User Manual

MOTIF XS Version 1.50 新機能
このたび、MOTIF XSではファームウェアのバージョンアップを実施し、いくつかの機能が追加されました。
ここでは、付属の取扱説明書に対して追加または変更となる点についてご説明します。
オーディオレコード/プレイ機能の追加
本体での演奏をUSB記憶装置またはネットワーク接続されたコンピューターに、WAV形式(44.1kHz/16bit/ステレオ)
のオーディオファイルとして録音できるようになりました。また、本体に接続しているUSB記憶装置またはコンピュー
ターに保存されているWAVまたはAIFF形式のオーディオファイルを、本体で再生することができるようになりました。
これらの機能をオーディオレコード/プレイ機能と呼びます。操作は、すべてファイルモードで行ないます。詳しい操作手
順は、次のとおりです。
録音する
本体での演奏を44.1kHz/16bit/ステレオのオーディオファイルとして録音します。録音時の録音レベルは固定されてお
り、連続で最大74分または録音先デバイスの上限の容量まで録音ができます。
1
USB記憶装置を録音先のデバイスにする場合は、本体のUSB端子にUSB記憶装置を接続します。
ネットワーク接続されたコンピューターを録音先のデバイスにする場合は、取扱説明書の「ネットワーク接続」(86ページ)の説明に
従って、本体からコンピューターにアクセスしてファイル共有の設定をします。
2
[VOICE]/[PERFORMANCE]/[SONG]/[PATTERN]ボタンを押し、データダイアルまたは[DEC/NO]/[INC/
YES]ボタンで録音したいボイス/パフォーマンス/ソング/パターンを選択します。
ソング/パターンの場合は、録音時に演奏するパートまで設定します。
3
[FILE]ボタンを押して、[F4] Audioボタンを押します。
ファイルモードのオーディオ画面が表示されます。
4
カーソル[∧]/[∨]ボタンと、データダイアルまたは[DEC/NO]/
[INC/YES]ボタンを使って、録音するデバイスとディレクトリー
を設定します。
デバイス欄(
1
)では手順1で接続したデバイスを設定し、ディレクトリー欄
(
2
)では録音したいディレクトリーを設定します。
5
[SF1] Recボタンを押します。
文字入力画面が表示されます。
n
ディレクトリー欄(
2
)で既存のオーディオファイルを選択して[SF1]
Recボタンを押した場合は、文字入力画面に選択されたファイル名が表
示されます。
6
ファイル名を入力し、[ENTER]ボタンを押します。
スタンバイ画面が表示されます。
ファイル名は英数字を使って最大20字で設定できます。名前の入力方法については、取扱説明書の「基本操作」の「文字入力」(82
ページ)をご覧ください。
注意
録音先のデバイスに既存のファイル名を設定して[ENTER]ボタンを押すと、上書き保存の確認画面が表示されます。[INC/YES]ボタンを押
すと、その時点で録音先に保存されていた同名のファイルは消えてしまいますので、ご注意ください。
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