ProVisionaire Touch V3.
目次 ProVisionaire Touchでこんなことができます ................................................... 3 ソフトウェアの動作環境 ........................................................................................ 4 理解しておく用語/概念 ......................................................................................... 5 インストールの手順 ............................................................................................... 7 起動方法 ........................................................................................................
ProVisionaire Touchでこんなことができます • ProVisionaire Touchは特別なプログラミングの習得を必要とせず、タブレットデバイスの操作で直感的にスラ イダー、ボタン、写真などのウィジェットをページ(画面)上に配置し、設備物件内容や使用形態に応じたお客様 オリジナルのタッチコントロールパネルを作成できます。 • デザインページは複数用意できますので、エリア、ユーザーごとのコントロールパネルを作ったり、特定のプリ セット、パラメーターの状態に応じたデザインページを制作できます。 そしてコントロールパネルやデザインページをアクセス制御することで、より安全で利便性の高いコントロー ラーの運用が可能となります。 • 完成したコントロールパネルのデータはファイルとしてエクスポート可能ですので、複数台のコントローラーを 同じ物件で使用したり、テンプレートとして保存し、別の物件での使用や共有をすることで、効率的に便利なコ ントローラー制作が可能となります。 • リモートコントロールに特化したProVisionaire Touch KIOSK(以降KIOSK)用の設定ファイルを作成できます。
ソフトウェアの動作環境 • タブレットデバイス • ハードウェア:Apple社iPad(第4世代iPad以前および第1世代iPad mini を除く) • OS:iOS 11.0以上 ProVisionaire Touchまたは ProVisionaire Touch KIOSKを インストールしたタブレットデバイス(iPad) * 最新の動作確認済みデバイスとOSバージョンの情報を下記のウェブサイトにてご 確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/ 無線LAN接続 * iPad以外のiOS機器では動作しません。 Wi-Fi アクセスポイント • 操作対象システム* * ProVisionaire TouchおよびProVisionaire Touch KIOSKが対応している製品 については、下記ウェブサイトの製品ページの「対応機器」にてご確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/ CAT5eケーブル • Wi-Fiアクセスポイント(802.
理解しておく用語/概念 ロール ページ ProVisionaire Touchでは以下のロールがあります。 ProVisionaire Touchではデバイスを制御する際の、「複数のウィ ジェット(ボタンやスライダーなど)から構成される画面」をペー ジと呼びます。本アプリケーションでは、設置場所や使用する ユーザーなどに応じた画面を最大50ページまでデザインできま す。また、特別な目的のために以下のページもあります。 • Administrator(管理者) コントロールパネルを設計/編集する人(主に施工業者)。この セットアップガイドを読む人です。機能制限解除をするための Administrator Code(4桁)を使用します。 • Home Page(ホームページ) • Power User(パワーユーザー ) モニターデバイスが設定されていないときやオフラインになっ たときに表示するページ。ファイルをロードするときに[Autoload this file on next launch]スイッチをオンにすると、 ProVisionaire Touchを起動するだけでこのページが表示され る
• Control Mode(コントロールモード) ファイル 設定ファイルを読み込んだり、操作対象システムとオンライン にするためのモード。AdministratorまたはPower Userの権 限が必要です。ページをデザイン中に動作確認をしたりすると きにも使用します。 ProVisionaire Touchでは以下のファイルを使用します。 • 設定ファイル(拡張子.ypvt) ProVisionaire Touchのすべての設定が記述されているファイ ル。複数のページ情報や画像、制御デバイスの情報(Remote Control Setup Listの内容を含む)などが記述されています。設 定ファイルはAirDropやメールなどで他のiPadに送ったり、コ ンピューターのiTunesで共有したりできます。 その他 このセットアップガイドでは以下の用語も使用します。 • Widget(ウィジェット) • ProVisionaire Touch KIOSK用設定ファイル(拡張子.
インストールの手順 起動方法 App Storeから、 ProVisionaire Touch をダウンロード します。 ヤマハプロオーディオサイトのMTX/MRX製品ページにリン クがあります。 1. ProVisionaire Touch アイコンをタップします。 初回起動時には、Software License Agreement(ソフト ウェア使用許諾契約)の画面が表示されます。 http://www.yamahaproaudio.com/ 2. 使用許諾の内容を表示する場合は[Review Terms]、 同意する場合は「Agree and Continue」、 同意しない場合は[Cancel]をタップします。 * 同意後は、次回起動時にこの画面は表示されません。 P.V Touchのブラウズ画面が表示されます。 3.
4. 新規ファイルを作成するために、[書類を作成]アイコン 6. カスタムパネルをデザインするためのモード[デザイン をタップします。 モード]で、ページ(名称はPage1)が表示されます。 下記ダイアログが表示されます。 ファイル名 ページ名 Design Mode(デザインモード) ←ファイル名 ←テンプレート * 画面上の黄色い吹き出し(ファンクションガイド)を表示させたくない場 合は、ファンクションガイドボタン 5.
これでコントロールパネル作成の準備はできました。 この画面上にスライダーやボタンなどのウィジェットを配置 しパラメーターをアサインすることで、操作対象システム用 のカスタムコントロールパネルを作成していきます。 次のステップでは、コントロールパネルの制作、設定から ネットワークへ接続して納品するまでのプロセスを、簡単な サンプルを例に、実際に作成しながら解説していきます。 スクリーンの表示が消えたら? 上記手順6で用意したページは、そのまま何も作業をせずに 数十秒放置すると、表示が消えて操作ができない状態になり ます。これはアクセス権限のない人に不用意に操作させない ためのスクリーンロックという機能です。 スクリーン上をタップするとスクリーンロック解除のコード 入力画面が表示されます。コードの既定値は「0000」です。 入力すると元のページ表示に戻ります。この機能を解除した い場合は、Screen Lockをご覧ください。 ファイル編集を中断/再開するには? 制作作業を中断後、再開するたびにファイルをタップ→アク セス認証をやり直すのが面倒な場合は、 自動ロード を設 定しておくことをおすすめします。アプ
基本的なプロセス 2. ウィジェットメニューでボタンのアイコンをタップしま 簡単なコントロールパネルの制作を例に、制作から機器をコ ントロールするまでのプロセスを解説します。 す。 パネル上にボタンのウィジェットが配置されます。 * ウィジェットメニューを閉じるには、パネル背景をタップします。 データの保存について 本アプリケーションでは、自動的にページの変更内容が設定 ファイルとして保存されます。 配置 タップ 1. ボタンを配置する まず、On/Offスイッチに使うボタンを配置しましょう。 1. メニューバーのページエディットボタン をタップし ます。 3.
5. [Devices]欄にある 2. デバイスとパラメーターを設定する 手順1で登録したデバイス名 を タップします。 このボタンでコントロールするデバイスとパラメーターを設 定しましょう。 アサインできるパラメーターが一覧表示されます。 このボタンでOn/Offを切り替えたいパラメーターを選択しま す。たとえばチャンネル1入力のOn/Offであれば、以下の画 面のように設定します。 1. コントロール対象のデバイスは、メニューバーのデバイ スマネージメントボタン をタップして表示される [Devices]画面で設定します。→デバイスの登録 ここでは[Model]を MTX3 、[Unit ID]を 01 にして おきましょう。[Name]はお好きな名前を付けてください。 具体的に設定したいデバイスがある場合は、「デバイスの登 録」をよくお読みになり、モニターデバイスなどもあわせて 設定してください。 2. ボタンをタップして、以下のコンテキストメニューを表 示させます。 3.
3. [Color]欄をタップして、カラー設定画面を表示させま 3. ボタンOn/Offの表示を設定する す。[Color]タブと[Preset]タブを切り替えて、好みの 方法でOn時のボタン面の色を設定します。 OnとOffでボタン面の色を替えて、設定状態がわかるように しましょう。 カラー設定について詳しくは「カラーの設定」をご覧くださ い。 1. ボタンをタップしてコンテキストメニューを表示させ、 4. [<]をタップして前の画面に戻ります。 5. 同様に、[Off]タブでOff時のボタン面の色も設定します。 [Design]をタップします。 2. 画面上部の[On]タブをタップします。 下記画面が表示されます。 OnとOffでボタン面の色が変わるか確認しましょう。 6. オペレーションモードボタン Mode をタップして Control へ切り替えます。 7. ボタンをタップして、ボタン面の色が設定どおりに切り 替わることを確認します。 8.
4. スライダーを配置する ボリュームをコントロールするスライダーを配置しましょう。 1. メニューバーのページエディットボタン をタップし ます。 2. ウィジェットメニューでスライダーのアイコンをタップ してパネルに配置させ、好きな位置に移動します。 3. コントロール対象のデバイスは、ボタンで登録したもの と同じものとしますので、新たに登録はしません。 もちろん別のデバイスを登録してもかまいません。 4. スライダーをタップして、コンテキストメニューの [Parameter]をタップします。 * [Upper]、[Lower]、[Home Position]、[Tooltip]について詳しくは 「パラメーターのアサイン」をご覧ください。 [Slider Parameter Assign]画面が表示されます。 5. [Devices]欄にある「2. デバイスとパラメーターを設定 する」の手順1で登録した す。 デバイス名 6.
5. テキストパネルを配置する 長方形(Rectangle:以降レクタングルと呼びます)を配置 し、その上に操作ガイドや注意事項、ボタンやスライダーの 名称などのテキストを置きましょう。 * レクタングルにはデバイスの設定やパラメーターのアサインはありません。 1. メニューバーのページエディットボタン をタップし ます。 2. ウィジェットメニューでレクタングルのアイコンをタッ プしてパネルに配置させ、好きな位置およびサイズに変 更します。 3.
これでまずコントロールパネルが1ページできました。 6. 背景を設定する 操作対象システムのコントロールの際、会場の用途やセッ ティングの違いにより、複数のコントロールパネルを使い分 ける場合が多くあります。以降で複数のページの扱い方を解 説するために、ここでもう1ページ作成します。 パネル背景に画像を配置しましょう。あらかじめiPadの「写 真」アプリの中に背景に使う画像を入れておきます。 1. メニューバーのページエディットボタン をタップし ます。 2. [Background]をタップして、[Image]スイッチを On( )にします。 3. [Select Image]欄をタップし、表示される画面で[Photos]タブをタップします。 iPadの「写真」アプリ内の画像データが表示されます。PV TouchのDocumentsフォルダーの「Images」フォルダー内の 画像データを使う場合は、[Imported]タブをタップしてくださ い。 4.
7. もう1ページ作成する 1. メニューバーのページマネージメントボタン 8. ページにアクセスコードを設定する をタッ Page 1は認証なし、Page 2はパワーユーザーコードによる 認証と、アクセス制限を設定しましょう。 プします。 2. [Add Page]をタップすると、新規ページ名の入力画面が 1. メニューバーのページマネージメントボタン 表示されます。ページ名を入力し[Done]をタップする と、新規ページが用意されますので、ウィジェットを配 置して制作してください。 をタッ プし、[Edit]をタップします。 ページマネージメント画面が表示されます。 * 制作済みのPage 1を複製(Duplicate)して、それを編集してもかまい ません。 2.
3. [Power User Code]スイッチをOn( )にします。 9. スクリーンロックを設定する スクリーンロックは、最後の操作から一定時間経過したあと に、操作権限がまったくない人による操作を防ぐ機能です。 * スクリーンロックの設定は、デザインモード/コントロールモードどちらで もできます。 1. メニューバーのセットアップボタン をタップし、 [Screen Lock]をタップします。 4. コントロールモードへ移動し、ページセレクションボタ ン をタップします。 Page 2に認証が設定されていることを示す 示されることを確認します。 アイコンが表 2.
10. 設定ファイルを完成させる 11. 設定ファイルを別のiPadに送信する 納品先iPadに設定ファイルを送信します。 コントロールパネルの設定が完成しました。 最後に以下の項目を設定/確認します。 * 納品先iPadにはあらかじめの本アプリケーションまたはKIOSKをインス トールしておきます。 ・管理者コード(Administrator Code) ・制作時の情報の記録 ・使用した画像ファイル 1. メニューバーのファイルマネージメントボタン 1. 管理者コードを設定します。新規作成ファイルでは未設 2. 納品する設定ファイルをロングタップしてコンテキスト 、ま たはProVisionaire Touchのアイコンをタップします。 定(空)ですが、納品する際は必ず管理者コードを設定し ます。設定方法は「Edit Administrator Code」をご覧 ください。 メニューを表示させ、[共有]をタップします。 Mail、AirDrop、Copy to P.V.
6. 画面右上の[開始]をタップすると、パスコードの設定画 12. iPadをコントローラーパネル専用にする 面が表示されます。iPadのパスコードを設定すると、ア クセスガイドが有効になります。 iPadを操作対象システムのコントローラー専用とする方法 (アクセスガイド)を紹介します。必要に応じてこの設定をし てください。 アクセスガイド有効時は、ホームボタンをクリックしたり、 ホームインジケーターをスワイプしても本アプリケーション (コントロールパネル)は終了しません。 終了するにはホームボタンまたはトップボタンを3回クリッ クし、パスコードを入力してアクセスガイドを終了させます。 * アクセスガイドを設定すると、iPadで使えるAppが本アプリケーションだ けになり、ホームボタンをクリックしたり、ホームインジケーターをスワ イプしても他のアプリケーションを選択できないようになります。 以上で基本的なワークフローの解説は終了です。 1.
共通の設定操作 本アプリケーション操作中に、たびたび登場する設定画面/ 操作画面について解説します。表示内容が多少異なっていて も基本的な操作は同じです。 ■ カラーの設定 [Color]タブでは4色の配分を下部のスライダーで調整し、 好みの色を設定します。作成した色(カラーフィールド)を右 側の4つのパレットのどれかにドラッグすることで登録でき ます。 [Preset]タブでは8色×4段階濃度の32色から好みの色を選 択できます。 カラー フィールド 20
■ イメージの設定 ウィジェットや背景などにイメージを配置する際、以下の設 定画面が表示されます。 表示されるソース画像には以下の4種類があります。 • Preset: 本アプリケーションのプリセット画像 • Settings: AirDropやMailなどによって送られた設定ファイ ル内に保存された画像*。 * Widget→Imageではダイレクトに右図画面が表示されます。 [Select Image]欄をタップして表示されるソース画像グ ループからイメージを選択します。 * [Delete]→画像選択→ゴミ箱アイコンで削除できます。 • Imported: iTunesなどによって「Images」フォルダー内に 保存された画像ファイル • Photos: iOSの「写真」アプリの画像ファイル タブでグループを切り替え、お好みの画像を選び[Back]で左 図の画面に戻ります。 21
• None: 拡大縮小せず、領域中央に配置 [Expansion Mode]欄をタップして表示されるメニューか ら、表示領域へのイメージの配置方法を選択します。 • Full: 高さ、幅ともに領域いっぱいにフィットするように拡大 縮小して表示 • Aspect Fill: 高さ、幅のどちらか短い方が領域いっぱいに フィットするように拡大縮小して表示 • Aspect Fit: 高さ、幅のどちらか長い方が領域いっぱいに フィットするように拡大縮小して表示 22
メニューバーについて * コントロールモードでは、メニューを表示させる際に管理者コード/パワー ユーザーコードのいずれかでの認証が必要になります。 画面左上にはいずれのモードでもメニューボタン( また は )が表示されます。 メニューボタンをタップすることで、メニューバーの表示/ 非表示が切り替わります。 * コントロールモードでは、メニューボタンの無操作状態が一定時間経過し たらメニューバーを非表示にできます。メニューバーを非表示にするまでの 時間はTime Until Menu Closesで指定します。 * メニューボタンを隠すことも可能です。(Transparent Menu Button) • デザインモード q w e r t y u o !0 !1 !2 !1 !2 メニューボタン • コントロールモード q w i メニューボタン 23 !0
q ファイルマネージメントボタン u ページマネージメントボタン ファイルを一覧表示します。新規ファイル作成は、この一覧表 示画面上の[+]ボタンで行います。→設定ファイルの管理 新規ページの追加、ホームページの割り当て、フォールバック ページの割り当て、ページの表示順の変更、削除などを行いま す。→ページの管理 w オペレーションモードボタン i ページセレクションボタン コントロールモードとデザインモードを切り替えます。新規に ファイルを作成する場合およびファイルを管理者コードで認証 した場合にこのボタンが表示されます。 o デバイスマネージメントボタン [デザインモードでのみ表示] 本アプリケーションでコントロールする操作対象システムのデ バイスを登録します。モニターデバイスもここで指定します。 →コントロールする機器の登録 [デザインモードでのみ表示] 直前に実行した操作を取り消して、その操作を実行する前の状 態に戻します。最大20操作まで記憶します。 対象となる操作は以下です。 ウィジェット(Widget)の新規追加、移動、サイズ変更、削除、 ペースト、重なりの前後の設定 r
設定ファイルの管理 ̶ ファイルマネージメントボタン メニューバーのファイルマネージメントボタン 、または ProVisionaire Touchのアイコンをタップすると、本アプリ ケーションの設定ファイルが一覧表示されます。 ProVisionaire Controlで作成したコントロールファイルを 一覧表示から選択できます。 * 縦型のコントローラー画面など、ProVisionaire Controlのみでデザイン可 能な機能を使用したい場合は、ProVisionaire Controlからエクスポート し、KIOSKでロードする必要があります。 ファイルアイコンをタップすると、ファイルが開きます。 ファイルアイコンをロングタップすると、ファイルのコンテ キストメニューが表示されます。コンテキストメニューを 使って設定ファイルのコピー、複製、移動、削除、共有など を行います。 ● 設定ファイルをタップ 選択した設定ファイル(拡張子 .
● 削除 選択した設定ファイルを削除します。 ● 情報 選択した設定ファイルのプロパティが開きます。 ● タグ 選択した設定ファイル名の左側に選択したタグを表示しま す。 ● 名称変更 選択した設定ファイル名を変更します。 ● コピー ● 共有 選択した設定ファイルをコピーバッファにコピーします。 貼り付ける場合は、ブラウズのファイルなどが無いところを ロングタップして[ペースト]を実行してください。 選択した設定ファイルを別のコンピューターやタブレットな どに渡す機能です。 * 同名ファイルが存在する場合は 2 、 AirDropの場合:[AirDrop]アイコンをタップすると、iOSの AirDrop機能が働き、宛先リストが表示されます。目的の宛 先を選び送信します。 受信側で本アプリケーションを開くアプリに指定します。受 信ファイルはDocumentsフォルダーに保存されます。 3 ...
アプリに指定します。受信ファイルはDocumentsフォル ダーに保存されます。 File Transferの場合:[File Transfer]をタップすると、同一 ネットワークに接続されている宛先リストが表示されます。 目的の宛先を選び送信します。 ● コメント 選択した設定ファイルに対するコメントを表示します。 * コメントの入力/編集は設定ファイルを開いてインフォメーションボタンの [About File]メニューの[Comment]で行います。 ● 管理者コメント 選択した設定ファイルに対する管理者コメントを表示しま す。 * コメントの入力/編集はファイルをロードしインフォメーションボタンの [About File]メニューの[Administrator Comment]で行います。 ● エクスポート KIOSK用設定ファイルを作成します。本アプリケーションで はKIOSK用設定ファイルを読み込んだり編集することはでき ません。変更する場合は設定ファイルを編集して、再度エク スポートしてください。 [Enable File Operations for Power User.
ウィジェットの複数選択 ̶ マルチセレクトボタン 複数選択の状態で以下の操作をすると、複数のウィジェット を選択した状態にできます。 メニューバーのマルチセレクトボタン をタップすると、 ウィジェット(Widget)をシングルセレクトモード(単数選択) にするかマルチセレクトモード(複数選択)にするかを切り替 えられます。 • ウィジェットがないところでウィジェットを囲むように画面 をなぞる。 → 囲まれた範囲に入っているウィジェットが選択状態にな ります。 単数選択になっているか複数選択になっているかはマルチセ レクトボタンの色で識別できます。 • ウィジェットをタップする。 マルチセレクトボタン (白) → タップしたウィジェットが選択状態になります。 モード * 複数選択している状態で、デザインやパラメーターを変更したりテキスト を入力したりすると、同種のウィジェットに反映されます。 シングルセレクトモード 複数選択の状態で以下の操作をすると、選択が解除されます。 (緑) マルチセレクトモード • 選択されているウィジェットをタップする。 → タップしたウィジェットの選択が解除さ
カスタムパネルの制作 ̶ ページエディットボタン メニューバーのページエディットボタン (デザインモー ドで表示)をタップすると、カスタムパネルで使用するウィ ジェット/バックグラウンド/グリッドのメニューが表示され ます。これらを使って、カスタムパネルをデザインします。 Widget(ウィジェット) カスタムパネルのパーツをタップして配置したり、フリップ で他のパーツがある画面に切り替えます。 • Button(ボタン) スイッチ用のウィジェットです。On/Off、Inc/Dec、[Preset] のリコールなど、パラメーター切り替えをアサインできます。 また、ページの切り替えをアサインすることもできます。 • Slider(スライダー ) フェーダー用のウィジェットです。連続した数値変化をコン トロールできます。 • Value(バリュー ) Sliderの数値を表示するためのウィジェットです。Sliderの ウィジェットをタップしなくても現在の数値を確認できま す。 • Meter(メーター ) 指標表示用のウィジェットです。連続した数値変化を可視化 できます。 29
• Indicator(インジケーター ) 指標表示用のウィジェットです。数値がしきい値を上回ると 点灯、しきい値を下回ると消灯します。 • Rectangle(レクタングル) ボタンやスライダーの名称や、タイトル、コメントなどを配 置するのに便利な四角形のパーツです。テキストの他にロゴ などのイメージを貼り付けることもできます。 * パラメーターのアサインはできません。 • Image(イメージ) アイコンや模様などの画像を配置します。iOSの「写真」ア プリのライブラリの画像を配置することもできます。 * パラメーターのアサインはできません。 • PDF(ピーディーエフ) PDFファイルを表示するためのウィジェットです。 Rectangleでは表示しきれないマニュアルを表示するなどに 使用します。配置するときに表示するPDFファイルを選択し ます。ファイルはデザインモードで変更できます。 • SD Play Info/Play Info(プレイインフォ ) 選択されているコンテンツに関する情報を表示するための ウィジェットです。 • SD Transport/BD Transport/Transpor
• SD Track List/Track List(トラックリスト) 再生するコンテンツを選択するためのウィジェットです。 タップするとリストがポップアップします。機器がオンライ ンのときにリストが表示されます。 • Source&PGM(ソース アンド プログラム) MusicCast機器の入力ソースやサウンドプログラムを選択す るためのウィジェットです。タップするとリストがポップ アップします。 • Album Art(アルバムアート) MusicCast機器で再生している曲に対応した画像を表示する ためのウィジェットです。 • Disklavier(ディスクラビア) Disklavier ENSPIRE用のウィジェットです。自動演奏の再生 などをコントロールします。Disklavier ENSPIREがオンライ ンのときに操作子が表示されます。 31
■ ウィジェットの編集 パネル上のウィジェットをタップすると、コンテキストメ ニューが表示されます。コンテキストメニューを使ってウィ ジェットのデザインをアレンジしたりパラメーターをアサイ ンしたりします。 * ウィジェットによっては表示されない項目があります。 [Text]タブ Text on/off: テキストの表示/非表示を切り替えます。 Size: テキストのサイズを設定します。 Color: テキストの色を設定します。→カラーの設定 Font: テキストのフォント(文字種)を設定します。OSで 持っているフォントのリストが表示されます。 ● Copy(コピー ) [Copy]をタップ後、ペーストしたい位置でタップすると [Paste]コンテキストメニューが表示されます。 ● Design(デザイン) * テキストを入力するときは、ウィジェットをダブルタップしてください。 ウィジェットのデザインを変更します。 ウィジェットの種類により表示されるダイアログは異なりま す。詳しくは「ウィジェットのデザイン」をご覧ください。 [Alignment]タブ テキストの配置位置(上下左右)を設定します
● Arrange(アレンジ) ● Alignment(アライメント) ウィジェット同士の重なりの前後を設定します。 選択中のウィジェットに対して、最前面に移動(Bring to Front)/1つ上の面に移動(Bring Forward)/1つ下の面に移 動(Send Backward)/最背面に移動(Send to Back)の動作 をします。 選択しているウィジェットの配置位置を設定します。 Left: ウィジェットの左端をそろえます。 Right: ウィジェットの右端をそろえます。 Horizontal centering: ウィジェットの中心の左右位置を そろえます。 Horizontal equal: ウィジェットを左右方向に等間隔に整 列します。 Top: ウィジェットの上端をそろえます。 Bottom: ウィジェットの下端をそろえます。 Vertical centering: ウィジェットの中心の垂直位置をそ ろえます。 Vertical equal: ウィジェットを上下方向を等間隔に整列 します。 ● Parameter(パラメーター ) ウィジェットに対して、それを操作したときにコ
● Shape(シェイプ) ウィジェットの形状を設定します。 Rectangle: 四角形 Ellipse: 円形 Polygon: 多角形 Polygonを選択すると、点を移動する(Move Point)/点を追 加する(Add Point)/点を削除する(Remove Point)が選択で きるようになります。Add PointまたはRemove Pointが選 択されている状態でウィジェットをタップすると、そこに点 を追加またはそこの点を削除します。 ● Delete(デリート) ウィジェットを削除します。 34
Background(バックグラウンド) Grid(グリッド) ページ背景用の設定です。 ページの背景の上にグリッドを表示させます。 グリッドをOnにしておくと、ウィジェットを配置した際、 グリッドに合わせてきれいにレイアウトされます。 ● Snap To Grid(スナップトゥグリッド) このスイッチをOnにすると、グリッドが有効になり、ウィ ジェット左上のポイントがグリッドに従います。 ウィジェットを拡大/縮小する際は、タップして拡大/縮小し たポイントがグリッドに従います。 ● Dot Color(ドットカラー ) グリッドのドットの色を変えることができます。 ● Cell Width(ドット間隔) ● Color(カラー ) グリッドのドット間隔を設定できます。 [Color]欄をタップして表示される画面で背景の色を設定し ます。→カラーの設定 ● Image(イメージ) このスイッチをOnにすると、画像指定(Select Image)と拡 大設定(Expansion Mode)の項目が表示され、背景の上に画 像を配置できます。→イメージの設定 35
ウィジェットのデザイン パネル上に配置したウィジェットのデザインを変更する方法 を解説します。 まず変更したいウィジェットをタップしてコンテキストメ ニューを表示させます。メニューから[Design]をタップする と、それぞれのウィジェットのデザイン変更用のダイアログ が表示されます。 [Style]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: ボタン面にグラデーション効果を付けます。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [On]タブ Color: ボタンOn時のボタン面の色を設定します。→カ ラーの設定 Image: ボタン面にアイコンや模様などのイメージを配置 します。このスイッチをOnにすると、Select Imageと Expansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェットに対する画像の拡大設定 をします。 ■ Button(ボタン)の場合 * 画
■ Slider(スライダー )の場合 Width: Border Border Border スリットの横幅を設定します。 Style: 外枠のスタイルを設定します。 Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Width: 外枠の太さを設定します。 [Knob]タブ Style: ノブのスタイル(None/Circle/Ring/Fader A/ Fader B/Fader C/Fader D)を設定します。 * None(ノブなし)に設定した場合は操作できません(メーター表示のみ)。 Tooltip: ノブ操作時のパラメーター値の表示/非表示を切 り替えます。 * 値の表示をRaw(即値)かNormalized(正規化値)か切り替えることがで きます。→パラメーターのアサイン Width: ノブのサイズを設定します。 [Guidelines]タブ Type: ガイドライン(目盛)のスタイル(None/Normalized/0 dB/10 dB)を設定します。 Position: ガイドラインの表示位置(Left/Right/Full)を設 定します。 Color: ガイドラインの色を設定
■ Value(バリュー )の場合 [Style]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: バリュー面にグラデーション効果を付けます。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [Background]タブ Color: バリュー面の色を設定します。→カラーの設定 Image: バリュー面にアイコンや模様などのイメージを配 置します。このスイッチをOnにすると、Select Imageと Expansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェットに対する画像の拡大設定 をします。 * 画像の選択方法については「イメージの設定」をご覧ください。 38
■ Meter(メーター )の場合 [Bar]タブ Direction: メーターの向き(Vertical/Horizontal 1/ Horizontal 2)を設定します。 Style: メーター内部の表示方法を選択します。 On State Color: 現在値以下のメーター内部の色を設定し ます。→カラーの設定 Off State Color: 現在値より上のメーター内部の色を設定 します。→カラーの設定 Gradient: グラデーション効果を付けます。 Round Corners: メーターの角に丸みを付けます。 Width: メーターの横幅を設定します。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [Guidelines]タブ Type: ガイドライン(目盛)のスタイル(None/ Normalized/0 dB/10 dB)を設定します。 Position: ガイドラインの表示位置(Left/Right/Full)を設 定します。 Color: ガイドラインの色
■ Indicator (インジケーター )の場合 [Style]タブ On State Color:「Parameter」で設定したしきい値以上 になったときのインジケーター内部の色を設定します。→ カラーの設定 Off State Color:「Parameter」で設定したしきい値未満 になったときのインジケーター内部の色を設定します。→ カラーの設定 Gradient: インジケーター面にグラデーション効果を付け ます。 Corner: 角の丸みを設定します。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 40
■ Rectangle(レクタングル)の場合 [Style]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: レクタングル面にグラデーション効果を付けま す。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [Background]タブ Color: レクタングル面の色を設定します。→カラーの設定 Image: レクタングル面にアイコンや模様などのイメージ を配置します。このスイッチをOnにすると、Select ImageとExpansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェットに対する画像の拡大設定 をします。 * 画像の選択方法については「イメージの設定」をご覧ください。 41
■ Image(イメージ)の場合 [Style]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: 画像の背面にグラデーション効果を付けます。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [Background]タブ Color: イメージ面の色を設定します。→カラーの設定 Image: イメージ面にアイコンや模様などのイメージを配 置します。このスイッチをOnにすると、Select Imageと Expansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェットに対する画像の拡大設定 をします。 * 画像の選択方法については「イメージの設定」をご覧ください。 42
■ PDF(ピーディーエフ)の場合 [Style]タブ [PDF]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: PDFの背面にグラデーション効果を付けます。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 Select PDF: P.V.
■ SD Play Info/Play Info(プレイインフォ )の場合 [Style]タブ [Background]タブ Color: プレイインフォ面の色を設定します。→カラーの設定 Image: プレイインフォ面にアイコンや模様などのイメー ジを配置します。このスイッチをOnにすると、Select ImageとExpansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェットに対する画像の拡大設定 をします。 Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: プレイインフォ面にグラデーション効果を付けます。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 * 画像の選択方法については「イメージの設定」をご覧ください。 44
■ SD Transport/BD Transport/Transport(トランスポート)の場合 [Style]タブ Color: トランスポートのボタンの色を設定します。→カラー の設定 Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: トランスポート面にグラデーション効果を付けます。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 * 画像の選択方法については「イメージの設定」をご覧ください。 [Background]タブ Color: トランスポート面の色を設定します。→カラーの設定 Image: トランスポート面にアイコンや模様などのイメージ を配置します。このスイッチをOnにすると、Select ImageとExpansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェットに対する画像の拡大設定 をします。 [Buttons]タブ 45
■ SD Track List/Track List(トラックリスト)の場合 [Style]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: トラックリスト面にグラデーション効果を付けま す。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [On]タブ ウィジェットをタッチしているときの設定をします。 Color: トラックリストOn時のトラックリスト面の色を設 定します。→カラーの設定 Image: トラックリスト面にアイコンや模様などのイメー ジを配置します。このスイッチをOnにすると、Select ImageとExpansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェットに対する画像の拡大設定 をします。 * 画像の選択方法については「イメージの設定」をご覧ください。 [Off]タブ ウィジェットをタッチしていないときの設定をします。設 定項目は[On]タブと同じです。 4
■ Source&PGM(ソース アンド プログラム)の場合 [Style]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: ソース面にグラデーション効果を付けます。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [On]タブ ウィジェットをタッチしているときの設定をします。 Color: ソースOn時のソース面の色を設定します。→カ ラーの設定 Image: ソース面にアイコンや模様などのイメージを配置 します。このスイッチをOnにすると、Select Imageと Expansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェット面に対する画像の拡大設 定をします。 * 画像の選択方法については「イメージの設定」をご覧ください。 [Off]タブ ウィジェットをタッチしていないときの設定をします。設 定項目は[On]タブと同じです。 47
■ Album Art(アルバムアート)の場合 [Style]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: アルバムアート面にグラデーション効果を付けま す。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [Background]タブ Color: アルバムアート面の色を設定します。→カラーの設 定 Image: アルバムアート面にアイコンや模様などのイメー ジを配置します。このスイッチをOnにすると、Select ImageとExpansion Modeの項目が表示されます。 Select Image: 画像を選択します。 Expansion Mode: ウィジェットに対する画像の拡大設定 をします。 * 画像の選択方法については「イメージの設定」をご覧ください。 48
■ Disklavier(ディスクラビア)の場合 [Style]タブ Corner: 角の丸みを設定します。 Gradient: ディスクラビア面にグラデーション効果を付けま す。 Border Style: 外枠のスタイルを設定します。 Border Color: 外枠の色を設定します。→カラーの設定 Border Width: 外枠の太さを設定します。 [Background]タブ Color: ディスクラビアがつながっていないときの色を設定 します。→カラーの設定 49
パラメーターのアサイン 3. ボタンの機能に応じた設定画面が表示されます。 パネル上に配置したウィジェットに対して、コントロールす るパラメーターをアサインする方法を解説します。 * パラメーターがアサインされていないウィジェットには [Devices]と[Parameters]からアサインしたいパラメー ターを選択し、[Done]をタップします。 が表示されます。 ボタンへのアサイン 1. アサイン対象のボタンをタップしてコンテキストメ ニューを表示させ、[Parameter]をタップします。 2.
■ ボタンの機能(Mode)とその設定画面 Single Latch:On/Off系パラメーターをアサインします。 On状態とOff状態を切り替えます。 Single Unlatch:トレイオープンのような、タップしている 間だけ有効なパラメーターをアサインします。 51
Multi:複数のソース(入力チャンネル)を同時にOn/Offさせ るなど、複数のパラメーターを個別にOn/Off設定します。 [Send Parameters]のリストで[Devices]を選び、[Commands]欄に[Add]で追加したコマンドごとにパラメーター をアサインします。設定できるコマンド数は最大16、つま り16パラメーターまでコントロールできます。 [Receive Parameters]のスイッチをOn( )にすると、 リストで選んだパラメーターを監視し、その状態をボタンの 点灯表示に反映します。 52
Mode=Multiでの設定例) BGMソースを切り替える場合 ●ボタン1のCommands=01の設定例 動作:ST INのOn/Offの組み合わせをボタンによって切り替える STIN(ソース) 1 (CDプレイヤー ) 2 (コンピューター ) 3 (SDカード) ボタン1 ボタン2 ボタン3 ON OFF OFF OFF ON OFF OFF OFF ON • ボタン1 (CDプレイヤーからの入力を選択する)の設定 Send Parameters Commands 01 02 03 Parameters On Input Ch ON STIN1L/R ON On Input Ch ON STIN2L/R OFF On Input Ch ON STIN3L/R OFF Receive Parameters Input Ch ON On STIN1L/R • ボタン2 (コンピューターからの入力を選択する)の設定 Send Parameters Commands 01 02 03 Parameters On Input Ch ON STIN
Inc/Dec:デバイスに対してボリュームのアップ/ダウンの コマンドを発行します。[Upper]と[Lower]で増減の向きと 変化幅を設定し、[Step]でその変化範囲の分割数を設定しま す。ボタンをタップするごとに[Step]1つ分の増加(または減 少)のコマンドを発行します。 Preset:デバイスに対して[Preset]のリコールのコマンドを 発行します。ボタンをタップすると、指定したデバイスに設 定されているプリセットナンバーの[Preset]をリコールしま す。[Indicator Mode]を[On]にすると、現在リコールして いるプリセットを画面上で確認できます。 54
Snapshot:デバイスに対してスナップショットやシーンな どのリコールのコマンドを発行します。ボタンをタップする と、指定したデバイスに設定されているスナップショットナ ンバーやシーンンバーのスナップショットやシーンをリコー ルします。 [Indicator Mode]を[On]にすると、現在リコールしている スナップショットやシーンを画面上で確認できます。 Page:本コントロールパネルの別のページに切り替えるコ マンドです。[Page]欄に一覧表示される作成済みのすべての ページから選択します。 * 切り替えたページにパワーユーザー認証が設定されている場合は、ボタン 操作時に認証ダイアログが表示されます。 55
SD Direct Play:SDカード内にある指定したオーディオ ファイルまたは指定したフォルダー内にあるオーディオファ イルを再生/停止します。[Devices]に選択できるのはSD カードを搭載できるMTXまたはMRXのみです。設定内容に ついてはMTX-MRX Editorユーザーガイドの 「Setting」 ダイアログ設定一覧 にある [FUNCTION]が[SD Play]の 場合 を参照してください。 56
スライダーへのアサイン • MRX7-Dのパラメーターをアサインする場合 1. アサイン対象のスライダーをタップしてコンテキストメ コントロール対象のデバイスがMRX7-Dの場合、ウィジェッ トの種類によって設定できるIndexが異なります。 ニューを表示させ、[Parameter]をタップします。 Widget Remote Control Setup List Type Single Latch Multi On/Off系 Function 2.
3. [Home Position]でバリューのホームポジションにオフ バリューへのアサイン セットを設定します。 1. アサイン対象のバリューをタップしてコンテキストメ 変化幅の途中に初期値が存在するパラメーター (例:EQの Gain)をアサインする場合に使用します。 Display TypeでRaw(即値)かNormalized(正規化値)かを選 びます。 ニューを表示させ、[Parameter]をタップします。 2.
メーターへのアサイン インジケーターへのアサイン 1. アサイン対象のメーターをタップしてコンテキストメ 1. アサイン対象のインジケーターをタップしてコンテキスト ニューを表示させ、[Parameter]をタップします。 メニューを表示させ、[Parameter]をタップします。 2. [Indicator Parameter Assign]画面が表示されます。 2.
ソース アンド プログラム、プレイインフォ、 トランスポート、トラックリスト、アルバム アートへのアサイン ディスクラビアへのアサイン 1. アサイン対象のディスクラビアをタップしてコンテキス トメニューを表示させ、[Parameter]をタップします。 1. アサイン対象のウィジェットをタップしてコンテキスト メニューを表示させ、[Parameter]をタップします。 2. [Disklavier Parameter Assign]画面が表示されます。 Disklavierのアクセスタイプを設定します。 [Full]にするとENSPIRE Controllerのほぼすべての機能を持 つ画面が表示されます。 [Limited]にするとENSPIRE Controllerの機能のうち電源/録 音/再生関連に限定した機能を持つ画面が表示されます。 機能の説明については「ENSPIRE Controller操作説明書」を 参照してください。 2.
ページの切り替え ̶ ページセレクションボタン(コントロールモード) コントロールモードで、メニューバーのページセレクション ボタン をタップすると、以下のページセレクション画面 が表示されます。 選択中の設定ファイルに含まれるページのうち、デバイスの [Preset]で設定されているページ群が表示されます。現在表 示しているページには マークが表示されます。 パワーユーザーコードによる認証が設定されているページに は アイコンが表示されます。 開きたいページの欄をタップすると、そのページが開きます。 認証が設定されているページは、パワーユーザー認証をして 開きます。 パワーユーザー認証が必要なページからパワーユーザー認証 が必要なページに移動した場合は、既に認証済みと判断して、 パワーユーザー認証を要求しません。 61
ページの管理 ̶ ページマネージメントボタン(デザインモード) デザインモードで、メニューバーのページマネージメントボ タン をタップすると、以下のページマネージメント画面 が表示されます。 Add Page:新たにページを追加します。[Add Page]を タップして表示される画面でページ名を入力します。 [Done]をタップすると、新規ページが表示されます。 * Add Page操作前に開いていたページは自動的に保存されます。 * 1設定ファイルにつき設定できるページは最大50ページです。 Edit:ページの削除および入れ替えを行います。また、ペー ジごとのサブ画面で追加設定を行います。 Home Page:オフライン時やモニターデバイスを設定して いない場合に表示させるページを指定します。Home Page 欄をタップして表示されるリストから選択します。 Fallback Page:[Preset]リコールで自動ページ切り替え時 に認証失敗した場合に表示させるページ(フォールバック ページ)を指定します。Fallback Page欄をタップして表示 されるリストから選択します。 Select Pag
[Edit]をタップすると、ページ名の左に アイコンが表示 されます。このアイコンをタップして欄の右端に表示される [Delete]をタップすることで、そのページが削除されます。 [Edit]をタップしページ名の左に アイコンが表示された 状態で、ページ欄右端の アイコンを押さえながらドラッ グし任意の位置でドロップすることで、ページ位置を移動さ せることができます。 * 現在読み込まれているページは削除できません。 * Home Page、Fallback Pageに指定しているページは削除できません。 63
[Edit]をタップしページ名の右に>アイコンが表示された状 態でページ名をタップすると、そのページの設定変更のサブ 画面が表示されます。 Auto Page Change:モニターデバイス(コントロール対象 のMTX/MRXシステムのプロセッサー )の[Preset]と、選択 したページとの間での紐付けを設定します。この機能によ り、[Preset]ごとに表示するページを自動的に切り替えるこ とができます。 Auto Page Change欄をタップすると、モニターデバイスに 対する[Preset]の一覧が表示されます。選択しているページを ページリストに含む[Preset]のスイッチをOn( )に設定し ます。 Power User Code:選択したページに対してパワーユー ザーコードによる認証を設定( で有効)します。設定し たページをコントロールモードで開く際、パワーユーザー コードでの認証が必要になります。 をタップすると、その[Preset]に紐付けされたページの 一覧が表示されます。 64
* モニターデバイスを指定していないと、デバイスで[Preset]を切り替えて も本アプリケーションのページは変わりません。デバイスと[Preset]を紐 付けする場合は、モニターデバイスを設定してください。 例)[Preset 1]/[Preset 2]/[Preset 3]それぞれに個別 の初期表示画面を表示させる 1. あらかじめ初期表示用画面を3ページ分用意します。 2. →[Edit]→Preset 1用初期表示画面ページ→ [Auto Page Change]で下記画面を表示させ、 Preset 1のスイッチをOn( )にします。 初期表示用のページには マークが表示されます。初期表 示用のページはタップにより変更できます。 * [Preset]ごとに個別の初期表示画面を設定できます(右コラム参照)。 Rename:選択したページのページ名を変更します。入力欄 に表示されるページ名を変更し[Done]をタップします。 3.
コントロールする機器の登録 ̶ デバイスマネージメントボタン 2. デバイスマネージメントボタン 作成したカスタムパネルでコントロールする操作対象システ ム内のデバイスを登録します。 カスタムパネル上のウィジェットでコントロールするデバイ ス/パラメーターは、ここで登録したModelとUnit IDやIP アドレスにより識別されます。 デバイスの登録 1. デバイスの登録はデザインモードで行います。コント ロールモードの場合は、オペレーションモードボタン でデザインモードに切り替えます。 * メニューバーが表示されていない場合は、以下のどちらかの方法で表示 させてください。 • 画面左上をタップしたあと、管理者コードで認証する。 • ProVisionaire Touchを一度閉じてから開き直して、対象ファイルを 管理者コードで認証して再ロードする。 3.
4.
5. 登録したデバイスが[Device List]欄に追加されます。 モニターデバイスの設定 モニターデバイスもこの画面で指定します。 [Monitor Device]の[>]をタップすると、登録したデバイ スが一覧表示されます。この一覧から、モニターデバイスを 1台選んで指定します。 * モニターデバイスを指定しない(No Monitor Device)設定にした場合、デ バイスで[Preset]を切り替えても本アプリケーションのページは変わりま せん。 • 登録したデバイスの情報の変更 [Device List]に表示される登録済みデバイス名の右に表示さ れる アイコンをタップすると、そのデバイスのUNIT ID またはIP Addressおよびフレンドリーネームの変更、登録の 削除を行うことができます。 その際、ウィジェットにパラメーターがアサイン済みのデバ イスでは、以下のように変更されます。 6.
コントロールパネルの設定 ̶ セットアップボタン アクセスコードの変更やスクリーンロックの設定など、アプ リケーションに関する設定を行います。 デザインモードおよびコントロールモードで、メニューバー のセットアップボタン をタップすると、以下のセット アップ画面が表示されます。 Edit Administrator Code:管理者コードを設定/変更しま す。管理者コードは4桁の数字のみで設定します。 * 新規作成ファイルでは管理者コードは未設定(空)です。 * 設定した管理者コードを変更する場合は、画面に現在の管理者コードの入 力欄が表示されます。 ←新コード ←新コード(確認用) * パワーユーザー認証でコントロールモードに入った場合、[Edit Administrator Code]は表示されません。 69
Edit Power User Code:パワーユーザーコードを設定/変 更します。管理者コードの場合と同様の設定画面で、4桁の 数字のみで設定します。 Enable Auto-Close:メニューオートクローズ機能の On/Offを設定します。On( )に設定すると、[Time Until Menu Closes]欄が表示されます。 Time Until Menu Closes:オートクローズするまでの時 間を設定します。 * 新規作成ファイルではパワーユーザーコードは未設定(空)です。 Screen Lock:コントロールモードで、一定時間操作をしな かった場合に、表示が消え操作ができない状態(スクリーン ロック)にできます。[Screen Lock]欄をタップすると、スク リーンロックの設定画面が表示されます。 Image Compression:アイコンや模様などを取り込む際の 圧縮を設定します。 Compression:画像圧縮のOn/Offを設定します。 On( )に設定すると、[Ratio]欄が表示されます。 Enable:スクリーンロック機能のOn/Offを設定します。 On( )に
コントロールパネルの情報 ̶ インフォメーションボタン 各種設定を表示します。 メニューバーのインフォメーションボタン をタップする と、以下のインフォメーション画面が表示されます。 About App:本アプリケーションの情報を表示します。 Version: 本アプリケーションのバージョンおよびコピー ライト情報です。 Privacy Policy: プライバシーポリシーを表示します。 License: オープンソースなどのライセンス情報を表示し ます。 About File:現在読み込んでいる設定ファイルの情報を表示 します。 Version: 設定ファイルを作成したときの、ファイル フォーマットのバージョンです。 Comment: 設定ファイルに関するコメントを入力/編集で きます。 Administrator Comment: 管理者コードで認証した場合 のみ、コメントを入力/編集できます。 Online Devices(コントロールモードでのみ表示):ウィ ジェットにパラメーターがアサインされていて、オンライン 状態のデバイスの情報を表示します。表示内容はモデル名/ UNIT ID (MTX/MR
接続前の準備 Wi-Fiアクセスポイントの設定 操作対象システムへの接続 各機器の取扱説明書に従って、Wi-Fiアクセスポイントを設 定してください。 特別な設定は必要ありませんが、外部からネットワークへの 侵入を防ぐためにWPAのようなセキュリティーをかけてい ただくことをおすすめします。 以下を参考に設定してください。 CAT5eケーブルを使って操作対象システムとWi-Fiアクセス ポイントを接続します。 必要に応じて、Ethernetスイッチを挿入します。 音声信号を流すためにMTXやMRXのST INとMusicCast機 器のAUX OUTやANALOG OUT、DisklavierのOMNI OUTを結線してください。 1. Wi-Fiネットワークで名称を設定します。 2. セキュリティーモード(例:WPA2)とパスワードを設定 ProVisionaire Touchまたは ProVisionaire Touch KIOSKを インストールしたiPad します。 操作対象システム 3. ワイヤレスモードを選択します。(802.11nや802.11g など) 4.
6. MTX/MRXシステム以外の機器のIPアドレスを設定しま ● iPad以外のネットワーク設定例 す。 1. MTX/MRXシステムの機器のIPアドレス設定(IP Windowsで設定する場合は、以下の方法で設定します。 他の機器とIPアドレスが重複しないようにしてください。推 奨する範囲は「192.168.0.100」〜「192.168.0.149」で す。 ブルーレイディスクプレイヤーについては、テレビなどに接 続して、「SETUP」画面の[Network]にある[IP Address]で [Manual]にしてIPアドレスとサブネットマスクを設定してく ださい。 SETTING)を確認します。 本体リアパネルのディップスイッチ6がUNIT ID(上側)に なっていることを確認します。 UNIT IDによってIPアドレスが設定され、 「192.168.0.(UNIT ID)」 となります。 2. MTX-MRX Editorを使用するコンピューターのIPアドレ スを、自動的に取得するよう(DHCP)に設定します。 3. Wi-FiアクセスポイントのIPアドレスを変更します。 1.
● iPadのネットワーク設定例 1. iPadのホーム画面で[設定]→[Wi-Fi]をタップします。 2. [Wi-Fi]のスイッチをOn( )にし、表示されるアクセ IPアドレスを手動で設定する場合(自動で取得できない場合) 1. をタップして、[IPを構成]を[手動]にします。 スポイントリストから操作対象システムのアクセスポイ ントを選択します。 3. Wi-Fiアクセスポイントのパスワードを入力します。 4. ネットワークの設定をします。 IPアドレスを自動で取得する場合 1. をタップして、[IPを構成]を[自動]にします。 2.「IPアドレス」に操作対象システムのIPアドレスの第4オ クテット(上図の場合は「200」)のみを変えたIPアドレ スを入力します。 3.「サブネットマスク」に「255.255.255.0」を入力します。 4.「ルーター」にルーターのIPアドレスまたはWi-Fiアクセ スポイントのIPアドレスを入力します。 5.「DNS」にDNSのIPアドレスまたはWi-Fiアクセスポイ ントのIPアドレスを入力します。 6.
● ネットワーク設定のポイント 1. 接続する機器のIPアドレスを同じサブネットワークに設定し ます。 正しい設定の組み 合わせ例 間違った設定の 組み合わせ例 Wi-Fi アクセスポイント機器内 蔵のルーターおよび DNS *1 192.168.0.254 192.168.11.1 操作対象システム 192.168.0.1 192.168.0.1 iPad 192.168.0.200 192.168.11.50 コンピューター 192.168.0.253 192.168.11.253 *1 ルーター機能を持たないWi-Fiアクセスポイント機器の場合は、Wi-Fi アクセスポイント機器へのアクセス用IPアドレスを設定してください。 2. 操作対象システムはWi-FiアクセスポイントのLAN端子に接 続してください。 インターネット接続端子(WAN端子)に接続すると、スマー トデバイスと操作対象システムの間で正しく通信できませ ん。 3.
困ったときは 症状 原因 対応 操作対象システムと通信で きない。 Wi-Fiの設定が間違っている。 操作対象システムのネットワークにつながっているアクセスポ イントに適した設定をしてください。 設定ファイルの自動ロード 設定を解除できない。 設定ファイルが1つしかなく、 iOSの「設定」ウィンドウにある「P.V. Touch」を選択して、 ファイルの切り替えによる設 右側に表示される「P.V.
症状 原因 対応 1台のXMV/EXi8/EXo8に XMV/EXi8/EXo8に同時につ XMV/EXi8/EXo8を制御するiPadを7台までにしてください。 8台のiPadを接続できない。 ながる8台のセッションのう ち1セッションはMTX/MRX とXMV/EXi8/EXo8の間で通 信するのに使用している。そ のため、外部制御機器は最大 で7台までしかつながらない。 NXAMPmk2がコントロー ルできない。 NXAMPmk2のUNIT IDが0 になっている。 コントロールするNXAMPmk2のUNIT IDを0以外にしてくだ さい。 ファイルが開かない。 ProVisionaire Touchで KIOSK用のファイルを読み込 もうとしている。 対応する拡張子が.
症状 機器のIPアドレスの設定方 法がわからない。 原因 対応 ― 機器またはネットワークを通じて操作するアプリケーションの 取扱説明書をお読みください。 KIOSKでファイルを開くと きにAdministrator Code が要求される。 ProVisionaire Touchの場 合、Export時に[Enable File Operations for User.
ソフトウェアライセンスについて 機器によってオープンソースソフトウェアのコードを使用しています。 ライセンスの内容などにつきましては機器の取扱説明書や各方法でご確認ください。 • CL/QL 以下ウェブサイトでご確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/ • TF 本体のABOUT画面でご確認ください。 • MusicCast機器 以下ウェブサイトでご確認ください。 https://download.yamaha.