Yamaha LAN Monitor for Win ユーザーガイド
目次 目次 1. イントロダクション. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 1.1. Yamaha LAN Monitorについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 1.2. 本ガイドの表記について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 1.3. ソフトウェアを使用するまでの流れ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
目次 13.3. 1台ずつCONFIGをエクスポートする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13.4. 複数台一括でCONFIGをエクスポートする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14. 資料. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14.1. 「機器詳細」ビューのポートアイコン表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1. イントロダクション 1. イントロダクション 1.1.
1. イントロダクション 1.2. 本ガイドの表記について 1.2.1. 商標について • Danteは、Audinate社の登録商標です。 • Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 • その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。 1.2.2. 用語について L2MS(Layer2 Management Service) ヤマハネットワーク機器をレイヤー2レベルで管理する仕組み マネージャー L2MSのマネージャーとなっている機器 (Yamaha LAN Monitor、ヤマハルーターなど) エージェント ・ヤマハスイッチ ・ヤマハ無線LANアクセスポイント 端末 ・Dante対応機器 ・パソコンなど スナップショット Yamaha LAN Monitor内部に保存した接続機器の状態 スナップショットファイル スナップショットを保存したファイル 1.2.3.
1. イントロダクション 1.4. ソフトウェアの動作環境 OS Windows 7、Windows 8.1、Windows 10、Windows 11 (Windows 7、8.1、10では、32 bit/64 bitの両方に対応しています) CPU 32 bit: 2GHz以上のIntel Core / Pentium / Celeronファミリーのプロセッサー 64 bit: Intel64対応のプロセッサー(ただしプログラムは32 bitの環境で動作します) ストレージ 200MB以上の空き容量(Dante Controllerを除く) ディスプレイ 解像度: 1280 x 768 以上 その他 マウスなどのポインティングデバイス Ethernet搭載環境(無線LAN経由では動作しません) メモ 上記の動作環境は、Yamaha LAN Monitorバージョン1.8.6に対するものです。 ソフトウェアの最新バージョン、および動作環境については、下記URLに最新情報が掲載さ れています。 https://network.yamaha.com/ https://www.
1. イントロダクション る可能性があります。ヤマハPoEスイッチのPoE給電一時停止機能を停止するには、「接続機器」ビュー のリストから生存確認のチェックを外します。 詳細は、「接続機器」ビューの❷リストに記載している、生存確認の説明を参照してください。 スタック機能が有効なエージェントについてのご注意 スタック機能が有効でかつ、ファームウェアリビジョンが以下に該当するエージェントの管理には対応 していません。 検出することはできても、正しい情報を表示することはできませんのでご注意ください。 • SWX3200-28GT/52GT Rev.4.00.15以下 • SWX2310-28GT/52GT Rev.2.04.01以下 • SWR2310-28GT Rev.2.04.01以下 • SWX2310P-28GT Rev.2.02.
2. Yamaha LAN Monitorのインストール / アンインストール 2. Yamaha LAN Monitorのインストール / アンイン ストール 2.1. インストール方法 Yamaha LAN Monitorは、以下の手順でインストールします。 1. ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。 Yamaha LAN Monitorのセットアップダイアログが表示されます。 メモ 「ユーザーアカウント制御」ダイアログボックスが表示されたときは、[はい]をクリ ックします。 2.
2. Yamaha LAN Monitorのインストール / アンインストール 2.3. Dante Controllerのインストール Yamaha LAN MonitorからDante Controllerを起動する場合は、Dante Controllerもインストールしておく必 要があります。Dante Controllerのインストール方法については「Dante Controllerユーザーガイド」を参照 してください。 Dante ControllerおよびDante Controllerユーザーガイドは、下記ウェブサイトのダウンロードページからダ ウンロードできます。 https://www.audinate.
3. Yamaha LAN Monitorの起動 / 終了 3. Yamaha LAN Monitorの起動 / 終了 3.1.
3.
4. Yamaha LAN Monitorの画面構成 4. Yamaha LAN Monitorの画面構成 Yamaha LAN Monitorの画面では、現在のネットワークの状態を「ツリー」ビューで一覧できます。また、各 機器の接続状況を確認したり、エージェントの一部の設定を変更したりできます。 ここではYamaha LAN Monitor画面の各部分の名称を説明します。 ❶ メニューバー ❷ ツールバーと表示エリア ❸ マップ画面 ❹「機器詳細」ビュー ❺「ツリー」ビュー ❻「接続機器」ビュー 4.1.
4.
5. パソコンのネットワーク設定 5. パソコンのネットワーク設定 お使いのパソコンのネットワークを設定します。 1. パソコンをネットワーク機器に接続します。 2. Yamaha LAN Monitorを起動します。 メモ 「ユーザーアカウント制御」ダイアログボックスが表示されたときは、[はい]をクリ ックします。 3. メニューバーの[設定]メニュー → [PCのIPアドレス設定を開く]をクリックします。 「ネットワーク接続」ウィンドウが表示されます。 4. ネットワーク機器と接続しているネットワークアダプターを右クリックして、[プロパティ]をクリック します。 「ローカルエリア接続のプロパティ」ダイアログが表示されます。 5. [インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)]を選択して、[プロパティ]をクリックします。 「インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)のプロパティ」ダイアログが表示されます。 メモ [インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)]のチェックボックスのチェック が外れている場合はチェックを入れます。 6.
5. パソコンのネットワーク設定 7. [OK]をクリックします。 8.
6. 基本的な使い方 6. 基本的な使い方 1. Yamaha LAN Monitorを起動します。 2. ツールバーのネットワークアダプター選択プルダウンで、モニターしたいネットワークにつながってい るネットワークアダプターを選択します。 3.
6. 基本的な使い方 メモ [基本設定]について詳しくは、「メニューバー」の[基本設定]を参照してください。 4. 「ツリー」ビューでモニターする機器を選択します。 5.
7. メニューバー 7. メニューバー メニューバーの各種メニュー([ファイル]メニュー、[設定]メニュー、[ヘルプ]メニュー)について説明しま す。 ❶ [ファイル]メニュー ❷ [設定]メニュー ❸ [ヘルプ]メニュー 7.1. [ファイル]メニュー 7.1.1. [新規作成] Yamaha LAN Monitorが保持している現在のスナップショットを初期化します。 既にスナップショットを保持している場合は、初期化の確認メッセージが表示されます。[Yes]をクリックする と、現在のスナップショットが初期化されます。 7.1.2. [開く] 「開く」ダイアログを表示します。 「開く」ダイアログで、パソコンや外部メモリに保存したスナップショットファイルを選択して、「開く」を クリックすると、Yamaha LAN Monitorが保持している現在のスナップショットが選択したスナップショット に置き換わります。 同時に、スナップショットと現在のネットワーク状態の比較が行なわれ、比較結果がマップ画面に表示されま す。 7.1.3.
7. メニューバー 7.2. [設定]メニュー 7.2.1. [PCのIPアドレス設定を開く] コントロールパネルの「ネットワーク接続」ウィンドウが開きます。 ネットワークアダプターのIPアドレスを変更します。 7.2.2. [ラベル設定のインポート] 「ラベル設定ファイルのインポート」ダイアログを開きます。 「接続機器」ビューで表示する機器ラベルをファイルから読み込みます。 7.2.3. [ラベル設定のエクスポート] 「ラベル設定ファイルのエクスポート」ダイアログを開きます。 「接続機器」ビューで設定した機器ラベルをファイルとして保存します。保存するファイルの拡張子 は「.nml」です。 7.2.4.
7.
7.
7. メニューバー 7.2.5.
7. メニューバー ❻ [削除]ボタン ボタンを押した行のVLANの登録を削除します。 ❼ [OK]ボタン 設定内容を反映します。 ❽ [キャンセル]ボタン 設定した値を反映せずにダイアログを閉じます。 7.3. [ヘルプ]メニュー 7.3.1. [ユーザーガイド] ヤマハのWebサイトにアクセスし、ユーザーガイドを開きます。 7.3.2. [About] Yamaha LAN Monitorのバージョンと著作権情報を表示します。 7.3.3.
8. ツールバーと表示エリア 8. ツールバーと表示エリア 表示エリアとツールバーの各種ボタン([Device search]ボタン、[Snapshots]ボタン、[Notifications]ボタ ン、[History]ボタン、[Whole map]ボタン、[Dante Controller]ボタン)について説明します。 ❶ ネットワークアダプター選択プルダウン ❷ [IPアドレス(PC)] ❸ 画面切り替えボタン ❹ [Device search]ボタン ❺ [Snapshots]ボタン ❻ [Notifications]ボタン ❼ [History]ボタン ❽ [Whole map]ボタン ❾ [Dante Controller]ボタン 8.1.
8. ツールバーと表示エリア 8.3. 画面切り替えボタン マップ画面とリスト画面を切り替えるトグルボタンです。 マップ画面が表示されている場合は「マップ」ボタンが黒色で表示されます。 リスト画面が表示されている場合は「リスト」ボタンが黒色で表示されます。 8.4.
8.
8. ツールバーと表示エリア 8.5. [Snapshots]ボタン 現在のネットワークの接続状態をYamaha LAN Monitorにスナップショットとして保存します。 [Snapshots]ボタンをクリックすると、スナップショット保存の確認メッセージが表示されます。 [OK]をクリックすると、スナップショットが保存されます。 メモ • スナップショット機能は、現在のネットワークの接続状態と事前に保存したスナップ ショットを比較して、変化を検知した場合に通知エリアにメッセージを表示します。 • 端末の情報をスナップショットに保存する場合は、[基本設定]の[スナップショット機 能]項目で、[端末も比較対象に含める]にチェックを入れます。 • [Snapshots]ボタンは、エージェントが検出されるまで機能しません。 • 一度でもYamaha LAN Monitorで検出されたことがあるエージェントは、新規エージ ェントとして認識されません。 8.5.1. スナップショット機能の使い方 1. [ ]ボタンをクリックします。 「スナップショット保存」ダイアログが開きます。 2.
8. ツールバーと表示エリア 8.6. [Notifications]ボタン/ 通知エリア 現在のネットワークとスナップショット(事前に保存したネットワークの状態)に変化があった場合に、通知 エリアにメッセージを表示します。ネットワークがスナップショットと同じ状態に戻ると、メッセージが消え ます。 メモ • メッセージの履歴は、履歴エリアに追加されます。履歴エリアは[ リックすると表示されます。 ]ボタンをク • 表示するメッセージの種類については「通知エリアと履歴エリアに表示されるメッセ ージ」を参照してください。 8.6.1.
8. ツールバーと表示エリア ❶ 通知エリア 現在のネットワークに対するメッセージを表示します。通知エリアは新しいメッセージが追加されると 自動的に表示されます。通知エリアは、[ ッセージが表示されている状態で [ きます。 ]ボタンをクリックしても表示できます。また、メ ]ボタンをクリックすると、通知エリアを閉じることがで • 日時:メッセージが出力された日付と時刻を表示します。 • 内容:スイッチの機能やスナップショット機能により出力されたメッセージを表示します。 ❷「ツリー」ビュー スナップショットで記録されていた機器が発見されなくなった場合や接続ポートが異なる場合は、対象 機器の上位のエージェントに 赤の異常アイコンが表示されます。また、記録されていなかった機器 が新たに発見された場合は、対象機器の上位のエージェントに 青の通知アイコンが表示されます。 ❸「接続機器」ビュー スナップショットで記録されていた機器が発見されなくなったときは、対象機器が赤く表示されます。 また、記録されていなかった機器が新たに発見された場合は、対象機器が青く表示されます。 8.7.
8. ツールバーと表示エリア 8.8.
8. ツールバーと表示エリア • リンク速度 リンク速度が表示されます。 機器間のリンク速度(上位の機器のポートのリンク速度)は、機器アイコン間の接続線の色(下 図内、黄緑線)で確認できます。 それぞれの色とリンク速度の対応については、画面右上の凡例をご確認ください。 ❸ ネットワーク構成表示エリア ネットワーク内のエージェント、端末の情報を表示します。 機器によって表示する情報は以下になります • エージェント 機器名、MACアドレス、機種名、IPアドレスを表示します(下図参照)。 IPアドレスが取得できないときは「-」が表示されます。 • 端末 IPアドレス、メーカー、機種名、コメントを表示します(下図参照)。 メーカー名、機種名、コメントが未記入のときは、「-」が表示されます。 • Dante対応機器 IPアドレス、メーカー、機種名、コメントを表示します。 コメントが未記入のときは、「-」が表示されます。 Dante Controllerがインストールされていないときは、Dante対応機器は端末として認識される ため、「端末」と同等の表示になります。 8.9.
9. マップ画面 9. マップ画面 ❶「機器詳細」ビュー ❷ ツリービュー ❸「接続機器」ビュー 9.1.
9.
9.
9. マップ画面 ❼ 機器詳細情報表示切り替えボタン クリックすると、「機器詳細」情報の表示 / 非表示を切り替えます。 Dante対応機器では、切り替えボタンは表示されません。 ❽ スタックID切り替えボタン(スタック機能が有効になっているスイッチのみ表示) クリックすると、選択されたスタックIDを持つ機器のポート情報が表示されます。 9.2.
9. マップ画面 メモ • ソート順基準ノード選択プルダウンメニューには、現在のネットワークのヤマ ハスイッチのみ表示されます。 • Yamaha LAN Monitorの起動時は、パソコンに一番近いヤマハスイッチを起点 にしてツリーが表示されます。 ❷ ツリー表示 Yamaha LAN Monitorが認識しているヤマハスイッチ、Dante対応機器、ヤマハ無線LANアクセスポイ ントなどを表示します。 スナップショットで記録されていた機器が発見されなくなった場合や接続ポートが異なる場合は、対象 機器の上位のエージェントに 赤の異常アイコンが表示されます。また、記録されていなかった機器が 新たに発見された場合は、対象機器の上位のエージェントに 青の通知アイコンが表示されます。 9.3.
9. マップ画面 「Snapshot」 各機器をスナップショット機能の対象に含めるかどうかを設定します。 エージェント以外の端末のみ設定を切り替えられます。 エージェントは変更できません。 「種類」 機器の種類を表すアイコンを表示します。プルダウンメニューより表示する アイコンを切り替えられます。 [機器ラベル] 機器個体を識別するための文字列を入力できます。 [機種名] 機器の機種名を表示します。機器によっては、機種名の入力や編集が行なえ ます。 [コメント] 自由にコメントがつけられます。現場における配置情報や役割などを記入で きます。 [メーカー] 機器のメーカー名を表示します。機器によっては、メーカー名の入力や編集 が行なえます。 [消費電力(W)] 機器の最大消費電力(W)を、0.0~90.
9.
10. リスト画面 10.
10. リスト画面 ❷ 操作パネル リストの表示や選択中の機器に対して操作をするためのボタンや、検索ワードで表示を絞り込むための 検索ボックスが表示されます。 タブ毎に表示されるボタンが異なります。 詳細は、「L2MSエージェント一覧」タブ、「ファームウェア更新」タブ、「CONFIGインポート/エク スポート」タブを参照してください。 ❸ 機器リスト 選択中のタブに対応した機器の一覧が表示されます。タブ毎に表示される機器が異なります。 「接続機器」ビューのリスト表示と同様に、タイトル行をクリックすると、クリックした項目でソート します。 詳細は、「L2MSエージェント一覧」タブ、「ファームウェア更新」タブ、「CONFIGインポート/エク スポート」タブを参照してください。 10.1.
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10.
10.
10. リスト画面 10.3.
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11. 機器を設定する 11. 機器を設定する Yamaha LAN Monitorではヤマハスイッチ、ヤマハ無線LANアクセスポイントの一部の機能を設定することが できます。 機器を設定する方法として、以下の3種類の方法があります。 設定方法 説明 「機器設定」ダイアログ IPアドレスや機器名といった基本的な項目を設定することができます。 Web GUI非搭載機種では、詳細な設定ダイアログが表示されます。 Web GUI 機器のWeb GUIを使用することで、各機能の詳細な設定が可能です。 機器のWeb GUIにアクセスするためには、「機器設定」ダイアログでIPアドレス を適切に設定し、Yamaha LAN Monitorを実行するPCと操作対象機器との間でIP 通信の疎通性が確保されている必要があります。 CONFIGのインポート バックアップしておいたCONFIGや予め用意しておいたCONFIGをインポートする ことで、各機能の設定を一度に適用させることができます。 11.1.
11. 機器を設定する 11.1.1.
11. 機器を設定する 11.1.2.
11.
11.
11. 機器を設定する メモ • Yamaha LAN Monitor上で、パソコンのIPアドレスと対象機器のIPアドレスが正しく 表示されるまで待ってからアクセスしてください。 • Webブラウザーの「戻る」、「進む」ボタンは使用しないでください。各ページでま れにレイアウトが崩れて表示されることがあります。この場合は、再度そのページに アクセスし直してください。 11.2.1. Web GUIへログインする Web GUIを利用するには、以下の手順で操作します。 1. 「機器詳細」ビューにあるWeb GUIボタンをクリックします。 パスワードを入力するためのダイアログが表示されます。 2. [ユーザー名]と[パスワード]を入力します。 工場出荷時のユーザー名とパスワードは、各機器の取扱説明書を参照してください。 3.
12. ファームウェアを更新する 12. ファームウェアを更新する LAN Monitorでは以下の2つの方法でファームウェアを更新することができます。 • 「機器設定」ダイアログから「1台ずつファームウェアを更新する」 • リスト画面 - 「ファームウェア更新」タブ から、「複数台一括でファームウェアを更新する」 エージェント機器のLAN Monitorからのファームウェア更新への対応状況は、下記のURLをご覧ください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/swctl/l2ms_gui_comparison.html#FUNCTION_LIST2 メモ • ファームウェア更新にはL2MSを使用するため、IPアドレスが設定されていない状態 でも簡単にファームウェアを更新することができます。 • LAN Monitorからのファームウェア更新に対応していない機器は、Web GUIを使用し てファームウェアを更新することができます。 12.1. 1台ずつファームウェアを更新する ファームウェアを更新するには、以下の手順で操作します。 1.
12. ファームウェアを更新する 2. 「PCからのファームウェア更新」ボタンまたはファームウェア更新の行の「実行」ボタンをクリックし ます。 3. 「ファイル選択」ボタンをクリックしてファームウェアファイルを選択します。 4.
12. ファームウェアを更新する 5. プログレスバーが100%になるまで待ちます。 6. ファームウェアを更新した機器の再起動が完了したら、更新した機器のファームウェアリビジョンを確 認します。 12.2. 複数台一括でファームウェアを更新する ファームウェアを一括で更新するには、以下の手順で操作します。 メモ ファームウェア更新はLAN Monitorから見て遠い機器から順に実行されるため、カスケード 接続をしたままでファームウェアを一括で更新することができます。 1. 「リスト」ボタンを押してリスト画面を開きます。 2.
12. ファームウェアを更新する 3. ファームウェアを更新したい機器のチェックボックスにチェックを入れます。 4. 「ファームウェア更新」ボタンを押します。 5. 「参照」ボタンを押して機種ごとにファームウェアファイルを選択します。 6. ファイルの選択が完了したら、ファイルのファームウェアリビジョンを確認します。 7.
12. ファームウェアを更新する メモ チェックボックスにチェックを入れると、すべての機器にファームウェアファイルが 送付された後、それらの機器に対しファームウェアの適用状態を確認します。 8. プログレスバーが100%になるまで待ちます。 メモ プログレスバーは、ファームウェアファイルの転送が完了した時点で50%に、更新後 のファームウェアリビジョンの確認が完了した時点で100%となります。 9. 実行結果を確認し、必要に応じて実行結果をファイルに出力します。 メモ ◦ ファームウェア更新の実行結果については「ファームウェア/CONFIG一括操作 時の実行結果」を参照してください。 ◦ 実行結果のファイルは以下の場所にも自動的に保存されます。 %APPDATA%\Yamaha\LANMonitor\result 56 | Yamaha LAN Monitor for Win ユーザーガイド
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 13. CONFIGをインポート/エクスポートする LAN Monitorでは以下の2つの方法でCONFIGをインポート/エクスポートすることができます。 • 「機器設定」ダイアログから1台ずつインポート/エクスポートする • リスト画面 - 「CONFIGインポート/エクスポート」タブから、複数台一括でインポート/エクスポートす る エージェント機器のLAN MonitorからのCONFIGインポート/エクスポートへの対応状況は、下記のURLをご覧 ください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/swctl/l2ms_gui_comparison.
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 2. 「インポート」ボタンまたはCONFIGのインポートの行の「実行」ボタンをクリックします。 3. 「ファイル選択」ボタンをクリックし、インポートしたいファイルを選択します。 4. ファイルを選択した後、「実行」ボタンをクリックします。 5.
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 13.2. 複数台一括でCONFIGをインポートする CONFIGを一括でインポートするには、以下の手順で操作します。 1. 「リスト」ボタンを押してリスト画面を開きます。 2. 「CONFIGインポート/エクスポート」タブを押します。 3. CONFIGをインポートしたい機器のチェックボックスにチェックを入れます。 4.
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 5. インポートするCONFIGの指定方法を以下の3つから選択します。 インポートするCONFIGの指 定方法 説明 エージェントごとにインポー トするCONFIGファイルを指 定する インポートするCONFIGファイルを個別に選択します。 1つのCONFIGファイルを指定 1つのCONFIGファイルを選択したすべてのエージェントに送付しま したすべてのエージェントに す。 送付する 同一の設定を持つエージェントを複数用意するときに使用します。 機種が混在して選択されている場合、この項目は選択できません。 指定したディレクトリ内を検 索し、エージェントのMACア ドレスに対応したCONFIGを インポートする 指定したディレクトリ内のCONFIGファイルを自動的に検出/インポー トします。 指定されたディレクトリ内にエージェントのMACアドレスに対応したフ ァイル名(<アンダーバー区切りのMACアドレス>.
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 7. CONFIGファイルまたはディレクトリの選択が完了したら、「実行」ボタンを押します。 8. プログレスバーが100%になるまで待ちます。 9. 実行結果を確認し、必要に応じて実行結果をファイルに出力します。 メモ ◦ CONFIGのインポートの実行結果については「ファームウェア/CONFIG一括操 作時の実行結果」を参照してください。 ◦ 実行結果のファイルは以下の場所にも自動的に保存されます。 %APPDATA%\Yamaha\LANMonitor\result Yamaha LAN Monitor for Win ユーザーガイド | 61
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 13.3. 1台ずつCONFIGをエクスポートする CONFIGをエクスポートするには、以下の手順で操作します。 1. 以下のいずれかの方法で、CONFIGのエクスポートに対応した機器の「機器設定」ダイアログを表示しま す。 ◦ マップ画面の「機器設定」ボタン ◦ リスト画面の「L2MSエージェント一覧」タブの「設定」ボタン 2.
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 3. 「実行」ボタンをクリックし、保存するファイル名を指定します。 4.
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 13.4. 複数台一括でCONFIGをエクスポートする CONFIGを一括でエクスポートするには、以下の手順で操作します。 1. 「リスト」ボタンを押してリスト画面を開きます。 2. 「CONFIGインポート/エクスポート」タブを押します。 3. CONFIGをエクスポートしたい機器のチェックボックスにチェックを入れます。 4. 「CONFIGのエクスポート」ボタンを押します。 5.
13. CONFIGをインポート/エクスポートする 6. エクスポート先フォルダの選択が完了したら、「実行」ボタンを押します。 7. プログレスバーが100%になるまで待ちます。 8. 実行結果を確認し、必要に応じて実行結果をファイルに出力します。 メモ ◦ CONFIGのエクスポートの実行結果については「ファームウェア/CONFIG一括 操作時の実行結果」を参照してください。 ◦ 実行結果のファイルは以下の場所にも自動的に保存されます。 %APPDATA%\Yamaha\LANMonitor\result Yamaha LAN Monitor for Win ユーザーガイド | 65
14. 資料 14. 資料 14.1. 「機器詳細」ビューのポートアイコン表示 「機器詳細」ビューに表示される機器のポートは、アイコンの色や形状によって、各ポートの状態が確認でき ます。 「機器詳細」ビューの[ポート状態]タブ、[帯域使用量(%)]タブ、[PoE給電状態(クラス)]タブを切り替えるこ とで、下記のアイコンが表示されます。 メモ • [帯域使用量(%)]タブは、ヤマハスイッチのみ表示されます。 • [PoE給電状態(クラス)]タブは、ヤマハPoEスイッチのみ表示されます。 14.1.1. [ポート状態]タブのアイコン 各ポートの接続状態や通信スピードの状態を表示します。 アイコン 意味 ポート正常(10GBASE-T) ポート正常(5GBASE-T) ポート正常(2.
14. 資料 14.1.2. [帯域使用量(%)]タブのアイコン 各ポートの帯域使用量を表示します(ヤマハスイッチのみ)。 アイコン 意味 帯域使用量 95%以上 100%以下 帯域使用量 85%以上 95%未満 帯域使用量 75%以上 85%未満 帯域使用量 65%以上 75%未満 帯域使用量 55%以上 65%未満 帯域使用量 45%以上 55%未満 帯域使用量 35%以上 45%未満 帯域使用量 25%以上 35%未満 帯域使用量 15%以上 25%未満 帯域使用量 7.5%以上 15%未満 帯域使用量 0%以上 7.
14. 資料 14.1.3.
14. 資料 14.2. 通知エリアと履歴エリアに表示されるメッセージ 通知エリアと履歴エリアで表示されるメッセージは以下のとおりです。 14.2.1.
14.
14. 資料 メッセージ [mac] label : ヤマハスイッチのスタックポート(m.n)がリンクアップしました。 14.2.2. Danteに関する通知 Dante対応機器に変化があった場合に、以下のメッセージを表示します。 メッセージ <機器名>のワードクロックがUnlockになりました。 <機器名>のワードクロックがLockしました。 <機器名>のPrimaryポートがリンクダウンしました。DanteはSecondaryポートのみで動作中です。 <機器名>のSecondaryポートがリンクダウンしました。DanteはPrimaryポートのみで動作中です。 <機器名>のPrimaryポートがリンクアップしました。 <機器名>のSecondaryポートがリンクアップしました。 <機器名>のDanteモジュールがSafeモードで起動しています。 14.2.3.
14. 資料 14.2.4.
14. 資料 14.3. 端末探索の実行結果エリアに表示されるメッセージ IPアドレスを利用した端末探索の実行結果エリアで表示されるメッセージは以下のとおりです。 x.x.x.xは、Ping/探索実行対象となる機器のIPアドレスを示します。 メッセージ 内容 x.x.x.x : 応答がありました。 対象機器からのPing応答がありました。 x.x.x.x : 要求がタイムアウトしました。 対象機器からのPing応答がありませんでした。 ※[IPアドレス範囲]、[ネットワーク内自動探索]の場合は表示さ れません。 x.x.x.x : 宛先ホストに到達できません。 探索対象が無い状態です。 ※[IPアドレス範囲]、[ネットワーク内自動探索]の場合は表示さ れません。 x.x.x.x : 内部エラーが発生しました。 内部エラーが発生している状態です。 14.4.
14. 資料 実行結果 説明 失敗(不正なファイル) 選択したファイルが不正であったため、ファームウェア やCONFIGの転送に失敗しました。 失敗(CONFIGが存在しない) CONFIGをエクスポートしようとした機器にCONFIGが存在しま せんでした。機器のCONFIGが削除されているか、工場出荷状態 である可能性があります。 失敗(アクセス権限エラー) エージェントがDANTEモードで動作している等の理由によ り、CONFIGにアクセスできませんでした。 失敗(不明なエラー) 上記以外の理由により、ファームウェアやCONFIGの転送に失敗 しました。 14.5.
15. 困ったときは 15. 困ったときは 症状 原因 対策 Yamaha LAN Monitorが起動 しない Dante Discoveryがインストールさ れていない状態でか つ、C:\Windows\System32 にdante_dnssd.dllが存在する Dante機器の検出を使用する場合: Yamaha LAN Monitorを再インストールしてくださ い。Yamaha LAN Monitorのインストール時には必 ずDante Infrastructureも併せてインストールしてく ださい。 Dante機器の検出を使用しない場合: dante_dnssd.dllをC:\Windows\System32の中から 取り除いてください。 マップ/リスト画 ネットワークアダプターの選択が間 監視対象のネットワークに接続されている 面に機器が表示 違っている。 ネットワークアダプターを選択してください。 されない 無線LANのネットワークアダプター 本ソフトウェアは無線LANに対応していないため、有 を選択している。 線のネットワークアダプターを選択してください。 接続されている機器が多
15.
© 2017 Yamaha Corporation 2023年1月 発行 YJ-N0