D I G I TA L P I A N O P-95B/P-95S 取 扱 説 明書 JA
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製 品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々 への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場 合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底ください ますようお願いいたしま す。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをする と生じることが想定される内容を、危害や損害の大き さと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 (7)-1 2 P-95 取扱説明書 注意 1/4 この表示
警告 電源 / 電源アダプター 禁止 水に注意 電源コ ード をスト ーブ など の熱器 具に 近 づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりし ない。また、電源コードに重いものをのせ ない。 禁止 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 電源は必ず交流 100Vを使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 本体 の上 に花瓶 や薬 品など 液体 の入 った ものを置かない。また、浴室や雨天時の屋 外など湿気の多いところで使用しない。 内部に水 などの液体が 入ると、感電や火 災、または 故障の原 因になります。入 った場合は、すぐ に電源 スイッチを 切り、電源プラグ をコンセントか ら抜い た上で、お買い 上げの販売店 または巻末のヤ マハ修 理ご相談センターに点検をご依頼ください。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 必ず実行 感電のおそれがあります。 電源アダプター は、必ず指定のもの(29 ページ)を使用する。 必ず実行 禁止 異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原因にな
注意 電源 / 電源アダプター 接続 たこ足配線をしない。 音質が劣化した り、コンセント部 が異常発熱して 火 災の原因になることがあります。 必ず実行 禁止 必ず実行 すべての機器の電源を切った上で、ほかの 機器 と接 続する。ま た、電源 を入 れた り 切ったりする前に、機器のボリュームを最 小にする。 感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たず に、必ず電 源プ ラグ を持 って 引き 抜 く。 電源コードが破 損して、感電や火 災の原因になる こ とがあります。 必ず実行 演奏 を始 める前 に機 器のボ リュ ーム を最 小にし、演奏しながら徐々にボリュームを 上げて、適切な音量にする。 聴力障害または機器の損傷の原因になります。 取り扱い 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 必ず実行 長期間 使用 しない とき や落 雷のお それ が あるときは、必ずコンセントから電源プラ グを抜く。 禁止 パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片など の異物を入れない。 感電や火災、故障の原因にな
●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 電源スイッチを切った状態で も微電流が流れています。電源スイッチを切った状態の消費電力は、最 小限の値で設計されています。こ の製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。 注記 (ご使用上の注意) 製品の故障や損傷、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱い / お手入れに関する注意 ・ テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラジオなどに雑音が生じ る原因になります。 ・ 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いところ、また、ほこ りや振動の多いところで使用しないでください。本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原因になります。 ・ 本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置かないでください。本体の
準 備 編 準備編 このたびは、ヤマハ電子ピアノP-95B/P-95Sを お買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。 P-95B/P-95Sの優れた機能を十分に生かして 演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに 大切に保管してください。 特長 自然な弾き心地を実現したGHS(グレードハンマースタンダード)鍵盤 グランドピアノを探求して開発されたGH(グレードハンマー )鍵盤の基本理念をそのま まに低音部と高音部とでは微妙に違う鍵盤タッチを再現しました。豊かで自然な弾き心 地をつくりだしています。また、GHS鍵盤により楽器本体の軽量化を実現しました。 フルコンサートグランドピアノの音を使用 (AWMステレオサンプリング) この楽器は、ヤマハ独自のサンプリング音源システム「AWMステレオサンプリング」 による豊かな音色を実現しています。 グ ラ ン ド ピア ノ ピアノ音色のうち、GRAND PIANO 1、2の音色は、フルコンサートグランドピアノか エレクトリックピアノ らサンプリングしました。 E.
目次 安全上のご注意 ...........................................................................................2 準備編 準 備 編 特長 ..................................................................................................................6 付属品( お確かめください) ............................................................................6 各部の名前と機能 .......................................................................................8 ご使用前の準備 ............................................................................
各部の名前と機能 1 2 準 備 編 6 3 4 5 7 8 9 ) ! @ 左記イラスト は裏面から見 ています。 左記イラスト は裏面から見 ています。 $ # 1 [ ]電源スイッチ................................. 9ページ 電源のオン/オフを切り替えます。 マスターボリューム 2 [MASTER VOLUME ]スライダー ...... 9ページ 8 音色ボタン .......................................... 16ページ グランドピアノをはじめとした10種類の音色をお楽 しみいただけます。また、2つの音色を重ねて使うこ とができます。 音量を調節します。 デモ / ソング 3 [DEMO/SONG ]ボタン ............ 12 、13ページ 音色ごとのデモ曲やピアノ50曲(プリセットソング) を聞くことができます。 テンポ 4 TEMPO [▽][△]ボタン 別売のペダルユニットLP-5Aを接続できます。 イン ) DC IN端子 ..................
ご使用前の準備 電源を入れる 1 準 備 編 付属の電源アダプターのDCプラグをリアパネル イン のDC IN端子に差し込む 警告 電源アダプターは、必ず指定のもの(29ページ)をご使用ください。他の電源 アダプターの使用は故障、発熱、発火などの原因になります。このような場合 は、保証期間内でも保証いたしかねる場合がございますので、十分にご注意く ださい。 2 1 2 付属の電源アダプターのACプラグを家庭用(AC 100V)コンセントに差し込む アダプター AC 100V コンセント 注意 長時間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセントから電源 プラグを抜いてください。感電や火災、故障の原因になることがあります。 注意 電源は必ずAC100Vを使用してください。 点灯 3 本体パネル左の[ ]電源スイッチを押す 電源が入り、[ ]電源スイッチ左上の電源ランプが点灯します。 電源を切るときは、もう一度[ ]電源スイッチを押します(1秒)。 注意 電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。楽器を長時間使用しな いときは必ずコンセントから電源プラグを抜いてくだ
ご使用前の準備 ペダルを接続する [SUSTAIN]端子(サステインペダル) 準 備 編 電源を切った状態で付属のフットスイッチを接続します。このペダルを 踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音を長く響かせることができま す。 なお別売のフットペダルFC3やフットスイッチFC4、FC5も使用でき ます。FC3をご使用の場合はハーフペダル機能*を使用できます。 *ハーフペダル機能とは ペダルを踏んで音が響きすぎたと感じたとき、ペダルを踏み込んだ状態から少し戻し響きを抑える(音の濁りを減らす)機能です。 フットスイッチ(サステインペダル)を踏んだまま楽器の電源を入れないでください。 フットスイッチを踏んだまま電源を入れると、オン/オフが逆になります。 [PEDAL UNIT]端子(ペダルユニット) 別売の3本ペダルユニットLP-5Aを接続できます。 注記 ペダルユニットをご使用の場合は、必ず専用スタンド L-85/85S(別売)に取り付けてお使いください。 L-85/85S (別売) LP-5A (別売) ペダルユニットの機能 ペダルユニット(別売)には、右のペダル(ダンパーペダル)とまん中 のペダル(
ご使用前の準備 ヘッドフォンを使う 別売のヘッドフォンを[PHONES]端子に接続して使います。 ヘッドフォンを接続すると自動的にスピーカーから音が出なくなりま す。 [PHONES]端子は2つありますので、ヘッドフォンを2つ接続して2人 で演奏を楽しむこともできます。 1本だけ接続する場合は、どちらの端子を使用しても構いません。 注意 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。 聴覚障害の原因になります。 準 備 編 ステレオフォーンプラグ(標準) 譜面立てを使う 本体パネルの溝に差し込んで使用します。 この楽器は、スピーカーが本体の底面に配置されています。机の上などに置いて使用しても、十分お楽しみいただ けますが、より良い音でお楽しみいただくには、スタンド(別売)のご利用をおすすめいたします。 P-95 取扱説明書 11
デモ曲を聞く この楽器には、音色ごとに1曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。 本編 1 デモ / ソング [DEMO/SONG]ボタンを押したまま、聞きたいデモ曲の音 色ボタンを押す デモ曲の再生がスタートします。そのあと、再生をストップするまで、音色ボタ ンの左から順にデモ曲が連続して再生されます。 音色の特徴をつかむには 「音色を選ぶ」(16ページ)をご 覧ください。 [DEMO/SONG]ボタンのみを 押した場合は、GRAND PIANO 1のデモ曲から順に再 生されます。 デモ曲はMIDI送信されません。 ▲ ▲ 本 編 デモ曲の再生中にSELECT [ ]/[ ]ボタンを押すと、他のデモ曲へ切り替えるこ とができます。 また、再生中に他の音色ボタンを押すと、その音色のデモ曲が再生されます。 [METRONOME]ボタンを押したまま、TEMPO [▽]/[△]ボタンを押すと、再生 中のデモ曲のテンポを変更できます。 ●デモ曲 音色名 PIPE ORGAN (パイプオルガン) HARPSICHORD (ハープシコード) 曲名 オルガン小曲集 「神のひとり子なる主キリスト」
ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く この楽器には、音色のデモ曲の他にピアノ50曲の演奏データが入っています。付属の「ピアノで弾く名曲50選」 の楽譜集には、ピアノ50曲の楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。 1 デモ / ソング [DEMO/SONG]ボタンを押したままC2〜C#6のどれかを 押して、ピアノ曲を選ぶ C2〜C#6の鍵盤(以下参照)には50曲のピアノ曲が割り当てられています。 ピアノ50曲は、再生をストップするまで連続して再生されます。 1曲目 10曲目 C2 20曲目 C3 30曲目 C4 40曲目 C5 50曲目 C6 ▲ ▲ ピアノ曲の再生中にSELECT [ ]/[ ]ボタンを押すと、他のピアノ曲へ切り替え ることができます。 ソングとは この楽器では、演奏データを総 称して「ソング(SONG)」と呼 んでいます。デモ曲やピアノ曲 も演奏データです。 曲の割り当ての詳細について は、クイックオペレーションガ イド(30ページ)をご覧くださ い。 本 編 再生に合わせて、自分で鍵盤を 弾くこともできます。音色も変 えられます。 リバーブは
メトロノームを使う この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご使用くだ さい。 1 メトロノーム [METRONOME]ボタンを押す メトロノームが鳴り出します。 2 本 編 メトロノーム [METRONOME]ボタンを押して、メト ロノームを止める 拍子を設定する [METRONOME]ボタンを押したままA0〜D1鍵盤のどれかを押します。 たとえば3/4 (B0)に設定すると「チーンカチカチ」と鳴ります。 初期設定は拍子なし(A0)です。この場合すべての拍で「カチカチ」と鳴ります。 C0 A0 D1 鍵盤 拍子 A0 拍子なし A #0 2/4 B0 3/4 C1 4/4 C #1 5/4 D1 6/4 初期設定とは 本書では、初めて電源を入れた ときの設定のことを「初期設 定」と呼んでいます。 [METRONOME]ボタンを押したまま音色ボタンGRAND PIANO 1〜PIPE ORGAN のどれかを押して拍子を設定することもできます。 拍子なし 2/4 3/4 4/4 5/4 6/4
メトロノームを使う たとえば、テンポを95に設定したい場合は、[METRONOME]ボタンを押したま ま、F3(0)、D4(9)、A#3(5)の順番で鍵盤を押します。 A#3(5) F3(0) D4(9) テンポを1ずつ上げる [METRONOME]ボタンを押したままF#4鍵盤を押します。 本 編 テンポを1ずつ下げる [METRONOME]ボタンを押したままE4鍵盤を押します。 テンポを10ずつ上げる [METRONOME]ボタンを押したままG4鍵盤を押します。 テンポを10 ずつ下げる [METRONOME]ボタンを押したままD#4鍵盤を押します。 テンポを初期設定に戻す [METRONOME]ボタンを押したままF4 鍵盤を押します。 D#4(-10) F#4(+1) E4(-1) G4(+10) F4(初期設定) また、[METRONOME]ボタンを押したままTEMPO [▽]/[△]ボタンを押して、 テンポを1ずつ上げ下げすることもできます。 [METRONOME]ボタンを押したままTEMPO[▽]/[△]ボタンを同時に押すとテン ポを初期設定に戻せます。 音量を調節する メトロノ
音色を楽しむ 音色を選ぶ 1 使いたい音色ボタンを押す 音色の特徴をつかむには 音色ごとのデモ曲を聞いてみて ください。(12ページ) 音色を選ぶと、その音色に合っ たリバーブ(18ページ)が自動的 に選ばれます。 本 編 音色名 2 音色紹介 GRAND PIANO 1 (グランドピアノ1) フルコンサートグランドピアノからサンプリングしまし た。クラシックはもちろん、どんなジャンルのピアノ曲に も合います。 GRAND PIANO 2 (グランドピアノ2) 明るい響きを持ったクリアなピアノの音です。ポピュラー 音楽に最適です。 E.PIANO 1 (エレクトリック ピアノ1) FMシンセサイザーによる電子ピアノの音です。ポピュ ラー音楽に最適です。 E.
音色を楽しむ 2つの音色を重ねる(デュアル) 音色を重ねる機能をデュアルといいます。重ねて鳴らすことにより厚みのある音を作り出せます。 1 音色ボタンのうち2つを同時に押して、デュアルに入る 本 編 選んだ2つの音色ボタンのうち、左側にある音色が第1音色、右側にある音色が第 2音色になります。 第1音色、第2音色は、以下のような設定ができます。 オクターブシフトの設定 デュアルのときのリバーブ 第1音色のリバーブの種類が、 優先されます。第1音色のリ バーブがオフの時は、第2音色 に設定されているリバーブの種 類になります。 音程を1オクターブ上下にシフトさせます。音の響き方が違ってきます。 [METRONOME]ボタンを押したままA4〜D5鍵盤のどれかを押します。 第1音色 第2音色 A4 D5 第1音色と第2音色は、別々に設定ができます。 第1音色 A4 −1 A#4 0 B4 +1 第2音色 C5 −1 C#5 0 D5 +1 音色の音量バランスの設定 片方の音をメインにしてもう片方の音を薄く重ねるなど、2音色の音量バランスを 設定します。 [METRO
音色を楽しむ 音に残響を付ける(リバーブ) コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響効果を付けます。以下の4種類の中から設定できま す。また、その深さ(かかり具合)を変えられます。 本 編 鍵盤 リバーブの種類 G #6 ルーム 部屋の中にいるような響きになります。 説明 A6 ホール1 小さいコンサートホールにいるような響きになります。 A#6 ホール2 大きいコンサートホールにいるような響きになります。 B6 ステージ ステージにいるような響きになります。 C7 オフ リバーブはかかりません。 リバーブの種類の設定 [METRONOME]ボタンを押したままG#6〜C7鍵盤のどれかを押します。 G#6 C7 リバーブの深さの設定 [METRONOME]ボタンを押したままF1〜C#3鍵盤のどれかを押します。 設定範囲:0(効果なし)〜 20(深さ最大) C#3 (深さ20) F1 (深さ0) D3 右の鍵盤ほどリバーブの深さを深く設定できます。 [METRONOME]ボタンを押したままD3鍵盤を押すと、その音色に最適なリバー ブの深さにな
音色を楽しむ キー (調)を変える(トランスポーズ) 弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに半音単位でキー (調)を合わせることができます。この機 能をトランスポーズといいます。 たとえばトランスポーズを「+5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、 「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。 トランスポーズの設定 [DEMO/SONG]ボタンと[METRONOME]ボタンを同時に押したままF#2〜F#3 鍵盤のどれかを押します。 F#2 -6 -4 -2 トランスポーズ:移調する 移調:曲全体の音の高さを上げ たり下げたりしてキー (調)を変 えること。 本 編 F#3 +1 +3 +6 -5 -3 -1 0 +2 +4 +5 C3鍵盤を押すと標準の音の高さになります。F#2〜B2鍵盤を押すと半音単位で キーが下がり、C#3〜F#3鍵盤を押すと半音単位でキーが上がります。 トランスポーズ量 F#2:−6半音 C3:標準の音の高さ F#3:+6半音 音の高さの微調整(チューニング) 楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のときや
音色を楽しむ タッチ感を変える 鍵盤を弾く強さに対する鳴る音の音量を設定します。以下の4段階に設定できます。 鍵盤 本 編 タッチの種類 説明 A6 フィックス タッチによる音の強弱は付かず、一定の音量が出ます。 A#6 ソフト 軽いタッチで大きい音を出すことができます。 B6 ミディアム 標準的なタッチです。 C7 ハード 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。 タッチ感の設定 [DEMO/SONG]ボタンと[METRONOME]ボタンを同時に押したままA6〜C7の 鍵盤のどれかを押します。 JAZZ ORGAN、PIPE ORGAN、HARPSICHORDの 音色ではタッチ感が変わりませ ん。 初期設定:B6(ミディアム) A6 C7 20 P-95 取扱説明書
演奏を録音する 楽器本体に自分の演奏を1曲録音できます。 演奏を録音する 1 録音する音色(とそのほかの設定)を選ぶ 音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。 デモ曲やピアノ曲などのソング 再生中は録音モードに入ること ができません。 本 編 必要に応じてそのほかの設定(リバーブなど)も選んでください。 [MASTER VOLUME]スライダーは弾きやすい音量に設定してください。再生の ときにも[MASTER VOLUME]スライダーで音量を調節することができます。 2 レコード [REC]ボタンを押して、録音モードに入る [REC]のランプが点滅します。 メトロノームを使う メトロノームを鳴らしながら録 音することもできます。ただし メトロノームの音は、録音され ません。 録音されるデータの種類につい ては、22ページをご覧くださ い。 録音を中止する場合は、もう一度[REC]ボタンを押します。 3 録音をスタートする 演奏を始めると自動的に録音がスタートします。または、[PLAY]ボタンを押すと 録音がスタートします。 録音中は、[REC]のランプが点灯します。また、[PLA
演奏を録音する 4 レコード プレイ [REC]または[PLAY]ボタンを押して、録音をストップする 録音をストップすると、[REC]ランプと[PLAY]ランプが点滅し、録音した曲が楽 器に自動保存されていることを示します。自動保存が終わると、[REC]ランプが 消え、[PLAY]ランプのみが点灯します。 録音したデータはコンピュー ターに保存することができま す。またコンピューターから読 み込んで再生することもできま す(25ページ)。 注記 ランプが点滅しているときに電源を切らないでください。ランプが点滅しているときに電源を切る と、曲データが保存されないおそれがあります。 録音(記録)されるデータの種類 実際には、弾いた音や音色のほかにも録音(記録)されるデータがあります。 本 編 ・ノートデータ(弾いた音) ・音色 ・ペダル操作(サステイン、ソフト、ソステヌート) ・リバーブの深さ ・デュアルの音色 ・デュアル音量バランス ・デュアルオクターブシフト ・テンポ ・リバーブの種類(オフも含む) 録音した演奏を聞く [PLAY]ボタンを押すと、録音した演奏が再生されます。 録音したデ
演奏を録音する 録音した演奏データの設定を変更する 録音を終えたあとでも、演奏データの設定を変更することができます。たとえば、録音したあとで音色を変更し て違った雰囲気の曲にしたり、曲を適切なテンポに調節したりすることができます。 設定を変更できるデータ ・音色 ・デュアルの音色 ・サステイン/ソフトペダルのかかり具合 ・テンポ 1 本 編 レコード [REC]ボタンを押して録音モードに入る [REC]ランプが点滅します。 2 変更したい項目をパネルで操作して変更します たとえば、録音した[E.PIANO 1]の音色を[E.PIANO 2]に変更したい場合は、こ こで[E.
ミディ MIDI機器の接続 この楽器には、MIDI端子がついています。MIDI機能を使って他の楽器やコンピューターとデータを送受信するこ とにより音楽の幅を広げることができます。 ミディ MIDIって何? MIDI (Musical Instrument Digital Interface)とは、MIDI端子を備えたMIDI機器間や、MIDI機器とコンピュー ター間で演奏データや命令を送受信しあうための、各種送受信データ様式についての統一規格です。MIDI機器間 (MIDI機器とコンピューター間)でMIDIデータを送受信することにより、この楽器から外部のMIDI機器の演奏をコ ントロールしたり、外部のMIDI機器やコンピューターからこの楽器をコントロールしたりすることができます。 本 編 MIDI [IN] ...........MIDIデータを受信する端子です。 MIDI [OUT] ......
MIDI(ミディ )機器の接続 コンピューターと楽器間でバックアップデータを送受信する 録音したデータなど、楽器にバックアップされたデータは、コンピューターに保存することができます。また、 コンピューターに保存したデータをもう一度楽器に読み込んで演奏することもできます。 バックアップデータのファイル 名:P-95.
ミディ MIDIに関する設定 MIDIに関する各種設定や操作を行ないます。詳しくは、クイックオペレーションガイドをご参照ください。 ミディ MIDI送信/受信チャンネルの設定 MIDI楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側と受信側でMIDIチャン ネル(1〜16チャンネル)を合わせておく必要があります。ここでP-95からMIDI データを送受信するときのチャンネルを設定します。 MIDI送信チャンネルの設定 [DEMO/SONG]ボタンと[METRONOME]ボタンを同時に押したままC1〜E2鍵 盤のどれかを押します。 本 編 MIDI受信チャンネルの設定 [DEMO/SONG]ボタンと[METRONOME]ボタンを同時に押したままC4〜F5鍵 盤のどれかを押します。 E2 F5 C1 2 4 7 9 11 C4 14 16 2 4 7 9 11 14 16 1 3 5 6 8 10 12 13 15 OFF 1 3 5 6 8 10 12 13 15 1+2 ALL MIDI送信チャンネル (C1〜E2) MIDI受信チャンネル (C4〜F5) デュアルのときの
MIDI(ミディ )に関する設定 プログラムチェンジ送受信オン/オフの設定 MIDIで送信側の機器から受信側の機器の音色を切り替える情報をプログラムチェンジと言います。たとえばP95からプログラムチェンジを送信するとMIDI接続した外部機器の音色を切り替えることができます。(P-95の パネル上で音色を切り替えたときに、切り替えた音色のプログラムチェンジナンバーが送信されます。)逆にMIDI 接続した外部機器から送信されたプログラムチェンジをP-95が受信すると、同時に受信しているMIDIの演奏 データの音色が切り替わります。(このとき鍵盤での手弾き音色は切り替わりません。) このプログラムチェンジの送/受信ができたほうが便利な場合(=MIDI接続した外部機器と音色切り替えを連動さ せたい場合)と、できないほうが便利な場合(=MIDI接続した外部機器と音色切り替えを連動させたくない場合)が あります。音色切り替えを連動させたい場合はオンに、連動させたくない場合は、オフにします。 [DEMO/SONG]ボタンと[METRONOME]ボタンを同時に押したままC#6鍵盤を 押します。C#6鍵盤を押すたびにプログ
困ったときは 現象 本 編 28 考えられる原因 解決法 P-95の電源が入らない。 電源アダプターが差し込まれていま 電源アダプターを本体と家庭用(AC100V)コンセント せん(本体側と家庭用コンセント側)。 に、確実に差し込んでください(9ページ )。 P-95から雑音が出る。 P-95の近くで携帯電話を使ってい ます(または呼び出し音が鳴っていま す)。 P-95の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。 P-95の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴っ たりすると、雑音が出る場合があります。 全体的に音が小さい。まったく 音が出ない。 [MASTER VOLUME]スライダーが 下がっています。 [MASTER VOLUME]スライダーを上げてください (9ページ)。 ヘッドフォンを接続しています。 ヘッドフォンのプラグを抜いてください。 ローカルコントロールがオフになっ ています。 ローカルコントロールをオンにしてください(26ページ)。 ペダルが効かない。 ペダルコードのプラグが [SUSTAIN]端子/[PEDAL UNIT]端 子に差し込まれていませ
仕様 寸法 サイズ/質量 幅 1326mm 高さ 151.5mm 奥行き 295mm 質量 12.
クイックオペレーションガイド メ ト ロ ノ ー ム 、 2 では[DEMO/SONG]か[METRONOME]を押したまま、グレーの鍵盤のどれかを押して、デモ曲を選んだり値を設定したりします。 デ モ / ソ ン グ クイックオペレーションガイド 1 では[DEMO/SONG]と[METRONOME]を同時に押したまま、グレーの鍵盤のどれかを押して、値を設定します。 メ ト ロ ノ ー ム 以下 3 デ モ / ソ ン グ 以下 プリセットソング F#3 G#3 A#3 F3 G3 A3 B3 C#4 D#4 C4 D4 E4 F#4 G#4 A#4 F4 G4 A4 B4 C#5 D#5 C5 D5 E5 F#5 G#5 A#5 F5 G5 A5 B5 C#6 D#6 C6 D6 E6 メトロノームのテンポ F#2 G#2 A#2 F2 G2 A2 B2 C#3 D#3 C3 D3 E3 F#3 G#3 A#3 F3 G3 A3 B3 C#4 D#4 C4 D4 E4 デュアル オクターブシフト F#4 G#4 A#4 F4 G4 A4 B4 C#5 D#5
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ 修理ご相談センターにご連絡ください。 ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い上 げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してください。 ● 保証期間 お買い上げ日から 1 年間です。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご 覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させて いただきます。 右に記載の部品については、使用時間や使用環境などにより劣化 しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要となります。消耗 部品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センターへ ご相談ください。 消耗部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、接続 端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点など ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製造 打切後 8 年です。 ● 修理のご依頼 まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう
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