準 備 本 P 255 編 DIGITAL PIANO 付 録 取扱説明書 この楽器のお取り扱いについては、 ご使用の前に必ず 4 〜 6 ページの 「安全上のご注意」 をお読みください。 JA
このたびは、ヤマハ電子ピアノをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。 この楽器の優れた機能を十分に生かして演奏をお楽しみいただくため、本書をお読みください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管してください。 取扱説明書について この楽器には、以下の説明書が用意されています。 冊子マニュアル 電子マニュアル(PDF) 取扱説明書(本書) この楽器の使い方を説明しています。 iPhone/iPad接続マニュアル この楽器をiPhoneやiPadなどのスマートデ バイスと接続する方法を説明しています。 コンピューターとつなぐ この楽器とコンピューターを接続する方法を 説明しています。 MIDIリファレンス MIDIデータフォーマットやMIDIインプリメ ンテーションチャートが掲載されています。 MIDI入門 MIDIについての基本的な説明をしています。 電子マニュアルは、ヤマハ ダウンロードのウェブサイ トからご覧いただけます。インターネットに接続して以 下のウェブサイトを開き、「モデル名から検索」テキス トボックスにモデル名「P-255」を入力して「検索」
目次 2 USBフラッシュメモリーを使う 30 付属品(お確かめください) 2 安全上のご注意 4 楽器に録音したユーザーソングをUSBフラッシュ メモリーにコピーする .................................................. 32 特長 7 ユーザーソングを削除する ................................................ 33 各部の名前と機能 8 USBフラッシュメモリーをフォーマット (初期化)する .................................................................. 33 準 取扱説明書について USBフラッシュメモリーの取り扱いについて................ 30 USBフラッシュメモリー内でのファイル管理................ 31 準備 34 外部オーディオ機器と接続する ........................................ 34 10 電源を入れる ....
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 注意 う可 能 性が想 定される」 内容です。 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生
水に注意 火に注意 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かな い。また、浴室や雨天時の屋外など 湿気の多いところで使用しない。 禁止 本体の上にろうそくなど火気のあるものを 置かない。 ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原因 になります。入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源 プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの販売店また は巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼ください。 禁止 異常に気づいたら 下記のような異常が発生した場合、すぐに電源スイッ チを切り、電源プラグをコンセントから抜く。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 ・電源コード/プラグがいたんだ場合 必ず実行 禁止 ・製品から異常なにおいや煙が出た場合 ・製品の内部に異物が入った場合 ・使用中に音が出なくなった場合 そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障のおそれが あります。至急、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。 注意 電源 / 電源アダプタ
取り扱い 本体の上にのったり重いものをのせたりしない。また、 ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加え ない。 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 本体が破損したり、お客様やほかの方々がけがをしたりする原 因になります。 禁止 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。 パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異物を入 れない。 聴覚障害の原因になります。 感電、ショート、火災、故障や動作不良の原因になることがあ ります。 禁止 禁止 ●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。 [ ]( スタンバイ / オン ) スイッチを切った状態 ( 画面表示が消えている ) でも微電流が流れています。[ ] ( スタンバイ / オン ) スイッチが切れているときの消 費電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。 注記(ご使用
特長 コンサートグランドピアノの響きを表現する 「リアル・グランド・エクスプレッション(RGE)スタンダード音源」 ヤマハのコンサートグランドピアノの中で、最も録音に適した一台を選び抜き、熟練の調律師が最 良の状態に調整したピアノの音をサンプリング。音の鳴りはじめから消えゆくまでの過程を丁寧に 収録した「RGEスタンダード音源」を採用しました。 自然なタッチを実現した 「グレードハンマー (GH)鍵盤 象牙調仕上げ」 グランドピアノの弾き心地を探求して開発されたグレードハンマー鍵盤は、低音部と高音部とでは 微妙に重さの違う鍵盤タッチを再現しました。その本格的な質感は、低音域から高音域まで自然な バランスで演奏できます。さらに、白鍵は吸湿性に優れた象牙調仕上げを採用しているので、長時 間の演奏でも指が滑りにくく、心地よく演奏し続けることができます。 10種類のリズムパターンを内蔵 P-255には、よく使われるシンプルなリズムパターン10種類が搭載されています。これにより、 鍵盤音にリズムの自動演奏をプラスして楽しめるので、演奏が一気に華やかになり、飽きることな く鍵盤を弾き続けられます。ポピュラーや
各部の名前と機能 @1 q w e r t y u i o !0 @0 メトロノーム q [ ](スタンバイ/オン)スイッチ ................10ページ 電源のスタンバイ/オンを切り替えます。 マスター ボリューム w [MASTER VOLUME]スライダー............11ページ 楽器全体の音量を調節します。 デモ e [DEMO]ボタン ........................................13ページ 音色ごとのデモ曲を再生します。 トランスポーズ r [TRANSPOSE]ボタン............................16ページ 弾く鍵盤を変えずに、他の楽器や歌う人の声の高さに 合わせて、キー (調)を簡単に変えられます。 セレクト t [SELECT]ボタン ....................................21ページ 再生するソングカテゴリーを選びます。 レコード y [REC]ボタン ..........................................
各部の名前と機能 @7 @8 @2 @3 @4 @5 @6 !9 !7 !2 !3 !4 !5 リバーブ !6 エフェクト !7 [REVERB]、[EFFECT]ボタン.........15, 16ページ 音に残響(リバーブ)や、効果(エフェクト)をかけます。 サウンド !8 ブースト !8 [SOUND BOOST]ボタン .......................18ページ 楽器の音量感を上げ、ライブで演奏する時などに音を 際立たせます。 !9 [EQ](イコライザー )スライダー.................17ページ LOW(低音域)〜HIGH(高音域)の3バンドのスライダー で、音質を調節します。 フォーンズ @0 [PHONES]端子 ......................................11ページ ミディ イン アウト @5 MIDI [IN] [OUT]端子 .............................
準備 ご使用前の準備 電源を入れる 1 オートパワーオフ ACケーブルの一方の端を、図のように付属の電源ア ダプターに接続する オートパワーオフ機能とは、無駄な電力消費を防ぐため、 一定時間何も操作しないと自動的に電源が切れる機能で す。初期設定では、30分何も操作をしないと自動的に電 源が切れます。 付属の電源アダプターのDCプラグをリアパネルのDC IN端子に差し込む ファンクション設定でオートパワーオフをOFFに設定する か、電源を入れるとき、左端の鍵盤を押しながら電源を入 れます。オートパワーオフ機能が解除され、自動的に電源 が切れなくなります。 オートパワーオフ機能を解除するには 2 コンセント DC IN端子 3 2 3 付属の電源アダプターのACプラグを家庭用(AC 100V)コンセントに差し込む 警告 • 電源アダプターは、必ず指定のもの(53ページ)をご使用く ださい。異なった電源アダプターを使用すると故障、発熱、 火災などの原因になります。 警告 • 電源は必ずAC100Vを使用してください。 注意 • 長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ
ご使用前の準備 鍵盤を弾いて音を出しながら、本体パネル左の[MASTER VOLUME]スライダーで音量を調節します。 付属のフットスイッチFC4を[SUSTAIN PEDAL]端子に 接続することで、ピアノのダンパーペダルと同様、ペダル を踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音を長く響かせる ことができます(サステイン機能)。また、別売のフットペ ダルFC3、フットスイッチFC5も接続できます。FC3で はハーフペダル機能が使えます。 小さくなる 備 ペダルを接続する(サステインペダル) 準 音量(マスターボリューム)を調節する 大きくなる FC4 譜面立てを使う 本体パネルの溝に差し込んでお使いください。 ハーフペダル機能(FC3接続時/ペダルユニット装着 時) ペダルの踏み加減で音の伸び具合が調節できる機能です。 ペダルを踏みこむほど音が長く伸びます。ペダルを踏んで 音が響きすぎたとき、踏み込んだ状態からペダルを少し戻 して音の響きを抑える(音の濁りを減らす)ことができます。 NOTE ヘッドフォンを使う フォーンズ この楽器には[PHONES]端子が2つあるので、ヘッドフォ
ご使用前の準備 別売のペダルユニットを使う 別売のペダルユニットLP-255を接続すると、3本ペダル を使って演奏できます。ペダルユニットは、必ず別売の専 用スタンドL-255に取り付けてお使いください。 ペダルユニット LP-255 (別売) ソステヌートペダル(まん中のペダル) このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、 鍵盤から指を離してもペダルを踏んでいる間鳴り続けさ せます。ペダルを踏んだ状態で弾いた音に対しては機能し ないので、「和音を長く鳴らしながらメロディーをス タッカートで弾く」といったことができます。 ここでソステヌートペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤の音だけ が、ペダルを踏んでいる間響く 専用スタンド L-255 (別売) ソフトペダル(左のペダル) NOTE • フットペダルユニットのケーブルの抜き差しは、電源を切った状 態で行なってください。 ダンパーペダル(右のペダル) ペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音を長く響 かせることができます。ペダルを踏み込むほど音が長く伸 びます(ハーフペダル対応)。 このペダルを踏んだあとに弾いた鍵盤の音
本編 音色を選んで弾く 音色を選ぶ 鍵盤を弾いたときに鳴る楽器音(ピアノやオルガンなど)を 選びます。 1 音色ボタンを押して、音色を選ぶ 選んだ音色ボタンを繰り返し押すごとに、音色が切り 替わります。「音色一覧」(51ページ)をご参照くださ い。 音色デモ曲を聞く 音色の特徴をつかむために、音色ごとのデモ曲を聞いてみ ましょう。音色デモ曲の曲名については、「音色デモ曲一 覧」をご参照ください。 音色デモ曲一覧 音色 ボタン 画面 [PIANO] GP3 バラード グランド or3 パイプ オルガン小曲集 J. S. オルガン 「神のひとり子なる バッハ プリンシパル 主キリスト」BWV.601 or4 パイプ オルガン トゥッティ トリオ ソナタ 第6番 BWV.530 J. S. バッハ CL1 ハープシ コード8 チェンバロ協奏曲 第7番 BWV.1058 J. S. バッハ CL2 ハープシ コード 8'+4' フランス組曲 第5番 ジーグ BWV.816 J. S.
音色を選んで弾く 2つの音色を重ねる(デュアル) 鍵域を左右に分けて別々の2つの音 スプリット 2種類の音色を同時に重ねて鳴らす機能です。2つの異な る系統の音色を重ねて、厚みのある音色を作ります。 色で弾く[SPLIT] 鍵盤全体を左右の領域に分け、別々の音色で演奏すること 1 音色ボタンを押して、重ねたい2つの音色を 選ぶ 選んだ音色が呼び出された状態になります。 音色の選び方は13ページをご覧ください。 NOTE ウッドベース 1 スプリットモードに入る [SPLIT]ボタンを押して、ランプを点灯させます。 • 1つの音色ボタンの2音色(Grand PianoとLive Grandなど) を重ねて鳴らすことはできません。 • デュアルとスプリットは同時に使えません。 2 エレクトリックベース ができます。左の領域でWOOD BASS や E.
音色を選んで弾く 3 右側の音色を決める 演奏したい音色ボタンを押します。 4 左側の音色を決める スプリット [SPLIT]ボタンを押したまま、演奏したい音色ボタン を押します。([SPLIT]ボタンを押している間は左側の 音色ボタンのランプが点灯します。) 鍵盤を弾いて音を出してみましょう。 演奏音に、コンサートホールで弾いたような残響音(リ バーブ)を加えます。音色を選ぶと、その音色に最適なリ バーブが自動的に設定されますが、自分でリバーブの種類( リバーブタイプ)や深さを設定できます。 リバーブタイプの設定 [REVERB]ボタンを一度押すと、現在のリバーブタイプが 表示されます。そのあと[REVERB]ボタンを押すごとにリ バーブタイプが切り替わります。 編 5 音に残響を付ける[REVERB] 本 スプリットのときのオクターブ設定、音量バランス、 リバーブ/エフェクトのかかり具合やタイプは、音色 の組み合わせごとに最適な値が自動的に選ばれますが、 ファンクション(43ページ)で変更することもできま す。右側/左側それぞれ設定できます。 リバーブ スプリットモードを抜ける
音色を選んで弾く エフェクト 音に効果を付ける[EFFECT] 音に効果を加えます。音色を選ぶと、その音色に最適なエ フェクトが自動的に設定されますが、自分でエフェクトの 種類や深さを設定できます。 エフェクトタイプの設定 [EFFECT]ボタンを一度押すと、現在のエフェクトタイプ が表示されます。そのあと[EFFECT]ボタンを押すごとに エフェクトタイプが切り替わります。 トランスポーズ キー (調)を変える[TRANSPOSE] 弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに キー (調)を合わせたり、演奏する曲や再生する曲を移調(= トランスポーズ)したりできます。トランスポーズは半音 単位で設定できます。たとえばトランスポーズ量を「5」 に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音 が出ることになり、「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の 演奏になります。 トランスポーズ量を設定する エフェクトタイプリスト 画面 タイプ 説明 Et1 Et2 Et3 コーラス 広がり感を付けます。 フェーザー うねりを持たせます トレモロ 音量を揺らします。 Et4 ロータ
音色を選んで弾く 音の高さを微調整する(チューニング) 楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のとき や、CDの再生に合わせて演奏するときなど、ほかの楽器 やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に 使います。 設定は、ファンクション「F1」で行ないます。詳しくは 41ページをご覧ください。 イコライザー 音質を補正する[ EQ ] イコライザー (EQ)とは、音を周波数帯域(バンド)に分け て、各帯域のレベル(ゲイン)を上げ/下げすることで、音 質を補正する機能です。この楽器には、3つの[EQ]スライ ダーが搭載されており、それぞれのスライダーで楽器全体 の音質を簡単に調節できます。 本 タッチ感度を変える 設定は、ファンクション「F6.8」で行ないます。詳しく は44ページをごらんください。 編 鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の付き方(タッ チ感度)を設定します。(鍵盤の重さ自体は変わりません。) • LOW(ロー ) ....... 低音域の音質を調節 • MID(ミッド)...... 中音域の音質を調節 • HIGH(ハイ) .......
音色を選んで弾く より音量感のあるサウンドで演奏す パネル操作をロックする サウンドブースト る[SOUND BOOST] 楽器の音量感をアップさせる機能です。強音だけでなく弱 音までよりはっきり聞かせたい場合に使います。ほかの楽 器とのセッションやアンサンブル時に、音色の表現力を維 持したまま、自分の音を引き立たせて演奏できます。 パネルロック機能を使うとパネル操作を一時的に無効に し、演奏中の誤操作によるトラブルを防ぐこと ができます。 [SOUND BOOST]ボタンを押すごとに、オン/オフが切 り替わります。オンにするとランプが点灯します。 1 [SOUND BOOST]ボタンを押したまま、[−/NO]/ [+/YES]ボタンを押すと、サウンドブーストタイプが切 り替わります。 [SOUND BOOST]ボタンを押したまま、[−/NO]と [+/YES]ボタンを同時に押すと、初期設定に戻ります。 • 設定範囲:1(効果最小)〜3(効果最大) • 初期設定:2 サウンドブーストタイプリスト 画面/タイプ 説明 1 音の粒立ちがはっきりとします。明るい曲のソロ 演奏などにおすすめです
メトロノーム メトロノームを使う[METRONOME] この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。 1 2 メトロノームを鳴らす [METRONOME]ボタンを押すと、メトロノームが鳴 ります。 メトロノームを止める [METRONOME]ボタンを押すと、メトロノームは止 まります。 120. 本 メトロノームが鳴って いる間、テンポに合わ せて点滅します。 NOTE 編 • メトロノームの音量はファンクション「F6.
リズム リズムを鳴らす[RHYTHM] この楽器には、10種類のリズムを内蔵しており、自分の演奏にあわせて鳴らすことができます。 1 リズムを選ぶ リズムを鳴らす [RHYTHM]ボタンを押すと、リズムがスタートしま す。 ファンクション「F5.7」(44ページ)でイントロ設定 がオンになっている場合、イントロが流れてからメイ ンのリズムがスタートします。 120. [RHYTHM]ボタンを押している間は画面にリズムパター ンの番号が表示されます。リズムパターンについては、 「リズム一覧」をご参照ください。 [RHYTHM]ボタンを押したまま[−/NO] または [+/YES]ボタンを押して、リズムパターン(1〜10)を選 びます。 リズムが鳴っている間、 テンポに合わせて点滅 します。 NOTE • リズムはメトロノームと同時に鳴らすことはできません。 [RHYTHM]ボタンを押したまま[−/NO]と[+/YES]ボタ ンを同時に押すと初期設定(1)に戻ります。 NOTE • リズムの音量はファンクション「F6.
曲(ソング)を再生する この楽器では、内蔵曲や録音した曲、市販の曲データを総称して「ソング」と呼んでいます。この楽器で再生できるソング ミ デ ィ には、MIDI ソングとオーディオソングの2種類があります。 MIDIソングとオーディオソング MIDIソングは、鍵盤を押す/離すといった演奏の動きを記録したデータです。楽譜と同じように、どの鍵盤をどのくらいの強さでどの タイミングで弾いた、といった演奏情報が記録され、音そのものは記録されません。記録された演奏情報にもとづいて、(電子ピアノ などの)音源部が鳴ることではじめて音になります。データ容量が小さく、また、音色の変更などの編集がしやすいのが特長です。 オーディオソングは、演奏した音そのものを記録したデータです。カセットテープやボイスレコーダーなどに録音するのと同じしくみ で記録したものです。携帯音楽プレーヤーなどでも再生できるので、ほかの人に自分の演奏を聞いてもらうことが手軽にできます。 本 この楽器で再生できるソング ソングを再生する ソングカテゴリーリスト ソング番号 USBフラッ シュメモリー Aud* に保存した オーディオソ ング
曲(ソング)を再生する 3 プレイ / ストップ [PLAY/STOP]ボタンを押して再生をス タートさせる ミディ スタート後、画面に再生中の小節番号(MIDI ソングの 場合)または再生時間(オーディオソングの場合)が表示 されます。 MIDIソングの場合 1. 2. 小節番号 オーディオソングの場合 0.01 0.
曲(ソング)を再生する 繰り返し再生する(MIDIソング) 再生に関する便利な機能 ミディ 右手または左手パートだけを再生する(MIDI ソング) プリセットソングなどのMIDIソングには、データが右手 パートと左手パートに分かれているものがあります。この ようなソングデータの場合、右手パートだけをオンにして 左手の練習を、左手パートだけをオンにして右手の練習が できるので、順序立てて練習を進められます。 MIDIソングは、1曲内のある範囲を指定して繰り返し再生 することができます。難しいフレーズを繰り返し練習する ときなどに便利です。上記のパート別再生の機能と同時に 使うこともできます。 選曲し、再生をスタートします。聞きながら、始まり 一方のパートの再生をオフにする ライト ファンクション (A点)にしたいところで、[FUNCTION]ボタンを押し たまま[PLAY/STOP]ボタンを押します。 画面に「A- 」と表示され、始まり(A点)が設定され ます。 レフト ソングを選ぶと、[RIGHT](右手)と[LEFT](左手)のラ ンプが両方とも点灯するので、オフにしたい(練習した い)
曲(ソング)を再生する 弾くと同時に再生をスタートする(シンクロスタート) 鍵盤を弾くと同時に再生をスタート(シンクロスタート)す ることができます。 プレイ / ストップ [PLAY/STOP]ボタンを1秒間押し続けるとシンクロス タート待機状態になります。[PLAY/STOP]ボタンのラン プがソングのテンポに合わせて点滅します。 (シンクロスタートを解除するには、再び[PLAY/STOP] ボタンを1秒間押します。) このあと鍵盤を弾くと、同時に再生もスタートします。 NOTE • シンクロ=同時の、同時に起こる ペダルで再生/停止する 別売のペダルユニット(12ページ参照)を接続すると、ファ ンクション「F5.
演奏を録音する この楽器では、下記2通りの録音ができます。用途に合った方式で演奏を録音してみましょう。 ミディ MIDI 録音 録音した演奏をMIDIソング(SMFフォーマット0)として、楽器本体またはUSBフラッシュメモリーに保存します。2つの パートを別々に録音できるので、右手と左手を個別に録音したり、連弾曲を1パートずつ録音して、1曲を完成したりでき ます。また、録音後に、1パートだけ録音し直したり、音色やテンポなどを変えたりできます。 この楽器には、10曲まで録音できます。 1 必要に応じて、USBフラッシュメモリーを ユーエスビー トゥー デバイス [USB TO DEVICE]端子へ接続する MIDIソングの録音先は、楽器本体またはUSBフラッ シュメモリーで、オーディオソングの録音先は、USB フラッシュメモリーのみです。USBフラッシュメモ リーに録音したい場合は、ご使用になる前に「USBフ ラッシュメモリーの取り扱いについて」(30ページ)を お読みください。 2 録音方法を選ぶ ●MIDI録音したい場合 「USr」(この楽器本体の内部メモリーに保存)または、 「Sng」(U
演奏を録音する 4 録音に使う音色や拍子などの設定をする 音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます(13 ページ)。必要に応じて拍子(19ページ)やエフェクト (16ページ)などもここで選んでください。 NOTE • オーディオ録音の場合、AUX IN端子からの入力音も録音さ れます。 7 NOTE • リズム(20ページ)を鳴らしながら録音もできます。リズム パートは、[RIGHT]パートに保存されます。 • メトロノーム(19ページ)を使いながら録音することもできま すが、メトロノームの音は録音されません。 • オーディオ録音の場合、[EQ]スライダーと[SOUND BOOST]の設定によっては、録音した演奏データがひずむこ とがあります。 5 プレイ / ストップ [PLAY/STOP]または[REC]ボタンを押し て録音をストップする 録音をストップすると、「-」が流れて表示され保存中で あることを示します。保存が終わると、「End」が表 示されたあと、ソング番号が表示され、録音モードは 自動的に解除されます。 注記 • 「-」が流れて表示されているときに、電源を切ったりUSBフ
演奏を録音する ミディ パートを指定して録音する(MIDI 録 音) 5 録音をストップすると、「-」が流れて表示され保存中で あることを示します。終わると、「End」が表示され たあと、ソング番号が表示されます。録音したパート のランプが緑に点灯し、録音モードは自動的に解除さ れます。 MIDI録音では、2つのパートを個別に録音できます。 1 録音の準備をする 2 6 録音した演奏を再生する [PLAY/STOP]ボタンを押すと、今録音した演奏が再 生されます。再生をストップするには、[PLAY/ STOP]ボタンを押します。 編 注記 • 録音済みのデータがあるパートのランプは緑に点灯します。 録音するとそれまでの録音データは消えますのでご注意くだ さい。 注記 • 「-」が流れて表示されているときに、電源を切ったりUSBフ ラッシュメモリーを抜いたりしないでください。外部ソング を含むすべてのソングデータ(21ページ)が消去されるおそ れがあります。 本 「パートを指定せずに録音する」(25ページ)の手順1 〜3をご参照ください。 録音済みのパートがある場合は、そのパートを
演奏を録音する パートごとに録音した演奏を削除す ミディ る(MIDI 録音) 録音したユーザーソングをパートごとに削除します。両 パートとも削除する場合は、「ユーザーソングを削除する」 (33ページ)をご参照ください。 1 削除するユーザーソングを選ぶ 「パートを指定せずに録音する」(25ページ)の手順1 〜2をご参照ください。 録音後に音色やテンポなどを変更す る(MIDI録音) MIDI録音の場合、録音を終えたあとでも、演奏データの設 定を変更できます。たとえば、音色を変更して違った雰囲 気にしたり、適切なテンポに調節したりできます。 MIDI録音で記録されるデータの種類 MIDI録音では、下記のようなデータが記録されます。この うち、「*」の印がついているデータは、録音後に変更する ことができます。 NOTE • USBフラッシュメモリーに録音したオーディオソングを削除 する方法は、33ページをご参照ください。 レコード 2 [REC]ボタンを押して録音モードに入る 3 [RIGHT]または[LEFT]ボタンを押して、 削除したいデータの入ったパートのランプを 点滅させる ラ
演奏を録音する 3 録音モードに入り、設定を変更するパートを 選ぶ [REC]ボタンを押したあと、[RIGHT]ボタンまたは [LEFT]ボタンを押します。 (2つのパートで共通に録音されるデータはどちらの パートを選んでも変更されます。) 指定したパートのランプが赤く点滅します。 テンポやリバーブ、エフェクトを変更したい場合は、 ここで設定します。 変更を中止する場合は、[REC]ボタンを押します。 本 4 編 注記 • ここで鍵盤や[PLAY/STOP]ボタンを押さないようご注意く ださい。録音がスタートし、録音済みのデータが消えてしま います。 変更を保存する [REC]ボタンを押したまま[PLAY/STOP]ボタンを押 します。「-」が流れて表示され保存中であることを示し ます。保存が終わると、「End」が表示されたあと、 ソング番号が表示されます。録音モードは自動的に解 除されます。 注記 • 「-」が流れて表示されているときに電源を切らないでくださ い。電源を切ると、外部ソングを含むすべてのソングデータ (21ページ)が消去されるおそれがあります。 P-255 取扱説明書 29
USBフラッシュメモリーを使う USBフラッシュメモリーを楽器に接続すると以下のことができます。 • • • • • • USBフラッシュメモリー内の曲を聞く ................................................................................. 21ページ USBフラッシュメモリーに録音する ..................................................................................... 25ページ 楽器に録音したユーザーソングをUSBフラッシュメモリーにコピーする ....................... 32ページ USBメモリー内のソングを削除する ..................................................................................... 33ページ USB記憶装置をフォーマット(初期化)する .....................................
USBフラッシュメモリーを使う USBフラッシュメモリー内でのファ イル管理 この楽器で録音したソングを「ユーザーソング」といい、 この楽器以外で作られたソングは「外部ソング」といいま す。 USBフラッシュメモリー内では、ユーザーソングは ユーザー ファイルズ NOTE • 以下の状態のときは、ファイル操作はできません。 ・ソング再生中(21ページ) ・録音中(25ページ) NOTE • この楽器で再生できるUSBフラッシュメモリー内の外部ソングの ファイルの数は999までです。 本 「USER FILES」フォルダー内に保存されます。外部ソン グは「USER FILES」フォルダー外に保存します。ただ し、ユーザーソングは、コンピューターを使用して、フォ ルダー名を変更したり、「USER FILES」フォルダーの外 へ移動したりすると、外部ソングとして扱われます。 USBフラッシュメモリーのプロテクト確認 USBフラッシュメモリーを使用する前に、プロテクトがか かっていないかどうかお確かめください。プロテクトがか かっていると、USBフラッシュメモリーにアクセスできま せん。 USB フ
USBフラッシュメモリーを使う 楽器に録音したユーザーソングを USBフラッシュメモリーにコピーす る 4 イエス [+/YES]ボタンを押してソングをコピーす る コピーが終わると、「End」が表示されます。 コピーを中止する場合は、[−/NO]ボタンを押します。 ミディ 楽器本体に録音したユーザーソング(MIDI)(25ページ)を USBフラッシュメモリーにコピーします。ユーザーソング ユーザー ファイルズ は、USBフラッシュメモリーの「USER FILES」フォル ダーにSMF形式でユーザーソングとして保存され、自動的 に「USERSONGxx.mid」(xxは数字)というファイル名が 付けられます。 1 USBフラッシュメモリーを接続する 2 コピーするユーザーソングを選ぶ 詳しくは21ページをご覧ください。 3 ファンクション レコード [FUNCTION]ボタンを押したまま[REC] ボタンを押す 画面に「CPY」が表示されたあと、コピー先の空いて いるユーザーソング内で最も小さいソング番号(例: 「S.
USBフラッシュメモリーを使う ユーザーソングを削除する USBフラッシュメモリー内の、ユーザー MIDIソング(S.**)/ ユーザーオーディオソング(A.**)、楽器本体に保存したユー ザーソング(U.**)を削除します。 1 USBフラッシュメモリーを接続する 2 削除するソングを選ぶ 詳しくは21ページをご覧ください。 ファンクション [FUNCTION]ボタンを押したまま フォーマット(初期化)はファンクションで行ないます。 注記 • フォーマットを実行すると、そのUSBフラッシュメモリーの中身 は消去されます。必要なデータが入っていないのを確認してから フォーマットしてください。 1 USBフラッシュメモリーを接続する 2 [FUNCTION]ボタンを何度か押して、ファ ンクション番号「F8.9」を選ぶ セレクト 本 3 USBフラッシュメモリーをフォー マット(初期化)する 編 [SELECT]ボタンを押す F8.
他の機器と接続する 注意 • 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行なってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器のボ リュームを最小(0)にしてください。感電、聴力障害または機器の損傷のおそれがあります。 注記 • 外部機器の損傷を防ぐため、外部機器の音を楽器本体から出力するときは、最初に外部機器、次に楽器本体の順に電源を入れてください。電源 を切るときは、最初に楽器本体、次に外部機器の順に、行なってください。 端子の位置は「各部の名前と機能」(8ページ)でご確認ください。 外部オーディオ機器と接続する コンピューターと接続する 楽器本体のスピーカーから携帯音楽プレーヤーの音 エーユーエックス イン を出す([ AUX IN ]端子) 楽器の[AUX IN]端子と、携帯音楽プレーヤーなどのオー ディオ機器のヘッドフォン端子をオーディオ接続ケーブル で接続すると、楽器本体のスピーカーなどから携帯音楽プ レーヤーの音を鳴らせます。 ユーエスビー トゥー ホスト USBケーブルを使って楽器の[USB TO HOST]端子とコン ピューターを接続すると、コンピ
他の機器と接続する 外部MIDI機器と接続する iPhone/iPadと接続する MIDIケーブルを使って、楽器と外部MIDI機器(キーボー ド、シンセサイザー、シーケンサーなど)のMIDI端子を接 続すると、この楽器から外部MIDI機器をコントロールした り、外部MIDI機器からこの楽器をコントロールしたりでき ます。 注意 • 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行 なってください。 ミディ イン ミディ アウト • MIDI [OUT] ...... MIDIデータを送信する端子です。 外部MIDI機器 編 楽器本体 アプリケーションについて コントローラー 専用アプリケーション「P-255 Controller」(無償)をお使いいた だくと、この楽器をもっと便利に使えるようになります。 「P-255 Controller」や、その他の対応アプリケーションについ ては、ヤマハウェブサイト上の下記URLでご確認ください。 http://jp.yamaha.com/kbdapps/ 本 • MIDI [IN]...........
ステージで演奏する この楽器はライブや弾き語りなど、ステージに持ち出して演奏する際に便利な機能を装備しています。 ここでは、実際にライブでこの楽器を演奏する際の接続やセッティングについて、以下2つのシーンを想定して説明します。 • ステージで他の楽器と一緒に演奏する • この楽器で弾き語りをする ステージで他の楽器と一緒に演奏する ライブハウスやホールなどのステージで、バンドの中の キーボードとしてこの楽器を演奏する場合です。 ●フットスイッチ(ペダル)を接続する サステイン P-255背面 ステージのセッティングと信号の流れ この楽器の演奏音はPAミキサーに送られ、他の楽器との 音量バランスなどが調節された後、増幅されフロントス ピーカーから客席に流されます。演奏者の足元には、自分 の演奏やほかの楽器の音を聞くためのモニタースピーカー が用意されています。 P-255 ダイレクト ボックス ギター ペダル 付属フットスイッチを[SUSTAIN PEDAL]端子に接続し、 サステインのオン/オフペダルとして使います。(→11 ページ) 付属 フットスイッチ ●出力をPAミキサーに接続する
ステージで演奏する NOTE • ミキサー側でキーボード用に1チャンネル分しか用意されていない 場合は、AUX OUT [L/L+R]端子とミキサーのチャンネル入力端 子をモノラル標準プラグケーブルで接続します。LとRの信号は ミックスされ、モノラル出力されます。 これで接続は完了です。 次に演奏時のサウンドを設定しましょう。 ●キーボードのサウンドを決定する PAオペレーターからキーボードの音出しの指示があった ら、実際に演奏して以下のような状況での音決めをしてい きます。 • バッキング演奏の際の音量 • ソロなど最も大きな音で演奏する際の音量 • 使う音色ごとの音量 サウンドの設定 マスター x OK? Yes! Please c ●セッティングを確認する この楽器の以下の設定状態を確認しておきましょう。 • チューニングは他の楽器と合っていますか? (→41ページ) • オートパワーオフ機能はオフ(無効)にセットしておきましょう。 (→10ページ) • フットスイッチはサステインペダルとして機能しますか? (→ 11ページ) • リバーブは、一般的にはPAミキサー側でかけるので、
ステージで演奏する ●出力をキーボードアンプに接続する 一般的にキーボードアンプはモノラル仕様ですので、この この楽器で弾き語りをする この楽器qの演奏をキーボードアンプwで鳴らし、ボーカ ルはマイクロフォンrとPAセット(アンプ+スピーカー ) tで鳴らす場合です。 必要な機材と接続 エーユーエックス アウト 楽器の AUX OUT [L/L+R]端子とキーボードアンプの入 力端子(INPUT)を、市販のモノラル標準プラグケーブルで 接続します。演奏音のL信号とR信号はミックスされ、モ ノラルでキーボードアンプに出力されます。 キーボードアンプ q キーボード(この楽器) w キーボードアンプ e モノラル標準プラグケーブル(2本*) P-255背面 *モノラル出力時は1本 r ボーカル用マイクロフォン t ボーカル用PAセット(アンプ+スピーカー ) y (必要に応じて)キーボードスタンドなど INPUT モノラル標準プラグ ケーブル(市販) r ボーカル用 マイクロフォン t ボーカル用 アンプセット NOTE • PAミキサーにステレオで接続できる場合は、 「●出力をPA
ステージで演奏する イコライザー • [ EQ ]スライダーは中央位置を基本として、キーボードアンプ 側で音質を調節することをおすすめします。演奏中に多少の調 節ができるように、[EQ]スライダーの可変範囲を確保しておき ましょう。 • サウンドブーストはオンにすることをおすすめします。オンに すると音量感がアップし、強音はもちろん弱音もより遠くまで 聞かせることができます。効果は3つのタイプから選ぶことがで きます。(→18ページ) • オートパワーオフ機能はオフ(無効)にセットしておきましょう。 (→10ページ) • フットスイッチはサステインペダルとして機能しますか? (→ 11ページ) • 楽器本体のスピーカーからの音が不要な場合は、オフ(鳴らさな い)にすることができます。(→44ページ) これで、演奏前のセッティングは終了です。 ●パネルをロックして誤操作を防ぐ エフェクト サウンド ブースト [EFFECT]と[SOUND BOOST]ボタンを同時に押して 「パネルロック」を設定しましょう。パネルロックを設定 すると本体パネル上のボタンが機能しなくなるので、演奏 (本番)中に誤って
ファンクション 各種の便利な設定をする[FUNCTION] 音の高さを微調整やメトロノームの音量設定など、いろいろ便利な設定ができます。それらをまとめて「ファンクション(= 機能)」と呼んでいます。 ファンクション一覧 ファンクション 音の高さの微調整(チューニング) 音律(調律法)の設定 音律(調律法)の種類の設定 基音の設定 2音色の音量バランスの設定 2音色の音の高さを微妙にずらす設定 第1音色のオクターブシフトの設定 デュアルの設定 第2音色のオクターブシフトの設定 第1音色のエフェクトのかかり具合の設定 第2音色のエフェクトのかかり具合の設定 初期設定に戻す操作 スプリットポイントの設定 2音色の音量バランスの設定 右側音色のオクターブシフトの設定 スプリットの設定 左側音色のオクターブシフトの設定 右側音色のエフェクトのかかり具合の設定 左側音色のエフェクトのかかり具合の設定 ダンパーペダルの有効域の設定 初期設定に戻す操作 [PLAY/STOP]機能のペダルへの割り当て ペダルや音響の設定 F8.3 42 42 42 音色の組み合わせ ごとの設定値 F8.
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション] ファンクションでの基本操作 1 各ファンクション項目の説明 ファンクション [FUNCTION]ボタンを何度か押して、設定 したい項目を表示させる [FUNCTION]ボタンを押すたびに、機能番号がひとつ ずつ大きな番号になります。 [FUNCTION]ボタンを押しながら、[−/NO]ボタンを 押すと機能番号をひとつ小さな番号に戻すことができ ます。 F1. 音の高さの微調整(チューニング) 楽器全体の音の高さを微調整する機能です。合奏のとき や、CDの再生に合わせて演奏するときなど、ほかの楽器 やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に 使います。 NOTE • オーディオソング再生音の高さは変わりません。 NOTE • ソング再生中(21ページ)、録音中(25ページ)、ファイル操 作中(30ページ)のときは、ファンクションモードに入れませ ん。 2 ノー 440.2Hzのときの表示は「40.2」になります。 • 設定範囲:414.8.0〜466.8 (Hz) • 初期設定:440.
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション] 「F2.1」 音律(調律法)の種類の設定 「F3.2」 2音色の音の高さを微妙にずらす設定 • 設定範囲:1............ 平均律 2............ 純正律(長調) 3............ 純正律(短調) 4............ ピタゴラス音律 5............ 中全音律 6............ ヴェルクマイスター音律 7............ キルンベルガー音律 • 初期設定:1............ 平均律 2音色の音の高さを微妙にずらすと音に厚みが出ます。 • 設定範囲:−20〜0〜20(+方向で第1音色の音の高さが高く、 第2音色の音の高さが低くなる。 −方向で第2音色の音の高さが高く、第1音色の音の 高さが低くなる。) • 初期設定:音色の組み合わせごと NOTE • ずらすことができる音の幅は、低音域ほど大きく(A-1で±60セ ント)、高音域ほど小さく(C7で±5セント)なっています。(100 セント=1半音) 「F2.
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション] 「F4.1」 スプリットポイントの設定 F5. 左鍵域と右鍵域の境め(スプリットポイント)にする鍵盤を 指定します。スプリットポイントの鍵盤自体は左鍵域に含 まれます。 プレイ / ストップ ペダルに[PLAY/STOP]機能を割り当てたり、ダンパーペ ダルの共鳴効果のかかり具合を設定します。 「F5.1」 [PLAY/STOP]機能のペダルへの割り当て • 設定範囲:全鍵盤 A-1〜C7 • 初期設定:F#2 NOTE • 設定範囲:OFF、1(左のペダル)、2(まん中のペダル) • 初期設定:OFF スプリットポイントの鍵盤名表示の例 F#2 Eb2 bを表します。 「F4.2」 2音色の音量バランスの設定 組み合わせる音色により、2音色の音量バランスを好みの 状態に設定します。音色の組み合わせごとに設定されます。 • 設定範囲:0〜20(20に近付くほど右側音色の音量が大きくな る、10で同音量) • 初期設定:音色の組み合わせごと 「F4.3」 右側音色のオクターブシフトの設定 「F5.
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション] 「F5.7」 リズムのイントロ オン/オフの設定 「F6.5」 スピーカー オン/オフの設定 リズムを鳴らしたときに、メインのリズムが流れる前にイ ントロのセクションが再生されるかどうかを設定します。 外部スピーカーに接続(34ページ)したときの本体のスピー カーのオン/オフを切り替えます。 • 選択範囲:ON/OFF • 初期設定:ON • 設定範囲:ON ........ ヘッドフォンが接続されていないときだけ スピーカーがなります OFF....... スピーカーは鳴りません。 • 初期設定:ON 「F5.8」 リズムのエンディング オン/オフの設定 リズム再生を止めるときに、エンディングのセクションが 再生されるかどうかを設定します。 エーユーエックス アウト 「F6.
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション] F7. ミディ MIDI 機能の設定 MIDIに関する各種設定/操作をします。 MIDIについての説明を電子マニュアル「MIDI入門」(2 ページ)でご覧いただけます。 ここでのMIDIに関する設定は、MIDI端子だけでなく、 ユーエスビー トゥー ホスト [USB TO HOST]端子での信号の入出力に対しても有効で す。 「F7.1」 MIDI送信チャンネルの設定 デュアルのときの第2音色、スプリットのときの左側音色は ここで設定したチャンネルの次のチャンネルで送信されます。(第1 音色、右側音色は、ここで設定したチャンネルで送信されます。) ただし、上記設定チャンネルをオフに設定した場合は送信されませ ん。 ソングデータは MIDI送信されません。ただし、プロテクトがかかっていないソン グは、MIDIソングの再生チャンネル選択(「F7.3」)で「1&2」 を選んだ場合に、3〜16チャンネルがMIDI送信されます。 「F7.
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション] 「F7.
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション] 「F8.4」 その他の項目のバックアップ設定 「F8.8」 オートパワーオフの設定 • 設定範囲:ON/OFF • 初期設定:ON オートパワーオフ機能(10ページ)で楽器の電源が自動的に 切れるまでの時間を設定します。 バックアップ内容 • ペダルや音響の諸設定「F5.1」、「F5.3」〜「F5.8」 • リズム再生音量の設定「F6.2」 • オーディオソング再生音量「F6.3」 • MIDIソングの再生音量の設定「F6.4」 • AUX 音量タイプがFixedのときの音量「F6.7」 • MIDIソングの再生チャンネル「F7.3」 フォーマットの操作方法は33ページをご覧ください。 注記 • フォーマットを実行すると、そのUSBフラッシュメモリーの中身 は消去されます。必要なデータが入っていないのを確認してから フォーマットしてください。 • 設定範囲: n(no)/Y(yes) 編 この楽器で曲が読み込めない場合は、ファイル名の文字種 に問題があることがあります。ここで文字種を切り替えて みてください。 「F8.
各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション] 初期設定(工場出荷時の状態)に戻す 右端の白鍵(C7)を押したまま電源スイッチを押して電源を 入れます。この操作をすると、本体に記憶されているバッ クアップデータ(ファンクションでのバックアップオン/オ フの設定も含む)が消去され、初期設定に戻ります。本体 メモリーに保存したユーザーソングや外部ソングは消去さ れません。 C7 注記 •「CLr」が表示されているときに電源を切らないでください。電 源を切ると、外部ソングを含むすべてのソングデータ(21ページ) が消去されるおそれがあります。 NOTE • 初期設定とは 本書では、はじめて電源を入れたときの設定(工場出荷時の設定) のことを「初期設定」と呼んでいます。 48 P-255 取扱説明書
付録 メッセージ一覧 メッセージ 内容 楽器を初期設定(初めて電源を入れたときの設定)に戻しています。 CLr 注記 •「CLr」が表示されているときに電源を切らないでください。電源を切ると、外部ソングを含むすべてのソング データ(21ページ)が消去されるおそれがあります。 con 楽器をコンピューターと接続してアプリケーションソフトを使用しています。このメッセージが表示されて いるときは、楽器の操作ができません。 文字種の設定(47ページ)が、選択しようとしているソングのファイル名に合っていません。文字種を切り替 えてください。 この楽器では対応していないデータ形式です。または、データに問題があるため選択できません。 E01 USBフラッシュメモリーが見つかりません。または、USBフラッシュメモリーに異常が発生しました。 USBフラッシュメモリーを接続し直してから、操作を実行してください。ほかに問題がないのに、このメッ セージが繰り返し表示される場合は、USBフラッシュメモリーが壊れている可能性があります。 バックアップデータの読み込みができません。バックアップデータがありません。または壊れ
困ったときは 現象 考えられる原因と解決法 電源が勝手に切れる。 故障ではありません。オートパワーオフ機能が働いたためです。オートパワーオ フ機能を使いたくない場合は、機能を解除してください(10ページ)。 本体の電源が入らない。 電源プラグが差し込まれていません。電源プラグを本体と家庭用(AC100V)コン セントに、確実に差し込んでください(10ページ)。 電源スイッチを押して電源を入れたとき、または 切ったとき、「カチッ」や「ポツッ」と音がする。 電気が流れたためです。故障ではありません。 本体から雑音が出る。 本体の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりすると、雑音が出る場 合があります。本体の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。 iPad、iPhone、iPod touchのアプリケーションと 楽器を一緒に使っているとき、本体スピーカーや ヘッドフォンから雑音(ノイズ)が出る。 iPad、iPhone、iPod touchのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信 によるノイズを避けるためiPad、iPhone、iPod touchの機内モードをオンにし てお
音色一覧 音色ボタン 音色名 画面 タッチによる 音の強弱 ステレオ サンプリング キーオフ サンプリング サステイン サンプリング ストリング レゾナンス 音色紹介 ○ ○ ○ ○ ○ Live Grand (ライブグランド) GP2 ○ ○ − − − 明るい響きを持った広がりあるクリアなピアノの音です。ポピュ ラー音楽に最適です。 Ballad Grand (バラードグランド) GP3 ○ ○ ○ ○ ○ 温かみあるしっとりとしたピアノの音です。落ち着いた曲に合い ます。 Bright Grand (ブライトグランド) GP4 ○ ○ ○ ○ ○ ブライトなピアノの音です。クリアに音を目立たせたい曲に最適 です。 Stage E.Piano (ステージ エレクト リックピアノ) EP1 ○ − ○ − − 金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピアノの音です。弱 く弾いたときは柔らかく、強く弾くと芯のある音がします。 DX E.
ピアノソング50曲(プリセットソング)一覧 付属の「ピアノで弾く名曲50選」に楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。 ソング番号 P.01 P.02 P.03 P.04 P.05 P.06 P.07 P.08 P.09 P.10 P.11 P.12 P.13 P.14 P.15 P.16 P.17 P.18 P.19 P.20 P.21 P.22 P.23 P.24 P.25 P.26 P.27 P.28 P.29 P.30 P.31 P.32 P.33 P.34 P.35 P.36 P.37 P.38 P.39 P.40 P.41 P.42 P.43 P.44 P.45 P.46 P.47 P.48 P.49 P.50 52 P-255 取扱説明書 ソング名 作曲者 インベンション 第1番 J. S. バッハ インベンション 第8番 J. S. バッハ ガボット J. S. バッハ 前奏曲(平均律第1巻第1番) J. S. バッハ メヌエット ト長調 J. S. バッハ かっこう L-C. ダカン ピアノソナタ 第15番 第1楽章 W. A.
仕様 サイズ/質量 操作子 音源/音色 寸法 質量 鍵盤数 鍵盤種 タッチ感度 ディスプレイ パネル言語 ピアノ音 ピアノ音源の効果 幅×奥行き×高さ サステインサンプリング キーオフサンプリング ストリングレゾナンス ダンパーレゾナンス 最大同時発音数 音色数 タイプ 効果/機能 ファンクション リズム プリセット数 録音 再生 プリセットソング 録音/再生 (オーディオ ソング) 全体設定 メモリー 接続端子 アンプ/ スピーカー 電源 時間(最大) フォーマット メトロノーム テンポ トランスポーズ チューニング スケール(音律) 内蔵メモリー 外付けドライブ DC IN ヘッドフォン サステインペダル MIDI AUX IN (ステレオミニ) AUX OUT PEDAL UNIT USB TO DEVICE USB TO HOST アンプ出力 スピーカー 電源 消費電力 オートパワーオフ 付属品 別売品 録 フォーマット 曲数 トラック数 データ容量 (最大) データ容量 (最大) 曲数 録音 再生 付 録音/再生 (MIDIソング) リバーブ エフェクト
索引 A け ひ AUX OUT音量タイプ ................................ 44 弦共鳴音効果................................................ 43 E こ ピアノソング50曲一覧 ..............................52 弾き語り ........................................................38 拍子................................................................19 EQ ................................................................. 17 コピー ........................................................... 32 困ったときは................................................
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 保証書 補修用性能部品の最低保有期間 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・ お買い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保 管してください。 保証期間 保証書をご覧ください。 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保 証書をご覧ください。 保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修 理させていただきます。 有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより 劣化しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要 となります。有寿命部品の交換は、お買い上げ店または ヤマハ修理ご相談センターへご相談ください。 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間 は、製造打切後8年です。 修理のご依頼 まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう 一度お調べください。 それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、また はヤマハ修理ご相談センターへ
電子ピアノの機能や取り扱いについては、ご購入の特約店 または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンターへ お問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター ナビダイヤル 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 0570-006-808 ※全国どこからでも市内通話料金でおかけいただけます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-5272 営業時間 : 月曜日〜金曜日 10:00〜18:00、土曜日 10:00〜17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く) http://jp.yamaha.com/support/ ◆ウェブサイトのご案内 ヤマハ株式会社ホームページ http://jp.yamaha.com/ ヤマハ ピアノ・鍵盤楽器サイト http://jp.yamaha.com/piano/ ヤマハ ダウンロード http://download.yamaha.com/jp/ ヤマハ 音楽データショップ http://www.music-eclub.