DSP ENGINE DSP-RX-EX DSP-RX 取扱説明書 シグナルプロセッサー JA
ATTENTION RISQUE DE CHOC ELECTRIQUE-NE PAS OUVRIR CAUTION: TO REDUCE THE RISK OF ELECTRIC SHOCK, DO NOT REMOVE COVER (OR BACK). NO USER-SERVICEABLE PARTS INSIDE. REFER SERVICING TO QUALIFIED SERVICE PERSONNEL. The above warning is located on the top/rear of the unit. ATTENTION : POUR RÉDUIRE LES RISQUES D'ÉLECTROCUTION, NE PAS RETIRER LE CAPOT (OU LE DOS). NE CONTIENT PAS DE PIÈCES NÉCESSITANT L'INTERVENTION DE L'UTILISATEUR. POUR TOUTE INTERVENTION, FAIRE APPEL À DES PROFESSIONNELS QUALIFIÉS.
PA-11 1/3 安全上のご注意 警告 ご使用の前に、必ずよくお読みください。 異常に気づいたら 必ずお守りください 本製品は、RIVAGE PMシステムに求められるすべて の信号処理とシステム制御の中核を担うDSPエンジン です。用途以外の目的では使用しないでください。 取り扱いに不慣れな方など本書に従って取り扱いでき ない方が使用する場合は、必ず安全面で責任を持てる 方が補助してください。 ここに示した注意事項は、DSP-RX(-EX)、DEK-DSP-RX を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々へ の危害や財産への損害を未然に防止するためのもので す。 お読みになったあとは、本製品を使用される方がいつ でも見られる所に必ず保管してください。 下記のような異常が発生した場合、すぐに 電源を切り、電源プラグをコンセントから 抜く。 必ず実行 • 電源コード/プラグが破損した場合 • 製品から異常なにおいや煙が出た場合 • 製品の内部に水や異物が入った場合 • 使用中に音が出なくなった場合 • 製品に亀裂、破損がある場合 そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障 のおそれがあり
PA-11 2/3 本製品をコンセントの近くに設置する。 聴覚障害 電源を入れたり切ったりする前に、必ず本 製品や接続している機器の音量(ボリューム) を最小にする。 本製品は複数の電源を受給します。電源プラグに容 易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場合には 必ず実行 すぐに電源を切り、すべての電源プラグをコンセン トから抜いてください。また、電源を切った状態で もすべての電源プラグをコンセントから抜かないか 必ず実行 があります。 ぎり電源から完全に遮断されません。電源プラグに 容易に手が届き、操作できるように設置してご使用 オーディオシステムの電源を入れるときは、 パワーアンプをいつも最後に入れる。電源 を切るときは、パワーアンプを最初に切る。 ください。 必ず実行 • 長時間使用しないときは、必ずコンセン トから電源プラグを抜く。 必ず実行 • 雷が鳴りだしたときは、本製品や電源プ ラグに触らない。 感電や火災、故障の原因になることがあります。 接続 電源プラグは保護接地されている適切な コンセントに接続する。 確実に接地接続しないと、感電や火災、または故障 必ず実行 の
PA-11 3/3 注意 電源 / 電源コード 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ 必ず実行 お手入れ 本製品をお手入れをするときは、必ずコン セントから電源プラグを抜く。 感電の原因になることがあります。 必ず実行 取り扱い とがあります。 設置と接続 本製品の通風孔/パネルのすき間に手や指を 入れない。 けがをするおそれがあります。 禁止 不安定な場所や振動の多い場所に置かない。 本製品の上にのったり重いものをのせたり しない。 本製品が転倒して故障したり、けがをしたりする原 因になります。 禁止 本製品が破損したり、けがをしたりする原因になり 禁止 本製品を子供の手の届くところに置かない。 本製品は子供がいる可能性のある場所での使用には 適していません。 ます。 バックアップバッテリー 禁止 本製品の通風孔(放熱用スリット)をふさが ない。 内部の温度上昇を防ぐため、本製品の前面/背面には 禁止 通風孔があります。通風孔をふさぐと、製品内部に熱 がこもり、故障や火災の原因になること
注記(ご使用上の注意) お知らせ 製品の取り扱い / お手入れに関する注意 製品の機能 / データに関するお知らせ 本製品をインターネットに接続する場合は、セキュリ ティーを保つため必ずルーターなどを経由し接続する。 経由するルーターなどには適切なパスワードを設定する。 電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、インター ネットプロバイダーなど)の通信回線(公衆回線LANを含 む)には直接接続しない。 テレビやラジオなど、他の電気製品の近くで使用しない。 本製品、または他の電気製品に雑音が生じる原因になります。 極端に温度の高いところや低いところ、ほこりや振動の 多いところで使用しない。 本製品のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり、動 作が不安定になったりする原因になります。 温度変化が激しい場所に設置しない。 • 電源スイッチを切った状態(電源ランプが消えている)でも 微電流が流れています。この状態での消費電力は、最小限 の値で設計されています。本製品を長時間使用しないとき は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。 • XLRタイプコネクターのピン配列は、以下のとおりです
目次 安全上のご注意 ........................................................................................3 はじめに....................................................................................................8 付属品...............................................................................................................8 別売オプション ...............................................................................................8 ファームウェアのアップデート ....................................................................
F はじめに このたびはヤマハDSPエンジンユニットDSP-RX(-EX) をお買い上げいただきまして、まことにありがとうござ います。 DSP-RX(-EX)の優れた機能を十分に発揮させるととも に、末永くご愛用いただくために、この取扱説明書をご 使用の前に必ずお読みください。また、お読みいただい たあとも、保証書とともに保管してください。 * 本書では、特にことわりがない場合、イラストはDSP-RX-EXを 使用しています。DSP-RXには、フロントパネルにEXのバッジ がありません。 お知らせ 本製品はオープンソースソフトウェアを使用しています。使用して いるライセンスの情報は、ダウン ロードファイルに収録されてい る ***(製品名)̲OSSLicense̲j.
各部の名称と機能 フロントパネル 3 5 21 6 7 4 * DSP-RX-EXに付いているEXバッチです。 DSP-RXには付いていません。 1 液晶画面 F/W Ver.
リアパネル 2 1 3 4 @ 5 6 7 ^ & 8 9) ! * #$ % 1 排気口 3 MIDI OUT/IN端子 本体には冷却用ファンが装備されています。ここか 外部MIDI機器との間でMIDIメッセージを送受信する ら排気が行なわれますので、障害物などで排気口を 端子です。 ふさぐことのないようにご注意ください。 2 AC IN (電源入力)端子 4 REMOTE端子 外部機器から制御するために、信号を送受信するD- 付属の電源コードを接続します。まずこの機器と電 SUB 9ピンオス端子です。(将来のアップデートで 源コードを接続し、次に電源プラグをコンセントに サポート予定) 差し込みます。 電源コードを接続するときは、ロックされるまで しっかり奥に差し込んでください。付属の電源コー ドはラッチによるロック機構(Vロック)を備えてお り、電源コードが意図せず外れてしまうのを防ぎま す。 5 シリアル通信切り替えスイッチ REMOTE端子の信号規格をRS-232CとRS-422と で切り替えるスイッチです。 6 GPI端子 GPIに対応した
8 WORD CLOCK OUT/IN端子 $ LINKインジケーター 外部機器との間でワードクロック信号を送受信する ためのBNC端子です。WORD CLOCK IN端子は内 ネットワークの状況に応じて緑色に点滅/点灯します。 緑(点滅) Console Networkへの接続準備中です。この 状態が長く続く場合は正しく動作していません。 以下の対処をしても問題が解消されない場合 は、巻末のヤマハ修理ご相談センターにお問い 合わせください。 • RIVAGE PMシステムの電源を入れ直す。 • ケーブルの接続方法が正しいか確認する。 • ケーブルが確実に挿入(ロック)されているか 確認する。 • 別のケーブルに交換する。 緑(点灯) Console Networkに正しく接続しています。 部で75Ω終端されています。 9 TC IN端子 外部機器からタイムコード信号を受信するためのバ ランスXLR-3-31メスタイプの入力端子です。 オスXLRプラグ 1 (グラウンド) 3 (コールド) 2 (ホット) % TX/RXインジケーター CONSOLE NETWORK OUT/IN端子で信
ユーロブロックプラグの取り付け方法 2. ケーブルを差し込みます。 NO FAULT OUTPUT端子には付属のユーロブロックプラグ C NC を使って接続します。 事前準備(ケーブルの処理) 約7mm 3. 約20mm 端子ネジをしっかりと締め付けます。 ケーブルを引っ張って抜けないことを確認してくだ • ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルにはよ り線を使用し、図のようにむき出して配線してくだ さい。また、ユーロブロックでの配線は、ケーブル さい。 4. の重さや振動による金属疲労により、より線が切れ 付属の結束バンドを使ってケーブルをタブに固定し ます。 やすくなる場合があります。ラックマウント時は、 なるべく束線バーなどを使用してケーブルを結束し て固定してください。 • 可搬設備などで頻繁に抜き差しする場合は、絶縁ス リーブ付き棒端子の使用を推奨します。棒端子のコ ンダクター部は、外径1.
オプションカードの取り付け /取り外し 3. スロット内のガイドレールにカードの両端を合わせ、 カードをスロットに挿入します。 このとき、カードの端子部分がスロット内部の端子 に正しく挿さるようカードをいっぱいまで押し込ん でください。 Mini-YGDAIカードの取り付け カードを取り付ける前に、DSP-RX(-EX)対応のカード か、他のヤマハまたはサードパーティー製のカードと組 み合わせて何枚まで挿入可能かを、ヤマハプロオーディ オウェブサイトで必ずご確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/ 1. 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になりま す。 2. カード スロットの固定ネジを下→上の順で外し、スロットカ バーを取り外します。 取り外したスロットカバーやネジは、安全な場所に 保管してください。 4. カードに取り付けられているネジでカードを固定し ます。 カードが固定されていないと、故障や誤動作の原因 になります。 Mini-YGDAIカードの取り外し 1.
HYカードの取り付け このとき、カードの端子部分がスロット内部の端子 1. でください。 に正しく挿さるようカードをいっぱいまで押し込ん 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になりま す。 2. スロットの固定ネジを外し、スロットカバーを取り外 します。 取り外したスロットカバーやネジは、安全な場所に 保管してください。 4. カード脱着用レバーを上に持ち上げて、カードをロッ クします。 レバーのツメがスロットの下端にしっかりはまって いることを確認してください。 NOTE ツメがはまらないときは、ロック直前でカードを少し持ち上 げてください。 スロットカバー 3. スロット内のガイドレールにHYカードの両端を合わ せ、カード脱着用レバーを下げた状態でスロットに挿 入します。 NOTE 各スロットに対応するカードについては、「各部の名称と機 能」(11ページ)をご参照ください。 5.
HYカードの取り外し 1. 電源インジケーターが 2 つとも消えていることを確 認します。 注意 電源がオンの状態で作業すると、故障や感電の原因になりま す。 2. カードを固定しているネジを外します。 3. カード脱着用レバーのボタン(赤)を押して、カードの ロックを外します。 4. カード脱着用レバーを下に押して、カードを手前に引 き出します。 5. 保管しておいたスロットカバーを取り付け、ネジで固 定します。 電源の準備 電源コードの接続 1. 本体の電源スイッチ A/B を両方ともオフにします。 2. 付属の電源コードの 1 本を本体リアパネルの AC IN 端子 (A) に、もう 1 本を本体リアパネルの AC IN 端 子 (B) に接続します。 3.
DEK-DSP-RXについて 困ったときは DSP-RXは、オプション品(別売)のDEK-DSP-RX (DSP ヤマハプロオーディオウェブサイトに、FAQ (よくある エクスパンジョンキット)を取り付け、所定の手続きをす ご質問と答え)を掲載しています。 http://www.yamahaproaudio.
メッセージ一覧 フロントパネルの液晶画面とカラーインジケーターに警告/注意のメッセージが表示されます。 機能改善などによりメッセージが追加されることがあります。メッセージ一覧の最新情報は、ヤマハプロオーディオウェ ブサイトに掲載されているRIVAGE PMシリーズオペレーションマニュアルをご参照ください。 http://www.yamahaproaudio.
注意メッセージ 液晶画面 メッセージ カラーインジ ケーター表示 内容 赤(点滅) 光ファイバーケーブルの接続が正しくない。 # はエラー内容を示します。 1:自分自身へのループバック(IN-OUT) 2:入力端子同士の接続(IN-IN) 3:出力端子同士の接続(OUT-OUT) ケーブルの接続を確認してください。 黄(点灯) 光ファイバーケーブルの接続が正しくない。 TWINLANeネットワークのループがクローズ していません。 ケーブルの接続を確認してください。 黄(点灯) HY256-TLの光トランシーバーモジュールの エラー。 T:温度、V:電圧、B:バイアス電流、 OP:出力光量、IP:入力光量 をそれぞれ示します。 • ケーブルが確実に挿入されているか確認する。 • 市販の光ファイバー専用クリーニングツールを 使って、ケーブルの両端および本カードの端子を クリーニングする。 • 別のケーブルに交換する。 上記の対処をしても問題が解消されない場合は、動 作に支障ありませんが、早めに点検が必要です。巻 末のヤマハ修理ご相談センターにお問い合わせくだ さい。 赤(点滅) イーサ
仕様 一般仕様 サンプリング周波数 条件 外部クロック 内部クロック *1. *2. Frequency range Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz Jitter of PLL*1 WORD CLOCK IN Fs= 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz Frequency Word clock : int 44.1 kHz Word clock : int 48 kHz Word clock : int 88.2 kHz Word clock : int 96 kHz Accuracy Word clock : int 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz Jitter*2 Word clock : int 44.1 kHz Word clock : int 48 kHz Word clock : int 88.2 kHz Word clock : int 96 kHz Min. Typ. Max.
コントロール入出力規格 端子 MIDI フォーマット レベル IN MIDI – DIN 5pin OUT MIDI – DIN 5pin TC IN SMPTE WORD CLOCK SMPTE 0.3 Vpp (Min.) / 10.0 Vpp (Max.), 10 kΩ IN – TTL/75 Ω terminated BNC OUT – TTL/75 Ω BNC GPI – REMOTE FAULT OUTPUT – < DC 30 V, < 1 A C*4 – – NC – < DC 30 V, < 1 A NETWORK NETWORK [PC] *3. *4. *5. *6. *7. *3 NO CONSOLE NETWORK IN/OUT *1. *2. RS422 / 232C – IEEE802.3 IEEE802.
ピンアサイン表 3 13 1 2 3 25 2 1 M2.6 x 0.45 mm pitch 16 15 14 GPI FAULT OUTPUT Pin No. Pin No. Signal Signal Pin No. Signal NO (Normally Open) 1 GPO1 14 GPO2 2 C (Common) 2 GPO3 15 GPO4 3 NC (Normally Closed) 1 * Relay Contact 3 GPO5 16 GPO6 4 GPO7 17 RLY_NC 5 RLY_C 18 RLY_NO 6 GND 19 GND 7 GND 20 OPTO- 8 OPTO+ 21 +5V 9 +5V 22 GPI1 10 GPI2 23 GPI3 11 GPI4 24 GPI5 12 GPI6 25 GPI7 13 N.C.
索引 B か Brightns (Brightness) ................................9 カード 取り付け HY カード..........................................14 C Mini-YGDAI カード .........................13 Contrast ..........................................................9 取り外し HY カード..........................................15 D Mini-YGDAI カード .........................13 DEK-DSP-RX ......................................8, 16 DSP エクスパンジョンキット ............8, 16 し 初期化.............................................................
ア フ タ ー サ ー アフターサービス ビ ス お問い合わせ窓口 保証と修理について お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または 保証と修理についての詳細は下記のとおりです。 次のお問い合わせ窓口までご連絡ください。 ●保証書 ●機能や取り扱いに関するお問い合わせ ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター 0570-050-808 ※ 固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は 03-5488-5447 本書に保証書が掲載されています。DEK-DSP-RX は保証 書が付属されています。購入を証明する書類 ( レシート、 売買契約書、納品書など ) とあわせて、大切に保管してく ださい。 ●保証期間と期間中の修理 保証書をご覧ください。保証書記載内容に基づいて修理させ ていただきます。お客様に製品を持ち込んでいただくか、 サービスマンが出張修理にお伺いするのかは、製品ごとに 受付時間 月曜日〜金曜日 11:00 〜 17:00 ( 土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く ) 定め
保 持込修理 ※品 名 ※品 番 証 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 ※シリアル番号 保 証 期 間 書 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 年 月 日 (詳細は下項をご覧ください) ※ 販 店 所在地 売 お 客 様 ご住所 お名前 電 話 様 ( 印 名 電 店 話 ( ) ) 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 ご販売店様へ ※印欄は必ずご記入ください。 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル TEL. 03-5652-3850 保証規定 1. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意 書に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致します。 5.