) [PLAY][+R][‒L] ボタンのランプが点灯し、再生がスタートします。 再生をストップするまで、ピアノ 50 曲 ( プリセットソング ) が順に連続して再生
ソング再生と練習 パートを指定して片手練習する 音色デモソング (17 ページ ) 以外のソングは、パートごとに再生のオン / オフを設定できます。[+R] ボタンをオフにすれ ば右手の練習が、[‒L] ボタンをオフにすれば左手の練習ができます。 1 2 プリセットソング(22ページ)またはユーザーソング(24ページ)を再生す る NOTE 他の曲に切り替わると、両方の パートともリセットされます。 準 備 [PLAY] ボタンを押したまま、[+R] または [‒L] ボタンを押してオフにす る 応 [PLAY] ボタンを押したまま、同じボタンを押すごとに再生のオン / オフが切り替わ 用 ります。 編 or 付 3 録 オフにしたパートを練習しましょう テンポを調節するには 必要に応じてテンポ調節ができます。詳細は 14 ページをご覧ください。 4 [PLAY] ボタンを押して、再生をストップする 最初の発音からすぐにスタートするかどうか を決める ( クイックプレイ ) 最初の音の前に空白がある曲 ( 弱起の曲など ) を再生する場合に、実際に音が鳴るところ から再生
演奏を録音する 準 備 応 この楽器では、録音機能を使って自分の演奏を 1 曲、ユーザーソングとして録音できます。演奏は、右手パートと左手 パートの 2 つを、個別に録音できます。 演奏を録音する 1 音色の選択方法については、16 ページをご覧ください。必要に応じてそのほかの設 用 編 音色を選んだり、拍子などを設定する 定(リバーブなど)も選んでください。 2 [REC] ボタンを押したまま、録音したいパートのボタン [+R] または [‒L] ボタンを押して録音モードに入る パートを気にせず録音したい場合は、[REC] ボタンを押すだけで録音ができます。 この場合、自動的に右手パート([+R])が選択されます。 右手パート([+R])に録音する場合 演奏記憶容量 この楽器に記憶できる容量は、約 100KB( およそ 11,000 音符 ) で す。 NOTE メトロノームを鳴らしながら録 音することもできます。 ただしメ トロノームの音は、録音されませ ん。 注記 すでに録音されているパートの ランプは点灯します。 このパート に録音すると、それまでの録音 データは消えてしまいます
演奏を録音する 6 [PLAY] ボタンを押して、録音したソングを聞く もう一度 [PLAY] ボタンを押すと再生は止まります。 NOTE 録音したユーザーソングはスタ ンダード MIDI ファイル(SMF ファイル)として、コンピュー ターに転送 / 保存できます。 (7 ページ) 準 備 録音済みのユーザーソングの設定を変える 応 下記項目については、録音終了後に変更することができます。 用 • パートごとの設定: 第 1 音色、第 2 音色、リバーブ深さ 編 • ソング全体の設定:テンポ、リバーブタイプ 1 2 上記項目につき、必要な設定を行なう 付 [REC] ボタンを押したまま設定を変更したいパートのボタンを押して、録 音モードに入る 録 この状態で [PLAY] ボタンまたは鍵盤を押さないでください。録音済みデータが消 去されてしまいます。 3 [REC] と [PLAY] ボタンを押して録音モードを抜ける 録音した演奏を消去する ユーザーソング全体の消去 1 [REC] ボタンを押しながら [DEMO/SONG] ボタンを押す [+R] と [‒L]
バックアップデータと初期化の方法 準 電源を切ったときに記憶されるデータ 備 下記の項目は、電源を切ってもその設定が記憶されます。 • メトロノームの音量 • メトロノームの拍子 応 用 編 • タッチ感度 • チューニング • インテリジェント アコースティック コントロール (IAC) のかかり具合 • インテリジェント アコースティック コントロール (IAC) のオン / オフ • オートパワーオフ機能の有効 / 無効 • 自分で録音したソング(ユーザーソング)データ • コンピューターから読み込んだソングデータ(SMF ファイル) ユーザーソングデータをコンピューターに保存する ユーザーソングデータは、SMF ファイルとして、コンピューターへ転送できます。ユー ザーソングデータをコンピューターへ転送する方法については、電子マニュアル(PDF) 「コンピューターとつなぐ」(7 ページ ) をご覧ください。 注記 保存したユーザーソングデータ は、故障や誤った操作によって失 われるかもしれません。大切な データは、コンピューターなどの 外部機器へ保存してください。 ユーザーソングデータをコン
ENGLISH 困ったときは 準 現象 電源が勝手に切れる 本体の電源が入らない。 考えられる原因と解決法 故障ではありません。オートパワーオフ機能 (11 ページ ) が働いたためです。 電源プラグが差し込まれていません。電源プラグを本体と家庭用 (AC100 V)コンセントに、確実に差し込んでください(10 ページ) 。 電源スイッチを押して電源を入れたとき、 または切ったとき、「カチッ」や「ポツッ」 と音がする。 電気が流れたためです。故障ではありません。 本体から雑音が出る。 本体の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりすると、雑音が出 る場合があります。本体の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。 iPhone/iPad のアプリケーションと楽器を 一緒に使っているとき、本体スピーカーや ヘッドフォンから雑音(ノイズ)が出る。 iPhone/iPad のアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイ ズを避けるため iPhone/iPad の機内モードをオンにしてお使いいただくこと をおすすめします。 備 本 編 付 録 音量(マスターボリューム)が下
ENGLISH 組み立て方 本体のイラストは YDP-142 を使用しています。 注意 • 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 • 組み立ては、必ず 2 人以上で行ってください。 • 硬くて平らな場所で組み立ててください。 • 付属のネジ以外のネジ、または指定されたサイズ以外のネジは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、 製品の破損や故障の原因になることがあります。 • ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してください。 • 分解するときは、組み立てと逆の手順で行ってください。 ネジのサイズに合ったプラス(+)のドライバーを用意してください。 付 すべての部品を取り出し、部品がそろっているか確かめて 録 1 D と E に C を仮留めする。 ください。 A D E B 1-2 E D C C 裏側にペダルコードが 束ねてあります。 電源アダプター (YDP-162) 電源コード (YDP-162) 電源アダプター (YDP-142) 1-3 1-1 ネジセット 長いネジ(6×20mm):
組み立て方 4 B を固定する。 A を乗せる。 モデルによっては、B の裏表で色が違う場合がありま 必ず本体底面の端から 10cm 以上内側を持って乗せる。 す。 この場合は、演奏者側から見たときに B の色と D、E の色が同じになる向きで、B を取り付けます。 2-1 B の下側を足のふちにのせてから、上側をはめま A 10cm 以上 ENGLISH 2 準 備 す。 2-2 上側を、細いネジ(4×12mm)で仮留めします。 E 本 10cm 以上 2-3 D と E の下部を左右から押しながら、下側の左右 を、先のとがったネジ(4×20mm)で固定しま す。 B 2-4 下側の残り 2ヵ所を先のとがったネジ D 編 (4×20mm)で固定します。 2-5 仮留めした上側のネジ(手順 2-2)をきつく締め 付 直します。 2-1 注意 2-2, 2-5 • 指をはさんだり、本体を落としたりしないよう、 E 十分ご注意ください。 • 指定した位置以外を持たないでください。 裏側の下側 を足のふち に乗せる 5 B D 録 A を固
組み立て方 ENGLISH 6 ペダルコードと電源アダプターを接続する。 7 アジャスターを回す。 アジャスターを回して、床にぴったりつけます。 6-1 ペダルコードのプラグを背面からペダル端子に差 し込みます。 6-2 コードホルダーを貼り付け、ペダルコードを固定 します。 6-3 ペダルコードを、ビニールひもで束ねます。 6-4 電源アダプターのDC プラグをDC IN 端子に差し込み ます。 8 6-1 ヘッドフォンハンガーを固定する。 (YDP-162 のみ ) 付属のネジ(4×10mm)2 本で、図のように取り付け ます。 付 6-4 PH O S NE 録 6-3 6-2 ■ 組み立て後、必ず以下の点をチェックしてください。 • 部品が余っていませんか? →組み立て手順を再確認してください。 • 部屋のドアなどがこの楽器にあたりませんか? →この楽器を移動してください。 • この楽器がぐらぐらしませんか? →ネジを確実に締めてください。 ■ ペダルケーブルを接続するときは プラグの金具部分が見えなくなるまでしっかり差し込 んでください。しっかり差し込まれていない
組み立て方 組み立て後、本体を移動するときは、必ず本体の底面 ENGLISH を持ってください。 準 キーカバー 天板 備 本 編 付 注意 録 天板やキーカバーを持たないでください。本体が破損 したり、お客様がけがをしたりする原因になります。 YDP-162/142 取扱説明書 31
ENGLISH 仕様 製品名 YDP-162 YDP-142 幅 1357mm 高さ ( ) 内は譜面立てを立てた場合 サイズ / 質量 [ つや出し仕上げのモデル ] 奥行き [ つや出し仕上げのモデル ] 質量 [ つや出し仕上げのモデル ] 845mm(999mm) [847mm (1001mm)] 815mm(969mm) 422mm [423mm] 422mm 42kg [45kg] 38kg 鍵盤数 鍵盤 タッチ感度 操作子 ペダル グレードハンマー (GH) 鍵盤象牙調仕上げ パネル 本体 音源 / 音色 ハード / ミディアム / ソフト / フィックス 3 ハーフペダル ○ ダンパー、ソステヌート、ソフト 言語 英語 鍵盤蓋 スライド式キーカバー 譜面立て ○ 音源 音源方式 発音数 最大同時発音数 プリセット 音色数 10 リバーブ ○ ダンパーレゾナンス ○ インテリジェント アコースティック コントロール (IAC) ○ デュアル ○ タイプ 効果 鍵盤パート ソング録音 再生 グレードハンマース
索引 準 数字・ABC 順 た DEMO/SONG................................................11,17,19,20,22 FUNCTION ..............................................................................8 Hz (Hertz) .............................................................................. 19 MASTER VOLUME.....................................................8,12,27 METRONOME .............................................................8,14,22 MIDI 入門 ..............................................................................
ピアノ 50 曲 ( プリセットソング ) 一覧 準 付属の「ピアノで弾く名曲 50 選」に楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。 曲番号 備 本 編 付 録 34 曲名 作曲者 001 インベンション 第 1 番 002 インベンション 第 8 番 J. S. バッハ 003 ガボット J. S. バッハ 004 前奏曲(平均律第 1 巻第 1 番) J. S. バッハ 005 メヌエット ト長調 J. S. バッハ 006 かっこう L-C. ダカン 007 ピアノソナタ 第 15 番 第 1 楽章 W. A. モーツァルト 008 トルコ行進曲 W. A. モーツァルト 009 メヌエット ト長調 W. A. モーツァルト 010 リトル・セレナーデ J. ハイドン 011 ソナタ 第 1 番終楽章「無窮動」 C. M. v. ウェーバー 012 エコセーズ L. v. ベートーヴェン 013 エリーゼのために L. v. ベートーヴェン 014 トルコ行進曲 L. v.
機種名 ENGLISH 機種名 ( 品番 )、製造番号 ( シリアルナンバー )、電源条件などの情報は、製品 の底面にある銘板または銘板付近に表示されています。製品を紛失した場合な どでもご自身のものを特定していただけるよう、機種名と製造番号については 以下の欄にご記入のうえ、大切に保管していただくことをお勧めします。 製造番号 (bottom_ja_02) 付 録 35
保証とアフターサービス ENGLISH サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ 修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い 上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してくださ い。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書を ご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させ ていただきます。 有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより劣化し やすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となります。 有寿命部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談セ ンターへご相談ください。 有寿命部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、接続 端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパットなど ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製 造打切後8年です。 ● 修理のご依頼 まず本書の「困っ