ご使用の前に必ず3〜7ページの「安全上のご注意」をお読みください。 保証書付 裏表紙にあります PSR-E273 取扱説明書 1
このたびは、ヤマハ電子キーボードをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 この楽器は、豊富な音色や内蔵曲などを搭載した、鍵盤楽器が初めての方でも気軽に楽しめる 電子キーボードです。 この楽器に搭載された機能を十分に活かし、演奏をお楽しみいただくため、本書をよくお読みに なってからご使用ください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管していただきますよう お願いします。 取扱説明書について この楽器には、以下の説明書が用意されています。 ■ 冊子マニュアル 取扱説明書(本書) ■ 電子マニュアル ドラムキットリスト ドラムキットリストボイス(楽器番号117〜124、378〜386、25〜27ページ)を選んだときに、 各鍵盤に割り当てられる打楽器音や効果音などの一覧です。 上記のマニュアルは、ヤマハの下記ウェブサイトの「取扱説明書」のページからご覧いただけます。 サポート・お問い合わせ https://jp.yamaha.
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々へ の危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 注意喚起を示す記号 禁止を示す記号 行為を指示する記号 ■「警告」「注意」「注記」について 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を区分して掲載して います。 警告 「死亡する可能性または重傷を負う 可能性が想定される」内容です。 注意 注記 「傷害を負う可能性が想定される」 内容です。 「故障、損傷や誤動作、 データの損失 の発生が想定される」内容です。 電源アダプターについて 警告 注意 ヤマハ製電子楽器以外に使用しない。 禁止
楽器本体について 警告 水に注意 電源 / 電源アダプター 禁止 電源コードをストーブなどの熱器 具に近づけたり、無理に曲げたり、 傷つけたりしない。また、電源コー ドに重いものをのせない。 禁止 電源コードが破損し、感電や火災の原因 になります。 内部に水などの液体が入ると、感電や火 災、または故障の原因になります。入っ た場合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜いた上 で、お買い上げの販売店または巻末のヤ マハ修理ご相談センターに点検をご依 頼ください。 電源は必ず交流100Vを使用する。 必ず実行 エアコンの電源など交流 200V のもの があります。誤って接続すると、感電や 火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差し しない。 電源アダプターは、必ず指定のもの (24ページ)を使用する。 必ず実行 必ず実行 感電のおそれがあります。 異なった電源アダプターを使用すると、 故障、発熱、火災などの原因になります。 電源プラグにほこりが付着してい る場合は、ほこりをきれいに拭き取 る。 禁止 火に注意 本体の上にろうそくなど火気のあ
電池 長時間使用しない場合や電池を使 い切った場合は、電池を本体から抜 いておく。 電池を分解しない。 禁止 電池の中のものに触れたり目に入った りすると、化学やけどや失明のおそれが あります。 必ず実行 充電式ニッケル水素電池を使用す る場合は、電池の取扱説明書の指示 に従う。 電池を火の中に入れない。 破裂するおそれがあります。 必ず実行 禁止 使い切りタイプの電池は、充電しな い。 禁止 充電すると液漏れや破裂の原因になり ます。 禁止 電池がショートし、発熱、破裂、火災の おそれがあります。 火災、発熱、液漏れの原因になります。 禁止 禁止 必ず実行 種類やメーカー、品番の異なる電池を一 緒に使用したり、新しい電池と古い電池 を一緒に使うと、火災、発熱、液漏れの 原因になります。 失明や化学やけどなどのおそれがあり ます。万一液が目や口に入ったり皮膚に ついたりした場合は、すぐに水で洗い流 し、医師にご相談ください。 異常に気づいたら 下記のような異常が発生した場合、 すぐに電源スイッチを切り、電源プ ラグをコンセントから抜く。( 電池 電源プラグ を使用してい
注意 電源 / 電源アダプター この製品を電源コンセントの近く に設置する。 たこ足配線をしない。 禁止 音質が劣化したり、コンセント部が異常 発熱して火災の原因になることがあり ます。 必ず実行 電源プラグを抜くときは、電源コー ドを持たずに、必ず電源プラグを 持って引き抜く。 必ず実行 電源コードが破損して、感電や火災の原 因になることがあります。 電源プラグに容易に手が届く位置に設 置し、異常を感じた場合にはすぐに電源 スイッチを切り、電源プラグをコンセン トから抜いてください。また、電源ス イッチを切った状態でも微電流が流れ ています。この製品を長時間使用しない ときは、必ず電源プラグをコンセントか ら抜いてください。 指定のスタンドを使用する。 また、付属のネジがある場合は必ず それを使用する。 必ず実行 本体が転倒し破損したり、内部の部品を 傷つけたりする原因になります。 接続 長期間使用しないときや落雷のお それがあるときは、必ずコンセント から電源プラグを抜く。 電源プラグ 感電や火災、故障の原因になることがあ ります。 を抜く 必ず実行 感電、聴覚障害または機器の損
取り扱い 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 本体が破損したり、お客様やほかの方々 がけがをしたりする原因になります。 禁止 パネル、鍵盤のすき間から金属や紙 片などの異物を入れない。 禁止 本体の上にのったり重いものをの せたりしない。また、ボタンやス イッチ、入出力端子などに無理な力 を加えない。 大きな音量で長時間使用しない。 感電、ショート、火災、故障や動作不良 の原因になることがあります。 禁止 聴覚障害の原因になります。特にヘッド ホンを使用する場合はご注意ください。 万一、聴力低下や耳障りを感じた場合 は、専門の医師にご相談ください。 ●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源を切りましょう。 [ ]( スタンバイ / オン ) スイッチを切った状態 ( 画面表示が消えている ) でも微電流が流れています。[ ]( ス タンバイ / オン ) スイッチが切れているときの消費電力は、最小限の値で設計されています。こ
注記(ご使用上の注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱いに関する注意 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用しないでください。楽器本体またはテ レビやラジオなどに雑音が生じる場合があります。 • 使用場所の環境により強い電波の影響を受けると、まれに楽器が誤動作することがあります。 • スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスのアプリと一緒に使用する場合は、通信によるノ イズを避けるためスマートデバイスの機内モードをオンにしてお使いいただくことをおすすめします。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端 に低いところ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないでください。本体のパネルが変形したり、内 部の部品が故障したり、動作が不安定になったりする原因になります(5℃〜40℃の範囲で動作することを確 認しています)。 • 本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置かないでください。本体のパネルや鍵盤が変 色/変質する原因になりま
もくじ 取扱説明書について.............................................................................................................................. 2 付属品(お確かめください)................................................................................................................... 2 準備 ご使用前の準備 10 電源の準備 ...........................................................................................................................................10 電源を入れる/切る ................................................................
ご使用前の準備 準備 電源の準備 この楽器の電源には、電源アダプターか電池を使用でき ますが、環境に配慮して、電源アダプターのご使用をお すすめします。 電源アダプターを使うときは 図の順序で電源アダプターを接続します。 DC IN端子 (13ページ) 3 電池6本を入れます。イラストに合わせて、向きを間 1 違えないように入れてください。 電源 アダプター 2 電源コンセント (AC 100 V) 警告 • 電源アダプターは、必ず指定のもの(24ページ)をご使用くだ さい。異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原因になります。このような場合は、保証期間内 でも保証いたしかねることがございますので、十分にご注意 ください。 4 電池カバーを閉めます。 注意 • 本体はコンセントの近くに設置し、異常を感じた場合にはす ぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜い てください。 お使いの電池の種類に合わせて、本体の設定を切り替え てください。(次項参照) 注記 NOTE • 電源アダプターを外すときは、電源を切ってから、逆の手順 で行なってください。
ご使用前の準備 電源を入れる/切る 譜面立てを使う 1 [全体音量]ダイアルを左に回し、音量を最小にしま 譜面立ては本体の溝に差し込んでお使いください。 す。 2 [ 3 ](スタンバイ/オン)スイッチを押して電源を入れ ます。 電源が入ると、画面に表示が現れます。鍵盤を弾いて 音を出しながら、[全体音量]ダイアルを左右に回して 全体音量を調節してください。 電源を切るには、もう一度[ ](スタンバイ/オン)ス イッチを押します(1秒)。 注意 • 電源を切った状態でも微電流が流れています。この楽器を長 時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコン セントから電源プラグを抜いてください。 注記 • 電源を入れるときは、[ ](スタンバイ/オン)スイッチ以外 は操作(ペダルを踏むなど)しないでください。楽器が誤動作 する原因になります。 オートパワーオフ機能 この楽器は、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防 ぐため、楽器を一定時間操作しないと自動的に電源が切 れる「オートパワーオフ機能」を搭載しています。電源が 切れるまでの時間は、初期設定では30分ですが、変更す ることもでき
各部の名称と機能 ■フロントパネル 「長く押す」マーク このマークの付いたボタンを1秒以上押すと、 そこに書かれた別の機能になります。 r q e w t 画面 (14ページ) y i u o !0 q[ ](スタンバイ/オン)スイッチ ................ 11ページ 楽器の電源をオン/オフします。 y [フレーズ録音]ボタン ..................................19ページ w [全体音量]ダイアル ..................................... 11ページ u レッスンボタン ............................................16ページ 全体音量を調節します。 e [デモ]ボタン ............................................... 23ページ デモソングの連続再生をスタート/ストップします。 BGM .........................
各部の名称と機能 !1 !2 !3 !4 !6 !5 !7 !8 !3 [+]/[−]ボタン ■リアパネル 項目を選んだり、値を設定したりします。[+]/[−] ボタンを同時に押すと、初期設定に戻せます。押し続 けると連続して変わります。 !4 [機能]ボタン ............................................... 21ページ 機能設定画面を表示します。 数字入力.................... 14ページ 画面に というアイコンが表示され、!2 のボタンを数字ボタンとして使えるようになりま す。 !5 [クイズ]ボタン ............................................ 19ページ クイズをスタート/ストップします。 レベル クイズのレベル(19ページ)を設定します。 !6 [SFXキット]ボタン ............................. 15、28ページ さまざまな効果音を鍵盤で鳴らせるようになります。 !7 [グランドピアノ]ボタン ...................
各部の名称と機能 画面表示 アイコンは、各機能がオンのときに表示されます。 楽器番号387〜401のデュアル音 色を選択すると表示されます。 ウルトラワイドステレオ(22ペー ジ 機能番号017) デュオ(22ページ 機能番号022) 001 このアイコンが表示 されているときは、 楽器/ソング/スタイル カテゴリーボタンを 数字入力ボタンとして 使えます。 GrandPno ・・・楽器選択モード ・・・ソングモード ・・・スタイルモード * カテゴリーボタンや[+]/[-]ボタンで選択できる モードに がつきます。 * は、常に表示されます。 音当てクイズ(19ページ)に関する情報が 表示されます。 003 パート表示(16ページ) A-Bリピート(16ページ) スタイル(17ページ) 自動伴奏鍵域(17ページ)で弾い たコードや、再生中のソングに 含まれるコードが表示されます。 スタイルやソングの小節番 号や、機能番号(21ページ) が表示されます。 押した鍵盤の位置が表示されます。 音当てクイズの正解音やレッスン時のソングメロディー、 自動伴奏のコード構成音などが表示されます。
鍵盤を弾いてみよう 本編 いろいろな楽器の音色で弾く いろいろな楽器の音色を選んで(14ページ)弾いてみま しょう! 楽器番号(25ページ) 二人で一緒に弾く(デュオ) 鍵盤を左と右に分けて、同時に二人が、同じ音で、同じ 音域で演奏できます。 NOTE • 左奏者側と右奏者側で違う音で弾くことはできません。 001 GrandPno 楽器名(25ページ) ここに表示された楽器の音色で鍵盤が鳴ります 1 [機能]ボタンを何度か押して「DuoMode」 (22ページ 機能番号022)を呼び出します。 2 [+]ボタンを押して、「on(オン)」にします。 066(F#3)の鍵盤を境目として、鍵盤が左奏者側と右 奏者側に分かれます。 066:F#3 C3相当 C3相当 おもしろい音(効果音)を鳴らすには [SFXキット]ボタンを押すと、犬や猫の鳴き声などいろ いろな効果音を鳴らせます。黒鍵も含めて、いろいろな 鍵盤を押さえてみましょう。 どのような効果音が入っているかは、フロントパネルの イラスト(12ページ)かSFXキットリスト(28ページ)でご 確認ください。 とにかくグランドピアノの音で弾き
ソングを再生して練習しよう この楽器の内蔵曲や録音した曲の曲データを「ソング」と呼びます。内蔵ソングは、聞いて楽しむだけでな く、レッスン機能などと組み合わせて使えます。 ソングを再生する ソングを選んでレッスンする 1 2 [スタート/ストップ]ボタンを押してソングを再 再生したいソングを選びます(14ページ)。 生してみましょう。 もう一度[スタート/ストップ]ボタンを押すと、ソン グの再生は止まります。 ソングの一部をくり返し聞くには(A-Bリピート) 1 練習したいソングを選びます(14ページ)。 2 [右手]ボタン、[左手]ボタンのどちらか、または 両方を押して、練習したいパートを選びます。 「Left」、「Right」、「BothHand」のいずれかが画面に 表示されます。 左手レッスン 右手レッスン Left Right 両手レッスン BothHand NOTE ソングを再生しながら、くり返し再生の開始位置にした いポイント(A点)で[A-Bリピート]ボタンを押します。 くり返し再生の終了位置にしたいポイント(B点)でもう一 度このボタンを押すと、A-B間のくり返し
リズムや自動伴奏に合わせて弾いてみよう(スタイル) 自動伴奏機能を使うと、左手でコード(和音)を弾くだけで、自動的にそのコードに合ったスタイル(リズム +ベース音+コード音)を鳴らせます。この楽器では、コードの弾き方を、指一本で鍵盤を押してコードを 弾く「スマートコード」と、コードを構成する音をそのまま弾く「マルチフィンガー」の2つから選べます。 ここでは、スマートコードでスタイルを再生するための説明をします。コードを自分で弾きたい場合は、 フィンガリングタイプを「マルチフィンガー」に設定してください。 4 7, 10 6 5 11 1 1 [スタイル]ボタンを押します。 2 お好みのスタイルを選びます(14ページ)。 3 演奏したい楽譜の調号に合わせて、「スマート コードキー」(21ページ 機能番号009)を機能設 定画面で設定します。 スマートコードキーについて詳しくは、18ページを ご覧ください。 4 [スタイル オン/オフ]ボタンを押して、自動伴 奏をオンにします。 この操作により、054(F#2)の鍵盤が境目(スプリッ トポイント)となり、これより左側の鍵盤が、コード だけを認識
リズムや自動伴奏に合わせて弾いてみよう(スタイル) スタイル再生するときのコードの 弾き方(フィンガリングタイプ) スタイル再生するときのフィンガリングタイプによって、 コードの弾き方などが異なります。自分に合ったフィン ガリングタイプを機能設定(21ページ 機能番号008)で設 定して、スタイルを使った演奏を楽しみましょう。 コードをコード辞書で調べる コード名がわかっていて、コード構成音がわからない場合 は、コード辞書で調べてみましょう。 [3 マイペース]ボタン(12ページ)を1秒以上押すと、コー ド辞書画面が表示されて、鍵盤は下図のとおり、C3、C5 を境目として3つの部分に分かれます。 押鍵用鍵盤 CHORD TYPE用鍵盤 ROOT用 鍵盤 ●スマートコード(初期設定) コードのルート音(根音)だけを弾いてスタイルを再生す る弾き方です。 スマートコードキーの設定 スマートコードでスタイルを再生して演奏する場合、事 前にスマートコードキーの設定が必要になる場合があり ます。 楽譜に記載されたシャープ(#)やフラット(b)の数から、機 能設定(21ページ 機能番号009)で弾きたい曲の「調
音当てクイズに挑戦しよう この楽器は、演奏を楽しむだけでなく、音当てクイズで、遊びながら音を聞き分ける力をつけることもでき ます。 1 クイズに使いたい音色を選んでおきます(14 ページ)。 [SFXキット]ボタンを押すと、効果音を当てるクイズ になります。 2 [クイズ]ボタンを押すと、クイズが始まります。 クイズのレベル(難易度)を変えるには [クイズ]ボタンを1秒以上押すと変えられます。レベルに よってクイズの難易度が異なるので、お好みのレベルを 選んで、音当てクイズを楽しみましょう。レベルについ て詳しくは、「クイズレベル」(22ページ 機能番号018)を ご覧ください。 クイズに関する画面表示 q 3 楽器から鳴った音と同じ音を探して弾いてみま e w しょう。 効果音を当てるクイズのときは、楽器から鳴った音 に合う鍵盤の上のイラストを探して、その鍵盤を弾 きましょう。 • クイズは全部で10問です。 • 1問あたりの解答時間は10秒です。 • 同じ問題に3回挑戦できます。 解答回数は画面で確認できます。 • 10問目が終わると、画面に採点結果(Excellent!、 Very
ほかの機器と接続してみよう スマートフォン等オーディオ機器 の音を鳴らす 別売のヘッドホン/外部スピー カーを使う 1 オーディオ機器および楽器本体の電源をオフに します。 2 オーディオ機器を楽器の エーユーエックス イン [AUX IN] 端子に接 ステレオ標準 フォーンプラグ 続します。 片側がステレオミニプラグ、もう片方はオーディオ 機器の出力端子に接続できるプラグを持つオーディ オケーブル(抵抗なし)をお使いください。 フォーンズ / アウトプット ヘッドホンを[PHONES/OUTPUT] 端子に接続します。 [PHONES/OUTPUT]端子は外部出力端子にもなります。 アンプ内蔵スピーカー、コンピューター、キーボードア ンプ、レコーダーなどの入力端子に接続すれば、この楽 器のオーディオ音声を外部機器で鳴らすことができます。 ヘッドホンや外部機器を接続すると、自動的にこの楽 器のスピーカーからは音が出なくなります。 注意 ステレオ ミニプラグ スマートフォン等の オーディオ機器 3 オーディオ機器、楽器本体の順に電源を入れま • 大きな音量で長時間ヘッドホンを使用し
機能設定 チューニングやスプリットポイント、各音色やエフェクトなどの細かな設定をするのが機能設定です。 1 設定したい項目の画面表示が出るまで、[機能] ボタンを何度か押します。 2 数字ボタンや、[+]、[−]ボタンを押して、値 を設定します。 [機能]ボタンを押しながら[−]ボタンを押すと、機能 番号をひとつ小さな番号に戻すことができます。 [+]、[−]ボタンだけを押しても、機能番号は変わり ません。 [+]、[−]ボタンを同時に押すと、初期設定値に戻せ ます。 NOTE • 手順1で[機能]ボタンを押すと、楽器/ソング/スタイル カテゴリーボタンを数字入力ボタンとして使えるように なります。 3 機能設定から抜けるには、[楽器]、[ソング]、 [スタイル]ボタンのいずれかを押します。 機能リスト 機能 番号 機能名 画面表示 設定値 初期設定 内容 楽器全体 001 トランスポーズ Transpos −12〜12 002 チューニング Tuning 427.0Hz〜453.
機能設定 機能 番号 機能名 画面表示 設定値 初期設定 内容 01〜03 (Hall 1〜3) 04〜05 (Room 1〜2) 06〜07 (Stage 1〜2) 08〜09 (Plate 1〜2) 10 (Off (オフ)) ** リバーブタイプを選択します。スタイル/ソング選択時に最 適なものが選択されます。 エフェクト(31ページ) 012 リバーブタイプ Reverb リバーブとは・・・ コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響 音を加える効果です。 013 リバーブレベル RevLevel 000〜127 64 リバーブのかかり具合を設定します。 014 コーラスタイプ Chorus 1 2 3 4 5 6 ** コーラスタイプを選択します。スタイル/ソング選択時に最 適なものが選択されます。音色選択時も最適なものが選択さ れますが、音色によっては、コーラスレベル(機能番号006) が000に設定されているため、効果がかかりません。かけ たい場合は、コーラスレベルを上げます。 (Chorus1) (Chorus2) (Chorus3
機能設定 機能 番号 023 機能名 デュオタイプ 画面表示 設定値 DuoType 1 (Balance) 2 (Separate) 初期設定 内容 2 (Separate) デュオモードで演奏するときの、スピーカー音の鳴らし方を 設定します。 Balance (バランス) 左側、右側鍵域の演奏音が、左右両 側のスピーカーで鳴ります。 Separate (セパレート) 左側鍵域の演奏音が左側、右側鍵域 の演奏音が右側スピーカーで鳴りま す。 デモ(12ページ) 024 025 デモグループ プレイモード DemoGrp 1 (Demo) 2 (Preset) 3 (User) PlayMode 1 (Normal) 2 (Random) AutoOff oFF(オフ)、5/10/ 15/30/60/120(分) Battery 1 (Alkaline) 2 (Ni-MH) 1 (Demo) 1 (Normal) 連続再生させるデモのグループを選択します。[デモ]ボタン を1秒以上押してデモグループを選んでから、もう一度[デ モ]ボタンを押すと、選択した
困ったときは 資料 現 象 原因と解決方法 同時に押さえた鍵盤の音で、鳴らない音がある。 または、鍵盤演奏すると、スタイルやソングの演奏 音、メトロノームが途中で途切れる。 この楽器の最大同時発音数(32音)を越えています。スタイルやソング、メトロ ノームなどを含めて最大32音の範囲で鳴らすことができます。32音以上の発音 情報があった場合、発音中のいずれかの音が消えてしまいます。 押さえる鍵盤によって、音質や音量が異なる。 故障ではありません。この楽器で採用しているAWM音源方式では、リアルな楽 器表現を可能にするために、鍵盤をいくつかにわけて楽器の音をサンプリングす る「マルチサンプリング」という方式をとっています。これらの音色は、音域に よって音質や音量が若干異なる場合があります。 電源が勝手に切れる。 故障ではありません。オートパワーオフ機能が働いたためです。(11ページ) オートパワーオフ機能を使用しない場合は、機能設定(23ページ 機能番号026) でオートパワーオフをOFFに設定してください。 [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して電源を入 れたとき、電源がすぐに切れる。
楽器リスト 最大同時発音数について この楽器の最大同時発音数は32音ですが、スタイルやソングなどを含めたす べての発音数の合計が32音ということです。したがって、スタイルやソング の再生などで発音している分だけ、鍵盤演奏の発音数は減少します。32音以 上になると、後着優先*で発音します。 NOTE • フットスイッチを踏んでいる間 に鍵盤から手を離すと、音色に よって音が減衰して消えるもの と、音が持続して消えないもの があります。 *後着優先:最大同時発音数を超えて演奏情報を受けた場合、発音中の音を切って音を止め、後から送 られてくる演奏情報を優先的に発音するしくみ。 楽器番号 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 楽器名 ピアノ グランドピアノ エレクトリックピアノ 1 ハープシコード 1 クラビ ブライトピアノ メローピアノ ホンキートンクピアノ エレクトリックピアノ 2 エレクトリックグランドピアノ コーラスエレクトリックピアノ 1 ピアノストリングス ドリーム オルガン ドローバーオルガン 1 パーカッシブオルガン 1 16+2'2/3オルガン
楽器リスト 楽器番号 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 26 楽器名 DX+アナログエレクトリックピアノ ワウクラビ 60sドローバーオルガン 2 60sドローバーオルガン 3 70sドローバーオルガン 2 デチューンドドローバーオルガン 70sパーカッシブオルガン オルガンベース スローロータリーオルガン ファストロータリーオルガン パイプオルガン 2 パイプオルガン 3 オルガンフルート トレモロオルガンフルート チージーオルガン ライトオルガン パフオルガン タンゴアコーディオン 2 ハーモニカ 2 ナイロン弦&スチール弦ギター スチール弦ギター &ボディーサウンド ミュートスチール弦ギター 12弦ギター
楽器リスト 楽器番号 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 楽器名 メロディックタム 2 リアルタム ロックタム エレクトロニックパーカッション アナログタム シンセドラム 和太鼓 グランカッサ ガムリンバ グラスパーカッション リバースシンバル バンジョー ミュートバンジョー ダルシマー 2 ツィンバロン サントゥール ラバーブ ハルモニウム 2(二音) ハルモニウム 3(三音) タンプーラ シタール 2 デチューンドシタール シャナイ ゴピチャント タブラ 古筝(グチェン) 楊琴(ヤンチン) 三味線 大正琴 マンドリン ウクレレ ボナン アルタイル ガムラン ステレオガムラン ラマシンバル タイベル フレットノイズ ブレス
SFXキットリスト 楽器番号 124 左端の鍵盤 SFXキット C C1 C#1 D1 D#1 E1 F1 F#1 G1 G#1 A1 A#1 B1 C2 C#2 D2 D#2 E2 F2 F#2 G2 G#2 A2 楽器番号 124 1 パンチ C# 1 笑い声 D 1 足音 D# 1 悲鳴 E 1 ハンドクラップ F 1 拍手 F# 1 出題 G 放送開始チャイム 1 G# 1 正解 A 放送終了チャイム 1 A# 1 1 試合開始のゴング C 2 試合終了のゴング C# 2 缶けり D スプレー D# 2 カメラ E 2 歯車 F 2 泡 F# 2 雷 G 雨 2 G# 2 水滴 A 風 2 F3 F#3 G3 G#3 A3 A#3 B3 C4 C#4 D4 D#4 不正解 B 2 SFXキット E4 F4 F#4 G4 G#4 A4 A#4 B4 C5 C#5 D5 D#5 A# 2 せせらぎ B2 B 2 電気バチバチ E5 C3 C F5 A#2 C#
スタイルリスト スタイル 番号 スタイル名 スタイル 番号 ポップ&ロック 049 001 ブリットポップロック 050 002 8ビートモダン 003 クール8ビート 051 004 60sギターポップ 005 スタイル名 スタイル 番号 スタイル名 デキシーランド 098 ラジャスタン ラグタイム 099 ダンディヤ 100 カッツワーリ ソウル 101 フォークヒルズ 052 デトロイトポップ 102 モダンダンドゥット 1 8ビートアドリア 053 6/8ソウル 103 モダンダンドゥット 2 006 60s8ビート 054 クロコツイスト 104 クロンチョン 007 8ビート 055 ロックンロール 105 ベトナムポップバラード 008 オフビート 056 コンボブギー 106 ベトナム6/8バラード 009 60sロック 057 6/8ブルース 107 喜慶鑼鼓 010 ハードロック ラテン 108 彝(イ)族民謡 011 ロックシャッフル 058 ブラ
ソングリスト ソング番号 001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021 022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043 044 045 046 047 048 049 050 051 052 30 PSR-E273 ソング名 デモソング デモ1 デモ2 デモ3 トラディショナル フレール・ジャック かえるの合唱 オーラ・リー ロンドン橋 アビニョンの橋の上で 一週間 森のくまさん 駅馬車 ゆかいな牧場 幸せなら手をたたこう グリーンスリーブス カリンカ 山のごちそう(Holdilia Cook) ラ・クカラーチャ 世界のメロディー アロハ・オエ 故郷の人々 サンタ・ルチア 夢見る君 バンジョーをかき鳴らせ フニクリ・フニクラ 家路 ブラームスの子守歌 愛の夢 第3番 威風堂々 闘牛士の歌 木星(組曲「惑星」より) ダッタン人の踊り モルダウ(交響詩「我が祖国
エフェクトタイプリスト ソング番号 101〜112 113 ソング名 特別付録 コードスタディ * コードスタディ 01〜12 ユーザーソング ユーザーソング * 「コードスタディ」カテゴリーのソングを再生すると、演奏に必要 なコードを体感できます。ソング番号101〜107のソングは単一 のコードで構成されているので、コードを1つずつ体感できます。 108〜112のソングは複数のコードで構成されているので、簡単 なコード進行を体感できます。 エフェクトタイプリスト [リバーブタイプリスト] 番号 タイプ 01 Hall 1 (ホール1) 02 Hall 2 (ホール2) 03 Hall 3 (ホール3) 04 Room 1 (ルーム1) 05 Room 2 (ルーム2) 06 Stage 1 (ステージ1) 07 Stage 2 (ステージ2) 08 Plate 1 (プレート1) 解説 ホールで弾いたときのようなリバーブ(残響)がかかります。 部屋で弾いたときのようなリバーブ(残響)がかかります。 09 Plate 2 (プレート2) 10 Off (オフ
スマートコードチャート ルート音 楽譜の調号 調号 0 個 スマートコード キー ( 画面表示 ) Db C Eb D F# E F Eb 1+5 E F dim F# 7 Db 7 D Eb m E F m7 b5 F# G dim G# m C m7 b5 Db D dim Eb m E dim7 F 1+5 F# G dim FL4 C 1+5 Db D dim Eb 7 E Fm F# FL3 Cm Db D m7 b5 Eb E dim Fm FL2 Cm Db dim7 D 1+5 Eb E dim FL1 C7 Db Dm Eb SP0 C Db dim Dm SP1 C Db dim SP2 C SP3 SP4 Bb m7 b5 B A dim7 Bb 1+5 B G# 7 A Bb m B G m7 b5 G# A dim Bb m B dim7 F# dim7 G 1+5 G# A dim Bb 7 B F7 F# Gm
索引 A コ ヒ A-Bリピート ....................................... 16 AUX IN ............................................... 20 コード辞書 .......................................... 18 コードスタディ................................... 16 コーラス ...................................... 15, 22 コーラスタイプ........................... 22, 31 コーラスレベル................................... 21 効果音 .................................................. 15 困ったときは....................................... 24 拍子...........................................
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本製品には保証書が付いています。 「販売店印・お買い上げ日」が記入されている場合は、記載内容 をお確かめのうえ、大切に保管してください。記入されていな い場合は、購入を証明する書類(領収書、納品書など)とあわせ て、大切に保管してください。 ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製 造打切後8年です。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 修理のご依頼 まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう一度お 調べください。 それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、またはヤマ ハ修理ご相談センターへご連絡ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書を ご覧ください。 ● 製品の状態は詳しく 修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などとあわせ て、故障の状態をできるだけ詳しくお知らせください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により
◆ 本製品の仕様や取り扱いに関するお問い合わせ ご購入の特約店または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンターへお問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 ナビダイヤル(全国共通番号) 0570-006-808 ※固定電話は、全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-5272 へおかけください。 受付:月曜日〜金曜日 10:00〜17:00(土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く) https://jp.yamaha.com/support/ ◆ ウェブサイトのご案内 ・ヤマハ株式会社のホームページ ・ヤマハ エレクトーン・キーボードサイト ・ヤマハ サポート・お問い合わせ ・ヤマハミュージックデータショップ https://jp.yamaha.com/ https://jp.yamaha.com/kbd/ https://jp.yamaha.com/support/ https://yamahamusicdata.
PSR-E273 この度はヤマハ 電子キーボードをお買い上げいただきましてありがとうございました。 本書は下記の保証規定により無料修理を行なうことをお約束するものです。 お買い上げの日から右記期間中に万一故障が発生した場合は製品に本書を添えて お買い上げの販売店に修理をご依頼ください。 Manual Development Group © 2020 Yamaha Corporation 2020年10月発行 POES-B0 VDC0250