DIGITAL KEYBOARD リファレンスマニュアル 本書(リファレンスマニュアル)は、取扱説明書の説明を補うものです。取扱説明書を読んだあとに、 お読みください。 © 2020 Yamaha Corporation Published 05/2022 PO-B0 JA
目次 本書の各章は、取扱説明書の各章の機能に対応しています。 1 いろいろな楽器音(ボイス)で演奏する 3 目次 メガボイス/GM&XGボイス/GM2ボイスを選ぶ...........................3 メトロノームやタップテンポの設定をする......................................4 ハーモニー /アルペジオの詳細設定 ..................................................5 音の高さに関する設定 ........................................................................7 LIVE CONTROL(ライブコントロール)を活用する.......................9 ボイスを編集する(ボイスセット)...................................................13 ボイスの設定を変える(タッチレスポンス、モノ/ポリ、アルペジオ)..
1 いろいろな楽器音(ボイス)で演奏する この章の内容 メガボイス/GM&XGボイス/GM2ボイスを選ぶ • メガボイス/レガシーボイスを選ぶ . . . . . . . . . • ボイスの特徴 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • GM&XGボイス/GM2ボイス . . . . . . . . . . . . . ......... .......... .......... .......... . . . . .......... ........... ........... ........... ........... ............ ............ ............ . . . . . . . . . .3 . . . . . . . . . . .3 . . . . . . . . . . .4 . . . . . . . . . . .4 メトロノームやタップテンポの設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ボイスの特徴 ボイスはその特徴が9種類(取扱説明書1章)に分類されます。ここではメガボイスについて詳しく説明します。 MegaVoice (メガボイス) 通常のボイスでは、鍵盤を弾いた強さ(ベロシティー )に応じて音量や音質が変化します。それ に対してメガボイスでは、ベロシティーによって音量/音質が変わるだけでなく、同じ楽器を 違う奏法で鳴らした場合に得られるさまざまな音の表情を、切り替えて再現することができま す。たとえば、ギターのさまざまな奏法(オープンソフト、デッドノート、スライドなど)にお ける音の表情を再現するために、従来の電子楽器では奏法ごとに違うボイスを呼び出すなどし ていましたが、メガボイスではベロシティーを変えることで、1つのボイスでそれらを呼び出 すことが可能です。 このようなしくみのボイスであるため、予期せぬサウンドを鳴らしてしまう可能性があり、鍵 盤演奏には適していません。ソングやスタイルなど、頻繁にボイス変更をすることでデータが 重くなることを避けたいMIDIシーケンスデータをステップ入力で制作する場合に使うと、た いへん有用です。 実際のメガボイスの奏法割り当てについては、ウェブ
2 Tap(タップ) [RESET/TAP TEMPO](リセット/タップテンポ)ボタンをたたいたときに鳴る音の種類や音量、ボタンの役割 を設定します。 [2 ] Volume (ボリューム) タップ音の音量を調節します。 [3 ]〜 [5 ] Sound (サウンド) 打楽器の音を選びます。 [7 ]/ [8 ] Style Section Reset On Off (スタイルセクション リセットオンオフ) スタイル再生中の[RESET/TAP TEMPO]ボタンの役割を切り替えます。 On:スタイルの再生中に[RESET/TAP TEMPO]ボタンをたたくと、再生位置 をセクションの先頭に戻すことができます(スタイルセクションリセット機 能)。 Off:通常のタップテンポの機能のみに戻ります。(取扱説明書2章) 1 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する ハーモニー /アルペジオの詳細設定 ここでは、付加されるハーモニー /アルペジオ音の音量や、鍵盤演奏のどのパートを使って発音させるかなど、 ハーモニー /アルペジオの詳細設定について説明します。 1 設定画面を
Arpeggio(アルペジオ)のカテゴリーの場合、「*」印のある項目のみ設定できます。 HarmonyカテゴリーでMulti Assign(マルチアサイン)タイプが選ばれている場合は、いずれも設定できませ ん。 [3 ] Volume * (ボリューム) 付加されるハーモニー /アルペジオ音の音量を決めます。 NOTE Voice Set(ボイスセット)画面(13ページ)でTouch Sense(タッチセンス)のDepth (デプス)が0に設定されている音色(オルガン音色など)の場合、付加される音量は変 わりません。 [4 ]/ [5 ] Assign * (アサイン) ハーモニー /アルペジオを、鍵盤演奏のどのパートを使って発音させるかを決めま す。 Auto:PART ON/OFF(パート オン/オフ)ボタンがオンになっているパート (RIGHT1または2)に効果がかかります。HarmonyまたはEchoカテゴリーが 選ばれている場合、両方がオンになっていると、RIGHT1が優先されます。 Multi:HarmonyまたはEchoカテゴリーが選ばれている場合のみ有効です。 RIGHT
音の高さに関する設定 鍵盤全体の音高(ピッチ)を微調整する 鍵盤演奏音、スタイル、ソングなど鍵盤全体のピッチを微調整(チューニング)できます。オーディオファイルの再 生やほかの楽器と合わせて演奏するときに、音の高さを合わせることができるので便利です。ドラム/SFXキット やオーディオファイル再生音はチューニングできません。 1 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[F] Menu2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] Master Tune/ Scale Tune(マスターチューン/スケールチューン) → [ENTER](決定) → TAB[E] Master Tune 2 1 [4 ]/[5 ]ボタンを押してチューニングします(0.2Hz単位)。 初期設定の440.
3 1 Werckmeister (ヴェルクマイスター =ヴェルク マイスター音律) Kirnberger (キルンベルガー =キルンベル ガー音律) 中全音律とピタゴラス音律の改良型であるウェルクマイスターとキルンベルガーのシ ステムを組み合わせたもので、それぞれその組み合わせ方が異なります。転調により 曲想が変化するのが特徴です。バッハやベートーベン時代に使用され、現在でもその 時代の曲をハープシコード(=チェンバロ)などで演奏するときにしばしば用いられま す。 Arabic1、2 (アラビック=アラブ音律) アラブ音楽を演奏するときに使用される音律です。 必要に応じて、下記の設定をします。 [2 ] Base Note (ベースノート) 音律の基準となる音(ベース音)を変えます。ベース音を変えると、音律の音程を 保ったまま移調します。 [3 ]/ [4 ] Tune (チューン) [3 ]ボタンでノート(鍵盤)を選び、[4 ]ボタンで選んだノートを1セント単 位でチューニングします。 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する NOTE セントとは、半音を100
トランスポーズ(移調)するパートを変更する TRANSPOSE(トランスポーズ)[−]/[+]ボタンを押したときに移調させるパートを切り替えることができます。 1 2 TRANSPOSE [−]/[+]ボタンを押して、ポップアップ画面を呼び出します。 ポップアップ画面が出ている間に、カーソルボタン[E][F]を押して、移調させるパートを選び ます。 TRANSPOSE [−]/[+]ボタンを押すと、以下のサウンドが移調します。ソング再生音 は移調しません。 ・鍵盤演奏音 ・スタイル再生音(コード鍵域で演奏した場合) ・マルチパッド再生音(コードマッチがオンで、コードを弾いた場合) ソング TRANSPOSE [−]/[+]ボタンを押すと、ソング再生音が移調します。 マスター TRANSPOSE [−]/[+]ボタンを押すと、楽器本体が発音するすべてのサウンド(鍵盤演 奏音、ソング、スタイルなど)が移調します。オーディオファイルは移調できません。 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する キーボード 1 NOTE 初期設定では、移調させるパートは「マスター」になっています。 NOTE ポッ
LIVE CONTROL(ライブコントロール)ノブに機能を割り当てる LIVE CONTROLノブに割り当てられる機能は、以下の通りです。ノブに機能を割り当てる手順は、取扱説明書1 章をご覧ください。 ■ 割り当て可能な機能 1 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する Volume (ボリューム) 指定したパートの音量を調節します。詳細設定については、12ページをご覧ください。 Keyboard Volume (キーボードボリューム) 鍵盤パートの音量を調節します。鍵盤パートと、それ以外のパート(ソング、スタイル、 マルチパッドなど)とのバランスを調節するのに便利です。 Balance (バランス) パート間の音量バランスを調節します。詳細設定については、12ページをご覧ください。 MIDI/Audio Song Balance (MIDI/オーディオ ソングバ ランス) ソングの再生音とオーディオファイルの再生音のバランスを調節します。 Pan (パン) 音の定位(パン)を調節します。 Reverb (リバーブ) リバーブの深さ(かかり具合)を調節します。 Chorus (コーラ
Portamento Time (ポルタメントタイム) ポルタメントのピッチ変化にかかる時間を設定します。 NOTE ポルタメントとは、ある音から次の音へ移る際、スムーズにピッチが変化する効果のことで す。 Kbd Harmony/Arpeggio Volume (キーボードハーモニー / アルペジオボリューム) ハーモニー /アルペジオの音量を調節します。 Arpeggio Velocity (アルペジオベロシティー ) アルペジオの強弱の付け方を調節します。 Arpeggio Gate Time (アルペジオゲートタイム) アルペジオの各音の長さを調節します。 Arpeggio Unit Multiply (アルペジオユニットマルチ プレイ) アルペジオのスピードを調節します。 Style Retrigger Rate (スタイルリトリガーレート) スタイルリトリガー (スタイルの先頭部分をくり返し再生する機能)のくり返し部分の長さ を調節します。 Style Retrigger On/Off (スタイルリトリガー オン/ オフ) スタイルリトリガーのオン/オフを切り替えます。オ
■ Volume機能 Volume機能を選ぶと、LIVE CONTROL(ライブコントロール)ノブで特定パートの音量調整ができます。この詳 細設定では、ノブで音量調整したい対象のパートを複数同時に選ぶことができます。ひとつのパートだけを選ぶこ ともできるので、たとえばAudioだけを音量調整の対象に選ぶことでノブがUSBオーディオプレーヤー専用のボ リュームコントローラーになります。 1 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する 2 1 LIVE CONTROL(ライブコントロール)ノブのいずれかにVolume機能を割り当てます。 機能の割り当ての方法については、取扱説明書1章をご覧ください。 2 3 4 [1 ]/[2 ](Detail Setting)ボタンを押して詳細設定画面を表示させます。 カーソルボタン[][]で音量調節したい項目を選び、[1 ]〜[8 ]ボタンでチェック マークを付けます。 [EXIT](戻る)ボタンを押して、Live Control(ライブコントロール)画面に戻ります。 ■ Balance機能 Balance機能を選ぶと、パート間のバランスを調整で
ボイスを編集する(ボイスセット) ボイスセット機能を使うと、既存のボイスを編集してオリジナルのボイスを作れます。作ったボイスを楽器本体の ユーザーメモリーやUSBフラッシュメモリーに保存すれば、必要なときに呼び出して使えます。 1 2 3 もとになるボイスを選びます。 ボイス選択画面で、[5 ](ボイスセット)ボタンを押して、Voice Set(ボイスセット)画面を 表示させます。 TAB(タブ)[E][F]ボタンを押して、設定画面を選びます。 1 設定できる内容については、14ページの「Voice Set(ボイスセット)画面で設定できる項目」をご覧ください。 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する 3 4 4 5 必要に応じて、カーソルボタン[][]で編集したい項目を選び、[1 ]〜[7 ]ボタンを 押してボイスを編集します。 編集中に[8 ](Compare)ボタンを押すと、編集前のボイスと編集後のボイスを聞き比べられます。 5 [8 ](Save)ボタンを押して、編集したボイスを保存します。 保存の手順については、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 注記
Voice Set(ボイスセット)画面で設定できる項目 ボイスセット画面は、5つの画面で構成されています。各画面で設定できる項目は以下のとおりです。 NOTE 選んだボイスによって、設定できる項目は異なります。 ■ Common(コモン)画面 1 Volume/Touch Sense/Part Octave [2 ] Volume (ボリューム) 編集中のボイスの音量を設定します。 [3 ]/ [4 ] Touch Sense (タッチセンス) 編集中のボイスを鍵盤演奏で使う場合のタッチ感度や、タッチに対するベロシ ティー (音量)の変化幅を設定します。 1 Depth(デプス)の設定による ベロシティーのカーブ変化 Offset(オフセット)の設定による ベロシティーのカーブ変化 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する (オフセット=64で一定にしたとき) (デプス=64で一定にしたとき) 音源に働くベロシティー 音源に働くベロシティー オフセット96 (+64) オフセット127 (+127) デプス127(2倍) 127 127 オフセット64(通常)
[3 ]/ [4 ] Mono Type (モノタイプ) 上記でMono(モノ)に設定して編集中のボイスをレガート演奏する場合に、(例えば ギターボイスのような)減衰音をどのように発音させるかを選択します。 Normal:前の発音を終了させてから次を発音します。 Legato:レガート演奏したとき、2つ目以降の発音はEG(エンベロープジェネレー ター、16ページ)での音量変化を維持したまま、ピッチのみが滑らかに変化し ます。 最初の発音から次の発音が1オクターブを超える場合は、ピッチは変化させず発 音をやり直します。 Crossfade:各ボイスは、どの音域をどの強さで弾くかによって切り替わる複数の 音色波形で構成されています。このタイプでは、レガート演奏したときに最初 の発音と二つ目以降の発音とで異なる音色波形が選択されていても、両者の音 色波形をクロスフェードさせながらピッチが変化します。 1 NOTE この項目はS.
■ Sound(サウンド)画面 1 Filter(フィルター )/EG(エンベロープジェネレーター ) ● Filter フィルターとは、特定の周波数帯域だけを通過させ、ほか波数帯域の信号をカットすることによって音質を変化 させる機能です。ある周波数帯を下記パラメーターでカットしたり持ち上げたりすることにより、全体的な音色 を設定します。音を明るくしたりこもらせたりすることもでき、フィルターを使って、シンセサイザーのような 電子的なサウンドを作り出すこともできます。 [2 ] Cutoff (カットオフ) フィルターのカットオフ周波数(どの周 波数帯の信号以上をカットするか)を設 定して、音の明るさを調整します。値 を高くするほど、明るい音になります。 1 音量 カットオフ周波数 そのまま通過する部分 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する [3 ] Resonance (レゾナンス) カットオフ周波数付近の音量を持ち上 げる(レゾナンス)機能です。値を高く するほどレゾナンス効果が強くなり、 音にクセを付けることができます。 周波数 カットされ る部分 音量 レゾナンス
■ Effect/EQ(エフェクトEQ)画面 1 Reverb Depth( リバーブデプス )/Chorus Depth( コーラスデプス )/DSP Depth(DSP デプス )/Panel Sustain( パネルサステイン ) Reverb Depth (リバーブデプス) リバーブの深さ(かかり具合)を調節します。 [3 ]/ [4 ] Chorus Depth (コーラスデプス) コーラスの深さ(かかり具合)を調節します。 [5 ] DSP On/Off (DSP オン/オフ) DSPのオン/オフを切り替えます。 パネル上のVOICE EFFECT [DSP]ボタンでもオン/オフできます。 [6 ] DSP Depth (DSPデプス) DSPの深さ(かかり具合)を調節します。 DSPエフェクトのタイプを選び直して編集する場合は、次項の「2 DSP Type」で操 作します。 [7 ] Panel Sustain (パネルサステイン) サステインをオンにした場合のサステインの長さを設定します。 サステインのオン/オフは、パネル上の[SUSTAIN](サ
ボイスの設定を変える(タッチレスポンス、モノ/ポリ、アルペジオ) ボイスに関する共通設定を変更できます。 1 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[E] Menu1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] Voice Setting(ボイスセッティング) → [ENTER](決定) → TAB[E] Setting/Arpeggio 1 2 カーソルボタン[][]を押して、変更する画面を選びます。 3 [2 ]〜[7 ]ボタンを押して各項目を設定します。 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する 2 カーソルボタン [][]で切り 替えます。 1 Mono/Poly Touch Response [2 ]/ [3 ]/ [4 ] Mono/Poly (モノ/ポリ) ボイスをモノフォニック(単音)で発音させるかポリフォニック(複音)で発音させる か、鍵盤パートごとに切り替えます。Mono(モノ)に設定すると、管楽器などの単音 発音楽器をよりリアルに演奏できます。また、選んだボイスによっては、レガート で演
ボイスに含まれる設定(ボイスセット)を呼び出さないようにする ボイスには、そのボイスに合ったさまざまな設定(13ページのボイス編集機能での設定と同じ)が含まれます。これ らの設定は、ボイスを選んだときに自動的に呼び出されるようになっていますが、呼び出さないようにすることも できます。たとえば、どのボイスでも同じエフェクトをかけたいときは、エフェクトをオフにします。 1 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[E] Menu1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] Voice Setting(ボイスセッティング) → [ENTER](決定) → TAB[F] Voice Set Filter 2 カーソルボタン[][]で、設定したい項目を選びます。 1 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する 2 3 3 Voice (ボイス) ボイスセットのCommon(コモン)、Controller(コントローラー )、Sound(サウンド)画 面で行なう設定です。 Effect (エフェクト) ボイスセットのEffect/EQ(エフェクト/
新しいコンテンツを追加する―エクスパンションパック エクスパンションパックをインストールすると、ユーザーメモリーの「Expansion」(エクスパンション)フォル ダーにさまざまなボイスやスタイルを追加できます。 USBフラッシュメモリーからエクスパンションパックをインストールする エクスパンションパックは、「パックインストールファイル」と呼ばれるファイル(「***.ppi」、「***.cpi」、「***.pqi」、 または「***.cqi」)にまとめて楽器にインストールします。複数のエクスパンションパックをインストールするには、 Yamaha Expansion Manager(ヤマハエクスパンションマネージャー )を使って、パックを1つのファイルにまとめ ておく必要があります。詳細は、Yamaha Expansion Managerの取扱説明書をご覧ください。 1 NOTE Yamaha Expansion Managerについては、ヤマハウェブサイトのPSR-SX600製品情報をご覧ください。 https://jp.yamaha.
楽器情報ファイルをUSBフラッシュメモリーに保存する Yamaha Expansion Manager(ヤマハエクスパンションマネージャー )を使ってエクスパンションパックを管理 するとき、インストール先の楽器を登録する場合に必要です。楽器情報ファイルは、下記手順で取得できます。詳 細については、Yamaha Expansion Managerの取扱説明書をご覧ください。 1 USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に接続します。 NOTE USBフラッシュメモリーを使う前に、必ず取扱説明書9章の「USB機器を接続する」をお読みください。 2 操作画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[F] Menu2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] → Expansion (エクスパンション) → [ENTER](決定) → カーソルボタン[][] Export Instrument Info(エクスポートイ ンストルメントインフォ ) → [ENTER](決定) 1 いろいろな楽器音︵ボイス︶ で演奏する 3 画面の指示に従っ
2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する (スタイル/自動伴奏機能) この章の内容 コードフィンガリングタイプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .23 • Fingered(フィンガード)で認識されるコード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .24 スマートコード機能を使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .25 • サンプル曲「埴生の宿」. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コードフィンガリングタイプ スタイル再生のためのコードの認識方法として、下表のフィンガリングタイプ(押さえ方)があります。フィンガリ ングタイプは、下記画面で変更できます。 [MENU](メニュー) → TAB(タブ)[E] Menu1(メニュー1) → カーソルボタン[][][E][F] Split Point/Chord Fingering(スプリットポイント/コードフィンガリング) → [ENTER](決定) → TAB [E][F] Chord Fingering (コードフィンガリング) フィンガリングタイプ Single Finger (シングルフィンガー ) 特徴 簡単なルールに従って鍵盤を1〜3つ押さえるだけで、メジャー、マイナー、セブンス、 マイナーセブンスのコードを認識します。 C メジャーコード ルートキーだけ押さえてく ださい。 Cm マイナー (m)コード ルートキーと、左の黒鍵を 押さえてください。 C7 Cm 7 セブンス(7)コード ルートキーと、左の白鍵を押さ えてください。 2 マイナーセブンス(m7)コード ルートキーと、左の白鍵と黒鍵を押 さえてくだ
Fingered(フィンガード)で認識されるコード 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) コードネーム[省略表示] 1+8 1+5 Major [M] Sixth [6] Major seventh [M7] Major seventh flatted fifth [M7b5] Major seventh add sharp eleventh [M7(#11)] Add ninth [add9] Major seventh ninth [M7_9] Sixth ninth [6_9] Flatted fifth [(b5)] Augmented [aug] Seventh augmented [7aug] Major seventh augmented [M7aug] Minor [m] Minor sixth [m6] Minor seventh [m7] Minor seventh flatted fifth [m7b5] Minor add ninth [m(9)] Minor seventh ninth [m7(9)] Minor seventh eleven
スマートコード機能を使う コードフィンガリングタイプをSmart Chord (スマートコード)に設定すると、指一本でスタイルをコントロール できます。メジャー、マイナー、ディミニッシュなどのコードを知らなくても、弾きたい曲のキー (調)さえわかれ ば、単音を押さえるだけで曲のジャンルに合った適切なコードが鳴ります。 以下の楽譜サンプルを使ってスマートコードを試してみましょう。右手でメロディーを弾きながら、左手で楽譜上 のコードのルート(根音)を弾いてください。どのようにコードが鳴るか、選んだ曲のジャンルに合っているか聞い てみましょう。 サンプル曲「埴生の宿」 コード鍵域 2 • Style: カントリー 8ビート • Key Signature: F Major (b*1) • Type: Standard リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 調号 (ヘ長調) コード 同じ楽譜で、LATIN & JAZZのカテゴリーから「イージーリスニング」のスタイルも選んで試してみましょう。ス マートコードのタイプがJazzに変更され、また一味違った体験ができます。 次
1 好きなスタイルを選んで[ACMP]ボタンがオンになっていることを確認してください。(ラン プが点灯します) この楽譜の例では、COUNTRY & BALLROOMのカテゴリーから「カントリー 8ビート」のスタイルを選ん でください。 2 設定画面を表示させます。 [MENU] → TAB [E] Menu1 → カーソルボタン [][][E][F] Split Point/Chord Fingering(スプリット ポイント/コードフィンガリング) → [ENTER](決定) → TAB [F] Chord Fingering(コードフィンガリング) 3 [2 ]〜[4 ](Fingering Type)ボタンでSmart Chord(スマートコード)を選びます。 4 [5 ]/[6 ](Key Signature)ボタンで調号を選びます。 弾きたい楽譜や曲と同じ調号を選んでください。 この楽譜の例では、F Major(b*1)を選んでください。 選んだら、[EXIT](戻る)ボタンを押します。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 )
スマートコードチャート このチャートでは、C Major(ハ長調)とそれに対比するA Minor(イ短調)におけるスマートコードタイプを確認でき ます。 これは単にルート(根音)がCの場合の例ですが、他の11の鍵盤を押す度にコードは変わります。ヘ長調(POP)とホ 短調(JAZZ)の場合も以下に例示します。 ルート(根音) スマートコード 設定 Type C major Standard C Key Signature C# D D# E F F# G G# A A# B C C#dim Dm Eb Em F F#dim G7 G#dim Am Bb G/B A minor C C#dim Dm D#dim7 E7 F F#dim G7 E7/G# Am Bb Bm7b5 C major Cadd9 C#dim7 Dm7 Ebdim7 Em7 FM7 F#dim G7 G#dim Am7 Bb G/B A minor C C#d
自動伴奏をもっと楽しむ(ユニゾン&アクセント) ユニゾン&アクセントの機能を使うと、弾いた演奏にスタイルを追従させてより多彩な表現が可能になります。 ユニゾン機能を使う ユニゾン機能を使うと、ユニゾン(複数で同じ旋律を演奏すること)やトゥッティ (すべての奏者が同時に演奏するこ と)を再現でき、キメや印象的なフレーズを作り出すことができます。 片手演奏向けのAll Parts、両手演奏向けのSplit/Auto Splitの3つのユニゾンタイプが選べます。 ■ All Partsを選んだ場合のイメージ ユーザーの 演奏 ユーザーの 演奏 ユニゾン機能 をオン 2 伴奏パート 伴奏パート リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 弾いた旋律にすべての伴奏パートが追従します。片手だけでユニゾンしたい人におすすめです。 ■ SplitまたはAuto Splitを選んだ場合のイメージ ユーザーの 演奏 ユーザーの 演奏 ユニゾン機能 をオン 伴奏パート 伴奏パート 左右の手それぞれに適した伴奏パートが追従します。 NOTE 上記はあくまでもイメージです。必ずしもす
2 [2 ]/[3 ](UNISON TYPE)ボタンで、ユニゾンタイプを選びます。 • All Parts:片手演奏向けの設定です。 • Split:両手演奏向けの設定です。スプリットポイント(LEFT)を境に、左右の手それぞれに適した伴奏パート (例:左手側にベース、バリトンサックス、コントラバスなどの低音楽器、右手側にフルートなどのソロ楽器) が追従します。明確に左右で弾く音色を分けたい場合におすすめです。 • Auto Split:両手演奏向けの設定です。左右の手の境界を自動判別し、追従する伴奏パートを自動的に左右 にアサインします。ピアノやストリングスなど広い音域で使える音色でトゥッティを演奏するのに向いてい ます。スプリットポイントを意識せず自由度の高い演奏が可能になります。 3 [1 ]ボタンで、ユニゾン機能をオンにします。 NOTE ユニゾン機能のオン/オフはペダルで切り替えると大変便利です。ペダルにこの機能を割り当てるときは、[4 ](Pedal Function)ボタンでペダル設定の画面を呼び出し、「Unison」を選択します。 NOTE ソングのパンチイン/アウト
2 [5 ]/[6 ](Accent Threshold)ボタンでHigh/Medium/Lowのいずれかを選び、ア クセント機能を有効にします。 • • • • 3 Off:アクセント機能をオフにします。 High:強く弾かないとアクセントを判別しません。 Medium:標準的な設定です。 Low:弱く弾いてもアクセントを判別します。 スタイル選択画面(取扱説明書2章)で、スタイル名の上に「Unison」と表示されているスタイ ルを選びます。 この機能に対応するスタイルについては、ウェブサイト上のデータリストをご覧ください。 4 スタイルに合わせて演奏してみましょう。(取扱説明書2章) 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 30 PSR-SX600 リファレンスマニュアル
スタイル再生に関する設定 ここでは、スタイル再生に関するさまざまな設定ができます。 1 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[E] Menu1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] Style Setting(スタイルセッティング) → [ENTER](決定) 2 TAB(タブ)[E][F]ボタンとカーソルボタン[][]で設定画面を切り替え、[1 ]〜[8 ]ボタンで各種設定をします。 ■ Setting1画面 1 Unison&Accent/Dynamics Control 2 Style Change Behavior 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 1 Unison&Accent/Dynamics Control [1 ] Unison On/Off (ユニゾン オン/オフ) [2 ]/ [3 ] Unison Type (ユニゾンタイプ) [4 ] Pedal Function (ペダルファンクション) [5 ]/ [6 ] Accent
[4 ]/ [5 ] Tempo (テンポ) スタイルを切り替えたとき、切り替えたあとのスタイル再生テンポを決めます。 [6 ]/ [7 ] Part On/Off (パート オン/オフ) スタイルを切り替えたとき、切り替えたあとのスタイルの各チャンネルのオン/オフ を決めます。 Lock(ロック):スタイルを切り替える前と同じテンポを保持します。ロックが有効 になっているときは、メイン画面のスタイル名の上に鍵のアイコンが表示され ます。 Hold(ホールド):スタイル再生中に切り替えると、切り替える前と同じテンポを保 持します。スタイル停止中に切り替えると、切り替えたあとのスタイルの初期 設定のテンポに変わります。 Reset(リセット):切り替えたあとのスタイルの初期設定のテンポに変わります。 Lock(ロック):スタイルを切り替える前と同じチャンネルオン/オフ情報を保持し ます。 Hold(ホールド):スタイル再生中に切り替えると、切り替える前と同じチャンネル オン/オフ情報を保持します。スタイル停止中に切り替えると、全チャンネルが オンに変わります。 Reset(リセット
2 Synchro Stop Timing/Stop Acmp [3 ]/ [4 ] Synchro Stop Timing (シンクロストップ タイミング) シンクロストップの例外条件を設定します。[SYNC STOP](シンクロストップ)ボ タンがオンでも、ここで設定した時間(音符の長さ)より長くコード鍵域を押し続け ると、シンクロストップは機能しません。シンクロストップを機能させるには、設 定した音符の長さに達するまでに、コード鍵域から指を離す必要があります。設定 値をOff(オフ)にした場合は、コード鍵域を押さえた時間にかかわらず、指を離すと シンクロストップが機能します。 [5 ]/ [6 ] Stop Acmp (ストップ アカンパ ニメント) [ACMP](スタイル オン/オフ)ボタンをオンにして、[SYNC START](シンクロス タート)をオフにすると、スタイル再生が停止していても、左手でコードを押さえた ときに本体がコードを認識します(ストップアカンパニメントの状態)。 ここでは、ストップアカンパニメントの状態で、コード鍵域を押さえたときに、ど のように音を鳴ら
ワンタッチセッティングにパネル設定を登録する 自分で設定した内容をワンタッチセッティングに登録できます。新しく登録したワンタッチセッティングは、スタ イルの一部としてユーザーメモリーやUSBフラッシュメモリーに保存できるので、演奏時にはスタイル選択画面の ユーザー /USBタブからスタイルの一部として呼び出すことができます。 1 ワンタッチセッティングを登録したいスタイルを選びます。 2 ボイスやエフェクトなどのパネル設定をします。 3 REGISTRATION MEMORY [MEMORY](メモリー )ボタンを押します。 「Registration Memory」画面が表示されます。この画面での設定項目はワンタッチセッティングに影響しない ので、ここで特に操作する必要はありません。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 4 ONE TOUCH SETTING(ワンタッチセッティング)[1]〜[4]ボタンのいずれかを押します。 保存を促すメッセージが表示されます。保存する場合は、[7 ](Yes)ボタンを押します。パネル設定を変更 したり、ほかのボタ
スタイルを制作/編集する(スタイルクリエーター ) スタイルは、イントロ、メイン、エンディングなどの異なるセクションで構成されたデータです。1つのセクショ ンは8つのパートで構成されていて、それらのパートの各演奏データ(チャンネルデータ)を「ソースパターン」と呼 びます。スタイルクリエーターでは、ソースパターンをひとつひとつ録音していったり、既存のスタイルからデー タを取り込んだりして、オリジナルのスタイルを作りあげます。 スタイル制作の流れ 1 既存のスタイルを編集して新しいスタイルを作る場合は、もととなるスタイルを選びます。 2 スタイルクリエーター画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[F] Menu2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] Style Creator(スタイルクリエーター ) → [ENTER](決定) 既存のスタイルを編集するかどうか、確認メッセージが表示されます。 選択中のスタイルを編集する場合は[5 ]/[6 ](Current Style)ボタンを、新しいスタ イルを作る場合は[7 ]/[8 ](N
6 録音済みソースパターン(チャンネルデータ)を編集します。 チャンネルデータの編集(41〜43ページ) Groove(グルーブ)画面でスタイルのノリを編集したり(41ページ)、Channel(チャンネル)画面でクオンタイ ズやベロシティー (音量)などを編集したりします(43ページ)。 SFF(スタイルファイルフォーマット)パラメーターの編集(44ページ) Parameter(パラメーター )画面で編集します。 ドラムセットアップ機能によるリズムパートの編集(48ページ) Basic(ベーシック)画面で、楽器音の変更など、スタイルのリズムパートを編集します。 7 8 手順4〜6をくり返します。 [8 ](Save)ボタンを押して、制作したスタイルを保存します。 保存の手順については、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 注記 保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、編集したデータは失われます。ご注意ください。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) リアルタイム録音 Basic(ベーシック)画面で、鍵盤演奏によるオリジナルのリズムパターンを録
3 必要に応じてボイスを変更し、録音するリズムパターンを練習しておきます。 [1 ]または[2 ]ボタン(選んだチャンネルに対応したボタン)を押すとボイス選択画面が表示されるので、ド ラムキットなどお好みのボイスを選びます。ボイスを選んだら、[EXIT](戻る)ボタンを押してスタイルクリ エーター画面に戻り、録音したいリズムパターンを練習して録音に備えます。 録音に使えるボイス • Rhy1チャンネル:すべてのボイス • Rhy2チャンネル:ドラムキット/SFXキットのみ NOTE どの鍵盤にどのドラム/SFXキットボイスが割り当てられているかは、ウェブサイト上のデータリストの「ドラム/SFXキットリ スト」をご覧ください。 4 STYLE CONTROL [START/STOP](スタイルコントロール スタート/ストップ)ボタンを押 して、録音をスタートします。 録音済みのデータがある場合は再生されますので、必要に応じて[1 ]〜[8 ]ボタンでチャンネルオン/オフ を切り替えます。録音済みデータを削除したい場合は、カーソルボタン[][]で「3 Rhythm Clear/Ch Delete
7 [1 ]または[2 ]ボタンをもう一度押して、録音を解除します。 Channel(録音チャンネル)選択画面が表示されていないときは、[1 ](Rec Ch)ボタンを押します。 8 スタイルを保存します(36ページ手順8)。 注記 保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、録音したデータは失われます。ご注意ください。 ■ ベース(Bass)、コード(Chd)1〜2、パッド(Pad)、フレーズ(Phr)1〜2チャンネルを 録音する 以下の手順は、「スタイル制作の流れ」(35ページ)の手順5に該当します。 1 Basic(ベーシック)画面で、[1 ](Rec Ch)ボタンを押して、画面下部にRec Channel(録 音チャンネル)選択画面を表示させます。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 2 2 録音したいチャンネルに該当する[3 ]〜[8 ]ボタンを長押しします。 内蔵スタイルを選択し、選んだチャンネルにすでにデータが録音されている場合、消去してよいか確認のメッ セージが表示されます。 [+/YES]ボタンを押すと、既存
C R C C R C C = 本来のコードノート R = 使用推奨ノート * ソースパターンは、CとRで構成することをおすすめします。 以上のルールを守って録音すれば、演奏時に指定したコードに合わせて適切な音が鳴ります。 イントロ、エンディング録音時のルール イントロやエンディングは、再生中にコード変更されないことが前提になっています。したがって、メインや フィルインの録音時のようなルールを守る必要はなく、自由にコード進行を持たせて構いません。しかし、初 期設定でソースルート/ソースコードがCM7に設定されていますので、以下の点は守ってください。 • イントロは、その終わり部分がコードCのパターンにつながるようなフレーズを作ること。 • エンディングは、その始まり部分がコードCのパターンからつながってくるようなフレーズを作ること。 ソースルート/ソースコードを設定する 初期設定では、CM7(ソースルート=C、ソースコード=M7)に設定されていますが、必要に応じて、自分の演 奏しやすいソースルート/ソースコードに変更することもできます。TAB(タブ)[E][F]ボタンを押して Parameter(パラメ
スタイル組み立て(Assembly) Assembly(アセンブリー )画面では、内蔵スタイルなど既存のスタイルからさまざまなチャンネルデータをソース パターンとしてコピーしてスタイルを作りあげることができます。内蔵スタイルや録音済みのオリジナルスタイル にお好みのリズムパターン、ベース、コード、フレーズがあれば、この機能を使ってみましょう。 以下の手順は、「スタイル制作の流れ」(35ページ)の手順5に該当します。セクションを選んでBasic画面での他の 設定を終えてから、以下の手順に進んでください。 1 Assembly画面で、必要に応じて、編集するスタイルのセクションを選びます。 すでにBasic画面で編集するセクションが選ばれていても、この画面でセクションを変更できます。編集した いセクションのパネル上のボタンを押してSection画面を表示させ、[8 ](OK)ボタンを押します。パネル 上にボタンのないフィルインセクションを選びたい場合は、パネル上のセクションボタンのいずれかを押した あと、[5 ]/[6 ]ボタンを押して編集したいフィルインセクションを選び、[8 ](OK)ボタン
スタイル組み立て時の再生チャンネルを設定する スタイルの組み立て時に再生音を確認する場合、再生するチャンネル(再生方法)を選べます。Assembly(アセン ブリー )画面で[6 ]/[7 ](Play Type)ボタンを押して、再生方法を選んでください。 • Solo(ソロ):Assembly画面で選んでいるチャンネルと、Basic(ベーシック)画面のRec Channel画面で Rec(録音待機状態)に設定したチャンネルが再生されます。 • On(オン):Assembly画面で選んでいるチャンネルと、Basic画面のRec Channel画面でOff以外に設定され ているチャンネルが再生されます。 • Off(オフ):Assembly画面で選んでいるチャンネルは再生されません。 3 4 別のチャンネルでパターンを置き換えるときは、 2-1 〜 2-5 の手順をくり返します。 スタイルを保存します(36ページ手順8)。 注記 保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、編集したデータは失われます。ご注意ください。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能
[5 ] Swing (スイング) 上記Original Beatの設定に応じて、裏拍のタイミングをずらすことにより、スイ ング感を出します。たとえば、指定されているOriginal Beatが「8 Beat」の場合、 スイングの設定により2番目、4番目、6番目、8番目のビートが遅れることでスイ ング感が出ます。「A」〜「E」の設定はそれぞれ異なる度合いのスイング感を出しま す。「A」設定では最も弱いスイング感、「E」設定では最も強いスイング感が得られま す。 [6 ]/ [7 ] Fine (ファイン) 「グルーブ」の効き具合を微調節します。Push設定は実際のビートより早く演奏され る「前ノリ」のリズムを作ります。また、Heavy設定は実際のビートより遅いタイミ ング、「後ノリ」を作ります。2、3、4、5の数字は、効果をかけるビートを設定し ます。指定されたビート数までのすべてのビートが前ノリや後ノリで演奏されます が、最初のビートだけは含まれません。たとえば、「3」が選ばれているときは2番目 と3番目のビートだけに効果があります。どの場合も、「A」タイプは弱い効果で、 「B」タイプ
チャンネル単位で編集する(Channel) Basic(ベーシック)画面やパネル上のボタンで選んだセクションの各チャンネルデータを編集できます。以下の手 順は、「スタイル制作の流れ」(36ページ)の手順6に該当します。 1 4 2 Channel(チャンネル)画面で、カーソルボタン[][]を押して編集する項目を選びます。 1 Quantize(クオンタイズ) ソングクリエーター (64ページ)の場合と同じです。ここでは、ソングクリエーターでの設定値に加えて、下記 2つの設定があります。 8分音符でスイング 16分音符でスイング 2 Velocity Change(ベロシティーチェンジ) 指定したチャンネルのすべてのノート(音符)データについて、ベロシティー (強さ)をブースト(増やす)したり、 カット(減らす)したりします。 3 Bar Copy(バーコピー ) 指定したチャンネル内で、1小節または複数の小節のデータを別の位置にコピーすることができます。 [4 ] Top (トップ) [5 ] Last (ラスト) [6 ] Dest.
スタイルファイルフォーマットの項目を設定する(Parameter) スタイルファイルフォーマット(SFF:Style File Format)とは、ヤマハのスタイル再生機能のノウハウを集大成し た「統一フォーマット」です。SFF関連の設定画面では、スタイルのオリジナルデータが、コード鍵域でのコード指 定を元に、どのように実音に変換されていくかを指定します。各設定項目、コード演奏と実際の発音に至るまでの 流れは下図のとおりです。 ソースパターンのコードタイプ設定 • Source Root(ソースルート) • Source Chord(ソースコード) ソースパターンの録音前に、ソースルート(どのキーで演奏するか)とソースコード (どのコードタイプで演奏するか)を設定します。 ソースパターンの録音前 に設定します。 通常演奏時のコード指定 2 ソースパターンからノート(音符)変換 • NTR(コードルート変更に対する変換)・・・・・45ページ • NTT(コードタイプ変更に対する変換)・・・・・45ページ リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 変換されたノートのオクター
2 [2 ](Channel)ボタンを押して、編集するチャンネルを選びます。 選んだチャンネルは、画面左上に表示されます。 3 [3 ]〜[7 ]ボタンを押して、データを編集します。 編集内容の詳細は、下記(45〜47ページ)をご覧ください。 4 スタイルを保存します(36ページ手順8)。 注記 保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、編集したデータは失われます。ご注意ください。 1 Source Root/Chord (Play Root/Chord) 重要 この項目は録音前に設定しておきます。録音後に設定を変えると、演奏時のコード変更で適切なノート変換ができなくなります。 ソースルートCの場合 C = 本来のコードノート R = 使用推奨ノート *ソースパターンは、CとRで構成することをおすすめします。 NOTE 選ばれているチャンネルのNTRを「Root Fixed」、NTTを「Bypass」、Bassを「Off」に設定すると、Source Root/Chordの表示が Play Root/Chordに切り替わります。この状態で、再生させながらコードルート/タ
NTR(ノートトランスポジションルール) Trans (Root Transpose) (ルートトランスポーズ) Fixed (Root Fixed) (ルートフィックスト) GTR (Guitar) (ギター ) スタイル再生時にコードルートが変更されたとき、変換 されるノート(音符)間の音程が維持されます。メロ ディーラインがあるパート(チャンネル)に対してこの設 定を使います。 CMのときの 再生音 FMのときの 再生音 スタイル再生時にコードルートが変更されたとき、変更 前のコードで鳴っていた構成音にできるだけ近い音域に なるよう、ノート変換されます。コードが鳴っている パート(チャンネル)に対してこの設定を使います。 CMのときの 再生音 FMのときの 再生音 ギターパート用の変換方式です。ギターでコードを鳴らしたときのように変換されま す。 NTT(ノートトランスポジションテーブル) NTRが「Root Transpose」または「Root Fixed」に設定されている場合 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) Bypass (バイパス)
NTRが「Guitar」に設定されている場合 All-Purpose (オールパーパス) ストローク、アルペジオの両方の演奏に対応したテーブルです。 Stroke (ストローク) ギターのストローク演奏に適したテーブルです。実際にギターでストローク演奏した ときのように、コード内の特定の音がミュートされることがあります。 Arpeggio (アルペジオ) ギターのアルペジオ奏法に適したテーブルです。4音のアルペジオが美しく響きます。 3 High Key/Note Limit(ハイキー /ノートリミット) NTTやNTRで変換されたノートデータのオクターブ調整を行ないます。 [4 ]/ [5 ] High Key (ハイキー ) コードのルート変更に対する、再生音のノート変換のオクターブ折り返し点を設定 します。この折り返し点を境に、再生音のオクターブが切り替わります。NTRの設 定(46ページ)で「Root Transpose」が選ばれているときだけ、この設定ができま す。 2 【例】ハイキーがFのとき ルート変更 再生音 Note Limit Low (ノートリミット ロー
スタイルのリズムパートを編集する(ドラムセットアップ) ドラムセットアップ機能を使うと、ドラム音を変えるなどさまざまな設定をして、リズムパートを編集できます。 以下の手順は、「スタイル制作の流れ」(36ページ)の手順6に該当します。 1 Basic(ベーシック)画面で、[1 ](Rec Ch)ボタンを押して、画面下部にRec Channel(録 音チャンネル)選択画面を表示させます。 2 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 2 編集したいチャンネルに該当する[1 ]または[2 ]ボタンを長押しします。 NOTE 選ばれているチャンネルに割り当てられているドラム音が、セククションによって異なる場合、現在のセクションのドラム音に設定 されます。 3 カーソルボタン[][]を押して「3 Rhythm Clear/Ch Delete/Drum Setup」を選び、[6 ]/[7 ](Drum Setup)ボタンを押します。 Drum Setup画面が表示されます。 3 4 5 6 [1 ]/[2 ](Note)ボタンを押して
6 ノートに割り当てる楽器音を選びます。 6-1 [3 ]/[4 ](Instrument)ボタンを押して、楽器音の選択画面を表示させます。 6-2 8 [2 ]〜[7 ]ボタンを使って、Kit(キット)、Category(カテゴリー )、Instrument (楽器音)を順に選びます。 6-3 [EXIT](戻る)ボタンを押して画面を閉じます。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ス(タイル 自 \動伴奏機能 ) 7 6-2 必要に応じて、[5 ]〜[7 ]ボタンを使って、音量(Level)、パン(Pan)、ピッチ (Pitch)を調節します。 必要に応じて、さらに詳細な設定をします。 8-1 [8 ](Detail)ボタンを押して、詳細設定画面を表示させます。 8-2 8-2 [3 ]〜[5 ]ボタンを使って設定項目を選び、[6 ]/[7 ]ボタンを使って値を設定し ます。 「*」が付いている項目は、ここでの設定が手順7での設定に反映されます。 Pitch Coarse* (ピッチコース) 半音単位でピッチを調整します。
Reverb Send (リバーブセンド) リバーブの深さ(かかり具合)を調節します。 Chorus Send (コーラスセンド) コーラスの深さ(かかり具合)を調節します。 Variation Send (バリエーションセンド) バリエーションエフェクト(DSP1)の深さ(かかり具合)を調節します。 ミキサー画面で、 「Connection」を「Insertion」に設定し、対象パートをリズム チャンネルに指定したときは、下記のとおりとなります。 • Variation Sendが0のとき:ドラム音にインサーションエフェクトの効果がかかり ません(インサーションがオフの状態) • Variation Sendが1〜127のとき:ドラム音にインサーションエフェクトの効果 がかかります(インサーションがオンの状態) Key Assign (キーアサイン) キーアサインモードを選びます。この設定は、キットのXGパラメーター「SAME NOTE NUMBER KEY ON ASSIGN」(データリスト参照)が「INST」になっている 場合のみ有効です。 Single(シングル):同じ楽器音を連打すると
3 ソング(MIDIファイル形式の曲)を再生、練習、 録音する この章の内容 譜面表示の設定を変える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .51 歌詞/テキスト表示の設定を変える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53 特定のパートをミュートして演奏する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .54 ソングとスタイルを同時に再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
[4 ] Lyrics (リリックス) 歌詞表示のオン/オフを切り替えます。ソングに歌詞情報が入っていなければ、オン にしても歌詞は表示されません。ソングにペダル情報が入っている場合、このボタン を押すたびに、Pedal、Lyricsとオフが順に切り替わります。Pedalをオンにする と、歌詞の代わりにペダル情報が表示されます。 [5 ] Note (ノート) 音名表示(ドレミなど)のオン/オフを切り替えます。音名は、音符の左に表示されま す。表示するスペースが狭い場合は、音符の左上に表示されます。ソングにフィンガ リング情報が入っている場合、このボタンを押すたびに、Fingering、Noteとオフが 順に切り替わります。Fingeringをオンにすると、音名の代わりにフィンガリング情 報が表示されます。 [6 ] Size Small/ Large (サイズ スモール/ ラージ) 譜面のサイズを変えます。 [7 ] Play Setting (プレイセッティング) 特定のパートをミュートして、譜面を見ながらカラオケなどができます。詳しくは 54ページをご覧ください。
歌詞/テキスト表示の設定を変える [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押してから、[4 ]/[5 ](Lyrics/Text)ボタンを押すと、歌詞/ テキスト画面が表示されます。ここでは、テキストの表示サイズなどを変える方法を説明します。 歌詞画面 テキスト画面 ソングデータの歌詞が表示されます。 コンピューターで作成したテキストが表示されます。 [1 ]/[2 ] ボタンで切り替え ます。 3 [5 ]/[6 ]ボタンを押して、表示さ せたいテキストファイルを呼び出します。 ソング ( NOTE 歌詞が文字化けする場合は、[MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[E] Menu1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] Song Setting(ソングセッティング) → [ENTER](決定) → カーソルボタン[][] 2 Lyrics Languageで呼び出される画面で、歌詞の 言語設定を切り替えてください(57ページ)。 M I D I ファイル形式の曲 を)再生︑練習︑録音する NOTE テキスト表示は、
特定のパートをミュートして演奏する 譜面を表示させながら特定のチャンネルをミュート(キャンセル)して、カラオケをしたり、メロディーパートを鍵 盤で演奏したりできます。 1 2 [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押して、Song Function Menu画面を表示させま す。 [2 ]/[3 ](Score)ボタンを押します。 譜面(楽譜)が表示されます。 3 [7 ](Play Setting)ボタンでプレイセッティング画面を表示させます。 3 4 ソング ( M I D I ファイル形式の曲 を)再生︑練習︑録音する 4 [4 ]〜[6 ]ボタンでチャンネルをミュートします。 • Right:右手チャンネルの再生のオン/オフを切り替えます。 • Left:左手チャンネルの再生のオン/オフを切り替えます。 • Extra:右手左手以外のチャンネルの再生のオン/オフを切り替えます。 5 54 [8 ](Close)ボタンで元の画面に戻ります。 PSR-SX600 リファレンスマニュアル 5
ソングとスタイルを同時に再生する ソングとスタイルを同時に再生すると、ソングの9〜16チャンネルがスタイルのチャンネルに置き換えられるの で、スタイルを使ってソングの伴奏部分を弾くことがきでます。下記の手順で、ソングに合わせてコードを弾いて みましょう。 1 ソングを選びます。 2 スタイルを選びます。 3 4 SONG CONTROL[J](ソングコントロール ストップ)ボタンを押したまま、[F/ K](プレイ/ ポーズ)ボタンを押して、ソングのシンクロスタート機能をオンにします。 3 ソング ( STYLE CONTROL[ACMP](スタイルコントロール スタイル オン/オフ)ボタンを押してスタ イルをオンにしたあと、[SYNC START](シンクロスタート)ボタンを押してスタイルのシン クロスタート機能をオンにします。 5 STYLE CONTROL [START/STOP](スタイルコントロール スタート/ストップ)ボタンを押 すか、コード鍵域でコードを弾きます。 ソングとスタイルが再生されます。譜面にコードを表示(51ページ)させれば、コードを確認しながら演奏でき ます。
ソングに関する設定(リピート設定、チャンネル設定、ガイド機能) ここでは、リピート再生やガイド機能の詳細設定など、ソングに関するさまざまな設定をします。 1 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[E] Menu1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] Song Setting(ソングセッティング) → [ENTER](決定) 2 TAB(タブ)[E][F]ボタンとカーソルボタン[][]で設定画面を切り替え、下記設定をします。 ■ Play画面 3 カーソルボタン [][]で切り 替えます。 ソング ( ファイル形式の曲 を)再生︑練習︑録音する M I D I 1 Repeat Mode/Fast Forward Type/Style Synchro Stop [1 ]/ [2 ] Repeat Mode (リピートモード) くり返し再生の方法を設定します。 [3 ]/ [4 ] Fast Forward Type (ファストフォワー ドタイプ) ソング再生中にSONG CONTROL [H](ソン
■ Setting画面 カーソルボタン [][]で切り 替えます。 1 Part Channel/Guide Mode [2 ] Left (レフト) [3 ] Right (ライト) [4 ] Auto Ch Set (オートチャンネル セット) On(オン)に設定すると、市販のソングデータを再生したときに、右手/左手パート が最適になるように自動的に選ばれます。通常は、On(オン)にしておきます。 [6 ]/ [7 ] Guide Mode (ガイドモード) ガイド機能に関する設定です。59ページをご覧ください。 ガイド機能や譜面表示機能で、ソング内のどのMIDIチャンネルを左手パート (Left)/右手パート(Right)にするかを設定します。 3 ソング ( ファイル形式の曲 を)再生︑練習︑録音する M I D I 2 Lyrics Language [4 ]/ [5 ] Lyrics Language (リリックスラン ゲッジ) 歌詞画面で使用する言語を選びます。 Auto(オート):ソング内の言語情報に応じて自動で切り替わります。
ガイド機能を使う ガイド機能を使うと、正しい鍵盤を弾くまで伴奏が待ってくれたり、弾くペースに合わせてソングのテンポが変化 したり、自分のペースで練習できます。歌うタイミングに合わせて、ソング再生が待ってくれるなど、ボーカル練 習にも便利です。 1 練習したいソングを選びます。 2 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[E] Menu1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] Song Setting(ソングセッティング) → [ENTER](決定) → TAB[F] Setting → カーソルボタン[] 1 Part Channel/Guide Mode 3 [6 ]/[7 ]ボタンを押して、ガイド機能の種類を選びます。 3 ソング ( ファイル形式の曲 を)再生︑練習︑録音する M I D I ■ 鍵盤演奏用 Follow Lights(フォローライツ) 正しい鍵盤を弾く練習をします。 ソング再生中に、鍵盤を弾くべきタイミングが来たらソング再生が一時停止します。正しい鍵盤を弾けば、ソ ング再生は続行されます。フォローライツ
4 [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押して Song Function Menu 画面を表示させ、[6 ](Guide)ボタンを押してガイド機能をONにします。 5 5 6 4 [2 ]/[3 ](Score)ボタンを押して譜面を表示させます。 SONG CONTROL [F/ K](ソングコントロール プレイ/ポーズ)ボタンを押して、ソングをス タートさせます。 3 手順3で選んだガイド機能で、ソングに合わせて演奏したり歌ったりしましょう。 [J](ストップ)ボタンを押して、ソングをストップします。 ソング ( 7 NOTE ガイド機能の設定は、ソングデータの一部として保存することができます(61ページ)。ガイド機能の設定を保存すると、次に同じ ソングを選んだときにガイド機能が自動的にオンになります。 練習が終わったら、[6 ](Guide)ボタンを押してガイド機能をOffにします。 ファイル形式の曲 を)再生︑練習︑録音する 8 M I D I NOTE ガイド機能をOnのままにしておくと、通常のソング再生時に停止状態になります。 PS
ソングを編集する(ソングクリエーター ) 取扱説明書では、演奏を録音してオリジナルソングを作る方法(リアルタイム録音の方法)を説明しました。ここで は、録音済みのソングを編集する方法を説明します。 ソングのセットアップデータを編集する―Setup画面 Mixer(ミキサー )画面やパネルボタンによる現在の設定を、セットアップデータとしてソングの先頭部に書き込み ます。さまざまな設定をソングデータとして保存することで、ソング再生時に再現できます。 1 編集するソングを選びます。 2 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[F] Menu2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] Song Creator(ソングクリエーター ) → [ENTER](決定) → TAB[E][F] Setup 3 ソング ( 5 ファイル形式の曲 を)再生︑練習︑録音する M I D I 6 3 SONG CONTROL[J](ソングコントロール ストップ)ボタンを押して、ソングポジションを 曲の先頭にします。 ソングの先頭部分に書き込むため、ソングポジ
4 カーソルボタン[][][E][F]と[ENTER](決定)ボタンで、ソングに書き込むセットアップ データを選びます。 ソング再生をスタートしたときに呼び出したい項目(パネル設定)を選びます。これらの項目はソングの先頭に のみ記録されます。(ただしキーボードボイスは除きます。) Voice(ボイス)、 現在のミキサーでの設定値とテンポを録音します。 Volume(ボリューム)、 Pan(パン)、 EQ(パートイコライザー )、 Filter(フィルター )、 Effect(エフェクト)、 Tempo(テンポ) 現在の鍵盤パート(ライト1/2、レフト)のボイス設定、鍵盤パートのオン/オフなどのパネル 設定をキーボードボイスとして録音します。録音されるパネル設定は、ワンタッチセッティ ングで記憶される項目と同じです。この設定項目のみ、ソングの途中に録音できます。 Lyrics Setting (リリックスセッティング) Lyrics(歌詞)画面での設定を録音します。 Score Setting (スコアセッティング) Score(譜面)画面での設定を録音します。 Guide Setting (ガ
3 Rec Start (録音スタート =パンチイン) [4 ]〜 [6 ] Rec End (録音ストップ =パンチアウト) [7 ] Pedal Punch In/ Out (ペダルパンチイン/ アウト) ソング ( [1 ]〜 [3 ] M I D I [1 ]/[2 ]ボタンで再録音スタートの方法を選びます。 Normal(ノーマル):SONG CONTROL[F/ K](ソングコントロール プレイ/ポー ズ)ボタンを押したとき、または、シンクロ待機状態で鍵盤を弾いたときに、録 音を開始します。 First Key On(ファースト キーオン):最初に鍵盤を弾いたときに、録音を開始し ます。ソング再生スタート後、最初に鍵盤を弾くまでは元のデータが再生され、 鍵盤を弾いたタイミング以降が上書きを録音されます。 Punch In At(パンチイン アット):[3 ]ボタンで設定した小節番号(パンチイン 小節)から録音を開始します。パンチイン小節の先頭までは元のデータが再生さ れ、それ以降が上書き録音されます。 [1 ]/[2 ]ボタンで再録音ストッ
パンチイン/アウトの設定による再録音の例 パンチイン/アウトの設定の組み合わせによって、さまざまな方法で再録音できます。下記にいくつかの実例を 挙げますので参考にしてください。 Rec Startの方法 Rec Endの方法 Normal Replace All Normal Punch Out Normal Punch Out At=006 First Key On Replace All First Key On Punch Out First Key On Punch Out At=006 Punch In At=003 Punch Out 1 2 4 5 スタート(上書き開始) *1 1 2 1 3 2 4 5 1 2 3 4 5 1 2 1 1 2 2 2 3 4 Deleted 6 7 3 4 3 4 3 4 3 4 3 4 6 5 8 7 8 Deleted 録音ストップ *2 5 6 7 8 上書きストップ/元データ再生 5 6 7 3 8 録音ストップ *2 5 D
4 [1 ]〜[7 ]ボタンでデータを編集します。 編集できる項目の詳細は、下記をご覧ください。 5 [ENTER](決定)ボタンを押して、編集内容を実行します。 編集内容の実行が完了すると、画面上の表示が「実行→[ENTER]」から「戻す→[ENTER]」に変わります。 編集したデータを元に戻したい場合は、もう一度[ENTER]ボタンを押します。元に戻せるのは、1つ前の操作 だけです。 6 [8 ](Save)ボタンを押して、編集したソングを保存します。 保存の手順については、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 注記 保存せずにソングを切り替えたり電源を切ったりすると、録音したデータは失われます。ご注意ください。 Quantize(クオンタイズ) チャンネル内の音符の鳴るタイミングを設定します。たとえば、下図のような4拍子のフレーズを録音したと します。演奏しているときは、正確に弾いているつもりでも、タイミングが微妙に遅れたり早かったりする場 合もあります。クオンタイズはそういった微妙な「ずれ」を補正してデータを書き直す機能です。 3 ソング ( ファイル形式の曲 を)再生︑
Delete(デリート=削除) ソングデータのうち、特定のチャンネルデータを削除します。カーソルボタン[][][E][F]で削除したい チャンネルを選び、[6 ]/[7 ]ボタンを押してチェックマークを付けます([6 ]/[7 ]ボタンでチェックを 外すこともできます)。[ENTER](決定)ボタンを押すと、削除が実行されます。 NOTE [1 ]/[2 ](All Channels Delete)ボタンを押すと、全チャンネルにチェックマークを付けたり、外したりできます。 Mix(ミックス) ソングデータの異なる2つのチャンネルデータを、1つのチャンネルデータとしてミックスします。また、ある チャンネルのデータを別のチャンネルにコピーすることもできます。 [2 ]/ [3 ] Source1 (ソース1) ミックスする元となるチャンネルを1〜16の中から選びます。ここで指定した チャンネル内のデータは、すべてミックスの対象となります。 [4 ]/ [5 ] Source2 (ソース2) ミックスする元となるチャンネルを1〜16の中から選びます。ここで指定した チ
4 オーディオファイルを再生/録音する (USBオーディオプレーヤー ) この機能の説明は、取扱説明書に記載されています。取扱説明書4章をご覧ください。 4 オーディオファイルを再生 録\音する ︵USBオーディオプレーヤー︶ 66 PSR-SX600 リファレンスマニュアル
5 マイクを接続して弾き語りをする この章の内容 マイクに関する設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • Vocal(ボーカル)ページで設定できる項目. . . . . . . . . . . . . . • Talk(トーク)ページで設定できる項目. . . . . . . . . . . . . . . . . • マイク入力に個別のエフェクト(インサーション)をかける. . ........... ............ ............ ............ .......... ........... ........... ........... . . . . . . . . . . . . .67 . . . . . . . . . .68 . . . . . . . . . .69 . . . . . . . . . .70 マイク設定を保存する/呼び出す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
4 選んだ項目の真下にある[2 ]〜[7 ]ボタンを使って、値を調節します。 5 設定を保存します。 保存の手順については、71ページ「マイク設定を保存する/呼び出す」をご覧ください。 注記 設定後は、71ページ「マイク設定を保存する/呼び出す」に従って、設定を保存してください。ここでの設定は、保存せずに電源を切ると失 われますのでご注意ください。 Vocal(ボーカル)ページで設定できる項目 1 3 2 1 3Band EQ (3バンドイコライザー ) 5 マイクを接続して弾き語りをする 2 Noise Gate (ノイズゲート) 3 Compressor (コンプレッサー ) マイク入力音声を3つの周波数帯域(バンド)に分けて、各帯域のレベル(ゲイン)を上げ/下げ (ブースト/カット)することでサウンドを補正します。このような機能をイコライザー (EQ)とい います。この楽器では、マイク入力音声の音質補正のために3バンド(Low、Mid、High)のデジ タルイコライザーを搭載しています。 Hz(ヘルツ) 対応するバンドの中心周波数を調節します。 dB(デシベル) 対
Talk(トーク)ページで設定できる項目 マイクを使って話すときのための設定です。歌うための設定ではありません。トークページの設定項目は、下記 トークミキシングを除いて、ボーカルページの1〜3と同じです。ただし、トークページの設定はボーカルページ の設定とは別に設定できます。 4 4 Talk Mixing (トークミキシング) 歌と歌の合間に司会をするなど、トークのための設定を行ないます。 マイク入力音声以外の、本体音量(鍵盤演奏音、スタイル/ソング再生 音など)を下げる量を決めます。これにより、マイク入力音声と本体が 鳴らす音との音量バランスをとります。 Pan (パン) この楽器から出力される、マイク入力音声のパン(ステレオ定位)を調節 します。 Reverb Depth (リバーブデプス) マイク入力音声にかけるリバーブの深さ(かかり具合)を設定します。 Chorus Depth (コーラスデプス) マイク入力音声にかけるコーラスの深さ(かかり具合)を設定します。 Volume (ボリューム) この楽器から出力される、マイク入力音声のボリュームを調節します。 5 マイクを接続し
マイク入力に個別のエフェクト(インサーション)をかける この楽器には、エコー、ディレイ、ディストーションなどの高品位なエフェクトがかけられるデジタルシグナルプ ロセッサー (DSP)が内蔵されています。このDSPエフェクトは特定のパートだけにかけることもできます。例え ばマイクに入力された歌声(ボーカルパート)だけにディレイをかけて個別の響きをもたせた後に、全パート共通の リバーブやコーラスをかけて一体感を演出するなど、多彩な効果を与えることができます。このページではボーカ ルパートだけに個別のエフェクトをかける方法を紹介します。 1 設定画面を表示させます。 [MIC SETTING](マイク設定) → TAB(タブ)[E] Mixer NOTE マイクの接続方法については取扱説明書5章をご覧ください。 2 [8 ](DSP)ボタンを押して、エフェクトタイプ選択画面を表示させます。 5 2 マイクを接続して弾き語りをする 3 3 4 5 [1 ]/[2 ](Block)ボタンで、エフェクトブロックを選びます。 リバーブやコーラス以外のDSPエフェクトをボーカルパートだけに
マイク設定を保存する/呼び出す この楽器では、ボーカル用とトーク用の設定をまとめて1つのマイク設定として扱い、ユーザーメモリーに60個ま で保存できます。 マイク設定を保存する 1 設定画面を表示させます。 [MIC SETTING](マイク設定) → TAB(タブ)[F] Setting → [8 ](Select&Save) NOTE あとで呼び出しやすいように、設定に合った名前を付けておくことをおすすめします。文字入力の詳細は取扱説明書の「基本操作」 をご覧ください。 2 1 2 5 [6 ](保存)ボタンを押して、保存します。 マイクを接続して弾き語りをする ここではUserドライブにしか保存できません。USBに保存したい場合は、112ページのSetup Files(セット アップファイル)で保存します。 マイク設定を呼び出す 1 設定画面を表示させます。 [MIC SETTING](マイク設定) → TAB(タブ)[F] Setting → [8 ](Select&Save) 2 1 2 カーソルボタン[][][E][F]で呼び出したいファイルを選び、[
6 マルチパッドを使う この章の内容 マルチパッドを制作する(マルチパッドクリエーター ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .72 マルチパッドを編集する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6 7 [3 ]/[4 ](Rec Start)ボタンを押して、手順4で選んだマルチパッドの録音待機状態 にします。 鍵盤を弾いて、録音をスタートします。 適切なテンポで録音するには、[METRONOME](メトロノーム)ボタンを押して、メトロノームをスタートさ せます。 録音するフレーズの前に無音の部分を入れたい場合は、STYLE CONTROL [START/STOP](スタイルコント ロール スタート/ストップ)ボタンを押して、スタイルのリズムパートの再生をスタートさせます。再生と同時 に録音がスタートしますが、リズムパートは録音されません。 コードマッチフレーズにおすすめの音 コードマッチフレーズ(弾いたコードに合わせてピッチが変わるマルチパッドのフレーズ)を作りたい場合は、 下記のイラストのように、CM7の本来のコードノート(C、E、G、B)+使用推奨ノート(D、A)の音を使って フレーズを作ります。これらの音を使えば、左手鍵域でどのようなコードを弾いても、きれいな響きになりま す。 C R C 8 C R C C = 本来のコードノート R = 使用推奨ノート 録音をストップし
13 [EXIT](戻る)ボタンを押して、リピート設定/コードマッチ設定画面を閉じます。 14 [7 ](Name)ボタンを押して、録音したマルチパッドに名前を付けます。 15 ほかのマルチパッドを録音したい場合は、手順4〜14をくり返します。 16 [8 ](Save)ボタンを押して4つのマルチパッドを1つのバンクとして保存します。 保存の手順については、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 注記 録音したマルチパッドを保存せずに電源を切ると、録音したデータは失われます。ご注意ください。 6 マルチパッドを使う 74 PSR-SX600 リファレンスマニュアル
マルチパッドを編集する マルチパッドの名前を変更したり、コピーしたり、削除したりできます。ここでは、各マルチパッドの管理につい て説明します。マルチパッドバンク(4つのマルチパッドを1セットにしたもの)のファイル管理のしかたについて は、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 1 2 3 4 編集するマルチパッドバンクを選びます。 1-1 MULTI PAD CONRTOL [SELECT](マルチパッドコントロール 選択)ボタンを押して、マルチ パッドバンク選択画面を表示させます。 1-2 TAB(タブ)[E][F]ボタンを押して、編集するマルチパッドバンクが入っているタブを「Preset (プリセット)」、「ユーザー」、「USB」(USBフラッシュメモリーを接続しているときのみ)から選び ます。 1-3 カーソルボタン[][][E][F]を押してマルチパッドバンクを選び、[ENTER](決定)ボタンを押 します。 Menu1(メニュー 1)の[7 ](編集)ボタンを押して、Multi Pad Edit画面を表示させます。 カーソルボタン[][][E][F]を押して編集するマ
7 パネル設定を登録する/呼び出す (レジストレーションメモリー /プレイリスト) この章の内容 レジストレーションメモリーを編集(削除/名前の変更)する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .76 登録した設定のうち呼び出したくない項目を指定する(フリーズ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .77 指定した順番でレジストレーションメモリーを呼び出す (レジストレーションシーケンス) . . . • レジストレーションメモリーを呼び出す順番を決める . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • レジストレーションシーケンスを保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • レジストレーションシーケンス機能を使う . . . . . . . . . .
登録した設定のうち呼び出したくない項目を指定する(フリーズ) レジストレーションメモリーにはさまざまな設定を登録できますが、演奏の場面によって呼び出したくない設定が あるかもしれません。たとえば、同じスタイルを鳴らしたまま、ボイスやエフェクト関連の設定だけを切り替えた いときなどです。このような場合に、フリーズ機能を使えば、レジストレーションメモリーのボタンを押しても、 スタイル関連の設定は呼び出さず現状のまま固定(フリーズ)できます。 1 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[E] Menu1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] Regist Sequence/Freeze(レジストシーケンス/フリーズ) → [ENTER](決定) → TAB[F] Freeze(フリーズ) 2 [FREEZE](フリーズ)ボタンを押したときに呼び出したくない項目を選びます。 カーソルボタン[][][E][F]で項目を選び、[ENTER](決定)ボタンで呼び出したくない項目にチェックマー クを付けます。チェックマークを外すときは[ENTER](決定)ボ
指定した順番でレジストレーションメモリーを呼び出す (レジストレーションシーケンス) ライブやコンサートなど人前で演奏する場合にレジストレーションメモリーを切り替える方法として、8個のパネ ル設定を呼び出す順番をあらかじめ決めておき、演奏時にTAB(タブ)[E][F]ボタンやペダルで呼び出します。 レジストレーションメモリーを呼び出す順番を決める 1 ペダルを使ってレジストレーションメモリーを切り替える場合は、FOOT PEDAL端子にペダ ルを接続します。 接続方法は取扱説明書9章をご覧ください。 2 3 REGIST BANK(レジストバンク)[−][+]ボタンを同時に押してレジストレーションバンク選 択画面を表示させ、レジストレーションシーケンスを設定したいバンクを選びます。 設定画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB [E] Menu1 → カーソルボタン[][][E][F] Regist Sequence/Freeze(レジ ストシーケンス/フレーズ) → [ENTER](決定) → TAB [E] Registration Sequence(レジストレーション
5 パネル設定を呼び出す順番を決めます。 呼び出したいREGISTRATION MEMORY (レジストレーションメモリー )[1]〜[8]ボタンを押してから、[4 ](Insert)ボタンを押して、レジストレーションメモリー番号を入力します。カーソル(入力位置)は、カーソ ルボタン[E][F]で移動できます。 レジストレーションメモリー番号が、 呼び出される順に表示されます。 7 6 5 6 [3 ] Replace (リプレース) カーソル位置の番号を、現在パネルで選ばれているレジストレーションメモリー 番号に置き換えます。 [4 ] Insert (インサート) カーソル位置に、現在パネルで選ばれているレジストレーションメモリー番号を 挿入します。 [5 ] Delete (デリート) カーソル位置の番号を削除します。 [6 ]/[7 ](Sequence End)ボタンをくり返し押して、レジストレーションシーケンス を最後まで進めたときの動作を決めます。 • Stop .....................
レジストレーションシーケンスを保存する レジストレーションシーケンス(レジストレーションを呼び出す順番)とレジストレーションを最後まで進めたとき の動作(Sequence End)の設定はバンクの一部です。レジストレーションシーケンスを保存したい場合は、バンク を保存します。 1 2 REGIST BANK(レジストバンク)[−][+]ボタンを同時に押して、レジストレーションバンク 選択画面を表示させます。 [8 ](ファイル)ボタンを押して、バンクを保存します。 保存のしかたについては、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 レジストレーションシーケンス機能を使う 1 レジストレーションバンクを選びます。 2 メイン画面左上に、レジストレーションシーケンスが表示されていることを確認します。 3 TAB(タブ)[E][F]ボタンを押すか、ペダルを踏んで、初めに呼び出すレジストレーションメ モリーの番号を選びます。 選んだ番号がハイライト表示されます。 4 演奏中に、TAB[E][F]ボタンかペダルでレジストレーションメモリーを切り替えます。 レジストレーションシーケンスの番号が何も選
レジストレーションメモリーのサンプルを活用する(プリセットレジスト) この楽器には、レジストレーションメモリーを一から設定しなくとも、読み込むだけで活用できる典型的なサンプ ル(プリセットレジスト)を用意しています。それぞれのユースケースに合わせてお使いください。 1 2 REGIST BANK(レジストバンク)[−]/[+]ボタンを同時に押して、バンク選択画面を表示させ ます。 TAB[E](プリセット)の画面から、カーソルボタン[][][E][F]と[ENTER](決定)ボタンで プリセットレジストのバンクを選びます。 ■ プリセットレジスト Unison & Accent メモリー 1 ユニゾン機能をAll Partsタイプで使用するときに適した設定です。アクセ ント機能もあらかじめ有効になっています。フィンガリングタイプはAI Fingeredです。 メモリー 2 ユニゾン機能をSplitタイプで使用するときに適した設定です。アクセント 機能もあらかじめ有効になっています。フィンガリングタイプはAI Fingeredです。 メモリー 3 ユニゾン機能をAuto Splitタイプで使
プレイリストを活用する 検索機能を使ってレコードを追加する 1 [PLAYLIST](プレイリスト)ボタンを押して、プレイリスト画面を表示させます。 2 2 [2 ](Search)ボタンを押して、検索画面を開きます。 2-1 カーソルボタン[][]で、Bank NameまたはTagのいずれかを検索対象として選び、 [ENTER](決定)ボタンを押します。 NOTE Tag(タグ)は、キーワードやジャンルなど、検索の目印となる情報です。レジストレーションメモリーに付けてある場合、 検索時に目的のファイルが見つけやすくなります。 7 パネル設定を登録する 呼\び出す レ(ジストレーションメモリー プ\レイリスト ) 2-2 検索したい名前を入力し、[8 ](OK)ボタンを押します。 文字入力の詳細は取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 2-3 [7 ]/[8 ](Search)ボタンで検索を開始します。 検索内容を消去する場合に[3 ]/[4 ](Clear)ボタンを押します。 レジストレーションバンクの検索情報を更新するには、[1 ]/[2 ](U
レコードの順番を並べ替える 1 [PLAYLIST](プレイリスト)ボタンを押して、プレイリスト画面を表示させます。 3 2 表示されたレコードの中から、カーソルボタン[][]で移動したいレコードを選びます。 3 手順2で選んだレコードを、[6 ]/[7 ](Move)ボタンで移動させます。 他のレコードを移動させたいときは、上記2から3をくり返します。 4 [8 ](Option)ボタン → ポップアップ画面[7 ](Select&Save)ボタンを順に押して、 編集したプレイリストを保存します。 保存の方法については、取扱説明書7章「プレイリストにレコード(バンクファイルへのリンク)を追加する」 手順5-2以降をご参照ください。 ミュージックファインダーのレコードをプレイリストに取り込む ミュージックファインダー機能があるモデル(PSR-S670など)で作られたミュージックファインダーのレコード (.
3 4 5 [8 ](Option)ボタン → ポップアップ画面[7 ](Select&Save)ボタンを順に押して、 プレイリスト選択画面を表示させます。 カーソルボタン[][][E][F]でミュージックファインダーのファイルを選び、[ENTER](決 定)ボタンを押します。 確認のメッセージが表示されたら、[7 ](OK)ボタンを押して、取り込みを開始します。 取り込んだミュージックファインダーのレコードは、レジストレーションメモリーのバンクファイルに変換さ れ、本体のユーザーメモリーに、元のミュージックファインダーのファイル名と同名のフォルダーに保存され ます。また、同時に、変換後のプレイリストファイルが、USBフラッシュメモリーに同名で保存されます。 ミュージックファインダーの設定はレジストレーションメモリー [1]に登録されます。 注記 ユーザーメモリーに、ミュージックファインダーのファイルと同名のフォルダーがある場合は、ミュージックファインダーのレコードを取り 込むと、そのフォルダー内にある同名のレジストレーションバンクファイルは、上書きされて失われます。大切なデータを失わな
8 音量バランスや音色などを調整する(ミキサー ) この章の内容 各パートの音量/パン/ボイスの設定(Volume/Pan画面) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .85 フィルターの設定(Filter画面) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .86 エフェクトの設定(Effect画面) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • 各パートのエフェクトのかかり具合を調節する . . . . . . . . . . • ブロック別にエフェクトタイプを選ぶ. . . . . . . . . . . . . . . . . • オリジナルのエフェクトタイプを作る. . . . . . . . . . . . . . . . . ........... ............ ............
ボイス、ファイルなど 各チャンネル(パート)のボイスやファイルを変更します。[1 ]〜[8 ]ボタン、または [+/YES][−/NO]ボタンを押すと、そのチャンネル(パート)のボイスまたはファイルの選択 画面が開きます。ボイスまたはファイルを選んだら、[EXIT](戻る)ボタンを押してミキサー画 面に戻ります。 NOTE GMソングが選ばれている場合、チャンネル10(Song9-16画面)には、ドラムキットのボイスし か選べないことがあります。 NOTE スタイルやソングのチャンネルでは、打楽器のボイス(ドラムキットなど)を呼び出すと、その チャンネルの設定が、ここで選んだボイスのものに変わります。その場合、もとのボイスに戻し てももとの設定には戻りません。もとのボイスの設定に戻すには、設定を保存する前に、同じス タイルまたはソングを選び直します。 Panpot (パンポット) 各チャンネル(パート)のパン(ステレオ定位)を調整します。 Volume (ボリューム) チャンネル(パート)間の音量バランスを調整します。 フィルターの設定(Filter画面) 8 音量バランスや音色などを
エフェクトの設定(Effect画面) この楽器に搭載されているエフェクトは、7つのエフェクトブロック(リバーブ/コーラス/DSP1〜5)で構成され ています。 ■ Reverb(リバーブ)、Chorus(コーラス) 楽器全体に一律にかかるエフェクトで、選べるエフェクトタイプは1つのみです。パートごとにそのかかり具合を 調整できます。 ■ DSP1 89ページ「オリジナルのエフェクトタイプを作る」の手順2で、 「Connection」を「System」に設定すると、 ソングとスタイルの全チャンネル一律にDSP1エフェクトがかかります。「Insertion」に設定すると、ソングとス タイルの特定チャンネルにだけDSP1エフェクトがかかります。 ■ DSP2〜5 特定のパート/チャンネル(マルチパッド以外)だけにかかるエフェクトです。パートまたはチャンネルごとに異なる エフェクトタイプを選べます。 各パートのエフェクトのかかり具合を調節する 8 PSR-SX600 リファレンスマニュアル 音量バランスや音色などを調整する ︵ミキサー︶ カーソルボタン[][][E][F]でカーソルを移動させ、[1
ブロック別にエフェクトタイプを選ぶ 1 2 3 8 カーソルボタン[][][E][F]でエフェクトタイプを変更したい項目を選んでから[ENTER] (決定)ボタンを押して、エフェクトタイプ選択画面を表示させます。 [1 ]/[2 ]ボタンで、エフェクトブロックを選びます。 エフェクトブロック 対象パート エフェクトの特徴 Reverb (リバーブ) 全パート 音に残響を与えて、コンサートホールやライブハウスで演奏している ような臨場感を得ることができます。 Chorus (コーラス) 全パート 複数の同じ音が同時に鳴っているような厚みを得ることができます。 また、リバーブやディレイなど、コーラス以外のエフェクトタイプを 選ぶこともできます。 DSP1 スタイルパート ソングチャンネル1〜16 リバーブやコーラスのほか、ディストーションなどのさまざまなエ フェクトタイプが用意されています。 DSP2〜4 ライト1(Right1)、ライ ト2(Right2)、レフト (Left)、ソングチャンネ ル1〜16 DSP5 ライト1(Right1)、ライ ト2(Ri
オリジナルのエフェクトタイプを作る 1 Type Select画面で[8 ](Detail)ボタンを押して、エフェクトパラメーター編集画面を表 示させます。 2 [2 ]〜[4 ]ボタンで設定項目を選び、[5 ]/[6 ]ボタンで値を調節します。 エフェクトブロックがリバーブ、コーラス、DSP1の場合は[7 ](Effect Return Level)ボタンでエフェク トリターンレベル(エフェクトのかかる量)を調節できます。 3 [8 ](Save)ボタンを押して、エフェクトタイプ保存画面を表示させます。 8 音量バランスや音色などを調整する ︵ミキサー︶ 4 4 [2 ]〜[5 ]ボタンで、保存先を選びます。 必要に応じて、[6 ](Rename)ボタンを押して、名前を変更します。名前を入力したら、[8 ](OK)ボタ ンを押します。 5 6 [8 ](OK)ボタンを押して、保存します。 [EXIT](戻る)ボタンを押して、前の画面に戻ります。 ここで保存したエフェクトタイプは、対応するエフェクトブロックの「User」(ユーザー )カテゴリ
イコライザーの設定(EQ、Master EQ画面) イコライザー (EQ)とは、音をいくつかの周波数帯域(バンド)に分けて、各帯域のレベル(ゲイン)を上げ/下げする ことで、サウンドを補正する機能です。ミキサー画面最上段にあるタブのうち、EQを選んだ場合はパート別のEQ 調節が、Master EQを選んだ場合は楽器全体のサウンドに対するEQ調節ができます。 パートイコライザーの設定(EQ画面) この楽器には、鍵盤パート(3パート)、スタイル(8パート)、ソング(16パート)の全27パートに個別に設定できる 2バンドデジタルイコライザーが搭載されています。 カーソルボタン[][][E][F]で設定したい項目へカーソルを移動させ、[1 ]〜[8 ]ボタン、[+/YES] [−/NO]ボタン、またはデータダイアルを使って設定を変更します。 High 各パートの高周波数帯域の信号レベルをブースト(増やす)/カット(減らす)します。 Low 各パートの低周波数帯域の信号レベルをブースト(増やす)/カット(減らす)します。 8 音量バランスや音色などを調整する ︵ミキサー︶ 90 PSR-SX
マスターイコライザーの設定(Master EQ画面) この楽器には、5バンドデジタルイコライザーが搭載されており、楽器全体のサウンドを変化させることができま す。内蔵の5つのタイプから選べるだけでなく、イコライザーの周波数帯域およびゲインを調節して、ユーザーマ スター EQとして保存できます。 NOTE マスター EQは、オーディオファイルの再生やメトロノーム音には効果がありません。 ゲイン 帯域の幅(Q) 0 帯域の 中心周波数 5つの帯域→ (初期設定) 1 80Hz EQ1 500Hz EQ2 1.0kHz EQ3 4.0kHz EQ4 8.
マスター EQタイプ • Flat:フラットなEQ設定です。各周波数のゲインは0dBに設定されます。 • Powerful:迫力のあるEQ設定です。音の全域を強調しているので、パーティーシーンを盛り上げます。 • Mellow:柔らかで聴き心地の良いEQ設定です。高音を少し抑えているので、優しい音色を堪能できます。 • Bright:高い周波数帯を強調したEQ設定です。明瞭な音になります。 • With Subwoofer:低い周波数帯をカットしたEQ設定です。KS-SW100(別売)などのサブウーファーをつ ないで鳴らす場合に最適です。 • User1〜30:手順5で保存できるオリジナルのEQ設定です。 3 カーソルボタン[][][E][F]でGain列にカーソルを移動させ、ゲインを調節します。 [2 ]〜[6 ]ボタン、[+/YES][−/NO]ボタン、またはデータダイアルで各帯域のゲインを調節します。 [7 ](Total Gain Adjust)ボタンを使うと、すべての帯域のゲインを同時に調節できます。 4 必要に応じて各帯域の幅(Q)と中心周波数(Frequency)を調節し
3 [1 ]〜[4 ]ボタンを押してマスターコンプレッサータイプを選び、[ENTER](決定)ボ タンを押します。 マスターコンプレッサータイプ • Natural:程よく音を整えるセッティングです。 • Rich:ジャズやアコースティック楽器に適した、楽器のキャラクターを引き出すセッティングです。 • Punchy:ロックに適した、音の輪郭を強調するセッティングです。 • Electronic:ダンスミュージックに適したセッティングです。 • Loud:ロックやゴスペルなどのエネルギッシュな音楽に適した、迫力のある音にするセッティングです。 • User1〜30:手順5で保存できるオリジナルのマスターコンプレッサー設定です。 4 5 マスターコンプレッサーを編集します。 [3 ] Compression (コンプレッション) コンプレッサーがかかる最低レベルを設定します。この設定値より大きい音に対し て、コンプレッサーが働きます。 [4 ] Texture (テクスチャー ) コンプレッサーが効果する割合を調整します。 [5 ]/ [6 ] Output (ア
ブロックダイアグラム 8 音量バランスや音色などを調整する ︵ミキサー︶ 94 PSR-SX600 リファレンスマニュアル
9 他の機器と接続して演奏する この章の内容 ペダル(フットスイッチ/フットコントローラー )に機能を割り当てる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .95 MIDIに関する設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • MIDIシステムに関する設定(System:システム) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • MIDI送信に関する設定(Transmit:トランスミット) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • MIDI受信に関する設定(Receive:レシーブ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
4 [2 ]〜[8 ]ボタンで、ペダルに割り当てる機能の詳細設定(対象パートの設定など)を 行ないます。 設定できる項目は手順3で選んだ機能によってことなります。 5 必要に応じてTAB[F] Setting画面からカーソルボタン[]で「4 Pedal Polarity」を選び、 ペダルの極性を設定します。 接続するペダルによっては、オンとオフの動作が異なること(踏んでいないときにサステインがかかるなど通常 の効果と逆の動作をする例)があります。その場合、極性を逆にします。[3 ]/[4 ]ボタンでFOOT PEDAL [1]の、[5 ]/[6 ]ボタンでFOOT PEDAL [2]の設定をします。 ■ ペダルでコントロールできる機能 (*)印の機能については、フットコントローラーをご使用ください。フットスイッチでのご使用は不適です。 Sustain (サステイン) ペダルを踏むと、鍵盤から指を離しても音を長く響かせる効果(サステイン)をかけられま す。ペダルをゆるめると、サステインがかかった音は止まります。鍵盤パートごとにオ ン/オフを設定できます。 Volume* (
Portamento (ポルタメント) ペダルを踏むと、ポルタメント効果(ある音から次の音へ移る際、スムーズにピッチが変 化する効果)が、かかります。ポルタメント効果は、音符をレガートに演奏したとき(1つ の音符を弾いたまま次の音符を弾いたときに)かかります。鍵盤パートごとにオン/オフ を設定できます。ポルタメントタイムは、Voice Set画面(14ページ)で設定できます。 NOTE すべてのオルガンフルートボイスと一部のスーパーアーティキュレーションボイスに対し ては、効果がかかりません。 Pitch Bend Up* (ピッチベンドアップ) ペダルを踏んだときに、ピッチ(音の高さ)を上げたり下げたりします。鍵盤パートごとに オン/オフを設定できます。 Pitch Bend Down* (ピッチベンドダウン) Up/Down:ピッチを上げる(Pitch Bend Up)、下げる(Pitch Bend Down)を設定しま す。 Range(レンジ):ペダルを踏んだときのピッチ変化の幅を半音単位で設定します。 Modulation* (モジュレーション) ペダルを踏みこむことで、音に変調をかけ
Half Bar Fill In (半小節フィルイン) ペダルを踏んでいる間、「半小節フィルイン」がオンになり、再生中のスタイルのセク ションの初めでセクションを切り替えると、自動的にフィルインが入り次のセクション が途中から始まります。 Fade In/Out (フェードイン/アウト) [FADE IN/OUT](フェードイン/アウト)ボタンと同じです。 Fing/On Bass (フィンガード/フィンガード オンベース) フィンガリングタイプ(23ページ)のフィンガードとフィンガードオンベースを交互に切 り替えます。 Bass Hold (ベースホールド) ペダルを踏んでいる間は、スタイル再生中にどのコードを指定してもベース音は変わり ません。フィンガリングタイプ(23ページ)がAIフルキーボードのときは機能しません。 One Touch Setting +/− (ワンタッチセッティング プラス/マイナス) 次/前のOTS(ワンタッチセッティング)を呼び出します。 Song Play/Pause (ソング プレイ/ポーズ) SONG CONTROL(ソングコントロール)[F/ K]ボ
MIDIに関する設定 MIDI情報のやりとりについて設定の説明をします。この楽器では、使用場面に応じた標準的なMIDI設定がプリ セットMIDIテンプレートとして10個用意されています。またそれらをもとにご自身で編集したMIDI設定を、独自 のMIDI設定としてユーザーメモリーに10個まで保存できます。 NOTE ユーザーメモリーに保存したMIDI設定ファイルをまとめてUSBフラッシュメモリーに保存できます。(112ページ) 1 MIDIテンプレート選択画面を表示させます。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[F] Menu2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] MIDI → [ENTER](決定) 3 2 「プリセット」タブから、内蔵のMIDIテンプレート(100ページ)を選びます。 作成済みのオリジナルのMIDI設定がある場合は、「ユーザー」タブで選ぶこともできます。 3 4 MIDIテンプレートを編集する場合は、[8 ](編集)ボタンを押して、MIDI設定画面を表示させ ます。 TAB [E][F]ボタンで画面を切り替えて各種設定を行ないます。 • S
6 TAB(タブ)[F]ボタンを押して「ユーザー」タブを選び、[6 ](保存)ボタンを押して、設定 した内容を保存します。 ■ 内蔵テンプレートの説明 All Parts (オールパーツ) 鍵盤演奏パート(RIGHT1/2、LEFT)を含むすべてのパートの演奏情報を、外部に対して MIDI送信する設定です(ソングパートは含まれません)。 KBD & STYLE (キーボード&スタイル) 基本的にはAll Parts(オールパーツ)と同じです。右手鍵域での演奏情報(ノーイベント)を RIGHT1/2パートではなくUPPER(アッパー )パートとして、左手鍵域での演奏情報 (ノーイベント)をLEFTパートではなくLOWER(ロワー )パートとして、外部に対して MIDI送信する設定です。 Master KBD (マスターキーボード) マスターキーボードとは、外部MIDI機器をコントロールすることを想定して設計された MIDIキーボードのことです。ここでのMIDI設定は、この楽器をマスターキーボードとし て使えるようになっています。 Song (ソング) すべての送信チャンネルがソング上のMIDI
MIDIシステムに関する設定(System:システム) ここでの説明は、99ページの手順4でSystem(システム)画面で呼び出した場合に該当します。 カーソルボタン[][]で設定項目を選び、[1 ]〜[8 ]ボタンでオン/オフなどを設定します。 1 Local Control(ローカルコントロール) ローカルコントロールのオン/オフをパートごとに設定します。 この楽器は、鍵盤演奏やソング/スタイル再生情報がMIDIイベントとして内蔵の音源に送られ、音が鳴るしくみ です。この状態をローカルコントロールオン(On)といい、鍵盤部やソング/スタイル再生部と音源部はMIDI接 続されています。ローカルコントロールをオフ(Off)にすると、これらが切り離され、鍵盤を弾いたりソング/ス タイル再生させても、楽器からは音が出なくなります。たとえば、演奏情報を外部MIDI音源で鳴らしたり、外 部シーケンサーで演奏/録音したりしたいときにオフ(Off)にします。 2 クロック設定など ■ Clock(クロック) ソング/スタイル再生を、内部クロック(Internal)でコントロールするか、外部MIDI機器から受
MIDI送信に関する設定(Transmit:トランスミット) ここでの説明は、99ページの手順4でTransmit(トランスミット)画面を呼び出した場合に該当します。 サウンドを構成する各パートを、どのチャンネルでMIDI送信するか設定します。 MIDIメッセージが送信されたとき、該当するMIDI チャンネル(1〜16)に対応したランプが短く点滅 します。 NOTE 「WLAN」と表示されている場合は、[USB TO DEVICE]に接続したUSB無線LANアダプター 経由でMIDIメッセージを送信できます。無線 LANアダプターを接続していても「WLAN」が 表示されない場合は、楽器を再起動してくださ い。 1 1 2 3 [1 ]/[2 ](Part)ボタンでMIDI送信するパートを選びます。 [1 ]ボタンでは、パートの種類(鍵盤パート、マルチパッド、スタイルなど)ごとに、スキップして選べま す。[2 ]ボタンでは、各パートを順に選べます。次の2パートを除いて、ミキサー画面やChannel On/Off チャンネルオン/オフ)画面に表示されるパートと同じです。 Upper(ア
MIDI受信に関する設定(Receive:レシーブ) ここでの説明は、99ページの手順4でReceive(レシーブ)画面を呼び出した場合に該当します。受信したMIDI メッセージをパートに割り当てて音源処理するのかをチャンネル別に設定します。 MIDIメッセージを受信したとき、該当するMIDI チャンネル(1〜16)に対応したランプが短く点滅 します。 NOTE 「WLAN」と表示されている場合は、[USB TO DEVICE]に接続したUSB無線LANアダ プター経由でMIDIメッセージを受信できま す。無線LANアダプターを接続していても 「WLAN」が表示されない場合は、楽器を再起 動してください。 1 1 2 3 [1 ]/[2 ](Channel)ボタンでMIDI受信設定したいチャンネルを選びます。 [1 ]ボタンでは、PORTごとにスキップして選べます。[2 ]ボタンでは、各チャンネルを順に選べま す。USB接続の場合、全部で32チャンネル(16チャンネル×2ポート)のMIDIメッセージを受信できます。 2 [3 ](Part)ボタンで、チャンネルのMIDIメッ
スタイル再生用コードのベース音の指定(On Bass Note:オンベースノート) ここでの説明は、99ページの手順4でOn Bass Note(オンベースノート)画面を呼び出した場合に該当します。 この画面では、MIDIで受信したノートデータをもとに、スタイル再生用コードのベース音を決めます。On(オン) に設定されたチャンネルで受信したノートイベントが、スタイル再生用コードのベース音として認識されます。 ベース音は、[ACMP](スタイル オン/オフ)の設定やスプリットポイント設定に関係なく認識されます。複数の チャンネルをオンにした場合、それらのチャンネルがミックスされたノートデータの中からベース音が検出されま す。 1 2 1 カーソルボタン[][]で、チャンネルを選びます。 2 [1 ]〜[8 ]ボタンで、選んだチャンネルのOn(オン)/Off(オフ)を設定します。 [−/NO]と[+/YES]ボタンを同時に押すと、すべてのチャンネルがオフになります。 スタイル再生用コードタイプの指定(Chord Detect:コードディテクト) ここでの説明は、99ページの手順4でCho
スマートデバイスと無線LANで接続する 別売のUSB無線LANアダプターを使えば、スマートデバイスと無線LAN接続できます。基本的な接続のしかたに ついては、ウェブサイト上の「スマートデバイス接続マニュアル」をご覧ください。ここでは、楽器上で必要な操 作についてのみ説明します。 操作を始める前に、USB無線LANアダプターを[USB TO DEVICE]端子に接続し、下記の操作で、無線LAN設定 画面を表示させてください。 [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[F] Menu2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] Wireless LAN (ワイヤレスラン) → [ENTER](決定) 注記 本製品をインターネットに接続する場合は、セキュリティーを保つため必ずルーターなどを経由し接続してください。経由するルーターなどには適 切なパスワードを設定してください。電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、インターネットプロバイダーなど)の通信回線(公衆回線LAN を含む)には直接接続しないでください。 NOTE USB無線LANアダプターが接続されていても「Wireless L
Access Point Mode(アクセスポイントモード) [3 ] Mode (モード) インフラストラクチャーモードに切り替えます。 [4 ] Detail (ディテール) 固定IPアドレスなどの詳細設定を行ないます。設定が終わったら、[7 ]/[8 ](Save)ボタンを押して設定を保存します。 Wireless Network:SSID、セキュリティ方式、パスワード、チャンネルを設定 します。 IP Address:固定IPアドレスなどを設定します。 Others:ホスト名を設定したり、USB無線LANアダプターのマックアドレスなど を表示します。 [5 ]/ [6 ] Initialize (イニシャライズ) 接続情報を初期化して、工場出荷時の設定に戻します。 9 他の機器と接続して演奏する 106 PSR-SX600 リファレンスマニュアル
10 楽器の詳細設定(メニュー ) この章の内容 Utility(ユーティリティー ) . . . . . . . . . . . . . . • Config1(コンフィギュレーション1) . . . . . . • Config2(コンフィギュレーション2) . . . . . . • Parameter Lock(パラメーターロック) . . . . • USB . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......... ........... ........... ........... ........... ........... ............ ............ ............ ............ .......... ........... ........... ........... ........... . . . . . ....... ........ ........ ........ ........
2 外部接続に関する設定 [3 ]/ [4 ] AUX In Noise Gate (AUX Inノイズゲート) [AUX IN]端子からの入力音のノイズ(雑音)を取り除く機能をオン/オフします。 [5 ]/ [6 ] Audio Loopback (オーディオループバッ ク) コンピューターやスマートデバイスからのオーディオ入力音を、楽器での演奏 音と一緒にコンピューターやスマートデバイスに出力する(オン)/しない(オフ) を設定します。詳しくは、取扱説明書9章をご覧ください。 3 FADE IN/OUT(フェードイン/アウト) [FADE IN/OUT](フェードイン/アウト)ボタンを押したときに、スタイルやソングがフェードイン/アウトす るのにかかる時間を設定します。 [2 ]/ [3 ] Fade In Time (フェードインタイム) フェードインで、音量が上がりきるまでの時間(0〜20.0秒)を設定します。 [4 ]/ [5 ] Fade Out Time (フェードアウトタイム) フェードアウトで、音量が下がりきるまでの時間(0〜20.
2 ボイスカテゴリーボタンやポップアップ画面に関する設定 [2 ]/ [3 ] Voice Category Button Options (ボイスカテゴリーボタ ンオプションズ) ボイスカテゴリーボタンを押してボイス選択画面を開いたときの、ボイスの切 り替わりかたを選択します。 [4 ]/ [5 ] Pop-Up Display Time (ポップアップディスプ レイタイム) ポップアップ画面が自動で閉じるまでの時間を設定します。 (ポップアップ画面とは、TEMPO(テンポ)、TRANSPOSE(トランスポーズ)、 UPPER OCTAVE(アッパーオクターブ)ボタンなどを押したときに表示される 画面です。) [6 ]/ [7 ] Live Control Monitor (ライブコントロールモ ニター ) ノブを動かしたとき、現在のノブの状態をポップアップ画面に表示させるかど うかを設定します。 Open & Select(オープンアンドセレクト):ボイスカテゴリーボタンを押す と、ボイス選択画面が開き、そのカテゴリー内の最後に選ばれたボイスが呼 び出されます。
USB [USB TO DEVICE]端子に接続されたUSBフラッシュメモリーに関する設定や操作を行ないます。 NOTE USBフラッシュメモリーを使う前に、必ず取扱説明書9章の「USB機器を接続する」をお読みください。 [1 ]/ [2 ] Drive (ドライブ) USBフラッシュメモリーが接続されている場合「USB1」と表示されます。 [3 ]/ [4 ] Property (プロパティ ―) 接続されているUSBフラッシュメモリーのプロパティー (空き容量など)を表示 します。 NOTE 表示される容量はおおよその目安です。実際と異なる場合があります。 [7 ]/ [8 ] Format (フォーマット) 10 楽器の詳細設定 メ(ニュー ) 110 PSR-SX600 リファレンスマニュアル 選ばれているドライブをフォーマット(初期化)します。詳細は、取扱説明書9章 をご覧ください。
System(システム) 設定画面の表示: [MENU](メニュー ) → TAB(タブ)[F] Menu2(メニュー 2) → System(システム) → [ENTER](決定) → TAB [E] Common(コモン) Common(コモン) [1 ]/ [2 ] Auto Power Off (オートパワーオフ) 楽器の電源を自動的にオフするまでの時間を設定します。DISABLEDを選ぶ と、オートパワーオフ機能が解除された状態で電源がオンになります。 [3 ]/ [4 ] Language (ランゲッジ) 画面に表示するメッセージの言語を選択します。 [5 ]/ [6 ] Owner Name (オーナーネーム) オーナーネーム(所有者名)を入力します。オーナーネームは、楽器の電源を入れ たときに表示されます。文字入力のしかたについては、取扱説明書の「基本操 作」をご覧ください。 [7 ]/ [8 ] Version (バージョン) 楽器のバージョンとハードウェアIDを表示します。 Backup/Restore(バックアップ/リストア)
Setup Files(セットアップファイル) 下記の項目についてはユーザーメモリーやUSBフラッシュメモリーに、設定をひとつのファイルとして保存できま す。必要に応じて、保存した設定を呼び出せます。 10 1 楽器設定を、保存したい状態にします。 2 設定画面を表示させます。 3 [1 ]〜[6 ]ボタンで、設定を保存する画面を表示させます。 [1 ]/ [2 ] System Setup Files (システムセットアップ ファイル) [3 ]/ [4 ] MIDI Setup Files (MIDIセットアップファ イル) [5 ]/ [6 ] User Effect Files (ユーザーエフェクト ファイル) Menu(メニュー )のUtility画面など、さまざまな画面での設定を1つのシステム セットアップファイルとして扱います。どの項目がシステムセットアップに該 当するかは、データリストの「パラメーターリスト」をご覧ください。 「ユーザー」画面に保存したMIDIテンプレートファイル群を含む、さまざまな MIDI設定を、1つのMIDIセット
Reset(リセット) ここで選んだ項目ごとに工場出荷時の状態に戻せます。 2 1 カーソルボタン[][]で、工場出荷時の状態に戻したい項目を選び、[ENTER](決定)ボタン でチェックマークを入れます。 チェックマークを外すには[ENTER](決定)ボタンを押します。 System Setup MIDI Setup User Effect Files & Folders Registration システムセットアップとして扱う設定項目を工場出荷時の状態に戻します。どの設定項目 がシステムセットアップに該当するかは、データリストの「パラメーターチャート」をご 覧ください。 「ユーザー」画面に保存したMIDIテンプレートファイル群を含む、さまざまなMIDI設定 を、工場出荷時の状態に戻します。 下記のデータをまとめて工場出荷時の状態に戻します。 • ユーザーエフェクトタイプ.................................................................................... (89ページ) • ユーザーマイク設定 .......
索引 B あ し Balance (LIVE CONTROL) ..10, 12 アクセスポイントモード ................106 システム(メニュー ) ....................... 111 アラブ音律 .............................................8 純正律 .................................................... 7 C CMP .................................................... 92 アルペジオ .................................... 5, 17 す Config1........................................... 107 い スケールチューン ................................. 7 Config2...........................................
は め パートイコライザー........................... 90 メガボイス .............................................3 ハーモニー .....................................5, 17 メトロノーム..........................................4 バックアップ ................................... 111 メニュー ...........................................107 パネルサステイン .............................. 17 パラメーターロック........................ 109 パン...................................................... 85 パンチイン/アウト録音 (ソングクリエーター ) ................... 61 ひ ピタゴラス調律 ..........