CONTROL SURFACE CS-R10 CS-R10-S シ ス テムセ ットアップ ガ イド JA
ATTENTION RISQUE DE CHOC ELECTRIQUE-NE PAS OUVRIR CAUTION: TO REDUCE THE RISK OF ELECTRIC SHOCK, DO NOT REMOVE COVER (OR BACK). NO USER-SERVICEABLE PARTS INSIDE. REFER SERVICING TO QUALIFIED SERVICE PERSONNEL. The above warning is located on the rear of the unit. ATTENTION : POUR RÉDUIRE LES RISQUES D'ÉLECTROCUTION, NE PAS RETIRER LE CAPOT (OU LE DOS). NE CONTIENT PAS DE PIÈCES NÉCESSITANT L'INTERVENTION DE L'UTILISATEUR. POUR TOUTE INTERVENTION, FAIRE APPEL À DES PROFESSIONNELS QUALIFIÉS.
PA-4 1/3 安全上のご注意 警告 ご使用の前に、必ずよくお読みください。 必ずお守りください 電源 / 電源コード 電源コードが破損するようなことをしない。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使 • ストーブなどの熱器具に近づけない 用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産へ の損害を未然に防止するためのものです。必ずお守 禁止 りください。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見ら れる所に必ず保管してください。 警告 注意 「死亡する可能性または重傷を 負う可能性が想定される」内容 です。 「傷害を負う可能性または物的 損害が発生する可能性が想定さ れる」内容です。 • 傷つけない • 電源コードに重いものをのせない 感電や火災の原因になります。 電源は本製品に表示している電源電圧で使 用する。 「警告」と「注意」について 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容 を、危害や損害の大きさと切迫の程度を区分して掲載 しています。 • 無理に曲げない 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 電源コードは、必ず付属の
PA-4 2/3 分解禁止 異常に気づいたら 本製品の内部を開けたり、内部の部品を分 解したり改造したりしない。 下記のような異常が発生した場合、すぐに 電源を切り、電源プラグをコンセントから 抜く。 感電や火災、けが、または 禁止 故障の原因になります。異 必ず実行 常を感じた場合など、点検 • 電源コード/プラグがいたんだ場合 • 製品から異常なにおいや煙が出た場合 や修理は、必ずお買い上げ • 製品の内部に異物が入った場合 の販売店または巻末のヤマ • 使用中に音が出なくなった場合 ハ修理ご相談センターにご • 製品に亀裂、破損がある場合 依頼ください。 そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障 のおそれがあります。至急、お買い上げの販売店ま 水に注意 たは巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検をご依 頼ください。 • 本製品の上に花瓶や薬品など液体の入っ たものを置かない。 禁止 • 浴室や雨天時の屋外など湿気の多いとこ ろで使用しない。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または を切り、電源プラグをコンセントから抜いた上で、 センターに点検をご依
PA-4 3/3 注意 電源 / 電源コード 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ 必ず実行 手入れ 本製品の手入れをするときは、必ずコンセ ントから電源プラグを抜く。 感電の原因になることがあります。 必ず実行 取り扱い とがあります。 設置 本製品の通風孔のすき間に手や指を入れな い。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 不安定な場所に置かない。 本製品の通風孔/パネルのすき間から金属や 紙片などの異物を入れない。 本製品が転倒して故障したり、お客様やほかの方々 がけがをしたりする原因になります。 禁止 感電、ショート、火災や故障の原因になることがあ 禁止 本製品の通風孔(放熱用スリット)をふさが ない。 ラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの販 売店または巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検 内部の温度上昇を防ぐため、本製品の前面下/背面に 禁止 ります。入った場合は、すぐに電源を切り、電源プ をご依頼ください。 は通風孔があります。機器内部に熱がこもり、故障 や火災の
注記(ご使用上の注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、 以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱い/お手入れに関する注意 • テレビやラジオ、AV機器、携帯電話など他の電気製品の 近くで使用しないでください。本製品またはテレビやラジ オなどに雑音が生じる原因になります。 ■ コネクターに関する注意 • XLRタイプコネクターのピン配列は、以下のとおりです (IEC60268規格に基づいています)。 1: グラウンド(GND)、2: ホット(+)、3: コールド(−) • やむをえず本機のバランス(平衡)出力をアンバランス(不 平衡)機器に接続する場合はグランド電位の違いにより機 器の故障の原因となる可能性がありますので、各機器間の グランド電位を合わせて使用してください。 アンバランス(不平衡)機器接続ケーブルの配線は 3pin COLDと1pin GNDを接続してお使いください。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低い ところ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないで ください。本製品のパネルが変形
目次 安全上のご注意 ..........................................3 注記(ご使用上の注意) ...............................6 はじめに......................................................8 特長 .................................................................... 8 取扱説明書について ......................................... 8 ユーティリティーソフトウェアについて ...... 9 ファームウェアのアップデート...................... 9 表記について..................................................... 9 付属品(CS-R10、CS-R10-S)...................... 9 タッチスクリーン ...................................
はじめに このたびはヤマハデジタルミキシングシステムRIVAGE PM10をお買い上げいただきまして、まことにありがと うございます。本製品は、大規模なホールやイベントで 使用するデジタルミキシングシステムです。この取扱説 明書では、音響設備施工会社の担当者にはシステムのプ ランニングやセットアップのときに必要な情報や手順を、 取扱説明書について • RIVAGE PM10システムセットアップガイド(本書) RIVAGE PM10システムの概要、各機器を接続して 音が出るまでのセットアップ方法を説明しています。 また、CS-R10やCS-R10-Sの取扱説明書として、 パネル上の各部の名称と機能について説明していま す。 • 各機器の取扱説明書 ミキシングエンジニアには機能を説明しています。本製 各機器の各部の名称と機能を中心に説明しています。 品の優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご 各機器の取扱説明書は、それぞれの製品に同梱されて 愛用いただくために、この説明書をご使用の前に必ずお います。 読みください。また、お読みいただいたあとも、保証書 とともに保管してください。 • R
ユーティリティーソフトウェアについて 表記について RIVAGE PM10システムには、各種ユーティリティーソ 本書では、パネル上にあるスイッチ類を「キー」と呼び フトウェアが用意されています。 ます。また、パネル上のコントロールノブは、すべて • RIVAGE PM Editor コントロールサーフェスと同等の操作ができるアプリ ケーションソフトウェアです。コンピューター上で RIVAGE PM10システムの設定をあらかじめ準備し たり(オフラインエディット)、RIVAGE PM10シス テムの設定を監視/操作(オンラインモニタリング/ オ ペレーション)できます。 • RIVAGE PM StageMix RIVAGE PMシリーズのシステムをワイヤレスコント 「ノブ」と呼んでいます。ノブには、最小値から最大値ま で回転するものと、エンドレスで回転するものとがあり ます。 ディスプレイ上に表示される仮想のボタンは「ボタン」、 ノブ類は「ノブ」と呼んでいます。 パネル上の操作子は、画面内に表示される仮想のボタン やノブ類と区別するために、名称を[ ]でくくって表記し ます(例:[CUE]キ
システムの概要 各機器の紹介 RIVAGE PM10システムに含まれるコンポーネントには、次の種類があります。 コントロールサーフェス DSPエンジン I/Oラック CS-R10 DSP-R10 RPio622 CS-R10-S RPio222 RIVAGE PM10システムの操作全般を行なう。 10 RIVAGE PM10システムセットアップガイド オーディオ信号のミックス、プラグインな ど、RIVAGE PM10システムのすべての オーディオ処理を行なう。 DSPエンジンとの間で、アナログお よびデジタルオーディオ信号の入出 力を行なう。
RYカード HYカード RY16-ML-SILK HY256-TL 16チャンネルのマイク/ライン入力カード。 Rupert Neve Designs社とヤマハが共同開発したSilkデジタルプロセッシン グを搭載。 HY256-TL-SMF RY16-DA 16チャンネルのアナログ出力カード。 RY16-AE ヤマハ独自のオーディオ伝送ネットワークプロトコル TWINLANeに対応した256チャンネルのHYカードスロッ ト用デジタル入出力カード。 HY256-TLはマルチモード光ファイバーケーブル、 HY256-TL-SMFはシングルモード光ファイバーケーブルを 使用。 HY144-D AES/EBUフォーマットに対応した16チャンネルのデジタル入出力カード。 入出力ともに、サンプリングレートコンバーターを内蔵。 デジタルオーディオネットワークDanteに対応した144 チャンネルのHYカードスロット用デジタル入出力カード。 NOTE • I/Oカードの取り付けについては、装着する機器の取扱説明書をご参照ください。 • I/Oカードの設定については、I/Oカードの取扱説明書をご参照くだ
Console NetworkとI/O Networkについて TWINLANeネットワーク TWINLANeは、400チャンネルのデジタルオーディオ I/O Rack I/O Rack 信号とコントロール信号を1本のケーブルで同時に伝送す る、ヤマハが独自に開発したオーディオ伝送ネットワー クプロトコルです。 機器どうしを接続するには、それぞれの機器のHYカード スロットにTWINLANeネットワークカードを装着し、光 ファイバーケーブルを使ってTWINLANeネットワーク カード間をリング接続します。 I/O Network (TWINLANe) 伝送データ オーディオ400チャンネル、コントロール信号 サンプリング 周波数 44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz ネットワーク レイテンシー * 11 11 12 12 ビット長 32ビット トポロジー リング DSP Engine Console Network sample@Fs= 44.1 kHz (0.25 msec) sample@Fs= 48 kHz (0.
リング接続 ネットワークカードについて 機器 機器 機器 TWINLANe ネットワーク カード TWINLANe ネットワーク カード TWINLANe ネットワーク カード .....
Danteについて 接続方法について DanteはAudinate社が開発したネットワークオーディオ このモデルのDanteネットワークでの接続には、2つの プロトコルです。ギガビットイーサネット対応のネット 方法があります。また、Dante機器の接続における詳し ワーク環境で、サンプリング周波数/ビットレートが違う い設定や手順については、オペレーションマニュアルな 複数のオーディオ信号や、機器のコントロール信号を同 どをご参照ください。 時に扱える特長を持っています。 NOTE Danteの詳細については、Audinate社のウェブサイトを デイジーチェーン接続は、接続機器が少数台の簡単なシステムのと きに使用します。 ご参照ください。 複数台接続する場合は、スター接続をおすすめします。 http://www.audinate.com/ また、ヤマハプロオーディオのウェブサイトにも、 デイジーチェーン接続 Danteに関するさまざまな情報を掲載しています。 デイジーチェーンとは、機器を数珠つなぎにする接続方 https://www.yamaha.
スター接続 接続する方法です。ギガビットイーサネットに対応した な大規模ネットワークにも対応します。ネットワークス イッチには、ネットワークを制御/監視するための様々な 機能(任意のデータ回線のクロック同期や音声の伝送を優 先させるQoSなど)が盛り込まれているものをおすすめし ます。 このとき、万が一のネットワーク障害が起きても、音声 に影響させずに通信ができる環境を構築するためにリタ DSP-R10 ネットワークスイッチ A ネットワークスイッチを使うことで、幅広い帯域が必要 SECONDARY ンダンシーネットワークを構築するのが一般的です。 ネットワークスイッチ B スター接続とは、ネットワークスイッチを中心に機器を HY144-D PRIMARY CS-R10 Rio3224-D2 (UNIT ID: Y001) リダンダンシーネットワークについて リダンダンシーネットワークとは、主回線(プライマリー ) PRIMARY SECONDARY と副回線(セカンダリー )の2回線で構成されたネットワー クです。通常はプライマリー回線で通信していますが、プ ライマリー回線に断線
各部の名称と機能 トップパネル CS-R10 A C D E B F A B C D CS-R10-S E B F A タッチスクリーンセクション → 24ページ B チャンネルストリップセクション → 25ページ C Selected Channelセクション → 17ページ D UTILITYセクション → 21ページ E SCENE MEMORYセクション → 22ページ F USER DEFINED KEYS/KNOBSセクション → 23ページ 16 RIVAGE PM10システムセットアップガイド B
Selected Channelセクション 現在選ばれているチャンネルのパラメーターを操作するセクションです。 1 2 1 [ISOLATE]キー ISOLATEのオン/オフを切り替えます。チャンネル 3 をシーンやライブラリーのリコール操作から保護で きる機能です。また、DCAやミュートグループなど の制御対象から除外されます。 4 7 2 [RCL SAFE]キー RECALL SAFEのオン/オフを切り替えます。 チャンネルをシーンリコールから保護する機能です。 8 3 [MUTE SAFE]キー 5 9 MUTE SAFEのオン/オフを切り替えます。 チャンネルをミュートから保護する機能です。 4 TO ST [A]/[B]キー 6 ) インプットチャンネルからSTEREOバスAまたは STEREOバスBに送られる信号のオン/オフを切り ! @ 替えます。 5 メーター LED # $ % チャンネルの信号レベルを表示します。 6 [CUE]キー チャンネルのCUE送りのオン/オフを切り替えます。 RIVAGE PM10システムセットアップガイド 17
7 [PAN/BAL]ノブ ! [COPY]キー STEREOバスに送られる信号のパン/バランスを設 定します。 チャンネルのパラメーターをコピーします。 @ [PASTE]キー チャンネルのパラメーターをペーストします。 8 [Fn](ファンクション)キー あらかじめ割り当てられた機能を実行するための キーです。 # チャンネルネームディスプレイ チャンネル番号、チャンネルネーム、フェーダーレ ベルを表示します。 9 [ON]キー チャンネルのオン/オフを切り替えます。 $ チャンネルカラーインジケーター チャンネルカラーを表示します。 ) [FADER]ノブ チャンネルのフェーダーレベルを調節します。 % [INC]/[DEC]キー パラメーターを操作するチャンネルを切り替えます。 INPUT/A.GAIN/SILK/D.
EQUALIZER 2 EQUALIZER [ON]キー EQUALIZERのオン/オフを切り替えます。 2 1 3 EQUALIZER [SHELF]キー ピーキングフィルターをシェルビングフィルターに 3 4 切り替えます。 4 EQUALIZERディスプレイ 5 7 各バンドのパラメーターを表示します。 5 EQUALIZER [Q]ノブ Qを設定します。 6 6 EQUALIZER [FREQUENCY]ノブ 1 EQUALIZER [1-4]/[(5-8)]キー EQUALIZER設定するバンドを切り替えます。 [1-4]/[(5-8)]の2つのキーを同時に押すことで、す べてのバンドのゲインを0(FLAT)にできます。 周波数を設定します。 7 EQUALIZER [GAIN]ノブ ゲインを設定します。 LPF/HPF 1 LPF/HPF [FREQUENCY]ノブ LPFまたはHPFのカットオフ周波数を設定します。 1 3 2 2 LPF/HPFディスプレイ LPFとHPFの設定を表示します。 3 LPF/HPF [ON]キー 4 LPFまたはH
DYNAMICS 5 6 1 DYNAMICS 1/2 IN LED DYNAMICSの入力レベルを表示します。 2 DYNAMICS 1/2 GR LED DYNAMICSのゲインリダクションを表示します。 3 DYNAMICS 1/2 [<]/[>]キー DYNAMICSディスプレイに表示されるパラメー ターを切り替えます。 4 DYNAMICS 1/2設定ノブ 1 2 4 DYNAMICSディスプレイに表示されるパラメー ターを操作します。 3 5 DYNAMICS 1/2ディスプレイ DYNAMICSのパラメーターを表示します。 6 DYNAMICS 1/2 [ON]キー DYNAMICSのオン/オフを切り替えます。 MIX/MATRIX SENDS 2 4 1 MIX/MATRIX SENDSノブ 対応するバスへのセンドレベルを調節します。 2 MIX/MATRIX SENDS [PRE]キー センドポイントをPREまたはPOSTに切り替えま す。ボタンが点灯している場合は、PREになりま す。 3 MIX/MATRIX SENDS [ON]キー 対応するバスへのセン
UTILITYセクション ■ USBメモリーのフォーマット サポートしているフォーマット形式は、FAT16/ FAT32です。 ■ 誤消去防止 USBメモリーには、誤ってデータを消してしまわな いようにするため、ライトプロテクトできるものが あります。 大切なデータが入っている場合は、ライトプロテク トで書き込みができないようにしてください。 逆にセーブする場合などは、お使いの前にUSBメモ リーのライトプロテクトが解除されていることをご 確認ください。 1 使用可能なUSBメモリーの情報は、ヤマハプロオー ディオのウェブサイトをご参照ください。 2 https://www.yamaha.
SCENE MEMORYセクション 1 [OVERLAY]キー 押すと、OVERLAY SETTING画面を表示します。 [SHIFT]キー +[OVERLAY]キーを押すと、オー バーレイのオン/オフを切り替えます。 オーバーレイがオンのとき長押しすると、オーバー レイ編集モードに切り替わります。 2 [UNDO]キー ストア/リコール/アップデートの3つの内、最後に 行った操作を取り消します。 [UNDO]キーを押して操作を取り消したあと、再び [UNDO]キーを押すと、取り消した操作が復活します。 1 4 2 NOTE 新規ストアのUNDOはできません。 3 [UPDATE]キー 3 5 カレントシーン(最後にリコールされたシーン)に対 し、現在のカレントミックスデータを上書きして更 新します。 8 6 4 シーンメモリーディスプレイ 選択されているシーンメモリーを表示します。 5 [PREVIEW]キー 7 PREVIEWモードのオン/オフを切り替えます。 6 [STORE]キー 現在の設定をシーンメモリーにストアします。既存 のシーンを選んだ場合は、上書きします。
USER DEFINED KEYS/KNOBSセクション 1 USER DEFINED [A]/[B]/[C]/[D] BANK キー USER DEFINEDノブやUSER DEFINEDキーのバ ンク([A]/[B]/[C]/[D])を切り替えます。 2 USER DEFINED KNOBSディスプレイ USER DEFINEDノブに割り当てた機能を表示しま す。 3 USER DEFINED KNOBS [1]/[2]/[3]/[4] あらかじめ機能を割り当てて操作をするノブです。 4 USER DEFINED KEYSディスプレイ USER DEFINEDキーに割り当てた機能を表示しま す。 1 5 USER DEFINED KEYS [1]〜[12] あらかじめ機能を割り当てて操作するキーです。 2 3 4 5 RIVAGE PM10システムセットアップガイド 23
タッチスクリーンセクション(Bay L、Bay C) Bay L Bay C Bay タッチスクリーンセクションとチャンネルストリップセ クションを合わせた12フェーダー単位を1つの"Bay"と 呼びます。 CS-R10には3つのBayが、CS-R10-Sには2つのBayが あり、それぞれ独立して操作できます。 Bay R 1 2 3 4 1 タッチスクリーン OVERVIEW画面とSELECTED CHANNEL VIEW メニューやパラメーターの設定を指で押して行ない 画面を呼び出し、交互に切り替えます。 ます。ただし、2箇所以上を同時に押して操作する ことはできません。 NOTE • タッチスクリーンが汚れたら、柔らかい布で乾拭きしてく ださい。 • タッチスクリーンには、工場出荷時に透明の保護フィルム が貼られていますので、はがしてからご使用ください。 注記 先のとがったものや、爪などの硬いもので、画面を操作しな いでください。画面を傷つけたり、タッチスクリーンでの操 作ができなくなるおそれがあります。 24 2 [VIEW]キー 画面上を指で押して操作するタッチスクリ
チャンネルストリップセクション(Bay L、Bay R、Bay C) 1 スクリーンエンコーダー (Bay L、Bay Cのみ) 現在選ばれている画面の種類に応じて、タッチスク リーン上で選択されているノブを操作します。 2 チャンネルストリップエンコーダー チャンネルのゲインやパンなどを操作します。下記 のパラメーターから5種類をあらかじめ割り当てて、 [UP]/[DOWN]キーで切り替えます。 • PAN/BALANCE • ANALOG GAIN • DIGITAL GAIN • SELECTED SEND 1 • MIX1 SEND - MIX72 SEND • MATRIX1 SEND - MATRIX36 SEND • HPF FREQUENCY 2 • LPF FREQUENCY • DYNAMICS1 THRESHOLD 3 • DYNAMICS2 THRESHOLD • DELAY 4 • SILK TEXTURE • SURROUND L-R PAN • SURROUND F-R PAN 5 6 • SURROUND DIV • SURROUND LFE 3 [F
7 [ON]キー チャンネルのオン/オフを切り替えます。オンのチャ ンネルは、キーのLEDが点灯します。SENDS ON FADERモードでは、各チャンネルから現在選ばれ ているMIX/MATRIXバスに送られる信号のオン/オ フを切り替えます。 8 チャンネルネームディスプレイ チャンネルネームやフェーダー値を表示します。 9 チャンネルカラーインジケーター チャンネルカラーを表示します。チャンネルカラー はOFFを含め11種類から選べます。 ) フェーダー タッチセンス付きの100mmモーターフェーダーで す。SENDS ON FADERモードでは、各チャンネ ルから現在選ばれているMIX/MATRIXバスへのセン ドレベルを調節します。 ! SAFE Rインジケーター チャンネルがRECALL SAFEに設定されているとき に点灯します。 @ SAFE Mインジケーター チャンネルがMUTE SAFEに設定されているときに 点灯します。 # ISOLATEインジケーター チャンネルがISOLATEされているときに点灯します。 $ [CUE]キー キューするチャンネルを選択します。 26
1 PINインジケーター [TOUCH AND TURN]ノブのPINNING機能がオン 1 2 のときに点灯します。 (将来のアップデートで対応予定) 3 4 2 [TOUCH AND TURN]ノブ タッチスクリーン内で操作したいノブを押して、こ のノブで操作できます。 3 チャンネルストリップエンコーダーディスプレイ チャンネルストリップエンコーダーに割り当てた機 5 能を表示します。 4 UP [▲]/DOWN [▼]キー 6 チャンネルストリップエンコーダーの機能を選択し ます。 7 5 [SHIFT]キー 他のキーと組み合わせて、各種機能を設定します。 組み合わせ例を下表に示します。詳細はオペレー 8 ションマニュアルをご参照ください。 9 ) 操作 機能 [SHIFT]キーを押しながら [CUE]キーを押した後に、 [SHIFT]キーを離す チャンネルの送り先となる CUEを切り替える (A → B → A&B → A) 6 [SENDS ON FADER]キー SENDS ON FADERモードのオン/オフを切り替え ます。 7 INPUT [1
@ レイヤーセレクト[A]/[B]/[C]/[D]/[E]/[F]キー レイヤーを選択します。下表のキーの組み合わせで、レイヤーがフェーダーに展開されます。 キー [INPUT 1-72] [INPUT 73-144] [OUTPUT MIX] [OUTPUT MATRIX] [DCA] [A] インプット1-12 インプット73-84 MIX 1-12 MATRIX 1-12 DCA 1-12 [B] インプット13-24 インプット85-96 MIX 13-24 MATRIX 13-24 DCA 13-24 [C] インプット25-36 インプット97-108 MIX 25-36 MATRIX 25-36 − [D] インプット37-48 インプット109-120 MIX 37-48 STEREO − [E] インプット49-60 インプット121-132 MIX 49-60 CUE/MONITOR − [F] インプット61-72 インプット133-144 MIX 61-72 − − # [HOME]キー 設定をまとめて呼
リアパネル CS-R10 1 7 8 9 2 1 3 ( @ 4 5 ( 6 1 1 ( ) B ! # A % $ ^ &* CS-R10-S 1 7 8 9 2 @ 1 3 ( 4 ( 5 6 1 ( ) B ! # A % $ ^ &* 1 LAMP端子 付属のヤマハLA1L (グースネック式のランプ)に電 源を供給する、4ピンメスのXLR出力端子です (CS-R10: 4箇所、CS-R10-S: 3箇所)。 2 MIDI OUT/IN端子 外部MIDI機器との間でMIDIメッセージを送受信する 端子です。 3 GPI端子 GPIに対応した外部機器との間で信号の送受信(8イ ン/8アウト)を行なうためのD-SUB 25ピンメス端 子です。 4 [FAN]スイッチ NOTE 工場出荷時はLOWに設定されていますが、LOWでもHIGHで も動作保証温度の範囲内で問題なくご使用いただけます。周 囲の温度が高い場合、周囲の温度は動作保証範囲内でも直射 日光があたるような場合、ファンによる騒音が問題にならな い場合には、HIGHに切り替えて
7 OMNI IN端子 # TO ENGINE OUT/IN端子 ラインレベル機器やマイクのアナログオーディオ信 イーサネットケーブル(CAT5e以上を推奨)を使用し 号を入力するバランスXLR-3-31メスタイプの入力 て、Console Networkにリング接続するための 端子です。Silkデジタルプロセッシングを搭載して RJ-45端子です。 います。 NOTE オスXLRプラグ 1 (グラウンド) 3 (コールド) 2 (ホット) 8 OMNI OUT端子 アナログオーディオ信号を出力するバランスXLR-332オスタイプの出力端子です。 メスXLRプラグ • 電磁干渉防止のためには、STP (Shielded Twisted Pair) ケーブル(シールド付きツイストペアケーブル)をお使いく ださい。STPケーブルは、コネクターの金属部分とケーブ ルのシールド部分を導電テープなどで確実に接触させてく ださい。 • Neutrik社製etherCON CAT5と互換性のあるRJ-45プラ グのケーブルをおすすめします。通常のRJ-45プラグも使 用できます。 • ケーブル長
● SHUTDOWN (電源のオフ手順) ( 排気口 コントロールサーフェスには冷却用ファンが装備さ コントロールサーフェスの電源をオフする前に、現在の れています。ここから排気が行なわれますので、障 状態をシーンメモリーにストアしておくことをおすすめ 害物などで排気口をふさぐことのないようにご注意 します。 ください。 現在のコンポーネントの接続状態と、再び電源をオンし A AC IN (電源入力)端子 付属の電源コードを接続します。まずこの機器と電 源コードを接続し、次に電源プラグをコンセントに 差し込みます。 電源コードを接続するときは、ロックされるまで しっかり奥に差し込んでください。付属の電源コー ドはラッチによるロック機構(Vロック)を備えてお り、電源コードが意図せず外れてしまうのを防ぎま たときのコンポーネントの接続状態が異なる場合、パッ チなどの設定が変更されることがあります。シーンをス トアする手順は、オペレーションマニュアルをご参照く ださい。 注記 シャットダウンを行なわずにコントロールサーフェスの電源を切る と、内蔵ストレージのデータなどが破損するおそれがありま
電源の準備 電源の接続 1. 本体の電源スイッチ A/B を両方ともオフにします。 2. 付属の電源コードの 1 本を本体リアパネルの AC IN 端子 (A) に、 もう 1 本を本体リアパネルの AC IN 端 子 (B) に接続します。 3. 電源コードのもう一端のプラグを 2 本とも電源コン セントに接続します。 オプションカードの取り付け /取り外し Mini-YGDAIカードの取り付け カードを取り付ける前に、CS-R10やCS-R10-S対応の カードか、他のヤマハまたはサードパーティー製のカー ドと組み合わせて何枚まで挿入可能かを、ヤマハプロ オーディオサイトで必ずご確認ください。 https://www.yamaha.com/proaudio/ 1.
3. スロット内のガイドレールにカードの両端を合わせ、 カードをスロットに挿入します。 このとき、カードの端子部分がスロット内部の端子 タッチスクリーン に正しく挿さるようカードをいっぱいまで押し込ん タッチスクリーンの基本操作 でください。 ここでは、本体のタッチスクリーン上で行なう基本操作 について説明します。 タッチスクリーンを押す 主に表示する画面/ページの切り替え、操作するパラメー ターの選択、ボタンのオン/オフ切り替えなどに使用しま す。なお、ボタンの種類によっては、押す位置に応じて 値が変更できるものもあります。 画面内のユーザーインターフェース ここでは、タッチスクリーン上のユーザーインター フェースの種類と操作方法を説明します。 タブ 複数のページを切り替えるときに使用します。タブには ページ名が表示されます。 カード ボタン 特定の機能を実行したり、パラメーターのオン/オフを切 り替えたり、複数の選択肢の中から1つを選択したりする ときに使用します。オン/オフを切り替えるボタンは、オ 4.
リスト画面 ポップアップ画面 [USER DEFINED]キーなど、リストの中から項目を選ぶ 画面内で特定のパラメーターに対応するボタンやフィー 場合は、次のような画面が表示されます。 ルドを押すことで、そのパラメーターの詳細や一覧を表 示する画面が表示されます。この画面を 画面 ポップアップ と呼びます。 リスト内部では、常に反転表示された中央の項目が操作 対象として選択されます。リストの下にあるスクリーン エンコーダーで、リストを上下にスクロールさせます。 キーボード画面 シーンやライブラリーに名前やコメント、またチャンネ ルネームを付けるときには、次のキーボード画面が表示 されます。画面内の文字を押して文字を入力します。 用途に応じてタブで切り替えができたり、上部にツール ボタンがいくつか表示されたりするポップアップ画面が あります。ツールボタンを使って、ライブラリーの呼び 出しや、コピー /ペーストなどができます。 ポップアップ画面を閉じて直前の画面に戻るには、右上 の×マークを押します。 ダイアログ 直前に行なった操作に対して、何か確認が必要なときは、 次のようなダイアログが表
タッチスクリーンの見方 タッチスクリーンに表示される代表的な画面は、次の2種 類があります。 ■ OVERVIEW画面 クイックガイド ここでは、RIVAGE PM10システムの基本的な設定手順 を説明します。 レイヤー選択された12チャンネル分の主要パラメーター を同時に表示する画面です。 基本システム I/O Network ■ SELECTED CHANNEL VIEW画面 現在選ばれているチャンネルのミックスパラメーターを Console Network 一括表示する画面です。 以下の機器から構成されているシステムを例に説明しま す。 • コントロールサーフェス(CS-R10) • DSPエンジン(DSP-R10) • I/O ラック(RPio622) 1台 • HYカード(HY256-TL) 2枚 • RYカード(RY16-ML-SILK) • RYカード(RY16-DA) 1台 1台 1枚 1枚 設定手順 オプションカードを取り付ける。 Unit IDを設定する。 機器を接続する。 システムの電源を入れる。 ワードクロックを設定する。 チャンネルをTWINLANe
オプションカードを取り付ける このとき、カードの端子部分がスロット内部の端子 HYカードの装着 でください。 に正しく挿さるようカードをいっぱいまで押し込ん DSPエンジンとI/OラックのHYカードスロット1に、 TWINLANeネットワークカードを装着します。HYカー ドスロット1はTWINLANeネットワークカード専用です。 HYカードの取り付け 1. 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になりま す。 2. スロットの固定ネジを外し、スロットカバーを取り外 します。 取り外したスロットカバーやネジは、安全な場所に 4. 保管してください。 カード脱着用レバーを上に持ち上げて、カードをロッ クします。 レバーのツメがスロットの下端にしっかりはまって いることを確認してください。 NOTE ツメがはまらないときは、ロック直前でカードを少し持ち上 げてください。 スロットカバー 3.
3. RYカードの装着 I/OラックのRYカードスロット1に、マイク/ライン入力 スロット内のガイドレールにカードの両端を合わせ、 カードをスロットに挿入します。 このとき、カードの端子部分がスロット内部の端子 カード(RY16-ML-SILK)を装着します。 に正しく挿さるようカードをいっぱいまで押し込ん I/OラックのRYカードスロット2に、アナログ出力カー でください。 ド(RY16-DA)を装着します。 RYカードの取り付け 1. 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になりま す。 2. スロットの固定ネジを外し、スロットカバーを取り外 します。 取り外したスロットカバーやネジは、安全な場所に 保管してください。 カード 4.
Unit IDを設定する 7. 完了画面が表示され、自動的に再起動します。 8. 他の機器も同様に設定します。 システムが接続機器を識別するために、各機器に異なる Unit IDを設定する必要があります。Unit IDは各機器の 液晶画面などで確認できます。 DSPエンジンやI/OラックのUnit ID設定 1. Unit IDを設定するI/OラックやDSPエンジンの電源 A/B を両方とも入れます。 Unit IDが重複しないようにしてください。 Unit IDが表示されます。 I/Oラックの場合:M1〜8、S1〜8 9. 設定が終了したら、電源を切ります。 機器を接続する POWERインジケーターが消えていることを確認してく ださい。 DSPエンジンの場合:1〜4(1A/1B〜4A/4B) コントロールサーフェスとDSPエンジンの接続 コントロールサーフェス CS-R10 TO ENGINE OUT IN のTO ENGINE OUT/IN 端子とDSPエンジンのTO CONSOLE OUT/IN端子 をイーサネットケーブル で接続します。 2.
オーディオ入出力の接続 1 アナログ入力の接続 RPio622 RYカード(RY16-ML-SILK) の入力端子には、主にマイ RY16-DA RY16-ML-SILK クロホンやラインレベル機 ワードクロックを設定する システム全体のワードクロックを同期させる必要があり ます。 1. SETUP 画面の WORD CLOCK ボタンを押します。 2.
チャンネルをTWINLANeネット ワークに割り当てる 4. チャンネル選択ボタンをオンにします。 ここでは、STA LとSTA Rを選択します。 DSPエンジンとI/OラックでTWINLANeネットワークに 出力するチャンネルを選択して、ネットワークの帯域を 確保するための設定を行ないます。 1. SETUP 画面の SYSTEM CONFIG ボタンを押しま す。 チャンネル選択ボタン 未選択 5. 2. DSP ボタンを押します。 選択中 選択済 TWINLANe CONFIGURATION ポップアップ画面 を閉じるには、CLOSE ボタンを押します。 SYSTEM CONFIG [DSP]ポップアップ画面に戻り ます。 6. チャンネル選択ボタンを変更した場合は、APPLY ボ タンを押します。 DSPエンジンからTWINLANeネットワークへの出 力設定が適用されます。 7. 確認の画面が出たら OK ボタンを押します。 8.
10. チャンネルアサインポップアップボタンを押して、 TWINLANe ネットワークへチャンネルを割り当て ます。 インプットポートをパッチする ここでは、RYカードスロット1を設定します。 子とインプットチャンネルをパッチします。 ここでは、 機器を接続する でマイクを接続した入力端 NOTE PATCH画面では、TWINLANeネットワークにアサインした入力 端子/出力端子が表示されます。 1. タッチスクリーンにあるメニューバーの PATCH ボ タンを押します。 PATCH画面が表示されます。 11. 2. INPUT タブを押します。 3. 右上のノブを使って、入力端子を表示します。 APPLY ボタンを押します。 I/OラックからTWINLANeネットワークへの出力設 定が適用されます。 12. 確認の画面が出たら OK ボタンを押します。 NOTE タッチスクリーン内で操作したいノブを押すと、[TOUCH AND TURN]ノブで操作できます。 I/Oラック(M1)のRYカードスロット1の場合はM1/ RY SLOT1になります。 4.
5. 対応するグリッドを押して、パッチします。 ここでは、入力端子(M1/RY SLOT1/1)とイン プットチャンネル(CH 1)が交差するグリッドを押し ます。 アウトプットポートをパッチする ここでは、 機器を接続する でスピーカーシステムを接 続した出力端子とアウトプットチャンネルをパッチしま す。 NOTE PATCH画面では、TWINLANeネットワークにアサインした入力 端子/出力端子が表示されます。 1. タッチスクリーンにあるメニューバーの PATCH ボ タンを押します。 PATCH画面が表示されます。 2. OUTPUT タブを押します。 3. 右上のノブを使って、出力端子を表示します。 NOTE タッチスクリーン内で操作したいノブを押すと、[TOUCH AND TURN]ノブで操作できます。 I/Oラック(M1)のRYカードスロット2の場合はM1/ RY SLOT2になります。 4.
5. 対応するグリッドを押して、パッチします。 トプットチャンネル(ST A L,R)が交差するグリッド HA (ヘッドアンプ)のアナログゲイン を設定する を押します。 ここでは、 インプットポートをパッチする ここでは、出力端子(M1/RY SLOT2/1,2)とアウ で設定した インプットチャンネルに、パッチされたHA (ヘッドアン プ)のアナログゲインを設定します。 1. トップパネルのチャンネルストリップセクションに て、マイクを接続した入力端子に対応するチャンネル の [SEL] キーを押します。 2. マイクに音声を入力しながら、Selected Channelセ クションの [ANALOG GAIN] ノブを回して、 ヘッド アンプのゲインを調節します。 METER画面のメーターでレベルを確認できます。 3.
インプットチャンネルの信号を STEREOバスに送る 6. インプットチャンネルのフェーダーを、適切な音量が 得られる位置まで上げます。 ここでは、インプットチャンネルからSTEREOバスに送 ります。 1. トップパネルのチャンネルストリップセクションに て、操作するインプットチャンネルの [SEL] キーを 押します。 2. Selected Channel セクションの TO ST [A] キー ( → 17 ページ 4) がオンになっていることを確認 します。 この状態で、STEREO Aチャンネルにパッチされて いるスピーカーシステムから音が聞こえるはずです。 音が聞こえない場合は、METER画面で、メーター が動いているかどうかを確認してください。 TO ST [A]キーがオフ(LEDが消灯)のときは、キー を押してオン(LEDが点灯)に切り替えてください。 3.
チェックリスト RIVAGE PM10システムの基本的な接続において、正常動作してるかのチェックリストです。 各機器の電源 A/B が両方とも入っている → 電源コードが 2 本とも接続されていて、電源スイッチ A/B が両方ともオンになっているのを確認してください。 HY カード (HY256-TL) が DSP エンジン、I/O ラックの HY カード スロット1にセットされている → カードスロット 3 〜 4 では動作しないため、カードスロット 1 に セットしてください。 TWINLANe ネットワークの光ファイバーケーブル、Console Network の CAT5e ケーブルがそれぞれ IN と OUT に接続され、リング接続になっている。 → IN-IN や OUT-OUT の場合は動作しないので、正しい接続にしてください。 I/O ラックがシステムに正しく接続・認識されている (SYSTEM CONFIG 画面 ) → I/O ラック選択ボタンを押して、設定してください。(→ 40 ページ ) TWINLANe ネットワークへのチャンネル割当が正常にできている (SYSTEM CONF
その他の操作 本体を工場出荷時の状態に初期化する フェーダーを調整する (キャリブレーション機能) 使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれ が生じる場合があります。この挙動のずれは、キャリブ 本体の内蔵メモリーにエラーが起きたとき、またはパス レーション機能を使って調整できます。RIVAGE PM10 ワードを忘れてしまったために操作できなくなったとき システムでは、2種類のフェーダーキャリブレーション機 は、次の操作で内蔵メモリーを初期化できます。 能が用意されています。 注記 内蔵メモリーを初期化すると、それまでメモリー内に保存されてい た内容が失われます。 以下の操作は慎重に行なってください。 1.
MOTOR DRIVEタブを選択した場合 POSITIONINGタブを選択した場合 指定したチャンネルストリップセクション、マスターセ 指定したチャンネルストリップセクション、マスターセ クションのフェーダーに対して、自動的にフェーダーの クションのフェーダー位置の補正を行ないます。 モーターの動きを最適化します。 5. 5. [SEL] キーを押してキャリブレーションするフェー ダーを指定します。 起動時のチェックでフェーダー設定値に問題が検出 起動時のチェックでフェーダー設定値に問題が検出 されたフェーダーは、あらかじめ選択されています。 6. START ボタンを押します。 モーターの動きの最適化を開始します。キャリブ されたフェーダーは、あらかじめ選択されています。 6. START ボタンを押します。 7.
困ったときは ヤマハプロオーディオサイトに、FAQ (よくあるご質問 と答え)を掲載しています。 https://www.yamaha.
仕様(CS-R10、CS-R10-S) 一般仕様 測定時、すべてのフェーダーはノミナルです。信号発生器の出力インピーダンスは150Ωです。 周波数特性 Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz @20 Hz‒20 kHz, reference to the nominal output level @1 kHz 入力 OMNI IN 1–8 出力 OMNI OUT 1–8 RL 600Ω 条件 GAIN: +66 dB Min. Typ. Max. 単位 –0.8 0.0 0.5 dB Min. Typ. Max. 単位 0.12 % 全高調波歪率 Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz 入力 出力 RL 600Ω 条件 OMNI IN 1–8 OMNI OUT 1–8 OMNI IN 1–8 OMNI OUT 1–8 600Ω +4 dBu@20 Hz–20 kHz, GAIN: –6 dB 0.
クロストーク @1 kHz Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz from/to to/from 条件 Min. Typ. Max. 単位 OMNI IN n OMNI IN (n-1) or (n+1) OMNI IN 1–8 adjacent inputs, GAIN: –6 dB –100 dB OMNI OUT n OMNI OUT (n-1) or (n+1) OMNI OUT 1–8, input to output –100 dB * クロストークの測定には、22kHz、30dB/octave のローパスフィルターを用いています。 サンプリング周波数 条件 外部クロック 内部クロック *1. *2. Frequency Range Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz Min. Typ. Max. 単位 –1000 — +1000 ppm Jitter of PLL*1 DIGITAL IN Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.
アナログ入力規格*3*4*5 入力端子 OMNI IN 1–8 ゲイン ソースイン ピーダンス 10 kΩ 50–600Ω Mics & 600Ω Lines 10 kΩ 50–600Ω Mics & 600Ω Lines +66 dB –6 dB +54 dB TALKBACK –6 dB *1. *2. *3. *4. *5. 入力レベル 入力イン ピーダンス 感度*1 規定レベル 最大ノンク リップレベル –82 dBu (61.6 μV) –62 dBu (0.616 mV) –42 dBu (6.16 mV) –10 dBu (245 mV) +10 dBu (2.45 V) +30 dBu (24.5 V) –70 dBu (245 μV) –50 dBu (2.45 mV) –30 dBu (24.5 mV) –10 dBu (245 mV) +10 dBu (2.45 V) +30 dBu (24.
コントロール入出力規格 端子 WORD CLOCK OUT MIDI フォーマット レベル コネクター – TTL/75Ω IN MIDI – DIN 5pin BNC OUT MIDI – DIN 5pin USB 1–4 USB 2.0 Host USB USB A (Female) RECORDING*1 USB 2.0 Host USB USB A (Female) – DVI-D IEEE802.3 10BASE-T/100BASE-TX etherCON CAT5*2 *3 TO ENGINE IN/OUT – 1000BASE-T etherCON CAT5e*3 *4 GPI*5 – – LAMP 1–4 (CS-R10) LAMP 1–3 (CS-R10-S) – 0V–12V VIDEO OUT NETWORK [PC] *1. *2. *3. *4. *5. *6.
ピンアサイン表 3 13 2 1 4 25 M2.6 x 0.45 mm pitch 16 15 14 1 3 2 LAMP GPI Pin No. Signal Pin No. Signal Pin No. Signal 1 GPO1 14 GPO2 1 N.C. 2 GPO3 15 GPO4 2 N.C. GND +12V 3 GPO5 16 GPO6 3 4 GPO7 17 RLY_NC 4 5 RLY_C 18 RLY_NO 6 GND 19 GND 7 GND 20 OPTO- 8 OPTO+ 21 +5V 9 +5V 22 GPI1 10 GPI2 23 GPI3 11 GPI4 24 GPI5 12 GPI6 25 GPI7 13 N.C.
寸法図 CS-R10 848 417 1549 単位: mm 外装色マンセル近似値:N5 54 RIVAGE PM10システムセットアップガイド
CS-R10-S 848 417 1128 単位: mm 外装色マンセル近似値:N5 この取扱説明書では、発行時点の最新仕様で説明をしております。最新版の取扱説明書につきましては、 ヤマハウェブサイトからダウンロードしてお読みいただけますようお願いいたします。 RIVAGE PM10システムセットアップガイド 55
索引 C し Console Network.......................................12 H 初期化.............................................................46 す HA ( ヘッドアンプ ) .....................................43 スクリーンエンコーダー ..............................25 HY カード......................................................36 た I タッチスクリーン..........................................33 I/O Network.................................................12 ISOLATE.......................................................17 ち チェックリスト ...........
MEMO RIVAGE PM10システムセットアップガイド 57
アフターサービス お問い合わせ窓口 保証と修理について お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または 次のお問い合わせ窓口までご連絡ください。 保証と修理についての詳細は下記のとおりです。 ●保証書 ●機能や取り扱いに関するお問い合わせ ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター 0570-050-808 ※ 固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は 03-5488-5447 受付時間 月曜日〜金曜日 11:00 〜 18:00 ( 土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く ) FAX 03-5652-3634 オンラインサポート http://jp.yamaha.
保証書 出張修理 品 名 ※品 番 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 コントロールサーフェス ※シリアル番号 保 証 期 間 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 年 月 日 (詳細は下項をご覧ください) ※ 販 店 所在地 売 お 客 様 ご住所 お名前 電 話 様 ( 印 名 電 店 話 ( ) ) 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 ご販売店様へ ※印欄は必ずご記入ください。 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル1F TEL. 03-5652-3850 保証規定 1. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの 注意書に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致しま す。 2.
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