このリファレンスマニュアルの使い方 QL5/QL1 リファレンスマニュアル ( 本書 ) は、用語の検索機 能やリンク機能を活用できます。 用語の検索 用語を検索するときは、本書を表示しているソフトウェアの機 能を使います。 Adobe Reader を使っているときは、 検索バーに用語を入力し てコンピューターキーボードの キーを押すと、入力 した用語を検索します。 前の画面 / 次の画面を表示する Adobe Reader を使っているときは、 前の画面 / 次の画面を表 示できます。ページのリンクでページを移動したあとに、 前の画 面に戻りたいときに便利です。 リファレンスマニュアル 機能ツリー図を使う 4 ページ以降に、QL シリーズの機能ツリー図が掲載されていま す。ディスプレイに表示されている画面や機能の説明ページを さがすときに、 この機能ツリー図を活用してください。 JA
目 目 チャンネルジョブ ................................................................................ 56 次 機能ツリー図 ......................................................................................... 4 DCA グループ ......................................................................................................................... ミュートグループ.................................................................................................................... リコールセーフ機能を使う ........................................
目 内蔵時計の日時を合わせる ................................................................................................. ネットワークアドレスを設定する ..................................................................................... Dante オーディオネットワークを設定する .................................................................... GPI ( 汎用インターフェース ) を使う ............................................................................... I/O デバイスと外部ヘッドアンプ........................................................ 127 I/O デバイスを利用する ........
機能ツリー図 機能ツリー図 TO STEREO/MONO ( ) 内のページは取扱説明書 ( 冊子 ) のページ番号です。 Main SELECTED CHANNEL OVERVIEW FUNCTION ACCESS AREA 11 (17) 15, 24, 41 42 43 WIRELESS 132 CH33-64/ST IN 43 EXTERNAL HA 135 OUTPUT 43 LIBRARY EXTERNAL HA EDIT 136 EQ LIBRARY 55 MONITOR DYNAMICS LIBRARY 55 MONITOR 137 88 GEQ LIBRARY 126 CUE EFFECT LIBRARY 126 MONITOR 89 OSCILLATOR 99 TALKBACK 97 8ch 27 Portico5033/Portico5043/U76/Opt-2A/ EQ-1A/DynamicEQ LIBRARY 126 CH1-32 29 DANTE INPUT PATCH LIBRARY 128
機能ツリー図 SETUP MIDI/GPI PATCH 138, 203 PORT SELECT 20, 22, 28, 91, 95, 128, 136, 188 CH SELECT 18, 104, 147, 175 MIDI SETUP 139 PROGRAM CHANGE 141 CONTROL CHANGE 144 GPI 204 Others FADER START 206 CONFIRMATION 167 BUS SETUP 189 SOFT KEYBOARD (23) CONSOLE LOCK 176 LOGIN 163 DATE/TIME 191 NETWORK 192 DANTE SETUP 192 SCENE Startup Menu MODE SELECT 210 INITIALIZE ALL MEMORIES 210 INITIALIZE CURRENT MEMORIES 210 73 TOUCH SCREEN CALIBRATION 210 GLOBAL PASTE 78 INPUT PORT
セレクテッドチャンネルセクション SELECTED CHANNEL VIEW 画面 セレクテッドチャンネルセクション ディスプレイ右側に配置されたセレクテッドチャンネルセクションは、従来のアナログミキサーのチャ ンネルモジュールに相当する部分で、現在選ばれているチャンネルの主要なパラメーターは、 パネル上 のノブを使って設定できます。 このセクションでは、最後に [SEL] キーで選択したチャンネルが操作の対象になります。 ST IN チャン ネル、STEREO チャンネルをひとつのチャンネルストリップに割り当てた場合は、 L/R チャンネルの どちらか一方のみが選択され、主要なパラメーターは連動します。 セレクテッドチャンネルセクションでの操作 セレクテッドチャンネルセクションでの操作は以下の手順で行ないます。 手順 1. フェーダーバンクセクションにあるバンクセレクトキーで、操作したいチャンネルが含まれている バンクを選ぶ。 2. トップパネルにあるチャンネルストリップセクション、マスターセクションの [SEL] キーを使って 操作するチャンネルを選ぶ。 3.
セレクテッドチャンネルセクション 送り先のバスがモノラル ×2 のとき ■ GAIN/PATCH フィールド 1 HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。また、 HA の動作状態が表示さ れます。 2 1 GAIN ノブ 3 3 HA のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。 ノブを押すと GAIN/PATCH 1ch 画面が表示されます。 2 G.C.
セレクテッドチャンネルセクション ■ PAN/BALANCE フィールド ■ HPF フィールド ( インプットチャンネルのみ ) STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフ切り替えやパン / バランスの設定を行ないます。 HPF の設定を行ないます。アウトプットチャンネル選択時に は、1 に灰色の円が表示され、2 は表示されません。 このフィールドの表示や機能は、選択されているチャンネルの種類に応じて異なります。 HPF のカットオフ周波数を設定します。 1 TO STEREO PAN ノブ 2 ON ボタン STEREO バスへのパンを設定します。 1 HPF のオン / オフを切り替えます。 2 ■ EQ パラメーターフィールド 4 バンド EQ のパラメーターを設定します。各ノブを押すと、 HPF/EQ 1ch 画面が表示されます。 1 Q ノブ バンドごとのキューが表示されます。 2 ST/MONO ボタン STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフを 切り替えます。 HIGH バンドのフィルタータイプとして LPF または H.
セレクテッドチャンネルセクション ■ EQ グラフフィールド ■ INSERT フィールド EQ の大まかな特性が表示されます。このフィールドを押すと、アッテネーター、HPF、EQ の設定を行 なう HPF/EQ 1ch 画面が表示されます。 インサートに関する設定を行ないます。 1 1 ポップアップボタン 2 このボタンを押すと、 INSERT/DIRECT OUT 1ch 画面が表示 されます。 2 ON ボタン 3 4 インサートのオン / オフを切り替えます。 3 RACK EDIT ボタン エフェクトやプレミアムラックがインサートされているときに表示されます。押すと、インサート されたラックのエディット画面が表示されます。 ■ DYNAMICS1/DYNAMICS2 フィールド 4 IN インジケーター ダイナミクス 1/2 のパラメーターを設定します。 1 2 インサートインパッチにポートが割り当てられているときに表示されます。インサートインに信 号が送られると点灯します。 ■ DIRECT OUT フィールド 3 ダイレクトアウトに関する設定を行ないま
セレクテッドチャンネルセクション ■ FADER フィールド チャンネルのオン / オフ、レベルに関する設定を行ないます。 1 フェーダー 2 現在のレベルがフェーダーで表示されます。 レベルはパネル上のフェーダーで設定します。 2 レベル表示 3 1 現在のレベルの設定値が表示されます。チャンネル内のどこ かの位置でクリップすると、ΣCLIP インジケーターが点灯し ます。 3 ON ボタン チャンネルのオン / オフを切り替えます。パネル上の [ON] キーと連動します。 ■ DCA/MUTE フィールド 1 そのチャンネルが所属する DCA/ ミュートグループを選びます。 1 タブ DCA グループ、 またはミュートグループを選択します。選択したタブ をもう一度押すと、DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面が 表示されます。 3 DCA グループ選択時 2 DCA グループ選択ボタン 2 チャンネルが所属する DCA グループを選びます。 3 ミュートグループ表示インジケーター 選択チャンネルが所属しているミュートグループが表示されます。 ミュ
チャンネルストリップセクション ■ CHANNEL NAME フィールド チャンネルストリップセクション 現在選ばれている 8 チャンネルのチャンネル番号、チャンネル名、 チャンネルアイコンが画面の上下に 表示されます。現在選択されているチャンネル名はハイライト表示されます。 タッチスクリーン下部に配置されたチャンネルストリップセクションでは、 インプット系チャンネル、 アウトプット系チャンネル、 DCA グループを呼び出して操作できます。フェーダーバンクセクション にあるバンクセレクトキーを押すと、そのキーに対応するチャンネル /DCA グループのフェーダー/ [ON] キー/[CUE] キーを使って操作できます。 : 選択されているチャンネル : 選択されていないチャンネル チャンネルストリップセクションでの操作 ■ GAIN/PATCH フィールド 手順 HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。また、 HA の動作状態が表示さ れます。 1.
チャンネルストリップセクション ・ USER DEFINED ノブに INPUT GAIN → DIGITAL GAIN を割り当てたり、USER DEFINED キーに ALTERNATE 機能を割り当ててもデジタルゲインを操作できます。 ■ EQ フィールド EQ の大まかな特性が表示されます。このフィールドを押すと、 HPF、 EQ の設定を行なう HPF/EQ 1ch 画面が表示されます。 スロットにパッチされている場合 : NOTE スロット名が表示されます。 DCA、モニターが選択されているとき、このフィールドには 何も表示されません。 ラックに接続されている場合 : パッチとモジュールが表示されます。 ■ DYNAMICS1/2 フィールド ダイナミクス 1/2 のスレッショルド値とメーターが表示されます。 こ のフィールドを押すと、DYNAMICS1/2 の 1ch 画面が表示されま す。 アウトプットに接続されている場合 : パッチのみが表示されます。 NOTE DCA、モニターが選択されているとき、このフィールドには何 も表示されません。 ■ INPUT DELAY フ
チャンネルストリップセクション 送り先のバスが VARI ( ステレオ ) のとき MATRIX チャンネル ( モノラル ) /MONO チャンネル選択時 奇数 - 偶数の順に並んだ 2 つのバスがステレオの場合、左側のノブが PAN ノブ、右側のノブが SEND ノブとして機能します。 チャンネル内部のどこかでクリップが起きると、Σ クリップインジケーターが点灯します。 MATRIX チャンネルがステレオのとき、または STEREO チャンネルのときは、左右チャンネルのバラ ンスを示す BALANCE ノブが表示されます。 送り先のバスが FIXED のとき ノブのかわりにバスごとの SEND ON/OFF ボタンが表示されます。 ■ DCA グループフィールド チャンネルが所属する DCA グループ (1 〜 16) が 1 段目と 2 段目に表示されます。 このフィールドを押すと、 DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面が表示されます。 ■ TO STEREO/MONO フィールド STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフ状態やパン / バランスの設
入出力のパッチング 入出力のパッチング 出力ポート ( 端子 / ポート ) インプットパッチ / アウトプットパッチの変更方法、およびインサート接続やダイレクト出力の操作方 法について説明します。 QL シリーズが初期状態のとき、それぞれのインプット系チャンネルには次の入力ポート ( 端子 / ポー ト ) がパッチされています。 インプット系チャンネル 入力ポート ( 端子 / ポート ) INPUT1 〜 32 CH33 〜 48 DANTE1 〜 16 CH49 〜 64 DANTE17 〜 32 ST IN1 〜 4 FX5L(A) 〜 FX8R(B) CH1 〜 16 INPUT1 〜 16 CH17 〜 32 DANTE1 〜 16 ST IN1 〜 4 FX5L(A) 〜 FX8R(B) STEREO L/R Dante オーディオネットワークとのパッチを行なう DANTE INPUT PATCH 画面では、QL シリーズ の入力と I/O デバイスの入力とをパッチします。QL5 は 64 チャンネル、 QL1 は 32 チャンネルの入 力ができる Dan
入出力のパッチング PATCH/NAME 画面 インプットパッチを変更する 2 3 7 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、操作す るインプット系チャンネルを選ぶ。 1 2. OVERVIEW 画面のチャンネル番号 / チャンネル名のフィールドを押す。 3.
入出力のパッチング 4 カテゴリー選択リスト アウトプットパッチを変更する 入力ポートのカテゴリーを選択します。それぞれのカテゴリーは、次の入力ポートに対応していま す。 チャンネルの種類によって、表示されるカテゴリーは変わります。 パッチを変更するには、アウトプット系チャンネルごとに出力先となる出力ポートを選択する方法と、 出力ポートごとに出力元となるアウトプット系チャンネルを選択する方法があります。 ・ DANTE1-32............. DANTE1 〜 DANTE32 ・ DANTE33-64.......... DANTE33 〜 DANTE64(QL5 のみ) アウトプット系チャンネルごとの出力ポートを選択する PB OUT(R) ・ INPUT/PB OUT ...... INPUT1 〜 32*1 、PB OUT(L)、 ・ SLOT1 ....................... SLOT1(1) 〜 SLOT1(16) ・ SLOT2 ....................... SLOT2(1) 〜 SLOT2(16) 手順 ・ EFFECT RACK..
入出力のパッチング 7 ポート選択ボタン PATCH/NAME 画面 3 4 カテゴリーの中から、 パッチするポートを選択します。選択を解除するときは、もう一度ボタンを 押します。 5 9 8 タブ 項目を切り替えます。 1 9 閉じるボタン 画面を閉じます。 出力ポートごとにアウトプット系チャンネルを選択する 2 7 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の中央にある SYSTEM SETUP フィールドの OUTPUT PORT ボタンを押す。 6 3. OUTPUT PORT 画面下部のタブで、操作する出力ポートを選ぶ。 4. 操作するポートのチャンネル選択ボタンを押す。 5.
入出力のパッチング 2 チャンネル選択ボタン CH SELECT 画面 現在のカテゴリーの中から出力ポートに割り当てるチャンネルを選びます。 3 CLOSE ボタン 画面を閉じます。 チャンネルに外部機器をインサート接続する INPUT、MIX、MATRIX、STEREO、MONO の各チャンネルの信号経路に、エフェクトプロセッサーな どの外部機器をインサート接続できます。このとき、インサートに使用する入出力ポートの種類や、イン サートアウト / インの位置は、チャンネルごとに指定できます。 2 1 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを使って、外部機 器をインサートしたいチャンネルを選ぶ。 3 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の INSERT フィールドにあるポップアップボタンを押す。 3. INSERT OUT ボタンまたは INSERT IN ボタンを押す。 1 カテゴリー選択リスト 4.
入出力のパッチング ■ INSERT IN HA フィールド INSERT/DIRECT OUT 画面 (1ch) 3 6 7 6 7 インサートインに、HA を装備した入力ポートを選択した場合に表示されます。 9 6 +48V ボタン 9 インサート1とインサート 2 で現在選ばれている HA のファンタム電源 (+48V) のオン / オフ を切り替えます。 8 7 A.
入出力のパッチング 2 INSERT ON/OFF ボタン ・ GEQ RACK ............................... GEQ1L(A) 〜 GEQ8R(B) インサートのオン / オフを切り替えます。ボタンの上部に現在設定されているインサートポイン トが表示されます。 ・ EFFECT RACK ........................ FX1L(A) 〜 FX8R(B) ・ PREMIUM RACK ....................
入出力のパッチング INSERT/DIRECT OUT 画面 (1ch) INPUT チャンネルをダイレクト出力する 6 INPUT チャンネルの信号は、I/O デバイスの OUTPUT 端子、任意の OMNI OUT 端子、または任意の スロットの出力チャンネルからダイレクト出力できます。 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを使って、ダイレ クト出力したい INPUT チャンネルを選ぶ。 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の INSERT フィールドにあるポップアップボタンを押す。 3. INSERT/DIRECT OUT 画面の DIRECT OUT PATCH ボタンを押す。 1 4. 出力ポートを選ぶ。 5.
入出力のパッチング DIRECT OUT 画面 (8ch) PORT SELECT 画面 1ch または 8ch の INSERT/DIRECT OUT 画面の DIRECT OUT PATCH ボタンを押すと表示され ます。 ダイレクト出力に使用する出力ポートを設定します。 4 1 2 1 2 3 1 DIRECT OUT ON ボタン 3 ダイレクトアウトのオン / オフを切り替えます。ボタンの上部に現在設定されているダイレクト アウトポイントが表示されます。 1 カテゴリー選択リスト 2 DIRECT OUT PATCH ボタン 出力ポートのカテゴリーを選択します。それぞれのカテゴリーは、次の出力ポートに対応していま す。チャンネルの種類によって、表示されるカテゴリーは変わります。 現在選ばれているダイレクトアウトの出力ポートが表示されます。このボタンを押すと、 出力ポー トを選択する PORT SELECT 画面が表示されます。 ・ OUTPUT/DIGITAL/REC.......
インプット系チャンネル インプット系チャンネル ・ HPF ( ハイパスフィルター) 特定の周波数よりも低い帯域をカットします。 ここでは、インプット系チャンネルについて説明します。 ・ 4 BAND EQ (4 バンドイコライザー) HIGH、HIGH MID、LOW MID、LOW の 4 バンドを備えたパラメトリック EQ です。 インプット系チャンネルの信号の流れ ・ DYNAMICS 1 ゲート / ダッキング / エキスパンダー/ コンプレッサーとして利用できるダイナミクスプロセッ サーです。 インプット系チャンネルは、 I/O デバイスやリアパネルの入力端子、スロット 1 〜 2 などを経由して入 力された信号を加工し、 STEREO バス、MONO バス、 MIX バス、 MATRIX バスに送り出すセクション です。インプット系チャンネルには次の 2 種類があります。 ・ DYNAMICS 2 コンプレッサー/ コンパンダー/ ディエッサーとして利用できるダイナミクスプロセッサーです。 INPUT チャンネル ( モノラル ) ・ INPUT DELAY ( インプットデ
インプット系チャンネル ・ INSERT ( インサート ) (INPUT チャンネル ( モノラル ) のみ ) 任意の出力 / 入力ポートをパッチし、 エフェクトプロセッサーなど外部機器をインサートします。 インサートアウト / インサートインの位置は EQ の直前、フェーダーの直前、[ON] キーの直後の 中から選択できます。 PATCH/NAME 画面 ■ PATCH タブ選択時 2 ・ DIRECT OUT ( ダイレクトアウト ) (INPUT チャンネル ( モノラル ) のみ ) 任意の出力ポートをパッチし、 入力信号をその出力ポートからダイレクト出力します。ダイレクト 出力の位置は、HPF の直前、EQ の直前、フェーダーの直前、[ON] キーの直後の中から選択できま す。 3 5 1 ・ METER ( メーター) インプット系チャンネルのレベルが表示されます。 レベルの検出位置は切り替えできます ( → P.
インプット系チャンネル ■ ICON タブ選択時 ■ NAME タブ選択時 キーボード画面でチャンネル名を直接入力できます。 1 2 3 1 チャンネルカラー選択ボタン チャンネルカラーを選びます。 2 アイコン選択ボタン チャンネルアイコンを選びます。 3 サンプルネーム設定ボタン プリセットされたサンプルネームを選びます。あとで、NAME タブ画面で修正もできます。 NOTE チャンネル名のフィールドは、サンプル名を入力したあとでも文字を追加 / 修正できます。 「Vocal1」 「Vocal2」のように、共通の名前に連番号が続くチャンネル名を付けたいときは、サン プル名を入力したあとで番号を加えると素早く入力できます。 25 リファレンスマニュアル
インプット系チャンネル GAIN/PATCH 画面 (1ch) HA ( ヘッドアンプ ) を設定する 1 インプット系チャンネルの HA ( ヘッドアンプ ) に関する各種設定 ( ファンタム電源のオン / オフ、 ゲ イン、フェイズ ) を行ないます。 9 0 ・ HA のアナログゲインだけを調整したい場合は、 [TOUCH AND TURN] ノブで操作できます。 ゲインを設定する HA の設定は、GAIN/PATCH 画面で行ないます。 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、チャン ネルを選ぶ。 2 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の GAIN/PATCH フィールドにある GAIN ノブを押す。 3. GAIN/PATCH 画面の 1ch または 8ch タブを押す。 3 4 5 6 78 1 チャンネルアイコン、チャンネル番号、チャンネルネーム表示 4.
インプット系チャンネル 3 INPUT PORT ボタン GAIN/PATCH 画面 (8ch) チャンネルに割り当てられたポートが表示されます。このボタンを押すと、 パッチするポートを選 択する PORT SELECT 画面が表示されます。 8 9 4 アイコン / チャンネル名ボタン チャンネルの番号、アイコン、チャンネル名が表示されます。このボタンを押すと、 入力ポートの パッチングやチャンネル名の設定を行なう PATCH/NAME 画面が表示されます。 1 5 AG-DG LINK ボタン アナログゲインとデジタルゲインのリンクのオン / オフを切り替えます。リンクをオンにすると、 ゲインコンペンセーションがオンのときでも、アナログゲインの調節によりデジタルゲインが連 動します。 2 6 φ( フェイズ ) ボタン 3 入力される信号の正相 / 逆相を切り替えます。 7 D.
インプット系チャンネル 2 PATCH ボタン 3 HA セクション インプットチャンネルに入力ポートをパッチする PORT SELECT 画面が表示されます。 インプットチャンネルに HA がパッチされているときに表示されます。 PORT SELECT 画面 NOTE HA が確認できないスロットがパッチされているときは、MY カードの種類が表示されます。 TAKE FROM CHANNEL ボタン ・ +48V ボタン HA がパッチされているインプットチャンネルのみ、表示されます。 ボタンを押して、 ファンタム 電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 TAKE FROM PORT ボタン ・ A.
インプット系チャンネル 2 OVER インジケーター GAIN/PATCH 画面 (1-32、33-64/ST IN(QL5)、ST IN(QL1)) 入力ポートやラック出力の信号がフルスケールを超えたときに点灯します。このインジケーター は、インプットチャンネルが選択されているときのみに、 表示されます。 該当するインプット系チャンネルの HA の設定状態が表示されます。また、[TOUCH AND TURN] ノ ブを使って、選択されているヘッドアンプのゲインを調節します。 2 1 2 3 +48V インジケーター チャンネルごとの +48V のオン / オフ状態が表示されます。 1 4 φ( フェイズ ) インジケーター 3 チャンネルごとのフェイズの設定状態が表示されます。 NOTE HA が認識できないスロットがパッチされたインプットチャンネルでは、1 の位置にパッチ先 のスロット / ポート番号が表示されます。3 は表示されません。 ラックがパッチされたインプットチャンネルでは、1 の位置にラックのポート ID が表示され ます。 と表示されます。 何もパッチされていないイ
インプット系チャンネル ゲインコンペンセーションがオンのときのアナログゲインとデジタルゲインの関係 インプット系チャンネルから STEREO/MONO バスに信号を送る ゲインコンペンセーションがオンのときは、アナログゲインを動かすと、 I/O デバイスがアナログゲイ ンを動かした幅と同じだけ戻した信号をオーディオネットワークへ出します。このため、オーディオ ネットワーク上の信号は、デジタル領域で常に一定のレベルに補正された状態になります。 STEREO バス /MONO バスは、 メインのスピーカーに信号を出力するために利用します。STEREO バスや MONO バスに信号を送る方法としては、ST/MONO モードと LCR モードという 2 つのモー ドがあり、チャンネルごとに選択できます。 それぞれのモードの特徴は、 次のとおりです。 たとえば、アナログゲインの値を +30dB に設定した状態でゲインコンペンセーションをオンにした 場合、アナログゲインを +45 まで上げても、 オーディオネットワークへは -15dB 補正されて +30dB のレベルで送られます。 ■ ST/MONO モード
インプット系チャンネル 手順 1. STEREO/MONO バスに信号を送りたいインプット系チャンネルのファンタム電源、ゲイン、フェ イズを設定する。 2. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、 STEREO/MONO バスに信号を送りたいインプット系チャンネルを選ぶ。 3. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の PAN/BALANCE フィールドのノブを押して選択し、もう 1 回ノブを押す。 4. TO STEREO/MONO 画面の MODE 選択ボタンを使って、チャンネルごとに ST/MONO モードま たは LCR モードを選ぶ。 SELECTED CHANNEL VIEW 画面 TO STEREO/MONO 画面 5. トップパネルのMASTERセクションで、ST INチャンネル(ステレオ)/INPUTチャンネル(モノラ ル ) の [ON] キーをオンにして、フェーダーを適切な位置まで上げる。 TO STEREO/MONO 画面 (8ch) 6.
インプット系チャンネル 4 ST ボタン /MONO ボタン TO STEREO/MONO 画面 (CH1-32、CH33-64/ST IN(QL5)、ST IN(QL1)) MODE ボタンが ST/MONO モードに設定されているときに、そのチャンネルから STEREO バ ス /MONO バスに送られる信号のオン / オフを切り替えます。 該当するインプット系チャンネルから STEREO バス /MONO バスに送られる信号の状態が表示され ます。 また、選択されているパンまたはバランスを調節します。 5 Σ クリップインジケーター チャンネル内のいずれかの位置でクリップが生じたときに点灯します。 1 2 3 4 6 TO ST PAN/TO ST BALANCE ノブ INPUT チャンネル ( モノラル ) では、STEREO バスに送られる信号の左右の定位を調節する PAN ノブとして機能します。 ST IN チャンネル ( ステレオ) では、PAN ノブとして機能するほか に STEREO バスに送られる左右の信号の音量バランスを調節する BALANCE ノブとしても機 能します。
インプット系チャンネル ■ CSR ノブが 100% の場合 LCR モード選択時の信号レベル LCR モードを選んだ場合、CSR ノブと TO ST PAN ノブの設定によって、 STEREO(L/R) バスと MONO(C) バスに送られる信号レベルが変わります。 MONO(C) バスに送られる信号 信 号 レ ベ ル ■ CSR ノブが 0% の場合 (INPUT チャンネル ( モノラル )) TO ST PAN ノブが通常の PAN ノブとして働き、MONO(C) バスには信号が送られません。 STEREO(L) バスに送られる信号 STEREO(R) バスに送られる信号 信 号 レ ベ ル STEREO(L) バスに送られる信号 L C R PAN ノブ STEREO(R) バスに送られる信号 L C ■ CSR ノブが 100% の場合 (ST IN チャンネル ) R TO ST PAN ノブ ST IN(L) チャンネルから MONO(C) バスに 送られる信号 信 号 レ ベ ル ■ CSR ノブが 0% の場合 (ST IN チャンネル ( ステレ
インプット系チャンネル MIX バスには、センドレベルが固定の FIXED タイプと、 センドレベルが可変の VARI タイプとがあり ます。 MATRIX バスは VARI タイプのみです。 奇数 / 偶数の順に並んだ 2 系統の MIX バス単位で、 FIXED タイプと VARI タイプを切り替えることができます。切り替えは、 SETUP ボタン→ BUS SETUP ボタンで表示される BUS SETUP 画面で行ないます。 インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送る MIX バスは、主にステージ上のフォールドバックスピーカーや外部のエフェクトプロセッサーに信号 を送るために利用します。MATRIX バスは、主にマスターレコーダーや楽屋のモニターシステムなどの 機器に、STEREO バスや MIX バスとは異なるミックスを送信する用途で利用します。 ■ MIX バスが FIXED タイプの場合 インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送るには、次の 2 つの方法があります。 ■ セレクテッドチャンネルセクションを使う [TOUCH AND TURN
インプット系チャンネル ■ MIX/MATRIX バスがステレオバスの場合 MIX SEND/MATRIX SEND 画面 3 奇数 / 偶数の番号順に並んだ 2 系統の MIX/MATRIX バスの主要なパラメーターを連動できま す。 送り先の MIX/MATRIX バスがステレオに設定されているときは、2 つ並んだ TO MIX/ MATRIX SEND LEVEL ノブのうち、左側のノブが TO MIX/MATRIX PAN ノブ (TO STEREO/MONO 画面で BALANCE モードを選んでいるときは BALANCE ノブ ) として機能 します。 1 2 3 4 5 6 7 8 4 5 6 7 8 9 9 1 2 NOTE ・ INPUT チャンネル ( モノラル ) では、右側のノブで 2 系統の MIX/MATRIX バスに共通のセン ドレベル、左側のノブで 2 系統の MIX/MATRIX バス間の定位を設定します。左側の TO MIX/ MATRIX SEND PAN ノブを左に回すほど奇数番号の MIX/MATRIX バス、 右に回すほど偶数番 号の MIX
インプット系チャンネル 8 SEND PAN/BALANCE ノブ ステレオの送り先へのパンまたはバランスを設定します。 送り先がモノラルの場合、または FIXED に設定されている場合、このノブは表示されません。 送り元がモノラルの場合は、PAN になります。 送り元がステレオの場合は、TO STEREO/MONO 画面の PAN/BALANCE モードで PAN か BALANCE を選べます。ここで選んだモードのノブが表示 されます。 SENDS ON FADER セクション ファンクション アクセスエリア NOTE ・ SENDS ON FADER ボタンを押すと、SENDS ON FADER モードに切り替わります。 チャンネルストリップセクションとマスターセクションのフェーダーは、それぞれのチャンネ ルから現在選ばれている MIX/MATRIX バスへのセンドレベルの値にフェーダーが移動しま す。また、[ON] キーも SEND ON の状態に変わります。 ・ 現在選ばれている MIX/MATRIX バス選択ボタンをもう 1 回押すと、対応する MIX/MATRIX チャンネルのキューモニ
インプット系チャンネル SENDS ON FADER モード チャンネル間の遅延を補正する ( インプットディレイ ) 1 ここでは、インプットディレイを使ってインプット系チャンネル間の遅延を補正する方法について説明 します。 ステージ上のマイク配置による位相差の補正や、位相差を利用してサウンドに奥行きを作る演出、テレ ビ放送などで中継先からの映像と音声の時間差があるときの補正などのためにインプットディレイを 使います。 3 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、イン プット系チャンネルを選ぶ。 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の INPUT DELAY フィールドを押す。 3. [TOUCH AND TURN] ノブを使って、ディレイを設定する。 2 4.
インプット系チャンネル INPUT DELAY 画面 (8ch) INPUT DELAY (CH1-32、 CH33-64/ST IN(QL5)、 ST IN(QL1)) 1 インプット系チャンネルのディレイのオン / オフや設定値を操作します。 1 6 2 3 2 3 4 5 1 DELAY SCALE ボタン 押すと、DELAY SCALE 画面が表示され、 ディレイタイムを表示する単位を選べます。 ディレイスケールは、meter ( メートル / 秒 )、 feet ( フィート / 秒 )、sample ( サンプル数 )、 ms ( ミリ秒 ) の 4 種類です。 1 DELAY SCALE ボタン 押すと、 ディレイタイムを表示する単位を選ぶ DELAY SCALE 画面が表わされます。 2 チャンネル選択ボタン 現在選ばれているインプットチャンネルを点灯で示します。押すと、そのチャンネルが選択されます。 3 ディレイ設定ノブ ( インプットチャンネルのみ ) [TOUCH AND TURN] ノブで値を操作できます。現在の設定値は、 ノブの横 ( 常に ms 単位で表 示 )
インプット系チャンネル チャンネルライブラリーを操作する インプット系チャンネルの各種パラメーター(HA 設定を含む ) をストア / リコールする 「INPUT CHANNEL LIBRARY」があります。 ライブラリーを呼び出すには、SELECTED CHANNEL VIEW 画面の LIBRARY ボタンを押します。 ライブラリーの操作方法については取扱説明書 ( 別紙 ) の「ライブラリーを使う」をご参照ください。 LIBRARY ボタン 39 リファレンスマニュアル
アウトプット系チャンネル STEREO チャンネル /MONO(C) チャンネル アウトプット系チャンネル それぞれ、インプット系チャンネルから STEREO バス、 MONO(C) バスに送られた信号を加工し、対応 する出力ポートや MATRIX バスに送出するチャンネルです。インプット系チャンネルが LCR モード のときは、STEREO(L/R) チャンネルと MONO(C) チャンネルを組み合わせて、3 系統の出力チャン ネルとして利用できます。 ここでは、アウトプット系チャンネル (MIX チャンネル、 MATRIX チャンネル、STEREO チャンネル、 MONO チャンネル ) について説明します。 M O N ST O MATRIX CUE MIX 1 2 1516 L R (C) 1 2 7 8 L R アウトプット系チャンネルの信号の流れ STEREO L,R,MONO(C) アウトプット系チャンネルは、インプット系チャンネルから各種のバスに送られた信号を、EQ やダイ ナミクスで加工し、出力ポートやほかのバスに送り出すセクションです。 アウトプット系チャンネルに は、 次
アウトプット系チャンネル ・ ON ( オン / オフ ) アウトプット系チャンネルのオン / オフを切り替えます。 オフにすると、そのチャンネルはミュー トされます。 チャンネル名 / アイコン / チャンネルカラーを設定する 手順 ・ MATRIX ON/OFF (MATRIX センドオン / オフ ) MIX チャンネル、 STEREO(L/R) チャンネル、MONO(C) チャンネルから MATRIX バスに送ら れる信号のオン / オフを切り替えます。 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、アウト プット系チャンネルを選ぶ。 2.
アウトプット系チャンネル MIX チャンネルから STEREO/MONO バスに信号を送る STEREO バスや MONO バスに信号を送る方法としては、 ST/MONO モードと LCR モードという 2 つのモードがあり、チャンネルごとに選択できます。 それぞれのモードの特徴は、インプット系チャンネ ルと同じです。 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを使って、 STEREO/MONO バスに信号を送りたい MIX チャンネルを選ぶ。 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の PAN/BALANCE フィールドのノブを押して選択し、もう SELECTED CHANNEL VIEW 画面 1 回ノブを押す。 3.
アウトプット系チャンネル 3 MODE 選択ボタン TO STEREO/MONO 画面 (CH1-32、 CH33-64/ST IN(QL5)、ST IN(QL1)、OUTPUT) ボタンを押すと、 モードが ST/MONO と LCR とで切り替わります。 4 ST ボタン /MONO ボタン 該当するチャンネルから STEREO バス /MONO バスに送られる信号の状態が表示されます。また、 選 択されているパンまたはバランスを調節します。 MODE ボタンが ST/MONO モードに設定されているときに、そのチャンネルから STEREO バ ス /MONO バスに送られる信号のオン / オフを個別に切り替えます。 5 Σ クリップインジケーター 1 2 3 4 チャンネル内のいずれかの位置でクリップが生じたときに点灯します。 6 TO ST PAN/TO ST BALANCE ノブ シグナルタイプが MONO の MIX チャンネルの場合、STEREO バスに送られる信号の左右の定 位を調整する PAN ノブとして、STEREO の MIX チャンネルの場合は STEREO バスに
アウトプット系チャンネル NOTE MIX チャンネル、STEREO/MONO チャンネルから MATRIX バ スに信号を送る ・ STEREO/MONO チャンネルは、MASTER セクションの [SEL] キーを使って直接選ぶことも できます。 ・ 特定の MATRIX バスに送られる信号をモニターするには、 フェーダーバンクセクションのバン クセレクトキーを使って対応する MIX/MATRIX チャンネルを呼び出し、チャンネルストリッ プセクションの対応する [CUE] キーを押します。 MIX、STEREO/MONO の各チャンネルから MATRIX バス 1 〜 8 に信号を送るには、次の 2 つの方 法があります。 セレクテッドチャンネルセクションを使う [TOUCH AND TURN] ノブを使って、MATRIX バスへのセンドレベルを調節する方法です。この方法 を使えば、 MIX、STEREO(L/R)、 MONO(C) の任意のチャンネルからすべての MATRIX バスに送られ る信号を同時に操作できます。 MATRIX SEND 画面 3 1 2 ■ フェーダーを使う
アウトプット系チャンネル 7 SEND ON/OFF ボタン フェーダーを使う (SENDS ON FADER モード ) 送り元のチャンネルごとにセンドのオン / オフを切り替えます。 トップパネルのフェーダーを使って、MIX および STEREO/MONO チャンネルから特定の MATRIX バスに送る信号を設定します。 8 SEND PAN/BALANCE ノブ ステレオの送り先へのパンまたはバランスを設定します。 送り先がモノラルの場合、または FIXED に設定されている場合、このノブは表示されません。 手順 送り元がモノラルの場合は、PAN になります。 1. 信号を送るMATRIXバスに出力ポートを割り当て、対応する出力ポートにモニターシステムなどを 送り元がステレオの場合は、TO STEREO/MONO 画面の PAN/BALANCE モードで PAN か BALANCE を選べます。ここで選んだモードのノブが表示 されます。 接続する。 2.
アウトプット系チャンネル NOTE OUTPUT PORT 画面 ・ SENDS ON FADER ボタンを押すと、 SENDS ON FADER モードに切り替わります。 また、 チャンネルストリップセクションとマスターセクションのフェーダーは、それぞれの チャンネルから現在選ばれている MIX/MATRIX バスへのセンドレベルの値にフェーダーが移 動します。また、 [ON] キーも SEND ON の状態に変わります。 ・ 現在選ばれている MIX/MATRIX バス選択ボタンをもう 1 回押すと、対応する MIX/MATRIX チャンネルのキューモニターがオンになります。選択した MIX/MATRIX バスに送られる信号 をモニターしたいときは、 この方法が便利です。 ・ USER DEFINED キーに SENDS ON FADER の機能をアサインできます。これにより、特定の MIX/MATRIX バスへの SENDS ON FADER モードに素早く切り替えたり、 元の状態に戻した りできます。 2 1 3 4 5 6 7 チャンネル間の遅延を補正する ( アウトプットディレイ )
アウトプット系チャンネル 6 DELAY ボタン PORT TO PORT 機能を使う 出力ポートのディレイのオン / オフを切り替えます。 7 φ ( フェイズ ) ボタン 手順 出力ポートに割り当てられた信号の位相を正相 ( 黒 ) または逆相 ( 黄色 ) に切り替えます。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 8 GAIN ノブ 2. SETUP 画面の画面中央にある SYSTEM SETUP フィールドの OUTPUT PORT ボタンを押す。 出力ポートのアウトプットゲインを調節します。設定値を変更するには、画面上のノブを押して選 択し、[TOUCH AND TURN] ノブを操作します。ノブを回すことで 1.0dB 単位で、ノブを押しな がら回すことで 0.1dB 単位で設定できます。現在の設定値は、ノブのすぐ下に表示されます。 3. OUTPUT PORT 画面で、チャンネル選択ボタンを押す。 4.
アウトプット系チャンネル CH SELECT 画面 2 1 3 1 カテゴリー選択リスト チャンネルのカテゴリーを選択します。PORT TO PORT 機能に対応するカテゴリーとチャンネ ルは以下のとおりです。 ・ INPUT IN.......................................... INPUT1 〜 32*1 ・ SLOT1 IN......................................... SLOT1(1) 〜 SLOT1(16) ・ SLOT2 IN......................................... SLOT2(1) 〜 SLOT2(16) ・ PLAYBACK OUT .......................... PB OUT(L)、 PB OUT(R) *1.
EQ/ ダイナミクス NOTE EQ/ ダイナミクス ・ OVERVIEW 画面の EQ フィールドで EQ の特性が確認できます。この OVERVIEW 画面でセレ クテッドチャンネルセクションの EQ のノブを使い、 パラメーターの設定を変更できます。 ・ EQ の設定は、 専用のライブラリーを使っていつでも保存 / 読み込みが行なえます。また、さま ざまな楽器や用途に応じたプリセットが使用できます。 ・ SELECTED CHANNEL VIEW 画面を表示させ、 セレクテッドチャンネルセクションのノブを 使って EQ やハイパスフィルターを調節できます ( → P.
EQ/ ダイナミクス 5 COMPARE ボタン G EQ パラメーター設定ノブ 押すと、現在の EQ の設定値とバッファーメモリーのデータが入れ替わります。バッファーメモ リーに有効なデータがコピーされていないときは、 何も起きません。 LOW、 LOW MID、HIGH MID、 HIGH の各バンドの Q、FREQUENCY、 GAIN パラメーターが表 示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使って調節できます。 NOTE H HA HPF ON インジケーター ①〜⑤のボタンの操作方法については、 取扱説明書 ( 別紙 ) の「ツールボタンを使用する」をご 参照ください。 外部 HA の HPF のオン / オフ状態を表示します。 I FREQUENCY 6 チャンネルアイコン / 番号 / チャンネルネーム 外部 HA の HPF のカットオフ周波数を表示します。 現在選択されているチャンネルのアイコン、番号、名前が表示されます。 J HPF FREQUENCY ノブ ( インプットチャンネルのみ ) 7 LOW SHELVING ON/OFF ボタン H
EQ/ ダイナミクス HPF/EQ 画面 (8ch) HPF/EQ 画面 (CH1-32、 CH33-64/ST IN(QL5)、ST IN(QL1)、 OUTPUT) 8 チャンネル単位で、 インプット系チャンネルまたはアウトプット系チャンネルの EQ 設定が表示され ます。セレクテッドチャンネルセクションのノブを使って EQ の設定を変更できます。 該当するインプット系チャンネル ( またはアウトプット系チャンネル ) が同時に表示されます。 この画 面は表示のみで、パラメーターの調節は行なえません。複数の EQ 設定を素早く確認したり、離れた位置 のチャンネルに EQ の設定をコピー/ ペーストしたりしたいときに便利です。 1 1 2 2 3 4 5 1 チャンネル選択ボタン 操作するチャンネルを選びます。ボタン内に現在のチャンネルのアイコンと番号、 ボタンの下に名 前が表示されます。 2 EQ グラフ EQ やフィルターのパラメーターの設定値が表示されます。 また、グラフの下に現在選ばれている EQ タイプが表示されます。 3 EQ ON/OFF ボタン 1 チャンネル選択ボタ
EQ/ ダイナミクス DYNAMICS1/2 画面 (1ch) ダイナミクスを使う ダイナミクスのすべてのパラメーターを、チャンネルごとに表示 / 変更できます。 特定のチャンネルの ダイナミクスを細かく設定したいときに便利です。 インプット系チャンネルでは 2 系統、アウトプット系チャンネルで 1 系統のダイナミクスが使用でき ます。 8 1 2 3 4 5 手順 1. バンクセレクトキーと [SEL] キーを使って、ダイナミクスを操作したいチャンネルを選ぶ。 6 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の DYNAMICS1/DYNAMICS2 フィールドにあるス 0 レッショルドノブを押す。 3. DYNAMICS1/2 画面の 1ch タブを押す。 7 4.
EQ/ ダイナミクス 7 ダイナミクスタイプ切り替えボタン A KEY IN SOURCE 選択ボタン ダイナミクスのタイプを切り替えます。選択できるダイナミクスは、 次のとおりです。 押すと、 KEY IN SOURCE SELECT 画面が表示され、ダイナミクスを起動させるキーイン信号 を選ぶことができます。 ・ インプットチャンネルのダイナミクス 1 GATE、DUCKING、COMPRESSOR、EXPANDER ・ インプットチャンネルのダイナミクス 2 COMPRESSOR、COMPANDER-H、COMPANDER-S、DE-ESSER ・ アウトプットチャンネルのダイナミクス 1 COMPRESSOR、EXPANDER、COMPANDER-H、COMPANDER-S 8 ダイナミクスグラフ ダイナミクスの入出力特性が表示されます。 9 ダイナミクスパラメーター設定ノブ ダイナミクスのパラメーターの設定値が表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使って調 節できます。パラメーターの種類は、現在選ばれているタイプに応じて異なります。 ・ GATE、DUCKING の場合
EQ/ ダイナミクス 3 ダイナミクスグラフ DYNAMICS1/2 画面 (8ch) ダイナミクスのパラメーターの設定値が表示されます。また、グラフの下に現在選ばれているダイ ナミクスのタイプが表示されます。グラフを押すと、そのチャンネルの DYNAMICS 1ch 画面が 表示されます。 8 チャンネル単位で、 インプット系チャンネルまたはアウトプット系チャンネルのダイナミクスの設定 が表示されます。左右のチャンネルを確認しながらスレッショルドなど特定のパラメーターを操作した いときに便利です。 4 THRESHOLD ノブ ダイナミクスのスレッショルド値が表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブで操作できます。 1 5 DYNAMICS ON/OFF ボタン ダイナミクスのオン / オフを切り替えます。 2 3 DYNAMICS1/2 画面 (CH1-32、CH33-64/ST IN(QL5)、 ST IN(QL1)、 OUTPUT) 4 該当するチャンネルのダイナミクスに関する全体的な設定を行ないます。 5 1 2 1 チャンネル選択ボタン 操作するチャンネルを
EQ/ ダイナミクス 2 ダイナミクスパラメーター ダイナミクスのタイプや各種メーターが表示されます。押すと、そのチャンネルの DYNAMICS 1ch 画面に切り替わります。 ダイナミクスのタイプが DUCKING、EXPANDER、 COMPANDER(-H/-S)、DE-ESSER のと き、 上部にタイプ名が表示されます。 下部には、 ダイナミクス通過後のレベルを表示するメーター、GR メーター、 スレッショルドの設 定値 ( 数値 ) が表示されます。また、タイプが GATE のとき以外は、スレッショルドの設定値を示 す縦線が表示されます。 EQ/ ダイナミクスのライブラリーを操作する EQ/ ダイナミクスでは、設定をストア ( 保存 ) / リコール ( 読み込み ) する専用のライブラリーが使用 できます。 EQ/ ダイナミクスライブラリーの操作方法については、取扱説明書 ( 別紙 ) の「ライブラリー を使う」をご参照ください。 EQ ライブラリー LIBRARY ボタン インプット系チャンネルの EQ 設定をストア / リコールする「INPUT EQ LIBRARY」 と、 アウト
チャンネルジョブ チャンネルジョブ ここでは、複数チャンネルのレベルやミュートを一括して操作する DCA グループ / ミュートグルー プ、 複数チャンネルのパラメーターを連動させるチャンネルリンク、およびチャンネル間でパラメー ターをコピー/ 移動する操作について説明します。 DCA グループ QL シリーズでは、複数チャンネルのレベルを一括操作する 16 の DCA グループが利用できます。 DCA グループは、インプット系チャンネルを 16 のグループに登録し、DCA フェーダーを使ってレベ ルを一括操作する機能です。 同じ DCA グループに属するインプット系チャンネルどうしであれば、レ ベル差を保ったまま 1 本の DCA フェーダーでレベルを操作できます。ドラム用マイクのグルーピン グを行なう場合などに便利です。 ファンクション アクセスエリア CH JOB メニュー NOTE ・ 1 つのチャンネルを複数の DCA グループに割り当てることもできます。 その場合は、割り当て られたすべての DCA グループフェーダーの各レベルを加算した値になります。 ・ 各チャンネルがどの DCA グ
チャンネルジョブ 6 POST ONLY ボタン DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面 DCA グループのミュート対象を POST のみに設定します。 DCA グループごとに割り当てるチャンネルを設定します。 7 PRE & POST ボタン 1 DCA グループのミュート対象を PRE と POST に設定します。 この設定をした DCA グループの下に PRE & POST インジケーターが表示されます。 8 CLOSE ボタン 2 画面を閉じます。 3 ■ 特定のチャンネルが所属する DCA グループを選ぶ 4 手順 1. インプット系チャンネルの [SEL] キーを押して、操作するチャンネルを選ぶ。 5 2.
チャンネルジョブ ■ 特定のミュートグループに所属するチャンネルを選ぶ DCA グループを操作する DCA フェーダーを使って、 DCA グループを操作します。 手順 手順 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 1. DCA グループにインプット系チャンネルを割り当てる。 2. CH JOB メニューの MUTE GROUP ボタンを押す。 2. トップパネルのチャンネルストリップセクションやマスターセクションのフェーダーを使って、使 3. DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面のミュートグループマスターボタンを使って、チャ ンネルの割り当て先となるミュートグループを選ぶ。 用したい DCA グループに属するインプット系チャンネルどうしの相対的なバランスを調節する。 4. インプット系チャンネル / アウトプット系チャンネルの [SEL] キーを押して、操作するチャンネル 3. バンクセレクトキーで[ST IN/DCA]キーを押す。 を選ぶ ( 複数選択可 )。 4.
チャンネルジョブ 6 MUTE SAFE ボタン DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面 すべてのミュートグループに対して、特定のチャンネルをアサイン設定に関係なく除外したいと きに使用します。ミュートグループアサイン表示フィールドには、ミュートグループから除外する チャンネルが表示されます。ミュートセーフについては「ミュートセーフ機能を使う」( → P.
チャンネルジョブ NOTE ミュートグループを操作する USER SETUP 画面では、 ユーザーごとに利用できる機能を制限したり、動作環境を設定したり できます。この画面には複数のページが含まれており、画面下部のタブを使ってページを切り 替えます。 ミュートグループを操作するには、 DCA/MUTE GROUP ASSIGN 画面内のミュートグループマス ターボタンで操作できますが、USER DEFINED キーにミュートグループ 1 〜 8 のオン / オフ機能を 割り当てて操作すると便利です。 ■ USER DEFINED キーでミュートグループをオン / オフする ■ USER DEFINED キーにミュートグループを割り当てる ミュートグループをミュートするには、 ミュートのオン / オフ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押します。 手順 USER DEFINED キーの LED が点灯し、 選択したミュートグループに属するすべてのチャンネルが ミュート状態になります。 このとき、 ミュートされたチャンネルの [ON] キーが点滅します。複数の USER DEFIN
チャンネルジョブ NOTE NOTE ミュートセーフに設定したチャンネルの [SEL] キーが点灯し、そのチャンネルに対応する フェーダーのイラストが緑色でハイライト表示されます。点灯している [SEL] キーをもう 1 回 押して消灯させると、ミュートセーフを解除できます。 ・ 手順 4 でパラメーターを選択しただけではリコールセーフは有効になりません。 リコールセー フのオン / オフを切り替えるには、 必ず手順 5 の操作も行なってください。 ・ バスの設定は、 リコールセーフの対象にならないので、常にリコールしたシーンが再現されま す。 このため、リンクグループに含まれる特定のチャンネル、またはステレオに設定された 2 本の バスのどちらかがリコールセーフに設定されていると、 そのチャンネルのパラメーター設定が ほかのチャンネルと異なることがありえます。このような場合には、次に該当するパラメー ターを操作したときに自動的にリンクし直されます。 チャンネルリンクはグローバルパラメーターで一括してセーフにできます。 ・ リコールセーフ機能とフォーカスリコール機能 ( → P.
チャンネルジョブ 2 CH RECALL SAFE フィールド 5 チャンネル選択ボタン 現在リコールセーフに設定されているチャンネルが表示されます。 リコールセーフを設定するチャンネルを選びます。 NOTE すべてのパラメーターがリコールセーフのチャンネル このボタンで設定するチャンネルを切り替えても、パネル上で選択されているチャンネルは連 動しません。 一部のパラメーターのみリコールセーフのチャンネル 6 設定チャンネル表示 現在選択されているチャンネルのアイコン / 番号 / カラー/ 名前が表示されます。 リコールセーフが解除されたチャンネル 7 APPLY TO ALL INPUT ボタン ( インプットチャンネルのみ表示 ) このボタンをオンにすると、インプットチャンネルでリコールセーフに設定されているパラメー ターの種類が、 すべてのインプットチャンネルに適用されます。 3 SET BY SEL ボタン パネル上の [SEL] キーを使って、 リコールセーフに設定するチャンネルを選択するためのボタン です。このボタンをオンにして、リコールセーフに設定したいチャンネルの [
チャンネルジョブ ・ STEREO チャンネルの場合 ボタン名 INSERT PATCH*2 ・ MONO チャンネルの場合 グローバルパラメーターのリコールセーフがオンになっている場合は、 選択されているチャンネ ルのセーフパラメーター選択ボタンが、次のように緑で点灯します。 対応パラメーター インプット チャンネル インサートパッチの設定 ○ *3 DIRECT OUT ダイレクトアウトの設定 ○ *3 MIX ON MIX センドのオン / オフ ○ MATRIX ON MATRIX センドのオン / オフ ○ DELAY ディレイの設定 ○ NAME チャンネルネーム ○ OUTPUT PATCH アウトプットパッチの設定 BAL BALANCE パラメーターの設定 MIX チャンネル MATRIX チャンネル STEREO/ MONO チャンネル ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (STEREO のみ ) *1. 初期設定では ALL がオンに設定されています。 *2.
チャンネルジョブ 任意のインプット系チャンネルをリンクさせる チャンネルリンクについて ここでは、インプット系チャンネルの特定のパラメーターをリンクさせる方法を説明します。 「チャンネルリンク」とは、インプット系チャンネルのフェーダー操作や EQ などのパラメーターを連動 ( リンク ) させる機能です。2 本以上のインプット系チャンネルをリンクさせたものを 「リンクグルー プ」 と呼びます。作成するリンクグループの数、およびそれぞれのリンクグループに含めるインプット系 チャンネルの数や組み合わせに制限はありません。また、連動させるパラメーターの種類は、リンクグ ループごとに選択できます。 NOTE チャンネルリンクの設定は、 シーンの一部として保存されます。 手順 連動するパラメーターの種類は次の中から選択できます。 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 ・ ヘッドアンプの設定 2. CH JOB メニューの CH LINK ボタンを押す。 ・ デジタルゲインの設定 3.
チャンネルジョブ 3 LINK PARAMETER フィールド CH LINK MODE 画面 フィールド内のボタンを使って、連動させるパラメーターを選択します。これは、 リンクグループ ごとに設定できます。 リンクさせるチャンネルを表示したり、連動させるパラメーターを設定したりできます。 LINK PARAMETER フィールドで選べるパラメーターは、 次の表のとおりです。 HA ヘッドアンプの設定 HPF HPF の設定 DIGITAL GAIN デジタルゲインの設定 EQ EQ の設定 2 DYNAMICS1、2 ダイナミクス 1、2 の設定 INSERT インサートの設定 3 DIRECT OUT ダイレクトアウトの設定 MIX SEND MIX バスに送られる信号のセンドレベル MIX ON MIX バスに送られる信号のオン / オフ MATRIX SEND MATRIX バスに送られる信号のセンドレベル MATRIX ON MATRIX バスに送られる信号のオン / オフ FADER フェーダーの操作 DCA DCA グループの割り当
チャンネルジョブ 4 SEND PARAMETER フィールド CH LINK SET 画面 LINK PARAMETER フィールドで、MIX ON、MIX SEND、 MATRIX ON、MATRIX SEND の各 ボタンをオンにした場合、このフィールドのボタンを使って送り先となるバスを指定します。 MIX1 〜 16 MIX バス 1 〜 16 MTRX1 〜 8 MATRIX バス 1 〜 8 CH LINK MODE 画面のチャンネル表示フィールドを押すと表示されます。この画面でチャンネルを リンクさせることもできます。 NOTE SEND PARAMETER フィールドで何も選択しなかった場合、 センドのオン / オフやセンドレ ベルは連動しません。 ■ チャンネルリンクの各種操作 ・ 3 チャンネル以上をリンクさせる リンク元の [SEL] キーを押したまま、リンクグループに加えたいチャンネルの [SEL] キーを順 に押します。 1 ・ 既存のリンクグループに新しいチャンネルを加える グループ内の任意の [SEL] キーを押しながら、 グループに加える [SEL] キー
チャンネルジョブ 5 CLOSE ボタン チャンネルのコピー/ 移動 / 初期化 画面を閉じます。 複数のチャンネル間でミックスパラメーターをコピー/ 移動したり、特定のチャンネルのパラメーター を初期設定値に戻したりできます。 NOTE QL5 の設定データを QL1 で使用した場合、その機種にないチャンネルにアサインされている と、ボタン上に取り消し線が表示されます。 チャンネルのパラメーターをコピーする 各チャンネルのミックスパラメーターの設定値を別のチャンネルにコピーできます。 コピーを実行する と、コピー先のパラメーターに上書きされます。 コピーが行なえるチャンネルの組み合わせは次のとおりです。 ・ インプット系チャンネルどうし ・ STEREO L/R チャンネルと MONO チャンネル ・ MIX チャンネルどうし ・ MATRIX チャンネルどうし 手順 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 2. CH JOB メニューの COPY ボタンを押す。 3. [SEL] キーを押してコピー元のチャンネルを選ぶ。 4.
チャンネルジョブ コピー元が MIX/MATRIX チャンネルの場合、コピーするパラ メーターを選ぶボタンが表示されます。 CH COPY MODE 画面 チャンネルの設定をコピーする操作を行ないます。 COPY TARGET フィールド ・ MODULE PARAMETERS ボタン 選択チャンネルのモジュールパラメーター ・ WITH MIX SEND/WITH MATRIX SEND ボタン 選択チャンネルへの SEND パラメーター 2 DESTINATION CHs フィールド コピー先のチャンネルが表示されます。コピー元を設定する と、パネル上の [SEL] キーでコピー先のチャンネルを選ぶこと ができ ( 複数選択可 )、このフィールドにハイライト表示され ます。コピー先に選択したチャンネルをすべて解除するには、 DESTINATION CHs フィールドを押します。 NOTE 1 4 2 3 QL1 の場合、その機種にないフェーダーは表示されません。 3 COPY ボタン 1 SOURCE CH フィールド コピー操作を実行します。コピー元とコピー先を指定したあとでボタ
チャンネルジョブ チャンネルのパラメーターを移動する CH MOVE MODE 画面 インプット系チャンネルどうしで、 特定のチャンネルの設定内容を別のチャンネルに移動できます。 移 動を実行すると、移動元と移動先の間に含まれるチャンネルの番号が 1 つずつ前後に移動します。 移動 1 2 3 4 5 1 1 5 2 3 2 4 1 つずつ移動します 3 移動が行なえるチャンネルの組み合わせは次のとおりです。 4 ・ INPUT チャンネルどうし ・ ST IN チャンネルどうし 1 SOURCE CH フィールド 移動元のチャンネルが表示されます。この画面が表示されているときに、パネル上の [SEL] キー でインプットチャンネルをひとつ選ぶと、このフィールドに対応するチャンネルがハイライト表 示されます。移動元に選んだチャンネルを選択し直すには、このフィールドを押します。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 2. CH JOB メニューの MOVE ボタンを押す。 2 DESTINATION CH フィールド 3.
チャンネルジョブ 4 CLOSE ボタン CH DEFAULT MODE 画面 画面を閉じて元の画面に戻ります。 パラメーターを初期化する操作を行ないます。 チャンネルのパラメーターを初期化する チャンネルのパラメーターを初期設定値に戻せます。この操作はすべてのチャンネルに対して行なえま す。 手順 1 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 2. CH JOB メニューの DEFAULT ボタンを押す。 3. 初期化するチャンネルの [SEL] キーを押して点灯させる ( 複数選択可 )。 2 4.
シーンメモリー SCENE フィールド シーンメモリー 1 2 QL シリーズでは、ミックスパラメーターや入出力ポートのパッチングなどの設定に名前を付け、 シー ンとしてメモリーにストア ( 保存 ) / リコール ( 読み込み ) できます。 2 4 3 シーンには、000 〜 300 のシーン番号が付けられており、 000 はミックスパラメーターを初期値に 戻すための読み込み専用のシーン、 001 〜 300 は読み書き可能なシーンです。 1 つのシーンには、トップパネル上のフェーダーの位置や [ON] キーの状態のほか、次のようなパラ メーターが含まれます。 SCENE フィールドを押すと、シーンをより詳しく表示 / 設定できる SCENE LIST 画面が表示されま す。 ・ 入力 / 出力ポートのパッチング 1 シーン番号 ・ チャンネルネーム、 カラー 現在選択されているシーン番号が表示されます。新しいシーン番号を選ぶと、 番号が点滅し、現在 読み込まれているシーン番号と異なることを表わしています。 ・ バスの設定 ・ ヘッドアンプの設定 2 R マーク (READ O
シーンメモリー SCENE STORE 画面 シーンをストア / リコールする 1 現在のミックス設定をシーンメモリーにストア / リコールするには、SCENE LIST 画面を使用しま す。 2 シーンをストアする ■ SCENE LIST 画面を使う 手順 1. トップパネルの各操作子や、タッチスクリーン上のボタンなどを使って、ミックスパラメーターを 設定する。 2. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 3. [TOUCH AND TURN] ノブを回して、ストア先のシーン番号を選ぶ。 4. SCENE LIST 画面の STORE ボタンを押す。 5. 必要に応じて、シーンにタイトルやコメントを付ける。 6. SCENE STORE 画面下部の STORE ボタンを押す。 7.
シーンメモリー 6 カレントシーン SCENE LIST 画面 リスト内で枠が青く表示されているシーンが、 現在選ばれているシーン ( カレントシーン ) です。 別の行のシーン番号を押すと、そのシーンがカレントシーンの位置に来るように、リスト全体が上 下にシフトされます。 シーンの各種操作を行ないます。この画面は SCENE フィールドを押すと表示されます。 E 1 7 SCENE SELECT ノブ [TOUCH AND TURN] ノブで操作して、シーンを選択します。ノブの下の数字で現在選ばれてい るシーンの番号を確認できます。[TOUCH AND TURN] ノブを押しながら回すと、連続した複数 のシーンを選択できます。 2 5 4 3 8 MULTI SELECT ボタン 6 9 LAST SCENE ボタン このボタンをオンにして [TOUCH AND TURN] ノブを回すと、連続した複数のシーンを選択で きます。 最後にリコールしたシーンを選択します。 0 SCENE STORE ボタン 現在のミックス設定をストアします。押すと、シーンに名前を付けて保存する SCE
シーンメモリー シーンをリコールする USER DEFINED キーを使ってリコールする USER DEFINED キーを使えば、キーを 1 回押すだけで選択したシーンを直接リコールしたり、シーン を順送りしたりできます。 これを行なうには、まず USER DEFINED キーにシーンをリコールする機能 を割り当てておく必要があります。USER DEFINED キーに割り当て可能なリコール操作には、 次の種 類があります。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. [TOUCH AND TURN] ノブを回してリコールするシーン番号を選ぶ。 ・ RECALL 現在読み込まれているシーンを直接リコールします。 3.
シーンメモリー シーンメモリーを編集する ここでは、シーンメモリーにストアしたシーンの並び替え、タイトル変更、コピー( 複製 ) / ペースト ( 貼り付け ) などの編集操作を行なう方法を説明します。 シーンメモリーを並び替える 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 SETUP 画面 2. SCENE LIST 画面下部の COMMENT タブを押す。 USER SETUP 画面 3. トップパネルにある [TOUCH AND TURN] ノブを回してシーンを選ぶ。 4.
シーンメモリー 1 ソートボタン シーンメモリーの編集について 押した場所に応じて、次のように並び替えが実行されます。 シーンメモリーにストアしたシーンは、 別のシーン番号にコピー/ ペーストしたり、クリア ( 消去 ) した りできます。 シーンの編集は、 SCENE LIST 画面の上部にあるボタンで行ないます。 ・ NO.
シーンメモリー シーンをコピー/ ペーストする シーンをカットする 任意のシーンをバッファーメモリーにコピーし、 別のシーン番号にペースト ( 貼り付け ) します。 ここでは、シーンをカットする方法について説明します。 シーンをカットすると、それ以降のシーンの番号が前に詰まります。なお、カットしたシーンは、 任意の 位置にペースト / インサートできます。 シーンをカットする場合は、シーン番号順にシーンリストを並 び替えてください。 NOTE グローバルペースト機能を利用すると、 カレントシーンの任意のチャンネル / パラメーターの 設定内容をコピーして、メモリー内の任意のシーンデータ ( 複数選択可能 ) にペーストするこ ともできます ( → P.78)。 手順 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE LIST 画面の SCENE フィールドを押す。 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. [TOUCH AND TURN] ノブを回してカットするシーン番号を選び、SCENE LIST 画面の CUT ボ タンを押す。 2.
シーンメモリー GLOBAL PASTE 画面 グローバルペースト機能を使う グローバルペーストは、カレントシーンの任意のチャンネル / パラメーターの設定内容を、メモリー内 のシーンデータ ( 複数選択可能 ) にコピー&ペーストする機能です。カレントシーンの変更内容を、ス トア済みの複数のシーンに一括して反映させたいときに便利です。 NOTE ユーザーレベルで SCENE LIST の STORE/SORT がオンになっているユーザーのみ、グロー バルペースト機能を利用できます。 1 2 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. SCENE LIST 画面の GLOBAL PASTE ボタンを押す。 3. GLOBAL PASTE 画面のタブを使って、コピーの対象となる項目を選ぶ。 4. トップパネルの [SEL] キーを使ってコピー元となるチャンネルを選び、画面上のボタンを押してパ ラメーターを選ぶ。 5. [TOUCH AND TURN] ノブで、ペースト先になるシーンの範囲を選ぶ。 6.
シーンメモリー DYNA2 ダイナミクス 2 の設定 (KEY IN SOURCE を含む ) MIX SEND MIX バスへのセンドレベル、パン、PRE/POST MATRIX SEND MATRIX バスへのセンドのセンドレベル、パン、PRE/POST FADER フェーダーのレベル CH ON INSERT ・ PATCH/OTHERs タブ 選択できるパラメーターは、次のとおりです。 [ON] キーのオン / オフ状態 *1 インサートのオン / オフ、インサートポイント INPUT PATCH すべてのインプット系チャンネルのインプットパッチ、インサートイン / アウトパッ チ、ダイレクトアウトパッチの設定 OUTPUT PATCH すべてのアウトプット系チャンネルのアウトプットパッチ、インサートイン / アウト パッチ INPUT NAME すべてのインプット系チャンネルのチャンネル名、アイコン、チャンネルカラー OUTPUT NAME すべてのアウトプット系チャンネルのチャンネル名、アイコン、チャンネルカラー HA アナログゲイン、ファンタムオン /
シーンメモリー SCENE LIST 画面 フォーカスリコール機能を使う 1 「フォーカスリコール機能」とは、シーンをリコールしたときに、そのシーンのパラメーターを部分的に リコール ( 読み込み ) する機能です。シーンごとに設定できます。たとえば、あるシーンのインプット系 チャンネルの設定だけをリコールしたい、 というような場合に便利です。 2 NOTE フォーカスリコール機能とは逆に、特定のチャンネル / パラメーターをリコール操作から除外 する「リコールセーフ」 機能もあります。 ただし、フォーカスリコール機能はシーンごとに設定 できるのに対し、リコールセーフ機能の設定はすべてのシーンに共通です。 3 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. SCENE LIST 画面下部の FOCUS タブを押す。 3. SCENE LIST 画面で、設定したいシーンの SET ボタンを押す。 4. 「リコールセーフ機能を使う」( → P.61) の手順 3 以降と同様に設定する。 5.
シーンメモリー 3 SET BY SEL ボタン FOCUS RECALL 画面 このボタンをオンにすると、 [SEL] キーでチャンネルを追加できます。新しいチャンネルを選択 に加えるには、 このボタンをオンにして、追加するチャンネルの [SEL] キーを押します。 もう一度同じ [SEL] キーを押すと、選択が解除されます。 リコールするパラメーターをシーンごとに設定します。 2 4 NOTE 1 QL1 の場合、その機種にないチャンネルは表示されません。 4 FOCUS PARAMETER 表示フィールド すべてのシーンでリコール操作の対象に設定されているパラメーター、およびラックが表示され ます。操作方法と内容は、 RECALL SAFE MODE 画面 ( → P.
シーンメモリー SCENE LIST 画面 (FADE TIME フィールド ) フェード機能を使う フェード機能とは、シーンをリコールしたときに、任意のチャンネル /DCA グループのフェーダーが新 しい値に到達するまで、一定の時間をかけて連続変化させる機能です。フェード機能は、シーンごとに独 立して設定できます。 手順 2 1 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. SCENE LIST 画面下部の FADE TIME タブを押す。 3. SCENE LIST 画面で、設定したいシーンの SET ボタンを押す。 3 4. チャンネル/DCAグループの[SEL]キーを押して、フェード効果を加えるチャンネル/DCAグルー プを選ぶ ( 複数選択可 )。 5. [TOUCH AND TURN] ノブを使用して、フェードタイムを調節する。 6. OK ボタンを押して、FADE TIME 画面を閉じる。 7. SCENE LIST 画面の FADE ボタンを押して、フェード機能をオンにする。 4 8.
シーンメモリー FADE TIME 画面 シーンリコールに連動して外部機器にコントロール信号を出力する (GPI OUT) フェード効果を加えるチャンネルを選んだり、フェードタイムを調節したりできます。SCENE LIST 画面の FADE TIME フィールドにある SET ボタンを押すと表示されます。 1 3 あるシーンをリコールしたときに、 QL シリーズの GPI 端子に接続した外部機器に対してコントロール 信号を出力できます。次のように操作します。 4 NOTE GPI OUT の設定については、 「GPI OUT を使う」( → P.204) をご参照ください。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. SCENE LIST 画面下部の GPI OUT タブを押す。 3. GPI OUT の各ポートに出力したいコントロール信号を、シーンごとに設定する。 2 4.
シーンメモリー SCENE LIST 画面 (GPI OUT フィールド ) シーンリコールに連動してオーディオファイルを再生する あるシーンをリコールしたときに、USB メモリー内の特定のオーディオファイルが再生されるように リンク設定できます。特定の場面で効果音や BGM を自動再生したいときに便利です。 NOTE ・ 再生するオーディオファイルは、YPE フォルダーの中の SONGS フォルダーに保存してくださ い。ルートディレクトリーやそのほかのフォルダーに保存しても、 指定できません。また、再生 を実行すると、 TITLE LIST 画面のパスは、 \YPE\SONGS\ に移動します。 ・ 録音中や録音待機中は再生できません。 ・ 再生モードの設定にかかわらず、指定されたオーディオファイルは 1 回だけ再生されます。 ・ 指定したファイルは、 ファイル名 8 文字+拡張子 3 文字で識別されます。指定後にファイル名 を変更したり、 ファイルの削除やコピーを繰り返したりすると、指定したファイルがまれに識 別できなくなることがあります。 1 手順 1.
シーンメモリー NOTE SONG SELECT 画面 ・ シーンをリコールしてからオフセットタイムが経過するまでは、ファンクションアクセスエリ アにカウントダウンが表示されます。 ・ シーンリコール時に再生中の別のソングがあった場合、オフセットタイムの設定にかかわら ず、再生中のソングはシーンリコール時に停止します。 シーンにリンクさせるオーディオファイルと、 オフセットタイムを設定できます。 この画面は、 ソング選 択ボタンを押すと表示されます。 2 SCENE LIST 画面 (PLAYBACK LINK フィールド ) 3 1 4 5 6 1 7 3 2 8 4 1 階層移動ボタン 現在の階層からひとつ上の階層に移動します。 NOTE 1 PLAY ボタン \YPE\SONGS\ より上位の階層には移動できません。 プレイバックリンク機能のオン / オフをシーンごとに設定します。 2 パス表示 2 ソング選択ボタン 現在の階層が表示されます。 押すと、ソングの選択やオフセットタイム ( シーンをリコールしてから再生を開始するまでの時 間 ) の設定を行なう S
シーンメモリー 7 OFFSET ノブ 同様にカレントシーンの変更に対して、 下記のソフトウェアや外部へ通知が行なわれます。 [TOUCH AND TURN] ノブを使って、リコール操作後オーディオファイルの再生までにかかる 時間を設定します。オフセットタイムは、 0.0 〜 99.0 の範囲を 0.
モニター / キュー モニター/ キュー ・ MONITOR SELECT ( モニター選択 ) モニターソースを選択します。 モニター機能とは、ニアフィールドモニターやヘッドフォンなどを使って、各種アウトプットをモニ ターする機能です。QL シリーズのフロントパネル下には、モニター用の PHONES アウト端子が装備 されており、モニターソースとして選んだ信号を常時モニターできます。また MONITOR OUT L/R/C チャンネルを任意の出力端子に割り当てれば、同じ信号を外部スピーカーでモニターすることもできま す。 ・ METER ( メーター) モニター信号やキュー信号のレベルを検出し、 表示します。 ・ DIMMER ( ディマー) モニター/ キュー信号を一定レベルだけ減衰させます。 ・ MONITOR LEVEL ( モニターレベル ) MONITOR OUT L/R/C チャンネルの出力レベルを調節します。 PHONES LEVEL LINK が ON の場合、 PHONES アウト端子のレベルにも影響します。 モニターソースとして選択できる信号は、 次のとおりです。 ・ STER
モニター / キュー MONITOR 画面 モニター機能を利用する MONITOR 画面の MONITOR フィールドでは、モニターの設定状況を確認したり、オン / オフを切り 替えたりできます。 ここでは、任意のモニターソースを選び、PHONES アウト端子または外部のモニタースピーカーでモ ニターする方法を説明します。 2 3 4 5 手順 1. リアパネルの OMNI OUT 端子、2TR OUT DIGITAL 端子などにモニターシステムを接続す る。ヘッドフォンでモニターする場合は、フロントパネル下の PHONES アウト端子にヘッドフォ ンを接続する。 2. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 3. MONITOR 画面の MONITOR 表示ボタンまたはメーターフィールドを押す。 6 1 4. MONITOR 画面のソース選択ボタンを使ってモニターソースを選ぶ。 7 5.
モニター / キュー 4 MONITOR FADER フィールド MONITOR 画面 モニターレベルを調節するモニターフェーダーの設定 / 表示を行ないます。 モニターの詳細設定を行ないます。この画面は、MONITOR 画面の MONITOR 表示ボタンまたは、メー ・ MONITOR FADER LEVEL ノブ モニターフェーダーのレベルを調節します。 ターフィールドを押すと表示されます。 1 ・ FADER ASSIGN 表示 現在モニターフェーダーに割り当てられているフェーダーの種類が表示されます。表示の意味は 次のとおりです。 4 2 3 5 6 7 ・ ---- ................................................ 割り当てなし ・ MASTER A ............................... マスターA のみ ・ MASTER A+ ............................ マスターA、マスターB、カスタムフェーダーバンク 0 ・ MASTER B ..................
モニター / キュー 2 DIMMER フィールド 8 MONITOR FADER フィールド モニター信号を一時的に減衰させるディマー機能の設定を行ないます。 モニターレベルを調節するモニターフェーダーの設定 / 表示を行ないます。 ・ DIMMER LEVEL ノブ ディマーがオンのときにモニター信号を減衰させる量を調整します。 ・ MONITOR FADER LEVEL ノブ モニターフェーダーのレベルを調節します。[TOUCH AND TURN] ノブを使って調節できます。 ・ DIMMER ON ボタン ディマー機能のオン / オフを切り替えます。 このボタンをオンにするとモニター信号が減衰しま す。 ・ FADER ASSIGN 表示 現在 MONITOR FADER を割り当てているフェーダーの種類を表示します。表示の意味は次のと おりです。 3 TALKBACK DIMMER フィールド ---- 割り当てなし MASTER A MASTER A フェーダーのみ MASTER A+ MASTER A 以外に、MASTER B フェーダーやカスタムフェーダーバンクに
モニター / キュー 0 メーターフィールド NOTE ASSIGN フィールドで選択できるモニターソースは最大 8 系統です。 8 系統のモニターソース を選択すると、 それ以上は選択ができなくなります。 先に不要なソースのボタンをオフにして ください。 ・ メーター モニターの L/R/C チャンネルの出力レベルを表示します。 キュー機能を利用する キューのグループについて QL シリーズのキュー信号は、 次の 4 つのグループに分類できます。 1 INPUT CUE グループ インプット系チャンネルのキュー信号です。このグループのキューを有効にするには、INPUT チャンネルの [CUE] キーを押してオンに切り替えます。 DANTE1 〜 64*1 オーディオネットワークへの出力チャンネル 1 〜 64*1 OMNI1 〜 16*2 OMNI OUT 端子 1 〜 16 *2 DIGI OUT L/R 本体の DIGITAL OUT 端子 SLOT1-1 〜 SLOT2-16 スロット 1 〜 2 に挿入された各 I/O カードの出力チャンネル 1 〜 16 INPUT チャ
モニター / キュー 3 OUTPUT CUE グループ キュー機能の操作 アウトプット系チャンネルのキュー信号です。このグループのキューを有効にするには、アウト プット系チャンネルのいずれかの [CUE] キーを押します。 ここでは、任意のチャンネル /DCA グループの [CUE] キーを使って、キュー信号をモニターする方法 を説明します。 NOTE MONITOR ポップアップ画面の CUE INTERRUPTION をオフにすると、 接続したモニタース ピーカーなどにキュー信号が送られませんのでご注意ください。ただし、 フロントパネルの PHONES アウト端子からは、モニターのオン / オフ設定とは関係なく、 常にキュー信号が出力 されます。モニター機能の設定については「モニター機能を利用する」( → P.88) をご参照くだ さい。 アウトプット系チャンネルの [CUE] キー 手順 MIX/MATRIX チャンネルの [CUE] キー 1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 2.
モニター / キュー NOTE MONITOR 画面 ・ モニターアウトや PHONES アウト端子へは、CUE OUTPUT ボタンのオン / オフに関係なく CUE 信号が送られます。 ただし、CUE INTERRUPTION をオフにしてしまうと、モニターアウ トへキュー信号が送られなくなります。 PHONES アウト端子には CUE INTERRUPTION の設 定に関係なく常にキュー信号が送られます。 ・ SENDS ON FADER 画面の MIX/MATRIX バス選択ボタンを使用するときに、選択したボタン をもう 1 回押すと、対応する MIX/MATRIX チャンネルのキューがオンになります ( → P.36)。 ・ キューの操作とチャンネル選択の操作を連動させたい場合は、USER SETUP 画面の PREFERENCE タブで [CUE] → [SEL] LINK をオンに設定してください ( → P.168)。 ・ USER DEFINED キーに、CLEAR CUE ボタンと同じ機能を割り当てることもできます ( → P.
モニター / キュー 6 CLEAR CUE ボタン 3 DCA CUE フィールド キューを一括で解除します。MIX CUE モードが選ばれているときは選択されているチャンネル すべてが解除されます。 DCA のキューに関する設定を行ないます。 ・ キューポイント選択ボタン DCA の検聴を行なう位置を PRE PAN ( パンの直前 ) または POST PAN ( パンの直後 ) から選 CUE 画面 びます。 キューの詳細設定を行ないます。この画面は、INPUT/DCA/OUTPUT CUE フィールドを押すと表示 ・ DCA TRIM ノブ DCA をキューするときのモニターレベルを表示します。 [TOUCH AND TURN]ノブを使って調 されます。 1 2 3 4 5 節が行なえます。 ・ UNITY ボタン オンにすると、 それぞれの DCA グループのマスターレベルを 0dB( ユニティゲイン ) に設定し たときと同じ音量で検聴します。 6 4 OUTPUT CUE フィールド 7 アウトプットチャンネルのキューに関する設定を行ないます。 ・ キュー
モニター / キュー 5 メーターフィールド ・ メーター キューの L/R チャンネルの出力レベルを表示します。 ・ CUE OUT PATCH ボタン 押すと、キュー出力の L/R チャンネルにパッチする出力ポートを選ぶ PORT SELECT ポップ アップ画面が表示されます。 DANTE1 〜 64*1 オーディオネットワークへの出力チャンネル 1 〜 64*1 *2 OMNI1 〜 16 OMNI OUT 端子 1 〜 16*2 DIGI OUT L/R 本体の DIGITAL OUT 端子 SLOT1-1 〜 SLOT2-16 スロット 1 〜 2 に挿入された各 I/O カードの出力チャンネル 1 〜 16 *1. QL1: 1 〜 32 *2.
トークバック / オシレーター トークバックを利用する トークバック / オシレーター 任意の入力用端子に入力された信号を、 任意のバスに送り出します。 トークバックとは、選択した INPUT 端子の信号を任意のバスに送り出す機能です。 主にオペレーター からの指示を演奏者やスタッフに伝える目的に利用します。 手順 また、QL シリーズにはサイン波やピンクノイズを任意のバスに出力するオシレーターが内蔵されてお り、 外部機器のチェックや会場の特性をテストするのに利用できます。 1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 2. MONITOR 画面の TALKBACK 表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押す。 トークバック / オシレーターの信号の流れは、次の図のとおりです。 3. リアパネルの INPUT 端子にマイクを接続する。 M O N ST O MATRIX CUE MIX 1 2 1516 L R (C) 1 2 7 8 L R 4.
トークバック / オシレーター MONITOR 画面 TALKBACK 画面 MONITOR 画面の TALKBACK フィールドでは、 トークバックの設定状況を確認したり、トークバッ クのオン / オフを切り替えたりできます。 TALKBACK ポップアップ表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押して、TALKBACK ポップアッ プ画面を表示させます。このポップアップ画面では、トークバックの詳細設定が行なえます。 1 2 3 1 INPUT TO TALKBACK フィールド 通常の入力ポートに接続されたマイクをトークバック入力として使用します。 1 2 3 ・ INPUT TO TALKBACK パッチボタン 押すと、 任意のインプットポートをトークバックにパッチする PORT SELECT ポップアップ画 面が表示されます。選択したポート名がボタン内に表示されます。 4 1 TALKBACK 表示ボタン ・ +48V ボタン 選択した入力ポートに供給されるファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 このボタンを押すと、トークバックの詳細設定を行
トークバック / オシレーター 2 TALKBACK ON ボタン MONITOR 画面 トークバックのオン / オフを切り替えます。 MONITOR 画面の OSCILLATOR のフィールドでは、オシレーターの設定状況を確認したり、オシ レーターのオン / オフを切り替えたりできます。 3 ASSIGN フィールド ・ チャンネル選択ボタン トークバックの信号を送るチャンネル ( バス ) を選択します。 ・ CLEAR ALL ボタン 押すと、すべての選択を解除できます。 オシレーターを利用する 内蔵オシレーターのサイン波やピンクノイズを任意のバスに出力します。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 2. MONITOR 画面の OSCILLATOR 表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押す。 1 3. OSCILLATOR 画面の OSCILLATOR MODE フィールドにあるボタンを押して、出力したい信号 2 の種類を選ぶ。 4. パラメーターフィールドのノブやボタンを使って、オシレーターのパラメーターを調節する。 5.
トークバック / オシレーター 5 OSCILLATOR OUTPUT ボタン ・ FREQ ノブ..................サイン波の周波数が表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使っ て操作できます。 オシレーター出力のオン / オフを切り替えます。 モード= PINK NOISE OSCILLATOR 画面 オシレーターの詳細設定が行なえます。この画面は、MONITOR 画面の OSCILLATOR 表示ボタンを 押すと表示されます。 1 2 5 ・ LEVEL ノブ ................ピンクノイズの出力レベルが表示されます。 [TOUCH AND TURN] ノ ブを使って操作できます。 4 ・ HPF ノブ ....................ピンクノイズを加工する HPF のカットオフ周波数が表示されます。 [TOUCH AND TURN] ノブを使って操作できます。ノブの下にあるボ タンで HPF のオン / オフを切り替えます。 ・ LPF ノブ .....................
トークバック / オシレーター 3 ASSIGN セクション オシレーターの信号を送るチャンネルを選択します。下に並んだ 3 つのタブで表示させるチャン ネルの種類を選び、ボタンを押して個々のチャンネルを指定します ( 複数選択可 )。選択ありのタ ブには、 「ASSIGNED」 のインジケーターが緑で点灯します。 CLEAR ALL ボタンを押せば、すべての選択を解除できます。 NOTE QL1 の場合、その機種にないチャンネルは表示されません。 4 メーターセクション オシレーターの出力レベルが表示されます。 5 OSCILLATOR OUTPUT ボタン オシレーターの出力のオン / オフを切り替えます。 オンにすると、オシレーターの信号が ASSIGN セクションで選んだインプットチャンネルやバスに送られます。もう一度ボタンを押す と、 オシレーターがオフになります。 100 リファレンスマニュアル
メーター NOTE メーター QL1 の場合、その機種にないチャンネルは表示されません。 ここでは、すべてのチャンネルの入出力レベルメーターを表示する METER 画面に関する操作方法に ついて説明します。 OUTPUT METER 画面 すべてのアウトプットチャンネルのメーターとフェーダーが一覧表示されます。 METER 画面を操作する METER 画面を呼び出せば、すべてのチャンネルの入出力レベルを画面上に表示したり、 レベルメー ターのメーターポイント ( レベルを検出する位置 ) を切り替えたりできます。METER 画面を表示する には、ファンクションアクセスエリアの METER フィールドを押します。 INPUT METER 画面 すべてのインプットチャンネルのメーターとフェーダーが一覧表示されます。 INPUT/OUTPUT タブ INPUT METER 画面と OUTPUT METER 画面を切り替えます。 101 リファレンスマニュアル
メーター フェーダーレベル / メーター表示 METERING POINT フィールド チャンネルのメーターとフェーダーが表示されます。 レベルを検出するメーターポイントを次の中から選びます。レベルメーターのメーターポイントは、イ ンプット系チャンネルとアウトプット系チャンネルとで個別に設定できます。 1 2 3 4 ■ INPUT METER の場合 ・ PRE GC......................GAIN COMPENSATION の直前 ・ PRE D.GAIN .............DIGITAL GAIN の直前 ・ POST D. GAIN.........DIGITAL GAIN の直後 ・ PRE FADER..............フェーダーの前(INPUT DELAY 直前) ・ POST ON ..................[ON] キーの直後 5 ■ OUTPUT METER の場合 ・ PRE EQ ......................EQ の直前 ・ PRE FADER..............
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK QL シリーズでは、GEQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 用のバーチャルラック以外に、I/O デ バイス (Rio シリーズなど ) や外部ヘッドアンプ ( ヤマハ AD8HR や SB168-ES など ) をマウ ントするためのラックが利用できます。詳しくは「I/O デバイスと外部ヘッドアンプ」( → P.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 4 INPUT PATCH ボタン VIRTUAL RACK 画面 1 タイプがエフェクトのときは L/R の 2 つのボタン、Flex15GEQ または 8Band PEQ のときは A/B の 2 つのボタン、31BandGEQ のときは 1 つのボタンだけが表示されます。 1 このボタンを押すと、 ラックのインプットにパッチする信号経路を選択する CH SELECT 画面が 表示されます。 23 4 6 5 23 4 6 5 選べるカテゴリーとチャンネルは以下のとおりです。 ・ MIX/MATRIX .........................................MIX1-16、MATRIX1-8*1 1 ラックタブ 画面に表示させるラックの種類を選びます。GEQ (GEQ ラック )、EFFECT ( エフェクトラック )、 PREMIUM ( プレミアムラック ) が選べます。 ・ ST/MONO ...............................................
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 5 OUTPUT PATCH ボタン 6 ラックコンテナ タイプがエフェクトのときは L/R の 2 つのボタン、 Flex15GEQ または 8Band PEQ のときは A/B の 2 つのボタン、31BandGEQ のときは 1 つのボタンだけが表示されます。 ラックの設定内容が表示されます。 RACK MOUNTER 画面で選択したタイプに応じて、次のよう に変わります。 このボタンを押すと、ラックのアウトプットにパッチする信号経路を選択する CH SELECT 画面 が表示されます。 ・ 何もマウントされていない場合 押すと、 ラックにマウントする GEQ/ エフェクトを選ぶ RACK MOUNTER 画面が表示されま す。 ・ 31BandGEQ の場合 各バンドの設定、GEQ のオン / オフ、 入出力のレベルが表示されます。押すと、 GEQ の設定を変 更する GEQ EDIT 画面が表示されます。 選べるカテゴリーとチャンネルは以下のとおりです。 ・ CH1-32 .......................
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 4 CANCEL ボタン RACK MOUNTER 画面で行なった変更を取り消して画面を閉じます。 7 5 OK ボタン RACK MOUNTER 画面で行なった変更を確定して画面を閉じます。 7 リンクインジケーター NOTE 31BandGEQ の奇数 - 偶数番号のラックどうし、 または Flex15GEQ の A/B がリンクされてい るときに表示されます。 ラックにマウントされていた GEQ/ エフェクトを解除して RACK MOUNTER 画面を閉じる と、その GEQ/ エフェクトのパラメーター変更はすべて破棄されますのでご注意ください。画 面を閉じる前であれば、再度同じ GEQ/ エフェクトをマウントすることで、復帰できます。 RACK MOUNTER 画面 ラックに GEQ またはエフェクトをマウントします。この画面は、 VIRTUAL RACK 画面のラックマウ ントボタンを押すと表示されます。 1 2 1 グラフィック EQ を操作する 2 QL シリーズの GEQ は、GEQ1-8 ラックにマウン
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 1 ラック切り替えタブ GEQ をチャンネルにインサートする GEQ1 〜 8、 EFFECT1 〜 8 を切り替えます。Flex15GEQ をマウントしたラックのタブは、 xA、xB のように 2 つに分割されます (x はラック番号 )。 ここでは、選択したチャンネルに GEQ をインサートして使用する方法を説明します。 2 INPUT ボタン 手順 このボタンを押すと、 ラックの入力元を選ぶ CH SELECT 画面が表示されます。操作方法は、 GEQ フィールドの INPUT ボタンと同じです。 1. 「バーチャルラックを操作する」(→P.103)の手順1〜8を参考にして、ラックにGEQをマウントし て、ラックの入力元 / 出力先を設定する。 3 OUTPUT ボタン 2.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 1 EQ グラフ 31BandGEQ を操作する 31BandGEQ の現在の大まかな特性が表示されます。 チャンネルストリップセクションのフェーダー1 〜 8 と [ON] キーを使って、31BandGEQ を操作し ます。 2 フェーダー 31BandGEQ の各帯域のブースト / カット量がフェーダーで表示されます。実際の設定値は、下 の数値ボックスで確認できます。 手順 1. GEQ フィールドまたは EFFECT フィールドのラックの中から、31BandGEQ がマウントされた 3 FADER ASSIGN フィールド ラックのラックコンテナを押す。 チャンネルストリップセクションのフェーダーを使って操作する帯域を選びます。FADER ASSIGN フィールドの各ボタンは、次の帯域に対応しています(QL1 のみ)。 2. GEQ ON/OFF ボタンを押して 31BandGEQ をオンにする。 3.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK AUTOMIXER について 手順 QL シリーズはオートミキサーを標準装備しています。オートミキサーは、 台本がないようなスピーチ 用途において、有効なマイクを検出してゲイン配分を自動最適化することで、エンジニアがフェーダー 操作に掛かり切りになることなく、複数のマイク間で一貫したシステムゲインを維持します。 1. Flex15GEQ がマウントされたラックのラックコンテナを押す。 2. GEQ ON/OFF ボタンを押して Flex15GEQ をオンにする。 3. FADER ASSIGN フィールドの各ボタンを押して、操作する帯域を選ぶ。 4. チャンネルストリップセクションのフェーダーで、選んだ帯域を調節する。 オートミキサーの動作原理 5.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK オートミキサーをチャンネルのポストフェーダーにインサートする ■ チャンネルコントロールフィールド ここでは、バーチャルラックにオートミキサーをマウントして、オートミキサーの入出力を任意のチャ ンネル (ST IN チャンネル除く ) のポストフェーダー(POST ON) にインサートする方法を説明しま す。 オートミキサーの操作方法については、次の「オートミキサーを操作する」をご参照ください。 各チャンネルは常に man/auto/mute のいずれかのモードになっています。有効なチャンネルモード のインジケーターが点灯します。 モードを選択するには、そのモードボタンかマスターフィールドの PRESET ボタンを押します。 1 手順 1. 「バーチャルラックを操作する」 (→P.103)の手順1〜8を参考にして、 ラック1にオートミキサー をマウントして、ラックの入力元 / 出力先を設定する。 2 3 4 5 2. 「チャンネルに外部機器をインサート接続する」 (→ P.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK オートミキサーは、グループ内のすべての入力のミックスに対する特定チャンネルの入力レベル の比を計算します。次の例で weight コントロールの仕組みを説明します。 man: ゲインを変化させずにオーディオをそのまま通過させます。マイクで歌うときはこのモー ドにします。 auto: オートミキサーがオンになります。 会話のときにこのモードを使います。 ■ 1 つのチャンネルでウェイト設定値を上げた場合 mute: チャンネルをミュートします。 ・ そのチャンネルの auto mix gain メーターの表示値が上がり、他のチャンネルの値は下がりま す。 8 preset ・ ウェイト設定値が高いチャンネルは、他のチャンネルに比べてシステムゲインを得やすくなり ます。 マスターフィールドの PRESET ボタンを押したときのチャンネルモード(man、 auto、mute)を 選択します。チャンネルごとにプリセットをプログラムすると preset ボタンが点灯します。 ■ 1 つのチャンネルでウェイト設定値を下げた場合 ■ マスターフ
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 内蔵エフェクトを操作する ■ STEREO タイプのエフェクト QL シリーズの内蔵エフェクトは、 EFFECT ラック 1-8 にマウントし、 アウトプット系チャンネルの出 力 / インプット系チャンネルの入力にパッチしたり、各チャンネルにインサートして利用します。ラッ クにマウントしたエフェクトは、それぞれ 54 種類のエフェクトタイプの中から 1 つを選びます。 INPUT L EFFECT L L RETURN INPUT R EFFECT R R RETURN ラック 5 〜 8 は初期状態で MIX チャンネル 13 〜 16 からの信号が入力され、ST IN 1 〜 4 (L/R) に出力されています。ラック 1 〜 4 には何も割り当てられていません。 ■ MIX タイプのエフェクト INPUT L NOTE L RETURN EFFECT INPUT R エフェクトタイプによっては、ラック 1、3、5、 7 でのみ使用できるものがあります。 R RETURN また、 2 系統あるエフェクトの入力の
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE 内蔵エフェクトをチャンネルにインサートする ・ ステレオソースを利用する場合は、ラックの L/R 入力に、 ステレオに設定した MIX チャンネル の L/R を割り当てます。 ・ エフェクトの出力をステレオで使用するには、ラックの R 出力にも手順 3 で選んだ ST IN チャ ンネルの R 入力を割り当てます。 ・ エフェクトの出力先は複数選択できます。 ・ エフェクトのパラメーターの設定方法については、 「内蔵エフェクトのパラメーターを操作す る」( → P.114) をご参照ください。 内蔵エフェクトの入出力を任意のチャンネル (ST IN チャンネルを除く ) のインサートアウト / インに 割り当てて、 チャンネルにエフェクトをインサートする方法を説明します。 エフェクトの操作方法につ いては、 「内蔵エフェクトのパラメーターを操作する」 ( → P.114) をご参照ください。 手順 1. 「バーチャルラックを操作する」(→P.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 内蔵エフェクトのパラメーターを操作する EFFECT EDIT 画面 エフェクトのタイプを変更したり、 パラメーターを調節したりする操作について説明します。 エフェク トがマウントされたラックでは、VIRTUAL RACK 画面に次の情報が表示されます。 エフェクトのパラメーターを調節します。 1 NOTE 2 ・ エフェクトタイプごとのパラメーターの内容については、QL データリスト(巻末) をご参照く ださい。 ・ エフェクトのパラメーターを操作中にトップパネルの [SEL] キーを押すと、 そのチャンネルに インサートされている GEQ、 エフェクト、プレミアムラックのポップアップ画面に変わります。 3 42 5 1 エフェクトタイトル / タイプ 0 エフェクトのタイトル、 使用されているタイプの名称、 イメージが表示されます。また、エフェクト の入出力チャンネル数 (1 IN/2 OUT、 または 2 IN/2 OUT) が確認できます。 6 2 入力 / 出力メーター 7 エフェクト通過前 / 通過後
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ■ PLAY/REC エフェクトタイプとして FREEZE が選ばれているときに表示されます。 ・ PLAY ボタン /REC ボタン フリーズエフェクトの録音 ( サンプリング ) と再生を行ないま す。詳しい操作は「フリーズエフェクトを利用する」 ( → P.118) をご参照ください。 ■ SOLO エフェクトタイプとして M.BAND DYNA. または M.BAND COMP. が選ばれているときに表示されます。 ・ HIGH/MID/LOW ボタン 選択した帯域のみを通過させます ( 複数選択可 )。 ・ ゲインリダクションメーター 各帯域のゲインリダクション量を確認できます。 NOTE ・ ライブラリーをリコールして、エフェクトタイプを切り替えることもできます。 ・ エフェクトタイプ「HQ.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 8 エフェクトパラメーターフィールド 現在選ばれているエフェクトタイプに応じたパラメーターが表示されます。フィールド内のノブ を押すと、 横一列に並んだノブを [TOUCH AND TURN] ノブで操作できます。 また、ノブを押しながら回すことで細かい単位で設定できます。 9 MIX BAL.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ■ タップテンポ機能を使う USER DEFINED キーを押した間隔の平均値 (BPM) が算出され、その値が BPM パラメーター に反映されます。 各間隔の平均がパラメーターに入力される (a、b、 c の平均 ) a b c タップテンポ画面 1 回目の タッピング 2 回目の タッピング 3 回目の タッピング エフェクトとテンポの同期 4 回目の タッピング QL シリーズの一部のエフェクトでは、効果をテンポに同期させることができます。同期させることが できるのは、 ディレイ系、変調系の 2 種類のエフェクトです。ディレイ系のエフェクトでは、テンポに合 わせてディレイタイムが変化します。変調系のエフェクトでは、テンポに合わせて変調信号の周波数が 変化します。 NOTE ・ 平均値が 20 〜 300BPM の範囲外のときは無視されます。 ・ 特殊パラメーターフィールドの MIDI CLK ボタンをオンにすれば、 MIDI ポートから入力される MIDI タイミングクロックのテンポに応じて BPM パラメーターの値
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 例 1:SYNC=ON、 DELAY=250 ms、TEMPO=120 で、NOTE を 8 分音符から 4 分音符に 変更した場合 フリーズエフェクトを利用する 簡易サンプラー機能を持つエフェクトタイプ「FREEZE」 の操作方法について説明します。このエフェ クトタイプが選ばれているときは、画面上の操作で録音 ( サンプリング ) や再生が行なえます。 DELAY = 変更後の NOTE x 4 x (60/TEMPO) = (1/4) x 4 x (60/120) NOTE = 0.5 (sec) エフェクトタイプ「FREEZE」と 「HQ.PITCH」は、ラック 1/3/5/7 でのみ使用できます。 = 500 ms となり、DELAY は 250 ms から 500 ms に変化します。 手順 例 2:SYNC=ON、 DELAY=250 ms、NOTE=8 分音符で、 TEMPO を 120 から 121 に変更 した場合 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 2.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK EFFECT EDIT 画面 (FREEZE 選択時 ) プレミアムラックを操作する エフェクトタイプ「FREEZE」が選ばれているときは、特殊パラメーターフィールドに PLAY ボタン、 REC ボタン、プログレスバーが表示されます。 ラックの入出力のパッチを設定する方法は、エフェクトラックと同じです。 ( → P.112) プレミアムラックにおいて、センド / リターン経由を利用できるのは、ラック 1 〜 2 のみです。ラック 3 〜 8 は、インサートパッチのみになります。 「バーチャルラックを操作する」 ( ( → P.103) をご参照く ださい )。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 2. VIRTUAL RACK 画面上部の PREMIUM タブを押す。 1 3 3. PREMIUM RACK フィールドで、マウントするラックのラックマウントボタンを押す。 2 4.
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE プレミアムラックのパラメーターを操作する ・ ステレオソースを扱うチャンネルにインサートする場合は、手順 5、6 と同じ要領でプロセッ サーの R 入力 / 出力に R チャンネルのインサートアウト / インサートインを割り当ててくだ さい。 ・ パラメーターの操作方法については、次の「プレミアムラックのパラメーターを操作する」をご 参照ください。 ・ プロセッサーの入力 / 出力段で信号が OVER しないように、デジタルゲインやプロセッサーの パラメーターを調節してください。 プレミアムラックの各画面には以下の項目があります。 1 2 3 ■ プロセッサーのマウント方法 各プロセッサーには 2 種類のマウント方法があります。 ・ DUAL ......................... プロセッサーをモノラル 2 系統で使用します。 ・ STEREO ....................
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 6 LMF/MF/HMF IN ボタン ■ Portico 5033 LMF/MF/HMF の EQ をそれぞれオン / オフします。 Portico 5033 は、Rupert Neve Designs (RND) 社の 5 バンドアナログ EQ をエミュレートしたプ ロセッサーです。 5033EQ は、 Rupert Neve 氏が開発した往年の名機と評価されている「1073」から の歴史を受け継ぎ、独特のトーンコントロール特性を持っています。また、Rupert Neve 氏がみずから 設計したインプット / アウトプットトランスフォーマーまでも VCM テクノロジーでモデリングする ことにより、バイパス状態でも非常に音楽性の高いサウンドを実現するモデルです。その特性は、ローを 絞れば低域が引き締まり、ハイを上げても耳が痛くならずに必要な帯域が上がってくる独特の効きを 持っています。 7 LF/HF IN ボタン LF と HF の EQ を同時にオン / オフします。 8 グラフ表示 EQ の特性が視覚的に表示されます。 ■ P
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK FF 回路方式は、現代のコンプレッサーでは主流の方式です。音色の変化を抑えつつ、しっかりとコ ンプレッションをかけたい場合に使用します。 ■ U76 U76 はさまざまな場面でオールマイティーに活躍する代表的なビンテージコンプレッサーをエミュ レートしたプロセッサーです。通常のコンプレッサーにあるスレッショルドはパラメーターとして用意 されておらず、入力ゲインと出力ゲインのバランスでコンプレッサーのかかり具合を調節するスタイル を持っています。RATIO パラメーターの「All モード」 と呼ばれる設定では、非常に強力なコンプレッ ションサウンドになり、このモデルのキャラクターとなっています。 音質は豊かな倍音を付加してアグ レッシブなサウンドを生み出します。 FB 回路方式は、ビンテージコンプレッサーで使用されている方式です。音色に対して機器固有の 色づけをしつつ、 スムーズなコンプレッションをかけたい場合に使用します。 4 GAIN REDUCTION メーター ゲインリダクション量が表示されます。 1 5 THRESHOLD ノブ
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 5 METER 切り替えボタン ■ Opt-2A メーター表示を切り替えます。 Opt-2A は、 真空管光学式コンプレッサーの代表的なビンテージモデルをエミュレートしたプロセッ サーです。レベルの制御に CdS-Cell や EL panel といった光学素子を使ったスムーズなコンプレッ ションと、真空管回路の温かい歪みによる美しい高域の倍音により、 エレガントでソフィスティケイト されたサウンドを生み出します。 ・ GR .................... コンプレッサーが効いているときのゲインリダクション量が表示されます。 ・ +4/+8............. 出力信号レベルの基準を -18dB として、 その基準から +4dB または +8dB した値が 0VU として表示されます。 ・ OFF ..................
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 7 (HIGH) BOOST ノブ ■ EQ-1A HIGH FREQUENCY ノブで設定した周波数帯域の増幅量を調節します。 EQ-1A はパッシブ型 EQ の代表といわれるビンテージ EQ をエミュレートしたプロセッサーです。低 域と高域の 2 つの帯域を、 それぞれブーストとアッテネート ( カット ) でコントロールする独特の操作 スタイルを持っています。一般的な EQ とはまったく異なる周波数特性は、このモデルならではの個性 的なキャラクターになっています。 また、入出力回路や真空管による音の質感も非常に音楽的で、 バラン スのよいサウンドを生み出します。 3 4 5 7 8 8 (HIGH) ATTEN ノブ ATTEN SEL ノブで設定した周波数帯域の減衰量を調節します。 9 (HIGH) ATTEN SEL ノブ 9 ATTEN ノブで減衰する周波数帯域を切り替えます。 ■ Dynamic EQ Dynamic EQ は、特定のモデルをエミュレートしたものではなく、 新しく開発されたイコライザーで す。
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 3 SIDECHAIN LISTEN ボタン C グラフ表示 オンにするとダイナミクスに連動させるサイドチェーン信号を、 インサートしているチャンネル が送信されているバス (STEREO バスや MIX/MATRIX バスなど ) に出力します。このとき、 グ ラフにはサイドチェーンフィルターの特性が表示されます。 イコライザーの特性が表示されます。 通常は、 周波数や効き具合を示すリファレンス EQ グラフ、 動的に変化する EQ の特性を示すダイ ナミック EQ グラフが表示されます。 4 FILTER TYPE ボタン メインバスのイコライザーとサイドチェーンフィルターのタイプを切り替えます。メイン EQ と サイドチェーンフィルターは、 以下のように連動します。 ダイナミック EQ グラフ FILTER TYPE メイン EQ サイドチェーンフィルター (Low Shelf) (Bell) (Hi Shelf) Low Shelf Bell Hi Shelf LPF BPF HPF リファレンス EQ
グラフィック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ■ プレミアムラックライブラリー グラフィック EQ/ エフェクト / プレミアムラックのライブラリー を操作する プレミアムラックは、各モジュールタイプにライブラリーが 6 種類あります。プレミアムラックの設定 をストア / リコールするには、各モジュールタイプのライブラリーを使用します。 各ライブラリーは 000 〜 100 番まであり、000 番は読み込み専用の初期化データになっています。000 番以外は自由 に読み書きできます。 ■ GEQ ライブラリー GEQ の設定をストア / リコールするには、 「GEQ ライブラリー」を使用します。 QL シリーズで使用す るすべての GEQ で、 この GEQ ライブラリーを使用できます。 31BandGEQ と Flex15GEQ の 2 つ のタイプがありますが、タイプ違いでもリコールできます。 ただし、Flex15GEQ においては、使用して いるバンド数が 15 バンド以下の 31BandGEQ のみ Flex15GEQ にリコールできます。 プレミアムラックライブラリーを呼び出
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ I/O DEVICE 画面(DANTE PATCH ページ) I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ここでは、 QL シリーズに接続する I/O デバイスや外部ヘッドアンプの操作について説明します。この 操作の前に DANTE SETUP にてマウントする I/O デバイスを決定してください。詳しくは「Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする」( → P.197) をご参照ください。 2 I/O デバイスを利用する 3 QL シリーズは、Dante 端子に接続した I/O デバイス (Rio シリーズなど ) を、チャンネルごとにリ モート操作できます。 1 QL シリーズと I/O デバイスの接続については、 取扱説明書 ( 別紙 ) の 「I/O デバイスとの接続」をご参 照ください。 I/O デバイスのパッチ 4 Dante 端子に接続した I/O デバイスと Dante オーディオネットワークとのパッチを行ないます。 手順 1.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 3 ポート選択ボタン DANTE INPUT PATCH 画面 押すと、 PORT SELECT 画面が表示されます。 I/O DEVICE 画面(DANTE PATCH ページ) で、 DANTE INPUT PATCH ボタンを押すと表示されま す。 I/O デバイスからコンソールに入力する 64 チャンネルを設定します。 1 ボタンの上段は 「Dante Device ID 番号 (16 進 ) −チャンネル番号 (10 進 )」 が表示されます。 2 ボタンの下段は各ポートのチャンネルラベル (Dante Audio Channel Label) の先頭の 8 文字が表示されます。 パッチがない場合は、 上段に「---」と表示され、下段は表示なしとなります。 NOTE ・ QL シリーズがサポートしている I/O デバイス以外の製品を接続した場合、ボタン上段の表示 が 「DEVICE LABEL の先頭 4 文字 ― チャンネル番号 (10 進 )」 となります。 ・ Dante Audio Channel Label が設定されていない場合、下段
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 3 CLOSE ボタン Rio をリモート操作する 設定を終了して画面を閉じます。 Dante 端子に接続した Rio をリモート操作します。 OUTPUT PATCH 画面 手順 I/O DEVICE 画面(DANTE PATCH ページ)で、I/O デバイスを選んで押すと表示されます。アウト プットパッチを設定します。 1. I/O DEVICE 画面上部の Rio タブを押して、I/O DEVICE 画面(Rio ページ)を表示させる。 2. HA 側の I/O デバイスがマウントされたラックを押す。 3. I/O デバイスの HA をリモート操作する。 4. インプットチャンネルからリモート操作する場合は SELECTED CHANNEL VIEW 画面が表示さ れていなければ、 セレクテッドチャンネルセクションのいずれかのノブを押す。 5. 操作したいチャンネルの GAIN/PATCH フィールドを押して、GAIN/PATCH 画面を表示させる。 1 6. GAIN/PATCH 画面で、I/O デバイスの HA を操作する。 7.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ HA 表示 I/O デバイス画面(Rio ページ) 1 I/O デバイスの HA の設定を表示します。画面を押すと、HA の詳細を設定する I/O DEVICE HA 画面 が表示されます。 2 6 3 5 4 7 4 アナログ GAIN ノブ アナログゲインの設定値を表示します。この画面は表示のみで、 値を変更することはできません。 5 +48V インジケーター ポートごとの +48V ファンタム電源のオン / オフ状態を表示します。 6 OVER インジケーター 入力レベルがクリップしたことを示すインジケーターです。 7 HPF インジケーター ポートごとのハイパスフィルターのオン / オフ状態を表示します。 ■ INPUT 表示 I/O デバイスの INPUT を表示します。 1 表示切り替えボタン このボタンを押すと、対応する I/O デバイスが表示されます。このボタンを押し続けると、該当す る I/O デバイスの全 LED が点滅します。 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ I/O DEVICE HA 画面 ■ インプットチャンネルからリモート操作する場合 I/O DEVICE 画面(Rio ページ)で、HA 側の I/O デバイスがマウントされたラックを押すと表示されま す。 QL シリーズのディスプレイに表示されるノブやボタン、またはトップパネルの [TOUCH AND TURN] ノブを使って I/O デバイスの HA をリモート操作できます。 QL シリーズのインプットチャンネルから I/O デバイスの HA をリモート操作するには、操作したい チャンネルの GAIN/PATCH 画面で操作します。 7 1 2 3 AMP をリモート操作する 4 Dante 端子に接続した AMP をリモート操作します。 5 手順 1. I/O DEVICE 画面上部の AMP タブを押す。 6 2. I/O DEVICE 画面(AMP ページ)で、表示された I/O デバイスを押す。 3.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ I/O DEVICE 画面 (AMP ページ) 1 WIRELESS をリモート操作する 2 Dante 端子に接続した WIRELESS をリモート操作します。 手順 3 1. I/O DEVICE 画面上部の WIRELESS タブを押す。 2. I/O DEVICE 画面(WIRELESS ページ)で、表示された I/O デバイスを押す。 3. OUTPUT PATCH 画面で、必要に応じて出力ポートの設定をする。 設定は「I/O デバイスのパッチ」 の手順 7 ( → P.127) 以降をご参照ください。 I/O DEVICE 画面(WIRELESS ページ) 1 2 3 1 表示切り替えボタン このボタンを押すと、対応する I/O デバイスが表示されます。 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 3 DANTE SETUP ボタン QL5 このボタンを押すと、オーディオネットワークの設定を行なう DANTE SETUP 画面が表示され ます。 オーディオ信号 リモート信号 外部ヘッドアンプを利用する スロット経由のヘッドアンプコントロールに対応した I/O カード (MY16-ES64 など ) を QL シリー ズのスロットに装着すると、 外部ヘッドアンプ ( ヤマハ SB168-ES や AD8HR) のファンタム電源 (+48V) のオン / オフ、ゲイン、 HPF などのパラメーターを QL シリーズからリモートコントロールで きます。 MY16-EX MY16- ES64 I/O カードの設定については、I/O カードの取扱説明書をご参照ください。 QL シリーズと AD8HR の接続 QL シリーズを使用して AD8HR をリモート操作するには、まず EtherSound カード MY16-ES64 を QL シリーズのスロット 1 に装着して、 イーサネットケーブルで NAI48-ES と接続します。 次に、 NAI48-ES の H
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ リング接続 QL シリーズと SB168-ES の接続 QL シリーズを使用して SB168-ES をリモート操作するには、EtherSound カード MY16-ES64 を QL シリーズのスロット 1 に装着して、イーサネットケーブルで SB168-ES と接続します。この接続 によって、 QL シリーズから SB168-ES をリモート操作できるようになります。 QL5 オーディオ信号 リモート信号 また、複数の SB168-ES をデイジーチェーン接続またはリング接続して、QL シリーズのスロットに 拡張カード MY16-EX を 1 枚装着することにより、最大 2 台の SB168-ES を同時にリモート操作 することもできます。 NOTE リモート操作をする情報は、 QL シリーズの SLOT1 からのみ送受信できます。 ■ デイジーチェーン接続 MY16-ES64 MY16-EX QL5 オーディオ信号 リモート信号 OUT IN SB168-ES OUT MY16-ES64 MY16-EX IN SB168-ES OUT
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) 外部ヘッドアンプをリモート操作する 5 MY16-ES64 や NAI48-ES などを使用して接続した外部ヘッドアンプ ( 以下「外部 HA」) を、 QL シ リーズでリモート操作します。 QL シリーズと外部 HA の接続方法については、 「外部ヘッドアンプを利 用する」( → P.133) や、外部 HA の取扱説明書をご参照ください。 6 手順 1. QL シリーズと外部 HA を接続する。 2. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 1 3. I/O DEVICE 画面上部の EXTERNAL HA タブを押す。 4. I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) で、ラックに対応する EXTERNAL HA PORT SELECT ボタンを押す。 5. EXTERNAL HA PORT SELECT 画面の PORT SELECT ボタンを使って、外部 HA のオーディオ 出力を接続した入力ポートを選ぶ。 6.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 5 VIEW 切り替えボタン EXTERNAL HA 画面 バーチャルラックを SB168-ES 用と AD8HR 用に切り替えます。 接続されている機器に応じて 切り替えてください。 外部 HA をリモート操作します。 この画面は、I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) のバーチャ ルラックを押すと表示されます。 6 COMM PORT 切り替えボタン 1 スロットに接続された外部ヘッドアンプを使用するときに、リモート操作するかどうかを設定し ます。操作するときは、 「SLOT1」を選びます。 2 EXTERNAL HA PORT SELECT 画面 3 外部 HA の入力ポートを設定します。 この画面は、I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) の EXTERNAL HA PORT SELECT ボタンを押すと表示されます。 4 1 5 1 +48V MASTER 外部 HA が接続されている場合は、 マスターファンタム電源のオン / オフ状態が表示されます ( オン / オフの切り替えは、外部
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ QL シリーズのインプットチャンネルから外部 HA をリモート操作する INTERNAL HA 画面 外部 HA を I/O デバイスや本体の HA と同様に使用できます。GAIN/PATCH 画面については 「HA ( ヘッドアンプ ) を設定する」( → P.26) をご参照ください。 1 手順 2 1. バンクセレクトキーと [SEL] キーを使って、HA を操作したいチャンネルを含む SELECTED 3 CHANNEL VIEW 画面を表示させる。 4 2. 外部 HA を操作したいチャンネルの GAIN/PATCH フィールドを押す。 3. GAIN/PATCH 画面の PATCH ボタンを押して、外部 HA が割り当てられた入力ポートを選ぶ。 4.
MIDI NOTE MIDI MIDI メッセージの送受信に使用するポートは、リアパネルの MIDI IN/OUT 端子、スロット 1 に装着された I/O カードの中から選択できます。選択したポートは、上記のすべての機能に共 通です。 ここでは、外部機器から QL シリーズに MIDI メッセージを送って QL シリーズのパラメーターを操作 したり、逆に QL シリーズの操作に応じて MIDI メッセージを外部機器に出力したりする方法について 説明します。 MIDI の基本設定 次の図は、 MIDI IN/OUT 端子を使って MIDI メッセージの送受信を行なう場合の接続例です。 MIDI IN MIDI OUT MIDI IN QL シリーズが送受信する MIDI メッセージの種類、使用する MIDI ポート、MIDI チャンネルなどを選 択します。 MIDI OUT 手順 外部機器 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面中央の MIDI/GPI ボタンを押す。 3.
MIDI 3 PROGRAM CHANGE MODE フィールド MIDI/GPI 画面 (MIDI SETUP ページ ) プログラムチェンジの送受信方法を選択します。 送受信する MIDI メッセージの種類や使用するポートなどを選択できます。 ・ SINGLE .................... このボタンがオンのときは、単一の MIDI チャンネルのプログラムチェン ジのみを送受信します ( シングルモード )。 ・ MULTI....................... このボタンがオンのときは、複数の MIDI チャンネルのプログラムチェン ジを送受信します ( マルチモード )。 ・ OMNI......................... このボタンがオンのときは、シングルモードですべての MIDI チャンネル のプログラムチェンジを受信します。 シングルモードの送信、 マルチモー ドの送受信に対しては無効です。 1 2 3 4 5 ・ BANK........................
MIDI MIDI SETUP 画面 ( ポート選択用 ) MIDI SETUP 画面 ( チャンネル選択用 ) MIDI メッセージを送受信するポートを選びます。この画面は、PORT/CH フィールドにある送信 (Tx) または受信 (Rx) のポート選択ボタンを押すと表示されます。 MIDI メッセージを送受信するチャンネルを選びます。この画面は、PORT/CH フィールドのチャンネ ル選択ボタンを押すと表示されます。 1 2 1 2 3 1 CH フィールド 1 TERMINAL フィールド MIDI メッセージを送信または受信するチャンネルを CH1 〜 CH16 から選択します。 MIDI メッセージの送信または受信を行なうポートを選びます。 選択できる項目は次のとおりです。 NONE ポートを使用しません。 MIDI リアパネルの MIDI IN (Rx)、OUT (Tx) 端子 SLOT1 リアパネルのスロット 1 に装着されたシリアル通信をサポートするカード 2 OK ボタン 設定した内容を確定して、画面を閉じます。 2 PORT NO.
MIDI MIDI/GPI 画面 (PROGRAM CHANGE ページ ) プログラムチェンジでシーン / ライブラリーのリコールを操作する PROGRAM CHANGE ページでは、プログラムチェンジの送受信方法や、 プログラムナンバーごとに 割り当てるイベント ( シーンのリコール / エフェクトライブラリーのリコール ) を設定します。 QL シリーズでは、プログラムチェンジのナンバーごとに特定のイベント ( シーンのリコール / エフェ クトライブラリーのリコール ) を割り当てて、QL シリーズ上で実行したときに、対応するナンバーの プログラムチェンジメッセージを外部機器に送信できます。また、 外部機器からプログラムチェンジ メッセージを受信したときに、対応するイベントを実行できます。 1 2 手順 1. QL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDI の基本設定」( → P.138) を参考にプログラムチェンジを送受信するポートと MIDI チャンネ ルを選ぶ。 3. MIDI/GPI 画面の PROGRAM CHANGE タブを押す。 4.
MIDI ・ シングルモード (SINGLE ボタンがオンのとき ) MIDI SETUP ページで設定した送信 (Tx)/ 受信 (Rx) チャンネルのプログラムチェンジのみを送 受信します。Rx チャンネルのプログラムチェンジを受信すると、リスト内の該当するチャンネル の中から、 対応するプログラムナンバーに割り当てられたイベントを実行します。 ・ PROGRAM CHANGE EVENT ....................
MIDI 1 TYPE フィールド イベントの種類を選択します。 手順 選択できる項目は、次の表のとおりです。 1. QL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDIの基本設定」(→P.138)を参考に、コントロールチェンジを送受信するポートとMIDIチャン NO ASSIGN 割り当てなし SCENE シーンメモリーをリコールする操作 EFFECT エフェクトライブラリーをリコールする操作 3. MIDI/GPI 画面の CONTROL CHANGE タブを押す。 PREMIUM RACK プレミアムラックライブラリーをリコールする操作 4. コントロールチェンジの送受信モードや送受信のオン / オフやエコー出力の設定を行なう。 ネルを選ぶ。 5.
MIDI 3 リスト MIDI/GPI 画面 (CONTROL CHANGE ページ ) コントロールナンバーごとに割り当てられたイベント ( フェーダー/ ノブの操作、[ON] キーのオ ン / オフ切り替えなど ) が表示されます。 コントロールチェンジの送受信方法や、コントロールナンバーごとに割り当てるイベント ( フェー ダー/ ノブの操作、 [ON] キーのオン / オフ切り替えなど ) を設定できます。 ・ NO. ...................コントロールナンバーを表わします。使用できるコントロールナンバーは、1 〜 31、33 〜 95、 102 〜 119 です。 1 ・ CONTROL CHANGE EVENT ....................
MIDI MIDI CONTROL CHANGE 画面 パラメーターチェンジでパラメーターを操作する CONTROL CHANGE ページの各イベントを押すと表示されます。この画面で、 コントロールナンバー に割り当てるイベントを設定します。 QL シリーズでは、コントロールチェンジや NRPN の代わりに、 「パラメーターチェンジ」と呼ばれる SysEx メッセージを使って、特定のイベント ( フェーダー/ ノブの操作、[ON] キーのオン / オフ切り 替え、 システム設定やユーザー設定の変更など ) を制御できます。 送受信できるパラメーターチェンジについては、QL データリスト(巻末) にある「MIDI データフォー マット」をご参照ください。 手順 1. QL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDIの基本設定」(→P.138)を参考に、パラメーターチェンジを送受信するポートとMIDIチャン 2 1 ネル ( デバイスナンバー) を選ぶ。 3.
レコーダー レコーダー レコーダーの入出力にチャンネルを割り当てる ここではレコーダーの機能や操作方法について説明します。 USB メモリーレコーダーの入力 / 出力にチャンネルをパッチします。入力には任意のアウトプット系 チャンネルまたは INPUT チャンネルのダイレクト出力、出力には任意のインプット系チャンネルを パッチできます。 USB メモリーレコーダーについて 手順 QL シリーズには、簡単な操作で内部信号を USB メモリーに録音したり、USB メモリーに保存された オーディオファイルを再生したりする USB メモリーレコーダー機能が搭載されています。 1. ファンクションアクセスエリアの RECORDER ボタンを押す。 2.
レコーダー 7 PLAYBACK OUTPUT CUE ボタン RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) オンにすると、 レコーダーのプレイバックの出力信号をモニターできます。 この画面では、USB メモリーレコーダーの入出力に信号を割り当てたり、録音 / 再生を行ないます。 NOTE RECORDER INPUT CUE ボタンと同時にオンにすることはできません。 8 メーター レコーダーの出力信号のレベルが表示されます。 CH SELECT 画面 RECORDER INPUT L/R ボタンまたは PLAYBACK OUTPUT L/R ボタンを押すと表示されます。 1 1 23 4 8 7 6 2 1 2 1 カテゴリーリスト 5 チャンネルの種類を選びます。 1 RECORDER INPUT L/R ボタン 2 チャンネル選択ボタン 押すと、レコーダーのインプットの L/R チャンネルにパッチする信号を選択する CH SELECT 画面が表示されます。 USB メモリーレコーダーの入出力にパッチするチャンネルを選びます。 入力と出力でパッチで きるチ
レコーダー レコーダーの出力にパッチできるチャンネル RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) ・ CH1 〜 64(QL5)、 CH1 〜 32 (QL1) ............................................................ INPUT チャンネル 1 〜 64(QL5) 、INPUT チャンネ ル 1 〜 32(QL1) ・ STIN 1L/1R 〜 STIN 8L/8R............. ST IN チャンネル 1 〜 8 の L/R USB メモリーに録音する 任意の出力チャンネルの信号を、ディスプレイ右側の USB 端子に装着された USB メモリーにオー ディオファイル (MP3) として録音します。 手順 1 2 1. 「レコーダーの入出力にチャンネルを割り当てる」( → P.146) を参考に、USB メモリーレコーダー の入出力にチャンネルを割り当てる。 2. 十分な空き容量のある USB メモリーを USB 端子に装着する。 3.
レコーダー 5 REC RATE ボタン ■ USB メモリーの階層 録音時の録音レートを切り替えます。 USB メモリーを USB 端子に装着すると、USB メモリーのルートディレクトリーに YPE フォル ダー、 さらに YPE フォルダー内に SONGS フォルダーが自動的に作成されます。 96kbps、128kbps、 192kbps が選択できます。ビットレートが大きくなるほど音質が向上し ますが、データサイズも大きくなります。 録音操作で作成されるファイルは、上記の SONGS フォルダー、またはその下の階層にあるフォルダー のうち現在選ばれているフォルダーに保存されます。 NOTE YPE フォルダー オーディオファイルのサンプリングレートは、 QL シリーズが現在動作しているワードクロッ クのレートが自動的に選ばれます。 ルートディレクトリー 6 表示切り替えボタン SONGS フォルダー ソングリストの下部に RECORDER INPUT/PLAYBACK OUTPUT フィールドを表示させる かどうかを切り替えます。 7 REW ボタン ソング ( オーディオフ
レコーダー RECORDER 画面 USB メモリー上のオーディオファイルを再生する 35 USB メモリー上に保存されたオーディオファイルを再生します。QL シリーズ本体で録音されたファ イル以外に、コンピューターから USB メモリーにコピーしたファイルも再生できます。 再生可能なファイルフォーマットは MP3 (MPEG-1 Audio Layer-3)、WMA (Windows Media Audio) と AAC (MPEG-4 AAC) の 3 種類で、サンプリングレートは 44.
レコーダー 4 サブディレクトリー C REPEAT ボタン 各ソングのトラック番号、サブディレクトリーの有無 ( ディレクトリーが選ばれている場合 )、 1 つ上のディレクリー名が表示されます。 このボタンがオンのときは、カレントソングの再生終了後、リスト内に PLAY チェックの入った 次の曲がなければ、リストの先頭に戻り、PLAY チェックの入った最初のソングを再生します。 ・ 上階層表示 ....... 押すと、現在より 1 つ上のディレクトリーに移動します。 オフのときは、 カレントソングの再生終了後に、リスト内に PLAY チェックの入った次の曲がな ければ、 停止します。SINGLE ボタンと REPEAT ボタンのオン / オフの設定によって、再生方法 が以下のようになります。 ・ サブディレクトリー.............
レコーダー 6 SONG TITLE/FILE NAME ボタン RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) 3 SONG TITLE/FILE NAME フィールドに表示する項目 ( ソングタイトルまたはファイル名 ) を 選択します。 4 コンピューターの DAW で録音 / 再生する 1 QL シリーズを使ったシステムのオーディオネットワークに、Steinberg Nuendo などの DAW ソフ トウェアを組み込むときは、ソフトウェア Dante Virtual Soundcard ( 以下 DVS) を使います。 DVS は、オーディオインターフェースの役割を果たし、 QL シリーズや I/O デバイスが接続されたオーディ オネットワークとオーディオ信号をやり取りします。これにより、ライブ演奏のマルチトラック録音や、 前日の本番を録音した素材を利用してのバーチャルサウンドチェックなどができます。 2 5 ここでは、オーディオネットワークに DAW ソフトウェアを組み込むときに必要な作業について説明 します。 6 使用する機材とソフトウェア ・ QL シリーズ ・ ギガ
レコーダー NOTE ワードクロックの設定 ASIO 設定 (Windows OS) の詳細については、Dante バーチャルサウンドカードユーザーガイ ドを参照ください。 Dante ネットワークでは、マスター機器が正確なワードクロックをネットワークのほかの機器に供給 します。マスターがネットワークから離脱したり、故障したりした場合は別の機器が自動的にクロック マスターの役割を引き継ぎます。 Dante Accelerator の設定 設定は、ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタン→ WORD CLOCK/SLOT ボタンを押して、 WORD CLOCK/SLOT 画面で行ないます。 Dante Accelerator カードをコンピューターに装着したあとで、Dante Accelerator Driver をイン ストールし、 以下の設定を行ないます。ドライバーのインストールの詳細については、 ドライバーに付属 のインストールガイドを参照ください。 ・ Dante Accelerator カードの Dante 端子をネットワークケーブルで Dante ネットワークに接続 し、PC
レコーダー Dante Controller の設定 DAW ソフトウェアの設定 コンピューターのネットワークポートをギガビット対応スイッチングハブに接続します。 コンピュー ターの IP アドレス設定は自動取得 ( デフォルト設定 ) にしておきます。 Dante Controller で可能な設定は、下記のとおりです。 DAW ソフトウェア上では、ドライバーの設定を行ないます。デバイス設定をする画面で、 入出力するサ ウンドカード ( またはオーディオドライバー) として 「Dante Virtual Soundcard-ASIO」(Windows PC) または 「Dante」(Mac) を選択します。 ・ マルチトラック録音をするために I/O デバイスからのオーディオ信号を DVS もしくは DANTEACCEL にパッチする また、 ドライバーと DAW ソフトウェアとの内部パッチが必要となる場合があります。 詳しくは、DAW ソフトウェアのマニュアルをご参照ください。 ・ バーチャルサウンドチェックを行なうために、コンピューターからのオーディオ信号を Dante オー ディオネット
レコーダー RECORDER 画面 (Nuendo Live タブ選択時 ) Nuendo Live との連携 QL シリーズには、Steinberg 社の DAW ソフトウェア Nuendo Live との連携機能があります。 QL シリーズと Nuendo Live との連携機能を実現するソフトウェア 「Yamaha Console Extension」 をコンピューターにインストールすることで、QL シリーズから Nuendo Live を操作して、マルチト ラックレコーディングなどを簡単に行なえます。 1 ここでは、 QL シリーズから Nuendo Live を操作する方法を説明します。 2 プロジェクトの準備 「コンピューターの DAW で録音 / 再生する」( → P.152) のとおり、下記の設定を行ないます。 ・ Dante Virtual Soundcard または Dante Accelerator の設定 3 ・ Dante Controller での設定 ・ Nuendo Live の設定 4 プロジェクトに録音する G 5 手順 6 1.
レコーダー ■ トランスポートフィールド Nuendo Live のトランスポートを操作します。 7 GO TO PROJECT START ボタン ロケーションをプロジェクトの最初に戻します。 DVS または Dante Accelerator を指定する この操作の前に DANTE SETUP にてマウントする I/O デバイスを決定してください。詳しくは 「Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする」 (→ P.197)をご参照くださ い。 8 GO TO PREVIOUS MARKER ボタン 手順 ロケーションをひとつ前のマーカーに戻します。 1. Nuendo Live 画面で、NUENDO Live SETUP ボタンを押す。 9 GO TO NEXT MARKER ボタン 2. NUENDO LIVE SETUP 画面で、設定方法選択ボタンを押す。 ロケーションをひとつ先のマーカーに進めます。 3. [TOUCH AND TURN]ノブを使って、設定する。 0 GO TO PROJECT END ボタン 4.
レコーダー 1 設定方法選択ボタン ■ 設定方法選択ボタン= SPECIFIED IP ADDRESS のとき DVS や Dante Accelerator を指定する方法を次の中から選びます。 Dante Accelerator を使用する場合は、SPECIFIED IP ADDRESS フィールドでコンピューターの IP アドレスを 指定します。 Dante Accelerator の IP アドレスと Yamaha Console Extension が 使用する IP アドレスが異なるので、手動で IP アドレスを指定する必要があります。 ・ NO ASSIGN ............................. 設定しない ・ DVS ............................................ デバイスリストから DVS を選択して設定する ・ SPECIFIED IP ADDRESS ...
レコーダー NOTE ・ Dante Accelerator は、ファームウェアのバージョンによってはリダンダンシーネットワークに 対応していません。 下記のウェブサイトで、 Dante Accelerator のファームウェアがリダンダン シーネットワークに対応しているバージョンかどうかをご確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/japan/jp/ マルチトラックのプロジェクトを再生する 手順 1. RECORDER 画面の Nuendo Live ページで、DANTE INPUT PATCH ボタンを押す。 RECORDER 画面 (Nuendo Live タブ選択時 ) 2. DANTE INPUT PATCH 画面で、Nuendo Live からの信号を割り当てたいポートの PORT SELECT ボタンを押す。 DANTE INPUT PATCH 画面 3. PORT SELECT画面の左のリストからNuendo Liveで使用しているDVSを選び、割り当てるポー トを選ぶ。 4.
セットアップ 4 PASSWORD CHANGE ボタン セットアップ 押すと、 パスワードを変更する PASSWORD CHANGE 画面が表示されます。 5 SAVE KEY ボタン SETUP 画面について 押すと、 ユーザー認証キーの上書き保存を行なう SAVE KEY 画面が表示されます ( → P.
セットアップ ■ BUS SETUP フィールド ■ CONTRAST/BRIGHTNESS フィールド バスに関する設定を行ないます。 LED の明るさやコントラストを設定します。 D BUS SETUP ボタン H BANK A/BANK B ボタン 押すと、MIX バス /MATRIX バスに関する設定を行なう BUS SETUP 画面が表示されます。 ブライトネス / コントラストの設定を保存するバンクを選択します。バンク A/B のそれぞれに設 定を保存しておき、必要に応じてバンクを切り替えることができます。 ■ DATE/TIME ボタン I CONTRAST NAME ノブ 押すと、日付と時刻を設定する DATE/TIME 画面が表示されます。 チャンネルネームディスプレイのコントラストを調節します。 ■ NETWORK ボタン J BRIGHTNESS NAME ノブ 押すと、ネットワークのアドレスを設定する NETWORK 画面が表示されます。 チャンネルネームディスプレイの輝度を調節します。 BRIGHTNESS CH COLOR ノブ チャンネルカラーとチ
セットアップ ユーザーの種類とユーザー認証キー 管理者パスワードの設定 ユーザーの種類には、次の 3 つがあります。 QL シリーズを操作するには、いずれかのユーザーでログイ ンします。 工場出荷時の状態では、管理者パスワードが設定されていませんので、誰でも管理者権限でログインし てすべての操作ができます。ほかのユーザーの操作を制限したい場合は、必ず管理者パスワードを設定 してください。 ・ 管理者 (Administrator) ......... QL シリーズの管理者で、 すべての機能を使用できます。 管理者 設定は本体内に 1 つだけ保存されます。ほかのユーザーのユー ザー認証キーを作成できます。また、他のユーザーがロックし たコンソールであっても、管理者は、管理者パスワードでロッ クを解除できます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の PASSWORD CHANGE ボタンを押す。 ・ ゲスト (Guest) ............
セットアップ CREATE USER KEY 画面 手順 2 1. ユーザー認証キーを USB メモリーに作成する場合は、USB メモリーを USB 端子に挿入する。 3 4 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面の CREATE USER KEY ボタンを押す。 1 4. CREATE USER KEY 画面で、ユーザー名、コメント、パスワード、パワーユーザー属性のオン / オ フ、各種ユーザー権限を設定したら、CREATE ボタンを押す。 5. 本体の内部メモリーにユーザー認証キーを作成する場合は、CREATE KEY 画面にある CREATE TO INTERNAL STORAGE フィールドのボタンを押す。USB メモリーに作成する場合は、 CREATE TO USB STRAGE フィールドのボタンを押す。 6. CREATE TO ボタンを押す。 5 7.
セットアップ ■ ゲストでログインする ログイン QL シリーズを操作するには、管理者、 ゲスト、またはユーザーのどれかでログインします。 手順 管理者とゲストのユーザー設定は本体に保存されていますが、 ユーザーでログインするときは、 本体の 内部メモリーに保存されたキーを選ぶか、 ユーザー認証キーが保存された USB メモリーを挿入する必 要があります。USB メモリーのユーザー認証キーを使った場合、ログイン後に USB メモリーを抜いて も、 ログインしたユーザーのままになります。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の CURRENT USER ボタンを押す。 3. LOGIN 画面の GUEST のボタンを押してから LOGIN ボタンを押す。 NOTE 電源を入れ直した場合、基本的には最後に電源を切ったときのログイン状態で起動します。 パ スワードが設定されているユーザーの場合はパスワードを入力する必要がありますが、入力を キャンセルした場合は強制的にゲストでログインします。 ■ 管理者でログインする 手順 1.
セットアップ NOTE ・ パスワードが設定されていない場合は、手順 6 で LOAD ボタンを押すと、そのままログインさ れます。 ・ パスワードが正しくない場合は画面下部に 「Wrong Password!」 のメッセージが表示されます。 ・ 別の QL シリーズで作成したユーザー認証キーを選択した場合は、使用する QL シリーズの管 理者パスワードを入力するキーボード画面が表示されます ( 管理者パスワードが同じ場合は表 示されません )。正しい管理者パスワードを入力すると、選択したユーザーのパスワードを入力 するキーボード画面が表示されます。ユーザー認証キーを保存し直すと、 次回からは管理者パ スワードの確認が行なわれません。 「ユーザー認証キーの編集」( → P.165) ・ USB メモリーからのロード方法について詳しくは、 「USB メモリーからファイルをロードす る」( → P.
セットアップ ユーザー認証キーの編集 ユーザーレベルの変更 ユーザーでログインしている場合、 ログインしているユーザーのプリファレンス設定、USER DEFINED キー、USER DEFINED ノブ、アサイナブルエンコーダー、カスタムフェーダーバンク、マス ターフェーダー、コメントやパスワードを編集して、 ユーザー認証キーに保存できます。パワーユーザー でログインしている場合は、 さらにユーザーレベルも変更できます。 ユーザーレベルを表示 / 変更します。 ・ 管理者の場合............. 管理者自身に設定はありませんが、ゲストの設定を変更できます。 ・ ゲストの場合............. ゲスト自身の設定を表示できます。変更はできません。 ・ 通常のユーザーの場合 ........ ユーザー自身の設定を表示できます。 変更はできません。 ・ パワーユーザーの場合 ........ ユーザー自身の設定を変更できます。 手順 1. ユーザーでログインして、プリファレンス設定 ( → P.167)、USER DEFINED キー( → P.
セットアップ ・ DCA MASTER ......................... その DCA グループのフェーダー、 ON/OFF、ICON/COLOR/ NAME の操作を制限します。 USER SETUP 画面 8 ・ DCA GROUP ASSIGN.......... その DCA グループへのアサインの変更操作を制限します。 ・ SET BY SEL ............................. このボタンがオンの場合は、 パネル上の該当するチャンネルの [SEL] キーを押すことで、そのチャンネルの上記の操作権限を まとめて設定 / 解除します。 2 CURRENT SCENE カレントのシーンメモリーに対して操作できる範囲を設定します。 1 ・ INPUT PATCH/INPUT NAME .......................... インプット系チャンネルのパッチや名前に対する操作を制限 します。 2 ・ OUTPUT PATCH/INPUT NAME ..........................
セットアップ 5 FILE LOAD USER SETUP 画面 (PREFERENCE ページ ) USB メモリーからロードするファイルに対して、どの設定を反映させるかを指定します。ユー ザー認証キーにはユーザーレベル、プリファレンスや USER DEFINED キーなどの各種設定 (USER SETUP 設定 ) が保存されます。その他のデータは「ALL」ファイルに保存されます。 「ALL」ファイルには、 管理者 (Administrator) やゲスト (Guest) の USER SETUP 設定も含ま れます。 1 ・ USER SETUP ( プリファレンスや USER DEFINED キー設定など ) ・ SYSTEM SETUP/MONITOR SETUP ( システムセットアップおよびモニターセットアップ ) 2 ・ CURRENT SCENE ・ SCENE LIST ・ LIBRARY LIST 5 6 MONITOR SETUP 3 モニターセットアップの操作できる範囲を設定します。 ・ OSCILLATOR ( オシレーター) 4 ・ TALKBACK (
セットアップ 「 LIST UP/DOWN 」では、リスト自体が上下します ( キーの上下とリストがスクロールする方向 が一致します )。 ・ DIGITAL I/O ERROR オンにすると、デジタルオーディオの入出力にエラーが起きたときに、エラーメッセージが表示さ れます。 ・ LIST ORDER シーンメモリーや各種ライブラリーの画面に表示されるリストの順番を選択します。 ・ MIDI I/O ERROR オンにすると、MIDI の送受信にエラーが起きたときに、 エラーメッセージが表示されます。 「 NORMAL 」では番号の小さい順、「 REVERSE 」では番号の大きい順に表示されます。 5 PANEL OPERATION ・ NAME DISPLAY チャンネルストリップセクションのネームディスプレイに表示される内容を選択します。 パネル操作に関するオプション機能を選択します。 「 NAME ONLY 」ではチャンネルネームとチャンネル番号が表示されます。 「GR METER」では GR METER の情報、フェーダーのレベル値も合わせて表示されます。 ・ AUTO CHANN
セットアップ ・ USER DEFINED KEY SETUP 画面に表示されるリストは QL シリーズ共通です。 QL1 の場合、その機種にないパラメーターを設定すると、 「Cannot Assign!」と表示されます。 USER DEFINED キー トップパネルの USER DEFINED KEYS セクションにある USER DEFINED キーに機能を割り当て ておき、その機能を実行する方法を説明します。 ALTERNATE 機能を使う ユーザーでログインしている場合は、そのユーザーの USER DEFINED キーを設定できます。管理者で ログインしている場合はゲストの USER DEFINED キーも設定できます。 USER DEFINED キーに ALTERNATE 機能 (ALTERNATE FUNCTION) を割り当ててそのキーを オンにすると、セレクテッドチャンネルセクションのノブを操作してパラメーターのオン / オフ切り替 えなどができます。 NOTE 割り当てできるファンクションやそのパラメーターについては、 「USER DEFINED キーに割り 当て可能な機能」( →
セットアップ USER DEFINED キーに割り当て可能な機能 ファンクション PARAMETER 1 PARAMETER 2 解説 B1 PARAMETER 1 ファンクション NO ASSIGN ALTERNATE FUNCTION PARAMETER 2 解説 — — 割り当て無し。 LATCH — 押すたびに、ALTERNATE FUNCTION をトグ ルさせる。 UNLATCH — 押している間だけ、ALTERNATE FUNCTION に切り替える。 group a OVERRIDE ON — override ボタンがオンになっているグループ a のチャンネルは 0dB(ユニティゲイン)まで フェードインする。オフのチャンネルはすべて ミュートされる。 — グループ a のチャンネルが点灯 preset インジ ケーターの横にあるモードボタン(man、 auto、mute)のモードに入る。 — override ボタンがオンになっているグループ b のチャンネルは 0dB(ユニティゲイン)まで フェードインする。オフのチャンネルはすべて ミュ
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション PARAMETER 2 OUTPUT CUE 解説 MONITOR ON CLEAR CUE SPECIFIC CH *2) PREMIUM RACK1A モニター出力のオン / オフを切り替え。 SELECTED CH ASSIGN このキーを押している間、MIX または MATRIX チャンネルの [SEL] キーを押してアサインのオ ン / オフを切り替え。この間 [SEL] LED はア サイン ON で点灯、OFF で消灯。 また、このキーを押しているときのアサイン設 定が保存され、再度このキーを押したときに設 定が呼び出される。複数のキーに設定を保存し ておいて、アサインを切り替えられる。 : MONITOR LATCH — GAIN KNOB の機能 (ANALOG GAIN/DIGITAL GAIN) をトグルする。DIGITAL GAIN の時に点 灯。 — GAIN KNOB の機能 (ANALOG GAIN/DIGITAL GAIN) を、押している時だけ DIGITAL GAIN に 設定する。
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション PARAMETER 2 BOOKMARK PAGE CHANGE BOOKMARK with “SEL” — PREVIOUS PAGE NEXT PAGE CLOSE POPUP — 表示されている画面を閉じる。 PLAY/PAUSE, STOP, FF/NEXT, REW/PREVIOUS, REC RECORDER のトランスポート機能。 AUTO REC STOP → REC → PLAY のショートカット機 能。 1 アクションで録音が開始される。録音中に実 行すると録音中のファイルは一旦閉じて、新し いファイルに録音が継続される。 REC & START 待機状態なしに、録音がすぐ始められる機能。 NO ASSIGN 指定したオーディオファイルを先頭から 1 回再 生する。 再生するオーディオファイルは、YPE フォル ダーの中の SONGS フォルダーに保存してくだ さい。ルートディレクトリーやその他のフォル ダーに保存しても、指定できませんのでご注意 ください。また再生を実行すると、TITLE LIST 画面のパ
セットアップ ・ タッチスクリーン下部にある USER DEFINED ノブ [1] 〜 [4] に対応した 4 個のボタンが SOFTWARE USER DEFINED KNOBS ページにあり、 それぞれに割り当てられている機能や パラメーターがボタンの右に表示されます。何も割り当てられていないボタンには「----」と表示 されます。 ・ USER DEFINED KNOB SETUP 画面に表示されるリストは QL シリーズ共通です。 QL1 の場合、その機種にないパラメーターを設定すると、 「Cannot Assign!」と表示されます。 USER DEFINED ノブ タッチスクリーン下部に表示されている USER DEFINED ノブに機能を割り当てておき、その機能を 実行する方法を説明します。 ユーザーでログインしている場合は、そのユーザーの USER DEFINED ノブを設定できます。管理者で ログインしている場合はゲストの USER DEFINED ノブも設定できます。 NOTE TOUCH AND TURN について 割り当てできるファンクションやそのパラメーターについては、 「
セットアップ USER DEFINED ノブに割り当て可能な機能 PARAMETER 1 ファンクション PARAMETER 2 NO ASSIGN AUTOMIXER WEIGHT *1) LAMP EXTERNAL HA GAIN1–GAIN8 *10) HPF FREQUENCY *4) I/O DEVICE GAIN1–GAIN32 *11) INPUT DELAY DELAY TIME *3) INPUT GAIN SCREEN CH COLOR MIDI CONTROL CHANGE INPUT PFL TRIM MONITOR THRESHOLD OSCILLATOR *2) DECAY HPF LPF WIDTH RELEASE INTERVAL OUTGAIN OUTPUT LEVEL KNEE OUTPUT PORT *13) THRESHOLD RATIO FREQUENCY RELEASE MONITOR DELAY SINE WAVE FREQUENCY ATTACK ATTACK TALKBACK D
セットアップ USER SETUP 画面 (CUSTOM FADER BANK/MASTER FADER ページ ) カスタムフェーダーバンク トップパネル上のフェーダーに展開される組み合わせを、フェーダーバンクと呼びます。 フェーダーバンクには、インプット系チャンネル、アウトプット系チャンネルのほかに、チャンネルの種 類に関係なく組み合わせられるカスタムフェーダーバンクがあります。ここでは、カスタムフェーダー バンクを設定する手順について説明します。 1 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2 2. SETUP 画面の USER SETUP ボタンを押す。 3. USER SETUP 画面の CUSTOM FADER タブを押す。 4. バンクセレクトキーで、カスタムフェーダーバンクに登録したいチャンネルがあるフェーダーを 5 トップパネルに呼び出す。 3 5. CUSTOM FADER BANK/MASTER FADERページで、設定したいカスタムフェーダーバンクの 4 バンク選択ボタンを押す。 6.
セットアップ シーンデータ中のカスタムフェーダーバンク コンソールロック カスタムフェーダーバンクの設定はシーン別にストア / リコールできます。 誤操作を防ぐために、一時的に本体の操作を禁止できます。意図せず操作子に触れたり、オペレーターが 休憩している間に第三者に操作されたりしないように、パネルにある操作子を操作できないように設定 します。 詳しくは「フォーカスリコール機能を使う」 (→ P.
セットアップ 設定データを USB メモリーにセーブ / ロードする ディスプレイ右側にある USB 端子に市販の USB メモリーを挿入して、QL シリーズ内部の設定デー タおよびユーザー認証キーを USB メモリーにセーブ / ロードできます。 注記 セーブ / ロード / デリートなどデータにアクセスしている間は、ACCESS インジケーターが ファンクションアクセスエリアに表示されます。 このときは USB 端子を抜いたり、QL シリー ズの電源を切ったりしないでください。記憶メディアのデータが壊れたりするおそれがありま す。 NOTE ・ USB フラッシュメモリーのみ動作保証しています。 ・ USB メモリーの容量は、32GB まで動作確認済みです ( ただし、 すべての USB メモリーの動作 を保証するものではありません )。 サポートしているフォーマット形式は、FAT16/FAT32 で す。また、フォーマットした場合、4GB 以上のメモリーは FAT32 に、2GB 以下のメモリーは FAT16 にフォーマットされます。 SETUP 画面 コンソールロックを解除する 手順 ■
セットアップ 7 ファイルリスト SAVE/LOAD 画面 USB メモリーに保存されているファイルやサブディレクトリーが表示されます。 反転した列は、 操作対象として選ばれていることを表わしています。 保存されているファイルやサブディレクトリーがリスト表示されます。 5 123 4 6 ファイルリストの以下の項目名を押すと、その項目名がオレンジ色に変わり、 リストが並び替わり ます。押すごとに並び替え順が昇順と降順に切り替わります。 ・ FILE NAME ............. ファイル名またはディレクトリー名と、そのタイプを示すアイコンが表 示されます。 ・ COMMENT.............. QL シリーズのファイルに入れたコメントが表示されます。この部分を押 すと、 ファイルにコメントを入力するキーボード画面が表示されます。 ・ READ ONLY...........
セットアップ ・ SCENE タブ シーンメモリーを対象にします。 QL シリーズの内部データを USB メモリーにセーブする QL シリーズのすべての内部データを USB メモリーに設定ファイルとしてセーブします。保存された ファイルの拡張子は「.CLF」 になります。 ・ INPUT/OUTPUT タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 手順 ボタン データ内容 1. SAVE/LOAD 画面の SAVE ボタンを押す。 IN CH LIB インプットチャンネルライブラリー 2. SAVE SELECT 画面でセーブするデータ、データのタイプ、セーブ先を選ぶ。 OUT CH LIB アウトチャンネルライブラリー 3. SAVE SELECT 画面の SAVE ボタンを押す。 IN EQ LIB インプット EQ ライブラリー 4. ファイル名やコメントを入力する。 5.
セットアップ NOTE USB メモリーからファイルをロードする アウトプットポートの項目を個別にセーブした場合に、ポートに割り当てられたチャンネルの 設定は保存されません。そのチャンネル設定がある入出力のパッチングを含むシーンも同時に セーブしてください。 USB メモリーにセーブされた QL 設定ファイル ( 拡張子 .CLF) を QL シリーズにロードします。 同様の手順で、設定ファイルだけでなく、以下のファイルをロードすることもできます。 拡張子 2 SOURCE フィールド QL シリーズの内部データを表示します。 3 DESTINATION フィールド セーブ先を表示します 4 データ選択ノブ フィールドに表示されたデータを選ぶノブです。 タイプ ファイルの内容 .CLF ALL .CLU KEY QL シリーズの内部設定ファイル QL シリーズのユーザー認証キー .XML XML ヘルプ表示用 XML ファイル .TXT TEXT ヘルプ表示用テキストファイル .
セットアップ ・ EFFECT/GEQ タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 LOAD SELECT 画面 ボタン 1 データ内容 EFFECT LIB EFFECT ライブラリー GEQ LIB GEQ ライブラリー ・ PREMIUM タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 ボタン 5033 LIB 3 2 データ内容 Portico5033 ライブラリー 5043 LIB Portico5043 ライブラリー U76 LIB U76 ライブラリー Opt-2A LIB Opt-2A ライブラリー EQ-1A LIB EQ-1A ライブラリー DynaEQ LIB DynamicEQ ライブラリー ・ SETUP タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 ボタン 4 5 6 7 4 1 TYPE フィールド ロードするデータのタイプを表示します。表示はタブの選択によって異なります。 ・ ALL タブ すべての項目を対象にします。 ・ SCENE タブ シーンメモリーを対象にします。 MIXER SETUP ミキサーセットアップ O
セットアップ ・ ADMIN タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 タイプ USB メモリーにセーブされたファイルを編集する USB メモリー内にあるファイルやディレクトリーを並び替え、ファイル名 / コメントの編集、 コピー ( 複製 )、ペースト ( 貼り付け ) などの編集操作を行ないます。 データ内容 ADMIN PREF PREFERENCE (Administrator 用 ) ADMIN UDEF USER DEFINED KEYS/USER DEFINED KNOBS (Administrator 用 ) ADMIN FADER CUSTOM FADER BANK (Administrator 用 ) GUEST PREF PREFERENCE (Guest 用 ) GUEST UDEF USER DEFINED KEYS/USER DEFINED KNOBS (Guest 用 ) GUEST FADER CUSTOM FADER BANK (Guest 用 ) GUEST LEVEL USER LEVEL (Guest 用 ) ■ ファイルを並び替える
セットアップ ■ ファイル名 / コメントを変更する ■ ディレクトリーを作成する 手順 手順 1. SAVE/LOAD 画面の各ファイルの FILE NAME 欄または COMMENT 欄を押す。 1. SAVE/LOAD 画面のディレクトリーアイコンや PATH フィールドにある矢印ボタンを押して、 2. キーボード画面でファイル名 / コメントを入力して、RENAME ボタンまたは SET ボタンを押す。 ディレクトリーを移動する。 2. MAKE DIR ボタンを押す。 3. 作成したいディレクトリー名を入力して MAKE ボタンを押す。 NOTE ライトプロテクトがかかったファイルは、ファイル名 / コメントを変更できません。 NOTE ■ ファイルをコピー/ ペーストする 存在しているディレクトリー名での作成はできません。 任意のファイルをバッファーメモリーにコピーし、別のファイル名を付けてペースト ( 貼り付け ) しま す。 USB メモリーをフォーマットする 手順 USB メモリーをフォーマットします。 1.
セットアップ USB 端子に過電流が発生した場合に復帰する ワードクロック / スロットの設定 USB 端子に過電流が発生したことによって USB 機器との接続が切れても、 本体の電源を入れなおさ ずに USB 機器が使用できます。 「ワードクロック」とは、オーディオ信号をデジタル処理するタイミングの基になるクロックのことで す。デジタルオーディオ信号を送受信するときは、相互の機器を同一のワードクロックに同期させる必 要があります。同期がずれた状態でデジタルオーディオ信号をやりとりすると、仮にサンプリング周波 数が同じであってもデータが正しく送受信できなかったり、信号にノイズが乗ったりします。 具体的には、 まず基準となるワードクロックを送信する機器 ( ワードクロックマスター) を決め、 残りの 機器 ( ワードクロックスレーブ ) は、 そのワードクロックに同期するように設定します。 QL シリーズをワードクロックスレーブとして使用し、外部から供給されるワードクロックに同期させ るには、クロックソース ( ワードクロックが供給されるポート ) を指定する必要があります。 ここでは、QL シリーズが
セットアップ ・ DANTE 48k ・ DANTE 44.
セットアップ ■ SLOT フィールド カスケード接続を利用する 本体のリアパネルにある MY スロットの各種設定を行ないます。 複数の QL シリーズ、 または QL シリーズと外部ミキサー( ヤマハ PM5D など ) をカスケード接続す ると、 バスを共通化できます。 たとえば外部ミキサーを使ってインプットの数を追加したい場合などに 便利です。 4 カード名 スロットに装着されているカードの種類が表示されます。 未装着の場合は「----」と表示されます。 ここでは、2 台の QL シリーズをカスケード接続する場合を例に挙げ、 その接続方法や操作方法につい て説明します。 5 SRC ボタン SRC ( サンプリングレートコンバーター) 機能のある MY カード (MY8-AE96S) が装着されて いるスロットで、 SRC 機能のオン / オフを切り替えます。そのほかのカードが装着されている場 合、 またはカードが未装着の場合は何も表示されません。 カスケード接続について 2 台の QL シリーズをカスケード接続する場合は、お互いのスロットにデジタル I/O カードを装着し、 送り側 (
セットアップ NOTE CASCADE 画面 (CASCADE OUT PATCH ページ ) ・ PM5D とカスケード接続する場合は、PM5D 側の CASCADE IN PORT SELECT をスロットに 切り替えることで、 QL シリーズをカスケードスレーブとして使うこともできます。 ただし、音 声信号のカスケードのみでコントロール信号のリンクはできません。 ・ AD/DA カードや OMNI OUT 端子を使ってアナログミキサーとカスケード接続することもで きます。 ・ カスケード接続できる台数に制限はありませんが、カスケードマスターからの台数に従って、 カスケードスレーブでの信号の遅延が大きくなります。 各種のバスを出力するスロット / 出力ポートを選択します。 2 3 カスケードスレーブ QL シリーズの操作 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の SYSTEM SETUP フィールドにある CASCADE ボタンを押す。 3. CASCADE 画面の CASCADE OUT PATCH タブを押す。 4.
セットアップ ・ シーンのストア操作 カスケードマスターQL シリーズの操作 ・ DIMMER (MONITOR 画面 ) の操作 ・ パネル LED とディスプレイのブライトネス (SETUP 画面 ) の操作 手順 ・ マスターのミュートグループの操作 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3 CASCADE COMM PORT 2. SETUP 画面の SYSTEM SETUP フィールドにある CASCADE ボタンを押す。 QL シリーズどうしをカスケード接続し、キュー操作やシーンのストア / リコール操作などをリ ンクさせるときに、リンク情報の送受信に使用する通信ポートを選択します。 3. CASCADE 画面の CASCADE IN PATCH タブを押す。 4. CASCADE IN PATCH ページでポートを割り当てたいバスの IN PATCH ボタンを押す。 ・ NONE .............. リンク動作なし 5. PORT SELECT画面のカテゴリー選択リスト/ポート選択ボタンを使って割り当てたいスロット/ ・ MIDI .
セットアップ BUS SETUP 画面 MIX バス /MATRIX バスの基本設定 MIX バス /MATRIX バスの各種設定を行ないます。 MIX バスや MATRIX バスの基本設定 ( ステレオ / モノラルの切り替え、インプット系チャンネルから 信号を送るときのセンドポイントなど ) を変更します。以下の操作で設定した内容は、シーンの一部と して保存されます。 1 2 4 1 3 4 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の BUS SETUP ボタンを押す。 3. BUS SETUP 画面のタブを使って、設定変更したいバスを選ぶ。 4. シグナルタイプ切り替えボタンを使って、バスごとに STEREO ( 奇数 / 偶数番号の順に並んだ 2 つ のバス単位で主要パラメーターを連動させる )、または MONOx2 ( モノラル ×2 チャンネルとし て使用する ) を選ぶ。 5. バスタイプ / センドポイント選択ボタンを使って、バスタイプとインプット系チャンネルから信号 が送られる位置を選ぶ。 6.
セットアップ 4 PAN LINK ボタン タッチスクリーン /LED/ ネーム表示 / ランプの輝度を設定する このボタンは、SIGNAL TYPE が STEREO で、バスタイプが VARI の設定になっている場合に 表示されます。ボタンがオンのときは、インプットチャンネルから該当する 2 つのバスの送られ る信号のパンが、 STEREO バスのパンと連動します。 タッチスクリーン、 トップパネル上の LED とネーム表示、 リアパネルの LAMP 端子に接続されたラン プの輝度を設定します。輝度の設定は、バンク A/B の 2 種類を保存しておき、 必要に応じて素早く切り 替えることができます。 5 タブ MIX/MATRIX バスを切り替えます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 ファンタム電源全体のオン / オフを切り替える 2. SETUP 画面の下段右側にあるフィールドで、BANK A または BANK B ボタンを押す。 3. [TOUCH AND TURN] ノブを使って、それぞれの輝度を調節する。 手順 1.
セットアップ 5 SCREEN 3 FORMAT ( 表示フォーマット ) タッチスクリーンの明るさを設定します。 輝度を 2 以下に設定したときは、画面が完全に見えなくならないように、次回電源をオンにした ときに、輝度 2 で起動します。 内蔵時計の日付 / 時刻の表示方法を選択します。 表示方法は次の中から選択できます。 ・ 日付 MM/DD/YYYY ( 月 / 日 / 西暦年 ) 6 PANEL トップパネル上の LED の明るさを設定します。 DD/MM/YYYY ( 日 / 月 / 西暦年 ) NOTE YYYY/MM/DD ( 西暦年 / 月 / 日 ) AD8HR が接続されている場合は、 AD8HR の LED 輝度も変わります。 ・ 時刻 24-Hour ( 時間を 0 〜 23 時で表示 ) 7 LAMP リアパネルの LAMP 端子に接続されたランプの明るさを設定します。 12-Hour ( 時間を AM 0 〜 AM 11 時、PM 0 〜 PM 11 時で表示 ) 内蔵時計の日時を合わせる ネットワークアドレスを設定する 本体に内蔵された時計の日時設定
セットアップ NETWORK 画面 Dante オーディオネットワークを設定する 1 QL シリーズ本体、および本体の Dante 端子と接続する I/O デバイスの Dante オーディオネット ワーク設定は、 QL シリーズで行ないます。ここでは Dante オーディオネットワークの設定について説 明します。 3 手順 2 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押して、SETUP 画面を表示させる。 4 2. 画面中央の DANTE フィールドにある DANTE SETUP ボタンを押して、DANTE SETUP 画面を 表示させる。 3.
セットアップ 6 BIT 選択ボタン DANTE SETUP 画面(SETUP ページ) オーディオのビットレートを 24 ビットと 32 ビットから選択します。 2 1 ・ 24bit................Rio などとデータを送受信するときに使用します。通常、QL シリーズのシステ ムではこの設定で使用します。 3 ・ 32bit................25bit 以上でデータが送受信される場合 ( カスケード、ゲインコンペンセー ション使用時 ) に有利ですが、データ通信量は 24bit 時よりも 20 〜 30% ほ ど増加します。 7 LATENCY 選択ボタン Dante オーディオネットワークのレイテンシーを 0.25ms/0.5ms/1.0ms/2.0ms/5.0ms から選択します。 5 4 接続方法や規模によってレイテンシーの設定は変わります。 詳しくは「Dante オーディオネット ワークのレイテンシーを設定する」( → P.
セットアップ NOTE CONSOLE ID と SECONDARY PORT を切り替える 手順 1. DANTE SETUP 画面(SETUP ページ)にて CONSOLE ID と SECONDARY PORT を選択する。 2. APPLY ボタンを押す。 3.
セットアップ ■ 接続例とレイテンシー設定 リダンダンシー接続 ディジーチェーン接続 シンプルな 64 イン 48 アウト シンプルな 64 イン 48 アウト 3 3 2 4 2 3 1 1 1 QL QL 3 ホップ =0.25 ms 2 QL 4 ホップ =0.5 ms 3 ホップ= 0.25 ms リダンダンシー接続 ディジーチェーン接続 FOH/ モニターで 64 イン 48 アウトを共用 FOH/ モニターで 64 イン 48 アウトを共用 4 3 2 3 QL 2 QL QL 4 3 1 2 QL 1 QL 1 QL 4 ホップ =0.5 ms 4 ホップ =0.5 ms 3 ホップ =0.
セットアップ ディジーチェーン接続 リダンダンシー接続 256 チャンネル HA リモート ( 最大規模 ) 256 チャンネル HA リモート ( 最大規模 ) を 2 台のコンソールで共用 9 8 3 4 7 6 5 4 5 4 2 3 3 2 QL 1 QL 1 QL QL 9 ホップ =1.0 ms 1 4 ホップ =0.5 ms 2 5 ホップ =0.
セットアップ 3 I/O デバイス選択ボタン Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする Dante オーディオネットワークにある複数の I/O デバイスの中から、どの機器を使うかを選択してマ ウントします。1 台の QL シリーズに対して最大 24 台マウントできます。 押すと、 DEVICE SELECT 画面が表示されます。ボタンの上段はデバイスラベルが表示されま す。ボタンの下段は製品名と入出力数が表示されます。マウントされていない場合は、上段に「---」 と表示され、下段は表示なしとなります。 手順 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.127 の ① 「I/O デバイスリスト」をご参照ください。 1. DANTE SETUP 画面下部の DEVICE MOUNT タブを押す。 2. I/O デバイス選択ボタンを押す。 DANTE SETUP 画面 3. DEVICE SELECT 画面で、設定方法選択ボタンを押す。 4. [TOUCH AND TURN] ノブを使って、設定する。 5.
セットアップ ■ 設定方法選択ボタン= DEVICE LIST のとき ■ 設定方法選択ボタン= SUPPORTED DEVICE のとき Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスのリストから選択してマウントする場合は、 DEVICE LIST ボタンを押して、DEVICE LIST フィールドを表示させます。 QL シリーズがサポートしている I/O デバイスから選択してマウントする場合は、SUPPORTED DEVICE ボタンを押して、 SUPPORTED DEVICE フィールドを表示させます。Dante オーディオ ネットワークに接続していなくても設定できます。 3 1 3 1 2 4 2 1 DEVICE LIST 1 DEVICE TYPE Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスのリストが表示されます。 QL シリーズがサポートしている I/O デバイスのタイプがリスト表示されます。 リストから、マウントする I/O デバイスを選びます。 リストから、マウントする I/O デバイスのタイプを選びます。 2 DEVICE LI
セットアップ NOTE ■ 設定方法選択ボタン= DVS または MANUAL のとき ・ I/O デバイスが 1 台の場合は、 I/O デバイスの UNIT ID を「1」に設定します。 ・ 接続する機器が複数ある場合、ID は機器どうしで重ならないように割り振ります。 ・ R シリーズ以外は、機種が異なれば Rio シリーズや、他の種類の機種と同じ ID を振ることはで きます。ただし、 I/O デバイスの入出力ポート画面の表示は UNIT ID で表示されるため、区別が 付きにくくなるので、できるだけ重ならないように設定してください。 ・ パネル、設定画面等から UNIT ID、デバイスラベルを変更できない機器 (Dante-MY16-AUD カード、Dante Accelerator 等 ) を SUPPORTED DEVICE として使用できるようにするには、 Dante Controller からデバイスラベルを変更する必要があります。 ・ I/O デバイスは、デバイスラベルを以下のように付けることで SUPPORTED DEVICE として 認識します。 Y###-********** #
セットアップ 3 HA デバイス選択ボタン REMOTE HA を設定する 押すと、 REMOTE HA SELECT 画面が表示されます。ボタンの上段はデバイスラベルが表示さ れます。 ボタンの下段は製品名と入出力数が表示されます。マウントされていない場合は、上段に 「---」と表示され、 下段は表示なしとなります。 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.127 の ① 「I/O デバイスリスト」をご参照ください。 Dante オーディオネットワークにある複数の HA デバイスの中から、どの機器を使うかを選択してマ ウントします。1 台の QL シリーズに対して最大 8 台マウントできます。 手順 1. DANTE SETUP 画面下部の REMOTE HA ASSIGN タブを押す。 2. HA デバイス選択ボタンを押して、REMOTE HA SELECT 画面を表示させる。 REMOTE HA SELECT 画面 3.
セットアップ 機器状態の表示 ■ R シリーズ 接続されている QL シリーズおよび R シリーズ (Ro8-D 除く ) の機器の状態や Dante の状態をタッ チスクリーンで確認できます。R シリーズの状態をコンソールから確認するには、DANTE SETUP で REMOTE HA にアサインしている必要があります。 I/O DEVICE 画面の Rio フィールドにて、R シリーズの本体と Dante ネットワークの状態がインジ ケーター表示されます。 V1.
セットアップ ■ エラーメッセージ ■ 警告メッセージ 問題が解消されるまで、 SYSTEM のインジケーターが以下のように点灯 / 定期的に点滅し続けます。 問題が解消されるまで、インジケーターは点灯 / 定期的に点滅し続けます。 修理が必要な場合は、QL5/QL1 取扱説明書に記載されているヤマハ修理ご相談センターにご連絡く ださい。 緑色の [SYNC] インジケーターが消灯している場合は、機器のクロックが未確定であることを示しま す。 [SYSTEM] インジケーター 内容 対策方法 [SYNC] インジケーター Dante の内部エラーが発生した。 2 回点滅 対策方法 ワードクロックの設定が間違って いる。 QL5/QL1 ネイティブ対応機器または Dante Controller でクロックマスター とサンプリング周波数を正しく設定し てください。 Dante ネットワークの回線がつな がっていない。 Ethernet ケーブルが抜けていないか、 または断線していないか確認してくだ さい。 Dante ネットワークの結線が間 違っているため、他の Dante
セットアップ GPI ( 汎用インターフェース ) を使う 点灯または 点滅 2 回点滅 リダンダンシーネットワークのと きに、[SECONDARY] 端子に接 続されている回線に異常が発生し た。 リアパネルにある GPI 端子は、 GPI (General Purpose Interface) の入出力端子として利用できま す。この端子では、5 系統の GPI IN ポートと 5 系統の GPI OUT ポートが利用できます。たとえば、外 部スイッチなどを使って QL シリーズ内部のパラメーターやシーンの切り替えを操作したり、 逆に QL シリーズ側の操作やシーンの切り替えに応じて外部機器にコントロール信号を送信したりできます。 シーンの切り替えに応じて外部機器にコントロール信号を送信する方法については、 「シーンリコール に連動して外部機器にコントロール信号を出力する (GPI OUT)」( → P.
セットアップ 3 POLARITY MODE 選択ボタン NOTE ・ ラッチ動作では、外部スイッチからのトリガーが入力されるたびに、アクティブ / 非アクティ ブが切り替わります。この場合、外部スイッチにはノンロックタイプをおすすめします。 ・ アンラッチ動作では、外部スイッチからの信号がハイレベルまたはローレベルの間だけ、アク ティブに切り替わります。 この場合、 外部スイッチは使用目的によりノンロックタイプまたは ロックタイプをお使いください。 ・ MIDI/GPI 画面の GPI ページの設定は、すべてのシーンに共通です。 また、SETUP データとし て保存できます。 GPI IN ポートの極性を選びます。 ...........................( ローアクティブ ) オン / オフ切り替え式のパラメーターを操作する場合 は、スイッチが接地したときにアクティブになります。 ...........................
セットアップ 2 POLARITY MODE 選択ボタン GPI OUT ポートの極性を選ぶ。 ...........................( ローアクティブ ) GPI OUT ポートがアクティブのときに接地します。 ...........................
セットアップ FADER START を使う MIDI/GPI 画面 (FADER START ページ ) 1 GPI OUT ポートに接続した機器を、フェーダーの操作に連動させる場合は、FADER START を設定し ます。 手順 1. QL シリーズの GPI 端子に外部機器を接続する。 2 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面の MIDI/GPI ボタンを押す。 4. MIDI/GPI 画面の FADER START タブを押す。 5.
セットアップ 4 THRESHOLD フィールド 次の図は、それぞれのフェーダーモードでフェーダーを操作したときに、GPI OUT ポートからの出力 信号がどのように変化するかを表わしたものです。THRESHOLD フィールドの UPSTROKE は -60.
ヘルプ機能 NOTE ヘルプ機能 テキストファイルの文字コードは、 標準で UTF-8 として認識されます。ただし、 ファイルの先頭 に [Shift̲JIS] または [ISO-8859-1] という行を追加しておくと、その文字コードとして認識さ せることができます。 お使いのテキストエディターでファイルを保存するときに、適切な文字 コードを指定して保存してください。 ヘルプ機能で表示できるテキストファイル ( 文字コード / 言語 ) は、以下のとおりです。 ・ ISO-8859-1 の文字コードで記述したテキストファイル ( 英語、ドイツ語、フランス語、 スペイ ン語など ) ・ Shift̲JIS の文字コードで記述したテキストファイル ( 日本語 ) ・ 上記言語を UTF-8 の文字コードで記述したテキストファイル ・ テキストファイルの最大サイズは 1024KByte です。 ヤマハから提供されているヘルプファイル ( 拡張子 .xml) を表示できます。ヘルプファイルの最新情報 については、ヤマハプロオーディオウェブサイトをご参照ください。 http://proaudio.
ヘルプ機能 USER DEFINED キーを使ってヘルプを直接呼び出す ■ パネル操作子に対するヘルプを直接呼び出す場合 ■ USER DEFINED キーにヘルプ機能を割り当てる ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押しながら、機能の概要を知りたいパネル上の操作 子を押す ( または回す ) と、その操作子の説明がある場合は該当項目のヘルプが表示されます。 ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーをもう一度押すと、画面が閉じます。 手順 NOTE 1. USB メモリーからヘルプファイルをロードする。 ・ ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押している間は、フェーダーまたは MONITOR LEVEL ノブ以外のパネル上の操作子は機能しません。 ・ ひとつの操作子に対して複数の説明がある場合は、上記の操作を繰り返すことで順に説明を表 示できます。 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面左上の USER SETUP ボタンを押す。 4.
そのほかの機能 タッチスクリーンの検知位置を調整する ( キャリブレーション機能 ) そのほかの機能 LCD 表示とタッチスクリーンの位置補正をします。 ここでは、 QL シリーズのそのほかの機能について説明します。 手順 1. パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れる。 本体を工場出荷時の状態に初期化する 2. 起動メニュー画面の TOUCH SCREEN CALIBRATION ボタンを押す。 本体の内蔵メモリーにエラーが起きたとき、またはパスワードを忘れてしまったために操作できなく なったときは、次の操作で内蔵メモリーを初期化できます。 3. TOUCH SCREEN CALIBRATION MODE 画面の START ボタンを押す。 内蔵メモリーの初期化には、 以下の 2 種類があります。 4. 確認ダイアログの OK ボタンを押して、キャリブレーションを開始する。 INITIALIZE ALL MEMORIES 5.
そのほかの機能 NOTE フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 ) ・ 起動時のチェックで問題が検出されたフェーダーは、手順 3 であらかじめ選択されています。 ・ RESTART ボタンが表示された場合は、キャリブレーションに失敗しています。RESTART ボタ ンを押し、もう一度キャリブレーションを実行してください。 ・ 初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択することも できます。 使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが生じる場合があります。この挙動のずれは、 キャリブレーション機能を使って調整できます。 NOTE この操作で、 指定したチャンネルストリップセクション、 マスターセクションのフェーダーに 対して、半自動でキャリブレーションを行ないます。本体起動時にフェーダー設定に問題が検 出された場合も、この画面が表示されます。 入出力ゲインを微調整する ( キャリブレーション機能 ) 必要に応じて、入出力のゲインを微調整できます。 手順 1.
そのほかの機能 ・ SLOT OUTPUT TRIM ( 出力ポートの微調整 ) SLOT OUTPUT TRIM 画面を表示して、 指定した SLOT の出力ポートのゲインを 0.01dB 単 位で微調整します。 ・ INPUT PORT TRIM ( アナログ入力ゲインの微調整 ) INPUT PORT TRIM 画面を表示して、指定したアナログ入力ポートのゲインを 0.1dB 単位で微 調整します。 ・ OUTPUT PORT TRIM ( 出力ポートの微調整 ) OUTPUT PORT TRIM 画面を表示して、指定した出力ポートのゲインを 0.
そのほかの機能 LED カラーを調整する ( キャリブレーション機能 ) チャンネルネームディスプレイの輝度を調整する 必要に応じて、LED カラーの発色を調整できます。 LED カラーの調整は、ひとつずつ行ないます。 必要に応じて、チャンネルネームディスプレイの輝度を調整できます。 手順 手順 1. パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れる。 1. パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れる。 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 3. チャンネルカラーを調整したいインジケーターを、パネル上の [SEL] キーで選ぶ。 3.
そのほかの機能 チャンネルネームディスプレイの濃淡コントラストを調整する 必要に応じて、チャンネルネームディスプレイの濃淡コントラストを調整できます。 手順 1. パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れる。 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 3. セレクテッドチャンネルセクションの [GAIN] ノブを回す。 左に回すと全チャンネルのコントラストが薄くなり、右に回すと全チャンネルのコントラストが濃 くなります。 4. 他とコントラストが異なるチャンネルを調整する場合、該当チャンネルの [SEL] キーを押しながら [CUE] キーまたは [ON] キーを押す。 [CUE] キーを押すとコントラストが濃くなり、[ON] キーを押すとコントラストが薄くなります。 5. 調整が終わったら、画面右側の APPLY ボタンを押して、変更を確定する。 6.
ワーニング / エラーメッセージ ワーニング / エラーメッセージ メッセージ メッセージ 概要 概要 Different File Format! Some Data was not Loaded. サポートしない形式のデータをロードした。 xxx Parameters Copied. xxx のパラメーターがコピーバッファーにコピーされた。 Directory Not Empty! ディレクトリーを削除しようとしたが、ディレクトリー内にファイ ルが残っているため削除できなかった。 xxx Parameters Initialized. xxx のパラメーターが初期化された。 xxx Parameters Pasted. xxx のパラメーターがコピーバッファーからペーストされた。 Editor: Data Framing Error! Editor: Data Overrun! QL Editor との間で適切でない信号が通信されている。 xxx Parameters Swapped with Copy Buffer.
ワーニング / エラーメッセージ メッセージ 概要 メッセージ 概要 MIDI: Tx Buffer Full! MIDI 出力ポートの送信データ量が多すぎる。 Saving Aborted. USB メモリーへの保存が中断された。 Monitor Assignment is Restricted to Max. 8 Sources! モニターの DEFINE 機能は最大 8 つのソースまでしか選択できない が、それ以上のソースを割り当てようとした。 Saving Finished. USB メモリーへの保存が完了した。 RECORDER 画面で \YPE\SONGS\ より上の階層に移動できませ ん。 SCENE #xxx is Empty! No Access From Recorder! リコールしようとしたシーンにデータがストアされていない、また はデータが壊れていてリコールできない。 No Channel Selected.
ワーニング / エラーメッセージ メッセージ 概要 Unit ID Duplicated! Dante オーディオネットワーク上で UINT ID が重複している。 Unsupported File Format! USB メモリーから、対応していないフォーマットのファイルを読み 込もうとした。 USB Currently Active for Recorder function! USB Memory Recorder が録音再生中のため、Save/Load などの機 能が使えない。 USB Currently Active for SAVE or LOAD! USB メモリーにミキサーのシーンメモリー / ライブラリーなどの データをセーブ / ロードしているのでレコーダーの操作ができない。 USB Memory Busy: Recorder Stopped! USB メモリーの処理に時間がかかり、録音 / 再生を停止した。 USB Memory Full ! USB メモリーの空き容量が不足しているため、RECORDER のプレ イリストを保存できない。 USB Memory
資料編 索引 D Dante オーディオ ネットワーク ....................... 14, 192 DAW .............................................. 152 DCA グループ.................................. 56 E EQ ..................................................... 49 ライブラリー................................ 55 G GPI ................................................. 203 H HA..................................................... 26 I I/O デバイス ................................. 127 L LED................................................ 190 LED カラー .....
ヤマハ プロオーディオウェブサイト http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ C.S.G.
目次 EQ ライブラリーリスト ............................................................ 2 DYNAMICS ライブラリーリスト ........................................... 3 ダイナミクスパラメーター ....................................................... 5 エフェクトタイプリスト ........................................................... 7 エフェクトパラメーター ........................................................... 8 プレミアムラックプロセッサーパラメーター ........................ 20 コントロールチェンジにアサインできる パラメーターリスト...............................................................
EQ ライブラリーリスト # LOW L-MID H-MID HIGH PEAKING PEAKING PEAKING H.SHELF G +3.5 dB –3.5 dB 0.0 dB +4.0 dB F 100 Hz 265 Hz 1.06 kHz 5.30 kHz Q 02 Bass Drum 2 1.25 10.0 0.90 — PEAKING PEAKING PEAKING LPF G +8.0 dB –7.0 dB +6.0 dB ON F 80.0 Hz 400 Hz 2.50 kHz 12.5 kHz Q 03 Snare Drum 1 0.0 dB +3.0 dB +4.5 dB 1.00 kHz 3.15 kHz 5.00 kHz 1.25 4.5 0.11 — L.SHELF PEAKING PEAKING PEAKING G +1.5 dB –8.5 dB +2.5 dB +4.0 dB F 180 Hz 335 Hz 2.36 kHz 4.
# 33 Bass Drum 3 35 Tom-tom 2 37 Piano Low 39 Fine-EQ Cass 40 Narrator H-MID HIGH PEAKING PEAKING PEAKING +3.5 dB –10.0 dB +3.5 dB 0.0 dB F 118 Hz 315 Hz 4.25 kHz 20.0 kHz 2.0 10.0 0.40 0.40 L.SHELF PEAKING PEAKING PEAKING G 0.0 dB +2.0 dB +3.5 dB 0.0 dB F 224 Hz 560 Hz 4.25 kHz 4.00 kHz Q — 4.5 2.8 0.10 H.SHELF L.SHELF PEAKING PEAKING G –9.0 dB +1.5 dB +2.0 dB 0.0 dB F 90.0 Hz 212 Hz 5.30 kHz 17.0 kHz — 4.5 1.25 — PEAKING PEAKING PEAKING H.
# Title Type 18 E. B. Slap COMPRESSOR 19 Syn. Bass COMPRESSOR 20 Piano1 COMPRESSOR 21 Piano2 COMPRESSOR 22 E. Guitar COMPRESSOR 23 A.
ダイナミクスパラメーター ■ ダッキング (DUCKING) ダイナミクスパラメーターには以下のタイプがあります。 スレッショルドレベル (THRESHOLD) より大きい信号が入力された場合、出力を一定の値 (RANGE) で小さくします。 インプットチャンネル DYNAMICS セクション 1 DYNAMICS セクション 1 パラメーター 設定範囲 説明 ゲート (GATE) コンプレッサー (COMPRESSOR) コンプレッサー (COMPRESSOR) THRESHOLD (dB) –54 to 0 (55 points) ダッキングの効果がかかる境界のレベルです。 ダッキング (DUCKING) コンパンダーハード (COMPANDER-H) エキスパンダー (EXPANDER) RANGE (dB) –70 to 0 (71 points) ダッキングの効果がかかっているときの減衰量で す。 コンプレッサー (COMPRESSOR) コンパンダーソフト (COMPANDER-S) コンパンダーハード (COMPANDER-H) ATTACK (m
■ コンプレッサー(COMPRESSOR) ■ エキスパンダー(EXPANDER) スレッショルドレベル (THRESHOLD) より大きい信号が入力された場合、一定の比率 (RATIO) で出 力レベルを小さくします。 スレッショルドレベル (THRESHOLD) より小さい信号が入力された場合、一定の比率 (RATIO) で出 力レベルを小さくします。 また、RATIO が ∞ :1 のときはスレッショルドレベル以上の信号が出力されるのを防ぐので、 リミッ ターとも呼ばれます。 パラメーター 設定範囲 パラメーター 説明 設定範囲 説明 THRESHOLD (dB) –54 to 0 (55 points) エキスパンダーの効果がかかる境界のレベルです。 RATIO 1.0:1, 1.1:1, 1.3:1, 1.5:1, 1.7:1, 2.0:1, 2.5:1, 3.0:1, 3.5:1, 4.0:1, 5.0:1, 6.0:1, 8.
■ コンパンダーハード (COMPANDER-H)、コンパンダーソフト (COMPANDER-S) エフェクトタイプリスト コンプレッサー、エキスパンダー、リミッタ−を組み合わせた動作をします。 出力レベル タイトル THRESHOLD 0dB 入力レベル WIDTH 以下の 3 つの境界レベルがあります。 1 0dB 以上 ........................................... リミッタ−として動作します。 2 THRESHOLD 以上 ......................... コンプレッサーとして動作します。 3 THRESHOLD+WIDTH 以下 ........ エキスパンダーとして動作します。 COMP.(H) ではエキスパンダーの RATIO が 5:1、COMP.(S) ではエキスパンダーの RATIO が 1.
タイトル Delay+Rev タイプ DELAY+REV エフェクトパラメーター エフェクトの効果 DELAY と REVERB をパラレル接続した複合エフェクトです。 DelayRev DELAYREV DELAY と REVERB をシリーズ接続した複合エフェクトです。 ■ REV-X HALL, REV-X ROOM, REV-X PLATE DistDelay DISTDELAY DISTORTION と DELAY をシリーズ接続した複合エフェクトです。 Multi Filter MULTI FILTER 3 バンドのパラレルフィルターです。(24dB/ オクターブ ) Freeze FREEZE 簡易サンプラーです。 2 IN/2 OUT の新規開発したリバーブアルゴリズムです。高密度で豊かな残響の音質、なめらかな減 衰、原音を生かす広がりと奥行きといった特長を持ちます。音場や目的に合わせて REV-X HALL、 REV-X ROOM、REV-X PLATE の 3 種類を選択できます。 Distortion DISTORTION ディストーション
■ STEREO REVERB ■ GATE REVERB, REVERSE GATE 2 IN/2 OUT のステレオリバーブです。 1 IN/2 OUT のゲート付アーリーリフレクションとリバースゲート付アーリーリフレクションです。 Parameter Range Description Parameter リバーブの残響の長さです。 REV TYPE Hall, Room, Stage, Plate リバーブのタイプです。 ROOMSIZE 0.1–20.0 部屋の大きさ、つまり反射音の間隔を表わします。 INI. DLY 0.0–100.0 ms リバーブの初期反射音が出るまでの遅延時間です。 LIVENESS 反射音の減衰のしかたを表わします。(0:dead、10:live) HI. RATIO 0.1–1.0 リバーブの高域成分の残響時間を REV TIME に対する比率で表わしてい ます。 INI. DLY 0.0–500.0 ms 初期反射音がでるまでの遅延時間です。 DIFF.
■ MOD. DELAY ■ ECHO 1IN/2 OUT のモジュレーション付きのベーシックなリピートディレイです。 2 IN/2 OUT のクロスフィードバックループ付きステレオディレイです。 Parameter Range Description Parameter DELAY L Range 0.0–2725.0 ms ディレイタイムです。 FB. GAIN –99 to +99% フィードバックの量です。 DELAY R 0.0–1350.0 ms R チャンネルのディレイタイムです。 HI. RATIO 0.1–1.0 フィードバックの高域成分の量です。 FB.DLY L 0.0–1350.0 ms L チャンネルのフィードバックディレイタイムです。 FREQ. 0.05–40.00 Hz モジュレーションのスピードです。 FB.DLY R 0.0–1350.0 ms R チャンネルのフィードバックディレイタイムです。 DEPTH 0–100% モジュレーションの深さです。 FB.
■ FLANGE ■ PHASER 2 IN/2 OUT のフランジエフェクトです。 2 IN/2 OUT の 16 ステージエフェクトです。 Parameter Range Description Parameter FREQ. Range 0.05–40.00 Hz Description FREQ. 0.05–40.00 Hz モジュレーションのスピードです。 DEPTH 0–100% モジュレーションの深さです。 DEPTH 0–100% モジュレーションの深さです。 MOD. DLY 0.0–500.0 ms モジュレーションのディレイタイムです。 FB. GAIN –99 to +99% フィードバックの量です。 FB. GAIN –99 to +99% フィードバックの量です。 OFFSET 0–100 フェイズシフトのかかる周波数のオフセットです。 WAVE Sine, Tri モジュレーションの波形です。(Sine:正弦波、Tri:三角波 ) PHASE 0.00–354.
■ DYNA.PHASER ■ DUAL PITCH 2 IN/2 OUT のダイナミックフェーザーです。 2 IN/2 OUT のピッチシフターです。 Parameter Range Description Parameter PITCH 1 Range –24 to +24 semitones Description SOURCE INPUT, MIDI 変調用の入力ソースを選びます。 (INPUT:入力信号、MIDI:MIDI ノートオンメッセージ ) FINE 1 –50 to +50 cents チャンネル 1 の微調整 (1 セント単位 ) です。 SENSE 0–100 入力感度です。 LEVEL 1 –100 to +100% チャンネル 1 のレベルです。 チャンネル 1 の変化量 ( 半音単位 ) です。 DIR. UP, DOWN 入力に応じてフェイズシフトの周波数の動く方向です。 PAN 1 L63 to R63 チャンネル 1 のパンです。 DECAY *1 フェイズシフトの周波数の動く速さです。 DELAY 1 0.
■ AUTOPAN ■ RING MOD. 2 IN/2 OUT のオートパンエフェクトです。 2 IN/2 OUT のリングモジュレーターです。 Parameter FREQ. Range 0.05–40.00 Hz Description Parameter モジュレーションのスピードです。 DEPTH 0–100% モジュレーションの深さです。 DIR. *1 パンニング効果の方向です。 SOURCE Range OSC, SELF Description 変調に使うソースを選択します。(OSC:発振器、SELF:入力自身で変 調します。このときは以下のパラメーターはすべて無効になります。) OSC FREQ 0.0–5000.0 Hz リング変調に使う発振器の周波数です。 FM FREQ. 0.05–40.
■ REV+CHORUS ■ REV+FLANGE 1 IN/2 OUT のパラレル接続されたリバーブ、コーラスエフェクトです。 1 IN/2 OUT のパラレル接続されたリバーブ、フランジャーエフェクトです。 Parameter Range Description Parameter Range Description REV TIME 0.3–99.0 s リバーブの残響の長さです。 REV TIME 0.3–99.0 s INI. DLY 0.0–500.0 ms リバーブの初期反射音が出るまでの遅延時間です。 INI. DLY 0.0–500.0 ms リバーブの初期反射音が出るまでの遅延時間です。 HI. RATIO 0.1–1.0 リバーブの高域成分の残響時間を REV TIME に対する比率で表わしてい ます。 0.1–1.0 リバーブの高域成分の残響時間を REV TIME に対する比率で表わしてい ます。 DIFF. 0–10 ディフュージョン ( ひろがり ) です。 DIFF.
■ REV+SYMPHO. ■ REVPAN 1 IN/2 OUT のパラレル接続されたリバーブ、シンフォニックエフェクトです。 1 IN/2 OUT のシリーズ接続されたリバーブ、オートパンエフェクトです。 Parameter Range Parameter Description Range Description REV TIME 0.3–99.0 s リバーブの残響の長さです。 REV TIME 0.3–99.0 s リバーブの残響の長さです。 INI. DLY 0.0–500.0 ms リバーブの初期反射音が出るまでの遅延時間です。 INI. DLY 0.0–500.0 ms リバーブの初期反射音が出るまでの遅延時間です。 0.1–1.0 リバーブの高域成分の残響時間を REV TIME に対する比率で表わしてい ます。 HI. RATIO 0.1–1.0 リバーブの高域成分の残響時間を REV TIME に対する比率で表わしています。 DIFF.
■ DELAYER. Parameter 1 IN/2 OUT のシリーズ接続されたディレイ、アーリーリフレクションエフェクトです。 SYNC OFF/ON テンポパラメーター同期のオン / オフです。 NOTE L *1 TEMPO から DELAY L を換算するための値です。 *1 TEMPO から DELAY R を換算するための値です。 *1 TEMPO から FB.DLY を換算するための値です。 Parameter Range Description DELAY L 0.0–1000.0 ms L チャンネルのディレイタイムです。 NOTE R DELAY R 0.0–1000.0 ms R チャンネルのディレイタイムです。 NOTE FB FB. DLY 0.0–1000.0 ms フィードバックのディレイタイムです。 FB. GAIN –99 to +99% フィードバックの量です。 HI. RATIO 0.1–1.0 フィードバックの高域成分の量です。 DLY.
■ DISTDELAY ■ FREEZE 1 IN/2 OUT のシリーズ接続されたディストーション / ディレイエフェクトです。 1 IN/2 OUT のベーシックサンプラーです。 Parameter Range Description DST TYPE DST1, DST2, OVD1, OVD2, CRUNCH ディストーションのタイプを選択します。 DRIVE 0–100 ディストーションの深さです。 MASTER 0–100 マスターレベルのコントロールです。 TONE –10 to +10 トーンコントロールです。 N.
■ AMP SIMULATE ■ COMP276S 1 IN/2 OUT のギターアンプシミュレーターです。 レコーディングスタジオで定番として求められるアナログコンプレッサーの特性をエミュレートして います。ドラムやベース向きの太く芯のある音が得られます。L/R チャンネルのパラメーターを連動し てコントロールできます。 Parameter Range Description AMP TYPE *1 アンプのタイプを選択します。 DST TYPE DST1, DST2, OVD1, OVD2, CRUNCH ディストーションのタイプを選択します。 DRIVE 0–100 ディストーションの深さです。 OUTPUT –180 to 0 dB アウトプットゲインを調節します。 MASTER 0–100 マスターレベルのコントロールです。 RATIO 2:1, 4:1, 8:1, 12:1, 20:1 コンプレッサーのレシオです。 BASS 0–100 低域成分のトーンコントロールです。 ATTACK 0.022–50.
■ EQUALIZER601 ■ OPENDECK 1970 年代のアナログイコライザーの特性をエミュレートしています。アナログ回路特有の歪みを再 現することによって、ドライブ感などを得ることができます。 録音デッキ、 再生デッキの 2 台のオープンリールテープレコーダーによって生み出されるテープコン プレッションをエミュレートしています。デッキの種類、テープの質やテープの速度など、さまざまな組 み合わせによって音質が変化します。 Parameter Range Description Parameter Range Description LO TYPE HPF-2/1, LSH-1/2 EQ1 のタイプです。 LO F 16.0 Hz to 20.0 kHz EQ1 のカットオフ周波数です。 LO G –18.0 to +18.0 dB EQ1 のゲインです。 MID1 Q 0.50–16.0 EQ2 の Q です。 MID1 F 16.0 Hz to 20.0 kHz EQ2 の中心周波数です。 MID1 G –18.0 to +18.
Parameter Range プレミアムラックプロセッサーパラメーター Description LIM.ATK 0–120 ms リミッターのアタックタイムです。 LIM.REL *1 リミッターのリリースタイムです。 LIM.KNEE 0–5 リミッターのニーです。 LIM.BYP OFF/ON リミッターをバイパスします。 PRESENCE –10 to +10 + 値では高域のスレッショルドは低くなり、低域のスレッショルドは高 くなります。−値では反対になります。0 に設定時は高中低域とも同じ 影響を受けます。 ALL BYPASS OFF, ON EQ のバイパスをオン / オフします。バイパス状態でも、信号はイン プット / アウトプットトランスフォーマーとアンプ回路を通ります。 LOOKUP 0.0–100.0 ms ルックアップディレイです。 TRIM –12.0 to 12.0 dB インプットゲインです。 MAKE UP OFF/ON 自動で出力レベルを調整します。 LF FREQ 30.00 to 300.
■ U76 ■ Dynamic EQ さまざまな場面でオールマイティーに活躍する代表的なビンテージコンプレッサー/ リミッターのモ デリングです。 入力信号に応じて EQ ゲインが動的に変化し、 コンプレッサーやエキスパンダーのように EQ のカット 量やブースト量をコントロールできる、 新開発のイコライザーです。 Parameter Range INPUT –96.0 to 0.0 dB OUTPUT Description Parameter Range Description 入力レベルです。 BAND ON/OFF OFF, ON 該当バンドのオン / オフです。 –96.0 to 0.0 dB 出力レベルです。 SIDECHAIN CUE OFF, ON ATTACK 5.50 to 0.10 ms コンプレッサーのアタックタイムです。右いっぱいに回すと最も速くな ります。 オンにすると、ダイナミクスを連動させるサイドチェーン信 号を、CUE バスに送信してモニターします。 OFF, ON 1100.0 to 56.
コントロールチェンジにアサインできるパラメーターリスト Mode Parameter 1 Parameter 2 MATRIX 1 POINT – MATRIX 8 POINT Mode NO ASSIGN Parameter 1 INPUT CH 1–CH 64*1 STIN1L–STIN8R MATRIX 1 LEVEL L – MATRIX 8 LEVEL L OUTPUT MIX 1–MIX 16 MATRIX 1–MATRIX 8 STEREO L–MONO(C) MATRIX 1 POINT – MATRIX 8 POINT CH 1–CH 64*1 STIN1L–STIN8R OUTPUT MIX 1–MIX 16 MATRIX 1–MATRIX 8 STEREO L–MONO(C) MATRIX 1 LEVEL H – MATRIX 8 LEVEL H MATRIX 1 ON – MATRIX 8 ON STEREO TO MATRIX MATRIX 1 LEVEL H – MATRIX 8 LEVEL H MATRIX 1/2 PAN – MATRIX 7/
Mode Parameter 1 Parameter 2 Mode ON LOW Q ATTACK LOW FREQ THRESHOLD RELEASE H LOW GAIN OUTPUT DYNAMICS1 LOW MID Q RATIO LOW MID GAIN GAIN H HIGH MID FREQ HIGH MID GAIN BYPASS EFFECT MIX BALANCE PARAM 1 H – PARAM 32 L HIGH GAIN ON A LOW TYPE GEQ HIGH TYPE HIGH LPF ON PREMIUM RACK A MIX 1-MIX 16 MATRIX 1-MATRIX 8 STEREO L-MONO(C) PREMIUM RACK B ON DCA THRESHOLD Rack1–8 BYPASS PARAM 1 H – PARAM 64 L BYPASS PARAM 1 H – PARAM 64 L Rack1–8 Rack1–8 FADER H DCA 1–DCA 16 FADER L RANG
NRPN パラメーターアサインリスト Parameter INPUT FADER MIX1-16, MATRIX, STEREO LR MIX9 SEND MIX10 SEND MIX11 SEND MIX12 SEND INPUT to MIX9-16 LEVEL MIX13 SEND MIX14 SEND MIX15 SEND MIX16 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND INPUT to MATRIX1-4 LEVEL MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MIX1-16, STEREO LR to MATRIX LEVEL MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND INPUT ON MIX1-16, MATRIX, STEREO LR MIX9 SEND MIX10 SEND MIX11 SEND MIX12 SEND INPUT to MIX9-16 ON MIX13 SEND MIX14 SE
Parameter MIX9/10 INPUT to MIX9/10-15/16 MIX11/12 PAN MIX13/14 MIX15/16 MATRIX1/2 INPUT to MATRIX1/2, 3/4 PAN MATRIX3/4 MATRIX1/2 MATRIX3/4 MIX1-20, STEREO LR to MATRIX PAN MATRIX5/6 MATRIX7/8 MIX1-8 to STEREO PAN MIX TO ST MIX1-20, MATRIX, BALANCE STEREO LR MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MIX, STEREO LR, MONO MATRIX4 SEND to MATRIX PRE/POST MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MONO to MATRIX ON MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND
Parameter MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MONO to MATRIX LEVEL MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND ON MONO MIX1 SEND MIX2 SEND MIX3 SEND MIX4 SEND INPUT1-56, STIN1-4 to MIX1-8 ON MIX5 SEND MIX6 SEND MIX7 SEND MIX8 SEND MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND INPUT1-56, STIN1-4 to MATRIX5-8 ON MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND MIX9-16 to STEREO ON MIX TO ST INSERT MONO MIX1 SEND MIX2 SEND MIX3 SEND MIX4 SEND INPUT1-56, STIN1-4 to MIX1-8 PRE/POST MIX5 SEND MIX6 SEND MIX7 SEND MIX8 SEND MATRIX5 S
Parameter EXTERNAL GAIN1 INPUT GAIN 1 EXTERNAL GAIN2 INPUT GAIN 2 EXTERNAL GAIN3 INPUT GAIN 3 EXTERNAL GAIN4 INPUT GAIN 4 EXTERNAL GAIN5 INPUT GAIN 5 EXTERNAL GAIN6 INPUT GAIN 6 EXTERNAL GAIN7 INPUT GAIN 7 EXTERNAL GAIN8 INPUT GAIN 8 EXTERNAL +48V 1 INPUT +48V 1 EXTERNAL +48V 2 INPUT +48V 2 EXTERNAL +48V 3 INPUT +48V 3 EXTERNAL +48V 4 INPUT +48V 4 HA EXTERNAL +48V 5 INPUT +48V 5 EXTERNAL +48V 6 INPUT +48V 6 EXTERNAL +48V 7 INPUT +48V 7 EXTERNAL +48V 8 INPUT +48V 8 EXTERNAL HPF1 INPUT HPF1 EXTERNAL HPF2 INPU
ミキシングパラメーター動作対象リスト この表はインプット系、アウトプット系チャンネルのそれぞれのパラメーターがどの設定によって挙動が決まるのかを示したものです。 ステレオでリンクするかどうか、RECALL SAFE,GLOBAL PASTE, USER LEVEL, チャンネルライブラリーの対象パラメーターであるかどうかを示しています。 ■ インプットチャンネル パラメーター HA ステレオ *1 CHANNEL LINK RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE*8 ALL Gain O*10 HA*10 O HA, GLOBAL HA HA Gain Compensation O HA O HA, GLOBAL HA HA O O HA, GLOBAL HA HA O +48V Phase O*10 Digital Gain DIGITAL GAIN*10 O O HA, GLOBAL HA HA O O DIGITAL GAIN HA O O Name, Icon, Color O INPUT
パラメーター ステレオ *1 CHANNEL LINK RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE*8 ALL Parameter Select button USER LEVEL チャンネル ライブラリー Pan/balance O*11 O INPUT TO ST INPUT FADER/ON O Pan Mode O O *5 INPUT PROCESSING O On O TO STEREO O *5 INPUT PROCESSING O CSR O TO STEREO O *5 INPUT PROCESSING O Mode O TO STEREO O *5 INPUT PROCESSING O On O INPUT CH ON O INPUT CH ON INPUT FADER/ON O Fader O*10 INPUT FADER*10 O INPUT FADER INPUT FADER/ON O LCR Mute Assign O INPUT M
■ MIX チャンネル パラメーター ステレオ時の リンク RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE *8, *12 ALL Parameter Select button USER LEVEL Name, Icon, Color O MIX NAME, GLOBAL OUTPUT NAME OUTPUT NAME Output Patch O MIX OUTPUT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH Out Patch O MIX INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH In Patch O MIX INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH +48V, Gain, Gain Compensation O MIX INSERT PATCH, GLOBAL HA MIX PROCESSING Insert チャンネル ライブラリー O On O O MIX INSER
■ MATRIX チャンネル パラメーター ステレオ時の リンク RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE *8, *12 ALL Parameter Select button USER LEVEL Name, Icon, Color O MATRIX NAME,GLOBAL OUTPUT NAME OUTPUT NAME Output Patch O MATRIX OUTPUT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH Insert Out Patch O MATRIX INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH In Patch O MATRIX INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH +48V, Gain, Gain Compensation O MATRIX INSERT PATCH, GLOBAL HA MATRIX PROCESSING O On O O MA
■ STEREO、MONO チャンネル ステレオ時の リンク パラメーター RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE *8, *12 ALL USER LEVEL Parameter Select button Name, Icon, Color O STEREO, MONO NAME, GLOBAL OUTPUT NAME Output Patch O STEREO, MONO OUTPUT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH Out Patch O STEREO, MONO INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH In Patch O STEREO, MONO INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH Insert +48V, Gain, Gain Compensation チャンネル ライブラリー OUTPUT NAME O STEREO, MONO INSERT PAT
CONTROL CHANGE Number 0と32は、BANK CHANGE用です。 MIDI データフォーマット ここでは、 QL シリーズが解釈して送受信できるデータのフォー マットを説明します。 STATUS DATA 1 CHANNEL MESSAGE 1.
2 SYSTEM REALTIME MESSAGE 2.1 SONG SELECT MMC DEFERED PLAY (F3) 《 受信 》 USBメモリーレコーダーのTITLE LIST画面で表示されているトラック番号を選択す る。 STATUS 11110011 F3 Song select Song number 0sssssss ss Song number (0-127) 2.2 TIMING CLOCK (F8) 11110000 01111111 0ddddddd 00000110 00000011 11110111 F0 7F dd 06 03 F7 System exclusive message Real time System exclusive Destination (00-7E, 7F:all call) Machine Control Command(MCC) sub-id Deferred Play(MCS) End of exclusive MMC RECORD STROBE [DEVICE NO.
4 PARAMETER CHANGE 詳細 [実データからBULKデータへの変換] d[0-6]: 実データ b[0-7]: BULKデータ b[0] = 0; for( I=0; I<7; I++){ if( d[I]&0x80){ b[0] |= 1<<(6-I); } b[I+1] = d[I]&0x7F; } 4.1 CURRENT SCENE, SETUP, BACKUP, USER SETUP 4.1.1 [PARAMETER CHANGE Rx]がONで[Rx CH]とSUB STATUSに含まれるDevice numberが一 致したときに受信します。 [PARAMETER CHANGE ECHO]がONの場合にはECHOします。 受信次第、 指定のパラメーターを変更します。 《 送信 》 [PARAMETER CHANGE Tx]がONで[CONTROL CHANGE EVENT LIST]に設定されていないパ ラメーターを変更した場合、 [Tx CH]の[Device Number]で送信します。 STATUS ID No.
4.2.
4.4 FUNCTION CALL – LIBRARY ATTRIBUTE – 4.4.1 フォーマット (PARAMETER CHANGE) 《 受信 》 [PARAMETER CHANGE Rx]がONで[Rx CH]とSUB STATUSに含まれるDevice numberが一 致したときに受信します。 [PARAMETER CHANGE ECHO]がONの場合にはECHOします。 受信次第、指定のmemory/libraryのtitleを変更します。 《 送信 》 リクエストに対して、PARAMETER CHANGEを送信します。 [PARAMETER CHANGE ECHO]がONの場合にはメッセージをそのまま送信します。 STATUS ID No.
4.5.2 フォーマット (PARAMETER REQUEST) 《 受信 》 受信次第、Device numberを[Rx CH]にしてPARAMETER CHANGEを送信します。 STATUS ID No. SUB STATUS GROUP ID MODEL ID DATA CATEGORY FUNCTION NAME MODULE NAME DATA EOX 4.5.
4.8 FUNCTION CALL – CHANNEL – 4.8.1 Pair ON/OFF Trigger フォーマット (PARAMETER CHANGE) 《 受信 》 [PARAMETER CHANGE Rx]がONで[Rx CH]とSUB STATUS に含まれるDevice numberが一 致したときに受信します。 [PARAMETER CHANGE ECHO]がONの場合にはECHOします。 STATUS ID No. SUB STATUS GROUP ID MODEL ID DATA CATEGORY FUNCTION NAME MODULE NAME DATA EOX 4.8.
デジタル入出力規格 入出力仕様 アナログ入力規格 入力端子 INPUT 1-32 *6 入力 ソース ゲイン インピー インピー ダンス ダンス +66dB 7.5kΩ –6dB 50-600Ω Mics & 600Ω Lines 入力レベル 感度 *1 規定レベル –82dBu (61.6μV) –62dBu (0.616mV) –10dBu (245mV) +10dBu (2.45V) コネクター 最大ノンクリップ レベル –42dBu (6.16mV) XLR-3-31 type +30dBu (24.5V) 端子 フォー マット データ長 レベル Primary/ Secondary Dante 24bit or 32bit 1000Base-T オーディオ コネクター 64ch Input/64ch Output @48kHz*1 etherCON CAT5e *1. QL1: 32ch Input/32ch Output@48kHz デジタル出力規格 (Balanced)*2 端子 *1.
■ Dynamic Range 電気特性 Input All faders are nominal when measured. Output impedance of signal generator: 150ohms INPUT 1-32 ■ Frequency Response Input INPUT 1-32*1 Output RL OMNI OUT 1-16*2 600 Ω PHONES Conditions GAIN: +66dB 8Ω Min. Typ. Max. –1.5 0.0 0.5 –3.0 0.0 0.5 INPUT 1-32*1 Output Conditions Min. Typ. Max. OMNI OUT 1-16*2 600 Ω +4 dBu @20 Hz–20 kHz, GAIN: +66dB +4 dBu @20 Hz–20 kHz, GAIN: –6dB 0.05 *2 600 Ω Full Scale Output @1 kHz 0.
ミキサー基本パラメーター Function Parameter ■ Output Function Type: Gate/Ducking/Comp/Expander Threshold=Gate: –72 dB to 0 dB Others: –54 dB to 0 dB ■ Libraries Name Number Ratio= Total Preset 1 + User 300 301 Attack= 0 msec to 120 msec Input CH Library Preset 1 + User 199 200 Hold= Output CH Library Preset 1 + User 199 200 Input EQ Library Preset 40 + User 159 199 Output EQ Library Preset 3 + User 196 199 Dynamics Library Preset 41 + User 158 199 Effect Library Preset 27 + User 172 199 G
ピンアサイン表 8 15 3 2 1 11 10 9 GPI Pin Signal Name Pin Signal Name 1 2 GPO1 9 GPO2 GPO3 10 GPO4 3 GPO5 11 GND 4 GND 12 GND 5 +5V 13 +5V 6 GPI1 14 GPI2 7 GPI3 15 GPI4 8 GPI5 43 データリスト
Note On Note Off Key’s Ch’s Velocity After Touch 44 :True# Aux Messages Mode 1: OMNI ON, POLY Mode 3: OMNI OFF, POLY Effect Control Recorder Control Assignable Bank Select Data Entry NRPN LSB,MSB Assignable Cntrl Effect Control Memorized Memorized Remarks Mode 2: OMNI ON, MONO Mode 4: OMNI OFF, MONO O: Yes X: No *1 Bulk Dump/Request and Parameter Change/Request.
ヤマハ プロオーディオウェブサイト http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ C.S.G.