取扱説明書 JA
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可 能 性が想 定される」 内容です。 DMI-5 2 MOXF6/MOXF8 取扱説明書 注意 1/
警告 電源 / 電源アダプター 禁止 水に注意 電源コードをストーブなどの熱器具に近 本体の上に花瓶や薬品など液体の入った づけたり、無理に曲げたり、傷つけたりし ものを置かない。また、浴室や雨天時の屋 ない。また、電源コードに重いものをのせ 禁止 ない。 外など湿気の多いところで使用しない。 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または 故障の原因になります。入った場合は、すぐに電源 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜い た上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修 電源は必ず交流 100V を使用する。 理ご相談センターに点検をご依頼ください。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 必ず実行 感電のおそれがあります。 電源アダプターは、必ず指定のもの (73 禁止 ページ)を使用する。 必ず実行 異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火に注意 火災などの原因になります。 本体の
注意 接続 電源 / 電源アダプター たこ足配線をしない。 すべての機器の電源を切った上で、ほかの 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火 機器と接続する。また、電源を入れたり 災の原因になることがあります。 必ず実行 禁止 小にする。 感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。 電源プラグを抜くときは、電源コードを持 たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 必ず実行 切ったりする前に、機器のボリュームを最 演奏を始める前に機器のボリュームを最 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ 小にし、演奏しながら徐々にボリュームを とがあります。 必ず実行 上げて、適切な音量にする。 聴力障害または機器の損傷の原因になります。 取り扱い パネルや鍵盤のすき間から金属や紙片な どの異物を入れない。 長期間使用しないときや落雷のおそれが あるときは、必ずコンセントから電源プラ 必ず実行 禁止 グを抜く。 感電や火災、故障の原因になることがあります。 感電、ショート、火災、故障や動作不良の原因にな ることがあります。 本本体の上にのったり重いものをのせた りし
注記(ご使用上の注意) • Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびそ の他の国における登録商標です。 製品の故障や損傷、データの損失を防ぐため、以下の内容を お守りください。 • MacまたはMacintoshは、米国および他の国々で登録され たApple Inc.
開発チームからのメッセージ このたびはヤマハミュージックプロダクションシンセサイザー MOXF6/MOXF8を お買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。 MOXF6/MOXF8は、プロクオリティーの音や機能をすべてのプレイヤーの方々が 使いやすくなることを目指して開発されたモデルです。 SOUND 音 高品位なサウンドをさまざまな音楽シーンで使ってほしい MOXF6/MOXF8は、世界中のアーティストが支持するMOTIF XFの高品位なサウンドを継承し、さまざまな音楽シーンで使って いただける多彩なサウンドを搭載しています。 MOXF6/MOXF8の最大のポイントであるフラッシュメモリー拡張は、皆様から要望の大きかった機能です。フラッシュメモリー に記憶したサンプルデータは、電源を切っても保持されます。 FUNCTIONS 機能 インスピレーションをすぐに形にできるスムーズな音楽制作をしてほしい MOXF6/MOXF8には、気に入ったボイスを使って、別のボイスやドラムパートと簡単に組み合わすことができるパフォーマン スクリエーターを搭載しています。ボイスを演奏しながら瞬時にパフォーマンス
付属品 • 電源アダプター • USBケーブル • 取扱説明書(本書) • Online Manual CD-ROM×1枚(リファレンスマニュアル、シンセサイザーパラメーターマニュアル、データリスト収録) • CUBASE AI DOWNLOAD INFORMATION (CUBASE AI ダウンロードについて) • 保証書 MOXF6/MOXF8マニュアルの使い方 MOXF6/MOXF8には、取扱説明書、リファレンスマニュアル、シンセサイザーパラメーターマニュアル、データリストの4 つのマニュアルが付属しています。取扱説明書(本書)は冊子として製品と同梱されており、リファレンスマニュアル、シンセ サイザーパラメーターマニュアル、データリストはPDFファイルとして付属CD-ROMに収録されています。 ● 取扱説明書(本書) MOXF6/MOXF8を使用するまでの準備と、基本的な操作方法について説明しています。 ● リファレンスマニュアル(PDFファイル) MOXF6/MOXF8のしくみおよびパラメーターについて説明しています。また、取扱説明書に記載していない、応用的な 使い方の手順や参考資料なども掲載
MOXF6/MOXF8の特長 ■ MOTIF XFのサウンドエンジン搭載 リアルなピアノ音色やエレクトリックピアノ音色に加え、シンセサイザー、管弦楽器、ドラムの音色など、高品位 でバリエーション豊かなMOTIF XFの波形を完全収録しています。また、XA(エクスパンデッド アーティキュレー ション)機能も搭載しており、レガートやトリルなどの生楽器独特の奏法を鍵盤で実現することや、シンセ系の音色 の新たな演奏表現を作り出すことができます。さらに、MOTIF XFに搭載しているアルペジオタイプに、実用的な ドラム用アルペジオを追加し、幅広い音楽表現を可能にしています。エフェクトにも、VCM (Virtual Circuitry Modeling)エフェクトや、マスターエフェクト、マスター EQなど多彩なシステムを採用しており、MOTIF XFを継 承したプロレベルのサウンドを実現できます。 ■ 使いやすいユーザーインターフェース 16個のナンバーボタンを使って、目的の音色をダイレクトに選択できます。また、さまざまな楽器ごとに分類され ているボイスまたはパフォーマンスは、カテゴリーサーチ機能を使うことで簡単に呼び
目次 開発チームからのメッセージ .........................................................6 パフォーマンスの演奏を録音する ..............................................36 付属品................................................................................................7 MOXF6/MOXF8マニュアルの使い方 ........................................7 ソングとパターンについて.................................................................. 36 メロディー+アルペジオバッキングをソングに録音する ............... 36 アルペジオをパターンに録音する ......................................................
各部の名称と機能 フロントパネル MOXF8 6 78 ) @ ^ B 5 2 3 & *( 4 9! A-1 B-1 C0 D0 E0 # $ F0 G0 A0 B0 C1 % A C2 C D C3 1 MOXF6 6 78 ) @ ^ B 5 & *( 4 9! 2 E1 1 MOXF6/MOXF8 取扱説明書 $ % A C 3 C1 D1 10 # F1 G1 A1 B1 C2 C3 D
各部の名称と機能 E F G N H Q ST M C4 C5 F G E P R I J K L O N H I O C6 P C7 Q ST R J K L C4 M C5 C6 MOXF6/MOXF8 取扱説明書 11
各部の名称と機能 1 鍵盤 9 [LEVEL] (レベル)メーター (39ページ) MOXF6は61鍵、MOXF8は88鍵で構成されています。ア [LEVEL]メーター切り替えボタンで設定した信号レベルを表示 コースティックピアノのように、弾き方の強弱でボイスの音量 や音色をコントロールできるイニシャルタッチがついており、 します。 ダイナミックな表現力を得られます。 ) @ ^ 2 ピッチベンドホイール ピッチベンド効果のアップ/ダウンをコントロールします。その 他、さまざまな機能を割り当てて使用できます。 3 モジュレーションホイール & * ( モジュレーション効果をコントロールします。その他、さまざ まな機能を割り当てて使用できます。 6 7 8 ! # $ % A ) ノブファンクションボタン1 ボタンを押すことにより、上段にあるノブ1〜4に割り当てる機 5 能を切り替えます。ランプが点灯している段の機能が割り当て られます。ボイスモードでは、各機能がボイス全体に働き、パ フォーマンスモードまたはミキシングモードでは、 [COMMON]ボタンと[PART
各部の名称と機能 % TRANSPOSE (トランスポーズ)[−]/[+]ボタン (27ページ) これらのボタンを押すたびに、鍵盤を1半音ずつダウン/アップ させることができます。2つのボタンを同時に押すと標準の音 の高さ(0)に戻ります。 ^ EFFECT (エフェクト)ボタン群 このシンセサイザーには、インサーションエフェクト(8系統)、 システムエフェクト(リバーブ、コーラス)、マスターエフェク トの3種類のエフェクトがあり、ボイス、パフォーマンスによ [H](フォワード)ボタン ソングやパターンの再生位置を1小節ずつ進めます。ボタン を押し続けると連続して進みます。 [REC](レコード)ボタン ソングやパターンフレーズをレコーディングするモードに入 ります。レコーディングモードに入ると、ボタンの上のラン プが点灯します。 [J](ストップ)ボタン ソングやパターンの再生やレコーディングを止めます。 る鍵盤演奏や、ソング、パターンの再生音にその効果が付加さ [F](プレイ)ボタン れます。 ソングやパターンの再生やレコーディングを、現在位置か ら開始します。再生やレコーディングを開始
各部の名称と機能 E F なっています。設定中に1つ上の階層画面に戻るときに、この G ボタンを使います。また、ストアやジョブを中止する場合(NO) に使用します。 M [ENTER] (エンター )ボタン H 選択した項目の画面を呼び出すときに、このボタンを使います。 I また、各ジョブやストア操作の実行(EXECUTE)と確認(YES) J にも使用します。 N K L O P Q M E [CATEGORY SEARCH] (カテゴリーサーチ) ボタン(26ページ) ボイス/パフォーマンスパートエディット/ソング/パターンでこ のボタンをオンにすると、選択中のパートに割り当てられるボ R イスのカテゴリーサーチ画面が表示されます。このとき、[A]〜 [H]ボタンが、ボイスのメインカテゴリー選択用のボタンとして 機能します。また、パートエディット以外のパフォーマンスモー ドでこのボタンをオンにすると、パフォーマンスのカテゴリー サーチ画面が表示されます。[A]〜[H]ボタンが、パフォーマン スのメインカテゴリー選択用のボタンとして機能します。 N [MODE] (
各部の名称と機能 ターエディットでこのボタンをオンにすることにより、全エレメ T [TRACK] (トラック)ボタン ント/パート共通の設定(コモンエディット)をする状態にします。 ソング/パターンモードでこのボタンをオンにすることにより、 ナンバー [1]〜[16]ボタンでソング/パターンのトラックを選ぶ ことができます。ボイス/パフォーマンスモードではKeyboard S T Transmit Channelの切替になります。 [MUTE] (ミュート)ボタン(40ページ) ノーマルボイスエディットおよびミキシングボイスエディットで このボタンをオンにすると、ナンバー [9]〜[16]ボタンがエレメ ント1〜8のミュートオン/オフボタンとして機能します。そのほ S [PATTERN SECTION/PERFORMANCE CONTROL] (パターンセクション/パフォーマンス コントロール)ボタン パフォーマンスモードの場合このボタンをオンにすると、ナン かのモードでこのボタンをオンにすると、ナンバー [1]〜[16]ボ タンが、パフォーマンスパート1〜4、ソングのトラック/パー ト1〜
各部の名称と機能 リアパネル 3 1 4 5 6 7 8 9 2 1 Pスタンバイ/オンスイッチ(17ページ) に接続したフットスイッチには、サステイン以外にもさまざま 電源のオン(O)/スタンバイ(N)スイッチです。 な機能を割り当てることができます。[SUSTAIN] (サステイン) 2 DC IN端子(17ページ) (アサイナブル)端子にはフットスイッチFC4、FC5を使用でき 付属の電源アダプターを接続する端子です。 ます。 3 USB端子 6 [FOOT CONTROLLER] (フットコントローラー ) 端子にはフットスイッチFC3、FC4、FC5を、[ASSIGNABLE] 本体リアパネルに、USB [TO HOST]端子とUSB [TO DEVICE] 端子 端子の2種類のUSB端子がついています。 別売のフットコントローラー (FC7など)を接続します。音色、 USB [TO HOST]端子は、本体とコンピューターのUSB端子と 音量、音の高さなどを足元でコントロールできます。 を、USBケーブルで接続するために使います。これにより、コ
ご使用前の準備 電源の準備 スピーカーやヘッドフォンの準備 次の順番で、付属の電源アダプター (73ページ)を接続しま す。電源アダプターを接続する前に、MOXF6/MOXF8の P(スタンバイ/オンスイッチ)がスタンバイ(N)になっている ことを確認してください。 音を鳴らすための準備をします。キーボードアンプやモニ タースピーカー、ヘッドフォンをご用意いただき、下図のよ うに接続します。接続の際には、接続する機器を確認して、 別途ケーブルをご用意ください。 1 電源アダプターのプラグをMOXF6/MOXF8リアパ ネルのDC IN端子に接続します。 2 電源アダプターを電源コンセント(AC100V)に接続 します。 コンセント 1 DC IN端子 2 電源アダプター キーボードアンプ またはモニタースピーカー (左側) ヘッドフォン OUTPUT L/MONO端子 警告 OUTPUT R端子 PHONES端子 MOXF6/MOXF8 NOTE 電源アダプターを外すときは、逆の手順で行なってください。 • 電源アダプターは、必ず付属のものをお使いください。他の電源アダ
ご使用前の準備 オートパワーオフ機能 オートパワーオフとは、本体が一定時間操作されないと自動 的に電源が切れる機能です。電源の切り忘れによる無駄な電 力消費を防ぐため、この機能を追加しました。 ■ オートパワーオフの設定 電源が自動的に切れるまでの時間は変更できます。 設定手順 [UTILITY] → [F1] GENERAL → [SF6] OTHER →「AutoOff」を変更 → [STORE] 設定値(分) off (オートパワーオフ解除)、5、10、15、30、 60、120 初期設定(分) 30 ボリュームや画面の明るさを 調節する MOXF6/MOXF8やアンプのボリュームを最適な位置に調 節します。 NOTE アンプやPA機器に接続する場合は、MOXF6/MOXF8のボ リュームを7分目くらいに合わせてから、アンプやPA機器のボ リュームを上げていきます。 画面が見えにくい場合は、[UTILITY]ボタンを押しながら [INC]/[DEC]ボタンを押して画面のコントラストを調整し ます。 マスターボリューム スライダーの調節 画面の明るさの調節 大 ■ オートパワーオフの簡
ご使用前の準備 音を出す デモソングを聴く 実際にMOXF6/MOXF8の鍵盤を弾いて音を鳴らしてみま しょう。MOXF6/MOXF8の電源を入れると、以下のよう な画面が表示されます。 MOXF6/MOXF8には、あらかじめデモンストレーション 用のソング/パターンが内蔵されています。次の手順でデモ ソングを聴いてみましょう。 プログラムの名前 1 マスターモードにおける プログラムのナンバー [SONG]ボタンを押して、ソングモードに入ります。 ソングモードのPLAY画面が表示されます。 2 SEQ TRANSPORTの[F](プレイ)ボタンを押し て、デモソングの再生を始めます。 現在選択されている1番目のデモソングが再生されます。 モード バンク プログラムナンバー NOTE 初期状態では、電源を入れると「マスターモード」のプレイ画 面が表示されます。モードについては23ページをご参照くださ い。 NOTE ここに掲載している、マスターモードのプレイ画面は、操作説 明のためのものです。したがって、実際とは異なる場合があり ます。たとえば、ここに掲載しているプログラム名は、
ご使用前の準備 工場出荷時の状態に戻す (ファクトリーセット) MOXF6/MOXF8には、ユーザーメモリーを初期化して工 場出荷時の状態に戻すファクトリーセットという機能があり ます。 MOXF6/MOXF8では、はじめからユーザーメモリー上に さまざまなボイス、パフォーマンス、ソング、パターンが設 定されています。 ファクトリーセットを実行すれば、これらを誤って書き換え てしまった場合でも、工場出荷時の状態に戻すことができま す。 注記 ファクトリーセットを実行すると、現在のユーザーメモリーのボイス、 パフォーマンス、ソング、パターン、マスターなどのデータや、ユー ティリティーモードでのシステム設定の内容が、すべて工場出荷時の設 定に書き換えられてしまいます。大切なデータを失わないようにご注意 ください。また必要な設定内容は、あらかじめUSBフラッシュメモリー などに保存されることをおすすめします(59ページ)。 1 [UTILITY]ボタンを押してから、[JOB]ボタンを押 します。 ユーティリティージョブ画面(Factory Set画面)が表示され ます。 2 [ENTER]ボタンを押します
基本操作 カーソル移動 4つのカーソルボタン(上下左右)を使って、画面上のカーソ ル(反転表示部分)を上下左右方向に順番に移動させることが できます。カーソルが置かれている位置の値を、[DATA]ダ イアルや[INC]ボタン、[DEC]ボタンで変更します。 値の変更/設定 [DATA]ダイアルを右方向(時計回り)に回すと値が増加し、 左方向(反時計回り)に回すと値が減少します。 [INC]ボタンを押すたびに値が1ずつ増加し、[DEC]ボタン を押すたびに値が1ずつ減少します。どちらのボタンも押し 続けることによって値が連続的に変化します。 設定レンジの大きいパラメーター値を変更している場合、 [SHIFT]ボタンを押しながら[INC]ボタンを押すことで、値 を10ずつ増加させることができます。逆に[SHIFT]ボタン を押しながら[DEC]ボタンを押すことで、値を10ずつ減ら すことができます。 値が減少 値が1ずつ 減少 値が増加 画面の最下段の表示が空欄になっている場合は、その表示に 対応するファンクションボタンが機能しないことを示してい ます。たとえば、下図の[SF6]ボタンにはサブ機能は割り当
基本操作 文字入力 音符の指定 ボイスネームやパフォーマンスネームなど、文字を入力する パラメーターにカーソルを移動すると、画面右下に「CHAR」 が表示されます。このとき[SF6]ボタンを押すと、下図のよ うな画面が表示され、文字を入力する状態になります。 [SF6]ボタンを押しながら、カーソル[<]/[>]ボタンを押し て左右にカーソルを移動し、文字を入力する位置を選びま す。 [SF6]ボタンを押しながら、[DATA]ダイアルまたは[INC]/ [DEC]ボタンを操作して、入力する文字を選びます。 入力が終わったら、[ENTER]ボタンを押して入力した文字 を確定させ、文字入力状態から抜けます。 ソングやパターンでのステップ録音などで、音符の種類を指 定するパラメーターにカーソルがある場合、画面内の[SF6] ボタンに該当する位置に音符マークが表示されます。この場 合、[SF6]ボタンを押すと音符指定画面が表示され、[F1] 〜[F5]ボタン、[SF1]〜[SF5]ボタンを押すことにより、音 符を指定できます。 音符指定画面 編集エリア 入力文字一覧 キーボード入力 鍵盤を押さえてノート
クイックガイド モードについて MOXF6/MOXF8では、10個のモードボタン(1〜)) を使って、目的に合わせてモードを切り替えます。ま た、各モードにおいて状態を切り替えることができる 3個のボタン(!〜#)があります。 No ボタン モード ) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ! @ # 詳細 1 [VOICE] ボイスモード 高品位でバリエーション豊かな音色(ボイス)を使った鍵盤演奏が楽しめるモードです。同時に 使用できるボイスは1つだけです。オリジナルのボイスを作成することもできます。 2 [PERFORM] パフォーマンスモード パフォーマンスの演奏、作成ができるモードです。パフォーマンスを使えば、ボイスを複数重 ねて同時に鳴らしたり、ピアノとベースで鍵盤の領域をわけて鳴らしたりできます。 3 [MASTER] マスターモード ボイス、パフォーマンス、ソング、パターンモードで作ったプログラムを使って設定する特別 なモードです。マスターモードには、「お気に入りのプログラムを登録し、ワンタッチで呼び 出す」 、「MOXF6/MOXF8の鍵
クイックガイド MOXF6/MOXF8の基本的な使い方 ボイスを演奏する ボイスを選ぶ............................................................................................................................. 25ページ ボイスをエディットする ......................................................................................................... 28ページ ボイスを組み合わせてパフォーマンスを作る パフォーマンスクリエーター.................................................................................................. 31ページ パフォーマンスを選ぶ .............................................................
クイックガイド ボイスモードで演奏する ボイスを選んで演奏する ボイスモードのトップ画面にあたるボイスプレイ画面では、 さまざまなボイスから好きなものを選んで演奏できます。 ボイスには、以下の2種類があります。 1 [VOICE]ボタンを押します。 [VOICE]ボタンのランプが点灯し、ボイスモードのボイス プレイ画面が表示されます。 ノーマルボイス ピアノ、オルガン、ギター、シンセサイザーなどさまざまな 楽器の音色のボイスです。キーボードの鍵盤の音階に合った 音の高さで発音します。 2 BANK SELECT [DEC]/[INC]ボタンでボイスバ ンクを選びます。 この時点で、鍵盤を弾くと現在画面上に表示されているボ イスの音が出ます。 ドラムボイス また、ボイスプレイ画面に表示されている各項目は以下の リズムパートを演奏する場合に使う音色のボイスです。各 ノートナンバー (鍵盤)にいろいろな打楽器が割り当てられて います。 とおりです。 ●ボイスプレイ画面 メイン カテゴリー バンク プログラム ナンバー サブカテゴリー MOXF6/MOXF8には、ボイスを記憶させるた
クイックガイド 楽器の種類でボイスを選ぶ (カテゴリーサーチ) MOXF6/MOXF8のボイスは、カテゴリーごとに分類され ています。カテゴリーは、ボイスをピアノ、オルガンといっ た楽器の種類や音のキャラクター別に分けたものです。カテ ゴリーサーチは、特定のカテゴリーを指定して、その中から 使いたいボイスをすばやく探すことができる便利な機能で す。 1 お気に入りのボイスを集めた カテゴリーを作る (フェーバリットカテゴリー ) カテゴリーサーチには、気に入ったボイスをフェーバリット カテゴリーとして登録する機能があります。あらかじめ気に 入ったボイスをフェーバリットカテゴリーに登録しておく と、曲作りの際に使いたいボイスをすばやく選び出すことが できます。 ボイスプレイ画面で[CATEGORY SEARCH] ボタンを押します。 気に入ったボイスをフェーバリットカテゴ リーに登録する カテゴリーサーチダイアログが表示されます。 メインカテゴリー 1 「楽器の種類でボイスを選ぶ」の手順1〜4を行ない、 選択したカテゴリーのボイスリストを表示させます。 サブカテゴリー 2 2 カーソル[∧
クイックガイド フェーバリットカテゴリーに登録されている ボイスを選ぶ 1 ボイスプレイ画面で[FAVORITE]ボタンを押しま す。 フェーバリットカテゴリーとして登録されているボイスリ ストが表示されます。 2 カーソル[∧]/[∨]ボタンまたは[DATA]ダイアルで ボイスを選択します。 3 [ENTER]ボタンを押し、ボイスを確定します。 アルペジオを切り替える ボイスプレイ画面にはARP1〜ARP6ボタンが表示されて おり、8分音符(♪)マークが表示されているボタンにはアル ペジオタイプが割り当てられています。[SF1]〜[SF6]ボタ ンを押すことで、演奏中にワンタッチでアルペジオタイプを 切り替えることができます。 ARP1 〜 ARP6 ボタン アルペジオを使う アルペジオとは、鍵盤演奏に応じて、アルペジオ(分散和音) を自動演奏する機能です。 アルペジオは、ライブパフォーマンスなどで演奏を補助する ためのツールとしてだけではなく、楽曲制作などでもクオリ ティーの高いMIDIデータを手軽に入力したり、目的の楽器 や音楽ジャンルにぴったりあったバッキングフレーズを作成 したりす
クイックガイド 音色を変化させる H I NT 本体のノブ1〜8を操作すると、選択中のボイスのパラメー ターやエフェクトのかかり具合を増減することで音色を変化 させることができます。ノブにはそれぞれ3種類の機能が割 り当てられていて、ノブファンクションボタンで切り替える ことができます。 1 エディットマークについて プレイ画面やエディット画面でパラメーターの値を変更する と、画面右上に (エディット)マークが表示されます。この 表示により、選択中のプログラムが設定を変更された状態に あり、まだ保存されていないことを確認できます。現在の状 態を保存するには、ストア(29ページ)の操作を行ないます。 ノブ1〜8の左にあるノブファンクションボタン1/2 を押して、割り当てたい機能に該当するランプを点 灯させます。 KNOB FUNCTION画面が表示されます。KNOB FUNCTION画面では、ノブに割り当てられた機能と、その 機能の現在の値が表示されます。 [EXIT]ボタンを押すと、画面が閉じます。 ノブファンクションボタン1 ノブ 1 ノブ 2 ノブ 3 ノブ4 ボイスをエディットする ボイ
クイックガイド ● ドラムボイスを選択している場合 コモンエディットを行なうには、[COMMON]ボタンを押し H I NT ます。 コンペア機能 キーエディットを行なうには、ナンバー [1]ボタンを押し、 エディットしたボイスをエディット前のボイスの音に一時的 に切り替えることができる機能で、エディットによってどう 音が変わったか聞き比べることができます。 エディットしたいキーを選択します。 NOTE ボイスパラメーターについて詳しくは、PDFファイル「リ ファレンスマニュアル」のボイスモード説明箇所をご参照 ください。 ● ボイスエディットの場合 ボイスをエディットした状態で[EDIT]ボタンを押します。 [EDIT]ボタンのランプが点滅し、エディット前の状態に一時 的に戻ります。[EDIT]ボタンをもう一度押すと、エディット 後の状態に戻ります。 コモンエディット画面 コモンエディット画面であることを示しています。 ● ボイスストアの場合 ストア画面で[EDIT]ボタンを押します。[EDIT]ボタンのラン プが点滅し、ストア先のボイスが発音する状態になります。 [EDIT]ボタン
クイックガイド 4 インサーションエフェクトAとBの接続方法を設定し ます。 カーソルを下図のとおりインサーションエフェクトコネク ションに移動させ、[INC]/[DEC]ボタンまたは[DATA]ダイ アルを使って接続方法を設定します。 インサーションエフェクト コネクション H I NT 下記の方法で、エレメント1〜エレメント8の音量を同時に変 更できます。 1 ノブファンクションボタン1を押しながらノブファンクショ ンボタン2を押します。 ランプが6個とも点灯し、KNOB FUNCTION画面が表示さ れます。 2 ノブ1〜8を回して対応する各エレメントの音量を調節しま す。 3 [EXIT]ボタンを押して元の画面に戻ります。 ノブファンクションボタン1 5 各エレメント/キーの出力先を設定します。 ノブ 1 ノブ 2 ノブ 3 ノブ4 ノブ 5 ノブ6 ノブ 7 ノブ8 ノーマルボイスの場合はカーソルを「EL: OUT」に、ドラ ムボイスの場合はカーソルを「KEY: OUT」に移動させて、 [INC]/[DEC]ボタンまたは[DATA]ダイアルを使って出力先 を設定しま
クイックガイド アルペジオを変更する プリセットボイスのARP1〜ARP6に割り当てられている アルペジオタイプを変更してみましょう。 1 ARP [EDIT]ボタンを押します。 アルペジオエディット画面が表示されます。 2 [SF1] ARP1〜[SF6] ARP6ボタンのうち変更し たいアルペジオのボタンを押します。 3 [F2] TYPEボタンを押します。 気に入ったボイスからパフォー マンスを作る(パフォーマンス クリエーター) MOXF6/MOXF8には、ボイスモードで気に入ったボイス を活用してパフォーマンスを作れる「パフォーマンスクリ エーター」という機能があります。パフォーマンスとは、複 数のボイスを重ねて鳴らすための音色セットのことで、1つ のパフォーマンスは最大4つのボイスを組み合わせて作りま す。パフォーマンスクリエーターを行なうと、ボイスに設定 されているエフェクトなどもパフォーマンスにコピーされる ので、ボイスの雰囲気をそのまま活かしたパフォーマンスを 簡単に作れます。 パフォーマンスクリエーターには、「レイヤー」「スプリッ ト」「ドラムアサイン」の3つが用意されてい
クイックガイド 4 リストから重ねたい音色を選択して[ENTER]ボタン を押します。 3 「SPLITPOINT」にカーソルを移動して、スプリッ トボイスの境目を設定します。 パフォーマンスプレイ画面が表示されます。 [SHIFT]ボタンを押しながら鍵盤を押すと、押した鍵盤がス プリットポイントになります。 ボイスモードで選択したボイスがパート1に、[LAYER]ボ タンを押してカテゴリーサーチ画面で設定したボイスが NOTE スプリットボイスの境目に設定したノートは、上の鍵域 (UPPER)に含まれます。 パート2に割り当てられ、レイヤーされている状態になりま す。パフォーマンスプレイ画面で[F2] VOICEボタンを押す と、各パートのボイスを確認できます。 4 「LO/UP」にカーソルを移動して、組み合わせたい ボイスを現在のボイスの下の鍵域に設定するか、上 の鍵域に設定するか、を選択します。 5 [STORE]ボタンを押して、必要に応じて パフォーマンスを保存します。 NOTE スプリットする前に選択していたボイスがドラムボイスの 場合は、ドラムボイス自体にスプリットは適用さ
クイックガイド ドラムのアルペジオパターンを変更 する 8 [STORE]ボタンを押して、必要に応じてパフォーマ ンスを保存します。 パフォーマンスクリエーターでドラムアサインを行なった場 合、ドラムボイスはパフォーマンスのパート4に自動的に設 定され、アルペジオがオンになります。ドラムのアルペジオ パターンを変更するときは、パフォーマンスモードのアルペ ジオエディットを行ないます。 5 現在のボイスにドラムパートを重ねる (ドラムアサイン) 鍵盤を弾くと、ドラムパターンがアルペジオで同時に演奏さ れるパフォーマンスを作ります。 該当するパフォーマンスを選択した状態で、ARP [EDIT]ボタンを押します。 パフォーマンスモードのアルペジオエディット画面が表示 されます。 6 [F2] TYPEボタンを押してから、ナンバー [4]ボタ ンを押します。 パート4のTYPE画面が表示されます。 1 ボイスモードでボイスを選択します。 7 「Bank」/「Category」/「SubCategory」/ 2 「Type」にカーソルを移動して、アルペジオタイプ を選択します。 パネルの[D
クイックガイド パフォーマンスモードで演奏 する パフォーマンスは最大4つのボイスを重ねて迫力や厚みのあ る音を出すことができます。ユーザー 1〜2バンクに各128 個記憶されています。 まずは[PERFORM]ボタンを押して、パフォーマンスモード に入ります。 エディットしたいパートだけをオンにする (ソロ機能) エディットしたいパートだけを発音状態にすることをソロと 呼びます。 2 1 パフォーマンスを選ぶ パフォーマンスの選び方は、基本的にはボイスと同じです。 25ページをご覧ください。また、パフォーマンスをカテゴ リー別に選ぶカテゴリーサーチ機能や、気に入ったパフォー マンスを集めてカテゴリーを作るフェーバリットカテゴリー 機能(26ページ)もボイスと同じ操作で行なえます。 1 [SOLO]ボタンを押します。 [SOLO]ボタンのランプが点灯し、あるパートだけをオンに できる状態になります。 2 ナンバー [1]〜[4]ボタンを押します。 ボタンのランプが点滅し、押したボタンと同じ番号のパー トだけが発音する状態(ソロ)になります。他のボタンを押す と、発音するパートが切り替わります
クイックガイド アルペジオのオン/オフをパートごとに 切り替える パフォーマンスを構成する4パートのアルペジオを次の操作 でパートごとにオン/オフできます。 2 1 音色を変化させる ボイスモードと同様に、パフォーマンスモードでもノブ1〜 8を使って音色を変化させることができます。ノブの操作の 仕方は、基本的にはボイスモードと同じです(28ページ)。 ただし、パフォーマンス全体に影響する変化のさせ方と、パ フォーマンスを構成する特定のボイスに影響する変化のさせ 方とがあります。 ● パフォーマンス全体に影響する変化 1 [PERFORMANCE CONTROL]ボタンを押しま す。 [PERFORMANCE CONTROL]ボタンのランプが点灯し、 パートごとにアルペジオのオン/オフを切り替える状態にな ります。 2 ナンバー [5]〜[8]ボタンを押すたびに、アルペジオ のオン/オフが交互に切り替わります。 パフォーマンス([PERFORM])とパフォーマンスコモンエ ディット([PERFORM] → [EDIT] → [COMMON])の状態 でノブ1〜8を操作すると、パフォーマンス全
クイックガイド HI NT 下記の方法でパート1〜パート4のピッチを変更できます。 1 2 [EDIT]ボタンを押します。 3 4 5 6 [F4] TONEボタンを押します。 ナンバー [1]〜[4]ボタンを押して、ピッチを変えたいパー トを選びます。 [SF1] TUNEボタンを押します。 パフォーマンスの演奏を 録音する パフォーマンスを演奏していると、そのまま曲に使えそうな メロディーやコードバッキングが浮かんでくることがありま す。そんなときには、パフォーマンスレコード機能を使って ソングやパターンに録音し、あとから曲を仕上げていきま しょう。 NoteShiftの値を設定します。 [EXIT]ボタンを押して元の画面に戻ります。 ソングとパターンについて ソングとパターンは最大16トラックで構成されているMIDI シーケンスデータです。 ● ソング ソングは、鍵盤やコントローラーによる演奏をMIDIイベン トとして各トラックに録音した、MIDIシーケンサーデータ です。 ● パターン ソングと同じくMIDIシーケンスデータですが、数小節(最大 256小節)のリズムパターンを繰り
クイックガイド 5 鍵盤を押さえると、自動的にレコーディングが始ま ります。 メトロノームに合わせてバッキングやメロディーを演奏し ます。録音中でも、[SF1]〜[SF6]ボタンを押してアルペジ オの設定を切り替えることができます。 6 4 [J](ストップ)ボタンを押します。 録音が終了し、録音先のソングモードに自動的に移動しま す。録音が終了すると録音データが自動的に本体のソング/ パフォーマンスレコードの各画面で下記の設定をし ます。 パターンのメモリーに保存されます。[F](プレイ)ボタンを 押して、録音した演奏を聴いてみましょう。 [F1] SETUP画面 パフォーマンスレコードで録音したトラックを素材にして、 ソングモードで演奏を編集したり修正したり、足りない 1 2 パートを加えたりして曲を仕上げていきましょう。 3 4 NOTE アルペジオについては、押鍵音ではなく実際に再生された MIDIノートイベントがそのまま録音されます。 7 1「SeqMode」=「song」 ソングに録音する設定です。 ソングが仕上がったら、[STORE]ボタンを押して、 ソングを保存し
クイックガイド マイクやオーディオ機器を 活用する 5 [UTILITY]ボタン → [F3] VCE A/Dボタン → [SF1] OUTPUTボタンを押して、「Mono/ Stereo」を設定します。 手順2での接続に従って、A/D INPUT [L]/[R]端子からの 入力信号をモノラル信号として使うかステレオ信号として 使うかを設定します。手順2の図のようにオーディオ機器を 接続している場合、 「Mono/Stereo」を「stereo」または A/D INPUT [L]/[R]端子からの 入力信号を鳴らしながら演奏する 「LRMono」に設定します。また、マイクを接続している場 合は、「LMono」または「RMono」に設定します。 MOXF6/MOXF8では、A/D INPUT [L]/[R]端子にマイ ク、ギター、ベースや、CDプレーヤーなどのオーディオ機 器、シンセサイザーなどの電子楽器を接続し、入力音声を オーディオ入力パート(A/Dインプットパート)として鳴らす ことができます。ボリューム、パン、エフェクトなどの設定 をし、他パートとミックスした上で、本体サウンドとして出 力さ
クイックガイド 8 [LEVEL]メーター切り替えボタンを押して[A/D INPUT]ランプを点灯させたうえで、接続した外部 機器の音を聞きながら[GAIN]ノブを回して入力レ ベルを調節します。 3 NOTE A/D INPUT [L]/[R]端子からの入力信号レベルは、音が [EDIT]ボタン → [COMMON]ボタン → [F6] EFFECT → [SF1] CONNECTボタンを押して、 「InsEF Connect」(インサーションエフェクトコ ネクション)を「vocoder」に設定します。 NOTE 手順2でボコーダー用ボイスを選択した場合は、「InsEF 歪まない範囲でできるだけ大きくなるように設定してくだ さい。 Connect」は自動的に「vocoder」に設定されています。 [LEVEL]メーター 切り替えボタン [LEVEL]メーター 4 必要に応じて、[SF2] VOCODER画面でボコー ダーのパラメーターを設定します。 鍵盤を押さえながらマイクから声を入力すると、ボコー ダー音(ロボットボイス)が出力されます。[SF2]ボタンを押 して、ボコーダー音を聴き
クイックガイド ソングモードで曲作りをする ソングの再生 MOXF6/MOXF8には、曲を作るためのシーケンサーが内 蔵されています。シーケンサーとは、楽器の演奏を演奏デー タ(MIDIデータ)として記録する機能のことで、この機能を 利用すれば、ビッグバンドやオーケストラの演奏なども1人 で作り上げることができます。 ソングの再生については、「デモソングを聴く」(19ページ) で紹介しています。ここでは、デモソングを再生させながら、 トラックのミュート/ソロ機能を活用する方法についてご紹 介します。 トラックのミュート 用語を理解しよう 特定のトラックの発音をオフにする機能です。 ソング、パターン 1 [MUTE]ボタンを押してランプを点灯させます。 ナンバー [1]〜[16]ボタンのランプが点灯します。 36ページをご参照ください。 トラック トラックとは、演奏を録音するためのメモリーのことで、1つ のトラックには1パート分の楽器の演奏が録音できます。 MOXF6/MOXF8のソングには、16トラックが用意されて いて、16パート分の楽器演奏を録音/再生可能です。 ミキシング トラ
クイックガイド ステップ録音でドラムパートを作る 5 [F](プレイ)ボタンを押します。 [F](プレイ)ボタンのランプが点灯し、ステップ録音の録音 実際に曲を作ってみましょう。まずは、以下のようなフレー ズをリズムパートとしてステップ録音でトラック1に作成す る例を紹介します。 中画面が表示されます。 6 「StepTime」を「 480」に設定します。 1つの音を入力したときに進むポインターのステップ値が ハイハット 480(4分音符)になります。 7 キック [P](トップ)ボタンを押して音符を入力する位置を 先頭に設定してから、B0のキーを4回押して音符を 入力します。 B0キーに割り当てられているキックの音が1小節分入力さ れます。 1 [SONG]ボタンを押してソングプレイ画面を表示し、 空のソングを選びます。 2 [F1] PLAY画面で、拍子を「4/4」に設定します。 NOTE MOXF6をお使いの場合、TRANSPOSE [−]ボタンまた はOCTAVE [−]ボタンを押してB0のキーを鍵域内に呼び 出してください。 8 [J](ストップ)ボタンを押し
クイックガイド 15「02: Copy Event」を選択し、[ENTER]ボタン 2 を押します。 [REC](レコード)ボタンを押してから[F1] SETUP ボタンを押し、ソングレコードのSETUP画面を表 示します。 この画面で、「Type」を「replace」に、「Quantize」を 「♪240」に、「RecTr」を「2」に設定します。 16 以下のとおり設定し、[ENTER]ボタンを押します。 • コピー元のトラックを「01」に、小節範囲を 「001:1:000 」-「002:1:000」に設定 • コピー先のトラックを「01」に、先頭小節を 3 「002:1:000」に設定 [F2] VOICEボタンを押してから[CATEGORY SEARCH]ボタンを押し、ベース音を設定します。 「Main」(メインカテゴリー )を「Bass」に、「Sub」(サブ • 「NumberOfTimes」を「×03」に設定 カテゴリー )を「Synth Bass」に設定し、カーソル[>]ボ タンを押します。ボイスリストが表示されるので、「PRE3 さきほど録音したドラムパートの1小節が4小節
クイックガイド 7 録音の準備ができたら、[P](トップ)ボタンを押して ポインターの位置をソングの先頭にしてから、[F] (プレイ)ボタンを押し、鍵盤演奏を始めます。 パンチイン( 再録音開始小節 : 拍 ) この小節 : 拍から該当トラックの再生音が消え、 鍵盤演奏が録音されます。 ランプが点灯し、リアルタイム録音の録音中画面が表示さ れ、録音が開始されます。カウントが1小節鳴ったあとに、 下記の楽譜を演奏してください。 パンチアウト ( 再録音終了小節 : 拍 ) この小節 : 拍から通常再生に戻ります。 [SF1] COPYLOC (コピーロケーション)ボタン を押すと、ロケーション (Loc1、Loc2) に登録 されていた小節ナンバーがそのままパンチイン、 パンチアウトにコピーされます。 8 最後まで録音できたら、[J](ストップ)ボタンを押し て、録音を止めます。 NOTE ロケーションション設定の操作方法については、PDF ファイル「リファレンスマニュアル」をご参照ください。 間違ってしまったら、[J](ストップ)ボタンを押して録音を ストップし、もう一度初めから録音しなおし
クイックガイド 3 [REC](レコード)ボタンを押してから[F1] SETUP ボタンを押し、ソングレコードのSETUP画面を表 示します。 7 [REC](レコード)ボタンを押してソングレコード画 面に戻ります。 この画面で「Type」を「replace」に、 「Quantize」を 8 [P](トップ)ボタンを押してポインターの位置をソン グの先頭にしてから、[F](プレイ)ボタンを押し、鍵 盤演奏を始めます。 「off」に、「RecTr」を「3」に設定します。 4 ソングレコード画面で[F2] VOICEボタンを押して から[CATEGORY SEARCH]ボタンを押し、シン セサイザー音を設定します。 ランプが点灯し、画面の上部に「RECORDING」と表示さ れたら、録音が開始されています。カウントが1小節鳴った あとに、下記の楽譜を演奏してください。 「Main」(メインカテゴリー )を「Synth Pad / Choir」に、 「Sub」(サブカテゴリー )を「Analog」に設定し、カーソ ル[>]ボタンを押します。ボイスリストが表示されるので、 「PRE5 H04 S
クイックガイド NOTE ロケーションは、メジャー (小節数)、ビート(拍)、クロック で表示されます。4/4拍子の場合、4分音符=480クロック となります。また、音符の長さ(GATE)は、拍:クロックだ けで表示されます。たとえば、01:000で1拍(四分音符)、 00:240で半拍(八分音符)となります。 3 カーソルボタンを押して修正したいデータにカーソ ルを移動し、[DATA]ダイアルを回して値を変更し ます。 値を変更すると、その音符のデータ全体が点滅をはじめま 3 [EDIT]ボタンを押してソングミキシングエディット モードに入ります。 4 目的に応じて、コモンエディットまたはパートエ ディット画面を呼び出します。 す。 全パートに共通に設定されるパラメーターをエディットする 4 ほかの音符の行にカーソルを移動する前に、 [ENTER]ボタンを押し、変更を確定します。 場合は[COMMON]ボタンを押してコモンエディット画面 変更した音符データの点滅は止まります。 場合はナンバー [1]〜[16]ボタンのうちエディットしたい を、パート別に設定されるパラメーターをエ
クイックガイド ソングを保存(ストア)する ソングを作成しおえたら、ソングに名前を付けて本体に保存 します。 1 [SONG]ボタンを押してソングプレイモードに入っ たあと、[JOB]ボタンを押し、さらに[F6] SONG ボタンを押します。 ソングジョブのSONG画面が表示されます。 パターンモードでパターンを 作る パターンは、楽曲の素材を作成し、それを組み合わせて効率 的に曲作りするとても便利なしくみです。曲を構成するイン トロやサビ、エンディングなど、数小節からなる「セクショ ン」というまとまりを個別に作り、そのセクションを並べて 曲を作ります。ここでは、いくつかのパターンを作り、それ らを曲進行に合わせて並べることでパターンチェーンを作 り、最後にソングデータにコンバートするまでの流れを、順 を追って説明します。 1小節目 イントロ セクションA Aメロ セクションB Bメロ セクションC サビ セクションD Bメロ セクションE サビ セクションF エンディング セクションG 2 「04: Song Name」を選択し、[ENTER]ボタン を押します。 ソン
クイックガイド NOTE 再生しながらセクションを切り替えると、共通のテンポや 楽器構成を持ちながら、演奏のバリエーションやトラック 数が少しずつ変化するため、選択したパターンによっては、 まるで曲がAメロからBメロ、サビへと展開しているように 聞こえます。 7 アルペジオを活用してパターン (セクションA)を作る 鍵盤演奏を録音してフレーズを作るのも1つの方法ですが、 MOXF6/MOXF8の多彩なアルペジオ機能を使えば、さま ざまな音楽ジャンルに適したバッキングを簡単に作成できま す。まずは、アルペジオを使って、トラック1にドラム、ト ラック2にベース、トラック3にギターを録音し、「セクショ ンA」を作成してみましょう。 [F2] TYPEボタンを押し、[SF1]〜[SF6]ボタン に割り当てるアルペジオタイプを設定します。 「VoiceWithARP」が「on」に設定されているので、アル ペジオタイプを変更すると異なったボイスが呼び出されま す。ドラムパターンを録音する場合、たとえば、アルペジ オのカテゴリーをドラム/パーカッション系に設定してから 好きなアルペジオタイプを選択します。 8
クイックガイド 13 [STORE]ボタン → [F1] SEQボタン → [ENTER] 4 ボタンを押して、作成したフレーズをパターンデー タとして保存します。 [ENTER]ボタンを押して、コピーを実行します。 セクションAの全トラックのデータがセクションBにコピー されます。 保存すると、すべてのソングデータとパターンデータがま とめて保存されます。 セクションAの録音が終わったら、次はパターンコピーや ユーザーフレーズを使って、セクションBを録音してみま しょう。 5 [EXIT]ボタンを何度か押して、パターンプレイに戻 ります。 6 [PATTERN SECTION]ボタンをオンにして、ナ ンバー [2]ボタンを押します。 セクションBが選ばれます。[F](プレイ)ボタンを押して、 コピーされていることを確認します。 録音済みデータを活用してパターン (セクションB)を作る ここでは、セクションAの録音データを使って、セクション Bを作成してみましょう。たとえば、ドラムパートとベース パートはセクションAからコピーし、ギターパートはベース パートと同じノートデータで作成してみ
クイックガイド 9 パターンチェーンのトラックとして、演奏中のテンポ変更 [F](プレイ)ボタンを押して、セクションBの演奏を 聞いてみましょう。 情報を記録するテンポトラック(tempo)、演奏中のトラッ クオン/オフ情報を記録するシーントラック(scene)、演奏 必要に応じて、パターンジョブの[F2] NOTE画面で、ギ ターフレーズのオクターブやベロシティーを調整します。 中のセクション切替情報を記録するパターントラック(patt) の3種類が準備されています。ここでは、 「RecTrack」を 設定するパラメーターについては、PDFファイル「リファ 「patt」(パターン)に設定します。 レンスマニュアル」に掲載しているパターンジョブの説明 をご参照ください。 注記 同じパターン内で、1つのユーザーフレーズをさまざまなセクション/ト ラックに割り当てている場合、ユーザーフレーズをあるセクション/ト ラックでエディットして変更すると、同じユーザーフレーズが割り当て られている別のセクション/トラックの再生音も自動的に変わってしまい ますのでご注意ください。 4 10 [STOR
クイックガイド パターンチェーンをエディットする 録音したパターンチェーンを、イベント単位でエディット (編集)できます。イベントとは、「セクションを切り替えた」 (セクションチェンジ)、 「テンポを切り替えた」(テンポチェ ンジ)など、トラックに記録されている個々の演奏データの ことです。 1 パターンモードのPLAY画面で、さきほど制作した パターンを選択します。 2 [F6] CHAIN (チェーン)ボタンを押してから [EDIT]ボタンを押してパターンチェーンエディット に入り、各トラックのエディットを行ないます。 パターンチェーンをソングデータに コンバート(変換)する 1 パターンモードのPLAY画面で、さきほど制作した パターンを選択します。 2 [F6] CHAIN (チェーン)ボタンを押してから [EDIT]ボタンを押してパターンチェーンエディット に入ります。 3 [F3] SONG (ソング)ボタンを押してソングへのコ ンバート画面を呼び出し、コンバート先のソングを 設定します。 パターンチェーンデータをコンバートする先の ソングナンバーと先頭小節を設定します。
クイックガイド 外部MIDI機器との接続 市販のMIDIケーブルを使って、MOXF6/MOXF8のMIDI [IN]/[OUT]/[THRU]端子と外部MIDI機器のMIDI端子を接 続します。MOXF6/MOXF8から外部MIDI機器をコント ロールしたり、外部MIDIキーボードやシーケンサーで MOXF6/MOXF8の音源を鳴らしたりすることができます。 ここでは、用途別にいくつかの例をご紹介します。 NOTE MIDIデータの入出力として、MIDI端子、USB [TO HOST]端 子を使うことができます。ただしこれら2つを同時に使って MIDI送受信することはできません。どの端子を使うかについて はユーティリティーモードの[UTILITY] → [F6] MIDI → [SF4] OTHER画面の「MIDI IN/OUT」パラメーターで設定します。 ここではMIDI端子を使って接続する例を紹介しているので、そ の場合「MIDI IN/OUT」を「MIDI」に設定します。 外部MIDIキーボードやシンセサイザーで MOXF6/MOXF8をコントロールする場合 本体の鍵盤ではなく外部MIDIキーボード
クイックガイド HI NT 本体音源と外部音源の鳴らし分け コンピューターと接続して 使う この接続により、本体の音と外部音源の音との鳴らし分けが できます。このとき、本体のMIDI送信チャンネルと外部MIDI 音源の受信チャンネルを合わせる必要があります。電源を入 れたあとで、以下の確認をしてください。 MOXF6/MOXF8とコンピューターを接続することで、 DAWソフトウェアなどの音楽制作用アプリケーションと MOXF6/MOXF8を組み合わせて音楽制作の幅を大きく広 げることができます。 ボイスモードまたはパフォーマンスモードで鍵盤演奏をして いる場合 NOTE DAWとは、デジタル オーディオ ワークステーション (Digital MIDI送信チャンネルを確認します。[UTILITY] → [F6] MIDI → [SF1] CH(チャンネル)画面の「KBDTransCh」でMIDI送 信チャンネルを確認し、必要に応じて変更してください。ボ イスプレイ/パフォーマンスプレイでは、[TRACK]ボタンを 押してランプを点灯させた上で、ナンバーボタンを押すこと でもMIDI送信チャンネルを
クイックガイド 3 本体を、USB [TO HOST]端子を通してMIDIを送 受信する状態に切り替えます。 [UTILITY]ボタンを押してユーティリティーモードに入り、 [F6] MIDIボタンを押してから[SF4] OTHERボタンを押し て、「MIDI IN/OUT」を「USB」に設定します。 4 ポート1 MOXF6/MOXF8の音源部が扱えるポートです。外部MIDI機 器やコンピューターからMOXF6/MOXF8の音源部を鳴らし たい場合は、外部MIDI機器やコンピューター側でポート1に 設定する必要があります。 ポート2 目的に合わせて、オーディオとMIDIの入出力設定を 行ないます。 MOXF6/MOXF8と接続されたコンピューター上のDAWソフ トウェアを、リモート操作するときに使われるポートです。 ユーティリティーモードの[F5] USB I/O画面や[F6] MIDI 画面で設定できます。 ポート3 またクイックセットアップ機能を使って、オーディオと MOXF6/MOXF8が受信したMIDIデータを、別のMIDI機器に そのまま転送する(スルーさせる)場合に使われるポ
クイックガイド コンピューターを活用した音楽制作 4 MOXF6/MOXF8とコンピューターを接続することで、 DAWソフトウェアと連携して以下のような使い方ができま す。 パフォーマンス/ソング/パターンモードの場合、各 パートのオーディオ信号の出力チャンネルを設定し ます。 手順2でオーディオ信号の出力設定(Mode)を 「2StereoRec」にしているので、パートごとにオーディオ 出力チャンネルを変更できます。パフォーマンスの場合は、 ● MOXF6/MOXF8の演奏をコンピューター上のDAWソ フトウェアにMIDI録音やオーディオ録音する ● DAWソフトウェアのソング再生をMOXF6/MOXF8の 音源を使って鳴らす コモンエディットの[F4] USB I/O画面で、ソング/パター ンの場合は、ミキシングコモンエディットの[F4] USB I/O 画面で設定します。 NOTE ボイスモードの場合は、オーディオ信号の出力先がUSB3/ 4に固定されます。 ここでは、すでに本体とコンピューターとの接続は済ませた ものとして、DAWソフトウェアとMOXF6/MOXF8を組み 合わせた使い
クイックガイド 3 [MIXING]ボタンを押して、ミキシング画面に入り ます。 DAWソフトウェアのリモートコントロール 4 曲に合わせてパート1〜16のミキシングを設定しま す。 リモート機能では、Cubase、Logic Pro、SONAR、 Digital Performerの4種類のDAWソフトウェアをコント ロールできます。 ミキシング画面では、ボイスの選択、パン、ボリューム、 コーラス/リバーブとドライ音のバランス、インサーション エフェクトのオン/オフ、アルペジオのオン/オフを設定で 本体からリモートコントロールできるDAWソフトウェアにつ いての最新情報は、下記URLをご覧ください。 きます。 http://www.yamahasynth.
クイックガイド 3 4 SONARのメニューから[オプション] → [コントロール サーフェス]でControl Surfacesウィンドウを開きます。 [+]ボタンをクリックして、[コントロールサーフェス]で 「Mackie Control」を選択し、入力ポートを 「Yamaha MOXF6/MOXF8-2」に設定し、出力ポー トを「Yamaha MOXF6/MOXF8-2」に設定します。 ■ Digital Performer 1 あらかじめコンピューター (Mac)のAudio/MIDI設定 で、MOXF6/MOXF8のインターフェース側のポート2 と、音源側のポート2を接続しておきます。音源側の ポートが1つの場合は、音源側に新規ポートを追加して、 インターフェースと接続してください。 2 Digital Performerのメニューから[Setup] → [ControlSurface Setup]でControl Surfaceウィンド ウを開きます。 3 [+]ボタンを押します。 4 Driverの欄で「Mackie Control」を選びます。 5 「Unit」と「MI
クイックガイド マスターキーボードとして 使う(マスターモード) 音源のプログラムの変更もできます。基本的な操作手順は以 下のとおりです。 マスターモードの主な特長は、下記の2つです。 1 [MASTER]ボタンを押してマスターモードに入りま す。 ● ボイス、パフォーマンス、ソング、パターンの組み合わ せを128種類保存し、呼び出すことができる ● 1つのマスタープログラムにつき4ゾーンのマスターキー ボード機能を設定できる 2 エディットしたいマスタープログラムを選びます。 3 [F3] ZONE SWボタンを押します。 マスタープログラムには、ボイス、パフォーマンス、ソン グ、パターンの各モードで作ったプログラムの中から必要な ものを登録できるので、マスタープログラムを切り替えるこ とで、モードをまたぐプログラムを瞬時に切り替えることが できます。外部MIDI機器をコントロールするための設定も 同時に切り替えることができまるので、たとえば、ライブス テージなどで、パフォーマンスを演奏しながら、多数の外部 MIDI音源を次々に切り替えて演奏する、といったことが可 能になります。 Z
クイックガイド 本体のさまざまな設定をする (ユーティリティーモード) ユーティリティーモードでは、システム全体に共通した設定 を行ないます。他のモードから[UTILITY]ボタンを押すと ユーティリティーモードに入ります。[EXIT]ボタンを押す と元のモードに戻ります。ここでは、ユーティリティーモー ドのうち、よく使われる機能を紹介します。 電源を入れたときのモードを設定する LCDの表示を反転させる [F1] GENERAL → [SF6] OTHER → カーソル[>] ボタン →「LCD Mode」 LCDの表示を反転できます。 「nomal」のとき 「reverse」のとき [F1] GENERAL → [SF6] OTHER → カーソル[>] ボタン →「PowerOnMode」 電源を入れたときに表示されるモードを設定します。 値を「STORE+ENTER」に設定した場合、起動時にお好 みのモード(ボイス/パフォーマンス/マスター /ソング/パ ターン)とプログラムナンバーの画面を呼び出すことができ ます。 画面を設定するには、[STORE]ボタンを押しながら [ENTER]ボタ
クイックガイド ボイスモードでマスターエフェクト/ マスター EQを設定する 本体の設定をセーブ/ロード する(ファイルモード) [F2] VOICE → [SF1] MFX、[SF2] MEQ ファイルモードでは、本体で作成したボイスやパフォーマン ス、ソング、パターンなどのデータをUSBフラッシュメモ リーに保存(セーブ)したり、USBフラッシュメモリーから データを読み込んだり(ロード)します。 他のモードから[FILE]ボタンを押すとファイルモードに入り ます。ここでは、MOXF6/MOXF8のユーザーメモリー上 のデータをすべて保存(セーブ)する方法と、再度本体に読み 込む(ロード)方法を説明します。 マスター出力にかかるエフェクトやEQを設定します。 フットスイッチを踏んでコントロー ルチェンジをする [F4] CTL ASN → [SF2] FT SW FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]端子に取り付けたフット スイッチを踏むことで、コントロールチェンジができます。 たとえば、値を98 [PCInc]に設定すると、フットスイッチ を踏むたびにプログラムチェンジを1つずつ進
クイックガイド [SF6]ボタンを押すと文字入力画面を使って名前の設定がで きます。また、[SF2] SET NAMEボタンを押すと、ファイ ル/ディレクトリー選択ボックスで現在選択されているファ イル/ディレクトリーの名前を保存するファイル名欄にコ ピーします。 4 [SF1] EXECボタンを押して、ロードを実行します。 注記 ロードを実行すると、ロード先のデータは消えてしまいます。大切な データは、あらかじめUSBフラッシュメモリーに保存(セーブ)しておく ことをおすすめします。 ファイル名設定欄 USB [TO DEVICE]端子ご使用上 の注意 5 [SF1] EXECボタンを押して、セーブを実行します。 本機のUSB [TO DEVICE]端子にUSB機器を接続する場合 は、以下のことをお守りください。 NOTE USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取扱説明 書もご参照ください。 USBフラッシュメモリーにセーブ した本体の設定をロードする 1 USBフラッシュメモリーをMOXF6/MOXF8の USB [TO DEVICE]端子に接続します。 2 [FIL
クイックガイド などデータのアクセス中やUSBフラッシュメモリーのマウント中は、 USBケーブルを抜いたり、USBフラッシュメモリーを抜いたり、楽器本 体の電源を切ったりしないでください。USBフラッシュメモリーが壊れ たり、楽器本体/USBフラッシュメモリーのデータが壊れたりするおそ れがあります。 MOXF6/MOXF8 取扱説明書 61
資料 シフト機能一覧 [SHIFT]ボタンと他のボタンを組み合わせることで、以下のショートカット機能が実現されます。 モード 62 操作 機能 すべてのモード [SHIFT] + [INC]/[DEC] プレイ画面ではプログラムナンバーを−10/+10増減し、エディット画面では選択してい るパラメーター値を−10/+10増減 すべてのモード [SHIFT] + [DATA]ダイアル 値を -10/+10 増減 ([SHIFT] + [INC]/[DEC]と同じ) ボイスプレイ [SHIFT] + BANK SELECT [DEC]/ [INC] ボイスバンクを下記の順番で変更 PRE1 ⇔ USR1 ⇔ PDR ⇔ UDR ⇔ GM ⇔ GMDR ファイルモード以外の すべてのモード [SHIFT] + ノブ 1〜8 値を-10/+10増減 ファイルモード以外の すべてのモード [SHIFT] + ノブファンクションボタン1 ノブ機能をTONE 1(一番上)に設定 ファイルモード以外の すべてのモード [SHIFT] + ノブファンクションボタン2 ノブ機能をEQ(一
資料 メッセージ一覧 メッセージ 説明 All remote templates stored. リモートモードでコントロールテンプレートを保存したときに表示されます。 Are you sure? 各操作を実行したときの、確認を求める表示です。 Arpeggio memory full. アルペジオ用のメモリーがいっぱいで、データを保存できない場合に表示されます。 Arpeggio type copied. [SF1]〜[SF6]ボタンにアルペジオタイプがコピーされました。 Bad USB device. USBフラッシュメモリーが不良です。フォーマットを実行してやりなおしてください。 Bulk protected. ユーティリティーモードの設定により、バルクデータ受信のプロテクトがかかっています。 Can't undo. OK? ソング/パターンジョブ実行後に、メモリー容量の関係でアンドゥーができなくなる場合に表示されます。 Completed. ロード、セーブ、フォーマット、ジョブなどの実行が完了したときに表示されます。 Device number is off.
資料 メッセージ 64 説明 Not empty waveform. データの入っているwaveformにロードしようとした場合に表示されます。 Now installing to the Flash Memory Module. フラッシュメモリーエクスパンションモジュールにサンプルデータをコピー中であることを示しています。 Now loading . . . ファイルロード中に表示されます。 Now saving . . . ファイルセーブ中に表示されます。 Now working... ロード/セーブ実行を[EXIT]ボタンで中止したときの、後処理実行中に表示されます。 Overwrite? ファイルをセーブする際に、USBフラッシュメモリー内に同名のファイルがある場合に表示されます。 Part ** is used for Drum Assign. パフォーマンスクリエイターで、パートに空きがない場合、パート**にドラムアサインを実行しました。**に は、適用されたパートの番号が表示されます。 Part ** is used for Layer.
資料 困ったときは 「音が出ない」「音色がおかしい」などといった場合は、まず以下の項目をチェックしてください。また、USBフラッシュメモ リーにデータのバックアップをしてから(59ページ)、ファクトリーセット(20ページ)をすることで解決できることもあります。 それでも直らないときは、お買い上げのお店、または巻末の問い合わせ窓口にご連絡ください。 音が鳴らない 本体に外部アンプやスピーカー、ヘッドフォンが接続されていますか? 本体にはスピーカーが内蔵されていません。音を出すためには、外部アンプやスピーカー、ヘッドフォンなどを接続してください (17ページ)。 本体と、本体に接続した外部オーディオ機器の電源は、オンになっていますか? 本体と、本体に接続した外部オーディオ機器のマスターボリュームは、十分に上がっていますか? [FOOT CONTROLLER]端子にフットコントローラーを接続している場合は、動かしてみてください。 ローカルコントロールがオフになっていませんか? このパラメーターがオフの場合、鍵盤を弾いても内部音源は鳴りませんのでご注意ください。 [UTILITY] → [F6]
資料 パフォーマンスモード、ソング/パターンモードで音が出ない場合、各パートにボイスは割り当てられていますか? [PERFORM] → [F2] VOICE [SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [F2] VOICE ソング/パターンモードで音が出ない場合、プレイモードでの各トラックの出力チャンネル/ポート設定と、ミキシングモードでの 各パートの受信チャンネル設定は合っていますか? [SONG]/[PATTERN] → [F3] TRACK [SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 → [F1] VOICE → [SF2] MODE →「ReceiveCh」 ソング/パターンモードで音が出ない場合、グルーブのベロシティーオフセットの設定は適切ですか? [SONG]/[PATTERN] → [F2] GROOVE →「VELO OFST」 A/D INPUT端子からの音が出ない 接続しているマイクのスイッチはオンになっていますか? 接続しているマイクはダイナミックマイクですか? マイクまたは外部オーディオ機器と
資料 音が歪む エフェクトの設定は適切ですか? エフェクトタイプや設定によっては、音が歪む場合があります。 [VOICE] → [F6] EFFECT [PERFORM] → [F6] EFFECT [SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [F6] EFFECT フィルターの設定は適切ですか? フィルターをかける場合、レゾナンスによっては音が歪む場合があります。 [VOICE] → [EDIT] → エレメント/キー選択 → [F3] FILTER [PERFORM] → [EDIT] → パート選択 → [F4] TONE → [SF1] FILTER [SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 → [F4] TONE → [SF1] FILTER ボリュームを上げすぎてはいませんか? [UTILITY] → [F1] GENERAL → [SF1] TG →「Volume」 [VOICE] → [EDIT] → [COMMON] → [F2] OUTPUT → Volume [VOICE] → [EDIT] → エレメント
資料 エフェクトがかからない EFFECT [INSERTION]/[SYSTEM]/[MASTER]ボタンがオフ(ランプ消灯)になっていませんか? コーラスセンド、リバーブセンドの値が最小になっていませんか? [VOICE] → [EDIT] → [COMMON] → [F2] OUTPUT →「ChoSend」/「RevSend」 [PERFORM] → [EDIT] → [COMMON] → [F2] OUT/MFX → [SF1] OUT →「ChoSend」/「RevSend」 [SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → パート選択 → [F2] OUTPUT → [SF1] VOL/PAN →「ChoSend」/「RevSend」 ボイスの全エレメントが、インサーションエフェクトをスルー (thru)するように設定されていませんか? [VOICE] → [F6] EFFECT → [SF1] CONNECT →「EL: OUT 1-8」 各エフェクトで選択されているエフェクトタイプが、スルー (thru)やノーエフェクト(No Effect)に
資料 [F] (プレイ)ボタンを押してもソング/パターン再生がスタートしない 選んでいるソングやパターン(フレーズ)にデータは入っていますか? [DAW REMOTE]ボタンがオンになっていませんか? MIDIシンクは「auto」か「internal」に設定されていますか? [UTILITY] → [F5] MIDI → [SF3] SYNC →「MIDI Sync」=「auto」(オート)」/「internal」(インターナル) ソング/パターン(フレーズ)を録音できない ソング/パターン(フレーズ)用の容量が残り少なくなってはいませんか? ソング/パターン(フレーズ)のメモリー容量は、64ソング/64パターンをトータルした値です。したがって、データ容量の多いソン グ/パターン(フレーズ)があると、ソング/パターンにまだ空きがあったとしても、メモリーフルとなって録音ができなくなります。 パターンモードで、パターンジョブやミキシングモードに入ることができない パターンチェーンモードになっていませんか? パターンチェーンモードから抜けてから[JOB]ボタンや[MIXING]ボタンを押し
資料 拡張部品(別売)の取り付け 本体に取り付けることができる拡張 部品 以下の拡張部品を取り付けることができます。 フラッシュメモリー エクスパンションモジュール (FL512M/FL1024M) • 拡張部品のボード部分やコネクターを分解/改造したり、過度な力を加 えたりしないでください。ボード部分やコネクター部を曲げたり変形 させたりすると、感電や火災、または故障などの原因になります。 注意 • 本体や拡張部品の金具で手を切らないように、厚手の手袋を着用して 作業することをおすすめします。 • 静電気の発生にご注意ください。基板上のICチップなどに影響を及ぼ す場合があります。基板を持ち上げる場合など十分にご注意の上、あ らかじめ塗装面以外の金属部分に触れておいたり、アースされている 機器のアース線に触れたりなどして、静電気を逃がすようにしてくだ さい。 • ボードの取り扱いには十分ご注意ください。落としたり、衝撃を与え ると製品の破損や故障の原因になることがあります。 • 基板上の金属部分が露出している部分には、触れないようにしてくだ さい。接触不良などの原因になることがあります。 • 本体のネ
資料 3 4-2 底面のふたを外します。 FL512M/FL1024MのシリアルNo.シールが付いて 裏返した本体底面のふたのネジをドライバーで外します。 いるコネクターの裏部を軽く押さえて、コネクターを ネジがすべて外れたら、本体よりふたを外します。 奥まで差し込みます。 【重要】 外したネジはなくさないようにしてください。このネジは、FL512M/ FL1024Mを取り付け後、再度使用します。 軽く押さえる ↑本体背面側 シリアル No.
資料 FL512M/FL1024Mの取り外し 方 1 左右のネジを手でゆるめます。 注記 ネジが、手の力ではゆるめられなくなってしまったときは、ドライバー を使って、ゆるめてください。ドライバーを使う場合はFL512M/ FL1024MおよびMOXF6/MOXF8本体の基板を傷つけないようにご注 意ください。 注記 ネジは、FL512M/FL1024Mから外れますので、MOXF6/MOXF8本 体内部にネジを落とさないようにご注意ください。 2 FL512M/FL1024Mを垂直に引き抜きます。 3 底面のふたを取り付けます。 底面のふたをネジ穴に合わせるようにのせ、ネジをドライ バーで締めてふたを固定します。 ↑本体背面側 本体底面 72 MOXF6/MOXF8 取扱説明書
資料 仕様 鍵盤 音源部 シーケンサー部 MOXF8 88鍵GHS鍵盤(イニシャルタッチ) MOXF6 61鍵セミウェイテッド鍵盤(イニシャルタッチ) 音源方式 AWM2+アーティキュレーション機能 最大同時発音数 128音 マルチティンバー数 内蔵音源16パート+A/Dインプットパート 波形メモリー 741MB相当(16bitリニア換算)、3,977ウェーブフォーム ボイス数 プリセット: 1,152ノーマルボイス+72ドラムキット GM: 128ノーマルボイス+1ドラムキット ユーザー : 384ノーマルボイス+32ドラムキット パフォーマンス数 ユーザー:256音色(最大4パート) フィルター 18タイプ エフェクト リバーブ×9タイプ、コーラス×22タイプ、インサーション(A、B)×54タイプ×8系統、 ボコーダー×1(インサーションA、Bを一組として使用)、マスターエフェクト×9タイプ、 マスター EQ (5バンド)、パートEQ (3バンド、ステレオ) シーケンサー容量 約226,000音 音符分解能 四分音符/480 最大同時録再音数 124
資料 索引 A A/D INPUT [GAIN] (A/Dインプット ゲイン)ノブ ........................... 12 A/D INPUT [L]、[R] (A/Dインプット左、右)端子 ..................... 16, 38 A/D INPUT [ON/OFF] (A/Dインプット オン/オフ)ボタン .............. 12 ARP [EDIT] (アルペジオ エディット)ボタン .............................. 13, 31 ARP [ON/OFF] (アルペジオ オン/オフ)ボタン .......................... 13, 27 ASSIGNABLE FUNCTION (アサイナブルファンクション) [1]/[2]ボタン ................................... 12 N NUM ...............................................................................................
資料 ア ハ アルペジオ .................................................................................. 27, 34 パート .............................................................................................. 34 パターン ........................................................................................... 36 パターンチェーン ............................................................................. 49 パターンパッチ画面 .......................................................................... 48 パターンプレイ .................
Memo 76 MOXF6/MOXF8 取扱説明書
Memo MOXF6/MOXF8 取扱説明書 77
ユーザーサポートサービスのご案内 ■ ユーザー登録のお願い 弊社では、ユーザーの方々をサポートし、関連情報をご提供 するために、本製品をご購入いただいたお客様にユーザー登 録をお願いしております。 ユーザー登録手続きは、下記ホームページよりお願いしま す。 付属DAWソフトウェアについては、Steinberg社のホーム ページをご覧ください。Steinberg社のホームページでは、 製品に関するサポート情報や、最新のアップデータのダウン ロード、FAQなどを下記URLにて公開しております。 http://japan.steinberg.net/ 付属DAWソフトウェアの[ヘルプ(Help)]メニューから Steinberg社のホームページにアクセスできます。(ヘルプ メニューには、付属DAWソフトウェアのPDFマニュアルや 追加情報なども掲載されています。) ヤマハ音楽制作機器ウェブサイト http://jp.yamaha.com/support/ * ユーザー登録には、製品本体のシリアル番号(SER No.
保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、または ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ◆ 修理に関するお問い合わせ ヤマハ修理ご相談センター ナビダイヤル (全国共通番号) ● 保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買 い上げ日」などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してく ださい。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 0570-012-808 ※全国どこからでも市内通話料金でおかけいただけます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-4830 受付時間 月曜日〜金曜日 9:00〜18:00、 土曜日 9:00〜17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く) FAX 東日本(北海道/東北/関東/甲信越/東海) 03-5762-2125 西日本(沖縄/九州/中国/四国/近畿/北陸) 06-6465-0367 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書 をご覧ください。 ◆ 修理品お持込み窓口 ● 保証期間経過後の修理 * お電話は、ヤマハ修理ご相談セ
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