MOXF6/MOXF8エディターマニュアル 目次 MOXF6/MOXF8エディターとは ............................................................. 2 MOXF6/MOXF8エディターのデータ構成 ................................................ 3 MOXF6/MOXF8エディターの起動(VST版) ............................................ 4 MOXF6/MOXF8エディターの操作の流れ ................................................ 7 各部の名称と機能 ....................................................................................13 MOXF6/MOXF8エディターの基本操作 .................................................33 メニュー........
MOXF6/MOXF8エディターとは MOXF6/MOXF8エディターとは MOXF6/MOXF8エディターは、本体のボイスまたはマルチ音源(ソング/パターンモード)の設定を、コンピューター画 面を使って視覚的に確認しながら編集することができるソフトウェアです。本体のパラメーターをコンピューターから リモートで編集したり、本体内のデータをコンピューターに保存したりできます。 このMOXF6/MOXF8エディターは、Steinberg社が提唱する「VST3テクノロジー」に対応しており、Cubaseシ リーズ上でVST3プラグインとして利用できます。MOXF6/MOXF8エディターは、Cubaseシリーズ上では他のソフ トウェアVSTインストゥルメントと同様の操作で使えますので、編集した内容をプロジェクトファイルに保存したり、 以前保存した音色を他のプロジェクトで利用したりもできます。また、本体のボイスデータを、Cubaseシリーズのメ ディアベイ内で扱えますので、メディアベイから本体のボイスの検索、試聴、読み込みも可能です。このように、 MOXF6/MOXF8エディターを使用することで、ソフトウェアとハードウ
MOXF6/MOXF8エディターのデータ構成 MOXF6/MOXF8エディターのデータ構成 MOXF6/MOXF8エディターでは、下記を1つのファイルとして保存できます。 • グローバルのカレントデータ(エディットの最終状態) • ボイスモードのカレントデータ(エディットの最終状態) • ソングまたはパターンモードのカレントデータ(ミキシングデータ、各パートでのボイスエディットの最終状態、ミキシング ボイス×16) • ユーザーボイスデータ(ノーマルユーザー×3、ドラムユーザー×1) カレントデータとは、各パートのボイス設定やパン、ボリューム、エフェクトなどのミキシング設定だけでなく、各パー トで最後に選択されていたボイスの、コモンエディットやエレメントエディットの最終状態も含んでいます。また、保存 できるボイスバンクのうち、ミキシングボイスだけはカレントデータに属します。MOXF6/MOXF8エディターでは各 パートのノーマルボイスやドラムボイスを、エレメントやドラムキーにまで踏み込んでエディットでき、またそのエ ディットした最終状態を、ユーザーボイスやミキシングボイスとして本体にストア(保存)しなくて
MOXF6/MOXF8エディターの起動(VST版) MOXF6/MOXF8エディターの起動(VST版) Cubaseシリーズ、Yamaha Steinberg USBドライバー、MOXF6/MOXF8エディター VSTをそれぞれのインス トールガイドに従ってインストールします。コンピューターと本体をUSBケーブルを用いて接続し、本体のMIDIメッ セージの入出力先を設定したあと、以下の操作でMOXF6/MOXF8エディター VSTを起動します。 ここでは例としてCubaseを使用して、起動方法を説明します。 n 本体とコンピューターとの接続について詳しくは、「MOXF6/MOXF8本体の取扱説明書」の「コンピューターと接続して使う」をご 参照ください。 n 本体は[UTILITY] → [F6] MIDI → [SF4] OTHERの順にボタンを押し、「MIDI In/Out」の項目を「USB」に設定し、[STORE]ボタ ンを押して、設定を本体に保存してください。 1. Cubaseシリーズの[デバイス]メニューから[VSTインストゥルメント]を開きます。 2.
MOXF6/MOXF8エディターの起動(VST版) 4. VSTインストゥルメントラックの、[e]ボタンの右横にある出力設定ボタンをクリックして、MOXF6/ MOXF8 1 [Stereo]、MOXF6/MOXF8 2 [Stereo]を選択します。 出力設定ボタン CubaseシリーズのミキサーウィンドウにMOXF6/MOXF8 1〜2のバスが作成されます。 5. エディター VSTの[ファイル]メニューから[エディター設定]を開きます。 6. USB Deviceで、「MOXF6/MOXF8」を選択します。 7. [OK]ボタンをクリックしてエディター設定画面を閉じます。 8. エディター VSTの[ファイル]メニューから[VSTi 設定]を開きます。 9. [Auto]ボタンをクリックします。オーディオポートが自動的に設定されます。 10. [OK]ボタンをクリックしてVSTi 設定画面を閉じます。 11. エディター VSTがオフラインの場合は、[OFFLINE]をクリックしてオンラインにします。 12.
MOXF6/MOXF8エディターの起動(VST版) 画面の色相を調節する MOXF6/MOXF8エディターの画面は、お好みの色相に変更できます。 1. 画面の左下端にある三角形のボタンをクリックして、色相を調節するスライダーを表示します。 もう一度、三角形のボタンをクリックすると、スライダーは消えます。 2.
MOXF6/MOXF8エディターの操作の流れ: ボイスモードでのボイスエディット MOXF6/MOXF8エディターの操作の流れ MOXF6/MOXF8エディターの使い方には、決まった操作手順はありません。次のような操作の流れを参考に、 目的に合ったエディット作業を行なってください。ここでは、ボイスモードでのボイスエディット、ソングモードでの ミキシングエディットを順に行ない、エディットして作られたデータを本体の内部メモリーにストア(保存)したり、 エディットした最終状態をファイルとしてセーブ(保存)する流れを説明します。 ボイスモードでのボイスエディット n Voice/Song/Pattern表示が「Song」または「Pattern」になっている場合は手順1から、Voice/Song/Pattern表示が「Voice」 になっている場合は手順2から操作してください。 1.
MOXF6/MOXF8エディターの操作の流れ: ボイスモードでのボイスエディット 4. Auto Sync (オートシンク)画面で、[Start]ボタンをクリックします。 ポートが正しく設定されていれば、データ同期が始まります。完了すると自動的にAuto Sync画面が閉じ、エディ ターはONLINE状態になっています。ONLINE (オンライン)の状態とは、エディター上での設定変更がそのまま本 体にも反映される、またはその逆に本体上での設定変更がそのままエディター上にも反映される状態をいいます。 ONLINE/OFFLINE (オンライン/オフライン)について詳しくは(13ページ)を、ご覧ください。 5.
MOXF6/MOXF8エディターの操作の流れ: ボイスモードでのボイスエディット 5-4 各種パラメーターの設定を行ない、ボイスをエディットします。 Voice (ボイス)欄のVの列にあるEQ、コーラス、リバーブなどのパラメーターをクリックして値を変更してみ ましょう。 音がどのように変わるかについては、本体の鍵盤を弾くか、画面下部にある鍵盤イラストをクリックして聞い てみましょう。 画面右端にあるパラメーターカテゴリー部(19ページ)のオープン/クローズボタン( ボタン)をクリックす ると、詳細パラメーター部が開きます。詳細パラメーター部では、現在エディット中のボイスに対して、さら に細かいパラメーター設定ができます。 n ボイスエディットの各種パラメーターに関しては、リファレンスマニュアル「ノーマルボイスを作り変える(ボイスエ ディット)」、 「ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)」をご参照ください。 6.
MOXF6/MOXF8エディターの操作の流れ: ソングまたはパターンモードでのミキシングエディット 6-3 選択したバンクを開き、保存したいナンバーを選択し、必要に応じてボイスネームを付けます。 6-4 [Store]ボタンをクリックして、エディットしたボイスを選択したバンクのナンバーに保存します。 ストアを実行することで、ボイスデータはエディター内部のユーザーバンクに保存され、さらに同期して本体 のメモリーにあるユーザーバンクにも同様に保存されます。 注記 ストアを実行することによりストア先のボイスデータが、エディター内および本体のメモリーともに書き換えられます。 大切なボイスデータを間違って消去することがないよう、注意してストア先を選びましょう。また、あらかじめUSB記憶 装置に保存(セーブ)しておくことを、おすすめします。 n [編集]メニューの[グローバルのストア]を選択すれば、Global (グローバル)欄のChorus (コーラス)タイプとReverb (リバーブ)タイプを除くパラメーターを本体に保存できます。 ソングまたはパターンモードでのミキシングエディット ここでは、ソングモードを例
MOXF6/MOXF8エディターの操作の流れ: ソングまたはパターンモードでのミキシングエディット 音がどのように変わるかについては、本体の鍵盤を弾くか、画面下部にある鍵盤イラストをクリックして聞いてみ ましょう。 画面右端にあるパラメーターカテゴリー部(27ページ)のオープン/クローズボタン( ボタン)をクリックすると、 詳細パラメーター部が開きます。詳細パラメーター部では、現在エディット中のミキシングに対してさらに細かい パラメーター設定をしたり、各パートに割り当てられたボイスのエディットができます。 n エディターでは、ボイスモードだけでなくソング/パターンモードでもボイスエディットを行なえます。ボイスモードでは 選択したボイスだけをエディットするのに対して、ソング/パターンモードでは1〜16パートの音量バランスなど ミキシング設定をしながら、各パートに割り当てられたボイスのパラメーターを調節することになります。いずれの場合 でも、同じユーザーバンクにユーザーボイスとしてストア(保存)できます。 4.
MOXF6/MOXF8エディターの操作の流れ: ソングまたはパターンモードでのミキシングエディット Cubaseシリーズで制作中の楽曲をファイルメニューから保存すると、使用していた本体の ボイスエディット情報も 合わせて、プロジェクトファイルに保存されます。したがって、同じプロジェクトファイルを次回読み込むと、該当 ボイスのエディット情報が、エディター VSTに自動的に読み込まれます。 注記 MOXF6/MOXF8エディター VSTを使うときは、Cubaseシリーズの自動保存を無効にしておくことをおすすめします。 自動保存が有効になっていると、プロジェクトファイルのバックアップが自動的に生成され、エディット中の状態を示す マークが、設定が保存されていないにもかかわらず消えてしまうからです。 これにより、エディット中の設定を保存していなくても、新規ファイルや別ファイルを開くことができてしまい、それま でのエディットによる設定が消えてしまいます。 MOXF6/MOXF8エディター マニュアル 12
各部の名称と機能: 全体設定部 各部の名称と機能 全体設定部 1 2 3 4 1 VSTプリセット(VST版のみ) MOXF6/MOXF8エディターでエディットしたデータを、VSTプリセットとして保存したり、読み込んだりしま す。 右側にあるアイコン( )をクリック、「プリセットの保存」を選択、 「プリセットの保存」画面で新規プリセット名 を入力したあと、保存します。ボイスモードでは、エディット中のボイスをVSTプリセットとして保存します。 ソングまたはパターンモードでは、エディット中のミキシング設定を保存します。 保存したデータは、右側にあるアイコン( )をクリック、「プリセットの読み込み」を選択、VSTプリセット選択 画面でVSTプリセットを選択することで、読み込みます。読み込まれたVSTプリセットの名前は、ボックス内に表 示されます。読み込まれていない場合は、表示されません。 n VSTプリセットとして保存されたMOXF6/MOXF8のデータは、Cubaseシリーズのメディアベイ内で他のVSTプリセッ トと同様に扱えます。 注記 上記の操作を行なった場合、エディター VSTおよび本体の編
各部の名称と機能: 全体設定部 3 MIDIポートの設定やケーブル接続が正しく行なわれていないために、エディターがオフライン状態にあること を示しています。OFFLINE (オフライン)をクリックするとAuto Sync (オートシンク)画面が開くので、接続を 確認し、必要な設定を行なったあとに[Start]をクリックすることによりデータ同期を行ないます。データ同期 が完了するとAuto Sync画面が自動的に閉じられ、エディターはONLINE (オンライン)の状態になります。 MOXF6/MOXF8エディター マニュアル 14
各部の名称と機能: Voiceの場合 ミキサー部 Voiceの場合 ミキサー部 1 3 2 1 Global (グローバル) ボイスモードで、よく使われるエフェクトなどのパラメーターをエディットする部分です。「G」をクリックするこ とにより、グローバルパラメーター群がエディット対象として選択されます。 n ここで説明するパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、「G」の右上に 小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の[F]マーク表示(22ページ)と連動します。 エディット前 エディット後 Lo、Lo-M、Mid、Hi-M、Hi (マスター EQ) マスターイコライザーの各パラメーターをエディットします。 Chorus (コーラス) コーラスエフェクトのタイプを選択します。 Reverb (リバーブ) リバーブエフェクトのタイプを選択します。 Master Effect (マスターエフェクト) マスターエフェクトのオン/オフを設定し、マスターエフェクトのタイプを選択します。 Volume (ボリューム) 全体のボリュームを調節しま
各部の名称と機能: Voiceの場合 ミキサー部 3 Voice (ボイス) [Voice]タブを選択した場合 [Voice]タブ(2)を選択している場合、ボイスのパラメーターを表示/編集します。 n ここで説明するボイスパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、または、 ボイスをストアするまでの間、「V」の右上に小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の [V]マーク表示(22ページ)と連動します。 エディット前 エディット後 n 「V」マークの左横にはMIDIモニターがあります。MIDIデータを受信すると、MIDIチャンネルに対応したボイスの列で小 さなマークが表示されます。 Category、Bank、No.
各部の名称と機能: Voiceの場合 ミキサー部 3 [+]/[−]ボタン [+]をクリックすると全フォルダーが開き、中にある全ボイスが表示されます。[−]をクリックすると全 フォルダーが閉じます。 4 フォルダー (カテゴリーまたはバンク) クリックすることにより、フォルダーを開いたり閉じたりします。 5 ボイス フォルダーの中にあるボイス群です。ボイスをクリックすると、そのボイスが一時的に選択されます。ボイ スをダブルクリックすると、そのボイスが実質的に選択され、VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー )が 閉じます。またユーザーバンク内では、ドラッグ&ドロップにより、ユーザーボイスの並び順を変えること ができます。 お気に入りのボイスやよく使うボイスのチェックボックスをオンにしておけば、[Favorites](フェーバリッ ツ)チェックボックス(7)をオンにすることにより、それらのボイスだけを表示させることができて便利で す。 n ボイスの選択、コピー、貼り付け、ドラッグ、ドロップについては、コンピューターのOSと同じ方法でできます。 n Windowsの場合は右クリック、Macの場合
各部の名称と機能: Voiceの場合 ミキサー部 EQ Lo、Mi、Hi (パートEQ) 現在選択されているボイスのイコライザー調整をノブで行ないます。 Cho、Rev、Pan (コーラス、リバーブ、パン) 現在選択されているボイスのコーラスセンド、リバーブセンド、パンをそれぞれのノブでエディットします。 Volume (ボリューム) 現在選択されているボイスの音量を設定します。 ARP (アルペジオ) アルペジオ再生のオン/オフを切り替えます。 [AD Part]タブを選択した場合 [AD Part]タブ(2)を選択している場合、ボイスモードでのADパートのパラメーターを表示/編集します。 Cho、Rev、Pan (コーラス、リバーブ、パン) ADパートのコーラスセンド、リバーブセンド、パンをそれぞれのノブでエディットします。 n AD Partのコーラスセンド、リバーブセンドは、本体のユーティリティー設定USB I/O Modeが1StereoRecのときのみ 有効になります。 Volume (ボリューム) ADパートの音量を設定します。 MOXF6/MOXF8エディター マニュアル 1
各部の名称と機能: Voiceの場合 パラメーターカテゴリー部 パラメーターカテゴリー部 画面右上にある をクリックすることにより、現在選択されているパートの、さらに詳しい設定ができる詳細パラ メーター部を呼び出せます。詳細パラメーター部を呼び出すことで、パラメーターカテゴリー部は画面中央まで移動し ます。 パラメーターカテゴリー部 パラメーターカテゴリー部 MOXF6/MOXF8エディター マニュアル 詳細パラメーター部 19
各部の名称と機能: Voiceの場合 パラメーターカテゴリー部 ミキサー部で選択されたパートが、G、V、ADパートのいずれかによって、パラメーターカテゴリー部で表示される カテゴリーは下図のとおり、異なります。 「V」は[Voice]/[AD Part]タブで[Voice]が選ばれている場合に、「AD」は[Voice]/[AD Part]タブで[AD]が選ばれて いる場合にそれぞれ選択できます。「G」はタブ選択に関係なく、選択できます。 「G」 「V」 1 1 2 3 「AD」 1 5 4 6 1 オープン/クローズボタン 詳細パラメーター部の表示/非表示を行ないます。ボタンの左側が白色の場合 は、詳細パラメーター部が表示さ れていないことを示します。クリックすると、詳細パラメーター部を表示します。ボタンの右側が白色の場合 は、詳細パラメーター部が表示されていることを示します。クリックすると、詳細パラメーター部を隠します。 詳細パラメーター部の表示/非表示は、 + <←>、 + <→> (Macの場合はコマンドキー + <←>、 コマンドキー + <→>)で
各部の名称と機能: Voiceの場合 パラメーターカテゴリー部 4 Element (エレメント)またはDrum Key (ドラムキー ) ミキサー部で「V」を選択しているときに表示されます。ノーマルボイスが選択されている場合は Element (エレ メント)が表示され、ドラムボイスが選択されている場合はDrum Key (ドラムキー )が表示されます。各カテゴリー をクリックすると、そのカテゴリーに属するボイスエレメントパラメーター群、またはドラムキーパラメーター群 が詳細パラメーター部に表示されます。 ノーマルボイス選択時 2 ドラムボイス選択時 3 5 6 4 1 1 エレメント用チェックボックス(ノーマルボイス選択時) 各エレメントをオン/オフします。 2 [1]〜[8]、[All]ボタン(ノーマルボイス選択時) エディットするエレメントを選択します。[All]をクリックすると、詳細パラメーター部に「Element Quick Setting」画面が表示され、全エレメントの主なパラメーターを1つの画面でまとめてエディットできるように なります。 3 エレメントパラメーターカテゴ
各部の名称と機能: Voiceの場合 詳細パラメーター部 詳細パラメーター部 ミキサー部で選択されたボイスまたはグローバル設定の、詳細なパラメーター群を表示します。ここでは、パラメー ターカテゴリー部に表示される各パラメーターに、どのようなパラメーター群が属するかを説明します。各パラメー ターの説明については、本体に付属する取扱説明書をご参照ください。 V、G、Fマーク エディット中の状態を示す3つのマーク パラメーターをエディットすると画面右上に下記3種類のマークが表示されます。 ボイスエディットの状態がユーザーボイスまたはミキシングボイスとしてストア(保存)されていないことを示して います。ボイスのストア(45ページ)を実行することで表示が消えます。 グローバル設定に関するエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。グローバルのストア (44ページ)を実行することで表示が消えます。 パラメーターの種類に関係なく、エディットの状態がファイルとしてセーブ(保存)されていないことを示しています。 n これら、V、G、Fのマークは、ミキサー部の「V」、 「1」〜「16」 、「G」の右上に
各部の名称と機能: Voiceの場合 詳細パラメーター部 Voice Common (ボイスコモン) ミキサー部で「V」を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーです。このカテゴリーに属するパラメーターでは、 ボイスを構成する全エレメント/全ドラムキーに共通の設定を行ないます。Voice Common (ボイスコモン)は、下記の サブカテゴリーから構成されます。 General (ジェネラル) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にボイスネームやボイスのピッチに関するパ ラメーターなど、さまざまなパラメーター群が表示されます。 ARP (アルペジオ) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にアルペジオに関するパラメーター群が表示 されます。なお、画面中央の「Individual ARP Parameters」にある、Bank/Category/Sub/Number/Name と表記されているボックスをクリックすると、ARP LIBRARY (アルペジオライブラリー )画面が現われます。 VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー )画面(16ページ
各部の名称と機能: SongまたはPatternの場合 ミキサー部 SongまたはPatternの場合 ミキサー部 1 3 2 1 Global (グローバル) ソングまたはパターンモードで、よく使われるエフェクトなどのパラメーターをエディットする部分です。「G」を クリックすることにより、グローバルパラメーター群がエディット対象として選択されます。 n ここで説明するパラメーターをエディットすると、エディットの状態をファイルとして保存するまでの間、「G」の右上に 小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の[F]マーク表示(29ページ)と連動します。 エディット前 エディット後 Lo、Lo-M、Mid、Hi-M、Hi (マスター EQ) マスターイコライザーの各パラメーターをエディットします。 Chorus (コーラス) コーラスエフェクトのタイプを選択します。 Reverb (リバーブ) リバーブエフェクトのタイプを選択します。 Master Effect (マスターエフェクト) マスターエフェクトのオン/オフを設定し、マスターエフェクトのタイプを選択します。 V
各部の名称と機能: SongまたはPatternの場合 ミキサー部 3 Part (パート) [Part1-16]タブを選択した場合 [Part1-16]タブ(2)を選択している場合、パート1〜16のパラメーターを表示/編集します。下図ではパート1が 選択されています。 n 各パートで選択されているボイスのパラメーター (エレメントパラメーターなど)をエディットすると、そのボイスをユー ザーボイスまたはミキシングボイスとしてストア(保存)するまでの間、またはエディットの状態をファイルとして保存する までの間、 「1」〜「16」の右上に小さな四角のマークが表示されます。この表示は、詳細パラメーター部の[V]マーク表 示(29ページ)と連動します。 Part (パートナンバー ) パートナンバーを表示します。 n エディターがONLINE (オンライン)の状態では、エディターでの設定と本体での設定はお互い連動しますが、パートの選 択については連動しない場合があります。エディター側のパートナンバーと本体側のパートナンバーを合わせる必要があ る場合は、それぞれの操作でパートナンバーを変更してください。 Mute
各部の名称と機能: SongまたはPatternの場合 ミキサー部 [AD Part]タブを選択した場合 [AD Part]タブ(2)を選択している場合、ソングまたはパターンモードでのADパートのパラメーターを表示/編集し ます。 Ins.
各部の名称と機能: SongまたはPatternの場合 パラメーターカテゴリー部 パラメーターカテゴリー部 画面右上にある をクリックすることにより、現在選択されているパートの、さらに詳しい設定ができる詳細パラ メーター部を呼び出せます。詳細パラメーター部を呼び出すことで、パラメーターカテゴリー部は画面中央まで移動し ます。 パラメーターカテゴリー部 パラメーターカテゴリー部 MOXF6/MOXF8エディター マニュアル 詳細パラメーター部 27
各部の名称と機能: SongまたはPatternの場合 パラメーターカテゴリー部 ミキサー部で選択されたパートが、1〜16、ADパートのいずれかによって、パラメーターカテゴリー部で表示される カテゴリーは下図のとおり、異なります。 1〜16は[Part 1-16]/[AD Part]タブで[Part 1-16]が選ばれている場合に、 「AD」は[Part 1-16]/[AD Part]タブで [AD]が選ばれている場合にそれぞれ選択できます。「G」はタブ選択に関係なく、選択できます。 「G」 パート1〜16 1 1 2 4 「AD」 1 6 3 5 7 1 オープン/クローズボタン Voice/Song/Pattern=Voiceの場合(20ページ)と同じです。 2 Global Settings (グローバル設定) ミキサー部で「G」を選択しているときに表示されます。各カテゴリーをクリックすると、そのカテゴリーに属す るグローバルパラメーター群が詳細パラメーター部に表示されます。 3 Multi Common (マルチコモン) ミキサー部で「G」列を選択しているときに表示されま
各部の名称と機能: SongまたはPatternの場合 詳細パラメーター部 詳細パラメーター部 ミキサー部で選択されたパートおよびパートに割り当てられているボイスの詳細なパラメーター群を表示します。ここ では、パラメーターカテゴリー部に表示される各パラメーターに、どのようなパラメーター群が属するかを説明します。 各パラメーターの説明については、本体に付属する取扱説明書をご参照ください。 V、M、G、Fマーク エディット中の状態を示す4つのマーク パラメーターをエディットすると画面右上に下記4種類のマークが表示されます。 ボイスエディットの状態がユーザーボイスまたはミキシングボイスとしてストア(保存)されていないことを示して います。ボイスのストア(45ページ)を実行することで表示が消えます。 マルチエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。ミキシングのストア(46ページ)を実行 することで表示が消えます。 グローバル設定に関するエディットの状態がストア(保存)されていないことを示しています。グローバルのストア (44ページ)を実行することで表示が消えます。 パラメーターの種類に関係
各部の名称と機能: SongまたはPatternの場合 詳細パラメーター部 Multi Common (マルチコモン) ミキサー部で「G」列を選択すると表示されるパラメーターカテゴリーで、下記のサブカテゴリーから構成されます。 Effect (エフェクト) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にソングまたはパターンモードでのエフェク トに関するパラメーター群が表示されます。 Master FX/EQ (マスターエフェクト/EQ) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、詳細パラメーター部にソングまたはパターンモードでのマスター エフェクト/EQに関するパラメーター群が表示されます。 Part Common (パートコモン) ミキサー部で「1」〜「16」のいずれかを選択すると表示されるパラメーターカテゴリーで、下記のサブカテゴリーか ら構成されます。 General (ジェネラル) パラメーターカテゴリー部でこれを選択すると、現在選択されているパートに関するパラメーター (エディットする ことで画面右上に「M」マークが表示されるもの)や、パートに割り当てられているボイスに関する
各部の名称と機能: 下部 下部 3 1 2 4 7 6 5 8 1 コントローラー表示 本体ではモジュレーションホイールやピッチベンドなど、どのコントローラー (コントロールソース)でどの音色 パラメーター (コントロールデスティネーション)を操作するかの組み合わせを音色ごとに6つ記憶しています。 コントローラー表示でコントロールソースを表示することにより、操作したときに効果があるコントローラーがす ぐにわかるようにしてあります。 2 1 3 1 Part (パート) 現在どのパートのコントローラーセットの設定が表示されているかを示します。 2 Control Source (コントロールソース) 左から順に、現在選択されているパート(1)のコントローラーセット 1〜6のコントロールソース(コントロー ラー )を表示します。 表示名 PB コントロールソース名 ピッチベンドホイール MW モジュレーションホイール AT 鍵盤のアフタータッチ FC フットコントローラー FS フットスイッチ RB リボンコントローラー BC ブレスコントローラー AS1 AS
各部の名称と機能: 下部 Quick Setup (クイックセットアップ)により設定されたパラメータのうち、USB I/O Mode、Direct Monitor (ダ イレクトモニター )、Local Ctrl (ローカルコントロール)は、それぞれの表示部に現在の設定状態が表示されます。 それぞれの表示部で設定を変更することもできます。 3 Quick Edit Knob (クイックエディット ノブ) 本体にあるノブと同じ働きをします。 1 2 1 [TONE1] / [TONE2] / [TONE3] / [VOL/PAN] ボタンと Knob 1〜4 [TONE1]〜[TONE3]、[VOL/PAN]を切り替えると、右側4つのKnobに割り当てられる機能が切り替わります。 2 [EQ]/[EFFECT]/[ARP]ボタンとKnob 5〜8 [EQ]、[EFFECT]、[ARP]を切り替えると、右側4つのKnobに割り当てられる機能が切り替わります。 4 ARP (アルペジオ) アルペジオの設定(オン/オフおよび1〜6の切替)をします。 5 MIDIモニター MIDIモニター機能をオン/オ
MOXF6/MOXF8エディターの基本操作 MOXF6/MOXF8エディターの基本操作 MOXF6/MOXF8エディターの基本的な操作について説明します。 ボイス名を編集する VOICE LIBRARY (ボイスライブラリー )、GENERAL (ジェネラル)画面、Store (ストア)画面でボイス名の編集がで きます。 VOICE LIBRARY (16ページ)では、ユーザーボイスまたはミキシングボイスを選んでクリックすると、ボイス名が編 集できるようになります。編集後は、キー(Macの場合はキー )を押すかカーソルを別のパラメー ターに移して編集結果を確定します。キーを押せば編集結果をキャンセルできます。 GENERAL画面(下図)とStore画面(45ページ)では、「Voice Name」と表示されているテキスト入力ボックスにカー ソルを置くことで、自由にボイス名を編集できます。編集後は、キーを押すかカーソルを別のパラメーターに 移して編集結果を確定します。 ボイスを探す/アルペジオタイプを探す VOICE LIBRARY画面(16ページ)
MOXF6/MOXF8エディターの基本操作 パラメーターの設定値を選ぶ パラメーターのボックスをクリックするとリストボックスが表示されるので、その中から設定値を選びます。 また、[▲]/[▼]ボタンをクリックすると前の値/次の値に変わります。 ノブで数値を変更する 図のようなノブでは、ドラッグしたりクリックすることでパラメーター値を編集できます。クリックしたあと、カーソ ルキーまたは/キーを押すことで数値変更することもできます。細かい設定をするには、 キーを押しながらドラッグします。 Setup (セットアップ)画面(37ページ)のKnob GuideパラメーターやKnob Mouse Controlパラメーターを設定する ことで、ノブの操作方法を変更できます。Windowsでは、キーを押した状態で数値ボックスをクリックするこ とにより、数値を初期値に戻せます。Macでは、コマンドキーを押した状態で数値ボックスをクリックすることによ り、数値を初期値に戻せます。 スライダーで数値を変更する 図のようなスライダーでは、ドラッグしたりク
メニュー : [ファイル]メニュー メニュー [ファイル]メニュー 新規作成 現在開いているファイルを閉じ、ミキシングやボイスの設定が初期状態の新しいファイルを開きます。 開く... 既存のMOXF6/MOXF8エディターファイルを開きます。 注記 MOXF6/MOXF8エディター上で編集できるのは、1ファイルだけです。そのため、 「新規作成」やファイルの「開く」を実行 すると、現在編集中のミキシングデータやボイスデータは消えてしまいます。大切なデータは、ファイルとして保存しておい てください。 上書き保存 開いているファイルを上書き保存します。 名前をつけて保存... ファイルに名前をつけて保存します。既存のファイルを別名で保存することができます。選択できるファイルの種類は、 MOXF6/MOXF8 Editor (.
メニュー : [ファイル]メニュー 2 3 4 5 6 1 6 7 ) 8 7 9 1 [×](終了)ボタン この画面から抜けてインポートを終了します。 2 File Name (ファイルネーム) 現在開いているファイルの名前を表示します。 3 ファイル選択ボタン クリックするとファイルを選択するダイアログボックスを表示します。 4 [Category](カテゴリー )/[Bank](バンク)チェックボックス ファイル内容表示(8)でカテゴリー別に表示するかバンク別に表示するか選択します。 5 [Import](インポート)ボタン ファイル内容表示(8)で選択したデータを、エディター内容表示(9)で選択した場所にインポートします。 n [Import]ボタンを使わなくても、インポート元のファイル(8)をドラッグして、インポート先(9)にドラッグすることで も、インポートできます。 n ノーマルボイスをユーザードラムボイスバンクにインポートすることはできません。同様に、ドラムボイスをユーザー ノーマルボイスバンクにインポートすることはできません。また、インポート先としてプリセットボイ
メニュー : [ファイル]メニュー 9 インポート先(エディター )のファイル内容表示 現在編集中のエディターファイル内にあるボイス/バンクを表示します。ここで、インポート先のボイス/バンクを 選択します。 Windowsの場合は右クリック、Macの場合はキー+クリックするとメニューを表示して、全フォル ダーを開く、全フォルダーを閉じるなどの操作ができます。 ) 検索ボックス インポート元のデータを名前で検索します。 エディター設定 MOXF6/MOXF8エディターの設定を行ないます。画面上のすべての設定が済んだら、[OK]ボタンをクリックします。 1 3 4 2 5 6 7 8 ) 9 ! @ # 1 [×](終了)ボタン 設定を反映せずに終了します。[Cancel]ボタン(#)と同じです。 2 [Detail](ディテール)ボタン エディターが使用するMIDI入出力ポートを個別に設定できます。ポート名をコンピューター上やCubaseシリーズ 上などで変更した場合は、この設定を行なう必要があります。通常ポートを変更していない場合は、[Detail]ボタ ンは
メニュー : [ファイル]メニュー 5 Auto Sync Setting (オートシンク セッティング) エディターをOFFLINE (オフライン)状態からONLINE (オンライン)状態に切り替えるときの、本体とのデータ同期 の方法を設定します。実際の同期は、[OFFLINE]ボタンをクリックしたときやエディターを起動したとき、新しい ファイルを開いたときなどに自動的に表示されるAuto Sync (オートシンク)画面上で行なわれます。 Global (グローバル) グローバルデータ(3ページ)を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定します。 Current (カレント) カレントデータ(3ページ)を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定します。 Voice (ボイス) ユーザーボイスデータ(3ページ)を同期させるかどうか、および同期の方向(どちらの状態に合わせるか)を設定しま す。 Auto Start (オートスタート) Onに設定すると、下記条件でAuto Sync (オートシンク)画面が開いたときに、データ同期が自動的に開始
メニュー : [ファイル]メニュー 8 Slider Mouse Control (スライダーマウス コントロール) 右図のようなスライダーの操作方法を設定します。 Jump (ジャンプ) つまみ以外のスライダーバー上をクリックすると、クリックした位置につまみがジャンプします。 Touch (タッチ) つまみをドラッグすることによりスライダーを動かします。つまみ以外のスライダーバー上をクリックしても、 つまみは移動しません。 Ramp (ランプ) つまみ以外のスライダーバー上をクリックすると、クリックしている間だけつまみが移動します。 Relative (リレーティブ) つまみ以外のスライダーバー上をドラッグするとマウスカーソルが消え、左右に動かすことにより数値をコント ロールします。現在の値から相対的に移動します。 9 Keybord Velocity (キーボードベロシティー ) 鍵盤イラスト(32ページ)をクリックしたときに出力される、MIDIノートのベロシティーを設定します。[Fix]を オンにした場合、ベロシティーは一定の値に固定されます。固定されるベロシティー値は、[Fix]の横の数値
メニュー : [ファイル]メニュー 本体ユーティリティー設定 このメニューを選んで呼び出されるHARDWARE UTILITY (ハードウェア ユーティリティー )画面上で、本体のユー ティリティーモードにおける設定を行ないます。画面上に表示されている各パラメーターをエディットすることで、 本体の該当パラメーターも同期して値が変更されます。画面下の[Store]をクリックすることで、変更された値が グローバルデータとしてストア(保存)されます。 VSTi 設定(VST版のみ) このメニューを選んで呼び出されるVSTi Setup (VSTi 設定)画面上で、本体からのオーディオ信号をどのオーディオ ポート経由でCubaseシリーズに送信するかを設定します。 Yamaha Steinberg USBドライバーをインストールし、USBケーブルでコンピューターと本体のみを接続している場 合は、AUTOボタンをクリックすると自動的にオーディオポートを設定できます。Clear (クリア)ボタンをクリックす ると、すべてのオーディオポートが未接続になります。 本体を、オーディオインターフェース経由でコンピューターと接
メニュー : [ファイル]メニュー VSTi 設定画面の設定例(USB接続の場合) USB接続された本体とコンピューター間の、オーディオ信号に関する設定例を説明します。本体からオーディオ 出力される4チャンネル分のうち、2チャンネルを本体音源の演奏用に、残り2チャンネルをA/Dパート用に使い、 Cubaseにインプットします。 1. 本体の[UTILITY] → [F5] USB I/O 画面で、「Mode」=「VST」に設定します。 [SF6] INFOボタンを押してINFORMATION (インフォメーション)画面を呼び出し、オーディオ出力の方式を 確認します。A/Dパートの音はUSBチャンネルの1と2、本体音源(PART)の再生音はUSBのチャンネル3と 4に出力される図が表示されます。 2.
メニュー : [編集]メニュー [編集]メニュー ボイスモードの場合 ソングまたはパターンモードの場合 元に戻す 1つ前の操作を取り消します。取り消しできない場合は、メニュー項目は選択できません。 やり直し [元に戻す]を実行する前の状態に戻します。[元に戻す]を実行した数だけ[やり直し]できます。[やり直し]できないとき は、メニュー項目は選択できません。 コピー 選択している文字列、ボイスデータ、パラメーターをコピーします。コピーできないときは、メニュー項目は選択でき ません。 貼り付け コピーした文字列、ボイスデータ、パラメーターを貼り付けます。貼り付けできないときは、メニュー項目は選択でき ません。 注記 ミキシングパートとエレメントデータの貼り付けはUNDOができません。 ボイスの初期化(ボイスモード)/パートボイスの初期化(ソングまたはパターンモード) 現在エディット中のボイスの初期化を行ないます。画面上のすべての設定をしたあと、[Start]ボタンをクリックするこ とで、初期化を実行します。 エディット中のボイスがノーマルボイスの場合 1 2 4 3 5 6 MOXF6
メニュー : [編集]メニュー エディット中のボイスがドラムボイスの場合 1 2 4 3 5 6 1 [×](終了)ボタン 初期化を行なわずに画面を閉じます。 2 [All](オール)/[Clear](クリア)ボタン All: すべてのパラメーターを初期化対象とします。 Clear: すべてのパラメーターを初期化対象から外します。 3 [Common](コモン)チェックボックス オンに設定すると、現在選択されているボイスの全コモンパラメーター (ボイスモードの場合はVoice Common、 ソングまたはパターンモードの場合はPart Common)を初期化します。 4 with Wave Assignment オンに設定すると、選択したエレメントに割り当てられていたウェーブフォームの設定を初期化します。 5 Element (エレメント) [1]〜[8] または Drum Key (ドラムキー ) C0〜C6 エディット中のボイスがノーマルボイスの場合、ここでオンに設定したエレメントの全パラメーターを初期化しま す。エディット中のボイスがドラムボイスの場合、ここでオンに設定したドラムキー
メニュー : [編集]メニュー ミキシングの初期化(ソングまたはパターンモードのみ) ミキシングの初期化を行ないます。画面上のすべての設定をしたあと、[Start]ボタンをクリックすることで、初期化を 実行します。 1 2 4 3 5 6 7 1 [×](終了)ボタン 初期化を行なわずに画面を閉じます。 2 [All](オール)/[Clear](クリア)ボタン All: すべてのパラメーターを初期化対象とします。 Clear: すべてのパラメーターを初期化対象から外します。 3 [Multi Common](マルチコモン)チェックボックス オンに設定すると、Multi Common (マルチコモン)のすべてのパラメーターを初期化します。 4 Initialize Template (イニシャライズテンプレート) 初期化のテンプレートを選択します。 Normal: 通常の初期化を行ないます。 GM: GM(ジェネラルMIDI)対応の音源として初期化を行ないます。 5 Part [1]〜[16] (パート[1]〜[16])チェックボックス オンに設定したパートのすべてのパラメーターを初期化します。
メニュー : [編集]メニュー ボイスのストア このメニューを選択することで呼び出される画面上で、現在エディット中のボイスをストア(保存)します。ボイスモー ドでは現在エディット中のボイスを、ソングまたはパターンモードでは現在選択されているパートに割り当てられてい るボイスを、それぞれストア(保存)します。 保存したいバンクフォルダー (5)と、そのバンク内のボイスナンバーを選択し、保存するボイス名を入力します。最後 に[Store]ボタンをクリックし、編集したボイスをユーザーボイス(ボイス/ソング/パターンモード)またはミキシングボ イス(ソングまたはパターンモードのみ)として保存します。 2 3 1 4 5 6 1 [×](終了)ボタン ストアを実行せずにこの画面を閉じます。 2 Voice Name (ボイスネーム) 保存するボイスの名前を表示/入力します。 3 [Store](ストア)ボタン クリックすると選択した場所にボイスを保存します。 注記 他のパラメーターと同じように、エディターがONLINE (オンライン)の状態であれば、ボイスデータも本体とエディターと で同期しています。
メニュー : [編集]メニュー 6 ボイスリスト 選択しているバンクのボイスリストを表示します。ここで、保存したいボイスナンバーを選択します。ここで Windowsの場合は右クリック、Macの場合はキー+クリックすると、「全フォルダーを開く」、 「全フォルダーを閉じる」というメニューを選択できます。 ミキシングのストア(ソングまたはパターンモードのみ) ソングまたはパターンモードのミキシング設定のストア(保存)を行ないます。このメニューを選択しただけで、ミキシ ングのストアは実行され、本体で現在選択されているSong/Patternのミキシングに、設定が上書保存されます。 ボイスコンペア エディット中のボイスを、一時的にエディット前のボイスに戻します。エディット前後の音を聞き比べることができま す。この状態では、パラメーターはエディットできなくなります。もう一度選択すると元の状態に戻ります。 n 本体のコンペア機能とは連動していません。 ミキシングコンペア(ソングまたはパターンモードのみ) エディット中のミキシングを、一時的にエディット前のミキシングに戻します。エディット前後の音を聞
メニュー : [バルク]メニュー [バルク]メニュー データ同期 本体とバルクデータの送受信を行ないます。 1 3 2 4 5 6 1 [×](終了)ボタン データ同期を行なわずに画面を閉じます。 2 [Transmit](トランスミット)/[Receive](レシーブ)チェックボックス データ送受信の方向を設定します。 [Transmit]チェックボックス: エディターから本体へバルクデータを送信します。 [Receive]チェックボックス: 本体からエディターへ送られてくるバルクデータを受信します。 3 送受信するデータの種類 送受信するデータをタイプ別に設定します。[All]ボタンをクリックすると全タイプをオンにし、[Clear]ボタンを クリックすると全タイプをオフにします。 Current カレントデータ(現在のエディット状態)を送受信します。 Global グローバルデータを送受信します。 Preset (Favorites) プリセットボイスのFavorites (フェーバリッツ)チェックに関する情報を送受信します。 Normal User 1〜3 Normal Use
メニュー : [ヘルプ]メニュー [ヘルプ]メニュー マニュアル 本書を開きます。Adobe® ReaderなどのPDFファイル対応アプリケーションが起動します。 バージョン情報 エディターのバージョン情報が表示されます。 MOXF6/MOXF8エディター マニュアル 48
Auto Sync (オートシンク)画面 この画面は、エディターをOFFLINE (オフライン=エディターと本体の設定が連動しない状態)からONLINE (オンライ ン=エディターと本体の設定が互いに連動する状態)に切り替えるための画面です。 エディターがOFFLINE (オフライン)の状態のときは、画面上の[OFFLINE]ボタンをクリックすることで呼び出せます。 その他にも、下記操作をした場合に自動的に呼び出されます。 • エディター上でファイルを開いたとき • エディター上のファイルメニューの「新規作成」で新しいファイルを作ったとき • ONLINE (オンライン)の状態で、モードを切り替えたとき • ONLINEの状態で、本体のモードを切り替えたとき • ケーブル接続が正しく行なわれている状態で、本体やコンピューター上での設定が、正しくない状態から正しい状態 に変更されたとき • 本体やコンピューター上での設定が正しく行なわれている状態で、ケーブル接続が正しくない状態から正しい状態に 変更されたとき n Auto Sync (オートシンク)画面内にあるAuto Start (オートスタート)をOnに設
資料 資料 MOXF6/MOXF8エディター VSTを使いCubaseに録音する ここではMOXF6/MOXF8エディター VSTを使い、Cubaseに複数のトラックを録音する手順の例を紹介します。 1. 4〜5ページの手順に従ってMOXF6/MOXF8エディター VSTを起動し、CubaseにMIDIトラックを作成しま す。 エディター VSTは「Song」または「Pattern」に設定します。 2.
資料 4. 手順3で録音したデータを再生し、確認します。 下記設定をして、Cubaseのミキサーを通したサウンドを確認します。 本体の設定 Direct MonitorSw Part: off Cubaseの設定 エディター VSTのインストゥルメントチャンネル: ミュートオフ また、Cubase ミキサー上で、エディター VSTトラック(MIDIトラック)の再生音にイコライザーやエフェクトをか けることで、最終的なサウンドに仕上げます。操作方法は、Cubaseの取扱説明書をご覧ください。 5. 録音したMIDIトラックをオーディオに変換します。 Cubaseメニューで[ファイル] → [書き出し] → [オーディオミックスダウン]を選ぶことで、録音したMIDIデータが オーディオに変換されます。詳細はCubaseの取扱説明書をご覧ください。 6.
資料 エディター VSTの設定 録音するパートの音色とアルペジエータータイプを選択し、アルペジエーターをオンにします。 n エディター VSTがSongまたはPatternになっている場合は、Cubaseのエディター VSTトラック(MIDIトラック)に対応 したパートがエディター VST画面上で連動して選ばれます。 Cubaseの設定 エディター VSTのインストゥルメントチャンネル: ミュートオン(ダイレクトモニターをするためです。 ) MIDIトラックのアウトプットルーティング: 未接続(エコーバックしないようにするためです。) 重要 QUICK SETUPでArpOutSwをall onにしたら、本体を押鍵するまえに、必ず エディター VSTトラック(MIDIトラック)のアウトプットルーティングを「未接 続」にしてください。未接続にしないで押鍵すると、MIDIデータがループして しまいます。ただし、エディター VST画面上の操作中は「接続」にしてくださ い。 「未接続」のままエディター VS画面上で設定をしても、本体に正しく反映 されません。 3.
資料 本体QUICK SETUPの選択 下記設定を含むセットアップを、本体上、またはエディター VST上から選択します。 Local Ctrl off Direct MonitorSw Part off ArpOutSw all off エディター VSTの設定 アルペジエーターオフ n エディター VSTの設定を行なうときは、Cubaseでエディター VSTトラック(MIDIトラック)のアウトプットルーティン グを必ず「接続」に設定してください。「未接続」のままだと、エディター VSTの設定が正しく本体に反映されません。 n 再生モニターすると、アルペジエーターのタイプによって手順3で録音モニターしたときと違った鳴り方をする場合があ ります。この場合は、手順5にしたがってMIDIデータを編集をしてください。 5.
資料 Cubaseのエコーバックと本体のローカルコントロール設定 Cubaseは、本体から入力されたMIDIデータをそのまま本体に戻します。これをエコーバックといいます。 エコーバックにより本体に戻ってきたMIDIデータと、本体鍵盤からのMIDIデータが重複して鳴るのを防ぐため、 ローカルコントロール を「オフ」に設定します。これにより、本体鍵盤による演奏は、エコーバックで戻ってき たMIDIデータだけで鳴ります。 ローカルコントロールの設定は、本体の[UTILITY] → [F6] MIDI → [SF2] SWITCH画面で行なうか、クイック セットアップ機能により行ないます。詳細は、本体の取扱説明書をご覧ください。 演奏 MIDI データ エコーバック MOXF6/MOXF8 本体音のモニター 本体での演奏をCubaseに録音する場合、本体音を2通りの方法(ダイレクトモニターオン、オフ)でモニターでき ます。モニター方法は、本体の[UTILITY] → [F5] USB I/O画面で設定するか、クイックセットアップ機能で設 定します。詳細は、取扱説明書をご覧ください。 ダイレクトモニターオン
資料 ダイレクトモニターオフ 本体から出力されCubaseのミキサーへ入力されたあと、再び本体に戻ってきた音をモニターします。この方法 では、Cubaseのミキサーでボリュームレベル/エフェクト/EQ調整された音をモニターできます。 演奏 MIDI データ ミュート オフ 本体音 モニター MOXF6/MOXF8 MOXF6/MOXF8エディター マニュアル 55
トラブルシューティング トラブルシューティング 「音が出ない」、「正常に動作しない」などといった場合には、まず本体とコンピューターとの接続を確認したあと、以下 の項目をチェックしてください。 コントロールスライダーやチャンネルノブを操作しても音色(音の聞こえ方)が変わらない。 • エディターはONLINEになっていますか? • [ONLINE]ボタンの左側のインジケーターは点灯していますか? 点灯していない場合、通信設定に問題があるかもしれません。エディターまたはCubaseシリーズのMIDIポー ト設定(37ページ)や、本体側のMIDI通信設定(ユーティリティーモードのMIDI画面の設定)、またはケーブル の接続が正しく行なわれているかを確認してください。 • エディター設定のMIDIポート設定やDevice No.