ティンパニ TIMPANI TP1300 series TP1323 / TP1326 / TP1329 取扱説明書 Owner’s Manual
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「 安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、 お客様やほかの方々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について ■「 警告」と「 注意」について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、下表 のような意味があります。 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される 内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するた めに、「 警告」と「 注意」に区分して掲載しています。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 ~しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 警告 この表示の欄は、「 死亡する可能性または 重傷を負う可能性が想定される」内容です。 注意 この表示の欄は、「 傷害を負う可能性また は物的損害が発
PRECAUTIONS PLEASE READ CAREFULLY BEFORE PROCEEDING Please keep this manual in a safe and handy place for future reference. WARNING CAUTION Always follow the basic precautions listed below to avoid the possibility of serious injury or even death from damages or other hazards. These precautions include, but are not limited to, the following: Always follow the basic precautions listed below to avoid the possibility of physical injury to you or others, or damage to the instrument or other property.
各部の名称 / Nomenclature ヘッドプロテクター Head Protector ヘッド Head ケトルのふち(エッジ) Kettle Edge フープ(カウンターフープ) Hoop (Counter Hoop) チューニングボルト Tuning Bolt ラグ Lug 脚締付ボルト Leg Lock Bolt その他付属品 スライド脚 Sliding Leg Supplied Accessories ティンパニの設置 / 4 ケトル Kettle ・ マレット..................................... 1 組 • Mallets......................................
チューニングの方法 ヘッドは工場出荷時にある程度にチューニング(ある 音程を出すように張ること)されていますが、ご使用 の際には以下に示す方法でご希望の音程にチューニン グしてください。 1 ヘッドをたたいて音程を確認してください。下図 はティンパニの打点(たたく位置)の標準例です。 打点 ● ヤマハティンパニの適正な音域 29" (74cm) 3 ケトルのふち(エッジ)から ヘッドの中心までの距離(A) の 1/3 から 1/4 の場所(B)が 標準的な打点です。 → 次の手順 2 に進んでください。 ● 設定したい音程より高い場合 → チューニングボルトを下図の順番に同じ量 ずつゆるめます。まず、ゆるめたい量の倍 ゆるめてから、半分戻す(締める)ように します。設定したい音程よりも半音程度低 くなるまでゆるめたら、次の手順 2 に進み ます。 この一番高い音に合わせるように、他のボルト を少しずつ(1/8 回転から 1/16 回転)締めて いきます。ただし、ボルトをひとつ締めると、そ の隣や向かいのボルト付近の音程も上がりますの で、一番音の低い場所のボルトを少し締めたら、 各ボルト付
Adjusting the Pitch Lunable Ranges for Yamaha Timpani The head was partially tuned before leaving the factory (tuned to a certain pitch) however, the procedure described below should be used to tune the timpani to the pitch you want to play. 1 Strike the head and check the sound. The standard striking point is shown below.
ヘッドの交換 1 チューニングボルトを交互にゆるめた後、フープ とヘッドを一緒に取り外します。この時、チュー ニングボルトの紛失やゴミの付着にご注意くださ い。また、チューニングボルトのネジ部にはあら かじめグリスが塗られていますので、手を触れな いようにしてください。 * ケトルのエッジに貼られているエッジテープに傷を 付けないようにしてください。テープをはがしてし まったり、テープの傷みが激しい場合は、別売のティ ンパニ用エッジテープに貼り換えてください。 2 3 新しいヘッドとフープをケトルに乗せます。 ヘッドが軽く張るまでチューニングボルトを交互 に締めます。この際、ヘッドとフープがケトルの 中心に位置するように注意をしてください。 5 ページの『チューニングの方法』の手順に従っ てチューニングを行ないます。 ヘッドに熱、水、油、ホコリは禁物です。常に これらを避けるようにし、ヘッドに付いた汚れ は柔らかい布できれいに拭き取り、ヘッドプロ テクターで覆ってください。 ヘッド交換のめやす ヘッドの寿命は、使用状態にもよりますが、1 〜 2 年です。音色がそこなわれないうちに、早めに 取り換え
ZP41480 1410 R0 Printed in Japan