DIGITAL KEYBOARD 取扱説明書 このたびは、ヤマハ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 この楽器に搭載された機能を十分に活かし、演奏をお楽しみいただくため、本書をよくお読みになってからご使 用ください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管していただきますようお願いします。 ご使用の前に必ず4〜7ページの「安全上のご注意」をお読みください。 オートパワーオフ機能 この楽器には、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、オートパワーオフ機能が搭載されています。 オートパワーオフ機能とは、本体が一定時間操作されないと自動的に電源が切れる機能です。詳しくは15ページ をご覧ください。 JA
取扱説明書について この楽器には、以下の説明書が用意されています。 ■冊子マニュアル 取扱説明書(本書) この楽器の基本操作について説明しています。 ■電子マニュアル(PDF形式) リファレンスマニュアル 楽器の詳細な機能と使い方を説明しています。 データリスト ボイス、スタイル、エフェクトなどのリストやMIDI関連情報を掲載しています。 iPhone/iPad接続マニュアル この楽器をiPhoneやiPadなどのスマートデバイスと接続する方法を説明しています。 コンピューターとつなぐ この楽器とコンピューターを接続する方法や、MIDIデータを送受信する方法などを説明しています。 MIDI入門 MIDIについての基礎知識を説明しています。 上記マニュアルは、ヤマハのウェブサイトからご覧いただけます。インターネットに接続して以下のウェブサイトを開 き、モデル名を入力して検索してください。 ヤマハ ダウンロード http://download.yamaha.
目次 取扱説明書について ........................................................... 2 安全上のご注意 ................................................................... 4 付属品(お確かめください) ................................................ 9 対応フォーマットと機能.................................................... 9 こんなことができます..................................................... 10 各部の名称 12 ご使用前の準備 14 電源の準備 ........................................................................ 14 電源を入れる/切る ............................................
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 注意 う可 能 性が想 定される」 内容です。 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生
楽器本体について 警告 電源 / 電源アダプター 水に注意 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったもの を置かない。また、浴室や雨天時の屋外など 湿気の多いところで使用しない。 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけ たり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。 また、電源コードに重いものをのせない。 禁止 電源は必ず交流100Vを使用する。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた 上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 禁止 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 感電のおそれがあります。 必ず実行 電源アダプターは、必ず指定のもの(102 ページ)を使用する。 必ず実行 禁止 異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原因になります。 火に注意 本体の上にろう
注意 電源 / 電源アダプター 接続 たこ足配線をしない。 すべての機器の電源を切った上で、ほかの機 器と接続する。また、電源を入れたり切ったり する前に、機器のボリュームを最小にする。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して 火災の原因になることがあります。 禁止 必ず実行 電源プラグを抜くときは、電源コードを持た ずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 必ず実行 感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 演奏を始める前に機器のボリュームを最小に し、演奏しながら徐々にボリュームを上げて、 適切な音量にする。 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ とがあります。 必ず実行 聴力障害または機器の損傷の原因になります。 取り扱い 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 長期間使用しないときや落雷のおそれがある ときは、必ずコンセントから電源プラグを抜 く。 必ず実行 禁止 パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの 異物を入れない。 感電や火災、故障の原因になることがあります。 禁止 設置 感電、ショート、火災、故障や
●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源を切りましょう。 [ ](スタンバイ/オン)スイッチを切った状態(画面表示が消えている)でも微電流が流れています。[ ] (スタンバイ/オン)スイッチが切れ ているときの消費電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてく ださい。 注記(ご使用上の注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱いに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラジオなどに雑音が生じ る原因になります。iPad、iPhone、iPod touch のアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるため iPad、 iPhone、iPod touchの機内モードをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストー
お知らせ ■ データの著作権に関するお願い • ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならな い場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどの ご配慮をお願いします。 • この製品に内蔵または同梱されたコンテンツは、ヤマハ ( 株 ) が著作権を有する、またはヤマハ ( 株 ) が第三者から使用許諾を受けている 著作物です。製品に内蔵または同梱されたコンテンツそのものを取り出し、もしくは酷似した形態で記録/録音して配布することについ ては、著作権法等に基づき、許されていません。 ※上記コンテンツとは、コンピュータープログラム、伴奏スタイルデータ、MIDIデータ、WAVEデータ、音声記録データ、楽譜や楽 譜データなどを含みます。 ※上記コンテンツを使用して音楽制作や演奏を行ない、それらを録音や配布することについては、ヤマハ(株)の許諾は必要ありません。 ■ 製品に搭載されている機能/データに関するお知らせ • 内蔵曲は、曲の長さやイメージが原曲と異なる場合があ
付属品(お確かめください) □ 取扱説明書(本書) □ 製品ユーザー登録のご案内 ユーザー登録の際に必要となるプロダクトIDが記載されています。ぜひご登録ください。 □ □ □ □ 保証書 譜面立て 電源アダプター、電源コード 和文シート 譜面立ての取り付け方 和文シート 付属の和文シートをパネルにのせてご利用ください。和文シートは粘 着式になっていますので、パネル面に貼り付けることもできます。 本体パネルの溝にしっかり と差し込んでください。 対応フォーマットと機能 GMシステムレベル2 「GMシステムレベル1*」を、さらに表現力を高める機能にまで拡張した音源フォーマットです。多くの MIDI機器がGMシステムレベル1に対応しており、市販のミュージックデータの多くがGMシステムレベ ル1で作られています。GMシステムレベル2に対応したMIDI機器では、GMシステムレベル1で制作され たミュージックデータも再生できます。 *メーカーや機種が異なった音源でも、ほぼ同じ系統の音色で演奏が再現されることを目的に設けられた、音色配列やMIDI機能に関する音源 フォーマットです。 XG 「GMシステムレベル
こんなことができます さまざまなボイス(楽器音)で演奏できます 33ページ この楽器には、ピアノ、オルガン、弦楽器、管楽器など、さまざまな楽器音をリアルに再現したボイスが搭載されてい ます。これらのボイスを使えば、まるで本物の楽器を使っているかのように、自然で表現力豊かな演奏ができます。 多彩なスタイル(自動伴奏)に合わせて演奏できます 45ページ この楽器には、さまざまなジャンルや、さまざまな地域の音楽に合ったスタイル(自動伴奏)が搭載されています。左手 でコードを押さえるだけで、専用のバックバンドが演奏に合わせて伴奏をしてくれます。また、イントロやエンディン グを付けたり、フィルインしたり、リアルタイムのアレンジも可能です。 マルチパッドで演奏にインパクトや変化を与えることができます 74ページ マルチパッドは、この楽器に内蔵された短いリズムパターンやフレーズです。スタイルなどの再生に合わせてマルチ パッドを鳴らすことで、演奏に変化をつけたり、インパクトを与えたりすることができます。 ボイスやスタイルを追加できます 44ページ この楽器は、ライブ演奏や音楽制作など目的に合わせて、ボイ
オーディオファイルを再生/録音できます 69ページ USBフラッシュメモリーに入っているオーディオファイ ル(WAVE)を楽器で再生できます。また、自分の演奏を オーディオファイル(WAVE)としてUSBフラッシュメモ リーに録音することもできます。録音したオーディオファ イルは、コンピューターで編集したり、友人と共有した り、オリジナルのCDを作成したりすることができます。 リアルタイムで演奏をコントロールできます―ライブコントロール 38ページ 2つのノブにさまざまな機能を割り当てて操作すると、 サウンドや演奏を簡単にコントロールできます。たと えば、音の明るさ(カットオフ周波数)を変えたり、ス タイルとマルチパッドの音量バランスを調節したり、 いろいろな演奏を楽しめます。 またほかにも、ピッチベンドホイールで音の高さを変 化させたり、モジュレーションホイールでビブラート (変調効果)をかけたりと、簡単に演奏に変化をつけられ る機能も搭載しています(37ページ)。 簡単にさまざまなアルペジオ演奏ができます 42ページ 鍵盤で和音を押さえるだけでアルペジオを鳴らせる ので、難しいフレーズでも
各部の名称 ■トップパネル & ) ! @ # 4 3 1 7 5 4 8 6 * ( A $ 2 9 % B ^ 1 [ ](スタンバイ/オン)スイッチ........................14ページ 電源のスタンバイ/オンを切り替えます。 2 [MASTER VOLUME]ダイアル .........................16ページ 楽器全体の音量を調節します。 ) [SONG FUNCTION] (ソング機能)ボタン..................................... 23、59ページ ソング選択などを行なうSONG FUNCTION MENU画面 を表示します。 3 [ASSIGN](アサイン)ボタン、LIVE CONTROL (ライブコントロール)ノブ ...................................38ページ ノブに機能を割り当て、サウンドをコントロールします。 ! [USB AUDIO PLAYER] (USBオーディオプレーヤー )ボタン..................
■リアパネル リアパネルについての詳細は、88ページをご覧ください。 各部の名称 & I C E D G J K F H サイドバスレフポート この楽器の左右には、音を響かせる ためのポート(穴)があります。ポー トに異物(布やペンなど)を入れない でください。 注意 楽器を持ち運ぶとき、ポートに 指を入れないでください。けが をするおそれがあります。 & 画面、画面操作ボタン ...........................................19ページ * [CHANNEL ON/OFF] (チャンネル オン/オフ)ボタン.................. 53、63ページ スタイルやソングのチャンネルのオン/オフ設定画面を表 示します。 F MULTI PAD CONTROL (マルチパッドコントロール)ボタン....................74ページ マルチパッドのリズムパターンやフレーズを再生します。 G PART SELECT(パート選択)ボタン .................
ご使用前の準備 電源の準備 図の順序で電源アダプターを接続します。 w 電源コンセント (AC100V) DC IN端子 (88ページ) e 電源 アダプター q 警告 電源アダプターは、必ず指定のもの(102ページ)をご使用ください。異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、火 災などの原因になります。このような場合は、保証期間内でも保証いたしかねることがございますので、十分にご注意くださ い。 注意 本体はコンセントの近くに設置し、異常を感じた場合にはすぐに電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。 NOTE 電源アダプターを外すときは、電源を切ってから、逆の順序で行なってください。 電源を入れる/切る 1 マスター ボリューム [MASTER VOLUME]ダイアルを左に回し、音量を最小にします。 2 2 [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して電源を入れます。 画面が表示されたら、鍵盤を弾いて音を聞きながら音量を徐々に上げてください。 3 電源を切るには、もう一度[ (約1秒)。 ](スタンバイ/オン)スイッチを押します 注意 電源を切っ
注記 録音中、編集中、メッセージ表示中は、[ ](スタンバイ/オン)スイッチを押しても電源は切れません。電源を切りたい 場合は、録音、編集、メッセージ表示が終了してから[ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して電源を切ってください。 やむを得ず強制終了したい場合は、[ ](スタンバイ/オン)スイッチを3秒以上押してください。ただし、強制終了する と、データが失われたり、楽器や外部機器が故障したりする場合があります。 オートパワーオフ機能 この楽器は、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、オートパワーオフ機 能を搭載しています。これは、本体が一定時間操作されないと自動的に電源が切れる 機能です。電源が切れるまでの時間は、初期設定では30分ですが、変更することも できます。 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] UTILITY(ユーティリティー) → [ENTER](決定) → TAB[E] CONFIG 1(コンフィギュレーション 1) 3 2 3 カーソルボタン[]
音量(マスターボリューム)を調節する マスター ボリューム 鍵盤を弾いて音を出しながら、[MASTER VOLUME]ダイアルを左右に回して、全体音量を調節します。 注意 大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原因になります。 画面のコントラスト(明暗)を調整する コントラスト リアパネルの[LCD CONTRAST]つまみを回して、画面のコントラストを調整します。 ヘッドフォンを使う ヘッドフォンは[PHONES]端子に接続して使います。 ステレオ標準 フォーンプラグ 注意 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障害の原因になります。 16 PSR-S670 取扱説明書
画面に表示される言語を切り替える 画面に表示されるメッセージ、ファイル名などの言語(英語、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリ ア語のいずれか)を指定します。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[F] MENU2 (メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] SYSTEM(システム) → [ENTER](決定) → TAB[E] OWNER(オーナー ) ご使用前の準備 2 2 [4 ]/[5 ]ボタンで言語を選びます。 これで言語の切り替えは完了です。 [EXIT](戻る)ボタンを何度か押すと、メイン画面に戻ります。 楽器の特長や機能を確認する(デモ) デモでは、デモ曲を聞くだけでなく、この楽器の特長や機能を簡単に知ることができます。 1 2 [FUNCTION](ファンクション)ボタンと[MEMORY](メモリー )ボタ ンを同時に押して、デモのメニューを表示させます。 カーソルボタン[][]で説明を見たいメニューを選び、[ENTER](決 定)ボタンを押します。 カーソルボタン[F]を押し
基本操作 メイン画面の見かた 電源を入れたあとに表示される画面がメイン画面です。メイン画面を見れば、どのボイスが選ばれているか、どのス タイルが選ばれているかなど、楽器の設定状態がひとめでわかります。演奏中に表示させておくと便利です。 @ NOTE ! $ # 1 4 [DIRECT ACCESS](ダイレ クトアクセス)ボタンを押し てから[EXIT](戻る)ボタンを 押すと、どの画面からでもす ぐにメイン画面に戻れます。 2 3 5 6 ) 7 8 9 1 スタイル情報 選ばれているスタイルの名前、拍子、テンポが表示されます(45ページ)。 2 マルチパッドバンク名 選ばれているマルチパッドバンクの名称を表示します(74ページ)。 3 ソング情報 選ばれているソングの名前、拍子、テンポが表示されます。 4 ボイス名 NOTE RIGHT1(ライト1)、RIGHT2(ライト2)、LEFT(レフト)パートで選ばれてい るボイスの名前が表示されます。また、PART SELECT(パートセレクト)ボタ ンで選んでいるパートには、「P」が表示されます(34ページ)。 5 レ
8 小節/拍 ソング、またはスタイルの再生位置(小節数、拍数)が表示されます。 9 テンポ ソング、またはスタイルのテンポが表示されます。 ) スプリットポイント スプリットポイントの位置が表示されます(55ページ)。 ! ライブコントロールノブ情報 基本操作 ノブに割り当てられる8つの機能の組み合わせのうち、現在選ばれている組み 合わせの番号が表示されます(38ページ)。 @ トランスポーズ 半音単位のトランスポーズ量が表示されます(36ページ)。 # アッパーオクターブ 上げ下げしているオクターブ量が表示されます(36ページ)。 $ レジストレーションシーケンス レジストレーションシーケンスがオンの場合、レジストレーションメモリー (83ページ)の順番が表示されます。レジストレーションシーケンスについて は、ウェブサイト上のリファレンスマニュアル(7章)をご覧ください。 画面の操作方法 画面に表示された各項目は、画面の下にあるボタンやダイアルを使って設定します。 ダイレクトアクセス ボタン(22ページ) [EXIT](戻る)ボタン (21ページ) データダイアル (20ページ) TA
カーソルボタン[][][E][F] 画面上のカーソルを上下左右に移動させる場合に使用します。 ファイル選択画面(23ページ)では、カーソルボタンでカーソルを動かし、[ENTER](決定)ボタンを押します。 カーソルボタンを押して、選択したい ファイルにカーソルを移動させます。 [ENTER](決定)ボタンを押し ます。 選ばれたファイルは反転表示 されます。 データダイアル 画面に表示されている内容によって、2つの使い方があります。 ■設定値を変更する 設定項目が画面の下に表示されている場合、変更したい項目を[1 ]〜[8 ]ボタンで選んだあと、データダイ アルを回して設定値を変更します。 データダイアルで 値を調整します。 変更したい項目を[1 ]〜[8 ]ボタンで 選びます。 テンポやトランスポーズのように、設定値が画面中央に表示される場合も、データダイアルを使って設定値を変更で きます。たとえば、テンポ値は、TEMPO(テンポ)[−]または[+]ボタンを押すと、設定値が画面中央に表示されま す。 ■ファイル(ボイス、スタイル、ソングなど)を選ぶ カーソルボタンでの操作
[+/YES][−/NO]ボタン 設定値を増減させたり、画面に表示されたYES/NOを選んだりします。 2つのボタンを同時に押すと、初期設定値に戻ります。 NOTE このボタンを使って、ボイス やスタイルを選ぶこともでき ます。[ENTER](決定)ボタン を押さなくても選択できるの で、試聴したいときなどに便 利です。 基本操作 選ばれている項目の値を、[+/YES]、 [−/NO]ボタンで調整します。 TAB(タブ)[E][F]ボタン 表示中の画面上部にタブがある場合、このボタンで切り替えます。 [EXIT](戻る)ボタン 表示中の画面を閉じて、1つ前の画面に戻ります。何度か押すと、メイン画面(18 ページ)に戻ります。 PSR-S670 取扱説明書 21
[1 ]〜[8 ]ボタン ボタンの上に表示された項目を選んだり、設定値を増減させたりします。本書では、1〜8の数字の上にあるボタン を[]、下にあるボタンを[]と表記します。 複数の選択肢を[1 ]〜[8 ] ボタンで選びます。 この列に表示された項目は、 [1 ]〜[8 ]ボタンで選び ます。 この列に表示された項目は、 [1 ]〜[8 ]ボタンで選び ます。 スライダーやノブの形状の設定項目は、[1 ] 〜[8 ]ボタンで値を調整します。 値を初期設定値に戻したい場合は、設定項目の [][]ボタンを同時に押します。 呼び出したい画面をすばやく表示させる(ダイレクトアクセス) ダイレクトアクセス機能を使うと、呼び出したい画面をすばやく表示できます。 この機能で呼び出せる画面は、「ダイレクトアクセスチャート」(96ページ)をご覧ください。 1 [DIRECT ACCESS](ダイレクトアクセス)ボタンを押します。 画面にメッセージが表示されます。 2 呼び出したい画面に応じたボタンを押します(またはノブやホイールを 動かすか、ペダルを踏みます)。 たとえ
画面に表示されるメッセージの操作方法 操作中、画面にメッセージが表示されることがあります。メッセージが表示されたら、[+/YES]、[−/NO]ボタン、 または、対応する[1 ]〜[8 ]ボタンを押してください。 基本操作 ファイル選択画面の見かた ボイス、スタイル、ソングなど、楽器内のさまざまなデータ(ファイル)を選ぶための画面をファイル選択画面といい ます。 ■ファイル選択画面の呼び出しかた ボイス、スタイル、ソングなどのファイル選択画面は、メイン画面から呼び出すことができます。カーソルボタン [][][E][F]でそれぞれの項目を選び、[ENTER]ボタンを押すと表示されます。また、ボイス、スタイル、ソン グ選択画面は、下記の方法でも表示できます。 • ボイス、スタイル選択画面 ボイスカテゴリーボタン、またはスタイルカテゴリーボタンを押すと表示されます。 • ソング選択画面 NOTE [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押して、画面下部にSONG FUNCTION MENU画面を表示させます。画面の下の[1 ](SELECT)ボタンを押すと表示され ます。
1 データの保存場所 NOTE PRESET(プリセット).. 楽器にあらかじめ内蔵されているデータが表示されま す。 USER(ユーザー ).......... 自分で録音したり編集したりして、楽器本体のUSER (ユーザー )メモリーに保存したデータが表示されます。 インストールしたエクスパンションボイスやスタイル もUSER(ユーザー )タブのエクスパンションフォル ダーに保存されます。 USB.................................
ファイルを管理する この楽器で作ったデータ(録音したソング、編集したボイスなど)は、楽器本体の USER(ユーザー )メモリーまたはUSBフラッシュメモリーにファイルとして保存し ます。ファイルが増えると、目的のファイルを探すのが大変になります。フォルダー を作ってファイルを整理したり、ファイルにわかりやすい名前を付けたり、不要な ファイルを削除したりすることで、ファイルが探しやすくなります。ここでは、ファ イルの管理について説明します。ファイルの管理は、ファイル選択画面で行ないま す。 NOTE USBフラッシュメモリーを使 う前に、必ず「USB機器を接 続する」(91ページ)をお読み ください。 基本操作 プロテクトがかかったソングの制限 内蔵ソングや市販のミュージックデータ(ソング)の中には、コピー防止や誤消去防止のためにプロテクトがかかってい るものがあります。プロテクトがかかったソングは、ソング選択画面で、ソング名の左上に表示が出ます。表示の内容 と制限事項の詳細は下記のとおりです。 • Prot.
ファイルを保存する 録音したソングや編集したボイスなどのデータを本体のUSER(ユーザー )メモリーまたはUSBフラッシュメモリー にファイルとして保存します。 1 ファイル選択画面(23ページ)でTAB(タブ)[E][F]ボタンを押して、 ファイルを保存したい場所(USERまたはUSB)を選びます。 すでにあるフォルダーの中に保存したい場合は、フォルダーも選びます。 NOTE PRESET(プリセット)タブの 中や、USER(ユーザー )タブ の「Expansion」(エクスパン ション)フォルダー (44ペー ジ)の中にはファイルを保存 することができません。 3 2 画面右下に「MENU2」(メニュー 2)と表示されていることを確認しま す。 「MENU1」(メニュー 1)が表示されていたら、[8 ]ボタンを押して、 「MENU2」を表示させます。 3 [6 ](保存)ボタンを押します。 文字入力画面が表示されます。 NOTE 保存を中止するときは、[8 ](CANCEL)ボタンを押し ます。 NOTE 4 必要に応じて、ファイル名を入力します(30ページ)。 ファイル名は、
フォルダーを作る 新しいフォルダーを作ります。フォルダーには、ファイルを種類別に分けて入れるこ とができます。ファイル整理に活用しましょう。 1 NOTE PRESET(プリセット)タブの 中や、USER(ユーザー )タブ の「Expansion」(エクスパン ション)フォルダー (44ペー ジ)の中にはフォルダーを作 れません。 ファイル選択画面(23ページ)でTAB(タブ)[E][F]ボタンを押して、 フォルダーを作成したい場所(USERまたはUSB)を選びます。 すでにあるフォルダーの中に作成したい場合は、フォルダーも選びます。 NOTE NOTE USER(ユーザー )メモリーに 作成できるフォルダーの階層 は3階層までです。保存でき るファイルとフォルダーの数 は、ファイルサイズやファイ ル名の長さによって異なりま す。 3 2 画面右下に「MENU2」(メニュー 2)と表示されていることを確認しま す。 「MENU1」(メニュー 1)が表示されていたら、[8 ]ボタンを押して、 「MENU2」を表示させます。 3 [7 ](フォルダー )ボタンを押します。 NOTE 文
ファイル/フォルダーの名前を変える ファイル/フォルダーの名前を書き換えます。 1 2 ファイル選択画面(23ページ)でTAB(タブ)[E][F]ボタンを押して、名 前を変えたいファイル/フォルダーがある画面を表示させます。 画面右下に「MENU2」(メニュー 2)と表示されていることを確認しま す。 「MENU1」(メニュー 1)が表示されていたら、[8 ]ボタンを押して、 「MENU2」を表示させます。 3 NOTE PRESET(プリセット)タブの 中や、USER(ユーザー )タブ の「Expansion」(エクスパン ション)フォルダー (44ペー ジ)の中にあるファイルや フォルダーは、名前を変更で きません。 [1 ](名前)ボタンを押します。 画面下部に、名前を変えたいファイル/フォルダーの選択を促すメッセージが表 示されます。 4 5 カーソルボタン[][][E][F]を押して、名前を変えたいファイル/ フォルダーを選び、[ENTER](決定)ボタンを押します。 [8 ](OK)ボタンを押して、名前を変えるファイル/フォルダーを確定 します。 NOTE 名前変更を中止
3 コピーする場合は[3 ](コピー )ボタン、移動する場合は[2 ](カッ ト)ボタンを押して、ファイル/フォルダーをコピーまたはカットしま す。 4 カーソルボタン[][][E][F]でコピー /移動したいファイル/フォル ダーを選び、[ENTER](決定)ボタンを押します。 NOTE コピー /移動を中止するとき は、[6 ](CANCEL)ボタン を押します。 選択したファイル/フォルダーが反転表示されます。ファイル/フォルダーの選 択を解除するときは、[ENTER](決定)ボタンをもう一度押します。 表示されているファイル/フォルダーをすべて選ぶには、[8 ](ALL)ボタンを 押します。画面に表示されているすべてのファイル/フォルダー (画面に表示さ れていない別ページも含む)が選択されます。もう一度[8 ](ALL OFF)ボタン を押すと、すべての選択が解除されます。 5 6 基本操作 画面下部に、コピー /移動したいファイル/フォルダーの選択を促すメッセージ が表示されます。 [7 ](OK)ボタンを押して、コピー /移動するファイル/フォルダーを 確定しま
4 カーソルボタン[][][E][F]を押して、削除したいファイル/フォル ダーを選び、[ENTER](決定)ボタンを押します。 選択したファイル/フォルダーが反転表示されます。ファイル/フォルダーの選 択を解除するときは、[ENTER](決定)ボタンをもう一度押します。 表示されているファイル/フォルダーをすべて選ぶには、[8 ](ALL)ボタンを 押します。画面に表示されているすべてのファイル/フォルダー (画面に表示さ れていない別ページも含む)が選択されます。もう一度[8 ](ALL OFF)ボタン を押すと、すべての選択が解除されます。 5 6 NOTE 削除を中止するときは、[6 ](CANCEL)ボタンを押し ます。 [7 ](OK)ボタンを押して、削除するファイル/フォルダーを確定しま す。 画面メッセージに従って操作を進めます。 • • • • YES..................... 選んだファイル/フォルダーを削除します。 YES ALL ........... 選んだファイル/フォルダーすべてを一度に削除します。 NO...................
3 [2 ]〜[6 ]、[7 ]ボタンを押して、文字や記号を入力しま す。 NOTE • 次の半角記号はファイル名/ フォルダー名として入力で きません。 ¥/:*?"<>| ひとつのボタンにはいくつかの文字が割り当てられています。ボタンをくり返し 押して、文字を切り替えます。 文字の確定方法は文字種によって異なります。 文字種が「かな漢」の場合は[1 ](確定)ボタンか[8 ](OK)ボタンを押しま す。「かな漢」以外の場合は、文字を表示したあとでカーソルを移動させたり、 別の文字入力ボタンを押したりします。言語設定(17ページ)が日本語以外の場 合は、しばらく待つと自動的に確定します。 文字入力の詳細は、下記の「文字入力中の操作」をご覧ください。 NOTE 途中で文字入力を中止すると きは、[8 ](CANCEL)ボタ ンを押します。 [8 ](OK)ボタンを押して、文字入力を完了します。 文字入力中の操作 ■ 文字を消す データダイアルで消したい文字にカーソルを移動させ、[7 ](DELETE)ボタンを押します。入力した文字列を一度 に消したいときは、[7 ](DELE
データのバックアップ 本体のUSER(ユーザー )メモリー内のすべてのデータ(プロテクトソング、エクスパ ンションボイス/スタイルを除く)とすべての設定を、バックアップファイルとして USBフラッシュメモリーに保存できます。 1 2 バックアップ先のUSBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子 に接続します。 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[F] MENU2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] SYSTEM(システム) → [ENTER](決定) → TAB[E][F] BACKUP/RESTORE(バックアップ/リストア) NOTE USBフラッシュメモリーを使 用する前に、必ず「USB機器 を接続する」(91ページ)をお 読みください。 NOTE ボイス、ソング、スタイル、 マルチパッド、レジストレー ションメモリーについては、 ファイルごとにUSBフラッ シュメモリーにコピーするこ とで、個別にバックアップと して保存できます。詳しく は、28ページをご覧くださ い。 NOTE 3 3 [5 ]
1 いろいろなボイス(楽器音)で演奏する この楽器では、ピアノ、ギター、弦楽器、管楽器などいろい ろなボイス(楽器音)を選んで弾くことができます。 1 1 VOICE(ボイス)カテゴリーボタンの1つを押して、ボイス選択画面を表 示させます。 内蔵ボイス NOTE 内蔵ボイスの詳細は、ウェブ サイト上のデータリスト「ボ イスリスト」をご覧ください。 EXPANSION(エクスパンション)ボイス インストールして追加したボイスです(44ページ)。 USER(ユーザー )ボイス ボイスセット機能(ウェブサイト上のリファレンスマ ニュアル参照)で作ったボイスや、USERメモリーに コピー (28ページ)したボイスです。 内蔵のボイスはカテゴリー別に分けられています。ボイスカテゴリーボタンは、 内蔵ボイスのカテゴリーを表わします。たとえば、[ORGAN](オルガン)ボタン を押すと、画面にさまざまなオルガン音色(ボイス)が表示されます。 2 カーソルボタン[][][E][F]でボイスを選び、[ENTER](決定)を押 します。 画面が複数ページで構成されている場合、ページ番号(P1、P2…)に対応
ボイスの特徴がわかる演奏を聞く [7 ](デモ)ボタンを押すと、選ばれているボイスのデモ演奏がスタートします。もう一度[7 ]ボタンを押すと、 デモ演奏は止まります。 NOTE 画面右下に「MENU1」(メニュー 1)と表示されているのを確認してください(24ページ)。 3 鍵盤を弾いてみましょう。 NOTE メイン画面(18ページ)に戻 ると、それぞれのパートで選 んだボイスを確認できます。 パートごとにボイスを選ぶ ボイスには、RIGHT1(ライト1)、RIGHT2(ライト2)、LEFT(レフト)の3つの鍵盤パートがあります。PART ON/OFF(パート オン/オフ)ボタンで、3つのパートのオン/オフを切り替えると、さまざまな演奏を楽しめます。 ボイスを変更する鍵盤パートを選びます。 各鍵盤パートをオン/オフします。 RIGHT2(ライト2)パート LEFT(レフト)パート RIGHT1(ライト1)パート 左手鍵域(LOWER) 右手鍵域(UPPER) スプリットポイント(初期設定F#2) • 全鍵域で1つのボイスを鳴らす:RIGHT1(ライト1)またはRIGHT2(ライト2
4 5 弾きたいパートのPART ON/OFF(パート オン/オフ)ボタンをオンに します。 鍵盤を弾いてみましょう。 NOTE メイン画面(18ページ)に戻 ると、それぞれのパートで選 んだボイスを確認できます。 メトロノームを使う [METRONOME](メトロノーム)ボタンを押すと、メトロノームをスタート/ストップできます。メトロノームの テンポは、スタイルのテンポと同じ方法で調節できます(48ページ)。 NOTE メトロノームの拍子や音量、ベル音のオン/オフも、以下の画面で変更できます。 [FUNCTION](ファンクション) → MENU1(メニュー 1) → UTILITY(ユーティリティー ) → [ENTER](決定) → CONFIG1(コンフィギュレーション1) → 2 METRONOME ボイスの特徴 ボイス選択画面のボイス名の上に、Live!, Cool!, Sweet!, MegaVoice, Drums, SFXという6種類のボイスの特徴 が表示されます。 ここでは一部のみ説明します。このほかの特徴の詳細については、ウェブサイト上のリファレンスマニュアルをご覧 ください
音の高さ(ピッチ)を変える 音の高さを半音単位で調整する(トランスポーズ) TRANSPOSE(トランスポーズ)[−]/[+]ボタンで、楽器の音全体(鍵盤演奏、ソン グ再生、スタイル再生など)を半音単位(−12〜0〜12)で移調できます。[−]と[+] を同時に押すと、初期設定(0)に戻ります。 NOTE ドラム/SFXキットのボイス は移調できません。 MIXING CONSOLE(ミキシングコンソール)画面で音の高さを調整(トランスポーズ)する MIXING CONSOLE画面でも音の高さ(トランスポーズ、オクターブ、チューン(音程))を設定できます。 [MIXER] (ミキサー ) → TAB(タブ)[E][F] TUNE(チューン) 鍵盤で弾いた音を1オクターブ上げ下げする UPPER OCTAVE(アッパーオクターブ)[−]/[+]ボタンで、ライト1、2パートの音のピッチ(音の高さ)を1オク ターブ単位(−1〜0〜1)で上げ下げできます。 音の高さを微調整する(チューニング) この楽器のピッチは、初期設定でA3=440.0Hz、平均律に設定されています。この設定は、以下の画面で、約 0.
ホイールを使う [PITCH BEND](ピッチベンド)ホイールを使う 鍵盤を弾きながら[PITCH BEND](ピッチベンド)ホイールを上下に動かすと、鍵盤 の全パート(レフト、ライト1、2)のピッチを滑らかに上げたり下げたりできます。 [PITCH BEND]ホイールから手を離すと、自動的に中央の位置に戻り、元のピッチ に戻ります。 NOTE [PITCH BEND]ホイールを 使っても、スタイルの設定に よっては、スタイル再生中の レフトパートのピッチを変え られません。 1 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する ピッチの変化幅はMIXING CONSOLE(ミキシングコンソール)画面で変えられます。 [MIXER](ミキサー ) → TAB(タブ)[E][F] TUNE(チューン) → カーソルボタン [][][E][F] PITCH BEND RANGE(ピッチベンドレンジ) [MODULATION](モジュレーション)ホイールを使う [MODULATION]ホイールを使うと、鍵盤の全パート(レフト、ライト1、2)で弾い た音にビブラート(変調効果)がかかります。ホイールを上(奥)に
LIVE CONTROL(ライブコントロール)ノブを使う 2つのLIVE CONTROL(ライブコントロール)ノブにさまざまな機能を割り当てて回すと、演奏中でもサウンドを簡 単に変えて楽しむことができます。 1 [ASSIGN](アサイン)ボタンを押して、LIVE CONTROL(ライブコン トロール)画面を呼び出します。 2 2 カーソルボタン[][]で、ノブに割り当てる機能の組み合わせを選び ます。 選んだ機能の番号は、メイン画面(18ページ)の左上に表示されます。 NOTE [ASSIGN](アサイン)ボタン を繰り返し押すことでも、ノ ブに割り当てられる機能を順 番に選択できます。 初期設定の機能一覧 38 No.
No.
ボイスにエフェクト(効果)をかける この楽器には、鍵盤での演奏音(レフト、ライト1、2)に深さや広がりを付け表現の幅を広げる、いろいろな種類の エフェクトがあります。エフェクトは、以下のボタンでオン/オフを切り替えます。 これらのエフェクト(効果)は、選択したパート (PART SELECT(パートセレクト)ボタンが点灯 しているパート)にのみかかります。 • HARMONY/ARPEGGIO(ハーモニー /アルペジオ) 右手鍵域で弾いた演奏にハーモニー効果をつけたり、右手鍵域で和音を弾いてアルペ ジオを鳴らしたりできます。詳細は、後述の「右手鍵域で弾いた演奏にハーモニー / エコーの効果をつける」(下記)、「アルペジオ(分散和音)を鳴らす」(42ページ)をご覧 ください。 • DSP/DSP VARI.
■Harmony(ハーモニー )カテゴリー • Standard Duet〜Strum(スタンダードデュエット〜ストラム) 下記のとおり、ハーモニー用コード鍵域または左手鍵域で弾いたコードに応じ て、右手鍵域で弾いた演奏音にハーモニーが付加されます。 [ACMP](スタイル オン/オフ)ボタンがオンで、レフトパートがオフの場合 スプリットポイント NOTE 「1+5」、「Octave」(オクター ブ)は、コード鍵域のコード とは関係なくハーモニーが付 加されます。 NOTE スプリットポイントの詳細は 55ページをご覧ください。 スタイル再生および ハーモニー用コード 鍵域 1 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する [ACMP](スタイル オン/オフ)ボタンがオフでレフトパートがオンの場合 スプリットポイント ライト1、2ボイス レフトボイスおよび ハーモニー用コード 鍵域 [ACMP](スタイル オン/オフ)ボタンとレフトパートがオンの場合 スタイルスプリットポイント スタイル再生および ハーモニー用コード 鍵域 レフトスプリットポイント レフトボイス ライト1、2ボイス • M
アルペジオ(分散和音)を鳴らす アルペジオ機能を使うと、鍵盤を押さえるだけで、簡単にアルペジオ(分散和音)を鳴 らせます。たとえばドミソを押さえると、ド、ミ、ソの音を使ってさまざまな分散和 音がフレーズのように生成されます。 1 2 [HARMONY/ARPEGGIO](ハーモニー /アルペジオ)ボタンをオンに します。 鳴らしたいアルペジオタイプを選びます。 2-1 設定画面を表示させます。 2-2 2-3 NOTE [FUNCTION] (ファンクション) → TAB(タブ) [E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] HARMONY/ARPEGGIO(ハーモニー / アルペジオ) → [ENTER](決定) [1 ]〜[3 ](CATEGORY)ボタンを押して、「Harmony」、「Echo」 以外のカテゴリーを選びます。 [4 ]〜[6 ](TYPE)ボタンを押して、アルペジオタイプを選びます。 ボイスを選択すると、ハーモ ニー /エコー /アルペジオタ イプは、自動的にVOICE SET(ボイスセット)で設定さ れているタイプになりま
鍵盤のタッチ感度を変える 鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の付き方(タッチ感度)を変えられます。選 んだ設定は、ピアノ以外の音色にも共通で有効になります。 1 NOTE 実際の楽器(たとえば、従来 のオルガンのように、もとも とタッチレスポンス機能がな い楽器)の特徴を再現するた め、ボイスによっては、音に 強弱が付かないものもありま す。 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] CONTROLLER(コントローラー ) → [ENTER] (決定) → TAB[F] KEYBOARD/PANEL (キーボード/パネル) 2 カーソルボタン[][]で、「1 TOUCH RESPONSE(タッチレスポン ス)」を選びます。 1 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する チェックマークがついている鍵盤パート のタッチ感度を設定します。 2 3 3 [1 ]〜[7 ]ボタンでタッチレスポンスを設定します。 [1 ]/ [2 ] TOUCH(タッチ
新しいボイスやスタイルを追加する ― エクスパンションパック エクスパンションパックをインストールすると、新しいボイスやスタイルをUSER(ユーザー )メモリーの 「Expansion」(エクスパンション)フォルダーに追加できます。インストールしたボイスやスタイルは、ボイス、また はスタイルカテゴリーボタンの[EXPANSION/USER](エクスパンション/ユーザー )ボタンから選択でき、演奏やソ ング/スタイルの制作などに活用できます。エクスパンションパックは、ヤマハのWebサイトで入手するか、コン ピューターで「Yamaha Expansion Manager」(ヤマハエクスパンションマネージャー )を使って作成してください。 エクスパンションパックをインストールする方法は、ウェブサイト上のリファレンスマニュアルをご覧ください。 ヤマハエクスパンションマネージャーの情報は、ヤマハウェブサイトのPSR-S670製品情報をご覧ください。 http://jp.yamaha.
2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する (スタイル) この楽器には、ポップス、ジャズなど、さまざまなジャンル の伴奏やリズムパターンが搭載されています。このリズムパ ターンと伴奏のことを「スタイル」と呼びます。スタイルを使 えば、左手でコードを押さえるだけでコードに合った伴奏を 自動で鳴らせます。これにより、一人で演奏しても、バンド やオーケストラの伴奏付きの演奏を楽しめます。 2 スタイルに合わせて演奏する スタイルカテゴリーボタンの1つを押して、スタイル選択画面を表示さ せます。 NOTE 内蔵スタイルの詳細は、ウェ ブサイト上のデータリスト 「スタイルリスト」をご覧くだ さい。 EXPANSION(エクスパンション) インストールして追加したスタイルです(44ページ)。 USER(ユーザー ) スタイルクリエーター機能(ウェブサイト上のリファレンス マニュアルをご覧ください)で作ったスタイルやUSERメモ リーにコピー (28ページ)したお気に入りのスタイルです。 2 カーソルボタン[][][E][F]で演奏したいスタイルを選び、 ENTER(決定)ボタンを押します。 画面が複数ペー
4 5 [SYNC START](シンクロスタート)ボタンを押して、シンクロスター ト(47ページ)をオンにします。 左手でコードを押さえると同時に、スタイルがスタートします。 左手でコードを押さえながら、右手でメロディーを弾いてみましょう。 6 [START/STOP](スタート/ストップ)ボタンで、スタイルをストップ します。 NOTE • コードやコードの認識方法 (フィンガリングタイプ)に ついては、49ページをご覧 ください。 • [EXIT](戻る)ボタンでメイ ン画面に戻ると、現在弾い ているコードの情報を確認 できます(18ページ)。 NOTE スタイル再生音はトランス ポーズできます(36ページ)。 NOTE 再生しているスタイルのセク ションの繰り返し部分の長さ を調節できます(スタイルリ トリガー機能)。この機能は LIVE CONTROLノブに割り 当てて使います。詳細は38 ページをご覧ください。 スタイルの特徴 スタイルの特徴は、スタイル選択画面の各スタイル名の上に表示されます。さまざまな特徴がありますが、ここで は、画面上で「DJ」と表示されるDJスタイルについての
スタイル再生を操作する 再生スタート/ストップ スタイルはリズムパートとベースやコードなどの伴奏パートで構成されています。ここでは、スタイル再生に使うボ タンについて説明します。 • [START/STOP](スタート/ストップ)ボタン スタイルのうち、リズムパートだけをスタートします。もう一度押すとストップしま す。 • [ACMP](スタイル オン/オフ)ボタン スタイルの伴奏パートをオン/オフします。このボタンをオンにしたあと、[START/ STOP](スタート/ストップ)ボタンを押し、コード鍵域でコードを押さえると、リズ ムパートだけでなく自動伴奏も鳴ります。 2 • [SYNC START](シンクロスタート)ボタン • [SYNC STOP](シンクロストップ)ボタン [ACMP](スタイル オン/オフ)ボタンをオンにしてから、[SYNC STOP](シンクロ ストップ)ボタンを押します。コード鍵域でコードを押さえている間、スタイルが再 生され、コード鍵域の鍵盤から指を離すとスタイル再生がストップします。 NOTE フィンガリングタイプ(49 ページ)で「フルキーボード」 または「AI
演奏中のセクション切り替え 各内蔵スタイルには、メインセクション、フィルインセクション、ブレイクセクションがあります。これらのセク ションを効果的に使うことで、簡単にご自身の演奏を盛り上げることができます。セクションは、スタイル再生中に 自由に変えられます。 • MAIN VARIATION(メイン)[A]〜[D]ボタン 曲のメイン部分の伴奏パターンです。数小節の伴奏パターンがくり返し演奏されま す。 MAIN VARIATION(メイン)[A]〜[D]ボタンのいずれかを押して、使いたいメインセ クションを選んでください(ボタンが赤く点灯します)。各メインセクションは、曲の メイン部分の伴奏パターンです。数小節の伴奏パターンがくり返し再生されます。再 生中のメインのボタンを押すと、フィルインが入ります。 セクション切り替え時に自動的にフィルインを入れる [AUTO FILL IN](フィルイン オン/オフ)ボタンをオンにしておくと、 メインを切り替えたときに自動的にフィルインが演奏されます。 選んだメインセクションのボ タン(赤に点灯)をもう一度押 します。 選んだメインセクションの フィルインが再生さ
• [TAP TEMPO](タップテンポ)ボタン スタイルやソングの再生中に[TAP TEMPO]ボタンを2回たたくと、たたいたテンポ に切り替わります。 スタイルやソングの停止中に、タイミングを取りながらボタンをたたくと(4分の4拍 子の場合は4回)、そのテンポでスタイルのリズムパートの再生がスタートします。 コードの認識方法(フィンガリングタイプ)を変える フィンガリングタイプを変更すれば、コードの構成音すべてを左手で押さえなくても、適切な自動伴奏が再生されま す。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー1) → カーソルボタン[][][E][F] SPLIT POINT/CHORD FINGERING(スプリッ トポイント/コードフィンガリング) → ENTER(決定) → TAB[F] CHORD FINGERING [1 ]〜[3 ]ボタンでフィンガリングタイプを選びます。 NOTE コード検出鍵域を「UPPER」 に設定している場合(56ペー ジ)は、FINGERED (フィン ガード)しか使えませ
コードチューター機能でコードの押さえ方を調べる コード名が分かっていてコードの押さえ方が分からない場合、コードチューター機能 を使えば、コードの押さえ方がCHORD FINGERING(コードフィンガリング)画面に 表示されます。この機能で表示される押さえ方は、「FINGERED」を選んだときの押 さえ方のみですが、「SINGLE FINGER」以外のフィンガリングタイプを選んだときで も参考にしていただけます。 [6 ]ボタンでコードのルート音(根音)を選び、[7 ]/[8 ]ボタンでコード タイプを選んでください。画面にコードの押さえ方が表示されます。 NOTE コードによっては、一部の構 成音が表示されないものもあ ります。 選んだスタイルに合うパネル設定を呼び出す(ワンタッチセッティング=OTS) ワンタッチセッティング(OTS)は、ボタンを押すだけで選ばれているスタイルの最適 なパネル設定(ボイスやエフェクトなど)を自動的に呼び出す便利な機能です。使いた いスタイルが決まっているときは、ボイス選択をワンタッチセッティングに任せてみ ましょう。 1 2 スタイルを選びます(45ペー
スタイルのメイン切り替えとワンタッチセッティングの切り替えを連動させる(OTSリンク) OTSリンク機能を使うと、スタイルのメイン[A]〜[D]を切り替えたときに自動的にワンタッチセッティングが切 り替わります。メインの[A]〜[D]はワンタッチセッティングの[1]〜[4]に連動しています。OTSリンク機能を使 うには、[OTS LINK](OTS リンク)ボタンを押してください。 NOTE ワンタッチセッティングが実際に呼び出されるタイミングを変更できます。変更方法はウェブサイト上のリファレンスマ ニュアルをご覧ください。 選んだスタイルで演奏できる曲を検索する(レパートリー ) レパートリーを使う前に、ミュージックファインダーのレコードを楽器に取り込んでおくことをおすすめします (80ページ)。 1 2 演奏したいスタイルを選びます(45ページ手順1〜2)。 [4 ](レパートリー )ボタンを押します。 MUSIC FINDER(ミュージックファインダー )画面が自動的に表示され、選択中 のスタイルを使って弾ける曲が表示されます。 3 カーソルボタン[][][E][F]で弾きたい曲を選
演奏に合うスタイルを呼び出す(スタイルレコメンダー ) スタイルレコメンダーは、演奏に合うおすすめのスタイルを呼び出す機能です。 1 スタイル選択画面(45ページ)で、[7 ](スタイルレコメンド)ボタン を押して、STYLE RECOMMENDER(スタイルレコメンダー )画面を 表示させます。 鍵盤は、下図のようにB1を境にドラム音とピアノ音に分割されます。 スネア キック NOTE 画面の右下に「MENU1」(メ ニュー 1)と表示されているの を確認してください(24ペー ジ)。 ハイハット ドラム B1 ピアノ ドラム音(キック、スネア、ハイハット)はB1から左側に割り当てられ、ピアノ 音は右側に割り当てられます。 2 スタイルレコメンダー機能を使ってスタイルを呼び出します。 2-1 [7 ]/[8 ](START)ボタンを押すと、演奏の待機状態になり、メト ロノームが鳴り出します。 2-2 TEMPO(テンポ)[−]/[+]ボタンまたは[TAP TEMPO](タップテンポ)ボタ ンで演奏したいテンポに設定し、[1 ]/[2 ](METRONOME3/4)
4 5 気に入ったスタイルが見つかったら、[7 ]/[8 ](OK)ボタンを 押してSTYLE RECOMMENDER(スタイルレコメンダー )画面を閉じ ます。 選んだスタイルを使って演奏してみましょう。 スタイルをチャンネルごとにオン/オフする 1つのスタイルは、下記のチャンネルで構成されています。スタイルを再生させながら各チャンネルをオン/オフし て、スタイルの雰囲気を変えてみましょう。 スタイルチャンネルの構成 • RHY1、2(リズム1、2):スタイルの中心となるリズムパートです。ドラムやパー カッションのパターンが入っています。 • BASS(ベース):ベースパートです。 • CHD1、2(コード1、2):ピアノやギターの音で作られるコード伴奏のパートで す。 • PAD(パッド):ストリングス、オルガンなどの音を使った、長く伸びるコードの響 きを付けるパートです。 • PHR1、2(フレーズ1、2):パンチの効いたブラスセクションやコードアルペジオ など、スタイルを装飾するパートです。 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 1 2 [CHANNEL ON/OFF
音量バランスを調節する ソング、スタイル、マルチパッドの再生音、鍵盤演奏音(レフト、ライト1、2)の音量バランスを調節することがで きます。 1 [BALANCE](バランス)ボタンを1回または2回押して、調節したい パートが含まれるBALANCE(バランス)画面を表示させます。 バランス画面は2ページ(1/2、2/2)あります。 2 2 [1 ]〜[8 ]ボタンで各パートの音量を調節します。 NOTE 1/2ページでは、SONG(MIDIソング、59ページ)、STYLE(スタイル)、 M.
スプリットポイントを設定する 鍵盤の機能を左右で分割する音を「スプリットポイント」といいます。スプリットポイントには、スプリットポイント (LEFT)とスプリットポイント(STYLE)の2つがあります。 スプリット ポイント(STYLE) コード鍵域 スプリット ポイント(LEFT) レフトボイス 鍵域 左手(ロワー )鍵域 ライト1、2ボイス鍵域 右手(アッパー )鍵域 • スプリットポイント(LEFT):左手(ロワー )鍵域と右手(アッパー )鍵域に分割します。 • スプリットポイント(STYLE):左手(ロワー )鍵域をコード鍵域とレフトボイス鍵域に分割します。 スプリットポイント設定画面を表示させます。 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 1 2 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] SPLIT POINT/CHORD FINGERING → ENTER(決定) → TAB[E] SPLIT POINT(スプリットポイント) 2 スプリットポイントを設定します。
右手でコードを押さえて左手でベースパートを演奏する コード鍵域を左手鍵域から右手鍵域に変えると、右手でスタイルを再生させながら、左手で自由にベースパートを演 奏できます。 1 スプリットポイント設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB[E] MENU1(メニュー 1) → カーソル ボタン[][][E][F] SPLIT POINT/CHORD FINGERING(スプリットポイン ト/コードフィンガリング) → [ENTER](決定) → TAB[E] SPLIT POINT 2 [2 ]/[3 ]ボタンを押して、CHORD DETECTION AREA (コード鍵域)を「UPPER」(アッパー )に設定します。 スプリット ポイント(STYLE) ロワー (レフトボイス)鍵域 スプリット ポイント(LEFT) アッパー (ライト1、 2ボイス)鍵域 コード鍵域 2 この設定により、右手用(アッパー )鍵域全体が、メロディー演奏用鍵域であると同時にコード鍵域になります。この状 態のときは、下記に注意してください。 • 右手(アッパー )鍵域で
スタイルを制作/編集する(スタイルクリエーター ) スタイルクリエーター機能を使うと、鍵盤を弾いてリズムパターンを録音したり、既存のスタイルデータを活用した りすることで、オリジナルのスタイルデータを制作できます。作りたいスタイルに最も近い内蔵スタイルを選んでか ら、セクションごとに各チャンネルのリズムパターン、ベースライン、コード、フレーズを録音します(スタイルク リエーターでは「ソースパターン」と呼びます)。 スタイルデータ構造−ソースパターンの作成 スタイルは、イントロ、メイン、エンディングなどの異なるセクションで構成されたデータです。1つのセクション は8つのチャンネルで構成されていて、このチャンネル1つのデータを「ソースパターン」と呼びます。スタイルクリ エーターでは、チャンネルごとのソースパターンを別々に録音したり、既存のスタイルからデータを取り込んだりし て、オリジナルのスタイルを作ります。 2 エンディング3 エンディング2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ イントロ フィルイン メインB メインA リズム1 録音、または別スタイルからコピー リズム2 録音、ま
もっと進んだ使いかた 詳しくはウェブサイト上のリファレンスマニュアル第2章をご覧ください。 58 スタイル再生に関する設定 [FUNCTION](ファンクション) → MENU1(メニュー 1) → STYLE SETTING(スタイルセッティング) → [ENTER](決定) ワンタッチセッティングにパネル設定を登録する [MEMORY](メモリー ) + ONE TOUCH SETTING(ワンタッチセッ ティング)[1]〜[4] スタイルを制作/編集する(スタイルクリエーター ) FUNCTION](ファンクション) → MENU2(メニュー 2) → STYLE CREATOR(スタイルクリエーター ) → [ENTER](決定) • リアルタイム録音 → BASIC • スタイル組み立て → ASSEMBLY • リズムのノリを変える → GROOVE • チャンネル単位で編集する → CHANNEL • スタイルファイルフォーマットの項目を設定する → PARAMETER • スタイルのリズムパートを編集する(ドラムセットアッ プ) → BASIC(ベーシック
3 曲(ソング)を再生、練習、録音する この楽器では、内蔵曲や市販の曲データなどMIDI形式の曲 データを総称して「ソング」と呼んでいます。単に再生して楽 しむだけでなく、ソングを再生しながら演奏したり、自分の 演奏をソングとして録音することもできます。 NOTE MIDI形式の曲データ 鍵盤を押す/離すといった演奏の動きを記録したデータです。楽譜と同じように、ど の鍵盤をどのくらいの強さでどのタイミングで弾いた、といった演奏情報が記憶され、 音そのものは記録されません。記録された演奏情報にもとづいて、音源部が鳴ること ではじめて音になります。鍵盤パートやボイスの情報なども記録されているため、譜 面の表示、パートごとのオン/オフ、ボイスの変更ができ、演奏の練習に便利です。 オーディオファイルの再生、 録音については、69ページ をご覧ください。 3 この楽器では、以下のソングが再生できます。 NOTE • 楽器に内蔵されているプリセットソング(ソング選択画面の「プリセット」タブ内) • この楽器で録音して作成したソング(66ページ) • 市販の曲:SMF(Standard MIDI File)
4 5 カーソルボタン[][][E][F]で再生したいソングを選び、[ENTER] (決定)ボタンを押します。 SONG CONTROL[F/K](プレイ/ポーズ)ボタンを押して、ソングを スタートします。 NOTE ソング再生音はトランスポー ズできます(36ページ)。 次に再生するソングを予約する ソング再生中に、次に再生させるソングを1曲だけ予約できます。ステージ演奏などでスムーズに次のソングを再 生させたいときに便利です。ソングを予約するには。ソング再生中に、ソング選択画面で次に再生させるソングを 選びます。 次に再生させるソングは、ソング名右上に「NEXT」(ネクスト)と表示されます。ソングの予約を解除するには、[7 ](NEXTキャンセル)ボタンを押します。 NOTE 画面の右下に「MENU1」(メニュー 1)と表示されているのを確認してください(24ページ)。 6 SONG CONTROL[J](ストップ)ボタンを押すと、ソングがストップ します。 ソング再生を操作する • 演奏と同時にソングをスタートする(シンクロスタート) 鍵盤を弾くと同時にソング再生がスタートします。S
[G](早戻し)/[H](早送り)ボタンを押すと、ソング再生位置(またはフレーズマー ク)を示す画面が表示されます。 ソング再生位置を示す画面が表示されている間は、ソング再生位置をデータダイアル でも変更できます。 フレーズマークがないソングの場合 フレーズマークがあるソングの場合 早戻し/早送りをフレーズマーク単位 でする場合は、[3 ]/[4 ]ボ タンを押して「PHRASE MARK」 を、小節単位でする場合は、[1 ]/[2 ]ボタンを押して 「BAR」を選びます。 • フェードイン/フェードアウト スタイルと同じ操作方法です。48ページをご覧ください。 • テンポを調節する 3 スタイルのテンポ調節と同じ方法です。48ページをご覧ください。 選んだソングの譜面(楽譜)を表示させます。 1 2 NOTE この楽器では、自分で録音し たMIDIソングや市販のMIDI ファイルの譜面も表示させる ことができます。ただし、市 販のファイルによっては、譜 面が表示されない場合があり ます。 ソングを選びます(59ページ手順1〜4)。 [SONG FUNCTION](ソング機
歌詞/テキストを表示する ソングに歌詞データが入っている場合、画面上に歌詞を表示できます。ソングに歌詞データが入っていなくても、歌 詞データのテキストファイル(拡張子.
ソングをチャンネルごとにオン/オフする 1曲のソングは、16のチャンネルで構成されています。選んだソングを再生させながら、各チャンネルをオン/オフ してみましょう。 1 [CHANNEL ON/OFF](チャンネル オン/オフ)ボタンを押して、 CHANNEL ON/OFF (SONG)画面を表示させます。 CHANNEL ON/OFF(SONG)画面が表示されないときは、もう一度 [CHANNEL ON/OFF]ボタンを押します。 2 2 NOTE [1 ]〜[8 ]ボタンを押して、各チャンネルをオン/オフします。 練習機能(ガイド)を使って片手ずつ練習する 右手パートを消音して、右手の練習をしてみましょう。ここでは、「Follow Lights」(フォローライツ)というガイド 機能を使った右手練習のしかたを説明します。正しい鍵盤を弾くまで伴奏が待ってくれるので、自分のペースで練習 できます。また、SCORE(譜面)画面を表示すると、弾く音と再生位置を確認できます。 1 2 ソングを選び、譜面を表示させます(61ページ)。 [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押して
6 SONG CONTROL[F/K](プレイ/ポーズ)ボタンで、ソングをスター トします。 SCORE(譜面)画面を見ながら消音したパートを練習しましょう。右手以外の パートが、あなたが正しい鍵盤を弾くまで待ってくれます。 7 練習が終わったら、[SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンで SONG FUNCTION MENU画面を表示させたあと、[6 ] (GUIDE)ボタンを押してガイド機能をオフにします。 NOTE 再生位置を示すボールを譜面 上に表示させるには、 [EXIT](戻る)ボタンを押し て、CHANNEL ON/OFF (SONG)画面を閉じます。 その他のガイド機能 ガイド機能には、ここで説明した「フォローライツ」のほかに、鍵盤を弾くタイミングだけを練習する「Any Key」( エニーキー )、カラオケ練習用の「Karao-Key」(カラオキー )、弾くペースに合わせてソングのテンポが変化する 「Your Tempo」(ユアテンポ)があります。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][
指定した範囲をくり返し再生する(ABリピート) 1 2 ソングを選びます(59ページ手順1〜4)。 [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押して、SONG FUNCTION MENUを表示させます。 4 3 4 SONG CONTROL[F/K](プレイ/ポーズ)ボタンを押して、ソングを スタートします。 くり返し位置を指定します。 くり返し再生の開始位置(A点)にしたい所で[7 ](A-B)ボタンを押してくり返 し機能をオンにします。くり返し再生の終了位置(B点)にしたい所で、もう一度 [7 ](A-B)ボタンを押します。曲に合わせたカウントが入ったあと、ソング のA点からB点までがくり返し再生されます。 曲の開始 A B NOTE A点だけを指定して、B点を 指定せずにいると、A点から ソングの最後までがくり返し 再生されます。 曲の終わり NOTE A点を曲の開始位置、B点を 曲の途中に設定したい場合 は、下記の操作をしてくださ い。 1 [7 ](A-B)ボタンを押 してからソング再生をス タート 5 SONG CONTROL[J](ストップ)ボタンで
演奏を録音する 自分の演奏を録音して、USER(ユーザー )メモリーまたはUSBフラッシュメモリー にMIDIファイル (SMFフォーマット0)として保存できます。MIDIファイルなので、 あとで簡単に編集できます。 NOTE オーディオファイルの録音に 関する詳細は、72ページを ご覧ください。 この楽器では、2通りの方式で録音できます。 NOTE • クイック録音・・・・・下記参照 すべてのパートを一度に録音できます。また、特定のパート(右手、左手、スタイル 再生)だけを録音することもできます。 • マルチトラック(多重)録音・・・・・67ページ参照 チャンネルごとに録音して、1つの曲を作り上げることができます。各チャンネルに 割り当てるパートは自由に変更できます。 オーディオリンクマルチパッ ド(76ページ)やオーディオ ファイル(69ページ)をもと に作られたリズムチャンネル のようなオーディオデータ は、MIDIファイルとして録音 できません。 クイック録音 録音を始める前に、ボイスやスタイルの選択など必要な準備をしておきましょう。この録音方法では、各パートが以 下のチャンネルに録音され
5 録音した演奏を保存します。 注記 5-1 [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押してSONG FUNCTION MENU画面を表示させ、[1 ](SELECT)ボタンでソング選択画面を表 示させます。 5-2 26ページの手順1〜5に従って、録音データをファイルとして保存します。 6 録音したソングを保存せず に、ソングを切り替えたり電 源を切ったりすると、録音し たデータは失われます。ご注 意ください。 [F/K](プレイ/ポーズ)ボタンを押して、録音した演奏を再生して聞い てみましょう。 チャンネルごとに録音する(マルチトラック録音) 1 SONG CONTROL [REC](録音)ボタンと[J](ストップ)ボタンを同時 に押します。 録音のための空のソングが用意され、メイン画面(18ページ)のソング名表示欄 に「New Song」と表示されます。 2 [REC](録音)ボタンを押しながら[1 ]〜[8 ]ボタンを押して、 録音したいチャンネルを「REC」にします。 チャンネルの録音をキャンセルする場合には、[1 ]〜[8 ]ボタンをもう 一
4 録音をスタートします。 鍵盤を演奏したり、スタイルやマルチパッドを再生したり、SONG CONTROL[F/K](プレイ/ポーズ)ボタンを押したりすると、録音がスタートし ます。 5 演奏が終わったら、[J](ストップ)ボタンを押して、録音をストップし ます。 保存を促すメッセージが表示されます。メッセージを閉じるには、[EXIT](戻る) ボタンを押します。 6 7 [F/K](プレイ/ポーズ)ボタンを押して、録音した演奏を再生して聞い てみましょう。 手順2〜6をくり返し、別のチャンネルに録音します。 NOTE 録音済みのソングに上書き録 音する場合、スタイルリトリ ガー機能(38ページ)は使え ません。 8 録音した演奏を保存します。 注記 8-1 [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押して画面下部に「SONG FUNCTION MENU」を表示させ、[1 ](SELECT)ボタンでソング選択 画面を表示させます。 8-2 26ページの手順1〜5に従って、録音データをファイルとして保存します。 録音したソングを保存せず に、ソングを切り替えたり電 源を切っ
4 オーディオファイルを再生/録音する (USBオーディオプレーヤー ) USBオーディオプレーヤー機能を使えば、USBフラッシュ メモリーに入っているオーディオファイル(WAVE)を楽器 で再生できます。また、自分の演奏を録音してUSBフラッ シュメモリーにオーディオファイル(WAVE)として保存で きますので、コンピューターで再生したり、知り合いとお互 いの演奏データを共有したり、オリジナルのCDを制作した りして楽しめます。 NOTE • MIDIソングの再生や録音については、59ページをご覧ください。 • USBオーディオプレーヤー機能を使った録音では、あとで別パートを追加で録音したり(マルチトラック録音)、編集したりする ことはできません。このような録音をしたい場合は、MIDIソングの録音方法(66ページ)をご覧ください。 4 オーディオファイルを再生する 1 2 再生したいオーディオファイルが入っているUSBフラッシュメモリー を[USB TO DEVICE]端子に接続します。 [USB AUDIO PLAYER](USBオーディオプレーヤー )ボタンを押し て、USB AUDIO
4 カーソルボタン[][][E][F]で再生したいファイルを選び、 [ENTER](決定)を押します。 NOTE オーディオファイルは、MIDI ファイルなど他のファイルと 比べて、読み込むのに時間が かかります。 5 オーディオファイル情報を表示する [6 ](情報)ボタンで情報画面を表示させると、カーソルで選んだファイルのファイル名、サンプルレートなどを 確認できます。[7 ]/[8 ](OK)ボタンで画面を閉じます。 NOTE 画面右下に「MENU1」(メニュー 1)と表示されているのを確認してください(24ページ)。 5 [7 ](オーディオプレイ)ボタンを押して、オーディオファイルを再生 します。 自動的にUSB AUDIO PLAYER画面に戻ります。 6 [3 ](STOP)ボタンを押して、再生をストップします。 NOTE 画面右下に「MENU1」(メ ニュー 1)と表示されているの を確認してください(24ペー ジ)。 注記 再生中はUSBフラッシュメモ リーを抜き差ししたり、楽器 の電源を切ったりしないでく ださい。USBフラッシュメモ リー内のデータ
オーディオファイルの再生を操作する 経過時間 合計時間 ストップ [3 ] STOP 再生をストップします。 プレイ / ポーズ [4 ] PLAY/PAUSE 再生をスタートしたり、一時停止したりします。 プリヴィアス [5 ] 1つ前のファイルを選びます。押し続けると、選んでいるファイルを早戻しします。 PREV ネクスト [6 ] NEXT 4 1つ後のファイルを選びます。押し続けると、選んでいるファイルを早送りします。 リピート REPEAT [8 ] AUDIO VOLUME オーディオ 下記参照。 ボリューム 選んでいるファイルの音量を調節します。 NOTE • MIDIソングとオーディオファイルを再生した時の音量バランスは、[BALANCE](バ ランス)ボタンで調節できます。詳しくは、72ページをご覧ください。 • オーディオファイルのボリュームは、LIVE CONTROLノブでも調節できます。ノブ に割り当てられる機能の詳細については、38ページをご覧ください。 指定した範囲をくり返し再生する(ABリピート) 1.
ソングとオーディオファイルの音量バランスを調節する [BALANCE]ボタンを1回または2回押して、BALANCE(バランス)画面の2/2ページを開きます。[2 ]〜[3 ]ボタンを押すと、SONG(MIDIソング)とAUDIOの音量バランスを簡単に調節できます。CENTER(センター )に設 定されている場合は、SONGとAUDIOが同じ音量であることを意味します。変更した音量バランスを簡単にCENTER に戻すには、[2 ]と[3 ](または[2 ]と[3 ])を同時に押してください。 NOTE BALANCE画面の詳細は、54ページをご覧ください。 オーディオ録音する 自分の演奏をオーディオファイル(WAVフォーマット:サンプルレート44.
4 [2 ](REC)ボタンを押して、録音待機状態にします。 NOTE 画面上の[PLAY/PAUSE]ボタンが点滅します。 録音中もメトロノームを使え ます(35ページ)。ただし、メ トロノームの音は録音されま せん。 録音可能時間 5 [4 ](PLAY/PAUSE)ボタンを押して録音を開始したら、演奏を始 めます。 録音中、画面に録音経過時間が表示されます。 注記 6 演奏が終わったら、[3 ](STOP)ボタンを押して録音を終了しま す。 NOTE USB AUDIO PLAYER(USB オーディオプレーヤー )画面 を[EXIT](戻る)ボタンで閉じ ても、録音は中断されませ ん。[USB AUDIO PLAYER](USBオーディオ プレーヤー )ボタンでもう一 度USB AUDIO PLAYER画 面を表示させて、[3 ] (STOP)ボタンを押すと、録 音がストップします。 録音されたデータは、自動的にファイル名が付けられて、USBフラッシュメモ リーに保存されます。 7 [4 ](PLAY/PAUSE)ボタンを押して、録音した演奏を再生してみ
5 マルチパッドを使う マルチパッドは、内蔵された短いリズムパターンやフレーズ です。マルチパッドを使えば、インパクトがある、変化に富 んだ演奏が可能になります。 4つのマルチパッドを1セットにしたものをバンクと呼び、 音楽シーンに合わせたさまざまなジャンルのマルチパッドバ ンクが搭載されています。 また、オーディオリンクマルチパッド機能を使えば、お気に 入りのオーディオファイル(WAVE)を使って新しいマルチ パッドを作って再生できます。 マルチパッドを再生する ここではマルチパッドだけを再生する手順を説明しますが、スタイルやソングの再生時にマルチパッドを鳴らして、 より豪華な演奏にすることもできます。 1 MULTI PAD CONTROL [SELECT](選択)ボタンでマルチパッド選択画面を表示させます。 マルチパッドのカテゴリー別 フォルダーが表示されます。 2 カーソルボタン[][][E][F]で再生したいマルチパッドバンクを選び、[ENTER](決定)ボタン を押します。 画面は複数ページで構成されているので、ページ番号(P1、P2・・・)に対応した[1 ]〜[7 ]ボタン
NOTE • スタイルやソングの再生中にマルチパッドボタンを押すと、スタイルやソングの次の小節の最初に、マルチパッドが再生さ れます。スタイルやソングの停止中にマルチパッドボタンを押すと、すぐにマルチパッドが再生されます。 • スタイルやソングの再生中にSTYLE CONTROL [START/STOP](スタート/ストップ)ボタン、またはSONG CONTROL [■](ソングコントロール ストップ)ボタンを押すと、マルチパッドの再生もストップします。スタイルとソン グの両方が再生されているときは、SONG CONTROL [■] (ストップ)ボタンで、ソング、スタイル、マルチパッドすべて の再生がストップします。 MULTI PAD CONTROL(マルチパッドコントロール)[1]〜[4]ボタンのランプについて • 緑点灯:データが入っています。 • 赤点灯:現在再生中です。 • 赤点滅:再生(シンクロスタート)待機中です。 *シンクロスタート機能については、下記をご覧ください。 • 消灯:データが入っていません。 コードに合わせてマルチパッドを再生する(コードマッチ) [ACMP](スタイル オン
WAVEファイルを使ってマルチパッドを作る(オーディオリンクマル チパッド) USBフラッシュメモリー内のオーディオファイル(WAVE)を各マルチパッドボタン にリンクさせて、新しいマルチパッドとして鳴らすことができます。WAVEファイル は、USBオーディオプレーヤー機能(69ページ)で作ったデータや市販のデータが使 えます。WAVEファイルがリンクされたマルチパッドを、オーディオリンクマルチ パッドと呼び、USERメモリーやUSBフラッシュメモリーに保存できます。 1 2 3 WAVEファイルが入っているUSBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に接続します。 MULTI PAD CONTROL [SELECT]([選択])ボタンで、マルチパッド選 択画面を表示させます。 [6 ](AUDIOリンク)ボタンでAUDIO LINK MULTI PAD(オーディ オリンクマルチパッド)画面を表示させます。 確認メッセージが表示される場合があります。画面に表示される指示に従って操 作してください。 NOTE オーディオファイルの再生、 録音待機、録音中は、オー ディオリンクマルチパッド
6 [EXIT](戻る)ボタンで、AUDIO LINK MULTI PAD(オーディオリン クマルチパッド)画面に戻ります。 選んだWAVEファイルのリンク先のパスを確認する [7 ](INFO)ボタンを押すと、選んだWAVEファイルのリンク先のパスを確認 できます。[7 ]/[8 ](OK)ボタンを押すと、確認画面が閉じます。 7 8 ほかのWAVEファイルをほかのパッドにリンクさせたい場合は、手順4 〜6をくり返します。 必要に応じて、[3 ]〜[6 ]ボタンでWAVEファイルの音量を調 節します。 MULTI PAD CONTROL(マルチパッドコントロール)[1]〜[4]ボタンを押して マルチパッドを再生すれば、音を聞きながら音量を調節できます。 9 マルチパッドバンクに設定を保存します。 注記 9-1 [8 ](SAVE)ボタンを押して、マルチパッドバンク選択画面を表示させ 9-2 10 ます。 26ページ手順1〜5の説明にしたがって、バンクファイルとして設定を保 存します。 設定を保存せずに、ほかの オーディオリンクマルチパッ ドを選んだり、楽器本体の電
6 弾きたい曲に合ったパネル設定を呼び出す (ミュージックファインダー ) 弾きたい曲に合ったパネル設定(ボイスやスタイルなど)が わからない場合、ミュージックファインダー機能を使うと便 利です。ミュージックファインダーに登録されているさまざ まな「レコード」から曲名を選ぶことにより、弾きたい曲に 合ったパネル設定を呼び出すことができます。 また、いろいろな場所に保存されたソング、オーディオ、ス タイルファイルをミュージックファインダーに登録して、簡 単に呼び出すこともできます。 レコード(パネル設定)を選ぶ 1 [MUSIC FINDER](ミュージックファインダー )ボタンを押して、MUSIC FINDER画面を表示さ せます。 TAB(タブ)[E][F]ボタンで、表示するタブを選びます。 オール • ALL ............................すべてのミュージックファインダーのレコードが表示されます。 フェイバリット • FAVORITE ...............
レコード(パネル設定)を検索する ミュージックファインダーの検索機能を使って、曲名やキーワードからレコードを検索できます。 1 2 MUSIC FINDER画面の[2 ](SEARCH 1)ボタンを押して、 MUSIC FINDER SEARCH 1(ミュージックファインダー サーチ1)画 面を表示させます。 検索の条件を入力します。 カーソルボタン[][]で検索条件を選び、[ENTER](決定)ボタンを押します。 曲名で検索します。文字入力画面(30ページ)が表示 されたら、曲名を入力します。入力した内容を消去す るには、[1 ]/[2 ](CLEAR)ボタンを押しま す。 KEYWORD (キーワード) キーワードで検索します。文字入力画面が表示された ら、キーワードを入力します。入力した内容を消去する には、[1 ]/[2 ](CLEAR)ボタンを押します。 STYLE (スタイル) スタイル名で検索します。スタイル選択画面が開いた ら、カーソルボタン[][][E][F]でスタイルを選 び、ENTER(決定)ボタンを押します。[EXIT](戻る) ボタンを押す
3 [7 ]/[8 ](START SEARCH)ボタンを押して、検索をスター トします。 検索が終わると、検索結果がMUSIC FINDER画面のSEARCH1タブに表示さ れます。レコードが表示されない場合は、別の曲名やキーワードを入力して試し てみましょう。 4 5 NOTE 表示された結果を残して、別 の条件で検索したい場合は、 手順1で[3 ] (SEARCH2)ボタンを押しま す(表示された検索結果は SEARCH1タブに残ります)。 カーソルボタン[][]を押して、弾きたい曲に合ったレコードを選び ます。 左手でコードを押さえてスタイルを再生しながら、右手でメロディーを 弾いてみましょう。 ウェブサイトからレコード(パネル設定)を読み込む 工場出荷時にミュージックファインダーに入っているのはサンプルのレコード(パネル設定)です。ミュージックファ インダー機能をより便利に使うために、ヤマハのウェブサイトで提供されているミュージックファインダーのレコー ドを楽器本体に読み込んでおくことをおすすめします。 1 USBフラッシュメモリーをコンピューターに接続して、以下のウェ
6 7 8 9 カーソルボタン[][][E][F]でUSBフラッシュメモリー内のミュー ジックファインダーのファイルを選ぶと、レコードのREPLACE(置き 換え)かAPPEND(追加)を選ぶメッセージが表示されます。 元のレコードを残したまま選択したファイルのレコードを追加したい場 合は[6 ](APPEND)を選び、選択したファイルのレコードと元の レコードを置き換えたい場合は[7 ](REPLACE)を選びます。 確認を求めるメッセージが表示されたら、[7 ](OK)ボタンを押し ます。 レコードの追加または置き換えの完了を知らせるメッセージが表示され たら、[7 ](YES)ボタンを押します。 MUSIC FINDER画面の上部に表示されるレコード数で、レコードが追加または 置き換えされたことを確認できます。 NOTE ミュージックファインダーの レコードを追加、または置き 換えたあとでも、手順6で PRESET(プリセット)タブの 「MusicFinderPreset」とい うファイルを選ぶと、工場出 荷時の状態に戻すことができ ます。 曲データ(ソング/オーディオ)やスタ
3 4 [7 ]/[8 ](OK)ボタンを押して、ファイルを登録します。 MUSIC FINDER画面で、登録したレコードを確認してみましょう。 レコードのSTYLE(スタイル)欄に、ソングを登録したレコードは「(SONG)」、 オーディオファイルを登録したレコードは「(AUDIO)」と表示されます。スタイ ルは、登録したスタイル名がそのまま登録されます。 NOTE 登録を中止するときは、[5 ]/[6 ](CANCEL)ボ タンを押します。 ミュージックファインダーに登録した曲データやスタイルを呼び出す 「レコード(パネル設定)を選ぶ」(78ページ)や「レコード(パネル設定)を検索する」 (79ページ)と同じ方法で、登録したソング、オーディオ、スタイルファイルを呼び 出すことができます。 選んだファイルは以下の方法で再生できます。 • ソング:SONG CONTROL [F/K](ソングコントロール プレイ/ポーズ)ボタンを押 すか、鍵盤を弾いてください。再生をストップするには、SONG CONTROL [■] (ストップ)ボタンを押します。 • オーディオ:MUSIC FINDER画
7 パネル設定を登録する (レジストレーションメモリー ) レジストレーションメモリーは、ボイスやスタイルなどに関 するパネル設定をボタンに登録し、演奏中でもワンタッチで 呼び出せる機能です。8つのレジストレーションメモリーボ タンに登録したパネル設定は、まとめて1つのバンク(ファ イル)として保存します。 パネル設定を登録する 1 ボイスやスタイル、エフェクトなどのパネル設定を、登録したい状態に します。 レジストレーションメモリーで登録できる内容は、ウェブサイト上のデータリス トの「Parameter Chart(パラメーターチャート)」をご覧ください。 2 [MEMORY](メモリー )ボタンを押します。 登録する項目(グループ)を選ぶ画面が表示されます。 7 3 登録する項目(グループ)を指定します。 カーソルボタン[][]で登録する項目を選びます。[6 ](MARK ON)ボタン を押すと、選んだ項目にチェックマークが付きます。チェックマークを削除する には、[6 ](MARK OFF)ボタンを押します。 登録を中止するときは、[8 ](CANCEL)ボタンを押して画面
4 レジストレーションメモリー [1]〜[8]ボタンのうち、パネル設定を登 録したいボタンを押します。 パネル設定が登録されると、ランプが赤に点灯します。 ランプの色について • ランプ(赤)点灯:パネル設定を登録済みで、現在選ばれています。 • ランプ(緑)点灯:パネル設定を登録済みで、現在選ばれていません。 • ランプ消灯:パネル設定が未登録です。 5 ほかのボタンに別のパネル設定を登録するときは、手順1〜4をくり返 します。 保存したパネル設定は、レジストレーションメモリー [1]〜[8]ボタンを押すこ とで呼び出せます。 注記 ランプが消灯しているボタン に登録することをおすすめし ます。赤または緑のランプが 点灯しているボタンは、すで にパネル設定が登録されてい るボタンです。ランプが点灯 しているボタンにパネル設定 を登録すると、そのボタンに 登録されていたデータは消 え、新しい設定に書き換わり ます。 NOTE 登録したパネル設定は、電源 を切っても保持されます。登 録したパネル設定すべてを一 度に消去する場合は、いちば ん右のB鍵盤(B5)を押しなが ら電源をオンにします。 登録
登録したパネル設定を呼び出す ファイルとして保存したレジストレーションメモリーは、REGIST BANK(レジスト バンク)[−]/[+]ボタンで順に呼び出したり、以下の方法で呼び出したりできます。 1 2 REGIST BANK(レジストバンク)[−]/[+]ボタンを同時に押して、バ ンク選択画面を表示させます。 カーソルボタン[][][E][F]でバンクを選び、[ENTER](決定)ボタ ンを押します。 レジストレーションメモリーに登録された内容を確認する バンク選択画面で[6 ](情報)ボタンを押すと、REGISTRATION MEMORY (レジストレーションメモリー ) [1]〜[8]ボタンに、どんなボイスやスタイルが 登録されているかを確認するREGIST INFORMATION(レジストインフォメー ション)画面が表示されます。 NOTE 画面右下に「MENU1」と表示されているのを確認してください(24ページ)。 REGIST INFORMATION画面には、[1]〜[4]ボタンの内容を確認する画面と、 [5]〜[8]ボタンの内容を確認する画面があります。2つの画面は、TAB(タブ
8 音量バランスや音色などを調節する (ミキサー ) この楽器にはミキサーの機能が内蔵されているので、鍵盤 パート間やスタイル/ソングチャンネルごとの音量バランス や音色調節ができます。さらに、ステレオ定位、エフェクト のかかり具合などを調節することもできます。 ミキサーの基本操作 1 [MIXER](ミキサー )ボタンを押して、MIXING CONSOLE(ミキシン グコンソール)画面を表示させます。 3 2 [MIXER](ミキサー )ボタンを何度か押して、バランス調節をしたい パートのMIXING CONSOLE画面を表示させます。 パート名は画面上部に表示されます。 パネル スタイル ソング(CH 1-8) ソング(CH 9-16) 次ページへつづく 86 PSR-S670 取扱説明書 ソング、スタイル、マルチパッド、鍵盤パート(ライト1、 ライト2、レフト) リズム1、リズム2、ベース、コード1、コード2、パッド、 フレーズ1、フレーズ2 ソングチャンネル 1〜8 ソングチャンネル 9〜16
3 TAB(タブ)[E][F]ボタンで設定画面を切り替えます。 各ページの詳細は、ウェブサイト上のリファレンスマニュアルをご覧ください。 • VOL/VOICE(ボリューム/ボイス) ........................................各パートのボイスを変更したり、パン(ステレオ定位) や音量バランスを調節したりします。 • FILTER(フィルター ) .....音のハーモニックコンテント(レゾナンス効果)や明る さを調節できます。 • TUNE(チューン) ............チューニングやトランスポーズ(移調)など、音の高さ に関する設定をします。 • EFFECT(エフェクト) ....各パートにかけるエフェクトの種類を選び、エフェク トをかける深さを設定します。 • MEQ(マスターイコライザー ) ........................................楽器本体で鳴るサウンド全体にかかるマスターイコラ イザーのタイプを選び、そのタイプに関連する設定を 編集します。 • CMP(マスターコンプレッサー ) ..................
9 他の機器と接続して演奏する この章では、この楽器のリアパネルにある接続端子について説明します。 注意 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切ったうえで行なってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機 器のボリュームを最小(0)にしてください。感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 リアパネル 1 2 3 4 5 1 [USB TO DEVICE]端子 .............................................................. 91ページ 2 [USB TO HOST]端子 .................................................................. 93ページ 3 [LCD CONTRAST]つまみ.......................................................... 16ページ 4 [AUX IN]端子....................................................
外部オーディオ機器と接続する(OUTPUT [L/L+R]/[R]端子、[AUX IN]端子) 楽器の音を外部スピーカーから鳴らす NOTE OUTPUT端子を使って楽器をアンプ内蔵スピーカーと接続すると、より大きな音で 迫力ある演奏を楽しめます。 オーディオ接続ケーブルおよ び変換プラグは、抵抗のない ものをお使いください。 NOTE モノラル出力の場合(スピー カーを1台だけ使う場合)に は、[L/L+R]端子をご使用く ださい。 アンプ内蔵スピーカー 入力端子 モノラル標準 フォーンプラグ モノラル標準 フォーンプラグ 音の信号 オーディオ接続ケーブル 注記 外部機器の損傷を防ぐため、楽器本体の音を外部機器に出力するときは、最初に楽器本体、次に外部機器の順に電源を入れてくだ さい。電源を切るときは、最初に外部機器、次に楽器本体の順に行なってください。オートパワーオフ機能(15ページ)により、自 動的に電源が切れることがあります。外部機器を接続した状態で、一定時間本体を操作しない場合は、この手順に従って手動で電 源を切るか、オートパワーオフを解除してください。 注記 OUTPUT端子か
フットスイッチやフットコントローラーを接続する(FOOT PEDAL 端子) FOOT PEDAL端子に別売のフットスイッチ(FC4/FC4AまたはFC5)やフットコントローラー (FC7)を接続する と、足を使ってさまざまな機能をコントロールできます。機能のオン/オフを切り替えるときにはフットスイッチ を、ボリュームなどの連続した値をコントロールするときにはフットコントローラーをお使いください。 NOTE フットスイッチやフットコン トローラーの抜き差しは、電 源を切った状態で行なってく ださい。 フットペダル FC4/FC4A FC5 FC7 初期設定では、下記の機能を使えます。 • FOOT PEDAL [1]..........サステインのオン/オフを切り替えます。フットスイッチ (FC4/FC4AまたはFC5)を接続してください。 • FOOT PEDAL [2]..........
USB機器を接続する([USB TO DEVICE]端子) [USB TO DEVICE]端子には、USBフラッシュメモリーや別売のUSB無線LANアダプター (UD-WL01)を接続でき ます。楽器本体で設定した内容や制作したデータをUSBフラッシュメモリーに保存したり(26ページ)、UD-WL01を 接続して、iPadなどのスマートデバイスと無線通信(93ページ)したりできます。 [USB TO DEVICE]端子ご使用上の注意 本機には[USB TO DEVICE]端子があります。[USB TO DEVICE]端子にUSB機器を接続する場合は、以下のことをお守り ください。 NOTE USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明書もご参照ください。 ■ 使用できるUSB機器 • USBフラッシュメモリー • USB無線LANアダプター (UD-WL01) USBフラッシュメモリーの取り扱いについて 上記以外のUSB機器(USBハブ、マウス、コンピュー ターのキーボードなど)は、接続しても使えません。 本機にUSBフラッシュメモリーを接続すると、楽器本体 で制作したデータをUSB
USBフラッシュメモリーのフォーマット(初期化) [USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを接続したときに、USBフラッ シュメモリーをフォーマット(初期化)するように促すメッセージが表示されることが あります。その場合は、フォーマットを実行してください。 1 2 フォーマットするUSBフラッシュメモリーを楽器の[USB TO DEVICE]端子に接続します。 操作画面を表示させます。 3 フォーマットを実行すると、 そのUSBフラッシュメモリー の中身は消去されます。必要 なデータが入っていないのを 確認してからフォーマットし てください。 NOTE [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] UTILITY(ユーティリティー) → [ENTER](決定) → TAB[F] USB 3 注記 スタイルやソング、マルチ パッドの再生は、フォーマッ トが始まるとストップしま す。 4 必要に応じて、[3 ]/[4 ]ボタンを押して、フォーマットする USBフラッシュメモリ
iPhone/iPadと接続する([USB TO DEVICE]端子、[USB TO HOST]端子) iPhone/iPadなどのスマートデバイスと接続して、PSR-S670対応のアプリケー ションを使うことにより、楽器をもっと便利に楽しむことができます。 スマートデバイスは、下記の方法で接続できます。 • USB無線LANアダプター (UD-WL01、別売)を[USB TO DEVICE]端子に接続す る。 • iPhone/iPod touch/iPad用USB MIDIインターフェース(i-UX1、別売)などを [USB TO HOST]端子に接続する。 注記 iPhone/iPadを不安定な場所 に置かないでください。 iPhone/iPadが落下して破損 するおそれがあります。 NOTE • [USB TO DEVICE]端子を 使う前に、「[USB TO DEVICE]端子ご使用上の注 意」(91ページ)を必ずお読 みください。 • 楽器とiPhone/iPadのアプ リケーションを一緒に使用 する場合は、通信によるノ イズを避けるため、 iPhone/iPadの機内モード をオンにしてお使い
10 楽器の詳細設定と機能(ファンクション) [FUNCTION](ファンクション)ボタンを押して表示される 画面で、楽器全体に関わる設定や、特定の機能に関する詳細 設定など、さまざまな設定ができます。また、スタイル、ソ ング、マルチパッドを制作したり編集したりするクリエー ターメニューにもこの画面から入れます。 基本操作 1 FUNCTION MENU(ファンクションメニュー )画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E][F] MENU1/2(メニュー 1/ 2) 2 カーソルボタン[][][E][F]で、設定したい項目を選び、[ENTER] (決定)ボタンを押します。 設定項目の概要は、次ページのファンクションリストをご覧ください。 3 2 3 4 TAB(タブ)[E][F]ボタンで、設定したい項目のある画面を表示させま す。 設定内容を変更したり、操作を実行したりします。 詳細については、次ページのファンクションリストをご覧ください。 94 PSR-S670 取扱説明書
ファンクションリスト FUNCTION MENU(ファンクションメニュー )画面で設定できる項目の概要をまとめたリストです。一部の設定項 目の詳細は、下記リストの「取扱説明書」参照ページと、「リファレンスマニュアル」参照章をご覧ください。 MENU1(メニュー 1) SPLIT POINT/CHORD FINGERING (スプリットポイント/コード フィンガリング) 説明 リファレンス マニュアル SPLIT POINT (スプリットポイント) スプリットポイントを設定します。 55ページ ― CHORD FINGERING (コードフィンガリング) フィンガリングタイプを変えます。 49ページ 2章 ハーモニータイプやアルペジオタイプを選びます。 40ページ 1章 HARMONY/ARPEGGIO (ハーモニー /アルペジオ) REGIST SEQUENCE/ FREEZE (レジストシーケンス/フリー ズ) 取扱説明書 REGISTRATION SEQUENCE (レジストレーションシーケ ンス) TAB(タブ)[E][F]ボタンやペダルでレジストレーショ ンメモリー
ダイレクトアクセスチャート [DIRECT ACCESS](ダイレクトアクセス)ボタンを押したあと、下記一覧にあるボタンを押すと(ノブ/ホイール/ペダ ルを動かすと)、表示したい画面を呼び出せます。 [DIRECT ACCESS]ボタンを押したあとに押すボタン(動かすノブ/ ホイール/ペダル) ダイレクトアクセス操作で呼び出される画面 [ACMP] (スタイル オン/オフ) SPLIT POINT/ CHORD FINGERING [AUTO FILL IN] (オート フィルイン) CHORD FINGERING [OTS LINK] (OTSリンク) [BREAK] (ブレイク) INTRO (イントロ) [Ⅰ], [Ⅱ], [Ⅲ] MAIN VARIATION (メインバリエー ション) [A], [B], [C], [D] STYLE CONTROL (スタイルコントロール) ENDING/rit. (エンディング/rit.
[DIRECT ACCESS]ボタンを押したあとに押すボタン(動かすノブ/ ホイール/ペダル) ダイレクトアクセス操作で呼び出される画面 PART SELECT [LEFT] (パート選択 レフト) LEFT VOICE SET FILTER PART SELECT [RIGHT1] (パート選択 ライト1) PART SELECT [RIGHT2] (パート選択 ライト2) VOICE (ボイス) PART ON/OFF [LEFT] (パート オン/オフ レフト) RIGHT1 RIGHT2 VOICE SETTING FUNCTION PART ON/OFF [RIGHT1] (パート オン/オフ ライト1) VOICE CONTROL PART ON/OFF [RIGHT2] (パート オン/オフ ライト2) [LEFT HOLD] (レフトホールド) VOICE EFFECT (ボイスエフェクト) SPLIT POINT/ CHORD FINGERING SPLIT POINT VOICE SET FILTER VOICE(ボイス)カテゴリーボタン FUNCTION
困ったときは 全般 電源スイッチをオンまたはオフにしたとき、「カ チッ」と音がする。 異常ではありません。電気が流れたためです。 電源が自動的に切れてしまう。 異常ではありません。オートパワーオフ機能によるものです。必要に応じて、 オートパワーオフ機能の設定を行なってください(15ページ)。 スピーカーから雑音が聞こえる。 楽器の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりすると、雑音が出る 場合があります。 楽器の近くでは携帯電話の電源を切ってください。 iPhone/iPadのアプリケーションと楽器を一緒に 使っているとき、本体スピーカーやヘッドフォンか ら雑音(ノイズ)が出る。 iPhone/iPadのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイズ を避けるため、iPhone/iPadの機内モードをオンにしてお使いいただくことを おすすめします。 鍵盤で弾く音にわずかな音質の違いがある。 異常ではありません。楽器のサンプリングシステムによります。 ループして(繰り返して)鳴る音がある。 ボイスによっては、高音になるほど雑音やビブラー トが付いてしまう。 全体的に音が小さい
ボイス ボイスを選んでから鍵盤を弾いても、ボイスが変わ らない。 ボイスを選んだパートと弾いている鍵盤パートが違っています。選んだパート がオンになっているか、PART ON/OFF(パート オン/オフ)ボタンを確認して ください。鍵盤パートについての詳細は、34ページをご覧ください。 変に音が重なって聞こえる。鍵盤を押すたびに、わ ずかに音が異なって聞こえる。 RIGHT1(ライト1)とRIGHT2(ライト2)パートがオンで、両パートに同じボイ スが選ばれています。RIGHT2パートをオフにするか、ボイスを変更してくだ さい。 高音域や低音域で演奏すると、ピッチがオクターブ 単位でジャンプしてしまうボイスがある。 異常ではありません。ピッチの限界に達するとピッチがシフトするボイスもあ ります。 スタイル STYLE CONTROL [START/STOP](スタート/ス トップ)ボタンを押してもスタイルが始まらない。 リズムパートが入っていないスタイルです。[ACMP](スタイル オン/オフ)ボ タンをオンにして左手鍵域を弾くと、スタイル(自動伴奏)が再生します。 スタイルがリズムしか再生さ
フットペダル FOOT PEDAL端子に接続したフットスイッチの、 オンとオフが逆になる。 100 PSR-S670 取扱説明書 フットスイッチの極性を以下の画面で変更してください。 [FUNCTION](ファンクション) → MENU1(メニュー 1) → CONTROLLER (コントローラー ) → [ENTER](決定) → 3 PEDAL POLARITY
仕様 品名 サイズ/質量 電子キーボード 寸法 幅×奥行き×高さ 質量 鍵盤 その他の操作子 操作子 8.
スタイル ソング スタイルクリエーター ○ スタイルレコメンダー ○ OTSインフォメーション ○ ソングクリエーター ○ 譜面表示 ○ 歌詞表示 ○ テキスト表示 ガイド マルチパッド マルチパッドクリエーター レジストレー ションメモリー ボタン数 USB オーディオ プレーヤー 録音時間 ファンクション コントロール WAV (44.1kHz、16bit、ステレオ) ○ トランスポーズ チューニング オクターブボタン スケール(音律) ダイレクトアクセス 5〜500 −12〜0〜+12 414.8〜440.0〜466.
索引 [+/YES][−/NO]ボタン ..................21 [1 ]〜[8 ]ボタン .................22 A ABリピート .................................65, 71 ACMP ..................................................47 AUDIO VOLUME (オーディオ音量) ............................71 AUX IN ................................................89 O あ OTS(ワンタッチセッティング) ........50 OTSリンク ..........................................51 OUTPUT .............................................89 アッパーオクターブ ................... 19, 36 アルペジオ ..........................
さ な む 削除 .......................................................29 名前 .......................................................28 無線LAN ..............................................95 し の め システム ...............................................95 自動伴奏(スタイル) ............................45 仕様 ....................................................101 小節(BAR) ...........................................19 初期化 ...................................................31 初期化(USBフラッシュメモリー ) ...92 シンクロスタート ......
メモ PSR-S670 取扱説明書 105
メモ 106 PSR-S670 取扱説明書
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマ ハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い 上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してくださ い。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書 をご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理さ せていただきます。 有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより劣化 しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となりま す。有寿命部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご 相談センターへご相談ください。 有寿命部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、 接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパットなど ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、 製造打切後8年です。 ● 持込み修理のお願い まず本書の「困ったときは」をよくお読み
キーボードの仕様や取り扱いに関するお問い合わせ ご購入の特約店または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンターへ お問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 ナビダイヤル (全国共通番号) 0570-006-808 ※固定電話は、全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-5272 へおかけください。 営業時間:月曜日〜金曜日 10:00〜17:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く) http://jp.yamaha.com/support/ ウェブサイトのご案内 ヤマハ株式会社のホームページ http://jp.yamaha.com/ ヤマハ ピアノ・鍵盤楽器サイト http://jp.yamaha.com/kbd/ ヤマハ ダウンロード http://download.yamaha.com/jp/ ヤマハ 音楽データショップ http://www.music-eclub.