リファレンスマニュアル 目次 マニュアルの使い方 2 本機のしくみ 3 本機の構成......................................................................... 3 コントローラー部 ............................................................. 3 鍵盤 ................................................................................................ 3 コンピューターと接続して使う 19 コンピューターとの接続準備 .......................................19 コンピューターを活用した音楽制作............................22 DAWに本体の演奏をMIDI録音する ........................................22 DAWに本体の演奏をオーディオ録音する...........
マニュアルの使い方 MX49、MX61、MX88は、取扱説明書、リファレンスマニュアル、シンセサイザーパラメーターマニュアル、データリストの4つのマニュ アルを付属しています。取扱説明書は冊子として製品と同梱されており、リファレンスマニュアル、シンセサイザーパラメーターマニュアル とデータリストはPDFファイルとしてヤマハダウンロードのウェブサイトからご覧いただけます。 取扱説明書(冊子) 本機を使用するまでの準備と、基本的な操作方法について説明しています。 • 演奏までの準備 • オリジナルのパフォーマンスを作る • 基本操作と画面表示 • ライブでボイスを音切れなく切り替える • ボイスを鳴らしてみる • システム全体の設定をする • コントローラーを使って音に変化をつける • USBフラッシュメモリーを使ってファイルのやりとりをする • アルペジオを使う • 外部MIDI機器と接続する • 鍵盤の音の高さを変更する • シフト機能一覧 • パフォーマンスを選んで演奏する • メッセージ一覧 • リズムパターンを鳴らす • 困ったときは • ソングを鳴らす • 仕様
本機のしくみ 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 本機の構成 エフェクト部 本機は、コントローラー部、音源部、エフェクト部、アルペジオ部、ソング/パターン再生部の5つのブロックから アルペジオ部 ソング/パターン再生部 構成されています。 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ アルペジオ部 音源部 コンピューターと 接続して使う エフェクト部 コントローラー部 再生 コンピューターとの 接続準備 コンピューターを 活用した音楽制作 ソング/パターン再生部 iOSアプリと 組み合わせて使う リファレンス コントローラー部 パフォーマンス 鍵盤を弾いたときの音の高さ(ピッチ)や強さ(ベロシティー )などの演奏情報や、コントローラーを動かしたときの変化 ソング/パターン設定 の情報を、音源部に送る部分です。アルペジオ機能を有効にしている場合は、音源部だけでなくアルペジオ部にも演奏 ファイル 情報を送ります。 ユーティリティー リモートモード 鍵盤 音源部に対して演奏データ(ノートデータ)を送るコントローラーです。アルペジオ部にノートデー
本機のしくみ モジュレーションホイール 本機の構成 モジュレーションホイールには、プリセットの各ボイス(5ページ)においてさまざ まな機能があらかじめ割り当てられています。ホイールを一番手前まで回すと効果 効果が大きい 音源部 が最小になり、奥に回すと効果が大きくなります。効果を使わない場合は、一番手 エフェクト部 前に戻しておきます。また、ボイスエディットのCtrl Set画面(52ページ)では、 アルペジオ部 モジュレーションホイールに、さまざまな機能をボイスごとに割り当てることもで きます。 コントローラー部 ソング/パターン再生部 効果が小さい ノブ 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ 演奏しながらノブを動かすことで、音質や音量などがリアルタイムに変化します。ノブ[A]〜[D]にはそれぞれ3種類の 機能が用意されており、[KNOB FUNCTION]ボタンを押して、割り当てる機能を切り替えることができます。また、 [PART 1-2 LINK]ボタンを押すことにより、ノブ[A]〜[D]の機能がどの音に効果するかを変更できます。詳しくは 56ページをご参照ください
本機のしくみ 音源部 本機の構成 音源部は、鍵盤やノブなどによる演奏情報によって、実際に音を出す部分です。ここでは本機の音源方式である AWM2音源について、またサウンドの基本となるボイス、その組み合わせであるパフォーマンスについて説明します。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 AWM2音源 ソング/パターン再生部 内部メモリー 本体には、AWM2音源が内蔵されています。AWM2音源とは、ヤマハ の多くのシンセサイザーに用いられている音源方式で、あらかじめサン 内蔵AWM2音源 MIDI/オーディオ信号の 流れ プリングされたリアルな波形(音の素材)を基にさまざまな音を作り出し ます。生の楽器が持つ複雑な波形をそっくりそのまま持ち、音の要素と コンピューターと 接続して使う して有効に活用できるように加工されているので、ピアノや管楽器など をはじめとする楽器音を、高品位なサウンドで再現できます。また、リ アルな再現性にとどまらず、フィルターやエンベロープジェネレーター コンピューターとの 接続準備 などを使って、積極的に新しい音作りを試みることも可能です。 コ
本機のしくみ ボイスの構成要素 各ボイスの音は、「OSC (オシレーター )」、「FILTER (フィルター )」、 「AMP (アンプ)」 、「LFO」によって作られてい 本機の構成 ます。本機では、これらの一部のパラメーターを編集して、独自のサウンドを作成できます。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 LFO アルペジオ部 ソング/パターン再生部 周期的な変化を設定 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ OSC FILTER AMP (オシレーター) (フィルター) (アンプ) エフェクト部へ 波形 音色を設定 音量を設定 フィルターEG アンプリチュードEG 音色の時間的な 変化を設定 音量の時間的な 変化を設定 コンピューターと 接続して使う コンピューターとの 接続準備 コンピューターを 活用した音楽制作 オシレーター サウンドの元になる波形や、発音する音域や、ベロシティー (鍵盤を押す強さ)の範囲などを設定します。 これらは、ボイスごとに最適な設定で固定されています。 iOSアプリと 組み合わせて使う フィルター オシレーターから出力さ
本機のしくみ ボイスのカテゴリー 本機のボイスは、カテゴリー別に分類されています。カテゴリーは、ボイスをピアノ、オルガンといった楽器の種類や 本機の構成 音のキャラクター別に分けたものです。カテゴリーの種類は次の表のとおりです。各カテゴリーには複数のボイスが コントローラー部 用意されています。 カテゴリー名 音源部 省略表記 カテゴリーボタン表記 ボイスタイプ Acoustic Piano AP PIANO ノーマルボイス Keyboard KB KEYBOARD ノーマルボイス Organ ORG ORGAN ノーマルボイス Guitar GTR GUITAR ノーマルボイス Bass BAS BASS ノーマルボイス Strings STR STRINGS ノーマルボイス Brass BRS BRASS ノーマルボイス Sax/Woodwind WND SAX/WOODWIND ノーマルボイス Synth Lead LD SYN LEAD ノーマルボイス Synth Pad/ Choir PAD PAD/CHO
本機のしくみ ボイスのメモリー構成 本機の構成 本体にはあらかじめ複数のボイスが用意されており、書き換えできないプリセットメモリー (17ページ)に保存されて います。このボイスをプリセットボイスと呼びます。それに対して、プリセットボイスの一部を変更して作成するボイ スをユーザーボイスと呼びます。ユーザーボイスは、書き換え可能なユーザーメモリー (17ページ)に記憶されます。 ユーザーメモリーに記憶できるユーザーボイスの数は、ノーマルボイスで128個、ドラムボイスで8個です。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 ユーザーボイス プリセットボイス ノーマルボイス 128 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ ピアノ コンピューターと 接続して使う 1 エディット & ストア コンピューターとの 接続準備 キーボード コンピューターを 活用した音楽制作 エディット & ストア ベース ドラムボイス iOSアプリと 組み合わせて使う 8 ドラムパーカッション 1 エディット & ストア リファレンス パフォーマンス ソング/
本機のしくみ パフォーマンスについて 本機の構成 本機には、複数のボイスを同時に鳴らすために16個のパートが用意されていて、それを1つのセットとしてまとめた ものをパフォーマンスと呼びます。ボイスは各パートに1つずつ割り当てられており、パフォーマンスは16個のボイ スを組みわせたものになります。 本機では通常、パート1とパート2のボイスを使って演奏する仕組みになっています。パート1とパート2のボイスは、 重ねて鳴らしたり(レイヤー )、鍵盤の音域によって分けて鳴らしたり(スプリット)できます。また、パート10は内蔵 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 のリズムパターンを鳴らすパートになっており、各パフォーマンスのパート10にはあらかじめドラムボイスが設定さ ソング/パターン再生部 れています。 内部メモリー NOTE パート3〜16を選択して、1ボイスずつ演奏することも可能です。 MIDI/オーディオ信号の 流れ パフォーマンス 通常使用パート パート 3 ボイス パート 1 コンピューターと 接続して使う コンピューターとの 接続準備 コンピューターを 活用した音
本機のしくみ パフォーマンスのメモリー構成 本機の構成 本体にはあらかじめ128個のパフォーマンスが用意されており、書き換え可能なユーザーメモリー (17ページ)に記憶 されています。編集したパフォーマンスを保存するには、1〜128のいずれかに書き換えします。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 パフォーマンス ソング/パターン再生部 内部メモリー 128 MIDI/オーディオ信号の 流れ コンピューターと 接続して使う 1 コンピューターとの 接続準備 ストア コンピューターを 活用した音楽制作 iOSアプリと 組み合わせて使う パフォーマンスとボイスの編集 本機では、パフォーマンスやボイスを構成するパラメーターを編集し、オリジナルのサウンドを作ることができます。 パフォーマンスの編集は、パート固有のパラメーター (パートパラメーター )と全パート共通のパラメーター (コモン パラメーター )の変更ができます。またボイスの編集は、ボイス全体に関わるボイスパラメーターの変更ができます。 これは、パフォーマンスのパートに割り当てられているボイスに対してのみ編集が可能
エフェクト部 音源部でつくられた音に、広がり、厚み、残響など、さまざまな効果をかける部分です。エフェクトを活用することに よって、表現力を高めることができます。 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 エフェクトの構成 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー インサーションエフェクト MIDI/オーディオ信号の 流れ インサーションエフェクトは、パートに割り当てられている1つのボイスに対して効果をかけるエフェクトです。各ボ イスには1つのインサーションエフェクトを割り当てることができ、ボイスエディットのVoice Insert Eff/ DrumKit Insert Eff画面(50ページ)で設定します。パフォーマンスのパート1〜16のうち、最大4パートまでインサーションエ フェクトを有効にできます。 システムエフェクト(コーラス、リバーブ) 本機では、システムエフェクトとしてリバーブとコーラスの2つのエフェクトを搭載しています。 システムエフェクトは、各パートのセンドレベルによって出力された信号をまとめてエフェクトに送り、効果のかかっ コンピューターと 接
本機のしくみ エフェクト接続と設定 本機の構成 コントローラー部 センドレベル パフォーマンス 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 1 パート1〜16 内部メモリー 2 インサーションエフェクト(最大4つ) パート1 パート2 パート3 パート8 パート9 ボイス ボイス ボイス ボイス ボイス パート16 ボイス インサーション エフェクト インサーション エフェクト インサーション エフェクト インサーション エフェクト インサーション エフェクト インサーション エフェクト オン オフ オン オン オフ オン MIDI/オーディオ信号の 流れ コンピューターと 接続して使う コンピューターとの 接続準備 コンピューターを 活用した音楽制作 システムエフェクト 3 コーラス 3 リバーブ iOSアプリと 組み合わせて使う 4 マスターEQ リファレンス パフォーマンス ソング/パターン設定 1 パート1〜16の中から、インサーションエフェクトをオンにするパートの選択 設定画面: パフォーマンスパートセレクト
本機のしくみ アルペジオ部 本機の構成 アルペジオとは、鍵盤を押さえるだけでさまざまなフレーズが自動的に演奏される機能です。本機のアルペジオは、 鍵盤を演奏するときの演奏補助的な役割にとどまらず、音楽制作のためのツールや、ライブパフォーマンスなどに活用 できます。そのためアルペジオタイプも、さまざまな楽器や音楽ジャンルごとに多彩なフレーズが用意されています。 アルペジオはパフォーマンスのパートに割り当てたボイスに対して機能し、最大2パートまで同時に使用できます。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 アルペジオ アルペジオ 1 パフォーマンス 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ パート 1 ボイス アルペジオ 2 パート 2 コンピューターと 接続して使う ボイス コンピューターとの 接続準備 パート 3 ボイス コンピューターを 活用した音楽制作 パート 16 ボイス iOSアプリと 組み合わせて使う アルペジオカテゴリー リファレンス 本体に搭載されているアルペジオタイプは、下記のとおり複数のカテゴリーに分類されま
本機のしくみ アルペジオタイプリストの読み方 本機の構成 8 コントローラー部 音源部 Category ARP No.
押さえた鍵盤とアルペジオタイプの関係について 本機のしくみ 本機の構成 押さえた鍵盤とアルペジオタイプの関係は、アルペジオタイプのカテゴリーによって、大きく3つのタイプに分けるこ とができます。 ノーマルボイス用のアルペジオタイプ ノーマルボイスで鳴らすことを想定して作られたアルペジオタイプ(DrPc、Cntr以外のカテゴリーが該当)には、アル ペジオの鳴り方として下記3種類が用意されています。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー 押鍵音だけが鳴るタイプ 押鍵音(押鍵音に対するオクターブ音も含む)だけを使って、アルペジオが自動演奏されます。 MIDI/オーディオ信号の 流れ 押鍵したノートに合わせて鳴るタイプ(Note) 1つの鍵盤を押しただけで、その音がルートとなるような特定のコードタイプのフレーズが、自動演奏されます。さら に他の鍵盤を追加で押していくと、押鍵した音に合わせてフレーズの音の高さが変換されます。このタイプのアルペジ オについては、別PDFファイル「データリスト」内にある「Arpeggio Type List」をご参照くださ
本機のしくみ ソング/パターン再生部 本機の構成 ソング/パターン再生部は、本体内蔵のリズムパターンや、本体に接続したUSBフラッシュメモリー上のMIDIデータや オーディオデータを再生する部分です。リズムパターンやUSBフラッシュメモリー上のMIDIデータを再生させると、 本体の音源部にMIDI情報が送られ、音が鳴ります。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内蔵メモリー パフォーマンス パート1 MIDI ソング/パターン再生部 オーディオ 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ リズムパターン(MIDI) パート2 USBフラッシュメモリー ソング(MIDI) ソング(オーディオ) パート3 オーディオ出力 コンピューターと 接続して使う コンピューターとの 接続準備 パート4 コンピューターを 活用した音楽制作 パート10 iOSアプリと 組み合わせて使う パート16 オーディオ出力 リファレンス リズムパターン 本体には複数のリズムパターンが搭載されており、パフォーマンスごとに最適なリズムパターンが設定さ
本機のしくみ 内部メモリー 本機の構成 本機では、パフォーマンスやボイスなど、さまざまなデータを作成することになります。ここでは、これらデータの管 理方法や、データが保存されるメモリーについて説明します。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 本機の内部メモリー ソング/パターン再生部 内部メモリー 内部でのデータ通信 内部メモリー リコールバッファー コンペアバッファー 外部機器とのデータ通信 プリセットメモリー ・プリセットボイス ただし、 ユーティリティー設定は 除きます。 MIDI機器またはコンピューター ・アルペジオ ・デモ バルクダンプ コンピューターを 活用した音楽制作 ク ダ ン プ ・ ユーティリティー ・コントロールテンプレート (リモートモード) ・ ユーザーボイス ・ ユーティリティー設定 ・コントロールテンプレート (リモートモード) コンピューターとの 接続準備 USBフラッシュメモリー ロード セ/ーブ フ(ァイル画面で実行 ) ・パフォーマンス ストア ・ボイスエディット ル ユーザーメモリー バ エディットバッ
本機のしくみ MIDI/オーディオ信号の流れ 本機の構成 本体内部および外部とのMIDI/オーディオ信号の流れは、次の図のようになっています。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 MX49 MX61 MX88 コントローラー部 アルペジオ部 鍵盤(キーボード) 各種コントローラー アルペジエーター×2 アルペジオ部 MIDI ソング/パターン再生部 オーディオ 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ コンピューターと 接続して使う ソング/パターン再生部 音源部 内蔵メモリー パフォーマンス リズムパターン(MIDI) ・パート1: ボイス ・パート2: ボイス コンピューターとの 接続準備 エフェクト部 システムエフェクト インサーションエフェクト×4 マスターEQ コンピューターを 活用した音楽制作 iOSアプリと 組み合わせて使う ・パート16: ボイス USBフラッシュメモリー ソング(MIDI) *2 ソング(オーディオ) リファレンス パフォーマンス ソング/パターン設定 ファイル ユーティリティー *1 リモートモード MI
コンピューターと接続して使う 本機とコンピューターを接続することで、DAWソフトウェアなどの音楽制作用アプリケーションと本機を組み合わせ て音楽制作の幅を大きく広げることができます。 NOTE DAWとは、デジタル オーディオ ワークステーション (Digital Audio Workstation)の略で、オーディオの録音や編集、ミキ シングなど一連の作業ができるアプリケーションソフトのことを指します。代表的なDAWソフトウェアとして、Cubase、 Logic、SONAR、Digital Performerなどがあります。本機をCubaseと組み合わせて使うと、連携機能により、快適な音楽 制作ができます。 本機は、コンピューターと接続することで下記のようなことができます。 ● DAWソフトウェアの外部音源やMIDIキーボードとしての活用 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ ● DAWソフトウェアやソフトウェア音源のリモートコントロール コンピューターと 接続して使う コンピューター
5 手順1でダウンロードしたMX49/MX61 Remote Toolsをコンピューターにインストールしま す。 MX49/MX61 Remote Toolsは、MX49/MX61 Remote Editorと、MX49/MX61 Extension (Cubase シリーズとの連携機能を実現するソフトウェア)とで構成されています。 ダウンロードしたファイルに付属されているRemote Toolsインストールガイドをご参照ください。 6 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 手順1でダウンロードしたMX Voice Listをコンピューターにインストールします。 アルペジオ部 操作手順については、ダウンロードしたファイルに付属されているインストールガイドをご参照ください。 ソング/パターン再生部 内部メモリー USB [TO HOST]端子ご使用時の注意 USB [TO HOST]端子でコンピューターと接続するときは、以下のことを行なってください。以下のことを行な わないと、コンピューターや本体が停止(ハングアップ)して、データが壊れたり、失われたりするおそれがあり
本機のしくみ オーディオチャンネルについて 本機のオーディオ信号の出力先は、USB [TO HOST]端子とOUTPUT [L/MONO]/[R]端子です。コンピュー ターと直接接続する場合はUSB [TO HOST]端子を使います。この場合、扱えるオーディオチャンネルはUSB 1 本機の構成 コントローラー部 とUSB 2の最大2チャンネル(1ステレオチャンネル)です。本機のオーディオ信号の入力は、USB [TO HOST] 音源部 端子、AUX IN端子から行ないます。USB [TO HOST]端子からのオーディオ信号は最大2チャンネル(1ステレ エフェクト部 オチャンネル)で、ユーティリティー画面の「DAW Level」パラメーター (64ページ)で出力レベルを設定し、 アルペジオ部 OUTPUT [L/MONO]/[R]端子(2チャンネル)に出力されます。また、AUX IN端子からのオーディオ信号は、そ ソング/パターン再生部 のままOUTPUT [L/MONO]/[R]端子(2チャンネル)に出力されます。詳しくは「MIDI/オーディオ信号の流れ」 内部メモリー (18ページ)
本機のしくみ コンピューターを活用した音楽制作 本機の構成 本機とコンピューターを接続することで、DAWソフトウェアと連携して以下のような使い方ができます。 コントローラー部 音源部 ● 本機の演奏をコンピューター上のDAWソフトウェアにMIDI録音する エフェクト部 ● 本機の演奏をコンピューター上のDAWソフトウェアにオーディオ録音する アルペジオ部 ● DAWソフトウェアやVSTi(ソフトウェア音源)を本機からリモートコントロールする ソング/パターン再生部 ここでは、すでに本機とコンピューターとの接続は済ませたものとして、Cubaseと本機を組み合わせた使い方の例を 内部メモリー 紹介します。 MIDI/オーディオ信号の 流れ NOTE 本機に対応するCubaseシリーズについては、以下URLをご参照ください。 http://download.yamaha.
本機のしくみ 本機の設定 1 本機の構成 クイックセットアップ機能を使って、「DAW Rec」(DAWレコード)の接続設定をします。 コントローラー部 [UTILITY] → [JOB] →「01:QuickSetup」を選択 → [ENTER] →「Type」=「DAW Rec」に設定し、 音源部 [ENTER]ボタンを押します。以下のとおりパラメーターが設定されます。ローカルコントロール(65ページ)が オフになり、本体の演奏データ(アルペジオ演奏以外)をDAWに録音する場合の設定になります。 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 JOB*QuickSetup c******Type=*DAW*Rec 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ コンピューターと 接続して使う DAW Rec DirectMonitor (ダイレクトモニタースイッチ) on LocalCtrl (ローカルコントロール) off MIDI Sync (MIDIシンク) 2 コンピューターとの 接続準備 コンピューターを 活用した音楽制作 auto Clock Out
4 オーディオのドライバーが「Yamaha Steinberg USB ASIO」/「Yamaha MX49/MX61」 に設定されていることを確認します。 「デバイス」メニュー → 「デバイス設定」→「VSTオーディオシステム」を選択し、 「ASIOドライバー」の設定 を確認します。[OK]ボタンをクリックし、デバイス設定画面を閉じます。 5 コンピューターにインストールした本機のMX Voice Listを使って、本機のパートに割り当てる ボイスをCubaseから選択できるように設定します。 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 上記設定をすれば、複数のボイスを使ったソングデータを作成する場合に作業がスムーズになります。この設定 ソング/パターン再生部 をしない場合は、本機上で各パートのボイスを設定してください。 内部メモリー 5-1「デバイス」メニュー →「MIDIデバイスマネージャー」を選択し、[デバイスのインストール]ボタ MIDI/オーディオ信号の 流れ ンをクリックします。 コンピューターと 接続して使う コンピューターとの 接続
7 作成したMIDIトラックにおいて、本機の信号が入力され、本機のポート1に出力されるよう設定し ます。 インプットのルーディング欄を「All MIDI Inputs」に、アウトプットのルーティング欄を「Yamaha MX49/ MX61 (Yamaha MX49/MX61-1)」に設定します。 作成したトラックにすべてのMIDIデータが入力され、本機のMIDIポート1において、トラックで指定されている チャンネルに出力される設定になります。また、本機のボイスリストがCubaseのトラック上で表示される設定 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 になります。 アルペジオ部 NOTE 手順5の設定をしなかった場合はアウトプットのルーティング欄を「Yamaha MX49/MX61-1」に設定してください。 ソング/パターン再生部 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ インプットのルーティング アウトプットのルーティング コンピューターと 接続して使う コンピューターとの 接続準備 コンピューターを 活用した音楽制作 iOSアプリと 組み合わせて使う 8
9 必要に応じてメトロノームをオンに設定します。 CLICK設定欄をクリックして、「ON」に設定してください。 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー 10 本機の演奏を選択中のMIDIトラックに録音します。 タイムポジションを先頭に設定した状態で れます。演奏が終わったら、 11 12 (録音)ボタンをクリックします。演奏を始めると、録音が開始さ MIDI/オーディオ信号の 流れ (停止)ボタンをクリックして録音を終了します。 別のトラックを作成し、すでに録音した演奏に重ねたい演奏データを、異なるボイスを使って録音し てみましょう。 コンピューターと 接続して使う 手順6〜10を繰り返し行ないます。必要なパートの録音が完了したら、手順12に進みます。 コンピューターとの 接続準備 録音したすべてのトラックの演奏データを再生して確認してみましょう。 コンピューターを 活用した音楽制作 タイムポジションを先頭に設定した状態で、 (再生)ボタンをクリックします。 必要に応じてCubase上でデータの修
本機のしくみ DAWに本体の演奏をオーディオ録音する 本機の構成 ここでは、「DAWに本体の演奏をMIDI録音する」で作成したMIDIデータを、本体の音源を使ってオーディオデータと してCubaseに録音する手順の例を紹介します。これにより、オーディオCDを作成できたり、他のアプリケーション で本機の音を使ったソングデータをオーディオファイルとして利用できたりします。ここでは、下図の信号の流れにな るように設定します。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 DAW スピーカー コンピューター MIDI Tr 1 MIDI 内部メモリー オーディオ MIDI/オーディオ信号の 流れ 2 16 コンピューターと 接続して使う Port 1 Audio Tr 1 コンピューターとの 接続準備 USB [TO HOST] OUTPUT [L MONO] / [R] コンピューターを 活用した音楽制作 DirectMonitor = on MIDIOut = off 音源 iOSアプリと 組み合わせて使う アルペジオ リファレンス
本機のしくみ DAWに本体のアルペジオフレーズをMIDI録音する 本機の構成 ここでは、Cubaseの特定のトラックに本体のアルペジオフレーズをMIDIデータとして録音する手順の例を紹介しま す。アルペジオフレーズをMIDIデータとして録音することで、難しいフレーズを手弾きで演奏しなくても、本格的な 楽曲データを簡単に作成できます。ここでは、下図の信号の流れになるように設定します。クイックセットアップ機能 を使えば、下図の本体側の接続設定が簡単に行なえます。 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 DAW コンピューター MIDI Tr 1 スピーカー MIDI 内部メモリー オーディオ MIDI/オーディオ信号の 流れ 2 16 コンピューターと 接続して使う MIDIスルー = オフ コンピューターとの 接続準備 MIDI クロック コンピューターを 活用した音楽制作 USB [TO HOST] OUTPUT [L MONO] / [R] DirectMonitor = on iOSアプリと 組み合わせて使う 音源 アルペ
3 クイックセットアップ機能を使って、「Arp Rec」(アルペジオレコード)の接続設定をします。 [UTILITY] → [JOB] →「01:QuickSetup」を選択 → [ENTER] →「Type」=「Arp Rec」に設定し、 [ENTER]ボタンを押します。以下のとおり、パラメーターが設定され、アルペジオ演奏を含む演奏データが DAWに録音される場合の設定になります。 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 JOB*QuickSetup c******Type=*Arp*Rec エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ Arp Rec DirectMonitor (ダイレクトモニタースイッチ) on LocalCtrl (ローカルコントロール) on MIDI Sync (MIDIシンク) 4 auto Clock Out (クロックアウト) off MIDI Out (アルペジオMIDIアウトプットスイッチ) on Cubaseからのシーケンサーを再生/停止させるメッセージを本体で受信しない
5 Cubaseから本機にMIDIクロックが送信されるように設定します。 「トランスポート」メニュー →「プロジェクト 同期設定」を選択し、ダイアログ右下の「MIDIクロック出力先」 の「Yamaha MX49/MX61-1」と「MIDIクロックをプロジェクトに追従」と「常にスタートメッセージを送 信」にチェックを入れ、[OK]をクリックします。Cubaseのテンポに従って本機のアルペジオが再生されるよう になります。 NOTE 「停止モードでMIDIクロックを送信」の設定は、Cubase上で録音や再生がとまっている(停止モード)ときに、本機の鍵 盤を弾いてアルペジオを再生させるかどうかの設定です。停止モードでもアルペジオを鳴らしたい場合は、「停止モード でMIDIクロックを送信」にチェックを入れてください。 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ コンピューターと 接続して使う コンピューターとの 接続準備 6 アルペジオフレーズを選択中のトラックに録音します。 タイムポジションを先頭に
DAWやVSTi(ソフトウェア音源)を本体からリモートコントロールする 本機のしくみ 本機の構成 本機には、パネル操作でコンピューター上のDAWソフトウェアやVSTiをコントロールできるリモートコントロール機 能が搭載されています。リモートコントロール機能を活用することで、DAWソフトウェアやVSTiを効率よくコント ロールしやすくなり、ストレスのないスムーズな音楽制作を実現します。 [DAW REMOTE]ボタンを押すと、本機がリモートモードになり、パネル上の一部のボタンにリモートコントロール 機能が割り当てられます。パネル上のボタンにおいて、白地に黒文字で表記されている機能は、リモートモード時に割 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 り当てられる機能です。たとえば、リモートモードの場合、[PLAY](R/K)/[STOP](J)ボタンやAI KNOB ([DATA] ソング/パターン再生部 ダイアル)をCubaseのトランスポートボタンとして活用できます。リモートコントロール可能なDAWソフトウェア 内部メモリー は、Cubase、Logic、SONAR、Digital
DAWソフトウェアの設定 本機のしくみ 本体と接続したコンピューター上のDAWソフトウェアを起動します。起動後の設定については、DAWソフトウェアご 本機の構成 とに説明します。 コントローラー部 NOTE WindowsでDAWソフトウェアをご使用の場合において、コンピューターと本機の接続が使用途中で切れたときは、接続をや 音源部 り直したあと、DAWソフトウェアを再起動してください。 NOTE 各DAWソフトウェアの対応バージョンについては、取扱説明書の「仕様」をご参照ください。 NOTE ご利用のDAWのバージョンやコンピューター環境によっては、機能に制限が生じる場合がありますのでご了承ください。 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 ■ Cubase 内部メモリー MX49/MX61 Remote Toolsをインストールしておくと、本機とコンピューターをUSBケーブルで接続しただけで MIDI/オーディオ信号の 流れ 自動的に設定が完了します。 ■ SONAR 1 SONARのメニューから[編集] → [環境設定] →「MIDI」の[デバイスの選択]を
Cubase上のVSTiをリモートコントロールする ここでは、Cubase上のVSTiを本体からのリモートコントロールで設定する例を紹介します。 1 [ENTER]ボタンを押します。ローカルコントロール(65ページ)がオフになり、本体の演奏データ(アルペジオ演 奏以外)がDAWに録音できる設定になります。 3 本機の構成 コントローラー部 本機のクイックセットアップ機能を使って、「DAW Rec」(DAWレコード)の接続設定をします。 [UTILITY] → [JOB] →「01:QuickSetup」を選択 → [ENTER] →「Type」=「DAW Rec」に設定し、 2 本機のしくみ 「本機の設定」(31ページ)に従って、Cubaseを使用する設定にします。 新規プロジェクトを作成します。 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ プロジェクトアシスト画面の「その他」の欄から「Empty」を選択し、[作成]ボタンを押します。 4 本機の[ADD INST TRACK]([SYN COMP])ボタンを押して、Cub
7 本機の[VSTi WINDOW] ([CHROMATIC PERCUSSION])ボタンを押して、選択したインス トゥルメントトラックのVSTiウィンドウを開きます。 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ コンピューターと 接続して使う 8 本機の[INC/YES]/[DEC/NO]ボタンを押してVSTiのプログラムを選択します。 9 本機の鍵盤を使ってVSTiを演奏したり、ノブ[A]〜[D]を使ってパラメーターをコントロールして みましょう。 コンピューターとの 接続準備 コンピューターを 活用した音楽制作 コントロールテンプレートを編集したり、新たなテンプレートを作成したい場合は、MX49/MX61 Remote Editorを利用します。MX49/MX61 Remote Editorの操作方法について詳しくは、Remote Editorに付属の PDFマニュアルをご参照ください。 iOSアプリと 組み合わせて使う 本機ではほかにもさまざまなリモートコントロールが可能
本機のしくみ リモートコントロール機能一覧 本機の構成 リモートモードでは、本機のノブやボタンを使って、DAW上のさまざまな機能を操作できます。 コントローラー部 NOTE ご利用のDAWのバージョンやコンピューター環境によっては、機能に制限が生じる場合がありますのでご了承ください。 音源部 エフェクト部 トランスポート操作 アルペジオ部 [PLAY]([R/K])ボタンと[STOP]([J])ボタンがDAWのトランスポートと 停止 再生 して働きます。 ソング/パターン再生部 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ プログラムチェンジ機能 [DEC/NO]/[INC/YES]が選択中のトラックのプログラムチェンジとして働きます。選択中のトラックがVSTiを設定 したインストゥルメントトラックやMIDIトラックの場合、VSTiのプリセットプログラムを切り替えます。VSTiが設 定されていないインストゥルメントトラックやMIDIトラック、オーディオトラックの場合、トラックのプリセットプ ログラムを切り替えます。リモート対象のDAWがCubaseの場合、本機の「PrgChgMod
■ [ADD INST TRACK]([SYN COMP])ボタン〜[DELETE]([ETHNIC])ボタン リモート対象のDAWがCubaseの場合は、[ADD INST TRACK]([SYN COMP])ボタン〜[DELETE]([ETHNIC]) ボタンに固定の機能が割り当てられています。次の表のとおり、Cubase上の最適な機能が各ボタンに割り当てら れています。 NOTE リモート対象のDAWがCubase以外の場合でも[ADD INST TRACK]ボタン〜[DELETE]ボタンにDAW上の機能が割り 当てられますが、最適な機能が割り当てられていない可能性があります。この場合は、あらかじめDAW上で任意の機能を 割り当てたうえで、[ADD INST TRACK]ボタン〜[DELETE]ボタンをご利用ください。ただし、リモート対象のDAWが Digital Performarの場合は、これらのボタンは機能しません。 ボタン 機能 [ADD INST TRACK] インストゥルメントトラック追加用ダイアログの表示/非表示を切り替えます。 [VSTi WINDOW] 選択したトラックに設定
本機のしくみ AI KNOBによる操作 Cubaseの任意のパラメーター操作、プロジェクトの現在位置の移動などを行ないます。 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 1 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ 2 3 コンピューターと 接続して使う 1 AI KNOB 本体の[DATA]ダイアルはAI KNOBとして動作します。AI KNOBは、Cubaseの主要な画面およびプラグインソフト ウェアの任意のパラメーターをコントロールしたり、ジョグ/シャトル操作として使用したりできる、マルチファンク コンピューターとの 接続準備 ションノブとして動作します。また[JOG]([SYN LEAD])ボタンと[LOCK]([PAD/CHOIRS])ボタンのオン/オフ状態 に応じて、AI KNOBで操作可能なパラメーターが変化します。[JOG]ボタンおよび[LOCK]ボタンがオフのときは、 コンピューターを 活用した音楽制作 Cubase上でマウスポインターを合わせたパラメーターを調節できます。 iOSアプリと 組み合わせて使う リファ
本機のしくみ 3 [LOCK]ボタン AI KNOBで操作するパラメーターを固定します。Cubaseの操作したいパラメーターにマウスポインターを合わせて ボタンをオンにすると、以降はマウスポインター位置にかかわらず、ロックしたパラメーターを操作できます。ボタン をオフにすれば、すぐにロックを解除して、ほかのパラメーターを操作できます。 本機の構成 コントローラー部 音源部 エフェクト部 アルペジオ部 ソング/パターン再生部 内部メモリー MIDI/オーディオ信号の 流れ パラメーターをロック コンピューターと 接続して使う コンピューターとの 接続準備 コンピューターを 活用した音楽制作 マウスポインターの位置にかかわらずパラメーターを調節 iOSアプリと 組み合わせて使う リファレンス パフォーマンス ソング/パターン設定 ファイル ユーティリティー リモートモード MX49 MX61 MX88 リファレンスマニュアル 38
iOSアプリケーションと組み合わせて使う 別売のi-MX1を使って本機とiPad/ iPhone/ iPod Touchを接続すると、本機をiOSアプリケーションと組み合わせて 使用でき、楽器の楽しみ方がひろがります。本機とiPad/ iPhone/ iPod Touchの接続の仕方については、i-MX1の 本機のしくみ 本機の構成 コントローラー部 音源部 取扱説明書をご覧ください。また、本機に対応しているiPad/ iPhone/ iPod Touchのアプリケーションおよびアプ リケーションの動作環境については、以下サイトからご確認ください。 エフェクト部 http://jp.yamaha.
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス リファレンス パフォーマンスプレイ パフォーマンスセレクト パフォーマンスパートセレクト パフォーマンス パフォーマンスエディット パフォーマンスは、複数のボイスを重ねて鳴らすための音色セットです。最大2つのボイスを組み合わせて重厚なサウ コモンエディット ンドで手弾き演奏したり、外部シーケンサーやMIDIデータを使用してマルチ音源として演奏できます。パフォーマン Chorus Eff スプレイ、パフォーマンスセレクト、パフォーマンスパートセレクト、パフォーマンスエディット、パフォーマンス Reverb Eff ジョブ、パフォーマンスストアの6つに分類して、各パラメーターを説明します。 Master EQ Arp Switch General パフォーマンスプレイ Name 本機のトップ画面に当たるパフォーマンスプレイでは、パフォーマンスのパート1とパート2の音色(ボイス)を選んで演 奏するほか、2つのパートのボイスを重ねて鳴らしたり(Layer)、右と左の鍵域に分
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス パフォーマンスセレクト パフォーマンスプレイ 本体に内蔵されている複数のパフォーマンスを選択します。 パフォーマンスセレクト 手順 PERFORMANCE [SELECT]ボタン → [DATA]ダイアルでパフォーマンスを選択 パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット PerformanceaSelect c001(A01):MXCategory 1 2 3 コモンエディット Chorus Eff Reverb Eff Master EQ Arp Switch General 1 パフォーマンスナンバー Name 選択中のパフォーマンスのナンバーが表示されます。[DATA]ダイアル、[INC/YES]/[DEC/NO]ボタンを使うと、別 のナンバーのパフォーマンスに変更できます。 パートエディット Play Mode 2 パフォーマンスグループ Filter/EG 選択中のパフォーマンスのグループ(A〜H)が表示されます。[SHIFT]ボタンを押
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス 2ページ目以降 1 2 パフォーマンスプレイ Part01*******Pan=C dqqqfghjkl;jjjjjjjjj 3 3 (2ページ目) 4 パフォーマンスセレクト パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット Chorus Eff Reverb Eff 1 パートナンバー Master EQ 選択中のパートナンバーが表示されます。 Arp Switch 2 パートパラメーター General 編集対象のパラメーター名と、選択中のパートにおけるパラメーターの設定値が表示されます。1ページごとにパラ Name メーターが1つずつ表示されます。[DATA]ダイアルまたは[INC/YES]/[DEC/NO]ボタンを使って、選択中のパート の設定値を変更できます。 パートエディット Play Mode Filter/EG パラメーター名 説明 Pan (パン) 各パートのパン(ステレオ定位)を設定します。 Volume
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス パフォーマンスエディット パフォーマンスを作り変えるパフォーマンスエディットは、すべてのパートに共通するパラメーターを設定する「コモ パフォーマンスプレイ ンエディット」と、パートごとの設定をする「パートエディット」の2種類に分かれます。また「パートエディット」 パフォーマンスセレクト の中で、パートに割り当てたボイスのパラメーターを設定する「ボイスエディット」もできます。 パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット コモンエディット 手順 Chorus Eff [EDIT]ボタン → カーソル[u]ボタンで「01:Common」を選択 → [ENTER]ボタン → カーソル[u]/ [d]ボタンで編集画面を選択 → [ENTER]ボタン → 選択した編集画面でパラメーター編集 Reverb Eff Master EQ Arp Switch 1 2 General Common0General aKeyboardMode=single 3
Performance Song/Pattern File パラメーター名 Preset (エフェクトプリセッ ト) エフェクトパラメー ター Utility Remote パフォーマンス 説明 エフェクトタイプごとに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。プリセット パフォーマンスプレイ を変更することで、エフェクトの設定を変えることができます。 パフォーマンスセレクト NOTE パフォーマンスパートセレクト 各エフェクトタイプのプリセットについては、別PDFファイル「データリスト」をご参照ください。 パフォーマンスエディット エフェクトパラメーターは、選ばれているエフェクトタイプによって異なります。各エフェクトタイプで設 定できるエフェクトパラメーターについては別PDFファイル「データリスト」を、各エフェクトパラメー ターの詳しい解説については別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照ください。 コモンエディット Chorus Eff Reverb Eff Master EQ Master EQ (マスター EQ) Arp
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス Arp Switch (アルペジオスイッチ) パフォーマンスプレイ パラメーター名 説明 パフォーマンスセレクト Switch (アルペジオ コモン スイッチ) 選択中のパフォーマンスにおいて、アルペジオを有効にするかを設定します。この設定は[ARP]ボタンの設 パフォーマンスパートセレクト 定と連動します。 パフォーマンスエディット Tempo (テンポ) 選択中のパフォーマンスに設定されているアルペジオのテンポを設定します。 Chorus Eff 設定値: 5 〜 300 Reverb Eff NOTE Master EQ 設定値: off、on コモンエディット アルペジオのテンポをDAWソフトウェア/外部MIDI機器のテンポと同期させるには、ユーティリティーの MIDI画面の「MIDI Sync」(66ページ)を「external」/「auto」に設定します。「MIDI Sync」を 「external」に設定した場合、または「auto」に設定して外部
Performance Song/Pattern パラメーター名 File Utility 説明 Volume (ボリューム) パート1とパート2に共通する音量を設定します。 Pan (パン) パート1とパート2に共通するパン(ステレオ定位)を設定します。 Assign1 (アサイン1) ASSIGN 1/2に割り当てた機能の設定値を相対的に増減します。 Assign2 (アサイン2) NOTE 設定値: 0〜127 Remote パフォーマンス パフォーマンスプレイ パフォーマンスセレクト パフォーマンスパートセレクト 設定値: L63〜C〜R63 パフォーマンスエディット コモンエディット 設定値: -64〜+0〜+63 ASSIGN 1/2の機能は、ボイスエディットのCtrl Set画面(52ページ)で設定します。 Chorus Eff Reverb Eff Master EQ Arp Switch General Name (パフォーマンスネーム) 選択中のパフォーマンスの名前を設定します。カーソル[<]/[>]ボタンで文字入力位置を選択し、[DATA]ダイア
Performance Song/Pattern File Utility パフォーマンス パートエディット NOTE パフォーマンスパートセレクト画面の2ページ目以降で設定できるパラメーターと同名のパラメーターは、パートセレクトの 設定と連動しています。 手順 Remote パフォーマンスプレイ パフォーマンスセレクト [EDIT]ボタン → カーソル[d]ボタンで「02:Part」を選択 → [ENTER]ボタン → カテゴリーボタン ([1]〜[16])でパートを選択 → カーソル[u]/[d]ボタンで編集画面を選択 → [ENTER]ボタン → 選択 した編集画面でパラメーター編集 パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット Chorus Eff 1 2 Reverb Eff Part01*Play*Mode a*********Volume=127 4 3 Master EQ Arp Switch General Name パートエディット Play Mode 1 Part** Filter/EG パートエディットであることを示し
Performance Song/Pattern パラメーター名 File Utility 説明 PortaSw (ポルタメントスイッチ) パート別にポルタメント効果をかけるかどうか設定します。 PortaTime (ポルタメントタイム) ポルタメントのピッチ変化にかかる時間を設定します。値を大きくするほどピッチの変化にかかる時間が 設定値: off、on 長くなります。 パフォーマンスプレイ パフォーマンスセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット 各パートにおいて、ピッチベンドホイールを上下方向に回したときに、ピッチがどれだけ変化するかをそ Chorus Eff れぞれ半音単位で設定します。 Reverb Eff 設定値: -48〜+0〜+12 (半音) Master EQ PB Lower (ピッチベンド レンジ ロワー ) Assign1 (アサイン1 バリュー ) Assign2 (アサイン2 バリュー ) パフォーマンス パフォーマンスパートセレクト 設定値: 0〜127 PB Upper (ピッチベンド レンジ アッパー ) Remote
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス Arp Select (アルペジオセレクト) パフォーマンスプレイ パラメーター名 Switch (アルペジオスイッチ) 説明 選択中のパートにおいて、アルペジオを有効にするかを設定します。アルペジオは最大で2パートまで有 パフォーマンスパートセレクト 効にできます。 パフォーマンスエディット 設定値: off、on Hold (アルペジオホールド) パフォーマンスセレクト コモンエディット 一度鍵盤を弾いたあと、鍵盤から指を離してもアルペジオが繰り返し鳴り続ける機能をオン/オフします。 Chorus Eff 各設定値について詳しくは、別PDFファイル「シンセサイザーパラメーターマニュアル」をご参照くださ い。 Reverb Eff 設定値: sync-off (シンクオフ)、off 、on Master EQ Arp Switch Category (アルペジオカテゴリー ) アルペジオのカテゴリーを選びます。 Type (アルペジオタイプ) アルペジオのタイプ
Performance Song/Pattern パラメーター名 File Utility 説明 BC (ブレスコントローラー ) ブレスコントローラーに対応するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 RB (リボンコントローラー ) リボンコントローラーに対応するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定します。 A.Func1 (アサイナブルファンク ション1) ASSIGNABLE FUNCTION 1ボタンと2ボタンに対応するMIDIメッセージを受信するかどうかを設定し Remote パフォーマンス パフォーマンスプレイ パフォーマンスセレクト パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット ます。 Chorus Eff Reverb Eff A.
Performance Song/Pattern File Utility パフォーマンス Voice LFO (ボイスLFO) パフォーマンスプレイ ノーマルボイスが割り当てられているときのみ表示される画面です。 パラメーター名 Wave (LFOウェーブ) Remote パフォーマンスセレクト 説明 LFOの波形(ウェーブ)を選択します。 パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット 設定値: Chorus Eff tri (triangle) 三角波1 tri+ (triangle+) 三角波2 sawup ノコギリ波 sawdown ノコギリ波 squ1/4 (square1/4) 矩形波1/4 squ1/3 (square1/3) 矩形波1/3 squ (square) 矩形波 squ2/3 (square2/3) 矩形波2/3 Reverb Eff Master EQ Arp Switch General Name パートエディット Play Mode Filter/EG Arp Select Receive
Performance Song/Pattern File パラメーター名 Utility 説明 Hold (ホールドタイム) LFOの効果が始まってから最大レベルに達したあとの持続時間を設定します。 FadeOut (フェードアウトタイム) 鍵盤を弾いて「Hold」(上記)で設定された持続時間を経過したあと、LFOの効果がフェードアウトしてい 設定値: 0〜126、hold (ホールド) く時間を設定します。 パフォーマンスプレイ パフォーマンスセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット LFOウェーブでコントロールする機能を選択します。セット1〜3の最大3種類の機能を設定できます。 Chorus Eff 設定値: 別PDFファイル「データリスト」の「Control List」をご参照ください。 Reverb Eff NOTE Master EQ コントロールリストにある「Insertion Effect Parameter 1〜16」には、実際は現在選択中のエフェク トタイプの実パラメーター名が表示されます。 該当するパラメーターが存在しないか設定されていない
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス Voice Name (ボイスネーム)/ DrumKit Name (ドラムボイスネーム) パフォーマンスプレイ パフォーマンスセレクト 編集したボイスをユーザーボイスとして保存する場合の名前を設定します パラメーター名 ボイスネーム パフォーマンスエディット 説明 選択中のパートに割り当てるボイスの名前を設定します。カーソル[<]/[>]ボタンで文字入力位置を選択 し、[DATA]ダイアルで文字を変更します。英数字を使って最大10文字で設定できます。 Category (ボイスカテゴリー ) パフォーマンスパートセレクト コモンエディット Chorus Eff Reverb Eff ボイスが属するカテゴリーを設定します。カテゴリーとは音色の種類や特徴を一目でわかるようにするた めのキーワードで、適切なカテゴリーを設定しておくと、多くのボイスの中から目的のボイスを短時間で Master EQ 見つけ出せます。 Arp Switch 設定値: ノーマルボイスの場合: AP、
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス パフォーマンスジョブ パフォーマンスプレイ 手順 パフォーマンス画面(ボイスエディット画面以外)で[JOB]ボタン → カーソル[u]/[d]ボタンでジョブ を選択 → [ENTER]ボタン → 選択したジョブ画面ごとの操作 パフォーマンスセレクト パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット Chorus Eff Initialize (イニシャライズ) Reverb Eff Master EQ JOB*Initialize Current*Perf*****All Arp Switch イニシャライズ(初期化)するデータの種類 General Name パートエディット パフォーマンスの初期設定データを呼び出す(イニシャライズする)ことができます。全パフォーマンスデータ、コモン Play Mode データ、各パート単位のデータなど、イニシャライズ(初期化)するデータの種類を指定できます。最初からオリジナル Filter/EG のパフォ
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス Copy (コピー ) パフォーマンスプレイ あるパフォーマンスのコモンデータやパートデータを、現在エディット中のパフォーマンスにコピーします。あるパ フォーマンスが持っているデータを一部利用して、別のパフォーマンスを作成する場合に便利な機能です。 A JOB*Copy*from *001(A01):MXCategory パフォーマンスセレクト パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット 1 Chorus Eff Reverb Eff Master EQ [ENTER] B Arp Switch JOB*Copy*from ****part01 /x*part01 2 3 初めにコピー元のパフォーマンスを設定する画面(A)が表示されるので、コピー元のパフォーマンスを選択して [ENTER]ボタンを押します。次にコピーするデータの種類を選択する画面(B)が表示されるので、コピー元とコピー先 それぞれのデータの種類を設定します。この画面で[EN
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス パフォーマンスストア パフォーマンスプレイ 手順 パフォーマンス画面(ボイスエディット画面以外)で[STORE]ボタン → 保存先を選択 → [ENTER]ボタ ン → [INC/YES]ボタン パフォーマンスセレクト パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット この操作により、編集したパフォーマンス全体が保存されます。ただし、編集したボイスデータは保存されません。保 存実行後は、保存先のパフォーマンスのトップ画面になります。 コモンエディット Chorus Eff Reverb Eff 注記 ボイスの編集後、ボイスストアをしていない状態でパフォーマンスストアを実行すると、編集したボイスデータは消えてしまいます。 大切なボイスデータは、パフォーマンスストアの前にボイスストア(53ページ)をしてユーザーボイスとして保存しておきましょう。 Master EQ Arp Switch General STORE*Performance * 001(A01):MXCateg
Performance Song/Pattern File Utility Remote パフォーマンス 3番目のランプが点灯している場合 ノブ パラメーター 設定値 参照ページ A VOLUME (コモンエディットの「Volume」) 0〜127 46ページ B PAN (コモンエディットの「Pan」) L63〜C〜R63 46ページ C ASSIGN1 (コモンエディットの「Assign1」) -64〜+63 46ページ D ASSIGN2 (コモンエディットの「Assign2」) -64〜+63 46ページ パフォーマンスプレイ パフォーマンスセレクト パフォーマンスパートセレクト パフォーマンスエディット コモンエディット Chorus Eff Reverb Eff Master EQ [PART 1-2 LINK]ボタンがオフ(ランプ消灯)の場合 Arp Switch ノブ[A]〜[D]の機能は選択中のパートにのみに効果します。 General Name 1番上のランプが点灯している場合 ノブ パートエディット パラメーター 設定値
Performance Song/Pattern File Utility Remote ソング/パターン設定 ソング/パターン設定 ソング ここでは、ソングやリズムパターンに関するパラメーターについて説明します。ここで設定したソングやパターンは、 パターン [R/K](プレイ/ポーズ)ボタンを押すと再生され、[J](ストップ)ボタンを押すと停止します。 ソング 本体に接続したUSBフラッシュメモリー上のMIDIファイル(SMF)とオーディオファイル(WAVファイル)を、本機で ソングとして再生できます。 手順 [EXT. SONG]ボタン → ソング画面でパラメーター編集 SONG**********001:01 a**File=MYSONG01.
Performance Song/Pattern File Utility Remote ソング/パターン設定 パターン ソング 本体に内蔵されているリズムパターンを再生します。 パターン 手順 [PATTERN]ボタン → パターン画面でパラメーター編集 PATTERN*****01:01/04 aElct:132:Ambient 1 2 1 パターンの再生位置と長さ 選択したパターンの再生位置と長さ(小節数)を表示します。 2 パターンパラメーター 編集対象となるパラメーターが、1ページごとに1つずつ表示されます。 パラメーター名 パターンカテゴリー パターンナンバー パターンネーム 説明 パターンのカテゴリー /ナンバーを選択します。カーソル[<]/[>]ボタンを押して、カテゴリー表示欄ま たはナンバー表示欄を選択し、別のカテゴリー /ナンバーのパターンに変更できます。 設定値: カテゴリー .....Rock、R&B、Elct、Jazz、Wrld、Orch ナンバー .........
Performance Song/Pattern File Utility File(ファイル) ファイル画面では、本体で作成したパフォーマンスやボイスなどのデータをUSBフラッシュメモリーに保存したり、 USBフラッシュメモリーからデータを読み込んだりできます。ファイル画面から[EXIT]ボタンを押すと、パフォーマ ンス画面に戻ります。 Remote ファイル ファイル画面 Save Load Rename Delete ファイル操作で使われる用語 ファイルの機能や操作を理解するためには、用語に対する理解が必要です。ここでは、ファイル操作をするうえで知っ Format Memory Info ておくべき用語について説明します。 ファイル メモリーやハードディスクに保存された、ひとまとまりのデータをファイルと呼んでいます。本機やコンピューターが USBフラッシュメモリーにデータを保存したり、読み込んだりする場合には、すべてファイル単位でやり取りします。 ファイルには、次に説明するファイル名と拡張子が付けられています。 ファイル名 ファイルにつけた名前をファイル名といいます。本機では8文字
Performance Song/Pattern File Utility Remote ファイル ファイル画面 ファイル画面 手順 [FILE]ボタン → カーソル[u]/[d]ボタンで編集画面を選択 → [ENTER]ボタン → 選択した編集画面 でパラメーター編集 Save Load Rename Delete Save (セーブ) Format この画面で、本体のユーザーメモリー上のすべてのデータを「All (オール)」ファイル(拡張子:.
Performance Song/Pattern File パラメーター名 Performance (パフォーマンス) Utility Remote ファイル 説明 「All (オール)」でセーブしたファイル(拡張子:.
Performance Song/Pattern File Utility Remote ファイル Delete (デリート) USBフラッシュメモリーのルートディレクトリーにあるファイルを削除します。削除したいファイルを選択したあと、 [ENTER]ボタンを押すことにより、デリート(削除)を実行します。 ファイル画面 Save Load Rename Format (フォーマット) Delete USBフラッシュメモリーをフォーマット(初期化)します。新しいUSBフラッシュメモリーを、本体のファイル画面で 使用できるようにするためには、まずフォーマットが必要です。編集画面を選択する画面で、「05:Format」を選んで Format Memory Info [ENTER]ボタンを押すと、実行を確認する画面が表示されます。そのまま[INC/YES]ボタンを押すと、フォーマット が実行されます。 注記 フォーマットを行なうとUSBフラッシュメモリー内のすべてのデータは消去されます。あらかじめ、データの有無をご確認ください。 Memory Info (メモリーインフォメーション) F
Performance Song/Pattern File Utility ユーティリティー ユーティリティー General ユーティリティー画面では、システム全体に共通した設定を行ないます。ユーティリティー画面から[EXIT]ボタンを押 すと、パフォーマンス画面に戻ります。 手順 Remote MIDI Controller [UTILITY]ボタン → カーソル[u]/[d]ボタンで編集画面を選択 → [ENTER]ボタン → 選択した編集画 面でパラメーター編集 Remote ユーティリティージョブ QuickSeup Factory Set Version General (ジェネラル) パラメーター名 説明 MasterVolume (マスターボリューム) 本体から出力されるサウンド全体のボリュームを設定します。 Note Shift (ノートシフト) 本体の音源部で鳴るサウンド全体の音程を半音単位で調整します。 Tune (マスターチューン) 本体の音源部で鳴るサウンド全体のチューニングを調整します。ピッチをセント単位で微調整します。 設定値: 0〜1
Performance Song/Pattern パラメーター名 KnobFuncDispSw (ノブファンクション ディスプレイスイッチ) File Utility 説明 パネルの[KNOB FUNCTION]ボタンを押したときに、ノブ[A]〜[D]の機能とその設定値を表示するノブ Remote ユーティリティー General ファンクション画面を表示するかしないかを設定します。 MIDI 設定値: off、on Controller Remote *Cut**Rez**Cho**Rev + (+34)*:00***40***12 [KNOB FUNCTION]ボタンを押したときに表示されるノブファンクション画面 KnobDispTime (ノブ ディスプレイ タイム) ユーティリティージョブ QuickSeup Factory Set Version パネル上のノブを操作したときに、操作したノブに割り当てられている機能とその設定値を表示するノブ ファンクション画面を表示するかしないか、また表示する場合は何秒間表示させるかを設定します。 設定値: off、1 sec、1.
Performance Song/Pattern File パラメーター名 CtrlReset (コントローラー リセット) Utility Remote ユーティリティー 説明 ボイスを切り替えた場合、コントローラー (モジュレーションホイール、フットコントローラー、ノブなど) General の値をそのまま使用する(hold)か、初期値に戻す(reset)かを設定します。 MIDI 設定値: hold (ホールド)、reset (リセット) Controller 「reset」にした場合のボイス切り替え時のコントローラーのリセット値は以下のとおりです。本体に搭載さ れていないコントローラー (アフタータッチ、リボンコントローラー、ブレスコントローラー )についても外 Remote ユーティリティージョブ 部からMIDIメッセージを受信すれば、以下のとおり値を初期値に戻します。 QuickSeup MIDI Sync (MIDIシンク) ピッチベンド 中央 リボンコントローラー 中央 Factory Set モジュレーションホイール 最小 ブレスコントロー
Performance Song/Pattern File Utility Remote ユーティリティー Controller (コントローラー ) システム全体に共通の、コントローラーアサインの設定をします。パネル上のノブや外部コントローラーなどには、 MIDIのコントロールチェンジナンバーを割り当てて使用できます。たとえば、ノブのASSIGN 1/2を使ってエフェク トの深さをコントロールしたり、外部フットコントローラーを使ってモジュレーションをかけたりすることができま す。これらのコントロールチェンジナンバーの割り当てをコントローラーアサインと呼びます。 NOTE 本体に搭載されていないコントローラーについては、外部シーケンサーや外部MIDIコントローラーなどによりコントロールで きます。 General MIDI Controller Remote ユーティリティージョブ QuickSeup Factory Set パラメーター名 FS Pedal (フットスイッチ サステインペダル セレクト) 説明 Version リアパネルの[SUSTAIN]端子に接続するフットスイッチ
Performance Song/Pattern File Utility Remote ユーティリティー Remote (リモート) リモートの設定を行ないます。パネルの[DAW REMOTE]ボタンを押してリモートモードに入った状態で[UTILITY]ボ タンを押した場合は、このRemote画面だけが表示されます。 General MIDI Controller パラメーター名 DAW Select (DAWセレクト) 説明 Remote 接続しているコンピューター上で使用しているDAWソフトウェアの種類を設定します。 「DAW Select」を 切り替えたときに、リモート設定が確定されます。 QuickSeup 設定値: Cubase、LogicPro、DigiPerf、SONAR PrgChgMode (プログラム チェンジ モード) ユーティリティージョブ Factory Set パネルの[INC/YES]/[DEC/NO]ボタンを操作したときに、MIDIポート1に指定したプログラムナンバーを Version 送信する(PC)か、MIDIポート2にプログラムナンバー
Performance Song/Pattern File Utility Remote ユーティリティー Factory Set (ファクトリーセット) この画面で[ENTER]ボタンを押すと、本体内蔵のユーザーメモリー (17 ページ)を工場出荷時の状態に戻すファクト リーセットが実行されます。この画面にある「PowerOn Auto」パラメーターの設定は、ファクトリーセットを実行 General MIDI Controller すると、自動的に保存されます。 Remote 注記 ファクトリーセットを実行すると、現在のユーザーメモリーのボイス/パフォーマンスのデータや、ユーティリティーでのシステム設定 の内容が、すべて工場出荷時の設定に書き換えられてしまいます。大切なデータを失わないようにご注意ください。また、必要な設定 内容は前もってUSBフラッシュメモリーなどに保存されることをおすすめします。 NOTE ファクトリーセットを実行する手順について詳しくは、取扱説明書をご参照ください。 JOB*Factory*Set ****PowerOn*Auto=off ユーティリティージョ
Performance Song/Pattern File Utility Remote リモートモード リモートモード リモート画面 リモートモードでは、DAWソフトウェアやVSTi (ソフトウェア音源)をパネル操作でリモートコントロールできます。 リモートコントロールできるDAWソフトウェアは、Cubase、Logic Pro、SONAR、Digital Performerの4種類で す。また、本機では、VSTiの操作に最適な機能をノブ[A]〜[D]に割り当てるコントロールテンプレートが50個用意さ ノブ[A]〜[D]の機能の 切り替え れています。リモート画面では、設定されたコントロールテンプレートのノブ[A]〜[D]の機能の表示や設定値の変更、 コントロールテンプレート の切り替え コントロールテンプレートの切り替えができます。ここでは、リモート画面上で表示されるパラメーターや設定できる ユーティリティー設定 機能について説明します。 手順 [DAW REMOTE]ボタンを押します。 NOTE リモートモードから抜ける場合は、[DAW REMOTE]ボタンを再度押しま
Performance Song/Pattern File Utility ノブ[A]〜[D]の機能の切り替え Remote リモートモード 1つのコントロールテンプレートには、ノブ[A]〜[D]に割り当てる機能が3セット用意されており、[KNOB リモート画面 FUNCTION]ボタンによってそのセットの切り替えができます。 ノブ[A]〜[D]の機能の 切り替え コントロールテンプレートの切り替え コントロールテンプレート の切り替え ユーティリティー設定 カテゴリーボタンの[KEYBOARD]ボタンまたは[PIANO]ボタンを押すと、テンプレートの切り替えができます。 [KEYBOARD] /[PIANO]ボタンにより、テンプレートナンバーが増減します。テンプレートを切り替える画面が表示 されてから一定時間が経過すると、ノブに割り当てられている機能が表示されている画面に戻ります。本体上でコント ロールテンプレートを切り替えると、Remote Editor上のテンプレートも切り替わります。 Remote*Template 03:HALionSonicSE NOTE Remote