MTX-MRX Editor ユーザーガイド MTX-MRX Editor は、 MTX シリーズや MRX シリーズ、 XMV シリーズ、 EXi8/EXo8、R シリーズ (AD/ DA)、Tio1608-D を使用したシステムを統括して構築 / コントロールするためのソフトウェアです。MTXMRX Editor 上で行なった設定を Ethernet で接続した MTX シリーズや MRX シリーズ、XMV シリーズ、 EXi8/EXo8、R シリーズ (AD/DA)、Tio1608-D などの機器に転送します。 設定を転送したあとは、コンピューターなしでシステムが稼働します。 また、 DCP シリーズ /MCP1 などのコントロールパネルを使ってリアルタイムにコントロールすることも できます。 PGM1/PGX1 をつかってページングシステムを構築できます。 MRX を使用する場合は、 「MRX Designer ユーザーガイド」 も参照してください。 データの著作権に関するお願い 市販の音楽 / サウンドデータは、著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転 用することが禁じられ
目 次 データの著作権に関するお願い ........................ 1 ユーザーガイドの記載内容に関するお知らせ ..... 1 第3章 Project 画面 ............................... 34 ❏ システム切り替えタブ....................................34 ❏ HIDE/SHOW ボタン.....................................34 第1章 MTX-MRX Editor の概要............... 4 オーディオシステムの コントロールネットワーク .............................. 4 このユーザーガイドで使用する用語.................. 4 MTX-MRX Editor で扱うデータについて ...... 6 ネットワーク機器 ........................................ 35 MTX/MRX システム ..................................
目 「EXT. I/O」画面......................................120 ❏「YDIF」画面 (Distribution モード ) ...... 120 ❏「YDIF In Patch」ダイアログ .................. 123 ❏「YDIF Out Patch」ダイアログ .............. 123 ❏「Channel Select」ダイアログ ............... 124 ❏「YDIF」画面 (Cascade モード ) ............ 125 ❏「ANALOG」画面 ....................................... 126 ❏「Line Out Patch」ダイアログ................ 127 ❏「DANTE」画面........................................... 128 「EXi8」画面............................................130 ❏「EXi8 Patch」ダイアログ ..........
第 1 章 MTX-MRX Editor の概要 オーディオシステムのコントロールネットワーク 複数の MTX シリーズや MRX シリーズ、 XMV シリーズ、 EXi8/EXo8、 R シリーズ (AD/DA)、Tio1608-D を Ethernet によるネットワークに接続すると、 一つのオーディオシステムとして連動して動作します。 これ を 「MTX/MRX システム」 と呼び、 複数の MTX/MRX システムを持つ空間を 「プロジェクト」 と呼びます。 コン ピューターをネットワークに接続すると、 MTX/MRX 経由で MTX/MRX システムをコントロールできます。 このユーザーガイドで使用する用語 ● YDIF Ethernet ケーブルを使い、 最大 16 チャンネルの音声とワードクロックを送受信できるデ ジタル音声伝送フォーマットです。MTX 間を接続してバスを共有し、入出力チャンネル数を 拡張したり (Cascade モード )、 MRX や XMV/EXi8/EXo8 を接続してデジタル音声信号 を劣化することなく受け渡す (Distribution モード ) など、機器間の接
このユーザーガイドで使用する用語 第1章 MTX-MRX Editor の概要 ● エマージェンシーモード 「Preset」ダイアログの [Emergency Recall] が [ON] になっている状態で、MTX/MRX が EMG(Emergency) 信号を外部機器から受信したときや、+24V 対応の [GPI IN] 端子 (MTX3 は IN 8、MTX5-D と MRX7-D は IN 16) への入力が 2.
MTX-MRX Editor で扱うデータについて 第1章 MTX-MRX Editor の概要 MTX-MRX Editor で扱うデータについて Project ファイル (.
MTX/MRX システムの接続条件 第1章 MTX-MRX Editor の概要 MTX/MRX システムの接続条件 MTX/MRX システムを実現するには、以下の条件が必要です。 1 つのプロジェクトに属する MTX/MRX/EXi/EXo/XMV/R シリーズ (AD/DA)/Tio1608-D/ MCP1/PGM1 などの機器は最大 80 台までです。 MTX/MRX システム全体 ( 下図 1) • XMV/R シリーズ (AD/DA)/Tio1608-D は MTX-MRX Editor から MTX/MRX 経 由でコントロールされる • 一つの MTX/MRX システムに属する MTX/MRX/EXi/EXo/XMV/R シリーズ (AD/ DA)/Tio1608-D などの機器は合計 20 台まで • 一つの MTX/MRX システムに属する PGM1/MCP1 は合計 20 台まで • MTX/MRX システムに同時にアクセスできるコンピューターは 1 台のみ 互いに YDIF 接続されている機器 ( 下図 2) • 合計 8 台まで (MTX/MRX は最大 4 台まで ) • MT
MTX/MRX システムの接続条件 第1章 MTX-MRX Editor の概要 以上の条件を MTX-MRX Editor の Project 画面に当てはめると以下のようになります。 プロジェクト MTX/MRX システム MTX/MRX システム MTX/MRX システム MTX/MRX システム 音声接続 ( 合計 20 台まで ) YDIF 接続 (MTX/MRX は 4 台まで、合計 8 台まで ) 1 ライン (アナログ) Dante 接続 接続 コントロールパネル DCP/PGM1 4 3 2 Wireless DCP 5 ProVisionaire Touch 8 MTX-MRX Editor ユーザーガイド MCP1 6
MTX/MRX システム構成例 第1章 MTX-MRX Editor の概要 MTX/MRX システム構成例 例1 アナログ接続 ( 前ページの図 4) XMV YDIF 接続 ( 前ページの図 2) MTX3 MTX3 MTX3 MTX3 YDIF 例2 YDIF 接続 ( 前ページの図 2) EXi8 Dante 接続 ( 前ページの図 MTX5-D DCP 接続 ( 前ページの図 3) MTX3 XMV EXo8 YDIF 9 MTX-MRX Editor ユーザーガイド 5)
YDIF 接続とは (Cascade モードおよび Distribution モード ) 第1章 MTX-MRX Editor の概要 YDIF 接続とは (Cascade モードおよび Distribution モード ) MTX/MRX システムには以下の 2 種類の接続モードがあります。複数の YDIF 機器を接続する場合 (YDIF 接続する場合 )、いずれかのモードを選択します。いずれの場合もシステムを手軽に低コストで拡張 できます。 モードの切り替えは、 「Device Configuration Wizard」ダイアログで行ないます。 ● Cascade モード 複数の MTX 間で最大 8 チャンネルのマトリクスバスを共有できる機能です。マイク入力を 最大 32 チャンネルまで拡張し、8 つのミックスを作ることができます。 Cascade モードの場合、 YDIF を内部バスとして使用するため、入力側の EXi8、出力側の EXo8/XMV を YDIF 接続することはできません。 NOTE MRX が MTX/MRX システム内にある場合は、Cascade モードを選択できません。 ●
YDIF 接続とは (Cascade モードおよび Distribution モード ) 第1章 MTX-MRX Editor の概要 MTX のみを接続する場合 物理接続 リング接続 01 MTX3 02 MTX3 03 MTX3 04 MTX3 MTX は 4 台まで接続できます。接続する順番は任意です。 両者の設定の切り替えは 「Device Configuration Wizard」で行ないます。 YDIF MODE = CASCADE YDIF MODE = DISTRIBUTION 両者の設定の切り替えは [System] メニューの「MTX Configuration」 ダイアログにてマトリクスごとに設定してください。 MRX が MTX/MRX システム内にある場合は、Cascade モードを選択できません。 YDIF のパッチは「EXT.
YDIF 接続とは (Cascade モードおよび Distribution モード ) 第1章 MTX-MRX Editor の概要 MTX/MRX とその他の YDIF 機器を接続する場合 物理接続 リング接続 01 EXi8 02 MTX5-D 03 MTX3 04 XMV4280 05 EXo8 YDIF では最大 8 台まで接続できます。接続する順番は任意です。 Cascade モード MTX 以外の機器が接続されてい る場合は、Cascade モードにで きません。 Distribution モード YDIF のパッチは「EXT.
Dante 接続とは ( デイジーチェーン接続およびスター接続 ) 第1章 MTX-MRX Editor の概要 Dante 接続とは ( デイジーチェーン接続およびスター接続 ) Dante ネットワークでの接続には、 2 つの方法があります。 また、接続に合わせて機器のディップスイッチを設定してください。 ❑ デイジーチェーン接続 デイジーチェーンとは、 機器を数珠つなぎにする接続方法です。ネットワーク構築が簡単で、ネット ワークスイッチも不要です。 接続機器の台数が少ない簡単なシステムのときに使用します。 接続する機器が多くなるとレイテンシーも大きくする必要があります。また、ケーブルの断線など によりシステムに障害が発生すると、 ネットワークがそこで分断され、その先の機器との伝送がで きなくなります。 Computer PRIMARY SECONDARY PRIMARY SECONDARY PRIMARY ❑ スター接続 スター接続とは、 ネットワークスイッチを中心に機器を接続する方法です。ギガビットイーサネッ トに対応したネットワークスイッチを使うことで、幅広い帯域が必要な大規模ネット
リダンダンシーネットワークについて 第1章 MTX-MRX Editor の概要 ❑ リダンダンシーネットワークについて リダンダンシーネットワークとは、 主回線 ( プライマリー) と副回線 ( セカンダリー) の 2 回線で構 成されたネットワークです。 通常はプライマリー回線で通信していますが、プライマリー回線に断 線などのトラブルが発生した場合は、 自動的に通信がセカンダリー回線に切り替わります。スター 接続のときに、 この方法で接続することによって、デイジーチェーンで構築されたネットワークよ りも、ネットワーク障害に強い環境を構築できます。 NOTE セカンダリーDanteに回線が切り替わった状態でMTX-MRX EditorやWireless DCPと通信す るためには、コンピューターや Wi-Fi アクセスポイントをセカンダリーDante のネットワー クスイッチにつなぎ直してください。 ネットワークスイッチ B ネットワークスイッチ A プライマリー Dante セカンダリー Dante 14 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
パッチについて 第1章 MTX-MRX Editor の概要 パッチについて MTX/MRX システムを構築する YDIF や Dante などのデジタル音声ネットワークでは、 送信する 側で 「どの出力チャンネル / バスの信号をデジタル音声ネットワークのどのチャンネルに送信す る」 設定をして、受信する側で 「デジタル音声ネットワークのどのチャンネルをどの入力チャンネル で受信する」設定をします。 このようなパッチの仕組みを持つことで、 デジタル音声ネットワークの一つのチャンネルの信号を 複数の機器が受信することができます。 MTX-MRX Editor では MTX 本体内の送受信を「MAIN」画面で、MRX 本体内の送受信を「MRX Designer」ウィンドウで、 XMV や EXi8 などの外部機器の送受信を「EXT. I/O」画面で設定しま す。 また MTX/MRX のアナログ出力と XMV のアナログ入力をつないだ場合でも、 「EXT. I/O」 画面で 設定します。 「EXT.
パッチについて 第1章 • XMV や EXi8 などの外部機器の設定 YDIF 外部機器から YDIF への送信 MTX から YDIF への送信 YDIF から外部機器への送信 アナログ XMV のアナログ端子の設定 16 MTX-MRX Editor ユーザーガイド MTX-MRX Editor の概要
パッチについて 第1章 MTX-MRX Editor の概要 • パラメーター編集画面 MTX 出力チャンネルの パラメーター編集 画面 入力チャンネルの パラメーター編集画面 17 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
ワークフロー 第1章 MTX-MRX Editor の概要 ワークフロー MTX-MRX Editor を起動します。 「Startup」 ダイアログが開きます。 [New file] を選択すると、 「Device Configuration Wizard」 ダイアログが開きます。 「MTX セットアップマニュアル」 と「MRX セット NOTE MTX-MRX Editor をインストールすると、 アップマニュアル」と連動したプロジェクトファイルが以下のフォルダーにインストールさ れます。 ● 32bit OS の場合 C:¥Program Files¥Yamaha¥MTX-MRX Editor¥V*.*¥ProjectFile ● 64bit OS の場合 C:¥Program Files(x86)¥Yamaha¥MTX-MRX Editor¥V*.*¥ProjectFile *.
ワークフロー 第1章 MTX-MRX Editor の概要 詳細は Project 画面を参照してください。 MTX の機能を変更します。 入力ポートやステレオ入力チャンネルの機能の変更は、 [System] メニューから選択する「MTX Configuration」ダイアログで行ないます。 MTX/MRX と周辺機器のパッチを設定します。 設定は「EXT. I/O」画面で行ないます。 「EXT. I/O」画面は、 System 画面で [EXT. I/O] ボタンを クリックして表示します。 MRX では DANTE のみ設定できます。YDIF については「MRX Designer」ウィンドウのコン ポーネントエディターで設定します。 EXT.
ワークフロー 第1章 MTX-MRX Editor の概要 MTX のインプットチャンネルの設定をします。 インプットチャンネルにどのポートを割り当てるかは「Input Patch」 ダイアログで行ないます。 「Input Patch」ダイアログは、 「MAIN」画面でポート選択ボタンをクリックして開きます。 「Input Patch」ダイアログ ポート選択 ボタン 詳細は「Input Patch」ダイアログを参照してください。 同様に、 アウトプットチャンネルにどのポートを割り当てるかは「Output Patch」ダイアログで 行ないます。 コンポーネントのパラメーターを編集します。 各コンポーネント編集画面は、以下のボタンをクリックして表示します。 各コンポーネントの詳細については、以下の画面を参照してください。 「INPUT」画面 「MATRIX」画面 「ZONE」画面 「ROUTER」 画面 「OUTPUT」 画面 「EFFECT」 画面 「DCA」画面 「I/O」画面 20 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
ワークフロー 第1章 MTX-MRX Editor の概要 DCP、Wireless DCP、 MCP1、PGM1/PGX1、GPI、 Scheduler などの各設定を行ないます。 各設定は以下のダイアログで行ないます。 DCP の設定: 「Digital Control Panel」ダイアログ ([Controller] メニューから [Digital Control Panel] を選択 ) Wireless DCP の設定: 「Wireless DCP」ダイアログ ([Controller] メニューから [Wireless DCP] を選択 ) MCP1 の設定: 「MCP1」ダイアログ ([Controller] メニューから [MCP1] を選択 ) PGM1/PGX1 の設定: 「ZONE」画面の [PAGING] と 「PGM1/PGX1」 ダイアログ ([Controller] メニューから [PGM1/PGX1] を選択 ) GPI の設定: 「GPI」ダイアログまたは「GPI Calibration」ダイアログ ([System] メニューから [GPI] または [GPI Ca
ワークフロー 第1章 MTX-MRX Editor の概要 リアパネルの [UNIT ID] ロータリースイッチおよびディップスイッチで各機器の UNIT ID を 設定します。MTX-MRX Editor では、UNIT ID は 16 進数で表示されます。 ディップスイッチ (MTX/MRX、および EXi8/EXo8 ではスイッチ 1 〜 2、 PGM1 と YDIF 搭載モデルの XMV ではスイッチ 1 〜 3) で上位桁を、[UNIT ID] ロータリースイッチで下位桁を設定します。 Dante 搭載モデルの XMV では [UNIT ID] ロータリースイッチの [HIGH] で上位桁を、[LOW] で下位桁を設定します。 R シリーズ (AD/DA) や Tio1608-D については、各取扱説明書を参照してください。 UNIT ID に 00 は設定しないでください。 設定例 ) YDIF 搭載モデルの XMV で UNIT ID を [0A] に設定するとき 0 A ディップスイッチ [UNIT ID] ロータリースイッチ 上位桁が 5 上位桁が 6 上位桁が 7 ON
ワークフロー 第1章 MTX-MRX Editor の概要 接続図にしたがって機器とコンピューターを接続します。 Dante 搭載モデルは [Dante] 端子を、 MCP1 や YDIF 搭載モデルは NETWORK 端子を使っ てコンピューターと接続します。 通常はネットワークスイッチを使って機器とコンピューターを 接続します。Dante 搭載モデルのみでデイジーチェーン接続の場合は機器とコンピューターを デイジチェーン接続します。MTX/MRX が 1 台のみの場合はコンピューターと MTX/MRX を 直接接続することもできます。MCP1 と PGM1 を接続する場合、IEEE802.
ワークフロー 第1章 MTX-MRX Editor の概要 機器のファームウェアのバージョンが MTX-MRX Editor と互換性があるかどうかを確 認します。 詳細は、[System] メニューから選択する 「Device Information」ダイアログを参照して ください。 また、ファームウェアと MTX-MRX Editor の互換性については、ヤマハプロオーディオ ウェブサイトを参照してください。 http://www.yamahaproaudio.
ワークフロー 第1章 MTX-MRX Editor の概要 MTX のポートや XMV のパラメーターを調整します。 上記で MTX 内部のパッチを設定した際に、チャンネルに外部機器のチャンネルや MTX のポー トを割り当てた場合、 ポート / 外部機器のパラメーター呼び出しボタンをクリックすると、各パ ラメーター編集画面が開きます。 詳しくは、MTX の場合は「MAIN」 画面を参照してください。MRX の場合は「MRX Designer ユーザーガイド」を参照してください。 プロジェクトファイルを保存します。 [File] メニューから [Save] または [Save As] を選択し、プロジェクトファイルを保存します。 ファイルにセキュリティ情報を付加したい場合は、[File] メニューから選択する「Security Settings」 ダイアログで PIN コードの設定が行なえます。 25 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
各画面について 第1章 MTX-MRX Editor の概要 各画面について MTX-MRX Editor には、 主に Project 画面と System 画面があります。 ❑ Project 画面 MTX/MRX システムを管理する画面です。 MTX や XMV の状態を確認したり、 機器に関する設定を行な います。また、 アラートを発生している機器を確認することもできます。 ❑ System 画面 チャンネルやマトリクス、エフェクトなどの設定を行ないます。 26 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
画面遷移 第1章 MTX-MRX Editor の概要 画面遷移 Project 画面 各ダイアログ (*1) ツールバーまたはメニュー ツールバーまたはメニュー SYSTEM タブ [Project] タブ 「EXT. I/O」画面 「EXo8」画面 System 画面 「MAIN」 ( 画面 ) または 「MRX Designer」 ウィンドウ (*2) 「EXi8」画面 [EXT.
第2章 メニューバーおよびツールボタン この章では、 メニューバーおよびツールボタンの概略を説明します。呼び出される各ダイアログについては、 リンク先を参照してください。 メニューバー タイトルバー ツールボタン タイトルバー 「MTX-MRX Editor」と表示されます。 また、その右側には現在開いているプロジェクトファイル名が表示されます。新規プロジェクトファイルを開 いたときや、 プロジェクトファイルが一度も保存されていない場合は何も表示されません。 メニューバー MTX-MRX Editor で実行できるコマンド ( 命令 ) が、 カテゴリーごとにまとめられています。 クリックするとコマンドのリストが表示されます。 28 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
メニューバー メニュー 第2章 コマンド 概要 メニューバーおよびツールボタン 呼び出されるダイアログ 新規プロジェクトファイルを作成します。 [New] プロジェクトファイルを編集中の場合は、確認のメッ セージが表示されます。 オンライン状態のとき、このコマンドは選択できませ ん。 「Device Configuration Wizard」ダイアログ 保存されているプロジェクトファイルを開きます。 [Open] プロジェクトファイルを編集中の場合は、確認のメッ セージが表示されます。 「Open File」ダイアログ オンライン状態のとき、このコマンドは選択できませ ん。 MTX/MRX システムの設定を MTX-MRX Editor に取 り込みます。 MTX/MRX システムの設定ファイルをなくしたときに 使用したりします。 [Go Online ‒ 「Go online ‒ From From Devices] プロジェクトファイルを編集中の場合は確認のメッ devices」ダイアログ セージが表示されます。 オンライン状態のとき、このコマンドは選択できませ ん。 プロジェクト
メニューバー メニュー 第2章 コマンド 概要 MTX/MRX と通信するためのコンピューターのネット ワークアダプターを選択します。 「Network Setup」 ダイア ネットワークアダプターの IP アドレスの変更もできま ログ す。 [Device Information] ネットワーク上の機器を一覧で表示し、ファームウェア 「Device Information」ダ のアップデートや IP アドレスの変更を行ないます。 イアログ [Install Speech Privacy File] [View] 呼び出されるダイアログ [Network Setup] [Match Device コンピューターと別のサブネットにある機器のための by IP Address] 設定をします。 [System] メニューバーおよびツールボタン 「Match Device by IP Address」ダイアログ MRX で「Speech Privacy」コンポーネントを使用する 「Install Speech ときのファイルを MRX に送信します。詳細については Privacy F
メニューバー メニュー [Controller] [About] 第2章 コマンド 概要 メニューバーおよびツールボタン 呼び出されるダイアログ [External Events] Dante 端子や NETWORK 端子がつながっているネッ 「External Events」ダイ トワークを通じて、周辺機器を制御するために送信する アログ コマンドの設定を行ないます。 [Digital Control Panel] デジタルコントロールパネル (DCP) の設定を行ないま 「Digital Control Panel」 す。 ダイアログ [Wireless DCP] iOS アプリケーション「Wireless DCP」 の設定を行な います。 「Wireless DCP」ダイア ログ 設定する項目はテンプレート以外は「Digital Control Panel」と同じです。 [MCP1] MCP1 の設定を行ないます。 「MCP1」 ダイアログ [PGM1/ PGX1] PGM1/PGX1 の設定を行ないます。 「PGM1/PGX1」 ダイア ログ [Shortcu
ツールボタン 第2章 メニューバーおよびツールボタン ツールボタン ファイル関連ツール 関連ツール プリセット関連ツール ボタンなど 同期関連ツール 概要 呼び出されるダイアログ 新規プロジェクトファイルを作成します。 [New] プロジェクトファイルを編集中の場合は、確認の メッセージが表示されます。 「Device Configuration Wizard」ダイアログ オンライン状態のとき、このボタンは無効です。 保存されているプロジェクトファイルを開きます。 [Open] プロジェクトファイルを編集中の場合は、確認の メッセージが表示されます。 「Open File」ダイアログ オンライン状態のとき、このボタンは無効です。 稼働している MTX/MRX システムの設定を MTXMRX Editor に取り込みます。 ファイル [Go Online - From Device] MTX/MRX システムの設定ファイルをなくしたと 「Go online ‒ From きに使用したりします。 devices」ダイアログ プロジェクトファイルを編集中の場合は確認のメッ セー
ツールボタン 関連ツール 第2章 ボタンなど 概要 メニューバーおよびツールボタン 呼び出されるダイアログ 機器とコンピューターがオンライン状態のときに点 灯します。状態によってインジケーターの色が変わ ります。インジケーターは MTX/MRX システムご とに表示されます。 オンライン 青色 ... MTX/MRX システムに配置されているす インジケーター べての機器がオンライン状態のとき ̶ 黄色 ... MTX/MRX システムに配置されている機器 のうち少なくとも 1 台の機器がオフライン 状態のとき 消灯 ...
第 3 章 Project 画面 プロジェクトを管理する画面です。MTX-MRX Editor を起動すると、この画面が最初に開きます。 Project 画面と System 画面の表示はタブで切り替えます。 ネットワーク機器 システム切り替えタブ MTX/MRX システム [System] タブ、[Device] タブ、 [Alert] タブ HIDE/SHOW ボタン ❑ システム切り替えタブ MTX-MRX Editor でコントロールする MTX/MRX システムを切り替えます。 新しく MTX/MRX システムを構築する場合は、 「No Assign」タブをクリックしたあと、 [Device Config] ボタンをクリックして、 MTX/MRX システムのコンフィギュレーションを設定 してください。 ❑ HIDE/SHOW ボタン [System] タブ、[Device] タブ、[Alert] タブを格納 / 展開します。 34 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
ネットワーク機器 第3章 ネットワーク機器 コンピューターと同じネットワークに存在する機器を一覧表示します (MTX/MRX システムに配置されて いる機器は表示されません )。 ネットワーク機器一覧 スクロールボタン Identify ボタン ネットワーク機器一覧 同一ネットワークに存在する機器です。UNIT ID、機器名、機器のイラストが表示されます。 機器のイラストをダブルクリックすると、ディップスイッチ (XMV は機器設定ディップスイッ チ ) の説明が表示されます。 Identify ボタン クリックすると該当する機器のインジケーターが約 5 秒間点滅し、機器を確認できます。 スクロールボタン 表示を上下にスクロールします。 35 MTX-MRX Editor ユーザーガイド Project 画面
MTX/MRX システム 第3章 Project 画面 MTX/MRX システム [Device Config] ボタン YDIF 接続機器 デジタルコントロールパネル と PGM1/PGX1 アナログ接続機器 DANTE 接続機器 [Device Config] ボタン クリックすると「Device Configuration Wizard」ダイアログが開きます。 36 MTX-MRX Editor ユーザーガイド MCP1
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 Project 画面 ❑「Device Configuration Wizard」ダイアログ MTX/MRX システムのコンフィギュレーション ( 構成 ) をウィザードにしたがって配置したり設 定するためのダイアログです。 機器の種類や接続順を簡単に設定または編集できます。 ここでは Project 画面の [Device Config] ボタンをクリックして表示されるダイアログについて 説明します。[New] ラジオボタンを選択した場合のウィザードの進み方については、 「MTX セット アップマニュアル」または 「MRX セットアップマニュアル」を参照してください。 1.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 Project 画面 2.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 Project 画面 3.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 4.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 5.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 Project 画面 6.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 Project 画面 7.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 Project 画面 8.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 Project 画面 9.
「Device Configuration Wizard」ダイアログ 第3章 10.
YDIF 接続機器 第3章 Project 画面 ❑ YDIF 接続機器 YDIF 接続機器一覧 Identify ボタン YDIF 接続機器一覧 MTX/MRX システム内で YDIF 接続されている機器です。 オンラインインジケーター、 UNIT ID、機器タイプ、機器のイラストが表示されます。 機器のイラストをダブルクリックすると、ディップスイッチ (XMV は機器設定ディップスイッ チ ) の説明が表示されます。MTX-MRX Editor が機器を認識しているときに機器のイラストを ダブルクリックすると、ディップスイッチ (XMV は機器設定ディップスイッチと [SPEAKERS] ディップスイッチの両方 ) の現在の設定が表示されます。オンラインのときに XMV のイラストをダブルクリックすると、ディップスイッチの現在の設定が表示され、各チャ ンネルの HPF の設定ができます。 オンラインインジケーターおよび機器のイラストの表示によって、オンライン状態やアラート発 生などの状況がわかります。 アラートについては [Alert] タブと「アラート一覧」を参照してくだ さい。 47 M
YDIF 接続機器 第3章 選択中の機器は青枠で囲われます。 表示 オンライン インジケーター 機器のアイコン 状態 消灯 グレーアウト ネットワーク上に存在しない、あるいはコ ンピューター(MTX-MRX Editor) と接続 されていない。 青色点灯 表示 ネットワーク上に存在し、MTX-MRX Editor と同期状態 ( オンライン状態 )。 緑色点灯 アイコン上に 「Offline」と表示 ネットワーク上に存在するが、MTX-MRX Editor と非同期状態 ( オフライン状態 )。 青色点灯 赤色 (*) MTX-MRX Editor と同期状態 ( オンライン 状態 ) で、何らかのアラートが発生。 緑色点灯 赤色 (*) MTX-MRX Editor と非同期状態 ( オフラ イン状態 ) で、何らかのアラートが発生。 (*) 機器のアイコンをクリックするか、自動的に表示されるポップアップを閉じると、赤い状態が解除されます。 Identify ボタン クリックすると該当する機器のインジケーターが約 5 秒間点滅し、機器を確認できます。 48
デジタルコントロールパネル、PGM1/PGX1 第3章 ❑ デジタルコントロールパネル、PGM1/PGX1 Digital Control Panel/PGM1 切り替えボタン Identify ボタン 接続機器一覧 ウィザードで配置したデジタルコントロールパネル (DCP) と PGM1/PGX1 のイラストおよびパ ネル ID が表示されます。1 台の MTX/MRX につき最大 8 台までの DCP を接続できます。 1 つの MTX/MRX システムにつき最大 4 台までの PGM1 を接続できます。PGM1 は 1 台の MTX5-D/MRX7-D のみコントロールできます。一番左にある PGM1 が 1st Priority Mic です。 1st Priority Mic については「ZONE」画面を参照してください。 Digital Control Panel/PGM1 切り替えボタン Digital Control Panel を表示するか、 PGM1 を表示するか切り替えます。 [System] タブ /[Device] タブ /[Alert] タブが展開しているときに有効です
アナログ接続機器 第3章 ❑ アナログ接続機器 アナログ接続機器一覧 Identify ボタン スクロールボタン MTX-MRX Editor でコントロールする機器のうち、 オーディオ信号がアナログで接続される機器 を表示します。 アナログ接続機器一覧 MTX/MRX システム内で MTX/MRX にアナログ接続されている XMV を表示します。 機器のイラストをダブルクリックすると、機器設定ディップスイッチの説明が表示されます。 MTX-MRX Editor が機器を認識しているときに機器のイラストをダブルクリックすると、機器 設定ディップスイッチと [SPEAKERS] ディップスイッチの両方の現在の設定が表示されま す。オンラインのときに機器のイラストをダブルクリックすると、ディップスイッチの現在の設 定が表示され、 各チャンネルの HPF の設定ができます。 Identify ボタン クリックすると該当する機器のインジケーターが約 5 秒間点滅し、機器を確認できます。 スクロールボタン 表示を上下にスクロールします。 50 MTX-MRX Editor ユーザーガイド Pro
DANTE 接続機器 第3章 Project 画面 ❑ DANTE 接続機器 DANTE 接続機器一覧 Identify ボタン スクロールボタン MTX-MRX Editor でコントロールされる機器のうち、 MTX/MRX や PGM1 以外の Dante 機器を表示し ます。 DANTE 接続機器一覧 MTX/MRX システム内で MTX/MRX や PGM1 以外の Dante 機器です。オンラインインジ ケーター、UNIT ID、 機器タイプ、機器のイラストが表示されます。機器のイラストをダブルク リックすると、ディップスイッチ (XMV は機器設定ディップスイッチ ) の説明が表示されます。 MTX-MRX Editor が機器を認識しているときに機器のイラストをダブルクリックすると、 ディップスイッチ (XMV は機器設定ディップスイッチと [SPEAKERS] ディップスイッチの両 方 ) の現在の設定が表示されます。オンラインのときに機器のイラストをダブルクリックする と、ディップスイッチの現在の設定が表示され、XMV では各チャンネルの HPF の設定ができま す。 オンラ
MCP1 第3章 ❑ MCP1 Identify ボタン MCP1 一覧 スクロールボタン MTX-MRX Editor でコントロールされる機器のうち、 MCP1 を表示します。 MCP1 一覧 MTX/MRX システム内に接続されている MCP1 です。オンラインインジケーター、 UNIT ID、 機器タイプ、 機器のイラストが表示されます。 オンラインインジケーターについては「YDIF 接続機器」を参照してください。 Identify ボタン クリックすると該当する機器のディスプレイに UNIT ID を表示し、スイッチが約 5 秒間点滅し て、機器を確認できます。 スクロールボタン 表示を上下にスクロールします。 52 MTX-MRX Editor ユーザーガイド Project 画面
[System] タブ 第3章 Project 画面 [System] タブ MTX/MRX システムの情報を表示します。 ● [SYSTEM NAME] 「Device Configuration Wizard 」ダイアログの [SYSTEM NAME] 入力ボックスに入力し たシステム名が表示されます。変更する場合は、 [Device Config] ボタンをクリックして、 「Device Configuration Wizard」ダイアログで変更してください。 ● [YDIF MODE] 「Device Configuration Wizard 」ダイアログの [YDIF MODE] で設定した YDIF 接続モー ドが表示されます。変更する場合は、[Device Config] ボタンをクリックして、 「Device Configuration Wizard」 ダイアログで変更してください。 ● [DIMMER] [ON] ボタンをクリックすると、MTX/MRX システム内の全機器のインジケーターが一斉に 暗くなります。[OFF] ボタンをクリックすると元の明るさに戻ります。 R シリーズ (AD/DA)
[Device] タブ 第3章 Project 画面 [Device] タブ デジタルコントロールパネル以外の機器をクリックすると、その機器の情報が表示されます。 MTX3/MTX5-D/MRX7-D の場合 EXi8/EXo8 の場合 XMV の場合 PGM1/MCP1/R シリーズ (AD/DA)/Tio1608-D の場合 ● [DEVICE TYPE] 機器のタイプを表示します。 ● [DEVICE NAME] 機器名を表示します。 任意の名前を付けることができます。 ● [UNIT ID] UNIT ID を表示します。 ● [DIMMER] [ON] ボタンをクリックして点灯させると、該当の機器のインジケーターが暗くなります。 [ON] ボタンを再度クリックして消灯させると元の明るさに戻ります。 XMV の [DIMMER] は [Priority to soft] チェックボックスにチェックを入れることによっ て有効になります。この場合、本体の機器設定ディップスイッチによる設定よりも、MTXMRX Editor からの設定が優先されます。 この設定は、MTX-MRX Editor
[Device] タブ 第3章 Project 画面 ● [INPUT SOURCE] ボタン (XMV のみ ) チャンネルごとにアナログ入力かデジタル入力か表示されます。クリックすると「Input Source/Redundant」 ダイアログが開きます。 Redundant に設定されているデジタル入力 の横には R マークが付きます。デジタル入力からアナログ入力に切り替わっているときは R マークが黄色になります。 ● [D.INPUT SENS.
[Alert] タブ 第3章 Project 画面 [Alert] タブ 機器から通知されるアラートは MTX-MRX Editor 上にポップアップ画面として表示されます 「アラート一 ( 覧」 参照 )。このポップアップ画面を閉じても、 このタブで過去に発生したアラートを確認できます。 R シリーズ (AD/DA) と Tio1608-D は対象外です。 ● [Show alert popup] チェックボックス オンにすると、 機器からアラートの通知が送信されたときにポップアップ画面を表示します。 ● [Get Log From Devices] ボタン 「Get Log」ダイアログが開きます。 ● [CLEAR] ボタン 表示中のアラートリストを消去します。 ● アラートリスト • [Alert] アラートの内容およびアイコンを表示します。 青色のボタンをクリックすると、 「Solution」ダイアログが開き、解決策がある場合は表示 されます。 • [Alert No.
第 4 章 System 画面 この画面では、 MTX/MRX システムの音声信号の流れを確認できます。また、この画面から各設定画面に移動 できます。 57 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
画面切り替えボタン 第4章 画面切り替えボタン MTX/MRX システムの機器の切り替えや各種機能を呼び出すボタンです。 ● [MTX]/[MRX] ボタン 設定したい MTX/MRX を切り替えます。ボタンには UNIT ID および機器名が表示されま す。MTX/MRX システム内に配置されている MTX/MRX の台数と同数の [MTX]/[MRX] ボタンが存在します。 「MRX」画面にある [Open MRX Designer] ボタンをクリックすると「MRX Designer」 ウィンドウを表示します。詳細については「MRX Designer ユーザーガイド」 を参照してく ださい。 • [MAIN] ボタン 「MAIN」画面を表示します。 • [INPUT] ボタン 「INPUT」 画面を表示します。 • [MATRIX] ボタン 「MATRIX」画面を表示します。 • [ZONE] ボタン 「ZONE」画面を表示します。 • [ROUTER] ボタン 「ROUTER」画面を表示します。 • [OUTPUT] ボタン 「OUTPUT」画面を表示します。 • [EFFECT] ボタン 「EF
基本的な操作の説明 第4章 System 画面 基本的な操作の説明 画面のサイズを変更する 画面の右端をドラッグすると、画面の横幅を変更できます。大きなモニターを使用している際、 モニターに合わせてたくさんのチャンネルストリップを表示できるので、大変便利です。 画面中央のスクロールバーを左右にドラッグすると、入力チャンネル フェーダーと出力チャンネルフェーダーの表示比率を変更できます。 ステレオ入力チャンネル〜ダイレクト入力チャンネルが隠れてい る場合は、画面下部のスクロールバーを左右にドラッグして表示 します。 ● フォーカス 選択対象中の部品は点滅する枠で囲まれます ( 以下「フォーカス」と呼びます )。 キーでフォーカスは移動します (+ で逆方向に移動し ます )。ボタンを左クリックする動作とフォーカス中に キーを押す動 作では同じ処理を行ないます。 ● フェーダー/ ノブ ドラッグで上に動かすと数値が増え、下に動かすと数値が減ります。 フォーカスがあるときは、 マウスホイールや < ↑ >< ↓ > キーも使 用できます。
「MAIN」画面 第4章 「MAIN」画面 入出力チャンネルを表示する画面です。各種設定画面を呼び出します。 チャンネルの種類および各チャンネル数は以下の通りです。 入力チャンネル ステレオ入力チャンネル MTX5-D MTX3 CH1 〜 CH16 CH1 〜 CH8 STIN1L、STIN1R、 STIN2L、STIN2R、STIN3L、STIN3R エフェクトリターンチャンネル ダイレクト入力チャンネル 出力チャンネル Fx RTN1、Fx RTN2 CH17 〜 CH24 CH9 〜 CH16 OUT1 〜 OUT16 OUT1 〜 OUT8 60 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
入力チャンネル 第4章 System 画面 入力チャンネル 入力チャンネルの設定は、 「MTX Configuration」 ダイアログの [INPUT CHANNEL SETUP] で行ないます。 ここでは MONO x2 に設定した場合の説明をします。 STEREO を設定した場合、いくつかの設 定がチャンネル間で共通になります。 1 2 3 1 チャンネルインデックス MTX の入力チャンネル番号が表示されます。 2 ポート選択ボタン 「Input Patch」ダイアログを開きます。ボタン表面には選択中のポートが表示さ れます。 3 ポート / 外部機器のパラメーター呼び出しボタン 4 MTX の入力端子のパラメーターとチャンネルに関連付けられている外部機器 のパラメーター編集画面を 8 チャンネル単位でポップアップ表示されます。 5 • インジケーター ポート信号に一定 (‒40dBFS) 以上の入力があると緑点灯、クリップ (‒3dBFS 以上 ) すると赤点灯します。 6 7 8 9 0 A • GAIN ポートのゲインを表示します。 • [48V] +48V( ファンタム
入力チャンネル 第4章 パラメーター編集画面 (EXi8 の場合 ) A メーター 入力信号のレベルを表示します。 A B C D E F G H I J K B [+48V] ボタン HA のファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 注記 ファンタム電源が不要な場合、 ボタンをオフにしてください。 ファンタム電源をオンにする場合、本体 / 外部機器の故障やノイズを 防ぐために、 次の内容にご注意ください。 • [INPUT] 端子にファンタム電源非対応の機器を接続するときは、ボ タンをオフにする。 • ボタンをオンにしたまま、[INPUT] 端子でケーブルの抜き差しをし ない。 • ファンタム電源のオン / オフは、 出力レベルを最小にした状態で行 なう。 NOTE マスタースイッチはありません。故障の原因となりますので、接 続する機器に合わせて設定してください。 C [GAIN] ノブ HA( ヘッドアンプ ) のアナログゲインを調整します。 D HA アナログゲイン HA アナログゲイン値を表示します。 E [HPF] ボタン HPF( ハイパスフィルター) のオン /
入力チャンネル 第4章 パラメーター編集画面 (Ro8-D を除く R シリーズ (AD/DA) の場合 ) A メーター 入力信号のレベルを表示します。 A B C D E F G H I J B [+48V] ボタン HA のファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 注記 ファンタム電源が不要な場合、 ボタンをオフにしてください。 ファンタム電源をオンにする場合、本体 / 外部機器の故障やノイズを 防ぐために、 次の内容にご注意ください。 • [INPUT] 端子にファンタム電源非対応の機器を接続するときは、ボ タンをオフにする。 • ボタンをオンにしたまま、[INPUT] 端子でケーブルの抜き差しをし ない。 • ファンタム電源のオン / オフは、 出力レベルを最小にした状態で行 なう。 C [GAIN] ノブ HA( ヘッドアンプ ) のアナログゲインを調整します。 D HA アナログゲイン HA アナログゲイン値を表示します。 E [GC] インジケーター ゲインコンペンセーションのオン / オフを表示します。 F コンペンセーションゲイン値 ゲインコンペンセーションに
入力チャンネル 第4章 パラメーター編集画面 (Tio1608-D の場合 ) A メーター 入力信号のレベルを表示します。 A B C D E F G H B [+48V] ボタン HA のファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 注記 ファンタム電源が不要な場合、 ボタンをオフにしてください。 ファンタム電源をオンにする場合、本体 / 外部機器の故障やノイズを 防ぐために、 次の内容にご注意ください。 • [INPUT] 端子にファンタム電源非対応の機器を接続するときは、ボ タンをオフにする。 • ボタンをオンにしたまま、[INPUT] 端子でケーブルの抜き差しをし ない。 • ファンタム電源のオン / オフは、 出力レベルを最小にした状態で行 なう。 C [GAIN] ノブ HA( ヘッドアンプ ) のアナログゲインを調整します。 D HA アナログゲイン HA アナログゲイン値を表示します。 E [HPF] ボタン HPF( ハイパスフィルター) のオン / オフを切り替えます。 F [Freq] ノブ HPF のカットオフ周波数を設定します。 G カットオフ周波数 H
入力チャンネル 第4章 System 画面 4「GAIN/HPF/EQ」画面呼び出しボタン 「GAIN/HPF/EQ」 画面に切り替わります。また、ボタンにオン / オフ状態を表示 します。 5 EQ/HPF 表示 「GAIN/HPF/EQ」 画面で表示されるグラフを縮小して表示します ( 編集はでき ません )。HPF と EQ がオフのときは表示されません。 6「GATE」画面呼び出しボタン 7「COMP」画面呼び出しボタン 「GATE/COMP」画面に切り替わります。また、ボタンに現在値とオン / オフ状 態を表示します。 8「FBS」画面呼び出しボタン 9「AGC」画面呼び出しボタン 「FBS/AGC」 画面に切り替わります。また、ボタンにオン / オフ状態を表示しま す。MTX3 の場合は、CH1 から CH4 のみにあります。 ; [INS] ボタン (MTX5-D のみ ) インサートのオン / オフを編集する画面を 8 チャンネル単位でポップアップ表 示します。オンにすると POST ON から [SLOT] に挿入された Mini-YGDAI カードへ音声信号が送られます。 N
入力チャンネル 第4章 ● コンポーネントコピー コピーしたいコンポーネントをドラッグ ( 左クリックを押しながら移動 ) して、任 意のチャンネルでドロップ ( 左クリック を離す ) します。 また、コンポーネントを右クリックすると メニューが開きます。[Copy] を選択し、 任 意のチャンネルにて [Paste] を選択しま す。 「GATE/COMP」 「AGC」 「GAIN/EQ」 NOTE コピーできるコンポーネントは「GAIN/HPF/EQ」 「COMP/AGC」 「DELAY/ROOM EQ」 「SPEAKER PROCESSOR」です。ただし、 「GAIN/ HPF/EQ」のうち「φ」がコピー対象外となります。 ● チャンネルコピー [SEL]ボタンを右クリックするとメニューが開きます。 [Channel Copy] を選択し、 任意の チャンネルにて [Channel Paste] を選択します。チャンネルのすべてのパラメーターを貼 り付けます。 66 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
ステレオ入力チャンネル 第4章 System 画面 ステレオ入力チャンネル ステレオ入力チャンネルの設定は、 「MTX Configuration」ダイアログの [INPUT PORT SETUP] で行ないます。 入力チャンネルの設定は、 「MTX Configuration」 ダイアログの [INPUT CHANNEL SETUP] で行ないます。 ここでは STEREO に設定した場合の説明をします。 1 2 1 チャンネルインデックス 3 2 ポート選択ボタン MTX の入力チャンネル番号が表示されます。 「Input Patch」ダイアログを開きます。ボタン表面には選択中のポートが表示さ れます。 4 5 3 ポート / 外部機器のパラメーター呼び出しボタン 6 4「GAIN/EQ」画面呼び出しボタン 7 詳細は入力チャンネルを参照してください。 「GAIN/EQ」画面に切り替わります。また、ボタンにオン / オフ状態を表示しま す。HPF と EQ がオフのときは表示されません。 5 EQ 表示 「GAIN/EQ」画面に表示されるグラフを縮小して表示します ( 編集は
エフェクトリターンチャンネル 第4章 System 画面 エフェクトリターンチャンネル 1 エフェクトリターン音量 エフェクトで処理された音声信号の戻り量を決めるパラメーターです。 以下の各種パラメーターの調整については、入力チャンネルを参照してください。 • チャンネルインデックス • [ON] ボタン • フェーダー/ メーター • チャンネル名 1 ダイレクト入力チャンネル ダイレクト入力チャンネルの設定は、 「MTX Configuration」ダイアログの「INPUT」 タブにある [INPUT CHANNEL SETUP] で行ないます。 以下の各種パラメーターの調整については、入力チャンネルを参照してください。 • チャンネルインデックス • ポート選択ボタン • ポート / 外部機器のパラメーター呼び出しボタン • [ON] ボタン • フェーダー/ メーター • 入力チャンネル音量 • チャンネル名 68 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
出力チャンネル 第4章 System 画面 出力チャンネル 1 2 1 チャンネルインデックス 3 2 ポート選択ボタン 4 5 6 MTX の出力チャンネル番号が表示されます。 「Output Patch」ダイアログを開きます。ボタン表面には選択中のポートが表示 されます。複数のポートが割り当てられている場合はポート名の末尾に [+] を 付けて表示します。 3 ポート / 外部機器のパラメーター呼び出しボタン MTX の出力端子のパラメーターとチャンネルに関連付けられている外部機器 のパラメーター編集画面がポップアップで表示されます。 4「DELAY/ROOM EQ」画面呼び出しボタン 「DELAY/ROOM EQ」 画面に切り替わります。また、ボタンにオン / オフ状態を 表示します。 5 SP 1way/SP 2way 表示 出力チャンネルの信号タイプを表示します。出力チャンネルの設定は、 「MTX Configuration」ダイアログの [OUTPUT CHANNEL SETUP] で行ないます。 6「SPEAKER PROCESSOR」画面呼び出しボタン 「SPEAKER
出力チャンネル 第4章 System 画面 パラメーター編集画面 出力は複数機器に割り振ることができます。 今回の説明用画面では以下のように配置されています。 上段 下段 左 MTX の [OUTPUT] 端子のパラメーター 中 MTX の [DANTE] のパラメーター 右 MTX の [SLOT] のパラメーター 左 EXo8 のパラメーター 右 XMV のパラメーター MTX の [OUTPUT] 端子のパラメーターは、 「Output Patch」 ポップアップで OUTPUT を選択している場合にポップアップ表示されます。 MTX の [OUTPUT] 端子のパラメーター以外は、 「EXT I/O」画面で出力経路に機器を 設定し、 「Output Patch」ポップアップで対応した出力を選択している場合にポップ アップ表示されます。 NOTE デジタル接続とアナログ接続が混在する場合は、Project 画面の [Device] タブで XMV の入力感度を [-20dBFS] にすることをおすすめします。 [-20dBFS] にすることによっ て、デジタル接続とアナロ
「Input Patch」ダイアログ 第4章 ❑「Input Patch」ダイアログ どの端子やチャンネルからの音声信号を入力チャンネルに割り当てるかを選択します。 • [Input CH] リストボックス 入力チャンネルを選択します。 • INPUT MTX の [INPUT] 端子です。 • ST IN MTX の [ST IN] 端子です。 • SD IN MTX の SD メモリーカードです。 • YDIF MTX の [YDIF] 端子です。 • DANTE (MTX5-D のみ ) MTX5-D の [Dante] 端子です。 • SLOT(MTX5-D のみ ) MTX5-D の [SLOT] です。 • AEC (MTX5-D のみ ) MTX5-D の [SLOT] に挿入された MY4-AEC で処理された信号です。MY4-AEC が挿 入される設定になっていない場合は表示されません。詳細については 「MY4-AEC 取扱説 明書」を参照してください。 • OUTPUT CHANNEL (MY4-AEC の Near-end Mic.
「Output Patch」ダイアログ 第4章 ❑「Output Patch」ダイアログ 出力チャンネルをどの端子やチャンネルに割り当てるかを選択します。 複数の出力端子を選択できます (MY4-AEC の Far-end Voice、To Far-end を除く )。 • [Output CH] リストボックス 出力チャンネルを選択します。 • OUTPUT MTX の [OUTPUT] 端子です。 • YDIF MTX が YDIF として出力するチャンネルです。 Distribution モードのときのみ有効になります。 • DANTE (MTX5-D のみ ) MTX5-D の [Dante] 端子です。 • SLOT(MTX5-D のみ ) MTX5-D の [SLOT] です。 • INPUT CHANNEL (MY4-AEC の Far-end Voice、To Far-end のみ ) MTX5-D の入力チャンネルです。 • STEREO INPUT CHANNEL (MY4-AEC の Far-end Voice、To Far-end のみ ) MTX5-D のステレオ入力チャンネル
「INPUT」画面 第4章 System 画面 「INPUT」画面 入力チャンネルの信号処理を行なう画面です。 この画面では入力チャンネルに信号処理を施します。 「GAIN/HPF/EQ」 「GATE/COMP」、 、 「FBS/AGC」、 「Dugan Automixer」の信号処理を行ないます。 ● チャンネル選択 左ボタン 右ボタン チャンネルインデックス チャンネル名 信号処理を行なうチャンネルを左ボタンまたは右ボタンで選択します。 ● 画面選択 各ボタンをクリックすることにより、チャンネルに施す処理をする画面に切り替 わります。 73 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「INPUT」画面 第4章 ●「INPUT」 画面共通の操作説明 ノブや数値ボックスについては「基本的な操作の説明」 を参照してください。 HINT チャンネルの設定は他のチャンネルにコピーすることが できます。エリア内で右クリックするとリストボックス が表示されます。チャンネルを選択して、設定を貼り付け ます ( 入力チャンネルの Phase の設定はコピーされませ ん )。 74 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
「GAIN/HPF/EQ」画面 第4章 入力チャンネル 信号の流れ INPUT CHANNEL(CH1-16) EQ OUT METER DIGITAL GAIN HPF 3BAND EQ GR GR GATE COMP POST ON METER LEVEL FBS* AGC* INSERT D ON A.Mixer* C A * CH 1-8 only * CH 1-8 only To SLOT OUT INSERT OUTPUT From SLOT IN INSERT INPUT 「GAIN/HPF/EQ」画面 「GAIN」 「HPF」、 、 「EQ」 のパラメーターを調整する画面です。 2 1 3 4 1 EQ グラフおよび OUT メーター イコライザーの効果をグラフに示します。コントロールポイントをドラッグして、パラメー ターを変更します。 また、グラフの右側に OUT メーターを表示します。 2 GAIN 設定エリア • [φ] ボタン 入力信号の位相を切り替えます。 • [D.
「GAIN/HPF/EQ」画面 第4章 4 EQ 設定エリア • EQ [ON] ボタン EQ のオン / オフを設定します。 • [FLAT] ボタン EQ のゲインをリセット (0dB) します。確認のメッセージが表示されますので、 [Yes] ボ タンをクリックして実行します。 • [Type] リストボックス EQ のタイプを選択します。 周波数特性は EQ グラフに表示されます。 PEQ (Parametric Equalizer) 指定した周波数付近の音量を Q で指定した幅で増減します。 L.SHELF (Low Shelf) 指定した周波数以下の低域全体の音量を増減します。バスブーストなどに使用します。 [6dB/Oct] と [12dB/Oct」は、オクターブあたりの減衰量を設定します。 H.
「GATE/COMP」画面 第4章 System 画面 「GATE/COMP」画面 「GATE」、 「COMP (Compressor)」 のパラメーターを調整する画面です。 1 2 3 1 IN メーター GATE の INPUT メーターです。 2 GATE 設定エリア 一定の音量以上の音声だけを通す信号処理です。マイクから入力がない場合や、入力がある一 定のレベル ( しきい値 ) 以下の場合に、小さなノイズを切るようなときに使用します。 • GATE グラフ GATE の効果をグラフに示します。横軸が入力レベル、縦軸が出力レベルを表します。 • GR メーター ゲインリダクションの減衰量を示します。 • GATE[ON] ボタン GATE のオン / オフを設定します。 • [THRESHOLD] ノブ GATE の効果がかかるしきい値を設定します。 • [RANGE] ノブ GATE の効果がかかっているときの減衰量を設定します。 • [ATTACK] ノブ アタックタイム ( 入力信号が THRESHOLD を超えてから GATE が開くまでの時間 ) を 設定します。 • [HO
「GATE/COMP」画面 第4章 3 COMP 設定エリア ダイナミックレンジを圧縮する信号処理です。入力がある一定のレベル ( しきい値 ) 以上の 場合に、 音が異常になる現象を防ぎます。 • COMP グラフ COMP の効果をグラフに示します。 横軸が入力信号レベル、縦軸が出力レベルを表しま す。 • GR メーター ゲインリダクションの減衰量を示します。 • COMP [ON] ボタン COMP のオン / オフを設定します。 • [THRESHOLD] ノブ COMP の効果がかかるしきい値を設定します。 • [RATIO] ノブ COMP の圧縮比を設定します。 しきい値を超えた場合の出力信号を「入力信号:出力信号」という割合で設定します。 たとえば 4:1 にすると、 しきい値を超えた信号のレベルを超えた分の 1/4 に圧縮しま す。 • [KNEE] ノブ COMP のかかりかたを設定します。 [HARD] に設定すると、リミッターのように動作します。[HARD] の設定で不自然になる 場合は、 数値を上げてください。ただし、数値を上げすぎると、しきい値より下の部分での 圧縮量が増えま
「FBS/AGC」画面 第4章 System 画面 「FBS/AGC」画面 「FBS (Feed Back Suppressor)」、 「AGC (Auto Gain Controller)」のパラメーターを調整す る画面です。 1 2 1 FBS 設定エリア FBS (Feed Back Suppressor) とは、マイクにスピーカーからの音声が回り込むと生じる 不快なハウリングを防ぐ機能です。ハウリングは耳障りなだけではなく、スピーカーに負担を かけ、壊してしまうこともあります。そのハウリングを防ぐには、マイク位置になるべく拡声 されないようにスピーカーを配置します。それでもハウリングが起きる場合は、FBS を使用 するとハウリングマージンを改善できます。 FIXED スピーカーやマイクの設置後、MTX シリーズの設定時に、現在の音響設備にあるハウリング ポイントを事前に見つけて、フィルターを設定する方式です。位置が固定されているマイクに 対して有効です。 • [ON] ボタン 測定結果を有効にします。 • [DETECT] ボタン 測定開始画面を表示します。オンライン中のみ有効です。 •
「FBS/AGC」画面 第4章 System 画面 FIXED 方式の FBS 測定をする 十分な効果を得るため、 測定はマイクやスピーカーなどの音響設備を設置し、出力側の EQ な どを調整したあとに行ないます。必要に応じて DYNAMIC 機能との併用も可能です。 1. パワーアンプの出力音量を調整します。 マイクで声を出しながら、パワーアンプの出力を少しずつ上げ、実際に運用する音量にな るよう調整してください。また、手をたたき、ハウリングが発生しないことを確認してくだ さい。 2. ハウリングを除去したい空間を無音状態にします。 3. MTX-MRX Editor で入力チャンネルを選択します。 4. [FBS/AGC] ボタンをクリックします。 5. FIXED の [DETECT] ボタンをクリックして、測定開始画面を開きます。 6.
「FBS/AGC」画面 第4章 System 画面 2 AGC 設定エリア AGC (Auto Gain Controller) とは、 入力レベルに応じてゲインを自動補正し、レベル差のあ る信号の出力レベルを一定に保つ機能です。たとえばマイクとの位置や声の大きさが違うこ とで拡声される音量が変化して聞き取りにくい状態になります。そのようなときに音量を一 定の範囲に自動的に調整します。 Compensation Level Threshold Ratio 1 -21 2 -27.75 1 1.3 3 -34.5 2 4 -41.
「DUGAN AUTOMIXER」画面 第4章 System 画面 「DUGAN AUTOMIXER」画面 オートミキサーは、 台本がないようなスピーチ用途において、有効なマイクを検出してゲイン配 分を自動最適化することで、 エンジニアがフェーダー操作に掛かり切りになることなく、複数の マイク間で一貫したシステムゲインを維持します。 MTX に搭載されている Dugan Automixer では、MTX3 では入力チャンネル 1 〜 4、 MTX5-D では入力チャンネル 1 〜 8 のオートミックスゲインを自動調整します。 ここでは 3 本のマイクを使用した Dugan Automixer の状態を説明します。 1 人が話す場合 2 人が話す場合 マイクの入力音声 (dB) マイクの入力音声 (dB) オートミックスでのゲイン (dB) オートミックスでのゲイン (dB) 1 人が話した場合には、そのマイクのゲインが瞬時 に上がり、他のマイクのゲインは下がります。別の 1 人が話した場合も同様の動作です。 2 人が同時に話した場合には、トータルゲインが一 定となるよう 2 本のマイク間で
「DUGAN AUTOMIXER」画面 第4章 System 画面 2 [meters] ボタン チャンネルコントロールフィールドのメーター表示を gain/input/output に切り替えるボ タンです。 NOTE [weight] で入力チャンネル間の相関的な感度を調整するときは、gain にするとチャンネルコ ントロールフィールドでゲイン量の調整ができ、視認性が向上します。 3 [OVERRIDE] ボタン 司会者や議長など特定のマイクを除いた、すべてのマイクを瞬時にミュートさせる機能です。 オンにすると、[override] ボタンがオンのチャンネルは man に設定され、 [override] ボタン がオフのチャンネルは mute に設定されます。 司会者や議長など特定のマイクは、チャンネルストリップの [override] ボタンをクリックし て黄色を点灯させてください。もう一度押すと元の設定に戻ります。 4 [MUTE] ボタン グループ内の全マイクに対してミュートのオン / オフを切り替えます。 チャンネルコントロールフィールド グループごとに色分けされています。 同じグルー
「DUGAN AUTOMIXER」画面 第4章 System 画面 オートミキサーは、グループ内のすべての入力のミックスに対する特定チャンネルの入力レ ベルの比を計算します。次の例で weight コントロールの仕組みを説明します。 ❍ 1 つのチャンネルでウェイト設定値を上げた場合 • そのチャンネルのオートミックスゲイン値が上がり、他のチャンネルの値は下がります。 • ウェイト設定値が高いチャンネルは、他のチャンネルに比べてオートミックスゲイン を得やすくなります。 ❍ 1 つのチャンネルでウェイト設定値を下げた場合 • そのチャンネルのオートミックスゲイン値が下がり、他のチャンネルの値は上がりま す。 • 複数のマイクで同時に話している場合に、他のマイクとの聞き分けが難しくなります。 4 [group] ボタン 各チャンネルが所属するグループを選択します。クリックするとグループが切り替わってい きます。MTX3 では 2 つのグループ、MTX5-D では 4 つのグループを設定できます。 5 [override] ボタン マスターフィールドの [OVERRIDE] ボタンをオンしたとき、このボ
「GAIN/EQ」画面 第4章 System 画面 ステレオ入力チャンネル 信号の流れ STEREO INPUT CHANNEL(STIN1L-3R) POST EQ METER DIGITAL GAIN 3BAND EQ GR LEVEL COMP* AGC* POST ON METER D ON C A * CH 1L-2R only 「GAIN/EQ」画面 「GAIN」 「EQ」 、 のパラメーターを調整する画面です。各パラメーターの詳細については 「GAIN/ HPF/EQ」画面を参照してください。 「COMP/AGC」画面 「COMP」 「AGC」のパラメーターを調整する画面です。各パラメーターの詳細については 、 「GATE/COMP」画面と 「FBS/AGC」画面を参照してください。 HINT CD などを再生して曲ごとに録音レベルが異なるために聴きづらい場合、AGC 機能を使って 調整すると効果的です。 85 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「MATRIX」画面 第4章 System 画面 「MATRIX」画面 入力チャンネルの信号をミックスして送る画面です。 SENDS ON FADER モードの場合、 入力チャンネルのフェーダーを使って、入力チャンネルのマトリクスバ スへの送り量を調整できます。 3 1 4 2 5 6 信号の流れ MATRIX 1 2 ... 7 8 ... 15 16 FX ANC 1 2 1 2 ZONE 1-8 INPUT CHANNEL(CH1-16) EQ OUT METER DIGITAL GAIN HPF 3BAND EQ GR GR GATE COMP FBS* POST ON MATRIX CRO SS PO INT METER LEVEL To MATRIX(MO NO) INSERT LEVEL ON D ON To MATRIX1,3...15 A.Mixer* AGC* C To MATRIX2,4...
「MATRIX」画面 第4章 System 画面 2 マトリクスバス選択ボタン 信号の送り先のマトリクスバスを選択します。ステレオに設定されている対のチャンネルは、 一つのボタンで表示されます。 ボタンを右クリックすると、0dB、‒3dB、 ‒6dB、‒Infinity を選択して、マトリクスバスへのセ ンドレベルを一括で設定できます。 3 入力チャンネルマトリクス チャンネルごとのセンドレベルを表示します。横 オン : センドレベル 軸は入力チャンネル、 縦軸は送り先のマトリクス バスを表します。 センドレベルには、PAN または オフ : センドレベル Blend の設定が加味されています。 クリックす るとセンドのオン / オフが切り替わります。また マウスドラッグをするとカーソルが通った場所のセンドのオン / オフが、ドラッグを開始し た場所の状態に切り替わります。 入力チャンネルやゾーンの名称がつけられている場合は、マトリクスの上や右に名称が反映 されます。 クロスポイントを右クリックすると、Matrix ON ( 横軸をすべてオン )、 Matrix OFF ( 横軸を すべてオフ )、Ch
「MATRIX」画面 第4章 System 画面 NOTE ・ ステレオ入力からステレオバスへ送信されるとき、 「MTX Configuration」ダイアログの「Advanced Settings」 ダイアロ グで PAN または Blend を切り替えることができます。 Blend に設定した場合、操作子および数値は表示されませ ん ( 右図 )。 ・ 数値ボックスで、[L63] または [l63] と入力すると左に振り 切り、[R63] または [r63] と入力すると右に振り切ります。 [C] または [c] と入力するとセンターに設定されます。 5 -2 [ON] ボタン SENDS ON FADER モードがオンのとき、 センドのオン / オフを切り替えます。 5 -3 フェーダー 入力チャンネルのセンドレベルを調整します。 フェーダーを右クリックすると、0dB、‒3dB、‒6dB、‒Infinity を選択して、センドレベ ルを設定できます。 また、入力レベルの位置にグレーアウトされたフェーダーが表示さ れます ( 編集できません )。 6 マトリクスアウトフェーダー フェーダーの色はマ
「MATRIX」画面 第4章 System 画面 入力チャンネルの MIX を設定する 1. [SENDS ON FADERS] ボタンをクリックします。 2. 送り先選択ボタンをクリックして、送り先のバスを選択します。 3.
「ZONE」画面 第4章 「ZONE」画面 PGM1 に関する設定と、 入力信号の優先度に応じた信号を出力するように設定する画面です。 1 信号の流れ ZONE 1-8 MATRIX OUT LEVEL METER PAGING 2nd PRIORITY 1st PRIORITY GR PAGING DUCKER MIX PRIORITY DUCKER ANC GR MIX PRIORITY DUCKER ANC MIX ZONE OUT MASTER METER LEVEL D ON C A AMBIENT METER PAGING SOURCE PRIORITY SOURCE PRIORITY SOURCE To YDIF OUTPUT PATCH AMBIENT SOURCE From INPUT CHANNEL POST ON 1-16 Fro m STEREO INPUT CHANNEL POST O N 1L-3R From DIRECT INPUT POST ON 9-16 From ANC BUS 1-2 *1 From YDIF IN 1-16
「ZONE」画面 第4章 1 出力チャンネルフェーダー フェーダーの色は「MATRIX」画面の [ZONE] ボタンの色と連動します。 • [ON] ボタン ZONE OUT のオン / オフを設定します。 • フェーダー ZONE OUT のレベルを調整します。 フェーダーノブを右クリックすると、0dB、‒ Infinity を選択して、センドレベルを設定で きます。 ● 画面選択 各ボタンをクリックすることにより、各設定をする画面に切り替わります。 91 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
「PAGING」画面 (MTX5-D のみ ) 第4章 System 画面 「PAGING」画面 (MTX5-D のみ ) この画面ではページングステーションマイクロフォン PGM1 に関する設定を行ないます。 PAGING とは「放送呼び出し」機能のことです。 設定の流れについては資料にある「PAGING の設定の流れ」や MTX セットアップマニュアルを 参照してください。 ここで記述している SD のメッセージとは、MTX の SD カードに保存されている定型のアナウ ンスなどを指します。 1 3 2 4 5 6 1 PAGING[ON] ボタン PAGING 機能のオン / オフを設定します。 2 [Settings] ボタン クリックすると「PGM1/PGX1」ダイアログが開きます。 3 PAGING SOURCE 設定エリア • インジケーター 現在放送中の PGM1 や SD があると点灯します。 • チャンネルリストボックス ページングソースを選択します。PGM1 や SD が接続されている入力チャンネルを選択 してください。1st Priority に設定している P
「PAGING」画面 (MTX5-D のみ ) 第4章 5 GAIN 設定エリア 各ノブは キーを押しながらクリックすると、 初期値になります。 このエリアでは以下の流れのうち、緑色の線に関する設定をします。 level PTT : On PTT : Off Program Output 0dB Mic Input SD Input Range Mic/SD Output –∞ time Attack Opening Chime Closing Release Chime • [RANGE] ノブ チャイムが鳴っているときや PGM1 で放送しているときの Program の値を設定しま す。 • [ATTACK] ノブ PGM1 の PTT がオンになってから Program が RANGE の値に下がるまでの時間を設 定します。 • [RELEASE] ノブ 放送またはクロージングチャイムの再生が終わってから Program が元のレベルになる までの時間を設定します。 6 ZONE GROUP エリア • ゾーン名 下の OUTPUT フェーダーで設定したゾーン名を表示しま
「PRIORITY DUCKER」画面 第4章 System 画面 「PRIORITY DUCKER」画面 この画面では DUCKER の設定を行ないます。 DUCKER とは、設定した入力チャンネルから音声信号が入ると、他のチャンネルからの入力を 一時的に絞って、設定した入力チャンネルからの音声をはっきりと放送するために用いる機能で す。優先順位は、 「1st PRIORITY」の PRIORITY SOURCE >「2nd PRIORITY」の PRIORITY SOURCE >MATRIX Out の信号です。 1 2 3 1 ZONE 選択ボタン 設定する ZONE を左右のボタンにより選択します。 右には ZONE の名前が表示されます。 NOTE 出力チャンネルの [SEL] ボタンを使っても、ZONE を選択できます。 2 グラフおよび GR メーター DUCKER の設定をグラフに表示します。また、グラフの右横に DUCKER のゲインリダク ション量を表示します。 3 DUCKER 設定エリア HINT DUCKER の設定は 1st/2nd 間や他の ZONE にコピー
「PRIORITY DUCKER」画面 第4章 System 画面 • [RANGE] ノブ DUCKER の効果がかかっているときの減衰量を設定します。 この量で本線の音声をどれだけ残すのか、消すのかを設定します。 • [ATTACK] ノブ Priority Source の入力信号が THRESHOLD を超えてから、 本線の DUCKER が [RANGE] ノブで設定した減衰量に到達するまでの時間を設定します。 • [HOLD] ノブ 入力信号が THRESHOLD を下回ったあとに再び元のレベルに戻り始めるまでの時間を 設定します。 • [RELEASE] ノブ 入力信号が HOLD の待ち時間を経たあと、DUCKER の効果がなくなるまでの待ち時間 を設定します。 DUCKER を設定する 使用例 例 1:BGM が流れている場合に、マイクからの入力があると BGM の音量が自動的に下がり ます。 例 2:会議にて、 優先する議長のマイクからの入力があるときに、参加者の音声を抑制します。 1.
「ANC」画面 第4章 「ANC」画面 この画面では「Ambient Noise Compensator」( 以下「ANC」と呼びます ) の設定を行ないま す。 ANC とは、周辺ノイズ測定用のマイクから入力されたレベルに合わせて、 MTX からの出力信号 を増減させる機能です。MTX に搭載している ANC は、曲間などの無音部分を検知し、その間に 騒音を測定しレベルを可変する GAP タイプの ANC です。 1 3 2 4 5 6 7 8 90 A 1 ZONE 選択ボタン 設定する ZONE を左右のボタンにより選択します。 右には ZONE の名前が表示されます。 出力チャンネルの [SEL] ボタンを使っても、 ZONE を選択できます。 2 ANC[ON] ボタン ANC のオン / オフを設定します。 3 [AMBIENT SOURCE] リスト 周辺ノイズ測定用のマイクがつながっているチャンネルを選択します。 NOTE ANC Bus への音声のミックスは「MATRIX」画面でできます。 4 [ANC] レベルメーター 周辺ノイズのレベルを表示します。 5 [
「ANC」画面 第4章 0 [MAX GAIN] ノブ 入力信号のレベルを補正する上限値を設定します。 A [RESPONSE TIME] ノブ レベル補正の反応速度を設定します。 ANC を設定する 使用例 例 1:スピーチ会場にて、環境雑音 ( ざわめきなど ) に応じて ZONE の音量が上下するよう に自動的に調整します。 例 2:飲食店にて、 プライバシーを確保するために周りの会話などの雑音に応じて BGM を 調整します。 1. 周辺ノイズ測定用のマイクを適切なレベルで検知できるよう設置 / 設定します。 周辺ノイズ測定用のマイクはスピーカーから離れた、部屋の中央天井面など、スピーカー からの直接音が入らず、 環境雑音源 ( ざわめき、騒音 ) に近い場所に設置してください。 2. ZONE を選択します。 3. ANC の [ON] ボタンをクリックします。 4. 周辺ノイズ測定用のマイクからの入力信号を AMBIENT SOURCE のリストから選択し ます。 複数の周辺ノイズ測定用マイクを接続する場合は、 [ANC BUS1/2] を選択してくださ い。 5.
「ROUTER」画面 第4章 System 画面 「ROUTER」画面 ZONE 出力を出力チャンネルに振り分ける画面です。 1 5 2 3 4 信号の流れ OSCILLATOR FREQ.
「ROUTER」画面 第4章 System 画面 2 ルーター 信号を振り分けるルーターです。マス目をクリックすることで出力のオン / オフを切り替え ることができます。右クリックするとコンテキストメニューが表示され、一括でオフにする [All OFF] が選択できます。 オン: オフ: 複数の ZONE 出力を一つの出力チャンネルに出力するようなミックスはできません。 3 OSCILLATOR [ON] ボタン オンに設定すると、該当チャンネルにオシレーター信号を出力します。 ただし、右側の OSCILLATOR [ON] ボタンがオンに設定されていない場合、 信号は出力され ません。 4 OUTPUT CH [OUT] ボタン 出力先チャンネルの CHANNEL EDIT 画面を表示します。 5 OSCILLATOR 設定エリア • OSCILLATOR [ON] ボタン オンに設定すると、オシレーター信号を出力します。 • WAVE FORM [SINE] 信号周波数設定ボタン オシレーターから出力するサイン波信号の周波数を設定します。 [100Hz]、 [1 kHz]、[10kHz]、
「OUTPUT」画面 第4章 「OUTPUT」画面 出力チャンネルの信号処理を行なう画面です。 この画面では出力チャンネルに信号処理を施します。 「DELAY/ROOM EQ」 「SPEAKER 、 PROCESSOR」の信号処理を行ないます。 ● チャンネル選択 左ボタン 右ボタン チャンネルインデックス チャンネル名 信号処理を行なうチャンネルを左ボタンまたは右ボタンで選択します。 ● 画面選択 各ボタンをクリックすることにより、チャンネルに施す処理をする画面に切り替わります。 100 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
「DELAY/ROOM EQ」画面 第4章 System 画面 ●「OUTPUT」 画面共通の操作説明 ノブや数値ボックスについては「基本的な操作の説明」 を参照してください。 HINT チャンネルの設定は他のチャンネルにコピーする ことができます。エリア内で右クリックするとリス トボックスが表示されます。チャンネルを選択し て、設定を貼り付けます。 ROUTER からの信号を ROOM EQ や SPEAKER PROCESSOR で加工します。 「MTX Configuration」ダイアログの OUTPUT CHANNEL SETUP の設定 (1WAY または 2WAY) によって、信号は以下のように異なる経路で流れます。また、2WAY に設定した場合は、 偶数チャンネルの画面で「DELAY」や「ROOM EQ」の設定ができないようになっています。 OUTPUT CHANNEL 1-8 (1way) OUTPUT LEVEL ROOM EQ/DELAY ON DELAY 16 4BAND EQ SPEAKER PROCESSOR X-OVER DELAY LEVEL GR MUT
「DELAY/ROOM EQ」画面 第4章 2 DELAY 設定エリア System 画面 2 -1 複数のスピーカーがある音響システムの場合、話者の定位がう まくいかないと、 近くのスピーカーから音が出ている状態が強 調されます。そのようなとき、話者の近くのスピーカーと話者 から離れたスピーカーの距離に応じて、離れたスピーカーに音 声を遅延させることで話者へ定位させることができます。 また、複数のスピーカーからの音が干渉しあう場合に、一方の 音声を少し遅延させることで、干渉しあう周波数を移動させ、 違和感を生じさせないようにすることができます。 2 -2 2 -3 2 -1 DELAY[ON] ボタン DELAY のオン / オフを設定します。 2 -2 Delay Time ノブ ディレイタイム ( 遅延時間 ) を設定します。 2 -3 Type リストボックス Delay Time ノブで設定したディレイタイム ( 遅延時間 ) を選択した単位系に変換して、 左側に表示します。 ms ....................... ミリ秒 Sample...............
「SPEAKER PROCESSOR」画面 第4章 System 画面 「SPEAKER PROCESSOR」画面 APF(All Pass Filter)、Horn EQ、リミッターを含むスピーカー調整用 「SPEAKER PROCESSOR」のパラメーター特性を確認するための画面です。パラメーターの設定は 「ADVANCED」 画面で行ないます。 ■ Pre-installed LIBRARY MTX-MRX Editor にプリインストールされているライブラリーでは、 LIMITER の Threshold 値は電圧利得が 26dB のパワーアンプを使用するときの値になっています。 必要に応じて、MTX の LIMITER の設定や出力レベル、パワーアンプの電圧利得やアッテネー ターなどの設定を適切な値にしてください。 たとえば電圧利得が 30dB のパワーアンプを使用する場合は、パワーアンプのアッテネーター 値を 4dB 下げるか、MTX の LIMITER の Threshold 値を 4dB 下げてください。 XMV はタイプと設定によって電圧利得が変わります。 詳細については XMV の
「SPEAKER PROCESSOR」画面 第4章 • [DELAY] ボタン クロスオーバー曲線から DELAY 特性の表示 / 非表示を切り替えます。 • [PEQ] ボタン クロスオーバー曲線から PEQ 特性の表示 / 非表示を切り替えます。 ■ [PEQ GRAPH] タブ PHASE PEQ PEQ 位相特性曲線を表示します。 シグナルタイプが 2way の場合は、High と Low に色分けして表示されます。 LEVEL PEQ PEQ 振幅特性曲線を表示します。 シグナルタイプが 2way の場合は、High と Low に色分けして表示されます。 104 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
「ADVANCED」画面 第4章 System 画面 「ADVANCED」画面 「SPEAKER PROCESSOR」 の詳細設定を行なう画面です。シグナルタイプが 2way の場合 は、設定パラメーターが LOW と HIGH に分かれて表示されます。 [LOW] タブ [HIGH] タブ 「ADVANCED」 画面では「PEQ GRAPH」の LEVEL PEQ 振幅特性曲線にコントロールポイン トが表示されます。 LEVEL PEQ 振幅特性曲線について シグナルタイプが 2Way の場合は、High および Low のグラフがそれぞれ [HIGH] タブと [LOW] タブの切り替えに連動して表示されます。 ■ CROSSOVER • POLARITY ボタン 各出力チャンネルから出力する信号の位相反転を設定します。NORMAL/INVERTED を 切り替えます。 • [MUTE] ボタン 各出力チャンネルの出力をミュートします。 • [Freq.
「ADVANCED」画面 第4章 System 画面 Thru フィルターはかかりません。減衰せず、どの周波数でも一定の特性になります。 AdjustGc(Adjustable Gc) Gc( カットオフ周波数におけるゲイン ) を ‒6 〜 +6dB の間で調整します。また、 ‒3dB にすると Butterwoth フィルター、 ‒6dB にすると Linkwitz-Riley フィルター になります。選択すると Gc のノブが表示されます。 Butrwrth (Butterwortth) 最も一般的な特性です。通過域は平坦で、 カットオフ周波数におけるゲインは ‒3dB で す。 Bessel 位相特性を重視した曲線で、減衰は Butterworth よりゆるやかですが、方形波を通過 させた場合に波形の乱れがありません。 Linkwitz (Linkwitz-Riley) フィルターの次数は 2 の累乗で、LPF と HPF の出力を電圧合成したとき、全周波数帯 域でゲインが 0dB になるような特性です。通過域は平坦ですが、カットオフ周波数に おけるゲインは ‒6dB です。 • HPF/LPF
「ADVANCED」画面 第4章 以下のタイプについては「GAIN/HPF/EQ」 画面を参照してください。 • PEQ • L.SHELF(Low Shelf) • H.SHLF(High Shelf) • HPF • LPF APF (All Pass Filter) すべての周波数範囲の信号を通過させ位相だけを変化させるフィルターです。主にク ロスオーバー帯域の位相整合のために使用します。 APF 1st では、 設定した周波数において位相が 90° 回転し、全帯域で見ると 0° か ら 180° まで回転します。APF 2nd は設定した周波数において位相が 180° 回転 し、 全帯域で見ると 0° から 360° まで回転します。 Horn EQ 定指向性ホーンスピーカーは、高域のレベルがロールオフする特性を持ちます。 Horn EQ は、 この特性を補正するイコライザーです。 そのため Gain は 0dB 以上、 Freq.
「EFFECT」画面 第4章 System 画面 「EFFECT」画面 エフェクトのタイプを変更したり、 パラメーターを調整したりする画面です。 2 3 1 4 5 6 この画面では入力チャンネルからエフェクト用のバスに送るエフェクトを設定できます。設定できるのは リバーブやエコーなどのタイプとそのパラメーター値、およびセンドレベルです。 信号の流れ EFFECT EFFECT RETURN 1L-2R (FX RTN 1L-2R) LEVEL POST ON METER ON From FX1 MATRIX CROSS POINT To MATRIX(MONO) LEVEL ON EFFECT 1 To MTRIX1,3...7 To MTRIX2,4...8 To MATRIX(STEREO) EFFECT To MTRIX1,3...7 To MTRIX2,4...
「EFFECT」画面 第4章 System 画面 Reverb Hall............ コンサートホールなどの広い空間をシミュレートしたリバーブです。 Reverb Stage ....... 広いステージをシミュレートしたリバーブです。 Karaoke Echo ....... カラオケでの使用を想定したマイクエコーです。 Vocal Echo.............
「DCA」画面 第4章 System 画面 「DCA」画面 複数チャンネルのレベルやミュートを一括して操作する画面です。 6 7 1 2 3 4 8 この画面では入力チャンネルの DCA グループとミュートグループが各 8 グループ、 ZONE 出力の DCA グループとミュートグループが各 8 グループ登録できます。 DCA グループでは複数チャンネルの入力レベルまたは出力レベルを一つのフェーダーで一括操作できま す。また、ミュートグループでは複数チャンネルのオン / オフを一括操作できます。 DCA グループのフェーダーの設定と、ミュートグループの [MUTE] グループマスターボタンの設定は同 じ MTX/MRX システム内の MTX で共用されます。たとえば ID=1 の MTX3 で設定した場合、自動的に 他の ID の MTX3 にも反映されます。MRX には共用されません。 1 [INPUT CH DCA] ボタン 入力チャンネルの DCA グループを選択するボタンです。 2 [INPUT CH MUTE] ボタン 入力チャンネルのミュートグループを選択するボタンです。 3
「DCA」画面 第4章 5 [MUTE] グループマスターボタン ([INPUT CH MUTE] ボタンまたは [ZONE OUT MUTE] ボタンが選択されて いる場合のみ表示 ) System 画面 5 ミュートグループごとにオン / オフを切り替えるボタンで す。 6 登録チャンネルマトリクス DCA グループやミュートグループにチャンネルを登録する マトリクスです。 縦軸にグループ名が、 横軸に登録可能なチャンネル名が表示 されています。 交点をクリックすると、グループに登録でき ます。 オン: オフ: 7 [CLEAR] ボタン グループに登録したチャンネルを一括で解除するボタンです。 8 フェーダー([INPUT CH DCA] ボタンまたは [ZONE OUT DCA] ボタンが選択されてい る場合のみ表示 ) DCA グループごとにレベルを調整します。 111 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「I/O」画面 第4章 「I/O」画面 MTX のアナログ入力にある HA( ヘッドアンプ ) に関する設定と MTX のデジタル出力に関する設定する画 面です。 また、デジタル出力でパイロットトーンを送出するかどうかの設定もします。 パイロットトーンは PILOT TONE[ON] ボタンがオンで、デジタルアウトプットの [PT] ボタンがオンに なっているチャンネルに送出されます。 パイロットトーンを受信する XMV は「Project」 画面の [Device] タブにある [INPUT SOURCE] ボタンを クリックして、リダンダントに関する設定をしてください。 1 2 3 4 5 信号の流れ +48V YDIF MODE +48V INPUT 1-8 + - CASCADE MODE or DISTRIBUTION MODE INPUT METER AD PILOT TONE 8 GAIN Sine Wave 20.
「I/O」画面 第4章 System 画面 1 PILOT TONE[ON] ボタン パイロットトーン機能のオン / オフを設定します。オフの場合、[PT] ボタンがオンでもパイ ロットトーンは送出されません。 2 Freq.
「MY4-AEC」画面 第4章 「MY4-AEC」画面 MTX5-D の [SLOT] に挿入された MY4-AEC の設定をする画面です。 それ以外のカードが挿入されている 場合やカードが挿入されていない場合は画面が表示されません。 NOTE 設定例については「MTX5-D/MY4-AEC システムセットアップマニュアル」を参照してくだ さい。 この画面では MY4-AEC の信号に関する設定をします。 遠隔会議システムにおいて、近接地 / 遠隔地の環境のことをそれぞれ Near-end/Far-end といいます。 MY4-AEC のアコースティックエコーキャンセラー(AEC) は、 Far-end からの信号を参照信号としてマ イク入力信号に含まれるエコー成分について学習を行ない、マイク入力信号から Far-end のエコー成分 のみを差し引きます。 これにより、Near-end のクリアな音声を相手側に伝達できます。 MY4-AEC の信号は以下の選択や画面で設定します。 114 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
共通項目 第4章 From Far-end 選択 From Far-end A From Far-end B From Far-end C From Far-end D System 画面 Far-end Voice A Far-end Voice B Far-end Voice C Far-end Voice D NR NR NR NR REFERENCE ON/OFF To Far-end 4 「To Far-end」画面 To Far-end 3 To Far-end 2 To Far-end 1 FBS AEC 参照信号 Near-end Voice 3 FBS Near-end Mic. 2 AEC NR Near-end Voice 4 Near-end Mic. 3 AEC NR NR Near-end Mic. 4 AEC NR Near-end Voice 2 FBS Near-end Mic.
共通項目 第4章 System 画面 ● From Far-end 選択 1 2 3 遠隔地からの入力信号をどのチャンネルに出力するかを選択します。 1 [From Far-end] 信号選択ボタン 遠隔地の音声信号 (From Far-end) を選択する 「Input Patch」ダイアログを開きます。ボタ ン表面には選択中のポートまたはチャンネルが表示されます。 2 [NR] ボタン 遠隔地にあるプロジェクターや空調などの恒常的なノイズの除去を行なうノイズリダクショ ン機能のオン / オフを切り替えます。通常はオンにすることをおすすめします。ノイズリダク ションのあとの音声信号が参照信号 (REFERENCE) となります。 3 [Far-end Voice] 選択ボタン 近接地のスピーカーに出力する音声信号 (Far-end Voice) の出力先を選択します。 クリック すると「Output Patch」ダイアログを開きます。ボタン表面には選択中のチャンネルが表示 されます。 NOTE Far-end Voice は Near-end Mic.
「To Far-end」画面 第4章 System 画面 ❑「To Far-end」画面 マイクのエコーキャンセル処理を設定する画面です。 エコーキャンセル処理をしたあとのマイク信号は遠隔地に出力します。 1 AEC [ON] ボタン 1 エコーキャンセラー機能のオン / オフを切り替えます。 2 REFERENCE[A][B][C][D] ボタン 2 From Far-end 選択で設定した信号を AEC の参照信号 (REFERENCE) として使用するかどうかを選択します。 複数選択した場合は、ミックスされます。 3 3 メーター Mic In. メーター........... 自分側のマイク (Near-end Mic.) から入 力された信号のレベルを示します。 6 4 5 7 Ref In. メーター ........... 参照信号のレベルを示します。黄色がとき どき点灯する程度のレベルに保つことに よって、エコーキャンセラーがより効果的 に機能します。 Echo Attn. メーター...
「Near-end Voice」画面 第4章 System 画面 6 [Distance] ノブ 設置しているマイクとスピーカーの距離をメートル単位で設定します。複数のマイクとス ピーカーを接続している場合は、最も近いマイクとスピーカーの距離を設定します。距離が 2m 以下の場合は 2 に設定してください。 7 [To Far-end] チャンネル選択ボタン 遠隔地に出力する音声信号 (To Far-end) の出力先を選択します。 クリックすると「Output Patch」 ダイアログを開きます。 ❑「Near-end Voice」画面 MY4-AEC に内蔵されている FBS (Feed Back Suppressor) に関する設定をする画面です。 1 FBS[ON] ボタン 1 2 3 4 フィードバックサプレッサー機能のオン / オフを切り替えます。 MY4-AEC の FBS は、 絶えず変化するハウリングポイントを見つけて フィルターの設定を更新する方式 (DYNAMICS) です。 MTX5-D の電源を切るとリセットされ、ノッチフィルターを挿入してい ない状態に戻ります。
「Mic」画面 第4章 System 画面 ❑「Mic」画面 PTT ( プッシュトゥトーク ) スイッチ付きのマイクを使用した場合、PTT スイッチがオフのときに微小な ノイズが生じることがあります。このノイズが AEC に入力されると AEC が誤って学習し、PTT スイッ チをオンにして会話を再開したときにエコーが生じてしまいます。この画面はそのような現象を防ぐため の設定やマイクのタイプの設定をします。 1 3 2 1 PTT[ON] ボタン オンに設定すると、近接地のマイク (Near-end Mic.) からの入力レ ベルが PTT Threshold で設定した値を下回ったときにマイクの PTT スイッチがオフになったと判断し、AEC の学習を停止しま す。通常はオンにすることをおすすめします。 2 Mic In. メーター 4 近接地のマイク (Near-end Mic.
「EXT. I/O」画面 第4章 System 画面 「EXT.
「YDIF」画面 (Distribution モード ) 第4章 System 画面 6 入力経路選択ボタン YDIF 信号の入力元の機器とチャンネルを選択する「YDIF In Patch」ダイアログを開きます。 このボタンを有効にするには、[EDIT] ボタンをクリックします。 NOTE ・ ここでの設定はプリセットに含まれません。そのため、簡単に変更できないように [EDIT] ボタンをクリックしてから変更するようになっています。 ・ Distribution モードで EXi8 が YDIF 接続されていて、 オフライン状態のときのみ有効です。 7 MTX から YDIF への出力信号の選択ボタン YDIF のチャンネルに MTX のどの信号を出力するかを選択する「Channel Select」ダイア ログを開きます。 ここでの設定はプリセットに含まれます。 8 YDIF IN の入力インジケーター MTX/MRX の YDIF 入力信号を確認するためのインジケーターです。 9 出力経路選択ボタン YDIF 信号の出力先の機器とチャンネルを選択する「YDIF Out Patch」ダイアログを
「YDIF」画面および各ダイアログの設定との相関図 第4章 System 画面 「YDIF」画面および各ダイアログの設定との相関図 「YDIF In Patch」ダイアログ 「Channel Select」ダイアログ EXi8 ID=03 EXi8 ID=04 MTX3 ID=01 MTX3 ID=02 「YDIF Out Patch」ダイアログ Network Swich XMV4280 ID=30 XMV4280 ID=31 上図設定時の YDIF での信号の流れ YDIF1 Through CH1 #03 EXi8 OUT Through Through OUT8 #01 MTX3 出力なし Through 出力なし Through Through YDIF MODE IN CASCADE MODE or DISTRIBUTION MODE Through IN YDIF OUT YDIF OUT OUT IN OUT OUT #30 XMV YDIF2 OUT #04 EXi8 IN IN OUT #03 EXi8 #01 MTX3 IN O
「YDIF In Patch」ダイアログ 第4章 ❑「YDIF In Patch」ダイアログ YDIF 信号の入力元のチャンネルを選択します。 • [YDIF In:] リストボックス 編集対象の YDIF チャンネルを選択します。 • チャンネル選択ボタン チャンネルを選択します。左には入力元の機器の ID とモデル名が表示されます。 • [Close] ボタン 「YDIF In Patch」 ダイアログを閉じます。 ❑「YDIF Out Patch」ダイアログ YDIF 信号の出力先のチャンネルを選択します。出力先は複数選択できます。 • [YDIF Out:] リストボックス 編集対象の YDIF チャンネルを選択します。 • チャンネル選択ボタン チャンネルを選択します。左には出力先の機器の ID とモデル名が表示されます。 ボタンの縁の色は「Project」 画面の [Device] タブで INPUT SOURCE として設定され たものに合わせて変化します。 • [Close] ボタン 「YDIF Out Patch」 ダイアログを閉じます。 123 MTX-MRX Editor
「Channel Select」ダイアログ 第4章 System 画面 ❑「Channel Select」ダイアログ MTX から YDIF へ出力する信号を選択します。 何も選択していない場合、信号が YDIF へ出力されません。 MRX は「MRX Designer」ウィンドウでの結線で送り先を決めます。 • [YDIF:] リストボックス 編集対象の YDIF チャンネルを選択します。 • [Thru] ボタン YDIF 入力に入ってきた信号をそのまま、その YDIF チャンネルに送ります。 • INPUT CHANNEL(POST ON) 入力チャンネルの POST(MUTE 切り替えのあと ) 信号を YDIF チャンネルに送ります。 • STEREO INPUT CHANNEL(POST ON) ステレオ入力チャンネルの POST ON(MUTE 切り替えのあと ) 信号を YDIF チャンネ ルに送ります。 • ZONE OUT ZONE 出力の信号を YDIF チャンネルに送ります。 • OUTPUT CHANNEL 出力チャンネルの信号を YDIF チャンネルに送ります。 • [Cl
「YDIF」画面 (Cascade モード ) 第4章 System 画面 ❑「YDIF」画面 (Cascade モード ) Cascade モードのときの画面です。 どの MTX の MATRIX バスが、 どの YDIF に出力しているかを表示 します。 YDIF への出力は「MTX Configuration」 ダイアログの「OUTPUT」タブにある「CASCADE MODE」でオ ン / オフできます。 125 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「ANALOG」画面 第4章 ❑「ANALOG」画面 音声信号がアナログで入力される XMV とそのチャンネルを選択します。この設定により、アナログ接続 されている XMV のパラメーターをパラメーター編集画面からコントロールできます。ただし、音声の ルーティング設定はできません。 1 2 1 MTX/MRX 切り替えボタン 編集対象となる MTX/MRX を選択します。 2 出力経路の選択ボタン 出力経路を選択する「Line Out Patch」 ダイアログを開きます。 126 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
「Line Out Patch」ダイアログ 第4章 System 画面 ❑「Line Out Patch」ダイアログ MTX/MRX からアナログ信号を出力するときの、 出力先の機器とチャンネルを設定します。出力先は複数 選択できます。 • [Out:] リストボックス 編集対象の出力チャンネルを選択します。 • チャンネル選択ボタン 出力先の機器とチャンネルを選択します。左には出力先の機器の ID とモデル名が表示さ れます。 ボタンの縁の色は「Project」 画面の [Device] タブで INPUT SOURCE として設定され たものに合わせて変化します。 INPUT SOURCE ボタンの縁の色 YDIF 紺 Analog 黄土 DANTE 紫 • [Close]ボタン 「Line Out Patch」ダイアログを閉じます。 127 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「DANTE」画面 第4章 System 画面 ❑「DANTE」画面 1 2 3 4 5 1 [EDIT] ボタン オンにすると編集ができます。 2 [Dante Controller の設定を優先する ] チェックボックス Audinate 社の Dante Controller を使って Dante ネットワークを構築する場合にチェッ クを入れてください。MTX-MRX Editor での設定より Dante Controller の設定を優先する ようになります。チェックを外すと MTX-MRX Editor でプロジェクト内の Dante ネット ワークの設定ができるようになります。 3 [Transmitters] 送信側の機器とチャンネルが表示されます。機器名の欄をクリックすると表示を展開 / 省略 します。MRX の場合、表示を展開したあとにチャンネルの範囲をクリックするとチャンネル の表示を 16 チャンネル単位で展開 / 省略します。 機器名をドラッグ&ドロップすると順番の入れ替えができます。 カーソルを機器のところに合わせると所属が見えます。 4 [Receivers] 受
「DANTE」画面 第4章 System 画面 5 マトリクス 入力チャンネルと出力チャンネルが交差する位置でクリックして、送受信の割り当てを変更 します。 ●がつくとオンになります。Dante Controller で Device Lock されている機器は 変更できません。 右クリックすると表示される Update Device Information を実行すると Device Lock の 状態と Rio/Tio の Dante Device Name が更新されます。 NOTE マトリクスは以下の操作で表示を移動させることができます。 ・ キーボードのカーソルキーで上下左右に移動 ・ マウスホイール操作で上下に移動 ・ キーボードの を押しながらマウスホイール操作で左右に移動 ● AES67 MTX5-D、MRX7-D、XMV シリーズの Dante モデルが V3.
「EXi8」画面 第4章 System 画面 「EXi8」画面 MTX/MRX システムにある EXi8 のパラメーターの表示および設定をします。 任意の EXi8 表示領域で右ク リックすると、コンテキストメニューが表示され、機器単位で設定をコピー&ペーストできます。 1 2 3 4 6 8 9 0 75 1 [EDIT] ボタン EXi8 の出力経路選択ボタンを有効にします。 NOTE [EDIT] ボタンはオフライン状態のときのみ有効です。 2 EXi8 識別欄 該当 EXi8 の UNIT ID、機器のタイプ、機器名を表示します。 3 チャンネルインデックス EXi8 のチャンネル番号を表示します。 4 [+48V] ボタン HA のファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 注記 ファンタム電源が不要な場合、 ボタンをオフにしてください。 ファンタム電源をオンにする場合、 本体 / 外部機器の故障やノイズを防ぐために、 次の内容にご注 意ください。 • [INPUT] 端子にファンタム電源非対応の機器を接続するときは、ボタンをオフにする。 • ボタンをオンにしたま
「EXi8 Patch」ダイアログ 第4章 System 画面 6 [ON] ボタン 入力チャンネルのオン / オフを切り替えます。また、ボタンにオン / オフ状態を表示します。 7 [HPF] ボタン / カットオフ周波数 [HPF] ボタンで、 HPF( ハイパスフィルター) のオン / オフを切り替えます。 [HPF] ボタンの下にカットオフ周波数を表示します。カットオフ周波数をダブルクリックす ると編集できます。 8 HA アナログゲイン HA アナログゲイン値を表示します。ダブルクリックすると編集できます。 9 チャンネル名 チャンネル名を表示します。ダブルクリックすると編集できます。 0 出力経路選択ボタン 音声信号の出力先のチャンネルを選択する「EXi Patch」ダイアログを開きます。 このボタンを有効にするには、[EDIT] ボタンをクリックします。 ❑「EXi8 Patch」ダイアログ EXi8 の音声信号の出力先チャンネルを選択します。 • [YDIF] ボタン 出力先のチャンネルを選択します。 • [Close] ボタン 「EXi8 Patch」ダイアログを閉じます。
「R/Tio」画面 第4章 System 画面 「R/Tio」画面 R シリーズ (AD/DA) と Tio1608-D にあるアナログ入力端子のパラメーターの表示および設定をします。 任意の R シリーズ (AD/DA) と Tio1608-D 表示領域で右クリックすると、コンテキストメニューが表示さ れ、機器単位で設定をコピー&ペーストできます。 NOTE Ro8-D はアナログ入力端子がないため、表示されません。 2 3 1 4 5 6 8 0 97 1 機器識別欄 「Project」画面の [Device] タブで設定した DEVICE NAME を表示します。 2「+48V MASTER」インジケーター 機器のマスターファンタム電源のオン / オフ状態が表示されます。 3 [PEAK HOLD] ボタン このボタンをオンにすると、各レベルメーターのピークが保持されます。オフにすると、保持 されていたピークが解除されます。 4 チャンネルボタン 機器の [INPUT] 端子番号を表示します。クリックすると該当する端子のインジケーターが約 5 秒間点灯し、端子を確認できます。 5 レ
「R/Tio」画面 第4章 7 [HPF] ボタン / カットオフ周波数 [HPF] ボタンで、 HPF( ハイパスフィルター) のオン / オフを切り替えます。 [HPF] ボタンの下にカットオフ周波数を表示します。カットオフ周波数をダブルクリックす ると編集できます。 8「GC」インジケーター/ ゲイン値 R シリーズ (AD/DA) のゲインコンペンセーションのオン / オフ状態が表示されます。ゲイ ンコンペンセーションがオンのときは、ゲインコンペンセーションにより固定されたゲイン 値が表示されます。 9 HA アナログゲイン HA アナログゲイン値を表示します。ダブルクリックすると編集できます。 0 チャンネル名 チャンネル名を表示します。ダブルクリックすると編集できます。 133 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
「EXo8」画面 第4章 System 画面 「EXo8」画面 MTX/MRX システムにある EXo8 のパラメーターの表示および設定をします。任意の EXo8 表示領域で右 クリックすると、コンテキストメニューが表示され、機器単位で設定をコピー&ペーストできます。 1 3 2 4 5 6 7 8 1 [EDIT] ボタン EXo8 の入力経路選択ボタンを有効にします。 NOTE [EDIT] ボタンはオフライン状態のときのみ有効です。 2 EXo8 識別欄 該当 EXo8 の UNIT ID、 機器のタイプ、機器名を表示します。 3 入力経路選択ボタン 音声信号の出力元の機器とチャンネルを選択する「EXo8 Patch」 ダイアログを開きます。 このボタンを有効にするには、[EDIT] ボタンをクリックします。 4 チャンネルインデックス EXo8 のチャンネル番号を表示します。 5 [ON] ボタン 出力チャンネルのオン / オフを切り替えます。また、ボタンにオン / オフ状態を表示します。 6 POLARITY ボタン 出力信号の極性を切り替えます。 7 アッテネーター EX
「EXo8 Patch」ダイアログ 第4章 ❑「EXo8 Patch」ダイアログ EXo8 の音声信号の出力元チャンネルを選択します。 • [YDIF] ボタン 出力元のチャンネルを選択します。 • [Close] ボタン 「EXo8 Patch」ダイアログを閉じます。 135 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
「XMV」画面 第4章 System 画面 「XMV」画面 MTX/MRX システムにある XMV のパラメーターの表示および設定をします。 YDIF 接続、アナログ接続、 Dante 接続と接続方式別にグループ化されています。任意の XMV 表示領域で右クリックすると、コンテキ ストメニューが表示され、 機器単位で設定をコピー&ペーストできます。 NOTE デジタル接続とアナログ接続が混在する場合は、Project 画面の [Device] タブで XMV の入力感度を [-20dBFS] にすることをおすすめします。[-20dBFS] にすることによって、 デジタル接続とアナログ接続の入 力感度が同じになります。 3 4 2 1 1 [EDIT] ボタン YDIF 接続および Dante 接続されている XMV の入力経路選択ボタンを有効にします。 NOTE [EDIT] ボタンはオフライン状態のときのみ有効です。 2 [Dante Controller の設定を優先する ] チェックボックス Audinate 社の Dante Controller を使って Dante ネットワークを構
「XMV」画面 第4章 System 画面 6 5 7 8 9 E DC B A < 5 XMV 識別欄 該当 XMV の UNIT ID、機器のタイプ、機器名を表示します。 6 [POWER] [STANDBY] ボタンをクリックすると、該当 XMV の電源をスタンバイにします。[ON] ボタ ンをクリックすると、該当 XMV の電源をオンにします。 7 入力経路選択ボタン 音声信号の出力元の機器とチャンネルを選択する「XMV Patch」ダイアログを開きます。 YDIF 接続または Dante 接続の XMV でこのボタンを有効にするには、[EDIT] ボタンをク リックします。 ボタンの縁の色は「Project」 画面の [Device] タブで INPUT SOURCE として設定された ものに合わせて変化します。 INPUT SOURCE ボタンの縁の色 YDIF 紺 Analog 黄土 DANTE 紫 8 [LIMIT] インジケーター XMV 本体でリミッターが機能しているときに点灯します。 9 メーター 出力信号のレベルを表示します。 0 チャンネルインデッ
「XMV Patch」ダイアログ 第4章 ❑「XMV Patch」ダイアログ XMV の音声信号の出力先の機器とチャンネルを選択します。接続によって表示項目が異なります。 YDIF アナログ DANTE • Input Source 「Project」画面の [Device] タブで INPUT SOURCE として設定されたものを表示しま す。 • [Device:] リストボックス (YDIF 以外 ) 出力元の機器を選択します。 • チャンネルボタン 出力元のチャンネルを選択します。 • [Close] ボタン 「XMV Patch」ダイアログを閉じます。 138 MTX-MRX Editor ユーザーガイド System 画面
オンライン 第5章 第5章 オンラインと同期 オンラインと同期 MTX/MRX とコンピューターを接続して、 MTX-MRX Editor で作成した各種設定を MTX/MRX に転送 したり、 MTX/MRX と MTX-MRX Editor を同期させて各種設定を変更したりします。また、MTX/MRX のデータを MTX-MRX Editor に取り込むこともできます。 MTX/MRX と MTX-MRX Editor が同期して動作する状態を 「オンライン状態」と呼びます。また、その状 態にするための操作を「同期 (Synchronization)」 と呼びます。 同期によって MTX-MRX Editor と MTX/MRX 本体の設定を合わせて、 両者の設定を一致させるとオン ライン状態となり、MTX/MRX をリアルタイムでコントロールできるようになります。 NOTE エマージェンシーモードになるとオンライン状態は解除されます。また、エマージェンシー モードの MTX/MRX システムと同期することはできません。 オンライン MTX-MRX Editor でオンライン状態にするためには
「Synchronization」ダイアログ 第5章 オンラインと同期 操作手順 1. ツールバーの [Online] ボタンをクリックします。 「Synchronization」ダイアログ ( 同期方向選択 ) が表示されます。 2. [To Device] または [From Device] から同期の方向を選択します。 [OK] ボタンをクリックすると、同期するシステムを選択する表示に切り替わります。 [Cancel] ボタンをクリックすると操作がキャンセルされます。 [To Device] を選択した場合 MTX-MRX Editor の設定を機器に送信し上書きします。 [From Device] を選択した場合 機器の設定を MTX-MRX Editor に読み込みます。 NOTE MTX-MRX Editor のプロジェクトファイルと機器とで PIN コードが違っていると、 PIN コードの確認ダイアログが表示されます。 正しい PIN コードを入力するとオンラ イン状態にできます。 3.
「Synchronization」ダイアログ 第5章 オンラインと同期 4. [Online] ボタンをクリックします。 同期を開始します。[Cancel] ボタンをクリックすると操作がキャンセルされます。 NOTE オンラインにする MTX/MRX システムに MRX が設定されているが、コンパイルを実 施していない場合、自動的にコンパイルを実行します。コンパイルに失敗あるいはメ モリー使用量が 100% を超えた場合、 「Compile」ダイアログが表示され、同期を中止 します。 5.
「Go online ‒ From devices」ダイアログ 第5章 オンラインと同期 ❑「Go online ‒ From devices」ダイアログ MTX/MRX の設定 ( コンフィギュレーションおよびパラメーター) を MTX-MRX Editor に取り込みま す。 これを実行するためには、取り込み元となる MTX/MRX が MTX-MRX Editor と To Device でオン ラインになったことがある必要があります。 このダイアログでは、発見した複数の MTX/MRX システムを SYSTEM #1 から #4 にどのように割り 当てて取り込むかを設定します。 • [SYSTEM NAME] リスト 発見した MTX/MRX システムを [All Clear] ボタンや [Clear] ボタンでクリアしたと きにシステム名が表示されます。 • [All Clear] ボタン SYSTEM #1 から #4 に設定している MTX/MRX システムをすべて [SYSTEM NAME] リストに移動します。 • [Clear]/[Add] トグルボタン [Clear] ボ
同期 第5章 オンラインと同期 同期 同期には以下の 3 つの操作があります。 1) コンピューター(MTX-MRX Editor) から MTX/MRX 本体方向への同期 MTX-MRX Editor の設定 ( コンフィギュレーションおよびパラメーター) を MTX/MRX に 送信します。 事前に準備したファイルを現場で MTX/MRX に設定を送り込みたいときに使用します。 「Synchronization」 ダイアログで [To Device] を選択します。 パラメーターの上書き パラメーター コンフィギュレーション コンフィギュレーションの上書き MTX/MRX Computer 2) MTX/MRX 本体からコンピューター(MTX-MRX Editor) 方向への同期 • ケース 1 MTX/MRX のパラメーターを MTX-MRX Editor に取り込みます。DCP や Wireless DCP を使って変更した MTX/MRX 本体の設定を、再度オンラインにして変更や動作確認をする 際に使用します。 「Synchronization」ダイアログで [From Devic
同期 第5章 オンラインと同期 • ケース 2 MTX/MRX の設定 ( コンフィギュレーションおよびパラメーター) を MTX-MRX Editor に取り込みます。これを実行するためには、 取り込み元となる MTX/MRX が MTX-MRX Editor と To Device でオンラインになったことがある必要があります。 MTX-MRX Editor 上に設定ファイルがない場合、 すべてのコンフィギュレーションおよ びパラメーターを MTX/MRX から取得し、 MTX-MRX Editor でパラメーターの変更や 動作確認をする際に使用します。 [File] メニューから [Go Online - From Devices] を選択します。 パラメーター コンフィギュレーション MTX/MRX Computer 144 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
第6章 プリセット この章では、 パラメーターを一括して変更するプリセットに関する説明をします。 プリセットの設定はツールバーのプリセットボタンをクリックすると表示される「Preset」ダイアログで行 ないます。このダイアログでは、 複数のパラメーターの設定をプリセットとしてストアしておくことができ、 リコールしてストアしてあったプリセット内のパラメーターを展開できます。展開されているプリセットの パラメーターはカレントパラメーターと呼びます。また、ストアしておいたプリセットを複製して新しいプリ セットを作成したり、 不要なプリセットを削除することもできます。 プリセットは MTX/MRX システムごとに設定してください。 NOTE MTX/MRX システムに機器を追加した場合は、既存のプリセットを再度ストアする必要があ ります。 ❑「Preset」ダイアログ 選択中の MTX/MRX システムのプリセットに関する設定をします。 ● [Store] ボタン プリセットをストアするためのボタンです。 「Store Preset」ダイアログが表示されます。 145 MTX-MRX Editor ユーザ
「Preset」ダイアログ 第6章 • [Name:] プリセット名を入力します。デフォルト状態では、 「Preset + プリセット番号」が入力さ れています。空のプリセット名は入力できません。 • [OK] ボタン プリセットのストアを実行し、ダイアログを閉じます。 • [Cancel] ボタン プリセットのストアをキャンセルし、ダイアログを閉じます。 ● [Recall] ボタン クリックすると、 選択中のプリセットをカレントパラメーターとしてリコール ( 読み込み ) します。 リコールされたプリセット番号と名前がプリセット選択リストボックスに表示され ます。 ● [Recall Filter] ボタン Recall Filter 設定画面が表示されます。 ● プリセットリスト プリセットを一覧表示します。最大 50 個までのプリセットをストアできます。 • プリセットリンク ( ) プリセットのリコールが他の MTX/MRX システムのプリセットと連動設定されている プリセットにチェックが付きます。 • [No.
「Preset」ダイアログ 第6章 • スケジューラー( ) チェックボックスをオンにすると、プリセットをリコールしたときにスケジューラー機能 が有効になります。 NOTE スケジューラー機能を無効にした状態で、イベント発生時間になると、MTX/MRX 本 体の [SCHEDULER] インジケーターが早く点滅します。 • [MTX3]/[MTX5-D] Recall Filter 設定画面で、 リコールされない部分が一つでも設定されていると、 「 表示されます。 」と • [EXT. I/O] Recall Filter 設定画面で、リコールされない部分が一つでも設定されていると、 「 表示されます。 」と R シリーズ (AD/DA) と Tio1608-D も [EXT.
「Preset」ダイアログ 第6章 ● [Preset Link] ボタン MTX/MRX システム間でプリセットのリコールを連動させる設定をする「Preset Link」ダ イアログを表示します。 ● [Power on Default] MTX/MRX 本体の電源をオンにしたときにリコールされるプリセットについて設定します。 毎回同じ設定で起動させて前回の操作をリセットしたい場合はオンにし、指定したプリセッ トが起動時に呼び出されるように設定してください。 前回終了時の状態が重要な場合や、同じオペレーターが操作する場合、途中で電源を切ること が想定されるなどの場合は、オフに設定してください。 • [OFF]/[ON] トグルボタン 起動時のプリセットリコールのオン / オフを設定します。 • プリセット選択リストボックス MTX/MRX 本体の電源をオンにしたときにリコールされるプリセットの番号を選択しま す。 ● [Emergency Recall] MTX/MRX が EMG(Emergency) 信号を外部機器から受信したときや、+24V 対応の [GPI IN] 端子 (MTX3 は IN 8
「Preset Link」ダイアログ 第6章 「Preset Link」ダイアログ MTX/MRX システム間でプリセットのリコールを連動させる設定をします。 サブネットの異なる MTX/MRX システム間では連動しません。 • プリセットリスト プロジェクト内の MTX/MRX システムごとのプリセット名を表示します。プリセットの リコールを連動させるプリセットにチェックを入れてください。 • [All ON] ボタン すべてのプリセットにチェックを入れます。 • [All OFF] ボタン すべてのプリセットのチェックを外します。 • [OK] ボタン プリセットのリコール連動を設定し、ダイアログを閉じます。 • [Cancel] ボタン プリセットのリコール連動の設定をキャンセルし、ダイアログを閉じます。 149 MTX-MRX Editor ユーザーガイド プリセット
「Settings」ダイアログ 第6章 「Settings」ダイアログ プリセットがリコールされたときに同時にリコールされる DCP ライブラリーや Wireless DCP ライブラリー、MCP1 ライブラリー、 GPI OUT、SD メモリーカードに関する設定を行な います。 [DCP Library]/[Wireless DCP Library]/[MCP1 Library] プリセットがリコールされたときに同時にリコールされるライブラリーを選択します。 [Assign] チェックボックスにチェックを入れるとライブラリーが選択できます。[Assign] チェックボックスのチェックを外すと、DCP や Wireless DCP、 MCP1 から操作できない ようになります。 機器間でライブラリーの情報が異なる場合、赤文字で表示されます。該当するライブラリーを 「Digital Control Panel」ダイアログや 「Wireless DCP」 ダイアログ、 「MCP1」ダイアログ で再度ストアしてください。 [GPI OUT] MTX/MRX 選択ボタン [GPI OUT] 端子番号および設
「Settings」ダイアログ 第6章 • MTX/MRX 選択ボタン 変更する対象の MTX/MRX のボタンを選択します ( 各ボタンには UNIT ID および機器 名が表示されています )。 「GPI Out」 ダイアログが表示されます。 • [GPI OUT] 端子番号および設定状況 [GPI OUT] 端子の番号と、 「GPI Out」ダイアログでの設定状況が表示されます。 [SD Song Select & Play] MTX/MRX 選択ボタン プリセットのリコールと同時に指定したファイルが再生されるように設定します。1 台の MTX/MRX につき 1 ファイルまたは同一フォルダー内の全ファイルをアルファベット昇順 に再生できます。4 台の MTX/MRX が YDIF 接続されている場合には、同時に最大 4 ファイ ルまで再生可能です。 複数の曲を再生する場合は、 「SD Play」 ダイアログの [Folder/File] で [Play all songs in a folder] を選択し、 曲を保存してあるフォルダーを指定してください。再生する曲を頻繁に入 れ替えたい場合は
「Settings」ダイアログ 第6章 [External Event] プリセットのリコールと同時に出力されるイベントの設定を行ないます。本体の NETWORK 端子や Dante [PRIMARY]/[SECONDARY] 端子 ( リダンダントの時は通信 をしている回線 ) からイベントを出力します。 「External Events」 ダイアログで [Event Mode] を [On/Off] にしたイベントを設定した場 合、[On] に設定したコマンドが出力されます。 • [EVENT] リストボックス 出力するイベントを選択します。 • [OK] ボタン 設定を保存し、 ダイアログを閉じます。 • [Cancel] ボタン 設定を変更せずにダイアログを閉じます。 ■「GPI Out」ダイアログ プリセットのリコールと同時に出力される GPI OUT の設定を行ないます。GPI OUT の出力に よって、本体の [GPI OUT] 端子に接続された外部機器をコントロールします。 ● [Active]/[Inactive]/[Ignore] ボタン GPI OUT 端子の出力を有効 (Act
「Settings」ダイアログ 第6章 「GPI」 の「 Settings (Output Port) 」ダイアログ [OUTPUT TYPE] [Active] に設定されている場合 [OUTPUT TYPE] が [ ます。 Closed] のとき、[GPI OUT] 端子はクローズド ( 接地 ) となり [OUTPUT TYPE] が [ Open] のとき、 [GPI OUT] 端子はオープンとなります。 [OUTPUT TYPE] が [ ( 接地 ) となります。 Pulse] のとき、[GPI OUT] 端子は約 250ms の間クローズド [OUTPUT TYPE] が [ ンとなります。 Pulse Inv.
「Settings」ダイアログ 第6章 プリセット ■「SD Play」ダイアログ プリセットリコールと同時に指定したファイルが再生されるように設定します。1 台の MTX/ MRX につき 1 ファイルまたは同一フォルダー内の全ファイルを再生できます。4 台の MTX/ MRX が YDIF 接続されている場合は、それぞれの MTX/MRX で 1 ファイルずつ、システムと して最大 4 ファイルを再生できます。 複数のファイルを再生する場合は、[Folder/File] で [Play all songs in a folder] を選択し、 ファイルを保存してあるフォルダーを指定してください。 HINT 再生するファイルを頻繁に入れ替えたい場合は、別の SD メモリーカードに同じ名前のフォ ルダーを作成し、複数の曲を SD メモリーカードごとに保存しておきます。 すると、MTXMRX Editor からの設定変更の必要もなく SD メモリーカードを交換するだけで他のファイ ルを再生できます。 ❍ [No Assign] ラジオボタン プリセットのリコールで何も設定を変更しないための設定です。リコ
「Settings」ダイアログ 第6章 プリセット [Play 1 song] を選択しているとき [SD CARD:/] で選択中のファイルのみが再生されます。 表示可能なファイルおよびフォルダーの形式は以下のとおりです。 • ( フォルダー名 )¥( ファイル名 ) .mp3 • ( フォルダー名 )¥( ファイル名 ) .wav • ( ファイル名 ).mp3 • ( ファイル名 ).
「Settings」ダイアログ 第6章 プリセット 主な使用方法 1. SD メモリーカードを用意します。 再生したいファイルを SD メモリーカードにコピーしておきます。複数のファイルを再生 したい場合は、 1 階層までのフォルダーに入れておきます。 2. 手順 1 で用意した SD メモリーカードをコンピューターにセットします。 3. [SD Song Select & Play] で、SD メモリーカードをセットする予定の MTX/MRX 選択 ボタンをクリックします。 「SD Play (MTX)」ダイアログが表示されます。 4. [Browse] ボタンをクリックし、ファイルまたはフォルダーを選択します。 5. SD メモリーカードを MTX/MRX にセットします。 6. MTX-MRX Editor と MTX/MRX を同期させ「オンラインと同期」 ( を参照してください )、 MTX-MRX Editor の設定を MTX/MRX に転送します。 7.
Recall Filter 設定画面 第6章 Recall Filter 設定画面 プリセットをリコールするときに、パラメーターごとにリコールの対象とするかしないかを設定 します。 たとえば、 入出力のレベルはどのプリセットでも変わらない場合、INPUT の LEVEL や OUTPUT の LEVEL をリコール対象外にすると、プリセットごとにレベルを再設定しなくても 同じレベル設定のまま運用できます。 ■ [Exit Recall Filter] ボタン Recall Filter 設定画面を閉じ、 「Preset」ダイアログに戻ります。 ■ プリセットリスト Recall Filter を設定したいプリセットを選択します。 NOTE ・ 空のプリセットは選択できません。 ・ プロテクトがかかっているプリセットは編集できません。 ■ [Global All On] ボタン すべてのタブのすべてのボタンをオン ( 青 ) にします。すべての機器のすべてのパラメーターが リコールされます。 ■ [Global All Off ] ボタン すべてのタブのすべてのボタンをオフ ( 白 ) にします。すべ
Recall Filter 設定画面 第6章 ■ [PASTE] ボタン コピーした Recall Filter の設定を現在選択されているプリセットに貼り付けます。 オンライン状態のときには貼り付けできません。 ■ [Apply] ボタン 現在編集中の Recall Filter の設定を適用します。 設定が編集されていないときはこのボタンは グレーアウト表示となり、 クリックできません。 ■ [Close] ボタン ダイアログを閉じます。 ■ [MTX]/[MRX] タブ Recall Filter を設定する MTX/MRX を選択します。タブには UNIT ID と機器名が表示されま す。 ● [All On] ボタン 現在選択されているタブのボタンをすべてオン ( 青 ) にします。すべてのパラメーターがリ コールされます。 ● [All Off ] ボタン 現在選択されているタブのボタンをすべてオフ ( 白 ) にします。いずれのパラメーターもリ コールされません。 ● パラメーター選択ボタン MRX では [DCP] ボタンと [Wireless DCP] ボタンのみが表示されます。
Recall Filter 設定画面 第6章 • [IN PATCH] ボタン オンにすると、 入力パッチの設定および入力チャンネル名がリコールされます。 MY4-AEC の From Far-end、Far-end Voice、Near-end Mic.
Recall Filter 設定画面 第6章 • [MATRIX SEND] ボタン 左側のボタンをオンにすると、以下の設定がリコールされます。 • 入力チャンネルからマトリクスバスへのセンドレベル、センドオン / オフおよびステ レオチャンネルのパン • エフェクトリターンからマトリクスバスへのセンドレベル、センドオン / オフおよび ステレオチャンネルのパン 右側のボタンをオンにすると、マトリクスアウトのレベルがリコールされます。 • [ANC1 SEND]/[ANC2 SEND] ボタン オンにすると、 入力チャンネルから ANC バスへのセンドレベルおよびセンドオン / オフ がリコールされます。 • [ZONE] ボタン オンにすると、 以下の設定がリコールされます。 • 1st Priority の Priority Source、Mix Level、Ducker • 2nd Priority の Priority Source、Mix Level、 Ducker • ANC • ゾーン名 「MONO x2」から NOTE 「MTX Configuration」ダイアログの [INPUT POR
Recall Filter 設定画面 第6章 • [LEVEL]/[OUTPUT] ボタン [LEVEL] ボタンをオンにすると、出力チャンネルのレベルおよびオン / オフ ( ミュート ) の設定がリコールされます。 [OUTPUT] ボタンをオンにすると、 Room EQ、 Delay、 Speaker Processor の設定がリ コールされます。 いずれもチャンネルごとに設定されます。 • [OUT PATCH] ボタン オンにすると、 出力パッチの設定および出力チャンネル名がリコールされます。 • [OUT PORT] ボタン オンにすると、出力ポートの出力ゲインおよび Polarity の設定がリコールされます。 • [EXT.
Recall Filter 設定画面 第6章 ■ [External I/O] タブ Recall Filter を設定する外部機器のパラメーターを選択します。 ● [All On] ボタン 現在選択されているタブのボタンをすべてオン ( 青 ) にします。すべてのパラメーターがリ コールされます。 ● [All Off ] ボタン 現在選択されているタブのボタンをすべてオフ ( 白 ) にします。いずれのパラメーターもリ コールされません。 ● パラメーター選択ボタン パラメーター選択ボタンが機器 (UNIT ID、 機器名 ) ごとに表示されます。これらのボタンを オンにすると、 ボタンに含まれているパラメーターがチャンネルごとにリコールされます。 [PWR] ボタンは機器の電源のオン / スタンバイに、英字または数字のボタンは各機器のチャ ンネルに対応しています。 R シリーズ (AD/DA) や Tio1608-D の場合は、ボタンをオンにすると機器ごとに HA のパ ラメーターがリコールされます。 162 MTX-MRX Editor ユーザーガイド プリセット
Recall Filter 設定画面 第6章 ■ [MCP1] タブ Recall Filter を設定する MCP1 を選択します。 ● [MCP1] ボタン オンにすると、 MTX に接続されている MCP1 のパラメーターアサイン状態がリコールされ ます。 163 MTX-MRX Editor ユーザーガイド プリセット
「Startup」ダイアログ 第7章 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ここではメニューバーやツールバーなどから呼び出されるダイアログやアプリケーションについて説明しま す。 ❑「Startup」ダイアログ MTX-MRX Editor を起動したときに表示されます。 ● [New file] ラジオボタン [OK] ボタンをクリックすると、 「Device Configuration Wizard」 ダイアログが開きます。 ● [Existing file on computer] ラジオボタン [OK] ボタンをクリックすると、選択したファイルが開きます。PIN コードを設定している場 合、PIN コードの入力が求められます。 ● [Go online ‒ From devices] ラジオボタン [OK] ボタンをクリックすると、ネットワーク内で運用中の MTX/MRX から MTX/MRX シ ステムの設定を MTX-MRX Editor に取り込み、 プロジェクトファイルを作成できるように します。 設定を取り込むためには、取
「Network Setup」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Network Setup」ダイアログ MTX/MRX と通信するためのコンピューターのネットワークインターフェースカード ( 以下「ネット ワークカード」 と呼びます ) を選択します。 ネットワークアダプターの IP アドレスの変更もできます。 NOTE DHCP サーバーを使用しないときは、コンピューターのネットワークカードの IP アドレス を固定にしてください。推奨する設定は以下の通りです。 IP アドレス:192.168.0.253 サブネットマスク:255.255.255.
「Device Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Device Information」ダイアログ ネットワーク上の機器を一覧で表示し、ファームウェアのアップデートや IP アドレスの変更を行ないま す。 ● Network Interface 「Select Network Interface Card」ダイアログで選択中のネットワークカードの名前 /IP アドレス / サブネットマスクが表示されます。 ● 機器リスト • Identify ボタン UNIT ID の左にあるこのボタンを押すと、対象の機器のインジケーターが 5 秒間点滅し ます。 • Unit ID 機器の UNIT ID が表示されます。 UNIT ID が重複している場合は、その旨が以下のように表示されます。 • Type 機器のモデル名が表示されます ( デジタルコントロールパネルは除く )。 • Device Name 機器名が表示されます。 この名前は、Project 画面下部の [Device] タブの DEVICE NAME で変更できます。 • IP Ad
「Device Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション • Status オンラインまたはオフラインの状態が表示されます。 また、機器をアップデートする際は進行状況が表示されます。 • Battery 電池を内蔵している機器の電池残量が表示されます。 EMPTY: 残量が 0 〜 0.5V。ただちに使用を中止して、ヤマハ修理ご相談センターにご 連絡ください。 LOW: 残量が 0.5 〜 2.5V。お早めにヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 OK: 残量が 2.5 〜 3.
「Device Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 「Update Firmware」ダイアログ MTX/MRX や XMV などのファームウェアをアップデートするダイアログです。 MTX5-D や XMV8280-D などの Dante 機器では、 Dante ファームウェアをアップデートす る必要がある場合があります。Dante ファームウェアのアップデート方法については「MTX/ MRX システムファームウェアアップデートガイド」を参照してください。 NOTE ・ アップデートをすると、データの互換性がなくなる場合があります。アップデートをする 前に最新のプロジェクトファイルを保存しておいてください。アップデートのあとに最新 のプロジェクトファイルを最新のバージョンの MTX-MRX Editor で開いてください。 ・ R シリーズ (AD/DA) と Tio1608-D のファームウェアのアップデートは Windows ソフト ウェアアプリケーション R Remote を使って実施してください。 ● ファイル Firmware in th
「Device Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Cancel] ボタン アップデートを中止し、 ダイアログを閉じます。 ■ アップデート手順 該当するすべての機器を一度にアップデートできます。 NOTE プロジェクトと異なる PIN コードが設定されている MTX/MRX がある場合、PIN コードの 入力が必要になります。 1. MTX/MRXシステム内のすべての該当する機器で、ディップスイッチの7と8をOFFにし ます (RESUME モード )。 2. MTX/MRX システム内のすべての該当する機器の電源をオンにします。 3.「Device Information」ダイアログで [Update Firmware] ボタンをクリックします。 「フォルダーの選択」 ダイアログが開いたときは、アップデート用のファイルが存在する フォルダーを選択し、[OK] ボタンをクリックしてください。 4.
「Device Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 「IP Address」ダイアログ 機器の IP 設定をします。 機器の設定として、 「IP SETTINGS」 を「UNIT ID」または「STATIC IP(Auto)」 にし、コンピュー ターの IP アドレスは「192.168.0.253」 、サブネットマスクは「255.255.255.0」に設定す ることを推奨します。 オンライン状態のときは編集できません。 MTX-MRX Editor で異なるサブネットの MTX/MRX システムをコントロールする場合は、 機 器を固定 IP アドレスで運用する必要があります。詳細については資料の「サブネット越しに機器 をコントロールするための設定」を参照してください。 NOTE PIN コードを設定している場合、PIN コードの入力が求められます。PIN を解除できなかっ た機材は機器リストに表示されず、設定変更でがきません。 機器の IP アドレスおよびサブネットマスクを固定したいときは、このダイアログで以下のよう に設定してください。 1.
「Device Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 9.
「Device Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 選択できるサブネットマスクは以下の通りです。 128.0.0.0 255.255.128.0 192.0.0.0 255.255.192.0 224.0.0.0 255.255.224.0 240.0.0.0 255.255.240.0 248.0.0.0 255.255.248.0 252.0.0.0 255.255.252.0 254.0.0.0 255.255.254.0 255.0.0.0 255.255.255.0( 初期値 ) 255.128.0.0 255.255.255.128 255.192.0.0 255.255.255.192 255.224.0.0 255.255.255.224 255.240.0.0 255.255.255.240 255.248.0.0 255.255.255.248 255.252.0.0 255.255.255.252 255.254.0.0 255.255.0.
「Device Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 「Auto-Assign IP Address」ダイアログ 「Match Device by IP Address」ダイアログで MTX-MRX Editor に配置した機器に設定した IP アドレスなどの情報を一括で「IP Address」ダイアログに反映させます。 詳細については資料の「サブネット越しに機器をコントロールするための設定」 を参照してくだ さい。 2 1 4 3 5 1 [Match Device by IP Address] ボタン クリックすると「Match Device by IP Address」ダイアログが開きます。 2 機器リスト 「Match Device by IP Address」ダイアログで MTX-MRX Editor に配置した機器に設定 した IP 設定の情報を表示します。 3 DNS Server DNS サーバーを設定します。 4 [Assign IP Address] ボタン 機器リストに表示されている情報と DNS Server
「Match Device by IP Address」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Match Device by IP Address」ダイアログ MTX-MRX Editor が IP アドレスでネットワーク上の機器を識別するモードに変更します。 MTX-MRX Editor と異なるサブネットに配置された MTX/MRX システムをコントロールする場合は、 ここで設定してください。 設定手順については「サブネット越しに機器をコントロールするための設定」を参照してください。 異なるサブネットにある機器とは以下のことができません。 • Preset Link • Dante の音声通信 IP アドレスは通信経路全体で唯一なものになるようにしてください。通信経路上に同じ IP アドレスの機 器があると、識別できないことがあります。 Network Switch WAN 192.168.0.1 LAN 192.168.0.254 Router A MTX MTX 192.168.0.1 192.168.0.2 WAN 192.168.0.
「Match Device by IP Address」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 1 2 3 4 5 6 7 1 [IP Address で機器を識別する ] チェックボックス チェックを入れると、機器を UNIT ID ではなく、IP アドレスで識別するようになります。 2「IP Address Range Finder」エリア IP アドレスが連番で良い場合、割り当てる IP アドレスを計算します。 • [IP Address] 使用する IP アドレスを入力します。 • [Subnet Mask] サブネットマスクを選択します。選択できるサブネットマスクについては「IP Address」 ダイアログをご確認ください。 • [Find Range] ボタン クリックすると、 入力された IP アドレスとサブネットマスクから、設定できる範囲を計算 します。 • 「Range」 計算した IP アドレスの範囲を表示します。 3 [Apply IP Address] ボタン クリックすると、 「IP Address Range Finder」エリア
「Match Device by IP Address」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 4 システムタブ システム内の機器の設定を表示 / 編集をします。 • [Subnet Mask] サブネットマスクを選択します。選択できるサブネットマスクについては「IP Address」 ダイアログをご確認ください。 • [Default Gateway] サブネット内のデフォルトゲートウェイの IP アドレスを入力します。 • 機器リスト システム内の機器の IP アドレスを入力します。 • [All Clear] ボタン 機器の IP アドレスの情報を削除します。 5 [OK] ボタン 設定を更新し、 ダイアログを閉じます。 6 [Cancel] ボタン 設定を更新せずに、ダイアログを閉じます。 7 [Apply] ボタン 設定を更新します。 176 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「MTX Configuration」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「MTX Configuration」ダイアログ MTX の入力ポートや出力チャンネル、マトリクスバスなど、入出力の設定を機器ごとに行ないます。 NOTE これらの設定はプリセットに含まれないため、Preset Recall 機能での変更はできません。 ● Device: MTX/MRX システム内の MTX を選択します。 左から、 「UNIT ID」 「Type( 機器のモデル名 )」 「Device Name( 機器の名称 )」の順に表示さ れます。 ● [Advanced Settings] ボタン 「Advanced Settings」 ダイアログが開きます。 ● [OK] ボタン 設定を保存し、 ダイアログを閉じます。 ● [Cancel] ボタン 設定内容を無効にし、 ダイアログを閉じます。 ● [INPUT] タブ 入力に関する設定をします。 • INPUT PORT SETUP ステレオ入力ポートへの入力について設定します。 STEREO.............
「MTX Configuration」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [OUTPUT] タブ 出力に関する設定をします。 • MARIX BUS SETUP マトリクスバスについて設定します。ここでの設定は、 「MATRIX」画面に影響します。 MONO x2.......... 入力チャンネルをモノラル 2 チャンネルとして扱います。 STEREO.............
「MTX Configuration」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 「Advanced Settings」ダイアログ マトリクスのパンのモード (PAN または Blend) を設定します。 入出力ともにステレオの場合の み設定できます。 [Blend] に設定すると、 ステレオ音声の右チャンネルおよび左チャンネルをステレオ感を残した ままミックスします。 たとえば古いステレオ録音の音声の場合、右と左でまったく違った音声が 録音されている場合があり、 それをステレオ BGM システムで流すと場所によって音楽が違って 聴こえます。 「Blend」はそれを和らげる効果があります。 ● [OK] ボタン 設定を保存し、 ダイアログを閉じます。 ● [Cancel] ボタン 設定内容を無効にし、 ダイアログを閉じます。 179 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「Dante Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Dante Information」ダイアログ MTX5-D や XMV8280-D などの Dante 機器の Dante に関する設定を表示します。 ● [Dante Controller の設定を優先する ] チェックボックス Audinate 社の Dante Controller を使って Dante ネットワークを構築する場合にチェッ クを入れてください。MTX-MRX Editor での設定より Dante Controller の設定を優先する ようになります。チェックを外すと MTX-MRX Editor でプロジェクト内の Dante ネット ワークの設定ができるようになります。 ● [Device Lock] Dante Controller で Device Lock されていると、 鍵アイコンが表示されて編集の対象外と なります。 ● [AES67] 機器が AES67 モードになっている場合「Enabled」と表示されます。 ● [UNIT ID] 機器の UNIT
「Word Clock」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Word Clock」ダイアログ MTX/MRX システムのワードクロックの設定を変更します。通常は「Device Configuration Wizard」ダ イアログでコンフィギュレーションを作成したときに最適な値に設定されています。Mini-YGDAI カード をワードクロックマスターにするなどの場合に、このダイアログで設定してください。 ● [Dante Controller の設定を優先する ] チェックボックス Audinate 社の Dante Controller を使って Dante ネットワークを構築する場合にチェッ クを入れてください。MTX-MRX Editor での設定より Dante Controller の設定を優先する ようになります。チェックを外すと MTX-MRX Editor でプロジェクト内の Dante ネット ワークの設定ができるようになります。 ● [Auto] ボタン プロジェクト内のすべての MTX/MRX システムのワードクロックとマスタークロックを設 定しま
「Word Clock」ダイアログ 第7章 アイコン ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション クロックソース Dante Internal Mini-YGDAI カード なし YDIF NOTE 以下の機器は表示されません。 • • • • EXi8 EXo8 YDIF で接続されている XMV アナログで接続されている XMV ● [Device Word Clock Fs:] 機器のワードクロックを表示します。オンライン状態のときは機器のワードクロック値を表 示します。 オフライン状態のときは以下のように表示します。 MTX5-D/ MRX7-D MTX3 DANTE をワードクロックソースとしている場合は、Dante の [Word Clock Fs:] で設定されている値を表示。 それ以外は「---」を表示。 Internal の 44.
「Clock」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Clock」ダイアログ MTX/MRX システムとして接続されているすべての機器の内蔵時計は、オンライン状態にするたびにコ ンピューターの時計の日付および時間が送信され、自動的に更新されます。このダイアログからコン ピューターの時計の日時を送信すると、オンライン状態 / オフライン状態にかかわらず同一ネットワーク に接続されている MTX/MRX の日時を更新します。 MTX/MRX 以外の機器の内蔵時計は、MTX/MRX が更新します。 ● Unit ID UNIT ID を表示します。 ● Type 機器のタイプを表示します。 ● Device Name 機器名を表示します。 ● Current Time 機器の時間情報を表示します。 ● Internet Time Server 機器がタイムサーバーから時間情報を取得するような設定のときには On を表示し、タイム サーバーを使わない設定のときには Off を表示します。 ● Host Name 機器がタイムサーバーから時間情報を取得するような設定のときには、タイム
「Clock」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Synchronize with a system clock in this computer] ラジオボタン 選択すると、オンライン状態にするたびにコンピューターの時計の日付および時間を送信し て、MTX/MRX の内蔵時計を自動的に更新します。 • [Time] 夏時間の設定を無視したコンピューターの時計の日付および時間を表示します。 MTX/MRX の内蔵時計の日付と時刻が、 この表示と一致していれば、MTX/MRX とコン ピューターの時刻情報が同期しています。 • [Daylight Saving Time(DST)] コンピューターの夏時間を表示します。夏時間の設定がされていない場合は「夏時間は実 施されていません」と表示します。 ● [Synchronize with an Internet time server] 選択して [Update Now] ボタンを押すと、指定されたタイムサーバーから時間情報を取得し て、MTX/MRX の内蔵時計を更新します。設定後は、24 時間ごとにタイムサーバーと同期
「Daylight Saving Time」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Daylight Saving Time」ダイアログ オンライン状態 / オフライン状態にかかわらず同一ネットワークに接続されている MTX/MRX のサ マータイム ( = Daylight Saving Time) の設定をします。 NOTE ・「Scheduler」ダイアログで、サマータイム開始時刻または終了時刻の前後 2 時間に設定さ れたイベントは、正しく実行されません。 ・ 新規でプロジェクトを作成すると、コンピューターの「日付と時刻」のサマータイム設定が 自動的にこのダイアログに反映されます。 ● Unit ID UNIT ID を表示します。 ● Type 機器のタイプを表示します。 ● Device Name 機器名を表示します。 ● DST 機器にサマータイムが設定されているときには On を表示し、サマータイムが設定されてい ないときには Off を表示します。 ● Offset 機器のサマータイム期間に早める時間を表示します。 ● Start Time 機器のサマータ
「Daylight Saving Time」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● Start Day 機器のサマータイム開始日を表示します。 ● End Day 機器のサマータイム終了日を表示します。 ● [Enable Daylight Saving Time] チェックボックス オンにすると、 サマータイム表示が有効になります。 「自動的に夏時間の調整をする」チェックボックスをオン NOTE コンピューターの「日付と時刻」で、 にしている場合は、 「Daylight Saving Time」ダイアログの [Enable Daylight Saving Time] チェックボックスも必ずオンにしてください。 • Offset サマータイム期間に早める時間を設定します。 たとえば Offset に 01:00、Start time に 12:00 を設定すると、 サマータイム開始日の 12:00 になったときに時計を 13:00 にします。 • Start time サマータイムの開始時間を設定します。 • End time サマータイムの終了時間を設定します。開始時間と
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Scheduler」ダイアログ あらかじめ設定しておいた日時にプリセットを切り替えたり、SD メモリーカードに保存してある曲や効 果音を再生できます。 これらの個々の設定を「イベント (Event)」 と呼びます。 <使用例 1 > 時間帯によって BGM を切り替える 商業施設などで、時間帯によって BGM の種類を変えることができます。 9:00 12:00 さわやかな BGM 14:00 活気のある BGM 18:00 穏やかな BGM 22:00 雰囲気のある BGM <使用例 2 > 曜日によって BGM を再生する時間帯を切り替える 商業施設などで、曜日や営業時間によって BGM のパターンや再生する時間帯を変えることがで きます。 • 月〜金曜日 10:00 20:00 BGM パターン 1 • 土曜日 10:00 22:00 BGM パターン 2 • 日曜日 12:00 20:00 BGM パターン 3 このほか、クリスマスなどの季節物の BGM を流したり、 休
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション イベントは 50 イベント、 例外は 50 パターンまで登録できます。 ● [Month] ボタン /[Day] ボタン カレンダーを月表示または日表示に切り替えます。 月表示 日表示 • カレンダーで任意の日付をダブルクリックすると、 「Add Event」ダイアログが表示さ れ、 イベントを追加できます • 周期イベント以外はイベントをドラッグ&ドロップで移動させることができます ( 月 表示のときは日付の移動、日表示のときは時間の移動 )。 • 月表示のときは、カレンダーアイコンをクリックすると、年月の選択画面が表示されます。 ● [Today] ボタン 月表示の場合は、 今月のカレンダーが表示されます。 日表示の場合は、 本日のスケジュールが表示されます。 188 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [ < ]/[ > ] ボタン 月表示の場合は、 前月 / 翌月のカレンダーが表示されます。 日表示の場合は、 前日 / 翌日のスケジュールが表示されます。 ● Event Control • [Add] ボタン 「Add Event」 ダイアログが開きます。 イベントを追加します。 • [Edit] ボタン 「Edit Event」 ダイアログが開きます。 現在選択されているイベントの内容を編集します。イベントが選択されていないときは、 ボタンがグレーアウト表示になります。 • [Clear] ボタン 現在選択されているイベントを削除します。イベントが選択されていないときは、ボタン がグレーアウト表示になります。 • [All Clear] ボタン 登録されているイベントをすべて削除します。 ● [Show Event Time] チェックボックス チェックを入れると、 月表示のときにイベントの時間を表示します。 ● Event Info 選択されているイベントの、 「Add Event」 ダイアログや 「Ed
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 「Add Event」ダイアログ /「Edit Event」ダイアログ MRX シリーズ独特の設定については、 「MRX Designer ユーザーガイド」 を参照してください。 ● EVENT NAME イベントの名前を入力します。 ● EVENT OPERATION • [Type] リストボックス イベントを起動したときに実行する操作を選択します。 NOTE 「Preset」ダイアログでは、プリセットに GPI Out や SD Song Select & Play の操作を 含めることができます。プリセットをリコールしないで [GPI OUT] 端子から外部機 器を操作したい場合は GPI Out を、再生するオーディオファイルを変更したい場合は SD Song Select & Play を選択してください。 Preset Recall ........................... プリセットをリコール ( 呼び出し ) します。 GPI Out........................
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション • Settings [Type] リストボックスで選択したイベントによって内容が変わります。 Preset Recall を選択した場合 リコールしたいプリセットを選択します。 GPI Out を選択した場合 イベント起動時の GPI OUT 端子の状態を MTX/MRX ごとに設定します。 設定したい MTX/MRX のボタンをクリックすると、 「GPI Out」ダイアログが開きます。 設定方法は、 「Preset」ダイアログの 「Settings」ダイアログと同様です。 SD Song Select & Play を選択した場合 イベント起動時に、SD メモリーカードに保存されているオーディオファイルをどのよう に再生または停止をするかを MTX/MRX ごとに設定します。 設定したい MTX/MRX のボタンをクリックすると、 「SD Play」 ダイアログが開きます。 設定方法は、 「Preset」ダイアログの 「Settings」ダイアログと同様です。 191 MTX-MRX Editor ユー
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション Paging を選択した場合 イベント起動時に、SD メモリーカードに保存されているメッセージファイルをどの ZONE/ZONE GROUP に放送するかを MTX/MRX ごとに設定します。 設定したい MTX/MRX のボタンをクリックすると、 「SD Message Select」 ダイアログ が開きます。 Paging 機能を使う場合は、 「ZONE」画面で Paging や Zone Group を設定し、 「PGM1/PGX1」ダイアログでチャイムなどの設定をしてください。 ● EVENT SCHEDULE イベントが起動する日時を設定します。 • [Color] 選択スイッチ カレンダーに表示されるイベントの色を選択します。これを使ってイベントを色分けする と見やすくなります。 • [Date] イベントの起動日付を設定します。( 年 / 月 / 日 ) 直接入力または右にあるカレンダーアイコンをクリックして表示されるカレンダーで日 付を変更します。 下記の REPEAT EVENT の設定によって
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [REPEAT EVENT] チェックボックスをオンにすると、周期的なイベントを設定できます。 • [Yearly]/[Monthly]/[Weekly]/[Daily]/[Hourly] リストボックス イベントの周期を選択します。 • イベント起動日時 イベントを周期的に起動する日時を設定します。イベントの周期によって設定できる項目 が変わります。 イベントの周期が [Yearly] の場合 [Day of the Month] がオンのとき、 「○月」 「第○」 「○曜日」 および [Time] で設定した日 時になると、毎年イベントを起動します。 [Day of the Month] がオフのとき、カレンダーで選択した日 ([Date] に表示されます ) および [Time] で設定した時刻になると、 毎年イベントを起動します。 イベントの周期が [Monthly] の場合 [Day of the Week] がオンのとき、 「第○」 「○曜日」および [Time] で設定した日時になる と、 毎月
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Exception] ボタン 「Event Exception」 ダイアログが開きます。 周期的なイベントを設定したとき、例外としてイベントを起動しない日時を設定します。 ● [OK] ボタン 設定を保存し、 ダイアログを閉じます。 ● [Cancel] ボタン 設定を変更せずにダイアログを閉じます。 ■「Event Exception」ダイアログ 例外としてイベントを起動しない日時を設定します。イベントの周期によって設定できる項目が 変わります。 例 )・毎週水曜日の定休日は BGM を流さない ・毎月第 3 日曜日のイベント時のみ特定の BGM を流す ● Exception Item イベントの周期が [Yearly] の場合 イベントを起動しない年を設定します。 [Year] のみ設定できます。 イベントの周期が [Monthly] の場合 イベントを起動しない月または日を設定します。 [Month] と [Day] のみ設定できます。 イベントの周期が [Weekly] の場合 イベントを起動しな
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション イベントの周期が [Hourly] の場合 イベントを起動しない月、週、日、曜日、または時間 (1 時間ごと ) を設定します。 [Month]、[Week]、 [Day]、[Day of the week]、 [Hour] が設定できます。 ● [ > ] ボタン 例外として設定した日時を右側のリストに加えます。 ● [ < ] ボタン 例外として設定した日時を右側のリストから削除します。 ● [<<] ボタン 例外として設定した日時を右側のリストからすべて削除します。 ● [OK] ボタン 設定を保存し、 ダイアログを閉じます。 ● [Cancel] ボタン 設定を変更せずにダイアログを閉じます。 ■「SD Message Select」ダイアログ スケジューラーで放送する SD メモリーカード内のメッセージファイルの選択と、放送する Zone や Zone Group を選択します。 Zone Group やチャイムを使う場合は、 「PGM1/PGX1」ダイアログで設定してください。 ● [No Assig
「Scheduler」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Play] ラジオボタン 選択すると、イベント起動時に設定に合わせて放送をします。 ● SD CARD:/ 選択されているメッセージファイルが表示されます。 ● [Browse] ボタン クリックするとメッセージファイルを選択する画面が表示されます。 ● [Zone]/[Zone Group] 放送する ZONE や ZONE Group を設定します。 中の四角をクリックしてオン ( 緑 )/ オフ ( 白 ) を切り替えます。 ● [All On]/[All Off ] ボタン クリックすると、ZONE や ZONE Group をすべてオンにするかすべてオフにします。 ● [OK] ボタン クリックすると、 設定を保存してダイアログを閉じます。 ● [Cancel] ボタン クリックすると、 設定を保存しないでダイアログを閉じます。 196 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「Remote Control」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Remote Control」ダイアログ 外部コントローラーを接続する場合のポート番号の確認や、RS-232C に外部コントローラーを接続する 場合の設定をします。 NOTE ・ 1 台の MTX/MRX に接続できる外部コントローラーと Wireless DCP は合わせて 9 つま でです。 ・ MTX/MRX の IP アドレスは「Device Information」 ダイアログで確認できます。 ● [Device:] リストボックス 設定する MTX/MRX を選択します。UNIT ID と機器のタイプ、 機器名が表示されます。 ● [Network IP PORT No.
「External Events」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「External Events」ダイアログ MTX/MRX の 「プリセットのリコール」 「GPI IN からの入力」 「DCP などの外部機器の操作」をトリガーに して、Dante 端子または NETWORK 端子がつながっているネットワークに送信するコマンドの設定を 行ないます。 NOTE コマンドを送信するのみで、コマンドの返答は破棄します。 機器ごとに 20 個までの External イベントが設定できます。 1 個のイベントには 5 つまでのコ マンドを設定できます。 ● [Device] リストボックス コマンドを発信する MTX/MRX を選択します。リストボックスには UNIT ID、 MTX/MRX の名称の順で表示されます。 ● メニューボタン ( ) クリックすると、 以下のファンクションが実行できます。 • [Copy Event] 選択しているイベントの内容をコピーバッファにコピーします。 • [Copy All Event] すべてのイベントの内容をコピーバッファに
「External Events」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Event Mode] リストボックス トリガーが発生したときのコマンドが [On/Off] 系か [1shot] 系かを選択します。 DCP などのボタンにイベントを割り当てた場合、以下のように動作します。 • [On/Off] ボタンを押すたびに MTX/MRX が On コマンドと Off コマンドを交互に送信します。 • [1shot] ボタンを押すたびに MTX/MRX が設定されたコマンドを送信します。 ● [Event Name] テキストボックス イベントの名称を設定します。 ● [Test - On]/[Test ‒ Off ] ボタン コマンドを「Controlled Device」欄で設定された順に MTX-MRX Editor から直接送信しま す。[Command Type] リストボックスで [1shot] を選択している場合は、 [Test ‒ Off] ボ タンが無効になります。 NOTE コマンドの送信はオンラインでもオフラインでも実行できます。 ●「Controlled
「External Events」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● Command テキストボックス [Event Mode] リストボックスで [On/Off] を選択した場合、DCP などのボタンを押すたび に MTX/MRX が On コマンドと Off コマンドを交互に送信します。[Event Mode] リスト ボックスで [1shot] を選択した場合、 DCP などのボタンを押すたびに MTX/MRX が設定 されたコマンドを送信します。 コマンドは 16 進数で XX という形式で入力されます。 仕様書などで機器をコントロールするコマンドが文字列で提供されているとき、Converter を使用して 16 進素に変換して、入力してください。 NOTE コマンドの最大長は 128 バイトです。 ● [Converter>>] ボタン 文字列のコマンドを 16 進数に変換するための領域を表示します。 ● [ASCII to Hex]/[Hex to ASCII] ラジオボタン 文字列を 16 進数に変換するか、16 進数を文字列に変換するかを選択します。 ● [
「Digital Control Panel」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Digital Control Panel」ダイアログ MTX/MRX のパラメーターを DCP1V4S などのデジタルコントロールパネル ( 以下「DCP」 とする ) の 操作子にアサインし、DCP から操作できるようにします。また、DCP 本体の LED の輝度やパネルロック の設定を行ないます。オンライン状態のときは設定できません ( 設定の確認のみ可能 )。 DCP に関する設定を「Library」として 32 個まで保存できます。また、プリセットと関連付けて呼び出す ことができます。 [Parameter Assign]/[Dimmer & Lock]/[Source Select] などのタブで編集したあと、 [Library] リス トから保存する Library をクリックして、 [Save] ボタンをクリックすることで Library に保存されます。 [Library] リストで呼び出す Library をクリックして、[Load] ボタンをクリックすることで Li
「Digital Control Panel」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Save] ボタン Library をセーブするためのボタンです。 「Save Library」 ダイアログが表示されます。ロード されている Library のパラメーターを変更すると赤文字になります。セーブまたはロードを すると黒文字になります。 • [Name:] Library の名称を入力します。 すでに存在する Library 名や、空白の Library 名は入力できません。 • [OK] ボタン Library を保存し、ダイアログを閉じます。 • [Cancel] ボタン Library の作成を中止し、ダイアログを閉じます。 ● [Load] ボタン クリックすると、 選択中のライブラリーをカレントパラメーターとしてロード ( 読み込み ) します。 ● [Library] リスト セーブまたはロードする Library を選択します。現在ロードされている Library は太字にな ります。 セーブ済みの Library をダブルクリックすると、Library の
「Digital Control Panel」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Parameter Assign] タブ MTX/MRX のパラメーターを各操作子にアサインします。 現在選択されている操作子がハイライト表示されます。 同時に、 タブの左側に表示されているイラストでも、該当の操作子がハイライト表示されま す。 ❍ 各操作子の選択ボタン ボタンをクリックすると各操作子の設定を行なう 「Settings」 ダイアログが表示されま す。 操作子でコントロールする機器やパラメーターを設定します。 ❍ [FUNCTION]/[DEVICE]/[PARAMETER] 「Settings」ダイアログで設定した項目が表示されます。 ● [Dimmer & Lock] タブ DCP 本体の LED の輝度や休止状態に関する設定を行ないます。 203 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「Digital Control Panel」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション • [LED Brightness] リストボックス DCP の LED の輝度を設定します。値が大きくなるほど明るくなります。 • [Enable Inactive Mode] チェックボックス チェックボックスをオンにすると、[Waiting Time] で設定した時間後に、自動的に休止状 態になります。 [Inactive LED Brightness] では、 休止時の LED の輝度を設定します。 チェックボックスがオフの場合は、グレーアウト表示となり設定できません。 • [Panel Lock] チェックボックス チェックボックスをオンにすると、プリセットでライブラリーをリコールしたとき DCP のパネルがロックされます。 [Enable Temporary Unlocking] チェックボックスをオンにすると、DCP のスイッチ 1 を 2 秒長押しすると、ロックを解除できるようになります。 • [Waiting Time] 最後の操作から休止状態またはロック状態になるまでの時間
「Digital Control Panel」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション 「Settings」ダイアログ 「Digital Control Panel」ダイアログ、 「Wireless DCP」ダイアログ、 「GPI」ダイアログから呼び 出されるダイアログです。 NOTE 「Preset」ダイアログと「Scheduler」ダイアログから呼び出される「Settings」ダイアログにつ いては第 6 章にある 「Settings」 ダイアログを参照してください。 ● [FUNCTION] リスト コントロールする機能を選択します。[No Assign] を選択すると、 機能をアサインしません。 選択する機能によって [FUNCTION] の設定範囲、[DEVICE]、 [PARAMETER1]、 [PARAMETER2] の内容が変わります。 また、下半分に表示されるオプションも変化します。 機能や表示などについては「Settings」ダイアログ設定一覧を参照してください。 ● [DEVICE] リスト 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示
「Wireless DCP」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Wireless DCP」ダイアログ MTX/MRX のパラメーターを iOS アプリケーション 「Wireless DCP」の操作子にアサインし、 Wireless DCP から操作できるようにします。 オンライン状態のときは設定できません ( 設定の確認のみ 可能 )。 Wireless DCP の詳細については、 「Wireless DCP 取扱説明書」を参照してください。 Wireless DCP に関する設定を 「Library」として 32 個まで保存できます。また、プリセットと 関連付けて呼び出すことができます。 NOTE ・ 保存した Library をプリセットに関連付けてください。関連付けないと Wireless DCP の設 定が反映されません。 ・ [Source Select] タブは MTX/MRX システムに MRX がある場合に表示されます。詳細につ いては「MRX Designer ユーザーガイド」を参照してください。 以下の項目については、 「Digital Cont
「Wireless DCP」ダイアログ ● メニューボタン ( 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ) クリックすると、 以下のファンクションが実行できます。 • [Clear Page] 表示しているページを初期化します。 • [Clear All Pages] 選択されている MTX/MRX の Wireless DCP に関する設定を初期化します。 ● [PAGE NAME] ページに名前を付けます。Wireless DCP の「ページ選択」画面で名前が表示されます。 ● [Template] ボタン クリックすると「Template」ダイアログが開きます。 「Wireless DCP」で表示される操作子 を選択します。 使用するテンプレートをクリックして選択します。 • [OK] ボタン 選択したテンプレートを保存し、ダイアログを閉じます。 • [Cancel] ボタン テンプレートの選択を中止し、ダイアログを閉じます。 ● 操作子ラベル 操作子に名前を付けます。 207 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「MCP1」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「MCP1」ダイアログ MCP1 は MTX/MRX システムに最大 16 台まで接続できます。 MTX/MRX の [NETWORK] 端子または Dante 端子と PoE ネットワークスイッチを Ethernet ケーブ ルで接続し、PoE ネットワークスイッチと MCP1 を Ethernet ケーブルで接続してください。 ネットワークスイッチが PoE 非対応の場合は、ネットワークスイッチと MCP1 の間に PoE インジェク ターを接続してください。 PSE (PoE ネットワークスイッチや PoE インジェクター) には電源を供給するポートと供給しないポー トがある場合があります。MCP1 は電源を供給するポートに接続してください。 このダイアログでは MCP1 の L1/2/3、R1/2/3 スイッチやディスプレイに関する設定をします。 MCP1 に関する設定を 「Library」として 8 個まで保存できます。また、プリセットと関連付けて 呼び出すことができます。 [Home]/[Page 1] 〜 [
「MCP1」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Save] ボタン Library をセーブするためのボタンです。 「Save Library」 ダイアログが表示されます。ロード されている Library のパラメーターを変更すると赤文字になります。セーブまたはロードを すると黒文字になります。 • [Name:] Library の名称を入力します。 すでに存在する Library 名や、空白の Library 名は入力できません。 • [OK] ボタン Library を保存し、ダイアログを閉じます。 • [Cancel] ボタン Library の作成を中止し、ダイアログを閉じます。 ● [Load] ボタン クリックすると、 選択中のライブラリーをカレントパラメーターとしてロード ( 読み込み ) します。 ● [Library] リスト セーブまたはロードする Library を選択します。現在ロードされている Library は太字にな ります。 セーブ済みの Library をダブルクリックすると、Library の名前を変更できます。 • [Cop
「MCP1」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Home]/[Page 1] 〜 [Page 6] タブ MCP1 のページに関する設定をします。ホームページは起動時に表示されたり、MCP1 の ホームスイッチをタッチしたときに表示されるページです。 ホームページではスイッチに [Open Page] を割り当てるとページを切り替えることができ ます。ここでは [Page 1] タブで説明します。 現在選択されているスイッチがハイライト表示されます。 ❍ [Power User Page [PIN required]] チェックボックス ([Home] ページ以外 ) チェックを入れると、 ページを開くときに「PIN Setup」ダイアログの [Power User PIN:] で設定した PIN コードを MCP1 で入力する必要があります。 ❍ [Label] ボタン ボタンをクリックするとディスプレイの画像を作成するための 「Label」ダイアログが表 示されます。ボタンの下には現在設定されている画像を表示します。 ❍ 各スイッチの選択ボタン ボタンをクリック
「MCP1」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Dimmer & Lock] タブ MCP1 のディスプレイやスイッチの輝度の輝度やパネルロックに関する設定を行ないます。 • [Brightness] チェックボックス チェックボックスをオンにすると、プリセットによって現在編集中のライブラリーをリ コールしたとき、 ディスプレイの明るさやコントラスト、スイッチの明るさを変更できま す。 [LCD Brightness] ではディスプレイの明るさを設定します。 数字が大きいほど明るくな ります。 [LCD Contrast] ではディスプレイのコントラストを設定します。 数字が大きいほど明暗 の差が大きくなります。 [LED Brightness] では、 スイッチの明るさを設定します。数字が大きいほど明るくなり ます。 チェックボックスがオフの場合は、グレーアウト表示となり設定できません。 • [Panel Lock] チェックボックス チェックボックスをオンにすると、プリセットでライブラリーをリコールしたとき MCP1 のパネルがロックされます。 [Enable
「MCP1」ダイアログ 第7章 ● メニューボタン ( ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ) クリックすると、 以下のファンクションが実行できます。 • [Copy] 表示している MCP1 の Home、Page 1 〜 Page 6、Dimmer&Lock、 Source Select をコピーバッファにコピーします。 • [Paste] 表示している MCP1 にコピーバッファにある Home、 Page 1 〜 Page 6、 Dimmer&Lock、Source Select の設定を上書きします。 ただし上書きできるのは同じ MTX/MRX システム内でコピーしたもののみです。 • [Initialize] 表示している MCP1 の Home、Page 1 〜 Page 6、Dimmer&Lock、 Source Select の設定を初期化します。 • [Clear Page] 表示している Home または Page 1 〜 Page 6 の設定を初期化します。 • [Clear All Page] 表示している MCP1 の Home と Page 1 〜 Page
「PIN Setup」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「PIN Setup」ダイアログ MTX/MRX システム内のすべての MCP1 に関連する PIN コードを設定します。 MCP1 と一度でもオンラインにすると、 PIN コードが設定されます。特に設定していない場合は、1111 でロックを解除してください。 ● [MCP1 Admin PIN :] テキストボックス MCP1 の Settings ページを開くための PIN コードです。 「Power User PIN」や「Panel Unlock PIN」としても使用できます。 ● [Power User PIN :] テキストボックス 「MCP1」 ダイアログの [Page 1] 〜 [Page 6] タブで [Power User Page [PIN required]] にチェックを入れたページを開くための PIN コードです。 ● [Panel Unlock PIN:] テキストボックス 「MCP1」 ダイアログの [Dimmer & Lock] タブで [Enter PIN to unlock M
「Label」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Label」ダイアログ MCP1 のディスプレイに表示するページの画像を作成します。 ● [Cell] ページ画面を編集します。 文字列を編集する場合、セルを選択してダブルクリックするか キーを押してくださ い。 キーを押すかマウスで他のセルを選択すると確定します。 画像を入れる場合、セルを選択して [Image Settings] チェックボックスにチェックを入れ て、[Import] ボタンを押して、画像ファイルを選択してください。 セルの移動はマウス操作だけでは無く、カーソルキーや キー、 キーでもで きます。 また、 キーを押しながらセルの移動をすると範囲選択できます。 ● [Merge Cells] ボタン セルを複数選択してクリックすると、セルを結合します。 ● [Unmerge Cells] ボタン 結合されたセルを選択してクリックすると、セルの結合を解除します。 ●「Font Settings」 エリア 選択しているセル内のフォントに関する
「Label」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション • フォントサイズリストボックス 文字列のフォントサイズを選択します。 • [B]/[I]/[U] ボタン クリックするとセル内の文字列を太文字にしたり、イタリック体にしたり、下線付きにし たりします。 • 「Color」 セル内の文字列の色が表示されます。ボタンをクリックすると白 / 黒の切り替えができま す。 • [Alignment] リストボックス セル内の文字列の表示位置を選択します。 • [Character Spacing] スピンボックス セル内の文字の間隔を設定します。 • [Line Spacing] スピンボックス セル内の行の間隔を設定します。 • [Up]/[Left]/[Right]/[Down]/[Reset] ボタン セル内の文字位置を調整します。移動量が数字で表示されます。 [Reset] ボタンをクリッ クすると初期値になります。 ●「Image Settings」 チェックを入れると選択しているセル内の背景画像に関する設定をします。 • [Import] ボタン クリックすると「Open
「Re-size Image」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Re-size Image」ダイアログ 画像をどのように配置するかを選択します。 ● 選択ラジオボタン 選択肢は上から以下となります。 • サイズを変更しない。 • 縦横比を無視して、 セルの縦横に合わせてサイズを変更する。 • 縦横比を保ったまま、画像全体がセルの内側に収まるようにサイズを変更する。 • 縦横比を保ったまま、画像の縦か横がセルの内側に収まるようにサイズを変更する。 ● [OK] ボタン セルに画像を設定して、 ダイアログを閉じます。 ● [Cancel] ボタン セルに画像を設定せずにダイアログを閉じます。 216 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「PGM1/PGX1」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「PGM1/PGX1」ダイアログ PGM1 や PGX1 のゾーン / メッセージ選択ボタンへの割り当てや、PTT ボタンの設定をします。 このダイアログは MTX5-D や MRX7-D でのみ表示できます。MRX7-D で PGM1 を使用する場合は MRX Designer で 「Paging」コンポーネントを配置してください。 ● MTX/MRX 選択リストボックス 設定対象の PGM1 が接続されている MTX/MRX を選択します。リストボックスには UNIT ID、 MTX/MRX の名称の順で表示されます。 ● PGM1 選択リストボックス 設定対象の PGM1 を選択します。MTX/MRX 選択リストボックスで選択した MTX/MRX に接続されているすべての PGM1 が UNIT ID、 PGM1 の名称の順で表示されます。 ● [Unlatch Enable] チェックボックス チェックを入れると、選択されている PGM1 の PTT ボタンがラッチとアンラッチ併用方式 になります。チェッ
「PGM1/PGX1」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Function Assign] タブ PGM1 や PGX1 のゾーン / メッセージ選択ボタンに機能を割り当てます。 「FUNCTION」 には以下の選択肢があります。 • [No Assign] ボタンに機能を割り当てません。 • [Zone] 放送するゾーンを選択 / 選択解除します。 選択したときにゾーン / メッセージインジケーターが点灯します。 • [Zone Group] 放送する複数のゾーンを一括して選択 / 選択解除します。 ゾーングループは、MTX5-D では 「ZONE」 画面の「PAGING」 画面、MRX7-D では 「Paging」コンポーネントの「Zone Group」ウィンドウで設定してください。 グループに登録されているすべてのゾーンに放送できる状態になっているときにゾーン / メッセージインジケーターが点灯します。 • [Zone Group (Legacy)] 放送する複数のゾーンを一括して選択します。選択解除はできません。 ゾーングループは、MTX5-D では 「ZO
「PGM1/PGX1」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション • メニューボタン ( ) メニューボタンをクリックすると、以下のファンクションが実行できます。 - [Copy] 該当する機器の FUNCTION と PARAMETER をコピーバッファにコピーしま す。 - [Paste] コピーバッファにある FUNCTION と PARAMETER を該当する機器に上書きし ます。 - [Clear] 該当する機器の FUNCTION と PARAMETER を初期化します。 219 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「PGM1/PGX1」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Properties] タブ PGM1 の動作について設定します。 • [ すべての放送を停止します。] ラジオボタン 選択すると、MTX/MRX システムがエマージェンシーモードのとき、スケジューラーを含 むページング放送ができなくなります。 • [1st Priority PGM1 以外の放送を停止します。] ラジオボタン 選択すると、MTX/MRX システムがエマージェンシーモードのとき、1st Priority PGM1 のみページング放送ができます。 • [Opening Chime]/[Closing Chime] チェックボックス チェックを入れると、 オープニングチャイム / クロージングチャイムを設定できます。右 のボタンをクリックして再生するチャイムのファイルを指定してください。同じ MTX/ MRX につながっている PGM1(Paging Device Group) で共通の設定となります。 • [Maximum paging duration] リストボックス PTT オンにしてから
「PGM1 Label Creator」アプリケーション 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「PGM1 Label Creator」アプリケーション PGM1 や PGX1 のラベルの印刷画像を作成します。 印刷するときにはコンピューターとプリンターを接続しておいてください。 ● パターン選択ボタン ラベルのパターンを選択します。PGM1 Label Creator は 1 つのコンピューターに 3 つま でのパターンを登録できます。 ● [Export] ボタン 設定をファイルに保存します。クリックすると「Save File」ダイアログが開きます。拡張子は *.plc です。 ● [Import] ボタン *.
「PGM1 Label Creator」アプリケーション 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ●「Font Settings」 エリア 選択しているセル内のフォントに関する設定をします。設定の反映については「Preview」で 確認してください。 • フォントリストボックス 文字列のフォントを選択します。フォントはコンピューターにインストールされているも のが選択できます。 • フォントサイズリストボックス 文字列のフォントサイズを選択します。 • [B]/[I]/[U] ボタン クリックするとセル内の文字列を太文字にしたり、イタリック体にしたり、下線付きにし たりします。 • 「Color」 セル内の文字列の色が表示されます。ボタンをクリックすると色を選択するための 「Select Color」ダイアログが開きます。 • [Alignment] リストボックス セル内の文字列の表示位置を選択します。 • [Character Spacing] スピンボックス セル内の文字の間隔を設定します。 • [Line Spacing] スピンボックス セル内の行の間隔を設定します。 • [Up
「PGM1 Label Creator」アプリケーション 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ●「Preview」 印刷イメージを表示します。 ● [Print] ボタン クリックすると印刷ダイアログが表示されます。 ● [All Clear] ボタン 選択されているパターンのセルの設定をすべて初期化します。 ● [OK] ボタン 設定情報を保持してアプリケーションを終了します。設定情報は MTX-MRX Editor のプロ ジェクトファイルに保持されないので、設定情報を再利用する場合は [Export] ボタンをク リックして、ファイル保存してください。 ● [Cancel] ボタン 設定情報を破棄してアプリケーションを終了します。 223 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「GPI」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「GPI」ダイアログ GPI は、 General Purpose Interface( 汎用インターフェース ) の略です。 GPI 入出力を使うことにより カスタムメイドのコントローラーや外部機器から MTX/MRX をリモートコントロールできます。GPI 入 力端子に接続されたコントローラーで、MTX/MRX のプリセット切り替え、コンポーネントのパラメー ター変更などができます。GPI 入出力は機器ごとに設定します。 GPI 出力端子に LED やランプなどの表示器や他社の外部制御機器を接続し、プリセットやパラメーター の設定状態に応じて外部の機器をコントロールできます。 [GPI] 端子の接続方法などハードウェアに関する詳細は機器本体の取扱説明書を参照してください。 <使用例 1 > 自作のスイッチパネルを使ってプリセットを切り替える MTX/MRX の [GPI IN-1] 端子から [GPI IN-3] 端子にそれぞれモーメンタリ ― スイッチを接 続し、 Preset1 〜 3 を呼び出すように設定してプリセッ
「GPI」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● [Clear] ボタン 全ポートの設定を初期化します。 ● PORT 選択ボタン 各ポートの設定を行なう「Settings」ダイアログが表示されます。 パラメーターについては「Settings」ダイアログ設定一覧を参照してください。 ● [OK] ボタン 設定を保存し、 ダイアログを閉じます。 ● [Cancel] ボタン 設定を変更せずにダイアログを閉じます。 225 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「GPI Calibration」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「GPI Calibration」ダイアログ MTX/MRX 本体の [GPI] 端子の入力電圧検出範囲のキャリブレーションを行ないます ( オンライン状態 のときのみ設定可能 )。[GPI] 端子の入力電圧を安定させるために検出範囲を補正します。 ● [Device:] リストボックス MTX/MRX システム内の MTX/MRX を選択します。 左から、 「UNIT ID」 「Type( 機器のモデル名 )」 「Device Name( 機器の名称 )」 の順に表示さ れます。 ● チャンネル選択チェックボックス チェックしたチャンネルをキャリブレーションの対象とします。 ● [All Ports] チェックボックス すべてのチャンネルのチェックボックスをチェックします。 ● キャリブレーション情報 リアルタイムで入力電圧をグラフ表示します。 ● [Reset] ボタン チェックしたチャンネルのキャリブレーションをリセットします。 ● [Max] ボタン チェックしたチャンネルの現在の入力電圧を最
「GPI Calibration」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション キャリブレーションの設定方法 1. MTX/MRX の [GPI] 端子に外部機器を接続します。 2. キャリブレーションを行なうチャンネル番号のチェックボックスをチェックします。 すべてのチャンネルを選択したいときは [All Ports] チェックボックスをチェックしま す。 3.
「Security Settings」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Security Settings」ダイアログ MTX/MRX システムではセキュリティのために PIN コード ( 暗証番号 ) を設定できます。 ● [Security] チェックボックス このチェックボックスをオンにすると、プロジェクトファイル起動時に「Security」 ダイアロ グが開きます。 チェックボックスをオフにしておくと、すべてのユーザーが MTX-MRX Editor で変更がで きるようになります。 ● [PIN Code] [Security] チェックボックスがオンのとき、 PIN コード ( 暗証番号 ) を入力します (4 桁の 半角数字 )。 半角数字以外や空の PIN コードは入力できません。 NOTE • PIN コードは、このダイアログで確認できます。他のユーザーに見られないようにし てください。 • PIN コードを忘れた場合、該当プロジェクトファイルを開くことができなくなりま す。 ● [OK] ボタン 設定を更新し、 ダイアログを閉じます。 オンライ
「Project Information」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Project Information」ダイアログ 物件情報や連絡先などのメモをプロジェクトファイルに記しておくことができます。 229 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「Configuration Diagram」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Configuration Diagram」ダイアログ MTX/MRX、XMV や DCP などの機器の接続図を表示します。接続図は印刷できます。 ● [>>Page 2]/[>>Page 1] ボタン 接続図の画面を切り替えます。 ● [Print] ボタン 接続図の印刷を開始します。 ● [Close] ボタン 接続図を印刷せずにダイアログを閉じます。 230 MTX-MRX Editor ユーザーガイド
「Get Log」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Get Log」ダイアログ MTX/MRX システムの動作記録である「ログ」は MTX/MRX 本体のメモリーに保存されます。このダイ アログでは、お使いのコンピューターが接続されているサブネット内に存在するすべての MTX/MRX の ログを出力し、 ファイルとして保存します。ログファイルの形式は「.
「Sampling Rate Converter」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Sampling Rate Converter」ダイアログ 機器の SLOT に挿入された MY4-AEC や MY8-AE96S の SRC(Sampling Rate Converter) のオン / オフと出力するワードクロック値を設定します。 ● [ON] ボタン SRC のオン / オフを切り替えます。また、ボタンにオン / オフ状態を表示します。 ● [Fs Type] リストボックス (MY4-AEC のみ ) SRC がオンのときに、MY4-AEC から出力するワードクロックを選択します。 AES/EBU̲IN̲CH1/2 を選択すると、MY4-AEC の入力 1/2 に入ってきたワードクロッ クを出力します。 AES/EBU̲IN̲CH3/4 を選択すると、MY4-AEC の入力 3/4 に入ってき たワードクロックを出力します。 ● [OK] ボタン 設定を反映して、 ダイアログを閉じます。 ● [Cancel] ボタン 設定を反映しないで、 ダイアログを閉じます
「Input Source/Redundant」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ❑「Input Source/Redundant」ダイアログ XMV の入力ソースをチャンネル単位でデジタルにするかアナログにするかを設定をします。また、入力 ソースをデジタルにした場合、 パイロットトーンまたはアナログの入力を検知して入力ソースをデジタル からアナログに切り替える設定をします。 ここではデジタルが YDIF の場合の画面で説明します。 ● [Redundant Mode] リストボックス リダンダントの方法を選択します。 • [Off] リダンダントをしません。 • [Backup] 断線などのトラブルでデジタル入力のパイロットトーンが途切れたとき、アナログ入力に 切り替えます。 • [Override] アナログ音声を検出したとき、デジタル入力を規定のアナログ入力に切り替えます。 ● [Auto Return] チェックボックス チェックを入れると、 以下のようになります。 • Backup モードの場合 デジタル入力が復帰したら、入力ソースをデジタルに切り替えます。
「Input Source/Redundant」ダイアログ 第7章 ダイアログ / ソフトウェアアプリケーション ● チャンネルリストボックス 設定をする入力チャンネルを選択します。 ●「Primary Input Source」 エリア 入力をデジタルにするかアナログにするかをチャンネル単位で切り替えます。 • [YDIF(Digital)]/[Dante(Digital)] ラジオボタン 該当チャンネルの信号を YDIF または Dante から取得します。 YDIF や Dante のパッチは「EXT.
資料 「Settings」ダイアログ設定一覧 ここでは以下の 「Settings」ダイアログの設定について説明します。 MRX シリーズ独特の設定については、 「MRX Designer ユーザーガイド」 を参照してください。 • DCP/Wireless DCP/MCP1 • GPI Input • GPI Output ■ DCP/Wireless DCP/MCP1 DCP、Wireless DCP や MCP1 のスイッチやノブ / スライダーの設定について説明します。 ● [FUNCTION] が [No Assign] の場合 コントローラーのスイッチやノブ / スライダーで何も設定を変更しないための設定です。 [DEVICE] および [PARAMETER1/2] は無効です。 ● [FUNCTION] が [Open Page] の場合 (MCP1 の HOME ページのみ ) MCP1 のスイッチで MCP1 のページを切り替えます。 ● [FUNCTION] が [MTX ON] の場合 ( スイッチのみ ) スイッチでパラメーターのオン / オフをコントロールします。 以下の操作対象の
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1] パラメーターのオン / オフをコントロールするチャンネルを設定します。 ● [FUNCTION] が [MTX Send ON] の場合 ( スイッチのみ ) スイッチでセンドのオン / オフをコントロールします。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • Input Ch Send ON • Fx RTN Send ON ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1][PARAMETER2] センドのオン / オフをコントロールするチャンネルを設定します。 ● [FUNCTION] が [MTX Priority Ducker ON] の場合 ( スイッチのみ ) スイッチで ZONE の Ducker のオン / オフをコントロールします。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • 1s
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUNCTION] が [SD Play] の場合 ( スイッチのみ ) スイッチで指定したオーディオファイルを再生 / 停止します。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • SD Song Select & Play • SD Song Pause ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [Folder/File] ( パラメータータイプが [SD Song Select & Play] の場合のみ ) 再生したい曲またはフォルダーを SD メモリーカードから選択します。 ✦[Play 1 song]/[Play all songs in a folder] [Play 1 song] を選択すると、 [SD CARD:/] で選択中の曲のみが再生されます。 [Play all songs in a folder] を選択すると、[SD CARD:/] で選択中のフォルダーに 保存されているすべての曲が再生されます。 NOTE オーディオファイルはファイル
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 [Play all songs in a folder] を選択しているとき [SD CARD:/] に表示するフォルダーを選択します。選択中のフォルダーに保存されてい る曲が 100 曲まで再生されます。 表示可能なフォルダーの形式は以下の通りです。 • ( フォルダー名 ) • 空欄 NOTE ・ フォルダーは 1 階層のみ有効です。 ・ フォルダー名が空欄の場合は、SD メモリーカードのルートに存在している曲を再 生します ( ルート以下のフォルダーは含まれません )。 ❍ [Play Mode]( パラメータータイプが [SD Song Select & Play] の場合のみ ) ✦[Normal]/[Repeat]/[Shuffle Repeat] 曲の再生モードを設定します。 [Normal] を選択すると、指定した曲またはフォルダー内の曲を 1 回再生します。 [Repeat] を選択すると、指定した曲またはフォルダー内の曲を繰り返し再生します。 [Shuffl e Repeat] を選択すると、 指定したフォルダー内の曲をランダムに繰り返し再 生
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1]/[PARAMETER2] レベルをコントロールするチャンネルを設定します。 ❍ [Parameter Range] レベルの変更可能範囲を [Upper Limit] および [Lower Limit] で設定します。 [Mute Enable] をオンにすると、レベルが [Lower Limit] で設定した値よりも下回った 場合にミュート状態 ( ‒ ∞ dB) になります。 NOTE ・ 下記の [Nominal Value] で設定するノミナル値が [Upper Limit] を上回ると、[Upper Limit] が [Nominal Value] と連動して上がります。一方、ノミナル値が [Lower Limit] を下回ると、[Lower Limit] が [Nominal Value] と連動して下がります。 ・ [Parameter Range] を使うと、ユーザーが使う音量コントロールの可変範囲を制限 できます。たと
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUCTION] が [MTX Level Inc/Dec] または [MTX Send Level Inc/Dec] の場合 (DCP のスイッチのみ ) スイッチでレベルやセンドレベルを上げたり下げたりします。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 MTX Level Inc/Dec の場合 • Input Ch Level • Fx RTN Level • Matrix Out Level • ZONE Out Level • Output Ch Level • 1st Priority Mix Level • 2nd Priority Mix Level • Input Ch DCA Group • ZONE Out DCA Group MTX Send Level Inc/Dec の場合 • Input Ch Send Level • Fx RTN Send Level ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1]/[PARAME
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ❍ [Dec] 選択すると、スイッチを押すたびにレベルやセンドレベルが下がります。 ✦[Lower Limit] スイッチを押したときのレベルの下限を設定します。 ✦[Mute Enable] チェックボックス オンにすると、レベルが [Lower Limit] で設定した値よりも下回った場合に Mute 状 態 (‒ ∞ dB) になります。 ❍ [Switch] スイッチに関する設定を行ないます。 [Sensitivity] では DCP のスイッチの押下操作に対してパラメーターが変化する感度を 設定します。 ● [FUNCTION] が [MTX Source Select] の場合 (DCP/Wireless DCP) [Input Ch Send ON] を設定したスイッチで Matrix のセンドポイントを選択して、 [Input Ch Send Level] を設定したスイッチ / ノブ / スライダーでセンドポイントのレベルを調整 します。 241 MTX-MRX Editor ユーザーガイド 料
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 センドレベルの調節をノブ / スライダーで行なう場合 (DCP4S-EU/US 以外 ) 以下はスイッチでセンドのオン / オフを、ノブ / スライダーでセンドレベルの調節をする例 です。 この例でのスイッチの設定とノブ / スライダーの設定について説明します。 242 MTX-MRX Editor ユーザーガイド 料
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 スイッチの設定 スイッチに以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • Input Ch Send On ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1]/[PARAMETER2] [PARAMETER1] で対象となる ZONE を設定します。 [PARAMETER2] で左側の□をクリックすることで、チャンネルのオン / オフ / 無視 (IGNORE) を設定します。オンは 1 つのチャンネルにのみ設定できます。 ノブ / スライダーの設定 ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1] [PARAMETER1] で対象となる ZONE を設定します。 ❍ [Parameter Range] レベルの変更可能範囲を [Upper Limit] および [Lower Limit] で設定します。 [Mute Enable] をオンにすると、レベルが [Lower Limit
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 センドレベルの調節をスイッチで行なう場合 以下はスイッチでセンドのオン / オフとセンドレベルの調節をする例です。 この例でのスイッチの設定について説明します。 244 MTX-MRX Editor ユーザーガイド 料
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 スイッチの設定 スイッチに以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • Input Ch Send On • Input Ch Send Level ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1]/[PARAMETER2] [PARAMETER1] で対象となる ZONE を設定します。 Input Ch Send On の場合は [PARAMETER2] で左側の□をクリックすることで、 チャ ンネルのオン / オフ / 無視 (IGNORE) を設定します。オンは 1 つのチャンネルにのみ設 定できます。 Input Ch Send Level の場合、以下のパラメーターも設定します。 ❍ [Inc] 選択すると、スイッチを押すたびにレベルやセンドレベルが上がります。 ✦[Upper Limit] スイッチを押したときのレベルの上限を設定します。 ✦[Minimum] パラメーターの現在値が設定した値以下だった場合、スイッチを 1 回押したときに設
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUNTION] が [MTX Source Select] の場合 (MCP1) [Input Ch Send ON] を設定したスイッチで Matrix のセンドポイントを選択して、 [Input Ch Send Level] を設定したスイッチ / ノブ / スライダーでセンドポイントのレベルを調整 します。 この例でのスイッチの設定について説明します。 246 MTX-MRX Editor ユーザーガイド 料
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 スイッチに以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • Input Ch Send On • Input Ch Send Level ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1]/[PARAMETER2] [PARAMETER1] で対象となる ZONE を設定します。 Input Ch Send On の場合は [PARAMETER2] で左側の□をクリックすることで、 チャ ンネルのオン / オフ / 無視 (IGNORE) を設定します。オンは 1 つのチャンネルにのみ設 定できます。 Input Ch Send Level の場合、以下のパラメーターも設定します。 ❍ [Parameter Range] ✦[Upper Limit] スイッチを押したときのレベルの上限を設定します。 ✦[Lower Limit] スイッチを押したときのレベルの下限を設定します。 ✦[Mute Enable] チェックボックス チェックを入れると、レベルが [Lo
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUCTION] が [Legacy - MTX Source Select w/knob] の場合 ( ノブ付き DCP のスイッチのみ ) スイッチによる複数チャンネルのセンドのオン / オフのコントロールと、ノブによる任意 チャンネルのセンドレベルのコントロールをします。 NOTE 同じソースを複数の DCP で設定した場合、操作した DCP の変更情報は他の DCP に 反映されません。それぞれの DCP は最後に操作された状態 (LED の点灯とノブのア サイン ) を保持します。 ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1]/[PARAMETER2] [PARAMETER1] で対象となる ZONE を設定します。 [PARAMETER2] で左側の□をクリックすることで、チャンネルのオン / オフ / 無視 (IGNORE) を設定します。オン / オフ / 無視は複数のチャンネルに設定できます。オンの チャンネルを選択すると、ダイアログの下半分にノブに関する
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUCTION]が [Legacy - MTX Source Select w/sw]の場合 (DCP のスイッチのみ ) スイッチによる複数チャンネルのセンドのオン / オフのコントロールと、スイッチによる任 意チャンネルのセンドレベルのコントロールをします。 NOTE 同じソースを複数の DCP で設定した場合、操作した DCP の変更情報は他の DCP に 反映されません。それぞれの DCP は最後に操作された状態 (LED の点灯とノブのア サイン ) を保持します。 ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1]/[PARAMETER2] [PARAMETER1] で対象となる ZONE を設定します。 [PARAMETER2] で左側の□をクリックすることで、チャンネルのオン / オフ / 無視 (IGNORE) を設定します。オン / オフ / 無視は複数のチャンネルに設定できます。オンの チャンネルを選択すると、ダイアログの下半分にスイッチに関する設定項目が表
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUNCTION] が [External Event] の場合 ( スイッチのみ ) スイッチで、 「Event」ダイアログで設定したコマンドを出力します。 ❍ [DEVICE] コマンドを出力する機器を選択します。UNIT ID、 機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER1] 実行するイベントを選択します。 ❍ [Indicator] スイッチのインジケーターでオン / オフ状態を表示するか (Latch)、スイッチを押したと きだけ点灯するか (Unlatch) を選択します。 「External Events」ダイアログで [Event Mode] を [1shot] にしたイベントを選択して いる場合、[Unlatch] のみ選択できます。 250 MTX-MRX Editor ユーザーガイド 料
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ■ GPI Input 機器本体の [GPI IN] 端子の設定について説明します。 [GPI IN] 端子を使った接続例 接続例 1: MTX/MRX をスイッチでコントロールする場合 MTX3 +5VDC +V CPU IN A/D 100k 接続例 2: MTX/MRX を 10kΩ B カーブ可変抵抗器でコントロールする場合 MTX3 +5VDC +V CPU IN A/D GND 100k [INPUT TYPE] について [INPUT TYPE] では以下の設定ができます。 • Analog • Analog Inv.
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 NOTE ・ オン / オフが切り替わるスレッショルド値は、入力電圧の最大値と最小値の中央値 ( 最大 値と最小値を足して 2 で割った値 ) になります。誤動作防止のため、検出範囲を十分にとっ て設定してください 「GPI ( Calibration」 ダイアログ参照 )。 ・ ケーブルの長さやノイズの影響により電圧が下がる場合は、 「GPI Calibration」ダイアログ で入力電圧の最大値および最小値を調整してください。また、電圧が不安定になることが あるので、最大値および最小値の間が十分に離れるように外部回路を構成 / 設定してくだ さい。 ・ GPI Output のいずれかのポートに ON を割り当てると、オン / オフの状態を表示できま す。 ❍ Analog [FUNCTION] で [Level] や [Send Level] を選択したときに使います。 Level GPI IN への入力電圧が最大 (5V) のときにレベルが最大値となり、最小 (0V) のときにレ ベルが最小値となります。 MAX MIN 0V ❍ +5V
「Settings」ダイアログ設定一覧 ❍ 資 Low Active [FUNCTION] で [ON] や [Send ON] を選択したときに使います。 GPI IN への入力電圧が中央の電圧を上回ると機能をオフにし、 下回ると機能をオンにし ます。 GPI IN 入力電圧 max OFF OFF GPI IN 入力電圧 min 中央の電圧 ON NOTE パラメータータイプで[Input Ch Mute Group]または[Zone Out Mute Group]を選択し たときは、ミュートのオン / オフを切り替えます。 ❍ Rising Edge [FUNCTION] で [ON]/[Send ON]/[SD Play]/[Preset Recall] を選択したときに使い ます。 [GPI IN] 端子への入力電圧が中央の電圧よりも下から上に変化するときに、 パラメーター のオン / オフや再生 / 停止などを交互に切り替えます。 [Preset Recall] は入力電圧が中央の電圧よりも下から上に変化したときに、設定したプ リセットをリコールします。 GPI IN 入力電圧
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUNCTION] が [MTX Dugan Automixer] の場合 [GPI IN] 端子への入力電圧でパラメーターのオン / オフをコントロールします。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • Override(master) • Mute(master) • override(Ch) ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。UNIT ID、機器名の順に表示されます。 ❍ [PARAMETER 1] Override(master) と Mute(master) ではオン / オフをコントロールするグループを、 override(Ch) ではオン / オフをコントロールするチャンネルを選択します。 ❍ [INPUT TYPE] GPI IN への入力電圧をどのようにパラメーターに反映させるかを設定します。 [High Active][Low Active][Rising Edge][Falling Edge] が選択できます。 ● [FUNCTION] が [MTX Level] の場合 (POR
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUNCTION] が [MTX ON] の場合 パラメーターのオン / オフをコントロールします。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • Input Ch ON • Fx RTN ON • ZONE Out ON • Output Ch ON • Input Ch Mute Group • ZONE Out Mute Group ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。 ❍ [PARAMETER1] パラメーターのオン / オフをコントロールするチャンネルを設定します。 ❍ [INPUT TYPE] GPI IN への入力電圧をどのようにパラメーターに反映させるかを設定します。 [High Active][Low Active][Rising Edge][Falling Edge] が選択できます。 ● [FUNCTION] が [MTX Send Level] の場合 (PORT8 では設定できません ) [GPI IN] 端子への入力電圧で各チャンネルのセンドレベルをコントロールします。 ケーブルの
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUNCTION] が [SD Play] の場合 [GPI IN] 端子への入力電圧で、指定したオーディオファイルを再生します。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • SD Song Select & Play • SD Song Pause [INPUT TYPE] 以外の設定についてはスイッチの [FUNCTION] が [SD Play] の場合 ( ス イッチのみ ) を参照してください。 ❍ [INPUT TYPE] GPI IN への入力電圧をどのようにパラメーターに反映させるかを設定します。 [Rising Edge] と [Falling Edge] が選択できます。 ● [FUNCTION] が [Preset Recall] の場合 [GPI IN] 端子への入力電圧で、指定のプリセットをリコールします。 ❍ [PARAMETER1] リコールしたいプリセット番号を選択します。 ❍ [INPUT TYPE] GPI IN からの入力電圧をどのようにパラメーターに反映させるかを設定します。 [Ris
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ■ GPI Output 機器本体の [GPI OUT] 端子の設定について説明します。プリセットのリコールによる [GPI OUTPUT] 端子の設定については「Preset」ダイアログから行なってください。 [GPI OUT] 端子を使った接続例 MTX3 +5VDC +V 10 OUT CPU 最大 75mA [OUTPUT TYPE] について [OUTPUT TYPE] では以下の設定ができます。 ❍ • Closed • Open • Pulse • Pulse Inv.
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 [Direction] が [Downward] の場合、選択した [FUNCTION] の状態が解除されると、約 250ms の間オープンからクローズドになります。[Threshold] を設定するパラメーター の場合は、しきい値を下回ったときに約 250ms の間オープンからクローズドになります。 NOTE [FUNCTION] が [SD Song Play] と [Alert] の場合、選択できません。 ❍ Pulse Inv.
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します。 ❍ [PARAMETER1] [GPI OUT] 端子のコントロールに使用するチャンネルを設定します。 ❍ [OUTPUT TYPE] [GPI OUT] 端子からどのように出力するかを設定します。 ❍ [Threshold] パラメーターのしきい値を設定します。設定できる値はパラメーターの種類によって異な ります。 ❍ [Direction] [GPI OUT] 端子をコントロールするきっかけとなるパラメーターの変化方向を設定しま す。 ● [FUNCTION] が [MTX ON] の場合 指定した機器のパラメーターのオン / オフによって GPI Output をコントロールします。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • Input Ch ON • Fx RTN ON • ZONE Out ON • Output Ch ON • Input Ch Mute Group • ZONE Out Mute Group ❍ [DEVICE] 変更する対象の機器を選択します
「Settings」ダイアログ設定一覧 資 ● [FUNCTION] が [MTX Send ON] の場合 センドのオン / オフによって GPI Output をコントロールします。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • Input Ch Send ON • Fx RTN Send ON 各種設定については [FUNCTION] が [MTX ON] の場合を参照してください。 ● [FUNCTION] が [MTX Priority Ducker ON] の場合 ZONE の Ducker のオン / オフによって GPI Output をコントロールします。 以下の操作対象のパラメータータイプを選択してから各種設定を行ないます。 • 1st Priority • 2nd Priority 各種設定については [FUNCTION] が [MTX Priority Ducker ON] の場合 ( スイッチのみ ) を参照してください。 ● [FUNCTION] が [SD Song Play] の場合 オーディオファイル再生の状態を [GPI OUT] 端子に出
PAGING の設定の流れ 資 PAGING の設定の流れ PAGING の設定は以下のようにします。具体的な設定は「MTX セットアップマニュアル」を参照してください。 注記 PGM1 からの音声信号がアサインされた入力チャンネルは「MATRIX」画面でミックスしないでください。 ミックスしてしまうと PTT がオフでも PGM1 からの入力がゾーンに出力されてしまいます。 1.「Device Config Wizard」ダイアログで PGM1 を配置する。 2. 「Device . Config Wizard」 ダイアログでどのPGM1を1st Priority Micにするかを決め、 必要に応じて PGX1 を拡張する。 Drag&Drop 3.「EXT. I/O」画面の[DANTE]画面でPGM1の出力をMTX5-Dに入力するようにパッチン グする。 4.
PAGING の設定の流れ 資 5.「ZONE」画面の「PAGING」画面で、手順2で設定した1st Priority Micからの入力を1st MIC に設定する。 この例では 1st Mic で CH1 を選択、Mic2 :CH2、Mic3:CH3、Mic4:CH4, SD:STIN3L に設定しています。 6. 必要に応じて「ZONE」画面の「PAGING」画面の右側でゾーングループ ( ゾーンの集合体 ) を設定する。 PGM1 のひとつのゾーン / メッセージ選択ボタンに Zone Group を割り当てることで 複数の Zone で一斉に Program の音量を下げ、 PGM1 で放送することができます。 7.
PAGING の設定の流れ 資 8.
サブネット越しに機器をコントロールするための設定 資 サブネット越しに機器をコントロールするための設定 MTX-MRX Editor と異なるサブネットの機器をコントロールする場合、 IP アドレスを使ってすべての機 器を識別します。 そのため、 MTX-MRX Editor で配置した機器 ( これを仮想デバイスと呼びます ) とネットワーク上の機 器 ( これを実デバイスと呼びます ) の IP 設定が一致するように設定する必要があります。 仮想デバイスの IP 設定を「Match Device by IP Address」ダイアログで、実デバイスの IP 設定を「IP Address」 ダイアログで行ないます。 異なるサブネットに配置されている実デバイス間では、以下のことができません。 • Preset Link • Dante の音声通信 IP アドレスは通信経路全体で唯一なものになるようにしてください。通信経路上に同じ IP アドレスの機 器があると、識別できないことがあります。 まず、 「Match Device by IP Address」ダイアログで仮想デバイスに IP アドレスを設定しま
サブネット越しに機器をコントロールするための設定 資 「Range」に IP アドレスの設定範囲が表示されます。 4 -4. [Apply IP Address] ボタンをクリックする。 自動的にシステム内の仮想デバイスに IP アドレスが設定されます。 5. [Apply] ボタンをクリックする。 6. 手順 3 から 5 を繰り返して、すべての仮想デバイスに IP アドレスを設定する。 7. 設定が終わったら、[OK] ボタンをクリックする。 次に「IP Address」ダイアログで実デバイスに IP アドレスを設定します。 このとき、 「Match Device by IP Address」ダイアログで設定した仮想デバイスの IP アドレスと一致す るように設定します。 1. コンピューターの IP アドレスを「192.168.0.253」、サブネットマスクを 「255.255.255.0」に設定します。 2.
サブネット越しに機器をコントロールするための設定 資 5.「Match Device by IP Address」ダイアログで設定した仮想デバイスの IP 設定を「IP Address」 ダイアログに反映させるために、 [Auto-Assign IP Addresses] ボタンをク リックする。 「Auto-Assign IP Addresses」ダイアログが開きます。 仮想デバイスの IP 設定が表示されます。 6. DNS サーバーに接続する必要がある場合は、[DNS Server] の設定をする。 7.
アラート一覧 資 アラート一覧 MTX/MRX および XMV で発生するアラート、およびその内容 / 対策は以下の通りです。 番号は MTX/MRX 本体では 2 桁、XMV 本体では 3 桁で表示されます。 単発は事象が発生したときに表示されます。継続は事象が発生したときと事象が終了したときに表示されま す。 一部のアラートと情報は MTX-MRX Editor では表示されますが、 本体では表示されません。 問題が解決しない場合は、 機器本体の取扱説明書の巻末に記載されているヤマハ修理ご相談センターにご連 絡ください。 番号 内容 対策 タイプ 単発 / 継続 機器の不具合 1〜9 機器が正常に起動していませ ん。 電源をいったんオフにして、6 秒以上間隔を 空けてから電源をオンにしてください。問題 が解決しない場合は、メモリーの初期化を実 Fault 行してください。それでも解決しない場合は、 ヤマハ修理ご相談センターにご連絡くださ い。 10 内蔵バックアップバッテリーが 完全に消耗しているか、装着さ れていません。 電源をオフにすると現在の設定が失われ、初 期値に戻ります
アラート一覧 番号 資 内容 対策 21 ワードクロックマスターに選択 されたデジタル信号がアンロッ クになりました。 ワードクロック信号が正常に入力されている か確認してください。 22 [YDIF IN] 端子に入力されたデ ジタル信号が、この機器のワー ドクロックに対して同期してい ません。 23 [YDIF IN] 端子に入力されたデ ジタル信号が、この機器のワー ドクロックに対して継続的に同 期していません。 24 スロットに入力されたデジタル 信号が、この機器のワードク ロックに対して同期していませ ん。 25 スロットに入力されたデジタル 信号が、この機器のワードク ロックに対して継続的に同期し ていません。 26 Dante 端子に入力されたデジ タル信号が、この機器のワード クロックに対して同期していま せん。 27 Dante 端子に入力されたデジ タル信号が、この機器のワード クロックに対して継続的に同期 していません。 30 [YDIF IN] 端子の接続に異常が あります。 ケーブルが正しく接続されているか確認して ください。 指定された仕
アラート一覧 番号 資 内容 対策 タイプ 単発 / 継続 47 イベント [**] を送信できません ネットワークに接続している機器を確認して でした。 ください。 Error 単発 50 UNIT ID に 「00」が設定されて います。 UNIT ID を 「00」 以外に設定してください。 Error 継続 51 同一ネットワークに接続された 機器に、同一の UNIT ID を持つ 機器が発見されました。 UNIT ID が重複しないように設定してくださ Error い。 継続 52 [DCP] 端子で通信エラーが発 生しました。 • DCP のパネルにエラーが表示されている 場合は、DCP の取扱説明書を参照のうえ対 応してください。 • DCP のパネル ID が重複しないように設定 してください。 Error 単発 Error 継続 • ケーブルが規格範囲内の長さで確実に接続 されているか確認してください。 • 必要な DCP が接続されているか確認して ください。 53 [DCP] 端子に接続されている DCP[*] が、 プロジェクト
アラート一覧 資 番号 内容 対策 タイプ 単発 / 継続 65 GPI IN に無効なパラメーター が設定されています。 Editor で GPI IN の設定を確認後、 再度同期 操作を行なってください。 Error 継続 66 GPI OUT に無効なパラメー ターが設定されています。 Editor で GPI OUT の設定を確認後、 再度同 期操作を行なってください。 Error 継続 67 DCP[*] に無効なパラメーター が設定されています。 Editor で DCP[*] の設定を確認後、再度同期 操作を行なってください。 Error 継続 70 MTX-MRX Editor との同期が 完了していません。同期処理が 中断した可能性があります。 MTX-MRX Editor で再度同期操作を行なっ てください。問題が解決しない場合は、メモ リーの初期化を実行してください。それでも 解決しない場合は、ヤマハ修理ご相談セン ターにご連絡ください。 Error 継続 71 同期操作を行なったときの UNIT ID の設定と、現在の UNIT
アラート一覧 資 番号 内容 対策 タイプ 単発 / 継続 機器の情報 200 電源がオンになりました。 ‒ Information 単発 201 電源がオフになりました。 ‒ Information 単発 202 ファームウェアのアップデート が完了しました。 ‒ Information 単発 203 初期化を実行しました。 ‒ Information 単発 204 パネルロックが解除されまし た。 ‒ Information 単発 205 IP アドレスが確定しました。 ‒ Information 単発 206 DHCP サーバーで運用中に ネットワークの IP アドレスが 確保されました。 ‒ Information 単発 207 DHCP サーバーで運用中に ネットワークの IP アドレスが 開放されました。 ‒ Information 単発 208 EMG(Emergency) 信号を受 信し、EMG モードに切り替わ りました。 ‒ Information 継続 209 内蔵時計の設定が変更さ
アラート一覧 資 番号 内容 対策 タイプ 単発 / 継続 223 スナップショットがストアされ ました。 ‒ Information 単発 224 スナップショットが編集されま した。 ‒ Information 単発 225 スナップショットグループが編 集されました。 ‒ Information 単発 Information 継続 Error 継続 アンプの情報 102 プロテクションが働き、リミッ ター[ch*] が動作しました。 高負荷状態が連続しているため、出力レベル を下げてください。プロテクションが働いた 要因については、取扱説明書をご参照くださ い。 110 Redundant Backup 機能が動 作し、チャンネル * がアナログ 入力に切り替わりました。 デジタル信号に異常があります。デジタル回 線の接続や Pilot Tone 信号が入力されてい るかを確認してください。 219 Power Amp Mode が変更され ました。 ‒ Information 単発 226 Redundant Overrid
困ったときは ( トラブルシューティング ) 資 困ったときは ( トラブルシューティング ) 症状 MTX-MRX Editor で 機器と通信できない。 考えられる原因 対策方法 コンピューターの IP アドレス設 定が間違っている。 「MTX セットアップマニュアル」 または「MRX セットアッ プマニュアル」を参照して、コンピューターの IP アドレス を設定してください。 ファイアウォールでブロックされ ている。 [ スタート ] を右クリック→ [ コントロールパネル ] → [ システムとセキュリティ] → [Windows ファイアウォー ルによるアプリケーションの許可 ] をクリックし、[ 設定 の変更 ] ボタンをクリックしてから「Bonjour サービス」 と「MTX-MRX Editor」にチェックを入れてください。 MTX-MRX Editor がリストにない場合は、 [ 別のアプリの 許可 ] ボタンをクリックして MTX-MRX Editor を追加し てチェックを入れてください。 NOTE コントロールパネルの表示は [ カテゴリ ] にして ください。 D
困ったときは ( トラブルシューティング ) 症状 「Go Online ‒ From devices」ダイアログ でオンラインにでき ない。 音が出ない。 資 考えられる原因 対策方法 MTX/MRX が MTX-MRX Editor とが To Device でオンラ インになったことがない。 対応するプロジェクトを使って、MTX/MRX と MTXMRX Editor を To Device でオンラインにしてくださ い。 ケーブルが断線または外れてい る。 各機器間のケーブルが正しく接続されていることを確認 してください。正しく接続されている場合は、断線してい ないかどうかを確認して、断線しているケーブルを交換し てください。 本体のディップスイッチの設定を確認してください。特に 本体のディップスイッチの設定が START UP MODE が INIT.