取扱説明書 Integrated Sampling Sequencer / Modular Synthesis Plug-in System / Real-time External Control Surface
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しく ご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への 損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想 定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明 示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能
警告 電源 / 電源コード 水に注意 電源は必ず交流 100V を使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 禁止 電源 プラグにほこり が付着してい る場合は、ほこり をきれいに拭き取る。 感電やショートのおそれがあります。 本 体の上に花瓶や 薬品など液体の 入ったものを置 か な い。また、浴室や雨 天時の屋外な ど湿気の多い と ころで使用しない。 感電や火災、 または故障の原因になります。 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 必ず実行 禁止 電源コード / プラグは、必ず付属のものを使用する。 他の電源コード / プラグを使用すると、発熱や感電 の原因になります。 火に注意 必ず実行 禁止 電 源コー ドをス トーブ などの 熱器具 に近づ けたり、 無理に曲げたり、傷つけたりしない。また、電源コー ドに重いものをのせない。 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 禁止 本 体 の上 にろ うそ くな ど火 気の ある もの を 置か な い。 ろ う
長 期間 使用 しな いと きや 落 雷の おそ れが ある とき は、必ずコンセントから電源プラグを抜く。 感電や火災、故障の原因になることがあります。 接続 必ず実行 たこ足配線をしない。 音質 が劣化したり、コン セント部が異 常発熱して火 災の原因になることがあります。 必ず実行 禁止 手入れ 設置 禁止 禁止 他 の機器と接続 する場合は、すべ ての機器の電源 を 切 った上で行 なう。また、電源を入 れたり切った り す る前に、必ず機 器のボリュー ムを最小にす る。さ ら に、演奏を始める 場合も必ず両 機器のボリュー ム を 最小にし、演奏し ながら徐々に ボリュームを上 げ ていき適切な音量にする。 感電または機器の損傷の原因になることがあります。 直射 日光のあたる 場所（日中の車内 など）やストー ブの 近くなど極端に 温度が高くな るところ、逆に温 度が 極端に低いと ころ、また、ほこりや 振動の多い ところで使用しない。 本体 のパネルが変形 したり、内部の部 品が故障した りする原因になります。 テレ ビやラジオ、ステ レオ、携帯電話な ど他の電気 製品の近
データの保存 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 また、データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねま 作成したデータの保存とバックアップ すので、 ご了承ください。 DRAM のデータ (186 ページ ) は電源を切ると消え てしまいます。保存しておきたいデータは USB 記憶 装置 / スマートメディアに保存してください。 使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 必ず実行 禁止 フラッシュ ROMへの書き込み中(画面に 「Executing...」または「Please keep power on.
はじめに はじめに このたびはヤマハミュージックプロダクションシンセサイザー MOTIF ES6/MOTIF ES7/MOTIF ES8をお買い上げいただき まして、まことにありがとうございます。 MOTIF ESは、MIDIとオーディオサンプルを自由に組み合わせて融合させるINTEGRATED SAMPLING SEQUENCER機能 や、コンピューター上のシーケンスソフトウェアに対するリモートコントロール機能など、 本格的なプロフェッショナルニー ズに対応した音楽制作用シンセサイザーです。 MOTIF ES6/MOTIF ES7/MOTIF ES8の優れた機能を使いこなしていただくために、ぜひこの取扱説明書をご活用いただけ ますようご案内申し上げます。また、ご一読いただいたあとも不明な点が生じた場合に備えて、 大切に保管いただけますよう お願い申し上げます。 付属品 □ 電源コード □ 2P-3P変換器 □ 取扱説明書(本書) □ CD-ROM x 3枚 □ 保証書 □ データリスト □ SQ01 V2用ユーザー登録カード、 シリアルNo.
特長 特長 高品位でバリエーション豊かな音色(ボイス)を内蔵し ています。さまざまな楽器ごとに分類されているこれ らの音色(ボイス)は、カテゴリーサーチ機能を使うこ とで簡単に呼び出すことができます。 パフォーマンスでは、異なる4つのボイスを同時に鍵 盤で鳴らしたり、スプリットで左右の鍵域に分けて鳴 らすことができます。 INTEGRATED SAMPLING SEQUENCER機能を 使ってオーディオサンプルとMIDIデータを融合させ ることができます。 ・ DIMMを取り付けることにより、最大512MB (256MBx2枚)のメモリーを使ってサンプル録音と 編集ができます。 ・ AIFFファイル、WAVファイル、ヤマハAシリーズ など他のサンプラーデータを読み込むことができ、 幅広い互換性を確保しています。 ・ リサンプリング機能を使えば、MOTIF ESでの演奏 をそのままサンプルとして録音できます。 ・ スライス機能を使えば、サンプルを拍ごとに自動分 割し、分割された個々のサンプルはMIDIノートデー タとなります。したがって、元のサンプルはMIDI シーケンスデータとして扱うことになり、テンポな
取扱説明書の使い方 取扱説明書の使い方 各部の名称と機能 .............................................................................................................. 16ページ フロントパネル、リアパネルのボタンやコントロールの一覧です。 ご使用前の準備 .................................................................................................................. 26ページ 電源の接続方法、外部機器やコンピューターとの接続方法、電源の入れ方について説明します。 目的別目次.......................................................................................................
目的別目次 目的別目次 聞く(鳴らす) • • • • デモソング/デモパターンを聞く .......................................................................................................................................................................................................... 55ページ 複数のソングを続けて聞く（ソングチェーンプレイ) ........................................................................................................................................................................59ページ 複数のセクションを続けて聞く（パターンチェーンプレイ) ..............................
目的別目次 • • • • • フットスイッチでソングまたはパターン再生をスタート/ストップする..................................... [UTILITY] → [F4] CTL ASN → [SF3] FT SW .......... 263ページ フットスイッチで、ボイスやパフォーマンスを切り替える .......................................................... [UTILITY] → [F4] CTL ASN → [SF3] FT SW .......... 263ページ フットスイッチで、アルペジオ再生のオン/オフを切り替える .................................................... [UTILITY] → [F4] CTL ASN → [SF3] FT SW .......... 263ページ ブレスコントローラーに吹き込まれる息の強さに対する音の出方を決める .............
目的別目次 • シングルパートプラグインボード(PLG150-AN、PLG150-PF、PLG150-DX、PLG150-VLなど)のボイスを選んで鳴らす ..................................................................................................................................................................... 75ページ(ボイスモード)、121ページ(ソング/パターンモード) • • マルチパートプラグインボード(PLG100-XG)を使って、XGソングを鳴らす ............................................................................................................................77ページ エフェクトプラグインボード(PLG100-VH)を使って、マイク入力音にエフェクトをかける ..........
目的別目次 作ったデータに名前を付ける ..................................................................................................................................................................... 53ページ データの復元 • ボイス エディット前のボイスとエディット中のボイスとを聞き比べる(コンペア機能)............................................................................................................................ 80ページ エディットしたにもかかわらず保存を忘れたボイスを呼び戻す(リコール機能)......................................................................................................
目的別目次 外部MIDI機器/コンピューターと接続して使う • 本体のMIDI入出力端子として、(MIDI端子、USB端子、mLAN端子のうち)どれを使うかを決める [UTILITY] → [F5] MIDI → [SF4] OTHER → MIDI IN/OUT .................................................................................................................................................. 264ページ • • 外部シーケンサーまたはコンピューターのシーケンスソフトを再生し、MOTIF ESの音で鳴らす ............................................................................................
目次 目次 はじめに............................................................................................. 6 付属品 ................................................................................................ 6 特長 .................................................................................................... 7 取扱説明書の使い方 ......................................................................... 8 目的別目次 9 クイックガイド(鳴らしてみる) 55 デモソング/パターンを聞く .........................................................
目次 MOTIF ESのしくみ 154 資料 275 内部構成 ...................................................................................... 154 インフォメーション画面一覧 .................................................... 275 コントローラー部................................................................................ 154 音源部 ................................................................................................... 157 シーケンサー部 ................................................................................... 165 サンプリング部 ......
フロントパネル 各部の名称と機能 各 部 の 名 称 と 機 能 フロントパネル 7 9 ! ) # $ % MOTIF ES6 ASSIGN A PAN/SEND ASSIGN TONE ASSIGN B ASSIGN 1 ASSIGN 2 TEMPO PAN REVERB CUTOFF RESONANCE ATTACK RELEASE SWING GATE TIME VELOCITY UNITMULTIPLY CHORUS REMOTE KNOB CONTROL FUNCTION ARPEGGIO R-AUDIO G-MIDI ON / OFF ON / OFF MODE EFFECT ARP FX KN 1 LOW KN 2 LOW MID KN 3 HIGH MID KN 4 HIGH VOLUME 1 VOLUME 2 VOLUME 3 VOLUME 4 BYPASS INSERTION SYSTEM MASTER EFFECT VOICE PERFORM MASTER EQ SEQUENCER SONG P
フロントパネル 各 部 の 名 称 と 機 能 ¡ ( § º ∞ Integrated Sampling Sequencer / Modular Synthesis Plug-in System / Real-time External Control Surface MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER PRE 1 PRE 2 PRE 3 PRE 4 SLOT 1 DEC/NO SLOT 3 PRE 5 PRE 6 USER 1 USER 2 GM PLG 1 PLG 2 PLG 3 A.
フロントパネル MOTIF ES8 7 各 部 の 名 称 と 機 能 9 ASSIGN A PAN/SEND ASSIGN TONE ASSIGN B ASSIGN 1 CHORUS ! ) # ASSIGN 2 PAN REVERB CUTOFF RESONANCE ATTACK RELEASE SWING GATE TIME VELOCITY UNITMULTIPLY TEMPO REMOTE ON / OFF KNOB CONTROL FUNCTION ARPEGGIO R-AUDIO G-MIDI ON / OFF MODE EFFECT ARP FX KN 1 LOW KN 2 LOW MID KN 3 HIGH MID KN 4 HIGH VOLUME 1 VOLUME 2 VOLUME 3 VOLUME 4 BYPASS INSERTION SYSTEM MASTER EFFECT VOICE PERFORM MASTER EQ SEQUENCER SONG PATTERN FILE INTEGRATED
フロントパネル $ % ¡ ( § º ∞ 各 部 の 名 称 と 機 能 Integrated Sampling Sequencer / Modular Synthesis Plug-in System / Real-time External Control Surface MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER PRE 1 PRE 2 PRE 3 PRE 4 SLOT 1 DEC/NO SF2 SF1 SF3 SF4 PRE 6 USER 1 USER 2 GM PLG 1 PLG 2 PLG 3 KEYBOARD ORGAN GUITAR/ PLUCKED BASS STRINGS BRASS REED/PIPE A B C D E F G H SYN LEAD SYN PAD/ CHOIR SYN COMP 1 2 3 INC / YES F2 F3 F4 F5 DRUM/ CHROMATIC PERCUSSION PERCUSSION EXIT F6 SECTION G
フロントパネル @ SEQ TRANSPORT (シーケンサートランスポート)ボタン (→56ページ) ソング/パターンシーケンスデータの再生/録音をコントロール します。 各 部 の 名 称 と 機 能 [ ](フォワード)ボタン ソングやパターンの再生位置を1小節ずつ進めます。ボタンを 押し続けると連続して進みます。 [●](レコード)ボタン ソングやパターンフレーズをレコーディングするページに切り 替えます。ボタンを押してレコーディングモードに切り替える と、ボタンの上のLEDが点灯します。 [ ](ストップ)ボタン ソングやパターンの再生やレコーディングを止めます。 [ ](プレイ)ボタン ソングやパターンを再生したり、ソングやパターンフレーズの レコーディングを開始したりします。再生やレコーディングを 開始すると、ボタンの上のLEDがテンポに合わせて点滅しま す。 # MODE (モード)ボタン (→45ページ) ボイスモードをはじめ、MOTIF ESの各モードに入るためのボ タンです。 $ LCD (液晶ディスプレイ) バックライト付きの液晶ディスプレイです。さまざ
フロントパネル ¶ GROUP (グループ) [A]〜[H]ボタン (→48ページ) ボイス/パフォーマンスグループを切り替えます。 カテゴリーサーチ機能を使用している時は、カテゴリー選択ボ タンとして機能します。 パターンモードで[SECTION] (セクション)ボタンがオンの場合 は、セクション切替用のボタンとして機能します。 • NUMBER (ナンバー ) [1]〜[16]ボタン (→48ページ) [TRACK SELECT] (トラックセレクト)ボタンと[MUTE] (ミュート)ボタンのオン/オフ状態により、以下のような機能を 持たせることができます。 NUMBER (ナンバー ) 1〜16ボタンの機能 TRACK SELECTボタン オンの場合 MUTEボタン オンの場合 ボイスプレイ モード キーボード送信 チャンネルの 切替 ボイスエディット モード エレメント選択 (1〜4)および各エレ メントのミュート設定(9〜12) パフォーマンス プレイモード キーボード送信 チャンネルの 切替 パフォーマンス エディットモード パフォーマンス パート選択 (1 〜4のみ)
リアパネル リアパネル 各 部 の 名 称 と 機 能 MOTIF ES6 USB POWER ON OFF AC INLET 1 2 mLAN I/O EXPANSION 3 TO DEVICE THRU TO HOST 4 5 MOTIF ES7 POWER ON OFF AC INLET 1 2 mLAN I/O EXPANSION 3 MOTIF ES8 22 POWER ON OFF AC INLET 1 2 取扱説明書 MIDI OUT mLAN I/O EXPANSION 3 IN BREATH ASSIG 6
リアパネル 各 部 の 名 称 と 機 能 $ 3.3V % GREEN YELLOW ORANGE CARD Plug-in SLOT FOOT CONTROLLER FOOT SWITCH 2 ASSIGNABLE SUSTAIN 7 1 ASSIGNABLE OUTPUT R L 8 9 R OUTPUT L /MONO PHONES A / D INPUT R L ) ! GAIN @ # $ 3.3V % CARD Plug-in SLOT FOOT SWITCH USB TO DEVICE THRU TO HOST 4 MIDI OUT 5 IN BREATH ASSIGNABLE SUSTAIN 6 7 GREEN YELLOW ORANGE FOOT CONTROLLER 2 8 1 ASSIGNABLE OUTPUT R L 9 R OUTPUT L /MONO PHONES ) ! A / D INPUT R L GAIN @ # $ 3.
リアパネル 1 POWER (パワー )スイッチ (→43ページ) 電源のオン/オフスイッチです。 各 部 の 名 称 と 機 能 2 AC INLET (ACインレット)端子 (→26ページ) 付属の電源コードを接続します。 指定の電源コード以外は使用しないでください。 3 mLAN拡張ボード(mLAN16E)、 またはI/O拡張ボード(AIEB2)取り付け口 (→25ページ) mLAN16Eを取り付けることで、mLAN対応機器との接続が 可能になります。 AIEB2を取り付けることで、アナログのアウトプット端子を 6つ、デジタルアウトプット/インプット端子を2セット(コア キシャル、オプティカルで1セットずつ)を、本体に増設でき ます。 (→29ページ) 本体リアパネルに、2種類のUSB端子がついています。 USB TO HOST端子は、本体とコンピューターのUSB端子と を、USBケーブルで接続するために使います。これにより、 コンピューターと本体とでMIDIデータの送受信ができます。 MIDIケーブルでの送受信と違って、USBケーブルではポート 信号を扱えます。コンピューターと本体と
リアパネル # GAIN (ゲイン)ノブ (→73ページ) A/ D I NPUT端子か ら入力 される 信号の ゲイン を調節 しま す。 接続し たマイ クや楽器 などの 信号レ ベルに 合わせ て調節 しま す。 $ CARD (カードスロット) ■ 別売のI/O拡張ボードAIEB2を取り付けた場合 1 2 3 各 部 の 名 称 と 機 能 (→27ページ) スマートメディアをセットし、本体内部メモリーとさまざまな データのやり取りが行なえます。なお、スマートメディアにつ いての注意が28ページに記載されています。操作の前に必ず お読みください。 % plug-in SLOT 1、2、3 (プラグインボード取 り付け口) (→283ページ) 別売のプラグインボードを装着することによって本体の音源シ ステムを拡張できます。MOTIF ESでは目的に合わせて最大3 種類のプラグインボードを装着できます。 ■ 別売のmLAN16Eを取り付けた場合 1 (→33ページ、 34ページ) オプティカルケーブル(光ケーブル)タイプのデジタル入出力端 子です。OPTICAL INには、レコー
電源の準備 ご使用前の準備(電源を入れる前の準備) ここでは、電源の準備、MOTIF ESとオーディオ機器/MIDI機器/コンピューターとの接続、電源をオンにするまでのセットアップ作業を行な います。最初にお読みください。なお実際の電源オン/オフについては、43ページをご参照ください。 ご 使 用 前 の 準 備 電源の準備 コンセント AC INLET端子 または 電源コード(付属) 1 MOTIF ESの電源をオフにします。 2 付属の電源コードのプラグをMOTIF ESリアパネルのAC INLET端子に接続します。 3 電源コードのもう一端のプラグを電源コンセント(AC100V)に接続します。 2P-3P変換器(付属) MOTIF ESは、アース線の使用を前提として設計されています。感電と機器の損傷を防ぐため、電源コードにはアース端子が付いています。コンセントにプ ラグを差し込むときは、アース端子を接続してください。なお、接続方法がわからないときは、巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご相談ください。 電源コードは、必ず付属のものをお使いください。他の電源コードを使用すると、
スマートメディア/USB記憶装置(デバイス)の準備 スマートメディア/USB記憶装置(デバイス)の準備 本体では、ボイス/パフォーマンスのような音色プログラムデータ、ソング/パターン/アルペジオのようなシーケンスデータ、サンプリングで 取り込んだウェーブフォームなど、さまざまなデータを制作できます。これらのデータは、種類によって保存方法が異なるだけでなく、電源を 切ったら消えてしまうものもあるため、あらかじめスマートメディアやUSB記憶装置(ハードディスクドライブ、フラッシュディスクなどのデ バイス)を準備する必要があります。 スマートメディアは本体のカードスロットに入れた上で、またUSB記憶装置はUSB TO DEVICE端子に接続した上で、本体で制作したデータ を保存(セーブ)できます。保存(セーブ)されたデータは、スマートメディア/USB記憶装置から本体へ読み込む(ロードする)ことができます。 これらセーブ/ロードの操作は、ファイルモード(266ページ)で行ないます。 ご 使 用 前 の 準 備 スマートメディア→28ページ USB TO DEVICE端子 USB記憶装置→29ページ MUS
スマートメディア/USB記憶装置(デバイス)の準備 スマートメディア™ *の取り扱いについて * スマートメディアは株式会社東芝の商標です。 スマートメディアをご使用いただく場合は、以下のことをお守りください。 ご 使 用 前 の 準 備 ■ ご利用いただけるスマートメディアの種類 ■ スマートメディアについてのご注意 この商品では3.
スマートメディア/USB記憶装置(デバイス)の準備 USB記憶装置(デバイス)について USB記憶装置をリアパネルのUSB TO DEVICE端子に接続する場合、以下の点にご注意ください。 ■ ご利用いただけるUSB機器 USB TO DEVICE端子に接続できるUSB機器は、ハードディスクド ライブ、CD-ROMドライブ、フラッシュディスク、MOドライブな どの記憶装置1台だけです。その他の機器(マウス、コンピューター のキーボードなど)は接続しても使えません。 バスパワー機器(接続したコンピューターなどホスト機器からの電源 供給によって駆動されるUSB機器)、セルフパワー機器(それ自身の ために電源接続が必要なUSB機器)、どちらもお使いになれます。 動作確認済みUSB機器については、ご購入の前にインターネット上 の下記URLでご確認ください。 http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/index.
スマートメディア/USB記憶装置(デバイス)の準備 スマートメディア/USB記憶装置を使う場合の基本設定 1 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入ります。 2 [SF1] CURRENT (カレント)ボタンを押して、現在選択 認識されている記憶装置(デバイス)を確認します。 Current = CARDの場合： カードスロットに入っているスマートメディアが現在選択さ れていることを意味します。 ご 使 用 前 の 準 備 Current = USBの場合： USB接続されている記憶装置が現在選択されていることを意 味します。 現在、認識しているデバイスのボリュームラベル 3 スマートメディアにアクセスしたい場合はCurrent = CARD、USB接続されている記憶装置にアクセスしたい場 合はCurrent = USBに設定します。 接続したUSB記憶装置が複数メディアに対応している場合、 Current = USBに設定したあと、さらにSlot (スロット)の 番号を設定してください。どのメディアがどのスロット番号 に対応しているかについては、Volume Label (ボリューム
接続について 接続について 外部オーディオ機器との接続 MOTIF ESにはスピーカーが内蔵されていません。音を出すためには、外部ステレオシステムやアンプ、スピーカーなどとの接続が必要とな ります。ヘッドフォンをお使いになれば直接音を聞くこともできます。 ここでは、一般的な接続の方法をいくつかご紹介します。次のイラストを参照して外部のオーディオシステムと接続しましょう。 ご 使 用 前 の 準 備 オーディオ出力 ■ 2台のキーボードアンプを使う場合(アナログ出力) キーボードアンプを2台使用すると、各ボイスのパンやエフェクトなどの設定が再現され、拡がりのある豊かなサウンドが得られます。 この場合リアパネルのOUTPUT L/MONO端子とOUTPUT R端子を使用します。 キーボードアンプ （左側） キーボードアンプ （右側） ヘッドフォン OUTPUT L/MONO端子 OUTPUT R端子 PHONES端子 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER MOTIF ES n キーボードアンプを1台だけ使う場合は、リアパネルのOUTPUT L/MONO端子だけを使用しま
接続について ● 別売AIEB2を取り付けた場合(アナログ出力) ヘッドフォン OUTPUT L OUTPUT L/MONO端子 OUTPUT R OUTPUT R端子 ASSIGNABLE OUTPUT L端子 ご 使 用 前 の 準 備 ASSIGNABLE OUTPUT R端子 Pro R3 PHONES端子 ミキサー アンプ AIEB2 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER スピーカー （左側） スピーカー （右側） MOTIF ES ● 別売mLAN16Eを取り付けた場合(アナログ出力/デジタル出力) ヘッドフォン OUTPUT L OUTPUT L/MONO端子 OUTPUT R OUTPUT R端子 ASSIGNABLE OUTPUT L端子 ASSIGNABLE OUTPUT R端子 IEEE1394ケーブル PHONES端子 ミキサー アンプ mLAN16E MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER スピーカー （左側） スピーカー （右側） MOTIF ES n ここで、OUTPUT L/M
接続について ■ 別売AIEB2を使ったデジタル出力 別売のAIEB2を装着することで、本体リアパネルのOUTPUT端子から出力されるサウンドと同じサウンドを、デジタルで出力できます。 オプティカル端子とコアキシャル端子から同時に同じ音声を出力できます。 下図のような接続により音質劣化のないデジタル出力ができるので、本体での鍵盤演奏やソング/パターン再生などを、高音質で外部メディア に録音できます。 録音 コアキシャル オプティカル DIGITAL INPUT OPTICAL INPUT ご 使 用 前 の 準 備 録音 OPTICAL OUTPUT AIEB2 DIGITAL OUTPUT MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER DAT DAT DATデッキ、CDレコーダーなど MOTIF ES n AIEB2からのデジタル出力精度を、ユーティリティモードの[UTILITY] → [F2] I/O → [SF2] OUTPUT画面のDigital (デジタル)パラメーターで設定で きます(261ページ)。 オーディオ入力 ■ A/D端子にマイクやオーディオ機
接続について ■ 別売のAIEB2を使ったデジタル入力 別売のI/O拡張ボードAIEB2を装着した場合には、MOTIF ESからサウンドをデジタル出力するだけでなく、CDプレーヤーやDATテープレ コーダーなどのデジタル機器の出力を、デジタル信号でMOTIF ESに入力することが可能となります。 デジタル入力端子には、オプティカルとコアキシャルの2つの端子があります。 サンプリング ご 使 用 前 の 準 備 AIEB2 オプティカル サンプリング OPTICAL OUTPUT端子 OPTICAL INPUT端子 AIEB2 コアキシャル DIGITAL OUTPUT端子 DIGITAL INPUT端子 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER DAT DAT DATデッキ、CDレコーダーなど DATデッキ、CDレコーダーなど MOTIF ES n MOTIF ES OPTICAL INPUT (オプティカル端子)からの入力とDIGITAL INPUT (コアキシャル端子)からの入力は、同時にはでき
接続について MIDI送信チャンネルと受信チャンネル この接続で本体の音を鳴らすために、外部MIDIキーボードのMIDI送信チャンネルとMOTIF ES本体のMIDI受信チャンネルを合わせる 必要があります。 外部MIDIキーボードのMIDI送信チャンネルについては、外部MIDIキーボードの取扱説明書でご確認ください。 MOTIF ES本体のMIDI受信チャンネルについては、電源を入れたあとで以下の確認をしてください。 ボイスモードまたはパフォーマンスモードで使用している場合(シングル音源として使用している場合) ユーティリティモードでベーシック受信チャンネルを確認します。[UTILITY] → [F5] MIDI → [SF1] CH (チャンネル)画面の BasicRcvCh (ベーシックレシーブチャンネル)の設定を確認し、必要に応じて外部キーボードの送信チャンネルと同じチャンネルに変 更します。 ご 使 用 前 の 準 備 ソングモードまたはパターンモードで使用している場合(マルチ音源として使用している場合) 音を鳴らしたいパートの受信チャンネル設定を、外部キーボードの送信チャンネルに合わせます。
接続について ■ 外部MIDIシーケンサーを使って、MOTIF ESへのレコーディングや自動演奏を行なう場合 外部MIDIシーケンサーの再生データを本体に送って鳴らしたり、ソング/パターンデータとして録音できます。 MIDI IN端子 MIDI OUT端子 MIDI IN端子 ご 使 用 前 の 準 備 MIDI OUT端子 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER QY/QXシリーズやRM1x、RS7000などの MIDIシーケンサーを再生して、MOTIF ESの音源を鳴らす MOTIF ES この接続例では、本体をソングモードまたはパターンモードにしてください。ボイスモードまたはパフォーマンスモードでは、同時に複数チャ ンネルのMIDIメッセージを受信できないため、シーケンサーの再生データのような複数チャンネルのMIDIメッセージを受信しても、処理でき ずに単一の音で鳴ってしまいます。 また、MIDI同期に関する設定も必要です。下記をご参照ください。 外部MIDIシーケンサーと本体との同期(マスター機器とスレーブ機器) 本体のソング/パターン再生や外部MIDIシーケン
接続について TIP 本体音源と外部音源の鳴らし分け(その2) この接続により、外部MIDIシーケンサーの再生データの特定のチャンネルデータを本体音源で鳴らし、残りのチャンネルデータを外部 音源で鳴らす、といった鳴らし分けができます。 たとえば、外部MIDIシーケンサーで16チャンネルで構成されるソングデータを再生し、そのうち1〜9チャンネルのデータをMOTIF ESの音で鳴らし、10〜16チャンネルのデータをMIDIスルーさせた上で別のMIDI音源で鳴らしたい場合、下記のとおり設定してくだ さい。 MOTIF ES本体では、鳴らしたいパートの受信チャンネルを1〜9のいずれかに設定し、使わないパートの受信チャンネルはオフに設 定します。[SONG]または[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 → [F1] VOICE → [SF2] MODE画面のReceiveCh (レシーブチャンネル=受信チャンネル)で設定を行ないます。 外部MIDI音源では、鳴らしたいパートの受信チャンネルを10〜16のいずれかに設定し、使わないパートの受信チャンネルはオフに設 定します。 ご 使
接続について コンピューターとの接続 本体とコンピューターを接続することで、MIDIデータの送受信ができます。コンピューター上でシーケンサーを再生させて本体音源を鳴らし たり、付属のボイスエディターを使ってユーザーボイスの制作などができます。 n ご 使 用 前 の 準 備 Macintoshコンピューター (Mac OS Xを除く)と本体とのMIDI接続では、使いたいアプリケーションソフトウェア(シーケンスソフトやボイスエディター など)だけでなく、OMSをコンピューターへインストールする必要があります。詳細は、別冊インストールガイドをご参照ください。 USB TO HOST端子を使って接続する場合 この方法で接続する場合は、ユーティリティモード[UTILITY] → [F5] MIDI → [SF4] OTHER (アザー )画面のMIDI IN/OUTを 「USB」に設 定してください。 USBケーブル USB TO HOST端子 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER MOTIF ES USB対応コンピューター n USB端子にはA端子とB端子の2種類がありますが、
接続について TIP スルーポート設定 MIDIポートは16チャンネルを超えるMIDIデータを扱うためだけでなく、音源を鳴らし分けるための手段としても使えます。 たとえば下記の接続例の場合、ユーティリティモード[UTILITY] → [F5] MIDI → [SF4] OTHER (アザー )画面のThruPort (スルー ポート)を「5」に設定することで、ポート5のMIDIデータだけを本体とは別の音源で鳴らすことができます。 MIDI IN端子 ポート5のMIDIデータだけが通り抜けて、 この音源に送信されます。 MIDIケーブル MIDI OUT端子 USBケーブル ご 使 用 前 の 準 備 USB TO HOST端子 複数ポート分のMIDIデータ出力 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER ポート1〜3のデータが受信されます。 MIDIポートと本体内部音源との関係については、163ページをご参照ください。 USB TO HOST端子ご使用時の注意 USB TO HOST端子でコンピューターと接続するときは、以下のことを行なってください。 以下のことを行なわないと、
接続について MIDI端子を使って接続する場合 ● MIDIインターフェース内蔵のコンピューターを使用する場合 MIDIケーブル MIDI IN端子 MIDI OUT端子 ご 使 用 前 の 準 備 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER MIDI IN端子 MIDI OUT端子 MIDIインターフェイス内蔵コンピューター MOTIF ES ● 外付けのMIDIインターフェースを使用する場合 MIDIケーブル MIDI IN端子 MIDIインターフェース USBポートまたは、 シリアルポート (モデムまたはプリンター端子) MIDI OUT端子 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER MOTIF ES コンピューター n MIDIインターフェースは、お使いのコンピューターの端子に合わせたものをご準備ください。 n USB端子が準備されたコンピューターをご使用の場合は、USBケーブルを使ってMOTIF ESのUSB TO HOST端子と接続することをおすすめします。 コンピューターからMIDIでボイスを選ぶ コンピューター上のアプリケ
接続について コンピューターと接続しているときのローカルオン/オフの設定 本体をコンピューターと接続して使用する場合、通常は、鍵盤で演奏したデータをコンピューターに送信し、その情報をコンピュー ターから返してもらって音源部を鳴らします。このときに本体のローカルコントロールの設定がオンになっていると直接音源部にも情 報を送信してしまうので、音が重なって発音してしまいます。 コンピューター上のアプリケーションにもよりますが、一般的には以下のように設定すると音が重なって鳴らず、適切なサウンドが得 られます。 ご 使 用 前 の 準 備 ● アプリケーションの設定でエコーバック(MIDIスルー )=オンのとき コンピューター(SQ01など) USB TO HOST端子 本体 IN OUT OUT 音源部 鍵盤 [UTILITY] → [F5] MIDI → [SF2] SWITCH → LocalCtrl (ローカルコントロール) = off (オフ) IN エコーバック(MIDIスルー)＝オン n バルクダンプなど、システムエクスクルーシブデータの送受信の際は、次の"エコーバック=オフ"の設定でご
接続について 各種コントローラーとの接続 下記のように、リアパネルの各端子にコントローラーを接続することにより、音色や音量など、さまざまなパラメーターをコントロールできま す。 FOOT SWITCH ご 使 用 前 の 準 備 3.
電源を入れる/切る 電源を入れる/切る 各接続機器の電源を入れる順番 本体と必要な機器の接続が完了したら、MOTIF ESと外部オーディオ装置のボリュームが絞られていること(0になっていること)を確認し、 MIDI送信側の機器 → MIDI受信側の機器 → 外部オーディオ装置(ミキサー → アンプ)の順で電源を入れてください。 また、電源を切る場合は外部オーディオ装置のボリュームを下げ、逆の順番で切ってください。 ご 使 用 前 の 準 備 例) MOTIF ESがMIDI受信側の機器の場合 1 2 3 POWER ON!! MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER MUSIC SYNTHESIZER Modular Synthesis Plug-in System MIDI送信側の機器 MOTIF ES (MIDI受信側の機器) 外部オーディオ装置(ミキサー → アンプ) MOTIF ESの電源オン/オフ ここでは、MOTIF ES本体の音を鳴らすためのオーディオ装置(アンプ+スピーカー )が接続されている場合を想定して説明します。 1 MOTIF ES本体と周辺
ユーザーメモリーを工場出荷時の状態に戻す ユーザーメモリーを工場出荷時の状態に戻す ユーザーメモリー上のデータ(186ページ)を初期化して工場出荷時の状態に戻す機能、ファクトリーセットを実行します。 ファクトリーセットを実行すると、現在のユーザーメモリーのボイス、パフォーマンス、ソング、パターンなどのデータや、ユーティリティモードでのシス テム設定の内容が、すべて工場出荷時の設定に書き換えられてしまいます。大切なデータを失なわないようにご注意ください。また、必要な設定内容は、前 ご 使 用 前 の 準 備 もってスマートメディアやUSB記憶装置などに保存されることをおすすめします(85、91、131ページ)。 1 [UTILITY]ボタンを押してランプを点灯させ、ユーティリティモードに入ります。 SEQUENCER SONG PATTERN FILE INTEGRATED SAMPLING MIXING UTILITY EDIT JOB STORE DEMO COMPARE 2 SCENE STORE SET LOCATE [JOB]ボタンを押してユーティリティジョブモードに
各モードへの入りかた/抜けかた 基本操作 ここでは、MOTIF ESを使う上での基本となるモードの構成や、いろいろなモードで共通して使われる操作方法などについて説明します。 説明に入る前に、モード名の意味を説明しておきましょう。 用語 意味 詳細を説明しているページ ボイス 楽器の音色 158 パフォーマンス ボイスを重ねて(レイヤーして)鳴らす音色セット 158 ソング MIDIイベントで構成される曲データ 166 パターン MIDIイベントで構成されるリズムパターンデータでループ再生するもの 167 サンプリング 自然界の音、オーディオ再生音などを録音して楽器音として演奏できるようにする機能 172 マスター ボイス、パフォーマンス、ソング、パターンの各モードでの設定を登録するプログラム 136 ファイル 本体で制作したさまざまなデータを管理するためのファイル 186 基 本 操 作 各モードへの入りかた/抜けかた モード構成 多彩な機能を効率よく使い分けることができるように用意された、さまざまなモードの構成について説明しておきましょう。 まず、本体音源
各モードへの入りかた/抜けかた モード一覧 各モードの機能と、各モードへの入りかたは下表のとおりです。 各モード ボイスモード パフォーマンスモード 基 本 操 作 ソングモード パターンモード 機能 モードへの入りかた ボイスプレイモード ボイスの演奏 [VOICE] ボイスエディットモード ボイスの作成/編集 [VOICE] → [EDIT] ボイスジョブモード ボイスの初期化など [VOICE] → [JOB] ボイスストアモード ボイスの保存 [VOICE] → [STORE] パフォーマンスプレイモード パフォーマンスの演奏 [PERFORM] パフォーマンスエディットモード パフォーマンスの作成/編集 [PERFORM] → [EDIT] パフォーマンスジョブモード パフォーマンスの初期化など [PERFORM] → [JOB] パフォーマンスストアモード パフォーマンスの保存 [PERFORM] → [STORE] ソングプレイモード ソングの演奏 [SONG] ソングレコードモード ソングの録音 [SONG] → [I]
ファンクションとサブファンクション ファンクションとサブファンクション 各モードは、機能別に分けられた複数の画面から構成されています。モード内にある目的の機能を選ぶために、LCDの下に配置された[F1]〜 [F6](ファンクション)ボタンや[SF1]〜[SF5](サブファンクション)ボタンを使います。 下図のように、特定のモードを選ぶと、そのモードの中にある機能名がLCD画面の最下段に表示されます。 [F1]〜[F6](ファンクション)ボタン 基 本 操 作 対応する[F1]〜[F6](ファンクション)ボタンを 押すと、それぞれの機能が呼び出されます。 SCENE SF2 SF1 F1 F2 SF3 SF4 F3 F4 INFORMATION SF5 F5 F6 この例では、[F5]ボタンを押し、LFO画面を 呼び出しています。 最大6つの機能名が表示されます。また、モードによって表示される機能の数や内容が異なります。 [SF1]〜[SF5](サブファンクション)ボタン 対応する[SF1]〜[SF5](サブファンクション)ボタンを 押すと、それぞれの機能が呼び出されます。
プログラムを選ぶ ■ GROUP (グループ)、NUMBER (ナンバー )ボタンを使う方法 下記のように、GROUPボタンA〜Hのいずれかを押したあと、NUMBERボタン1〜16のいずれかを押すことで、プログラムナンバーを選択 できます。 ここでの説明は、 これらのボタンのランプがすべて消えていることを前提とします。 SLOT 1 基 本 操 作 SLOT 2 SLOT 3 PRE 5 PRE 6 USER 1 USER 2 GM PLG 1 PLG 2 PLG 3 A.
カーソルの移動とパラメーターの設定 カーソルの移動とパラメーターの設定 値の変更/設定 データダイアルを右方向(時計回り)に回すと値が増加し、 左方向(反時計回り)に回すと値が減少します。 DEC/NO [INC/YES]ボタンを押すたびに値が1つずつ増加し、[DEC/NO] ボタンを押すたびに値が1つずつ減少します。どちらのボタンも 押し続けることによって値が連続的に変化します。 設定レンジの大きいパラメーター値を変更している場合、 [INC/YES]ボタンを押しながら[DEC/NO]ボタンを押すことで、 値を10増加させることができます。逆に[DEC/NO]ボタンを押 しながら[INC/YES]ボタンを押すことで、値を10減らすことが できます。 INC / YES カーソルの移動 4つのカーソルボタン(上下左右)を使って、画面上のカーソル (反転表示部分)を上下左右方向に順番に移動させることができ ます。カーソルが置かれている位置の値を、データダイアルや [INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンで変更します。 EXIT ENTER 基 本 操 作 EXECUTE ■ 数値をダ
ノブ(KN)とコントロールスライダー (CS) ノブ(KN)とコントロールスライダー (CS) ノブ(KN) 演奏しながらノブを回すことで、鍵盤演奏などで鳴っているボイスまたはパフォーマンスの音色や音質を、リアルタイムに変えることができま す。右方向に回すと値がプラスされ、左方向に回すと値がマイナスされます。KNOB CONTROL FUNCTIONボタンのいずれかを押すことに より、各ノブに持たせる機能を下記7種類の中から選びます。 ノブ(KN)に割り当てられる機能 基 本 操 作 ボタン操作 各ノブで調節できる機能 ランプが点灯するボタン KN1 (ノブ1) KN2 (ノブ2) KN3 (ノブ3) [PAN/SEND]ボタンを押した 場合 [PAN/SEND]ボタン ボイスやパフォーマンスの リバーブエフェクトへの パン(ステレオ定位) センドレベル [TONE]ボタンを押した場合 [TONE]ボタン フィルターのカットオフ 周波数(音の明るさ) [ARP FX]ボタンを押した場合 [ARP FX]ボタン アルペジオ再生のスイング アルペジオ再生音のゲート アルペジオ再生
エディット(編集)について コントロールスライダー (CS) 演奏しながらコントロールスライダーを操作することで、現在鍵盤で演奏しているボイスまたはパフォーマンスのボリュームや、ソング/パ ターンの特定パートのボリュームを調節できます。またマスターモードでゾーンスイッチをオンに設定(137ページ)すると、ボリューム以外の さまざまな機能を割り当てることができます。 コントロールスライダー (CS)に割り当てられる機能 モード 各スライダーで調節できる機能 CS1 ボイスモード マスターモード CS3 エレメント2のボリューム エレメント3のボリューム CS4 ノーマルボイスを選んでいる 場合(60ページ) エレメント1のボリューム ドラムボイスを選んでいる場合 (61ページ) ボイス全体のボリューム(どのスライダーを操作しても結果は同じ) パート1のボリューム パート2のボリューム パート3のボリューム パート4のボリューム トラック(パート)1〜4を 選んでいる場合 トラック1(パート1)の ボリューム トラック2(パート2)の ボリューム トラック3(パート3)の
確認メッセージについて コンペア機能 各エディットモードでは、エディットしたサウンドとエディットする前のサウンドを聞きくらべる(コンペアする)ことができます。 たとえば、ボイスエディットモードでエディット中に(LCD画面左上にエディットマークが表示されている状態で)[EDIT]ボタンを押すと、ラ ンプが点滅し、LCD画面左上の[E] (エディット)マークが[C] (コンペア)マークに切り替わります。 エディットマーク コンペアマークに切り替わる 基 本 操 作 EDIT COMPARE JOB STORE EDIT SCENE STORE SET LOCATE COMPARE JOB STORE SCENE STORE SET LOCATE ランプが点滅する エディットリコール機能 各エディットモードでエディットしたサウンドを、内部メモリーに保存(ストア)しないまま別のプログラム(ボイス、パフォーマンス、ソング、 パターン)を選ぶと、エディットした結果は消えてしまいます。しかし、実際にはリコールバッファ (187ページ)と呼ばれるバックアップエリ アにエディット結果は残っているので
インフォメーション画面 インフォメーション画面 [INFORMATION]ボタンを押すと、現在選ばれているモードに関する情報が画面に表示され、確認ができます。 たとえば、ボイスプレイモー ドでは次のようなインフォメーション画面が表示され、そのボイスのバンクやプログラムナンバーをはじめ、ボイスの発音方式やエフェクトな どの情報が一度に確認できます。 INFORMATION 基 本 操 作 詳細は、275ページをご参照ください。 ノート(キー )の指定 パラメーター設定の中には、特定のノート(キー )設定操作が必要になる場合があります。通常、各ノートは、[INC/YES]ボタンと[DEC/NO] ボタン、またはデータダイアルを使って画面上で設定できますが、次に示すように本体の鍵盤を用いて設定することもできます。 INFORMATION ノートの設定値にカーソルがある場合、ここに[KBD (キーボ ード)]の文字が表示され、[INFORMATION]ボタンを押した まま鍵盤を押すことで、ノートを指定できます。 n 各鍵盤に割り当てられているノートネーム(音名)については、16ページをご参照ください。
ネーミング ■ ネーミングの基本操作 下図のとおり、カーソルボタンによる文字入力位置を決める操作と、データダイアル、[INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンによる入力文字 を決める操作とを繰り返すことで、名前を決めます。 文字入力の位置を決める(ネーム上のカーソル移動) 基 本 操 作 DEC/NO INC / YES EXIT ENTER 入力文字を決める(カーソル上の文字種選択) DEC/NO INC / YES EXECUTE ■ キャラクターリスト(文字種一覧画面)を使う方法 上記の方法では、入力文字を選ぶときに自分の使いたい文字がいつ画面に現われるかがわかにくいかもしれません。そんなときは、下図のとお りキャラクターリストを使うと便利です。 INFORMATION ネーム上にカーソルが置かれている時は、 この[LIST]の文字が表示 され、名前入力中であることを示します。 このとき、[INFORMATION]ボタンを押さえると、入力可能な文字種 の一覧(キャラクターリスト)が現れます。 [INFORMATION]ボタンから指を離すとキャラクターリストは消え、 元の画
デモソング/パターンを聞く クイックガイド(鳴らしてみる) デモソング/パターンを聞く 本体にあらかじめ準備してあるデモソング/デモパターンを聞いてみましょう。 デモソング/デモパターンを鳴らすためには、まずデータのあるROM領域から実際に再生させるためのメモリーエリア(DRAM)にデータを読 み込んでから、ソングモード/パターンモードで再生します。 デモソングデータ (ROM) ソング再生用のメモリーエリア (DRAM) ロード ソング02 ソング02 (読み込み) ソング01 ( ソング01 ) デモパターンデータ (ROM) パターン再生用のメモリーエリア (DRAM) パターン64 ロード パターン02 パターン02 (読み込み) パターン01 A ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る ソング64 パターン01 P A A...P: セクション P A...
デモソング/パターンを聞く 2 LoadType (ロードタイプ) = All (オール)に設定します。 ロードタイプとして、下記3種類を選択できますが、ここでは「All (オール)」を選びます。 All (オール) ソングデータとパターンデータの両方をロードします。 Song (ソング) デモソングだけをロードします。 Pattern (パターン) デモパターンだけをロードします。 5 別のソングを選んで、鳴らしてみましょう。 カーソルを「ソングナンバー : ネーム」の位置に合わせた上で、 データダイアル、[INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンを使って 選びます。 前のナンバーを選ぶ 次のナンバーを選ぶ DEC/NO INC / YES 次のナンバーを選ぶ 前のナンバーを選ぶ ( ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る ソングナンバー : ネーム SEQ TRANSPORT ) LOCATE 3 1 2 スタート [ENTER]ボタンを押して、データをロードします。 ロードが完了すると、自動的にソングプレイモードの画面になります
デモソング/パターンを聞く 7 n デモパターンデータには、必ずしもセクションA〜Pすべてにデータ があるわけではありません。したがって、セクションボタンを押し てもパターンが鳴らない場合があります。 [F] (プレイ)ボタンを押して、パターン再生をスタート します。 鍵盤を弾くと同時にパターン再生をスタートさせる方法がありま す。パターンプレイ画面の右端にある鍵盤イラストにカーソルを合 わせて[INC/YES]ボタンを押すと、Fイラストが表示されます。 この状態で鍵盤を弾くと、パターン再生も同時にスタートします。 [J] (ストップ)ボタンを押して、パターン再生をストップ します。 9 鍵盤イラストにカーソルを合わせた状態で[DEC/NO]ボタンを押す と、F表示が消えます。 ソングと違い、パターンの再生は基本的にループ再生を繰り返しま すので、[ J] (ストップ)ボタンを押さない限り、 再生は停止しま せん。 パターンの再生中に[ J] (ストップ)ボタンを押すと、パターンの 再生が一時停止します。もう一度[ F] (プレイ)ボタンを押すと、 停止していた位置からパターンの再生が続きます
デモソング/パターンを聞く ソングトラック、パターントラックの ミュート/ソロ ソングトラック、パターントラックを選んで 鍵盤を弾く ■ 特定のトラックをミュートさせる(オフにする)場合 1 [MUTE]ボタンを押してランプを点灯させます。 [TRACK SELECT]ボタンを押してランプを点灯させ、NUMBER (ナンバー )[1]〜[16]ボタンのいずれかを押して、トラックを選び ます。この状態で鍵盤を弾くと、選択されたトラックに該当する音 源パートで設定されているボイスが鳴ります。 1 もう一度[MUTE]ボタンを押すとランプが消灯します。 2 3 4 5 6 7 8 TRACK SELECT 12 13 14 15 16 MUTE ELEMENT/PERF.
デモソング/パターンを聞く ソングチェーン また、ソングナンバー以外に下記設定ができます。 ソングを好きな順番に並べて連続再生させる機能です。デモソング を使って、チェーンプレイをしてみましょう。 1 [F6] CHAINボタンを押してソングチェーン画面を呼び出 します。 skip (スキップ) 指定されたチェーンナンバーは無視され(スキップされ)て、 次のチェーンナンバーに指定されたソング再生へ続きます。 stop (ストップ) ソング再生をストップします。その後、[F]ボタンを押す と続きのチェーンナンバーから再生が再スタートします。 end (エンド) ソングチェーンの終わりを示すエンドマークです。 画面上のリストの順番に従ってソングが連続再生されることになり ます。 3 ソングチェーンプレイを再生します。 カーソルボタンを使って、カーソルを画面トップに移動させた上 で、[ F]プレイボタンを押します。 SEQ TRANSPORT 2 LOCATE ソングを再生させたい順番に並べます。 1 ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る 2 ( ) カー
鍵盤を弾く(ボイスプレイモード) 鍵盤を弾く(ボイスプレイモード) 鍵盤演奏を楽しむための操作方法として、ボイスプレイモードでの演奏方法を説明します。 ボイス(楽器音色)を選ぶ ノーマルボイスを選ぶ 本体に搭載されているボイスには、鍵盤どおりのピッチで発音する「ノーマルボイス」と、各鍵盤にいろいろな打楽器が割り当てられた「ドラ ムボイス」の2種類があります。ここでは、まずノーマルボイスの選び方を説明します。 ボイスプレイモードでは、下図にあるように、さまざまなボイスバンク(プリセット1〜6/ユーザー 1〜2/GMプリセット/プラグイン1〜3)の 中から好きなものを選んで、鍵盤を弾きます。 ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る ボイスバンク ( プリセットバンク あらかじめ内蔵された ボイスが入っています。 PRE 1 PRE 2 PRE 3 PRE 4 PRE 5 PRE 6 USER 1 USER 2 GM PLG 1 PLG 2 PLG 3 A.
鍵盤を弾く(ボイスプレイモード) 2 ドラムボイスを選ぶ ノーマルボイスのバンクを選びます。 プリセット1〜6、ユーザー 1〜2、GMの中から1つを選びます。 PRE 1 PRE 2 PRE 3 PRE 4 PRE 5 PRE 6 USER 1 USER 2 GM PLG 1 PLG 2 PLG 3 A.
鍵盤を弾く(ボイスプレイモード) 楽器の種類やキャラクターを基にボイスを 選ぶ(カテゴリーサーチ機能) 本体上のボイスは、バンク/グループとは別に16種類の「カテゴ リー」という概念で分類できます。カテゴリーは、ボイスをピア ノ、ギターといった、楽器の種類や音のキャラクター別に分けたも のです。 特定のカテゴリーを指定しその中から使いたいボイスをすばやく探 せる便利な機能、「カテゴリーサーチ」を使ってボイスを選んでみ ましょう。 1 [CATEGORY SEARCH]ボタンを押して、カテゴリー サーチ機能をオンにします。 これにより、BANKボタン群とGROUPボタン群がカテゴリー指定 ボタンとして機能するようになります。 もう一度、[CATEGORY SEARCH]ボタンを押すとランプが消え、 カテゴリーサーチ機能は解除されます。 ( ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る PRE 6 USER 1 USER 2 GM PLG 1 PLG 2 PLG 3 A.
鍵盤を弾く(ボイスプレイモード) ■ フェーバリットカテゴリー (お気に入りのカテゴリー ) 自分の好きなボイスだけを集めた、「お気に入りのカテゴリー」を 作ることができます。たとえば、ORGAN (オルガン)のカテゴリー からいくつかのボイスを選び、BRASS (ブラス)やSYN LEAD (シ ンセリード)のカテゴリーからもいくつかのボイスを選ぶなど、い ろいろなカテゴリーから使いたいボイスを集めておけます。 1 [CATEGORY SEARCH]ボタンを押して、カテゴリー サーチ機能をオンにします。 2 カテゴリー、サブカテゴリーを指定した上でボイスを選び ます(前ページ参照)。 3 [F5] SET/CLRボタンを押して、手順2で選んだボイスを フェーバリットカテゴリーに登録します。 SF2 SF1 F1 F2 SF3 F3 SF4 F4 INFORMATION SF5 F5 フラッシュ ROMへの書き込み中、画面に「Please keep power on.
鍵盤を弾く(ボイスプレイモード) 2 [F1] GENERALボタン、[SF2] KBDボタンを順に 押します。 コントローラーを使う ピッチベンドホイール SCENE SF2 SF1 F1 ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る 3 ( 4 ) 5 SF3 F2 F3 SF4 F4 INFORMATION SF5 F5 ピッチが上がる F6 カーソルボタンを使って、カーソルをTranspose (トランスポーズ)に移動します。 [INC/YES]、[DEC/NO]ボタンやデータダイアルを 使ってTranspose (トランスポーズ)の数値を変更し ます。 [STORE]ボタンを押して、手順4での設定を内部メモ リー (フラッシュ ROM) に保存します。 手順5の操作をせずに電源を切ると、 手順4でのトランス ポーズ設定が失われてしまいます。ご注意ください。 フラッシュ ROM への書き込み中、画面に「Please keep power on.
鍵盤を弾く(ボイスプレイモード) リボンコントローラー 表面を指で左右方向にこすることで、特定の機能を連続的に変化さ せるコントローラーです。プリセットの各ボイスには、さまざまな 機能があらかじめ割り当てられています。 鍵盤演奏をしながら、リボンコントローラーの表面をこすってみま しょう。 エディットマークについて ボイスプレイモードでノブやスライダーをコントロールする と、ボイスの持つパラメーターを書き換えることになりま す。ボイスパラメーターが書き換えられると、ボイスプレイ モードの画面左上に[E] (エディット)マークが表示され、ボ イスがエディット中でストア(保存)されていないことを示し ます。 エディットマーク 演奏しながらノブを回すことで、鍵盤演奏で鳴っているボイスの音 色や音質を、リアルタイムに変えることができます。右方向に回す と値がプラスされ、左方向に回すと値がマイナスされます。各ノブ に持たせる機能は、プリセットの各ボイスにあらかじめ設定されて います。ボイスを選び、鍵盤を弾きながらノブを回してみましょう。 ASSIGN A ASSIGN B ASSIGN 1 ASSIGN 2
鍵盤を弾く(ボイスプレイモード) アルペジオを使う アルペジオとは、鍵盤を押さえるだけでさまざまなリズムやフレーズが、その時点で選択されているボイスで自動演奏される機能です。プリ セットの各ボイスには、本体内蔵のアルペジオタイプがあらかじめ割り当てられているので、[ARPEGGIO ON/OFF]ボタンをオンにするだけ ですぐにアルペジオ演奏を楽しめます。いろいろなボイスを選んで、アルペジオを鳴らしてみましょう。 n アルペジオのしくみについては、169ページをご参照ください。 1 [ARPEGGIO ON/OFF]ボタンを押してオンにします。 現在選択されているボイスによっては、あらかじめオン(ランプが 点灯)に設定されている場合もあります。 REMOTE ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る ON / OFF R-AUDIO G-MIDI ARPEGGIO ON / OFF お気に入りのアルペジオタイプを[SF1]〜 [SF5]ボタンに登録する [SF1]〜[SF5]ボタンに登録するアルペジオタイプは、以 下の方法により、初期設定から変更できます。変更した設 定は、ボイスス
鍵盤を弾く(パフォーマンスプレイモード) 鍵盤を弾く(パフォーマンスプレイモード) パフォーマンスプレイモードは、ボイスプレイモードと同様、鍵盤演奏をするためのモードです。ここでは、パフォーマンスプレイモードでの 演奏方法を説明します。 パフォーマンスとは、最大4個のボイスを組み合わせて作った音色セットです。複数のボイスをレイヤーして(重ねて)演奏したり、別々の発音 領域にスプリットして(分けて)演奏できます。 パフォーマンスを選ぶ 本体には、あらかじめ用意されたパフォーマンス128個(1バンク分)が、ユーザーメモリー (フラッシュ ROM)上にあります。 パフォーマンス プレイモードでは、1個のユーザーバンクに入っている128個のパフォーマンスから、好きなものを選んで演奏します。バンクが1つだけです ので、パフォーマンスプレイモードではバンク選択の操作は必要ありません。 1 ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る [PERFORM]ボタンを押して、 パフォーマンスプレイモードに入ります。 ( この時点で、本体の鍵盤を弾くと現在画面上に表示されているパフォーマンスの音が出ます。 また
鍵盤を弾く(パフォーマンスプレイモード) 4 楽器の種類やキャラクターを基にパフォーマ ンスを選ぶ(カテゴリーサーチ機能) 鍵盤を弾いてみましょう。 ボイスプレイモードと同様、パフォーマンスモードでもカテゴリー サーチ機能が使えます。操作方法は、ボイスモードの場合と同じで す(62ページ)。フェーバリットカテゴリーも、ボイスモードと同 様に使えます。 [INC/YES]、[DEC/NO]ボタンやデータ ダイアルを使ってパフォーマンスを選ぶ 前ページや上記の手順2〜3での操作の代わりに、[INC/ YES]、[DEC/NO]ボタンやデータダイアルを使って、 パフォーマンスを選べます。 ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る ( 前のナンバーを選ぶ ボイスプレイモードの場合(63ページ)と同様に、パネル上の [OCTAVE UP/DOWN]ボタンで鍵盤のオクターブアップ/ダウン 設定ができます。 n [OCTAVE]ボタンによる鍵盤のオクターブ設定は、[UTILITY] → [F1] GENERAL → [SF2] KBD → Octave (オクターブ)でも設定 できます。また、ほ
鍵盤を弾く(パフォーマンスプレイモード) コントローラーを使う ピッチベンドホイール 操作方法は、ボイスプレイモードの場合(64ページ)と同じです。 n ピッチベンドレンジ(効果の幅)は、パフォーマンス各パートに割り当 てられたボイスでの設定に従います。 n ピッチベンドホイールへの、ピッチベンド以外の機能の割り当ては、 パフォーマンス各パートに割り当てられたボイスでの設定に従います。 n ピッチベンドホイールに割り当てられている機能に関係なく、ピッ チベンドホイールを動かすことによって発生するMIDIメッセージは 同じです。 エディットマークについて ノブをコントロールすると、 パフォーマンスの持つパラ メーターを書き換えることになります。 パフォーマンス パラメーターが書き換えられると、 パフォーマンスプレイ モードの画面左上に[E] (エディット)マークが表示され、 パフォーマンスがエディット中でストア(保存)されていな いことを示します。 エディットマーク ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る モジュレーションホイール n 演奏音に意図しない効果がかからないよう、モジュレーション
鍵盤を弾く(パフォーマンスプレイモード) アルペジオを使う ボイスモードと同じ操作方法で、パフォーマンスモードでもアルペジオ機能を使えます。 パフォーマンスモードでは、パフォーマンスごとに、アルペジオタイプおよび関連パラメーターを設定し、パート別にアルペジオを鳴らす/鳴 らさないを設定できます。したがって、全パートのボイスがアルペジオ演奏するようにも、特定パートのボイスだけがアルペジオ演奏するよう にも設定できます。たとえば、任意のパートにドラムボイスを割り当て、そのパートだけがアルペジオ演奏するように設定しておけば、ドラム のリズムパターンをバックにした鍵盤演奏ができます。 本体には、あらかじめ用意された各パフォーマンスに、アルペジオ関連設定が入っています。パフォーマンスを選んでアルペジオを鳴らしてみ ましょう。 n パート別に、違うアルペジオタイプを鳴らすことはできません。 n アルペジオのしくみについては、169ページをご参照ください。 ■ 演奏中にアルペジオタイプを切り替える ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る ( パフォーマンスプレイモードでも、ボイスプレイモードの場合(6
鍵盤を弾く(パフォーマンスプレイモード) 1 パフォーマンスプレイモードで、[F2] VOICEボタンを押 します。 現在、選択されているパフォーマンスの各パートに、どんなボイス が割り当てられているかを示すリスト画面が現われます。 SCENE SF2 SF1 F1 F2 SF3 F3 SF4 F4 INFORMATION SF5 F5 パートに内蔵ボイスを割り当てた場合、ボイスバンク設定欄では、 以下のとおりバンクを選択できます。 PRE1 (プリセット1) 〜 PRE6 (プリセット6) ノーマルボイスのプリセットバンク1〜6です。 ボイスモードでの[PRE1]〜[PRE6 ]ボタンに該当 します。 USER1 (ユーザー 1)、 USER2 (ユーザー 2) ノーマルボイスのユーザーバンクです。ボイス モードでの[USER1]、[USER2]ボタンに該当し ます。 GM GMノーマルボイスバンクです。ボイスモードでの [GM]ボタンに該当します。 PDR (プリセットドラム) ドラムボイスのプリセットバンクです。ボイス モードでの[DRUM KITS]ボタン+
鍵盤を弾く(パフォーマンスプレイモード) オーディオ入力音を活用する パフォーマンスモードでは、A/D INPUT端子にマイク、ギター、ベースや、CDプレーヤーなどのオーディオ機器、シンセサイザーなどの電 子楽器を接続し、入力音声をオーディオ入力パートとして鳴らすことができます。ボリューム、パン、エフェクトなどの設定をし、他パートと ミックスした上で、本体サウンドとして出力されます。オーディオ入力パートに関する設定は、パフォーマンスごとに行ないパフォーマンスス トアモードで保存します。 n オーディオ入力パートは、ソングモード、パターンモードでも扱えます。ボイスモードのみ、扱えません。またここでの説明は、パフォーマンスモードを 例にしていますが、ソングモード/パターンモードでも接続方法は基本的に同じです。ソング/パターンでは、マイクに関する設定(下記手順8に該当)はソン グミキシングエディットモード/パターンミキシングモードで行ないます。 マイクを接続する 5 マイク、ギター、ベースなどの出力レベルの低い機器をA/D INPUT端子に接続する場合の説明です。 ( ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら
鍵盤を弾く(パフォーマンスプレイモード) 7 本体リアパネルにあるGAIN (ゲイン)ノブを回して、 マイ ク音声の入力レベルを調節します。 A / D INPUT R L 8 3 オーディオプレーヤーの電源をオンにしたあと、本体の電 源をオンにします。 4 [PERFORM]ボタンを押してパフォーマンスプレイモードに 入り、演奏に使うパフォーマンスを選びます。 5 [UTILITY]ボタンを押してユーティリティモードに入り、 さらに[F2] I/Oボタン、[SF1] INPUTボタンを押します。 6 Mic/Line (マイク/ライン) = line (ライン)に設定します。 GAIN [PERFORM] → [EDIT] → [COMMON] → [F5] AUDIO IN画面で、必要な設定を行ないます。 ( 設定できるパラメーター詳細は、リファレンス(215ページ)をご参 照ください。 ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る カーソルボタンを使ってカーソルをMic/Line (マイク/ライン)の設 定位置へ移動したあと、[INC/YES]、[DEC/NO]ボ
プラグインボードを使う プラグインボードを使う 別売のプラグインボードを装着することで、本体の音源システムを拡張できます。単なるボイス数の拡張ではなく、音源システム自体を拡張す るしくみになっていますので、同時発音数も増えます。プラグインボードのボイスは、本体のボイスと同じように演奏したり、パフォーマン ス、ソング、パターンのパートの1つとして使用できます。 MOTIF ESはモジュラーシンセシスプラグインシステム(下記参照)に対応しているので、モジュラーシンセシスプラグインシステムに対応した プラグインボードを装着できます。 モジュラーシンセシスプラグインシステム シンセサイザーや音源の可能性を大きく広げていく拡張システムのことです。拡張可能なシンセサイザーや音源本体(モジュラー シンセシスプラグインプラットフォーム)や拡張ツールのモジュラーシンセシスプラグインボードなどを総称して「モジュラーシ ンセシスプラグインシステム」と呼びます。 「モジュラーシンセシスプラグインシステム」により、シンセサイザー本体とは違う テクノロジーをシンセサイザーや音源に付加し、高度化/多様化していく音楽制作環境に応えること
プラグインボードを使う シングルパートプラグインボードを使う PLG150-AN、PLG150-PF、PLG150-DX、PLG150-VL、PLG150-DR、PLG150-PCなどのシングルパートプラグインボードを取り 付けて、ボイスモードでプラグインボイスを選んで弾いてみましょう。 1 本体の電源をオフにした上で、シングルパートプラグイン ボードを、本体に取り付けます。 4 [UTILITY] → [F6] PLUG → [SF2] MIDI画面で、 ポートを「2」または「3」に設定します。 283ページをご参照ください。 2 本体の電源をオンにします。 取り付けたスロットに該当するボタンのランプが点灯します。 SLOT 1 SLOT 3 PLG 2 PLG 3 STRINGS BRASS REED/PIPE ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る ( [UTILITY] → [F6] PLUG → [SF1] STATUS画面で、 プラグインボードの取付状況を確認します。 5 MODE VOICE ) 3 SLOT 2 PLG 1 n ここ
プラグインボードを使う プラグインボイスとボードボイス シングルプラグインボードを取り付けることによって鳴らせるボイスには、プラグインボイスとボードボイスの2種類があります。 ボードボイスとは、プラグインボードを装着した本体機器上のパラメーターを付加していない、プラグインボード上のオリジナルボイ スを指します。それに対してプラグインボイスは、ボードボイスにエフェクトやEGなど、本体機器のさまざまなパラメーターを加工 して作り上げたボイスを指します。プラグインボイスの素材が、ボードボイスともいえます。 MOTIF ESでは、プラグインボイスがあらかじめ準備されているので、プラグインボードを取り付けただけですぐにプラグインボード サウンドによる演奏を楽しめます。 n プラグインボイスは、本体のボイスエディットモードでパラメーターの編集(エディット)ができます。 n ボードボイスは、プラグインボードに付属のエディター (コンピューターソフトウェア)を使って、パラメーターの編集(エディット)ができます。 ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る TIP PLG150-VLを取り付けブレスコントローラー
プラグインボードを使う マルチパートプラグインボードを使う マルチパートプラグインボードPLG100-XGの使用方法として、ソングモードでXGソングを鳴らす方法を例にとって説明します。あらかじ め、スマートメディアまたはUSB記憶装置にXGソング(スタンダードMIDI)ファイルを準備してください。 1 本体の電源をオフにした上で、マルチパートプラグイン ボードPLG100-XGを本体のスロット3に取り付けます。 6 283ページをご参照ください。 1 2 本体の電源をオンにします。 3 [UTILITY] → [F6] PLUG → [SF1] STATUS画面で、 プラグインボードの取付状況を確認します。 XGソングの入ったスマートメディアをカードスロットに入れる、また はXGソングの入ったメディアを、USB TO DEVICE端子に接続され たUSB記憶装置のスロットに入れます。 ク イ ッ ク ガ イ ド 鳴 ら し て み る [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、基本設定を行ないます。 「スマートメディア/USB記憶装置を使う場合の基本設定」(30ページ) での説明
プラグインボードを使う エフェクトプラグインボードを使う エフェクトプラグインボードPLG100-VHを使って、パフォーマンス、ソング、パターンの任意のパートにプラグインインサーション(177 ページ)として、エフェクトをかけることができます。ここでは例として、パフォーマンスモードでのマイク入力音声にPLG100-VHのエフェ クトをかけるために必要な設定方法を説明します。 n ソング/パターンでは、エフェクトプラグインボードに関する設定(下記手順6〜7に該当)はソングミキシングエディットモード/パターンミキシングモード で行ないます。 n ボイスモードでは、エフェクトプラグインボードを使えません。 1 本体の電源をオフにした上で、エフェクトプラグインボー ドPLG100-VHを本体のスロット1に取り付けます。 7 283ページをご参照ください。 [PERFORM] → [EDIT] → [COMMON] → [F6] EFFECT → [SF3] PLG-EF画面で、エフェクトタイプを 選ぶなど、必要な設定を行ないます。 詳細は、プラグインボードに付属の取扱説明書をご参照ください。 ク イ
ボイスをエディット(編集)する クイックガイド(使いこなす) ボイスをエディット(編集)する [VOICE] → [EDIT]操作により呼び出せるボイスエディットモードでは、ボイスを構成するさまざまなパラメーターをエディット(編集)すること で、オリジナルのボイスを作ります。プリセットボイスのパラメーター設定を変更することで、ボイスを好みのサウンドに変えてみましょう。 ボイスエディットは、ボイスの種類によって操作方法やパラメーターが違います。 ● ノーマルボイスのエディット 鍵盤どおりのピッチで発音する「ノーマルボイス」は、最大4個のエレメントで構成されています。ノーマルボイスのエディットは、4つの エレメントに共通のパラメーターを設定する「コモンエディット」と、エレメントごとのパラメーターを設定する「エレメントエディット」の 2種類に分かれます。 ● ドラムボイスのエディット 各鍵盤にいろいろな打楽器が割り当てられた「ドラムボイス」のエディットは、全キーに共通のパラメーターを設定する「コモンエディット」 と、キーごとのパラメーターを設定する「キーエディット」の2種類に分かれます。 ク イ ッ ク ガ
ボイスをエディット(編集)する 4 [F1]〜[F6]ボタン、[SF1]〜[SF5]ボタンを使って エディットしたい画面を呼び出し、パラメーター値を エディット(編集)します。 エディットできる代表的なパラメーターは以下のとおりです。 6 エディットしたノーマルボイスに名前を付けます。 [COMMON] → [F1] GENERAL → [SF1] NAME画面で、名前を入 力します。 名前の入力方法については、53ページをご参照ください。 ● ボイスのサウンドを作る基本パラメーター ボイスネームを入力します。 エレメント選択 → [F1] 〜 [F6] オシレーター、ピッチ、フィルター、アンプリチュードといった、 ボイス作りに欠かせないシンセサイザーの基本とも言えるパラメー ターは、エレメントエディット画面で設定を行ないます。 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す [F1] OSC (オシレーター ) 160ページ、195ページ [F2] PITCH (ピッチ) 160ページ、196ページ [F3] FILTER (フィルター ) 161ページ、197ページ [
ボイスをエディット(編集)する TIP ノブを使ってエディットする ボイスエディットモードだけでなく、ボイスプレイモードでもノブを回すことで、以下のとおりボイスパラメーターが変更されます。 ● [PAN/SEND]ボタンをオンにした場合 PAN (パン) 現在選択されているボイスのパン(ステレオ定位)を調節します。 [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → [COMMON] → [F2] OUTPUT → Pan 190ページ REVERB (リバーブ) リバーブエフェクトへのセンドレベル量をコントロールします。 [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → [COMMON] → [F2] OUTPUT → RevSend 191ページ CHORUS (コーラス) コーラスエフェクトへのセンドレベル量をコントロールします。 [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → [COMMON] → [F2] OUTPUT → ChoSend 191ページ TEMPO (テンポ) アルペジオ再生のテンポを調節します。 [VOICE] → ボイス選択 → [F6]
ボイスをエディット(編集)する エディットしたいエレメントだけをオンにする(ソロ) エディットリコール 1 あるボイスをエディットしているときに、ユーザーボイス としてストア(保存)しないまま別のボイスを選ぶと、その ボイスを再度選んでもエディットした状態には戻りません。 このような場合に、リコール機能を実行すると、エディッ トの最終状態を呼び戻すこと(リコール)ができます。 ノーマルボイスエディット中に、[MUTE]ボタンを押 しながら [9]〜[12]のどれかを押します。 [MUTE]ボタンと押されたナンバーボタンのランプが点滅し、該 当するエレメントだけがオンでエディットできる状態になります。 この例では、エレメント3だけがオンでエディットの対象となります。 1 2 3 4 5 6 7 8 TRACK SELECT 12 13 14 15 16 MUTE 1 ELEMENT/PERF.
ボイスをエディット(編集)する [F1]〜[F6]ボタン、[SF1]〜[SF5]ボタンを使って エディットしたい画面を呼び出し、パラメーター値を エディット(編集)します。 4 エディットできる代表的なパラメーターは、ノーマルボイスと同じ です(80ページ)。ノーマルボイスのエレメントエディットは、ド ラムボイスではキーエディットが該当します。なお、ドラムボイス エディットではLFO設定はありません。 5 手順3〜4を繰り返すことで、ドラムボイスエディットを 行ないます。 6 エディットしたドラムボイスに名前を付けます。 7 エディット内容を、ユーザーメモリーに保存(ストア)します。 ボイスストアモードで保存します。詳細は、85ページ をご参照く ださい。 8 必要に応じて、ユーザーメモリーにストアされたボイスを、 スマートメディア/USB記憶装置に保存します。 ボイスエディット内容を保存するユーザーメモリーはフラッシュ ROMで、電源を切ってもデータが消えることはありませんので、 必ずしもこの操作は必要ありません。必要に応じて行なってくださ い。詳細は、85ページ をご参照ください
ボイスをエディット(編集)する TIP ハイハットオープンとクローズが同時に発音しないようにする [VOICE] → ドラムボイス選択 → [EDIT] → キー選択 → [F1] OSC → [SF5] OTHER → AltnateGroup (オルタネートグループ) ドラムボイスの各キーに割り当てられた打楽器の中には、ハイハットシンバルのオープンとクローズのように、同時に発音することが あり得ない組み合わせがあります。このような打楽器を1つのグループに登録しておくことで、現実のドラムセットのサウンドをリア ルに再現します。 プリセットのドラムボイスではオルタネートグループがあらかじめ設定されているので、この操作をする必要はありませんが、自分で 打楽器を割り当てる作業をしている場合などは、忘れずに設定しましょう。 1 ボイスエディットモードで、キーエディット画面を呼び出 します。 4 ハイハットクローズに該当する鍵盤を弾き、 AltnateGroup (オルタネートグループ) = 1に設定します。 82ページの手順3をご参照ください。 2 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す
ボイスをエディット(編集)する プラグインボイスをエディットする プラグインボードを取り付けることによって演奏できる「プラグインボイス」のエディットは、基本的にはノーマルボイスと同じ操作方法です ので79ページをご参照ください。ただし、プラグインボイスはエレメントが1つだけである点がノーマルボイスと違いますので、ご注意くだ さい。また、設定できるパラメーターも一部違います。詳細は、リファレンス(205ページ)をご参照ください。 作ったボイスを保存する ボイスエディットモードで作ったボイスの保存には、内部メモリーへの保存(ストア)と、スマートメディア/USB記憶装置への保存(セーブ)の2種 類に分けられます。 スマートメディア 内部メモリー(フラッシュROM) ボ イ ス エ デ ィ ッ ト STORE (ストア) ユーザーノーマルボイス001 ユーザーノーマルボイス001 ユーザーノーマルボイス002 ユーザーノーマルボイス002 ユーザーノーマルボイス003 ユーザーノーマルボイス003 ユーザードラムボイス001 ユーザードラムボイス002 ユーザードラムボイス003 ユーザードラムボイスバン
ボイスをエディット(編集)する 4 [INC/YES]ボタンを押すとストアが実行されます。 3 TYPE (タイプ) = All Voice (オールボイス)と設定します。 画面に「Completed.
パフォーマンスをエディット(編集)する ■ スマートメディア/USB記憶装置からボイスを 読み込む(ロードする) [FILE] → [F3] LOAD 前ページで、「AllVoice (拡張子: W7V)」でセーブ(保存)したボイ スデータを、再度本体へ呼び戻してみましょう。 1 TYPE (タイプ) = Voice (ボイス)に設定した場合 TYPE (タイプ) = Voice (ボイス)に設定すると、拡張子: W7V、 拡張子: W7Aのファイルの中から、 任意のボイスだ けを本体へロードできます。 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、基本設定を 行ないます。 「スマートメディア/USB記憶装置を使う場合の基本設定」(30ペー ジ)での説明に従ってください。 2 3 EXECUTE [F3] LOAD (ロード)ボタンを押して、ロード画面を呼び 出します。 ロード元(選んだファイル中)のボイスバンクを選びます。 ユーザーノーマルボイスバンクは[USER1]、[USER2] ボタンのいずれかを押して、ユーザードラムボイスバンク は[DRUM KITS]ボタンを押しながら[USE
パフォーマンスをエディット(編集)する 1 [PERFORM]ボタンを押してパフォーマンスモードに入り、エディットの対象とするパフォーマンスを選びます (67ページ)。 2 [EDIT]ボタンを押してパフォーマンスエディットモードに入ります。 3 目的に応じて、コモンエディットまたはパートエディット画面を呼び出します。 パート別のパラメーターをエディットする場合は、パートエディット画面を呼び出してください。 全パートに共通のパラメーターをエディットする場合は、コモンエディット画面を呼び出してください。 コモンエディット画面とパートエディット画面は、 図に示した操作方法により、パフォーンマンス エディットモードの中で切替可能です。 コモンエディット画面を呼び出す コモンエディット画面を呼び出す場合は、ここ を([COMMON]ボタン)を押します。 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す DRUM KITS PRE 5 PRE 6 USER 1 USER 2 FAVORITES A.
パフォーマンスをエディット(編集)する ● 各パートの出力端子に関する パラメーター 218ページ パート選択 → [F2] OUTPUT (アウトプット) → [SF3] SELECT → OutputSel (アウトプットセレクト) パフォーマンスサウンドをどの出力端子から出力するか、パート別 に設定できます。パート別に違うスピーカーで鳴らしたい場合や、 本体とは別の、外部エフェクトをかけたい場合に設定します。 ● エフェクト関連パラメーター 177ページ、214ページ 5 手順3〜4を繰り返すことで、パフォーマンスエディットを 行ないます。 6 エディットしたパフォーマンスに名前を付けます。 [COMMON] → [F1] GENERAL → [SF1] NAME画面で、名前を 入力します。 名前の入力方法については、53ページ をご参照ください。 パフォーマンスネームを入力します。 [COMMON] → [F6] EFFECT (エフェクト) [COMMON] → [F2] OUT/MEF → [SF3] MEF (マスターエフェクト) DSP (デジタルシグナルプロセッサー
パフォーマンスをエディット(編集)する TIP ノブを使ってエディットする パフォーマンスエディットモードだけでなく、パフォーマンスプレイモードでもノブを回すことで、以下のとおりパフォーマンスパラ メーターが変更されます。 ● [PAN/SEND]ボタンをオンにした場合 PAN (パン) 現在選択されているパフォーマンスのパン(ステレオ定位)を調節し [PERFORM] → パフォーマンス選択 → [EDIT] → ます。 [COMMON] → [F2] OUT/MEF → [SF1] OUT → Pan REVERB (リバーブ) リバーブエフェクトへのセンドレベル量をコントロールします。 [PERFORM] → パフォーマンス選択 → [EDIT] → 213ページ [COMMON] → [F2] OUT/MEF → [SF1] OUT → RevSend CHORUS (コーラス) コーラスエフェクトへのセンドレベル量をコントロールします。 [PERFORM] → パフォーマンス選択 → [EDIT] → 213ページ [COMMON] → [F2] OUT/MEF → [SF1] OU
パフォーマンスをエディット(編集)する TIP コントロールスライダー (CS)を使って エディットリコール エディットする あるパフォーマンスをエディットしているときに、保存(スト ア)しないまま別のパフォーマンスを選ぶと、そのパフォーマ ンスを再度選んでもエディットした状態には戻りません。 このような場合に、リコール機能を実行すると、エディット の最終状態を呼び戻すこと(リコール)ができます。 [PERFORM] → パフォーマンス選択 → [EDIT] → パート選択 → [F2] OUTPUT → [SF1] VOL/PAN → Volume パフォーマンスモードでのコントロールスライダーは、 パフォーマンス各パートの出力レベルを調節します。 パフォーマンスパート間のバランス調節に使えます。 1 n コントロールスライダーを最小(0)にすることで、意図せずに パフォーマンスが鳴らな くなる可能性があります。そ の場合 は、コントロールスライダーを上に上げてください。 2 3 パフォーマンスモードで[JOB]ボタンを押して、 パフォーマンスジョブモードに入ります。 [F2] RECA
パフォーマンスをエディット(編集)する 4 [INC/YES]ボタンを押すとストアが実行されます。 画面に「Completed.」が表示されるとストアが終了し、パフォー マンスプレイ画面に戻ります。 DEC/NO INC / YES EXIT ENTER 4 ファイルネームを入力します。 カーソルをファイルネーム入力欄に移動し、名前を入力します。 名前の入力方法については、53ページをご参照ください。 ファイルネーム入力欄 EXECUTE 5 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す [ENTER]ボタンを押します。 ( ストアの実行に時間がかかる場合は、画面に「Executing...」または 「Please keep ower on.
パフォーマンスをエディット(編集)する 3 ロードするファイルタイプを設定します。 前ページでセーブしたファイルには、本体で選択できる全パフォーマンスが入っています。 すべてのパフォーマンスを一括でロードしたい場合は、TYPE (タイプ) = All (オール)と設定します。この場合、パフォーマンスだけでなく、 本体で制作できるすべてのデータをロードすることになります。 任意のパフォーマンスだけをロードしたい場合は、TYPE (タイプ) = Performance (パフォーマンス)と設定します。 スマートメディア/USB記憶装置 パフォーマンス001 Type (タイプ) = Performance (パフォーマンス)に設定した場合の ロード例 内部メモリー (フラッシュROM) パフォーマンス002 パフォーマンス001 パフォーマンス003 パフォーマンス002 パフォーマンス003 ファイル拡張子: W7A ( Type (タイプ) = All (オール)に 設定した場合は、全パフォーマンス を一括でロードします。 パフォーマンス128 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い
サンプリング機能を使ってボイスを作る サンプリング機能を使ってボイスを作る サンプリング機能を使うことで、人の声やCDなどで再生されるオーディオデータを、 「サンプル」 として本体に取り込み、楽器音として演奏 できます。 ソングモード/パターンモードからサンプリングモードに入った場合と、ボイスモード/パフォーマンスモードからサンプリングモードに入った 場合とで、サンプリング方法や作られるデータが違います。ここでは、ボイスモード/パフォーマンスモードからサンプリングモードに入って サンプリングを行ない、ユーザーボイスを作る操作方法を説明します。 n ソングモード/パターンモードからサンプリングモードに入った場合の説明は、173ページをご参照ください。 重 要 サンプリングを実行する場合、DIMMを取り付ける必要があります。DIMMの取付方法は、289ページをご参照ください。 また、サンプリングで取り込むウェーブ(サンプル)の容量によっては、 本体カードスロットで扱えるスマートメディア(最大128MB)に保存しきれない可能性 があります。サンプリングを実行する場合は、 大容量のUSB記憶装置を用意することをおす
サンプリング機能を使ってボイスを作る 5 [F6] REC (レコード)ボタンを押してサンプリングレコー ド画面(サンプリングスタンバイ状態)を呼び出し、 必要な 設定を行ないます。 F6 6 もう1度[F6] REC (レコード)ボタンを押して、サンプリ ングレコード画面をトリガー待機状態にします。 マイクへの入力音声レベルがトリガーレベルを超えるまで、 サンプ リングスタートをせずに待機している状態です。 F6 この画面でも、キーバンク(手順4参照)の 設定ができます。 コンファーム機能のオン/オフ トリガーレベル サンプリングスタンバイである ことを示しています。 トリガー待機中であることを 示しています。 ● コンファーム機能の設定 ● トリガーモードの設定 サンプリングしたい音声を、マイクに向かって入力します。 手順4でKeyBank (キーバンク)に設定した鍵盤(C3)のピッチで、 マイクに向かって声を出しましょう。マイクへの入力音声レベルが トリガーレベルを超えると、自動的にサンプリングがスタートしま す。 ) トリガーモードとは、サンプリングが実際にスタートする「
サンプリング機能を使ってボイスを作る 9 [EDIT]ボタンを押してサンプリングエディットモードに入 り、[F4] RANGE (レンジ)ボタンを押してレンジ設定画 面を呼び出します。 サンプリングで取り込んだ音(サンプル)を鍵盤で弾くと、サンプリ ングをしたときのオリジナルキーから離れるほど音質は悪くなりま す。したがって、音域別にサンプリングを行なうことで、鍵域ごと の音質差をなくします。 EDIT 12 COMPARE F4 スマートメディア/USB記憶装置に、ユーザーボイスを セーブ(保存)します。 「サンプルの保存について」(97ページ)をご参照ください。 サンプリングによって取り込まれた音(サンプル)はDIMM (187ペー ジ)上にあるため、電源を切ると消えてしまいます。したがって、ス マートメディア/USB記憶装置への保存(セーブ)は必ず行なってくだ さい。 サンプル、キーバンク、ウェーブフォーム、ボイ スについて ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す 10 サンプルを鳴らせるキーレンジを設定します。 ( サンプリング直後では、手順4でKeyBank (
サンプリング機能を使ってボイスを作る サンプルの保存について [FILE] → [F2] SAVE サンプリングによって本体に取り込んだ音(サンプル)は、鍵盤の任意の鍵域に割り当てられウェーブフォームとしてDIMM(187ページ) 上に保存されますが、DIMM上のデータは電源を切ると消えてしまうので、スマートメディア/USB記憶装置への保存(セーブ)が必要で す。なお、サンプルを保存する方法は下記4種類があります。いずれもファイルモードのセーブ画面で実行します。 セーブ実行中は、スマートメディアをカードスロットから取り出したり、 USB記憶装置をUSB TO DEVICE端子からはずしたりしないでください。 楽器本体の故障やスマートメディア/USB記憶装置の破損の原因になります。 ● ユーザーボイスとしてセーブ(保存)する これにより、ボイスを構成するウェーブフォーム、および ウェーブフォームを構成するサンプルも、自動的に保存されま す。スマートメディアをカードスロットに入れる、またはUSB 記憶装置をUSB TO DEVICE端子に接続した上で、下記操作を 行なってください。 1 [FILE]ボ
サンプリング機能を使ってボイスを作る オーディオ機器の再生音をサンプリングしてドラムボイスを作る 94ページでは、マイク入力によるサンプリング方法を説明しましたが、オーディオプレーヤーの再生音をサンプリングすることも可能です。 ここでは、オーディオプレーヤーの再生音をサンプリングして、ドラムボイスを作る方法を説明します。 重 要 サンプリングを実行する場合、DIMMを取り付ける必要があります。DIMMの取り付け方法は、289ページをご参照ください。 また、サンプリングで取り込むウェーブ(サンプル)の容量によっては、本体カードスロットで扱えるスマートメディア(最大128MB)に保存しきれない可能 性があります。サンプリングを実行する場合は、大容量のUSB記憶装置を用意することをおすすめします。 1 本体にオーディオ機器を接続します。 73ページの手順1〜8を実行してください。 5 [F6] REC (レコード)ボタンを押してサンプリング レコード画面(サンプリングスタンバイ状態)を呼び出し、 必要な設定を行ないます。 F6 2 ボイスモードまたはパフォーマンスモードで [INTEGRATED S
サンプリング機能を使ってボイスを作る 6 もう1度[F6] REC (レコード)ボタンを押して、 サンプリ ングレコード画面をトリガー待機状態にします。 手順5〜8を繰り返し、 各鍵盤にサンプリング音(=サンプル)を割り 当てていくことで、たとえば以下のようなドラムボイスを作ること ができます。 オーディオプレーヤーからの入力音声レベルがトリガーレベルを超 えるまで、サンプリングスタートをせずに待機している状態です。 F6 効果音C 効果音A 効果音B 10 効果音Y スマートメディア/USB記憶装置に、ユーザーボイスを セーブ(保存)します。 「サンプルの保存について」(97ページ )をご参照ください。 トリガー待機中であることを 示しています。 7 サンプリングによって取り込まれた音(サンプル)はDIMM (187ペー ジ)上にあるため、電源を切ると消えてしまいます。したがって、 スマートメディア/USB記憶装置への保存(セーブ)は必ず行なってく ださい。 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す オーディオプレーヤーを再生します。 サンプリングソースの例 ( 本体へ
サンプリング機能を使ってボイスを作る TIP WAVファイル/AIFFファイルをロードしてウェーブフォーム/ボイスを作る マイク入力やオーディオ機器再生によるサンプリング以外にも、WAVファイル/AIFFファイルを外部から取り込んでサンプルとして扱 うことができます。ファイルモードで操作します。 WAVファイル/AIFFファイルの入ったスマートメディアをカードスロットに入れる、またはWAVファイル/AIFFファイルの入った USB記憶装置をUSB TO DEVICE端子に接続した上で、下記操作を行なってください。 重要 WAVファイル/AIFFファイルを本体へロードする場合、DIMMを取り付ける必要があります。DIMMの取付方法は、289ページをご参照ください。 また、サンプリングで取り込むウェーブ(サンプル)の容量によっては、 本体カードスロットで扱えるスマートメディア(最大128MB)に保存しきれ ない可能性があります。サンプリングを実行する場合は、大容量のUSB記憶装置を用意することをおすすめします。 n ここでは、ボイスモードからファイルモードに入った場合を説明しますが、パフォーマンスモードか
サンプリング機能を使ってボイスを作る 続いて[F4] RANGE (レンジ)ボタンを押します。 手順4〜5でドラムボイスを作った場合 手順5でのロード直後では、手順4でKeyBank (キーバンク)に設定した 鍵盤でしかサンプルを鳴らせません。この画面上で、サンプルを鳴らせ る鍵域が広がるよう、設定します。 手順4〜5を繰り返し、各鍵盤にサンプルを割り当てていくことで、 たとえば以下のようなドラムキットが自動的に作られていますので、 このまま手順7に進んでください。 キーレンジ(鍵域)を設定します。 データダイアル、[INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンを使うか、 [INFORMATION]ボタンを押しながら鍵盤を弾くことで設定します。 効果音C 効果音A 効果音B 7 効果音Y 作ったボイスを鍵盤で弾いてみましょう。 [VOICE]ボタンを押してボイスモードに入ったあと、手順4で設定 したボイスナンバーを選びます。 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す 設定したキーレンジ内の鍵盤を弾いて確認します。 ( ロードしたWAVファイル/AIFFファイルが、各鍵盤に合っ
ソング作りに挑戦する ソング作りに挑戦する ここでは、シーケンサー機能(ソングモード/パターンモード)を使ってソングを作り上げていくプロセスを説明します。音楽制作ツールとして 活用する例として参考にしてください。 ソングモード/パターンモードでの鍵盤演奏 ボイスモード/パフォーマンスモードと違い、ソングモード/パターンモードでの本体音源はマルチ音源(162ページ)になっているので、鍵盤、 ノブ、ピッチベンドホイール、モジュレーションホイール、リボンコントローラーによる演奏で得られるサウンドは、現在選択されているソン グ/パターンの音源に関する設定(ソングミキシング/パターンミキシング)に従います。 ボイスを選ぶ 3 ボイスモードでの選び方と違い、下記操作を行ないます。ソング モード/パターンモードでのボイス設定は、ソングミキシング/ パターンミキシングデータとして扱われます。 1 ( ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す [SONG]ボタン/[PATTERN]ボタンを押してソングモー ド/パターンモードに入ったあと、これから制作を行なう ソングナンバー /パターンナンバーを選択しま
ソング作りに挑戦する 5 6 手順2〜4を繰り返し、各パート(トラック)のボイス設定 (ミキシング設定)を行ないます。 必要に応じて、設定を保存します。 現在選択されているソング/パターンの、各パートでのボイス設定 (ミキシング設定)を、下記の方法で保存します。 3 テンプレートナンバー欄にカーソルを合わせ、ミキシング テンプレートを選択します。 データダイアル、[INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンを使って ナンバーを選択します。 また、ミキシングテンプレートリストについては、別冊データリス トをご参照ください。 ● まず、ソングミキシング/パターンミキシングとして保存(ストア) します。[STORE]ボタンを押してソングミキシングストアモード /パターンミキシングストアモードに入ったあと、[ENTER]ボタ ンを押すことでストアを実行します(131ページ)。 テンプレートナンバー ● さらに、電源を切る前に、スマートメディアまたはUSB記憶装 置にファイルとして保存(セーブ)します。[FILE]ボタンを押し てファイルモードに入り、セーブ(保存)を実行します。詳細は、 132ペ
ソング作りに挑戦する 7 必要に応じて、設定を保存します。 現在選択されているソング/パターンの、各パートでのボイス設定(ミキシング設定)を、下記の方法で保存します。 ● まず、ソングデータ/パターンデータとして保存(ストア)します。[STORE]ボタンを押してソングミキシングストアモード/パターンミキシ ングストアモードに入ったあと、[ENTER]ボタンを押すことでストアを実行します(131ページ)。 ● さらに、電源を切る前に、スマートメディアまたはUSB記憶装置にファイルとして保存(セーブ)します。[FILE]ボタンを押してファイル モードに入り、セーブ(保存)を実行します。詳細は、132ページをご参照ください。 また、あなたが作ったミキシング設定を、テンプレートとして保存することも可能です。上記手順4の画面で[SF5] PUT (プット)ボタンを押 すと保存が実行されます。 ミキシング設定に関するメモリー構造をまとめると下図のようになります。 ソング01〜64 ソング64 GET (ゲット) ミキシングテンプレート001〜032 ミキシングテンプレート032 ミキシング* PUT (プット
ソング作りに挑戦する アルペジオを使う ボイスモードやパフォーマンスモードと同様に、ソングモード、 パターンモードでの鍵盤演奏でもアルペジオ機能を使えます。 2 [MIXING]ボタンを押してランプを点灯させてソングミキ シングモード/パターンミキシングモードに入り、エディッ トしたいボイスが割り当てられているパートを選びます。 MIXING 1 [SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 → [F1] VOICE → [SF2] MODE (モード) 画面で、現在選択されているパートのArpSwitch (アルペ ジオスイッチ) = on (オン)に設定します。 このパラメーターは、同じ受信チャンネル(ReceiveCh)に設定され たパートにだけ、同時にオンにできます。 2 [SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → [COMMON] → [F3] ARP → [SF1] TYPE (タイプ) 画面で、アルペジオタイプを選びます。 1 3 4 5 6 7 8 TRACK SELECT 12
ソング作りに挑戦する 7 3 エディットしたミキシングボイスに名前を付けます [COMMON] → [F1] GENERAL → [SF1] NAME画面で、名前を 入力します。 名前の入力方法については、53ページをご参照ください。 8 1 2 エディットしたミキシングボイスを、内蔵メモリーに保存 (ストア)します。 [STORE]ボタンを押してミキシングボイスストアモードに入ります。 保存(ストア)先のボイスバンクを「MIXING (ミキシング)」に設定した あと、保存(ストア)先のボイスナンバーを選びます。 [ENTER]ボタンを押してストアを実行します。 n ストア(保存)先のボイスバンクを「USER1 (ユーザー 1)」また は「USER2 (ユーザー 2)」に設定すると、エディットしたボイ スをミキシングボイスではなくユーザーボイスとしてストア(保 存)できます。 9 [EXIT]ボタンを何回か押してソングミキシングモード/パターンミ キシングモードに戻り、[STORE]ボタンを押してソングミキシン グストアモード/パターンミキシングストアモードに入ったあと、 [ENTER]ボ
ソング作りに挑戦する 1 本体のA/D INPUT端子にオーディオ機器を接続します。 73ページの手順1〜8を実行してください。 ただし手順4では、[PATTERN]ボタンを押してパターンモードに 入ったあと、これから制作を行なうパターンナンバー、セクション を選択します。また手順8では、[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → [COMMON] → [F5] AUDIO IN画面で必要な設定を行 ないます。 2 パターンプレイモードで[INTEGRATED SAMPLING] ボタンを押し、サンプリングモードに入ります。 3 [F2] SOURCE (ソース)ボタンを押してサンプリング ソース(元)に関する設定画面を呼び出し、下記のように 設定します。 Type (タイプ) = slice+seq (スライス+シーケンサー )、Source (ソース) = A/D、Next (ネクスト) = (off)、Mono/Stereo = stereo、Frequency = 44.
ソング作りに挑戦する 9 [F1] TRIM (トリミング)画面で、取り込んだサンプルを 編集します。 10 1 A B ( ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す ) 1 2 C D E F A 取り込んだサンプルのうち、必要な部分(再生させたい範囲)を設定します。 B [SF1]ボタンを押すことで、録音したサンプルをこの画面での設定に 従って鳴らすことができます。 C LP=STと表示されている場合はStart (スタートポイント)とLoop (ループスタートポイント)のアドレス値は常に同じで、どちらを変更して も同じ値で連動します。この状態で[SF2]ボタンを押すと表示がLP≠ST に変わります。この状態ではStart (スタートポイント)とLoop (ループ スタートポイント)のアドレス値は連動せず、個別に値の調節ができま す。この状態で[SF2]ボタンを押すとStartの値をLoopにコピーされ両 者は同じ値になります。また表示がLP=STに戻ります。 D 下記をご参照ください。 E [SF4]ボタンを押すことで、スタートポイント〜エンドポイント
ソング作りに挑戦する ■ パターントラックに、WAVファイル/AIFFファイルをロードする WAVファイルやAIFFファイルなど、コンピューター上で扱われる音声ファイルを本体に読み込んだあと、 それを拍子に合わせて分割(スライ ス)し、MIDIシーケンスデータを作る方法があります。 WAVファイル/AIFFファイルの入ったスマートメディアをカードスロットに入れる、またはWAVファイル/AIFFファイルの入ったUSB記憶装 置をUSB TO DEVICE端子に接続した上で、下記操作を行なってください。 サンプルボイス サンプル ロード スライス OK MIDIシーケンスデータ CANCEL ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す 重 要 WAVファイル/AIFFファイルを本体へロードする場合、DIMMを取り付ける必要があります。DIMMの取付方法は、289ページをご参照ください。 また、サンプリングで取り込むウェーブ(サンプル)の容量によっては、本体カードスロットで扱えるスマートメディア(最大128MB)に保存しきれない可能 性があります。サンプリングを実行する場合は、大容量のUSB記憶装
ソング作りに挑戦する 8 サンプリングジョブのスライス画面を呼び出します。 [F1] KEYBANK (キーバンク)ボタンを押したあと、12: Slice (スライス) にカーソルを合わせて[ENTER]ボタンを押します。 9 1 ( ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す 10 [PATTERN]ボタン、または[EXIT]ボタンを押して パターンプレイモードに戻ります。 11 [F] (プレイ)ボタンを押してパターンを鳴らしてみましょう。 12 必要に応じて、スマートメディア/USB記憶装置に パターンデータとしてセーブ(保存)します(132ページ)。 サンプルのスライスジョブを実行します。 各パラメーターの設定をします。 Measure (メジャー ) サンプルを何小節のリズムパターンとみなす かを設定します。 Meter (メーター ) サンプルを何拍子のリズムパターンとみなす かを設定します。 LowestKey (ローエストキー ) スライス後にサンプルが割り当てられる鍵盤 の最低音を設定します。 ■ パターントラックに、鍵盤演奏を録音してリズム パタ
ソング作りに挑戦する 5 録音するトラックを[1]〜[16]の中から選択します。 1 2 3 4 5 6 7 8 TRACK SELECT 12 13 14 15 16 MUTE ELEMENT/PERF.
ソング作りに挑戦する ■ パターントラックに、アルペジオ再生で見つけた お気に入りのリズムパターンを録音する アルペジオで演奏されるリズムパターンは、選択されたアルペジオ タイプだけでなく、押さえた鍵盤の数や種類(和音)によっても変わ るため(169ページ)、音楽制作上の意欲をかきたてられることで しょう。たとえば、ドラムボイスを使ったアルペジオ再生でいろい ろなリズムパターンを鳴らすうちに、自分の気に入ったリズムパ ターンが見つかったら、それをパターンデータとして録音するのも 有効な方法でしょう。 1 パターンプレイモードで、これから制作を行なうパターン ナンバーとセクションを選択します。 4 パターンプレイモードに戻り、パターンの拍子、テンポ、 長さ(小節数)を設定します。 5 [I] (レコード)ボタンを押して、パターンレコードモード に入ります。 6 必要に応じて、録音するトラックを1〜16の中から選択し ます。 トラックの選択方法は、58ページをご参照ください。 7 2 このあと、レコードモードに入ってからボイスを選択することも可 能ですが、録音に使うボイスの詳細な設定をした
ソング作りに挑戦する 11 [F] (プレイ)ボタンを押して録音をスタートします。 鍵盤を押して、アルペジオを鳴らしましょう。 録音スタート アルペジオ再生 SEQ TRANSPORT LOCATE 1 Loop = off に設定しているので、 パターンの終わりに来たら録音は 自動的に終了します。 2 1小節経過してから、 実際に録音が始まります。 12 パネルの[ARPEGGIO ON/OFF]ボタンをオフにした上で、[F] (プレイ)ボタンを押して、録音したパターンを聞いてみましょう。 13 電源を切る前に、スマートメディア/USB記憶装置にパターンデータをセーブ(保存)します(132ページ)。 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す ■ パターントラックにフレーズを割り当て、それを基にオリジナルパターンを作る パターンプレイモードで、これから制作を行なうパターンナンバー、 セクションを選択します。 2 [F4] PATCH (パッチ)ボタンを押してパッチ画面を呼び出します。 3 任意のトラックを選んで、プリセットフレーズを割り当てます。 ) 1
ソング作りに挑戦する 5 別のトラックを選んで、ほかのパターンからユーザーフレーズをコピーして割り当てます。 パッチ機能で割り当てられるユーザーフレーズは、現在選択されているパターンに所属するものに限られますが、下記方法により、ほかのパ ターンで録音されたユーザーフレーズ、またはほかのパターントラックに割り当てられているユーザーフレーズをコピーして、現在選択されて いるパターンの任意のトラックに割り当てることができます。 1 2 [F4] PATCH (パッチ)画面で[SF5] COPY (コピー )ボタンを押して、コピー画面を呼び出します。 コピー元のパターンナンバー、フレーズナンバーと、コピー先(現在パッチ編集中のパターン)のフレーズナンバー、トラックナンバーを設定したあと、 [ENTER]ボタンを押してコピーを実行します。 コピー元のパターンナンバー、フレーズナンバー ここにチェックマークを入れておくと、 コピー元フレーズにサンプルボイスが 録音されている場合、一緒にコピーさ れます。 コピー先(現在パッチ編集中のパターン)の フレーズナンバー、 トラックナンバー 3 [EXIT]ボタ
ソング作りに挑戦する 4 電源を切る前に、スマートメディア/USB記憶装置にパターンデータをセーブ(保存)します(132ページ)。 TIP グルーブ設定をMIDIシーケンスデータに変換する [F2] GROOVE (グルーブ)画面での設定により、 MIDIシーケンスデータ(録音、サンプリング、ロード、パッチ機能によって作られる 演奏情報データ)が書き換わることはありませんが、これらの設定をMIDIシーケンスデータに変換することは可能です。パターンジョ ブモード[PATTERN] → [JOB] → [F5] TRACK → 04: Normalize Play Effect (ノーマライズプレイエフェクト)画面(247ページ) で、データ変換したいトラックを指定したあと、[ENTER]ボタンを押すことでデータ変換できます。 セクション、パターンチェーンを作る ■ セクションを作る 各パターンにはバリエーションとして、A〜Pの16種類の「セクション」が準備されています。ソングの基本伴奏となるリズムパターンを必 要な数だけセクションとして作りましょう。そのあとで、それらセクションを切り替えた演奏情報として
ソング作りに挑戦する 4 [F] (プレイ)ボタンを押して録音をスタートさせ、 パター ン演奏を始めます。 好きなタイミングで必要なセクションに切り替えていきます。 SEQ TRANSPORT LOCATE 1 2 セクションI〜P PRE 6 USER 1 USER 2 GM PLG 1 PLG 2 PLG 3 A.
ソング作りに挑戦する ■ パターンチェーンをソングデータにコンバート (変換)する 1 パターンプレイモードで、すでにパターンチェーンを作っ たパターンナンバーを選択します。 5 [ENTER]ボタンを押してコンバートを実行します。 パターンチェーンデータがソングデータにコンバートされ、 コン バート先ソングの先頭小節へコピーされます。 この機能を実行すると、コンバート先の小節範囲にある元のソング データは上書きされて消えるので、ご注意ください。 2 [F6] CHAIN (チェーン)ボタンを押してパターンチェーン プレイ画面を呼び出します。 6 3 [EDIT]ボタンを押してパターンチェーンエディットモード に入ります。 4 [F3] SONG (ソング)ボタンを押してソングへのコンバー ト画面を呼び出し、コンバート先のソングを設定します。 電源を切る前に、スマートメディア/USB記憶装置に ソングデータとしてセーブ(保存)します(132ページ)。 ソングデータは、DRAM (187ページ)上に録音されます。DRAM上 のデータは電源を切ると消えてしまいますので、電源を切る前に必
ソング作りに挑戦する ソングトラックに鍵盤演奏を録音する (ソングレコードモード) 5 ■ ソングのトラックに鍵盤演奏を録音する(リプレース) データが入っていない空のトラック、またはデータが入っている トラックに上書きで録音する(既存データは消去する)方法を説明し ます。 1 ソングプレイモードで、これから制作を行なうソングナン バーを選択します。 2 103ページ〜104ページの操作方法に従って、ボイス設 定などのミキシング設定を行ないます。 [F1] SETUP (セットアップ)画面で、録音に関する設定 を行ないます。 Type (タイプ) = replace (リプレース)に設定します。 ほかのパラメーターについては、必要に応じて設定します。詳細 は、222ページをご参照ください。 6 [F2] VOICE (ボイス)画面で、必要な設定をします。 [F2] VOICE (ボイス)ボタンを押してボイス設定画面を呼び出した あと、設定します。手順2のミキシング設定でボイスに関する設定 ができていれば、ここで改めて設定する必要はありません。 バンク ナンバー このあと、レコードモ
ソング作りに挑戦する ■ 部分的に録音をやり直す(パンチイン/アウト) 一度録音したトラックを部分的に録音し直す方法として、パンチイ ン/アウト録音があります。たとえば、ソングの中で3小節〜5小節 の間を録音し直したい場合を説明しましょう。 1 ソングプレイモードで、これから制作を行なうソングナン バーを選択します。 2 [I] (レコード)ボタンボタンを押して、ソングレコード モードに入ります。 3 録音をやり直したいトラックを1〜16の中から選択します。 4 [F1] SETUP (セットアップ)画面で、録音に関する設定 を行ないます。 [F] (プレイ)ボタンを押して、録音したソングを聞いて みましょう。 8 電源を切る前に、スマートメディア/USB記憶装置に ソングデータをセーブ(保存)します(132ページ)。 n パンチイン/アウト録音方式はソングレコードモードでのみ有効で す。パターンレコードモードにはありません。 ■ 作ったデータに重ねて録音する(オーバーダブ) 一度録音したトラックに、重ねてデータを追加したい場合はオー バーダブ録音を使います。鍵盤演奏音だけでなく、
ソング作りに挑戦する TIP 録音前のリハーサル TIP パフォーマンスを使って録音する ソング/パターンの録音中に [ I] (レコード)ボタンを押す と、[I] (レコード)ボタンのランプが点滅してリハーサル モードになります。これは、再生は続けたままトラックへ の録音を一時的に解除するモードで、録音前に試し弾きと して使ってください。ソング/パターンの録音中は、[I] (レコード)ボタンを押すことによって、録音中とリハーサ ルモードを交互に切り替えられます。 録音中 リハーサルモード(再生は続行) SEQ TRANSPORT SEQ TRANSPORT LOCATE 1 LOCATE 2 1 パフォーマンスモードで作ったサウンドを使って録音した い場合は、パフォーマンスの最大4パートの設定をソング 各パートのミキシングにコピーした上で録音を実行します。 1 2 3 [SONG]ボタン、[MIXING]ボタン、[JOB]ボタンを 押してソングミキシングジョブモードに入ります。 [F5] PF COPY (パフォーマンスコピー )ボタンを押 して、パフォーマンスコピー画面を呼び出し
ソング作りに挑戦する TIP プラグインボードのボイスを使って録音する PLG150-AN、PLG150-PF、PLG150-DXなどのシングルプラグインボードのボイスを使った鍵盤演奏を、 ソングに録音する場合 の操作方法を説明します。 1〜4 75ページの操作手順1〜4に従って、シングルプラグイン ボードを本体に取り付け、必要な設定を行ないます。 手順4では、PORT NO.
ソング作りに挑戦する グルーブ機能でリズムのノリを調節する パターンプレイモードと同様に、ソングプレイモードでもグルーブ 機能を使えます。 詳細は、パターンプレイモードでの説明(114ページ)をご参照くだ さい。 1 ソングプレイモードで、これからグルーブ調節を行なう ソングナンバーを選択します。 2 [F2] GROOVE (グルーブ)ボタンを押してグルーブ画面 を呼び出します。 3 [F2] SOURCE (ソース)ボタンを押してサンプリング ソース(元)に関する設定画面を呼び出し、下記のように 設定します。 Type (タイプ) = sample + note (サンプル+ノート)、Source (ソース) = A/D、Next (ネクスト) = off、Mono/Stereo = stereo、Frequency = 44.
ソング作りに挑戦する 6 もう一度[F6] REC (レコード)ボタンを押して、サンプリ ングレコード画面をパンチイン待機状態にします。 ソング再生がパンチイン小節に来るまで、サンプリングスタートを せずに待機している状態です。 F6 9 ソング再生がパンチアウト小節を過ぎたら(サンプリングが終 了したら)、オーディオプレーヤーの再生をストップします。 [F3] AUDITION (オーディション)ボタンを押すと、 サンプリング したばかりの音を聞けます。 その結果、サンプリングをもう一度やり直したい場合は、 [F4] CANCEL (キャンセル)ボタンを押してサンプリングスタンバイ画 面に戻り、手順5からもう一度操作します。 サンプリングをやり直 す必要が無い場合は、[F5] OKボタンを押して、サンプリングで取 り込んだ音を「サンプル」として確定させ、[F1] DEST (デスティ ネーション)画面、または[F2] SOURCE (ソース)画面に戻ります。 なお、手順5でコンファーム機能をオフにした場合は、 上記画面で はなく、[F1] DEST (デスティネーション)画面、または[F2] S
ソング作りに挑戦する ■ 録音中にソングシーン/アルペジオタイプを切り替える ARP1〜ARP5メニューはソングプレイ画面(上記)だけでなく、ソングレコードモードの[F3] ARP画面にも表示されます。これにより、[F3] ARP画面を表示させておくことで、録音中にソングシーン/アルペジオタイプを自由に変更できます。 ■ ソングシーンの切替タイミングをソングに録音する ソングには、ソングシーンの切替情報だけを記録する「シーントラック」があります。118ページの手順4でRecTrack = scene (シーン)に 設定すれば、録音中に[SF1]〜[SF5]ボタンを自由に押すことでソングシーン切替のタイミングを録音できます。このとき画面はARP1〜 ARP5が表示されていない画面でもソングシーン切替は可能です。 n ここでのアルペジオに関する説明は、パターンモードでも同様に可能です。 n ボイスモードやパフォーマンスモードの場合と同様、アルペジオタイプを登録するときは、[ARPEGGIO]ボタンをオンにしておいてください。オフのまま 登録作業をすると、登録が解除されます。 n ソングモード/パターンモードで
ソング作りに挑戦する 3 値を変更すると、このライン全体が点滅し、 値が変更中であることを示します。 エディットしたいトラックを選びます。 [F4] TR SEL (トラックセレクト)ボタンを押して、3種類のトラッ クのどれかを選択します。 1〜16トラックのどれかを選びたい場合は、1〜16トラックエ ディット画面が表示されているときに、[TRACK SELECT]ボタン をオンにした状態で[1]〜[16]ボタンのどれかを押ます。 [ENTER]ボタン 1 2 3 4 5 6 7 8 TRACK SELECT 12 13 14 15 16 MUTE ELEMENT/PERF.
ソング作りに挑戦する 5 [F] (プレイ)ボタンを押して、 エディットしたソングデー タを聞いて確かめます。 ソングエディットモードでもソング再生はできるので、手順4での エディット結果をすぐに確認できます。また、エディットしたト ラックだけを再生させたい場合は、ソロ機能(58ページ)を使うと よいでしょう。 ( ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す 6 手順3〜5を繰り返して、ほかのトラックもエディットします。 7 エディットが終了したら、[SONG]ボタンを押してソング プレイモードに戻ります。 8 電源を切る前に、スマートメディア/USB記憶装置に ソングデータをセーブ(保存)します(132ページ)。 ■ 録音したソングデータをジョブで一括変換する (ソングジョブモード) ) ここでは、クオンタイズ(音符のタイミングを整理するジョブ)を例 に説明しますが、クオンタイズ以外のジョブでも基本的な操作方法 は同じですので、参考にしてください。 たとえば、下図のような4拍子のフレーズを、録音したとします。 演奏しているときは、正確に弾いているつもりでも、タイミングが 微
ソング作りに挑戦する TIP ソングデータをジョブ実行前の状態に戻す(アンドゥー )/実行後の状態にする(リドゥー ) ソングジョブの実行結果に問題がある場合や、ジョブの実行前/実行後の状態を聞き比べたい場合は、アンドゥー /リドゥージョブを使 います。ジョブの実行後、下記操作の手順1〜4を、必要に応じて繰り返してください。 1 [SONG]ボタンを押してソングプレイモードに戻り、[F] (プレイ)ボタンを押してソングを再生します。 ジョブ実行結果が確認できます。 2 ソング再生をストップしたあと、[JOB]ボタン、[F1] UNDO (アンドゥー )ボタンを押してアンドゥー画面を呼び出し、[ENTER] ボタンを押してアンドゥーを実行します。 ソングデータがジョブ実行前の状態に戻ります。 [ENTER]ボタン アンドゥーを実行するジョブ名を表示します。 3 表示が Redo (リドゥー)に替わります。 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す [SONG]ボタンを押してソングプレイモードに戻り、[F] (プレイ)ボタンを押してソングを再生します。 ジョブ実行前の状態を確認できます。
ソング作りに挑戦する 3 EDIT JOB COMPARE 4 STORE [EDIT]ボタンを押してソングミキシングエディットモードに入ります。 SCENE STORE SET LOCATE 目的に応じて、コモンエディットまたはパートエディット画面を呼び出します。 全パートに共通に設定されるパラメーターをエディットする場合はコモンエディット画面を、パート別に設定されるパラメーターをエディット する場合はパートエディット画面を呼び出します。 コモンエディット画面とパートエディット画面は、 図に示した操作方法により、 ソングミキシング エディットモードの中で切替可能です。 DRUM KITS PRE 5 PRE 6 USER 1 USER 2 コモンエディット画面を呼び出す場合は、 ここ ([COMMON]ボタン)を押します。 FAVORITES A.
ソング作りに挑戦する TIP ノブを使ってエディットする(ソングモード/パターンモード) ソングミキシングエディットモード/パターンミキシングエディットモードだけでなく、ソングプレイモード/パターンプレイモードで もノブを回すことで、以下のとおりパラメーターが変更されます。なお、各パラメーターについてはパフォーマンスモードの場合と ほぼ同じです(90ページ)。 ● [PAN/SEND]ボタンをオンにした場合 PAN (パン) [SONG]または [PATTERN] → ソング/パターン選択 → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 → [F2] OUTPUT → [SF1] VOL/PAN → Pan 235ページ REVERB (リバーブ) [SONG]または [PATTERN] → ソング/パターン選択 → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 → [F2] OUTPUT → [SF2] EF SEND → RevSend 235ページ CHORUS (コーラス) [SONG]または [PATTERN] → ソング/パターン選択 → [MIXING] → [ED
ソング作りに挑戦する TIP コントロールスライダー (CS)を使ってエディットする(ソングモード/パターンモード) [SONG]または[PATTERN] → ソング選択/パターン選択 → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 → [F2] OUTPUT → [SF1] VOL/PAN → Volume ソングモード/パターンモードでのコントロールスライダーは、ミキシング各パートの出力レベルを調節します。パート間のバランス 調節に使えます。 n コントロールスライダーを最小(0)にすることで、意図せずにソング/パターンが鳴らなくなる可能性があります。その場合は、コントロールスラ イダーを上に上げてください。 TIP アルペジオを作る アルペジオは、本体にあらかじめプリセットデータとして準備されていますが、自分で作ることもできます。 操作の流れは下図のとおりで、アルペジオの基となるMIDIシーケンスデータを、ソングまたはパターンの任意のトラック(最大4つまで) に録音したあと、ジョブ画面でアルペジオデータに変換します。 1 アルペジオの基になるMIDIシーケンス データを、 ソング/パタ
ソング作りに挑戦する ソング/パターンのトラックへのMIDIシーケンスデータを録音は、以上の点を想定した上で行なってください。 たとえば、以下のような制作例が考えられます。参考にしてください。 ● ドラム/パーカッションのリズムパターンを作る場合(ドラムボイスを使って録音) トラック 1 さまざまな打楽器音を使って、基本のリズムパターンを録音する。 トラック 2〜4 それぞれ特定の打楽器だけを使って、別のリズムパターンを録音する。 ➡ Fixedで変換 ➡ Normalで変換 ● ベースラインを作る場合(ノーマルボイスを使って録音) トラック 1 ➡ 録音時に使ったキーをルート音として設定した上で、 ベースラインを好きなキーで録音する。 OrgNoteで変換 ➡ off トラック 2〜4 ● ギターのバッキングを作る場合(キーボードメガボイスを使って録音) トラック 1 バッキングを好きなキーで録音する。 トラック 2 特定奏法のサウンドが割り当てられた鍵盤だけを使って、別のリズムを 録音する。 ➡ Normalで変換 ➡ Fixedで変換 ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い
ソング作りに挑戦する スマートメディア/USB記憶装置に保存 (セーブ)する 4 ファイルネームを入力します。 カーソルをファイルネーム入力欄に移動し、名前を入力します。 名前の入力方法については、53ページをご参照ください。 [FILE] → [F2] SAVE ソングデータ、パターンデータ、サンプルは、DRAM (187ページ) 上に録音されます。DRAM上のデータは電源を切ると消えてしまい ますので電源を切る前に必ずスマートメディア/USB記憶装置にセー ブ(保存)してください。 スマートメディアをカードスロットに入れる、またはUSB記憶装 置をUSB TO DEVICE端子に接続した上で、下記操作を行なって ください。 1 [FILE]ボタンを押してファイルモードに入り、基本設定を 行ないます。 「スマートメディア/USB記憶装置を使う場合の基本設定」(30ペー ジ)での説明に従ってください。 ( ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す ) 2 [F2] SAVE (セーブ)ボタンを押して、セーブ画面を呼び 出します。 3 TYPE (タイプ) = All (オ
ソング作りに挑戦する 4 ファイルネームを入力します。 カーソルをファイルネーム入力欄に移動し、名前を入力します。 名前の入力方法については、53ページをご参照ください。 5 [ENTER]ボタンを押して、セーブを実行します。 手順4で入力したファイルネームと同じ名前のファイルが既に ある場合、実行確認の画面が表示されます。この場合、[INC/ YES]ボタンを押すとセーブが実行されます。セーブが終了す ると、実行前の画面表示に戻ります。 n スタンダードMIDIファイルを、スマートメディア/USB記憶装 置から本体へロードする場合は、ファイルタイプとしてSong (ソング)またはPattern (パターン)を選んでください。 n ソングやパターンをSMFで保存(セーブ)した場合、保存される データの中にミキシング設定は含まれません。ミキシング設定 も含めたソング全体の保存は、ファイルタイプを「All」 、 「AllSong」または「AllPattern」に設定した上で行なってく ださい。 1 ソングモード/パターンで、保存したいサンプルを含む ソング/パターンを選んだあと、[FILE]ボタンを
ソング作りに挑戦する 4 ロードするファイル( )を選択します。 前ページでセーブしたファイル(拡張子: W7A)にカーソルを合わせましょう。 手順3でTYPE (タイプ) = All (オール)を選んだ場合は、手順5に進んでください。 手順3でそのほかのファイルタイプを選んだ場合は、以下の操作を行なってから手順5に進んでください。 ● TYPE (タイプ) = Voice (ボイス)、Performance (パフォーマンス)に設定した場合 拡張子: W7Aのファイルの中から、 任意のボイスまたは任意のパフォーマンスだけを本体へロードできます。 前ページでセーブしたファイル(拡張子: W7A) にカーソルを合わせて選びます。 ENTER EXECUTE ENTER EXECUTE ロードしたいボイス、または パフォーマンスを選択します。 ロード先のボイスナンバー、 またはパフォーマンスナンバーを選択します。 ● TYPE (タイプ) = Song (ソング)、Pattern (パターン)に設定した場合 拡張子: W7Aのファイルの中から、 任意のソングまたは任意のパターンだけを本体へ
ソング作りに挑戦する ● TYPE (タイプ) = Sample Voice (サンプルボイス)に設定した場合 ソングモード/パターンモードからファイルモードに入った場合に限り、拡張子: W7A のファイルの中からサンプルボイスをロードできます。 ENTER ENTER 前ページでセーブしたファイル(拡張子: W7A) にカーソルを合わせて選びます。 「Pattern」または「Song」のどちらか を選びます。 EXECUTE サンプルボイスを含む、すべてのソングまたは パターンがリスト表示されます。カーソルを移 動して、ロードしたいサンプルボイスを含んで いるソングまたはパターンを選びます。 EXECUTE ENTER EXECUTE ENTER 選択されたソングまたはパターンに割り当てられ ている、すべてのサンプルボイスがリスト表示され ます。カーソルを移動して、ロードしたいサンプル ボイスを選びます。 現在選択されているソングまたはパターンの 任意のトラックを、ロード先として選びます。 EXECUTE ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す 5 ( 本体内にす
マスターキーボードとして使う(マスターモード) マスターキーボードとして使う(マスターモード) マスターモードでは、ボイス、パフォーマンス、ソング、パターンの各モードで作ったプログラムの中から、必要なものを最大128種類まで マスター設定として登録しておき、いつでもワンタッチで呼び出して使えます。たとえば、ライブで使用する曲順に合わせてボイスを登録して おいたり、レコーディングなどのマスターキーボード用の設定としてパフォーマンスを使ったプログラムを作成できます。 下記は、マスターの設定例です。 マスター ナンバー 設定の例 登録モード ゾーンスイッチ* 001 ボイスモード ボイスナンバー 102 (プリセット1) オフ 002 ボイスモード ボイスナンバー 088 (プリセット3) オフ 003 ボイスモード ボイスナンバー 049 (プリセット2) オフ 004 ボイスモード ボイスナンバー 092 (プリセット2) オン 005 パフォーマンスモード パフォーマンスナンバー 044 オフ : : : *ゾーンスイッチについては、137ページを ご参照
マスターキーボードとして使う(マスターモード) マスターの設定と登録 1 マスタープレイモードで、これから設定/登録を行なうマス ターナンバーを選択します。 2 [F2] MEMORY (メモリー )ボタンを押して、モード設定 画面を呼び出します。 3 マスターに登録したいモード、マスターに登録したいプロ グラムナンバー、ゾーンスイッチ(138ページ)のオン/オ フを設定します。 マスターに登録したいモードを 設定します。 5 1 2 [STORE]ボタンを押してマスターストアモードに入ります。 データダイアル、[INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンを使って、ス トア先のマスターナンバーを設定します。 ストアを実行すると、ストア先のマスターデータは失われます。大 切なデータはあらかじめスマートメディア/USB記憶装置に保存する ことをおすすめします。 3 ゾーンスイッチ(138ページ)の オン/オフ設定をします。 [ENTER]ボタンを押すと、実行の確認を求めるメッセージが画面に表 示されます。 ストアをキャンセルしたい場合は、この時点で[DEC/NO]ボタンを押し ます。
マスターキーボードとして使う(マスターモード) 3 マスターに登録したいモード、マスターに登録したいプログラムナンバーを設定したあと、ゾーンスイッチをオンに設定します。 マスターに登録したいモードを設定します。 ゾーンスイッチをon (オン)に設定します。 マスターに登録したいプログラムナンバーを設定します。 4 [EDIT]ボタンを押してマスターエディットモードに入ります。 EDIT JOB STORE COMPARE ( ク イ ッ ク ガ イ ド 使 い こ な す 5 SCENE STORE SET LOCATE 目的に応じて、コモンエディットまたはゾーンエディット画面を呼び出します。 全ゾーンに共通に設定されるパラメーターをエディットする場合はコモンエディット画面を、ゾーン別に設定されるパラメーターをエディット する場合はゾーンエディット画面を呼び出します。 ) コモンエディット画面とゾーンエディット画面は、 図に示した操作方法により、 マスターエディット モードの中で切替可能です。 コモンエディット画面を呼び出す コモンエディット画面を呼び出す場合は、 ここを(
マスターキーボードとして使う(マスターモード) 鍵域(ゾーン)によって外部音源と内部音源を鳴らし分ける 前ページの手順6で設定できる実例として、いくつかご紹介します。 n 下記の例では、4つのゾーンをすべて使っていますが、[MASTER] → [EDIT] → ゾーン選択 → [F1] TRANS (トランスミット) → MIDI Switch (MIDIス イッチ)、および[MASTER] → [EDIT] → ゾーン選択 → [F1] TRANS (トランスミット) → TG Switch (TGスイッチ)の設定により、使用するゾーンの数 を決められます。 n 下記の例では、4つのゾーンが別々の鍵域になっていますが、[MASTER] → [EDIT] → ゾーン選択 → [F2] NOTE (ノート)での設定により、異なるゾーン の鍵域を重ねる設定(レイヤー設定)も可能です。 ■ ボイスモード/パフォーマンスモード(シングル音源モード)を登録する場合 外部音源(マルチ音源) 前ページ手順6 パート別に受信チャンネルを設定 外部へMIDI出力する/しないの設定 [MASTER] → [EDIT]
マスターキーボードとして使う(マスターモード) 鍵域(ゾーン)ごとにノブ/スライダーへコントロールチェンジナンバーを割り当てる マスターモードでは、パネルのノブ/スライダーそれぞれを各ゾーン専用のコントローラーとし、コントロールチェンジ番号を割り当てること ができます。138ページの手順6で以下のように設定します。 PAN/SEND ASSIGN TONE ASSIGN A ASSIGN B ASSIGN 1 PAN REVERB CHORUS TEMPO CUTOFF RESONANCE ATTACK RELEASE SWING GATE TIME VELOCITY UNITMULTIPLY KN 1 LOW KN 2 LOW MID KN 3 HIGH MID KN 4 HIGH VOLUME 1 VOLUME 2 1 VOLUME 3 1 VOLUME 4 1 CS 1 CS 2 CS 3 CS 4 ZONE 1 ZONE 1 2 ZONE 1 3 ZONE 1 4 ASSIGN 2 KNOB CONTROL FUNCTION ARP
マスターキーボードとして使う(マスターモード) TIP 鍵域(ゾーン)のスプリット、レイヤーをワンタッチで設定する 各ゾーンの鍵域は、[MASTER] → [EDIT] → ゾーン選択 → [F2] NOTE (ノート)画面の、NoteLimitH (ノートリミットハイ)と NoteLimitL (ノートリミットロー )を設定することにより決まりますが、鍵盤を高音域と低音域の2つに分けるスプリット設定と、 全鍵域に2つの設定を重ね合わせるレイヤーについては、下記のとおりワンタッチで呼び出す方法があります。 n ここで呼び出される設定は、ゾーン1とゾーン2の2つのゾーンを使った設定です。 1 マスタープレイモードで[JOB]ボタンを押し、マスタージョブモードに入ります。 2 [F1] INIT (イニシャライズ)ボタンを押し、イニシャライズ画面を呼び出します。 3 All (オール)のチェックマークを[DEC/NO]ボタンで解除した上で、Zone (ゾーン)にチェックマークを入れます。 4 Type (タイプ)として、 「Split (スプリット)」または「Layer (レイヤー )」を選び、
コンピューターを使うための準備 クイックガイド(コンピューターと接続して使う) 本体とコンピューターを接続することにより、両者の間でMIDIデータのやりとりができます。 ここでは、コンピューターと本体を USBケーブルで接続し、付属のCD-ROM「TOOLS for MOTIF ES6/MOTIF ES7/MOTIF ES8」に入っ ているソフトウェアを使うことによってできる機能と、そのおおまかな操作の流れを説明します。 n 各ソフトウェアのインストール方法および動作環境については、別冊インストールガイドをご参照ください。 n 各ソフトウェアの操作方法については、それぞれに付属のPDFマニュアルまたはオンラインヘルプをご参照ください。 n 別売のmLAN16Eを本体に取り付けてコンピューターと接続すると、MIDIデータだけでなくオーディオ信号のやりとりもできます(39ページ)。 コンピューターを使うための準備 1 • 付属のCD-ROM「TOOLS for MOTIF ES6/MOTIF ES7/ MOTIF ES8」に入っているソフトウェアについては、別冊イン ストールガイドをご参照ください。 • そ
コンピューターから本体をコントロールする コンピューターから本体をコントロールする シーケンスソフトウェアを使って本体をマルチ音源として鳴らす 付属のCD-ROMに入っているシーケンスソフトウェアSQ01を使うことにより、さまざまなソングデータをコンピューター操作で再生し、本 体音源を鳴らすことができます。 「コンピューターを使うための準備」(142ページ)の操作 手順に従って準備をしたあと、コンピューターにSQ01を インストールします。 1 4 詳細は、別冊インストールガイドをご参照ください。 コンピューターでSQ01を起動し、MIDIに関する設定、 同期に関する設定を確認します。 2 MIDIに関する設定については、別冊インストールガイドをご参照 ください。 同期に関する設定については、SQ01のオンラインヘルプをご参照 ください。 3 SQ01で再生させたいソングファイルを選択します。 この設定により、本体が外部からのスタート信号(FA)によりソング 再生がスタートし、外部からのクロックによって再生が進行するこ とになります。 5 6 MOTIF ES本体パネルの[SONG]ボタ
コンピューターから本体をコントロールする マルチパートエディターを使って本体のミキシングを設定する 付属のCD-ROMに入っているマルチパートエディター (Multi Part Editor for MOTIF ES6/7/8)を使うことにより、本体で現在選択されてい るソング/パターンのミキシングに関連するさまざまなパラメーターを、コンピューター画面を使って視覚的に確認しながらエディット(編集)で きます。 ミキシングをエディット MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER コンピューター上のミキシングを基にエディットする 場合は、バルク送信により、ミキシング設定を本体で 現在選択されているソング/パターンへ送ります。 1つのミキシング設定を 1つのファイルにセーブ(保存) 本体上のミキシングを基にエディットする場合は、 バルク受信により、本体で現在選択されている ソング/パターンのミキシング設定を本体から 受け取ってからエディットを始めます。 ソングミキシング/パターンミキシング としてストア(保存)した上で、ソングデータ /パターンデータとしてセーブ(保存) スマートメディア/
コンピューターから本体をコントロールする ボイスエディターを使って本体ボイスを編集する 付属のCD-ROMに入っているボイスエディター (Voice Editor for MOTIF ES6/7/8)を使うことにより、本体ボイスに関連するさまざまな パラメーターを、コンピューター画面を使って視覚的に確認しながらエディット(編集)できます。 ボイスをエディット MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER バルク送信によりエディットしたボイスデータを、 バンク単位で本体へ送ります。 バルク受信により、本体のユーザーボイスデータを、 バンク単位で本体から受け取ります。 ライブラリーファイル (拡張子: W7E)としてセーブ ボイスエディター用ファイル (拡張子: W7E)をロード スマートメディア/USB記憶装置 ライブラリーファイル (拡張子: W7E)を開く ボイスエディター用ファイル (拡張子: W7E)としてセーブ ク イ ッ ク ガ イ ド コ ン ピ ュ ー タ ー と 接 続 し て 使 う ライブラリーファイル = ボイスエディターファイル(拡張子: W7E) 本体
コンピューターから本体をコントロールする プラグインボイスエディットとボードボイスエディット 76ページでも説明したように、プラグインボードのボイスとして「プラグインボイス」と「ボードボイス」の2種類があります。 プラグインボイスについては、本体ボイスエディットモードや上記ボイスエディターを使って編集をします。それに対して、プラグイ ンボード上の素材とも言えるボードボイスについては、付属のCD-ROM「TOOLS for Modular Synthesis Plug-in System」に 入っているエディターを使うことで編集ができます。 ■ プラグインボイス プラグイン プリセットボイス プラグイン ユーザーボイス 呼び出し ボイスプレイモード/ ボイスエディットモードで編集 ストア ボイスプレイ画面 付属のCD-ROM「TOOLS for MOTIF ES6/7/8」に入っている ボイスエディターで編集 または 選択 (Voice Editor for MOTIF ES6/ MOTIF ES7/MOTIF ES8/) ボイスエディット画面 MUSIC PRODUCTION SYNTH
本体からコンピューターをコントロールする 本体からコンピューターをコントロールする コンピューター上のソフトウェアからMOTIF ES本体をコントロールするだけでなく、逆にMOTIF ES側からパネル操作によりコンピュータ 上のソフトウェアをコントロールすることも可能です。 コンピューター上のソフトウェアは、通常マウスやキーボードといった入力デバイスを使って操作しますが、Cubase SX、SONAR 2.
本体からコンピューターをコントロールする 本体からリモートコントロールできるソフトウェア Windows Macintosh SQ01 V2 Logic 5.5 SOL2 Digital Performer 3.1 Cubase SX SONAR 2.
本体からコンピューターをコントロールする ■ Cubase SX ■ Logic 1 MOTIF ESを先に起動した場合 2 3 4 Cubaseのメニューから、[デバイス] → [デバイスの設定]で 「デバイスの設定」ウィンドウを開きます。 (たとえば「本体側での準備」手順3で、ポートを4に設定した場合 は) [追加/除去]タブをクリックし、 「Mackie Control」を追加し ます。 1 2 追加されたMackie Controlデバイスを選択し、[設定]タブを クリックします。 MIDI入力ポートを「YAMAHA USB IN 0-4」に、MIDI出力 ポートを「YAMAHA USB OUT 0-4」に設定します。 Logicを先に起動した場合 1 2 3 LogicがMOTIF ESを認識し、関連する設定が自動的に行なわれます。 SONARのメニューから[オプション] → [MIDI デバイス]でMIDI Devicesウィンドウを開きます。 (たとえば「本体側での準備」手順3で、ポートを4に設定した場合 は)「入力デバイス」に「YAMAHA USB IN 0-4」を加
本体からコンピューターをコントロールする リモートコントロールモードでのパネル機能 [REMOTE ON/OFF]ボタンを押してランプを点滅させることで、リモートコントロールモードに入ります。 画面が下記のような表示になり、パネルのボタン、ノブ、スライダー、データダイアルは、コンピューター上のソフトウェアに対する「リモー トコントローラー」となり、本来の操作はできなくなります。 もう一度[REMOTE ON/OFF]ボタンを押すことで、通常の状態に戻ります。 REMOTE ON / OFF R-AUDIO G-MIDI このボタンは「General」に設定されたモードにだけ有効で、 シーケンスソフトウェアのオーディオトラックをエディットする か、MIDIトラックをエディットするかを切り替えます。ランプが 赤(Red)のときオーディオトラックを、ランプが緑(Green)の ときMIDIトラックをエディットすることになります。 モードA モードB REMOTE F6 R-AUDIO G-MIDI [F6] SHIFTボタンを押しながらREMOTE [ON/OFF]ボタンを 押すことにより、モード
本体からコンピューターをコントロールする 以下にMOTIF ES パネルのボタンがどのような機能を持つか、ボタン別に説明します。 ■ SEQ TRANSPORTボタン SEQ TRANSPORTボタンを使って、コンピューター DAWソフト ウェア上のソング再生(スタート、ストップなど)をコントロールしま す。また、データダイアル、[INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタン を使ってソングポジションをコントロールします。 n 画面中央の2列のボックス(ノブ/スライダーにコントロールされるパ ラメーターが表示)内にカーソル表示がある場合、データダイアル、 [INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンにはノブコントロール機能が 割り当てられており、ソングポジションをコントロールできません。 その場合は、カーソル[＜][＞]ボタンを何回か押してカーソル表示を 消去するか、[SF4]ボタンに[DIAL]が表示されている場合は[SF4] ボタンを押してカーソル表示を消去すれば、データダイアル、[INC/ YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンがソングポジションコントロール機 能に戻ります。 ■ ノブ、デー
本体からコンピューターをコントロールする ■ カーソル[∧][∨]ボタン Mode (モード)を「General」に設定した場合は、01Xの DISPLAY[∧][∨]ボタンの機能が割り当てられます。 Mode (モード)を「General」以外に設定した場合は、Mackie Control、Logic Controlのカーソル上下ボタンと同じ機能になり ます。 ■ [EXIT]ボタン Mode (モード)を「General」に設定した場合は、このボタンに 01Xの[PAGE SHIFT]ボタンの機能が割り当てられます。 Mode (モード)を「General」以外に設定した場合は、このボタン は無効です。 各ボタンの機能を画面上で確認する リモートコントロールモードでの各ボタンの機能を、LCD 画面上で確認ができます。 1 2 リモートコントロールモードで、 [INFORMATION] ボタンを押して、 パネルボタンの機能を示すインフォ メーション画面を呼び出します。 機能を確認したいボタンを押します。 ■ BANK、GROUP、NUMBERボタン 01X、Mackie Control、Logi
本体からコンピューターをコントロールする mLAN接続で、コンピューターに本体演奏をハードディスクレコーディングする 別売のmLAN16Eを本体に取り付け、コンピュータと本体をIEEE1394ケーブルで接続すれば(mLAN接続すれば)、本体演奏のオー ディオ信号をコンピューターに送ることができます。コンピューターにmLAN対応のシーケンスソフトウェアがインストールされてい れば、受け取ったオーディオ信号をハードディスクレコーディングできます。 ここでは、ソングモードでの鍵盤演奏音やソング再生音をコンピューターにハードディスクレコーディングする場合を例として、必要 な設定を説明します。 本体演奏のオーディオ信号 mLAN16E mLAN端子 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER MOTIF ES IEEE1394対応コンピューター コンピューターとmLAN接続するときの準備 本体側での準備 3 4 コンピューター側での準備 別売のmLAN16Eを、本体に取り付けます(288ページ)。 1 本体の電源を入れたあと、[UTILITY] → [F5] MIDI → [SF4
内部構成 MOTIF ESのしくみ ここでは、MOTIF ESをより理解していただくために、本体内部の構成に関する説明、本体内部での通信や本体とMIDI接続された外部機器と の通信で必要なMIDIに関する説明、本体で制作したさまざまなデータの管理/保存に関する説明をします。 内部構成 本体内部は、下図のようなブロック構成になっています。 コントローラー部 鍵盤(キーボード) VOLUME 1 VOLUME 2 VOLUME 3 各種コントローラー VOLUME 4 MIDI出力 CS 1 CS 2 CS 3 CS 4 ZONE 1 ZONE 2 ZONE 3 ZONE 4 鍵盤演奏による録音 M O T I F E S の し く み ・ソング ・パターン ・アルペジオ GATE TIME VELOCITY UNITMULTIPLY KN 1 LOW KN 2 LOW MID KN 3 HIGH MID KN 4 HIGH 鍵盤演奏 シーケンサー部 MIDIシーケンスデータ SWING 音源部 再生 内蔵AWM2 プラグインボード ・ボイス ・パフ
内部構成 各モードでのコントローラー関連設定 コントローラー関連の設定を行なう画面は、下記のとおりです。 ASSIGNABLE端子に接続されたフットスイッチとアサインノブA/Bだけが、モードや選択されているプログラム(ボイス/パフォーマンス/ソ ング/パターンなど)に関係無く、本体システム共通の設定となります。 ボイスモード コントローラーセット(ボイスごとの設定) [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → [COMMON] → [F4] CTL SET コントローラーへのコントロールチェンジナンバー割り当て (全ボイス共通の設定) [VOICE] → [UTILITY] → [F3] VOICE → [SF4] CTL ASN 262ページ パフォーマンス モード コントローラーへのコントロールチェンジナンバー割り当て (パフォーマンスごとに設定) [PERFORM] → パフォーマンス選択 → [EDIT] → [COMMON] → [F4] CTL ASN 214ページ ソングモード コントローラーへのコントロールチェンジナンバー割り当て (ソングごとにミキシング設定
内部構成 ● 1つのソースで複数のデスティネーションをコントロールする たとえば、コントローラーセット1をSource (ソース)=MW (モジュレーションホイール) 、Dest (デスティネーション)=ELFO-PM (エレメ ントLFOピッチモジュレーションデプス)に設定し、コントロールセット2をSource (ソース)=MW (モジュレーションホイール) 、Dest (デ スティネーション)=ELM PAN (エレメントパン)に設定したとします。この場合、モジュレーションホイールを手前から奥に回していくほど、 ピッチモジュレーション効果が強くなると同時に、左から右へのパンニング効果も得られます。このように、複数のコントローラーセットを使 えば、1つのソース(=コントローラー )操作で複数のデスティネーション(=機能)を、コントロールできます。 ● 複数のソースで1つのデスティネーションをコントロールする たとえば、コントローラーセット1をSource (ソース)=MW (モジュレーションホイール) 、Dest (デスティネーション)=ELFO-PM (エレメ ントLFO ピッチモジュレーションデプス
内部構成 音源部 音源部は、鍵盤演奏、各種コントローラー操作、シーケンサー (ソング/パターン/アルペジオ)再生などによって発生するMIDIメッセージに 従って、実際に音を鳴らす部分です。 ピッチのユニットを通過したあとの 信号にフィルターをかけ、音色を 変化させます。 音の素材となるエレメントを構成する ウェーブ(波形)を出力します。 音源部 OSC (オシレーター) PITCH (ピッチ) FILTER (フィルター) 音の高さをコントロールします。 AMP (アンプリチュード) エフェクト部へ 音量に関する設定を行ないます。ここで 決められたレベルでエフェクトユニット に出力されます。 内蔵AWM2音源とプラグインボード 本体の音源は、内蔵のAWM2音源と別売のプラグインボードの音源との、2つに分けられます。 内蔵AWM2音源 プラグインボード M O T I F E S の し く み 3枚まで装着可能 ● AWM2 (Advanced Wave Memory2) ヤマハの多くのシンセサイザーに用いられている音源方式で、あらかじめサンプリングされたリアルなウェーブ(音の素
内部構成 ボイス、パフォーマンスとミキシング 本体でサウンドを作る上で基本となる3種類のプログラムについて説 明します。 スを重ねられます。パフォーマンスは、パート固有のパラメーター と、全パート共通のパラメーターをエディット(編集)することによっ て作ります。パフォーマンスエディットの作業は、パフォーマンス モード(212ページ)で行ないます。 ● ボイス ● ミキシング シンセサイザーや音源モジュールなど、電子楽器の音源に内蔵され ている楽器音色のことをボイスといいます。1つのボイスは、最大 4エレメント(ノーマルボイスの場合)または最大73キー (ドラムボイ スの場合)で構成されます。ボイスは、エレメント/キー固有のパラ メーターと、全エレメント/全キー共通のパラメーターをエディット (編集)することによって作ります。ボイスエディットの作業は、ボイ スモード(188ページ)、ミキシングボイスエディットモード(249 ページ)で行ないます。 ボイスを、ソングモード/パターンモードでの音源各パート用に設定 したものをミキシングといいます。1つのミキシングには最大34 パート分(163ページ)のボ
内部構成 また、本体に搭載されているボイス/パフォーマンス/ミキシングのメモリー (バンク)構成を図示すると以下のようになります。 VOICE ノーマルボイス プリセットボイス プリセット1 PRE 1 ドラムボイス プリセット4 PRE 4 (128ボイス) ノーマルボイス: 768 ドラムボイス: 64 1 2 (128ボイス) ...... 128 1 プリセット2 PRE 2 2 ...... 128 A. PIANO 1 GMボイス GM 2 BASS ユーザーボイス USER 1 KEYBOARD 1 2 A.
内部構成 ● オシレーター ■ ノーマルボイスとドラムボイス ボイスは、鍵盤どおりのピッチで発音するノーマルボイスと、ドラ ム専用の特殊なボイスであるドラムボイスの2種類に分けられます。 ノーマルボイスは、音の素材である波形(ウェーブ)が割り当てられた エレメントを、最大4つまで組み合わせて構成します。 ドラムボイスは、各キー (鍵盤)にいろいろな打楽器が割り当てられ たキットを、1つのボイスとしてまとめて扱います。 ノーマルボイス ウェーブフォーム(プリセット1〜1859、ユーザー1〜1024) エレメント3 ベロシティ エレメント2 1つの ノーマルボイス エレメント1 エレメント4 [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → エレメント選択/ドラムキー選択 → [F1] OSC シンセザイザーで、基本的なピッチを決定する波形を発振する装置 をオシレーターといいます。AWM2音源搭載のMOTIF ESでは、音 の素材ともいえる波形(ウェーブ)を各エレメントに割り当て、出力し ます。 ノーマルボイスの場合、オシレーターでは各エレメントの発音鍵域 やベロシティ範囲も設定できます。た
内部構成 ･ バンドパスフィルター ● フィルター [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → エレメント選択/ドラムキー選択 → [F3] FILTER ピッチユニットを通過したあとの音声から、特定の周波数帯域を 削って、音色を作りかえるユニットです。 特定の周波数(カットオフ周波数)付近の周波数帯域の信号を通過さ せ、それ以外の周波数帯域の信号をカットするフィルターです。 バンド幅の設定で、通過させる帯域の幅を調節します。 そのまま通過する部分 音量 カットオフ周波数とレゾナンス フィルターの一種、たとえばローパスフィルターでは、ある周波数ま では信号を通過させますが、それ以上の周波数は通過させにくくする 働きがあります。その周波数をカットオフ周波数(フリケンシー )とい います。カットオフ周波数の調整により、音の明るさを変えます。 また、カットオフ周波数付近のレベルを持ち上げブーストするのがレ ゾナンスです。レゾナンスの調整により、音にクセをつけます。 周波数 中心周波数 カットされる部分 ･ バンドエリミネートフィルター カットオフ周波数 音量 特定の周波数(カットオフ
内部構成 ● アンプリチュード [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → エレメント選択/ドラムキー選択 → [F4] AMP フィルターを通過したあとの音声の、音量に関する設定を行なうユ ニットです。ここで決められたレベルでエフェクトユニットに出力 されます。また、AEG (アンプリチュードエンベロープジェネレー ター )によって、鍵盤を弾いた瞬間から音が消えるまでの、音量の時 間的な変化を作ります。 AEG (アンプリチュードエンベロープジェネレーター ) AEG (アンプリチュードエンベロープジェネレーター )によって、鍵 盤を弾いた瞬間から音が消えるまでの、音量の時間的な変化を作り ます。下のグラフに示したパラメーターにそれぞれ値を設定し、ア ンプリチュードエンベロープを作ります。鍵盤を弾くと、ここで設 定したエンベロープに従ってボイスの音量が変化します。たとえば、 ピアノのように立ち上がりの早い音、バイオリンのように立ち上が りの遅い音といった、いわゆる楽器らしさを作り出すのに欠かせな い設定です。なお、AEGはエレメントごとに設定できます。 音量 アタック レベル サステイ
内部構成 音源のパート構成 コントローラー部やシーケンサー部から音源部への情報送信には、 MIDI (ミディ )メッセージが使われています。 MIDIメッセージには、MIDIチャンネルという1〜16の番号が割り当 てられており、同時に16パート分の情報を扱う仕組みになっていま す。また、16個しかないMIDIチャンネルを拡張するためのものとし て、MIDIポートがあります。 本体の音源部(内蔵/プラグイン)では、3つのMIDIポートを扱うこと で、以下のようなパート構成を実現しています。 音源部 ボイスモード用パート ボイスモード以外のモードで使用するパート ポート1 ポート2 ポート3 パート1 パート17 パート33 パート2 パート18 パート34 パート14 パート15 パート30 パート16 パート32 パート46 パート47 パート48 n ボイスモードでのMIDI受信チャンネルは、[UTILITY] → [F5] MIDI → [SF1] CH → BasicRcvCh (ベーシックレシーブチャンネル)で設 定します。また、受信できるポートは1で固定です。 n ボ
内部構成 ■ ソングモード/パターンモード(マルチ音源)でのパート構成 複数の音源パートを持ち、それぞれで異なるボイス/異なるメロディーを鳴らせるモードです。複数の音源パートに個別にMIDI受信チャンネル を設定できるため、本体のソング/パターン再生はもちろん、本体とMIDI接続したシーケンサーを再生させたい場合にも有効なモードです。 下図のように、シーケンサー各トラックの再生データは、MIDI送信チャンネル/ポートと同じ受信チャンネル/ポートが設定されている音源 パートで、鳴ります。 シーケンサー部(例) 音源部(例) 本体のソング、パターン、 または外部MIDIシーケ ンサーやコンピューターのシーケンスソフトウェ アで、下記のように送信チャンネル/ポートを設定 した場合 マルチパートプラグインボードと2枚のシングルパートプラグインボー ドを取り付けた場合で、下記のとおり受信チャンネル/ポートを設定し た場合 ポート1 送信チャンネル1 (ポート1) トラック2 送信チャンネル2 (ポート1) トラック3 送信チャンネル3 (ポート1) トラック4 送信チャンネル4 (ポート1
内部構成 オーディオ入力パート (AUDIO INパート) パフォーマンスモード、ソングモード、パターンモードではオーディオ入力音声を「パート」として扱います。ボリューム、 パン、エフェクトなどの設定をし、他パートとミックスした上で、本体サウンドとして出力されます。また、入力音声 (L、R チャンネル)をどのように処理するかを設定するパラメーターや、本体サウンドとして出力するときの出力端子を設定するパラ メーターも用意されています。オーディオ入力パートに関する設定は、それぞれパフォーマンスごと、ソングミキシングごと、 パターンミキシングごとに保存(ストア)します。ボイスモードでは、オーディオ入力パートは準備されていません。 本体では下記3種類のオーディオ入力パートが扱えますが、オプションボードのmLAN16EとAIEB2を同時に装着できないた め、同時に扱えるのは2種類(mLAN16Eを取り付けていれば5ステレオパート)です。 A/D入力パート A/D INPUT端子に接続した機器から入力される音声パート(1ステレオパート)です。 mLAN入力パート (mLAN16E装着の場合) オプションのmLAN
内部構成 ■ ソングのデータ構成 ソングは以下のようなデータ構成になっています。 鍵盤演奏やコントローラー操作などの演奏情報を、MIDIシーケンスデータとしてトラックごとに録音/制作し、音源部に関するパラメーターを ソングミキシングとして設定します。 ソング64 ソング63 ソング02 ソング01 演奏情報データ テンポトラック テンポチェンジ シーントラック トラックミュート/シーン/アルペジオ タイプの切替(トランスポーズ、テンポ 変更を含む) シーン1 シーン2 シーン3 シーン4 シーン5 トラック1 MIDIシーケンスデータ グループ、送信チャンネル/ポート、トラックループ設定 サンプルボイス トラック2 MIDIシーケンスデータ グループ、送信チャンネル/ポート、トラックループ設定 サンプルボイス トラック3 MIDIシーケンスデータ グループ、送信チャンネル/ポート、トラックループ設定 サンプルボイス トラック16 MIDIシーケンスデータ グループ、送信チャンネル/ポート、トラックループ設定 サンプルボイス ソングミキシング(音源設定)
内部構成 ■ パターンのデータ構成 パターンは以下のようなデータ構成になっています。 トラックごとにMIDIシーケンスデータを録音したり、パターンの素材とも言えるフレーズ(プリセット/ユーザー )を各トラックに割り当てるこ とにより作ります。また、音源部のパラメーターをパターンミキシングとして設定します。 パターン64 グループ、送信チャンネル/ポート、トラックボイス設定 パターン01 グループ、送信チャンネル/ポート、トラックボイス設定 パート1 ミキシング設定 パート17 ミキシング設定 パートPLG1 パート2 ミキシング設定 パート18 ミキシング設定 パートPLG2 パート3 ミキシング設定 パート19 ミキシング設定 パートPLG3 オーディオ入力パート ミキシング設定 パート32 パターンチェーン A B ミキシング設定 パートPLG2 ミキシング設定 パートPLG3 パターンミキシング(音源設定) パート16 パートPLG1 ミキシング設定 MIDIシーケンスデータ トラック2 MIDIシーケンスデータ トラック3 MID
内部構成 ● パターンチェーン ● リアルタイム録音とステップ録音 パターンチェーンとは、同一パターンの複数セクションをつないで 1つの曲の形にしたものです。あらかじめパターンチェーンを作って おくことで、パターン再生でセクションを変更する操作を自動化で きます。 [PATTERN] → CHAIN画面で録音したり、[PATTERN] → [F6] CHAIN → [EDIT]画面で編集することでパターンチェーンを作り、 [PATTERN] → [F6] CHAIN画面で再生します。 またパターンチェーンは、[PATTERN] → [F6] CHAIN → [EDIT] → [F3] SONG画面でソングにコンバートできるため、パターンを 基にした曲作りができます。 本体では、各パターンにつき1個ずつのパターンチェーンを制作でき ます。 パターンチェーン パターントラック セクションチェンジ シーントラック トラックミュート テンポトラック テンポチェンジ 演奏データを、1トラックごとに、実際に演奏しながら録音する方式 です。このあとで説明する、リプレース、オーバーダブ、ループ、 パンチイ
内部構成 ● パンチイン/アウト録音(ソング)(Type=punch) 一度録音した曲(ソング)を部分的に録音し直す方式です。録音をスタートすると再生が始まり、パンチインの小節で自動的に録音状態に入り、 パンチアウトの小節で自動的に再生状態に戻ります。たとえば、8小節のソングの中で3小節〜5小節の間を録音し直したい場合は以下のよう になります。 録音スタート 録音ストップ パンチイン パンチアウト 再録音後 再録音前 1 2 3 4 5 6 1 7 2 3 8 4 5 6 7 8 新しい演奏データ n パンチイン/アウト録音はリアルタイム録音方式です。 n パンチイン/アウト録音はリプレース録音方式になります。 アルペジオ アルペジオとは、鍵盤を押さえるだけでさまざまなシーケンスが、その時点で選択されているボイスで自動的に演奏される機能です。自動演奏 されるアルペジオは、アルペジオタイプの選択だけでなく、押さえた鍵盤の数や種類(和音)によっても変わるため、音楽制作やライブパフォー マンスの上でもさまざまな可能性を追求できます。 n すべてのモードにおいて、同時に鳴ら
内部構成 ■ アルペジオ演奏の種類 18種類のカテゴリーに分類され、全部で1,787種類が本体内に用意されているアルペジオタイプは、使用を想定するボイスによって、 下記の ように鳴りかたが違います。 ● ノーマルボイス用のアルペジオタイプ ノーマルボイスで鳴らすことを想定して作られたアルペジオタイプ(DrPc、Cntr以外のカテゴリーが該当)には、アルペジオの鳴り方として下 記2種類が用意されています。 押鍵音だけが鳴るタイプ 押鍵音(オクターブ音を含む)だけを使って、アルペジオが自動演奏されます。 押鍵したコードに合わせて鳴るタイプ これらのアルペジオタイプでは、コードを伴ったアルペジオデータがあらかじめ用意されています。1つの鍵盤を押 したとき、その音がルートとなるようにノート変換(音符変換)されたアルペジオが、自動演奏されます。さらに他の 鍵盤を追加で押していくと、押鍵した音に合わせてリズムパターンの音(ノート)が変換されます。つまり、弾いた コードに合わせたアルペジオ演奏ができるわけです。 n 上記2種類のタイプは、特にカテゴリー名やタイプ名で区別されているわけではありません。アルペジオタ
内部構成 ■ 各モードでのアルペジオ関連設定 各モードでのアルペジオ関連の設定を行なう画面は、下記のとおりです。 ● ボイスモード ボイス選択時に呼び出されるアルペジオ関連設定 [VOICE] → ボイス選択 → [F6] ARP 189ページ [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → [COMMON] → [F3] ARP 191ページ アルペジオタイプの[SF1]〜[SF5]ボタンへの登録(ボイスごとに設定) [VOICE] → ボイス選択 → [F1] PLAY 188ページ アルペジオ演奏データのMIDI出力に関する設定(全ボイス共通の設定) [VOICE] → [UTILITY] → [F3] VOICE → [SF3] ARP CH 262ページ n アルペジオ演奏データのMIDI出力に関する設定は、ボイスモードでは全ボイス共通の設定ですが、他のモードではパフォーマンスごと、ソングごと、 パターンごとの設定になります。 ● パフォーマンスモード パフォーマンス選択時に呼び出されるアルペジオ関連設定 (アルペジオ演奏データのMIDI出力に関する設定も含む)
内部構成 サンプリング部 サンプリング部では、ボーカル音声、CDプレーヤーの再生音などのオーディオ音声を本体内にサンプルとして取り込み、鍵盤で演奏できるよ うにするサンプラー機能が備わっています。サンプルを本体内に取り込む(録音する)ことをサンプリングといいます。 重 要 サンプリングを実行するには、別売のDIMMを本体に取り付ける必要があります(289ページ)。 n 外部のオーディオ音声を本体内にサンプルとして取り込む方法として、コンピューター上で扱われる既存のウェーブ(WAV/AIFFファイル)を、ファイル モードで本体にロードする方法もあります。 スマートメディア/ USB記憶装置 サンプリングソース サンプリング実行前に、[INTEGRATED SAMPLING] → [F2] SOURCE → Source (ソース)で、 どの端子からの入力音声を録音元にするかを決めます。 マイクなど CDやMDなど データレート S400対応 mLAN機器 USB 3.
内部構成 サンプリングによって作られるデータ ノートデータ サンプリングによって本体に取り込まれるのがウェーブ(波形)データ であることは、モードに関係なく同じですが、それに附随するパラ メーターについてはモードや設定によって違います。以下に、サン プリングによって作られるものをまとめて説明します。 ソングモード/パターンモードの[INTEGRATED SAMPLING] → [F2] SOURCE画面でType = sample+noteと設定した上でサンプ リングを行なうと、取り込んだサンプル(ウェーブ)を特定の鍵盤に割 り当てることでサンプルボイスを作り、下図のようなMIDIシーケン スデータを指定のトラックに記録します。 ● 全モード共通で作られるデータ サンプル サンプル(ウェーブ) サンプリングしたときに本体内に取り込まれる生のオーディオデー タのことです。 キーバンク 本体内に取り込んだサンプルデータを割り当てるキー (ノート)とベ ロシティの範囲を、キーバンクといいます。 特定の鍵盤に割り当てて サンプルボイスとする ウェーブフォーム サンプルデータが割り当てられたたキーバン
内部構成 ウェーブフォームとユーザーボイス/サンプルボイス ウェーブフォーム (ユーザー001〜1024) パターン64 001 ボイス/パフォーマンスモードから サンプリングモードに入った場合 パターン02 002 サンプリング パターン01 003 A ユーザーボイス B C P 004 16セクション 001 005 002 003 パターン 006 004 トラック1 007 005 パターンモードから サンプリングモードに入った場合 サンプリング トラック2 008 トラック3 128 009 ボイス/パフォーマンスモードから ファイルモードに入った場合 010 トラック16 WAVファイル/ AIFFファイルのロード M O T I F E S の し く み パターンモードから ファイルモードに入った場合 WAVファイル/ AIFFファイルのロード サンプルボイス(各トラックに録音) 1023 ソング64 1024 トラック1 ソング02 トラック2 トラック1 ソング01 トラック3 トラック2 トラック1 トラック3 ト
内部構成 トリガーモード [INTEGRATED SAMPLING] → [F6] REC → TrggrMode サンプリングの基礎知識として、トリガーモードについて説明しま す。トリガーモードとは、実際のサンプリングをスタートさせる 「きっかけ」を決める設定です。 ■ ボタン操作でスタートする方式 [INTEGRATED SAMPLING] → [F6] REC → TrggrMode = manual (マニュアル) サンプリングレコードスタンバイ画面で、[F6] RECボタンを押すと すぐにサンプリングがスタートする方式です。入力音声のレベルや ソング/パターンの再生/停止に関係なく、サンプリングをスタート します。 ■ ソング/パターンが任意の再生位置に来たら自動的 にスタートする方式 [INTEGRATED SAMPLING] → [F6] REC → TrggrMode = meas (メジャー ) この方式は、ソングモード/パターンモードからサンプリングモード に入った場合で、サンプリングタイプを「Slice+Seq」または 「Sample+Note」に設定したときだけ有効です。 サ
内部構成 サンプル(ウェーブ)の再生方法 ■ リバース再生 [INTEGRATED SAMPLING] → [EDIT] → [F3] PARAM → PlayMode (プレイモード) 取り込んだサンプルを鍵盤を弾いて鳴らす場合、3種類の再生方法を 選ぶことができます。 [INTEGRATED SAMPLING] → [EDIT] → [F3] PARAM → PlayMode (プレイモード) = reverse 鍵盤を弾くたびに、サンプルのエンドポイントからスタートポイン トまでを1度だけ逆再生する方法です。リバースシンバルなどの特殊 効果をねらったサウンドを作るのに便利です。 ■ ワンショット再生 [INTEGRATED SAMPLING] → [EDIT] → [F3] PARAM → PlayMode (プレイモード) = oneshot 鍵盤を弾くたびに、サンプルのスタートポイントからエンドポイン トまでを1度だけ再生する方法です。ドラムやパーカッションなどの 比較的音の短いサンプルを再生する場合にこの方法を使います。 スタートポイント M O T I F E S の し く み
内部構成 エフェクト部 音源部から出力された音声に、残響、広がり、厚みなど、さまざま な効果をかけ音を加工する装置です。DSP (デジタルシグナルプロ セッサー )と呼ばれる回路を用いてエフェクトの処理を行ないます。 音作りの最終段階でエフェクトを活用することによって、さらに表 現力を加えます。 エフェクトの構成 エフェクト部は、システムエフェクト、インサーションエフェクト、 マスターエフェクト、パートイコライザー、マスターイコライザー から構成されています。 ■ プラグインインサーション エフェクトプラグインボード(74ページ)を装着した場合の、インサー ションエフェクトです。ボイスモード以外のモードで機能します。 n 各モードでのプラグインインサーションエフェクト関連設定画面につ いては、179ページ、180ページをご参照ください。 ■ マスターエフェクト 音声の最終出力段階で本体サウンド全体にかけるエフェクトです。 8個のマスターエフェクトタイプがあります。 n 各モードでのマスターエフェクト関連設定画面については、179ペー ジ、180ページをご参照ください。 ■ システムエフェクト(リバー
内部構成 ■ イコライザー (EQ) ● パートEQ 一般的にイコライザー (EQ)は、アンプやスピーカー、部屋の特性に 合わせ音場環境を補正するために使用します。その設定は、音をい くつかの周波数帯域(バンド)に分けて、各帯域のレベル(ゲイン)を上 げ下げすることで、サウンドを補正します。演奏する曲のジャンル に合わせてサウンドを補正することで「クラシックはより繊細に、 ポップスはより明確に、ロックはよりダイナミックに」というよう に、曲の特長を引き出し、音楽をより楽しめる環境を作ります。 本体には、3種類のEQ (エレメントEQ、パートEQ、マスター EQ) が搭載されています。 パフォーマンス/ソング/パターン各パートのサウンドにかける、3バ ンドのEQです。高周波数域と低周波数域はシェルビングタイプ、中周 波数域はピーキングタイプです。 ゲイン (Gain) Q(周波数特性) + 0 周波数 (Freq) ● エレメントEQ – [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → エレメント選択/キー選択 → [F6] EQ ノーマルボイスの各エレメント、ドラムボイスの各キーが持
内部構成 各モードでのエフェクト接続 ● ボイスモード ボイスモードでのエフェクト設定はボイスごとに設定し、ユーザーボイスとして内部フラッシュ ROMに保存します。ただし、マスターエフェ クトとマスター EQは全ボイス共通の設定で、ユーティリティモードで設定したあと[STORE]ボタンを押すことで、システム設定として内部 フラッシュ ROMに保存します。 [VOICE] → ボイス選択 → [EDIT] → [COMMON] → [F6] EFFECT → [SF1] CONNECT システムエフェクト リバーブ(REV)、コーラス(CHO) インサーション エフェクト 音源部 リターン レベル センド レベル [VOICE] → [UTILITY] → [F3] VOICE → [SF2] MEF (全ボイス共通) エレメントまたはキー エレメントEQ マスターエフェクト 出力 マスターEQ [VOICE] → [UTILITY] → [F3] VOICE → [SF1] MEQ (全ボイス共通) エレメントごとに(ドラムボイスの場合は ドラムキーごとに)、インサーションA、Bの
内部構成 ● ソングモード/パターンモード ソングモード/パターンモードでのエフェクト設定はソング/パターンごとに設定し、ソングミキシングストアモード/パターンミキシングスト アモードで内部DRAMに保存(ストア)したあと、ファイルモードでスマートメディア/USB記憶装置に保存(セーブ)します。 [SONG]または[PATTERN] → ソング/パターン選択 → [MIXING]→ [EDIT] → [COMMON] → [F6] EFFECT → [SF1] CONNECT システムエフェクト リバーブ(REV)、コーラス(CHO) *5 センド レベル 音源部 *3 パート1〜16 リターン レベル パート1 インサーションエフェクト (VCE INS) パート1 パートEQ *4 A *6 マスターエフェクト マスターEQ 出力 B *2 [SONG]または[PATTERN] → ソング/パターン 選択 → [MIXING] → [EDIT] → [COMMON] → [F2] MEQ/MEF → [SF2] MEF プラグインパート1〜3 (シングルプラグイン ボード
MIDIについて MIDIについて MIDI (ミディ )は、Musical Instrument Digital Interfaceの頭文字をとったもので、楽器同士を接続して演奏情報や音色情報などをやりとり するために作られた世界統一の規格です。世界統一規格ですから、メーカーや楽器の種類が違ってもデータをやりとりできます。 MIDIでは、 「鍵盤を弾く｣、｢ボイスを選ぶ｣といった演奏に関する情報以外に、画面を切り替えるための情報や、テンポをコントロールするた めの情報など、さまざまな情報をやりとりできます。これらの情報をフルに活用すると、鍵盤やコントローラーを使って演奏するだけではな く、パートごとのパンやリバーブの深さを変えたり、エフェクトの設定を変更するなど、本体パネルで設定するパラメーターのほとんどを、外 部MIDI機器からMIDIを通してコントロールできます。 MIDIチャンネル MIDIの情報には、MIDIチャンネルという1〜16の番号が割り当てられています。このMIDIチャンネルを使って、1本のMIDIケーブルで同時 に16パート分の情報を送る仕組みになっています。 MIDIチャンネルは、テ
MIDIについて チャンネルメッセージ チャンネルメッセージは、チャンネルごとに個別に送られる、演奏 についての情報のことです。 ■ ノートオン/オフ 鍵盤の演奏情報を伝えるメッセージです。 ノートオンは鍵盤を押さえたときに送信されるメッセージで、ノー トオフは鍵盤を離したときに送信されるメッセージです。 各メッセージには、どの鍵盤を演奏したかを示す｢ノートナンバー｣ と、どれくらいの強さで演奏したかを示す｢ベロシティ｣という2種類 のデータが含まれます。 ノートナンバーの受信範囲は、中央のド(C3)を60として、0 (C -2) 〜127 (G8)です。ベロシティの情報はノートオンにのみ含まれ、 受信範囲は1〜127です。 ■ コントロールチェンジ ボリュームやパンなどをコントロールするメッセージです。いろい ろな種類のコントロールチェンジには、それぞれコントロールナン バーが付いています。 バンクセレクトMSB (コントロールナンバー 000) バンクセレクトLSB (コントロールナンバー 032) M O T I F E S の し く み 外部機器からボイスのバンクを選択するMIDIメッセー
MIDIについて リリースタイム(コントロールナンバー 072) パートごとのAEGリリースタイムを調節するMIDIメッセージです。 0〜127の値を−64〜＋63に置き換えて元のボイスデータに加減 され、リリースタイムが変更されます。 アタックタイム(コントロールナンバー 073) パートごとのAEGアタックタイムを調節するMIDIメッセージです。 0〜127の値を−64〜＋63に置き換えて元のボイスデータに加減 され、アタックタイムが変更されます。 ブライトネス(コントロールナンバー 074) パートごとのフィルターカットオフ周波数を調節するMIDIメッセー ジです。0〜127の値を−64〜＋63に置き換えて元のボイスデー タに加減され、カットオフ周波数が変更されます。 ディケイタイム(コントロールナンバー 075) パートごとのAEGディケイタイムを調節するMIDIメッセージです。 0〜127の値を−64〜＋63に置き換えて元のボイスデータに加算 され、ディケイタイムが変更されます。値を大きくすると立ちあが り後の余韻が長くなります。 エフェクトセンドレベル1 (リバーブデプス) (コントロー
MIDIについて モノ(コントロールナンバー 126) MIDIマスターボリューム オールサウンドオフを受信したときと同じ処理を行ない、3rd byte (モノ数)が0〜16の範囲内にあればそのチャンネルのパートをモノ モードにします。 すべてのチャンネルの音量を一度にコントロールするためのシステ ムエクスクルーシブメッセージです。 mmには、音量を設定します(llは無視)。 ポリ(コントロールナンバー 127) オールサウンドオフを受信したときと同じ処理を行ない、そのチャ ンネルのパートをポリモードにします。 ■ プログラムチェンジ ボイスを選択するためのMIDIメッセージです。バンクセレクトと組 み合わせて使用すると、すべてのバンクのボイスをMIDIで選択でき るようになります。 ボイスリストについては、別冊の「データリスト」をご参照ください。 n プログラムチェンジを0〜127で設定する場合は、データリストの No.から1を引いた数で指定します。たとえば、No.
内部メモリーとファイル管理 内部メモリーとファイル管理 MOTIF ESでは、ボイス、パフォーマンス、ソング、パターンなど、さまざまなデータを作成することになります。ここでは、これらデータ の管理方法や、データが保存されるメモリーについて説明します。 データの保存 本体で制作したさまざまなデータの保存方法として、下記3種類があります。 ● ストア 制作したデータを、内部メモリー (ユーザーメモリー )に保存する機能名です。各データのストアは、それぞれ下記画面で行ないます。 ボイス [VOICE] → ボイス選択 → [STORE] 85ページ パフォーマンス [PERFORM] → パフォーマンス選択 → [STORE] 91ページ ソングミキシング [SONG] → ソング選択 → [MIXING] → [STORE] 131ページ パターンミキシング [PATTERN] → パターン選択 → [MIXING] → [STORE] 131ページ ミキシングボイス [SONG]または[PATTERN] → ソング/パターン選択 → [MIXING] → [F5] VCE ED
内部メモリーとファイル管理 メモリー構成 MOTIF ESの各機能と、内部メモリー /外部機器との関係は以下のとおりです。 内部メモリー リコールバッファ コンペアバッファ (DRAM) 内部でのデータ通信 外部機器とのデータ通信 プリセットデータ(ROM) ・ボイス ・プラグインボイス ・プリセットフレーズ(パターン) ・プリセットアルペジオ ・デモ ただし、 マスター、 ユーティリティ設定は除きます。 MIDI機器またはコンピューター シーケンスソフトウェア 付属のCD-ROMのボイスエディター 付属のCD-ROMの マルチパートエディター バルクダンプ*1 ユーザーメモリー バ エディットバッファ (DRAM) ル ク ダ ン プ* 1 *2 スマートメディア、USB記憶装置 フラッシュROM ファイル拡張子「.W7V」 「.W7E」 ・ユーザーボイス(ノーマル、 ドラム) ・ボイスエディット ・ファイル拡張子「.WAV」 「.
内部メモリーとファイル管理 内部メモリー メモリー構成(前ページ)の中で出てくる用語について説明します。 ● フラッシュ ROM ROM (ロム=Read Only Memoryの略)とは、読み出し専用のメモリーのことで、従来はデータを書き換えることはできませんでした。それに 対してフラッシュ ROMは、従来のROMと違ってデータの消去/書き込みができるROMです。フラッシュ ROM上のデータは、電源を切って も消えることがありません。 ● DRAM RAM (ラム=Random Access Memory)は、読みだし/書き込みの両方が可能なメモリーのことです。RAMには、記憶を保持できる条件によ りSRAM (Static RAM)とDRAM (Dynamic RAM)の2種類があります。本体に搭載されている DRAM上のデータは電源を切ると消えてし まいますので、電源を切る前に、スマートメディアやUSB記憶装置への保存(セーブ)が必要です。 ● DIMM (別売拡張メモリー ) サンプリング機能を使うときや、ウェーブフォーム/WAVファイル/AIFFファイルをロードするときには、 DIMMをあら
ボイスプレイモード リファレンス ボイスモード ■ データ制作の流れ ボイスプレイモードとボイスエディットモードで、さまざまなパラメーター値を設定することでボイスデータを作ります。 ボイスジョブモードでは、初期化などデータ制作をサポートする機能(ジョブ)が使えます。 データ制作が完了したら、ボイスストアモードで、内部メモリー (フラッシュ ROM)上のユーザーバンクにデータを保存(ストア)します。さら にバックアップをとっておきたい場合は、ファイルモードでスマートメディア/USB記憶装置に保存(セーブ)します。 ボイスプレイモード [VOICE] → ボイス選択 ボイスパラメーターの本格的な編集(エディット)は、ボイスエディットモードで行ないますが、ボイスプレイモードでも簡単なエディットがで きます。エディットで設定した各パラメーターの値は、一部を除き、ユーザーボイスとして内部メモリー (フラッシュ ROM)に保存できます。 n ボイスプレイモードやボイスエディットモードでは、各ボイスに対するパラメーターを設定します。全ボイスに共通のパラメーター (マスター EQ、マスター エフェクトなど)は、ユーテ
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 コモンエディット PortaSw (ポルタメントスイッチ) 現在選択されているボイスで鍵盤演奏したときに、 ポルタメント効果をかけるか(on)かけないか(off)を設定します。 PortaTime (ポルタメントタイム) ポルタメントのピッチ変化にかかる時間を設定します。値を大きくするほど音程の変化にかかる時間が長くなります。 PortaMode (ポルタメントモード) ポルタメントモードを設定します。ポルタメントモードの設定によってポルタメントを機能させる方法が決まります。 設定値: off、on 設定値: 0 〜 127 設定値: fingered、fulltime fingered (フィンガード)...... レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をしたときにだけ、ポルタメントの効果が かかります。 fulltime (フルタイム)............
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 [SF2] PLY MODE (プレイモード) Mono/Poly (モノ/ポリ) コモンエディット 音源部の発音のさせかたやマイクロチューニングに関するパラメーターが用意されています。 発音方式を選択します。mono (モノ)は単音演奏用、 poly (ポリ)は和音演奏用の発音方式です。 設定値: mono、poly KeyAsgnMode (キーアサインモード) キーアサインの方式を選択します。single (シングル)は、音源側で同一ノートを受信したとき、先に発音された音 を鳴らなくする設定です。また、multi (マルチ)は、同一ノートを受信したときに、次々とチャンネルを割り当て て複数発音させる設定です。 設定値: single、multi M. TuningNo. (マイクロチューニングナンバー ) 現在選択されているボイスで使用するマイクロチューニング(音律)を設定します。平均律をはじめ、全部で13種類 の音律が用意されています。 設定値: マイクロチューニングリスト(209ページ)をご参照ください。 M.
ボイスエディットモード RevSend (リバーブセンド) ノーマルボイス選択 コモンエディット インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)の、リバーブエフェクトヘのセンドレベル を設定します。パネルのノブを使って、直接この値を設定することもできます。 設定値: 0 〜 127 ChoSend (コーラスセンド) インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)の、コーラスエフェクトヘのセンドレベル を設定します。パネルのノブを使って、直接この値を設定することもできます。 n ボイスモードでのエフェクト接続については、179ページをご参照ください。 [F3] ARP (アルペジオ) [SF1] TYPE (タイプ) Bank (バンク)、 Ctgr ( カテゴリー )、 Type (タイプ) アルペジオのタイプやテンポなど、アルペジオ演奏の基本となるパラメーターが用意されています。 アルペジオタイプを、バンク、カテゴリーを設定した上で選びます。Type (タイプ)の左にある数字は、カテゴ リー内の通し番号です。ここでユーザーアルペジオ(Bank=
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 VelocityLimit (ベロシティリミット) コモンエディット アルペジオを発生させる押鍵の強さ(ベロシティ )の、最低値と最高値を設定します。ここで設定した最低値と最高 値の間のベロシティで鍵盤を押したときに、アルペジオが鳴ります。 設定値: 1〜127 n 93〜34のように最低値と最高値が逆になるような設定を行なった場合、1〜34と93〜127の範囲の押鍵でアルペジオが 鳴ります。 [SF3] PLAY FX (プレイエフェクト) アルペジオのプレイエフェクトに関する設定を行ないます。プレイエフェクトとは、アルペジオを再生する際に、 MIDIノートの発音タイミングやベロシティなどを一時的に修正/変更する機能です。演奏のグルーブ感(ノリ)を変 更できます。 UnitMultiply (ユニットマルチプライ) アルペジオ再生の時間を伸ばしたり、縮めたりします。たとえば、値を200％に設定すると、元の再生時間の2倍 となり、結果としてテンポが半分にダウンします。また、逆に値を50％に設定すると、元の再生時間の半分にな り、テンポは倍のスピードに
ボイスエディットモード Speed (スピード) ノーマルボイス選択 コモンエディット LFOウェーブの変化の速さを設定します。値が大きいほどスピードが上がります。 設定値: 0 〜 63 TempoSync (テンポシンク) LFOウェーブの変化の速さを、アルペジオ/ソング/パターンの再生テンポと同期させるかどうかを設定します。 設定値: off (同期させない)、on (同期させる) TempoSpeed (テンポスピード) TempoSync (テンポシンク)=onのときに有効なパラメーターで、LFOウェーブの変化の速さを音符で設定します。 設定値: 16th (16分音符)、8th/3 (8分音符の3連符)、16th. (付点16分音符)、8th (8分音符)、4th/3 (4分音符の3連符)、8th. (付点8分音符)、4th (4分音符)、2nd/3 (2分音符の3連符)、4th. (付点4分音符)、2nd (2分音符)、whole/3 (全音符の3 連符)、2nd.
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 コモンエディット [SF3] PHASE (フェーズ) Phase (フェーズ) LFOウェーブがリセットされたときの、 初期位相を設定します。 Phase(フェーズ) 設定値: 0、90、120、180、240、270 時間 位相 0° Offset EL1 〜 EL4 90° 180° 270° 120° 240° Phase (フェーズ)パラメーターで設定された値からのオフセット値を、エレメント別に設定します。 設定値: +0、+90、+120、+180、+240、+270 [SF4] BOX1-3 (ボックス1-3) ElementSw (エレメントスイッチ) Dest (デスティネーション) LFOウェーブによる変調先や変調の深さを設定します。変調先を選ぶページ(BOX)として3ページあり、目的に応 じて複数の変調先を選びます。 各エレメントに対してLFOウェーブでの変調を有効にするか、無効にするかを選択します。各エレメント対応する 1〜4の番号を表示させると有効になり、番号を表示させなければ無効になります。 LFOウェーブで変
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 エレメントエディット InsB Ctgry (インサーションBカテゴリー ) InsB Type (インサーションBタイプ) インサーションエフェクトBのタイプを選択します。 Reverb Type (リバーブタイプ) リバーブエフェクトのタイプを選択します。 Chorus Ctg (コーラスカテゴリー ) Chorus Typ (コーラスタイプ) コーラスエフェクトのタイプを選択します。 Reverb Send (リバーブセンド) インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)のリバーブエフェクトヘのセンドレベルを 設定します。 設定値: 0 〜 127 Chorus Send (コーラスセンド) インサーションエフェクトA/Bで処理された信号(またはバイパス信号)のコーラスエフェクトヘのセンドレベルを 設定します。 設定値: 0 〜 127 Reverb Return (リバーブリターン) リバーブエフェクトで処理された信号のリターンレベルを設定します。 Chorus Return (コーラスリターン) コー
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 DelayTempo (ディレイテンポ) エレメントエディット DelayTempoSync (ディレイテンポシンク)=onの場合に有効なパラメーターで、キーオンディレイのタイミング を音符で設定します。 設定値: 16th (16分音符)、8th/3 (8分音符の3連符)、16th. (付点16分音符)、8th (8分音符)、4th/3 (4分音符の3連符)、8th. (付点8分音符)、4th (4分音符)、2nd/3 (2分音符の3連符)、4th. (付点4分音符)、2nd (2分音符)、whole/3 (全音符の3 連符)、2nd.
ボイスエディットモード [SF3] PEG (ピッチエンベロープジェネレーター ) ノーマルボイス選択 エレメントエディット PEG (ピッチエンベロープジェネレーター )のタイムとレベル(ピッチ変化の量)の設定を行ないます。鍵盤を弾いた 瞬間から、音が消えるまでのピッチの時間的な変化を作ります。 LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 HOLD (ホールド) ATK (アタック) DCY1(ディケイ1) DCY2 (ディケイ2) REL(リリース) TIME ホールドタイム アタックタイム ディケイ1タイム ディケイ2タイム リリースタイム LEVEL ホールドレベル アタックレベル ディケイ2レベル ディケイ2レベル リリースレベル DEPTH (デプス) デプス 設定値: TIME (タイム) 0 〜 127 LEVEL (レベル) -128 〜 0 〜 +127 DEPTH (デプス) -64 〜 0 〜 +63 n PEGの詳細は、160ページをご参照ください。 [SF4] KEY FLW ( キーフォロー ) 弾く鍵盤に
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 Resonance (レゾナンス)/ Width (ウィズ) エレメントエディット このパラメーターは、現在Typeで選ばれているフィルターの種類によって表示が切り替わります。LPF、HPF、 BPF (BPFwを除く)、BEFが選ばれている場合はResonance (レゾナンス)、BPFwの場合はWidth (ウィズ)とな ります。Resonance (レゾナンス)の場合は、レゾナンス効果の強さを設定します。ここでの設定により、Cutoff で設定したカットオフ周波数近くの信号を持ち上げ、音にクセをつけることができます。Width (ウィズ)の場合 は、BPFwによって通過させる周波数帯域の幅を設定します。 設定値: 0 〜 127 Distance (ディスタンス) デュアルタイプのフィルター (同じタイプのフィルターを並列に接続したもの)、およびLPF12+BPF6の、2つの カットオフ周波数の距離(差)を設定します。 設定値: 0 〜 255 HPFCutoff (ハイパスフィルターカットオフ) ハイパスフィルターのキーフォロー (弾く鍵盤に
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 エレメントエディット EGTimeSens (EGタイムセンシティビティ ) 各エレメントのタイムスケールの感度(弾く鍵盤によってFEGの変化の速さをコントロールする度合)を調節します。 CenterKey (次のパラメーター )で指定した鍵盤によって作られるFEGの変化の速さが基準となります。 値をプラス に設定すると、 低音部の鍵盤を弾いたときほどゆっくりとした時間変化が得られ、高音部の鍵盤を弾いたときほど速 い時間変化が得られます。マイナスに設定した場合はその逆になります。 FCenterKey (センターキー ) 上記EGTime Sensの基準ノートを設定します。ここで設定したノートではFEGで設定した音色変化の速さがその まま得られます。それ以外のノートではEGTimeで設定した値に比例した音色変化の速さになります。 設定値: -64 〜 0 〜 +63 設定値: C -2 〜 G8 n [INFORMATION]ボタンを押しながら鍵盤を押すことでも、基準ノートを設定できます。「基本操作」(53ページ)をご参照く ださい。 【カットオフ
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 Level (レベル)、 Curve (カーブ) エレメントエディット ベロシティに対するレベル(音量)の感度を設定します。 Level (レベル)をプラスに設定すると、鍵盤を強く弾いたと き大きな音量が得られ、マイナスに設定した場合はその逆になります。 また、Curve (カーブ)はベロシティに応じた 音量の変化のしかたを示しており、5種類が用意されています。 設定値: Level (レベル) -64 〜 0 〜 +63 設定値: Curve (カーブ) 0 〜 4 [SF3] AEG (アンプリチュードEG) AEG (アンプリチュードエンベロープジェネレーター )のタイム設定を行ないます。鍵盤を弾いた瞬間から、音が 消えるまでの音量の時間的な変化を作ることができます。 LCD画面で表示している各パラメーターは以下のようになります。 INT (イニシャル) TIME LEVEL --イニシャルレベル ATK (アタック) DCY1(ディケイ1) DCY2 (ディケイ2) REL (リリース) アタックタイム ディケイ1タイム ディケ
ボイスエディットモード ノーマルボイス選択 エレメントエディット [F5] LFO LFOに関する設定を行ないます。LFOは低周波の信号を発生する発振器で、このLFOの信号波形を使ってピッチ/フィルター /アンプリチュードを変調し、 ビブラート/ワウワウ/トレモロなどの効果を作ります。 Wave (ウェーブ) LFOのウェーブを選択します。ここで選んだウェーブを使って、さまざまな音の揺れ方を作り出します。 設定値: saw、tri、squ tri (三角波) saw (鋸歯状波) Speed (スピード) squ (矩形波) LFOウェーブの変化の速さを設定します。値が大きいほどスピードが上がります。 設定値: 0 〜 63 KeyOn Reset (キーオンリセット) これをonに設定すると、鍵盤を押したときに必ずLFOの発振がリセットされるようになります。 設定値: off、on Off On 時間 キーオン KeyOnDelay (キーオンディレイ) 時間 キーオン 鍵盤を弾いてからLFOの効果が始まるまでの時間を設定します。値が大きいほどLFOの効果が始まるまでの時
ボイスエディットモード ドラムボイス選択 コモンエディット ドラムボイスを選択した場合 ドラムボイスを構成する(最大で)73個のキー (打楽器が割り当てられた鍵盤)に共通した設定を編集するコモンエディットと、キー別の設定を 編集するキーエディットの2種類に分かれます。 コモンエディット [VOICE] →ドラムボイス選択 → [EDIT] → [COMMON] 全キーに共通(コモン)した設定をエディット(編集)するモードです。 [F1] GENERAL (ジェネラル) [SF1] NAME (ネーム) ノーマルボイスのコモンエディット(189ページ)と同じです。 [SF3] MEQ OFS (マスター EQオフセット) [SF5] OTHER (アザー ) [F2] OUTPUT (アウトプット) ノーマルボイスのコモンエディット(190ページ)と同じですが、以下の2つのパラメーターが追加されます。 InsRevSend (インサーションリバーブセンド) InsChoSend (インサーションコーラスセンド) インサーションエフェクトA/Bを通ったドラムキーの、リバーブエフェクトヘのセンドレ
ボイスエディットモード Category (カテゴリー ) ドラムボイス選択 キーエディット 使用したいウェーブ/ボイスのカテゴリーを選択します。カテゴリーを切り替えると、そのカテゴリーの最初の ウェーブ/ボイスが選ばれます。 設定値: ウェーブ/ ボイスのカテゴリーの種類については別冊データリストをご参照ください。 [SF2] OUTPUT (アウトプット) InsEffOut (インサーションエフェクトアウト) ドラムボイスを構成する各ドラムキーの出力に関する設定を行ないます。 各ドラムキーから出る信号の出力先のインサーションエフェクトユニットを選択します。thruを選択すると、イン サーションエフェクトをバイパスします。 設定値: thru (スルー )、ins A (インサーションエフェクトA)、insB (インサーションエフェクトB) RevSend (リバーブセンド) インサーションエフェクトをバイパスさせたドラムキーの、リバーブエフェクトへのセンドレベルを設定します。 上記でInsEffOut=thru (スルー )を設定した場合のみ、有効な値です。 設定値: 0 〜127 C
ボイスエディットモード ドラムボイス選択 キーエディット [SF2] VEL SENS (ベロシティセンシティビティ ) LPFCutoff (ローパスフィルターカットオフ) ローパスフィルターのカットオフ周波数に対するベロシティの感度を設定します。値をプラスに設定すると、鍵盤 を強く弾いたときほどカットオフ周波数が高いほうへ移動し、大きな音色変化が得られます。マイナスに設定した 場合はその逆になります。 設定値: -64 〜 0 〜 +63 [F4] AMP (アンプリチュード) [SF1] LVL/PAN (レベル/パン) Level (レベル) ドラムボイスを構成する各キー (楽器音)の、レベルやパン(ステレオ出力定位)に関する設定を行ないます。 各キー (鍵盤)の出力レベルを設定します。ここでの設定により、キー (鍵盤)間の出力バランスを調節します。 設定値: 0 〜 127 Pan (パン) 各ウェーブのパンを設定します。ここでの設定により、ドラムボイス(ドラムキット)の各打楽器音のステレオ定位を調節 できます。 また、ここでの設定が以下のオルタネート、ランダムの各パン設定の基準位置
ボイスエディットモード プラグインボイス選択 コモンエディット プラグインボイスを選択した場合 コモンエディットとエレメントエディットの考え方についてはノーマルボイスの場合と同じです。ただし、プラグインボイスエディットでは エレメントは1つです。 n プラグインボードによっては、これから説明するパラメーターが効果しない場合があります。 n 現在発売されているプラグインボードについては、74ページをご参照ください。 コモンエディット [VOICE] → プラグインボイス選択 → [EDIT] → [COMMON] [F1] GENERAL (ジェネラル) [SF1] NAME (ネーム) ノーマルボイスのコモンエディット(189ページ)と同じです。 [SF2] PLY MODE (プレイモード) ノーマルボイスのコモンエディット(190ページ)と同じです。 ただし、マイクロチューニングの設定はありません。 [SF3] MEQ OFS (マスター EQオフセット) ノーマルボイスのコモンエディット(190ページ)と同じです。 [SF4] PORTA (ポルタメント) ノーマルボイスのコモ
ボイスエディットモード プラグインボイス選択 PMod (ピッチモジュレーションデプス) アフタータッチのコントロールでピッチを周期的に変化させる設定です。値が大きいほどピッチの変化幅が広くな ります。 設定値: 0 〜 127 FMod (フィルター モジュレーションデプス) アフタータッチのコントロールでフィルターのカットオフ周波数を周期的に変化させる設定です。値が大きいほど カットオフ周波数の変化幅が広くなります。 設定値: 0 〜 127 AMod (アンプリチュード モジュレーションデプス) アフタータッチのコントロールで音量を周期的に変化させる設定です。 値が大きいほど音量の変化幅が広くなります。 [SF4] AC (アサイナブルコントロール) 特定のコントロールチェンジ(アサイナブルコントロール)で、プラグインボイスのフィルターをコントロールした り、プラグインボイスのピッチ/フィルター /アンプリチュードに変調をかけることができます。この画面では、特 定のコントロールチェンジ(ソース)と、それによってコントロールされるパラメーターの深さを設定します。 Src (ソース)
ボイスエディットモード プラグインボイス選択 エレメントエディット [F2] PITCH (ピッチ) ここではPEG (ピッチエンベロープジェネレーター )に関する設定を行ないます。PEGの設定により、鍵盤を弾いた瞬間から、音が消えるまでのピッチの時間 的な変化を作ります。 LCD画面に表示されている各パラメーターは、以下のようになります。 オリジナルピッチ ピッチ INT (イニシャル) TIME LEVEL --- ATK ( アタック) アタックタイム イニシャルレベル --- DCY1 ( ディケイ１) DCY2 (ディケイ2) REL (リリース) --- --- リリースタイム --- --- リリースレベル イニシャル レベル DEPTH (デプス) リリースレベル --- 0 設定値: -64 〜 0 〜 +63 アタックタイム リリースタイム 時間 キーオフ [F3] FILTER (フィルター ) HPFCutoff (HPFカットオフ) プラグインボイスのHPF (ハイパスフィルター )のカットオフ周波数を設定します。 設定値:
ボイスジョブモード エレメントエディット ボイスジョブモード [VOICE] → ボイス選択 → [JOB] ボイスデータの初期化など、データ制作のサポートとなる機能(ジョブ)を実行するモードです。 各ジョブ画面で、必要な設定を行なったあと、[ENTER]ボタンを押してジョブを実行します。 [F1] INIT (イニシャライズ) ボイスの初期設定データを呼び出す(イニシャライズする)ことができます。コモンデータ、各エレメント/ドラムキー単位のデータなど、イニシャライズ(初期 化)するデータの種類を指定することができます。すでに作成されているボイスを基に変更するのではなく、最初からオリジナルのボイスを作る場合などに、エ ディットの前にこのイニシャライズを実行します。 イニシャライズするデータの種類 ノーマルボイスの場合 ........... ALL (すべてのデータ)、Common (コモンデータ: すべてのエレメントに共通のデータ)、EL1〜4 (エ レメント1〜4)、without Wave ドラムボイスの場合 ...............
補足資料 / 説明 補足資料/説明 マイクロチューニングリスト [VOICE] → [EDIT] → [COMMON] → [F1] GENERAL → [SF2] PLY MODE → M. TuningNo./M. TuningRoot (190ページ) M.TuningNo. 音律名 M.
補足資料 / 説明 HPF12 (ハイパスフィルター 12dB/oct) 12dB/octのHPF型ダイナミックフィルターです。 BEF12 (バンドエリミネートフィルター 12dB/oct) BEF6 (バンドエリミネートフィルター 6dB/oct) 音量 レゾナンス Dual BPF (デュアルBPF) 6dB/octのBPFを2つパラレル(並行)に組み合わせ たフィルターです。 カットされる部分 Distance (ディスタンス) 音量 周波数 中心周波数 そのまま通過する部分 周波数 カットオフ周波数は、低い方の周波数を 画面上で設定します。 そのまま通過する部分 BPF12D (バンドパスフィルター 12dB/octデジタル) レゾナンス 音量 カットされる部分 Dual LPF (デュアルLPF) 12dB/octのLPFを2つパラレル(並行)に組み合わ せたフィルターです。 カットされる部分 音量 Distance (ディスタンス) 12db/oct Dual BEF (デュアルBEF) 6dB/octのBEFを2つパラレル(並行)に組み合わせ たフィルターで
補足資料 / 説明 フィルタースケーリングの設定例 アンプリチュードスケーリングの設定例 [VOICE] → [EDIT] → エレメント選択 → [F3] FILTER → [SF5] SCALE (199ページ) カットオフ周波数=64のときに下記画面のように設定した場合、各 ブレークポイント (BREAK POINT) での周波数は以下のようにオ フセットされた値になります。また、これ以外の音では、設定され たブレークポイント (BREAK POINT) 間を直線で結んだ周波数と なります。 [VOICE] → [EDIT] → エレメント選択 → [F4] AMP → [SF5] SCALE ( 200ページ) 各エレメントの出力レベル=80のときに下記画面のように設定した 場合、各ブレークポイントでの出力レベルは以下のようにオフセッ トされた値になります。 また、これ以外の音では、設定されたブ レークポイント間を直線で結んだ周波数となります。 97 出力レベル カットオフ 周波数 81 90 74 84 68 76 60 ノート ノート ブレーク ブレーク ポイント1 ポイント
パフォーマンスプレイモード パフォーマンスモード ■ データ制作の流れ パフォーマンスプレイモードとパフォーマンスエディットモードで、さまざまなパラメーター値を設定することでパフォーマンスデータを作り ます。 パフォーマンスジョブモードでは、初期化などデータ制作をサポートする機能(ジョブ)が使えます。 データ制作が完了したら、パフォーマンスストアモードで、内部メモリー (フラッシュ ROM)上のユーザーバンクにデータを保存(ストア)しま す。さらにバックアップをとっておきたい場合は、ファイルモードでスマートメディア/USB記憶装置に保存(セーブ)します。 パフォーマンスプレイモード [PERFORM] → パフォーマンス選択 パフォーマンスパラメーターの本格的な編集(エディット)は、パフォーマンスエディットモードで行ないますが、パフォーマンスプレイモード でも簡単なエディットができます。エディットで設定した各パラメーターの値は、一部を除き、ユーザーパフォーマンスとして内部メモリー (フラッシュ ROM)に保存できます。 n パフォーマンスプレイモードでエディットできるパラメーターは、パフォーマンスエデ
パフォーマンスエディットモード コモンエディット [F5] EG ( エンベロープジェネレーター ) アンプリチュード(音量)とフィルターに関するEG (エンベロープジェネレーター )の設定をします。ここでの設定はパフォーマンスのパートエディットモードで のAEG設定(219ページ)、FEG設定(218ページ)に対するオフセットです。 パラメーターや設定内容については、ボイスプレイモードの場合と同じです。189ページをご参照ください。 [F6] ARP (アルペジオ) パフォーマンスモードでのアルペジオ再生に関する設定を行ないます。タイプを選択したりテンポを設定するなど、基本的にはボイスモードの場合と同じです が、パフォーマンスモードでは各パートでアルペジオを再生させるかどうかを設定できます。 下記パラメーター以外については、ボイスモードと同じです。189ページをご参照ください。 PartSw (パートスイッチ) アルペジオを再生する/しないをパート別に設定できます。チェックマークを入れたパートはアルペジオが再生さ れます。 パフォーマンスエディットモード [PERFORM] → パフォーマンス選択
パフォーマンスエディットモード コモンエディット [SF2] MEQ (マスター EQ) SHAPE (シェープ) パフォーマンスでは、全体の音質補正をパフォーマンスごとに設定できます。5バンドの帯域(LOW、LOWMID、 MID、HIGHMID、HIGH)で、それぞれの周波数付近の信号レベルを増減させます。 イコライザーのLOW (ロー )とHIGH (ハイ)を、シェルビングタイプ(特定の周波数以下あるいは以上の信号を盛り 上げたり削ったりするタイプ)で使用するか、ピーキングタイプ(特定の周波数帯の信号を盛り上げたり削ったりす るタイプ)で使用するかを設定します。 設定値: shelv (シェルビングタイプ)、peak (ピーキングタイプ) FREQ (フリケンシー ) ブースト/カットしたい中心周波数を設定します。 設定値: LOW (ロー )の場合: シェルビング32Hz〜2.0kHz、ピーキング63Hz〜2.
パフォーマンスエディットモード コモンエディット [F5] AUDIO IN (オーディオイン) A/D INPUT端子、mLAN端子(別売mLAN16Eを装着した場合)、DIGITAL IN端子またはOPTICAL IN端子(別売AIEB2を装着した場合)のいずれかから入力さ れるオーディオ音声を、本体の1パート(オーディオ入力パート)として扱い、エフェクトなどの設定をします。 n オーディオ入力パートについては、165ページをご参照ください。 [SF1] OUTPUT (アウトプット) Volume (ボリューム) オーディオ入力パートの音量(ボリューム)を設定します。 設定値: 0 〜 127 Pan (パン) オーディオ入力パートのパン(ステレオ定位)を設定します。 設定値: L63(左端) 〜 C(センター ) 〜 R63(右端) RevSend (リバーブセンド) オーディオ入力パートの、リバーブエフェクトヘのセンドレベルを設定します。 設定値: 0 〜 127 ChoSend (コーラスセンド) オーディオ入力パートの、コーラスエフェクトヘのセンドレベルを設定します。 設定値
パフォーマンスエディットモード パートエディット Reverb Return (リバーブリターン) リバーブエフェクトで処理された音声の、リターンレベルを設定します。 Reverb Pan (リバーブパン) リバーブエフェクトで処理された音声の、左右のアウトプットへのステレオ定位を設定します。 設定値: 0 〜127 設定値: L63 (左端) 〜 C (センター ) 〜 R63 (右端) [SF2] INS SW (インサーションスイッチ) 本体に搭載されているインサーションエフェクトは、最大で8パートまでかけることができます。この画面では、 どのパートにインサーションエフェクトをかけるかを設定します。 [SF3] PLG-EF (プラグインエフェクト) エフェクトプラグインボードPLG100-VHを装着した場合の、インサーションエフェクトに関するパラメーター 設定です。設定できるパラメーターについては、PLG100-VHの取扱説明書をご参照ください。 [SF4] REVERB (リバーブ) 選ばれているエフェクトタイプによって、パラメーターの数や画面構成が異なります。別冊データリ
パフォーマンスエディットモード Mode (モード) パートエディット ポルタメントモードを設定します。 設定値: full、fingr fingr (フィンガード).............. レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をした場合だけ、ポルタメントの効果がかか ります。 full (フル)................................
パフォーマンスエディットモード パートエディット DryLevel (ドライレベル) 各パートのドライレベル(システムエフェクトを通さないレベル)を設定することで、パート間のドライレベルのバ ランスを調節します。 設定値: 0 〜127 [SF3] SELECT (アウトプットセレクト) 各パートの音声を、リアパネルのどの端子から出力させるかを、設定します。 OutputSel (アウトプットセレクト) 各パートの出力先を選択することにより、各パートを別々の端子から出力させることができます。 InsEF (インサーションエフェクト) 各パートの音声がインサーションエフェクトを経由しているか(on)、していないか(off)を設定します。 設定値: 31ページをご参照ください。 設定値: on、off [F3] EQ (イコライザー ) EQ設定を、パフォーマンスパート別に行ないます。設定用の画面が下記2種類あり、[SF5]ボタンで切り替えることができますが、どちらの画面で設定しても 内容は同じです。使いやすい方の画面をご使用ください。 ・特定のパラメーターについてパート間でバランスをとり
パフォーマンスジョブモード Attack (アタックタイム) Decay (ディケイタイム) パートエディット FEG (フィルターエンベロープジェネレーター )の各パラメーター値を、パート別に設定します。 FEG (フィルターエンベロープジェネレーター )については、161ページをご参照ください。 設定値: -64 〜 0 〜 +63 Sustain (サステインレベル) Release (リリースタイム) [SF4] AEG (アンプリチュード エンベロープジェネレーター ) Attack (アタックタイム) Decay (ディケイタイム) Sustain (サステインレベル) 各パートでのAEG (アンプリチュードエンベロープジェネレーター )の設定を行ないます。 AEG (アンプリチュードエンベロープジェネレーター )の各パラメーター値を、パート別に設定します。 Sustain (サステインレベル)は、PLG (プラグイン)パートでは設定できません。 AEG (アンプリチュードエンベロープジェネレーター )については、162ページをご参照ください。 設定値: -64 〜 0 〜 +63
パフォーマンスストアモード パートエディット [F3] COPY (コピー ) 任意のパフォーマンス、または現在エディット中でストア(保存)していないパフォーマンス各パー トのデータやエフェクトのデータなどを、現在エディット中のパフォーマンスの任意のパートにコ ピーします。あるパフォーマンスが持っているデータを−部利用して、別のパフォーマンスを作成 する場合などに便利な機能です。 コピー元のパフォーマンス/パート コピー先のパフォーマンス (現在選ばれているパフォーマンス)/パート コピー元のパフォーマンス/ パート コピー元のパフォーマンスナンバーおよびパートを選びます。また、コピー元のパフォーマンスとしてCurrent (カレント=現在エディット中でストアしていないもの)も指定できます。 Type (タイプ): Part1〜4 (パート1〜4)、PartP1〜P3 (プラグインパート1〜3)、PartA1〜A5 (オーディオパート1〜5) コピー先のパフォーマンス (現在選ばれているパフォーマンス) /パート コピー先のパフォーマンスのパートを選びます。 Type (タイプ): Part1
ソングプレイモード ソングモード ■データ制作の流れ ソングは下記3種類のデータで構成されます。 • MIDIシーケンスデータ(ソングレコードモード、エディットモード、ジョブモードで制作) • セットアップデータ(ソングプレイモードで設定) • ミキシングデータ(ソングミキシングモード/ミキシングエディットモードで設定し、ストアモードで確定させる音源設定) 上記各モードでデータを制作したら、まずソングミキシングストアモードでソングミキシング設定をソングデータとして確定させます。 そのあと、ファイルモードでスマートメディア/USB記憶装置に保存(セーブ)します。 n ソング先頭での各トラックのノートイベント以外のデータ(ボイスナンバー、ボリューム、パン、エフェクトセンドレベルなど)は、MIDIシーケンスデータでは なくソングミキシングデータとして扱われます。 ソングデータ(MIDIシーケンスデータ、セットアップデータ、ミキシングデータ)は、DRAM (187ページ)上にあるため、電源を切ると消えてしまいます。 録音、エディット、ジョブ、ミキシング設定などによって作ったソングデータは、電源を切る前に必ずスマート
ソングレコードモード 録音待機モード PORT (ポート) 各トラックの演奏データのMIDI送信チャンネルのポートを設定します。offに設定すると、そのトラックの演奏 データはポート信号をともなわずにMIDI出力されます。なお、本体の内部音源でソング再生を鳴らす場合、プラグ インパート1〜3(シングルパートプラグインボード装着時)およびマルチプラグインパート17〜32 (PLG100XG装着時)が割り当てられているトラックのみ、ポート設定が有効です。内部音源パート1〜16が割り当てられた トラックはポート番号=1で固定です。 設定値: off、1〜3 n ポートメッセージは、USB TO HOST端子からのみ、出力できます。MIDI OUT端子からは出力されません。ポートナン バーを設定したトラックの演奏データをMIDI OUT端子から出力させても、ポートメッセージは出力されません。 [SF2] OUT SW (アウトプットスイッチ) INT SW (インターナルスイッチ) 各トラックの再生音を、本体内部音源に送信するかどうか設定します。 設定値: on、off EXT SW (エクスターナルスイ
ソングレコードモード Event (イベント) 録音待機モード レコーディングタイプにstep (ステップ)を選んだ場合にだけ、表示されるパラメーターです。ステップ録音で入 力するイベントを設定します。 設定値: note (ノート)、p.bend (ピッチベンド)、CC#000〜#119 (コントロールチェンジ) RecTrack (レコーディングトラック) 録音トラックを選択します。[F6]ボタンで16トラック録音(マルチトラック録音)にするか、1つのトラックの録音 にするかを選びます。 設定値: tempo (テンポ)、scene (シーン)、1〜16、multi (マルチトラック録音) (テンポ) ソングのテンポを設定します。 設定値: 001.0 〜300.
ソングレコードモード 録音中 [F6] ALL TR (オールトラック)/1TR (1トラック) [F6]ボタンで、16トラック録音(マルチトラック録音)にするか、1つのトラックの録音にするかを切り替えます。 録音中 [SONG] → ソング選択 → [I] (レコード) → [F] (プレイ) リアルタイム録音 クイックガイド(118ページ)をご参照ください。 ステップ録音 操作手順例を238ページで説明していますので、ご参照ください。 [F1] SETUP (セットアップ) ポインターとして入力位置を示しています ビートグラフ ビートグラフ ステップレコーディングで実際に音符を置いていく画面です。4/4拍子の場合、1ページに4拍分の画面が表示さ れ、1拍ずつ区切って小節数と拍数が表示されます。ビートグラフ上の1つの◇は32分音符の長さを表します。し たがって8個の◇で4分音符、32個の◇で全音符の長さになります。 たとえば、4/4拍子で、1小節の譜割りが「 Pointer (ポインター ) 音符やデータの入力位置を設定します。ビートグラフ上では、三角形の表示がポインターとして入力位
ソングエディットモード [F5] DELETE (デリート) ポインターの示している位置にある音符をすべて削除します。 [F6] BAK DEL (バックデリート) ポインターを1ステップタイム分だけ戻し、その位置にある音符をすべて削除します。 n 間違えた音符を入力した場合、ステップタイムを変えずに[F6]を押すと、入力前と同じ状態に戻ります。 ソングエディットモード [SONG] → ソング選択 → [EDIT] ソングエディットモードでは、録音したソングを、イベント単位でエディット(編集)できます。イベントとは、 「鍵盤を弾いた」(ノート)、 「音色を切り替えた」(プログラムチェンジ)など、トラックに記録されている個々の演奏データのことです。 [F1] CHANGE (チェンジ) 現在選択されているソングトラックのイベントリストが表示されます。操作説明は124ページをご参照ください。 [F2] VIEW FLT (ビューフィルター ) CHANGE (イベントリスト)画面に表示するイベントを選択します。たとえば、ノートイベントだけをエディットしたい場合、NOTE (ノート)だけにチェック マーク
ソングジョブモード FCTRL NO (コントロールナンバー ) パラメーターの種類を表します。 設定値: 000 〜127 n 各コントロールナンバーに割り当てられている機能については、182ページをご参照ください。 FDATA (データ) 182ページをご参照ください。 設定値: 000 〜127 Ch.
ソングジョブモード 01: Quantize (クオンタイズ) リアルタイムレコーディングなどの結果、タイミングがずれて記録された音符を好みのタイミングにそろえる機能 です。 TR (トラック) 001 : 1 : 000 - 999 : 4 : 479 ジョブの対象となるトラック(01〜16、all=全トラック)と範囲(小節 : ビート : クロック)を、指定します。 Quantize (クオンタイズ分解能) クオンタイズを行なうときの修正の基準となる音符を設定します。 設定値: 32分音符、16分3連音符、16分音符、8分3連音符、8分音符、4分3連音符、4分音符、16分音符+16分3連音符、8分 音符+8分3連音符 Strength (ストレングス) クオンタイズをかける強さ(クオンタイズ分解能の音符に、どの程度近づけるか)を設定します。100％でジャスト のタイミングにデータが移動します。0％ではクオンタイズはかかりません。 設定値: 000％ 〜 100％ SwingRate (スイングレート) クオンタイズ分解能で指定した音符で数えて、偶数拍(裏拍)にあたるノートイベントのタイ
ソングジョブモード Rate (レート) 元のゲートタイムをどのくらい変更するかを％で設定します。99％以下でゲートタイムは短くなり、101％以上 で長くなります。100％ではゲートタイムは変化しません。セットオールがoff以外のときは、＊＊＊と表示され 設定できなくなります。 設定値: 000％ 〜 200％、＊＊＊ Offset (オフセット) 元のゲートタイムにどれだけゲートタイム値を加える(減らす)かを設定します。1以下でゲートタイムは短くなり、 +1以上で長くなります。0ではゲートタイムは変化しません。セットオールがoff以外のときは、＊＊＊と表示さ れ設定できなくなります。 設定値: -9999 〜 +9999、＊＊＊ 04: Crescendo (クレッシェンド) 指定した範囲のノートのベロシティをだんだん大きく(クレッシェンド)または小さく(デクレッシェンド)する設定 です。 TR (トラック) 001 : 1 : 000 - 999 : 4 : 479 ジョブの対象となるトラック(01〜16、all=全トラック)と範囲(小節 : ビート : クロック)を、指定します。 Ve
ソングジョブモード TR (トラック) 001 : 1 : 000 - 999 : 4 : 479 ジョブの対象となるトラック(01〜16、all=全トラック)と範囲(小節 : ビート : クロック)を、指定します。 Type (タイプ) ノートイベントを並べ替える順番を設定します。 設定値: up、down、up&down、down&up up (アップ) .....................................高い音から順に並べます。この設定でソートコードジョブを実行したあとセパレートコードジョブ を実行すると、ギターのアップストロークが実現します。 down (ダウン)................................低い音から順に並べます。この設定でソートコードジョブを実行したあとセパレートコードジョブ を実行すると、ギターのダウンストロークが実現します。 up&down (アップ&ダウン) .........グリッドで設定した音符の、表の拍(奇数拍)はup、裏の拍(偶数拍)はdownになります。 down&up (ダウン&アップ) .........
ソングジョブモード 04: Extract Event (エクストラクトイベント) 指定した範囲の特定のデータを取り出して、別のトラックへ移動します。 TR (トラック) 001 : 1 : 000 - 999 : 4 : 479 移動元のトラック(01〜16)と範囲(小節 : ビート : クロック)を、指定します。 EventType (イベントタイプ) エクストラクトする(取り出す)イベントの種類を設定します。Note (ノート)とCC (コントロールチェンジ)につい ては、さらに特定の値(ノートナンバー、コントロールチェンジナンバー )を設定できます。 設定値: Note (ノート)、PC (プログラムチェンジ)、PB (ピッチベンド)、CC (コントロールチェンジ)、CAT (チャンネルアフター タッチ)、PAT (ポリフォニックアフタータッチ)、EXC (システムエクスクルーシブ) → TR (トラック) 移動先のトラック(01〜16)を指定します。 05: Create Continuous Data (クリエートコンティニュアスデータ) 指定範囲に、ピッチベンドやコントロール
ソングジョブモード Rate (レート) 元のデータの値をどのくらい変更するかを%で設定します。セットオールがoff以外のときは、＊＊＊と表示され 設定できなくなります。 設定値: 000% 〜 200%、＊＊＊ Offset (オフセット) 元のデータの値にどのくらいの値を加える(減らす)かを設定します。セットオールが off以外のときは、＊＊＊と表 示され設定できなくなります。 設定値: -127 〜 +127(ピッチベンドは-8192 〜+8191、テンポは-275〜+275)、＊＊＊ 08: Beat Stretch (ビートストレッチ) 指定した範囲を時間的に引き延ばしたり縮めたりします。音符のステップタイム、ゲートタイム、全イベントの位 置など、指定範囲全体が伸張/圧縮されます。 TR (トラック) 001 : 1 : 000 - 999 : 4 : 479 ジョブの対象となるトラック(01〜16、all=全トラック)と範囲(小節 : ビート : クロック)を、指定します。 Rate (レート) 時間的に引き伸ばしたり縮めたりする比率を％で設定します。101％以上で引き伸ばし、
ソングジョブモード 02: Exchange Track (エクスチェンジトラック) 現在選択しているソングの中の、指定した2つのト ラックの間でデータの交換を行ないます。 データを入れ替える2つのトラック(01〜16) エクスチェンジ(交換)するデータの種類 エクスチェンジ(交換)するデータ の種類 03: Mix Track (ミックストラック) □をチェックしたデータがエクスチェンジ(交換)されます。 設定値: Seq Event (トラックの中のすべてのイベント)、Grid Groove (トラックのグリッドグルーブ設定)、Mix Part Param (ミキ シングパートパラメーター ) トラックAとトラックBのすべてのデータをミックスして、トラックBに書き込みます。 トラックA (01〜16) トラックB (01〜16) トラックA トラックB ミックストラック トラックB データをミックスする2つの トラックA、B 04: Clear Track (クリアトラック) 設定値: 01 〜16 n サンプルボイスを使っているトラックに対してジョブを実行すると、サンプルボイ
ソングミキシングモード 02: Split Song To Pattern (スプリットソング トゥ パターン) コピー元ソングの小節範囲 指定したソングを分割し、パターンへコピーします。 コピーは16トラック分まとめて行なわれます。 コピー先のパターン、セクションにあったデー タは、上書きされて消えしまいます。 コピー先のパターンおよびセクション Copy Sample (コピーサンプル) ここにチェックマークを入れると、コピー元のソングの各トラックで使われているサンプルボイスを、スプリット 先のパターンのサンプルボイスにコピーし、スプリット先のパターンの各トラックにそのサンプルボイスを割り当 てます。コピー元のソングでサンプルボイスが使われていない場合は、効果はありません。 03: Clear Song (クリアソング) 指定したソングのすべてのデータ(サンプルボイス、ミキシングボイスを含む)をクリア(消去)します。各ソングを クリアするだけでなく、全64ソングをまとめてクリアすることもできます。 04: Song Name (ソングネーム) 現在選択しているソングに名前を付けます。ネ
ソングミキシングエディットモード コモンエディット [F6] 17-32/PLG1-3/1-16 ミキシング設定をしたいパートの画面を切り替えます。1-16パートは内蔵音源パート、17-32はマルチプラグインパート(マルチパートプラグインボード PLG100-XG装着時のみ)、PLG1-3パートはプラグインパート(シングルパートプラグインボード装着時のみ)のミキシングを設定します。 n マルチプラグインパート17-32のミキシングエディットはソングごとの設定ではなく、システム設定となります。 n さらに細かいミキシングをしたい場合は、[EDIT]ボタンを押して、ソングミキシングエディットモードに入ります。 ソングミキシングエディットモード [SONG] → ソング選択 → [MIXING] → [EDIT] 本体音源各パートの設定(ミキシング)をソングごとに行なうモードで、ソングミキシングモードよりもさらに細かく本格的なエディットができ ます。 なお、ここで設定できるパラメーターは、ソングトラックのシーケンスデータではなく音源側の設定です。したがって、ここでの設定によって ソング各トラックのシーケン
ソングミキシングエディットモード パートエディット [F5] AUDIO IN オーディオ入力音パートに関する設定です。詳細は、パフォーマンスエディットモードのコモンエディット(215ページ)と同じです。 [F6] EFFECT (エフェクト) n ソングモードでのエフェクト接続については、180ページをご参照ください。 [SF1] CONNECT (接続) エフェクトの接続に関する設定を行ないます。各パラメーターについては、パフォーマンスエディットモードの コモンエディット(215ページ)と同じです。 [SF2] INS SW (インサーションスイッチ) どのパートにインサーションエフェクトをかけるかを、オン/オフで設定します。同時に8パートまで on (オン)に 設定できます。 [SF3] PLG EF (プラグインエフェクト) エフェクトプラグインボードPLG100-VHを装着した場合の、インサーションエフェクトに関するパラメーター 設定です。設定できるパラメーターについては、エフェクトプラグインボードPLG100-VHの取扱説明書をご参 照ください。 [SF4] REVERB (リバ
ソングミキシングジョブモード [F4] TONE (トーン) [SF1] TUNE (チューン) 各パラメーターについては、パフォーマンスエディットモードのパートエディット(218ページ)と同じです。 [SF2] FILTER (フィルター ) 各パラメーターについては、パフォーマンスエディットモードのパートエディット(218ページ)と同じです。 n マルチプラグインパート17〜 32およびプラグインパート1〜3では、FEGDepth (FEGデプス)の設定はありません。 [SF3] FEG (フィルター EG) 各パートでのFEG (フィルターエンベロープジェネレーター )の設定を行ないます。ここでの設定は、各パートの ボイスがボイスモードで設定(198ページ)された値に対するオフセットになります。 各パラメーターについては、パフォーマンスエディットモードのパートエディット(218ページ)と同じです。 n マルチプラグインパート17〜32、プラグインパート1〜3、およびドラムボイスが選ばれているパートでは、FEGの設定は ありません。 [SF4] AEG (アンプリチュードEG) 各パートで
ソングミキシングストアモード コピー先のソング (現在選ばれているソング)/ パート ミキシング設定のコピー先となるソングのパートを選びます。 コピー先のパート(Type): Part1〜16 (パート1〜16)、PartP1〜P3 (プラグインパート1〜3)、PartA1〜A5 (オーディオパート 1〜5)、Arp、Effect (Reverb、Chorus) n ここでArp (アルペジオ)、Effect (エフェクト)を選ぶと、コピー元で選ばれているパートに割り当てられたボイスのアルペジ オデータ、エフェクトデータがコピーされます。 [F4] BULK (バルク) 現在選ばれているソングのミキシングに関する全データを、まとめてコンピューターや外部MIDI機器などに送信(バルクダンプ)することができます。 n バルクダンプを行なうためには、デバイスナンバーが正しく設定されている必要があります。詳しくは263ページをご参照ください。 [F5] PF COPY (パフォーマンスコピー ) パフォーマンスの4つのパート設定を、現在エディット中のソングパートにコピーします。コピー後の受信チャンネル(レシー
補足資料 / 説明 補足資料/説明 ソングトラックループの設定方法 ステップ録音の操作例 [SONG] → [F3] TRACK → [SF3] TR LOOP (トラックループ) 222ページ たとえば、下記のようなデータ構成の場合に、トラック2をループ オンにすると、トラック1はデータのとおり40小節が再生され、 トラック2は4小節のデータの再生を繰り返すことになります。 再生 [SONG]または[PATTERN] → [I] (レコード) → [F1] SETUP → Type = step 224ページ ステップ録音の操作を、いくつかの例をあげてご説明します。 n ここではソングレコードモードの画面を掲載していますが、説明はパ ターンレコードモードでも有効です。 ● 例１ トラック1 (40小節のデータ) トラック2 (4小節のデータ) 4小節のデータ再生を10回繰り返す。 なお、offからonに変更する場合、ループさせたい範囲(先頭は1小 節めで固定)を設定できます。具体的には、以下の手順に従ってくだ さい。 1 以下の画面のように各パラメーターを設定します。 4分音符入力のた
補足資料 / 説明 ● 例2 (タイを使った入力) 4 以下の手順に従って、次の符点2分音符を入力します。 1 480に変更します。 2 Aの音を押して離します。 1 以下の画面のように各パラメーターを設定します。 最初の音が2分音符のためStepTime (ステップタイム) は (960)、 レガート演奏にはしませんので GateTime (ゲートタイム)を 80%に設 定するのがポイントです。 3 [F4]ボタンを2回押して、Aの音を符点2分音符の長さにします。 2 最初の音(F)を入力します。 5 Fを押して離すと、最後の4分音符が入力されます。 1 Fの音を押して離します。 2 次の音符が8分音符のため、 240に変更します。 3 [F4]ボタンを押して、Fの音を2分音符+8分音符の長さにします。 6 ポインタをソングの先頭に戻してから、[F]ボタンを押して、 手順1〜5で入力したデータを聞いてみましょう。 リ フ ァ レ ン ス SEQ TRANSPORT LOCATE 1 2 ソ ン グ モ ー ド 3 次の8分音符(E)を入力します。 画面の設定はそのままで、以下の
補足資料 / 説明 ● 例3 (休符を使った入力) 5 次の4分音符(C)を入力します。 1 次の音符が4分音符のため、480に変更します。 1 以下の画面のように各パラメーターを設定します。 StepTime (ステップタイム)を(480)、GateTime (ゲートタイム)80% に設定します。 2 Cの音を押して離します。 2 最初の音(F)を入力します。 Fの音を押して離します。 3 次の8分休符を入力します。 6 次の8分休符を、手順3と同じ方法で入力します。 7 最後の8分音符(F)を入力します。 Fの音を押して離します。 1 次の音符が8分音符のため、240に変更します。 リ フ ァ レ ン ス ソ ン グ モ ー ド 2 [F3]ボタンを押すと、8分音符が入力されます。 8 ポインタをソングの先頭に戻してから、 [F]ボタンを押して、 手順1〜7で入力したデータを聞いてみましょう。 SEQ TRANSPORT 4 次の8分音符(A)を入力します。 LOCATE 1 2 Aの音を押して離します。 TIP コードを入力する ステップ録音では和音(コード)も入力で
パターンプレイモード パターンモード ■ データ制作の流れ パターンは下記3種類のデータで構成されます。 • MIDIシーケンスデータ(パターンレコードモード、エディットモード、ジョブモードで制作) • セットアップデータ(パターンプレイモードで設定) • ミキシングデータ(パターンミキシングモード/ミキシングエディットモードで設定して、ストアモードで確定させる音源設定) 上記各モードでデータを制作したら、まずパターンミキシングストアモードでパターンミキシング設定をパターンデータとして確定させます。 そのあと、ファイルモードでスマートメディア/USB記憶装置に保存(セーブ)します。 n パターン先頭での各トラックのボリューム、パン、エフェクトセンドレベルなどのデータは、パターンミキシングデータとして扱われます。パターン先頭での 各トラックのボイス設定は、パターンを構成する各フレーズが持つフレーズボイスに従います。 パターンデータ(MIDIシーケンスデータ、セットアップデータ、ミキシングデータ)は、DRAM (187ページ)上にあるため、電源を切ると消えてしまいます。 録音、エディット、ジョブ、ミキシング設定
パターンプレイモード [SF5] COPY (コピー ) コピー元のパターンナンバー、 フレーズナンバー パッチ機能で割り当てができるユーザーフレー ズは、現在選ばれているパターンで録音された ものに限ります。この機能を使うと、他のパ ターンで録音されたフレーズを割り当てること ができます。 [SF5]ボタンを押すと、左の画面が表示されま す。必要な設定を行なった後、[ENTER]ボタン を押すことで、コピーが実行されます。 ここにチェックマークを入れておくと、 コピー元フレーズにサンプルボイスが録音 されている場合、一緒にコピーされます。 コピー先(現在パッチ編集中のパターン) のフレーズナンバー、 トラックナンバー 設定が終わったら、[ENTER]ボタンを 押して、コピーフレーズを実行します。 コピーを実行すると、コピー先のフレーズのデー タは上書きされて消去されますので、ご注意くだ さい。 [F5] REMIX (リミックス) 選択したトラックに記録されている演奏データ(MIDIシーケンスデータ)を、さまざまな音符長で分割してその一部分を並べ替え、新しい演奏に変えてしまう機 能です。スライ
パターンレコードモード テンポトラックエディット [F2] COPY (コピー ) 拍単位で、テンポ切替をエディットします。[F5] INSERTボタンと[F6] DELETEボタンで、イベントの入力/削 除ができます。 コピー元のイベントがある小節範囲 イベントのコピー先の先頭小節 [F3] SONG (ソング) 録音待機モード パターンチェーンに関するイベントをコピーする画面 です。 コピー元のイベントがある小節範囲、イベントのコ ピー先の先頭小節、コピー回数(NumberOfTimes)を 設定したあと、[ENTER]ボタンを押すことでコピーを 実行します。 コピーを実行すると、コピー先の小節範囲にある元のイ ベントデータは上書きされて消えてしまいます。 パターンチェーンデータをソングデータにコンバート(変換)します。 コンバート先のソングナンバーと先頭の小節ナンバーを選び[ENTER]ボタンを押すと、パターンチェーンデータ がソングデータにコンバートされ、コンバート先へコピーされます。 この機能を実行すると、コンバート先の小節範囲にある元のソングデータは上書きされて消えてしまいます。
パターンエディットモード 録音中 [PATTERN] → パターン選択 → [I] (レコード) → [ F] (プレイ) リアルタイム録音 クイックガイド(110ページ)をご参照ください。 ステップ録音 操作手順例を238ページで説明していますので、ご参照ください。 また画面上の各パラメーターについてはソングモードと同じです(224ページ)。 パターンエディットモード [PATTERN] → パターン選択 → [EDIT] ソングエディットモードと同じです(225ページ)。 [PATTERN] → パターン選択 → [JOB] パターンジョブモード パターンのシーケンスデータを、さまざまな方法で加工する機能です。 各ジョブ画面で、必要な設定を行なったあと、[ENTER]ボタンを押してジョブを実行します。 ジョブの実行に時間がかかる場合は、LCD画面に「Executing...」が表示されます。 「Executing...
パターンジョブモード 02: Copy Event (コピーイベント) ソングジョブモードと同じです(229ページ)。 03: Erase Event (イレースイベント) ソングジョブモードと基本的に同じです(229ページ)。 n ソングジョブモードと違って、ここではイベントタイプとしてtmp (テンポ)、Scene Memory ( シーンメモリー )、Track Mute (トラックミュート)を選べません。 04: Extract Event (エクストラクトイベント) ソングジョブモードと同じです(230ページ)。 05: Create Continuous Data (クリエートコンティニュアスデータ) ソングジョブモードと基本的に同じです(230ページ)。 06: Thin Out (シンアウト) ソングジョブモードと同じです(230ページ)。 07: Modify Control Data (モディファイコントロールデータ) ソングジョブモードと基本的に同じです(230ページ)。 08: Beat Stretch (ビートストレッチ) ソングジョブモードと同じです(2
パターンジョブモード 06: Get Phrase From Song (ゲットフレーズフロムソング) ソングのシーケンスデータの一部を、現在選択されて いるパターンにコピーしユーザーフレーズとして割り 当てます。 コピー元のソング、トラック、小節範囲、コピー先の フレーズ、およびCopy Sample (コピーサンプル)の チェックボックスを設定してから、[ENTER]ボタン でジョブを実行します。 Copy Sample (コピーサンプル)のチェックボックス にチェックマークを入れると、コピー元のトラックで使われているサンプルボイス(173ページ)を、コピー先のパ ターンにコピーしユーザーフレーズに割り当てます。コピー元のトラックでサンプルボイスが使われていない場合 は、効果はありません。 コピー元のソング、 トラック、小節範囲 コピー先のフレーズ n コピー先のパターンのサンプルボイスに空きがない場合は、コピーができないことを示すメッセージが画面に表示され、サン プルボイスはコピーされません。この場合は、サンプルジョブモードで不要なサンプルボイスを消してから実行ください。 コピー先のフレーズにあ
パターンジョブモード 04: Normalize Play Effect (ノーマライズプレイエフェクト) グリッドグルーブでの設定を、指定したトラックに反映させてデータを書き替えます。 このジョブを実行するトラック(TR01〜16)を設定した上で、[ENTER]ボタンで実行します。 05: Divide Drum Track (ディバイドドラムトラック) 指定したトラックに記録されているドラムの演奏から、インスト(ドラム楽器)ごとの演奏データを取り出し、自動 的にトラック1〜8に割り当てます。 このジョブを実行するトラック(TR01〜16)を設定した上で、[ENTER]ボタンで実行します。 n このジョブを実行するためには、トラック1〜 8が空であることが必要です。空きトラックが無い場合、アラートメッセージ が表示されてジョブが実行できません。この場合は、クリアトラックジョブ(246ページ)でトラック1〜 8を空にしてから、 このジョブ実行してください。 06: Put Track To Arp (プットトラック トゥ アルペジオ) 指定したセクション/トラックの小節範囲のデータを、アルペジオデ
パターンミキシングモード 04: Clear Pattern (クリアパターン) 指定したパターンの一部、またはすべてのデータを消去します。 特定のセクションを指定した場合は、パターンチェーンデータを消さずに残すことができます。Chainにチェックマークを入れない状態でジョブを実行すれば、 パターンデータがクリアされてもチェーンデータは消去されません。 05: Pattern Name (パターンネーム) 現在選択しているパターンに名前を付けます。 ネーミング機能については、 「基本操作」(53ページ)をご参照ください。 パターンミキシングモード [PATTERN] → パターン選択 → [MIXING] 本体音源各パートの設定(ミキシング)を、パターンごとに行なうモードです。 なお、ここで設定できるパラメーターは、パターントラックのシーケンスデータではなく音源側の設定です。したがって、ここでの設定によっ てパターン各トラックのシーケンスデータが書き替わるわけではありません。 設定できるパラメーターについては、ソングミキシングモードと同じです(233ページ)。 パターンミキシングモード/パターンミキシ
ミキシングボイスエディット モード コモンエディット ミキシングボイスモード ■ データ制作の流れ 内蔵音源のノーマルボイスについてのみ、ミキシングボイスエディットモードで、ソング/パターンモード用のボイス (ミキシングボイス)とし て編集(エディット)ができます。 ミキシングボイスジョブモードでは、データ制作をサポートする機能(ジョブ)が使えます。 データ制作が完了したら、ミキシングボイスストアモードで、内部メモリー (フラッシュ ROM)上のボイスユーザーバンク、またはソングデー タの一部として内部メモリー (DRAM)上にを保存(ストア)します。ソングデータの一部をストアした場合は、ファイルモードでスマートメディ ア/USB記憶装置に保存(セーブ)します。 ミキシングボイスエディット モード [SONG]または[PATTERN] → [MIXING] → [F2] VOICE → ノーマルボイス選択 → [F5] VCE ED ノーマルボイスを構成する4つのエレメントに共通した設定を編集するコモンエディットと、エレメント別の設定を編集するエレメントエ ディットの2種類に分かれます。 コモンエ
ミキシングボイスジョブモード [F6] EQ (イコライザー ) ノーマルボイスのエレメントエディットと同じです(201ページ)。 ミキシングボイスジョブモード [SONG] または [PATTERN] → [MIXING] → [F5] VCE ED → [JOB] ミキシングボイスデータの制作のサポートとなる機能(ジョブ)を実行するモードです。 各ジョブ画面で、必要な設定を行なったあと、[ENTER]ボタンを押してジョブを実行します。 [F2] RECALL (エディットリコール) あるミキシングボイスをエディットしているときに、ストア(保存)しないまま別のミキシングボイス選んだり、別のミキシング設定を呼び出したり、別のソン グ/パターンを選んだりすると、それまでエディットしていたミキシングボイス設定は失われてしまいます。また、エディット中のミキシングボイスが割り当て られているパートに、外部からプログラムチェンジをMIDI受信した場合も、それまでエディットしていたミキシングボイス設定は失われてしまいます。このよ うな原因でミキシングボイスエディットが失われた場合は、[F2} RECALL画面で[
サンプリングレコードモード ボイスモード / パフォーマンスモードからサンプリングモードに入った場合 サンプリングモード ■ データ制作の流れ サンプリングモードでは、主に下記3種類のデータが作られます。 • ウェーブフォーム....... サンプル録音により必ず作られます。 • サンプルボイス........... (サンプル録音実行前の設定にもよりますが)ソングモード/パターンモードからサンプリングモードに入ってサンプル録 音したときに作られます。サンプルボイスにはウェーブフォームが割り当てられます。 • ユーザーボイス...........
サンプリングレコードモード ボイスモード / パフォーマンスモードからサンプリングモードに入った場合 Source (録音ソース) 録音のソース(元)を設定します。 設定値: A/D、resample、AIEB2、mLAN1〜4 A/D.......................................... A/D INPUT端子からの入力音を、録音ソースとします。 resample (リサンプル)........ 本体鍵盤演奏などで鳴らせる音、およびオーディオ入力パートの音(OUTPUT端子からの出力信号)すべ てを録音ソースとします。 AIEB2 ...................................... 別売の拡張ボードAIEB2のDIGITAL IN端子またはOPTICAL IN端子からのデジタル入力音を、録音 ソースとします。 mLAN1〜4............................
サンプリングレコードモード ソングモード / パターンモードからサンプリングモードに入った場合 ソングモード/パターンモードからサンプリングモードに入った場合 ソングモード/パターンモードからサンプリングモードに入った場合は、外部からの入力音声を、ウェーブフォームまたはサンプルボイスとし て取り込むことになります。 [F1] DEST ( デスティネーション) サンプリング先(デスティネーション)に関する設定を行ないます。 Track (トラック) サンプルの取り込み先となるトラックナンバーを設定します。 設定値: 1 〜 16 Keybank (キーバンク) キーバンクの中心となるノートナンバーを設定します。サンプリングタイプ=sampleまたはsample+note(後述) の場合のみ設定します。 設定値: C -2 〜 G8 [F2] SOURCE (ソース) サンプリング元(ソース)に関する設定を行ないます。 Type (タイプ) サンプリングの方式を設定します。ここでの設定により、サンプリングによって作られるデータが違ってきます。 設定値: slice+seq (スライス+シーケンス)
サンプリングレコードモード ソングモード / パターンモードからサンプリングモードに入った場合 WAITING (トリガー待機またはパンチイン待機) サンプリングスタンバイ画面でTrggrMode (トリガーモード)=level (レベル)に設定した場合に、もう一度[F6] RECボタンを押すと、トリガー待機状態になり[F6]ボタンのメニューがSTOPに変わります。トリガーレベルを 超える音声が入力されるまで、サンプリングスタートをせずに待機している状態です。 サンプリングスタンバイ画面でTrggrMode (トリガーモード)=meas (メジャー )に設定した場合に、もう一度 [F6] RECボタンを押すと、パンチイン待機状態になります。ソング/パターン再生がパンチイン小節に来るまで、 サンプリングスタートをせずに待機している状態です。 いずれの待機状態でも、[F6] STOPボタンまたは [EXIT]ボタンを押すと、サンプリングスタンバイ画面に戻りま す。また、いずれの待機状態でも、サンプリングタイプ= slice+seqでなければ、[F2] CONFM (コンファーム) ボタンでコンファーム機能を
サンプリングエディットモード Measure (メジャー ) サンプルを何小節とみなしてスライスを実行するかを設定します。スライスを実行すると、ここで設定した小節数 のシーケンスデータが作成されます。また、シーケンスデータは、サンプリングがスタートした時点での小節の先 頭から作成されます。 設定値: 1 〜 8 Meter (メーター =拍子) サンプルを何拍子とみなすかを設定します。ここで設定する値が、サンプルをスライスするときの基準の分割数に なります。 設定値: 1/16 〜16/16、1/8 〜16/8、1/4 〜8/4 SubDivide (サブデバイド) 基本の分割数は拍子で決め、さらに細かい音符を部分的に含むよう なフレーズの場合に、サブデバイドを設定します。たとえば、右図 のようなサンプルには、Meter=4/4、SubDivide=1/2と設定し ます。 設定値: メーター =1〜8/4の場合..... 4分(1/1)、8分(1/2)、4分3連(1/3)、16分 (1/4)、8分3連(1/6)、32分(1/8)、16分3連 (1/12) 拍子=1〜16/8の場合 ........
サンプリングジョブモード PlayMode (プレイモード) サンプルを再生する方向を設定します。 設定値: oneshot、reverse、loop oneshot (ワンショット)...... Start (スタートポイント)からEnd (エンドポイント)へ再生します。 reverse (リバース)................ End (エンドポイント)からStart (スタートポイント)へ逆再生します。 loop (ループ)..........................
サンプリングジョブモード 04: Move (ムーブ) 移動元のウェーブフォーム、キーバンク 移動先のウェーブフォーム、キーバンク 05: Normalize (ノーマライズ) ジョブの対象となるサンプルが所属する ウェーブフォームとキーバンクを設定します。 任意のサンプルデータを、任意のキーバンクから別の キーバンクへ移動(ムーブ)する機能です。複数のサンプ ルを1つのウェーブフォームに集める場合などに便利な 機能です。移動元のウェーブフォーム、キーバンク、 移動先のウェーブフォーム、キーバンクを指定したあ と、[ENTER]ボタンを押してムーブを実行します。 n 移動元のウェーブフォームからすべてのサンプルを移 動した場合、移動元のウェーブフォームそのものが削 除されます。 サンプルの音量を指定した範囲で最大限に増幅する機能 です。 ウェーブフォーム、キーバンクを選択後、[ENTER]ボタ ンを押してジョブを実行します。 [ENTER]ボタンでジョブ実行 Ratio=100%以下 でノーマライズ [F5]ボタンを押すことで 実行結果を取り消します。 元の波形 [F6]ボタンを押すこと
サンプリングジョブモード Length (レングス) フェードイン、フェードアウトを行なう長さを 設定します。 フェードインを選択した場合には、スタートポ イントからフェードインが完了するまでの長さ を設定します。フェードアウトを選択した場合 には、フェードアウトの開始からエンドポイン トまでの長さを設定します。 フェードイン レングス スタートポイント 設定値: 00000000 〜 エンドポイント フェードアウト レングス エンドポイント 09: Convert Freq (コンバートフリケンシー ) サンプルのサンプリング周波数を半分に変更します。精度(サンプリング周波数)の高いデータを低いデータに変換 することができます。変換後はサンプルのサイズが半分になります。 キーバンクの選び方やパラメーター設定後のジョブ実行方法は、「05: Normalize (ノーマライズ)」と同じです。 10: Stereo to Mono (ステレオ トゥ モノ) ステレオのサンプルを、モノラルに変換します。 キーバンクの選び方やパラメーター設定後のジョブ実行方法は、「05: Normalize (ノ
補足資料 / 説明 [F3] OTHER (その他のジョブ) 01: Clean Up Memory (クリーンアップメモリー ) ユーザーボイス、サンプルボイスが割り当てられていないウェーブフォームを、すべて消去します。 02: Optimize Memory (オプティマイズメモリー ) サンプリング用に使われるメモリー領域(DRAM)を最適化します。 03: Delete All (デリートオール) ユーザーウェーブフォームをすべて消去します。 04: Convert to Drum Voice (コンバート トゥ ドラムボイス) 現在選択されているウェーブフォームを、指定したドラムボイスにコンバートします。 補足資料/説明 スライスタイプ選択と試行のノウハウ ● ディケイが短くパーカッシブなフレーズをスライスする場合 はじめに、スライスタイプをbeat1に設定してスライスしてみま しょう。 beat1でスライスした結果、アタック感が弱くなったり、リリース 部分の音がダブって聞こえたりした場合は、スライスタイプを beat2に設定してスライスします。さらに、分割の細かさをセンス で微調
ユーティリティモード ユーティリティモード ユーティリティモードでの設定は、ユーティリティジョブモードを除くすべての画面上で[STORE]ボタンを押すことにより、システム設定 (186ページ)として内蔵フラッシュ ROMに保存します。さらにバックアップをとりたい場合は、スマートメディア/USB記憶装置にセーブ(保 存)します。 ユーティリティモード [UTILITY] ユーティリティモードでは、システム全体に共通した設定を行ないます。 このモードは、ボイス/パフォーマンス/ソング/パターンモードのサブモードとして位置付けられます。4つの各モードから[UTILITY]ボタン を押してユーティリティモードに入り、[EXIT]ボタンを押して各モードに戻ります。 [F1] GENERAL (ジェネラル) [SF1] TG (トーンジェネレーター ) Volume (ボリューム) 本体の音源部に関連する設定です。ここでの設定は、本体音源部だけに影響します。MIDI出力には影響しません。 本体から出力されるサウンド全体のボリュームを設定します。 設定値: 0 〜 127 NoteShift (ノートシフト)
ユーティリティモード System (システム) FReverb (リバーブ) on (オン)に設定すると、[SYSTEM]ボタンをオンにしたときにリバーブエフェクト不使用となります。 FChorus (コーラス) on (オン)に設定すると、[SYSTEM]ボタンをオンにしたときにコーラスエフェクト不使用となります。 n エフェクトのしくみについては、177ページをご参照ください。 [SF4] OTHER (アザー ) AutoLoad (オートロード) 電源を入れたときに、スマートメディア/USB記憶装置から指定されたファイルを自動的にロードする(on)か、し ない(off)かを設定します。オートロード機能については、クイックガイドの135ページをご参照ください。 PowerOnMode (パワーオンモード) 電源を入れたときに表示される画面を設定します。 CtrlReset (コントローラーリセット) ボイスを切り替えた場合、コントローラー (モジュレーションホイール、アフタータッチ、フットコントローラー、 ブレスコントローラー、ノブなど)の値をそのまま使用する(hold)か、初期
ユーティリティモード [SF2] MEF (マスターエフェクト) ボイスモードでの、全ボイスに共通のマスターエフェクト設定を行ないます。ボイスモードで、パネルの [MASTER EFFECT]ボタンを長く押すことにより、この画面を呼び出すこともできます。 設定できるパラメーターについては、パフォーマンスモードのコモンエディットと同じです(214ページ)。 [SF3] ARP CH (アルペジオチャンネル) ボイスモードでの、アルペジオ再生データのMIDI出力に関する設定を行ないます。 OutputSwitch (アウトプットスイッチ) TransmitCh (トランスミットチャンネル) ボイスモードにおいて、アルペジオ再生データをMIDI出力する(on)か、しない(off)かを設定します。 設定値: on、off ボイスモードにおける、アルペジオ再生データのMIDI出力チャンネルを設定します。 設定値: 1〜16 [SF4] CTL ASN (コントローラーアサイン) ボイスモードでの、コントローラーに関する設定をします。 設定できるパラメーターについては、パフォーマンスモードのコモンエディ
ユーティリティモード DumpInterval (バルクダンプエクスクルーシブ インターバルタイム) シーケンストラックに記録されたシステムエクスクルーシブ情報(バルクデータ)を再生するとき、1KB (キロバイ ト)ごとに挿入する間隔の設定を行ないます。取り込んだバルクデータを外部MIDI機器に送り返すとき、受信側機 器のバルクデータを処理する能力が原因でMIDIエラーが生じる場合があります。ここでインターバルタイムを設定 することで、受信側機器の処理能力に応じたバルクデータを送信できます。 設定値: 0 〜 900ms (ミリ秒) n インターバルタイムの設定によって、再生が遅れることがあります。また、MIDIエラーが生じる場合、インターバルタイムを少 し大きくして送信してみてください。 LoadMix (ロードミックス) パターンを切り替えた時に、 ミキシング設定データを呼び出すか(on)、呼び出さないか(off)を設定します。 設定値: off、on n ソングチェーン/パターンチェーン再生時にソング/パターンを切り替わった場合についても、このパラメーター設定は有効です。 SendXGOn T
ユーティリティモード BankSel (バンクセレクト) 本体と外部MIDI機器とのバンクセレクトの送受信に関する設定をします。on (オン)に設定しておくと、外部MIDI 機器から送られてくるバンクセレクトを本体で受信/認識し、またパネルのボタン操作によって、本体からバンク セレクトを外部MIDI機器に送信します。 設定値: off、on PgmChange (プログラムチェンジ) 本体と外部MIDI機器とのプログラムチェンジの送受信に関する設定をします。on (オン)に設定しておくと、外部 MIDI機器から送られてくるプログラムチェンジを本体で受信/認識し、またパネルのボタン操作によって、本体か らプログラムチェンジを外部MIDI機器に送信します。 設定値: off、on CtrlChange (コントロールチェンジモード) AEGサステインのMIDIメッセージの受信に関する方式を設定します。パラメーターチェンジとして受信する (mode1)か、コントロールチェンジメッセージとして受信する(mode2)かを設定します。 設定値: mode1、mode2 LocalCtrl (ローカルコントロ
ユーティリティジョブモード PolyExpand (ポリエクスパンド) 同一のプラグインボード(シングルパート)が2枚か3枚装着されている場合にのみ設定できます。offは、それぞれ のボードを独立して機能させる設定です。onは、発音数を拡張して使用する(2枚のプラグインボードを1つのパー トで使用する)設定です。 設定値: off、on [SF2] MIDI DEV NO. (デバイスナンバー ) プラグインボードのMIDIに関する設定を、各ボードに対して行ないます。 プラグインボードのMIDIデバイスナンバーを設定します。外部MIDI機器とのバルクダンプやパラメーターチェン ジなどのシステムエクスクルーシブメッセージの送受信を行なう場合、このナンバーを相手側機器のデバイスナン バーと合わせる必要があります。 設定値: 1 〜16、all、off PORT NO.
ファイルモード ファイルモード 各モードで制作したデータを、このモードでファイルとしてスマートメディア/USB記憶装置に保存(セーブ)したり、逆にスマートメディア/ USB記憶装置に保存してあるファイルを本体に読み込んだり(ロード)します。 n スマートメディア/USB記憶装置に関する詳細は、27ページをご参照ください。 n 本体で制作したデータとファイルの関係については、186ページをご参照ください。 ファイルモード [FILE] n ファイル/フォルダーの選択方法については、268ページをご参照ください。 [F1] CONFIG (コンフィグ) [SF1] CURRENT (カレント) Current (カレント) 現在認識中のデバイス(スマートメディア/USB記憶装置)について設定します。 本体に認識させたいデバイスを、この画面で選択します。カードスロットに入れたスマートメディア(CARD)か、 USB TO DEVICE端子に接続したUSB記憶装置かを選択します。 Current=CARDの場合は、2行めにVolume Label (ボリュームラベル)が表示されます。Current=USBの
ファイルモード [F3] LOAD (ロード) スマートメディア/USB記憶装置に保存してあるファイルを、本体に読み込み(ロード)ます。 Current (カレント) 現在選択されているディレクトリーを表示します。ファイル/フォルダー選択ボックス内の操作によるディレクト リーの移動にともなって、自動的に表示が切り替わります。 TYPE (タイプ) スマートメディア/USB記憶装置に保存されているファイルの中から、すべてのデータ、または指定した一部の データを取り出して本体に読み込めます。ここでは、ファイル中のどのデータを読み込む(ロードする)かを設定し ます。 設定値: 補足資料/説明「ロードできるファイルタイプ」参照 [F4] RENAME (リネーム) 名前を変更したいファイルの タイプを選びます。 名前を変更したいファイルを 選びます。 ここでリネームを行ないます。 詳細は「基本操作」(53ページ)をご参照ください。 ファイルネームやフォルダーネームを変更します。英数字を使って最大8文字のファイルネームを 設定できます。 ファイル/フォルダーのネーミングは最大8文字で、ネーム設定の規則は
補足資料 / 説明 補足資料/説明 4 フォーマットの対象となるメディアを選びます。 ファイル/フォルダーの選び方 ファイルモードでは、スマートメディア/USB記憶装置上のさまざ まなファイルやフォルダーを選ぶ操作が必要になりますが、基本的 には下記の方法で行ないます。 データダイアル、[INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンで カーソルを移動させる。 画面最上段のFormat設定欄にカーソルを合わせ、CARD、USBのどち らかを選びます。Format=USBに設定した場合は、画面右上に表示され るslot (スロット)を設定したあと、次の行に表示されるType (タイプ)に カーソルを移動した上で、どのパーティションをフォーマットするか設 定します。 5 ボリュームラベルを設定します。 カーソルをVolume Label設定欄に移動させ、ネーミング操作方法(53 ページ)に従って、文字を入力します。 [EXIT]ボタンを押して、 元に(上の階層に)戻る。 [ENTER]ボタンを押して、 ディレクトリの中 (下の階層に)入る。 6 [ENTER]ボタンを押すと、実行の確認を求めるメッ
補足資料 / 説明 本体が扱えるファイルタイプ セーブできるファイルタイプ ファイルタイプ [FILE] → [F2] SAVE → TYPE 拡張子* Dir (ディレクトリー ) 説明 ファイル/フォルダー選択ボックスにディレクトリー (フォルダー )だけを表示します。このタイプを選択しているときは、セーブは実行でき ません。 All (オール) .W7A ユーザーメモリー上のすべてのデータを、まとめて1つのファイルとして保存(セーブ)します。 AllVoice (オールボイス) .W7V ユーザーバンク(フラッシュ ROM)に保存(ストア)されたすべてのボイスデータを、まとめて1つのファイルとして保存(セーブ)します。サン プリングで取り込まれたサンプルを使っているユーザーボイスがある場合、該当するウェーブフォームも合わせて保存(セーブ)されます。 PluginAllBulk (プラグイン オールバルク) 1、2、3 .
ファイルモード n ヤマハAシリーズのファイルをロードする際、サンプルデータだけのファイルには[S]アイコンが、ボイスパラメーターも含んだファイルには[P]アイコンが表示されます。 ボイス/パフォーマンスモードからファイルモードに入って[P]アイコンファイルをロードすると、ウェーブフォームやキーバンクではなく、以下の2つのタイプから1つを選んでロードす ることになります。 Type1 (タイプ1): 1つのサンプルを1つのウェーブフォームに取り込みます。このとき、4つのエレメントに該当するパラメーターも合わせて取り込むことにより、ロードするサンプル のMOTIF ES上での再現性を図ります。 Type2 (タイプ2): 複数のサンプルを可能な限り、1つのウェーブフォームに取り込みます。MOTIF ESに、できるだけ多くのサンプル素材を取り込みたい場合に選びます。 MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8データとの互換性について MOTIF6/MOTIF7/MOTIF8で制作したデータのうち、ボイス、ウェーブフォーム、サンプルボイスについては、下記の方法でMOTIF ES6/MOTIF ES7/ MOTIF
マスタープレイモード マスターモード ■ データ制作の流れ マスタープレイモードとマスターエディットモードで、さまざまなパラメーター値を設定することでマスターデータを作ります。 マスタージョブモードでは、初期化などデータ制作をサポートする機能(ジョブ)が使えます。 データ制作が完了したら、マスターストアモードで、内部メモリー (フラッシュ ROM)上のユーザーバンクにデータを保存(ストア)します。 さらにバックアップをとっておきたい場合は、ファイルモードでスマートメディア/USB記憶装置に保存(セーブ)します。 マスタープレイモード [MASTER] → マスター選択 マスターパラメーターの本格的な編集(エディット)は、マスターエディットモードで行ないますが、マスタープレイモードでも簡単なエディッ トができます。エディットで設定した各パラメーターの値は、一部を除き、ユーザーマスターとして内部メモリー (フラッシュ ROM)に保存し ます。 [F1] PLAY (プレイ) OCT (オクターブ) [OCTAVE]ボタンで設定した鍵盤オクターブ値を表示しています。ユーティリティモード([UTILITY]
マスターエディットモード コモンエディット コモンエディット [MASTER] → マスター選択 → [EDIT] → [COMMON] マスターを構成する4つのゾーン(137ページ)に共通した設定を編集(エディット)します。 [F1] NAME (ネーム) マスターネームを設定します。 操作方法は「基本操作」(53ページ)をご参照ください。 [F2] OTHER (アザー ) Knob/Slider (ノブ/スライダー ) マスターが選択されたときに、KNOB CONTROL FUNCTIONボタンのどのランプが点灯するか、設定します。 設定値: pan ......................................マスターが選択されたときに、[PAN/SEND]ボタンのランプが点灯します。 tone ....................................マスターが選択されたときに、[TONE]ボタンのランプが点灯します。 assign................................
マスタージョブモード MW (モジュレーションホイール) モジュレーションホイール操作で発生するMIDIメッセージを、内部音源/外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 RB (リボンコントローラー ) リボンコントローラー操作で発生するMIDIメッセージを、内部音源/外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 ChAT (チャンネルアフタータッチ) 鍵盤を押し込んだときに発生するMIDIメッセージ(アフタータッチ)を、内部音源/外部へMIDI出力するかどうかを 設定します。 FC1 (フットコントローラー 1) 別売のフットコントローラーを取り付け、足で操作したときに発生するMIDIメッセージを、内部音源/外部へMIDI 出力するかどうかを設定します。 FC2 (フットコントローラー 2) Sus (サステイン) サステインを、内部音源/外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 FS (フットスイッチ) 別売のフットスイッチをASSIGNABLE端子に取り付け、足で操作したときに発生するMIDIメッセージを、内部音 源/外部へMIDI出力するかどうかを設定します。 Kno
マスターストアモード [F4] BULK (バルクダンプ) 現在選ばれているマスターのデータを、コンピューターや外部MIDI機器などに送信(バルクダンプ)することができます。 詳細は、185ページをご参照ください。 n バルクダンプを行なうためには、デバイスナンバーが正しく設定されている必要があります。設定は、ユーティリティモード([UTILITY] → [F5] MIDI → [SF1] CH → DeviceNo.
インフォメーション画面一覧 資料 インフォメーション画面一覧 ここには、[INFORMATION]ボタンを押して表示されるインフォメーション(情報)を、モード別にまとめてご説明します。 ボイスモード Rev (リバーブ)、 Cho (コーラス) 各エフェクトブロック(179ページ)で、現在選ばれているエフェク トタイプが、表示されます。 ソングモード Bank (バンク) 現在選ばれているボイスの、バンク/ナンバー (60ページ)が表示さ れます。 ● ソングプレイモード EL 1234 現在選ばれているボイスの、4つのエレメントの使用状況と、モノ /ポリ設定(79ページ)が表示されます。 Porta (ポルタメント) 現在選ばれているボイスの、ポルタメントスイッチの設定状況(オ ン/オフ) が表示されます。 ユーザーメモリーのソング領域(DRAM)の空き容量が表示されます。 ● ソングミキシングモード PB (ピッチベンド) ピッチベンドレンジの設定値(下側/上側)が表示されます。 InsA (インサーションA)、InsB (インサーションB)、 Rev (リバーブ)、Cho (コーラス)
インフォメーション画面一覧 パターンモード ファイルモード ● パターンプレイモード ユーザーメモリーのパターンフレーズ用領域(DRAM)の空き容量が 表示されます。 ● パターンミキシングモード ソングミキシングモードのインフォメーション画面と同じです。 ● ミキシングボイスエディットモード Card Free (カードフリー )/USB Free (USBフリー ) カードスロットに装着されているスマートメディア、または接続さ れているUSB記憶装置の空き容量が表示されます。 Partition (パーティション) 本体に接続されているUSB記憶装置の中で、現在マウントされて いるパーティションが表示されます。 ボイスモードのインフォメーション画面と同じです。 Current Dir (カレントディレクトリー ) 現在、選択されているディレクトリーが表示されます。 サンプリングモード マスターモード ● サンプリングモード SampleMemory (サンプルメモリー ) サンプリングによって取り込まれたサンプルの容量が表示されます。 RecordableSize (レコーダブル
メッセージリスト メッセージリスト LCD表示 説明 Are you sure ? [YES]/[NO] 各操作を実行したときの、確認を求める表示です。 Arp memory full アルペジオ用のメモリーがいっぱいで、録音したデータを保存できない場合に表示されます。 Arpeggio type stored [SF1] 〜 [SF5]ボタンにアルペジオタイプがストア(保存)されました。 Bad disk or card. スマートメディアまたはUSB記憶装置が不良です。フォーマットを実行してやりなおしてください。 Bulk protected. バルクデータ受信のプロテクト(264ページ)がかかっています。 Can't find associated files. AKAI S1000/S3000フォーマットのファイルをロードするときに、音色ファイルが見つからない場合に表示されます。 Can't undo.OK? [YES]/[NO] ソング/パターンジョブ実行後に、メモリー容量の関係でアンドゥーができなくなる場合に表示されます。 Choose user phrase.
メッセージリスト LCD表示 説明 Not empty folder データの入っているフォルダーを消去しようとした場合に、表示されます。 Now checking plug-in board. 電源を入れたあと、プラグインボードのチェックを行なわれているときに表示されます。 Now loading... (xxxx) ファイルロード中に表示されます。 Now saving... (xxxx) ファイルセーブ中に表示されます。 Now scanning autoloaded files. オートロードするファイルの検索中に表示されます。 Now working... サンプリング終了時や、ロード/セーブ実行を[EXIT]ボタンで中止したときの、後処理実行中に表示されます。 Overwrite? [YES]/[NO] ファイルをセーブする際に、スマートメディアまたはUSB記憶装置内に同名のファイルがある場合に表示されます。 Pattern length mismatch.
故障かな？と思ったら 故障かな？と思ったら 鍵盤を弾いても音が鳴らない • コントロールスライダーがすべて最小(一番下まで下がっている状態)になっていませんか? その場合は、上に上げてみてください ................. 51ページ • [UTILITY] → [F1] GENERAL → [SF1] TG → Volume (ボリューム)の設定を確認してください................................................................... 260ページ • [UTILITY] → [F5] MIDI → [SF2] SWITCH → LocalCtrl (ローカルコントロール) = オフになっていませんか? このパラメーターが オフになっている場合、内部音源は鳴りませんのでご注意ください .........................................................................................................................
故障かな？と思ったら ピッチがずれている • [UTILITY] → [F1] GENERAL → [SF1] TG → Tune (チューン)での設定が、0から大きく離れてはいませんか? .......................................260ページ • [UTILITY] → [F1] GENERAL → [SF1] TG → NoteShift (ノートシフト)での設定が、0以外の値になっていませんか? ..........................260ページ • 鍵盤演奏音のピッチがずれている場合、現在選択されているボイスのマイクロチューニング設定([VOICE] → [EDIT] → [COMMON] → [F1] GENERAL → [SF2] PLY MODE → M.TuningNo.)で、特殊な音律が選ばれてはいませんか? .........................................................
故障かな？と思ったら ■ソング画面でトランポーズをかけると、ドラムサウンドの音も変わってしまう • 鳴っているドラムサウンドがドラムボイスによるものか確認してください。その場合、トランスポーズはドラムボイスにも有効ですので、故障では ありません。 マイクを接続して音声を入力しても、アウトプットから適切に出力されない • ボイスプレイモード/エディットモードにはなっていませんか。ボイスプレイモード/エディットモードでは、マイク入力などの A/Dパートは認識されません ..........................................................................................................................................................................................165ページ • [UTILITY] → [F2] I/O → [SF1] INPUT → Mic/Line = micに設定されていますか? .................
拡張部品(別売)の取り付け 拡張部品(別売)の取り付け 本体に取り付けることができる拡張部品 以下の拡張部品を取り付けることができます。 ● プラグインボード ● I/O拡張ボードAIEB2またはmLAN16E ● DIMM (拡張メモリー) プラグインボードは、3枚まで 取り付けることができます。 拡張部品を取り付ける位置 ● プラグインボードの場合 MOTIF ES6 MOTIF ES7 MOTIF ES8 プラグインボード 取り付け口 プラグインボード 取り付け口 プラグインボード 取り付け口 ● AIEB2、mLAN16E、DIMMの場合 MOTIF ES6 AIEB2、mLAN16E、DIMM 取り付け用ボトムカバー MOTIF ES7 AIEB2、mLAN16E、DIMM 取り付け用ボトムカバー AIEB2、mLAN16E 取り付け用リアカバー AIEB2、mLAN16E 取り付け用リアカバー MOTIF ES8 AIEB2、mLAN16E、DIMM 取り付け用ボトムカバー AIEB2、mLAN16E 取り付け用リアカバー 拡張部品取り付けに関する注意 取り付
拡張部品(別売)の取り付け プラグインボードの取り付け 別売のプラグインボードを使って本体音源を拡張できます。MOTIF ESに装着できるプラグインボードについては、74ページをご参照くださ い。 MOTIF ESにはプラグインボード用に3つのスロットが用意されており、リアパネルに3枚まで取り付けることができます。 n ボーカルハーモニープラグインボード(PLG100-VH)は、スロット1にのみ装着できます。 n マルチパートプラグインボード (PLG100-XG)は、スロット3にのみ装着できます。 n シングルパートプラグインボードは、スロット1〜3に装着できます。 プラグインボードの取り付け手順 1 2 3 スロットとケーブルの色は、一番下から1番(ORANGE=オレンジ色)、 2番(YELLOW=黄色)、3番(GREEN=緑色)に対応しています。 MOTIF ES本体の電源を切り、AC電源コードを抜きます。 背面のプラグインボード取り付け口についている大きいコイン ネジを、ドライバーまたはコインで外しプラグインボードの取 り付け口のふたを外します。 重要 緑色 黄色 オレンジ色 Slot
拡張部品(別売)の取り付け 5 スロットにカードを1/3ほど挿入した時点で、ケーブルを取り 付けます(ケーブルが届く位置までカードを挿入しながらコネク ターを差し込みます)。 このとき、取り付けるスロット番号に対応したケーブルの色とコネク ターの上下を間違えないように、ケーブルを取り付けます。 プラグインコネクター 左右のツメがロックされるまで 差し込んでください ツメ 7 8 プラグインボード取り付け口のふたを、手順2で外した大きい コインネジで固定することで閉めます。 取り付けたプラグインボードが正常に機能しているか確認します。 AC電源ケーブルを接続した上で、本体電源をオンにします。電源が入 り、LCD画面にプログラム名が表示された時点で、BANKボタンの上に あるSLOT 1〜3ランプが点灯します。ケーブルを間違えたり(前述の NOTE参照)、確実にケーブルが接続されていない状態では、ランプは点 灯しません。 例: スロット1にプラグインボードを装着した場合 Slotランプ 拡張コネクター Integrated Sampling Sequencer / Modular Synthe
拡張部品(別売)の取り付け AIEB2またはmLAN16Eの取り付け 別売のAIEB2、またはmLAN16Eのどちらかを本体に装着できます。 AIEB2の取り付け手順 MOTIF ES6 / MOTIF ES7 1 MOTIF ES本体の電源を切り、AC電源コードを抜きます。 2 本体を裏返し、底面が見えるようにします。 この時、ホイールやノブを破損しないように本体の四隅に雑誌などを クッションにしてその上に乗せます。 底面 ↓本体背面側 ふたをスライドして から、外します 下から見た図 底面 MUSIC PRODUCTION SYNTHESIZER ↓本体背面側 ノブやホイールに触れないように四隅に当てる MOTIF ES8 特にMOTIF ES8の場合は重量があるので、必ず2人で作業を行なう ようにしてください。 3 底面のふたを外します。 裏返した本体の背面側を手前にして、底面のふたのネジをドライバーで 外します(MOTIF ES6/MOTIF ES7=ネジ7本、MOITF ES8=銀色のネ ジ5本)。ネジがすべて外れたら、本体よりふたを外します。MOTIF ES6/M
拡張部品(別売)の取り付け 4 mLAN / I/O EXPANSION取り付け口をふさいでいるふたの 3つのネジを外します。 6 AIEB2を梱包箱から取り出します。 AIEB2には1本のフラットケーブルと2本の電源ケーブルが装着されて います。この内2本の電源ケーブルは、本体側を使用しますので、 AIEB2の方を外しておきます。この外した電源ケーブル2本はMOTIF ESでは使用しません。 この時、本体の内側よりふたを支えながらネジを外します。外したネジ は、AIEB2固定時に使用します。 AIEB2 電源ケーブル2本を 取り外します 本体背面側 重要 5 外したネジはなくさないようにしてください。 また、外したふたは、 本体の中に残さないように取り出して保管してください。 本体の束線止めからAIEB2用の電源ケーブル2本を外します。 MOTIF ES6 / MOTIF ES7 ↑本体鍵盤側 7 AIEB2から出ているフラットケーブルを本体の基板に接続し ます。 コネクターの向きに注意して差し込んでください。 AIEB2側 フラットケーブル 本体底面 コネクターの 向
拡張部品(別売)の取り付け 8 本体から出ている電源ケーブルをAIEB2に接続します。 この時、3ピンのケーブルをAIEB2のCN3コネクターへ、4ピンのケー ブルをAIEB2のCN1コネクターへ接続します。 10 フラットケーブルをAIEB2と本体メインボードとの間に落と しこむように収納します。 フラットケーブルを本体と AIEB2の間に落としこみます 本体底面 AIEB2 ↓本体背面側 CN1コネクターに 4ピンのケーブルを 接続します ↓本体背面側 CN3コネクターに 3ピンのケーブルを 接続します 本体底面 ＊接続するケーブルとコネクターを間違えないようにしてください。 また、無理な力を加えないようにしてください。 9 AIEB2を本体に固定します。 AIEB2の各種コネクター部がMOTIF ES本体の背面から見えるように、 裏返した状態（基板の底面が見えるように）で、片手で支えながら、手 順4で外したネジ3本でMOTIF ES本体背面から固定します。このとき、 AIEB2の真ん中のネジから取り付けると、残りのネジが取り付けやすく なります。 AIEB2 ↓本体背面側
拡張部品(別売)の取り付け mLAN16Eの取り付け手順 7 mLAN16Eの各種コネクター部がMOTIF ES本体の背面から見えるよう に、裏返した状態で、片手で支えながら、手順4で外したネジ2本で MOTIF ES本体背面から固定します。 〜4 1〜 AIEB2の取り付け手順1〜4と同様に、MOTIF ES底面のふ たを開け、mLAN / I/O EXPANSION取り付け口のふたを外 します。 5 mLAN16Eを本体に固定します。 mLAN16Eを梱包箱から取り出します。 フラットケーブル mLAN16E 6 フラットケーブルの反対側のコネクターを本体の基板上に差し 込みます。 8 手順4で外したふたを下図のとおりAとBの2つに分け、Aの方 を本体に取り付けることで、mLAN16Eと本体を固定します。 ネジを外して2つに分けます。 B A ↓本体背面側 mLAN16Eを裏返して、本体に納めます。 mLAN16E底面 ↓本体背面側 9 フラットケーブルをmLAN16Eと本体メインボードとの間に 落としこむように収納します。 10 手順3で取り外したふたを、逆の手
拡張部品(別売)の取り付け DIMM (拡張メモリー )の取り付け ここでは、市販のメモリー (「DIMM」と呼ばれるメモリーモジュール)を取り付ける方法を説明します。 DIMMの取り付け位置 DIMM購入時のご注意 市販のDIMMの中には、MOTIF ESで使用できないものがありま す。動作確認済品番については、ご購入の前にインターネット下記 URLでご確認ください。 http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/index.
用語集 用語集 ここでは、本編で説明しきれなかった用語だけを掲載しています。 なお、シンセサイザーなど電子楽器の基本的な用語に関する説明については、インターネット上の下記ページにも掲載してあります。参考にし てください。 ■ ヤマハ電子楽器用語集 http://www2.yamaha.co.jp/manual/japan/word/index.
用語集 ディレクトリー (フォルダー ) ベロシティ スマートメディアやハードディスクなどの記憶装置で、ファイルを分類/ 整理して収納する場所のことをいいます。 電子楽器の鍵盤を、どれくらいの強さ(速さ)で押したかを表わすMIDI情報 です。 デスティネーション(Destination) ボイス MOTIF ESでは、下記3種類の「デスティネーション」があります。 電子楽器の音源に内蔵されている楽器音色のことを指します。MOTIF ES では下記種類のボイスがあります。 ・ノーマルボイス .............160ページ ・ドラムボイス................. 160ページ ・プラグインボイス .........76ページ ・ボードボイス................. 76ページ ・ミキシングボイス .........105ページ ・サンプルボイス .............173ページ ・フレーズボイス .............
仕様 仕様 鍵盤 音源部 MOTIF ES8 MOTIF ES7 88鍵バランスドハンマー鍵盤(イニシャルタッチ/アフタータッチ付） 76鍵FS鍵盤(イニシャルタッチ/アフタータッチ付） MOTIF ES6 61鍵FS鍵盤(イニシャルタッチ/アフタータッチ付） 音源方式 AWM2 (Modular Synthesis Plug-in System対応） 最大同時発音数 内蔵128音+プラグインボードの最大同時発音数 マルチティンバー数 内蔵音源16パート+3プラグインボード、オーディオ入力パート (A/D、AIEB2 、mLAN*) *4ステレオパート 波形メモリー 175MB相当 (16bitリニア換算)、1,859ウェーブフォーム ボイス数 プリセット: 768ノーマルボイス+ 64ドラムキット GM : 128ノーマルボイス+1ドラムキット ユーザー : 128×2 (バンク1: オリジナル、バンク2: プリセットからのピックアップ) ノーマルボイス+32ドラムキット プラグインボイス数 PLG150-AN/DX/PF/DR/PC用プリセット : 各64音色 PLG1
仕様 シーケンサー部 シーケンサー容量 約226,000音 音符分解能 四分音符/480 最大同時録再音数 124音 テンポ(BPM) 1〜300 レコーディング方式 リアルタイムリプレース、リアルタイムオーバーダブ(パターンチェーン除く） 、 リアルタイムパンチ(ソングのみ） 、ステップ(パターンチェーン除く） トラック数 <パターンモード> フレーズトラック×16 <パターンチェーンモード> パターントラック、テンポトラック、シーントラック <ソングモード> シーケンサートラック×16 (トラックごとにループ設定可） 、テンポトラック、 シーントラック パターン数 64パターン(×16セクション） 小節数: 最大256 フレーズ数 プリセットフレーズ: 687 ユーザーフレーズ: 1パターンあたり256ユーザーフレーズ ソング数 64ソング ミキシングボイス: 1ソング/1パターンあたり16個 (最大で256個) ミキシングテンプレート: 32個 アルペジエーター プリセット×1,787タイプ ユーザー×256タイプ ※MIDIシンク、MIDI送受信チャンネル、ベ
索引 索引 1/4 shift ................................................................ 1/4 tone ................................................................ 1/8 tone ................................................................ 1st-on (ファーストオン) .......................................... 209 209 209 193 A A/D INPUT ............................................................... 24 A/D入力 ................................................................... 165 AC (アサイナブルコントロール) .............................
索引 GAIN (ゲイン)ノブ ............................................... 25, 73 GATE OFST (ゲートタイムオフセット) ............ 114, 221 GATE TIME (ゲートタイム) ......................... 81, 90, 129 GateTime (ゲートタイム) ................................ 224, 227 GateTimeRate (ゲートタイムレート) ...................... 192 Get Phrase From Song (ゲットフレーズフロムソング) ................................................................................ 246 Glide (グライド) ....................................................... 228 GlideTime (グライドタイム) .........
索引 RECALL (エディットリコール) ......... 208, 219, 236, 250 RecGain (録音ゲイン) ..................................... 253, 252 RecMonitor (録音モニター ) .................................... 253 RecTrack (レコーディングトラック) ........................ 223 RELEASE (リリースタイム) ......................... 81, 90, 129 REMIX ..................................................................... 242 REMOTE (リモート) .................................................. 19 resample (リサンプル) ............................................
索引 オシレーター ............................ 160, 195, 202, 206, 249 オルタネートグループ ......................................... 84, 203 オルタネートパン .............................................. 199, 204 音源部 ...................................................................... 157 カ カーソル ..................................................................... 49 カーソルボタン ........................................................... 20 カードスロット ........................................................... 25 確認メッセージ ............
索引 ノーマルボイス ................................................... 79, 160 ノブ ........................................................................... 50 ノブアサイン ............................................................ 234 ノンレジスタードパラメーターナンバー (NRPN) ...... 183 ハ バーチャルアコースティックプラグインボード ............ 74 パート ...................................................................... 291 パートエディット ............................... 88, 128, 216, 235 ハイパスフィルター ..................................................
ユーザーサポートサービスのご案内 保証とアフターサービス ヤマハデジタル商品は、常に新技術/ 高機能を搭載し技術革新を進める一方、お 使いになる方々の負担とわずらわしさを軽減できるような商品づくりを進めてお ります。また取扱説明書の記載内容も、よりわかりやすく使いやすいものにする ため、研究/ 改善いたしております。 しかし、一部高機能デジタル商品では、取扱説明書だけでは説明しきれないほど のいろいろな知識や経験を必要としてしまうものがあります。 実際の操作に関して、基本項目は取扱説明書に解説いたしておりますが、 「記載内 容が理解できない」 、「手順通りに動作しない」 、「記載が見つからない」といった さまざまな問題が起こる場合があります。 そのようなお客様への一助となるよう、弊社ではデジタルインフォメーションセ ンターを開設いたしております。 お気軽にご利用いただきますようご案内申し上げます。 お問い合わせの際には、 「製品名」、 「製造番号」、 「ご住所」、 「お名前」、 「電話番 号」をお知らせください。 サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気 音響製品サービス
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