TA3 TC3 SH3 SC3 取扱説明書 ご使用の前に必ず5〜7ページの「安全上のご注意」 をお読みください。 JA
はじめに このたびは、ヤマハ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。この製品は、アコースティックピアノ (アップライトピアノ/グランドピアノ)に装着したコントロールユニットなどにより、アコースティックピアノの弾き心 地はそのままに、内蔵の電子音を鳴らして演奏できます。また、音色の変更や曲の再生/録音など充実した機能を楽しめ ます。機能を十分にご活用いただくため、ご使用前に本書をよくお読みください。また、いつでもご覧になれるところ に大切に保管してください。 説明書について この製品には、以下の説明書が用意されています。 製品に付属 ● TA3/TC3/SH3/SC3取扱説明書 (本書) トランスアコースティック™ピアノ(TA3、TC3)およびサイレントピアノ™(SH3、SC3)として搭載された機能や使い方を説 明しています。異なる複数機種についてまとめて1冊で説明しているため、お使いの製品にはない機能も含まれていま す。最初に下記の説明をご覧になり、お使いの機種に該当の機能があるか確認しながらお読みください。 機種名の確認方法 機種名は、図で示した位置にあるコントロールユニット底面の 銘板ま
ウェブサイトで提供 ● スマートピアニスト ユーザーガイド この製品と連携して使用できるスマートデバイスアプリ「スマートピアニスト」(57ページ)の接続方法や使い方を説明し ています。 ● コンピューターとつなぐ 楽器とコンピューターの接続方法などを説明しています。本書の59ページと合わせてお読みください。 ● MIDIリファレンス この製品のMIDIに関する資料です。 これらの説明書はヤマハのウェブサイトでご覧いただけます。 ヤマハ | 取扱説明書 - サポート・お問い合わせ https://jp.yamaha.
目次 はじめに 2 さまざまな機能を使う(ファンクション) ...........................42 説明書について ........................................................................ 2 ファンクション一覧..................................................................... 43 付属品 (お確かめください) .................................................... 3 安全上のご注意 ........................................................................ 5 使用上のご注意 ........................................................................ 7 お知らせ .........................................
安全上のご注意 警告 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」を よくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご 使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財 産への損害を未然に防止するためのものです。必 ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容 電源 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけ たり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。 禁止 をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 に触らない。 る所に必ず保管してください。 禁止 感電の原因になります。 電源は必ず交流100Vを使用する。 この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次の ような意味があります。 また、電源コードに重いものをのせない。 雷が鳴っているときは、本製品や電源プラグ お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られ 記号表示について 「死亡する可能性または重傷を 負う可能性が想定される」内容 です。 必ず実行 エアコンの電源など交流200Vのものがあります。 誤って接続すると、火災、感電
電源プラグを抜くときは、電源コードを持た ワイヤレス機器 ずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 必ず実行 • 医療機器の近くなど、電波の使用が制限さ 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ とがあります。 れた区域で使用しない。 禁止 接続 電源プラグ を抜く から15cm以内で使用しない。 本製品が発生する電波により、動作に影響があるお それがあります。 長期間使用しないときは、必ずコンセントか 接続する機器のマニュアルを必ず読み、記載 ら電源プラグを抜く。 されている内容に従う。 火災や故障の原因になります。 分解禁止 禁止 • 心臓ペースメーカーや除細動器の装着部分 必ず実行 従わない場合、火災、発熱、破裂、故障の原因にな る可能性があります。 異常に気づいたら 本製品を分解したり改造したりしない。 下記のような異常が発生した場合、すぐに電 感電や火災、けが、または故障の原因になります。 本製品の内部には、お客様が修理や交換できる部品 はありません。 • 電源コード/プラグが破損した場合 源を切り、電源プラグをコンセントから抜く。 必ず実行 •
演奏を始める前に機器のボリュームを最小に し、演奏しながら徐々にボリュームを上げて、 必ず実行 適切な音量にする。 力を加えない。 本体が破損したり、お客様やほかの方々がけがをし たりする原因になります。 小さな部品は、乳幼児の手の届くところに置 かない。 お子様が誤って飲み込むおそれがあります。 大きな音量で長時間使用しない。 禁止 以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱いに関する注意 ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な 禁止 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、 聴覚障害または機器の損傷の原因になります。 取り扱い 禁止 使用上のご注意 聴覚障害の原因になります。特にヘッドホンを使用 する場合はご注意ください。万一、聴力低下や耳障 りを感じた場合は、専門の医師にご相談ください。 • 本製品をインターネットに接続する場合は、セキュリティー を保つため必ずルーターなどを経由し接続してください。経 由するルーターなどには適切なパスワードを設定してくださ い。電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、インター ネットプロバイダーなど)の通信回線(公衆回
お知らせ ■ データの著作権に関するお願い • 本製品に搭載されている「コンテンツ」*1の著作権は、ヤマ ハ(株)もしくはその著作権者に帰属します。私的使用のための 複製など著作権法上認められている場合を除いて、権利者に 無断で「複製または転用」*2することは禁じられています。 ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮 をお願いします。 なお、製品本来の使用を通して、上記コンテンツを使用した 音楽制作や演奏を行い、それらを録音して配布する場合、配 布方法が有償、無償を問わずヤマハ(株)の許諾は必要ありませ ん。 *1:「コンテンツ」には、コンピュータープログラム、サウン ドデータ、伴奏スタイルデータ、MIDIデータ、WAVE データ、音声記録データ、楽譜や楽譜データなどを含み ます。 *2:「複製または転用」には、この製品に内蔵または同梱され たコンテンツそのものを取り出すこと、もしくは酷似し た形態で記録/録音して配布することを含みます。 ■ 製品に搭載されている機能/データに関するお知 らせ • 内蔵曲は、曲の長さやイメージが原曲と異なる場合がありま す。 ■ 取扱説明書の記載内容に関す
こんなことができます トランスアコースティック™ピアノとは ヤマハのトランスアコースティック技術による音量調節機能を備えたアコースティックピアノです。トランスアコース ティックモードでは、ピアノの響板がスピーカーとなってピアノ全体から電子音を響かせることで、アコースティック ピアノならではの自然な音を全身で感じつつ、音量を調節しながら演奏を楽しめます。通常のアコースティックピアノ として演奏することはもちろん、下記のサイレントピアノ™と同様、消音モードに切り替えてヘッドホンから音を聞き ながら演奏することも可能です。 サイレントピアノ™とは ヤマハ独自の消音機能を備えたアコースティックピアノです。消音モードにすると、鍵盤を押したときにハンマーの動 きが打弦の直前に止まるので、ピアノ本体から音は鳴りません。センサーが鍵盤の動きを読み取り、その情報が電子音 源に伝わることにより、ヘッドホンから電子音が聞こえます。普段はアコースティックピアノとして、周囲に配慮して 音を消したいときは消音モードで、いつでもピアノの演奏を楽しめます。 トランスアコースティック™ピアノ、サイレントピアノ™ともに、以下のような便利な機
各部の名称 トランスアコースティック™ピアノまたはサイレントピアノ™としての機能は、コントロールユニットを使って操作しま す。また、アップライトピアノでは、消音レバーまたは消音ペダル(まん中のペダル)も使います。 アップライトピアノ グランドピアノ (背面) 2 電源入力端子 1 消音レバー (一部の機種) コントロールユニット (底面)TA3のみ 2 電源入力端子 1 消音ペダル (消音レバーがない機種) コントロールユニット コントロールユニット 5 グランドピアノのみ 前面 3 4 6 7 TA3/TC3のみ 8 9 @ ) # % $ ! 底面 ボタンやスイッチは底面から上方向に押します。 ^ TA3/SH3のみ 10 TA3 TC3 SH3 SC3 取扱説明書 & TA3/SH3のみ A 専門業者のみ取り扱いができます。 センサーや内部ユニットに接続さ れています。 * (
1 (アップライトピアノのみ) 消音レバー /消音ペダル(16ページ) アコースティックピアノの音を鳴らす/鳴らさないを 切り替えます。消音レバー、消音ペダルのどちらが あるかは、ピアノによって異なります。 2 電源入力端子(12、13ページ) 付属の電源コード/アダプターを接続します。SH3、SC3 のグランドピアノにはこの端子はありません。 ブルートゥース @ Bluetoothランプ(56ページ) Bluetooth機能がオンのときに点灯します。Bluetooth 対応機器との接続中は青、未接続のときはUTILITY表 示中のみ白で点灯します。 # ディスプレイ 音色やソングの番号、設定値、メッセージなどを表 示します。メッセージの一覧は61ページをご覧くだ さい。 各種設定値 フォーンズ メッセージ 3 [PHONES]端子(16ページ) ヘッドホンを接続します。 トゥー デバイス 4 [USB TO DEVICE]端子(52ページ) USBフラッシュメモリーやUSB無線LANアダプター (別売)を接続します。 バリュー $ [VALUE]つまみ 項目を選んだり、設定を変更したり
1 電源の準備をする トランスアコースティック™ピアノやサイレントピアノ™の機能を楽しむには、電源を入れる必要があります。アコース ティックピアノとして使う場合は、電源を入れる必要はありません。 1 電源アダプターと電源コードを接続します。 製品によって接続方法が異なります。 警告 • 電源アダプターは、必ず指定のもの(72ページ)をご使用ください。指定と異なる電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原因になります。このような場合は、保期間内でも保証いたしかねます。 • 製品はコンセントの近くに設置し、異常を感じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いて ください。 NOTE 電源アダプターを外すときは、電源を切ってから、逆の手順で行ってください。 • アップライトピアノの場合 TA3 TC3 SH3 SC3 ピアノ背面にある電源入力端子(DC IN 24VまたはDC IN 16V)に、図の順序で接続します。余ったコードは フックに留めておけます。 1-2 フック 電源コンセント (AC100V) 1-3 電源コード 電源プラグ 12 TA
1 • グランドピアノの場合 TA3 TC3 SH3 SC3 電 源 の 準 備 を する 1 ピアノ底面にある電源入力端子(DC IN 24V)端子に、図の順序で接続します。必要に応じて、電源アダプターを アダプターホルダーに固定できます。アダプターホルダーはコントロールユニットの後方にあります。 電源入力端子 (DC IN 24V) 楽器背面側 1-2 電源コンセント (AC100V) 1-3 電源コード 電源入力端子 (DC IN 24V) 1-1 電源プラグ アダプターホルダー 電源 アダプター コントロールユニット アダプターホルダー 電源アダプター 面ファスナーで固定する • グランドピアノの場合 TA3 TC3 SH3 SC3 コントロールユニットにある電源入力端子(DC IN 16V)に、図の順序で接続します。必要に応じて、電源アダプ ターをアダプターホルダー (上図)に、余ったコードをフックに固定できます。アダプターホルダーやフックは、 コントロールユニットの後方にあります。 1-2 フック 電源コンセント (AC100V) 1-3 電源コー
オートパワーオフ機能 TA3 TC3 SH3 SC3 この楽器は電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、オートパワーオフ機能を搭載しています。これは、 この楽器が操作されない状態が約30分続くと自動的に電源が切れる機能です。初期設定では、この機能はオン(有効) です。 ご注意 ソングの再生中や外部機器との通信中は、電源は自動的には切れません。使用後は、[P]( スタンバイ / オン ) スイッチを押してこの 楽器の電源を切ってください。 オートパワーオフ機能をオフ(無効)にするには 左端の鍵盤を押したまま電源を入れます。「PoF」と表示され、オートパワーオフ機能がオフの状態で電源が入りま す。 左端の鍵盤(A-1) NOTE メニューボタンを押したまま電源を入れることで、オートパワーオフ機能をオフにすることもできます。電源が入ったままオート パワーオフ機能のオン/オフを切り替えるには、ファンクションF8.
2 演奏を楽しむ この楽器は、シーンに合わせて以下のモードでの演奏をお楽しみいただけます。 TA3 TC3 SH3 SC3 • アコースティックモード: 通常のアコースティックピアノとして演奏します(下記)。 • 消音モード: アコースティックピアノの音を消して、ヘッドホンから電子音を聞きながら演奏します(16ページ)。 TA3 TC3 SH3 SC3 • トランスアコースティックモード: トランスアコースティック技術により、ピアノの響板から電子音を響かせて演奏し ます(18ページ)。アコースティックピアノの音は鳴らしません。 • レイヤーモード: アコースティックピアノの音に、電子音を重ねて演奏します(19ページ)。 消音モード、トランスアコースティックモード、レイヤーモードでは、コントロールユニットに内蔵された音色を使っ て演奏したり、演奏を録音したり、さまざまな機能を使えます。これらの機能は電源が入っているときのみ使えます。 アコースティックモードでは、電源を入れる必要はありません。 アコースティックピアノとして演奏する(アコースティックモード) TA3 TC3 SH3 SC3
ヘッドホンで電子音を聞きながら演奏する(消音モード) TA3 TC3 SH3 SC3 アコースティックピアノの音を消して、ヘッドホンから電子音を聞きながら演奏します。ピアノ本体からは音が鳴らず、 センサーにより読み取られた鍵盤の動きが電子音源に伝えられ、ヘッドホンから電子音が聞こえます。 NOTE 消音モードで演奏しているときでもアコースティックピアノ特有の打鍵音は残ります。 1 [VOLUME] つまみを左に回して音量を最小にします。 2 [P] ( スタンバイ / オン ) スイッチを押して電源を入れます。 3 以下のいずれかの操作により、アコースティックピアノの音が鳴らない状態 ( 消音モード ) にします。 ◆ アップライトピアノ ( 消音レバーがある場合 ) 消音レバーを、カチッと音が聞こえるまで手前に引きます。 ◆ アップライトピアノ ( 消音レバーがない場合 ) 消音ペダル(真ん中のペダル)を踏みながら左側にスライドさせ、その位置 で固定させます。 ◆ グランドピアノ 消灯 [Aco.
5 鍵盤を弾きながら [VOLUME] つまみを回して音量を調節します。 2 大 演 奏 を楽しむ 小 ヘッドホンでも自然な音の広がりを再現する (バイノーラルサンプリングとステレオフォニックオプティマイザー ) この楽器では、ヘッドホン使用時に臨場感のある音をお楽しみいただくため、以下の2つの方式を採用しています。 ■ バイノーラルサンプリング バイノーラルサンプリングとは、演奏者の耳と同じ位置に専用のマイクを備え付け、聞こえてくるピアノの音をそ のままサンプリングする方式です。ヘッドホンを通して聞いても、あたかもピアノ本体から音が響いてくるような 臨場感をお楽しみいただけます。長時間の演奏でも耳が疲れにくく自然に演奏できます。CFXグランド(PF1)または ベーゼンドルファー (PF2)の音色(20ページ)を選んでいるときにヘッドホンを接続すると、バイノーラルサンプリン グの音に切り替わります。 サンプリングとは アコースティック楽器の音を録音して電子楽器に組み込む技術のことです。 ■ ステレオフォニックオプティマイザー ステレオフォニックオプティマイザーは、ヘッドホン使用時に自然な音の広
響板から電子音を響かせて演奏する (トランスアコースティックモード) TA3 TC3 SH3 SC3 トランスアコースティック技術により、ピアノの響板から電子音を響かせて演奏します。アコースティックピアノの音 は鳴らしません。 NOTE トランスアコースティックモードで演奏しているときでもアコースティックピアノ特有の打鍵音は残ります。 1 [VOLUME] つまみを左に回して音量を最小にします。 2 [P] ( スタンバイ / オン ) スイッチを押して電源を入れます。 3 以下のいずれかの操作により、アコースティックピアノの音が鳴らない状態 ( 消音モード ) にします。 ◆ アップライトピアノ ( 消音レバーがある場合 ) 消音レバーを、カチッと音が聞こえるまで手前に引きます。 ◆ アップライトピアノ ( 消音レバーがない場合 ) 消音ペダル(真ん中のペダル)を踏みながら左側にスライドさせ、その位置 で固定させます。 ◆ グランドピアノ 消灯 [Aco.
5 鍵盤を弾きながら [VOLUME] つまみを回して音量を調節します。 2 大 演 奏 を楽しむ 小 アコースティックの音に電子音を重ねて鳴らす (レイヤーモード) TA3 TC3 SH3 SC3 レイヤーモードにすることで、アコースティックピアノの音に電子音を重ねて演奏することができます。レイヤーモー ドにするには、18ページのトランスアコースティックモードの手順に従い、手順3では以下のようにアコースティック ピアノの音が鳴る状態にしてください。また音色(20ページ)は、「---」以外を選んでください。 3 ◆ アップライトピアノ 消音レバーまたは消音ペダルをアコースティックモードの位置に戻してください(15ページ)。 ◆ グランドピアノ [VOLUME]つまみを押して[Aco.]ランプを点灯させてください。 NOTE • この製品は十分に調律されたうえで出荷されておりますが、温度や湿度など環境により、徐々に調律がずれてきます。電子音と アコースティック音の音程がずれていると感じる場合は、ピアノ本体を調律するか、ファンクションF3.
鍵盤演奏の音色(電子音)を選ぶ TA3 TC3 SH3 SC3 消音モード、トランスアコースティックモード、レイヤーモードでは、内蔵されているさまざまな電子音で演奏できま す。選べる音色は、「音色一覧」(21ページ)をご覧ください。 1 メニューボタンをくり返し押して、[VOICE] ランプ をオレンジ色に点灯させます。 オレンジ点灯 選ばれている音色の番号が表示されます。 音色番号 2 [VALUE] つまみ、またはボタン 1 ~ 3 のいずれかを使って音色を選びます。 選んだ音色は、ランプの点灯とディスプレイの表示で確認できます。 ◆ [VALUE] つまみ つまみを左右に一段階ずつ回すと、「音色一覧」の順で、前後の音色が 選ばれます。つまみを押すと、CFXグランド(PF1)に戻せます。 ◆ ボタン 1 [CFX] 押したボタンのランプがオレンジで点灯 ボタンを押すとCFXグランド(PF1)が選ばれます。 ◆ ボタン 2 [Bösendorfer] ボタンを押すとベーゼンドルファー (PF2) が選ばれます。 ◆ ボタン 3 [Others] いずれかを押す ボタンを押
音色一覧 各音色の詳細は、65ページでご確認ください。 TC3 ボタン SH3 SC3 TA3 表示 音色 TC3 ボタン SH3 SC3 表示 音色 ボタン1 [CFX] CFXグランド ボタン1 [CFX] CFXグランド ボタン2 [Bösendorfer] ベーゼンドルファー ボタン2 [Bösendorfer] ベーゼンドルファー (バイノーラル CFXグランド*) (バイノーラル ベーゼンドルファー *) (バイノーラル ベーゼンドルファー *) アップライトピアノ バラード グランド ステージエレピ アップライトピアノ DXエレピ スカルラッティ ピアノ ビンテージエレピ ベートーヴェン ピアノ ボタン3 [Others] ハープシコード8' チェレスタ ショパン ピアノ オルガン プリンシパル ステージエレピ ジャズオルガン DXエレピ ストリングス ビンテージエレピ シンセパッド ハープシコード8' ボタン3 [Others] (バイノーラル CFXグランド*) ポップ グランド モーツァルト ピアノ
3 曲(ソング)を再生/録音する 本書では、この楽器に内蔵の曲やこの楽器で録音した曲、市販の曲データを総称して「ソング」と呼びます。この楽器 では、MIDIソングとオーディオソングを扱えます。 • MIDIソング 鍵盤を押す/離すといった演奏の動きを記録したデータです。楽譜と同じように、どの鍵盤をどのくらいの強さでどの タイミングで弾いた、といった演奏情報が記録されたもので、音そのものは記録されていません。記録された演奏情 報に基づいて音源を鳴らすことで音となります。この楽器では、SMF (Standard MIDI File)形式のMIDIソング(拡張子: .MID)を再生できます。 • オーディオソング 演奏した音そのものを記録したデータです。ボイスレコーダーなどに録音するのと同じしくみで記録したものです。 スマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどで再生するのと同じように、この楽器でもWAV形式(44.
1 (USBフラッシュメモリー内のソングを再生する場合のみ) USB フラッシュメモリーを [USB TO DEVICE] 端子に接続します。 USBフラッシュメモリーを使う前に必ず「USB機器を接続する」(52ページ)をご覧ください。 3 曲︵ソング︶を再生 録音する 2 メニューボタンをくり返し押して、[SONG] ランプ をオレンジ色に点灯させます。 オレンジ点灯 / 3 ボタン 1 [Select] をくり返し押して、ソングカテゴ リー (22 ページ ) を選びます。 4 [VALUE] つまみを回して再生したいソングを選び ます。 下記を選んだ場合は、カテゴリー内のソングを連続再生 できます。その他のソング番号を選んだ場合は、そのソ ングのみを再生します。 • *.rd (ランダム再生): カテゴリー内のすべてのソングを順不同に連続再生します。 • *.AL (オールリピート再生): カテゴリー内のすべてのソングを順番に連続再生します。 「*」は、ソングカテゴリーを示します。たとえば、「P.
USBフラッシュメモリー内のソングの再生順序 USBフラッシュメモリーに保存されているソングはソートされ、以下の順序で再生されます。 ユーザーソングは、「USER FILES」フォルダーに、下記の名前で保存されています。ソング番号(**)が小さい方から 順に再生されます。 • USERSONG**.MID (MIDIソング) • USERAUDIO**.WAV (オーディオソング) 外部ソングは、ルートフォルダー → Muma*フォルダー → 一般フォルダー (①~⑭)の順に再生されます。フォルダー やファイル名の優先順位は、数字→アルファベット→カナ/かな→漢字の順です。 * Muma (ミューマ)とは、一部のヤマハ特約楽器店に設置された音楽データを販売する機械です。Mumaで購入したMIDIデータは 「MUMA01」などといったMumaフォルダーに保存されます。 USBフラッシュメモリー 第1階層 第2階層 第3階層 第4階層 USER FILES 再生できます AAA.mid 再生できません ルートフォルダー BBB.
ソング再生を操作する ソング再生中にメニュー (VOICE/SONG/UTILITY)を切り替えても、再生は継続されます。SONGが選ばれている場合の み、ソング再生中に以下の操作ができます。 ボタン1 曲︵ソング︶を再生 録音する 3 [VALUE] つまみ ボタン3 / • 一時停止する ボタン3 [R/K] (再生/一時停止)を押すと一時停止します。再生位置の表示が止まり、[R/K](再生/一時停止)ランプが 点滅します。もう一度押すと、一時停止したところから再生を再開できます。 • 停止する ボタン1 [Select]を押すと停止します。ソングが最後まで再生された場合は、自動的に停止します。ボタン3 [R/K] (再 生/一時停止)を押してもう一度再生をスタートすると、曲頭から再生が始まります。 • 早送り/早戻しする [VALUE]つまみを回します。左に回すと早戻し、右に回すと早送りできます。MIDIソングは小節単位、オーディオソ ングは秒単位で再生位置が移動します。 NOTE 音色デモソングは早送り/早戻しできません。 • 曲頭に戻る [VALUE]つまみを押すと、曲頭に戻り
MIDIソングの再生パート(右手/左手)を指定する プリセットソングなどのMIDIソングでは、データが右手パートと左手パートに分かれているものがあります。このよう なソングデータの場合、再生パートを指定できるので、右手パートだけを再生して左手の練習をしたりできます。 NOTE • MIDIソングは16のチャンネルから構成されていて、プリセットソングでは、チャンネル1に右手パートが、チャンネル2に左手パート が割り当てられています。この楽器ではチャンネル1と2のみ再生する/しないを指定できます。チャンネル3~16は常に再生されま す。 • チャンネル1または2にデータがないソングや、音色デモソングでは再生パートは指定できません。 1 MIDI ソングを選び、再生をスタートします (23 ページ手順 1 ~ 5)。 2 ボタン 1 [Select] を 2 秒間長押しして、再生パート を表示させます。 2秒間 3 [VALUE] つまみを回して再生するパートを選び ます。 選んだパートで再生が続きます。 • Lr: 右手パート、左手パートともに再生します。 • r: 右手パートのみを再生します。
演奏を録音する TA3 TC3 SH3 SC3 この楽器では、下記2通りの方式で演奏を録音できます。用途に合った方式で演奏を録音しましょう。 曲︵ソング︶を再生 録音する 3 • MIDI録音 MIDIソング(SMFフォーマット0)として録音します。内蔵メモリーに10曲、USBフラッシュメモリーに最大100曲(1曲あ たり約500KBまで)が保存できます。オーディオソングよりデータ容量が小さく、パートごとに録音できるのが特長で す。 / • オーディオ録音 オーディオソング(WAV)として録音します。USBフラッシュメモリーに最大100曲(1曲あたり80分まで)が保存できま す。この楽器での演奏だけでなく、コンピューターやスマートデバイスなどの外部機器からのオーディオ入力音*も 録音できます。 USB フラッシュメモリーに録音した場合、MIDI ソングは「USERSONG**.MID」(** は00 ~ 99の数字)、オーディオソン グは「USERAUDIO**.
4 ボタン 1 [Select] をくり返し押して、録音方法 ( ソングカテゴリー ) を選びます。 • 内蔵メモリーにMIDI録音する場合: U. (U.01~U.10) • USB フラッシュメモリーにMIDI録音する場合: S. (S.00~S.99) • USB フラッシュメモリーにオーディオ録音する場合: A. (A.00~A.
8 演奏が終わったら、ボタン 2 [Rec] またはボタン 3 [R/K](再生/一時停止)を押して録音を停止します。 データを保存中であることを示すダッシュ「---」が表示 されます。データの保存が終わると「End」が表示さ または /一時停止)を押すと、録音したソングが再生されます。 3 曲︵ソング︶を再生 録音する れ、ソング番号の表示に戻ります。ボタン3 [R/K](再生 ご注意 データ保存中 ( ダッシュ表示中 ) は電源を切らないでください。データや内蔵メモリー、USB フラッシュメモリーが壊れるおそ れがあります。 / 右手パートと左手パートを別々に録音する (MIDI録音) MIDI録音では、右手パートと左手パートを別々に録音できます。まず右手パートを録音し、次に録音した右手パートを 再生しながら左手パートを重ねて録音することにより、両手で弾くのが難しい曲でも、1つのソングに仕上げることが できます。 1 1 つめのパートを録音します。基本の録音方法に従って、録音待機状態にします (27 ページ 手順 1 ~ 6)。 手順4では、MIDIソングのカテゴリー (U.01~U.
5 演奏が終わったら、ボタン 2 [Rec] またはボタン 3 [R/K](再生/一時停止)を押して録音を停止します。 データを保存中であることを示すダッシュ「---」が表示 されます。データの保存が終わると「End」が表示さ れ、ソング番号の表示に戻ります。ボタン3 [R/K](再生 または /一時停止)を押すと、録音したソングが再生されます。 ご注意 データ保存中 ( ダッシュ表示中 ) は電源を切らないでください。データや内蔵メモリー、USB フラッシュメモリーが壊れるおそ れがあります。 6 2 つめのパートを録音します。ボタン 2 [Rec] を押し て再び録音待機状態にします。 [Rec]ランプが赤く点灯し、[R/K](再生/一時停止)ラン プが点滅します。 NOTE 録音待機中にもう一度ボタン2 [Rec]を押すと、録音を中止できます。 7 ボタン 1 [Select] を 2 秒間長押しして、録音パート を選ぶ表示に切り替えます。 2秒間 8 [VALUE] つまみを回して、録音するパートを選びます。 録音済みのデータがあるパートには、ディスプレイのLまた はrの右側にド
10 演奏が終わったら、ボタン 2 [Rec] またはボタン 3 [R/K]( 再生 / 一時停止 ) を押して録音を停止し ます。 データを保存中であることを示すダッシュ「---」が または 示され、ソング番号の表示に戻ります。ボタン3 [R/ 3 曲︵ソング︶を再生 録音する 表示されます。データの保存が終わると「End」が表 K](再生/一時停止)を押すと、録音したソングが再生 されます。 ご注意 データ保存中 ( ダッシュ表示中 ) は電源を切らないでください。データや内蔵メモリー、USB フラッシュメモリーが壊れるお それがあります。 / NOTE 録音済みのどちらかのパートだけを録音し直したい場合は、前ページの手順 6 からやり直します。手順 8 では、録音し直した いパートを選んでください。 TA3 TC3 SH3 SC3 取扱説明書 31
ユーザーソングを管理する TA3 TC3 SH3 SC3 この楽器で録音した内蔵メモリー内のユーザーソングをUSBフラッシュメモリーにコピーしたり、内蔵メモリーまたは USBフラッシュメモリー内のユーザーソングを削除したりできます。USB フラッシュメモリーを使う前に必ず「USB 機 器を接続する」(52ページ)をご覧ください。 NOTE ソングの録音中や再生中、一時停止中は操作できません。ソングを停止してから操作してください。 内蔵メモリーのユーザーソングをUSBフラッシュメモリーにコピーする 内蔵メモリーに保存されているユーザーソングは、USBフラッシュメモリーにコピーできます。大切なソングはUSBフ ラッシュメモリーにコピーしておくことをおすすめします。コピーしたソングは、USBフラッシュメモリー内の「USER FILES」フォルダーに「USERSONG**.
6 ボタン 3 [Func.] を押してファンクション番号を 表示させます。 ファンクション 番号 曲︵ソング︶を再生 録音する 7 3 [VALUE] つまみを回して「F5.4」( ユーザーソング のコピー ) を選びます。 / 8 ボタン 3 [Func.] を押して「SAv」と表示させます。 USBフラッシュメモリー内のMIDIソング番号のうち、 空いている最小の番号がコピー先として選ばれ、表示さ れます。 NOTE • コピーを中止するには、ソング番号の表示中にボタン3以外を押します。 • USBフラッシュメモリーに空いているMIDIソング番号がない場合は、「FUL」と表示されコピーできません。不要なユーザー ソングを削除してから(下記参照)、操作し直してください。 9 もう一度ボタン 3 [Func.
3 ボタン 1 [Select] をくり返し押して、削除したい ソングのカテゴリーを選びます。 • U. (U.01~U.10): 内蔵メモリー内のユーザーソング(MIDI) • S. (S.00 ~ S.99): USBフラッシュメモリー内のユーザー ソング(MIDI) • A. (A.00 ~ A.99): USBフラッシュメモリー内のユーザーソング(オーディオ) 4 [VALUE] つまみを回して削除したいソングを選び ます。 5 メニューボタンを押して [UTILITY] ランプをオレン ジ色に点灯させます。 6 ボタン 3 [Func.] を押してファンクション番号を 表示させます。 オレンジ点灯 ファンクション 番号 7 [VALUE] つまみを回して「F5.5」( ユーザーソング の削除 ) を選びます。 8 ボタン 3 [Func.] を押して「dEL」と表示させます。 続いて「n y」と表示されます。 NOTE 削除を中止するには、「n y」の表示中にボタン3 [Func.]以外を 押します。 9 もう一度ボタン 3 [Func.
ソングのファイル名に適した言語に設定する TA3 TC3 SH3 SC3 USBフラッシュメモリー内のソングが読み込めない場合は、ファイル名やフォルダー名に適した言語設定(JAまたはInt) 3 曲︵ソング︶を再生 録音する にする必要があります。初期設定は「JA」です。 • JA (Japanese): 日本語やアルファベットを使ったフォルダー名/ファイル名を読み込めます。ウムラウトは読み込めま せん。 • Int (International): アルファベットやウムラウトを使ったフォルダー名/ファイル名を読み込めます。日本語は読み込 めません。 / • 設定を「Int」にするには ボタン2を押したまま、[P] (スタンバイ/オン)スイッチを押し て電源を入れます。「Int」が表示されます。 2. 押す 1. 押したまま • 設定を「JA」にするには メニューボタンとボタン2を押したまま、[P] (スタンバイ/オ ン)スイッチを押して電源を入れます。「JA」が表示されます。 NOTE 2. 押す 1.
ユーティリティー 4 便利な機能を使う (UTILITY) UTILITYでの操作を説明します。UTILITYでは、メトロノームやリズムを鳴らしたり、楽器をもっと便利に使うためのさ まざまな機能の設定をしたりできます。 メトロノームを使う TA3 TC3 SH3 SC3 メトロノームを使うと、正確なテンポで練習できます。 NOTE (TA3/TC3のみ)レイヤーモード(19ページ)で、音色を「---」に設定する(20ページ)と、メトロノームを鳴らしながらアコースティック ピアノの音だけで演奏できます。 メトロノームを鳴らす/止める 1 メニューボタンをくり返し押して、[UTILITY] ラン プをオレンジ色に点灯させます。 2 [Metronome] ランプがオレンジ色に点灯していな い場合は、ボタン 1 を押してオレンジ色に点灯させ ます。 現在のテンポが表示されます。 オレンジ点灯 テンポ NOTE すでに[Metronome]ランプがオレンジ色に点灯していた場合、ここでボタン1を押すとメトロノームが鳴り始めます。 3 ボタン 1 [Metronome] を押してメトロ
テンポを調節する メトロノームのテンポを5~500 (1分間の拍数)の範囲で設定します。ソング再生中は、同じ方法で、MIDIソングのテン ポまたはオーディオソングの速度が設定できます(25ページ)。 NOTE • MIDIソングの再生中は、ソングのテンポや拍子に合わせてメトロノームが鳴ります。 4 • オーディオソングの再生中は、オーディオソングの速度のみが変わります。メトロノームのテンポは変わりません。 UTILITY でボタン 1 [Metronome] を押して現在のテンポを表示させます。 2 [VALUE] つまみを回してテンポを調節します。 便利な機能を使う ユ(ーティリティー ) 1 [VALUE]つまみを押すと初期設定(120)に戻ります。 拍子を設定する 1 UTILITY でボタン 1 [Metronome] を押してランプをオレンジ色に点灯させます。 2 ボタン 1 [Metronome] を 3 秒間長押しして、拍子を 表示させます。 拍子 3秒間 3 [VALUE] つまみを回して拍子を設定します。 0、2、3、4、5、6から選べます。1拍めでは「チーン
メトロノームの音量を調節する NOTE メトロノームの音量とリズムの音量(41ページ)は連動します。また、ファンクションF6.1 (48ページ)でも調節できます。 1 2 UTILITY でボタン 1 [Metronome] を押してランプをオレンジ色に点灯させます。 ボタン1 [Metronome] を押したまま、[VALUE] つまみを回してメトロノームの音量を調節します。 1~20の範囲で調節できます。[VALUE]つまみを押すと初期設定(15)に戻ります。 2. 回す 1.
リズムに合わせて演奏する TA3 TC3 SH3 SC3 この楽器にはさまざまな音楽ジャンルのリズム(打楽器音とベース音)が内蔵されています。リズムに合わせて楽しく演 奏できます。選べるリズムは、「リズム一覧」(40ページ)をご覧ください。 便利な機能を使う ユ(ーティリティー ) 4 リズムを再生する 1 メニューボタンをくり返し押して、[UTILITY] ラン プをオレンジ色に点灯させます。 2 [Rhythm] ランプがオレンジ色に点灯していない場 合は、ボタン2を押してオレンジ色に点灯させます。 現在選ばれているリズムの番号が表示されます。 オレンジ点灯 リズム番号 NOTE すでに[Rhythm]ランプがオレンジ色に点灯していた場合、ここでボタン2を押すとリズムが鳴り始めます。停止するにはもう 一度ボタン2 [Rhythm]を押します。 3 [VALUE] つまみを回して、再生したいリズムを選び ます。 NOTE ソングの再生中や録音中はリズムの種類を変更できません。 4 ボタン 2 [Rhythm] を押して、リズム再生をスター トさせます。 リズム再生中、現在
5 リズムに合わせて演奏しましょう。 演奏するだけで、楽器がそのコードを認識して、演奏に合ったベース音が鳴ります。ベース音を鳴らしたくない ときは、オフに設定します。ファンクションF6.
リズムの音量を調節する NOTE リズムの音量とメトロノームの音量(38ページ)は連動します。また、ファンクションF6.1 (48ページ)でも調節できます。 1 UTILITY でボタン 2 [Rhythm] を押してランプをオレンジ色に点灯させます。 2 ボタン 2 [Rhythm] を押したまま、[VALUE] つまみを回してリズムの音量を調節します。 1~20の範囲で調節できます。[VALUE]つまみを押すと初期設定(15)に戻ります。 2. 回す 1.
さまざまな機能を使う(ファンクション) TA3 TC3 SH3 SC3 音の高さの微調整やメトロノーム音量の調節など、この楽器に内蔵されているさまざまな機能(ファンクション)をお好 みに設定して、より快適に演奏を楽しみましょう。設定できる機能は、「ファンクション一覧」(43ページ)をご覧くださ い。 ファンクションの基本操作 1 メニューボタンをくり返し押して、[UTILITY] ラン プをオレンジ色に点灯させます。 2 ボタン 3 [Func.] を押してファンクション番号を 表示させます。 オレンジ点灯 ファンクション 番号 3 [VALUE] つまみを回して設定したいファンクション 番号を選びます。 4 ボタン 3 [Func.
ファンクション一覧 ファンクションは以下のように分類されています。 • リバーブ(残響効果)の設定: F1.1~F1.3 (下記) • 音色の効果の設定: F2.1~F2.9 (44ページ) • 演奏の設定: F3.1~F3.6 (45ページ) • ソングの設定: F5.1~F5.6 (47ページ) • メトロノーム/リズムの設定: F6.1~F6.5 (48ページ) • 楽器全体に関わる設定: F7.1~F8.5 (48ページ) ■ リバーブ(残響効果)の設定 ファンク ション番号 f!1 機能 リバーブ オン/オフ 設定範囲 鍵盤演奏音やソング再生音に残響を加えます。オンにする と、コンサートホールなどで演奏しているかのような臨場感 を味わえます。 初期設定 On (オン)/ OFF (オフ) On (オン) 便利な機能を使う ユ(ーティリティー ) 4 • 音響の設定: F4.1~F4.
■ 音色の効果の設定 この印(*)が付いている用語については、50ページ「用語解説」で詳しく説明しています。 NOTE TA3、TC3では、F2.1~F2.6は、ヘッドホン接続中のみ効果がかかります。 ファンク ション番号 機能 初期設定 f/1 VRMオン/オフ VRM (Virtual Resonance Modeling)*のオン/オフを設定しま す。オンにすると、ピアノ音色(PF1~PF5)にのみVRMの効 果がかかります。VRMの要素(ダンパーレゾナンス、ダン パーノイズ、ストリングスレゾナンス、アリコートレゾナン ス、ボディレゾナンス) は個別に調節できます(F2.2~F2.6)。 On (オン)/ OFF (オフ) On (オン) f/2 ダンパーレゾナンス のかかり具合 ダンパーペダルを踏んだときに加わる、VRMによる共鳴効果 (ダンパーレゾナンス)のかかり具合を調節します。VRM (F2.
■ 演奏の設定 ファンク ション番号 f#1 ハーフペダル位置の 調整 タッチ感度 設定範囲 初期設定 ダンパーペダル(右のペダル)を踏んでいない状態と、完全に 踏み込んだ状態の中間の状態を「ハーフペダル」といい、グ ランドピアノのダンパーが弦に触れるか触れないかの微妙な 状態を指します。ここではどの程度踏み込んだらハーフペダ ルの効果がかかるかを設定します。数値が大きいほど深い踏 み込み位置で効果がかかります。 -2~0~+4 鍵盤を弾く強さに対する強弱の付き方(タッチ感度)を設定し ます。 (左記) 0 (ミディア ム) -2 (ソフト) 弱く弾いても大きな音が出ます。 -1 (ソフト/ミディ アム) ソフトとミディアムの中間のタッチ 感度です。 0 (ミディアム) 標準的なタッチ感度です。 1 (ミディアム/ ハード) ミディアムとハードの中間のタッチ 感度です。 2 (ハード) 強く弾かないと大きな音が出ません。 OFF (固定) タッチによる強弱は付かず一定の音 量が出ます。このときの音量はF3.
ファンク ション番号 f#5 機能 音律(調律法) 6 (ヴェルクマイス ター音律) 7 (キルンベルガー音 律) f#6 基音 設定範囲 中全音律とピタゴラス音律を組み合 わせた音律で、両者はその組み合わ せ方が異なります。転調により曲想 が変化するのが特徴です。バッハや ベートーヴェン時代に使用され、現 在でもその時代の曲をハープシコー ド(=チェンバロ)などで演奏するとき にしばしば用いられます。 音律を平均律以外に設定した場合は、基音(調の主音)を設定 する必要があります。基音を変えると、音律の音程を保った まま移調します。 C# Eb 初期設定 (左記) 1 (平均律) C、C♯、D、 E♭、E、F、 F♯、G、 A♭、A、 B♭、B C 上部の横線はシャープを、下部の横線はフラットをそれぞれ 示しています。 ■ 音響の設定 ファンク ション番号 f$1 機能 バイノーラル オン/ オフ バイノーラルまたはステレオフォニックオプティマイザー (17ページ)のオン/オフを切り替えます。オンの場合は、ピ アノ音色(PF1~PF5)での演奏時に、バイノーラルサンプリン
ファンク ション番号 f$6 機能 トランスアコース ティックの音響補正 TA3 TC3 SH3 SC3 トランスアコース ティックの音色調整 f$8 TA3 TC3 SH3 SC3 トランスアコースティックモード、レイヤーモードでの演奏 時に、響板から出る音の低域(F4.7)、中域(F4.8)、高域(F4.9) の音色をそれぞれ調整します。 初期設定 OPn (開)/ CLS (閉) アップライ トピアノ: CLS (閉)、 グランドピア ノ: OPn (開) -12~0 ~ +12 0 f$9 ■ ソングの設定 ファンク ション番号 f%1 機能 MIDI ソング再生と鍵盤 演奏の音量バランス 鍵盤演奏の音量とMIDI ソングの再生音量のバランスを調節 します。値を小さくすると鍵盤演奏の音量が下がり、大きく するとソング再生の音量が下がります。オーディオソングと のバランスを調節するには、F5.
■ メトロノーム/リズムの設定 ファンク ション番号 機能 設定範囲 初期設定 f&1 メトロノーム/ リズムの音量 メトロノームとリズム両方の音量を調節します。 1~20 15 f&2 リズムのイントロ リズム再生スタート時にイントロを再生する(オン)か、再生 しない(オフ)かを選びます。 On (オン)/ OFF (オフ) On (オン) NOTE ソング再生中にリズム再生をスタートした場合は、ここで オンに設定してもイントロは再生されません。 f&3 リズムのエンディン グ リズム再生終了時にエンディングを再生する(オン)か、再生 しない(オフ)かを選びます。 On (オン)/ OFF (オフ) On (オン) f&4 リズムのベース音 リズム再生時に、ベースの自動伴奏を付ける(オン)か付けな いか(オフ)を選びます。 On (オン)/ OFF (オフ) On (オン) f&5 リズムのシンクロ スタート リズム再生のスタート方法を選びます。 On (オン)/ OFF (オフ) OFF (オフ) • オン: 鍵盤を押さえると同時に自動でスタート
ファンク ション番号 f'4 機能 バックアップ (その他) 演奏全般に関わる以下の設定をバックアップする(電源が切 れても記憶される)かどうかを設定します。バックアップす る場合はオンにします。 設定範囲 On (オン)/ OFF (オフ) 初期設定 On (オン) • 演奏の設定(F3.1~F3.6) • ソングの設定(F5.1、F5.3) • リズムの設定(F6.1~F6.4) • MIDIの設定(F7.1~F7.2) f'5 Bluetooth機能の オン/オフ Bluetooth機能のオン/オフを設定します。スマートフォンな どのBluetooth対応機器と接続するには、オンにします。 詳しくは、55ページをご覧ください。 On (オン)/ OFF (オフ) On (オン) f'6 Bluetoothペアリン グ Bluetooth対応機器を登録(ペアリング)します。「F7.6」の表 示中にボタン3 [Func.
ファンク ション番号 機能 設定範囲 初期設定 f(4 バージョン表示 この楽器のファームウェアのバージョンを表示します。 (表示例) バージョン1.
設定を工場出荷時の状態に戻す (初期化) TA3 TC3 SH3 SC3 右端の鍵盤(C7)を押したまま[P] (スタンバイ/オン)スイッチを押して電源を入れます。「CLr」が表示され、バックアッ プデータ(下記参照)が工場出荷時の値に戻ります。ソングファイルの言語の設定とBluetoothのペアリング情報と、ユー ザーソングは初期化されません。 右端の鍵盤(C7) ご注意 「CLr」が表示されている間は電源を切らないでください。ユーザーソングや内蔵メモリーが壊れるおそれがあります。 NOTE 便利な機能を使う ユ(ーティリティー ) 4 この楽器の操作ができなくなったり、この楽器が誤動作したりした場合は、いったん電源を切り、初期化をしてください。 バックアップデータ 下記の設定は、この楽器の内蔵メモリーに自動的に保存(バックアップ)されます。これらの設定と内蔵メモリーに保 存されたユーザーソングは、電源を切っても記憶されています。 • Bluetooth機能のオン/オフ(ファンクションF7.5) • オートパワーオフの設定(ファンクションF8.
5 ほかの機器と接続する 注意 ほかの機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行ってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器 のボリュームを最小 (0) にしてください。感電、聴覚障害または機器の損傷の原因になります。 USB機器を接続する([USB TO DEVICE]端子) TA3 TC3 SH3 SC3 [USB TO DEVICE]端子には、USBフラッシュメモリーやUSB無線LANアダプター (別売)を接続します。この楽器とUSBフ ラッシュメモリーでデータをやり取りしたり(22ページ)、USB無線LANアダプターを使ってスマートデバイスと無線通信 したり(58ページ)できます。 [USB TO DEVICE]端子ご使用上の注意 USBフラッシュメモリーの取り扱いについて この楽器には[USB TO DEVICE]端子があります。[USB TO DEVICE]端子にUSB機器を接続する場合は、以下のことをお守 りください。 この楽器にUSBフラッシュメモリーを接続すると、この楽器で の演奏(アコースティックピアノの音を除く)をUSBフラッシュ メモリー
USBフラッシュメモリーをフォーマット(初期化)する TA3 TC3 SH3 SC3 この楽器に接続したUSBフラッシュメモリーは以下の操作でフォーマットできます。「UnF」と表示された場合は、USB フラッシュメモリーをフォーマットしてください。 ご注意 フォーマットを実行すると、USB フラッシュメモリーに保存されているデータがすべて消去されます。大切なデータはコンピューター など、ほかの記憶装置に保存しておいてください。 [USB TO DEVICE] 端子に USB フラッシュメモリーを接続します。 2 メニューボタンをくり返し押して、[UTILITY] ラン プをオレンジ色に点灯させます。 3 ボタン 3 [Func.] を押してファンクション番号を 表示させます。 ほかの機器と接続す る 1 5 オレンジ点灯 ファンクション 番号 4 [VALUE] つまみを回して「F5.6」(USB フラッシュ メモリーのフォーマット ) を選びます。 5 ボタン 3 [Func.
外部オーディオ機器と接続する 楽器の電子音を外部機器から鳴らす(AUX OUT [R]/[L/L+R]端子) TA3 TC3 SH3 SC3 オーディオ接続ケーブルを使って、AUX OUT [R]/[L/L+R]端子に、アンプ内蔵スピーカーやステレオシステムを接続する と、この楽器での演奏(電子音)を外部機器のスピーカーから鳴らせます。また、ICレコーダーなどのオーディオ録音機器 を接続すれば、この楽器での演奏を録音できます。 ご注意 外部機器の損傷を防ぐため、この楽器の音を外部機器に出力するときは、最初にこの楽器、次に外部機器の順に電源を入れてください。 電源を切るときは、最初に外部機器、次にこの楽器の順に行ってください。 接続例 コントロールユニット底面 アンプ内蔵スピーカー 入力端子 標準フォーンプラグ (6.3 mm) 標準フォーンプラグ (6.
接続例 コントロールユニット底面 オーディオ再生機器 ヘッドホン端子 ステレオミニプラグ (3.5 mm) 5 ほかの機器と接続す る ステレオミニプラグ (3.5 mm) オーディオ接続ケーブル 音の信号 NOTE • オーディオ接続ケーブルおよび変換プラグは、抵抗のないものをお使いください。 • この楽器は、[AUX IN]端子からの入力音の余分なノイズをカットする機能(ノイズゲート)を搭載しています。この機能は、本来ノイズ ではないピアノの減衰音のような小さな音をノイズとみなしてカットしてしまうことがあります。その場合は、ファンクションF8.
2 ボタン 3 [Func.] を2秒間長押ししてペアリング 待機状態にします。 Bluetoothランプが青色で点滅し、ディスプレイに「bt」 と表示されます。 NOTE 2秒間 Bluetoothランプ 青点滅 • ペアリングとは、Bluetooth対応機器をこの楽器に登録し、 無線通信できるように設定することをいいます。 • ペアリングするにはBluetooth機能がオン(Bluetoothランプが白色で点灯)になっている必要があります。初期設定ではオンで す。オン/オフの設定は、ファンクションF7.5 (49ページ)で変更できます。Bluetoothランプは、Bluetooth対応機器と未接続 の場合はUTILITYが選ばれているときのみ点灯します(VOICEやSONGでは消灯)。 • この楽器は、最大8台のBluetooth対応機器とペアリング(登録)できますが、同時に接続できるのは1台のみです。9台目の機器 とのペアリングが成功すると、接続した日時がもっとも古い機器のペアリングが削除されます。 • ファンクション F7.
スマートデバイスアプリ「スマートピアニスト」と接続する TA3 TC3 SH3 SC3 スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスと接続してアプリ「スマートピアニスト」を使うと、スマー トデバイス上にプリセットソングの譜面を表示したり、スマートデバイスに演奏を録音するなどできます。また、設定 内容をわかりやすい表示で確認できて便利です。 詳しくは、スマートデバイスで左のコードを読み取ってアプリの紹介ページでご確認ください。読 み取れない場合は、下記のウェブサイトにアクセスし、「Smart Pianist」(スマートピアニスト)の 5 ほかの機器と接続す る ページでご確認ください。 https://jp.yamaha.
Wi-Fi (無線LAN)で接続する Wi-Fi接続には、別売のUSB無線LANアダプター (UD-WL01)が必要です。USB無線LANアダプターを使う前に必ず「USB機 器を接続する」(52ページ)をご覧ください。 ご注意 本製品をインターネットに接続する場合は、セキュリティーを保つため必ずルーターなどを経由し接続してください。経由するルーター などには適切なパスワードを設定してください。電気通信事業者 ( 移動通信会社、固定通信会社、インターネットプロバイダーなど ) の 通信回線 ( 公衆回線 LAN を含む ) には直接接続しないでください。 無線LAN USB無線LANアダプター (UD-WL01) スマートデバイス 無線LANでの接続には以下2つのモードがあります。接続方法は、ウェブサイト(3ページ)上の「スマートピアニスト ユーザーガイド」でご確認ください。 ■ アクセスポイントモードによる接続 アクセスポイントを経由せずに、直接無線LANアダプターとスマートデバイスを接続します。接続できるアクセスポイ ントがない場合や、スマートデバイスとの接続中にほかのネットワークに接続する必要が
コンピューターと接続する([USB TO HOST]端子) TA3 TC3 SH3 SC3 USBケーブルを使って、[USB TO HOST]端子にコンピューターを接続すると、この楽器とコンピューター間でMIDIデータ やオーディオデータを送受信できます。接続方法やデータの送受信について詳しくは、ウェブサイト(3ページ)上の「コ ンピューターとつなぐ」をご覧ください。 注意 接続例 5 ほかの機器と接続す る DAW (Digital Audio Workstation) などの音楽制作用アプリケーションと一緒に使用する場合、設定によっては大きな音が発生すること があるため、オーディオループバックをオフにしてご使用ください (49 ページ )。 コントロールユニット底面 [USB TO HOST] USB端子 USBケーブル コンピューター ご注意 • USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。また、3メートル未満のケーブルをご使用ください。USB3.
オーディオループバックのオン/オフを設定する USBオーディオインターフェース機能(59ページ)またはスマートピアニストとの無線LAN接続(58ページ)により、コン ピューターやスマートデバイスからこの楽器へ入力したオーディオ再生音を、この楽器での演奏音とともにコンピュー ターやスマートデバイスに出力する(オーディオループバックする)かどうかを設定できます。たとえば、コンピュー ターやスマートデバイスを使って、楽器での演奏音だけでなく楽器へ入力したオーディオ再生音も録音したい場合はオ ンに、楽器での演奏音だけを録音したい場合はオフにします。初期設定はオンです。オーディオループバックのオン/オ フは、ファンクションF8.
資料 メッセージ一覧 メッセージ 説明 この楽器とスマートデバイスをBluetoothで接続するため、ペアリング待機中です(56ページ)。このメッ セージの表示中は、楽器を操作できません。 楽器を初期化しています(51ページ)。このメッセージの表示中は、電源を切らないでください。 この楽器とスマートデバイスを接続してアプリ「スマートピアニスト」を使用しています(57ページ)。 このメッセージの表示中は、スマートピアニストで操作してください。接続を解除するには、スマートデ バイスでスマートピアニストを終了させてください。 言語設定(35ページ)が、選択しようとしているソングのファイル名に合っていません。言語を切り替えて ください。 この楽器では対応していないデータ形式です。または、データに問題があるため選択できません。 コピー先のUSBフラッシュメモリーの容量やファイル数がいっぱいです。USBフラッシュメモリー内の 不要なソングやファイルを削除(33ページ)してから操作してください。 この楽器ではコピーや削除ができないソングが選ばれています。コンピューターを使ってコピーまたは 削除をしてください。 USBフラ
メッセージ 説明 プロテクトがかかったソングのため、データの削除や上書きはできません。 フォーマットされていないUSBフラッシュメモリーが接続されています。必要なデータが入っていないの を確認してからフォーマットしてください(53ページ)。 USBフラッシュメモリーに過電流が流れたため、USBフラッシュメモリーとの通信を停止しました。USB フラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から抜き、この楽器の電源を入れ直してください。 USBフラッシュメモリーにアクセスできません。USBフラッシュメモリーをいったん外し、接続し直してく ださい。それでもこのメッセージが表示される場合は、別のUSBフラッシュメモリーをお使いください。 接続された USB フラッシュメモリーは、この楽器では使えません。または接続できる USB フラッシュメモ リーの数が制限を超えました。 「USBフラッシュメモリーの取り扱いについて」をご覧ください(52ページ)。 この楽器とスマートデバイスをWPSで接続するため、待機状態になっています(58ページ)。このメッセー ジの表示中は、楽器を操作できません。 WPSでの接続待機中
故障かな?と思ったら 楽器が正常に動作しない場合は、下記の内容をご確認ください。問題が解決されなかったり、下記以外の異常がある場 合は、巻末のお問い合わせ先にご連絡ください。ご自分で楽器の内部を開けたり、分解、改造したりしないでください。 ディスプレイにメッセージが表示された場合は、メッセージ一覧(61ページ)をご確認ください。 現象 原因と解決法 電源アダプターや電源コードが正しく接続されていません。アダプターとプラグを確 実に差し込んでください(12ページ)。 電源が勝手に切れる。 オートパワーオフ機能が働いたためです。必要に応じてオートパワーオフ機能をオフ にしてください(14ページ)。 電源を入れても音が出ない。 音量が下がっています。[VOLUME]つまみを回して、適切な音量に調節してください (17、19ページ)。 資料 電源が入らない。 音色が「---」になっています。「---」以外の音色を選んでください(20ページ)。 ローカルコントロールがオフになっています。ファンクション F7.
現象 Bluetooth対応機器(スマートデバ イスなど)と接続できない。 原因と解決法 この楽器またはBluetooth対応機器のBluetooth機能がオフになっています。両方とも オンにしてください。この楽器のBluetooth機能は、ファンクションF7.5でオン/オフで きます(49ページ)。 楽器とBluetooth対応機器がペアリングできていません。ペアリングしてください(56 ページ)。 楽器とBluetooth対応機器の距離が離れすぎています。Bluetooth対応機器を楽器に近 づけてください。 2.
音色一覧 表中の○は、その音色に下記のような特徴があることを示しています。 • タッチ感度: 鍵盤を弾く強さに応じて、音の強弱の付き方(タッチ感度)が変わります。 • ステレオサンプリング: ステレオサンプリングされた音色です。 • キーオフサンプリング: キーオフ音(鍵盤を離したときの微妙な発音)がサンプリングされた音色です。 NOTE •「ピアノ」のカテゴリーの音色はVRMに対応しています。VRMについて詳しくは50ページをご覧ください。 •「CFXグランド」と「ベーゼンドルファー」の音色はグランド・エクスプレッション・モデリングに対応しています。グランド・エク スプレッション・モデリングについて詳しくは50ページをご覧ください。 TA3/SH3 TC3/SC3 音色名 資料 音色番号 ステレオ キーオフ タッチ サンプリ サンプリ 感度 ング ング 説明 ピアノ pf1 pf1 pf2 pf2 CFXグランド ヤマハコンサートグランドピアノCFXの音色です。弱く 弾いた音から強く弾いた音までのダイナミックレンジが 広く、表情豊かな演奏ができます。あらゆるジャンルの 演奏に最適な音
音色番号 TA3/SH3 音色名 TC3/SC3 説明 ステレオ キーオフ タッチ サンプリ サンプリ 感度 ング ング フォルテピアノ fp1 ― スカルラッティ ピアノ 18世紀前半にフィレンツェの楽器製作家が作ったピアノ の音です。この製作家はピアノを発明した人物として知 られています。スカルラッティはこの製作家のピアノを 使っていたと考えられます。明るく輝かしい音が特徴で す。 ○ ○ ○ fp2 ― モーツァルト ピアノ 18世紀後半にウィーンの楽器製作家が作ったピアノの音 です。モーツァルトやベートーヴェンは、この製作家の ピアノを高く評価し、演奏していました。輪郭のはっき りとした軽やかな音が特徴です。 ○ ○ ― fp3 ― ベートーヴェン ピアノ 19世紀前半にロンドンのピアノメーカーが作ったピアノ の音です。ハイドンやベートーヴェンは、このメーカー のピアノに触発され、数々の名曲を生み出しました。低 音の豊かさと高音のきらびやかさ、エネルギーあふれる フォルテッシモが特徴です。 ○ ○ ○ fp4 ― ショパン ピアノ 19世紀に
音色番号 TA3/SH3 TC3/SC3 音色名 ステレオ キーオフ タッチ サンプリ サンプリ 感度 ング ング 説明 オルガン 0r1 0r1 0r2 ― 0r3 0r2 パイプオルガンのプリンシパル系(金管楽器系)の混合音 栓の音(8フィート+4フィート+2フィート)です。 バロック時代の教会音楽の演奏に適しています。 ― ○ ― オルガン トゥッティ バッハの「トッカータとフーガ」で有名なパイプオルガ ンのフルカプラーの音です。 ― ○ ― ジャズオルガン ジャズやロックなどでよく用いられる電気オルガンの音 です。左のペダルで、ロータリースピーカーの回転の速 い/遅いを切り替えることができます。 ― ― ― 資料 オルガン プリンシパル パッド pd1 pd1 pd2 ― pd3 pd2 ストリングス 立ち上がりの緩やかな大編成弦楽アンサンブルの音で す。 ○ ○ ― クワイア 空間に広がる心和む合唱の音です。スローな曲で和音の 広がりが得られます。 ○ ○ ― シンセパッド 温かく広がりのあるシンセ音色です。 ○ ―
ソング一覧 音色デモソング ソング番号 TA3/SH3 D01 D01 D02 D02 CFXグランド ソング名 作曲者 24の前奏曲 第1番 Op.11 ハ長調 A. スクリャービン 献呈 F. リスト (バイノーラルCFXグランド) ベーゼンドルファー (バイノーラルベーゼンドルファー ) D03 ― ポップ グランド オリジナル ― D04 ― バラード グランド オリジナル ― アップライトピアノ イタリア協奏曲 第1楽章 J. S. バッハ D05 D03 D06 ― スカルラッティ ピアノ ソナタ ト長調 K.14 L.387 D. スカルラッティ D07 ― モーツァルト ピアノ ソナタ 第16 (15)番 ハ長調 K.545 第1楽章 W. A. モーツァルト D08 ― ベートーヴェン ピアノ エリーゼのために L. v. ベートーヴェン D09 ― ショパン ピアノ ノクターン 第8番 op.27-2 F. F.
ソング番号 TA3/SH3 音色名 TC3/SC3 D22 D12 ソング名 作曲者 シンセパッド オリジナル ― D23 ― ピアノ+ストリングス オリジナル ― D24 ― ピアノ+パッド オリジナル ― D25 ― ピアノ+DXエレピ オリジナル ― 資料 デモ曲は、原曲から編集/抜粋されています。「オリジナル」はヤマハのオリジナル曲です。© Yamaha Corporation プリセットソング ソング名 ソング番号 作曲者 ソング番号 ソング名 アレンジ曲 作曲者 連弾曲 P01 カノン J. パッヘルベル P16 メヌエット (アイネ・ク ライネ・ナハトムジーク) W. A. モーツァルト P02 G線上のアリア J. S. バッハ P17 メヌエット ト長調 L. v. ベートーヴェン P03 主よ、人の望みの喜びよ J. S. バッハ P18 トルコ行進曲 L. v. ベートーヴェン P04 きらきら星 トラディショナル P19 ピアノ協奏曲 第1番 第2楽章 F. F.
ソング名 ソング番号 70 作曲者 ソング名 ソング番号 作曲者 P29 春の歌 J. L. F. メンデルス ゾーン P40 花の歌 G. ランゲ P30 幻想即興曲 F. F. ショパン P41 ユーモレスク A. ドヴォルザーク P31 別れの曲 F. F. ショパン P42 アリエッタ E. H. グリーグ P32 革命のエチュード F. F. ショパン P43 タンゴ(スペインより) I. アルベニス P33 小犬のワルツ F. F. ショパン P44 エンターテイナー S. ジョプリン P34 ノクターン 第2番 変ホ長調 F. F. ショパン P45 メイプル・リーフ・ラグ S. ジョプリン P35 ノクターン 第20番 嬰ハ短調 [遺作] F. F. ショパン P46 亜麻色の髪の乙女 C. A. ドビュッシー P36 トロイメライ R. シューマン P47 アラベスク 第1番 C. A. ドビュッシー P37 舟歌 P. I. チャイコフスキー P48 ケークウォーク C.
仕様 (*)この印がある項目は、ソステヌートペダルがある場合のみ TA3 SH3 SC3 サイレントピアノ™ トランスアコースティック™ ピアノ 品名 消音 システム TC3 ハンマーシャンクストッパー方式 (グランドピアノ: 電動式、 アップライトピアノ: 消音レバー *または消音ペダル) 消音方式 クイックエス ケープ方式 響板駆動 システム 駆動方式 トランスアコースティック™技術 トランスデューサー TA3専用 操作子 鍵盤 ソフト、ソフト/ミディアム、ミディアム、ミディアム/ハード、 ハード、固定 タッチ感度 ディスプレイ タイプ パネル 言語 鍵盤センサー システム ハンマー部 (グランドピアノのみ) 音源 ピアノ音源の 効果 — 7セグメントLED 英語 アーティキュレーション・センサーシステム 非接触 連続検出 電磁誘導タイプ 非接触 2点検出 光ファイバー タイプ — ソステヌートペダル* ピアノ音 オン/オフ検出 — オン/オフ検出 ヤマハ CFXサンプリング、 ベーゼンドルファー インペリアルサンプリング バイノ
TA3 録音/再生 プリセット (MIDIソング) 録音 内蔵曲数 TC3 録音/再生 (オーディオ) 10 曲数 約500 KB / 1曲 ファンク ション 再生 SMF (フォーマット0、フォーマット1) 録音 SMF (フォーマット0) 80分 / 1曲 録音時間(最大) フォーマット 再生 WAV (44.1 kHz、16 bit、ステレオ) 録音 WAV (44.1 kHz、16 bit、ステレオ) リズム プリセット 20 全体設定 メトロノーム ○ 5〜500 テンポ −12~0~+12 トランスポーズ 414.8~440.0~466.8 Hz (約0.2 Hz単位) チューニング 44.1 kHz、24 bit、ステレオ USBオーディオインター フェース機能 Bluetooth 接続 オーディオ 対応プロファイル: A2DP、対応コーデック: SBC MIDI Bluetooth Low Energy MIDI Specificationに準拠 4.
Modified BSD license COPYRIGHT © 2016 STMicroelectronics Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the following conditions are met: 1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer. 2.
索引 A [AUX IN]端子 .................................................... 54 AUX INノイズゲート ..................................... 49 AUX OUT [R]/[L/L+R]端子 ........................... 54 B Bluetooth ............................................... 8, 49, 57 Bluetoothオーディオ .................................... 55 I IAC (インテリジェント・アコースティッ ク・コントロール) ......................................... 46 M MIDI [IN]/[OUT]端子 ...................................... 60 MIDI送信チャンネル ..................................... 48 MIDIソング ...
保証とアフターサービス 本製品の保証期間は、保証書に記入されたお買い上げの日付から1ヵ年です(現金、ローン、月賦などによる区別はござ いません)。また保証は、日本国内にてのみ有効といたします。 保証書 保証期間中のサービス 保証書をお受け取りのときは、お客様のご住所、お名前、 保証期間中に万一故障が発生した場合、お買い上げ店に お買い上げの年月日、販売店名などを必ずご確認くださ ご連絡いただきますと、技術者が修理・調整いたします。 い。無記名の場合は無効となりますので、くれぐれもご この際、必ず保証書をご提示ください。保証書なき場合 注意ください。 には、サービス料金をいただく場合もあります。また、 お買い上げ店より遠方に移転される場合は、事前にお買 保証書は大切に保管しましょう 保証書は弊社が、本製品をご購入いただいたお客様に、 保証規定に則り、お買い上げの日から向こう1ヵ年の無 償サービスをお約束申し上げるものですが、万一紛失な さいますと保証期間中であっても実費を頂戴させていた だくことになります。いつでもご提示いただけますよう に、十分ご配慮のうえで保管してください。また、後々
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