リファレンスマニュアル この取扱説明書の使い方 MOTIF XF リファレンスマニュアル(本書)は、電子ファイル(PDFファイル)ですので、表示したい項目のページ番号をクリックし て表示するリンク機能や、用語の検索機能を活用できます。 n MOTIF XFでは、画面の色を8種類の中から選択できます(220ページ)。 このマニュアルでは、色覚の個人差を問わず多くの方が見やすくなるように配慮するため、ユーティリティーモードで「Color」= 「Yellow」に設定した画面を使用しています。 検索機能 例: ボイスエレメントエディットの[F3] Filter [SF1] Type 画面 1 2 3 用語を検索するときは、本書を表示しているソフトウェアの 機能を使います。 Adobe Readerを使っているときは、検索バーに用語を入力 してコンピューターキーボードのキーを押すと、入 力した用語を検索します。 n 最新のAdobe Readerは、下記URLからダウンロードできま す。http://www.adobe.
機能ツリー図 ボイスエディットモード(ドラムボイス) ボイスモード VOICE [VOICE] →ドラムボイスを選 択 → [EDIT] → [COMMON] → ボイスプレイモード VOICE ***** ( ドラムボイス名 ) Edit-Common [F1] General ページ Play [VOICE] → [SF6] INFO* ページ [SF1] Name 85 [SF2] Play Mode 85 [SF3] Other 85 49 [F2] ARP Main 85 [F1] Play 48 [F3] ARP Other 85 [F2] Porta 50 [F4] Ctrl Set [F3] EG/EQ 51 [F6] Effect [F4] Arpeggio [F6] Effect 85 [SF1] Connect 86 52 [SF2] Ins A 86 64 [SF3] Ins B [SF4] Reverb *[SF6]が「INFO」の表示になっているときのみ使用できます。 [SF5] Chorus ボイ
機能ツリー図 パフォーマンスストアモード パフォーマンスモード Performance Store [PERFORM] → [STORE] パフォーマンスプレイモード PERF ページ ページ Play [PERFORM] → [SF6] INFO* 96 [F1] Play 95 [F2] Voice 97 [F3] EG 97 [F4] Arpeggio 98 [F6] Effect 107 *[SF6]が「INFO」の表示になっているときのみ使用できます。 ソングモード ソングプレイモード SONG ページ Play [SONG] → [SF6] INFO* [F1] Track View パフォーマンスレコードモード PERF [F1] Setup [F3] Track 98 139 [SF1] Out 142 [SF2] Loop 143 [F4] Chain パフォーマンスエディットモード PERF 143 *[SF6]が「INFO」の表示になっているときのみ使用できます。 ページ Edit-Common [PERFO
機能ツリー図 ソングジョブモード パターンジョブモード Song Job ページ [SONG] → [JOB] → [F5] Track [F6] Song 05 Normalize Play Effect 163 06 Divide Drum Track 163 07 Put Track to Arpeggio 08 Copy Phrase Pattern Job [PATTERN] → [JOB] → ページ [F1] Undo/Redo [F2] Note 154 164 02 Modify Velocity 155 165 03 Modify Gate Time 156 01 Copy Song 165 04 Crescendo 156 02 Split Song to Pattern 165 05 Transpose 156 03 Clear Song 165 06 Glide 157 07 Create Roll 157 ソングストアモード Song Store ページ [SONG] → [STORE] 144 [F
機能ツリー図 SONG PATTERN ミキシングモード [SONG] / [PATTERN] → [MIXING] → ノーマルボイス を選択 → [F6] Vce Edit → エレメントを選択 → ミキシングプレイモード SONG PATTERN ページ Mix Play [SONG] / [PATTERN] → [MIXING] → [F2] Pitch [F3] Filter 69 [SF1] Tune 71 [SF2] PEG 72 [SF1] Type 74 190 [SF2] FEG 76 [F2] Audio 191 [SF3] Scale 78 [F5] Effect 193 [F4] Amplitude 198 ミキシングエディットモード [SF1] Level/Pan 79 [SF2] AEG 80 [SF3] Scale 81 [F5] Elm LFO 82 [F6] EQ 83 ページ Edit-Common [SONG] / [PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → [COMMO
機能ツリー図 サンプリングモード マスターモード サンプリングモード マスタープレイモード SAMPLE ページ Select [VOICE] / [PERFORM] → [INTEGRATED SAMPLING] → [SONG] / [PATTERN] → [INTEGRATED SAMPLING] → 120 203 [SF6] INFO* STANDBY → [F6] Standby 123 124 RECORDING → Sampling start** 125 FINISHED → Sampling stop** 125 MASTER [MASTER] → [EDIT] → [COMMON] → 214 [F2] Other 214 ページ Edit-Zone [MASTER] → [EDIT] → ゾーンを選択 → [SF6] INFO* [F1] Transmit 215 [F2] Note 215 [F3] Tx Switch 123 STANDBY → [F6] Standby 205 RECORDING → [F6] St
機能ツリー図 ユーティリティーモード ファイルモード ユーティリティーモード ファイルモード UTILITY ページ [UTILITY] → [SF6] INFO* [F1] Play File [FILE] → ページ [F1] File [SF1] Save 241 [SF1] Play 219 [SF2] Load 243 [SF2] Screen 220 [SF3] Rename 238 [SF3] Network 221 [SF4] Delete 238 [SF4] Auto Load 223 [SF5] New Dir 238 223 [F2] Mount 239 [SF1] Master FX 224 [F3] Format 240 [SF2] Master EQ 224 [F4] Audio [SF3] Arpeggio 225 [SF4] Tuning 225 [F2] I/O [F3] Voice 219 [F4] Voice Audio [SF1] Output [SF1] Rec 248
基礎編 MOTIF XFのしくみ MOTIF XFを構成する7つのブロック MOTIF XFは、音源部、サンプリング部、オーディオ入力部、シーケンサー部、アルペジオ部、コントローラー部、エフェクト部 の7つのブロックから構成されています。 コントローラー部(21ページ) アルペジオ部(15ページ) 鍵盤(キーボード) 各種コントローラー アルペジエーター×4 プリセットアルペジオ ユーザーアルペジオ MIDIメッセージが流れます オーディオ(音声)信号が流れます MOTIF XFの しくみ エフェクト部(22ページ) シーケンサー部(12ページ) 音源部(9ページ) 16トラックMIDIシーケンサー ソング、 パターン AWM2音源 16パート ボイス、 パフォーマンス 基本操作 基礎編 ソングミキシング パターンミキシング サンプリング部(12ページ) システムエフェクト インサーションエフェクト×8 エレメントEQ パートEQ マスターエフェクト マスターEQ オーディオ入力部(12ページ) サンプル、 ウェーブフォーム A/Dインプット、IEEE1394 外部機器との
MOTIF XFのしくみ 音源部 シーケンサー部、コントローラー部、アルペジオ部、外部MIDI機器からのMIDI情報を受けて、実際に発音するブロックです。 選んでいるモードによってパート構成やメモリー構成など、音源部のしくみが大きく変わります。 ボイスモードでの音源部のしくみ ボイスモードでのパート構成 ボイスモードでは、音源部は1パートで構成され、1つのボイ スを選んで演奏する状態になります。1パートで構成されてい るため、受信するMIDIチャンネルは1つだけです。このよう に1チャンネルのMIDIデータだけを受信する音源の状態をシ ングル音源と呼びます。 割り当てます。またエレメント1、2には低音域に適したピア ノ音を、エレメント3、4には中音域に適したピアノ音を、エ レメント5、6には高音域に適したピアノ音を割り当てます。 そうすることで、鍵盤を弾く強さによってエレメントを切り 替え、タッチセンシティビティーでは表現しきれない音量や 音質の差をつけることができ、鍵盤を弾く位置によって、 キースケールだけでは合わせきれない音域による音色の変化 を表現できます。実際には、べロシティーや音域の差をより
MOTIF XFのしくみ XA機能について XA機能(エクスパンデッド アーティキュレーション機能)は、 生楽器に近い自然な音を出すことや、シンセ系の音色での新 たな演奏表現を創り出すために搭載された機能です。これま でのシンセサイザーとは異なる次の5点について、工夫を行 なっています。 自然なレガートを再現する これまでのシンセサイザーでは、モノモードでレガート演奏 したとき、前の音のエンベロープを次の音が引き継ぐという 形でレガート演奏を再現していましたが、生楽器のレガート 時の発音とは違っていました。MOTIF XFでは、アタックの ある音を発音するエレメント(XAモード=normal)とレガート 時に発音するエレメント(XAモード= legato)を、XAモード で自動的に切り替えることで、より自然なレガート演奏を再 現しています。 MOTIF XFの しくみ 鍵盤を離したときに発音する音を再現する これまでのシンセサイザーは、鍵盤を離したときにエレメン トを発音させるのが得意ではありませんでした。MOTIF XF では、鍵盤を離したときに発音するエレメントをXAモード (=key off sou
MOTIF XFのしくみ アンプリチュード アンプリチュード画面では、エレメントの音量やパンなど、 音量に関する設定をします。 アンプリチュードに関するパラメーターは、ボイスエディット のアンプリチュード画面(79ページ)やアンプリチュードEG画 面(80ページ) 、アンプリチュードスケール画面(81ページ)、 ドラムボイスエディットのアンプリチュード画面(89ページ)を ご覧ください。 パフォーマンスについて ボイスを、複数重ねて(レイヤーして)鳴らす音色セットのこと をパフォーマンスといいます。1つのパフォーマンスには最大 4つのボイスを重ねられます。パフォーマンスは、パート固有 のパラメーターと、全パート共通のパラメーターをエディッ ト(編集)することによって作ります。パフォーマンスを作成し たり修正したりする作業は、パフォーマンスモード(100ペー ジ)で行ないます。 LFO (ローフリーケンシーオシレーター ) LFOは、低周波数を発振するユニットです。 LFOから発振された低周波数によって、各エレメントのピッ チ、フィルター、アンプリチュードが変調され、ビブラート (ピッチを揺らす効果)、ワ
MOTIF XFのしくみ 最大同時発音数について シンセサイザーや音源モジュールなど、電子楽器の音源部で同時に発音可能な最大数を「最大同時発音数」といいます。 本体内蔵AWM2音源では最大で128音まで同時に発音できます。この音数を超える演奏データを本体音源部が受信すると、発音中 の音が消えて音切れが起きてしまいます。減衰の遅いボイスを使う場合には、最大同時発音数を超えないようにしてください。 また、最大同時発音数はボイス単位ではなくエレメント単位またはドラムキー単位で計算されます。ノーマルボイスでは最大8エレ メントを重ねられるので、その場合は最大同時発音数は128音よりも少なくなります。 サンプリング部 A/D INPUT端子、IEEE1394端子(別売のFireWire拡張ボードFW16E装着時)から入力されたオーディオ信号や、本体のオー ディオ出力をサンプリングして、サンプルとウェーブフォームを作成するブロックです。最大16bit、44.
MOTIF XFのしくみ テンポトラック ソングを再生するテンポを入力するためのトラックです。曲 中のテンポ変化を再現できます。リアルタイム録音(144ペー ジ)でデータを録音できます。ソングエディット(150ページ) でデータを挿入/修正できます。 ソングチェーン 複数のソングを連続して再生する機能です。ソングプレイ (143ページ)で再生する順番を設定します。 パターンチェーン 同じパターンの中の複数のセクションを自動的に切り替えなが ら連続して再生する機能です。Aメロ→Bメロ→サビなど、曲 の順番にセクションを並べることで、1曲のバッキングパター ンを作成できます。パターンチェーンは、パターンチェーン画 面(171ページ)で各パターンに1つずつ作成できます。 作成したパターンチェーンは、チェーンエディット(174ペー ジ)でソングにコンバートできるので、パターンを基にした曲 作りができます。 セクションA ソング01 ソング22 セクションB セクションC ソング15 フレーズについて パターンについて パターンはソングと同様、シーケンストラック、シーント ラック、テンポトラックか
MOTIF XFのしくみ ソング/パターン共通のしくみ パフォーマンスモードでのシーケンサー部 の働き MIDIトラックとオーディオトラックについて MOTIF XFの しくみ ソング/パターンのトラック(1〜16)は、録音方法により、 MIDIトラックとオーディオトラックの2種類が作られます。 MIDIトラックは、ソングレコード(144ページ)/パターンレ コード(177ページ)で鍵盤演奏をすることによって作られま す。MIDIトラックにはMIDIデータが録音され、対応するミキ シングのパートにはノーマルボイスかドラムボイスが割り当 てられます。 オーディオトラックは、サンプリングレコード(203ページ) でオーディオを録音することで作られます。しかし、実際に はオーディオデータが直接トラックに録音されるわけではな く、対応するミキシングのパートにサンプルボイスが割り当 てられ、トラックにはそのサンプルボイスを再生するための MIDIデータが録音されます。そのトラックを再生すると、 MIDIデータによってサンプルボイスが発音することで、あた かもトラック内にオーディオデータが録音されているように
MOTIF XFのしくみ アルペジオ部 アルペジオとは、鍵盤を押さえるだけでさまざまなシーケンスが、その時点で選択されているボイスで自動的に演奏される機能で す。MOTIF XFのアルペジオではアルペジオの枠を大きく超えて、鍵盤を演奏するときの演奏補助的な役割にとどまらず、音楽制 作のためのツールや、作曲/編曲のためのツールとして活用できるようなものに進化しています。そのためアルペジオタイプも、 通常の分散和音的なものから、ドラム演奏パターンやベースの演奏パターン、ギターのカッティングやピアノのバッキングなど、 さまざまな楽器や音楽ジャンルごとに多彩なシーケンスが用意されています。 アルペジオカテゴリー 本体に搭載されているアルペジオタイプは、下記のとおり 「NoAsg」を除く16種類のカテゴリーに分類されます。カテ ゴリーは楽器を軸にして分類されています。 カテゴリー一覧 ApKb Acoustic Piano & Keyboard Organ GtPl Guitar / Plucked アルペジオカテゴリーに含まれるアルペジオは、さらにサブ カテゴリーにも分類されています。サブカテゴリーは音
MOTIF XFのしくみ 6 Length (レングス) アルペジオネーム アルペジオタイプの名前の付け方には、名前の末尾の表記に よる次のようなルールがあります。このルールを理解すれば、 アルペジオネームからそのデータの中身について予測がつく ようになり、アルペジオタイプ選びが簡単になります。 7 Original Tempo (オリジナルテンポ) 末尾に「̲ES」が付加されるタイプ(例: HipHop1̲ES) アルペジオタイプに最も適したテンポを示します。アルペジ オを選択したときに、自動的にこのテンポが設定されるわけ ではありません。 演奏したノートに合わせて鳴る、ノーマルボイス用のアルペ ジオタイプ(17ページ)です。 8 Accent (アクセント) 末尾に「̲XS」が付加されるタイプ(例: Rock1̲XS) あらかじめアクセントフレーズ(17ページ)が再生されるよう に設定してあるアルペジオタイプを、丸印で示します。 演奏したコードに合わせて鳴る、ノーマルボイス用のアルペ ジオタイプ(17ページ)です。 9 Random SFX (ランダムSFX) 末尾に何も付加されな
MOTIF XFのしくみ アルペジオの鳴り方をノブで変更する [SELECTED PART CONTROL]ボタンを何度か押してARP FXランプを点灯すると、ノブ1〜8でアルペジオの鳴り方を 変更できる状態になります。アルペジオを再生しながらノブ を操作してアルペジオの鳴り方を変更してみましょう。 ノブ1〜8の効果に付いては、ボイスプレイの「ノブの機能」 (46ページ)で確認してください。 何度か押す モードごとのアルペジオ設定画面 モード ボイスモード 画面 参照ページ ボイスコモンエディットの アルペジオメイン画面 58ページ ボイスコモンエディットの アルペジオアザー画面 59ページ パフォーマンスパートエディットの アルペジオメイン画面 112ページ パフォーマンスパートエディットの アルペジオアザー画面 114ページ ミキシングパートエディットの アルペジオメイン画面 194ページ ミキシングパートエディットの アルペジオアザー画面 195ページ ソング録音時の 設定 ソングレコードのアルペジオ画面 147ページ パターン録音時の 設定 パターンレコードの
MOTIF XFのしくみ ドラムボイス用のアルペジオタイプ (カテゴリー : DrPc) アルペジオタイプの中には、ドラムボイスで鳴らすことを想 定して作られたものがあります。この場合のアルペジオ機能 は、リズムパターンの自動演奏として機能します。これらの アルペジオタイプでは、リズムパターンの鳴り方に、下記3種 類が用意されています。 1つのドラムパターンだけが鳴るタイプ 押鍵音に関係なく(同時に押した鍵盤の数や種類に関係なく)、 常に同じドラムパターンが鳴ります。 1つのドラムパターンをベースに打楽器を追加していく タイプ アルペジオの活用のヒント アルペジオは、ライブパフォーマンスなどで演奏を補助する ためのツールとしてだけではなく、楽曲制作などでもクオリ ティーの高いMIDIデータを手軽に入力したり、目的の楽器や 音楽ジャンルにぴったりあったバッキングフレーズを作成し たりするツールとして活用できます。 ボイスモードでアルペジオを再生する プリセットボイスに設定されているアルペジオを再生してみ ましょう。 1 MOTIF XFの しくみ 1つの鍵盤を押した場合は、どの鍵盤を押しても同じ
MOTIF XFのしくみ パフォーマンスモードでのアルペジオ再生/録音 初期状態でユーザー 1〜4バンクにメモリーされているパ フォーマンスのアルペジオを再生してみましょう。パフォー マンスモードでは、MOTIF XFの搭載している4基のアルペジ エーターが最大4つのパートに割り当てられ、4種類の異なっ たアルペジオを同時に再生させることができます。この機能 をフルに活かしたパフォーマンスも多数用意されているので、 下記の手順で確認してみましょう。 1 パフォーマンスを選択したときに[ARPEGGIO ON/OFF] ボタンのランプが点灯する場合は、特にアルペジオが有効 なパフォーマンスです。さっそく鍵盤を押してアルペジオ を再生してみましょう。 「ボイスモードでアルペジオを再生する」の手順2〜4と同じ 手順でアルペジオを再生してください。 5 1 ボイスウィズアルペジオを「on」にすると、アルペジオ タイプに最も適したボイスが自動的に選択されるので便利 です。 2 3 作成したフレーズを使ってパターン(セクション)を組 み立てます。 パターンチェーンでパターン(セクション)をつなげま
MOTIF XFのしくみ オリジナルのアルペジオタイプの作成方法 アルペジオは、本体にあらかじめプリセットデータとして準 備されていますが、自分でユーザーアルペジオとして作るこ ともできます。 操作は次の順番で行ないます。 1 MOTIF XFの しくみ 基本操作 基礎編 外部機器との接続 20 アルペジオの基になるMIDIシーケンスデータをソング /パターンに録音します。 録音に使用できるのは、ソングまたはパターンの1〜16 トラック中の任意の4トラックです。シーケンストラック であればどのトラックでもかまいません。 アルペジオに録音できるノートナンバーは最大16種類で す。ソング/パターンからアルペジオにデータ変換すると き、ノートナンバーが16種類を超えている場合は、17個 目以降の音をカットして変換します。ソング/パターント ラックにMIDIシーケンスデータを録音するときは、録音 する音符の音程が16種類以内になるように気をつけま しょう。 2 アルペジオデータに変換します。 ソングの場合はソングジョブの「07: Put Track to Arpeggio (プットトラックトゥーアル
MOTIF XFのしくみ コントローラー部 MIDIデータを出力して、音源部やシーケンサー部をコントロールするブロックです。鍵盤を弾いて音源部を演奏したり、ソングや パターンを録音したりできるほか、ノブやスライダーで鍵盤演奏中にボイスやパフォーマンスに変化を加えたり、シーケンサート ランスポートボタンを押してソングやパターンの再生をコントロールしたりできます。 鍵盤 リボンコントローラー 音源部やシーケンサー部に対して演奏データ(ノートデータ)を 送り、音を出したり演奏を録音したりするコントローラーで す。アルペジオ部にノートデータを送って、アルペジオ演奏 をコントロールする働きもあります。OCTAVE [DOWN]/ [UP]ボタンを押して音程を1オクターブ単位で移動したり、 ユーティリティーモードのプレイ画面のトランスポーズ(220 ページ)で音程を半音単位で移動したり、鍵盤を弾く強さに対 するベロシティーの出方を調節したりできます。 表面を指で左右方向にこすることで、特定の機能を連続的に 変化させるコントローラーです。プリセットの各ボイスには、 さまざまな機能があらかじめ割り当てられています。
MOTIF XFのしくみ エフェクト部 音源部やオーディオ入力部から出力された音声に、残響、広がり、厚みなど、さまざまな効果をかけ、音を加工する装置です。音 作りでエフェクトを活用することによって、さらに表現力を加えます。 フォーマンス/ミキシングモードの場合、ボコーダーを有効に できるのはパート1のみです。 エフェクトの構成 マスターエフェクト システムエフェクト(リバーブ、コーラス) MOTIF XFの しくみ システムエフェクトは、各パートのセンドレベルによって出 力された信号をまとめてエフェクトに送り、効果のかかった 信号をリターンレベルで出力ラインとミックスするタイプの エフェクトです。そのため、すべてのパートに対して効果を かけることができます。 MOTIF XFでは、システムエフェクトとしてリバーブとコー ラスの2つのエフェクトを搭載しています。 また、コーラスからリバーブへのセンドレベル(コーラス トゥーリバーブ)も設定できます。これは、コーラスの出力音 にリバーブをかけるためのもので、コーラスを通らない信号 と同じ程度のリバーブ感を加えることで、自然な効果を得る ことができます
MOTIF XFのしくみ 1 エレメントまたはドラムキーごとに、エレメントEQを 設定する。 3 インサーションエフェクトについて設定する。 設定画面 設定画面 ボイスコモンエディットのコネクト画面(64ページ) インサーションエフェクトA/B画面(66ページ) ボイスエレメントエディットのEQ画面(83ページ) ドラムボイスの場合はボイスキーエディットのEQ画面(90ページ) 4 リバーブとコーラスについて設定する。 2 各エレメントまたは各ドラムキーごとに、インサー ションA、Bのどちらに出力するか、またはインサー ションをバイパスするかを選択する。 設定画面 ボイスコモンエディットのコネクト画面(64ページ) リバーブ画面/コーラス画面(66ページ) 設定画面 5 マスターエフェクトのエフェクトタイプとエフェクト パラメーターを設定する。 ボイスコモンエディットのコネクト画面(64ページ) ボイスエレメントエディットのオシレーター画面(69ページ) 設定画面 n この2つの画面は連動しているので、どちらの画面で設定 しても結果は同じです。 ユーティリティーモードのマスターエフェ
MOTIF XFのしくみ 1 パートごとにパートEQを設定する。 Rev Cho Ins 説明 REV-X ROOM エフェクトタイプ O – – 新世代リバーブアルゴリズム "REV-X"を採用したルームリ バーブです。 R3 ROOM O – – 設定画面 プロフェッショナルリバーブ 専用機ProR3直系のリバー ブアルゴリズムを採用した ルームリバーブです。 SPX ROOM O O O コモンエディットのインサーションエフェクトスイッチ画面(193 ページ) 往年の名機 SPX1000直系 のルームリバーブです。 R3 PLATE O – – プロフェッショナルリバーブ 専用機ProR3直系のリバー ブアルゴリズムを採用したプ レートリバーブです。 設定画面 SPX STAGE O O O コモンエディットのコネクト画面(193ページ) リバーブ画面/コーラス画面(194ページ) パートエディットのアウトプット画面(194ページ) 往年の名機SPX1000直系 のステージリバーブです。 SPACE SIMULATOR O –
MOTIF XFのしくみ Cho Ins 説明 SPX CHORUS エフェクトタイプ O O 3相のLFOにより、より複雑なうね りと広がりを与えるコーラスエフェ クトです。 SYMPHONIC O O 変調を多重化し、より広がり感を得 られるようにしたエフェクトです。 ENSEMBLE DETUNE O O 音程をわずかにずらした音を付加す ることによる、うねりのないコーラ スエフェクトです。 Flanger (フランジャー ) ジェット機の上昇下降音のような響きを作り出すエフェクト です。基本原理はコーラスと同じですが、コーラスよりも ディレイタイムを短くし、さらにフィードバック回路を持つ ことで激しいうねりと音程が移行する効果を与えます。曲中 で常時かけるのではなく、ポイントを決めて部分的にかける ように使います。 エフェクトタイプ Ins 説明 O O "VCM"技術を用いたビンテージ系の フランジャーです。 CLASSIC FLANGER O O 癖がないうねりが得られるフラン ジャーです。 TEMPO FLANGER O O LFOの揺
MOTIF XFのしくみ エフェクトタイプ Ins Mas 説明 LO-FI O O サンプリング周波数やフィルターを 変化させてローファイサウンドを実 現するエフェクトです。 NOISY O – 音を汚してローファイサウンドを実 現するエフェクトです。 DIGITAL TURNTABLE O – ターンテーブルのノイズを付加する エフェクトです。 Tech (テック) フィルターやモジュレーションなどにより、積極的に音を変 化させるエフェクトです。効果音を作ったり、曲や音に大き な変化を付けたいときなどに効果的です。 エフェクトタイプ MOTIF XFの しくみ Ins Mas 説明 RING MODULATOR O O 入力音を金属的な音に変化させるエ フェクトです。 DYNAMIC RING MODULATOR O – 入力音のレベルによって、RING MODULATOR のパラメーター 「OSC Freq」をリアルタイムにコン トロールするエフェクトです。 DYNAMIC FILTER O O 入力音のレベルによって、フィル ターのカッ
MOTIF XFのしくみ エフェクトパラメーターについて エフェクトパラメーターは、エフェクトの効果のかかり方を 調整するための設定です。エフェクトをかける音色や楽曲に 合わせてエフェクトパラメーターを操作することによっては じめて、エフェクトの効果が活きてきます。 エフェクトパラメーターの働きについては、以下のエフェク トパラメーター解説で確認し、音を聴きながら最適な状態に 設定しましょう。 プリセットプログラム プリセットプログラムの設定 Control Type パラメーターの意味 コンプレッサーのスレッショルド(効果が効き始める入力レベル) 値を設定する 「Normal」に設定した場合は、常にディレイがかかり、 「Scratch」 に設定した場合は、Delay Timeに割り当てられたコントロー ラー値が0で、かつDelay Time offs etが0のときはディレイが かからない。それ以外の場合はディレイがかかる Damper Control ピアノダンパー効果による響きの深さを設定する Decay リバーブの減衰感を制御する Delay Level C センターチャンネルのデ
MOTIF XFのしくみ パラメーター名 Feedback Level Feedback Level 1, 2 Feedback Time パラメーターの意味 [REVERB系、EARLY REFLECTION] イニシャルディレイの フィードバック量を設定する Mid Level 中域のレベルを設定する Mid Mute 中域のミュートスイッチ Mid Ratio 中域側においてのコンプレッサーの圧縮比を設定する [TEMPO PHASER、DYNAMIC PHASER] フェーザー出力を 再び入力へ戻すレベル(マイナスは位相反転) を設定する Mid Threshold 中域側においての効果が効き始める入力レベルを設定する Mix エフェクト音の音量を調節する Mix Level ドライ音にミックスするエフェクト音のレベルを設定する Mod Depth 変調の深さを設定する Mod Depth Ofst R 右チャンネルにおける変調の深さのオフセットを設定する Mod Feedback 変調に対するフィードバック量を設定する Mod Gain 変調のゲイン量
MOTIF XFのしくみ パラメーター名 パラメーターの意味 Sensitivity パラメーター名 [DYNAMIC FLANGER、DYNAMIC PHASER、TEC系] 入力の 変化に対する変調の感度を設定する [VCM TOUCH WAH] 入力の変化に対するワウフィルターの変 化の感度を設定する Slow-Fast Time of Horn ホーン(高域側)における回転速度切り替え時の移行時間を設定す る Slow-Fast Time of Rotor ローター(低域側)における回転速度切り替え時の移行時間を設定 する Space Type 空間シミュレーションのタイプを選択する Speaker Type シミュレートスピーカーのタイプを選択する Speed [VCM FLANGER] ディレイ変調の周期的変化を制御するLFO波 形の周波数を設定する [PHASER系] 位相変調の周期的変化を制御するLFO波形の周波 数を設定する [VCM AUTO WAH] LFOのスピードを設定する Speed Control 回転速度(Slow/Fast)を切り替える S
MOTIF XFのしくみ えば、No.
MOTIF XFのしくみ サステイン(ホールド1)(コントロールナンバー 064) サステインペダルのオン/ オフをコントロールするMIDIメッセー エフェクトセンドレベル3 (コーラスエフェクト) (コントロールナンバー 093) ジです。ペダルを踏んだときに発音していた音を持続します。 ディレイ/コーラスエフェクトに対するセンドレベルを設定する データが0〜63のときサステインペダルがオフ(離した状態)、64 MIDIメッセージです。 〜127のときオン(踏んだ状態)になります。 ポルタメント(コントロールナンバー 065) エフェクトセンドレベル4 (バリエーションエフェクト) (コントロールナンバー 094) ポルタメント効果のオン/オフをコントロールするMIDIメッセー ジです。データが0〜63のときポルタメントがオフ、64〜127 バリエーションエフェクトに対するセンドレベルを設定するMIDI メッセージです。 のときオンになり、ポルタメント効果がかかります。ポルタメン さい。 n エフェクトセンドレベル4は、MOTIF XFのソング/パターン モードにおいてデータとして
MOTIF XFのしくみ リセットオールコントローラー (コントロールナンバー 121) ポリフォニックアフタータッチ(Poly After Touch) コントローラーの値を初期設定値に戻すMIDIメッセージです。 次の各データを初期値に戻します。 ピッチベンド、チャンネルプレッシャー、ポリフォニックキープ レッシャー、モジュレーション、エクスプレッション、ホールド 1 、ポルタメント、ソステヌート、ソフトペダル、ポルタメント コントロール、RPN*、NRPN* (*RPNとNRPNは番号未設定状態となり、内部データは変更されません。) データ ノートナンバー 次の各データは変更しません。 データの バーグラフ プログラムチェンジ、バンクセレクトMSB/LSB、ボリューム、 • 鍵盤を弾いてからさらに押し込むことで出力するイベントです。 パン、ドライセンドレベル、エフェクトセンドレベル1、3、4、 チャンネルアフタータッチと違い、各鍵ごとに独立したデータ ピッチセンシティビティ、ファインチューニング、コースチュー として扱います。本体の鍵盤からは送信しません。内蔵シーケ ンサーから
MOTIF XFのしくみ ノンレジスタードパラメーターナンバー (NRPN) NRPNナンバー MSB-LSB データエントリー MSB-LSB • 音源の設定をパートごとに変更するためのイベントです。設定 するパラメーターにメーカーごとの互換性はありません。その ため、音源固有の機能をパラメーターとして設定可能で、音色 を変更するためのパラメーターなどが多く設定されています。 • 本来は、NRPN MSB (99)、NRPN LSB (98)、データエン トリー (6)の3 種類のコントロールチェンジを送信する必要が あります。MOTIF XFでは、3種類のコントロールチェンジを 1つにまとめて独立したイベントとして扱っています。 • いったんNRPNが設定されると、そのあと同じチャンネルで受 MOTIF XFの しくみ 信するデータエントリーは、設定したNRPNの値として処理さ れます。このメッセージを使ってコントロールしたあとは、 RPNのNull (7FH, 7FH)を送信して誤操作を防止してください。 • フィルターカットオフフリーケンシーやレゾナンスなど独立し たコントロールチェンジが定
MOTIF XFのしくみ 内部メモリー MOTIF XFでは、ボイス、パフォーマンス、ソング、パターンなど、さまざまなデータを作成することになります。ここでは、 これらデータの管理方法や、データが保存されるメモリーについて説明します。 内部メモリー MOTIF XFに使われている内部メモリーについて説明します。 各メモリーの扱うデータについては35ページ(次ページ)のメ モリー構成をご参照ください。 フラッシュ ROM MOTIF XFの しくみ ROM (ロム=Read Only Memoryの略)とは、読み出し専用 のメモリーのことで、従来はデータを書き換えることはでき ませんでした。それに対してフラッシュ ROMは、従来の ROMと違ってデータの消去/書き込みができるROMです。 フラッシュ ROM上のデータは、電源を切っても消えません。 DRAM / SDRAM 基本操作 基礎編 外部機器との接続 RAM (ラム=Random Access Memory)は、読み出し/書き 込みの両方が可能なメモリーのことです。MOTIF XFには DRAM (Dynamic RAM)とSDRAM
MOTIF XFのしくみ メモリー構成 MOTIF XFの各機能と、内部メモリー /外部機器との関係は以下のとおりです。 内部でのデータ通信 内部メモリー 外部機器とのデータ通信 リコールバッファー コンペアバッファー (DRAM) プリセットデータ(ROM) ・ボイス ・プリセットアルペジオ ・デモ ただし、 マスター、 MIDI機器またはコンピューター シーケンスソフトウェア ユーティリティー設定は除きます。 MOTIF XFエディター ユーザーメモリー バ ル エディットバッファー (DRAM) ク ダ ン プ バルクダンプ *1 USB記憶装置/ ネットワークで接続されたコンピューター フラッシュROM ・ミキシングボイスエディット ファイル拡張子「.X3E」 ストア ファイル拡張子「.WAV」 「.AIF」 ・ユーザーパフォーマンス ・パフォーマンスエディット ・ユーザーアルペジオ ・ソングミキシング *2 ・パターンレコード ・パターンパッチ ・ソングチェーン ・パターン ・パターンミキシング ・フレーズ ファイル拡張子「.
基本操作 カーソル移動 4つのカーソルボタン(上下左右)を使って、画面上のカーソル (反転表示部分)を上下左右方向に順番に移動させることができ ます。カーソルが置かれている位置の値を、データダイアル や[INC/YES]ボタン、[DEC/NO]ボタンで変更します。 MOTIF XFの しくみ 値の変更/設定 基本操作 基礎編 外部機器との接続 データダイアルを右方向(時計回り)に回すと値が増加し、左方 向(反時計回り)に回すと値が減少します。 [INC/YES]ボタンを押すたびに値が1ずつ増加し、[DEC/ NO]ボタンを押すたびに値が1ずつ減少します。どちらのボタ ンも押し続けることによって値が連続的に変化します。 設定レンジの大きいパラメーター値を変更している場合、 [INC/YES]ボタンを押しながら[DEC/NO]ボタンを押すこと で、値を10ずつ増加させることができます。逆に[DEC/NO] ボタンを押しながら[INC/YES]ボタンを押すことで、値を10 ずつ減らすことができます。 値が減少 値が増加 値が1ずつ 減少 値が1ずつ 増加 対応したファンクションボタン[F5]を
基本操作 文字入力 リスト入力に対応しているマーク ボイスネームやパフォーマンスネームなど、文字を入力する パラメーターにカーソルを移動すると、画面右下に「CHAR」 が表示されます。このとき[SF6]ボタンを押すと、下図のよ うな画面が表示され、文字を入力する状態になります。 編集エリアでは、[F1]/[F2]ボタンを押して左右にカーソルを 移動し、文字を入力する位置を選びます。 文字入力一覧では、カーソルボタン、[INC/YES]/[DEC/ NO]ボタン、データダイアルを操作して、入力する文字を選 びます。 [F4]ボタンを押すと、文字入力一覧で選ばれている文字が、 編集エリアに挿入されます。 編集エリアで、カーソルのある文字を消す場合は[F5]ボタン、 すべての文字を消すときには[F6]ボタンを押します。 入力が終わったら、[ENTER]ボタンを押して入力した文字を 確定させ、文字入力状態から抜けます。 MOTIF XFの しくみ キーボード入力 編集 エリア 鍵盤を押さえてノートまたはベロシティーを入力する方法で す。値としてノートまたはベロシティーを入力するパラメー ターにカーソルを移
外部機器との接続 n MOTIF XFと外部機器を接続した場合も、音を出すためには、外部ステレオシステムやアンプ、スピーカーなどとの接続が必要となりま す。ヘッドフォンをお使いになれば直接音を聞くこともできます。詳しくは、取扱説明書をご覧ください。 MIDI機器の接続 市販のMIDIケーブルを使って、MOTIF XFのMIDI IN/OUT/THRU端子と外部MIDI機器のMIDI端子を接続します。MOTIF XFか ら外部MIDI機器をコントロールしたり、外部MIDIキーボードやシーケンサーでMOTIF XFの音源を鳴らしたりすることができま す。ここでは、用途別にいくつかの例をご紹介します。 n MIDIデータの入出力として、MIDI端子、IEEE1394端子(別売のFireWire拡張ボードFW16Eを取り付けた場合)、USB TO HOST端子を 使うことができます。ただしこれら3つを同時に使ってMIDI送受信することはできません。どの端子を使うかについてはユーティリティー モードのMIDI画面(228ページ)のMIDI IN/OUTで設定します。 MOTIF XFで音源モジュールやシンセサイザー
外部機器との接続 MIDI THRU端子を使って、複数のMIDI機器をコントロールする場合 外部MIDIシーケンサーの再生データを本体に送って鳴らすだけでなく、MIDI THRU端子を通じて別のMIDI音源へ送って鳴らすこ とができます。下記の接続例では、MIDI IN端子で受信した外部MIDIシーケンサーからの再生データをそのままMIDI THRU端子 から外部MIDI音源に出力すると共に、本体MIDI OUT端子からは本体での演奏情報が外部MIDIシンセサイザーに送信されます。 MIDI OUT端子 MIDI OUT端子 MIDI IN端子 外部MIDI音源 MIDI IN端子 MIDIシーケンサー MIDI THRU端子 MIDI IN端子 外部MIDIシンセサイザーなど この接続では、外部シーケンサーが送信するチャンネルの内、何チャンネルをMOTIF XFで再生するのかによって設定が異なりま す。MOTIF XFで再生するのが1チャンネルの場合は、MOTIF XFはボイス/パフォーマンスモードに設定して、再生チャンネルと MOTIF XFのMIDIレシーブチャンネル(ユーティリティー
外部機器との接続 MOTIF XFがMMCでマルチトラックレコーダーをコントロールする 本体のシーケンサートランスポートボタンの操作により、MMC信号が本体からMIDI出力され、MMC対応のマルチトラックレ コーダーのスタート/ストップ、早送り/巻き戻しなどをリモート操作できます。 MIDI OUT 端子 MIDI IN端子 MOTIF XF MIDI IN端子 MIDI OUT 端子 AW2400など n MMC (MIDI Machine Control)はマルチトラックレコーダーなどをMIDIシーケンサーなどでコントロールするための規格です。MMCに 対応したマルチトラックレコーダーでは、シーケンサー側でスタート/ストップ、早送り/巻き戻しの操作をすると自動的にそれに対応した 操作が実行され、常にシーケンサーのソングと同じ位置が再生される状態になります。 MOTIF XFの しくみ USB記憶装置(デバイス)の接続 USB記憶装置をリアパネルのUSB TO DEVICE端子に接続します。 または USBフラッシュメモリー 基本操作 基礎編 USB TO DEVICE端子 外部機
外部機器との接続 USB対応ASCIIキーボードの接続 本体のUSB TO DEVICE端子に、USB対応のASCIIキーボードを接続できます。 USB TO DEVICE端子 MOTIF XF ASCIIキーボード これにより、テンキーを使用したパラメーターの数値入力、ボイス名やソング名、ファイル名などのアルファベットでの入力、 ファンクションキーやショートカットキーによる本体操作などを行なうことができます。 パネルとキーボードのキーコードとの対応表 MOTIF XF ASCII キーボード MOTIF XF ASCII キーボード F1〜F6 STOP End SF1〜SF6 F7〜F12 PLAY Page Down INC/YES + EDIT Print Screen/Sys Rq DEC/NO − JOB Scroll Lock STORE Pause/Break UP UP TOP Insert DOWN DOWN REWIND Home LEFT LEFT FORWARD Page Up RIGHT RIGHT R
外部機器との接続 1、2は変更する必要はありません。 5〜9は、DHCPサーバー機能を持たない機器を使って ネットワーク接続している場合に、設定が必要です。詳細 は、ユーティリティーモードのネットワーク画面(221 ページ)をご参照ください。設定内容は、接続するネット ワーク管理者にご確認ください。 4、!〜#についてはユーティリティーモードのネット ワーク画面(221ページ)をご参照ください。 ネットワークの設定 本体とコンピューターとの物理的な接続が完了したら、次に ネットワークの設定を行ないます。ネットワークの設定は、 いわばソフト的な接続にあたり、この設定が違っていると物 理的に接続されていてもアクセスはできません。ネットワー クの設定を行なうと、MOTIF XFと同じネットワークに接続 されているコンピューターとの間で、ファイルのセーブや ロードができるようになります。ユーティリティーモードの ネットワーク画面(221ページ)を開き、順番に設定しましょ う。 MOTIF XFからコンピューターにアクセスし、 ファイル共有をするための設定 3 変更した設定が有効になります。 4 MOTI
外部機器との接続 6 ファイルモードで、コンピューターにアクセスし、共 有ディレクトリー (共有フォルダー )を表示させます。 ファイルモードのマウント画面を表示します。ホスト(&) で、アクセスしたい共有ディレクトリーのあるコンピュー ター名を選択すると、画面に「Press [ENTER] to access」と表示されます。[ENTER]ボタンを押すと、 パスワードを入力する画面が表示されます(下図)。そこ で、コンピューター側のユーザーアカウントとそのパス ワードを入力して[ENTER]ボタンを押すと、コンピュー ターとのアクセスが確立します。シェアリングポイント (*)に、選択したコンピューター内の共有ディレクトリー が一覧表示されます。 コンピューターからMOTIF XFにアクセスし、 ファイル共有するための設定 同じネットワークに接続されているコンピューター側から、 MOTIF XFに接続されているUSB記憶装置内のデータを読み 込む場合は、さらに以下の設定が必要となります。ユーティ リティーモードのネットワーク画面(221ページ)を開き、順 番に設定しましょう。 n 直接本体に保存されてい
リファレンス編 ボイスモード ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) パフォーマンス モード ボイスモードは、音色(ボイス)を選んで演奏したり、ボイスを作り変えたりするためのモードです。ボイスモードの入り口に当た るボイスプレイでは、音色(ボイス)を選んで演奏するほか、ボイスの設定を一部作り変えることもできます。 [VOICE]ボタンを押すとボイスモードのボイスプレイに入り、ボイスプレイ画面が表示されます。 サンプリング モード1 3 ボイスを選ぶ ソングモード [PROGRAM]ボタンの ランプが点灯 ミキシング モード 2 サンプリング モード2 3 マスターモード リファレンス編 パターンモード MOTIF XFのボイスは、16のバンク(プリセット1〜8、ユー ザー 1〜4、GM、プリセットドラム、ユーザードラム、GM ドラム)にそれぞれ分類されて記憶されています。バンクの中 は8つのグループ(A〜H)に分かれていて、各グループに16ボ イスずつが記憶されています。ボイスを選ぶ操作は、目的の ボイスが記憶されているバンクとグループを選択し、最後に 番号(ナンバー )でボイ
ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) お気に入りのボイスを集めたカテゴリーを 作る(フェーバリットカテゴリー ) 4 フェーバリットカテゴリーに登録します。 フェーバリットスイッチ 気に入ったボイスをフェーバリットカテゴリーに 登録する サンプリング モード1 ソングモード 簡単な方法としては、ボイスプレイ画面で[ENTER]ボタンを 押しながら[CATEGIRY SEARCH]ボタンを押すことにより、 現在選択されているボイスをフェーバリットカテゴリーに登 録できます。 サンプリング モード2 カテゴリーサーチ画面の状態で[F4]ボタンを押し、フェー バリットセレクト画面を表示します。 フェーバリットセレクト画面では、カテゴリーに関係な く、フェーバリットスイッチがオンになっているボイスを すべて表示します。 マスターモード フェーバリットマーク モード ユーティリティー 1 2 2 ボイスを選びます。 [VOICE]ボタンを押して、ボイスプレイモードに入り ます。 [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンやデータダイアルを操作す ると、ボイスリストでカーソルが上下に
ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) ノブやコントロールスライダーを操作して音 色を変化させる(コントロールファンクション) ボイスモード パフォーマンス モード ノブやコントロールスライダーを操作すると、選択中のボイ スのパラメーターやエフェクトのかかり具合を増減すること で音色を変化させることができます。ノブにはそれぞれ3種類 の機能が割り当てられていて、[SELECTED PART CONTROL]ボタンで切り替えることができます。ボタンを押 すたびに、TONE1、TONE2、ARP FXランプが、現在割り 当てられている機能から順番に点灯します。操作方法につい ては、取扱説明書をご覧ください。 時点で赤いマークが消え、ノブやコントロールスライダーを 動かした結果が音色に反映されるようになります。 n [SELECTED PART CONTROL]ボタンを長押しすると、必 ず一番上の段の機能(TONE1)に切り替わります。 n [SELECTED PART CONTROL]ボタンを押すと、コント ロールファンクション画面が表示され、ノブに割り当てられ た機能を確認できます。 赤いマーク(現在の値
ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) SWING (スイング) アルペジオのスイング(60ページ)の値を増減してリズムをジャストにしたり跳ねさせたりします。ノブを 右に回すとリズムの跳ね方が大きくなり、左に回すとジャストに近くなります。 ノブ2 QUANTIZE VALUE (クオンタイズバリュー ) アルペジオにクオンタイズをかける際の基準になる音符(クオンタイズバリュー )(59ページ)を変更しま す。ノブを右に回すと基準となる音符の長さが長くなり、左に回すと短くなります。 ノブ3 QUANTIZE STRENGTH (クオンタイズストレングス) アルペジオにクオンタイズをかける際に、音符の発音タイミングを指定した音符の位置にそろえる度合い (クオンタイズストレングス)(59ページ)を変更します。ノブを右に回すとジャストの位置に近くなります。 ノブ4 GATE TIME (ゲートタイム) アルペジオのゲートタイムレート(60ページ)を増減して、アルペジオの音符の長さを変化させる度合いを 変更します。ノブを右に回すと滑らかな演奏になり、左に回すとスタッカート的な演奏になります。 ノ
ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) n ここでの設定は、ユーティリティーモードのプレイ画面(219 ページ)のオクターブ(4)の値と連動しています。 ボイスモード n 鍵盤の音程を半音単位で変更したい場合は、ユーティリ ティーモードのプレイ画面(219ページ)のトランスポーズ(5) を設定します。 1 ボイスバンク 選択中のボイスのボイスバンクを表示します。 ボイスバンクはボイスが記憶されているメモリーです。 MOTIF XFには次の16個のボイスバンクがあります。 PRE1〜8 (プリセット1〜8バンク) MOTIF XFにプリセットされた各128個のボイスが記憶され ているバンクです。 パフォーマンス モード USR1〜4 (ユーザー 1〜4バンク) アルペジオを使う 自分で作ったボイスを保存するためのバンクです。 アルペジオとは、鍵盤を押さえるだけでさまざまなリズムの フレーズやコードバッキングが自動演奏される機能です。 アルペジオの使い方については、取扱説明書をご覧ください。 GM GMに準拠した順番で128個のボイスが記憶されているバン サンプリング モード1 クです。
ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) 3 Category (メインカテゴリー 1/サブカテゴリー 1) % [F6] Effe ct (エフェクト) 選択中のボイスに設定されているメインカテゴリー 1とサブ カテゴリー 1を表示します。カテゴリーとは音色の種類や特 徴を一目でわかるようにするためのキーワードです。ボイス には、メインカテゴリーとサブカテゴリーがそれぞれ2種類ず つ登録されています。 カテゴリーはボイスコモンエディットのジェネラル画面(55 ページ)で登録します。カテゴリーについて詳しくはそちらを ご覧ください。 ボイスコモンエディットのエフェクトコネクト画面(64ペー ジ)を表示します。 ボイスモード アルペジオの再生テンポを表示します。 & エレメントのオン/オフ状態 選択されている各エレメントのオン/オフを表示します。 ノーマルボイスを選択している場合のみ、表示します。 * 各コントローラーの値 5 Transmit Ch (MIDIトランスミットチャンネル) ピッチベンドレンジ(PB UPとPB DOWN)、オクターブセッ ティング(OCT)、トランスポーズセッティン
ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) 4 Name (ボイスネーム) 選択中のボイスの名前を表示します。 5 Voice Type (ボイスタイプ) ボイスモード 選択中のボイスがノーマルボイス(Normal)かドラムボイス (Drum)かを表示します。 6 Mono/Poly (モノ/ポリ) サンプリング モード1 選択中のボイスの8つのエレメントの使用状況を表示します。 数字が表示されているのが使用中のエレメントです。 また、「*(アスタリスク)」が表示されているのは、エレメント スイッチがオンでミュート状態のエレメントで、 「−(マイナ ス)」が表示されているのは、エレメントスイッチがオフのエ レメントです。 ソングモード パフォーマンス モード 選択中のボイスを単音で演奏する発音方式(Mono)か、和音が 演奏できる発音方式(Poly)かを表示します。 7 Element Switch (エレメントスイッチ) ポルタメントに関する設定 [F2] Porta (ポルタメント) ポルタメントや発音方式(モノ/ポリ)に関するパラメーターを 設定します。ポルタメントとは、最初に弾いた鍵
ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) 音色を作り変える [F3] EG/EQ 鍵盤を弾いてからカットオフ周波数がアタックレベル(77 ページ)で設定した値になるまでの、音色変化にかかる時間を 設定します。 Decay (ディケイタイム) アタックベル後のカットオフ周波数の変化の時間を設定しま す。 Release (リリースタイム) した値になるまでの時間を設定します。 Detph (デプス) フィルター EGによるカットオフ周波数の変化幅を設定しま 変化はなくなり、値が0から離れるほどカットオフ周波数の変 化の幅が大きくなります。値をマイナスに設定すると、カッ トオフ周波数変化の高低が逆になります。 ソングモード 設定値: -64〜+0〜+63 1 2 Cutoff (カットオフ) 鍵盤を弾いた瞬間から音が消えるまでの、音量の時間的な変 化を作ることができます。 カットオフ周波数を設定して、音色を変更します。ローパス フィルターが選ばれている場合は、値を大きくすると音が明 るくなり、値を小さくすると音が暗くなります。 Reso (レゾナンス) カットオフ周波数付近の信号の音量を持ち上
ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ) Q (キュー ) 音量を増減する帯域の幅を設定します。値を大きくすると帯 ボイスコモンエディットのアルペジオメイン画面(58ページ) と同じです。 域の幅が狭くなり、フリケンシーで設定した周波数付近の音 だけが増減されます。値を小さくすると帯域の幅が広くなり、 9 Type (タイプ) ボイスモード フリケンシーで設定した周波数を中心として、広い範囲でな だらかに音量が増減されます。 設定値: 0.7〜10.
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 4 目的のパラメーターがある画面を表示します。 エレメント エディット1〜8 [VOICE]ボタンを押してボイスプレイに入ります。 これから作り変えるノーマルボイスを選びます。 コモンエディットのネーム画面(55ページ)でボイスネー ムを入力します。 [EDIT]ボタンを押してボイスエディットに入ります。 [COMMON EDIT]ボタンを押すとコモンエディットに、 ナンバーボタン[1]〜[8]を押すとエレメントエディットに 入ります。 エレメントエディットでは、ナンバーボタン[1]〜[8]でエ ディットするエレメントを選択できます。 9 変更したボイスを保存します。 [STORE]ボタンを押してストア画面(54ページ)を表示 し、変更したボイスを保存します。 注 記 • 作成されたボイスは、他のボイスを選ぶか電源を切ると、 失われてしまいます。他のボイスに切り替える前に、ま たは電源を切る前に、[STORE]ボタンを押してボイス データを本体に保存してください。 ファイルモード コモンエディットとエレメントエディットを切り替え ます。
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ボイスプレイ状態で[E]マークが表示されているときには、 [EDIT]ボタンを押してボイスエディットに入ってから再 度[EDIT]ボタンを押します。 ボイスを作り変えるときの便利機能 コンペアマーク ボイスモード エレメントのオン/オフを切り替える パフォーマンス モード ボイスエディットモードでは、ナンバーボタン[1]〜[8] を 使ってエレメントを選択できます。[1]〜[8] ボタンのランプ がエディット中のエレメントを表わしています。各エレメン トのオン/オフを切り替えるには、[MUTE] (ミュート) ボタン をオンにした状態でナンバーボタン [9]〜[16] を押します。 2 コンペア状態からもう一度[EDIT]ボタンを押すと、 [EDIT]ボタンのランプが点灯状態に戻り、画面右上に示 された[C] (コンペア)マークが[E] (エディット)マークに変 わって、元の状態に戻ります。 ナンバーボタン[1]〜[8]でエディットしたいエレメントを選択する サンプリング モード1 手順1と2を繰り返すことで、編集前と編集後の音を聞き比べ
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) コモンエディットのパラメーターの働き [VOICE] →ノーマルボイス選択→ [EDIT] → [COMMON EDIT] ★マークについて 初心者の方にとって理解しやすく効果が確認しやすいパラメーターには、★マークを付けています。どのパラメーターを操作すればいいか分からな いような場合には、まず★マークの付いたパラメーターから操作することをお勧めします。 パフォーマンス モード 設定値: 下記のリストをご覧ください。 メイン カテゴリー 1 Layer Modern Vintage Arpeggio Keyboard Kb Electric Piano FM Piano Clavi Synth Arpeggio Or Tone Wheel Combo Pipe Synth Arpeggio Guitar Gt Acoustic Electric Distortion Synth Arpeggio Bass Bs Acoustic Electric Synth Arpeggio Strings
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 1 Volume (ボリューム)★ ボイスの音量を設定します。他のボイスとの音量バランスを とるときなどに使います。 設定値: 0〜127 ボイスモード 2 Pan (パン)★ ボイスのパン(ステレオ定位)を設定します。パネル上のノブを 使って、直接この値を設定することもできます。 パフォーマンス モード 設定値: L63 (左端)〜C (センター )〜R63(右端) n ボイスを構成する複数のエレメントの定位が左右に分けて設 定されている場合には、パンの効果がわかりにくいことがあ ります。 サンプリング モード1 3 Note Shift (ノートシフト)★ ピッチを半音単位で調整します。 マイクロチューニングとは 通常平均律で調律されている鍵盤の音律を、平均律以外の音 律に変更するための仕組みです。歌声や管楽器などの純正 律、古典派からロマン派時代のピアノ調律法だった調性的音 律、クォータートーンと呼ばれる半音が1/2となる音律、イ ンド音楽で使われる音律など、プリセットバンクに準備され ているマイクロチューニングを選ぶだけで、様々な音律に簡
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ) Key Assign Mode (キーアサインモード) 発音中の音に対して、同じチャンネルで同じノートオン情報 を続けて受信したときの、音源側の発音方法を設定します。 設定値: single、multi ノブやスイッチの設定をする [SF3] Other (ジェネラルアザー ) ノブやスイッチの働き方や状態を設定します。 1 multi (マルチ) 2 3 4 5 発音中の音は鳴らしたまま重ねて発音します。 ! Portamento Switch (ポルタメントスイッチ)★ ポルタメント効果をかけるか(on)、かけないか(off)を設定し ます。 パフォーマンス モード 先に発音された音をいったん止めてから再び音を鳴らします。 ボイスモード single (シングル) 6 サンプリング モード1 設定値: off、on @ Portamento Time (ポルタメントタイム)★ 設定値: fingered、fulltime fingered (フィンガード) fulltime (フルタイム) 常にポルタメントがかかります。 T
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 5 Note Limit (ノートリミット) アルペジオの設定をする [F2] ARP Main (アルペジオメイン) ボイスモード パフォーマンス モード アルペジオに関する主要な設定を行ないます。バンク(!)〜 ゲートタイムレートオフセット(^)については[SF1]〜[SF5] を切り替えて5種類の設定を行ないます。 アルペジオの仕組みや、アルペジオの種類、アルペジオの活 用方法などについては、15ページをご覧ください。 サンプリング モード1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 アルペジオが鳴る鍵盤の範囲(最低音と最高音)を設定します。 設定した範囲内の鍵盤を弾いたとき、アルペジオは鳴ります。 C5〜C4のように最低音の方が最高音より高いような設定を 行なった場合、C -2〜C4とC5〜G8の範囲でアルペジオが鳴 ります。 設定値: C -2〜G8 n キーモード(7)にsort (ソート)またはthru (スルー )が設定さ れていて、ノートリミット(6)で設定した範囲外の鍵盤を弾い た場合、音が鳴らないのでご注意ください。 6 テンポ★
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 9 Output Octave Shift (アウトプット オクターブシフト) アルペジオ演奏のピッチをオクターブ単位で上下に移動しま す。 アルペジオ再生のゲートタイムを増減する値を設定します。 この設定によってゲートタイムが0になる場合は、1に置き換 えられます。 ノブから直接操作可能なパラメーターです。 設定値: -100%〜+0%〜+100% ) [SF1] ARP1〜[SF5] ARP5 (アルペジオ1〜5) 選択 設定値: PRE (プリセット)、USR (ユーザー ) n オリジナルのアルペジオタイプの作成方法については、20 ページをご覧ください。 # Sub Category (サブカテゴリー ) 設定値: カテゴリー一覧表(15ページ)をご覧ください。 n 「データリスト」のアルペジオタイプ一覧の読み方について は、16ページをご覧ください。 % Velocity Rate (ベロシティーレート) アルペジオ再生のベロシティーを増減する値を設定します。 この設定によってベロシティーが0になる場合は1に、128以 上になる場合は
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 4 Swing (スイング)★ ボイスモード パフォーマンス モード クオンタイズバリュー (2)で指定した音符で数えて、偶数拍 (裏拍)にあたるノートイベントのタイミングを前後に移動し て、アルペジオ再生のリズムが跳ねた感じ(スイング感)を出し ます。値を+1より大きくするとジャストのタイミングより後 ろに移動し、-1より小さくすると前に移動します。スイング やシャッフル、バウンスなど、跳ねたリズムを作成する場合 には便利です。 ノブから直接操作可能なパラメーターです。 プリセットされている一部のアルペジオパターンには、アク セントフレーズと呼ばれる通常は再生されない演奏が記憶さ れていて、強いベロシティーで鍵盤が演奏されたときにだけ 再生できます。ここでは、アクセントフレーズを再生するベ ロシティーの強さを設定します。 設定値: off、1〜127 サンプリング モード1 設定値: -120〜+120 ! Accent Start Quantize (アクセント スタートクオンタイズ) 5 Velocity Rate (ベロシティーレート)
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 1 2 3 2 Destination (デスティネーション)★ 4 コントローラーに割り当てる機能を設定します。ボリューム、 ピッチ、LFOの深さなど、67種類の機能から選択できます。 Common LFO Depth1〜3 (C-LFO dpth1〜3) *1 ピッチを変化させる Element Pitch (coarse tune) *2 音の明るさ(ブライトネス)を コントロールする Element Filter Frequency (cutoff) *2 ロータリースピーカーの スピードを切り替える Insertion A/B Parameter 1 (insA-prm1/insB-prm1) *3 ワウペダルの効果をかける Insertion A/B Parameter 1 (insA-prm1/insB-prm1) *4 本体のピッチベンドホイール ModWheel (モジュレーションホイール) 本体のモジュレーションホイール 鍵盤を押さえたあと、鍵盤を押し込む強さを検出するコントローラー FootCtrl1 (
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 4 Phase (フェーズ) 音に周期的な変化をつける [F5] Com LFO (コモンLFO) LFOがリセットされたときの、初期位相を設定します。 設定値: 0°、90°、120°、180°、240°、270° ボイスモード ビブラートやトレモロ、ワウ効果などの周期的な変化を作り 出すLFOの効果について設定します。ここでは、すべてのエ レメントに共通にかかるコモンLFOの設定を行ないます。 時間 パフォーマンス モード 揺れ方や揺れの速さを設定する [SF1] Wave (コモンLFOウェーブ) 位相 0° LFOの揺れ方や揺れの速さ、ディレイなどについて設定します。 90° 180° 270° 240° 120° 5 Tempo Sync (テンポシンク) サンプリング モード1 LFOの揺れの速さを、アルペジオ/ソング/パターンの再生テ ンポと同期させるかどうかを設定します。 1 設定値: off (同期させない)、on (同期させる) ソングモード 2 3 4 9 ) ! @ 5 6 n アルペジオ/ソング/
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) n Wave Type = SH1 or SH2 Key On Reset = Each Key On の場合は、キーオンごとに初期位相が変わります。 この設定を行なうことにより、たとえばドラムの連打におけ る音質のばらつきを、リアルに再現することができます。 鍵盤を弾いたときに1音めは必ずLFOの発振がリセットされ、波形の 初期状態から信号波形が始まります。1音めをノートオフせずに2音め を弾いた場合、2音めはリセットされません。 LFO信号による変調先や変調の深さを設定します。変調先を 設定できるセットが3種類(セット1〜3)あるので、目的に応 じて複数の変調先を選ぶこともできます。 1 2 キーオン (2音め) n 図では、リセット時の位相が常に「0°」になっていますが、 実際はフェーズ(4)で設定した値になります。 5 LFO信号で変調する機能を選択します。 9 Delay (ディレイ)★ 設定値: insA1〜insA16、insB1〜insB16、insL1〜insL32、 A mod、P mod、F mod、reso、pan、L
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 5 LFO Phase Offs et (LFOフェーズオフセット) LFOウェーブがリセットされたときの初期位相を、エレメン トごとに設定します。 設定値: 0°、90°、120°、180°、240°、270° n [SF6] LISTボタンを押してリストを表示させ、その中から選 ぶこともできます。リスト入力について詳しくは、37ページ をご覧ください。 2 Slope (スロープ) ボイスモード 現在表示されている波形グラフの傾斜を設定します。 設定値: off、up、down、up&down off 時間 パフォーマンス モード 傾斜をなくします。 up (アップ) 上昇の傾斜にします。 位相 0° 90° 180° 270° 240° 120° down (ダウン) 下降の傾斜にします。 サンプリング モード1 up&down (アップアンドダウン) オリジナルのLFOウェーブを作る [SF3] User (コモンLFOユーザー ) ソングモード 3 Cycle (サイクル) 波形を作るときのステップ数を決めます。 設定値:
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 1 Element Out 1〜8 (エレメントアウト1〜8)★ 2 INSERTION CONNECT (インサーションコネクション) カテゴリーとタイプを設定して、コーラスエフェクトのエ フェクトタイプを選択します。カテゴリーでは、エフェクト の大きな区分けを選びます。タイプでは、カテゴリーの中か ら目的のエフェクトタイプを選びます。 設定値: カテゴリーとエフェクトタイプについては、24ページで詳 しく説明しています。 6 Reverb (リバーブタイプ)★ リバーブエフェクトのエフェクトタイプを選択します。カテ ゴリーはReverb (リバーブ)に固定されており、タイプからリ バーブのエフェクトタイプを選びます。 設定値: エフェクトタイプについては、24ページで詳しく説明して います。 7 Chorus Send (コーラスセンド)★ parallel (パラレル) コーラスエフェクトヘ送る信号の量(センドレベル)を設定しま す。値を大きくするとコーラスが深くなります。 Ins A F B インサーションエフェクトBの出力がインサーシ
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 1 Category (カテゴリー ) ボイスモード エフェクトのパラメーターを設定する [SF2] Ins A (インサーションエフェクトA) [SF3] Ins B (インサーションエフェクトB) [SF4] Reverb (リバーブ) [SF5] Chorus (コーラス) 2 Type (タイプ) カテゴリーでは、エフェクトの大きな区分けを選びます。タ イプでは、カテゴリーの中から目的のエフェクトタイプを選 びます。 設定値: カテゴリーとエフェクトタイプについては、24ページで詳 しく説明しています。 パフォーマンス モード コネクト画面のインサーションコネクション(2)が 「parallel」、 「ins A F B」、 「ins B F A」に設定されている場 合の、[SF2]〜[SF5]の設定について説明します。 これらの画面では、各エフェクトのパラメーターを設定して、 エフェクトのかかり方を調整します。 n [SF4] Reverb画面では、カテゴリー (1)は表示されません。 3 Preset (プリセット) サンプリング
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 1 $ ハイパスフィルターを通ったマイクの音声をボコーダー出力 とミックスする音量を設定します。 設定値: 0〜127 % 8 Formant Shift (フォルマントシフト) 設定値: -2、-1、+0、+1、+2 ボコーダーを通す(Vocoder)か通さない(Thru)かの設定をし ます。 設定値: Thru、Vocoder 楽器本体の音源から入力される音のバンドパスフィルター 1 〜10のカットオフ周波数を、一律に増減する値を設定しま す。出力されるボコーダーの音程を微調整したい場合に設定 します。 設定値: 1ms〜200ms マイク入力のレベルを設定します。 ) Mic Level (マイクレベル) 設定値: 0〜127 3 Vocoder Release (ボコーダーリリース) 設定値: 10ms〜3000ms ! Inst Input Level (インストインプットレベル) 楽器本体の音源から入力される音(インスト入力される音)のレ ベルを設定します。 ミキシング モード ボコーダー音のリリースタイム(減衰の早さ)
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ボコーダーのしくみ 4 ボイスモード パフォーマンス モード ボコーダーの原理は、人が声を出すしくみに関係があります。 人は声帯で発生する音を口や鼻で共振させて声を出している のですが、この共振部は周波数特性を持っていて、一種の フィルターとして働き、多数のフォルマントを発生させてい ます。ボコーダーでは、マイクから入力された声からこの フィルターの特徴を抽出し、多数のバンドパスフィルターで 声のフォルマントを再現しています。楽器の音をこのフィル ターに通すことによって、いわゆるロボットボイスを作り出 しているわけです。 サンプリング モード1 インスト入力 楽器音 フィルターで フォルマントを再現 ソングモード ミキシング モード リファレンス編 パターンモード ボコーダーを使う手順 ボコーダーを使うためには、マイクを用意して本体のA/D INPUT端子に接続する必要があります。その上で、下記の設 定を行なってください。マイクの接続については、取扱説明 書をご覧ください。手順の中の「オーディオ機器」と書かれ ている部分は、マイクと読み替え
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) エレメントエディットのパラメーターの働き [VOICE] → ノーマルボイス選択 → [EDIT] → ナンバーボタン[1]〜[8] ★マークについて 各エレメントのウェーブフォームや発音域を設定します。 2 3 4 5 6 7 ! @ # 8 9 ) $ ミキシング モード 4エレメント分の情報を表示する画面 エレメントを使用するかどうかの設定をします。off(使用しな い)に設定すると発音しなくなります。 設定値: off (使用しない)、on (使用する) 設定値: normal、legato、key off sound、wave cycle、wave random、all AF off、AF 1 on、AF 2 on ファイルモード 左右のカーソルボタンで画面が 切り替わることを示しています。 モード XA機能におけるエレメントの役割を設定します。XA機能の4 つのタイプごとにエレメントが切り替わるルールを考えなが ら、各エレメントのXAコントロールを設定してください。同 じタイプのエレメントは、エレメントグループ(3)でまとめ
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) all AF off (オール アサイナブルファンクション オフ) ASSIGNABLE FUNCTION [1]/[2]ボタンともにオフになっている 場合に発音するエレメントです。 AF 1 on (アサイナブルファンクション1オン) ボイスモード ASSIGNABLE FUNCTION [1]ボタンがオンになっているときに発 音するエレメントです。 AF 2 on (アサイナブルファンクション2オン) ASSIGNABLE FUNCTION [2]ボタンがオンになっているときに発 音するエレメントです。 パフォーマンス モード サンプリング モード1 XA機能(エクスパンデッド アーティキュレーション機能) は、生楽器に近い自然な音を出すことや、シンセ系の音 色での新たな演奏表現を創り出すためにMOTIF XFに搭 載された新しい音源システムです。次の5点を実現する ために、8つのXAコントロールが準備されています。 (1)自然なレガートを再現する ソングモード レガート時に発音する専用のエレメントを準備する →XAコントロール= norma
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) @ Velocity Limit (ベロシティーリミット) 2 Fine (ファインチューニング) エレメントが発音するベロシティーの、最低値と最高値を設 定します。ここで設定した範囲内のベロシティーで、エレメ ントが発音します。93〜34のように最低値と最高値が逆に なるような設定を行なった場合、1〜34と93〜127の範囲 で発音します。 エレメントのピッチを1セント単位で微調節します。 設定値: 1〜127 鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )で、エレメントのピッチを変 化させる度合いを設定します。値をプラスに設定すると、鍵 盤を強く弾くとピッチが高くなり、弱く弾くと低くなります。 0に設定するとベロシティーによるピッチ変化はなくなり、マ イナスに設定すると鍵盤を弱く弾いたときほどピッチは高く、 強く弾くと低くなります。 ファインチューニング(2)によるピッチの変化を、鍵盤の高低 によって増減する度合いを設定します。値をプラスに設定す ると、高音部の鍵盤を弾いたときほどファインチューニング (2)の効果が大きく、低音部の鍵盤を弾いたときほどファイ
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ピッチキーフォローセンシティビティーとセンターキー 2 Attack Time (アタックタイム) ピッチキーフォローセンシティビティー =+100%の場合 大きい + ボイスモード 音程変化の量 小さい 3 Decay 1 Time (ディケイ1タイム) アタックレベルで設定したピッチに達してから、ディケイ1レ ベルで設定したピッチに達するまでの時間を設定します。 – パフォーマンス モード 低音側 センターキー 高音側 4 Decay 2 Time (ディケイ2タイム) ディケイ1レベルで設定したピッチに達してから、ディケイ2 レベルで設定したピッチに達するまでの時間を設定します。 サンプリング モード1 5 Release Time (リリースタイム) ピッチEGを設定する [SF2] PEG (ピッチEG) 鍵盤を離してからリリースレベルに至るまでの時間を設定し ます。 ソングモード ピッチEGに関する設定をします。ピッチEGでは、タイムと レベルを設定して、鍵盤を弾いた瞬間から音が消えるまでの、 音の高さ(ピッチ)
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) @ EG Depth Vel Sens (EGデプス ベロシティーセンシティビティー ) 設定値: attack、atk+dcy、decay、atk+rls、all attack (アタック) ホールドタイムとアタックタイムに対して有効。 atk+dcy (アタック+ディケイ) ホールドタイムとアタックタイムとディケイ1タイムに対して有効。 decay (ディケイ) ディケイ1/2タイムに対して有効。 強いベロシティー 弱いベロシティー atk+rls (アタック+リリース) ホールドタイムとアタックタイムとリリースタイムに対して有効。 ピッチEGのすべてのタイム設定に対して有効。 ピッチ変化の幅が狭い ピッチ変化の幅が広い 設定値: C -2〜G8 EGタイムキーフォローセンシティビティーとセンターキー マスターモード 強い ベロシティー プラスの値 設定値: Curve 0〜4 (カーブ0〜4) マイナスの値 強いベロシティー 弱いベロシティー ピッチ変化が速い ピッチ変化が遅い 高音 低音 -40 遅い セン
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ■ HPF (ハイパスフィルター ) フィルターで音の明るさを変える [F3] Filter (フィルター ) ボイスモード カットオフ(2)で設定したカットオフ周波数よりも低い周波数の 音をカットするフィルターです。カットオフ周波数を上げると、 基音や低い信号がカットされて高い信号だけが残るため、音程感 のない軽い音になります。カットオフ周波数を下げると基音や低 い信号がパスするので落ち着いた音になります。レゾナンス(4) を上げると、カットオフ周波数付近の信号が増幅(ブースト)され て特徴的な音になります。 フィルターの種類を選ぶ [SF1] Type (フィルタータイプ) HPF24D パフォーマンス モード フィルターのタイプを選びます。選んだフィルターのタイプ によって、フィルターの働きや音色の変化のしかたが大きく 異なります。 デジタルならではのクセを持つ-24dB/octのHPF型ダイナミック フィルターです。レゾナンス効果が強く付けられます。 音量 通過する部分 カットされる部分 サンプリング モード1 レゾナンス(4)
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ■ BEF (バンドエリミネートフィルター ) カットオフ周波数付近の音をカットして、カットオフ周波数 の上下の周波数の音をパスします。バンドパスフィルターと 逆の特性を持ったフィルターです。 音量 カットされる部分 通過する部分 ディスタンス(9) BEF6 カットオフ周波数(2) カットオフ周波数 周波数 音量 カットされる部分 通過する部分 画面上では、低い方のカットオフ周波数を設定します。 高い方のカットオフ周波数は低い方に連動します。 2 Cutoff (カットオフ)★ 周波数 ■ デュアルタイプ 設定値: 0〜255 Dual LPF -12dB/octのLPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルターです。 カットされる部分 通過する部分 カットオフ周波数 周波数 画面上では、低い方のカットオフ周波数を設定します。 高い方のカットオフ周波数は低い方に連動します。 -12dB/octのHPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルターです。 4 Resonance (レゾナンス)★/Width (ウィズ
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 6 Gain (ゲイン) フィルターへ送る音量を設定します。値を下げるとエレメン トの音量が下がります。この値によってフィルターのかかり 方が変わり、音色が変化します。 ボイスモード 設定値: 0〜255 7 Cutoff Key Follow (カットオフ キーフォローセンシティビティー ) パフォーマンス モード サンプリング モード1 フィルターのカットオフ(2)を、鍵盤の高低によって増減する 度合いを設定します。値をプラスに設定すると、低音部の鍵 盤を弾いたときほどカットオフ周波数が低く、高音部の鍵盤 を弾いたときほどカットオフ周波数が高くなります。0に設定 すると鍵盤による変化はなくなり、マイナスに設定すると低 音部で高く、高音部で低くなります。 ! HPF Key Follow (ハイパスフィルター カットオ フ キーフォローセンシティビティー ) LPF12、LPF6が持っているHPFのカットオフ())が、鍵盤 の高低によって増減する度合いを設定します。値をプラスに設 定すると、低音部の鍵盤を弾いたときほどカットオフ周波数が 低く、高音
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ! EG Depth (EGデプス) 1〜5では、フィルター EGのタイムを設定します。タイムで は、レベル(6〜))で設定したカットオフ周波数に変化するま での時間を設定します。隣り合うレベルの設定が同じ値の場 合、該当するタイムは、そのレベルを保持する時間となりま す。値が大きくなると次のレベルに達するまでの時間が長く なり、変化がゆっくりになります。 フィルター EGによるカットオフ周波数の変化幅を設定しま す。0に設定するとフィルター EGによるカットオフ周波数の 変化はなくなり、値が0から離れるほどカットオフ周波数の変 化の幅が大きくなります。値をマイナスに設定すると、カッ トオフ周波数変化の高低が逆になります。 設定値: -64〜+0〜+63 設定値: 0〜127 鍵盤を弾いてからホールドレベル(6)で設定したカットオフ周 波数を持続する時間を設定します。 3 Decay 1 Time (ディケイ1タイム) 弱いベロシティー カットオフの変化の幅が広い カットオフの変化の幅が狭い 4 Decay 2 Time (ディケイ2タイム)
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) % EG Time Vel Sens Segment (EGタイム ベロ シティーセンシティビティー セグメント) フィルター EGのどの部分でEGタイムベロシティーセンシ ティビティー ($)を有効にするかを設定します。 と、低音部は信号を豊富に出して太い音に、高音部は信号を カットして素朴な音にするといった、鍵盤の位置によって音 の明るさを変えた音作りが可能になります。 ボイスモード 設定値: attack、atk+dcy、decay、atk+rls、all attack (アタック) ホールドタイムとアタックタイムに対して有効。 atk+dcy (アタック+ディケイ) パフォーマンス モード ホールドタイムとアタックタイムとディケイ1タイムに対して有効。 サンプリング モード1 ホールドタイムとアタックタイムとリリースタイムに対して有効。 decay (ディケイ) 1~4 5~8 ディケイ1/2タイムに対して有効。 atk+rls (アタック+リリース) all (オール) フィルター EGのすべてのタイム設定に対して有効。
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) 広い 音量を設定する [F4] Amplitude (アンプリチュード) 音量 Curve 0 (カーブ0) 音量やパンを設定する [SF1] Level/Pan (レベル/パン) ボイスモード 狭い 弱い 強い ベロシティー 設定値: Curve 0〜4 (カーブ0〜4) 設定値: -200%〜+0%〜+200% 設定値: 0〜127 レベルキーフォローセンシティビティー (5)の基準音となる C3を表示します。このパラメーターは変更できません。表示 のみの機能です。 レベルキーフォローセンシティビティー =100の場合 大きい 音量 小さい – 低音側 センターキー =C3 高音側 3 Level Velocity Sens Offs et (レベル ベロシ ティーセンシティビティー オフセット) 鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )による音量の変化の仕方を、 5種類のカーブから選びます。選択したカーブは画面上にグラ フで表示されます。 グラフは横軸がベロシティー、縦軸が音量で、ベロシティー カーブを表示しています。たとえば下
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ボイスモード ) Scaling Pan (スケーリングパン) 3 Decay 2 Time (ディケイ2タイム) 音の定位が、鍵盤の高低によって左右に変化する度合いを設 定します。パン(7)の設定がC3での定位となります。値をプ ラスに設定すると、低音部の鍵盤を弾いたときほど定位が左 になり、高音部の鍵盤を弾いたときほど右に移動します。0に 設定すると定位の変化はなくなり、マイナスに設定すると低 音部で右に、高音部で左になります。 ディケイ1レベル(7)で設定した音量に達してから、ディケイ2 レベル(8)で設定した音量に達するまでの時間を設定します。 設定値: -64〜+0〜+63 4 Release Time (リリースタイム) 鍵盤を離してから音が消えるまでの時間を設定します。 パフォーマンス モード Level (レベル) サンプリング モード1 5〜8では、アンプリチュードEGのレベルを設定します。レ ベルでは、レベル/パン画面(79ページ)で設定した音量の値を 基準として、各ポイントでの音量をどの程度変化させるかを 設定します。
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ! EG Time Velocity Sens (EGタイム ベロシティーセンシティビティー ) EGタイムキーフォローセンシティビティーとセンターキー プラスの値 マイナスの値 速い +63 +30 高音 低音 -40 遅い センターキー 強いベロシティー 弱いベロシティー 音量変化が速い 音量変化が遅い アンプリチュードEGのどの部分でEGタイムベロシティーセ ンシティビティー (!)を有効にするかを設定します。 アタックタイムに対して有効。 atk+dcy (アタック+ディケイ) 設定値: -64〜+63 decay (ディケイ) ディケイ1/2タイムに対して有効。 atk+rls (アタック+リリース) all (オール) アンプリチュードEGのすべてのタイム設定に対して有効。 モード ユーティリティー アンプリチュードEGの音量変化の速さを、鍵盤の高低によっ て増減する度合いを設定します。プラスの値を設定すると、 アンプリチュードEGの音量変化が低音部ほど遅く、高音部ほ ど速くなります。0%に設定すると鍵盤によ
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) ボイスモード 5〜8 Offs et 1〜4 (オフセット1〜4) 3 Delay (ディレイ) ブレークポイントに音量を増減する値を設定します。 設定値: -128〜+0〜+127 鍵盤を弾いてからLFOの効果が始まるまでの時間を設定しま す。値が大きいほどLFOの効果が始まるまでの時間が長くな ります。 アンプリチュードスケーリングの設定例 設定値: 0〜127 パフォーマンス モード レベル=80のときに下記画面のように設定した場合、各ブ レークポイントでの音量は以下のようにオフセット値を加算 された値になります。また、これ以外の音では、設定された ブレークポイント間を直線で結んだ音量となります。 1 2 3 4 ブレークポイント C1 C2 C3 C4 オフセット -4 +10 +17 +4 LFOの効果が徐々に深くかかっていく時間を設定します。下 の図のように値が大きいほどLFOの効果が始まってから最大 レベルになるまでの時間が長くなり、ゆっくりと変化が大き くなっていきます。0に設定すると、LFOの効果はフ
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット) EQで音を補正する [F6] EQ EQのタイプを選びます。EQのタイプによって、パラメー ターの構成が大きく変わります。 設定値: -12.00dB〜+0.00dB〜+12.00dB EQタイプ=「P.EQ」の場合 ローフリケンシー (2)付近の信号レベルをローゲイン(4)の設 定に従ってブースト/カットします。また、ブースト/カット する帯域の広さをQ(6)で設定できます。 サンプリング モード1 設定値: 2 Band (2バンドEQ)、P.EQ (パラメトリックEQ)、Boost 6 (ブースト+6dB)、Boost 12 (ブースト+12dB)、Boost 18 (ブースト+18dB)、thru (スルー ) 2 Band、P.EQ 下記で説明します。 エレメントの出力全体を、それぞれ+6dB、+12dB、+18dBブース トするEQです。設定できるパラメーターはありません。 1 EQタイプ ソングモード Boost 6、Boost 12、Boost 18 2 4 6 thru 設定値: 139.7Hz〜12.
ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット) ボイスモード ボイスを構成するさまざまな設定項目(パラメーター )の値を変更してボイスを作り変える操作をエディットといい、ボイスモード のサブモードであるボイスエディットで行ないます。ここでは、ドラムボイスを作るときの操作と、パラメーターを説明します。 ドラムボイスのボイスエディットに入るには、[VOICE]ボタンを押してボイスモードに入り、ドラムボイスを選択してから[EDIT] ボタンを押します。 パフォーマンス モード コモンエディット コモンエディットとキーエディット サンプリング モード1 ソングモード 各鍵盤にいろいろな打楽器が割り当てられた「ドラムボイス」 は、C0〜C6の各鍵盤に割り当てられた73のドラムキーで構 成されています。ドラムボイスを作り変えるボイスエディッ トは、すべてのドラムキーに共通するボイスとしてのパラ メーターを設定する「コモンエディット」と、ドラムキーを 構成するパラメーターをドラムキーごとに設定する「キーエ ディット」の2種類に分かれます。 ドラムキーを選択 コモンエディット すべてのキーに共通 するパラメーター
ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット) 9 はありませんが、ストアを実行することで、ストア先の ボイスデータは書き換えられて消えてしまいます。大切 なデータは、あらかじUSB記憶装置またはネットワーク に接続されたコンピューターに保存(セーブ)しておくこと (241ページ)を、おすすめします。 変更したボイスを保存します。 [STORE]ボタンを押してストア画面(54ページ)を表示 し、変更したボイスを保存します。 失なわれてしまいます。他のボイスに切り替える前に、 または電源を切る前に、[STORE]ボタンを押してボイス データを本体に保存してください。 パフォーマンス モード • ボイスエディットの内容を保存するユーザーメモリーは n ノーマルボイスのボイスエディットで紹介した便利機能につ いては、ドラムボイスのボイスエディットでもそのまま使う ことができます。詳細については、「ボイスを作り変えるとき の便利機能」(54ページ)をご覧ください。 ボイスモード 注 記 • 作成されたボイスは、他のボイスを選ぶか電源を切ると、 フラッシュ ROMで、電源を切ってもデータが消えること
ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット) ^ CHO SEND (キーコーラスセンド) エフェクトの設定をする [F6] Effe ct (エフェクト) ボイスモード インサーションエフェクトをバイパスしたドラムキーの出力 信号を、コーラスエフェクトへ送る信号の量を設定します。 この設定は、インサーションエフェクトアウト(1)が「thru」 に設定されている場合にのみ有効となります。 エフェクトの接続について設定する [SF1] Connect (コネクト) 設定値: 0〜127 パフォーマンス モード ノーマルボイスのコモンエディット(64ページ)と同じです。 ただし、インサーション(A、B)への出力設定(インサーション エフェクトアウト(1))はエレメントごとではなく、ドラム キーごとの設定となります。また、3つのパラメーターが追加 されます。 サンプリング モード1 $ 1 % 3 2 ソングモード ^ 4 5 7 ミキシング モード リファレンス編 パターンモード ! # ) @ 9 8 6 1 Out (インサーションエフェクトアウト) サンプリン
ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット) キーエディットのパラメーターの働き [VOICE] →ドラムボイス選択 → [EDIT] → ドラムキー選択 ★マークについて 初心者の方にとって理解しやすく効果が確認しやすいパラメーターには、★マークを付けています。どのパラメーターを操作すればいいか分からな いような場合には、まず★マークの付いたパラメーターから操作することをお勧めします。 ^ 7 Assign Mode (アサインモード)★ エディット中のドラムキーを表示します。ドラムキーは鍵盤 を押さえることで選択できます。 設定値: C0〜C6 設定値: single、multi マスターモード 1 キー★ 発音中の音に対して、同じチャンネルで同じ音程のノートオ ン情報を続けて受信したときの、音源側の発音方法を設定し ます。クラッシュシンバルなど減衰の長い音を連打するよう な場合には、「multi」に設定すると自然な発音になります。 ただし、「multi」にすると同時発音数を多く消費するため、 他のパートが音切れを起こすような場合には、「single」に設 定しましょう。 サンプリング
ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット) ) Ins Effect Output (インサーションエフェクト アウトプット) ボイスモード パフォーマンス モード サンプリング モード1 ソングモード パターンモード ミキシング モード リファレンス編 サンプリング モード2 マスターモード モード ユーティリティー ファイルモード 88 ドラムキーから出る信号の出力先を、インサーションエフェ クトA (ins A)にするか、インサーションエフェクトB (ins B) にするか、インサーションエフェクトをバイパスさせるか (thru)を選択します。このパラメーターは、ボイスコモンエ ディットのコネクト画面(64ページ)の同名のパラメーターと 連動しています。 このコネクト画面のインサーションコネクションが「Ins L」 に設定されている場合は、「ins A」と「ins B」のどちらを選 択しても同じ出力先(インサーションL)になります。 設定値: thru (バイパス)、ins A (インサーションエフェクトA)、ins B (インサーションエフェクトB) インサーションエフェクトをバイ
ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット) 音量を設定する [F4] Amplitude (アンプリチュード) 各ドラムキーには、ローパスフィルターとハイパスフィル ターが1つずつ用意されています。ここでは、カットオフ周波 数やレゾナンスを設定して音の特定の周波数成分をカット/パ スして、音色を変更します。 各ドラムキーの音量やパン、アンプリチュードEGの設定な ど、音量に関する設定をします。 1 2 6 7 9 8 ドラムキーの音量を設定します。 設定値: 0〜127 4 HPF Cutoff (ハイパスフィルター カットオフ)★ 設定値: L63 (左端)〜C (センター )〜R63 (右端) 4 Alternate Pan (オルタネートパン) 鍵盤を弾くたびに、パン(3)で設定した定位を中心として、左 右交互に音の定位が移動する効果を設定します。設定値の数値 が大きくなるほど、定位が左右に移動する幅が広くなります。 設定値: L64〜C〜R63 5 Random Pan (ランダムパン) 鍵盤を弾くたびにランダムに音の定位が移動する度合を設定 します。パン(3)で設定した位置が
ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット) アンプリチュードEG アンプリチュードEGのタイムとレベルを設定して、鍵盤を弾 いた瞬間から音が消えるまでの、音量の時間的な変化を作り ます。 ボイスモード アタック レベル 出力 9 ディケイ1 レベル パフォーマンス モード 0 アタック タイム ディケイ1 タイム ディケイ2 タイム 6 7 8 サンプリング モード1 鍵盤を弾く(キーオン) 時間 鍵盤を離す(キーオフ) Time (タイム)★ ソングモード パターンモード アタックタイム、ディケイ1タイム : 0〜127 ディケイ2タイム : 0〜126、hold 設定値: 6 アタックタイム 鍵盤を弾いてから最大レベルになるまでの時間を設定します。 ミキシング モード 7 ディケイ1タイム サンプリング モード2 8 ディケイ2タイム マスターモード リファレンス編 タイムでは、アンプリチュードEGの音量変化の時間を設定し ます。値が大きくなると次のレベルに達するまでの時間が長 くなり、変化がゆっくりになります。 Level (レベル)★ 最大レ
ボイスジョブによる便利機能 1 [JOB]ボタンを押してボイスジョブに入ります。 ボイスモードの状態で[JOB]ボタンを押します。 [F1]〜[F4]ボタンを押してジョブを選びます。 [F1]〜[F4]ボタンを押して、実行したいボイスジョブの 画面に切り替えます。 カーソルを移動し、パラメーターを設定します。 ジョブ実行のための準備として、パラメーターの設定をし ます。 5 [INC/YES]ボタンを押して、ジョブを実行します。 1 2 3 ミキシング モード [DEC/NO]ボタンを押すと、何も実行されず実行前の表示 に戻ります。 4 注記 ボイス内の全パラメーターを初期化するかどうかを選択します。 2 Common Parameters (コモンパラメーター ) コモンエディット内の全パラメーターを初期化するかどうか を選択します。 4 Initialize the settings of the waveforms assigned to the selected Elements.
ボイスジョブによる便利機能 ドラムボイスの場合 1 ボイスモード 2 5 6 パフォーマンス モード 7 バンクとボイスナンバーを設定して、コピー元のボイスを選 びます。現在選ばれているボイスがノーマルボイスの場合と ドラムボイスの場合とで設定値が変わります。 カレントボイス(2)がオンの場合は設定できません。 2 Current Voice (カレントボイス) ここがオンに設定されていると、現在選ばれているボイスが コピー元のボイスとなります。すなわち、1つのボイスの中で のエレメントのコピーとなります。 3 コピー元のデータの種類 サンプリング モード1 5 Key Parameters (キーパラメーター ) 選択したドラムキー (6)のキーエディット内の全パラメー ターを初期化するかどうかを選択します。 コピー元のデータの種類やエレメントの番号、ドラムキーを 指定します。現在選ばれているボイスがノーマルボイスの場 合とドラムボイスの場合とで設定値が変わります。 設定値: ソングモード パターンモード 7 Initialize the settings of the wavef
パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ) 2 1 [SOLO]ボタンを押します。 他のボタンを押すと、発音するパートが切り替わります。 n [TRACK]ボタンまたは[PERFORMANCE CONTROL] ボタンを押すと、MUTE、SOLOの状態から抜けること ができます。 マスターモード パートのオン/オフを切り替える(ミュート機能) パートをオフにして発音しない状態にすることをミュートと 呼びます。 [PERFORMANCE CONTROL]ボタンを押します。 [PERFORMANCE CONTROL]ボタンのランプが点灯 し、パートごとのオン/オフを切り替える状態になります。 2 ナンバーボタン[9]〜[12]を押すと、ボタンのランプ が消灯して1〜4のパートがミュートされます。 同じボタンをもう一度押すと、ランプが点灯してミュート が解除されます。 続けて複数のボタンを押すと、複数のパートをミュートで きます。 n アルペジオのしくみについては15ページをご覧ください。 ファイルモード 1 アルペジオとは、鍵盤を押さえるだけでさまざまなリズムの フレーズやコー
パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ) アルペジオのオン/オフをパートごとに切り替える パフォーマンスを構成する4パートのアルペジオを次の操作で はパートごとにオン/オフできます。 ボイスモード 2 パフォーマンス モード 1 1 ノブを操作すると、選択中のパフォーマンスのパラメーター やエフェクトのかかり具合を増減することで音色を変化させ ることができます。各ノブには、パフォーマンスを構成する4 パートに対して同時に働く場合とパートごとに働く場合とで 切り替えができる機能が3種類と、パートごとにのみ働く機能 が3種類、合計6種類の機能が割り当てられていて、 [SELECTED PART CONTROL]ボタンと[MULTI PART CONTROL]ボタンで切り替えることができます。 [PERFORMANCE CONTROL]ボタンを押します。 サンプリング モード1 [PERFORMANCE CONTROL]ボタンのランプが点灯 し、パートごとにアルペジオのオン/オフを切り替える状 態になります。 ソングモード 2 1 ナンバーボタン[5]〜[8]を押すたびに、ア
パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ) 2 音色を変化させます。 パフォーマンスプレイ画面は、[PERFORM]ボタンを押して パフォーマンスモードに入ったときに、最初に表示される画 面です。 タイプ1のパフォーマンスプレイ画面 1 ノブ1〜4の機能 各パートのリバーブエフェクトの深さ CHORUS 各パートのコーラスエフェクトの深さ PAN 各パートのパン n 音色を変化させたボイスには[E]エディットマークが表示 され、新しいボイスとして保存(ストア)(54ページ)でき ます。 5 6 ^ 3 4 サンプリング モード1 REVERB 2 7 パートの切り替え方 ノブで操作するパートを切り替えることができます。切り替 @ # $ % タイプ2のパフォーマンスプレイ画面 • [COMMON EDIT]ボタンを押すと、Assign1/2を除く、 1 2 5 6 ^ 各機能が全パート共通に働く状態になります。 各機能がそのパートだけに働く状態になります。 * 9 ) ! @ # $ % グループとナンバー パフォーマ
パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ) グループとナンバー パフォーマンスナンバー F01〜16 081〜096 G01〜16 097〜112 H01〜16 113〜128 ボイスモード 3 Category (メインカテゴリー <サブカテゴリー >) パフォーマンス モード サンプリング モード1 選択中のパフォーマンスに設定されているカテゴリーを表示 します。カテゴリーとは音色の種類や特徴を一目で分るよう にするためのキーワードで、メインカテゴリーとサブカテゴ リーで構成されています。パフォーマンスには、メインカテ ゴリーとサブカテゴリーが、それぞれ1種類ずつ登録されてい ます。カテゴリーはパフォーマンスコモンエディットのジェ ネラル画面(102ページ)で登録します。 4 パフォーマンスネーム 選択中のパフォーマンスの名前を表示します。 $ [F4] Arpeggio (アルペジオ) アルペジオ画面(98ページ)を表示します。 % [F6] Effe ct (エフェクト) パフォーマンスコモンエディットのエフェクト画面(107ペー ジ)を表示します。 ^ テン
パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ) 5 NOTE LIMIT LO-HI (ノートリミット) 選択中のパフォーマンスが保存されているバンクを表示しま す。カッコ内は、このバンクをMIDIで選択する際のバンクセ レクトMSB/バンクセレクトLSBの値を表示しています。 ボイスが発音する音程の範囲(最低音と最高音)を、パートごと に設定します。C5〜C4のように最低音の方が最高音より音 程が高いような設定を行なった場合、C -2〜C4とC5〜G8の 範囲で発音します。 2 Program (パフォーマンスナンバー ) 設定値: C -2〜G8 選択中のパフォーマンスの番号をバンク内の通し番号で表示 します。カッコ内は、グループとナンバーを表示します。 n [SF6] KBDボタンを押しながら鍵盤を押しても、ノートを設 定できます。詳しくは37ページをご覧ください。 パフォーマンス モード 3 Category (カテゴリー ) 選択中のパフォーマンスに設定されているメインカテゴリー とサブカテゴリーを表示します。 選択中のパフォーマンスの名前を表示します。 1 2 3
パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ) 6 ボイスバンク/ボイスナンバー /ボイスネーム アルペジオに関する設定 [F4] Arpeggio (アルペジオ) (表示のみ) ボイスモード パフォーマンス モード サンプリング モード1 アルペジオに関する基本的な設定を行ないます。 「全パートに 共通のパラメーター (1〜3)」と「パートごとのパラメー ター (4〜))」があります。「パートごとのパラメーター」に ついては、アルペジオ画面上でパート1〜4の4種類の設定を 入力できます。さらに、[SF1]〜[SF5]ボタンに対応する5つ の画面を切り替えて、ARP1〜5の5種類の設定を入力できま す。ここでの設定値は、コモンエディットのジェネラルア ザー画面(104ページ)、パートエディットのアルペジオメイ ン画面(112ページ)、アルペジオアザー画面(114ページ)の 同名のパラメーターに反映されます。 1 2 ソングモード 7 3 4 5 8 6 9 7 8 9 ) BANK (バンク) CATEGORY (カテゴリー ) SUB CATEGORY (サブカテゴリー )
パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ) ! [SF1] ARP1〜[SF5] ARP5 (アルペジオ1〜5) パフォーマンスの演奏をソングとパターンのどちらに録音す るかを選びます。 [♪](音符)マークが表示されているボタンにはアルペジオタイ プが割り当てられていて、録音中にワンタッチで切り替える ことができます。アルペジオタイプの設定はアルペジオ画面 (98ページ)で行ないます。 設定値: pattern (パターン)、song (ソング) 2 パターンまたはソング番号 パフォーマンス モード 録音に使用するパターンまたはソングの番号(1〜64)を設定 します。選択したパターンまたはソングの名前が「パターン ネーム(ソングネーム)」に表示されます。 3 Section (セクション) サンプリング モード1 シーケンサーモード(1)に「pattern」を設定した場合に、録 音に使用するセクション(A〜P)を設定します。選んだセク ションに元から記録されていたデータは、録音をスタートし た時点ですべて消えてしまいます。 ソングモード 4 Section Length
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) ボイスモード パフォーマンスエディットでは、パフォーマンスを構成するさまざまなパラメーターの値を変更して、パフォーマンスを作り変え ます。パフォーマンスエディットに入るには、[PERFORM]ボタンを押してパフォーマンスモードに入ってから[EDIT]ボタンを押 します。 パフォーマンス モード 全パート共通のエディットとパートごとの エディット 目的のパラメーターがある画面を表示します。 サンプリング モード1 パフォーマンスエディットのパラメーターは、機能ごとに [F1]〜[F6]ボタン、[SF1]〜[SF5]ボタンで切り替えられ る画面に分けて整理されています。このとき、[F1]〜 [F6]ボタンがメイン画面の切り替え、[SF1]〜[SF5]ボタ ンがサブ画面の切り替えとして働きます。 画面の最下段には、[F1]〜[F6]ボタンや[SF1]〜[SF6]ボ タンに対応した表示があり、どのボタンにどんな画面が割 りあてられているかを確認できます。 パフォーマンスは、最大4個のパートで構成されています。 パフォーマンスを作り変えるパフォーマン
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) パフォーマンスを作り変える際の便利機能 作ったパフォーマンスを保存する(ストア) 1 [STORE]ボタンを押してパフォーマンスストア画面 に切り替えます。 ボイスモード パートのオン/オフを切り替える(ミュート機能) パフォーマンスプレイのときと同様の方法(93ページ)で、 パートのオン/オフを切り替えることができます。 2 MOTIF XF リファレンスマニュアル 101 マスターモード ストアを実行することで、ストア先のパフォーマンス データは書き換えられて消えてしまいます。大切なデー タは、あらかじめUSB記憶装置またはネットワークに接 続されたコンピューターにセーブ(保存)しておくことを、 おすすめします。セーブの操作については241ページを ご覧ください。 モード ユーティリティー コンペアマーク ファイルモード 2 もう一度[EDIT]ボタンを押すと元の状態に戻ります。 コンペア状態からもう一度[EDIT]ボタンを押すと、 [EDIT]ボタンのランプが点灯状態に戻り、画面右上に示 された[C](コンペア)マー
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) コモンエディットのパラメーターの働き [PERFORM] → パフォーマンス選択 → [EDIT] → [COMMON EDIT] ボイスモード コモンエディットでは、すべてのパートに共通するパラメーターをエディット(編集)します。ここでは、コモンエディットのすべ てのパラメーターを、[F1] General (ジェネラル)から[F5] Effect (エフェクト)まで、画面の順番に説明します。 ★マークについて パフォーマンス モード 初心者の方にとって理解しやすく効果が確認しやすいパラメーターには、★マークを付けています。どのパラメーターを操作すればいいか分からな いような場合には、まず★マークの付いたパラメーターから操作することをお勧めします。 パフォーマンスカテゴリー サンプリング モード1 パフォーマンスとしての基本設定をする [F1] General (ジェネラル) Main Rock Rock / Pop ソングモード パフォーマンスネームを付ける [SF1] Name (ネーム) R&B 2 R&B / Hi
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) Frequency (フリケンシー ) ポルタメントに関する設定をする [SF2] Porta (ポルタメント) ゲインによってブースト/カット(増減)する中心周波数を設定 します。値が大きくなると周波数が高くなり、小さくなると 周波数は低くなります。 設定値: -64〜+63 3 1 Low Frequency (ローフリケンシー ) 低音側の基準周波数を設定します。 2 Middle Frequency (ミドルフリケンシー ) 3 High Frequency (ハイフリケンシー ) 高音側の基準周波数を設定します。 Gain (ゲイン) 各パートにポルタメント効果をかけるか(オン)かけないか(オ フ)を設定します。 設定値: -64〜+63 ミドルフリケンシー (2)付近の信号レベルを、ブースト/カッ トするレベルを設定します。パネル上のノブを使って、直接 この値を設定することもできます。 6 High Gain (ハイゲイン) 1 2 4 5 7 3 6 ゲイン (Gain) 7 + 0 6 4 5
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) ノブやスイッチの設定をする [SF4] Other (ジェネラルアザー ) レベルとマスターエフェクトの設定をする [F2] Level/MEF (レベル/マスターエフェクト) ボイスモード 1 5 2 3 6 レベルやパンを設定する [SF1] Level (レベル) 4 パフォーマンス モード 1 Knob Control Assign (ノブコントロールアサイン) サンプリング モード1 ノブ1〜8の機能を示す6つのランプのうち、パフォーマンス を選んだときにどのランプが点灯しているかを設定し、パ フォーマンスごとに記憶させます。 設定値: tone1、tone2、ARP FX、reverb、chorus、pan 1 2 3 4 1 Volume (ボリューム)★ パフォーマンスの音量を設定します。 ソングモード 2 A. Function 1 Mode (アサイナブルファンクション1モード) 3 A.
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) 1 Switch (スイッチ) shelv (シェルビングタイプ) マスターエフェクトをかけるかどうかを設定します。ここを onに設定されているパフォーマンスを呼び出すと、パネルの [MASTER EFFECT]ボタンが自動的にオンになります。 特定の周波数以下あるいは以上の信号を盛り上げたり削ったりするタ イプのイコライザー。 EQ Low + 2 Type (タイプ) 0 + ゲイン フリケンシー 0 – – 周波数 周波数 各エフェクトタイプでは、画面下部に表示されるパラメー ター群の設定により、エフェクトのかかり方を変えることが できます。パラメーター群の設定は、何種類かがテンプレー トとして用意されており、この欄で選択できます。 特定の周波数帯の信号を盛り上げたり削ったりするタイプのイコライ ザー。 ゲイン + フリケンシー サンプリング モード1 3 Preset (プリセット) peak (ピーキングタイプ) パフォーマンス モード エフェクトタイプを選びます。タイプについては、24ページ で詳
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) オーディオインの設定をする [F4] Audio In (オーディオイン) ボイスモード リアパネルのA/D INPUT端子やIEEE1394端子からのオー ディオ入力に関する設定を行ないます。 n FW Inputの設定(FW1〜14)は、別売のFireWire拡張ボード (FW16E)を装着した場合にのみ有効です。 出力される端子 ステレオ / モノラル FW13&14 FW OUTPUT 13と14 asL ASSIGNABLE OUTPUT L モノラル asR ASSIGNABLE OUTPUT R モノラル FW1 FW OUTPUT 1 モノラル : ステレオ (13: L、14: R) : : パフォーマンス モード FW14 FW OUTPUT 14 モノラル ins L 内部のボコーダーモジュール モノラル (A/D Inputのみ) オーディオインの出力方法について設定する [SF1] Output (アウトプット) サンプリング モード1 ソングモード 1 2 3 4 5
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) 1 INSERTION CONNECT (インサーションコネクション) 3 Preset (プリセット) 各エフェクトタイプでは、画面下部に表示されるパラメー ター群の設定により、エフェクトのかかり方を変えることが できます。パラメーター群の設定は、何種類かがテンプレー トとして用意されており、この欄で選択できます。 設定値: Ins A F B、Ins B F A エフェクトパラメーターは、選ばれているエフェクトタイプ によって、その数や画面構成が異なります。エフェクトパラ メーターの詳細については27ページをご覧ください。エフェ クトタイプごとのエフェクトパラメーターについては、別電 子ファイル「データリスト」のエフェクトタイプリストをご 覧ください。 Ins B F A インサーションエフェクトBの出力がインサーションエフェクトAに送 られ、インサーションエフェクトAの出力がリバーブとコーラスに送 られます。 2 Insertion A (インサーションAカテゴリー /タイプ)★ エフェクトの設定をする [F5] Effect (エフ
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) 3 CHORUS TO REVERB (コーラス トゥー リバーブ) ボイスモード コーラスエフェクトで処理された信号をリバーブエフェクト へ送る量を設定します。値を大きくすると、コーラスがか かった音にリバーブが深くかかる状態になります。 設定値: 0〜127 4 Chorus Return (コーラスリターン) パフォーマンス モード コーラスエフェクトで処理された信号の出力レベルを設定し ます。 設定値: 0〜127 サンプリング モード1 5 Chorus Pan (コーラスパン) エフェクトタイプ/パラメーターを設定する [SF3] Reverb (リバーブ) [SF4] Chorus (コーラス) コーラスエフェクトで処理された信号の、左右の定位を設定 します。 1 2 設定値: L63 (左端)〜C (センター )〜R63 (右端) ソングモード 6 Reverb Return (リバーブリターン) リバーブエフェクトで処理された信号の出力レベルを設定し ます。 3 ミキシング モード リファレンス編 パ
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) パートエディットのパラメーターの働き [PERFORM] → パフォーマンス選択 → [EDIT] → パート選択 ★マークについて パートエディットでの1パート表示と4パート表示 の切り替え 各パートのボイスや発音域を設定する [SF1] Voice (ボイス) ^ 4 8 9 $ % 設定値: off (使用しない)、on (使用する) 2 Bank (バンク)★ エディットするパートを切り替えるには、[PERFORMANCE CONTROL]ボタンまたは[TRACK]ボタンを押したあと、ナ ンバーボタン[1]〜[4]を押します。 4 Param.
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) スの場合は常にコピーされ、ドラムボイスの場合は常にコ ピーされません。 fulltime (フルタイム) 常にポルタメントがかかります。 設定値: off (コピーしない)、on (コピーする) $ Velocity Limit (ベロシティーリミット) ボイスモード 5 Volume (ボリューム)★ 各パートの音量を設定します。他のパートとの音量バランス を取るときなどに使います。 設定値: 0〜127 パフォーマンス モード 6 Pan (パン)★ 各パートのパン(ステレオ定位)を設定します。 設定値: L63 (左端)〜C (センター )〜R63 (右端) サンプリング モード1 n ボイスを構成する複数のエレメントの定位が左右に分けて設 定されている場合には、パンの効果が分りにくいことがあり ます。 7 Voice Element Pan (ボイスエレメントパン) ソングモード ミキシング モード リファレンス編 パターンモード 各パートのボイスが、ボイスエレメントエディット画面で設 定されたパンの値を有効にする(on
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) 2 Chorus Send (コーラスセンド) 各パートのコーラスエフェクトヘ送る信号の量を設定します。 値を大きくするとコーラスが深くなります。 設定値: 0〜127 設定値: -64〜+0〜+63 n ASSIGN1/2の機能は、コントローラーセット画面(60ペー ジ)で設定します。 設定値: 0〜127 4 Output Select (アウトプットセレクト) 設定値: 下表参照 LCD ステレオ / モノラル 出力される端子 ステレオ ASSIGNABLE OUTPUT LとR ステレオ FW1&2 FW OUTPUT 1と2 ステレオ (1: L、2: R) FW3&4 FW OUTPUT 3と4 ステレオ (3: L、4: R) FW5&6 FW OUTPUT 5と6 ステレオ (5: L、6: R) FW7&8 FW OUTPUT 7と8 ステレオ (7: L、8: R) FW9&10 FW OUTPUT 9と10 ステレオ (9: L、10: R) FW13&14 FW OUTPUT 13
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) 4 Velocity Sens Depth Offset (ベロシティーセンシティビティーデプス オフセット) ボイスモード 実際に音源に送るベロシティーの値を一律に増減します。 下図のように、ここでの設定値から64を引いて2倍した値が 実際のベロシティー値にプラス/マイナスされます。ただし、 プラス/マイナスした結果、ベロシティーが1より小さくなる 場合は1になり、127より大きくなる場合は127になります。 設定値: 0 〜127 パフォーマンス モード デプス=64、 オフセット=32のとき デプス=64、 オフセット=96のとき サンプリング モード1 127 127 実際に 音源に送る ベロシティー 実際に 音源に送る ベロシティー 0 64 127 ソングモード 鍵盤を弾いたときのベロシティー 0 一度鍵盤を弾いたあと、鍵盤から指を離しても、次の鍵盤を 弾くまでアルペジオが鳴り続ける機能をオンオフします。 設定値: sync-off (下記参照)、off、on sync-off (シンクオフ) 鍵盤から手を離
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) 7 テンポ★ アルペジオのテンポを設定します。 設定値: 5.0〜300.
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) アルペジオの設定をする [F3] ARP Other (アルペジオアザー ) ボイスモード アルペジオを再生する際に発音タイミングやベロシティーな どを一時的に変更して、アルペジオのグループ感(ノリ)を変更 する設定を行ないます。 パフォーマンス モード サンプリング モード1 1 2 3 4 5 6 7 % ^ & 8 9 ) ! @ # $ アルペジオ再生のベロシティーを増減する割合を設定します。 100%で元のまま、50%で1/2、200%で2倍となります。 この設定によってベロシティーが0になる場合は1に、128以 上になる場合は127に置き換えられます。ノブから操作可能 なパラメーターです。 設定値: 0%〜200% 6 Gate Time Rate (ゲートタイムレート) アルペジオ再生のゲートタイムを増減する割合を設定します。 100%で元のまま、50%で1/2、200%で2倍となります。 この設定によってゲートタイムが0になる場合は、1に置き換 えられます。ノブから操作可能なパラメーターです。 設定値: 0%〜200% 7
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) @ Random SFX (ランダムSFX) 設定値: off、on 設定値: -64〜+0〜+63 ランダムSFX機能で再生される効果音を、鍵盤を押さえたと きのベロシティーで再生する(off)か、自動的に決められるベ ロシティーで再生するか(on)を設定します。 鍵盤を弾いてから音量が最大になるまでの(実際はアタックレ ベル(80ページ)で設定した音量になるまでの)、音量変化にか かる時間を設定します。 Decay (ディケイタイム) 音量が最大になった後の音量変化の時間を設定します。 Sustain (サステインレベル) 鍵盤を押さえている間持続し続ける音量を設定します。 Release (リリースタイム) 鍵盤を離してから音が消えるまでの時間を設定します。 設定値: -64〜+0〜+63 アルペジオ演奏をMIDIアウト端子から出力するかどうかを設 定します。 設定値: off (MIDI出力しない)、on (MIDI出力する) 鍵盤を弾いてからカットオフ周波数がアタックレベル(77 ページ)で設定した値になるまでの、音色変化にかか
パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット) ボイスモード 3 Filter (フィルター ) High (ハイ) カットオフ周波数よりも高い(または低い)周波数の信号を取り 除くことで、音色を作り変える働きがあります。各パートの ボイスのフィルタータイプ画面(74ページ)の値を間接的に増 減します。ボイスを構成するエレメントで選ばれているフィ ルタータイプ(74ページ)によって効果が異なります。 503.8Hz 〜14.
パフォーマンスジョブによる便利機能 1 [JOB]ボタンを押して、パフォーマンスジョブに入り ます。 2 [F1]〜[F4]ボタンを押してジョブを選びます。 3 カーソルを移動し、パラメーターを設定します。 n インサーションエフェクトスイッチはパートごとに持つデー タです。したがって、インサーションエフェクトスイッチの パラメーターを初期化したい場合は、パートパラメーター (3)のPart 1〜4のボックスにチェックを入れてください。 3 Part Parameters (パートパラメーター ) Part 1〜4 オンに設定したパートのパートエディット(109ページ)のす [DEC/NO]ボタンを押すと、何も実行されず実行前の表示 に戻ります。 A/D (A/D Input) べてのパラメーターを初期化します。 A/D INPUT端子に接続した機器から入力される音声パートで す。コモンエディットのA/D入力パートに関する設定(106 5 ページ)を初期化します。 画面に「Completed.
パフォーマンスジョブによる便利機能 他のパフォーマンスやボイスの設定をコピーする [F3] Copy (コピー ) ボイスモード 2 3 4 他のパフォーマンスの設定をコピーする [SF1] Part (パート) パフォーマンス モード あるパフォーマンスのコモンデータやパートデータを、現在 エディット中のパフォーマンスにコピーします。 あるパフォーマンスが持っているデータを−部利用して、別 のパフォーマンスを作成する場合に便利な機能です。 1 Performance (パフォーマンス) サンプリング モード1 バンクとパフォーマンスナンバーを設定して、コピー元のパ フォーマンスを選びます。カレントパフォーマンス(2)がオン の場合は設定できません。 1 ソングモード 2 3 4 2 Current Performance (カレントパフォーマンス) ここがオンに設定されていると、現在選ばれているパフォー マンスがコピー元のパフォーマンスとなります。 3 コピー元のパート番号 パターンモード ミキシング モード リファレンス編 1 Performance (パフォーマンス) バ
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) サンプリングで取り込んで作ったサンプルは電源を切ると失われてしまいます。サンプルを保存するため、別売のフラッシュメモリーエク スパンションモジュールFL512M/FL1024M、USB記憶装置、またはコンピューターのいずれかを準備してください。 モード 127 40 サンプル4 (キーバンク) サンプル3 (キーバンク) サンプル5 (キーバンク) D#2 A#2 G#2 F4 ウェーブフォーム キーナンバー (ノートナンバー ) ファイルモード サンプル2 (キーバンク) サンプル1 (キーバンク) ユーティリティー ウェーブフォーム ベロシティー マスターモード サンプルとは、ボーカルの音声やオーディオ信号をデジタル データとして本体内に取り込んだものです。一般的にウェー ブと呼ばれるデータとまったく同じものですが、後ほど説明 するウェーブフォームと紛らわしいためにMOTIF XFではサ ンプルと呼んでいます。 サンプルを本体内に取り込む方法として、サンプリングモー ドでオーディオ信号をサンプリン
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) のウェーブフォームが用意されていますが、エレメントエ ディットでは、それとは別にサンプリングモードで作成した ウェーブフォームを選択できます。 ボイスモード n サンプリングの結果作成されるデータの違いからボイス/パ フォーマンスモードとソング/パターンに分けて説明していま すが、作成されるウェーブフォームは共通なので、次のような 方法で互いのサンプリング結果を利用し合うことも可能です。 • ソング/パターンモードからサンプリングモードに入った状 態で作成されたウェーブフォームを、ボイスモードでエレメ ントに割り当ててボイスを作成する。 パフォーマンス モード サンプリングモードの入口(サンプリングメイン) サンプリング モード1 サンプリングメインはサンプリングモードの入口にあたり、ボイスモードやパフォーマンスモードから[INTEGRATED SAMPLING]ボタンを押してサンプリングモードに入ると、必ずこの画面が表示されます。 [EXIT]ボタンを押すと、元のボイスモードやパフォーマンスモードに戻ります。 ソングモード
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) サンプリングを実行する(サンプリングレコード) [INTEGRATED SAMPLING] → [F6] Rec 6 マイクやオーディオ機器をMOTIF XFに接続します。 • インプットソースがA/Dインプットの場合は、リアパネル の[GAIN]ノブで入力レベルを調節します。それでも入力レ 2 ベルが低すぎる(高すぎる)場合には、ユーティリティーモー ドのMic/Line (223ページ)を切り替えましょう。 • インプットソースがリサンプルの場合は、レコードゲイン ボイスモードまたはパフォーマンスモードに入ります。 で入力レベルを調節します。 [INTEGRATED SAMPLING]ボタンを押してサン プリングモードに入ります。 ません。 7 4 オンに設定すると緑色に、オフに設定するとグレー表示に なります。コンファームをオンに設定すると、サンプリン グがうまくできなかった場合のやり直しがしやすくなりま す。 [F6] Recボタンを押してセットアップ画面(122 ページ)を表示します。 8 • インプ
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) 10 [F6] Stopボタンを押してサンプリングを終了します。 ボイスモード パフォーマンス モード 手順7でコンファームをオンに設定した場合は、サンプ リング終了画面(125ページ) が表示されます。[SF1] Audition (オーディション)ボタンを押して、録音したサ ンプルを音で確認します。録音に問題がなければ、 [ENTER]ボタンを押して取り込んだ音を「サンプル」と して確定させ、セットアップ画面に戻ります。録音を取 り消してもう一度サンプリングをやり直す場合は、 [EXIT]ボタンを押してスタンバイ画面に戻り、手順5か らやり直します。 サンプリング モード1 手順7でコンファームをオフに設定した場合は、取り込 んだ音は「サンプル」として自動的に確定され、セット アップ画面に戻ります。 ソングモード n ただし、手順4でセットアップ画面のレコードネクスト (4)をオンに設定した場合は、サンプルデータを確定後 またはサンプリング終了後、スタンバイ画面に戻りま す。連続的なサンプリングを終了する場合は、[EXIT]
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) n ボイスモード/パフォーマンスモードからサンプリングモード に入り、Voice (ボイス)をoff以外に設定し、上記Source (録 音ソース)をresample (リサンプル)に設定すると、Next = off に固定されます。 ウェーブフォームナンバーを設定して、サンプルの取込先と なるウェーブフォームを指定します。 コピー先のウェーブフォームにあったデータは、上書きされ て消えしまいます。大切なデータは、あらかじめUSB記憶装 置またはネットワークに接続されたコンピューターに保存 (セーブ)しておくこと(241ページ)を、おすすめします。 ボイスバンク())を「UDR」設定した場合に、ウェーブ フォーム(6)を割り当てるキーを設定します。 設定値: C0〜C6 @ Recordable Time (レコーダブルタイム)(表示のみ) 残りのメモリーでレコーディング可能な秒数を表示します。 ただし、モノラルでサンプリング周波数44.
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) 7 Trigger Level (トリガーレベル) サンプリングを実行する [F6] Standby (スタンバイ) ボイスモード サンプリングを実行するための画面です。セットアップ画面 から[F6]ボタンを押してこの画面に入ります。[EXIT]ボタン を押すとセットアップ画面に戻ります。 パフォーマンス モード 1 2 設定値: 000〜127 8 Trigger Mode (トリガーモード) 3 何をキッカケにしてサンプリングを開始するか、について設 定します。 設定値: level、manual サンプリング モード1 level (レベル) 6 7 8 4 5 ) インプットソースからの入力レベルがトリガーレベル(7)で設定した 音量を超えたときに、サンプリングが自動的に開始する設定です。 manual (マニュアル) ソングモード 9 ! @ ミキシング モード リファレンス編 パターンモード 1 Waveform (ウェーブフォーム)(表示のみ) 選択されているウェーブフォームナンバー
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) このボタンを押し続けることで、録音したサンプルが再生さ れます。適切に録音できたかを確認できます。 n [SF1] Confirm (コンファーム)ボタン(124ページ)をオフにし てサンプリングを実行した場合、サンプリング終了後は、自動 的にサンプルが確定されて、セットアップ画面(122ページ)が 表示されます。ただし、セットアップ画面でレコードネクスト (4)をオンにしてサンプリングを行なった場合は、サンプリン グ終了後、「STANDBY (スタンバイ)」状態に戻ります。 サンプリング モード1 サンプリング実行中の画面 パフォーマンス モード [SF1] Audition (オーディション) このボタンを押すことで、サンプリングが実行されます。 トリガーモード(8)を「level」に設定した場合は、[F5] Startボタンを押してサンプリングを実行しても、画面に WAITINGと表示されてサンプリングは開始されません。イン プットソースからトリガーレベル(7)を超える信号が入ってき たときに、画面表示がRECORDINGにか
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) サンプルを修正する(サンプリングエディット) [INTEGRATED SAMPLING] → [EDIT] ボイスモード サンプリングエディットでは、録音したサンプルを修正したり、サンプルの設定を変更したりできます。サンプリングメイン画面 から[EDIT]ボタンを押すとサンプリングエディット画面が表示されます。[EXIT]ボタンを押すとサンプリングメイン画面に戻りま す。 パフォーマンス モード サンプルを修正する手順 サンプリング モード1 1 サンプルを修正する際のヒント プレイモードの設定について [INTEGRATED SAMPLING]ボタンを押してサン プリングモードに入ります。 サンプルには大きく分けてワンショットとループの2種類が サンプリングメイン画面(120ページ)が表示されます。 ループのサンプルとは、ドラムのリズム演奏やギターやキー あります。 ボードのリズムバッキングを録音したサンプルのように、繰 ソングモード 2 ミキシング モード リファレンス編 パターンモード 3 4 ウェ
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) 4 Track (トラック)(表示のみ) サンプルのテンポを設定する方法 リズム演奏を録音したサンプルのテンポが分からない場合の 設定方法です。 ループ演奏してもリズムが正しく演奏されるように、 スタート/エンドポイントを設定します。 エクストラクトも実行しておいてください。 2 拍子とメジャーを設定します。 3 再生を開始する位置です。この位置よりも左側にあるデータ は再生されません。[SF2] LP=STボタンを押すと、スタート ポイントの値がループポイント(7)にコピーされます。 設定値: 0000000〜エンドポイント 7 Loop Point (ループポイント) ループを開始する位置です。プレイモードが「loop」に設定 されていると、このループポイントとエンドポイント(8)の間 がループ再生されます。 設定値: 0000000〜サンプルの長さ 1 2 4 5 9 Level (レベル) 設定値: -95.25dB〜-0.
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) ボイスモード パフォーマンス モード $ Meter (拍子) A [SF2] LP=ST サンプルの拍子を設定します。 拍子の値を変更すると、スタートポイントからエンドポイン トまでの長さが、テンポ(#)、拍子、メジャー (%)の設定に よって決められる長さと一致するように、自動的にエンドポ イント(8)が変更されます。 [SF2]ボタンを押すたびに、表示がLP=STとLP≠STの間で 切り替わります。 LP=STが表示されている場合は、スタートポイントとループ ポイントのアドレスが常に同じで、どちらを変更しても同じ 値で連動します。この状態で[SF2]ボタンを押すと、表示が LP≠STに変わり、スタートポイントとループポイントのアド レスは互いに連動せず、個別に調節ができるようになります。 この状態で[SF2]ボタンを押すと、スタートポイントのアド レス値がループポイントにコピーされ、両者は同じ値になり ます。また表示もLP=STに戻ります。 設定値: 1/16〜16/16、1/8〜16/8、1/4〜8/4 % Measur
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) ! Recordable Time (レコーダブルタイム)(表示のみ) 残りのメモリーでレコーディング可能な秒数を表示します。ただし、モノラルでサンプリング周波数44.
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) サンプリングジョブの設定手順 1 サンプリングジョブに入ります。 ボイスモード サンプリングモードで[JOB]ボタンを押し、サンプリング ジョブに入ります。 2 目的のジョブグループのジョブメニューを表示します。 パフォーマンス モード [F1] Keybank (キーバンク)ボタン、[F2] Waveform (ウェーブフォーム)ボタン、[F3] Other (アザー )ボタン を押して、目的のジョブグループのジョブメニューを表示 します。 サンプリング モード1 3 目的のジョブ画面を表示します。 ソングモード [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンやデータダイアル、 [∧]/[∨](カーソル上下)ボタンを押して目的のジョブへ カーソルを移動し、[ENTER]ボタンを押します。ジョブ の画面が表示されます。 [EXIT]ボタンを押すと、ジョブメニュー画面に戻ります。 ミキシング モード リファレンス編 パターンモード 4 必要なパラメーターの値を設定します。 必要なパラメーターへカーソルを移動し、
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) 1 2 2 ボイスモード 1 パフォーマンス モード コピー元のキーバンクの設定は、ウェーブフォームナンバー (001〜128)を選択後、[SF6] KBDボタン(130ページ)に よって、選択中のウェーブフォームからキーバンクを選択し ます。コピー先のキーバンクの設定は、ウェーブフォームナ ンバー (001〜128)を選択後、Key (キー )にカーソルを合わ せ、データダイアルや[SF6] KBDボタンなどで1つのキーを 指定します。またベロシティーは、自動的にコピー元のキー バンクと同じ値になります。 ウェーブフォームナンバー (001〜128)を設定します。移動 元のウェーブフォームを設定することで、キーバンクを指定 します。移動元のキーバンクは、[SF5] Keybankボタンや [SF6] KBDボタンによって、選択中のウェーブフォーム内に ある他のキーバンクに変更することができます。移動先の キーレンジ、ベロシティーは自動的に移動元のキーバンクと 同じ値になります。 n この画面内の[SF1] Auditionボ
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) 注記 ジョブの実行は、[SF4] Applyボタンによる一時的なデータ の書き換え、および[ENTER]ボタンによるデータ確定の2段 階に分かれています。[ENTER]ボタンによるデータ確定操作 をせずに他の画面に移動すると、ジョブの実行結果は失われ ます。 ボイスモード 05: Time-Stretch (タイムストレッチ) パフォーマンス モード 指定したキーバンクに含まれるサンプルのピッチを変えずに、 長さだけを変える機能です。長さを変えることでテンポが変 更されるため、サンプルのテンポをソングやパターンのテン ポに合わせる場合に便利です。 06: Convert Pitch (コンバートピッチ) 指定したキーバンクに含まれるサンプルのテンポを変えずに、 音程(ピッチ)だけを変える機能です。 1 2 3 サンプリング モード1 1 ソングモード 1 キーバンク ミキシング モード リファレンス編 パターンモード ウェーブフォームナンバーを設定することで、コンバート ピッチを実行するサンプルが割り当てられて
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) 1 キーバンク ウェーブフォームナンバーを設定することで、フェードイン/ アウトを実行するサンプルが割り当てられているキーバンク を指定します。設定されたウェーブフォームナンバーのキー レンジ、ベロシティーレンジも表示されます。 ウェーブフォームナンバーを設定することで、ハーフサンプ リングフリケンシーを実行するサンプルが割り当てられてい るキーバンクを指定します。設定されたウェーブフォームナ ンバーのキーレンジ、ベロシティーレンジも表示されます。 2 Fade Type (フェードタイプ) 注記 設定値: fade in (フェードイン)、fade out (フェードアウト) 3 Length (レングス) 指定したキーバンクに含まれるステレオのサンプルをモノラ ルに変換します。 ソングモード 1 2 フェードイン ミキシング モード レングス スタートポイント 1 キーバンク レングス 注記 2 Type (タイプ) ステレオのLチャンネルとRチャンネルのうち、どのデータを 使ってモノラルを作るかを設定し
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) 1 キーバンク ウェーブフォームナンバーを設定することで、スライスを実 行するサンプルが割り当てられているキーバンクを指定しま す。設定されたウェーブフォームナンバーのキーレンジ、ベ ロシティーレンジも表示されます。 1 ボイスモード 2 3 7 Lowest Key (ローエストキー ) パフォーマンス モード スライスしたサンプルを割り当てるキーバンクを、どのキー から並べるかを設定します。 設定値: C -2〜G8 サンプリング モード1 1 キーバンク ソングモード ウェーブフォームナンバーを設定することで、ループリミッ クスを実行するサンプルが割り当てられているキーバンクを 指定します。設定されたウェーブフォームナンバーのキーレ ンジ、ベロシティーレンジも表示されます。 n このパラメーターは、タイプ=slice+seq (スライス+シーケン ス)でサンプリングしたあとのレコードスライス画面(208ペー ジ)では設定できず、MOTIF XF6でC1固定、MOTIF XF7で E0固定、そしてMOTIF XF8で
サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード) 1 Waveform (コピー元のウェーブフォーム) 2 Waveform (コピー先のウェーブフォーム) 3 Note (ノート) ウェーブフォームナンバー (001〜128)を設定し、コピー元 とコピー先のウェーブフォームを指定します。 設定値: -11〜+0〜+11 コピー先のウェーブフォームにあったデータは、上書きされ て消えしまいますので、ご注意ください。 05: Rename (リネーム) 指定したウェーブフォームに名前を付けます。 指定したウェーブフォームを削除します。指定したウェーブ フォームに含まれるキーバンクやサンプルも含めて削除します。 パフォーマンス モード 02: Delete (デリート) 1 2 サンプリング モード1 Waveform (ウェーブフォーム) ウェーブフォームナンバーを設定し、削除するウェーブ フォームを指定します。 ソングモード 03: Extract (エクストラクト) エンド ポイント スタート ポイント エンド ポイント 2 Name (ネーム) ウェーブ
ソングを再生する(ソングプレイ) ボイスモード ソングモードは、ソングを録音したり、修正や編集をしたり、再生したりするためのモードです。ソングモードの入り口に当たる ソングプレイでは、ソングを選んで再生するほか、演奏のノリを変更することができます。ここでは、ソングプレイでソングを再 生する操作や、ソングプレイの各画面について説明します。[SONG]ボタンを押すとソングプレイに入ります。 n ソングモードのトラックビュー画面では、[CATEGORY SEARCH]ボタンを押すことにより、現在選択されているトラックに対応する ミキシングパートの、ボイスを変更できます。 パフォーマンス モード ソングを再生する操作 サンプリング モード1 1 いろいろな再生方法 [SONG]ボタンを押します。 曲の途中から再生する ソングプレイに入り、トラックビュー画面が表示されます。 ソングモード 曲の途中から再生するには、下記の操作で再生位置を変更し てから[F](プレイ)ボタンを押します。ソングの早送り、巻き 戻しなどの操作は、ソングの停止時だけでなく再生中も行な うことができます。 ソングナンバー
ソングを再生する(ソングプレイ) トラックビュー画面を表示している場合には、下記のような 操作で再生位置を変更することもできます。 特定のトラックだけを演奏する状態(ソロ)にするには 早送り/巻戻し 2 カーソルをメジャーに移動します。 2 2 カーソルをメジャーに移動します。 ソロにしたいトラック番号と同じナンバーボタン[1]〜 [16]を押します。 ナンバーボタン[1]〜[16]ボタンを押すと、押されたボタ ンのランプが点滅し、ソロ状態になります。 [SF6] NUMボタンを押して、[SF1]〜[SF5]、 [F1]〜[F6]ボタンをテンキーとして機能させます。 ソングモード テンポを変更して再生する [DEC/NO]/[INC/YES]ボタンやデータダイアルで、 テンポを変更します。 [SF1]〜[SF5]、[F1]〜[F5]ボタンを使って移動先 の小節数を入力します。 画面の上部に入力した小節数が表示されます。 テンポ ミキシング モード 3 2 入力した小節数が表示される位置 [ENTER]ボタンを押します。 [ENTER]ボタンを押した瞬間に再生位置が移動し
ソングを再生する(ソングプレイ) ソングシーンの登録 ボイスモード 必要な設定をしたあと、[STORE]ボタンを押しながら[SF1] 〜[SF5]ボタンを押します。登録されたシーンには、8分音符 (♪)マークが表示されます。さらに[STORE]ボタンを押すこ とにより、現在選択されているソングを保存します。 注記 ソングを保存せずに、違うソングを選んだり電源を切ったり すると、[SF1]〜[SF5]ボタンに登録したソングシーンが失 われますのでご注意ください。 パフォーマンス モード ソングシーンの呼び出し [SF1]〜[SF5]ボタンを押します。 ノブを使うと、ミキシングの各パートのパンやエフェクト、 カットオフやレゾナンスなどの設定を手軽に変更できます。 また、コントロールスライダーを使うと、ミキシングの各 パートのボリュームを変更できます。 各パートのパンやエフェクトの深さを変える サンプリング モード1 [MULTI PART CONTROL]ボタンを押して、コントロール ファンクション画面を表示します。 ソングを連続再生する(ソングチェーン) ソングモード 本体に記憶されて
ソングを再生する(ソングプレイ) パートごとのカットオフやレゾナンスの設定を 変える ソング ソング ミキシング トラック1 2 2 パート1 トラック2 2 3 パート2 ノブ トラック3 3 3 パート3 [SELECTED PART CONTROL]ボタンを押してランプが点 灯させた段の機能が、各ノブに割り当てられます。 : : : : トラック16 16 16 パート16 TONE 1 Cutoff Reso Attack Decay TONE 2 LowGain MidFreq MidGain MidQ ARP FX Swing Qt Val Qt Str GateT Knob 5 Knob 6 Knob 7 Knob 8 TONE 1 Sustain Release Assign1 Assign2 TONE 2 HighGain Pan Reverb Chorus ARP FX Velocity Octave UnitMlt Tempo トラックビュー画面について [F1] Tr
ソングを再生する(ソングプレイ) 2 Location (ロケーション)(表示のみ) ) ボイスネーム ロケーション1、2に設定されている小節数を表示します。 ロケーションの設定方法については、「曲の途中から再生す る」(136ページ)をご覧ください。 各トラックに対応するミキシングパートの、ボイスネームが 表示されます。 ボイスモード ! ループ(表示のみ) 3 Meas (メジャー ) パフォーマンス モード 演奏をはじめる位置を設定します。また、再生中の位置を表 示します。小節の設定方法については、「曲の途中から再生す る」(136ページ)をご覧ください。 メジャー ビート 各トラックにループ再生のオン(L)/オフ(空欄)設定を表示し ます。ループ再生の設定は、トラックループ画面(143ページ) で設定します。 設定値: 空欄(ループオフ)、L (ループオン) クロック @ ソングポジションライン サンプリング モード1 設定値: メジャー (3)で設定されている曲中の位置を表示します。 4 Trans (トランスポーズ) 小節番号を表示します。[F5] Zoom O
ソングを再生する(ソングプレイ) ( [F3] Track (ソングトラック) Quantize Str (クオンタイズストレングス) ソングトラック画面(142ページ)を表示します。トラックご とにアウトプットチャンネルなどを設定します。 クオンタイズ機能によって、元の位置からジャストの位置に A [F4] Chain (ソングチェーン) ストの位置に移動します。50%ではそのちょうど真ん中の位 置まで移動します。 設定値: 0%〜100% 元のデータに4分音符でクオンタイズをかけた場合 2拍 3拍 ... 元のタイミング C [F6] Zoom In (ズームイン) クオンタイズ ストレングス=100% 音符はジャストの位置に移動する クオンタイズ ストレングス=50% 3 Swing (スイング) 4 5 6 7 元のデータに4分音符でスイングをかけた場合 2拍 3拍 ...
ソングを再生する(ソングプレイ) Swing Gate (スイングゲートタイム) 該当する音符のゲートタイムを増減して、リズムにスイング 感を出します。100%で元のゲートタイムのまま変わらず、 99%以下にすると裏拍のゲートタイムは短く、101%以上に ジ)またはパターンジョブ(187ページ)で不要なデータを削除 して使用量を減らしてください。 もう一度[SF6]ボタンを押すか、[EXIT]ボタンを押すと元の 画面に戻ります。 ボイスモード すると長くなります。ゲートタイムが0になる場合は最終的に 1にします。 設定値: 0%〜100%〜200% Swing Rate (スイングレート) パフォーマンス モード 該当する音符の発音タイミングを前後に移動して、リズムに スイング感を出します。50%で元のゲートタイムのまま変わ らず、数値を大きくするほど発音タイミングが後ろに移動し てリズムの跳ね方が大きくなります。 サンプリング モード1 設定値: クオンタイズバリュー (2) スイング(3)の設定値 ソングモード パターンモード 0〜0 Quantize Value = 32分の場
ソングを再生する(ソングプレイ) 1 チェーンナンバー (表示のみ) ループ再生について設定する [SF2] Loop (ループ) ソングを並べるメモリーの番号です。ナンバーは001〜100 まで用意されていて、画面を上下にスクロールして入力しま す。001から順番にソングを再生します。 各トラックのループ再生について設定します。 2 3 4 2 ソングナンバー 3 ソングネーム(表示のみ) skip (スキップ) 指定されたチェーンナンバーは無視され(スキップされ)て、次の チェーンナンバーに指定されたソング再生へ続きます。 トラックごとにループ再生を設定します。ループをオンにし たトラックは、スタート(3)とエンド(4)の間をループ再生す る状態になります。 ソングチェーンを組む手順を紹介します。ソングチェーンは 自動的に本体に保存(ストア)されるので、ストア操作は必要あ りません。 1 トラックビュー画面で[F4]ボタンを押します。 ループ演奏の範囲を設定します。ループをオンに設定したト ラックでは、ここで設定した範囲を繰り返し再生する状態に なります。 2 3 4
ソングを録音する(ソングレコード) ボイスモード ソングレコードでは、ソングの各トラックに演奏データ(MIDIデータ)を録音してソングを作成します。ここでは、ソングレコード で各トラックに演奏データを録音する操作について説明します。ソングプレイから[●](レコード)ボタンを押すとソングレコード に入ります。 n 音声データ(オーディオデータ)の録音は、サンプリングレコード(203ページ)で行ないます。 パフォーマンス モード サンプリング モード1 ソングモード リアルタイム録音 ソングを保存する[STORE](ストア) ソングレコードでは、実際に鍵盤を演奏したりコントロー ラーを操作したりしながら録音する、リアルタイム録音を行 ないます。すでに録音されているトラックを再生して聴きな がら録音することもできます。また、外部MIDI機器から送ら れたシーケンスデータを16トラックまで同時に録音できる設 定(148ページ)も可能です。 リアルタイムレコーディングには、リプレース、オーバーダ ブ、パンチの3つの方法があり、必要に応じて選択できます。 録音や編集、修正などの作業をしたソングデータを保存しま
ソングを録音する(ソングレコード) クとなります。ボイスが割り当てられていないトラックは空 欄になります。 ソングの録音準備をする [F1] Setup (レコードセットアップ) 設定値: M (MIDIトラック)、W (オーディオトラック)、空欄(ボイス が割り当てられていないトラック) 7 8 9 3 7 ミュート/ソロ(表示のみ) 1 2 4 5 空欄: ミュート/ソロとも設定されていません。 m: ミュート(消音)が設定されています。 s: ソロが設定されています。 各トラックに対応するミキシングパートの、ボイスネームが 表示されます。 6 B E ( C D 1 ソングネーム(表示のみ) メジャー ビート クロック 設定値: Scene Track、Tempo Track、1〜16、All Track Scene Track (シーントラック) トラックミュートのオン/オフや、ソングシーンの切り替えを記録する ためのトラックです。 曲中のテンポ変化を記録するためのトラックです。 メジャー (小節): 001〜999 ビート(拍)、クロック: 表示のみ
ソングを録音する(ソングレコード) n 選択中のレコードトラック(9)が、「Scene Track (シーント ラック)」や「Tempo Track (テンポトラック)」の場合、 overdub (オーバーダブ)は選択できません。 ボイスモード ! Punch In (パンチイン) @ Punch Out (パンチアウト) パフォーマンス モード レコードタイプ())に「punch」を選択した場合に、パンチ 録音の録音開始小節/拍(パンチイン)と録音終了小節/拍(パン チアウト)を設定します。 設定値: 001:01〜999:16 # Record Part (レコードパート) サンプリング モード1 選択中のレコードトラックに録音されるミキシングのパート を指定します。 設定値: 01〜16 ソングモード $ Quantize (レコードクオンタイズ) ミキシング モード リファレンス編 パターンモード リアルタイム録音の際のあいまいなタイミングの音符を、 ジャストのタイミングにそろえて録音する機能です。ここで は、どのタイミングにそろえるかを設定します。表示される 数値はクロッ
ソングを録音する(ソングレコード) アルペジオを設定する [F2] Arpeggio (レコードアルペジオ) 6 7 8 9 上書き録音(リプレース) & [SONG] → [●](レコード) → レコードトラックを選択 → Type=replace → [F](プレイ) % ^ 1 新しいソングを作成する場合は、空のソングを選びます。 2 [●](レコード)ボタンを押してレコードセットアップ 画面(145ページ)を表示します。 この画面で、レコードトラックを1〜16、レコードタイ プをreplaceに設定します。必要に応じて、テンポ、拍 子、メジャー、クオンタイズ、ボイスなどを設定します。 4 [F](プレイ)ボタンを押すとランプが点滅し、予備カウ ントのあと、録音がスタートします。 ファイルモード メトロノーム音の鳴り方(音符の細かさや音量、録音前の 予備カウントの小節数など)については、シーケンサー セットアップのクリック画面(231ページ)で設定します。 モード メトロノームを鳴らす場合は、[F5] Clickボタンを押 してクリックをオンにします。 ユーティリティー
ソングを録音する(ソングレコード) 録音手順 レコードトラックがAll Track (オー ルトラック)の場合 ボイスモード 1 パフォーマンス モード 2 MOTIF XFを外部MIDIシーケンサーやコンピュー ターと接続し、電源を入れます。 サンプリング モード1 3 4 [F](プレイ)ボタンを押すとランプが点滅し、予備カウ ントのあと、録音がスタートします。 テンポを変化させるタイミングで、[DEC/NO]/[INC/ YES]ボタンやデータダイアルを操作してテンポ値を入力 していきます。 [UTILITY]ボタンを押したあと、[F5] Controlボタ ンと[SF2] MIDIボタンを押して、MIDIコントロール 画面(228ページ)を表示します。 この画面で、MIDIシンクをMIDIに、シーケンサーコント ロールをinまたはin/outに設定します。 メトロノームを鳴らす場合は、[F5] Clickボタンを押 してクリックをオンにします。 メトロノーム音の鳴り方(音符の細かさや音量、録音前の 予備カウントの小節数など)については、シーケンサー セットアップのクリック画面
ソングを録音する(ソングレコード) 録音前のリハーサル ボイスモード ソングの録音中に[●](レコード)ボタンを押すと、[●](レコー ド)ボタンのランプが点滅してリハーサルモードになります。 これは、再生は続けたままトラックへの録音を一時的に解除 するモードで、録音前に試し弾きする場合に便利です。ソン グの録音中は、[●](レコード)ボタンを押すことによって、録 音中とリハーサルモードを交互に切り替えられます。 パフォーマンス モード 重ね録音(オーバーダブ) サンプリング モード1 [SONG] → [●](レコード) → レコードトラックを選択 → Type=overdub → [F](プレイ) ソングモード 空のトラックやすでにデータの入っているトラックに対して、 重ね書きで録音を行ないます。重ね録音するため、元のデー タは消えません。これは、あるフレーズをいくつかの部分に 分けて重ねて録音する場合に便利です。 オーバーダブの手順は、「上書き録音(リプレース)」のレコー ドタイプをoverdubに変えれば、あとは同じ操作となります。 ミキシング モード 指定した範囲だけを自動的に
ソングに録音したデータを修正する (ソングエディット) ボイスモード ソングエディットでは、ソングに録音した演奏データ(MIDIデータ)の修正や削除、新たなデータの挿入を行ないます。間違って録 音した音を修正したり、演奏に強弱の変化やビブラートの効果をつけ加えてソングの完成度を高めたりできます。ソングプレイか ら[EDIT]ボタンを押すとソングエディットに入ります。 パフォーマンス モード n ソングエディットでは、演奏データをイベント単位で編集します。イベントとは、「鍵盤を弾いた」(ノート)、「音色を切り替えた」(プログ ラムチェンジ)など、トラックに記録されている個々の演奏データのことです。 サンプリング モード1 イベントリストとインサートイベント ソングモード ソングエディットには、入力済みのイベントを修正/削除する イベントリストと、新たなイベントを挿入するインサートイ ベントの2つの状態があります。ソングプレイから[EDIT]ボ タンを押してソングエディットに入ると、自動的にイベント リスト状態になります。インサートイベントに切り替えるに は、[F5] Insertボタンを押します。
ソングに録音したデータを修正する (ソングエディット) n 画面の[SF6]の位置に「NUM」と表示されるパラメー ターでは、[SF6] NUMボタンを押すことで[F1]〜[F6]、 [SF1]〜[SF5]ボタンがテンキーとして機能するようにな ります。 5 指定したトラックに入力されているイベントを数値で表示す る画面で、入力済みのイベントを修正したり、削除したりで きます。 3 1 2 設定が完了したら、[ENTER]ボタンを押して設定を 確定します(点滅が止まります)。 6 [EXIT]ボタンを押すとソングプレイ画面に戻ります。 4 パフォーマンス モード 点滅状態でカーソルを別のイベントに移動すると、 エディットはキャンセルされます。 ボイスモード n 音符(NOTE)またはベロシティー (VEL)を設定する場合 は、鍵盤を押すことでも設定できます。 リストビュー画面について サンプリング モード1 5 新たなイベントを挿入する場合の操作を説明します。 各イベントとパラメーターについては「MOTIF XFで扱え るMIDIイベント」(30ページ)をご覧ください。
ソングに録音したデータを修正する (ソングエディット) NRPN Exc (システムエクスクルーシブ) CM (チャンネルモードメッセージ) シーントラックのイベント ボイスモード Scene Memory (シーンメモリー ) Track Mute (トラックミュート) テンポトラックのイベント Tempo Change (テンポチェンジ) パフォーマンス モード 5 [F3] ViewFilter (ビューフィルター ) サンプリング モード1 6 [F4] Track Sel (トラックセレクト) ソングモード パターンモード ミキシング モード リファレンス編 サンプリング モード2 マスターモード 他のイベントが多くて目的のイベントになかなかたどり着け ないような場合には、ビューフィルターが便利です。ビュー フィルターは、設定したイベントを表示しなくすることで、 目的のイベントを見つけやすくする機能です。 イベントリストのリストビュー画面から[F3] ViewFilterボタ ンを押すとビューフィルター画面が表示されます。 ビューフィルターを設定する画面(152ページ)が表
ソングを編集する(ソングジョブ) 機能 説明 アンドゥー /リドゥー アンドゥーは直前に行なった操作を取り消して、操作を行なう前の状態に戻し ます。リドゥーは一度取り消した操作を再実行します。 [F2] Note モディファイ ベロシティー 音符の発音の強さ(ベロシティー )を変更します。 03: Modify Gate Time モディファイ ゲートタイム 音符の発音時間(ゲートタイム)を変更します。 04: Crescendo クレッシェンド 音符の発音の強さ(ベロシティー )をだんだん強く(弱く)します。 05: Transpose トランスポーズ 音符の音程を半音単位で上下します。 06: Glide グライド 音程が滑らかに変化するように、音符をピッチベンドデータに置き換えます。 07: Create Roll クリエート ロール 指定範囲内に音符を挿入して、ティンパニやスネアなどのロールを作成します。 08: Sort Chord ソートコード 和音を構成する音符を音程順に並べ替えます。 09: Separate Chord セパレートコード
ソングを編集する(ソングジョブ) ソングジョブの設定手順 1 ボイスモード 2 [F1] Undo/Redo (アンドゥー /リドゥー ) ソングプレイ画面で[JOB]ボタンを押して、ソング ジョブに入ります。 Undo (アンドゥー )は、直前に実行した操作(ジョブ、エ ディット、レコーディング)を取り消して、実行前の状態に戻 します。Redo (リドゥー )は、アンドゥーで取り消した操作 を再び実行します。 [F1]〜[F6]ボタンを押して、目的のジョブグループ のジョブメニューを表示します。 パフォーマンス モード 1 3 サンプリング モード1 4 ソングモード 5 必要なパラメーターへカーソルを移動し、データダイ アル、[DEC/NO]/[INC/YES]ボタンで値を設定し ます。 設定が完了したら[ENTER]ボタンを押してジョブを 実行します。 ミキシング モード リファレンス編 パターンモード 実行が完了すると、「Completed.
ソングを編集する(ソングジョブ) 設定値: off、2 60 (32分音符)、63 80 (16分3連音符)、6 120 (16分音符)、83 160 (8分3連音符)、8 240 (8分 音符)、43 320 (4分3連音符)、4 480 (4分音符)、 6+63 200 (16分音符+16分3連音符)、8+83 400 (8分音符+8分3連音符) 5 Gate Time (ゲートタイム) 4 Swing Rate (スイングレート) 音符の発音の強さ(ベロシティー )を変更します。ベロシ ティーは以下の計算式で変更されます。 クオンタイズ分解能(2)が4分音符、8分音符、16分音符、32分 音符の場合 1 2 3 4 サンプリング モード2 マスターモード 設定した音符を1拍として、メジャーの先頭から1、2、3...
ソングを編集する(ソングジョブ) 4 Offs et (オフセット) ボイスモード 元のベロシティーを増減する値を設定します。-1以下でベロ シティーは弱くなり、+1以上で強くなります。0では元のベ ロシティーのままです。セットオール(2)がoff以外のときは、 空欄になり無効となります。 設定値: -127〜+127 04: Crescendo (クレッシェンド) 音符の発音の強さ(ベロシティー )をだんだん強く(弱く)します。 1 2 パフォーマンス モード 03: Modify Gate Time (モディファイ ゲートタイム) サンプリング モード1 音符の発音時間(ゲートタイム)を変更します。ゲートタイムは 以下の計算式で変更されます。 変更後のゲートタイム=元のゲートタイム×レート(3)+オフ セット(4) 1 Track (トラック)、範囲 ベロシティーを変更するトラック(01〜16、all=全トラック) と範囲(小節:拍:クロック)を指定します。 ソングモード ゲートタイムが0以下になる場合は1に設定されます。 2 Velocity Range (ベロシティーレンジ)
ソングを編集する(ソングジョブ) 3 Transpose (トランスポーズ) 音程を変更する幅を半音単位で設定します。+12で1オク ターブ上がり、-12で1オクターブ下がります。0では変化し ません。 06: Glide (グライド) 1 パフォーマンス モード 指定範囲の音符の音程が滑らかに変化するように、ノートイ ベントをピッチベンドデータに置き換えます。 指定範囲内に音符を挿入して、ティンパニやスネアなどの ロールを作成します。またロールのクレッシェンド/デクレッ シェンド設定もできます。 ボイスモード 設定値: -127〜+127 07: Create Roll (クリエートロール) 2 3 4 5 6 サンプリング モード1 1 2 3 1 Track (トラック)、範囲 グライドを実行する変更するトラック(01〜16、all=全ト ラック)と範囲(小節:拍:クロック)を指定します。 グライドに要する時間を設定します。値が大きいほど音程が ゆっくりと、なめらかに変化します。 3 PB Range (ピッチベンドレンジ) 設定値: C -2〜G8 5 Start
ソングを編集する(ソングジョブ) 08: Sort Chord (ソートコード) ボイスモード 和音を構成する音符を音程順に並べ替えます。ここでいう並 び替えとは、ソングエディットのリストビュー画面(151ペー ジ)上における順番の並べ替えのことで、各ノートイベントの 発音タイミングは変わりません。このジョブは、ギターのス トローク感を再現するために、次項のセパレートコードの前 処理として使います。 09: Separate Chord (セパレートコード) 和音を構成する音符の発音タイミングをずらして、ギターの コードストローク演奏を再現します。 1 パフォーマンス モード 2 1 サンプリング モード1 2 3 1 Track (トラック)、範囲 ソングモード セパレートコードを実行するトラック(01〜16、all=全ト ラック)と範囲(小節:拍:クロック)を指定します。 パターンモード ミキシング モード リファレンス編 1 Track (トラック)、範囲 2 Clock (クロック) ソートコードを実行するトラック(01〜16、all=全トラック) と範囲(小節:拍
ソングを編集する(ソングジョブ) 3 Direction (ディレクション) 設定値: データを前に移動するか、後ろに移動するかを設定します。 Advance (アドバンス)は前に移動、Delay (ディレイ)は後ろ に移動になります。 Trackに01〜16が選択されている場合 02: Copy Event (コピーイベント) Trackに「tempo」が選択されている場合 Tempo Change (テンポチェンジ) 2 Scene Memory (シーンメモリー) Track Mute (トラックミュート) 指定した範囲から特定のデータだけを抽出し、指定した トラックに移動します。 何回コピーするかを指定します。 設定値: x 01〜x 99 1 2 3 サンプリング モード2 3 Track (トラック)、位置 ミキシング モード 2 Number of Times (コピー回数) コピー先のトラック(01〜16、tempo、scene、all=全ト ラック)と位置(小節:拍:クロック)を指定します。 コピーを実行すると、コピー先のトラックにある元のデータ は上書きされ
ソングを編集する(ソングジョブ) 05: Create Continuous Data (クリエート コンティニュアスデータ) ボイスモード ピッチベンドやエクスプレッションなどの連続データを作成 します。 5 Curve (カーブ) 作成する連続データの変化カーブを設定します。カーブの形 については図をご覧ください。 設定値: -16〜+16 Curve = +16 Curve = 0(直線) Curve = -16 1 エンド パフォーマンス モード 2 3 4 5 6 ポイント スタート ポイント この幅をClockで設定 サンプリング モード1 6 Number of Times (入力回数) ソングモード パターンモード ミキシング モード リファレンス編 設定値: 同じデータを何回か繰り返し入力する際に、繰り返す回数を 設定します。 たとえば、M001: 1: 000〜M003: 1: 000の範囲で連続 データを入力した場合、入力回数(6)を03に設定すると、同 じデータをさらにM003: 1: 000〜M005: 1: 000と M005: 1: 000〜
ソングを編集する(ソングジョブ) 07: Modify Control Data (モディファイ コントロールデータ) 08: Beat Stretch (ビートストレッチ) 指定した範囲を時間的に引き延ばしたり縮めたりします。 変更後のデータの値=元の値×レート(4)+オフセット(5) 1 2 パフォーマンス モード 変更した結果、値の範囲を超える場合は、最高値または最低 値になります。 ボイスモード ピッチベンドやコントロールチェンジなどのデータの値を変 更します。データの値は以下の計算式で変更されます。 1 1 Track (トラック)、範囲 ビートストレッチを実行する(01〜16、all=全トラック)と範 囲(小節:拍:クロック)を指定します。 1 Track (トラック)、範囲 設定値: トラック(1)に01〜16またはallが選択されている場合 [F4] Measure (メジャー )ジョブグループ Tempo Change (テンポチェンジ) 01: Create Measure (クリエート メジャー ) 3 Set All (セットオール) 元のデータを変更
ソングを編集する(ソングジョブ) 2 挿入する小節の数 [F5] Track (トラック)ジョブグループ 挿入する空白小節の小節数を設定します。 設定値: 01〜99 01: Copy Track (コピートラック) 元のデータ ボイスモード 001~004 005 ~ 016 指定したトラックのデータを別のトラックにコピーします。 5小節目にクリエートメジャーで8小節を挿入 001~004 005 ~ 012 013 ~ 024 パフォーマンス モード 1 挿入された8小節 2 3 挿入する小節の拍子 サンプリング モード1 挿入する小節の拍子を設定します。ソングの元の拍子と異な る拍子(変拍子)の小節を挿入することもできます。 ソングモード パターンモード 設定値: 1/16〜16/16、1/8〜16/8、1/4〜8/4 02: Delete Measure (デリート メジャー ) 指定した小節を削除します。削除された以降の小節および拍 子データは前に移動(詰める)します。 1 1 コピー元のSong (ソング)、Track (トラック) コピー元のソ
ソングを編集する(ソングジョブ) 1 Track (トラック) 02: Exchange Track (エクスチェンジ トラック) データを消去するトラック(01〜16、tempo、scene、all= 全トラック)を設定します。 2つのトラックの間でデータの交換をします。 □をチェックしたデータがクリア(消去)されます。 設定値: Sequencer Event (トラックの中のすべてのイベント)、 Play Effect (プレイエフェクトの設定)、 Mix Part Parameter (ミキシングパートパラメーター )、 Sample Voice (サンプルボイス) 1 注記 2 交換するデータの種類 □をチェックしたデータがエクスチェンジ(交換)されます。 1 1 Track (トラック) このジョブを実行するトラック(01〜16、all=全トラック)を 指定します。 指定したトラックからデータを消去します。 1 2 MOTIF XF リファレンスマニュアル ファイルモード 04: Clear Track (クリアトラック) 指定したトラックに記録されているドラムの演奏か
ソングを編集する(ソングジョブ) 2 ARP Category (アルペジオカテゴリー ) 変換したアルペジオのカテゴリーを、メインカテゴリーとサブ カテゴリーに分けて設定します。選択可能なカテゴリーの種類 については、15ページのカテゴリー一覧をご覧ください。 1 ボイスモード n [SF6] LISTボタンを押してリストを表示させ、その中から選 ぶこともできます。リスト入力について詳しくは、37ページ をご覧ください。 パフォーマンス モード 3 ARP No.
ソングを編集する(ソングジョブ) 08: Copy Phrase (コピーフレーズ) パターンのトラックデータ(フレーズ)を、ソングのトラックに コピーします。 02: Split Song To Pattern (スプリット ソング トゥー パターン) 指定したソングを分割してパターンへコピーします。 3 3 パフォーマンス モード 1 2 ボイスモード 1 2 1 範囲 パターンナンバーとフレーズナンバー (001〜256)を設定し て、コピー元のフレーズを設定します。 設定値: 001〜999 サンプリング モード1 1 コピー元のPattern (パターン)、Phrase (フレー ズ) パターンへコピーする小節の範囲を設定します。 コピー先のソング(現在選択中のソング)のトラックと小節 (001〜999)の先頭を設定します。 コピー先のパターンとセクション(A〜P)を設定します。 注記 注記 コピー先のトラックにあったデータは、上書きされて消えて しまいますので、ご注意ください。ただし、ミキシング設定 はそのまま残ります。 コピー先のパターン、セクションにあっ
パターンを再生する(パターンプレイ) ボイスモード パターンモードでは、パターンを録音したり、修正や編集をしたり、再生したりするためのモードです。パターンモードの入口に あたるパターンプレイでは、パターンを選んで再生するほか、パターンの素材となるフレーズを組み合わせてパターンを作った り、パターンをつないでパターンチェーンを作ったりできます。[PATTERN]ボタンを押すとパターンプレイに入ります。 パフォーマンス モード n パターンとは、数小節を繰り返し演奏する伴奏パターンのことです。パターンにはセクションと呼ばれる16種類のバリエーションが用意 されていて、1つのパターンの中でセクションを切り替えることで異なった演奏を再生できます。パターンは、16トラックで構成され、 パッチ画面(170ページ)で各トラックにフレーズを並べることで作成します。パターンやセクション、フレーズについて、詳しくは13 ページをご覧ください。 n パターンモードのプレイ画面では、[CATEGORY SEARCH]ボタンを押すことにより、現在選択されているトラックに対応するミキシン グパートの、ボイスを変更できます。 サン
パターンを再生する(パターンプレイ) 曲の途中から再生する 早送り [H](早送り)ボタンを押します。 [H](早送り)ボタンを押し続けます。 [G](巻戻し)ボタンを押します。 すばやく巻戻し [G](巻戻し)ボタンを押し続けます。 パターンの先頭に ジャンプ [P](トップ)ボタン押します。 ソングプレイモード(137ページ)と同じです。 注記 パターンを保存せずに、違うパターンを選んだり電源を切っ たりすると、[SF1]〜[SF5]ボタンに登録したパターンシー ンが失われますのでご注意ください。 パターンシーンの呼び出し [SF1]〜[SF5]ボタンを押します。 パターン再生時の設定を登録する(パターンシーン) ノブやコントロールスライダーの機能に ついて ノブやコントロールスライダーを使うと、ミキシングのパー トごとのパンやエフェクトの設定や、特定のパートのカット オフやレゾナンスの設定を手軽に変更できます。詳しくは、 138ページをご覧ください。 プレイ画面では、テンポやトラックのミュート/ソロ、トラン スポーズ、パターンミキシングの設定の一部などの設定を、 パターンシー
パターンを再生する(パターンプレイ) 5 Trans (トランスポーズ) 6 拍子 7 テンポ パターンを演奏する [F1] Play (プレイ) ボイスモード パターンモードに入ったときに、最初に表示される画面です。 パターンとセクションを選んで再生します。 5 パフォーマンス モード 1 2 ! 6 37 8 キーボードスタート 4 8 # @ オンに設定すると、鍵盤を弾くと同時にパターン再生をス タートします。 設定値: (オン)、 (オフ) 9 トラック番号(表示のみ) サンプリング モード1 9 $ トラック番号を表示します。 ) ) トラックの種類(表示のみ) ソングモード ^ % & * ( A B C パターンモード ミキシング モード リファレンス編 n パラメーターによっては、画面右下に「NUM」が表示されま す。その場合は、[SF6]ボタンを押して[F1]〜[F6]ボタン、 [SF1]〜[SF5]ボタンをテンキー代わりに使って小節数を入力 することもできます。テンキー入力について詳しくは、36 ページをご覧ください。 1
パターンを再生する(パターンプレイ) ^ [SF6] TAP (タップ) トラックを設定する [F3] Track (パターントラック) n [SF6]ボタンをタップとして使用できるのはトップのプレイ 画面だけです。 トラックごとのMIDI送信チャンネルを設定します。 ボイスモード [SF6]ボタンを複数回たたくと、そのテンポに合わせてアル ペジオが再生されます。 1 & [F1] Play (プレイ) 他の画面からプレイ画面に切り替えます。 プレイエフェクト画面(169ページ)を表示します。 5 サンプリング モード1 ( [F3] Track (パターントラック) パターントラック画面(169ページ)を表示します。 A [F4] Patch (パッチ) 6 2 3 4 選択中のパターンのパターンネームを表示します。 パターンのノリを変えて再生する [F2] Play FX (プレイエフェクト) ソングプレイモードと同じです。142ページの同名パラメー ターをご覧ください。 6 [SF6] INFO (インフォメーション) ファイルモード MOTIF XF リファレ
パターンを再生する(パターンプレイ) 4 [SF5] Copy (コピー ) パターンを作成する [F4] Patch (パッチ) ボイスモード パフォーマンス モード パターンの各トラックにフレーズをはめ込んでパターンを作 成します。1つのパターンナンバーについて、A〜Pのセク ションごとに16種類のパターンを作成できます。 使用できるフレーズは、選択中のパターンで作成したユー ザーフレーズです。他のパターンのフレーズを使う場合は、 [SF5]ボタンを押してコピー機能を使います。 1 2 他のパターンで保存されているフレーズを、選択中のパター ンにコピーし、指定したトラックに割り当てます。他の パターンのフレーズを使ってパターンを作成する場合に便利 な機能です。 1 2 3 5 サンプリング モード1 1 コピー元のフレーズ パターンナンバーとフレーズナンバー (001〜256)を設定し て、コピー元のフレーズを選びます。 ソングモード 2 Copy Sample Voice (コピー サンプルボイス) オンに設定すると、コピー元のフレーズにサンプルボイスが 録音されている場合、一緒
パターンを再生する(パターンプレイ) 5 トラックにフレーズを割り当てます。 フレーズを確認するには フレーズを作成するには、次のような方法があります。 • パターンレコード(177ページ)でフレーズを録音します。 • [SF5]ボタンのコピー機能を使って、他のパターンから • セクションを再生する順番 • トラックのミュートのオン/オフ • テンポの変更 n あるセクションを元にして別のセクションを作る場合は、 パターンジョブのコピーパターン(186ページ)を使うと 便利です。 [STORE]ボタンを押してパターンを保存します。 パターンチェーンを再生する チェーンプレイ 2 3 4 5 ファイルモード 6 モード 1 ユーティリティー チェーンプレイ画面では、あらかじめ作成したパターン チェーンを再生します。 チェーンプレイ画面は、パターンチェーンの入口にあたり、 パターンプレイ画面から[F5] Chainボタンを押すとチェーン プレイに入ります。 マスターモード パターンの保存(ストア)については177ページをご覧くだ さい。 サンプリング モード2 7 パタ
パターンを再生する(パターンプレイ) n パラメーターによっては、画面右下に「NUM」が表示されま す。その場合は、[SF6]ボタンを押して[F1]〜[F6]ボタン、 [SF1]〜[SF5]ボタンをテンキー代わりに使って小節数を入力 することもできます。テンキー入力について詳しくは、36 ページをご覧ください。 ボイスモード 1 Section (セクション) パフォーマンス モード パターンチェーンを再生すると、再生中のセクションが表示 されます。切り替わるタイミングを待っている場合は、 「NEXT」が表示されます。 2 Trans (トランスポーズ) パターンチェーン全体の音程を半音単位で変更できます。 サンプリング モード1 設定値: -36〜+0〜+36 3 拍子 チェーンレコード画面では、リアルタイム録音でパターン チェーンを作成します。チェーンプレイ画面から[●](レコー ド)ボタンを押すとチェーンレコード画面が表示されます。 [EXIT]ボタンを押すとチェーンプレイ画面に戻ります。 パターンレコードでは、セクションの切り替え、トラックの ミュートオン/オフ、テンポの変更を、パタ
パターンを再生する(パターンプレイ) 5 [F](プレイ)ボタンを押して録音をスタートします。 パターンチェーンでは、下記の4種類のイベントが記録されます。 セクションの 切り替え A〜P、end (曲の終わり を示します) TrackMute (トラックミュート) トラックの ミュートオン/ オフ 左からトラック1〜16を 示し、mの表示があるト ラックがミュートオンに なります。 Tempo (テンポ) テンポチェンジ 005.0〜300.
パターンを再生する(パターンプレイ) 2 イベントの挿入位置 [SF3] Song (コンバート トゥー ソング) ボイスモード 作成したパターンチェーンをMIDIシーケンスデータに変換し て、指定したソングにコピーできます。この機能を使えば、 パターンを利用したソングのドラムパートや伴奏パート作り が便利になります。 イベントを挿入する位置を設定します。 設定値: MEAS (メジャー ): 001〜999 BEAT (ビート): 01〜16 (拍子によって異なります) CLOCK (クロック): 000〜479 (拍子によって異なります) 3 設定値 パフォーマンス モード 1 2 3 挿入するイベントの値を入力します。イベントタイプ(1)に よって値の種類が異なります。 設定値: サンプリング モード1 Time Signature (拍子): 1/16〜16/16、1/8〜16/8、1/4〜8/4 Section (セクション): A〜P、end (曲の終わりを示します) Tempo Change (テンポチェンジ): 005.0〜300.
パターンを再生する(パターンプレイ) 5 作成したパターンチェーンを保存します。 1 [F6] Setボタンを押してイベントを入力します。 1 2 2 [EXIT]ボタンを押して、チェーンエディット画面に戻 します。 4 5 7 1小節をどのように分割するかを設定します。タイプの設定に よって、分割するタイミングや分割数が異なります。タイプ ごとの分割の仕方については、タイプ図(4)をご覧ください。 2 Variation (バリエーション) 分割された演奏データの並べ替えだけを行ないます。16種類のバリ エーションがあります。 reverse 01〜16 (リバース01〜16) ファイルモード normal 01〜16 (ノーマル01〜16) モード 設定値: normal 01〜16、reverse 01〜16、break 01〜16、 pitch 01〜16、roll 01〜16、fill 01〜48 ユーティリティー 設定したタイプ(1)で分割された小節を、どのように並べ替え るかを設定します。バリエーションの設定によって、分割さ れたトラックを並べ替えるルールが異
パターンを再生する(パターンプレイ) fill 01〜48 (フィル01〜48) 分割された演奏データの並べ替えに加え、部分的にフィルイン再生を 付加します。48種類のバリエーションがあります。 リミックスの実行手順 1 ボイスモード 3 Interval (インターバル) パフォーマンス モード 何小節ごとにリミックスを行なうかを設定します。たとえば 設定値が1の場合は1小節ごととなり、すべての小節をリミッ クスします。設定値が2の場合は2小節ごととなり2小節目、 4小節目、6小節目…を、設定値が3の場合は3小節ごととな り3小節目、6小節目、9小節目…をリミックスします。 インターバル図(5)に、リミックスが行なわれる小節を示す図 が表示されます。 2 [SF5]ボタンを押してリミックスを実行します。 3 再生してリミックス結果を確認します。 リミックスをやり直す場合は、[SF4]ボタンを押します。 4 設定値: 1〜8 サンプリング モード1 ソングモード パターンモード ミキシング モード リファレンス編 サンプリング モード2 マスターモード モード ユーティリティー
パターンを録音する(パターンレコード) n 音声データ(オーディオデータ)の録音は、サンプリングレコード(203ページ)で行ないます。 6 パターンを保存します。 [STORE]ボタンを押してパターンストア画面を表示し、 パターンを保存します。 これで、電源をオフにしても消えない状態になりました。 注記 パターンを録音する作業は、次のような流れになります。 録音するパターンとセクションを選びます。 シーケンスデータ [I](レコード)ボタンを押して、レコードセットアップ 画面(178ページ)を表示します。 4 音源データ ミキシング設定(コモンエディットパラメーター、パートエ ディットパラメーター ) n ミキシングボイスはミキシングボイスストア(199ページ) でのみ保存されます。 パターンストアの操作手順は、ボイスストア(54ページ)やソ ングストア(144ページ)と同じです。 注記 ファイルモード レコードセットアップ画面で、録音するトラックや録音方 法などを設定して録音の準備を行ないます。 録音トラックとしてフレーズの割り当てられていないト ラックを選んだ場合は、演奏が空のフレー
パターンを録音する(パターンレコード) 8 9 ) ! パターンの録音準備をする [F1] Setup (レコードセットアップ) ボイスモード 4 ! @5 2 ) ソングレコードの場合と同じです。145ページの同名パラ メーターをご覧ください。 1 3 7 6 パフォーマンス モード # $ サンプリング モード1 % ^ & * ( A 8 9 @ REC TR (レコードトラック) 録音を行なうトラックを選びます。ここで目的のトラックに カーソルを移動したり、[TRACK]ボタンが点灯している状態 でナンバーボタン[1]〜[16]を押したりしてトラックを選択す ると、REC TR欄に丸印が入ります。 設定値: 1〜16 # Record Type (レコードタイプ) B 録音方法を選びます。 ソングモード C D E F 設定値: replace、overdub replace (リプレース) 1 パターンネーム(表示のみ) ミキシング モード リファレンス編 パターンモード 選択中のパターンのパターンネームを表示します。パターン の選択はパタ
パターンを修正する(パターンエディット) E [F4] Erase (イレース) リアルタイム録音の手順 リアルタイム録音を使って演奏を録音する手順を説明します。 レコードセットアップ画面のレコードタイプとレコードト ラックの設定によって手順が異なります。 ソングレコード画面(147ページ)と同じ機能です。 パフォーマンス モード F [F5] Click (クリック) ソングレコードの場合と同じです。146ページのクリック (C)をご覧ください。 5 3 修正したいイベント、パラメーターにカーソルを移動 します。 点滅状態でカーソルを別のイベントに移動すると、 エディットはキャンセルされます。 6 7 [EXIT]ボタンを押すとパターンプレイ画面に戻ります。 [STORE]ボタンを押してパターンストア(177ペー ジ)に入り、パターンを保存します。 ファイルモード n [TRACK]ボタンを押してランプを点灯させると、パター ンエディットに入ったあとでもナンバーボタン[1]〜[16] でトラックを選ぶことができます。 設定が完了したら、[ENTER]ボタンを押して設定を 確定します
パターンを修正する(パターンエディット) 新たな演奏データ(イベント)を挿入する手順 新たなイベントを挿入する場合の操作を説明します。 ボイスモード 1 インサートイベント画面を表示します。 イベントリストから[F5] Insertボタンを押して インサートイベント画面を表示します。 パフォーマンス モード イベント タイプ サンプリング モード1 挿入する位置 ソングモード 2 パラメーター 挿入するイベントタイプ、挿入する位置(メジャー、 ビート、クロック)、イベントのパラメーターを設定し ます。 パターンモード ミキシング モード リファレンス編 イベントタイプにカーソルを移動しているときに[SF6] LISTボタンを押すと、入力できるイベントタイプの一覧 が表示され、設定値を選ぶことができます。 イベントタイプとパラメーターについては「MOTIF XFで 扱えるMIDIイベント」(30ページ)をご覧ください。 3 [F6] Setボタンを押すとイベントが入力されます。 サンプリング モード2 画面は閉じないので、続けてイベントを挿入できます。 [ENTER]ボタンを
パターンを編集する(パターンジョブ) 機能 説明 アンドゥー /リドゥー アンドゥーは直前に行なった操作を取り消して、操作を行なう前の状態に戻し ます。リドゥーは一度取り消した操作を再実行します。 [F2] Note 音符の音程を半音単位で上下します。 06: Glide グライド 音程が滑らかに変化するように、音符をピッチベンドデータに置き換えます。 07: Create Roll クリエート ロール 指定範囲内に音符を挿入して、ティンパニやスネアなどのロールを作成します。 08: Sort Chord ソートコード 和音を構成する音符を音程順に並べ替えます。 09: Separate Chord セパレートコード 和音を構成する音符の発音タイミングをずらして、ギターのコードストローク 演奏を再現します。 イベント イベントに関するジョブ 01: Shift Clock シフトクロック 指定した範囲のすべてのデータの位置をクロック単位で前後にずらします。 02: Copy Event コピーイベント 指定した範囲のすべてのデータを別の場所にコピーします。
パターンを編集する(パターンジョブ) 機能 [F6] Pattern 説明 ボイスモード パターン パターンに関するジョブ 01: Copy Pattern コピーパターン パターンの全データを別のパターンにコピーします。 02: Append Pattern アペンド パターン 2つのパターンを前後につないで1つのパターンにします。 03: Split Pattern スプリットパターン あるパターンを指定した位置で分けて2つのパターンに分離します。 04: Clear Pattern クリアパターン パターンのすべてのデータを消去します。64パターンをまとめて消すことも できます。 パフォーマンス モード パターンジョブの設定手順 サンプリング モード1 1 ソングジョブと同じ機能です(154ページ)。 パターンプレイ画面で[JOB]ボタンを押します。 パターンジョブに入ります。 ソングモード 2 [F1]ボタン〜[F6]ボタンを押します。 目的のジョブグループのジョブメニューを表示します。 ミキシング モード リファレンス編 パターンモード
パターンを編集する(パターンジョブ) 1 コピー元のフレーズ 2 コピー先のフレーズ 2つのフレーズ(2と1)を前後につないで、1つのフレーズ (2)にします。短いフレーズをつないで、長いフレーズを作る 場合に便利なジョブです。 2 マスターモード 1 04: Append Phrase (アペンド フレーズ) サンプリング モード2 パターン間で、フレーズ(1と2)を交換します。異なるパター ンで作成したフレーズを交換する場合に便利なジョブです。 n サンプルボイスを使っているフレーズに対してジョブを実行 しても、サンプルボイスはミックスされません。 ミキシング モード 02: Exchange Phrase (エクスチェンジ フレーズ) ユーティリティー 1 モード 2 ファイルモード 1 交換するフレーズA 2 交換するフレーズB パターンナンバー (01〜64)とフレーズナンバー (001〜 256)を設定して、交換する2つのフレーズを指定します。 また、Current Pattern (カレントパターン)の□をチェック すると、現在選択中のパターンが、交換するフレーズ
パターンを編集する(パターンジョブ) 1 コピー元のソング、トラック、小節の範囲 05: Split Phrase (スプリットフレーズ) ボイスモード あるフレーズ(1)を指定した小節(スプリットポイントメ ジャー (3))で分けて、2つのフレーズ(1と2)に分割します。 長いフレーズを短いフレーズに分けたり、あるフレーズを途 中から消したりする場合に便利なジョブです。 2 コピー先のフレーズ パフォーマンス モード フレーズナンバー (001〜256)を設定して、コピー先のフ レーズを指定します。現在選択中のパターンのフレーズが選 ばれます。 3 1 2 注記 サンプリング モード1 コピー先に入っていた元のフレーズデータは消えてしまいま すので、ご注意ください。 3 Copy Sample Voice (コピーサンプルボイス) ソングモード 1 元のフレーズ パターンモード ミキシング モード リファレンス編 パターンナンバー (01〜64)とフレーズナンバー (001〜 256)を設定して、分割する元のフレーズを指定します。ジョ ブを実行したあとは、指定した小節(
パターンを編集する(パターンジョブ) 2 コピー先のトラック 注記 サンプルボイスをコピーした場合、アンドゥー /リドゥー (182ページ)は実行できませんので、ご注意ください。 パターン(01〜64)、セクション(A〜P)、トラック(01〜16) を設定して、コピー元やコピー先のトラックを指定します。 Current/Current Pattern (カレントパターン)の□をチェッ クすると、現在選択中のパターンがコピー元/コピー先のパ ターンとして選ばれ、セクションとトラックのみ設定可能とな ります。 注記 コピー先のトラックに入っていたデータは消えてしまいます ので、ご注意ください。 3 コピーするデータの種類 指定したフレーズのすべてのデータを消去します。 1 2 サンプルボイスを消去した場合、アンドゥー /リドゥー (182 ページ)は実行できませんので、ご注意ください。 ソングジョブと同じ機能です(163ページ)。 2 Clear Sample Voice (クリア サンプルボイス) 注記 サンプルボイスを消去した場合、アンドゥー /リドゥー (182 ページ)は実行でき
パターンを編集する(パターンジョブ) 設定値: Sequencer Event (トラックの中のすべてのイベント) Play Effect (プレイエフェクトの設定) Mix Part Parameter (ミキシングパートパラメーター ) Sample Voice (サンプルボイス) 注記 ボイスモード サンプルボイスを消去した場合、アンドゥー /リドゥーは実行 できませんので、ご注意ください。 パフォーマンス モード n サンプルボイスにチェックを入れてクリアトラックを実行し た場合でも、内蔵のSDRAM上にあるウェーブフォーム自体 は消去されません。ウェーブフォーム自体を消去したい場合 は、サンプリングジョブのデリート(135ページ)を実行して ください。 [F6] Pattern (パターン)ジョブグループ 01: Copy Pattern (コピーパターン) パターンの全データを別のパターンにコピーします。 1 3 サンプリング モード1 05: Normalize Play Effect (ノーマライズ プレイエフェクト) 2 ソングジョブと同じ機能です(163ページ)。 ソ
パターンを編集する(パターンジョブ) パターン1を分割する小節(002〜256)を設定します。 n サンプルボイスを使っているパターンに対してこのジョブを 実行しても、サンプルボイスはつながりません。 オンに設定すると、元のパターン1を構成するフレーズは変 更されず、分割後の前側のフレーズは空きフレーズに書き込 まれます。そのため、このジョブを実行するために、データ の入っていない状態のユーザーフレーズが使用トラック数だ け必要になります。空きフレーズが無い場合、エラーメッ セージが表示されてジョブが実行できません。この場合は、 クリアフレーズ(185ページ)で、不要なフレーズを消し、空 きフレーズを使用トラック数だけ確保してから実行してくだ さい。 オフに設定すると、元のパターン1を構成するフレーズ自体 が書き替わります。 5 Copy Sample Voice (コピー サンプルボイス) 1 2 2 マスターモード ユーティリティー 1 分割元のパターン 2 分割先のパターン 2 Clear Pattern Chain (クリアパターンチェーン) パターンナンバー (off、01〜64
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する (ミキシングモード) ボイスモード パフォーマンス モード ソングやパターンを再生するときの音源部の設定をミキシングと呼びます。ミキシングモードでは、ソングやパターンの演奏にあ わせてミキシングの各パートのボイスを入れ替えたり、曲に合わせてエフェクトの設定をしたりしてミキシングを作り変える作業 を行ないます。 ミキシングモードに入るには、ソングモードやパターンモードの状態で[MIXING]ボタンを押します。 n ボイスモード、パフォーマンスモード、マスターモードの状態からはミキシングモードに入ることはできません。 サンプリング モード1 ミキシングモードの働きや仕組みについて知る ここでは、ミキシングの働きや仕組みについて説明します。 ソングモード パターンモード ミキシング モード リファレンス編 ミキシングのエフェクトおよびEQの構成 ソング/パターンモードでは、シーケンサー部から同時に複数 チャンネルの演奏データが再生されるのに対応して、音源部 も同時に複数パートが発音するマルチ音源の状態に切り替わ ります。このマルチ音源の設定をミキシングと呼
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) ミキシングのインサーションエフェクト インサーションA/B画面で、各パートに割り当てられている イスとしてストア(199ページ)します。 ミキシングボイス 1〜16 ミキシングボイスを保存するためのメモリーは、ソングとパ ターンを合計して256ボイス分だけしか用意されていません。 そのため、ソング1〜16で各16個のミキシングボイスを保存 すると、それだけでミキシングボイスのメモリーが一杯にな り、他のソングやパターンではミキシングボイスが保存でき ない状態になります。 このような場合には、不要なミキシングボイスを見つけて、 ミキシングボイスジョブのデリート(200ページ)で削除する ようにしましょう。 n ミキシングボイスメモリーの使用状況は、ミキシングボイス インフォメーション画面(199ページ)確認できます。 コモンエディットのインサーションA/B画面(193ページ)で 設定します。 1 2 ミキシングプレイのパート1-16画面(190ページ)が表示 されます。 3 • マスターエフェクトやマスター EQの設定、コントロ
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) 5 必要に応じてパートに割り当てられたボイスを編集し ます。 6 ボイスモード パートに割り当てたボイスを作り変える場合は、ミキシン グプレイから[F6]ボタンを押してミキシングボイスエ ディット(198ページ)に入ります。 • すべてのエレメントに共通の設定を行なう場合は、 [COMMON EDIT]ボタンを押してミキシングボイスコモン 必要に応じて作り変えたボイスを、ミキシングボイス として保存します。 ミキシングボイスエディットの状態で[STORE]ボタンを 押して、ミキシングボイスストア画面(199ページ)を表示 します。 7 パフォーマンス モード エディット(200ページ)に入ります。 作り変えたミキシングを、選択中のソング/パターンに 保存します。 [STORE]ボタンを押して、ソングストア画面またはパター ンストア画面を表示します。 保存の操作手順は、144ページをご覧ください。 • エレメントごとの設定を作り変える場合は、さらにナン バーボタン[1]〜[8]を押して、ミキシングボイスエレメン トエディット
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) 6 Rev Send (リバーブセンド) リバーブエフェクトヘ送る信号の量を設定します。値を大き くするとリバーブが深くなります。 設定値: 0〜127 コーラスエフェクトヘ送る信号の量を設定します。値を大き くするとコーラスが深くなります。 8 Pan (パン) パートごとの左右の定位を設定します。 サンプリング モード1 パート 設定値: L63 (左端)〜C (センター )〜R63 (右端) 9 Ins FX Sw (インサーションエフェクトスイッチ) パン ボリューム 1 Part (パート)(表示のみ) AD (A/Dインプットパート) リアパネルのA/D INPUT端子から入力されたオーディオ信号 に対する設定を行ないます。 IEEE1394入力端子(別売のFireWire拡張ボード(FW16E)を パートの音量を設定します。 る設定を行ないます。このオーディオ信号は、コンピュー 設定値: 0〜127 ター側のFWポート3、4から送信されたものです。 3 Cho Send (コーラスセンド) 4 Pan
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) ミキシングを作り変える(ミキシングエディット) ボイスモード ミキシングエディットでは、ソング/パターンの演奏にあわせてミキシングを作り変え、曲としての完成度を高める作業をします。 ミキシングエディットには、パートごとの設定を行なうパートエディットと、すべてのパートに共通する設定を行なうコモンエ ディットがあります。 パフォーマンス モード ミキシングを作り変えるときの便利機能 あるパートのオン/オフを切り替える(ミュート機能) サンプリング モード1 パートをオフにして発音しない状態にすることをミュートと 呼びます。 ミキシングプレイやミキシングエディットでパラメーターの 値を変更すると、画面右上に[E](エディット)マークが表示さ れます。この表示によって、選択中のミキシングが設定を変 更された状態にあり、まだ保存されていないことを確認でき ます。現在の状態を保存するには、ストア(192ページ)の操 作を行ないます。 エディットマーク ソングモード 2 パターンモード ミキシング モード リファレンス編 1 1 編
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) コモンエディットのパラメーターの働き [SONG]/[PATTERN] → [MIXING] → [EDIT] → [COMMON EDIT] インサーションエフェクトAとBの接続方法を設定します。 設定を変更すると、画面上の信号経路をイメージしたグラ フィック表示も変化します。 ノブやスイッチを設定する [F1] General (ジェネラル) ノブやスイッチの働き方や状態を設定します。 出力先などを設定する [SF1] Output (アウトプット) MOTIF XFの搭載する8基のインサーションエフェクトを、ミ キシングのパート1〜16、A/Dインプットパートの合計17 パートの内、どのパートにかけるかを設定します。 ファイルモード リアパネルのA/D INPUT端子やIEEE1394端子からのオー ディオ入力に関する設定を行ないます。 なお、FW Inputの設定は、オプションのFireWire拡張ボード (FW16E)を装着した場合にのみ有効です。 インサーションを有効にするパートを設定する [SF2] InsSwit
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) 1 パート1〜16、A/D ボイスモード パフォーマンス モード インサーションエフェクトを有効にするパートを設定します。 このスイッチをオンに設定すると、そのパートに割り当てら れているボイスのインサーションエフェクトが有効になりま す。インサーションエフェクトを切ると音が替わってしまう ボイスが割り当てられているパートを優先的にオンに設定す るようにしましょう。 MOTIF XFには8基のインサーションエフェクトが内蔵されて いるため、同時に8パートまでオンに設定できます。すでに8 パートがオンに設定されている場合は、他のパートをオンに することはできません。この場合は、いずれかのパートをオ フに設定してから目的のパートをオンします。 ソングモード パターンモード リバーブやコーラスの効果を設定する [SF3] Reverb (リバーブ) [SF4] Chorus (コーラス) サンプリング モード1 n インサーションエフェクトのエフェクトタイプやエフェクト パラメーターの設定は、A/Dインプットパートについてはコ モンエデ
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) アルペジオのノリを変更する [F3] ARP Other (アルペジオアザー ) この画面は、パフォーマンスパートエディットのEG画面 (115ページ)と同じ機能です。 パートごとに、コントロールチェンジなどのMIDIメッセージ を、受信する(on)か、しない(off)かを設定します。 この画面は、パフォーマンスパートエディットのレシーブス イッチ画面(116ページ)と同じ機能です。ミキシングモード では、コントロールチェンジだけでなく、プログラムチェン ジ/バンクセレクトも設定できます。 [ENTER]ボタンを押すと、実行の確認を求めるメッ セージが画面に表示されます。 2 [DEC/NO]ボタンを押すと、何も実行されず実行前の表示 に戻ります。 5 3 [INC/YES]ボタンを押すと、ジョブが実行されます。 画面に「Completed.
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) パラメーターを初期化したい場合は、パートパラメーター (3)のPart 1〜16のボックスにチェックを入れてください。 3 Part Parameters (パートパラメーター ) ボイスモード Part 1〜16 オンに設定したパートのパートエディット(194ページ)のす べてのパラメーターを初期化します。 A/D (A/Dインプット) パフォーマンス モード A/D INPUT端子から入力されるオーディオ入力パートです。 コモンエディットのA/Dインプットパートに関する設定(193 ページ)を初期化します。 FW コピー元の設定 1 ソングモードの場合: ソングナンバー パターンモードの場合: パターンナンバー ソングナンバー (パターンモードの場合はパターンナンバー ) を設定して、コピー元のミキシングを選びます。選択された ソング/パターンの名前が右側に表示されます。Current Mix (カレントミキシング)にチェックマークを入れると、エディッ ト中のミキシングがコピー元として選ばれます。 2 データの種類 コピー
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) パフォーマンスのエディットの設定をミキシング エディットにコピーする [SF3] Perf (コピーパフォーマンス) 2 2 名前を付けたり変更したりできます。名前の付け方について は、37ページをご覧ください。 パフォーマンスのエディットの設定をミキシングエ ディットにコピーする [SF2] Perf (テンプレートパフォーマンス) ファイルモード 指定したパフォーマンスのコモンエディットとパートエ ディットの設定を、選択中のミキシングにコピーします。パ フォーマンスの4パートの設定を用いて、ミキシングでマルチ 音源用の設定として使用する場合に便利な機能です。 モード n コピー先の各パートでのMIDI受信チャンネルは、パート1〜 4の場合=1、パート5〜8の場合=5、パート9〜12の場合 =9、パート13〜16の場合=13 になります。 2 ミキシングテンプレートネーム ユーティリティー 設定値: 1〜4、5〜8、9〜12、13〜16 設定値: 01〜32 マスターモード コピーされるパートエディットの設定と、
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) 1 バンク、パフォーマンスナンバー ボイスモード バンク(USR1〜4)とパフォーマンスナンバー (001(A01)〜 128(H16))を設定して、コピー元のパフォーマンスを選びま す。選択されたパフォーマンスのパフォーマンスネームが右 欄に表示されます。 2 コピー先のパート パフォーマンス モード 現在エディット中のミキシングのどの4パートにコピーする か、設定します。 設定値: 1〜4、5〜8、9〜12、13〜16 n コピー先の各パートでのMIDI受信チャンネルは、パート1〜 4の場合=1〜4、パート5〜8の場合=5〜8、パート9〜12 の場合=9〜12、パート13〜16の場合=13〜16 になりま す。 前述のコピーパフォーマンスジョブと違い、すべてのミキシ ングパートが異なった受信チャンネルに設定されるので、テ ンプレートパフォーマンス実行後のミキシング設定は、マル チ音源用の設定として、より有効に活用できます。 なお、コピー元のパフォーマンスで、パートスイッチがオフ のパートは、コピー先のミキシングパートでは受信チ
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) 9 変更したミキシングボイスに名前をつけます。 コモンエディットのネーム画面(55ページ)でミキシング ボイスネームを入力します。 [MIXING] → [F6] Vce Edit → [STORE] 1 [STORE]ボタンを押してストア画面(199ページ)を表示 し、変更したボイスを保存します。 [STORE]ボタンを押してミキシングボイスストア画 面に切り替えます。 パフォーマンス モード 11[MIXING]ボタンまたは[EXIT]ボタンを押すと、ミ キシングプレイ画面に戻ります。 ミキシングボイスの保存先を設定します。 エレメントのオン/オフを切り替える エディットしたいエレメントだけをオンにする [ENTER]ボタンを押すと、実行確認の画面が表示さ れます。 4 [INC/YES]ボタンを押すと、ストアが実行されます。 ボイスモードと同様に、ミキシングボイスエディットでも[E] (エディットマーク) が表示されます。詳細は、ボイスプレイ モードの47ページをご覧ください。 注記 ボイスエレメントエデ
ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する(ミキシングモード) 4 [ENTER]ボタンを押すと、実行の確認を求めるメッ セージが画面に表示されます。 [DEC/NO]ボタンを押すと、何も実行されず実行前の表示 に戻ります。 ボイスモード 5 [INC/YES]ボタンを押して、ジョブを実行します。 画面に「Completed.
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) サンプリングで取り込んで作ったサンプルは電源を切ると失われてしまいます。サンプルを保存するため、別売のフラッシュメモリーエク スパンションモジュールFL512M/FL1024M、USB記憶装置、またはコンピューターのいずれかを準備してください。 フラッシュメモリーエクスパンションモジュールFL512M/FL1024M(別売拡張メモリー ) り込まれたサンプルを、ウェーブフォームとして保存できます。フラッシュメモリーに保存されたサンプルは電源をオフしても保持 できるだけでなく、ウェーブフォームとして、いつでも呼び出せるので、サンプリング機能で作ったユーザーボイスを使うときなど に大変便利です。 n サンプル、ウェーブフォーム、キーバンクについては、119ページをご覧ください。 演奏録音 オーディオ 録音 ミキシング パート1: ボイス1 トラック2 パート2: ボイス2 トラック3 パート3: サンプルボイス トラック16 パート16: ボイス16 オーディオデータ サンプルボイスを 割り当て オーディオ録音時のトリガー
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) スライスされ、アサインされたサンプル スライスのしくみについて スライスでは、次の2つの作業をサンプルに対して同時に行 なっています。 ボイスモード パフォーマンス モード サンプリング モード1 ソングモード パターンモード ミキシング モード リファレンス編 サンプリング モード2 マスターモード モード ユーティリティー ファイルモード 202 1つ目は、元のサンプルをリズムに合わせて8分音符や16分 音符単位の細かいサンプルに分割し、そのサンプルを半音単 位のキーバンクに順番に割り当てて1つのサンプルボイスとし て保存する作業です。さらに、元のサンプルボイスが割り当 てられていたミキシングのパートに、新しく保存されたサン プルボイスを割り当て直すことも自動的に行なわれます。 2つ目は、これまで元のサンプルを再生するために1つのノー トデータだけが入力されていたトラックに、複数のサンプル を順番に鳴らすための多くのノートデータを入力する作業で す。このとき、ノートデータの音程はサンプルが割り当てら れたキーバンクに従って半音
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) サンプリングモードの入口(サンプリングメイン) n ここでは、ソング/パターンモードからサンプリングモードに入った場合の詳細設定について説明します。ボイス/パフォーマンスモードから サンプリングモードに入った場合については、120ページをご覧ください。 2 3 ソングモードやパターンモードで現在設定されている小節番 号を表示します。 9 ) [INTEGRATED SAMPLING] → [F6] Rec 録音を実行するための準備をします。サンプリングメイン画 面から[F6]ボタンを押してこの画面に入ります。[EXIT]ボタ ンを押すとサンプリングメイン画面に戻ります。 録音の準備ができたら、[F6] Standbyボタンを押してスタン バイ画面(205ページ)に入ります。 1 2 3 4 5 ファイルモード 録音の準備をする [F6] Rec (セットアップ) モード n ここでは、ソング/パターンモードからサンプリングモードに入った場合について説明します。ボイス/パフォーマンスモードからサンプリン グモードに入った場
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) 1 Recording Type (レコーディングタイプ) 録音方法を設定します。ここでの設定により、録音の手順や 録音によって作られるデータが異なります。 設定値: slice+seq、sample、sample+note ボイスモード slice+seq (スライス+シーケンス) パフォーマンス モード 録音終了後に、取り込んだサンプルを分割してサンプルボイスに保存 し、サンプルボイスを発音(再生)するためのノートデータを自動的に 作成します。たとえば、8分音符でリズムを刻んでいる1小節のドラム パターンを録音してスライスを実行した場合は、サンプルを8分音符 単位で8個に分割して半音単位ごとに並べたサンプルボイスが作成さ れ、それを順番に発音するための8分音符のノートデータが半音単位 で作成されます。 sample (サンプル) サンプリング モード1 オーディオをサンプルとして取り込んでサンプルボイスを作成します。 再生のためのノートデータが作成されないため、ソング/パターンを再 生しても録音したサンプルは再生されません。
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) 4 Track (トラック)(表示のみ) 録音を開始する [F6] Standby (スタンバイ) ソングモードやパターンモードで録音を行なうトラック番号 を表示します。 ソングモードやパターンモードで現在設定されている小節番 号を表示します。[G]/[H](巻き戻し/早送り)ボタンを押し て変更できます。 設定値: ソングモードからサンプリングモードに入った場合: 001〜999 パターンモードからサンプリングモードに入った場合: 001〜256 トリガーモード())を「level」に設定した場合 7 Record Gain (レコードゲイン) トリガーモード())を「manual」に設定した場合 3 4 5 設定値: C -2〜G8 $ % トリガーモード())が「level」に設定されている場合に、録 音が開始するレベルを設定します。設定したレベルは、レベ ルメーターに赤い三角形で表示されます。ノイズに影響され ない範囲でできるだけ低く設定すると、アタック部分が切れ ずに録音できます。 ファイルモード # 9
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) と、録音は自動的にストップします。他のトラックの演奏をモニター しながら録音することができます。 manual (マニュアル) ボイスモード [F6] Recボタンを押すことで録音を開始する状態です。インプット ソースからの入力レベルに関係なく、いつでも録音を開始できます。 以下の場合、サンプリング終了後は、「FINISHED (フィニッ シュト)」状態になります。 • レコーディングタイプ(204ページ)を「sample」または ! Punch In/Out (パンチイン/アウト) パフォーマンス モード トリガーモード())が「meas」に設定されている場合に、 録音を開始する小節(パンチイン小節)と録音を終了する小節 (パンチアウト小節)を設定します。 設定値: ソングモードからサンプリングモードに入った場合: 001〜999 パターンモードからサンプリングモードに入った場合: 001〜256 「sample+note」設定し、[SF1] Confirm (コンファーム) ボタン(206ページ)をオンにした場合 • レコーデ
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) サンプルの不要部分を削除する レコードトリム画面 4 5 6 7 8 9 ) ! @ 1 サンプルの始まりの部分にスタートポイントを合わせ ます。 3 6 Start Point (スタートポイント) 再生を開始する位置です。この位置よりも左側にあるデータ は再生されません。 設定値: 0000000〜エンドポイント エクストラクトを実行すると、削除されたデータが失わ れ、実行前の状態に戻ることはできませんので、ご注意 ください。必要な部分を削除してしまった場合は、 [EXIT]ボタンを押してセットアップ画面に戻り、もう一 度録音してサンプルを作り直す必要があります。 再生を終了する位置です。この位置よりも右側にあるデータ は再生されません。エンドポイントは、スタートポイントか らエンドポイントまでの長さが、下記のテンポ(9)、拍子 ())、メジャー (!)の設定によって決められる長さと一致する ように、自動的に変更されます。 設定値: 0000000〜サンプルの長さ 9 Tempo (テンポ) サンプルのテンポを設定しま
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) ! Measure (メジャー ) ボイスモード サンプルの小節数/拍数を設定します。 小節数/拍数を変更すると、スタートポイントからエンドポイ ントまでの長さが、テンポ(9)、拍子())、メジャーの設定に よって決められる長さと一致するように、自動的にエンドポ イント(8)が変更されます。 設定値: パフォーマンス モード メジャー : 000〜032 ビート: 00〜15(拍子())の設定によって異なります) @ Recordable Time (レコーダブルタイム)(表示のみ) サンプリング モード1 残りのメモリーでレコーディング可能な秒数を表示します。 ただし、モノラルでサンプリング周波数44.
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) 3 1 2 4 5 @ 拍子(8)=1〜8/4の場合: 4分(1/1)、8分(1/2)、4分3連(1/3)、 16分(1/4)、8分3連(1/6)、32分(1/8)、16分3連(1/12) 拍子(8)=1〜16/8の場合: 8分(1/1)、16分(1/2)、8分3連(1/3)、 32分(1/4)、16分3連(1/6) 拍子(8)=1〜16/16の場合: 16分(1/1)、32分(1/2)、16分3連 (1/3) n サンプルがステレオサンプルの場合は64分割、モノラルサン プルの場合は128分割を超えるような設定はできません。 $ ) Sens (センシティビティー ) 設定値: 1〜5 サンプルの特徴に合ったスライスのタイプを選びます。スラ イスのされ方やスライス後の音質に影響があるので、適切に 選ぶ必要があります。 ! Tempo (テンポ) 設定値: 005〜300 ドラムやアタックの早いベースなど、ディケイが短くてパーカッシブ なフレーズに適したスライスタイプです。3種類のバリエーションが あります。 @ Reco
ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード) beat1でスライスした結果、アタックの音がダブって聞こえ たり、リズム感が崩れたりした場合は、スライスタイプを beat3に設定してスライスします。さらに、分割の細かさを サブディバイドで大きく調整し、センスで微調整します。 ボイスモード ディケイが長いフレーズをスライスする場合 パフォーマンス モード サンプリング モード1 ソングモード パターンモード ミキシング モード リファレンス編 はじめに、スライスタイプをphrase1に設定してスライスし てみましょう。 phrase1でスライスした結果、アタック感が弱くなったり、 リリース部分の音がダブって聞こえたりした場合は、スライ スタイプをphrase2に設定してスライスします。さらに、分 割の細かさをサブディバイドで大きく調整し、センスで微調 整します。 phrase1でスライスした結果、サンプルのつなぎ目が目立ち すぎる場合は、スライスタイプをphrase3、サブディバイド を小さく設定してスライスします。さらに、分割の細かさを サブディバイドで大きく調整し、センスで微調整し
マスターキーボードとして使う(マスターモード) ソングモード タイプ2のマスタープレイ画面 マスタープログラムを選ぶ 3 5 1 2 9 3 4 5 1 2 6 グループ/ナンバー プログラムナンバー A01〜16 001〜016 B01〜16 017〜032 C01〜16 033〜048 D01〜16 049〜064 E01〜16 065〜080 F01〜16 081〜096 G01〜16 097〜112 H01〜16 113〜128 ファイルモード タイプ1のマスタープレイ画面 n カッコ内では、マスタープログラムナンバーがグループ(A〜 H)とナンバー (01〜16)を組み合わせた形式で表示されます。 これは、グループボタン[A]〜[H]とナンバーボタン[1]〜 [16]に対応したもので、マスタープログラムナンバーとの関 係は下記になります。 モード マスタープレイでは、あらかじめ作成したマスタープログラ ムを選んで演奏します。マスタープログラムを切り替えると、 MOTIF XF本体のモードやプログラムの設定と外部MIDI機器 をコント
マスターキーボードとして使う(マスターモード) ボイスモード 3 モード(表示のみ) 7 コントロールスライダー 1〜8 選択中のマスタープログラムで設定されているモードを表示し ます。本体の状態が表示されているモードに切り替わります。 Voice (ボイスモード)、Performance (パフォーマンス)、 Pattern (パターン)、Song (ソング)の4つの状態があります。 コントロールスライダー 1〜8に設定されているボリュームの 値を表示します。コントロールスライダーの設定はモードに よって切り替わります。 ボイスモード 4 プログラムナンバー (表示のみ) パフォーマンス モード マスタープログラムを選んだときに呼び出されるプログラム ナンバーを表示します。モードによって表示がかわります。 ボイスバンク:ボイスナンバー パフォーマンスモード パフォーマンスバンク:パフォーマンス ナンバー ソングモード ソングナンバー パターンモード パターンナンバー パフォーマンスモード パート1〜4のボリューム ソングモード ミキシングの1〜16パートのボリューム (ナ
マスターキーボードとして使う(マスターモード) 4 先のマスターデータは書き換えられて消えてしまいま す。大切なデータは、あらかじUSB記憶装置または ネットワークに接続されたコンピューターに保存(セー ブ)しておくこと(241ページ)を、おすすめします。 コモンエディットまたはゾーンエディットを切り替え ます。 マスターエディットでパラメーターの値を変更すると、画面 右上に[E](エディット)マークが表示されます。この表示に よって、選択中のマスタープログラムが設定を変更された状 態にあり、まだ保存されていないことを確認できます。現在 の状態を保存するには、ストアの操作を行ないます。 パフォーマンス モード コモンエディット [E]エディットマークについて ボイスモード [COMMON EDIT]ボタンを押すとコモンエディットに、 ナンバーボタン[1]〜[8]を押すとゾーンエディットに入り ます。 ゾーンエディットでは、ナンバーボタン[1]〜[8]でエ ディットするゾーンを選択できます。 サンプリング モード1 ゾーンを選択 ゾーンエディット [INC/YES]ボタンを押すとストアが
マスターキーボードとして使う(マスターモード) 3 Zone Switch (ゾーンスイッチ) コモンエディットパラメーターの働き [MASTER] → [EDIT] → [COMMON EDIT] ボイスモード コモンエディットでは、すべてのゾーンに共通するパラメー ターをエディット(編集)します。 パフォーマンス モード マスタープログラムに名前を付ける [F1] Name (ネーム) 鍵盤をいくつかの領域(ゾーン)に分けて使う(on)か、使わない (off)かを設定します。[SELECTED PART CONTROL]ボタ ンと[MULTI PART CONTROL]ボタンを同時に押すことで 切り替えることができます。ゾーンについては、212ページ の「全ゾーン共通のエディットと、ゾーンごとのエディット」 をご覧ください。 4 Knob Ctrl Assign (ノブコントロールアサイン) サンプリング モード1 ソングモード マスタープログラムと、マスターを構成する1〜8のゾーンそ れぞれに名前を付けます。マスタープログラムの名前は英数 字を使って最大20文字、ゾーンの名前は英数字を使
マスターキーボードとして使う(マスターモード) 2 Mode (モード) 3 Ext Switch (エクスターナルスイッチ) 各ゾーンでの演奏により発生したMIDIメッセージを、外部へ MIDI出力するか(B)、しないか(A)を設定します。 3 プログラム ボイスバンク、ボイスナンバー、ボイス カテゴリー、ボイスネーム パフォーマンスモード パフォーマンスバンク、パフォーマンス ナンバー、パフォーマンスカテゴリー、 パフォーマンスネーム ソングナンバー、ソングネーム パターンモード パターンナンバー、パターンネーム 1 2 3 4 ソングモード ソングモード 各ゾーンの音域の設定 [F2] Note (ノート) サンプリング モード1 ボイスモード パフォーマンス モード マスタープログラムを選んだときに呼び出されるプログラム ナンバーとプログラムネームを表示します。モードによって 表示がかわります。 4 Zone Switch (ゾーンスイッチ) 各ゾーンのMIDI送信チャンネルを表示します。 各ゾーンの鍵盤の音程をオクターブ単位で上下に移動します。 上下に3オクター
マスターキーボードとして使う(マスターモード) ボイスモード 1 Int Bank Select (インターナル バンクセレクト) 8 Foot Switch (フットスイッチ) バンクセレクトMSB/LSBを内部音源に送るかどうかを設定 します。 別売のフットスイッチをASSIGNABLE端子に取り付け、足 で操作したときに発生するMIDIデータ 2 Int Prog Change (インターナル プログラムチェンジ) 9 Knob (ノブ) プログラムチェンジを内部音源に送るかどうかを設定します。 パフォーマンス モード 3 Ext Bank Select (エクスターナル バンクセレクト) バンクセレクトMSB/LSBを外部MIDI機器に送るかどうかを 設定します。 サンプリング モード1 4 Ext Prog Change (エクスターナル プログラムチェンジ) ソングモード プログラムチェンジを外部MIDI機器に送るかどうかを設定し ます。 ミキシング モード リファレンス編 パターンモード 他のMIDIデータの送信スイッチ [SF2] Control (コントロ
マスターキーボードとして使う(マスターモード) 5 Pan (パン) 各ゾーンの音の定位(パン)の初期値を設定します。 設定値: L64〜C〜R63 n コモンエディットのアザー画面(214ページ)のノブコント ロールアサインが「zone」に設定されている場合にのみ有効 な設定です。言い換えると、[SELECTED PART CONTROL]ボタンや[MULTI PART CONTROL]ボタンのす べてのランプが消灯している場合にのみ有効な設定です。 1 Control Knob No.
マスターキーボードとして使う(マスターモード) 2 Common (コモン) コモンエディットのパラメーターを初期化するかどうかを設 定します。onに設定すると、コモンエディットのパラメー ターが初期化される状態になります。 ボイスモード 設定値: on、off 3 Zone (ゾーン) パフォーマンス モード サンプリング モード1 ゾーンエディットのパラメーターを初期化するかどうかを設 定します。onに設定すると、ゾーンエディットのパラメー ターが初期化される状態になります。4〜7で初期化後の設定 を選べます。 オフに設定すると、4〜7のパラメーターは設定できなくなり ます。 設定値: on、off 4 Initialize Type (イニシャライズ タイプ) ソングモード ゾーンエディットのパラメーターを初期化する方法を設定し ます。3つのタイプのいずれかを選択します。これ以外の状態 にしたい場合は、近いタイプで初期化してからゾーンエ ディットで修正してください。 ミキシング モード リファレンス編 パターンモード 設定値: split、zone、layer split (スプリ
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) 1 MIDIデータが、MIDI端子、USB端子、FWのどこを通って入 出力するかを表示します。設定の変更は、MIDI画面(228 ページ)で行ないます。 ユーティリティーモードに入ります。 2 設定したい画面を表示します。 目的のパラメーターにカーソルを移動し、[DEC/NO]/ [INC/YES]ボタン、データダイアルで値を設定します。 3 FL1/FL2(表示のみ) 別売のフラッシュメモリーエクスパンションモジュール FL512M/FL1024Mが装着されているかどうかの情報が表 示されます。装着されている場合は容量、フォーマット済み かどうかの情報が表示されます。 4 変更した設定を本体に保存します。 注記 ストアの操作をせずに電源をオフにすると、変更した設 定はメモリーから消えてしまいます。 1 2 3 4 7 ユーティリティーモードから抜けます。 8 システムインフォメーション画面を表示する [SF6] INFO (インフォメーション) MIDI IN/OUTの設定と、ネットワークの設定について表示し ます。設定
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) 3 Tune (チューン) 本体音源部で鳴るサウンド全体のチューニングを調整します。 音程をセント単位で微調整します。 設定値: -102.4cents〜+0cents〜+102.
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) 設定値: on、off ネットワーク設定をする [SF3] Network (ネットワーク) 4 5 6 7 8 9 ) ! @ # ^ % 設定値: 各0〜255 8 DNS 1 (ドメインネームサーバー 1) 9 DNS 2 (ドメインネームサーバー 2) ) Security (セキュリティー ) MOTIF XFをDHCPサーバーのクライアントとして機能させ るかどうかを設定します。「on」に設定するとDHCPサー バーのクライアントとなり、IPアドレス(5)などのネットワー ク設定がDHCPサーバーによって自動的に割り当てられる状 態になります。ネットワーク内にDHCPサーバーがある場合 は「on」に設定します。ネットワーク内にDHCPサーバーが ない場合やIPアドレス(5)などのネットワーク設定に特定の値 を入力する場合は「off」に設定します。 ネットワーク上の他のコンピューターからMOTIF XFのファ イルサーバー機能へアクセスするときの、認証方法を設定し ます。MOTIF XF本体へ設定したアカウント($)とパスワ
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) @ PDC Name (プライマリードメイン コントローラーネーム) ボイスモード ネットワーク上の、ドメインコントローラーのホスト名 (NetBIOS名)あるいはIPアドレスを設定します。セキュリ ティー ())を「domain」に設定した場合に、ここで設定され たドメインコントローラーを使って認証が行なわれます。 # WINS (ウィンズ) パフォーマンス モード WINSサーバーのアドレスを設定します。PDC Name (@)を ホスト名(NetBIOS名)で設定する場合には、必ずWINSサー バーのアドレスを設定しておきます。利用しない場合は、 「0.0.0.
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) 電源を入れたときの状態を設定する [SF4] Auto Load (オートロード) 自動的にロードされるファイルを指定する [SF4]→[SF5] Select (セレクト) オートロードがonに設定されている場合に、電源を入れたと きに自動的にロードされるファイルを指定します。ファイル にカーソルを移動して、[ENTER]ボタンを押すことにより、 ファイルを指定します。 1 パフォーマンス モード 2 1 2 上の階層 ディレクトリー サンプリング モード1 3 4 1〜4については、ファイルモードのファイル画面(237ペー ジ)の同名のパラメーターと同じ機能となります。 オーディオの入出力について設定します。 performance 電源を入れるとパフォーマンスモードになりユーザーパフォーマンス 001が選ばれます。 voice (USER1) 電源を入れるとボイスモードになり、ユーザーボイスUSR1: 001が 選ばれます。 voice (PRE1) モード voice (GM) ユーティリティー 電源を入れるとボ
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) 3 Assign L&R Gain (アサイナブルアウトL&Rゲイン) ASSIGNABLE OUT L、R端子の出力ゲインを設定します。 設定値: 0dB、+6dB ボイスモード 4〜) FW Gain (FWゲイン) IEEE1394端子の出力ゲインを設定します。 設定値: 0dB、+6dB マスターエフェクトを設定する [SF1] MasterFX (マスターエフェクト) パフォーマンス モード ボイスモードにおける、マスターエフェクトの設定を行ない ます。全ボイスに共通の設定となります。 ボイスモードからユーティリティーモードに入った場合にの み表示される画面です。 ボイスモードで、パネルの[MASTER EFFECT]ボタンを長く 押すことにより、この画面を呼び出すこともできます。 ! FW Monitor Setup (FWモニターセットアップ) サンプリング モード1 MOTIF XFとコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続し て、コンピューター上のDAWソフトウェアと組み合わせて使 う場合に、音をモニターするため
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) アルペジエーターの演奏をMIDI OUT端子から出 力する設定をする [SF3] Arpeggio (アルペジオ) 設定値: 1〜8 2 Micro Tuning Name (マイクロチューニング ネーム) ユーザーバンクのマイクロチューニングナンバーに名前を付 けます。名前の入力方法については37ページをご覧くださ い。 ユーザーバンクのマイクロチューニングについて、各鍵盤の チューニングをセント単位で操作し、オリジナルのマイクロ チューニングを作成します。 [SF5] Copy (コピー ) コピーの手順 2 3 [SF5]ボタンを押してコピー画面を表示します。 4 [ENTER]ボタンを押すとコピーが実行されます。 設定値: on、off 2 ARP Transmit Ch (アルペジオ トランスミットチャンネル) アルペジエーターの演奏をMIDI OUT端子から出力する場合 の、MIDI送信チャンネルを設定します。 設定値: 1〜16 マイクロチューニングナンバー 1〜8を設定して、コ ピー先のユーザーバンクのマイクロチ
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) ボイスモードのオーディオ入力に関して 設定する [F4] VoiceAudio (ボイスオーディオ) ボイスモード パフォーマンス モード ボイスモードにおける、A/D INPUT端子やIEEE1394端子 からのオーディオ入力の、出力先やボリューム/パン、イン サーションエフェクトに関する設定を行ないます。 ボイスモードからユーティリティーモードに入った場合にの み表示される画面です。 n FW Inputの設定(FW1〜14)は、オプションのFireWire拡張 ボードを装着した場合にのみ有効です。 サンプリング モード1 出力先などについて設定する [SF1] Output (アウトプット) ソングモード ミキシング モード リファレンス編 パターンモード ボイスモードにおけるオーディオ入力パートの、出力先やボ リューム/パン、エフェクトの深さについて設定します。 ボイスモードからユーティリティーモードに入った場合にの み表示される画面です。 オーディオ入力パートの出力先を設定します。 設定値: 下表参照 LCD 出力される端
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) インサーションエフェクトの接続方法を設定する [SF2] Connect (インサーションコネクション) ボイスモードでの、オーディオ入力パートにかかるインサー ションエフェクトの設定を行ないます。 ボイスモードからユーティリティーモードに入った場合にの み表示される画面です。 2 3 2 Type (タイプ) インサーションエフェクトAの出力がインサーションエフェクトBに送 られ、インサーションエフェクトBの出力がリバーブとコーラスに送 られます。 カテゴリーでは、エフェクトの大きな区分けを選びます。タ イプでは、カテゴリーの中から目的のエフェクトタイプを選 びます。 Ins B F A 設定値: カテゴリーとエフェクトタイプについては、24ページで詳 しく説明しています。 2 Insertion A (インサーションAカテゴリー /タイプ)★ n [SF6] LISTボタンを押してリストを表示させ、その中から選 ぶこともできます。リスト入力について詳しくは、37ページ をご覧ください。 4 エフェクトパラメーター エフェクトパ
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) 2 Keyboard Transmit Ch (キーボード トランスミットチャンネル) リモートやMIDIの設定をする [F5] Control (コントロール) ボイス/パフォーマンスモードのときの、鍵盤演奏やコント ローラー操作の、MIDI送信チャンネルを設定します。 ボイスモード リモートやMIDIの設定を行ないます。 設定値: 1〜16、off パフォーマンス モード リモートコントロールDAWの種類を設定する [SF1] Remote (リモートセッティング) サンプリング モード1 リモートコントロールするコンピューターのDAWアプリケー ションの種類を設定します。MOTIF XFでは、Cubase 4〜 5、Logic Pro 7.2〜LogicStudio、SONAR 5.2〜8、 Digital Performer 5.
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) n MTCに設定した場合は、ソングおよびソングモードでのアル ペジオを再生できません。パターンおよびパターンモードで のアルペジオは再生できます。 設定値: off、on n MTC (MIDI Time Code)は複数のオーディオ機器を同期演奏 するための信号で、MIDIケーブルを使ってやり取りできるタ イムコードです。「時: 分: 秒: フレーム」という単位で構成さ れています。MOTIF XFはMTCを受信して同期することはで きますが、本体からMTCを出力することはできません。 ローカルオン/オフを設定します。ローカルオフにすると、本 体のキーボード/コントローラー部と音源部が内部的に切り離 され、鍵盤を弾いても音が出なくなります。ただし、ここで の設定には関係なく本体の演奏情報はMIDI出力され、MIDI入 力されたメッセージは本体音源部で処理されます。 MIDI OUT端子からMIDIクロック(F8H)をMIDI出力する(on) か、MIDI出力しない(off)か、を設定します。 設定値: on、off # Controller R
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) コントローラーの設定をする [SF3] Control (コントローラーアサイン) ボイスモード 1で選択したモジュールに保存されている、全ウェーブ フォームが一覧表示されます。この一覧から1つを選んで [SF5]ボタンを押すと、選択したウェーブフォームの音を聞 けます。 3 ボイス パフォーマンス モード 2で選択したウェーブフォームが、本体のどのボイスで使わ れているかを表示します。選択したウェーブフォームが実際 に有効活用されているかどうかをチェックできます。デリー ト(4)機能を実行する前などに確認するとよいでしょう。 サンプリング モード1 4 [SF1] Delete One (デリートワン) ソングモード ミキシング モード リファレンス編 パターンモード パネルのコントローラーやノブなどには、MIDIのコントロー ルナンバーを割り当てて使用できます。たとえば、ノブの ASSIGN1/2を使ってエフェクトの深さをコントロールした り、フットコントローラーを使ってモジュレーションをかけ たりすることができます。これら
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) ユーティリティージョブモードでは、本体内蔵のユーザーメ モリー (34ページ)を工場出荷時の状態に戻すファクトリー セットのジョブを実行します。 この画面での設定は、ファクトリーセットを実行すると、自 動的に保存されます。 パフォーマンスモード、ソングモード、パターンモードで [SEQ SETUP]ボタンを押すと、再生/録音に関する設定を行 なう画面が表示されます。 シーケンサーセットアップの設定をしたあとは、[STORE]ボ タンを押して、本体に保存してください。ユーティリティー モードの設定と一緒に本体に保存されます。 注記 注記 ストアの操作をせずに電源をオフにすると、変更した設定は メモリーから消えてしまいます。 n ボイスモードでは[SEQ SETUP]ボタンを押しても、設定画 面は表示されません。またマスターモードでは、モードが Song/Pattern/Performance (214ページ)のときのみ、設 定画面が表示されます。 1 n クリック音は内部音源を使うので、その再生によって同時発 音数が消費されます。 設定
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) 3 Volume (ボリューム) クイックセットアップ機能を設定する [F3] Quick (クイックセットアップ) クリック音のボリュームを設定します。 設定値: 0〜127 ボイスモード 4 Type (タイプ) クリック音の種類を選びます。メトロノーム音、スティック 音など、10種類のバリエーションがあります。 設定値: 1〜10 パフォーマンス モード 5 Recording Count (レコードカウント) レコードモードで、[F](プレイ)ボタンを押してから実際に録 音がスタートされるまでの予備の小節数を設定します。 1 サンプリング モード1 設定値: off ([F](プレイ)ボタンを押すと同時に録音がスタートする)、 1meas〜8meas 6 Sampling Count in (サンプリングカウントイン) ソングモード ソング/パターンモードからサンプリングモードに入り、 Type = sample+note、Trigger Mode = measでサンプリ ングする場合のサンプリングを、スタートさせてから
システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど) ソング/パターンに関するその他の設定 [F4] Other (アザー ) ボイスモード パターンの切り替え方など、ソング/パターンモードに関する その他の設定を行ないます。 n ここでの設定は、パフォーマンスモードでは直接関係ありま せん。 パフォーマンス モード 1 2 3 サンプリング モード1 4 ソングモード パターン再生中にセクションを変更した場合、実際にパター ンが切り替わるタイミングを設定します。 設定値: 1 (小節単位)、1/2 (2分音符単位)、1/4 (4分音符単位)、 1/8 (8分音符単位)、1/16 (16分音符単位) ミキシング モード 2 Tempo Hold (テンポホールド) サンプリング モード2 パターンナンバーを切り替えたときに、パターンデータ上の テンポ設定に従ってテンポを変更する(off)か、パターンデー タ上のテンポ設定を無視してテンポを一定とする(on)か、を 設定します。テンポを変えずにパターンナンバーを切り替え たい場合にonに設定します。通常はoffに設定します。 マスター
ファイルを操作する(ファイルモード) ボイスモード ファイルモードでは、本体で作成したボイスやパフォーマンス、ソング、パターン、ウェーブフォームなどのデータをUSB記憶装 置に保存したり、USB記憶装置からデータを読み込んだりします。また、ネットワークで接続されたコンピューターのドライブを マウントして、直接データのやり取りをすることもできます。 他のモードから[FILE]ボタンを押すとファイルモードに入ります。ファイルモードに入る前のモードによって、保存したり読み込 んだりできるデータの種類が異なります。 パフォーマンス モード n ネットワークで接続されたコンピューターのドライブをマウントする場合は、あらかじめLANケーブルでルーターやハブとMOTIF XFやコ ンピューターを接続するとともに、ユーティリティーモードのネットワーク画面(221ページ)を設定して、MOTIF XFをネットワークに接 続された状態にしておく必要があります。LANの仕組みや接続方法については41ページをご覧ください。 サンプリング モード1 ファイルモードで使われる用語について ソングモード ファイルモードの機能や
ファイルを操作する(ファイルモード) ディレクトリー (フォルダー )の移動について ファイルタイプ 拡張子* ユーザーバンク(フラッシュ ROM)に保 存(ストア)されたすべてのボイスデータ を、まとめて1つのファイルとして保存 (セーブ)します。サンプリングで取り込 まれたサンプルを使っているユーザーボ イスがある場合、該当するウェーブ フォームも合わせて保存(セーブ)されま す。 All Arpeggio (オールアルペジオ) .X3G アルペジオメモリー (フラッシュ ROM) 上に作成された全ユーザーアルペジオ データを、まとめて1つのファイルとし て保存(セーブ)します。 All Song (オールソング) .X3S シーケンスメモリー (フラッシュ ROM) に保存(ストア)されたすべてのソング データを、まとめて1つのファイルとし て保存(セーブ)します。各ソングに保存 (ストア)されているすべてのミキシング データとミキシングボイス、すべてのサ ンプルボイスも合わせて保存(セーブ)さ れます。 All Pattern (オールパターン) .
ファイルを操作する(ファイルモード) 説明 ファイルタイプ サンプリング機能により制作された、 SDRAM上の全ウェーブフォームデータ や別売のフラッシュエクスパンションモ ジュール(FL512M/FL1024M)上の全 ウェーブフォームデータを、まとめて1 つのファイルとして保存(セーブ)します。 各ウェーブフォームで使われているすべ てのサンプルデータも合わせて保存(セー ブ)されます。ただし、FL512M/ FL1024M上のサンプルデータを含むか どうかは、ロード/セーブ実行前に選択 できるので、ファイルの中に必ずしも含 まれているとは限りません。 Pattern (パターン) .X3A .X3P .
ファイルを操作する(ファイルモード) ファイル画面では、デバイスの選択やディレクトリーの移動、 ファイルのセーブ、ロード、リネーム、デリートなど、ファ イルモードの主要な操作をすべて行ないます。 デバイスの容量 パフォーマンス モード n MOTIF ES6/MOTIF ES7/MOTIF ES8とMOTIF XF6/ MOTIF XF7/MOTIF XF8とではプリセットウェーブフォー ムやエフェクトのしくみが違うので、まったく同じサウンド を得られないことをご了承ください。 ファイル操作をする [F1] File (ファイル) 1 2 上の階層 ● ウェーブフォーム ! 6 @ 7 # 8 $ 9 ) 1 Device (デバイス) 2 Dir (ディレクトリー ) 保存するデータ ファイルタイプ ユーザーボイス All Voice パフォーマンス All パターン サンプリングデータ ユーザーボイス使用 All ユーザーボイス未使用 All Song ソングデータを他の機器に 読み込ませる場合 SMF ユーザーボイス使用 All ユーザーボイス未使用
ファイルを操作する(ファイルモード) 9 [SF4] Delete (デリート) ディレクトリーを移動する操作 ボイスモード 階層を下がる場合は、移動したいディレクトリーにカーソル を合わせて[ENTER]ボタンを押します。 階層を上がる場合は、ディレクトリー /ファイルリスト(3) の最上段に移動して[ENTER]ボタンを押します。 パフォーマンス モード 4 Type (タイプ) サンプリング モード1 セーブ/ロードするデータの種類を選びます。ファイルモード に入る前のモードによって設定できる値が変わります。 各タイプの詳細については、 「ファイルを保存(セーブ)する操 作手順」(241ページ)、 「ファイルを読み込む(ロード)操作手 順」(243ページ)をご覧ください。 5 セーブ元/ロード先のメモリー ソングモード パターンモード 6 [SF1] Save (セーブ) ミキシング モード ファイル名を入力する画面が表示され、セーブを実行します。 セーブの手順について詳しくは「ファイルを保存(セーブ)する 操作手順」(241ページ)をご覧ください。 サンプリング モード2
ファイルを操作する(ファイルモード) ファイルの操作手順 ファイル画面では、次の手順で操作します。 [FILE]ボタンを押して、ファイルモードに入ります。 ファィル画面(237ページ)が表示されます。 2 ファイル操作をするデバイスをマウントします。 ファイル操作をするデバイスを選びます。 4 ファイル操作をするディレクトリーに移動します。 ファイル画面のディレクトリー /ファイルリスト(3)で、 操作するファイルにカーソルを移動します。 セーブ(6)、ニューディレクトリー ())を実行する場合、 この操作は必要ありません。 ファイルのリネームやデリートの場合は、ここで[SF3] Renameボタンや[SF4] Deleteボタンを押します。リ ネームやデリートの操作については、238ページをご覧 ください。 2 Sharing Point (シェアリングポイントリスト) ホスト(1)で選択したコンピューター内の共有ディレクトリー が一覧表示されます。ここで、共有ディレクトリーのマウン トとアンマウントを切り替えることができます。 ここで表示される共有ディレクトリーは、コンピューター側 で設
ファイルを操作する(ファイルモード) マウント/アンマウントの切り替え ボイスモード マウントしたい共有ディレクトリーにカーソルを移動して [ENTER]ボタンを押すと、その共有ディレクトリーがマウ ントされ、マウントマークが表示されます。マウントされた 共有ディレクトリーにカーソルを移動し、[ENTER]ボタン を押すと、マウントマークは消えてマウントは解除されま す。 共有ディレクトリーをマウントします。 パフォーマンス モード シェアリングポイントリスト(2)で、マウントしたい共有 ディレクトリーにカーソルを移動して[ENTER]ボタンを 押すと、その共有ディレクトリーがマウントされ、マウン トマークが表示されます。マウントされた共有ディレクト リーにカーソルを移動し、[ENTER]ボタンを押すと、マ ウントマークは消えてマウントは解除されます。 マウントされた共有ディレクトリーは、ファイル画面 (237ページ)のデバイスで選択できます。 マウントの操作手順 サンプリング モード1 ネットワークで接続されたコンピューターのドライブをマウ ントするには、次の手順で操作します。 1 M
ファイルを操作する(ファイルモード) フォーマットの操作手順 1 4 デバイスリスト(1)でフォーマットするデバイスを選 びます。 n 各タイプで保存(セーブ)されるデータについて詳しくは 235ページをご覧ください。 n セーブ時につけたいファイル名に近いファイルを、この 時点で選んでおくと、ファイル名入力画面を呼び出した 時点で、そのファイル名が初期設定として表示されます。 ファイル名をゼロからインプットする必要がなくなるの で、便利です。 必要に応じてボリュームラベル(2)を入力します。 2 注記 n ウェーブフォームデータを含むファイルの場合、セーブ したときのバンク(USR、FL1、FL2)ごとにどのバンク にロードするかをオプションで設定できます。 5 [INC/YES]ボタンを押し、保存(セーブ)を実行しま す。 指定したボイスで使用しているサンプルを保存 (セーブ)する ファイルモード 指定したボイスで使用しているサンプルを、コンピューター で読み込めるファイル形式で保存(セーブ)します。どのモード から入っても選ぶことができます。 モード データをまとめて保存
ファイルを操作する(ファイルモード) 1 「ファイルの操作手順」(239ページ)に従って、保存 (セーブ)するデバイスとディレクトリーを設定します。 ボイスモード n セーブ時につけたいファイル名に近いファイルを、この 時点で選んでおくと、ファイル名入力画面を呼び出した 時点で、そのファイル名が初期設定として表示されます。 ファイル名をゼロからインプットする必要がなくなるの で、便利です。 パフォーマンス モード 2 指定したソングやパターンをスタンダードMIDIファイルとし て保存します。スタンダードMIDIファイルで保存すると、他 のMIDI機器やコンピューターのアプリケーションなどに読み 込ませることができます。ソングモードとパターンモードか らファイルモードに入ったときに選ぶことができます。 タイプ(4)を「WAV」または「AIFF」に設定します。 サンプリング モード1 n WAVまたはAIFFフォーマットで保存(セーブ)する場合、 キーバンクのスタートポイントなどの一部のパラメー ター情報は保存されません。したがって、このファイル を外部機器などにロードすると、波形の先頭が再生開
ファイルを操作する(ファイルモード) ファイルを読み込む(ロード)操作手順 ロードを中止する場合は[DEC/NO]ボタンを押します。 5 [INC/YES]ボタンを押して、ロードを実行します。 注記 ロードを実行すると、本体に保存されていたデータは消 えてしまいます。大切なデータは、あらかじめUSB記憶 装置またはネットワークに接続されたコンピューターに 保存(セーブ)しておくこと(241ページ)を、おすすめし ます。 ソングモード データをまとめてロードする ドするデバイスとディレクトリーを設定します。 設定したタイプをロードできないファイルは、ディレクト リー /ファイルリストに表示されなくなります。 n ここでは、[SF2] Load (ロード)ボタンはまだ表示されま せん。実際にロードする1ボイスを選択したとき(手順6) に、表示されます。 ドファイルが保存されているデバイスとディレクト リーを設定します。 データを読み込むファイルを選びます。 ディレクトリー /ファイルリストに表示されているファイ ルは、すべて選ぶことができます。 ファイルモード 3 4 モード n
ファイルを操作する(ファイルモード) ディレクトリー /ファイルリストにボイスバンクの 一覧を表示させます。 2 設定したタイプをロードできないファイルは、ディレクト リー /ファイルリストに表示されなくなります。 ボイスモード 本体パネル上のバンクボタンを押すことで、ディレクト リー /ファイルリストに表示されるボイスの一覧を切り替 えることができます。 パフォーマンス モード n [USER DR]ボタンを押してUDRバンクを一覧表示させ た場合、ロード先のメモリー (5)は、 「UDR」に切り替わ り、固定されます。同様に、ロード先のメモリー (5)で ドラムボイスを設定した場合でも、連動してディレクト リー /ファイルリストにUDRバンクのボイス一覧が表示 されます。 n ここでは、[SF2] Load (ロード)ボタンはまだ表示されま せん。実際にロードする1ウェーブフォームを選択したと き(手順6)に、表示されます。 3 データを読み込むファイルを選びます。 ディレクトリー /ファイルリストに表示されているファイ ルは、すべて選ぶことができます。 4 ボイス一覧 タイプ(
ファイルを操作する(ファイルモード) 8 画面右下のLoad部にカーソルを移動させ、ロード先 となる本体のメモリー部(7)を選択します。 5 パフォーマンス一覧 パフォーマンス モード 9 本体パネル上のバンクボタンを押すことで、ディレクト リー /ファイルリストに表示されるパフォーマンスの一覧 を切り替えることができます。 ボイスモード 「USR」を選ぶと、本体SDRAMにロードされます。 「FL1」または「FL2」を選ぶと、フラッシュメモリーエ クスパンションボードのスロット1、2にそれぞれロード されます。 「FL1 without image」または「FL2 without image」 を選ぶと、フラッシュエクスパンションボードのスロット 1、2にそれぞれパラメーター設定だけがロードされます。 [ENTER]ボタンを押して、ディレクトリー /ファイル リストに現在選択中のバンクに含まれるパフォーマン スの一覧を表示させます。 [SF2]ボタンを押して、実行を確認する画面を表示さ せます。 サンプリング モード1 ロードを中止する場合は[DEC/NO]ボタンを押します。 1
ファイルを操作する(ファイルモード) 2 タイプ(4)を「song」または「pattern」に設定し ます。 設定したタイプをロードできないファイルは、ディレクト リー /ファイルリストに表示されなくなります。 ボイスモード n ここでは、[SF2] Load (ロード)ボタンはまだ表示されま せん。実際にロードする1ソングまたは1パターンを選択 したとき(手順6)に、表示されます。 パフォーマンス モード 3 all、all song、all patternファイルから1サン プルボイスをロードする ソングモードまたはパターンモードからファイルモードに 入った場合のみ選ぶことができます。 ロード先のメモリー (5)を設定します。 ソングをロードするソングナンバー、またはパターンを ロードするパターンナンバーを設定します。 サンプリング モード1 4 データを読み込むファイルを選びます。 4 5 ディレクトリー /ファイルリストに表示されているファイ ルは、すべて選ぶことができます。 ソングモード 5 [ENTER]ボタンを押して、ディレクトリー /ファイル リストにファイルに
ファイルを操作する(ファイルモード) 6 ロードするサンプルボイスにカーソルを移動します。 5 ロードを中止する場合は[DEC/NO]ボタンを押します。 6 [SF2] Load (ロード)ボタンが表示されます。 8 [SF2]ボタンを押して、実行を確認する画面を表示さ せます。 [INC/YES]ボタンを押してロードを実行します。 注記 ロードを中止する場合は[DEC/NO]ボタンを押します。 9 [INC/YES]ボタンを押してロードを実行します。 ソングモードまたはパターンモードから入った場合にのみ選 ぶことができます。 ソングモード ロードを実行すると、指定したメモリーに保存されてい たデータは消えてしまいます。大切なデータは、あらか じめUSB記憶装置またはネットワークに接続されたコン ピューターに保存(セーブ)しておくこと(241ページ)を、 おすすめします。 WAVまたはAIFFファイルをロードする 2 ロードしたスタンダードMIDIファイルをロードするソン グナンバーやパターンナンバーおよびセクションを設定し ます。 n [SF6] O(スピーカーマーク)
ファイルを操作する(ファイルモード) サンプルデータの保存(セーブ)/読み込み(ロード) ボイスモード パフォーマンス モード サンプリング モード1 ソングモード パターンモード ミキシング モード リファレンス編 サンプリング モード2 マスターモード モード ユーティリティー ファイルモード 248 サンプルも含むウェーブフォームデータは、本体上の 「USR」(SDRAM―34ページ)にあるか、別売フラッシュ メモリー拡張モジュール(FL512M/FL1024M)の「FL1」 (スロット1)、「FL2」(スロット2)に保存されています。 このようなウェーブフォームデータは、下図に示すように、 3つのメモリー部(USR、FL1、FL2)をすべて保存(セーブ) したり、また逆に読み込んだり(ロード)したりできます。 USB記憶装置またはネットワーク上のコンピューターでは、 1つのファイルの中に、3つのメモリー部がそのままのイ メージで保存されます。 ウェーブフォームデータ構成(セーブ時) MOTIF XF 保存(セーブ) SDRAM「USR」 サンプルを含むウェーブフォーム 別売FL
索引 シンボル .AIF ................................................................... 236 .MID .......................................................... 235, 236 .WAV ................................................................. 236 .X3A ......................................................... 235, 236 .X3E .................................................................. 236 .X3G ......................................................... 235, 236 .X3P ......................................................
索引 Delay Tempo Sync (ディレイテンポシンク) ............70 Delete (デリート) .......131, 135, 152, 174, 200, 238 Delete All (デリートオール) .................................135 Delete all (デリートオール)..................................230 Delete Measure (デリートメジャー ) ...................162 Delete One (デリートワン) ..................................230 Depth (デプス) .....................................................61 Depth Offset 1〜8 (デプスオフセット1〜8) ..........63 Description (デスクリプション) ...........................
索引 Key Parameters (キーパラメーター ) ..................... 92 Key Range (キーレンジ) ..................................... 128 Keybank (キーバンク) ................................. 123, 204 Keybank (キーバンク)ジョブグループ ................... 130 Keyboard Transmit Ch (キーボードトランスミットチャンネル)............. 47, 228 Kirnberger (キルンベルガー ) ................................. 56 Knob (ノブ) ........................................................ 216 Knob Control Assign (ノブコントロールアサイン) ..............................................................
索引 Program (ボイスナンバー ) ....................................49 Program Change (プログラムチェンジ) ..........30, 216 Program Change (プログラムチェンジスイッチ) ...229 punch (パンチ) ...................................................145 Punch In (パンチイン) .........................................146 Punch In/Out (パンチイン/アウト) .......................206 Punch Out (パンチアウト) ...................................146 PureMajor (純正律<長調>) ....................................56 PureMinor (純正律<短調>) ....................................
索引 V Vallot&Yng (バロッティ &ヤング) .......................... 56 Variation (バリエーション) .................................. 175 Variation (リミックス バリエーション) .................. 134 Vce Edit (ミキシングボイスエディット) ................ 191 VCM (Virtual Circuitry Modeling/仮想回路モデリング) .... 26 Vel Cross Fade (ベロシティークロスフェード) ........ 70 VELOCITY (ベロシティー ) .................................... 47 Velocity (ベロシティー ) ...................................... 142 Velocity (ベロシティーレンジ) ..... 120, 124, 127, 205 Velocity Curve (ベロシティーカーブ) ..........
索引 サンプリングメイン画面 ................................120, 203 サンプリングモード ......................................119, 201 サンプリングレコードモード .........................121, 203 サンプル .............................................................119 シ シーケンサーセットアップ.....................................231 シーケンサー部 ......................................................12 シーケンスデータバー ...........................................140 シーケンストラック1〜16 ......................................12 シーントラック ......................................
索引 ボコーダー しくみ ........................................................... 68 手順 .............................................................. 68 保存(ストア) ソング ......................................................... 144 パターン ...................................................... 177 パフォーマンス ............................................ 101 ボイス ........................................................... 54 マスター ...................................................... 213 ミキシング ..................................
ヤマハデジタル楽器・DTM製品ホームページ http://www.yamahasynth.com/jp/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/ あなたの音楽生活をフルサポート ミュージックイークラブ http://www.music-eclub.com/ U.R.G.