DIGITAL KEYBOARD リファレンスマニュアル 本書(リファレンスマニュアル)は、取扱説明書の説明を補うものです。取扱説明書を読んだあとに、 お読みください。 Manual Development Department © 2015 Yamaha Corporation Published 05/2015 PO-A0 JA
目次 本書の各章は、取扱説明書の各章の機能に対応しています。 1 いろいろなボイス(楽器音)で演奏する 3 ボイスの特徴........................................................................................3 GM&XGボイス、GM2ボイスを選ぶ ..............................................4 ハーモニー /アルペジオの詳細設定..................................................5 音の高さに関する設定 ........................................................................7 LIVE CONTROL(ライブコントロール)ノブに割り当てる パラメーターを変更する ................................................................9 ボイスを編集する(ボイスセット) ...........
1 いろいろなボイス(楽器音)で演奏する この章の内容 ボイスの特徴 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 GM&XGボイス、GM2ボイスを選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 ハーモニー /アルペジオの詳細設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 音の高さに関する設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • 鍵盤全体のピッチを微調整する . . . . . . . . . . . . . .
GM&XGボイス、GM2ボイスを選ぶ この楽器には、XG/GM音源に対応したデータを鳴らすためのボイスが内蔵されています。これらのボイスは、パ ネルのボイスカテゴリーボタンから直接選ぶことはできませんが、下記手順で選べます。 1 2 ボイスカテゴリーボタン([EXPANSION/USER](エクスパンション/ユーザー )以外)の1つを 押して、ボイス選択画面を表示させます。 [8 ](上へ)ボタンで、ボイスカテゴリーを表示させます。 1 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する 2 3 4 5 4 カーソルボタン[][][E][F]を押して「GM&XG」(P1)、「GM2」(P2)フォルダーを選び、 [ENTER](決定)ボタンを押します。 カーソルボタン[][][E][F]で、選びたいボイスカテゴリーのフォルダーを選び、 [ENTER](決定)ボタンを押します。 カーソルボタン[][][E][F]でボイスを選び、[ENTER](決定)ボタンを押します。 PSR-S670 リファレンスマニュアル
ハーモニー /アルペジオの詳細設定 ここでは、音量の設定など、ハーモニー /アルペジオの詳細設定について説明します。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] HARMONY/ARPEGGIO(ハーモニー /アルペジオ) → [ENTER](決定) 2 [1 ]〜[6 ]ボタンを押して、ハーモニー /アルペジオのCATEGORY(カテゴリー )と TYPE(タイプ)を選びます。 1 3 4 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する 2 3 [7 ](DETAIL)ボタンを押して、詳細設定画面を表示させます。 [3 ]〜[8 ]ボタンを押して、ハーモニー /アルペジオの設定を行ないます。 次ページへつづく PSR-S670 リファレンスマニュアル 5
設定できる項目はカテゴリーやタイプによって違います。 ARPEGGIO(アルペジオ)のカテゴリーの場合、 「*」印のある項目のみ設定できます。 HarmonyカテゴリーでMulti Assign(マルチアサイン)タイプが選ばれている場合は、いずれも設定できませ ん。 [3 ] VOLUME * (ボリューム) 付加されるハーモニー /アルペジオ音の音量を決めます。 NOTE VOICE SET(ボイスセット)画面(12ページ)でTOUCH SENSE(タッチセンス)の DEPTH(デプス)が0に設定されている音色(オルガン音色など)の場合、付加される 音量は変わりません。 [4 ]/ [5 ] ASSIGN * (アサイン) ハーモニー /アルペジオを、鍵盤演奏のどのパートを使って発音させるかを決めま す。 AUTO:PART ON/OFF(パート オン/オフ)ボタンがオンになっているパート (RIGHT1または2)に効果がかかります。HarmonyまたはEchoカテゴリーが 選ばれている場合、両方がオンになっていると、RIGHT1が優先されます。 MULTI: HarmonyまたはEc
音の高さに関する設定 鍵盤全体のピッチを微調整する 鍵盤演奏音、スタイル、ソングなど鍵盤全体のピッチを微調整(チューニング)できます。CDの再生やほかの楽器と 合わせて演奏するときに、音の高さを合わせることができるので便利です。ドラム/SFXキットやオーディオファ イル再生音はチューニングできません。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] MASTER TUNE/SCALE TUNE(マスターチューン/スケールチューン) → [ENTER](決定) → TAB[E] MASTER TUNE 2 1 [4 ]/[5 ]ボタンを押してチューニングします(0.2Hz単位)。 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する 初期設定の440.
3 1 WERCKMEISTER (ヴェルクマイスター = ヴェルク マイスター音律) KIRNBERGER (キルンベルガー = キルンベル ガー音律) 中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた音律で、それぞれその組み合わせ方が異な ります。転調により曲想 が変化するのが特徴です。バッハやベートーベン時代に使 用され、現在でもその時代の曲をハープシコード(=チェンバロ)などで演奏するとき にしばしば用いられます。 ARABIC1, 2 (アラビック=アラブ音律) アラブ音楽を演奏するときに使用される音律です。 必要に応じて、下記の設定をします。 [2 ] BASE NOTE (ベースノート) 音律の基準となる音(ベース音)を変えます。ベース音を変えると、音律の音程を 保ったまま移調します。 [3 ]/ [4 ] TUNE (チューン) [3 ]ボタンでノート(鍵盤)を選び、[4 ]ボタンで選んだノートを1セント単 位でチューニングします。 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する NOTE セントとは、半音を100等分した音程の単位です。(100セント=半音)
LIVE CONTROL(ライブコントロール)ノブに割り当てるパラメー ターを変更する LIVE CONTROLノブに割り当てられる機能は、初期設定では8つの組み合わせが用意されていますが、その8つ の組み合わせを変更することができます。 1 [ASSIGN](アサイン)ボタンを押して、LIVE CONTROL画面を表示させます。 1 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する 2 3 2 3 カーソルボタン[][]を押して、機能を変更したい組み合わせ番号を選びます。 [7 ]/[8 ](ASSIGN)ボタンを押して、PARAMETER ASSIGN(パラメーターアサイ ン)画面を表示させます。 4 4 ノブ1は[1 ]〜[4 ]ボタン、ノブ2は[5 ]〜[8 ]ボタンを押して、割り当てた い機能を選びます。 割り当てられる機能の詳細は、10〜11ページをご覧ください。 5 6 [EXIT](戻る)ボタンを押して、PARAMETER ASSIGN画面を閉じます。 必要に応じて、手順2〜5をくり返して、ほかの組み合わせ番号に割り当てる機能を変更しま す。 NOT
■ 割り当て可能な機能 Voice/Filter/Cut/R1,R2 ライト1とライト2パートに対して、フィルターのカットオフ周波数を調節します。右 に回すほど明るい音になります。 Voice/Filter/Res/R1,R2 ライト1とライト2パートに対して、フィルターのレゾナンス効果のかかり具合を調節 します。右に回すほどレゾナンス効果が強くなり、クセのある音になります。 Voice/Filter/R1,R2 ライト1とライト2パートのいずれかまたは両方に対して、フィルターのカットオフ周 波数とレゾナンス効果のかかり具合を同時に調節して、音質を変化させます。 Voice/Filter/R1 Voice/Filter/R2 Voice/Attack/R1,R2 Voice/Attack/R1 ライト1とライト2パートのいずれかまたは両方に対して、鍵盤を弾いてから最大音量 に達するまでの時間を調節します。右に回すほど、音の立ち上がりが遅くなります。 Voice/Attack/R2 1 Voice/Release/R1,R2 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する Voice/Rele
オーディオ再生の音量を調整します。右に回すほど、音量が大きくなります。 AUX/Volume [AUX IN]端子からの入力音の音量を調節します。右に回すほど、音量が大きくなりま す。 Balance/Voice,Style ボイスとスタイルの音量バランスを調節します。左に回すとスタイルの音量が、右に回 すとボイスの音量が大きくなります。 Balance/Style,M.
ボイスを編集する(ボイスセット) ボイスセット機能を使うと、既存のボイスを編集してオリジナルのボイスを作れます。作ったボイスを楽器本体の ユーザーメモリーやUSBフラッシュメモリーに保存すれば、必要なときに呼び出して使えます。 1 2 3 1 もとになるボイスを選びます。 ボイス選択画面で、MENU1(メニュー 1)の[5 ](ボイスセット)ボタンを押して、VOICE SET(ボイスセット)画面を表示させます。 TAB(タブ)[E][F]ボタンを押して、設定画面を選びます。 設定できる内容については、13〜15ページの「VOICE SET(ボイスセット)画面で設定できる項目」をご覧く ださい。 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する 3 4 4 5 必要に応じて、カーソルボタン[][]で編集したい項目を選び、[1 ]〜[7 ]ボタンを 押してボイスを編集します。 編集中に[8 ](COMPARE)ボタンを押すと、編集前のボイスと編集後のボイスを聞き比べられます。 5 [8 ](SAVE)ボタンを押して、編集したボイスを保存します。 保存の手順については、取扱説明書の「
VOICE SET(ボイスセット)画面で設定できる項目 ボイスセット画面は、5つの画面で構成されています。各画面で設定できる項目は以下のとおりです。 NOTE 選んだボイスによって、設定できる項目は異なります。 ■ COMMON(コモン)画面 [1 ] VOLUME (ボリューム) 編集中のボイスの音量を設定します。 [2 ]/ [3 ] TOUCH SENSE (タッチセンス) 編集中のボイスを鍵盤演奏で使う場合のタッチ感度 や、タッチに対するベロシ ティー (音量)の変化幅を設定します。 DEPTH(デプス)の設定による ベロシティーのカーブ変化 OFFSET(オフセット)の設定による ベロシティーのカーブ変化 (オフセット=64で一定にしたとき) (デプス=64で一定にしたとき) 音源に働くベロシティー 音源に働くベロシティー 1 オフセット96 (+64) いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する オフセット127 (+127) デプス127(2倍) 127 127 オフセット64(通常) デプス64(通常) 64 64 オフセット による増減 デ
■ CONTROLLER(コントローラー )画面 MODULATION(モジュレーション) [MODULATION]ホイールで、ビブラートのコントロールのほかにも、フィルターや音量をコントロールする こともできます。また効果のかかり具合も設定できます。 [2 ] FILTER (フィルター ) フィルターカットオフ周波数をコントロールする場合の、効果の深さを設定します。 フィルターについては、下記をご覧ください。 [3 ] AMPLITUDE (アンプリチュード) アンプリチュード(音量)をコントロールする場合の、効果の深さを設定します。 [5 ] LFO PMOD (ピッチモジュレー ション) ピッチをLFOでコントロールする場合の、効果の深さ(ピッチの変化幅)を設定しま す。 1 [6 ] LFO FMOD (フィルターモジュ レーション) フィルターをLFOでコントロールする場合の、効果の深さ(カットオフ周波数の変化 幅、ワウ効果の深さ)を設定します。 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する [7 ] LFO AMOD (アンプリチュード モジュレーシ
2.
ボイスに含まれる設定(ボイスセット)を呼び出さないようにする ボイスには、そのボイスに合ったさまざまな設定(12ページのボイス編集機能での設定と同じ)が含まれます。これ らの設定は、ボイスを選んだときに自動的に呼び出されるようになっていますが、呼び出さないようにすることも できます。たとえば、どのボイスでも同じエフェクトをかけたいときは、エフェクトをオフにします。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] VOICE SETTING(ボイスセッティング) → [ENTER](決定) → TAB[F] VOICE SET FILTER 2 カーソルボタン[][]で、鍵盤パートを選びます。 1 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する 2 3 3 [3 ]〜[8 ]ボタンを押して、各設定のON(オン)/OFF(オフ)を切り替えます。 オンにした設定は、ボイスを選んだときに自動的に呼び出されます。各設定の詳細は、下記をご覧ください。 16 [3 ]/ [
ボイスの設定を変える(タッチレスポンス、サステイン、モノ/ポリ) 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] VOICE SETTING(ボイスセッティング) → [ENTER](決定) → TAB[E] VOICE CONTROL 2 [1 ]〜[8 ]ボタンを押して各項目の設定を行ないます。 1 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する [1 ]/ [2 ] TOUCH RESPONSE (タッチレスポンス) 鍵盤のタッチレスポンス機能のON(オン)/OFF(オフ)を切り替えます。オフのとき は、鍵盤を強く弾いても弱く弾いても同じ音量で音が鳴ります。 以下の画面で、タッチ感度を変えることもできます。詳しくは、取扱説明書をご覧 ください。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソ ルボタン[][][E][F] CONTROLLER(コントローラー ) → [ENTER](決定) → TA
新しいコンテンツを追加する―エクスパンションパック エクスパンションパックをインストールすると、ユーザーメモリーの 「Expansion」(エクスパンション)フォル ダーにさまざまなボイスやスタイルを追加できます。 USBフラッシュメモリーからエクスパンションパックをインストールする エクスパンションパックは、 「パックインストールファイル」と呼ばれるファイル(「***.ppi」または 「***.cpi」)に まとめて楽器にインストールします。楽器にインストールできるパックインストールファイルは1つのみです。複 数のエクスパンションパックをインストールするには、Yamaha Expansion Manager(ヤマハエクスパンション マネージャー )を使って、パックを1つのファイルにまとめておく必要があります。詳細は、Yamaha Expansion Managerの取扱説明書をご覧ください。 1 NOTE Yamaha Expansion Managerについては、ヤマハウェブサイトのPSR-S670製品情報をご覧ください。 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する http://jp.
楽器情報ファイルをUSBフラッシュメモリーに保存する Yamaha Expansion Manager(ヤマハエクスパンションマネージャー )を使ってエクスパンションパックを管理 するときに、楽器情報ファイルを求められる場合があります。楽器情報ファイルは、下記手順で取得できます。詳 細については、Yamaha Expansion Managerの取扱説明書をご覧ください。 1 USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に接続します。 NOTE USBフラッシュメモリーを使う前に、必ず取扱説明書10章の「USB機器を接続する」をお読みください。 2 操作画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[F] MENU 2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] SYSTEM(システム) → [ENTER](決定)→TAB[E] OWNER(オーナー ) 1 いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する 3 3 [1 ]〜[3 ](EXPORT INSTRUMENT INFO)ボタンを押します。 4 画面の指示に従って、
2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する(スタイル) この章の内容 コードフィンガリングタイプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21 • コードフィンガリングチャート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 スタイル再生に関する設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .23 ワンタッチセッティングにパネル設定を登録する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
コードフィンガリングタイプ スタイル再生のためのコードの認識方法として、7種類のフィンガリングタイプ(押さえ方)があります。フィンガ リングタイプは、下記画面で変更できます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー1) → カーソルボタン[][][E][F] SPLIT POINT/CHORD FINGERING(スプリットポイント/コードフィンガリング) → [ENTER](決定) → TAB [E][F] CHORD FINGERING(コードフィンガリング) SINGLE FINGER (シングルフィンガー ) 簡単なルールに従って鍵盤を1〜3つ押さえるだけで、メジャー、マイナー、セブンス、 マイナーセブンスのコードを認識します。 C メジャーコード ルートキーだけ押さえてく ださい。 Cm マイナー (m)コード ルートキーと、左の黒鍵を 押さえてください。 C7 セブンス(7)コード ルートキーと、左の白鍵を押さ えてください。 Cm 7 マイナーセブンス(m7)コード ルートキーと、左の白鍵と黒鍵を押 さえてください。 「シングル
コードフィンガリングチャート 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ コードネーム[省略表示] 1+8 1+5 Major [M] Sixth [6] Major seventh [M7] Major seventh flatted fifth [M7b5] Major seventh add sharp eleventh [M7(#11)] Add ninth [add9] Major seventh ninth [M7_9] Sixth ninth [6_9] Flatted fifth [(b5)] Augmented [aug] Seventh augmented [7aug] Major seventh augmented [M7aug] Minor [m] Minor sixth [m6] Minor seventh [m7] Minor seventh flatted fifth [m7b5] Minor add ninth [m(9)] Minor seventh ninth [m7(9)] Minor seventh eleventh [m7(11)] Minor maj
スタイル再生に関する設定 ファンクションのSTYLE SETTING(スタイルセッティング)画面では、スタイル再生に関する各種設定が行なえま す。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] STYLE SETTING(スタイルセッティング) → [ENTER](決定) 2 カーソルボタン[][]で設定画面を切り替え、[1 ]〜[8 ]ボタンで各種設定をしま す。 画面1 画面2 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ ■ 画面1 [1 ]/ [2 ] DYNAMICS CONTROL (ダイナミクスコン トロール) 鍵盤を弾く強さに応じて、スタイル音量の強弱の付き方を変えられます。 [3 ]/ [4 ] SYNCHRO STOP WINDOW (シンクロストップ ウィンドウ) シンクロストップの例外条件を設定します。[SYNC STOP](シンクロストップ)ボ タンがオンでも、ここで設定した時間(音符の長さ)より長くコー
[7 ]/ [8 ] STOP ACMP (ストップ アカンパ ニメント) [ACMP](スタイル オン/オフ)ボタンをオンにして、[SYNC START](シンクロス タート)をオフにすると、スタイル再生が停止していても、左手でコードを押さえた ときに本体がコードを認識します(ストップアカンパニメントの状態)。 ここでは、ストップアカンパニメントの状態で、コード鍵域を押さえたときに、ど のように音を鳴らすかを決めます。 OFF(オフ):コード鍵域を押さえても、音が鳴りません。 STYLE(スタイル):コード鍵域を押さえると、選択しているスタイルのパッドと ベースチャンネルに含まれるボイスで、コード音が鳴ります。 FIXED(フィックス):コード鍵域を押さえると、選択しているスタイルに関係なく、 同じボイスでコード音が鳴ります。 NOTE MegaVoice(メガボイス)を含むスタイルの場合、ここを「STYLE」に設定すると、 意図しない鳴りかたをすることがあります。 NOTE ソングを録音するときは、ストップアカンパニメントの状態でも、コード情報が記録 されます。「STYLE」に設定するとコー
ワンタッチセッティングにパネル設定を登録する 自分で設定した内容をワンタッチセッティングに登録できます。新しく登録したワンタッチセッティングは、スタ イルとしてユーザーメモリーやUSBフラッシュメモリーに保存できるので、演奏時にはスタイル選択画面のユー ザー /USBタブからスタイルの一部として呼び出すことができます。 1 ワンタッチセッティングを登録したいスタイルを選びます。 2 ボイスやエフェクトなどのパネル設定をします。 3 REGISTRATION MEMORY [MEMORY](メモリー )ボタンを押します。 「REGISTRATION MEMORY CONTENTS」画面が表示されますが、この画面でのオン/オフ設定はワンタッ チセッティングに関係ないので、特に表示項目を選んだり、設定したりする必要はありません。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 4 ONE TOUCH SETTING(ワンタッチセッティング)[1]〜[4]ボタンのいずれかを押します。 保存を促すメッセージが表示されます。保存する場合は、[7 ](YES)ボタンを押します。パネル設定を変更
スタイルを制作/編集する(スタイルクリエーター ) スタイルはイントロ、メイン、エンディングなどのセクションと、それぞれのセクションに含まれる、リズムパ ターン、ベースライン、コードバッキング、パッド、フレーズなどの「ソースパターン」と呼ばれる8種類のチャン ネルで構成されています。スタイルクリエーター機能では、チャンネルごとに録音したり、既存のスタイルデータ からコピーしたりして1つのオリジナルスタイルを作りあげます。 スタイル制作の流れ 1 既存のスタイルを編集して新しいスタイルを作る場合は、もととなるスタイルを選びます。 2 スタイルクリエーター画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[F] MENU2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] STYLE CREATOR(スタイルクリエーター ) → [ENTER](決定) 既存のスタイルを編集するかどうか、確認メッセージが表示されます。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 3 選択中のスタイルを編集する場合は[5 ]/[6 ](CURRENT STYL
6 録音済みチャンネルデータを編集します。 チャンネルデータの編集(33〜35ページ) GROOVE(グルーブ)画面でスタイルのノリを編集したり(33ページ)、CHANNEL(チャンネル)タブでクオン タイズやベロシティー (音量)などを編集したりします(34ページ)。 SFF(スタイルファイルフォーマット)パラメーターの編集(36ページ) PARAMETER(パラメーター )画面で編集します。 ドラムセットアップ機能によるリズムパートの編集(40ページ) BASIC(ベーシック)画面で、楽器音の変更など、スタイルのリズムパートを編集します。 7 8 手順4〜6をくり返します。 [8 ](SAVE)ボタンを押して、制作したスタイルを保存します。 保存の手順については、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 注記 保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、編集したデータは失われます。ご注意ください。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ リアルタイム録音 BASIC(ベーシック)画面で、鍵盤演奏でオリジナルのリズムパターンを録音できます。 スタイルクリエーターにおける
3 必要に応じてボイスを変更し、録音するリズムパターンを練習しておきます。 [1 ]または[2 ]ボタン(選んだチャンネルに対応したボタン)を押すとボイス選択画面が表示されるので、ド ラムキットなどお好みのボイスを選びます。ボイスを選んだら、[EXIT](戻る)ボタンを押してスタイルクリ エーター画面に戻り、録音したいリズムパターンを練習して録音に備えます。 録音に使えるボイス • RHY1チャンネル:すべてのボイス • RHY2チャンネル:ドラムキット/SFXキットのみ NOTE どの鍵盤にどのドラム/SFXキットボイスが割り当てられているかは、ウェブサイト上のデータリストの「ドラム/SFXキットリ スト」をご覧ください。 4 STYLE CONTROL [START/STOP](スタイルコントロール スタート/ストップ)ボタンを押 して、録音をスタートします。 録音済みのデータがある場合は再生されますので、必要に応じて[1 ]〜[8 ]ボタンでチャンネルオン/オフ を切り替えます。録音済みデータを削除したい場合は、カーソルボタン[][]で「3 RHY CLEAR/CH DELETE/DR
8 スタイルを保存します(27ページ手順8)。 注記 保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、録音したデータは失われます。ご注意ください。 ■ ベース(BASS)、コード(CHD)1〜2、パッド(PAD)、フレーズ(PHR)1〜2チャンネ ルを録音する 以下の手順は、「スタイル制作の流れ」(26ページ)の手順5に該当します。 1 BASIC(ベーシック)画面で、[1 ](REC CH)ボタンを押して、画面下部にREC CHANNEL(録音チャンネル)選択画面を表示させます。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 2 2 録音したいチャンネルに該当する[3 ]〜[8 ]ボタンを長押しします。 内蔵スタイルを選択し、選んだチャンネルにすでにデータが録音されている場合、消去してよいか確認のメッ セージが表示されます。 [+/YES]ボタンを押すと、既存データが消去され、録音対象となります。リズム以外のチャンネルでは、既存 のスタイルデータへのオーバーダブ録音はできません。 3 必要に応じてボイスを変更し、録音するベース、コード、フレーズを練習しておきます。
イントロ、エンディング録音時のルール イントロやエンディングは、再生中にコード変更されないことが前提になっています。したがって、メインや フィルインの録音時のようなルールを守る必要はなく、自由にコード進行を持たせて構いません。しかし、初 期設定でソースルート/コードがCM7に設定されていますので、以下の点は守ってください。 • イントロは、その終わり部分がコードCのパターンにつながるようなフレーズを作ること。 • エンディングは、その始まり部分がコードCのパターンからつながってくるようなフレーズを作ること。 ソースルート/コードを設定する 初期設定では、ソースルート/コードはCM7に設定されていますが、必要に応じて、自分の演奏しやすいルー ト/コード変更することもできます。TAB(タブ)[E][F]ボタンを押してPARAMETER(パラメーター )画面を 表示させ、ソースルート/コードを好きなルートおよびコードに切り替えます。なお、CM7からほかのコード に変えると、録音時に弾いてもよい鍵盤(スケールノートとコードノート)も変わります。詳細は37ページをご 覧ください。 4 2 STYLE CONTRO
スタイル組み立て(ASSEMBLY) ASSEMBLY(アセンブリー )画面では、内蔵スタイルなど既存のスタイルからさまざまなソースパターン(チャンネ ルデータ)をコピーしてスタイルを作りあげることができます。内蔵スタイルや録音済みのオリジナルスタイルにお 好みのリズムパターン、ベース、コード、フレーズがあれば、この機能を使ってみましょう。 以下の手順は、「スタイル制作の流れ」(26ページ)の手順5に該当します。セクションの選択などの設定をBASIC (ベーシック)画面で行なったあと、以下の操作を行ないます。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[F] MENU2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] STYLE CREATOR(スタイルクリエーター ) → [ENTER](決定) → TAB[E][F] ASSEMBLY(アセンブリー ) 2 必要に応じて、編集するスタイルのセクションを選びます。 すでにBASIC画面で編集するセクションが選ばれていても、この画面でセクションを変更できます。編集した いセクションのパネル上のボ
スタイルを再生させながらスタイル組み立てをする スタイルを再生させながらスタイルを組み立てられます。また、スタイルの再生方法を選ぶことができます。 ASSEMBLY(アセンブリー )画面で[6 ]/[7 ](PLAY TYPE)ボタンを押して、再生方法を選んでくださ い。 • SOLO(ソロ):ASSEMBLY画面で選んでいるチャンネルとBASIC(ベーシック)画面のREC CHANNEL画面 でREC(録音待機状態)に設定したチャンネルが再生されます。 • ON(オン):ASSEMBLY画面で選んでいるチャンネルとBASIC画面のREC CHANNEL画面でOFF以外に設 定されているチャンネルが再生されます。 • OFF(オフ):ASSEMBLY画面で選んでいるチャンネルは再生されません。 4 別のチャンネルでパターンを置き換えるときは、 3-1 〜 3-5 の手順をくり返します。 5 スタイルを保存します(27ページ手順8)。 注記 2 保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、編集したデータは失われます。ご注意ください。 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル
リズムのノリを変える(GROOVE) スタイル再生の発音のタイミングを変えたり、ベロシティー値を上げ下げして、BASIC(ベーシック)画面やパネル ボタンで選んだセクションの各チャンネルのリズムのノリを編集できます。以下の手順は、「スタイル制作の流れ」 (27ページ)の手順6に該当します。 1 2 2 1 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 1 GROOVE(グルーブ)画面で、カーソルボタン[][]を押して編集する項目を選び、[1 ] 〜[7 ]ボタンでデータを編集します。 1.
2. DYNAMICS(ダイナミクス) スタイル再生の、ある特定のタイミングの音を強めたり弱めたりする(ベロシティー値、またはボリューム値を 上げ下げする)ことで、アクセントの効いた演奏効果を出します。ここでの設定は、BASIC(ベーシック)画面で 選択したセクションの全チャンネルに一律にかけることも、チャンネル別にかけることもできます。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 2 [2 ] CHANNEL (チャンネル) ダイナミクス効果をかけるチャンネルを選びます。選んだチャンネルは画面左上に 表示されます。 [3 ]/ [4 ] ACCENT TYPE (アクセントタイプ) どのタイミングでアクセントをかけるかを選びます。 [5 ] STRENGTH (ストレングス) アクセントの効き具合を決定します。値を大きくするほど、より強い効果が得られ ます。 [6 ] EXPAND/COMP.
2. VELOCITY CHANGE(ベロシティーチェンジ) 指定したチャンネルのすべてのノート(音符)データについて、ベロシティー (強さ)をブースト(増やす)したり、 カット(減らす)したりします。 3. BAR COPY(バーコピー ) 指定したチャンネル内で、1小節または複数の小節のデータを別の位置にコピーすることができます。 [4 ] TOP (トップ) [5 ] LAST (ラスト) [6 ] DEST (デスティネーション) コピー元の小節範囲を設定します。TOPでコピー開始位置、LASTでコピー終了 位置を指定します。 コピー先の先頭小節を指定します。 4. BAR CLEAR(バークリア) 指定したチャンネルの、指定した範囲の小節のデータをすべて消去します。 2 5.
スタイルファイルフォーマットの項目を設定する(PARAMETER) スタイルファイルフォーマット(SFF:Style File Format)とは、ヤマハのスタイル再生機能のノウハウを集大成し た「統一フォーマット」です。SFF関連の設定画面では、スタイルのオリジナルデータが、コード鍵域でのコード指 定を元に、どのように実音に変換されていくかを指定します。各設定項目、コード演奏と実際の発音に至るまでの 流れは下図のとおりです。 ソースパターンの設定 • SOURCE ROOT(ソースルート) • SOURCE CODE(ソースコード) 録音前にどのキー /どのコードタイプで演奏するかを設定します。 録音前に設定します。 通常演奏時のコード指定 2 ソースパターンからノート(音符)変換 • NTR(コードルート変更に対する変換)・・・・・37ページ • NTT(コードタイプ変更に対する変換)・・・・・37ページ リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 変換されたノートのオクターブ調整 • HIGH KEY(コードルート変更に対するノート変換の折り返し点) • NOTE LIMIT(発音音
2 [2 ](CHANNEL)ボタンを押して、編集するチャンネルを選びます。 選んだチャンネルは、画面左上に表示されます。 3 [3 ]〜[7 ]ボタンを押して、データを編集します。 編集内容の詳細は、40〜42ページをご覧ください。 4 スタイルを保存します(27ページ手順8)。 注記 保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、編集したデータは失われます。ご注意ください。 1.
NTR(ノートトランスポジションルール) ROOT TRANS (ルートトランスポーズ) ROOT FIXED (ルートフィックスト) GUITAR (ギター ) スタイル再生時にコードルートが変更されたとき、変換 されるノート(音符)間の音程が維持されます。メロ ディーラインがあるパート(チャンネル)に対してこの設 定を使います。 CMのときの 再生音 FMのときの 再生音 スタイル再生時にコードルートが変更されたとき、変更 前のコードで鳴っていた構成音にできるだけ近い音域に なるよう、ノート変換されます。コードが鳴っている パート(チャンネル)に対してこの設定を使います。 CMのときの 再生音 FMのときの 再生音 ギターパート用の変換方式です。ギターでコードを鳴らしたときのように変換されま す。 NTT(ノートトランスポジションテーブル) NTRが「ROOT TRANS」または「ROOT FIXED」に設定されている場合 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ BYPASS (バイパス) NTRがROOT FIXEDの場合は、ノート変換をいっさい行なわないテーブル
NTRが「GUITAR」に設定されている場合 ALL PURPOSE (オールパーパス) ストローク、アルペジオの両方の演奏に対応したテーブルです。 STROKE (ストローク) ギターのストローク演奏に適したテーブルです。実際にギターでストローク演奏した ときのように、コード内の特定の音がミュートされることがあります。 ARPEGGIO (アルペジオ) ギターのアルペジオ奏法に適したテーブルです。4音のアルペジオが美しく響きます。 3.
スタイルのリズムパートを編集する(ドラムセットアップ) ドラムセットアップ機能を使うと、ドラム音を変えるなどさまざまな設定をして、リズムパートを編集できます。 以下の手順は、「スタイル制作の流れ」(27ページ)の手順6に該当します。 1 BASIC(ベーシック)画面で、[1 ](REC CH)ボタンを押して、画面下部にREC CHANNEL(録音チャンネル)選択画面を表示させます。 2 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 2 編集したいチャンネルに該当する[1 ]または[2 ]ボタンを長押しします。 NOTE 選ばれているチャンネルに割り当てられているドラム音が、セククションによって異なる場合、現在のセクションのドラム音に設定 されます。 3 カーソルボタン[][]を押して「3 RHY CLEAR/CH DELETE/DRUM SETUP」を選び、 [6 ]/[7 ]DRUM SETUP(ドラムセットアップ)ボタンを押します。 DRUM SETUP画面が表示されます。 3 4 5 6 [1 ] /[2 ](NOTE)ボタンを押して、編集
6 楽器音を選びます。 6-1 [3 ] /[4 ](INSTRUMENT)ボタンを押して、楽器音の選択画面を表示させます。 6-2 8 [2 ]〜[7 ]ボタンを使って、KIT(キット)、CATEGORY(カテゴリー )、INSTRUMENT (楽器音)を順に選びます。 6-3 [EXIT](戻る)ボタンを押して画面を閉じます。 2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 7 6-2 必要に応じて、[5 ]〜[7 ]ボタンを使って、音量(LEVEL)、パン(PAN)、ピッチ (PITCH)を調節します。 必要に応じて、さらに詳細な設定をします。 8-1 [8 ](DETAIL)ボタンを押して、詳細設定画面を表示させます。 8-2 8-2 [3 ]〜[5 ] ボタンを使って設定項目を選び、[6 ]/[7 ]ボタンを使って値を設定し ます。 「*」が付いている項目は、ここでの設定が手順7での設定に反映されます。 Pitch Coarse* (ピッチコース) 半音単位でピッチを調整します。 Pitch Fine* (ピッチフ
2 リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶ 8-3 9 10 Variation Send (バリエーションセンド) バリエーションエフェクト(DSP1)の深さ(かかり具合)を調節します。 ミキサー画面で、「Connection」を「Insersion」に設定し、このリズムチャンネル を対象パートとして指定した場合は、下記のとおりとなります。 • Variation Sendが0のとき:ドラム音にインサーションエフェクトの効果がかかり ません(インサーションがオフの状態) • Varation Sendが1〜127のとき:ドラム音にインサーションエフェクトの効果 がかかります(インサーションがオンの状態) Key Assign (キーアサイン) キーアサインモードを選びます。この設定は、キットのXGパラメーター「SAME NOTE NUMBER KEY ON ASSIGN」(データリスト参照)が「INST」になっている 場合のみ有効です。 Single(シングル):同じ楽器音を連打するとき、すでに鳴っている音を消音してから 発音します。 Multi(マルチ):同じ楽器音を連打するとき、す
3 曲(ソング)を再生、練習、録音する この章の内容 譜面表示の設定を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .43 歌詞/テキスト表示の設定を変える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .45 ソングとスタイルを同時に再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .46 ソングに関する設定(ガイド機能、チャンネル設定、リピート設定) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .47 • 練習(ガイド)機能を使う . . . . .
[2 ] RIGHT ON/OFF (ライトオン/オフ) 右手チャンネルの表示のオン/オフを切り替えます。LEFT(上記)とRIGHTの両方を 同時にオフにすることはできません。 [3 ] CHORD ON/OFF (コードオン/オフ) コード表示のオン/オフを切り替えます。ソングにコード情報が入っていなければ、 オンにしてもコードは表示されません。 [4 ] LYRICS ON/OFF (リリックスオン/ オフ) 歌詞表示のオン/オフを切り替えます。ソングに歌詞情報が入っていなければ、オン にしても歌詞は表示されません。ソングにペダル情報が入っている場合に、このボタ ンを押すと、歌詞を表示させる代わりにペダル情報を表示できます。 [5 ] NOTE ON/OFF (ノートオン/オフ) 音名表示(ドレミなど)のオン/オフを切り替えます。音名は、音符の左に表示されま す。表示するスペースが狭い場合は、音符の左上に表示されます。ソングにフィンガ リング情報が入っている場合、このボタンを押すと、音名を表示させる代わりにフィ ンガリング情報を表示できます。 [7 ] SI
歌詞/テキスト表示の設定を変える [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押してから、[4 ]/[5 ](LYRICS/TEXT)ボタンを押すと、歌 詞/テキスト画面が表示されます。ここでは、テキストの表示サイズなどを変える方法を説明します。 歌詞画面 テキスト画面 ソングデータの歌詞が表示されます。 コンピューターで作成したテキストが表示されます。 [1 ]ボタン で切り替えます。 3 [5 ]/[6 ]ボタンを押して、表示さ せたいテキストファイルを呼び出します。 曲︵ソング︶ を再生︑練習︑録音する NOTE 歌詞が文字化けする場合は、[FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン [][][E][F] SONG SETTING(ソングセッティング) → [ENTER](決定) → カーソルボタン[][] 2 LYRICS LANGUAGE で 呼び出される画面で、歌詞の言語設定を切り替えてください(47ページ)。 NOTE テキスト表示は、楽器上では自動的に改行されません。テキ
ソングとスタイルを同時に再生する ソングとスタイルを同時に再生すると、ソングの9〜16チャンネルがスタイルのチャンネルに置き換えられるの で、スタイルを使ってソングの伴奏部分を弾くことがきでます。下記の手順で、ソングに合わせてコードを弾いて みましょう。 1 ソングを選びます。 2 スタイルを選びます。 3 3 4 曲︵ソング︶ を再生︑練習︑録音する 5 SONG CONTROL[J](ソングコントロール ストップ)ボタンを押したまま、[F/ K](プレイ/ ポーズ)ボタンを押して、ソングのシンクロスタート機能をオンにします。 STYLE CONTROL[ACMP](スタイルコントロール スタイル オン/オフ)ボタンを押してスタ イルをオンにしたあと、[SYNC START](シンクロスタート)ボタンを押してスタイルのシン クロスタート機能をオンにします。 STYLE CONTROL [START/STOP](スタイルコントロール スタート/ストップ)ボタンを押 すか、コード鍵域でコードを弾きます。 ソングとスタイルが再生されます。譜面にコードを表示(44ページ)させれば、コードを確
ソングに関する設定(ガイド機能、チャンネル設定、リピート設定) ここでは、リピート再生やガイド機能の詳細設定など、ソングに関するさまざまな設定をします。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] SONG SETTING(ソングセッティング) → [ENTER](決定) 2 カーソルボタン[][]ボタンを押して設定画面を切り替え、下記設定をします。 カーソルボタン [][]で切り 替えます。 3 曲︵ソング︶ を再生︑練習︑録音する 1 CHANNEL/ GUIDE MODE/ PHRASE MARK REPEAT画面 [1 ] LEFT(レフト) ソング内のどのチャンネルを左手パート(LEFT)/右手パート(RIGHT)にするかを設 定します。 [2 ] RIGHT(ライト) [3 ] AUTO CH SET (オートチャンネル セット) 「ON」に設定すると、市販のソングデータを再生したときに、右手/左手パートが最 適になるように自動
練習(ガイド)機能を使う ガイド機能を使うと、正しい鍵盤を弾くまで伴奏が待ってくれたり、弾くペースに合わせてソングのテンポが変化 したり、自分のペースで練習できます。 1 練習したいソングを選びます。 2 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] SONG SETTING(ソングセッティング) → [ENTER](決定) → カーソルボタン[][] 1 CHANNEL/ GUIDE MODE/ PHRASE MARK REPEAT 3 [5 ]/[6 ]ボタンを押して、ガイド機能の種類を選びます。 3 曲︵ソング︶ を再生︑練習︑録音する ■ 鍵盤演奏用 Follow Lights(フォローライツ) 正しい鍵盤を弾く練習をします。 ソング再生中に、鍵盤を弾くべきタイミングが来たらソング再生が一時停止します。正しい鍵盤を弾けば、ソ ング再生は続行されます。 Any Key(エニーキー ) 鍵盤を弾くタイミングを練習します。 ソング再生中に、鍵盤を弾くべきタイミング
4 [SONG FUNCTION](ソング機能)ボタンを押してSONG FUNCTION MENU画面を表示させ、 [6 ](GUIDE)ボタンを押してガイド機能をONにします。 5 4 5 [2 ]/[3 ](SCORE)ボタンを押して譜面を表示させます。 6 SONG CONTROL [F/ K](ソングコントロール プレイ/ポーズ)ボタンを押して、ソングをス タートさせます。 手順3で選んだガイド機能で、ソングに合わせて演奏したり歌ったりしましょう。 7 3 [J](ストップ)ボタンを押して、ソングをストップします。 曲︵ソング︶ を再生︑練習︑録音する NOTE ガイド機能の設定は、ソングデータの一部として保存することができます(51ページ)。ガイド機能の設定を保存すると、次に同じ ソングを選んだときにガイド機能が自動的にオンになります。 PSR-S670 リファレンスマニュアル 49
ソングを編集する(ソングクリエーター ) 取扱説明書では、演奏を録音してオリジナルソングを作る方法(リアルタイム録音の方法)を説明しました。ここで は、録音済みのソングを編集する方法を説明します。 ソングのセットアップデータを編集する―SETUP画面 MIXING CONSOLE(ミキサー )画面やパネルボタンによる現在の設定を、セットアップデータとしてソングの先頭 部に書き込みます。さまざまな設定をソングデータとして保存することで、ソング再生時に再現できます。 1 編集するソングを選びます。 2 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[F] MENU2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] SONG CREATOR(ソングクリエーター ) → [ENTER](決定) → TAB[E][F] SETUP 3 曲︵ソング︶ を再生︑練習︑録音する 5 6 3 SONG CONTROL[J](ソングコントロール ストップ)ボタンを押して、ソングポジションを曲 の先頭にします。 ソングの先頭部分に書き込むため、ソングポジションを
4 ソングに書き込むセットアップデータを選びます。 [1 ]〜 [5 ] SETUP GROUP SELECT (セットアップグ ループセレクト) ソング再生をスタートしたときに呼び出したい項目(パネル設定)を選びます。 [6 ]/ [7 ] MARK ON (マークオン) 上記で選んだ項目にチェックマークを入れます。チェックした項目がソングに録音 されます。 [6 ]/ [7 ] MARK OFF (マークオフ) VOICE(ボイス)、VOLUME(ボリューム)、PAN(パン)、FILTER(フィルター )、 EFFECT(エフェクト)、TEMPO(テンポ):現在のミキサーでの設定値とテンポを 録音します。 KEYBOARD VOICE(キーボードボイス):現在の鍵盤パート(ライト1/2、レフト) のボイス設定、鍵盤パートのオン/オフなどのパネル設定をキーボードボイスと して録音します。録音されるパネル設定は、ワンタッチセッティングで記憶され る項目と同じです。この設定項目のみ、ソングの途中に録音できます。 LYRICS SETTING(リリックスセッティング):LYRIC
3 曲︵ソング︶ を再生︑練習︑録音する [1 ]〜 [3 ] REC START (録音スタート =パンチイン) 再録音スタートの方法を選びます。 [4 ]〜 [6 ] REC END (録音ストップ =パンチアウト) 再録音ストップの方法を選びます。 [7 ] PEDAL PUNCH IN /OUT (ペダルパンチイン/ アウト) この項目を「ON」にすると、リアパネルのFOOT PEDAL [2]端子に接続したフット ペダルを踏んだタイミングがパンチイン、フットペダルから足を離したタイミング がパンチアウトとなります。録音終了までの間、パンチイン/アウトを何度もくり返 すことができます。つまり、ペダルを踏んでいる間に上書き録音されます。パンチ イン/アウト録音中、ペダルの本来の機能は無効になります。 NORMAL(ノーマル):SONG CONTROL[F/ K](ソングコントロール プレイ/ ポーズ)ボタンを押したとき、または、シンクロ待機状態で鍵盤を弾いたとき に、録音を開始します。 FIRST KEY ON(ファースト キーオン):最初に鍵盤を弾いたときに、録
パンチイン/アウトの設定による再録音の例 パンチイン/アウトの設定の組み合わせによって、さまざまな方法で再録音できます。下記にいくつかの実例を 挙げますので参考にしてください。 REC STARTの方法 REC ENDの方法 NORMAL REPLACE ALL NORMAL PUNCH OUT NORMAL PUNCH OUT AT=006 FIRST KEY ON REPLACE ALL FIRST KEY ON PUNCH OUT FIRST KEY ON PUNCH OUT AT=006 PUNCH IN AT=003 PUNCH OUT 1 2 4 5 スタート(上書き開始) *1 1 2 1 3 2 4 5 1 2 3 4 5 1 2 1 1 2 2 1 5 2 3 4 6 7 8 3 4 3 4 3 4 3 4 3 4 6 7 8 Deleted 録音ストップ *2 5 6 7 8 上書きストップ/元データ再生 5 6 7 3 8 録音ストップ *2 5 Deleted
4 [1 ]〜[7 ]ボタンでデータを編集します。 編集できる項目の詳細は、下記をご覧ください。 5 [ENTER](決定)ボタンを押して、編集内容を実行します。 編集内容の実行が完了すると、画面上の表示が「実行→[ENTER]」から「戻す→[ENTER]」に変わります。 編集したデータを元に戻したい場合は、もう一度[ENTER]ボタンを押します。元に戻せるのは、1つ前の操作 だけです。 6 [8 ](SAVE)ボタンを押して、編集したソングを保存します。 保存の手順については、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 注記 保存せずにソングを切り替えたり電源を切ったりすると、録音したデータは失われます。ご注意ください。 QUANTIZE(クオンタイズ) チャンネル内の音符の鳴るタイミングを設定します。たとえば、下図のような4拍子のフレーズを録音したと します。演奏しているときは、正確に弾いているつもりでも、タイミングが微妙に遅れたり早かったりする場 合もあります。クオンタイズはそういった微妙な「ずれ」を補正してデータを書き直す機能です。 3 曲︵ソング︶ を再生︑練習︑録音する
DELETE(デリート=削除) ソングデータのうち、特定のチャンネルデータを削除します。カーソルボタン[][][E][F]で削除したい チャンネルを選び、[6 ]/[7 ]ボタンを押してチェックマークを付けます(チェックマークを外すには [6 ]/[7 ]ボタンを押します) 。[ENTER](決定)ボタンを押すと、削除が実行されます。 NOTE [1 ]/[2 ](ALL CHANNEL DELETE)ボタンを押すと、全チャンネルにチェックマークを付けたり、外したりできます。 MIX(ミックス) ソングデータの異なる2つのチャンネルデータを、1つのチャンネルデータとしてミックスします。また、ある チャンネルのデータを別のチャンネルにコピーすることもできます。 [2 ]/ [3 ] SOURCE1 (ソース1) ミックスする元となるチャンネルを1〜16の中から選びます。ここで指定した チャンネル内のデータは、すべてミックスの対象となります。 [4 ]/ [5 ] SOURCE2 (ソース2) ミックスする元となるチャンネルを1〜16の中から選びます。ここで指定した
4 オーディオファイルを再生/録音する (USBオーディオプレーヤー ) この機能の説明は、取扱説明書に記載されています。取扱説明書(4章)をご覧ください。 5 マルチパッドを使う この章の内容 マルチパッドを制作する(マルチパッドクリエーター ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .56 マルチパッドを編集する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .59 4 5 マルチパッドを制作する(マルチパッドクリエーター ) オーディオファイルを再生 録\音する ︵USBオーディオプレーヤー︶ マ \ ルチパッドを使う マルチパッドクリエーター機能を使うと、自分の演奏を録音して、オリジナルのマルチパッドのフレーズを作るこ とができます。MULTI PAD CONTROL(マルチパッドコントロール)[1]〜[4
4 3 3 4 5 6 10 14 16 新しいバンクにマルチパッドを作る場合は、[1 ]/[2 ](NEW BANK)ボタンを押しま す。 カーソルボタン[][]を押して、録音するマルチパッドを選びます。 必要に応じて、VOICE(ボイス)カテゴリーボタンを押して録音に使うボイスを選びます。 ボイスを選んだら、[EXIT](戻る)ボタンを押して、前の画面に戻ります。 6 7 [3 ]/[4 ](REC START)ボタンを押して、手順4で選んだマルチパッドの録音待機状 態にします。 5 鍵盤を弾いて、録音をスタートします。 マルチパッドを使う 適切なテンポで録音するには、[METRONOME](メトロノーム)ボタンを押して、メトロノームをスタートさ せます。 録音するフレーズの前に無音の部分を入れたい場合は、STYLE CONTROL [START/STOP](スタイルコント ロール スタート/ストップ)ボタンを押して、スタイルのリズムパートの再生をスタートさせます。再生と同時 に録音がスタートしますが、リズムパートは録音されません。 コードマッチフレーズにおすすめ
11 [1 ]〜[4 ]ボタンを押して、各マルチパッドのリピート設定のON(オン)/OFF(オフ) を切り替えます。 リピート設定がONになっているマルチパッドは、再生すると、MULTI PAD CONTROL [STOP]ボタンを押 すまでくり返されます。ソングやスタイルの再生中にマルチパッドを鳴らすと、ソングやスタイルの拍子に合 わせて再生されます。 リピート設定がOFFになっているマルチパッドは、そのフレーズの終わりに達すると自動的に止まります。 11 12 12 [5 ]〜[8 ]ボタンを押して、各マルチパッドのコードマッチ設定のON/OFFを切り替 えます。 選んだパッドのコードマッチ設定がONの場合は、[ACMP](スタイル オン/オフ)ボタンをオンにしてコード鍵 域で弾いたコードか、PART ON /OFF [LEFT](パート オン/オフ レフト)ボタンをオンにして([ACMP]ボタ ンはオフ)左手鍵域で弾いたコードに合わせて、そのパッドが鳴ります。 5 マルチパッドを使う 13 [EXIT](戻る)ボタンを押して、リピート設定/コードマッチ設定画面を閉じます。
マルチパッドを編集する マルチパッドの名前を変更したり、コピーしたり、削除したりできます。ここでは、各マルチパッドの管理につい て説明します。マルチパッドバンク(4つのマルチパッドを1セットにしたもの)のファイル管理のしかたについて は、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 1 2 3 4 編集するマルチパッドバンクを選びます。 1-1 MULTI PAD CONRTOL [SELECT](マルチパッドコントロール 選択)ボタンを押して、マルチ パッドバンク選択画面を表示させます。 1-2 TAB(タブ)[E][F]ボタンを押して、編集するマルチパッドバンクが入っているタブを「PRESET (プリセット)」、「ユーザー」、「USB」(USBフラッシュメモリーを接続しているときのみ)から選び ます。 1-3 カーソルボタン[][][E][F]を押してマルチパッドバンクを選び、[ENTER](決定)ボタンを押 します。 MENU1(メニュー 1)の[7 ](編集)ボタンを押して、MULTI PAD EDIT画面を表示させます。 カーソルボタン[][][E][F]を押して編集するマ
6 弾きたい曲に合ったパネル設定を呼び出す (ミュージックファインダー ) この章の内容 お気に入りのレコードを簡単に呼び出す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .60 レコードを編集する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .61 • レコードを削除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62 レコードをファイルとして保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
レコードを編集する 現在選ばれているレコードを編集して、新しいコード作成します。新しく作成されたレコードは本体のメモリーに 自動的に保存されます。 1 [MUSIC FINDER](ミュージックファインダー )ボタンを押してMUSIC FINDER画面を表示 させ、編集元のレコードを選びます。 2 [8 ](OPTION)ボタンを押してOPTION MENU(オプションメニュー )画面を表示させま す。 3 [7 ]/[8 ](RECORD EDIT)ボタンを押して編集画面を表示させます。 4 レコードを編集します。 カーソルボタン[][]で編集項目を選び、[ENTER](決定)ボタンを押します。 曲名を変更します。文字入力画面が表示されたら、曲名を入力します。 KEYWORD (キーワード) キーワードを入力します。文字入力画面が表示されたら、キーワードを入力します。 STYLE/SONG/AUDIO (スタイル/ソング/オーディ オ) スタイルを変更します。スタイル選択画面が表示されたら、カーソルボタン[][] [E][F]でスタイルを選び、[ENTER](決
5 編集したレコードを保存します。 新規レコードとして追加する場合: [3 ]/[4 ](NEW RECORD)ボタンを押します。レコードはALL画面に追加されます。手順4で FAVORITEをONにした場合は、レコードがFAVORITE画面にも追加されます。 編集元のレコードを上書きする場合: [7 ]/[8 ](OK)ボタンを押します。手順4でFAVORITEをONにした場合は、レコードがFAVORITE 画面にも追加されます。 レコードを削除する この操作をすると、すべての画面(ALL、FAVORITE、SEARCH 1/2)からレコードが削除されます。 1 ミュージックファインダー画面を表示させ、削除するレコードを選びます。 2 [8 ](OPTION)ボタンを押してOPTION MENU(オプションメニュー )画面を表示させま す。 3 [7 ]/[8 ](RECORD EDIT)ボタンを押して編集画面を表示させます。 4 [1 ]/[2 ](DELETE RECORD)ボタンを押します。 削除を中止する場合、手順1のミュージックファインダー画
レコードをファイルとして保存する ミュージックファインダーでは、本体上のメモリーにあるすべてのレコードが1つのファイルとして保存されます。 各レコードを個別のファイルとして扱うことはできません。 1 ミュージックファインダーのファイル選択画面を表示させます。 [MUSIC FINDER](ミュージックファインダー ) → [8 ](OPTION) → [5 ]/[6 ](FILES) 2 TAB(タブ)[E][F]ボタンを押して、保存場所(「ユーザー」または「USB」)を選びます。 3 [6 ](保存)を押してファイルを保存します。 文字入力画面が表示されたら、必要に応じて、ファイル名を変更し、[8 ](OK)ボタンを押します。文字入力の しかたについては、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 ユーザーメモリー /USBフラッシュメモリーに保存されているミュージックファイン ダーのファイルを呼び出す 1 ミュージックファインダーのファイル選択画面を表示させます。 [MUSIC FINDER](ミュージックファインダー ) → [8 ](OPTION) → [5 ]
7 パネル設定を登録する (レジストレーションメモリー ) この章の内容 レジストレーションメモリーを編集(削除/名前の変更)する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .64 登録した設定のうち呼び出したくない項目を指定する(フリーズ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .65 レジストレーションメモリーを呼び出す順番を決める (レジストレーションシーケンス) . . . . . . . . . . . . . .66 • レジストレーションシーケンスを保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68 • レジストレーションシーケンス機能を使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
登録した設定のうち呼び出したくない項目を指定する(フリーズ) レジストレーションメモリーにはさまざまな設定を登録できますが、演奏の場面によって呼び出したくない設定が あるかもしれません。たとえば、同じスタイルを鳴らしたまま、ボイスやエフェクト関連の設定だけを切り替えた いときなどです。このような場合に、フリーズ機能を使えば、レジストレーションメモリーのボタンを押しても、 スタイル関連の設定は呼び出さず現状のまま固定(フリーズ)できます。 1 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] REGIST SEQUENCE/FREEZE(レジストシーケンス/フリーズ) → [ENTER](決定) → TAB[F] FREEZE(フ リーズ) 2 [FREEZE](フリーズ)ボタンを押したときに呼び出したくない項目を選びます。 [1 ]〜[4 ]ボタンで項目を選び、[5 ]/[6 ]ボタンで呼び出したくない項目にチェックマークを付け ます。チェックマークを外すときは[5 ]/[6
レジストレーションメモリーを呼び出す順番を決める (レジストレーションシーケンス) ライブやコンサートなど人前で演奏する場合にレジストレーションメモリーを切り替える方法として、8個のパネ ル設定を呼び出す順番をあらかじめ決めておき、演奏時にTAB(タブ)[E][F]ボタンやペダルで呼び出します。 1 ペダルを使ってレジストレーションメモリーを切り替える場合は、FOOT PEDAL端子にペダ ルを接続します。 接続方法は取扱説明書9章をご覧ください。 2 3 REGIST BANK(レジストバンク)[−][+]ボタンを同時に押してレジストレーションバンク選 択画面を表示させ、レジストレーションシーケンスを設定したいバンクを選びます。 設定画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション)→ TAB [E] MENU 1 → カーソルボタン[][][E][F] REGIST SEQUENCE/FREEZE(レジストシーケンス/フレーズ) → [ENTER](決定) → TAB [E] REGISTRATION SEQUENCE(レジストレーションシーケンス) 4 ペダルでレジストレーショ
5 パネル設定を呼び出す順番を決めます。 呼び出したいREGISTRATION MEMORY (レジストレーションメモリー )[1]〜[8]ボタンを押してから、[4 ](INSERT)ボタンを押して、レジストレーションメモリー番号を入力します。カーソル(入力位置)は、カー ソルボタン[E][F]で移動できます。 レジストレーションメモリー番号が、 呼び出される順に表示されます。 7 6 5 6 [3 ] REPLACE (リプレース) カーソル位置の番号を、現在パネルで選ばれているレジストレーションメモリー 番号に置き換えます。 [4 ] INSERT (インサート) カーソル位置に、現在パネルで選ばれているレジストレーションメモリー番号を 挿入します。 [5 ] DELETE (デリート) カーソル位置の番号を削除します。 [6 ]/[7 ](SEQUENCE END)ボタンでレジストレーションシーケンスを最後まで進 めたときの動作を決めます。 • NEXT BANK .....
レジストレーションシーケンスを保存する レジストレーションシーケンス(レジストレーションを呼び出す順番)とレジストレーションを最後まで進めたとき の動作(SEQUENCE END)の設定はバンクの一部です。レジストレーションシーケンスを保存したい場合は、バン クを保存します。 1 2 REGIST BANK(レジストバンク)[−][+]ボタンを同時に押して、レジストレーションバンク 選択画面を表示させます。 MENU2 (メニュー 2)の[6 ](保存)ボタンを押して、バンクを保存します。 保存のしかたについては、取扱説明書の「基本操作」をご覧ください。 レジストレーションシーケンス機能を使う 1 レジストレーションバンクを選びます。 2 メイン画面右上に、レジストレーションシーケンスが表示されていることを確認します。 3 TAB(タブ)[E][F]ボタンを押すか、ペダルを踏んで、初めに呼び出すレジストレーションメ モリーの番号を選びます。 選んだ番号が四角で囲まれます。 4 7 演奏中に、TAB[E][F]ボタンかペダルでレジストレーションメモリーを切り替えます。 レジストレーショ
8 音量バランスや音色などを調整する(ミキサー ) この章の内容 各パートの音量/パン/ボイスの設定(VOL/VOICE画面) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .69 フィルターの設定(FILTER画面) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .70 チューン設定(TUNE画面) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .71 エフェクトの設定(EFFECT画面) . . . . . . . . . . . . . • 各パートのエフェクトのかかり具合を調節する . . • ブロック別にエフェクトタイプを選ぶ . . . . . . . . .
VOICE(ボイス) 各チャンネル(パート)のボイスを変更します。[1 ]〜[8 ]ボタンを押すと、そのチャ ンネル(パート)のボイス選択画面が開きます。ボイスを選んだら、[EXIT](戻る)ボタンを押し てミキサー画面に戻ります。 NOTE • スタイルチャンネルでは、28ページと29ページの録音用のボイスが選べます。 • スタイルとソングのチャンネルでは、ユーザーメモリーのボイスは選べません。 • マルチパッドのボイスは変更できません。 • GMソングが選ばれている場合、チャンネル10(SONG CH9-16画面)には、ドラムキットの ボイスしか選べません。 NOTE スタイルやソングのチャンネルでは、打楽器のボイス(ドラムキットなど)を 呼び出すと、その チャンネルの設定が、ここで選んだボイスのものに変わります。その場合、もとのボイスに戻し てももとの設定には戻りません。もとのボイスの設定に戻すには、設定を保存する前に、同じス タイルまたはソングを選び直します。 PANPOT(パンポット) 各チャンネル(パート)のパン(ステレオ定位)を調整します。 VOLUME(ボリューム) チャン
チューン設定(TUNE画面) カーソルボタン[][][E][F]で設定したい項目へカーソルを移動させ、[1 ]〜[8 ]ボタンを押して設定を 変更します。 PORTAMENTO TIME (ポルタメント タイム) ポルタメントとは、最初に弾いた鍵盤のピッチから次に弾いた鍵盤のピッチまでを、継続的に 変化させる機能です。ポルタメントのピッチ変化にかかる時間を設定します。値を大きくする ほどピッチの変化にかかる時間が長くなります。0の場合、効果はありません。ポルタメント タイムは、モノ(17ページ)に設定されている鍵盤パートに対して有効です。 PITCH BEND RANGE (ピッチベントレンジ) [PITCH BEND]ホイールを動かしたときに、ピッチがどれだけ変化するかを、半音単位(0〜 12)で鍵盤パートごとに設定します。 OCTAVE (オクターブ) 鍵盤演奏でのオクターブを鍵盤パートごとに設定します。ここでの設定は、UPPER OCTAVE(アッパーオクターブ)[−]/[+]ボタンでの設定に加えて効果します。 TUNING (チューニング) 鍵盤演奏でのチューニングを、1セ
エフェクトの設定(EFFECT画面) この楽器に搭載されているエフェクトは、6つブロック(リバーブ/コーラス/DSP1〜4)で構成されています。 ■ REVERB(リバーブ)、CHORUS(コーラス) 楽器全体に一律にかかるエフェクトで、選べるエフェクトタイプは1つのみです。パートごとにそのかかり具合を 調整できます。 ■ DSP1 74ページ「オリジナルのエフェクトタイプを作る」の手順2で、 「Connection」を「System」に設定すると、 ソングとスタイルの全チャンネル一律にDSP1エフェクトがかかります。 「Insertion」に設定すると、ソングとス タイルの特定チャンネルにだけDSP1エフェクトがかかります。 ■ DSP2〜4 特定のパート/チャンネル(マルチパッド以外)だけにかかるエフェクトです。パートまたはチャンネルごとに異なる エフェクトタイプを選べます。 各パートのエフェクトのかかり具合を調節する 8 音量バランスや音色などを調節する ︵ミキサー︶ カーソルボタン[][][E][F]でカーソルを移動させ、[1 ]〜[8 ]ボタンを押して各パート(チャンネル)の エフ
ブロック別にエフェクトタイプを選ぶ 1 [MIXER](ミキサー )ボタンを何度か押して、PANEL、STYLEまたはSONGページを表示さ せます。 2 EFFECT画面で[ENTER](決定)ボタンを押して、エフェクトタイプ選択画面を表示させます。 3 [1 ]/[2 ]ボタンで、エフェクトブロックを選びます。 4 エフェクトブロック 対象パート エフェクトの特徴 REVERB (リバーブ) 全パート コンサートホールやライブハウスで演奏しているような臨場感を得る ことができます。 CHORUS (コーラス) 全パート 複数の同じ音が同時に鳴っているような厚みを得ることができます。 また、リバーブやディレイなど、コーラス以外のエフェクトタイプを 選ぶこともできます。 DSP1 スタイルパート ソングチャンネル1〜16 ソングとスタイルにかかるエフェクトです。リバーブやコーラスのほ か、ディストーションなどのさまざまなエフェクトタイプが用意され ています。 DSP2〜4 ライト1(R1)、ライト 2(R2)、レフト(LEFT)、 ソングチャンネル1〜16
オリジナルのエフェクトタイプを作る 1 EFFECT画面で[8 ](DETAIL)ボタンを押して、エフェクトパラメーター編集画面を表示 させます。 2 [2 ]〜[4 ]ボタンで設定項目を選び、[5 ]/[6 ]ボタンで値を調節します。 エフェクトブロックがリバーブ、コーラス、DSP1の場合は[7 ](EFFECT RETURN LEVEL)ボタンでエ フェクトリターンレベル(エフェクトのかかる量)を調節できます。 3 エフェクトブロックがDSP2〜4の場合、必要に応じてバリエーションがオンのときのパラ メーターを調節します。 [7 ](VARI. DETAIL)ボタンを押して、設定画面を開きます。[2 ]〜[4 ]ボタンで設定項目を選び、 [5 ]/[6 ]ボタンで値を調節します。設定が終わったら、[EXIT](戻る)ボタンを押して設定画面を閉じ ます。バリエーションは[DSP VARI.
マスターイコライザーの設定(MEQ画面) イコライザー (EQ)とは、音をいくつかの周波数帯域(バンド)に分けて、各帯域のレベル(ゲイン)を上げ/下げする ことで、サウンドを補正する機能です。この楽器には、5バンドデジタルイコライザーが搭載されており、楽器全 体のサウンドを変化させることができます。内蔵の5つのタイプから選べるだけでなく、イコライザーの周波数帯 域およびゲインを調節して、ユーザーマスター EQとして2個まで保存できます。 NOTE マスター EQは、オーディオファイルの再生やメトロノーム音には効果がありません。 1 3, 4 5 1 [1 ](TYPE)ボタンを押して、MASTER EQ TYPE画面を表示させます。 2 [1 ]/[2 ]ボタンを押してマスター EQタイプを選び、[ENTER](決定)ボタンを押しま す。 選んだマスター EQタイプに応じた設定値に変更されます。 8 音量バランスや音色などを調節する ︵ミキサー︶ マスター EQタイプ • Standard:楽器のパフォーマンスを十分に引き出したおすすめのEQ設定です。 • Mellow:柔らかで
4 必要に応じて各帯域の幅(Q)と中心周波数(FREQ)を調節します。 カーソルボタン[][][E][F]でQ列またはFREQ列にカーソルを移動させ、[3 ]〜[5 ]または[2 ]〜[6 ]ボタンで調節します。帯域の幅(Q)は、値を大きくするほど狭くなります。有効な周波数の幅 は、帯域によって異なります。 5 [8 ](STORE 1/2)ボタンを押して、設定を保存します。 文字入力画面が表示されたら、名前を入力して[8 ](OK)ボタンを押すと、設定が保存されます。保存したオ リジナルのマスター EQ設定は、手順1の画面から選べます。 マスターコンプレッサーの設定(CMP画面) コンプレッサーとは、あるレベル(スレッショルド)以上の音声信号の出力を圧縮して抑えるエフェクトです。ギ ターのような減衰楽器のスレッショルドを故意に低いレベルに設定することで、減衰するはずのギターサウンドを 減衰させないサウンドに変えたりできます。また、ドラムセットのリズムパターンなどでアクセントの付いたサウ ンドを抑え、全体サウンドの底上げをすることで迫力あるサウンドを実現させるなど、さまざまな
3 [2 ]/[3 ]ボタンを押してマスターコンプレッサータイプを選び、[ENTER](決定)ボ タンを押します。 マスターコンプレッサータイプ • Standard:楽器演奏に最適な設定です。 • Lite:コンプレッサーを全体に薄くかけたい時の設定です。 • Moderate:コンプ感を程良く感じさせる設定です。 • Dance Floor:パーティーシーンなど低音の強調に効果的な強めの設定です。 • Punchy:迫力を重視し意図的にオーバーに効果をかけるマスターコンプレッサーの設定です。 • USER1〜5:手順5で保存できるオリジナルの設定です。 4 5 マスターコンプレッサーを編集します。 [4 ] TH.
ブロックダイアグラム 8 音量バランスや音色などを調節する ︵ミキサー︶ 78 PSR-S670 リファレンスマニュアル
9 他の機器と接続して演奏する この章の内容 ペダル(フットスイッチ/フットコントローラー )に機能を割り当てる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .79 MIDIに関する設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • MIDIシステムに関する設定(SYSTEM:システム) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • MIDI送信に関する設定(TRANSMIT:トランスミット) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • MIDI受信に関する設定(RECEIVE:レシーブ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • スタイル再生用ベース音の指定(BASS:ベース) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
4 [2 ]〜[8 ]ボタンで、ペダルに割り当てる機能の詳細設定(対象パートの設定など)を 行ないます。 設定できる項目は手順3で選んだ機能によってことなります。 5 必要に応じて、カーソルボタン[]で「3 PEDAL POLARITY」を選び、ペダルの極性を設定 します。 使用するペダルによっては、通常の効果と逆の動作をする(踏んでいないときにサステインがかかる、など)場 合があります。その場合、極性を逆にします。[3 ]/[4 ]ボタンでFOOT PEDAL [1]の、[5 ]/[6 ]ボタンでFOOT PEDAL [2]の設定をします。 ■ ペダルでコントロールできる機能 (*)印の機能については、フットコントローラーをご使用ください。フットスイッチでのご使用は不適です。 VOLUME* (ボリューム) 音量を調節します。鍵盤パートごとにオン/オフを設定できます。 SUSTAIN (サステイン) ペダルを踏むと、演奏音に長い余韻が付きます。ペダルをゆるめると、サステインがか かった音は止まります。鍵盤パートごとにオン/オフを設定できます。 SOSTENUTO (ソ
TEXT PAGE+/− (テキストページ プラス/マ イナス) 次のテキストに進めます/戻します。 SONG PLAY/PAUSE (ソング プレイ/ポーズ) SONG CONTROL(ソングコントロール)[F/ K]ボタンと同じです。 STYLE START/STOP (スタイルスタート/ストップ) STYLE CONTROL [START/STOP](スタイルコントロール スタート/ストップ)ボタ ンと同じです。 TAP TEMPO (タップテンポ) [TAP TEMPO](タップテンポ)ボタンと同じです。 SYNCHRO START (シンクロスタート) [SYNC START](シンクロスタート)ボタンと同じです。 SYNCHRO STOP (シンクロストップ) [SYNC STOP](シンクロストップ)ボタンと同じです。 INTRO 1〜3 (イントロ1〜3) INTRO(イントロ)[ l ]〜[ lll ]ボタンと同じです。 MAIN A〜D (メインA〜D) MAIN VARIATION (メイン)[A]〜[D]ボタンと同じです。 FILL DOWN (フィルダ
MIDIに関する設定 MIDI情報のやりとりについて設定の説明をします。この楽器では、使用場面に応じた標準的なMIDI設定がプリ セットMIDIテンプレートとして10個用意されています。用意されたプリセットMIDIテンプレートにご自身で編集 したMIDI設定を、独自のMIDI設定としてユーザーメモリーに10個まで保存できます。 NOTE ユーザーメモリーに保存したMIDI設定ファイルをまとめてUSBフラッシュメモリーに保存できます。(95ページ) 1 MIDIテンプレート選択画面を表示させます。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[E] MENU1(メニュー 1) → カーソルボタン[][][E][F] MIDI → [ENTER](決定) 3 2 「プリセット」タブから、内蔵のMIDIテンプレート(83ページ)を選びます。 作成済みのオリジナルのMIDI設定がある場合は、「ユーザー」タブで選ぶこともできます。 3 4 MIDIテンプレートを編集する場合は、[8 ](編集)ボタンを押して、MIDI設定画面を表示させ ます。 TAB [E][F]ボタンで画面を切り替え
6 TAB(タブ)[F]ボタンを押して「ユーザー」タブを選び、[6 ](保存)ボタンを押して、設定 した内容を保存します。 ■ 内蔵テンプレートの説明 All Parts (オールパーツ) 鍵盤演奏パート(RIGHT1/2、LEFT)を含むすべてのパートの演奏情報を、外部に対して MIDI送信する設定です(ソングパートは含まれません)。 KBD & STYLE (キーボード&スタイル) 基本的にはAll Parts (オールパーツ)と同じです。右手鍵域での演奏情報(ノーイベント)を RIGHT1/2パートではなくUPPER(アッパー )パートとして、左手鍵域での演奏情報 (ノーイベント)をLEFTパートではなくLOWER(ロワー )パートとして、外部に対して MIDI送信する設定です。 Master KBD (マスターキーボード) マスターキーボードとは、外部MIDI機器をコントロールすることを想定して設計された MIDIキーボードのことです。ここでのMIDI設定は、この楽器をマスターキーボードとし て使えるようになっています。 Song (ソング) すべての送信チャンネルがソングチャンネル
2. クロック設定など ■ CLOCK (クロック) ソング/スタイル再生を、内部クロック(INTERNAL)でコントロールするか、外部MIDI機器から受信したMIDI クロック(USB1、USB2のいずれか)でコントロールするのかを設定します。この楽器を単独で使用または MIDIクロックによる同期演奏のマスターとして使用する場合はINTERNALを選択します。外部MIDI機器のク ロックに同期させたい場合はパラメーターをUSB1、USB2のいずれかに設定します。外部MIDI機器に同期さ せる場合は、クロック信号が外部機器から適切に送信されている必要があります。 NOTE クロックがINTERNAL以外に設定されている場合は、メイン画面のテンポ表示部に「EXT.
2 [3 ](TRANSMIT CHANNEL)ボタンで、どのMIDIチャンネルで送信するかを決めます。 NOTE 違うパートに同じ送信チャンネルを設定した場合、送信されるMIDIメッセージは同じチャンネルにマージされます。 NOTE SONG CH1-16の送信チャンネルを設定しても、プロテクトのかかっているソングはMIDI送信されません。 3 [4 ]〜[8 ]ボタンで、どのMIDIイベントデータを送信するかを決めます。 MIDI受信に関する設定(RECEIVE:レシーブ) ここでの説明は、82ページの手順4でRECEIVE(レシーブ)画面を呼び出した場合に該当します。受信したMIDI メッセージをパートに割り当てて音源処理するのかをチャンネル別に設定します。 MIDIメッセージを受信したとき、該当するMIDI チャンネル(1〜16)に対応したランプが短く点滅 します。 NOTE 「WLAN」と表示されている場合は、[USB TO DEVICE]に接続したUSB無線LANアダ プター経由でMIDIメッセージを受信できま す。無線LANアダプターを接続していても 「WLAN」が表示され
3 [4 ]〜[8 ]ボタンで、受信するMIDIイベントデータを決めます。 USB TO HOST端子によるMIDI送受信 全部で32チャンネル(16チャンネル×2ポート)のMIDIメッセージの送受信の関係は図のとおりです。 MIDI受信 MIDI送信 USB TO HOST端子 USB TO HOST端子 無線LAN 無線LAN ポート処理 USB1 USB2 マージ USB1/ WLAN 01〜16 USB2 01〜16 USB/WLAN 01〜16 スタイル再生用ベース音の指定(BASS:ベース) ここでの説明は、82ページの手順4でBASS(ベース)画面を呼び出した場合に該当します。 この画面では、MIDIで受信したノートデータをもとに、スタイル再生用コードのベース音を決めます。ON(オン) に設定されたチャンネルで受信したノートイベントが、スタイル再生用コードのベース音として認識されます。 ベース音は、[ACMP](スタイル オン/オフ)の設定やスプリットポイント設定に関係なく認識されます。複数の チャンネルをオンにした場合、それらのチャンネルがミックスされたノートデー
スタイル再生用コードタイプの指定(CHORD DETECT:コードディテクト) ここでの説明は、82ページの手順4でCHORD DETECT(コードディテクト)画面を呼び出した場合に該当します。 MIDIで受信したノートデータをもとに、スタイル再生用コードのタイプを決めることができます。この画面でON (オン)に設定したチャンネルで受信したノートイベントが、自動伴奏(スタイル再生)のコード押鍵 として認識され ます。検出されるコードタイプは、コードフィンガリンク設定によって異なります。コードタイプは[ACMP](スタ イル オン/オフ)ボタンの設定やスプリットポイント設定に関係なく検出されます。複数のチャンネルをオンにした 場合、それらのチャンネルがミックスされたノートデータの中からコードタイプが検出されます。 この画面での操作は、BASS(ベース)画面と同様です。 9 他の機器と接続して演奏する PSR-S670 リファレンスマニュアル 87
iPhone/iPadと無線LANで接続する 別売のUSB無線LANアダプターを使えば、iPhone/iPadと無線LAN接続できます。基本的な接続のしかたについ ては、ウェブサイト上の「iPhone/iPad接続マニュアル」をご覧ください。ここでは、楽器上で必要な操作につい てのみ説明します。 操作を始める前に、USB無線LANアダプターを[USB TO DEVICE]端子に接続し、下記の操作で、無線LAN設定 画面を表示させてください。 [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[F] MENU2(メニュー 2) → カーソルボタン[][][E][F] WIRELESS LAN(ワイヤレスラン) → [ENTER](決定) NOTE USB無線LANアダプターが接続されていても「WIRELESS LAN」が表示されない場合は、楽器を再起動してください。 INFRASTRUCTURE MODE(インフラストラクチャーモード) [1 ]/ [2 ] WPS (ダブリュピーエス) WPSによりネットワークに接続します。このボタンを押したあとに表示される画面 で、[7 ](
ACCESS POINT MODE(アクセスポイントモード) [3 ] MODE(モード) インフラストラクチャーモードに切り替えます。 [4 ] DETAIL(ディテール) SSID、チャンネル(CHANNEL)、セキュリティー (SECURITY)、パスワード (PASSWORD)の設定画面を表示します。カーソルボタン[][]で設定項目を選 び、[ENTER](決定)ボタンを押します。[1 ]〜[8 ]ボタンを使って、各項目 を設定します。設定が終わったら、[7 ]/[8 ](SAVE)ボタンを押して、設定 を保存します。 [5 ]/ [6 ] INITIALIZE (イニシャライズ) 接続情報を初期化して、工場出荷時の設定に戻します。 9 他の機器と接続して演奏する PSR-S670 リファレンスマニュアル 89
10 楽器の詳細設定と機能(ファンクション) この章の内容 UTILITY(ユーティリティー ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . • CONFIG 1(コンフィギュレーション1) . . . . . . . . . . . . • CONFIG 2(コンフィギュレーション2) . . . . . . . . . . . • PARAMETER LOCK(パラメーターロック) . . . . . . . . • USB . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .......... ........... ........... ........... ........... ........... ............ ............ ............ ............ .......... ........... ........... ........... ........... . .
2. METRONOME(メトロノーム) [2 ] VOLUME (ボリューム) メトロノームの音量を調節します。 [3 ]〜 [5 ] SOUND (サウンド) メトロノームの音を設定します。 [6 ]/ [7 ] TIME SIGNATURE (タイムシグネチャー ) メトロノームの拍子を設定します。 3. TAP(タップ) [TAP TEMPO](タップテンポ)ボタンをたたいたときに鳴る音の種類と音量を設定します。 [2 ]〜 [4 ] PERCUSSION (パーカッション) 打楽器の種類を選びます。 [5 ]/ [6 ] VELOCITY (ベロシティー ) 音量を設定します。 4. AUTO POWER OFF(オートパワーオフ) 楽器の電源を自動的にオフするまでの時間を設定します。詳細は、取説説明書(ご使用前の準備)をご覧くださ い。 CONFIG 2(コンフィギュレーション2) カーソルボタン[][]で 項目を選びます 1.
[2 ] VOICE NUMBER (ボイスナンバー ) ボイス選択画面に、各ボイスのバンクセレクトMSB/LSBやプログラムチェン ジを表示させるかどうかを設定します。外部MIDI機器からボイスを指定する場 合、ON(オン)に設定しておくと便利です。 NOTE 表示されるプログラムチェンジナンバーは、1番から数える方式を取っていま す。実際のMIDIデータでは0番から数えるため、画面表示からマイナス1をした 値が実際のプログラムチェンジナンバーになります。 NOTE GSボイスについては、ここでの設定をオンにしても、プログラムチェンジナン バーなどは表示されません。 [3 ] TIME STAMP (タイムスタンプ) ファイル選択画面で、ファイル更新日時を表示させるかどうかを設定します。 USB無線LANアダプター (UD-WL01)を使ってインフラストラクチャーモード (88ページ)でネットワークに接続している場合、楽器が日時情報を取得し、タ イムスタンプ(日時)が保存するファイルに記録されます。いったん楽器の電源を 切ると、日時情報は工場出荷時の状態にリセットされ、もう一度ネットワー
USB [USB TO DEVICE]端子に接続されたUSBフラッシュメモリーに関する設定や操作を行ないます。 NOTE USBフラッシュメモリーを使う前に、必ず取扱説明書9章の「USB機器を接続する」をお読みください。 [1 ]/ [2 ] SONG AUTO OPEN (ソングオートオープン) ONにすると、USBフラッシュメモリーを接続したときに、USBフラッシュメ モリーの先頭にあるソングが自動的に選ばれます。 [3 ]/ [4 ] DRIVE (ドライブ) USBフラッシュメモリーに複数のドライブがある場合、フォーマットしたり空 き容量を確認したいドライブを選びます。 [5 ]/ [6 ] PROPERTY (プロパティ ―) 選ばれているドライブのプロパティー (空き容量など)を表示します。 [7 ]/ [8 ] FORMAT (フォーマット) 選ばれているドライブをフォーマット(初期化)します。詳細は、取扱説明書9章 をご覧ください。 NOTE 表示される容量はおおよその目安です。実際と異なる場合があります。 10 楽器の詳細設定と機能
SYSTEM(システム) 設定画面の表示: [FUNCTION](ファンクション) → TAB(タブ)[F] → MENU2(メニュー 2) →SYSTEM(システム) → [ENTER](決定) → TAB[E][F] OWNER(オーナー ) [1 ]〜 [3 ] EXPORT INSTRUMENT INFO (エクスポート インス トゥルメントインフォ ) エクスパンションパックをインストールするときに必要となる楽器情報を取り 出して、USBフラッシュメモリーに保存します。詳しくは19ページをご覧く ださい。 [4 ]/ [5 ] LANGUAGE (ランゲッジ) 画面に表示するメッセージの言語を選択します。 [6 ] OWNER NAME (オーナーネーム) オーナーネーム(所有者名)を入力します。オーナーネームは、楽器の電源を入れ たときに表示されます。文字入力のしかたについては、取扱説明書の「基本操 作」をご覧ください。 [7 ]/ [8 ] VERSION (バージョン) 楽器のバージョンとハードウェアIDを表示します。 BACKUP/RE
SETUP FILES(セットアップファイル) 下記の項目についてはユーザーメモリーやUSBフラッシュメモリーに、設定をひとつのファイルとして保存できま す。必要に応じて、保存した設定を呼び出せます。 1 2 3 楽器設定を、保存したい状態にします。 設定画面を表示させます。 [1 ]〜[8 ]ボタンで、設定を保存する画面を表示させます。 [1 ]/ [2 ] SYSTEM SETUP FILES (システムセットアップ ファイル) [3 ]/ [4 ] MIDI SETUP FILES (MIDIセットアップファ イル) [5 ]/ [6 ] USER EFFECT FILES (ユーザーエフェクト ファイル) 下記のデータをまとめて1つのファイルとして扱います。 • ユーザーエフェクトタイプ....................................................................(74ページ) • ユーザーマスター EQタイプ..........................................
RESET(リセット) ここで選んだ項目ごとに工場出荷時の状態に戻せます。 2 1 [1 ]〜[4 ]ボタンで、工場出荷時の状態に戻したい項目を選び、[5 ]/[6 ]ボタン でチェックマークを入れます。 チェックマークを外すには[5 ]/[6 ]ボタンを押します。 SYSTEM SETUP MIDI SETUP システムセットアップとして扱う設定項目を工場出荷時の状態に戻します。どの設定項目 がシステムセットアップに該当するかは、データリストの「パラメーターチャート」をご 覧ください。 「ユーザー」画面に保存したMIDIテンプレートファイル群を含む、さまざまなMIDI設定 を、工場出荷時の状態に戻します。 USER EFFECT 下記のデータをまとめて工場出荷時の状態に戻します。 • ユーザーエフェクトタイプ ....................................................................................(74ページ) • ユーザーマスター EQタイプ ...........................
索引 C あ さ CMP.................................................... 76 アクセスポイントモード ...................89 サステイン.......................................... 17 CONFIG 1 ......................................... 90 アラブ音律 .............................................8 CONFIG 2 ........................................ 91 アルペジオ ............................ 5, 15, 92 D い DSP ............................................ 15, 72 移調→トランスポーズ ..........................8 E EG ....................................
は む ハーモニー .....................................5, 15 無線LAN ............................................ 88 バックアップ ......................................94 パネルサステイン...............................15 パラメーターロック...........................92 パン......................................................69 め メガボイス............................................. 3 メトロノーム...................................... 91 パンチイン/アウト録音 (スタイルクリエーター ) ...............51 も ひ モノ/ポリ ...................................