このたびはヤマハデジタルミキシングコンソールQL5/QL1をお買い求めいただ きまして、 まことにありがとうございます。 QLシリーズの優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただく ために、この取扱説明書をご使用の前に必ずお読みください。 JA
目 クイックガイド 次 34 機器を接続する............................................................ 34 インプットチャンネルを設定する ............................. 35 安全上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 インプット系チャンネルの信号を STEREO バスに送る ......................................... 36 はじめに EQ/ ダイナミクスをかける........................................ 36 8 付属品について............................................................... 8 ユーティリティーソフトウェアについて .................... 8 ファームウェアのアップデートについて .................... 8 取扱説明書について .................
The above warning is located on the rear/side of the unit. L’avertissement ci-dessus est situé sur le arrière/côté de l’appareil. Explanation of Graphical Symbols Explication des symboles The lightning flash with arrowhead symbol within an equilateral triangle is intended to alert the user to the presence of uninsulated “dangerous voltage” within the product’s enclosure that may be of sufficient magnitude to constitute a risk of electric shock to persons.
PA-4 1/3 安全上のご注意 警告 ご使用の前に、必ずよくお読みください。 必ずお守りください 電源 / 電源コード 電源コードが破損するようなことをしない。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使 用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産へ の損害を未然に防止するためのものです。必ずお守 • ストーブなどの熱器具に近づけない 禁止 • 無理に曲げない • 傷つけない • 電源コードに重いものをのせない りください。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見ら れる所に必ず保管してください。 感電や火災の原因になります。 電源はこの機器に表示している電源電圧で 使用する。 「警告」と「注意」について 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容 を、危害や損害の大きさと切迫の程度を区分して掲載 しています。 警告 「死亡する可能性または重傷を 負う可能性が想定される」内容 です。 注意 「傷害を負う可能性または物的 損害が発生する可能性が想定さ れる」内容です。 電源コードは、必ず付属の
PA-4 2/3 水に注意 注意 • この機器の上に花瓶や薬品など液体の 入ったものを置かない。 禁止 • 浴室や雨天時の屋外など湿気の多いとこ ろで使用しない。 電源 / 電源コード 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または 故障の原因になります。入った場合は、すぐに電源 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ を切り、電源プラグをコンセントから抜いた上で、 お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理ご相談 必ず実行 とがあります。 センターに点検をご依頼ください。 長期間使用しないときや落雷のおそれがあ るときは、必ずコンセントから電源プラグ を抜く。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 必ず実行 禁止 火に注意 感電や火災、故障の原因になることがあります。 設置 不安定な場所に置かない。 この機器の上に、ろうそくなど火気のある ものを置かない。 ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になりま 禁止 この機器が転倒して故障したり、お客様やほかの 方
PA-4 3/3 この機器を持ち運びする場合は、必ず2人 以上で行なう。 バックアップバッテリー バックアップバッテリーを自分で交換しな い。 この機器を1人で無理に持ち上げると、腰を痛めた 必ず実行 り、この機器が落下して破損したり、お客様やほか の方々がけがをしたりする原因になります。 接続 • 電源を入れたり切ったりする前に、必ず 機器の音量(ボリューム)を最小にする。 感電、聴力障害または機器の損傷になることがあり ます。 手入れ この機器の手入れをするときは、必ずコン セントから電源プラグを抜く。 感電の原因になることがあります。 必ず実行 取り扱い この機器の通風孔のすき間に手や指を入れ ない。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 この機器の通風孔のすき間から金属や紙片 などの異物を入れない。 感電、ショート、火災や故障の原因になることがあ 禁止 ります。入った場合は、すぐに電源を切り、電源プ ラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの販 売店または巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検 をご依頼ください。 • この機器の上にのったり重いものをのせ たりしない。 禁止
注記(ご使用上の注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下 の内容をお守りください。 ■ コネクターに関する注意 ・ XLR タイプコネクターのピン配列は、以下のとおりです (IEC60268 規格に基づいています )。 1: グランド (GND)、2: ホット ( + )、3: コールド ( − ) ■ 製品の取り扱い / お手入れに関する注意 ・ テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品 の近くで使用しないでください。この機器またはテレビ やラジオなどに雑音が生じる原因になります。 ・ 直射日光のあたる場所 ( 日中の車内など ) やストーブ の近くなど極端に温度が高くなるところ、 逆に温度が極 端に低いところ、また、ほこりや振動の多いところで使 用しないでください。この機器のパネルが変形したり、 内部の部品が故障したり、動作が不安定になったりする 原因になります。 ・ この機器上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製 品などを置かないでください。この機器のパネルが変色 / 変質する原因になります。 ・ 手入れするときは、乾いた柔らかい布をご使用くださ い。ベンジンやシ
はじめに はじめに は、ウェブサイトに用意されているファームウェアアップ デートガイドをご参照ください。 http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/ このたびはヤマハデジタルミキシングコンソール QL5/QL1( 以下 QL シリーズ ) をお買い求めいただきま して、まことにありがとうございます。QL シリーズの優れ た機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただ くために、この取扱説明書をご使用の前に必ずお読みくだ さい。お読みになったあとも、保証書とともに保管してく ださい。 付属品について ・ 電源コード ・ 取扱説明書 ( 本書 ) ・ Dante Virtual Soundcard Token リーフレット ・ ダストカバー(QL5 のみ) ユーティリティーソフトウェアについて QL シリーズには、各種ユーティリティーソフトウェアが 用意されています。ダウンロードの方法やインストール、 詳しい設定などについては、ヤマハプロオーディオのウェ ブサイトやダウンロードしたプログラムに付属のインス トールガイドをご参照ください。 http://www.
QL シリーズの概要 QL シリーズの概要 特長 QL シリーズは、進化した操作性、あらゆるニーズに高水準 で応える内蔵エフェクト、I/O デバイスとの組み合わせに よってさまざまな現場にフレキシブルに対応でき、ハイク オリティで洗練されたライブサウンド環境を実現するデ ジタルミキシングコンソールです。 初めてでも使いやすく、 使い込めばさらに快適 になるユーザーインターフェース ディスプレイ右側に配置されたセレクテッドチャンネル セクションでは、現在選択している特定チャンネルの主要 パラメーター( ゲイン、EQ、ダイナミクスのスレッショル ドなど ) をノブで操作可能。アナログミキサーのモジュー ルのような感覚で操作できます。 また、ディスプレイにはタッチスクリーンを採用。画面内 のボタンやノブを直接タッチして、機能のオン / オフ切り 替えや項目の選択が行なえます。選んだノブは [TOUCH AND TURN] ノブでパラメーターを調節できます。 トップパネル上のフェーダーに展開されるチャンネルの 組み合わせを「フェーダーバンク」というスタイルで切り 替えて操作できます。フェーダーバンクには、インプッ
QL シリーズの概要 I/O カードやプロセッシングカードによる拡張 モデルの違い リアパネルに別売の mini-YGDAI カードを装着するス ロットを 2 基装備しています。 AD カード、 DA カード、デ ジタル I/O カードによる入出力の追加や、 DSP カードに よるプロセッシングやエフェクトの拡張ができます。 QL シリーズには、QL5、 QL1 という 2 種類のモデルがあ ります。それぞれのモデルによる違いは次の表のとおりで す。 モノラル アナログ アナログ インプット 入力数 出力数 チャンネル デジタル領域でのカスケード接続が可能 スロットのデジタル I/O カードや Dante 端子 (Dante 端 子にてカスケード接続できるのは QL どうしだけ) 経由し て接続されたもう 1 台の QL シリーズ、または CL シリー ズ、M7CL、PM5D、LS9 などのデジタルミキサーとの間で カスケード接続ができます。MIX バス、MATRIX バス、 STEREO (L/R) バス、MONO バス、CUE (L/R) バスのう ち任意のバスをカスケードできます。 チャンネ
各部の名称と機能 各部の名称と機能 トップパネル QL シリーズのトップパネルは、次の各セクションに分かれています。 2 3 4 5 6 7 1 (A/B ブロック ) 8 1 チャンネルストリップセクション → P.12 2 SENDS ON FADER(センズオンフェーダー)セクション → P.12 3 ディスプレイセクション → P.13 4 セレクテッドチャンネルセクション → P.13 5 USB 端子 → P.15 6 USER DEFINED KEYS ( ユーザーディファインドキー) セクション → P.14 7 FADER BANK(フェーダーバンク)セクション → P.14 8 マスターセクション → P.
各部の名称と機能 チャンネルストリップセクション いる MIX/MATRIX バスに送られる信号のオン / オ フを切り替えます。 5 チャンネルネームディスプレイ 1 2 チャンネルネームやフェーダー値などが表示されま す。チャンネルネームだけを表示することもできま す。表示する情報は、USER SETUP 画面の PREFERENCE タブで設定します。 3 4 5 6 6 チャンネルカラーインジケーター PATCH/NAME 画面で設定したチャンネルカラー で点灯します。チャンネルカラーは OFF を入れて 9 種類から選べます。 7 フェーダー チャンネルの入力 / 出力レベルを調節します。 SENDS ON FADER モードでは、 各チャンネルから 現在選ばれている MIX/MATRIX バスへのセンドレ ベルを調節します。 7 1 [SEL] キー チャンネルストリップセクションやディスプレイで 操作するチャンネルを選びます。選択中は LED が点 灯します。 SENDS ON FADER(センズオンフェー ダー)セクション 1 ST IN チャンネルをチャンネルストリ
トップパネル ディスプレイセクション 画面上を指で押して操作するタッチスクリーンです。メ ニューやパラメーターの設定は、画面上を指で押して行な えます。ただし、2 箇所以上を同時に押して操作すること はできません。 そのほかのチャンネルが選ばれているときは無効で す。 NOTE ・ HA のアナログゲインを +17dB と +18dB の間で変化 させると、内部的に PAD のオン / オフが切り替わり ます。 ファンタム電源を使用中で、INPUT 端子に接続されて いる機器の Hot と Cold 間の出力インピーダンスに差 がある場合にはノイズが発生することがあります。 2 [PAN] ノブ モノチャンネルを選択しているときは、STEREO バ スに送られる信号の定位を調節します。 ステレオチャンネルを選択しているときは、パンまた は左右のバランスのうち選択されたものを調節しま す。 3 [DYNAMICS 1] ノブ 4 [DYNAMICS 2] ノブ ゲートやコンプレッサーなどの THRESHOLD パラ メーターを調節します。 注記 先のとがったものや、爪などの硬いもので、 画面を操作 しな
各部の名称と機能 USER DEFINED KEYS ( ユーザーディファインドキー) セクション USER DEFINED キー[1] 〜 [12] あらかじめ割り当てられた機能 ( シーン の切り替え、トークバックや内蔵オシ レーターのオン / オフなど ) を実行しま す。設定は USER SETUP 画面で行ない ます。 マスターセクション チャンネルストリップセクションと同じように、割り当て られたチャンネルの主なパラメーターを操作するセク ションです。初期設定では、STEREO、 MONO が割り当て られています。 1 2 3 FADER BANK(フェーダーバンク) セクション 4 5 1 1 バンクセレクトキー 6 [1-32]/[33-64]/[STIN/DCA]/[MIX/MATRIX] (QL5)、 [1-16]/[17-32]/[STIN/DCA]/[MIX/MATRIX] (QL1) チャンネルストリップで操作するチャンネルの フェーダーを切り替えます。 [1-32] キー(QL1 は [1-16] キー) と [MIX/MATRIX] キーを同時に押すことで、 フ
フロントパネル 6 フェーダー チャンネルの出力レベルを調節します。 フロントパネル MONITOR を割り当てた場合は、 モニター出力の音 量調節に使用します。 USB 端子 USB メモリーを接続して、 オーディオファイルを録音 / 再生、内部データを保存 / 読 み込むことができます。 本体で表示するヘルプファイルも、USB メモリーから読 み込みます。 また、ユーザーレベルを決定するユーザー認証キーデータ を USB メモリーに保存し、ユーザーごとに操作できる機 能を制限することもできます。 1 2 1 PHONES LEVEL ノブ PHONES OUT 端子から出力される信号のレベルを 調節します。 2 PHONES アウト ( ヘッドフォン出力 ) 端子 MONITOR OUT または CUE 信号をモニターする ヘッドフォン端子です。 NOTE USB メモリーの接続のみ動作保証しています。 ■ USB メモリーの容量とフォーマット USB メモリーの容量は、32GB まで動作確認済みです ( ただし、 すべての USB メモリーの動作を保証するもの ではありません )。
各部の名称と機能 リアパネル 2 4 1 5 6 7 8 3 9 0A 1 LAMP 端子 C D E F 4 排気口 別売のグースネック式のランプ ( ヤマハ LA1L を推 奨 ) に電源を供給する、4 ピンメスの XLR 出力端子 です (QL5 では 2 箇所、QL1 では 1 箇所 )。 2 OMNI OUT 端子 2 ( ホット ) メス XLR プラグ QL シリーズには冷却用ファンが装備されています。 ここから排気が行なわれますので、障害物などで排気 口をふさぐことのないようにご注意ください。 5|/ アナログ音声信号を出力する XLR-3-32 オスタイプ の出力端子です (QL5 では 16、QL1 では 8)。 主に MIX チャンネルや MATRIX チャンネルの信号を出 力するのに使用します。定格出力レベルは +4dBu で す。 3 ( コールド ) 1 ( グランド ) ( 電源スイッチ) 電源のオン(|)/ オフ( )を切り替えるスイッチで す。 注意 ・ 電源スイッチのオン / オフを連続して素早く切り替え ると、 誤動作の原因になる
リアパネル 8 MIDI IN/OUT 端子 外部 MIDI 機器との間で MIDI メッセージを送受信す る端子です。MIDI IN 端子では外部機器からのメッ セージを受信し、MIDI OUT 端子では本体からのメッ セージを送信します。 主に、本体のパラメーター操作やシーン / ライブラ リーの切り替えを外部機器に記録したり、本体のパラ メーターを外部から操作する、といった目的に利用し ます。 9 WORD CLOCK IN/OUT 端子 外部機器との間でワードクロック信号を送受信する ための BNC 端子です。WORD CLOCK IN 端子は内 部で 75Ω 終端されています。 0 GPI 端子 GPI に対応した外部機器との間で信号の送受信 (5 イン / 5 アウト ) を行なうための D-SUB 15 ピ ンメス端子です。 A DIGITAL OUT 端子 任意のチャンネルのデジタル音声信号を AES/EBU フォーマットで出力する AES/EBU (XLR-3-32 オ ス ) 端子です。主に STEREO/MONO チャンネルの 信号を出力するのに使用します。 B SLOT1 〜
タッチスクリーン タッチスクリーン タッチスクリーンの基本操作 ここでは、本体のタッチスクリーン上で行なう基本操作に ついて説明します。 タッチスクリーンを押す 主に表示される画面 / ページの切り替え、操作するパラ メーターの選択、ボタンのオン / オフ切り替えなどに使用 します。なお、ボタンの種類によっては、押す位置に応じて 番号が上下するものもあります。 NOTE 通常トップパネルのキーは、1 回押して操作しますが、 素早く 2 回続けて押して特殊機能を呼び出せる場合 もあります。 [TOUCH AND TURN] ノブで操作する [TOUCH AND TURN] ノブで、 タッチスクリーン上で操 作対象として選ばれているノブを操作します。 操作対象として選ぶには、タッチスクリーン上のノブを押 します。ノブを押すと周りに太線が表示され、[TOUCH AND TURN] ノブを回して対応するパラメーターの値を 操作します。 NOTE ノブによっては、太枠で囲まれた状態でもう 1 回押す と、さらに詳細を設定するための画面が表示されます。 画面内のユーザーインターフェース ここでは、タッチスクリーン
画面内のユーザーインターフェース キーボード画面 ダイアログ シーンやライブラリーに名前やコメント、またチャンネル ネームを付けるときに表示されます。画面内の文字を押し て文字を入力します。 直前に行なった操作に対して、何か確認が必要なときは、 次のようなダイアログが表示されます。OK ボタンを押す と操作が実行されます。また CANCEL ボタンを押すと操 作が無効になります。 タブ 複数のページを切り替えるときに使用します。タブには ページ名が表示されます。 ボタン HPF/EQ 画面 特定の機能を実行したり、パラメーターのオン / オフを切 り替えたり、複数の選択肢の中から 1 つを選択したりする ときに使用します。オン / オフを切り替えるボタンは、オ ンに設定されているときは色がはっきりと表示され、オフ に設定されているときは薄暗く表示されます。 画面内で特定のパラメーターに対応するボタンやフィー ルドを押すことで、そのパラメーターの詳細や一覧を表示 する画面が表示されます。 ボタン タブ 以下のマークが付いたボタンを押すと、詳細を設定するた めに別の画面が開きます。 フェー
タッチスクリーン 注記 タッチスクリーンの見方 本体のタッチスクリーンは、ファンクションアクセスエリ アとメインエリアの、大きく 2 つの部分に分かれます。 ファンクション アクセスエリア メインエリア セーブ / ロード / デリートなどデータのアクセス中 は、ACCESS インジケーターがファンクションアクセ スエリアに表示されます。このときは USB メモリー を抜いたり、 本体の電源を切ったりしないでください。 記憶メディアがこわれたり、本体およびメディアの データがこわれたりするおそれがあります。 4 HELP( ヘルプ ) このボタンを押すと、メインエリアにヘルプが表示さ れます。ヘルプを表示させるためには、USB メモリー を使って QL シリーズにヘルプファイルをロードす る必要があります。 5 SENDS ON FADER( センズオンフェーダー) このボタンを押すと、トップパネル上のフェーダーを 使って MIX/MATRIX センドレベルを調節する SENDS ON FADER モードに切り替わります。 この 間、ファンクションアクセスエリアは、送り先の MIX/MATRIX
ツールボタンを使用する E USER DEFINED KEY 現在選択されている USER DEFINED キーのバンク が表示されます。 7 から 9、A から D のボタンを押して該当画面を呼び出 すと、ボタンが反転表示されます。このとき、もう 1 回ボタ ンを押すと、最後に呼び出した SELECTED CHANNEL VIEW 画面または OVERVIEW 画面のどちらかに戻りま す。 メインエリア メインエリアの内容は、現在選ばれている機能に応じて異 なります。ミックス操作の中心となる画面には、次の 2 種 類があります。 ■ SELECTED CHANNEL VIEW 画面 現在選ばれているチャンネルのミックスパラメーターが 表示されます。この画面は、 「セレクテッドチャンネルセク ション」 (→ P.
基本操作 基本操作 トップパネルを使う ( チャンネルストリップセクション ) ここでは、本体の基本操作を説明します。 トップパネルのチャンネルストリップセクションでは、選択 したチャンネル群のレベルや CUE コントロールなどを行 ないます。 QL シリーズには、大きく分けて 2 つの操作体系がありま す。この 2 つの操作を組み合わせて、 ミキシングを行ない ます。 ・ 選択したチャンネルを操作する ( セレクテッドチャンネルセクション ) ・ トップパネル上のフェーダーで操作する ( チャンネルストリップセクション ) 選択したチャンネルを操作する ( セレクテッドチャンネル セクション ) ディスプレイ右側に配置されたセレクテッドチャンネル セクションは、従来のアナログミキサーのチャンネルモ ジュールに相当する部分で、現在選ばれているチャンネル の主要なパラメーターをマニュアルで一括操作します。こ のセクションでは、最後に [SEL] キーで選択したチャンネ ルが操作の対象になります。 1.
名前を付ける 6. 手順 5 を繰り返して、ほかのフェーダーにもチャンネ ルを設定します。 4. 手順 1 〜 3 を繰り返し、ほかの MIX/MATRIX バスに ついても同じ要領でセンドレベルを調節します。 7. 終了したら、画面右上の × ボタンを押して終了しま す。SETUP ボタンを押すと SELECTED CHANNEL VIEW 画面に戻ります。 5. MIX/MATRIX センドレベルの設定が終わったら、セ ンズオンフェーダーセクションの点滅しているキー を押します。 ファンクションアクセスエリアの表示が元に戻り、本 体が通常モードに切り替わります。 MIX/MATRIX バスへのセンドレベルを調節 する (SENDS ON FADER モード ) NOTE ファンクションアクセスエリアのボタンでもバスの切 り替えや選択ができます。 トップパネルのフェーダーでは、各チャンネルのレベルを 調節できるほかに、各チャンネルから特定の MIX/MATRIX バスへのセンドレベルも調節できます (SENDS ON FADER モード )。 1.
基本操作 2.
ライブラリーを使う 【HPF/EQ 画面】/【DYNAMICS1/2 画面】 SELECTED CHANNEL VIEW 画面または OVERVIEW 画面で、それぞれ EQ またはダイナミク ス 1/2 に対応するフィールドを押します。 (SELECTED CHANNEL VIEW 画面ではいずれか のノブを 2 回、OVERVIEW 画面ではそのフィール ドを 1 回押します。) 2 1 2.
基本操作 【VIRTUAL RACK 画面】 画面下部のラック切り替えタブを使って、ラックを選 びます。 4. [TOUCH AND TURN] ノブを回して、リストの色が 反転した列を移動させ、リコール元となるライブラ リー番号を選択します。 リコール元として選んだ設定データによっては、現在 選択されているチャンネル / ラックにリコールでき ないことがあります。ライブラリーごとの制約は、次 のとおりです。 ・ チャンネルライブラリー アウトプットチャンネルライブラリーの場合、[SEL] キーで選択されているチャンネルとリストで選択さ れているチャンネルの種類が異なるときは、 CURRENT TYPE の右側に「CONFLICT」と表示さ れます。 「CONFLICT」 と表示された場合でもリコー ルできますが、構成するパラメーターが異なるため、 ライブラリーに存在しないパラメーターは、初期値が 設定されます。 NOTE GEQ/ エフェクト / プレミアムラックがマウントされ ていないラックのラック切り替えタブは、選択できま せん。 3.
ライブラリーを使う ■ ライブラリーに設定データをストアする ■ ライブラリーから設定データを消去する 1. ツールボタンが用意された画面を呼び出します。 1. ツールボタンが用意された画面を呼び出します。 2. 設定をストアしたいチャンネル (EQ/ ダイナミクス ) またはラック (GEQ/ エフェクト / プレミアムラッ ク ) を選択します。 2. LIBRARY ボタンを押します。 ライブラリーの画面が表示されます。 NOTE ストア元として選択できるのは 1 つのチャンネル / ラックに限られます。ダイナミクス /EQ の画面で複数 のチャンネルが選ばれている場合、ストア操作ができ ません。 3. LIBRARY ボタンを押します。 ライブラリーの画面が表示されます。 3. [TOUCH AND TURN] ノブを回して、クリアしたい ライブラリー番号を選択します。 NOTE 読み込み専用の設定データ (R マーク付きの設定デー タ ) はクリアできません。 4. CLEAR ボタンを押します。 クリア操作を確認するダイアログが表示されます。 4.
基本操作 設定を初期化する 3. 現在の設定がバッファーメモリーにコピーされます。 ここでは、現在選択されているチャンネルの EQ/ ダイナ ミクスの設定、またはラックのエフェクトの設定を初期状 態に戻す方法を説明します。GEQ は画面内の FLAT ボタ ンで初期化できます。 1. ツールボタンが用意された画面を呼び出します。 2. 設定を初期化したいチャンネル (EQ/ ダイナミクス ) またはラック ( エフェクト / プレミアムラック ) を 選択します。 3. 4. NOTE ・ ペーストを行なう前に別の設定をコピーすると、バッ ファーメモリーが上書きされますのでご注意くださ い。 ・ コピー元として選択できるのは 1 つのチャンネル / ラックに限られます。8ch/ALL の画面で複数のチャン ネルが選ばれている場合、COPY ボタンは押せなくな ります。 4.
2 つの設定を比較する 2 つの設定を比較する 5. COMPARE ボタンを使うと、 バッファーメモリーにコ ピーされている設定内容と、現在選択されているチャンネ ル (EQ/ ダイナミクス ) またはラック (GEQ/ エフェク ト / プレミアムラック ) の設定を入れ替えることができ ます。ある段階の設定内容をコピーしておき、あとからエ ディットした内容と聴き比べたいときに便利です。 1. ツールボタンが用意された画面を呼び出します。 2. チャンネル(EQ/ダイナミクス )またはラック(GEQ/ エフェクト / プレミアムラック ) を選びます。 3.
接続 接続 ネットワーク接続について スイッチは EEE 機能をオフにできません。 *EEE (Energy Effic ient Ethernet) 機能とは、ネット ワークのトラフィックが少ないときにイーサネッ ト機器の消費電力を減らす技術。グリーンイーサ ネットや IEEE802.
I/O デバイスとの接続 ■ QL シリーズと I/O デバイスの接続 QL シリーズと I/O デバイスの Dante 端子を使って、以 下のように接続し、I/O デバイスのロータリースイッチと ディップスイッチを設定します。 す。この方法で接続することによって、 デイジーチェーン で構築されたネットワークよりも、ネットワーク障害に強 い環境を構築できます。 ■ QL シリーズと I/O デバイスの接続 QL シリーズと I/O デバイスの Dante 端子を使って、 以 下のように接続し、 I/O デバイスのロータリースイッチと ディップスイッチを設定します。 スイッチングハブ PRIMARY PRIMARY 23 EF 01 QL5 SECONDARY SECONDARY PRIMARY 45 6 23 789A 01 EF 01 PRIMARY SECONDARY PRIMARY 23 789A BC D 45 6 Rio3224-D (ID#1) E 23 789A BC D 45 6 BC D Rio3224-D (ID#1) EF 78
接続 オーディオ入出力の接続 アナログ入力の接続 本体や I/O デバイスの INPUT 端子には、 主にマイクロ フォンやモノラルのラインレベル機器を接続します。 QL シリーズ アナログ出力の接続 本体の OMNI OUT 端子と I/O デバイスの OUTPUT 端 子には、アウトプット系チャンネル (MIX、 MATRIX、 STEREO(L/R)、MONO(C)) の出力信号、モニター信号 (MONITOR OUT L/R/C チャンネル )、 INPUT チャンネ ルのダイレクト出力信号などがパッチできます。 パッチに ついてはクイックガイドの 「ミキサーの出力先を I/O デバ イスにパッチする」 ( → P.
オプションカードの取り付け 2.
クイックガイド クイックガイド ここでは、ミキシングのワークフローで一般的な操作手順 を説明します。例として QL5 が 1 台と I/O デバイスが 1 台あり、アンプとスピーカーを接続している状況を想定し ています。手順が複数ある場合は、最もシンプルな手順の み紹介しています。 I/O デバイスを接続する 1. 接続する機器の電源が切れていることを確認してか ら、イーサネットケーブルで、本体の Dante 端子 (Primary) と I/O デバイスの Dante 端子 (Primary) とをつなぎます。 2. I/O デバイスの ID を設定します。 NOTE それぞれの詳しい機能やパラメーターについては、リファ レンスマニュアルなどをご参照ください。 機器を接続する I/O デバイスが 1 台の場合は、I/O デバイスの ID を 「1」に設定します。 接続する機器が複数ある場合、ID は機器どうしで重な らないように割り振ります。 3. I/O デバイスの電源→本体の電源→アンプの順に電 源を入れます。 Dante ネットワークを設定する 1.
インプットチャンネルを設定する インプットポートをパッチする 1. タッチスクリーン内の I/O DEVICE ボタンを押しま す。 インプットチャンネルを設定する ファンタム電源のオン / オフ 2. I/O DEVICE 画面上部の DANTE PATCH タブを押します。 1. チャンネルストリップセクションで、調整したいチャ ンネルの [SEL] キーを押します。 3. I/O DEVICE 画面内の DANTE INPUT PATCH ボタンを押しま す。 2. セレクテッドチャンネル画面の GAIN ノブを押しま す。 4. AUTO SETUP ボタンを押しま す。 GAIN ノブ 5. 確認の画面が出たら OK ボタンを押します。 6. × ボタンで画面を閉じます。 3. 使用するマイクや必要に応じて、GAIN/PATCH ポップアップの +48V ボタンを押します。 ➩ ミキサーの出力先を I/O デバイスにパッチする 1. 2.
クイックガイド 4. ほかのチャンネルも同様に [SEL] キー→ [CUE] キー → [GAIN] ノブで調節していきます。 EQ/ ダイナミクスをかける 5. 調節が終わったら[CUE]キーをオフ(消灯)にします。 EQ をかける インプット系チャンネルの信号を STEREO バスに送る 1. 操作したいインプット系チャンネルの [SEL] キーを 押します。 2. セレクテッドチャンネルセクションの、いずれかのノ ブを押して、SELECTED CHANNEL VIEW 画面に 戻ります。 3. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の TO ST PAN/BALANCE フィールドで、 ST ボタンを押し てオン ( ピンク地に白文字 ) にします。 4. トップパネルで、対応するインプット系チャンネルの [ON] キーを押してオン ( 点灯 ) にします。 5. マスターセクションにある STEREO チャンネルの [ON] キーをオンにして、 STEREO チャンネルの フェーダーを 0dB まで上げます。 6.
アウトプットチャンネルを設定する ダイナミクスをかける GEQ を使う 1. 操作したいチャンネルの [SEL] キーを押します。 1. タッチスクリーン内の RACK ボタンを押します。 2. セレクテッドチャンネルセクションのノブのひとつ を押して、SELECTED CHANNEL VIEW 画面に戻 ります。 3. タッチスクリーン内の DYNAMICS 1 の ON ボタン を押します。 2. GEQ タブを押します。 3. GEQ1 の INPUT PATCH ボタンを押します。 4. CH SELECT 画面の左側のリストから入力元を選 び、右側のボタンでチャンネルを選びます。 5. CLOSE ボタンを押します。 6. GEQのラックコンテナを押してGEQ EDIT画面を開 きます。 7. FADER ASSIGN フィールドを押します。 8. フェーダーで調節します。 (QL1 は FADER ASSIGN フィールドを押して操作 する帯域を選択します。) 9. ほかの GEQ についても同様に操作します。 4.
クイックガイド オートミキサーを使う 1. タッチスクリーン内の RACK ボタンを押します。 2. GEQ タブを押します。 3. VIRTUAL RACK 画面のラックマウントボタンを押 します。 14. 誰も話していない状態で、レベルインジケーターが緑 に点灯し続けるようにヘッドアンプゲイン ( および フェーダー) を調整します。 15. 必要に応じて、weight を操作し入力チャンネル間の 感度が等しくなるように調整します。 エフェクトをかける EFFECT RACK をセンド / リターンで使う 4. 38 1. タッチスクリーン内の RACK ボタンを押します。 2. EFFECT タブを押します。 3. 必要に応じて、INPUT CH/OUTPUT CH のパッチ を変更します。 4. 真ん中のラックコンテナを押して、EFFECT EDIT 画 面を開きます。 5. エフェクトタイプフィールドを押します。 RACK MOUNTER画面の8ch Automixerボタンを 押します。 5.
エフェクトをかける 6. EFFECT TYPE 画面のリストから使いたいエフェク トを選びます。 7. フェーダーバンクセクションから、手順 3 で選んだエ フェクトセンド用チャンネルのバンクセレクトキー を押します。 8. チャンネルストリップセクションで、エフェクトセン ドに用いるチャンネルの [SEL] キーを押します。 9. フェーダーを使ってエフェクトセンドを操作します。 10. フェーダーバンクセクションから、手順 3 で選んだエ フェクトリターン用チャンネルのバンクセレクト キーを押します。 11. チャンネルストリップセクションで、エフェクトリ ターンに用いるチャンネルの[SEL]キーを押します。 12. 使用するエフェクトのリターンレベルを、フェーダー で調節します。 13. 必要に応じてRACKボタン→EFFECTタブのラック コンテナを押して、エフェクトのパラメーターを設定 します。 PREMIUM RACK プロセッサーをインサー トで使う 1. タッチスクリーン内の RACK ボタンを押します。 2.
クイックガイド 6. CH SELECT 画面の左側のリストから入力元を選 び、右側のボタンでチャンネルを選びます。 7. CLOSE ボタンを押します。 8. プレミアムラックを使いたいチャンネルがあるバン クをチャンネルストリップセクションで選びます。 9. プレミアムラックを使いたいチャンネルの [SEL] キーを押します。 10. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の INSERT フィールドで、RACK EDIT ボタンを押します。 11. 3. SELECTED CHANNEL VIEW 画面で、 DIRECT OUT フィールドのポップアップボタンを押します。 4. INSERT/DIRECT OUT の OUT/IN を選びます。 5. ON ボタンを押して有効にします。 6.
グルーピング / リンクをする 3. 4. 変更したい OUTPUT PORT のタブを選びます。 アウトプットチャンネル選択ボタンを押して、変更し たいポートのアウトプットチャンネルを選びます。 グルーピング / リンクをする トークバックを使う 1. リアパネルの INPUT 端子にトークバックで使うマイ クを接続します。 2. タッチスクリーン内の MONITOR ボタンを押しま す。 3. TALKBACK の領域にある TALKBACK ASSIGN フィールドを押します。 4. TALKBACK 画面の ASSIGN フィールドで TALKBACK を送りたいバスを選びます。 5. TALKBACK ON ボタンを押します。 チャンネルリンクを作る 1. タッチスクリーン内の CH JOB ボタンを押します。 2. CH LINK ボタンを押します。 3. チャンネルストリップセクションで、リンクさせたい チャンネルのあるバンクを選びます。 4.
クイックガイド オシレーターをアウトプットチャン ネルに出力する 1. 2. 3. シーンメモリーを使う シーンを保存する タッチスクリーン内の MONITOR ボタンを押しま す。 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィール ドを押します。 OSCILLATOR 表示ボタンを押します。 2. [TOUCH AND TURN] ノブを回して、ストア先の シーン番号を選びます。 3. SCENE LIST 画面の STORE ボタンを押します。 4. SCENE STORE 画面で名前とコメントを入力しま す。 5. SCENE STORE 画面の STORE ボタンを押します。 6. STORE CONFIRMATION ダイアログの OK ボタン を押してストアを実行します。 OSCILLATOR 画面の MODE、 LEVEL、 FREQ (frequency) を設定します。 シーンをリコールする 4. 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィール ドを押します。 2.
USB メモリーでの録音 / 再生 USB メモリーでの録音 / 再生 USB メモリーのオーディオファイルを再生す る USB メモリーに録音する 1. オーディオファイルの入った USB メモリーを本体に 接続します。 2. タッチスクリーン内の RECORDER ボタンを押しま す。 3. PLAYBACK OUT で、 オーディオファイルの再生を 立ち上げるチャンネルを選びます。 4. 再生するファイルをリストから選びます。 5. 再生ボタンを押します。 6. PLAYBACK OUT GAIN ノブでゲインを調節した あと、PLAYBACK OUT で選んだチャンネルの フェーダーをチャンネルストリップセクションなど で操作して、レベルを調節します。 1. 本体の USB 端子に USB メモリーを接続します。 2. タッチスクリーン内の RECORDER ボタンを押しま す。 3. USB タブを押します。 4. REC RATE ボタンを押して録音する MP3 ファイル のビットレートを切り替えます。 5.
クイックガイド 本体設定のセーブ / ロード 本体の設定を USB メモリーにセーブする 1. USB 端子に USB メモリーを接続します。 2. タッチスクリーン内の SETUP ボタンを押します。 3. SAVE/LOAD ボタンを押します。 4. 必要ならば、ディレクトリーのアイコンを押して、 ディレクトリーを移動します。 本体の設定を USB メモリーからロードする 1. タッチスクリーン内の SETUP ボタンを押します。 2. SAVE/LOAD ボタンを押します。 3. ファイルリストに表示されたファイルを押す、または [TOUCH AND TURN] ノブを回して、ロードしたい ファイルを選びます。 4. LOAD ボタンを押します。 5. LOAD SELECT 画面でロードするデータ、 データの タイプ、ロード先を選びます。 6. LOADボタンを押して、選んだファイルをロードしま す。 ひとつ上の階層に移動する場合は、PATH フィール ドにある矢印ボタンを押します。 5.
その他の操作 その他の操作 4. これ以降は、 BANK A/BANK B ボタンを切り替える ことで、タッチスクリーン /LCD/ ネーム表示 / ラン プの輝度を一括して変更できます。 また、USER DEFINED キーにこのパラメーターを割り当て、 キー を押すたびにバンク A/B を切り替えることもできま す。 タッチスクリーン /LED/ ネーム表 示 / ランプの輝度を設定する タッチスクリーン、トップパネル上の LED とネーム表示、 リアパネルの LAMP 端子に接続されたランプの輝度を設 定します。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを 押します。 2.
その他の操作 本体を工場出荷時の状態に初期化す る フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 ) 本体の内蔵メモリーにエラーが起きたとき、またはパス ワードを忘れてしまったために操作できなくなったとき は、次の操作で内蔵メモリーを初期化できます。以下の操 作は慎重に行なってください。 使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが 生じる場合があります。この挙動のずれは、キャリブレー ション機能を使って調整できます。この操作で、指定した チャンネルストリップセクション、マスターセクションの フェーダーに対して、半自動でキャリブレーションを行な います。 注記 内蔵メモリーを初期化すると、それまでメモリー内に 保存されていた内容が失われます。 1. NOTE 入力ゲインの調整やタッチスクリーンの検知位置の調 整については、リファレンスマニュアルをご参照くだ さい。 パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れます。 オープニング画面に続いて、起動メニュー画面が表示 されます。 1.
フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 ) 8. 手順 6 〜 7 の操作を繰り返して 20dB、 0dB、 + 10dB( 上突き当て ) の 3 箇所のフェーダー位置 も順番に調整します。 + 10dB の位置の調整が終わると、キャリブレー ションが始まります。 9. キャリブレーションが終了したら、APPLY ボタンを 押します。 内部メモリーにキャリブレーション設定が保存され ます。RESTART ボタンが表示された場合は、キャリ ブレーションに失敗しています。RESTART ボタン を押し、もう一度キャリブレーションを実行してくだ さい。 10.
困ったときは 困ったときは ❍ インプット系チャンネルのフェーダーは上がっていま すか? ❍ EQのゲインを極端に下げた設定になっていませんか? ヤマハプロオーディオサイトに、FAQ( よくあるご質問と 答え ) を掲載しています。 http://www.yamahaproaudio.
困ったときは 外部に接続したデジタル機器にノイズが入る ❍ ワードクロックは正しく設定されていますか? ❍ 非同期の信号が入力されていませんか? ❍ オシレーターやトークバックがオンになっていません か? 高域が落ちる ❍ エンファシスがかかっていませんか?入力信号の状態 とエンファシス情報が一致しない場合に発生します。 ❍ EQ がかかっていませんか? 特に EQ ブーストをかけたときなど、ヘッドルームにゆと りがない ❍ EQ のアッテネーター機能を使用して、レベルを抑えて ください。 シーンをリコールしても、一部のチャンネル / パラメー ターが更新されない ❍ そのチャンネル/パラメーターにリコールセーフが設定 されていませんか? ❍ そのチャンネル / パラメーターが更新されないような FOCUS の設定になっていませんか? ❍ ユーザーレベルの制限が設定されていませんか? EFFECT EDIT 画面で CUE ボタンをオンにしても、 解 除されてしまう ❍ 表示画面を切り替えると自動的に解除されます。 シーンをリコールすると、フェーダーが止まるまでに時間 がかかる ❍ フェードタイムが設定さ
ラックマウントキット RK1( 別売 ) の 取り付け ラックマウントキット RK1( 別売 ) の 取り付け オプションのラックマウントキット RK-1 を QL5、QL1 に取り付けて、ラックや設備に固定できます。 1. 電源がオフになっていることを確認します。 2. ネジ A を外してサイドパッドを取り外します。 NOTE サイドパッドのネジは、取り外したパッドと一緒に保管してください。 A A A サイドパッド 3. RK1 に付属のネジを使用して、 金具を取り付けます。 下の図の矢印の位置でネジ止めしてください。 4.
一般仕様 一般仕様 内部クロック サンプリング周波数 外部クロック 44.1kHz 48kHz 44.1kHz +4.1667%, +0.1%, –0.1%, –4.0% ±200ppm 48kHz +4.1667%, +0.1%, –0.1%, –4.0% ±200ppm シグナルディレイ Less than 2.5ms, INPUT to OMNI OUT, Fs= 48kHz フェーダー 100mm motorized, Resolution=1024steps, +10dB to –138dB, –∞dB all faders +0.5, –1.5dB 20Hz-20kHz, refer to +4dBu output @1kHz, INPUT to OMNI OUT 周波数特性 全高調波歪率 *3 Less than 0.05% 20Hz-20kHz@+4dBu into 600Ω, INPUT to OMNI OUT, Input Gain= Min. ハム&ノイズ *4 –128dBu typ.
寸法図 寸法図 QL5 19 563 272 828.
索引 索引 D お ね オートミキサー...................................38 ネーム表示...........................................45 オシレーター.......................................42 ネットワーク接続 ...............................30 オプションカード ...............................33 は Dante.................................... 9, 30, 34 INPUT PATCH ..........................35 か OUTPUT PATCH .....................35 カスタムフェーダーバンク................22 パッチ ..................................................40 ひ Dante Controller について.........
アフターサービス アフターサービス お問い合わせ窓口 保証と修理について お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または 次のお問い合わせ窓口までご連絡ください。 保証と修理についての詳細は下記のとおりです。 ●保証書 ●機能や取り扱いに関するお問い合わせ ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター 0570-050-808 ※ 固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は 本書に保証書が掲載されています。購入を証明する書類 (レシート、売買契約書、納品書など)とあわせて、大切に保 管してください。 ●保証期間 保証書をご覧ください。 03-5488-5447 受付 月曜日〜金曜日 11:00 〜 19:00 ( 土曜、 日曜、祝日およびセンター指定休日を除く ) FAX 03-5652-3634 オンラインサポート http://jp.yamaha.
ブロックダイアグラム M MATRIX O (USE7-8 N AS CUE B) ST O MIX CUE (A) 1 2 1516 L R (C) 1 2 7 8 L R CASCADE OUT MIX CASCADE OUT1-16 To OUTPUT PATCH To OUTPUT PATCH CASCADE IN To OUTPUT PATCH To OUTPUT PATCH SLOT1 1-16 SLOT2 1-16 To OUTPUT PATCH To CASCADE IN SELECT TALKBACK DANTE IN METER DANTE INPUT [DANTE] DANTE IN 1-64{32} [INPUT] [1-32{16}] INPUT +48V 2 + - 3 PRE GC HA METER METER OSCILLATOR SLOT1 16 POST ON INSERT 1,2 OUT PRE FADER INSERT 1,2 OUT PRE EQ INSERT 1,2 OUT PLAYBACK O UT METER
CUE(A) / SURROUND MONITOR CUE(A) / STEREO MONITOR CUE(A) TRIM (INPUT/OUTPUT/DCA) MO NO CUE(A) L BUS CUE(A) L METER CUE(A) L CUE(A) R METER CUE(A) R CUE(A) R BUS CUE(A) OUT ON DELAY (MAX:1000ms) DELAY (MAX:1000ms) MO NITOR DELAY AUTO BYPASS CUE(A) TRIM (INPUT/OUTPUT/DCA) MO NITOR DELAY AUTO BYPASS CUE(A) ON CUE(A) L BUS CUE(A) OUT L To OUTPUT PATCH CUE(A) OUT R To OUTPUT PATCH CUE(A) R BUS CUE(A) ON CUE(A) L METER CUE(A) L CUE(A) R METER CUE(A) R CUE(A) OUT ON DELAY (MAX:1000ms) DELAY
レベルダイアグラム Analog Analog Φ Digital GAIN dBu +30 +24 +20 dBFS 0 -10 +10 +4 0 -20 -10 -40 -20 -50 -30 -60 -40 -70 -30 -50 -80 -60 -90 -70 -100 -80 -110 -90 -120 -100 -130 -110 -140 -120 -150 -130 -160 -140 -170 -150 -180 -160 -190 -170 -180 -190 -200 -210 Digital Digital AD INSERT ATT. EQ (x4) DYN 1 DYN 2 INSERT DELAY DCA LEVEL /ON PAN BUS Adder INSERT ATT.
保 持込修理 品 名 ※品 証 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 デジタルミキシングコンソール 番 ※シリアル番号 保 証 期 間 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 年 書 月 日 (詳細は下項をご覧ください) ※ 販 店 所在地 売 お 客 様 ご住所 お名前 電 話 様 ( 印 名 電 店 話 ( ) ) 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 ご販売店様へ ※印欄は必ずご記入ください。 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル1F TEL. 03-5652-3850 保証規定 1. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意 書に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致します。 5.
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