Version 4.
はじめに 本書では、「DME」と表記している場合は、DME64N/DME24N/DME8i-C/DME8o-C/DME4io-C/ DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESを示します。「DME Satellite」と表記している場合は、DME8iC/DME8o-C/DME4io-C/DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESを示します。 DME、SP2060、ICP1およびソフトウェアDME Designerは、設備音響システム構築時のさまざまな 条件に対応するオーディオシステムをカスタムメイドできます。ソフトウェアDME Designerで入力から 出力までのシステム全体を構築し、そのシステムデータをDME、SP2060本体に転送すれば、DME、 SP2060を単独のプロセッサーとして使用できます。 設備音響、サブミキシング、スピーカーシステムコントローラー、マトリクス/ルーティング、マルチエ フェクト処理など幅広い用途にお使いいただけます。 NOTE 本書で表記する「DME」には、 「DME32」は含みません。 NOTE 本書のイラストや本文の表記は英語版OSを使用しています。
DMEオーディオシステムのネットワーク 1台または複数のDMEやSP2060を組み合わせたオーディオシステムでは、制御空間に「エリア」、 「ゾーン」、「デバイスグループ」という考え方を導入しています。システム全体の空間を「エリア」、その 中で個別の音響効果を持った空間を「ゾーン」、同じ役割をもつDMEやSP2060などのデバイスの集合を 「デバイスグループ」と呼びます。 1つのエリアは1つ以上のゾーンより構成され、1つのゾーンは最大32のデバイスグループより構成され、 1つのデバイスグループは最大16台のデバイスにより構成されます。 1つのデバイスグループには1つのグループマスターが存在します。 NOTE DME Designerで表示させる1デバイスグループ内のメーターの数に応じて、メーターのレスポンスが低下することがあり ます。このような場合はグループを分割し、1つのデバイスグループ内のデバイス数を減らすことでレスポンスが向上しま す。デバイスグループ内のデバイスを削除するには、「ゾーンウィンドウ(304ページ)」をご覧ください。 NOTE DMEとSP2060は同じデバイスグループに構成することはでき
ソフトウェアDME Designerとは DME DesignerはコンピューターからDMEオーディオシステムを統括的に構築、コントロールするソフ トウェアです。 コンピューターをグループマスターと接続することで、DME Designerから複数の機器を同時にコント ロールできます。 DMEオーディオシステムは、ソフトウェアDME Designerを使用し、コンピューターのモニター上でブ ロック図の形で構築します。 DMEオーディオシステムは「コンポーネント」「コンフィギュレーション」「プリセットパラメーター」 「シーン」という考え方でコントロールされます。 コンポーネント イコライザーやコンプレッサーなどの各種オーディオ処理用/音声入出力用モジュー ルや外部機器設定用の各オブジェクトをコンポーネントと呼びます。 コンフィギュレーション コンポーネントの配置と結線の情報をコンフィギュレーションと呼びます。 4 DME Designer 取扱説明書
プリセットパラメーター コンフィギュレーションに含まれるすべてのコンポーネントのパラメーターセット をプリセットパラメーターと呼びます。 シーン コンフィギュレーションとプリセットパラメーターの組み合わせをシーンと呼びま す。 シーンの構成 コンフィギュレーション シーン シーン1 MATRIX MIXER シーン2 COMP/LIMITER PARAMETRIC EQ DELAY 2WAY CROSSOVER 8 BAND COMP/LIMITER PARAMETRIC EQ DELAY 2WAY CROSSOVER プリセット パラメーター DELAY PARAMETRIC EQ COMP/LIMITER GATE DELAY PARAMETRIC EQ COMP/LIMITER GATE DELAY PARAMETRIC EQ COMP/LIMITER GATE DELAY PARAMETRIC EQ COMP/LIMITER GATE 16 x 8 シーン999 例 GATE • Attack • Decay • Range • Threshold
DMEオーディオシステムで扱うデータ DMEのデータ構成 全体で共通のデータ シーンリンク設定 複数のグループ間で、シーンを連動操作するために必要な設定です。 User Defined Button (ユーザー定義パラメーター)設定 DME64N/24NやICP1の本体パネルからコンポーネントのパラ メーターを制御するために必要な設定です。 最大24個のパラメーターを登録することができます。 グローバルパラメーターリンク設定 複数のデバイス間で、同種のパラメーターを連動操作するために必 要な設定です。 シーンマネージャーが扱うデータ MIDIプログラムチェンジ設定 MIDI信号でシーンを切り替えるために必要な設定です。 シーン 音声処理の内容を切り替えるための情報です。 シーンにはコンフィギュレーションとプリセットデータの組み合わ せが指定されています。 シーンマネージャーは、シーンを登録および管理する機能です。 最大999個のシーンを登録することができ、 それぞれのシーンを番 号で管理しています。 デバイスごとのデータ コンフィギュレーション 意図する音声処理を実現するために作成する、
SP2060のデータ構成 全体で共通のデータ シーンリンク設定 複数のデバイス間で、シーンを連動操作するために必要な設定です。 デバイスごとのデータ シーン 音声処理の内容を切り替えるための情報です。 シーンにはコンフィギュレーションとプリセットデータの組み合わせ、 最後にリコールしたライブラリ名が指定されています。 シーンマネージャーは、 シーンを登録および管理する機能です。 12個のプリセットエリアと87のユーザーエリアで最大99個のシー ンを登録することができ、それぞれのシーンを番号で管理しています。 コンフィギュレーション 意図する音声処理を実現するために作成する、音声処理用/音声入出力 用コンポーネントの構成とコンポーネント間の結線の情報です。 SP2060ではプリセットから読み込むだけで編集はできません。 ローカルパラメー ターリンク設定 SP2060内の同種のパラメーターを連動操作するために必要な設定です。 プリセットパラメーター コンフィギュレーション内のコンポーネントの設定値です。 プリセットパラメーターを切り替えることで、音声処理の内容を切り替 えることができます。 S
■DME 1台/デバイスグループ 外部機器(MIDI、GPI、DAW、AMX/Crestron、内蔵ヘッドアンプのコントロール) Zone 入力 マイク ミキサー 外部HA etc... 出力 凡例 パワーパンプ シグナルプロセッサー etc... 音声信号 制御信号 データの説明 プリセットパラメーターのセット ユーザー定義パラメーター シーンマネージャー 表示名 アサインされているパラメーター No.
NOTE SP2060ではシーンは1台ごとに別に扱いますが、DME Designerからシーンリンク設定をすることでシーンを連動させ ることができます。 「Scene Link Manager(153ページ)」をご覧ください。 DME Designer 取扱説明書 9
V1.0からV1.
V1.1からV1.
● Event Schedulerでイベント起動時刻を秒単位で設定できるようになりました。(108ページ) ● GPI、MIDI、User Defined Button、DAW ControlでヘッドアンプやMini-YGDAIカードの設定ができるようになりました。 ● User Defined Buttonでパラメーターの値指定、シーンリコール、GPI出力、Waveファイル再生、ヘッドアンプのゲイン 設定ができるようになりました。(134ページ) ● Component Lock機能は、Parameter Listダイアログから独立したダイアログになりました。(152ページ) ● ショートカットを自由に設定できるようになりました。(159ページ) ● DME本体にファイルを保存できるようになりました。(71ページ) ● Windowメニューに、すべてのコンポーネントエディターウィンドウを閉じる[Close All Editor Windows]が追加されま した。(70ページ) ● DMEもしくは外部ヘッドアンプ(AD824、AD8HR)の電源投入時に、外部ヘッドアンプの設定値をDMEに反映するよう になりまし
● Textオブジェクトをダブルクリックして、指定したエディターを開けるようになりました。(256ページ) ● ユーザーモジュールのポートラベルを編集できるようになりました。(249ページ) ● ユーザーモジュールのオブジェクトとして画像を配置できるようになりました。(251ページ) ● シートのプロジェクト名やタイトルなどの長さに応じて、Legend枠のサイズが自動的に調節されるようになりました。 ● サードパーティ製Mini-YGDAIカードに対応するために、Mini-YGDAIカードの設定として汎用的に使えるMY-Othersを用 意しました。 ■コンポーネントエディターウィンドウ ● アンドゥ、リドゥがショートカットに対応しました。 ● コンポーネントエディターをリサイズで小さくしたときに、スクロールバーが表示されるようになりました。 ● コンポーネントエディターのサイズと位置を記憶するようになりました。 ● マウスオーバーでエディットボックスを拡大するオプションが追加されました。(329ページ) ● 親子関係のあるウィンドウで、子ウィンドウから親ウィンドウに切り替えるバックボタンが追加されました。
V1.2からV2.
● シートのプロパティに、シートの背景のイメージファイルの表示/非表示を設定する[Draw Image]チェックボックスを追 加しました。(267ページ) ● DMEオブジェクトやSP2060オブジェクトを右クリックした時に表示されるコンテキストメニューに[Configuration Manager]を追加しました。 ● DMEオブジェクトやSP2060オブジェクトを右クリックした時に表示されるコンテキストメニューに[Recall Scene]を 追加しました。(220ページ)、(230ページ) ● Edit ModeがOFFの時にも、コンポーネントを右クリックした時に表示されるコンテキストメニューに [Recall Component Library]、[Store Component Library]を表示するようになりました。 ● Compile PriorityをDMEごとに変更できるようになりました。(223ページ) ● 複数Configurationがある場合のZoneウィンドウが1つになりました。 ● [Print]メニューにあった[Export DXF]と[Preferences]を[Tools
V2.0からV3.
■デザイナーウィンドウ ● テキストオブジェクト、ボックスオブジェクト、楕円オブジェクトの背景色を透明に設定できるようになりました。 (256ページ)、(258ページ)、(260ページ) ● セキュリティをかけたユーザーモジュールで、User Module Propertiesダイアログボックスを開くとき、および保存/エ クスポートするときに、パスワードの入力が必要になりました。 ● Slotコンポーネントのコンテキストメニューから、関連付けたアプリケーションソフトを起動できるようになりました。 (243ページ) ● 同じライブラリーを使用しているユーザーモジュールのテンプレートをユーザーモジュールグループとして分類して表示す るようになりました。(316ページ) ● ユーザーモジュールをエクスポートすると、ユーザーモジュールに使われている画像ファイルもエクスポートされるように なりました。 ● DMEオブジェクト、コンポーネント、ユーザーモジュールをコピー &ペーストまたは複製するときに、コンポーネントリ ンクおよびパラメーターリンクも複製できるようになりました。 ● ユーザーモジュールを保存/エクスポート
V3.0からV3.5への変更点 ■コンポーネント ● Program Duckerコンポーネントを追加しました。(419ページ) ● (V3.5.1での変更点)インストール時に、Speaker Processorコンポーネントライブラリーにサードパーティ製スピーカー 用のライブラリーを選択してインストールできるようになりました。 ■メインパネルウィンドウ ● MIDI Setupが廃止され、メインパネルウィンドウの[Setup]メニュー→[Communication Port]で通信ポートを直接選択 できるようになりました。(158ページ) ● (V3.5.
V3.5からV3.8への変更点 ■新機能 ● 外部制御機器からDME24N/64NをEthernet経由でリモートコントロールできるようになりました。 ● DME64N/24N(V3.
V3.8からV4.0への変更点 ■新機能 ● アコースティックエコーキャンセラーカードMY4-AECが使用できるようになりました。それにともない、このカードを装 着したときのみに有効なAECコンポーネントを追加しました。 ● シーンをコンポーネント単位でリコールできる「パーシャルリコール」機能を追加しました。従来のリコールセーフと新機 能のパーシャルリコールを使い分けることにより、シーンリコールによってどのコンポーネントを読み込むか、または読み 込まないかを細かく設定できるようになりました。 ●「Configuration Manager」ダイアログボックスで、コンフィギュレーションを複製できるようになりました。 ● メインパネルウィンドウにコンフィギュレーション名が表示されるようになり、コンフィギュレーションが選択できるよう になりました。 ● External Deviceとして設定可能な外部デバイスに、VS4、VS6、NS-IC600を追加しました。 ■変更点 ●「Utility」ダイアログボックスのRemote V3.5タブとMIDI V3.
目次 はじめに............................................................................................2 Monitor Out .............................................................................182 ご注意................................................................................................2 Clock..........................................................................................183 DMEオーディオシステムのネットワーク ....................................3 言語の設定..................................................
Meter(メーター ) .....................................................................435 Miscellaneous(その他)..........................................................436 Mixer(ミキサー ) ......................................................................438 Pan(パン) ..................................................................................460 Room Combiner(ルームコンバイナー ) ..............................467 Router(ルーター )....................................................................
第1章 操作の前に DME Designerのインストール DME Designerを使用するには、DME Designerソフトウェアをコンピューターにインストールす る必要があります。DME DesignerとDMEやSP2060本体を接続し、コントロールを行なうには、 接続方法に合わせてUSB-MIDI DriverまたはDME-N Network Driverのインストールと設定が必要 です。 DME DesignerとDME-N Network Driverのインストールおよび設定方法、USB-MIDI Driverの インストール方法については、「DMEセットアップマニュアル」をご覧ください。 NOTE DME Satelliteでは初回の設定はUSB-MIDI経由で行なう必要があります。必ずUSB-MIDI Driverのインストールを行なっ てください。 DME Designerの起動 DME Designerは[スタート]メニューから起動します。DME Designerは、1人のユーザーがログ オンして使用します。起動と同時にユーザーのログオンを行ないます。 ● DME Design
第1章 操作の前に 2 [User]ボックスの右端の[▼]をクリックして、ユーザーを選択します。 ユーザーを作成していない場合、リストには[Administrator]のみが表示されます。DME Designerをインストール後、最初に起動するときは[Administrator]を選択します。 3 [Password]ボックスにパスワードを入力します。 ユーザーに設定したパスワードを入力します。パスワードが設定されていない場合は、 [Password]ボックスは空欄のままログオンできます。 4 [OK]ボタンをクリックします。 DME Designerが起動します。 ● 自動ログオンが設定されている場合(31ページ) 自動ログオンが設定されている場合は、「Log On」ダイアログボックスが表示されません。 設定した自動ログオンユーザーがログオンします。 自動ログオンではパスワードの設定されているユーザーも、パスワードの要求なしにログオンできま す。特定のユーザーがログオンする場合に便利です。 ● プロジェクトファイルを開いて起動する コンフィギュレーションを保存したプロジェクトファイルをダブルクリ
第1章 操作の前に DME Designerの終了 DME Designerを終了するには、メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Exit]をクリックしま す。メインパネルウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックしても終了できます。 1 メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Exit]をクリックします。 DME Designerを終了しようとすると、 「Project File has been modified. Save?」のダイア ログボックスが表示されます。 NOTE 「Project File has been modified.
第2章 DME Designerの概要 各ウィンドウの名称と機能 DME Designerにはメインパネルウィンドウ、デザイナーウィンドウ、コンポーネントエディター ウィンドウ、リソースメーターウィンドウなどがあります。 メインパネルウィンドウ デザイナーウィンドウ コンポーネントエディターウィンドウ リソースメーターウィンドウ メインパネルウィンドウ メニューとボタンが用意されています。メインパネルウィンドウの右側には、アクティブなゾーン、 デバイスグループおよびシーン、現在ログオンしているユーザー名、DME本体との接続状況など DME Designerの環境が表示されます。 26 DME Designer 取扱説明書
第2章 DME Designerの概要 デザイナーウィンドウ デザイナーウィンドウには、システム全体を管理してゾーンを1つ以上含むエリアウィンドウ、エリ ア内のゾーンを構築するためのDMEやSP2060本体を1つ以上含むゾーンウィンドウ、DMEや SP2060本体の内部構成を作成するコンフィギュレーションウィンドウ、コンフィギュレーション ウィンドウの中にユーザーがよく使うコンポーネントをテンプレートとして組むためのユーザーモ ジュールウィンドウや、各ウィンドウを設計するためのオブジェクトを表示するToolkitウィンドウ、 全体の状態を一目で把握するためのNavigatorウィンドウなどを表示します。 ゾーンウィンドウ Toolkitウィンドウ コンフィギュレーションウィンドウ Navigatorウィンドウ ユーザーモジュールウィンドウ ● エリアウィンドウ システム全体を管理するエリアを設計します。エリアには最低1つのゾーンが含まれ、複数のゾーン を配置できます。 ゾーン DME Designer 取扱説明書 27
第2章 DME Designerの概要 ● ゾーンウィンドウ エリア内に含まれるゾーンを設計します。ゾーンには最低1つのDMEやSP2060が含まれ、他のデ バイスとの接続、配線などを示し、より具体的な設計図となります。また、ゾーンは複数作成できま す。ゾーンウィンドウごとにDMEやSP2060本体、接続するデバイスを配置し、コンフィギュレー ションを作成します。 コンフィギュレーション ● コンフィギュレーションウィンドウ ゾーン内に含まれるDME本体のコンフィギュレーションを表示/設定します。コンポーネントを配置 し、結線することで、複合プロセッサーやマトリクスミキサーといった、具体的にDME本体を動作さ せる内部構成を決定します。 SP2060のコンフィギュレーションは、シーンのプリセットデータから選択するのみで、編集はで きません。 コンポーネント ● ユーザーモジュールウィンドウ コンフィギュレーションウィンドウに配置するユーザーモジュールを設計します。よく使用する複数 のコンポーネントを組み合わせて、オリジナルのモジュールを作成し、テンプレートとして記憶させ ることで、いつでも簡単に呼
第2章 DME Designerの概要 ● Toolkitウィンドウ デザイナーウィンドウ上に表示される各ウィンドウ(エリア、ゾーン、コンフィギュレーション、ユー ザーモジュール)に適したオブジェクトを表示します。アクティブなウィンドウに応じて表示されるオ ブジェクトが異なります。オブジェクトを配置するには、Toolkitウィンドウに表示されたオブジェク トをダブルクリックするか、現在アクティブなウィンドウにオブジェクトをドラッグして配置します。 ● Navigatorウィンドウ エリア、ゾーン、コンフィギュレーション、コンポーネントが階層表示され、全体の状況を確認でき ます。オフライン編集時は、表示されたエリア名、ゾーン名、コンフィギュレーション名をクリック するとウィンドウがアクティブになります。また、コンポーネント名をクリックするとコンポーネン トエディターウィンドウが表示されます。 ●リソースメーターウィンドウ コンフィギュレーションウィンドウに配置されたコンポーネントのDMEごとのDSPリソースの使用状 況を把握するためのウィンドウです。コンポーネントの数が増えると使用率も増えます。そのDM
第2章 DME Designerの概要 コンポーネントエディターウィンドウ コンフィギュレーションウィンドウに配置するブロックを「コンポーネント」と呼びます。 コンフィギュレーションウィンドウに配置したコンポーネントのブロックをダブルクリックすると、 コンポーネントエディターのウィンドウが開きます。コンポーネントエディターでは、コンポーネン トのパラメーターを編集します。コンポーネントによって、ウィンドウに表示されるパラメーターの 種類が異なります。 コンポーネントエディター (Stereo Compressor) コンポーネント ウィンドウの操作 各ウィンドウは、Windowsの一般的なアプリケーションと同じように操作します。タイトルバーの [最小化]ボタン、[最大化]/[元に戻す]ボタン、[閉じる]ボタンでウィンドウをコントロールします。 メインパネルウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックすると、DME Designerが終了します。 30 DME Designer 取扱説明書
第2章 DME Designerの概要 ユーザーとセキュリティ DME Designerでは、複数のユーザーを作成し、ユーザーごとに使用できる機能を設定できます。 設備の設計、構築を行なうユーザーはアプリケーションの機能をすべて使えるようにする必要があり ますが、操作のみを行なうユーザーは誤って設定を変更しないように使用できる機能を制限できます。 1人のユーザーがログオンした状態でDME Designerを使用します。メインパネルメニューの[File] メニュー→[Log Off]コマンドで、ユーザーを変更します。 ユーザーとは DME Designerを使用するには、起動時にログオンをする必要があります。初回起動時や別の設定 をはじめて作る以外は、あらかじめ、管理者として設定したユーザー名とパスワードを指定すること でログオンできます。管理者はシステム全体を構築したり、他の人が編集できるようにするために機 能制限をかけたりすることができます。このDME Designerを使用できる人や管理者のことをユー ザーといいます。ログオンしているユーザー名は、メインパネルウィンドウの[User]の下に表示され ま
第2章 DME Designerの概要 ログオン アプリケーション起動時またはユーザーがログオフしたときに、「Log On」ダイアログボックスが表 示されます。あるユーザーがログオンしているときは、別のユーザーはログオンできません。 別のユーザーでログオンするには、現在ログオンしているユーザーをログオフします。 NOTE 設定したパスワードを忘れてしまった場合は、DME Designerにログオンできなくなり、使用できなくなります。アクセ ス制限したい場合を除いて、自動ログオン機能を有効にしておくことをおすすめします。 NOTE 自動ログオン機能が有効になっている場合は、アプリケーションの起動時に「Log On」ダイアログボックスは表示されず、 自動ログオンユーザーがログオンされます。 ●「Log On」ダイアログボックス 1 2 3 5 4 1 [User] リストからログオンするユーザーを選択します。 2 [Password]ボックス パスワードを入力します。 3 [OK]ボタン 選択したユーザーでログオンします。 4 [Exit]ボタン アプリケーションの起動時に「Log On」ダ
第2章 DME Designerの概要 ログオフ ユーザーを変更するときにログオフします。ログオフすると、編集中のドキュメントは閉じられ、 次のユーザーをログオンするために「Log On」ダイアログボックスが表示されます。メインパネル ウィンドウの[File]メニュー→[Log Off]コマンドでログオフします。 1 メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Log Off]をクリックします。 「Log On」ダイアログボックスで、次のユーザーをログオンします。 DME Designer 取扱説明書 33
第2章 DME Designerの概要 DME Designerで取り扱うファイル DME Designerで取り扱うファイルには下記のものがあります。 名称 説明 拡張子 プロジェクトファイル プロジェクト全体の情報を保存します。 .daf DMEデータファイル DMEまたはSP2060ごとの情報を保存します。 .ddf ライブラリーファイル コンポーネントのパラメーターを保存します。 .cel ユーザーコントロールのパラメーターを保存します。 .ucl ユーザーモジュールのパラメーターを保存します .uml ユーザーモジュールを保存します。 .umf SP2060のライブラリーを保存します。 .llf Waveリストファイル Wav File Managerのリストを保存します。 .dwl DMEバックアップファイル DMEまたはSP2060本体のバックアップをファイルとして保存します。 .dbk SP2060バックアップファイル SP2060本体専用のバックアップファイルとして保存します。 .
第2章 DME Designerの概要 プロジェクトファイルの保存 メインパネルウィンドウの[File]メニューの[Save]と[Save As]コマンドでプロジェクトファイルを保 存します。[Save]コマンドはファイルを上書き保存します。[Save As]コマンドはファイルに名前を付 けて保存します。ファイルに名前を付けて保存するときに、ファイルをパスワード保護できます。 ●「Save As」ダイアログボックス メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Save As]をクリックすると、 「Save As」ダイアログ ボックスが表示されます。[Security]オプション以外は、Windowsの一般的なファイル保存ダイア ログボックスと同じです。 234 1 5 6 7 8 9 ) ! @ # 1 [Save in(保存する場所)] ファイルを保存するフォルダーを指定します。フォルダー名が表示されます。右端の[▼]を クリックしてフォルダーを移動します。 下の大きなボックスにフォルダーの内容が表示されます。 2 [1つ上のフォルダーへ移動]ボタン 1つ上のフォルダーに移動します。
第2章 DME Designerの概要 7 [Save as type(ファイルの種類)] 保存するファイルの形式を選択します。Wav File Playerで設定したWaveファイルも含めて 保存する場合は、「Project File with wave (*.daf)」を選択します。それ以外の場合は、 「Project file (*.
第2章 DME Designerの概要 ● プロジェクトファイルを保存する 1 メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Save]をクリックします。 すでに名前を付けて保存されているファイルは上書き保存されます。 プロジェクトファイルを最初に保存するときは、ファイルに名前を付けて保存します。 [File]メニューの[Save As]をクリックしたのと同じことになり、ファイル保存ダイアログボック スが表示されます。ファイル名を入力し、保存するフォルダーを指定します。 ● 名前を付けて保存する メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Save As]コマンドは、開いているファイルに名前を付 けて保存します。新規の保存ではファイルが作成され、すでに名前を付けて保存されているファイル は別のファイルとして保存します。 1 メインパネルメウィンドウの[File]メニュー→[Save As]をクリックします。 「Save As」ダイアログボックスが表示されます。 2 [File name(ファイル名)]ボックスにファイル名を入力します。 3 保存するフォルダーを指定します。 4 [Save(
第2章 DME Designerの概要 ● プロジェクトファイルをパスワードで保護する プロジェクトファイルに名前を付けて保存するときにパスワードを設定し、ファイルを保護できま す。パスワードを設定すると、ファイルを開くときにIDとパスワードの入力を要求されます。 ファイルのセキュリティ設定は、上書き保存では変更できません。[Save As]コマンドでファイルに 名前を付けて保存するときのみ設定できます。一度設定したIDとパスワードは変更できません。 パスワード保護されているプロジェクトファイルのIDとパスワードを変更するには、[Save As] コマンドで別のファイルとして保存します。 1 メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Save As]をクリックします。 「Save As」ダイアログボックスが表示されます。 2 ファイル保存ダイアログボックスの[Security]をチェックします。 3 [ID]ボックスにIDを入力します。 [ID]ボックスには、ログオンユーザー名が自動的に入力されています。変更する場合は、IDを入力 します。 パスワード保護されているファイルを[Save As]す
第2章 DME Designerの概要 プロジェクトファイルを開く プロジェクトファイルは、メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Open]コマンドで開きます。 ファイルを開くと、現在開いているファイルが閉じられるため、 「Project File has been modified. Save?」というダイアログボックスが表示される場合があります。 ● [Open]コマンド メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Open]コマンドで、プロジェクトファイルを開きます。 1 メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Open]をクリックします。 「Project File has been modified.
第2章 DME Designerの概要 ● セキュリティが設定されたプロジェクトファイルを開く プロジェクトにセキュリティが設定されている場合は、「Open」ダイアログボックスの[開く]ボタン をクリックすると、「Enter ID & Password」ダイアログボックスが表示されます。 [ID]ボックスにファイルのID、[Password]ボックスにパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリック します。 間違ったIDまたはパスワードを入力し、 「Enter ID & Password」ダイアログボックスの[OK]ボタ ンをクリックすると、「Wrong ID or Password!」のダイアログボックスが表示されます。 [OK]ボタンをクリックし、 「Enter ID & Password」ダイアログボックスで正しいIDとパスワード を入力してください。 ● [最近使ったファイル]からプロジェクトファイルを開く メインパネルウィンドウの[File]メニューには最近使ったプロジェクトファイルが表示されます。 ファイル名をクリックすると、プロジェクトファイルを開くことができます。 最近使ったファイル
第2章 DME Designerの概要 ● プロジェクトファイルのアイコンをダブルクリックする プロジェクトファイルのアイコンをダブルクリックすると、ファイルが開きます。DME Designerが起動 していない場合は、DME Designerが起動し、ログオンしたあと、プロジェクトファイルが開きます。 DME Designerが起動している場合は、[Open]コマンドでファイルを開いたのと同じように現在開 いているファイルが閉じられるため、「Project File has been modified. Save?」のダイアログ ボックスが表示されます。 NOTE 「Project File has been modified.
第2章 DME Designerの概要 DMEデータのインポート カレントコンフィギュレーションに含まれるDMEやSP2060にDMEデータファイルの設定を インポートします。 1 インポートするDMEやSP2060を配置したコンフィギュレーションをアクティブにします。 複数のコンフィギュレーションがある場合は、インポートするDMEやSP2060を配置した コンフィギュレーションをNavigatorウィンドウで選択します。 2 メインパネルウィンドウの[File]メニューをクリックし、[Import Device Configuration] にマウスカーソルを合わせます。 サブメニューが表示されます。サブメニューには、カレントコンフィギュレーションに含まれる DMEグループやSPグループが表示されます。 3 サブメニューから、DMEまたはSP2060をインポートするデバイスグループを選択します。 NOTE DMEとSP2060は同じデバイスグループにできません。 4 サブメニューの設定をインポートするDMEまたはSP2060をクリックします。 「Open」ダイアログボックスが表示されます。 5
第2章 DME Designerの概要 ● [Import Device Configuration]サブメニュー [Import Device Configuration]サブメニューには、カレントコンフィギュレーションに含まれる デバイスグループと、そこに配置されたDMEやSP2060が表示されます。 [Create New Group]を選択すると新しいデバイスグループが作成されます。 [Create New DME]は、新規DMEが作成され、設定がインポートされます。 NOTE 「Security」ダイアログボックスの[Operation Security]→[Edit]がチェックされているユーザーのみ、DMEデータのイ ンポートができます。ユーザーのセキュリティレベルについては、「Security (ユーザーの作成と設定)(160ページ)」をご 覧ください。 NOTE DMEデータファイルのインポートができなかった場合は、 「DME file import failed.
第2章 DME Designerの概要 DMEデータのエクスポート カレントコンフィギュレーションに含まれるDMEやSP2060のパラメーターをファイルとして保存 します。 1 エクスポートするDMEやSP2060が含まれるコンフィギュレーションをアクティブにします。 複数のコンフィギュレーションがある場合はエクスポートするDMEやSP2060を配置したコン フィギュレーションをNavigatorウィンドウで選択します。 2 メインパネルウィンドウの[File]メニューをクリックし、[Export Device Configuration] にマウスカーソルを合わせます。 サブメニューが表示されます。サブメニューには、カレントコンフィギュレーションに含まれる DMEグループやSPグループが表示されます。 3 サブメニューのエクスポートするDMEまたはSP2060をクリックします。 「Save As」ダイアログボックスが表示されます。 4 ファイル名を入力します。 ファイルの種類を選択して、Wave ファイルを一緒にエクスポートするかどうか選べます。 5 ファイルを保存するフォルダーを指定し、[Sa
第2章 DME Designerの概要 ● [Export Device configuration]サブメニュー [Export Device configuration]サブメニューには、カレントコンフィギュレーションに含まれる デバイスグループと、そこに配置されたDMEやSP2060が表示されます。 ライブラリーファイル コンポーネントエディター /ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターの パラメーターをストア/リコールできます。「ライブラリー (371ページ)」をご覧ください。 SP2060では1台に含まれるライブラリーをまとめてインポート/エクスポートできます。 「SP2060 Library Manager (155ページ)」をご覧ください。 DME Designer Allファイル プロジェクトファイルおよびプロジェクトファイルに関係するDME Designerのすべての設定は、 DME Designer Allファイルとして扱うことができます。DME Designer Allファイルの拡張子は、 「.
第2章 DME Designerの概要 DME Designer Allファイルのインポート NOTE DME Designer Allファイルのインポートは、Administrator以外のユーザーには実行できません。 1 メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Import DME Designer All File]をクリックし ます。 DME Designerの各種設定が上書きされてしまうことを確認するために、以下のダイアログボッ クスが表示されます。 2 ファイルをインポートする場合は[OK]、インポートしない場合は[Cancel]をクリックします。 [OK]をクリックした場合、「Open」ダイアログボックスが表示されます。 3 インポートするDME Designer Allファイルを選択します。 4 [Open(開く)]ボタンをクリックします。 46 DME Designer 取扱説明書
第2章 DME Designerの概要 5「Save Project File in DME Designer All File」ダイアログボックスが表示されるので、 インポートしたプロジェクトファイルを保存します。 プロジェクトファイルの保存について詳しくは、「プロジェクトファイルの保存(35ページ)」をご 覧ください。 6 ファイルにセキュリティが設定されている場合は、「Enter ID & Password」ダイアログ ボックスが表示されるので、IDとパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックします。 各種ファイルが以下のフォルダーに保存されます。 ファイル 保存先フォルダー プロジェクトファイル 手順5で指定 各種ライブラリーファイル メインパネルウィンドウの「Preferences」ダイアログボックスの [ContentsFolder]で指定したフォルダーの中の「Library」フォルダー Waveファイル [ContentsFolder]で指定したフォルダーの中の「Wav¥日時」フォルダー 画像ファイル [ContentsFolder]で指定したフォルダーの中の「ima
第2章 DME Designerの概要 DME Designer Allファイルのエクスポート 1 メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[Export DME Designer All File]をクリックし ます。 「Select File for Export」ダイアログボックスが表示されます。エクスポートするファイルの チェックボックスをチェックします。[Select All]ボタンをクリックするとすべてのファイルが チェックされ、[Clear All]ボタンをクリックするとすべてのファイルのチェックが外れます。 NOTE • Waveファイルおよび画像ファイルは、現在開いているプロジェクトファイルで使用しているファイルだけが表示さ れます。ユーザーモジュールテンプレートは、すべてTemplateUserModule以下に表示されます。 • プロジェクトファイルおよび画像ファイルは、必ずエクスポートされるので、チェックを外すことはできません。 また、DME Designerの各種設定は、必ずエクスポートされるのでここには表示されません。 2 エクスポートするファイルをチェックして、[
第2章 DME Designerの概要 コンフィギュレーション作成手順 コンフィギュレーションはDMEの動作を決める設計図となり、このデータを転送することでDMEは 動作します。以下の手順に従ってDME Designerでコンフィギュレーションを作成します。 SP2060のコンフィギュレーションは、シーンのプリセットデータから選択するのみで、編集はで きません。 NOTE コンフィギュレーションはDME本体とオフラインの状態でのみ作成できます。データを転送するにはオンラインにする必 要があります。オンラインの手順は後述をご覧ください。 1 新規プロジェクトの作成 DME Designerを起動すると、新規プロジェクトが作成されます。ほかのファイルを開いている 場合は、メインパネルウィンドウの[File]メニュー→[New]コマンドで作成します。 「メインパネルウィンドウのメニュー」→「[File]メニュー」→「[New]」(61ページ) 2 ゾーンの設定 ゾーン名の設定、ゾーンの追加、削除は「Zone Manager」ダイアログボックスで行ないます。 「ゾーンの追加と削除、名前変更」(297ページ)
第2章 DME Designerの概要 7 パラメーターの設定 コンポーネントエディターでコンポーネントのパラメーターを設定します。 「コンポーネントエディターウィンドウ」(30ページ) 8 User Defined Button(ユーザー定義パラメーター )の設定 DME本体のファンクションキー「F1」〜「F6」にパラメーターを割り当てます。 「User Defined Button(ユーザー定義パラメーター )」(134ページ) 9 シーンのストア メインパネルウィンドウの[Tools]メニュー→[Scene Manager]コマンドで、シーンをストアします。 「Scene Manager」(83ページ) 50 DME Designer 取扱説明書
第2章 DME Designerの概要 オンライン DMEやSP2060本体とコンピューターを接続して、DME Designerで作成したコンフィギュ レーションやシーン、パラメーターをDMEやSP2060本体に転送します。また、DMEや SP2060本体のデータをDME Designerに取り込みDMEやSP2060本体の状態に合わせます。 DMEやSP2060本体とDME Designerが通信してシンクロナイズしている状態を「オンライン」 と呼びます。オンラインでは、コンフィギュレーションの転送だけでなく、DMEやSP2060本体 をリアルタイムでコントロールできます。 Synchronizationでは、DMEやSP2060本体とDME Designerをインストールしたコンピュー ターが通信できる状態であることが前提のため、必要なドライバー (USB-MIDIドライバーまたは DME-N Networkドライバー )がインストールされ、各ドライバーとDME Designerの通信ポート が適切に設定されている必要があります。 NOTE DME本体は、お買い上げ時にはシーンの設定がないため、最初に
第2章 DME Designerの概要 6 シーンのリコール オンラインに移行するには、シーンがリコールされて、メインパネルウィンドウのカレントシー ン→[Scene Number]にシーン番号、[Scene Name]にシーン名が表示されている必要がありま す。[Scene Name]が[---------]になっている場合は、シーンをリコールまたはストアします。 NOTE SP2060にはシーンのプリセットデータがあるので、この確認は不要です。 NOTE デバイスグループ表示がALLのときは、シーンリンク名が表示されています。DMEグループのシーン名を表示するには DMEグループを選択してください。 「メインパネルウィンドウ」→「カレントシーン」(58ページ) 「Scene Manager」(83ページ) 7「Synchronization」ダイアログボックスを表示 メインパネルウィンドウの[Tools]メニュー→[Synchronization]をクリック、またはツールバー (大)の[Synchronization]ボタンをクリックします。 ダイアログボックスを開いたときに、接続されたDMEや
第2章 DME Designerの概要 8 デバイスグループの選択 「Synchronization」ダイアログボックスの[Group]リストで、同期を行なうデバイスグループを 選択します。 NOTE 1回の操作でオンラインにできるのは、1つのデバイスグループだけです。 9 IPアドレスの選択 「Synchronization」ダイアログボックスの[Designer]リストには、カレントグループに含まれ るDMEやSP2060が表示されます。[IP Address]欄クリックして、DME Designer上のDME やSP2060と一致するDMEやSP2060本体のIPアドレスを選択します。 NOTE [▼]をクリックすると、エリアにある同種のデバイスのIPアドレスがリスト表示されます。 10 オンラインへ移行 [Go On-line]ボタンをクリックすると、同期の方法を決めるダイアログボックス表示されます。 NOTE シーンがリコールされてないときはアラートが表示されます。 [DME Designer -> Device]方向のボタンをクリックします。 DME Designer 取扱説明書 5
第2章 DME Designerの概要 コンフィギュレーションの転送が開始され、本体との整合性を取ります。シーンの数が多いと時 間がかかる場合があります。 NOTE コンフィギュレーションをDME本体に転送済みの場合は、[DME Designer <- Device]方向のボタンで同期させるこ とをおすすめします。[DME Designer -> Device]方向よりも転送時間が短くなります。ただし、コンフィギュレー ションを変更した場合は、[DME Designer -> Device]方向でしか同期できません。 オンラインへの移行が完了すると、[Go On-line]ボタンがグレーになり、メインパネルウィンド ウの[On-line]ボタンが点灯します。 このとき、[Store Project File after synchronization]をチェックしていると、自動的にプロ ジェクトファイルがDME本体に転送されて保存されます。また、[Close this window after synchronization]をチェックしていると、自動的にこのダイアログボックスを閉じます。 NOTE R
第3章 メインパネルウィンドウ 各部の名称と機能 メインパネルウィンドウは、DME Designerのメインのウィンドウです。 カレントゾーン カレントデバイスグループ タイトルバー メニューバー ツールボタン(小) ツールボタン(大) ログオンユーザー カレントシーン [Mute]ボタン 通信状態 カレントコンフィギュレーション タイトルバー 「DME Designer」と表示されます。 メニューバー アプリケーションで実行できるコマンド(命令)が、カテゴリーごとにまとめられています。 クリックするとコマンドのリストが表示されます。 また右端には現在開いているプロジェクトファイル名が表示されます。新規プロジェクトファイルを 開いたときやプロジェクトファイルが一度も保存されていない場合には「Untitled」と表示されます。 ツールボタン(小) よく使われるコマンドがボタンとして配置されています。コマンドが使用できないときはボタンの色 が薄くなります。 [Open File]ボタン [Save File]ボタン [Undo]ボタン [Undo History]ボタン [Redo]ボタン
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Save File]ボタン 編集中のプロジェクトファイルを保存します。 →「[File]メニュー」の「[Save]」(62ページ) ● [Undo]ボタン 最後に行なった編集を取り消します。 →「[Edit]メニュー」の「[Undo]」(64ページ) ● [Undo History]ボタン 「Undo History」ダイアログボックスを開きます。複数の操作を取り消します。 →「[Edit]メニュー」の「[Undo History]」(64ページ) ● [Redo]ボタン [Undo]で取り消した操作を取り消し前の状態にします。 →「[Edit]メニュー」の「[Redo]」(64ページ) ● [User Defined Button]ボタン 「User Defined Button」ダイアログボックスを開きます。 →「User Defined Button (ユーザー定義パラメーター )」(134ページ) ● [Word Clock]ボタン 「Word Clock」ダイアログボックスを開きます。 →「Word Clock」(180ページ) ● [GPI]ボタン
第3章 メインパネルウィンドウ ツールボタン(大) [Synchronization]ボタン [User Control]ボタン [Event Logger]ボタン [Show/Hide Designer]ボタン [Event Scheduler]ボタン [Show/Hide Navigator]ボタン ● [Show/Hide Designer]ボタン デザイナーウィンドウを表示/非表示します。 ● [Show/Hide Navigator]ボタン Navigatorウィンドウを表示/非表示します。 ● [User Control]ボタン [View]メニューの[User Control]コマンドと同じ働きをします。ボタンをクリックするとメニュー が表示されます。 メニューにはユーザーコントロールが表示され、クリックするとユーザーコントロールウィンドウが 表示されます。 [New User Control]をクリックすると、「New User Control」ダイアログボックスが開きます。 ● [Synchronization]ボタン 「Synchronization」ダイアログボック
第3章 メインパネルウィンドウ カレントシーン カレントシーンの情報が表示されます。シーンを切り替えることができます。 [Change displayed scene] (DMEグループ/SP2060表示) [Scene Number] [Scene Name] (シーン番号) (シーン名) [Scene Manager] ボタン ● [Change Display Scene](DMEグループ/SP2060表示) 表示対象を選択します。ALLを選択すると、[Scene Number]と[Scene Name]にはシーンリンク の情報を表示します。DMEグループかSP2060を選択すると、[Scene Number]と[Scene Name]にはシーンの情報を表示します。 シーンについては「Scene Manager (83ページ)」を、シーンリンクについては 「Scene Link Manager (153ページ)」をご覧ください。 ● [Scene Number](シーン番号) カレントシーンもしくはシーンリンクの番号が表示されます。[▼]をクリックするとリストが表示さ れ、シーンやシーンリン
第3章 メインパネルウィンドウ [User](ログオンユーザー ) 現在ログオンしているユーザー名 [Security]ボタン ● 現在ログオンしているユーザー名 現在ログオンしているユーザー名が表示されます。 ● [Security]ボタン 「Security」ダイアログボックスを開きます。 カレントデバイスグループ アクティブなカレントデバイスグループの名前が表示されます。[▼]をクリックするとリストが表示 され、デバイスグループを選択できます。 カレントコンフィギュレーション アクティブなカレントコンフィギュレーションの名前が表示されます。[▼]をクリックするとリスト が表示され、コンフィギュレーションを選択できます。 [Mute]ボタン OFFのとき ONのとき カレントデバイスグループにあるDMEのミュートをON/OFFします。 ONにするときは、キーを押しながらクリックします。OFFになっている状態で、 キーを押さずにクリックすると、「Click the Mute Button with Shift Key」というメッセージが 表示されます。 O
第3章 メインパネルウィンドウ 通信状態 カレントデバイスグループのグループマスター機器本体とコンピューターの通信状態を表示します。 メッセージ送受信インジケーター オンラインボタン [On-line]ボタン カレントデバイスグループのグループマスター機器本体とコンピューターが接続されていると、 このボタンをクリックするたびにオンライン/オフラインの状態が切り替わります。オンライン状 態のときは、インジケーターが点灯します。 メッセージ送受信インジケーター ・[Rx] カレントデバイスグループのグループマスター機器本体からDME DesignerにMIDIメッセー ジを受信しているときに点灯します。 ・[Tx] DME Designerからカレントデバイスグループのグループマスター機器本体にMIDIメッセー ジを送信しているときに点灯します。 60 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ メインパネルウィンドウのメニュー [File]メニュー ● [New] 新規プロジェクトを作ります。新規プロジェクトを作ると、現在開いているプロジェクトは閉じら れ、 「Project file has been modified.
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Open] 保存されているプロジェクトファイルを開きます。現在開いているプロジェクトは閉じられるため、 「Project file has been modified.
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Import Device Configuration] コンフィギュレーションに配置したデバイスのパラメーターをインポートします。 →「DMEデータファイル(41ページ)」 ● [Export Device Configuration] コンフィギュレーションに配置したデバイスのパラメーターをエクスポートします。 →「DMEデータファイル(41ページ)」 ● [DME File Storage] 「DME File Storage」ダイアログボックスを開きます →「DME File Storage (71ページ)」 ● 最近使ったファイル 最近保存したファイルが表示されます。ファイル名をクリックすると、ファイルが開きます。 ● [Preferences] 「Preferences」ダイアログボックスを開きます。 →「Preferences (73ページ)」 ● [Log Off] 現在ログオンしているユーザーをログオフします。開いているプロジェクトは閉じられ、新しいユー ザーをログオンするために[Log On]ダイアログボックスが表示されます。 →「ユーザ
第3章 メインパネルウィンドウ [Edit]メニュー ● [Undo] 1つ前の操作を取り消します。コマンド名には、[Undo]に続いて取り消される操作が表示されます。 続けてコマンドを選択できます。 取り消しできないときは、コマンドがグレーになります。 ● [Redo] [Undo]する前の状態に戻します。[Redo]に続いて取り消される操作が表示されます。[Undo]した 数だけ[Redo]できます。コマンド名には、[Redo]できないときは、コマンドがグレーになります。 ● [Undo History] 「Undo History」ダイアログボックスを開きます。複数の操作を取り消します。 また、操作の履歴を削除します。 1 2 3 4 1 リスト 行なった操作が、古いものから順に表示されます。クリックすると選択されます。 2 [OK]ボタン リストで選択した操作より下の操作を取り消します。 リストで選択した操作は取り消されません。 3 [Close]ボタン ダイアログボックスを閉じます。 4 [Delete All]ボタン リストに表示されている操作の履歴をすべて削除します。 操
第3章 メインパネルウィンドウ [View]メニュー ● [Designer] デザイナーウィンドウを表示/非表示します。 ● [Event Logger] ネットワークイベントログを表示します。 ネットワークイベントログが表示されているときに選択すると、非表示になります。 →「Event Logger (76ページ)」 ● [User Control] ユーザーコントロールを開きます。 サブメニューに、現在ログオンしているユーザーが開くことのできるユーザーコントロールが表示されます。 サブメニューの[New User Control]をクリックすると、「New User Control」ダイアログボック スが開きます。 →「ユーザーコントロールエディター/ユーザーモジュールエディター (331ページ)」 NOTE 現在ログオンしているユーザーが使用できないコントロールはメニューに表示されません。 NOTE DME Designerの起動時に開くユーザーコントロールは、「User Control Manager」ダイアログボックスで設定します。 →「 「User Control Manager」ダ
第3章 メインパネルウィンドウ [Tools]メニュー ● [Scene Manager] 「Scene Manager」ダイアログボックスを開きます。 →「Scene Managerl (83ページ)」 ● [User Control Manager] 「User Control Manager」ダイアログボックスを開きます。 →「User Control (93ページ)」 ● [Parameter Link] 「Parameter Link」ウィンドウを開きます。 →「Parameter Link (96ページ)」 ● [Synchronization] 「Synchronization」ダイアログボックスを開きます。 →「Synchronization (DME Designerと本体の同期)(99ページ)」 ● [Event Scheduler] 「Event Scheduler」ダイアログボックスを開きます。 →「Event Scheduler (103ページ)」 ● [Wav File Manager] 「Wav File Manager」ダイアログボックスを開きます。 →「Wav
第3章 メインパネルウィンドウ ● [MIDI] 「MIDI」ダイアログボックスを開きます。 →「MIDI (127ページ)」 ● [User Defined Button] 「User Defined Button」ダイアログボックスを開きます。 →「User Defined Button (ユーザー定義パラメーター )(134ページ)」 ● [DAW Control] 「DAW Control」ダイアログボックスを開きます。 →「DAW Control (138ページ)」 ● [Remote Control Setup List] 「Remote Control Setup List」ダイアログボックスを開きます。 →「Remote Control Setup List (141ページ)」 ● [Internal HA Control] 「Internal HA Control」ダイアログボックスを開きます。 →「Internal HA Control (143ページ)」 ● [Parameter List] 「Parameter List」ダイアログボックスを開きます。 →「Parameter
第3章 メインパネルウィンドウ [Setup]メニュー ● [Communication Port] 通信ポートの設定を行ないます。 →「通信ポートの設定(158ページ)」 ● [Shortcut Keys] 「Shortcut Keys」ダイアログボックスを開きます。 →「Shortcut Keys (159ページ)」 ● [Security] 「Security」ダイアログボックスを開きます。 →「Security (ユーザーの作成と設定)(160ページ)」 [Hardware]メニュー ● [Network Setup] IPアドレスの設定を行ないます。 →「ネットワークの設定(168ページ)」 ● [Utility] 「Utility」ダイアログボックスを開きます。 →「Utility (170ページ)」 ● [Word Clock] 「Word Clock」ダイアログボックスを開きます。 →「Word Clock (180ページ)」 68 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Monitor Out] 「Monitor Out」ダイアログボックスを開きます。 →「Monitor Out (182ページ)」 ● [Clock] 「Clock」ダイアログボックスを開きます。 →「Clock (183ページ)」 ● [Language] 「Language」ダイアログボックスを開きます。 →「言語の設定(185ページ)」 ● [Backup] 「Backup」ダイアログボックスを開きます。 →「バックアップ(186ページ)」 ● [SP2060 Backup] 「SP2060 Backup」ダイアログボックスを開きます。 →「SP2060バックアップ(187ページ)」 ● [Firmware Update] DMEやSP2060、ICP1本体のファームウェアをアップデートします。 →「ファームウェアのアップデート (189ページ)」 ● [Device Information] 「Device Information」ダイアログボックスを開きます。 →「Device Information (193ページ)」 DME Designe
第3章 メインパネルウィンドウ [Window]メニュー 開いているウィンドウが表示されます。ウィンドウ名をクリックすると、最前面に表示されます。 ● [Close All Editor Windows] すべてのウィンドウを閉じます。 NOTE デザイナーウィンドウの中の各ウィンドウは、デザイナーウィンドウの[Window]メニューで切り替えます。 [About]メニュー ● [About DME Designer] アプリケーションの情報が表示されます。 70 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ DME File Storage DMEでファイルを管理できます。プロジェクトファイルをDMEで管理すればコンピューター上で ファイル管理する必要がなくなります。プロジェクトファイルがないとDMEやSP2060本体と同期 させることができません。万が一のトラブルに備えて、プロジェクトファイルをDME本体に保存し ておくことをおすすめします。 [File]メニューの[DME File Storage]をクリックすると、 「DME File Storage」ダイアログボック スが表示されます。 NOTE SP2060には対応していません。 NOTE 「Language」ダイアログボックス(185ページ)で、ファイル名に日本語を含む場合は「Japanese」、英語以外のラテン文 字(Latin-1)を含む場合は「English/German/French/Spanish」に設定しておいてください。ファイル名とLanguage 設定の組合せによっては、保存したファイルが読み出せなくなる場合があります。 各部の名称と機能 ● Zoneリスト リストから、対象とするゾーン、デバイ
第3章 メインパネルウィンドウ NOTE [Remaining Memory](DME本体の空き容量)が少なくなると同期ができなくなることがあります。 その場合は、シーンまたはファイルを削除して空き容量を増やしてください。 DME64N/24N本体起動画面の変更 DME File Storage機能を利用して、DME64N/24N本体起動時に表示される画面の画像(通常は モデル名を表示)を、以下の手順で入れ替えられます。この機能により、起動画面に施設名や設計会 社のロゴなどを表示することができます。 ● 画像データの準備 横160ドット×縦48ドットのモノクロのビットマップ形式(拡張子.bmp)で画像データを作成し、 ファイル名を「opening.bmp」として保存します。 ● 画像データの入替え DME DesignerからDME File Storage機能を使って、この画像ファイル(「opening.
第3章 メインパネルウィンドウ Preferences [File]メニューの[Preferences]をクリックすると、 「Preferences」ダイアログボックスが表示さ れます。DME Designerの使用環境を設定します。 各部の名称と機能 ● [Application]タブ 全般の使用環境を設定します。 On Startup アプリケーション起動時およびログイン時の動作を選択します。 ・[Load the last file opened] 最後に開いていたファイルを開きます。 ファイルが移動、削除、名前変更されて見つからない場合は、新規プロジェクトを開きます。 ・[Create an empty file] 新規プロジェクトを開きます。 ・[Load File & Synchronization] 最後に開いていたファイルを開き、DMEやSP2060本体と同期します。 ContentsFolder プロジェクトに依存しない共通のファイルを保存するフォルダーを指定します。[Browse]ボタン をクリックして、フォルダーを指定します。このフォルダーには以下のファイルが保存されます。
第3章 メインパネルウィンドウ Auto Save ファイル自動保存の設定を行ないます。 一度もファイル保存されてない場合やオンラインのときは無効です ・[Enable] チェックすると、作業中のプロジェクトファイルの自動保存を行ないます。 ファイルを上書保存し、Undoの履歴はクリアされません。 ・[Interval in minutes] ファイル自動保存の間隔を分単位で指定します。 [Confirm Scene Store] チェックすると、シーンをストアするときに確認のメッセージを表示します。 [Save after Synchronization] DME DesignerからDMEやSP2060本体に同期した後に保存を行なうと、次回同期は差分のみ 同期するために同期時間が短縮できます。このチェックボックスをチェックすると、DME DesignerからDMEやSP2060本体に同期した後に自動的に保存します。 ● [Component Editor]タブ コンポーネントエディターのノブとスライダーやエディットボックスの動作を設定します。 Knob Mode ノブの操作方法を設定します
第3章 メインパネルウィンドウ Slider Mode スライダーのバーをクリックしたときの動作を設定します。 ・ Ramp フェーダーバー上をクリックしたとき、クリックした方向につまみが一定量移動します。 ・ Touch クリックしてもつまみは移動しません。 ・ Jump クリックした位置につまみがジャンプします。 Edit Box Zoom Onにするとマウスオーバー時にエディットボックスを拡大します。 Edit Box Font エディットボックスのフォントを設定します。 NOTE 拡大したときのフォントです。最小サイズで表示されているときには適用されません。 フォントによってはエディットボックスから表示がはみだす場合があります。 ● 各タブ共通 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 DME Designer 取扱説明書 75
第3章 メインパネルウィンドウ Event Logger [View]メニューの[Event Logger]をクリックすると、 「Event Logger」ウィンドウが表示されま す。DME本体のイベントログを表示したり、コンピューター上のログファイルへの書き込みを設定 したり、DME本体に保存するイベントログを設定したりします。 オンライン状態でウィンドウを開くと、自動的にイベントログがDME本体から取得され、「Event Logger」ウィンドウにリスト表示されます。オンライン状態でウィンドウを開いている間は、リア ルタイムで新しいイベントログも表示されます。「Log Setup」ダイアログボックスで[Enable Logging]がオンの場合は、同時にコンピューター上のログファイルにも書き込まれます。 NOTE SP2060には対応していません。 NOTE 「Security」ダイアログボックスの[View Log Window]がONになっているユーザーのみ、「Event Logger」ウィンドウ を表示できます。この設定はデフォルトではOFFになっています。 NOTE 「Event Logg
第3章 メインパネルウィンドウ ・[Type] イベントタイプとアイコンが表示されます。 3種類のイベントタイプがあります。 Warning: 警告イベント Error: エラーイベント Information: その他のイベント ・[Zone] イベントの発生したゾーンの名前が表示されます。 ・[Group] イベントの発生したデバイスグループの名前が表示されます。 ・[DME] イベントの発生したDMEの名前が表示されます。 ・[Event] イベント内容が表示されます。 [Log Setup]ボタン 「Log Setup」ダイアログボックスが表示されます(78ページ)。イベントログの設定を行ないます。 [Get Log]ボタン オフライン状態でクリックすると、「Get Log」ダイアログボックスが表示されます(79ページ)。 オフライン状態でDME本体からイベントログを取得して、コンピューター上のログファイルに保 存します。 [Zone] イベントを表示するゾーンやデバイスグループ、デバイスを選択します。選択した対象のイベン トのみウィンドウに表示されます。[All]を選択すると、配置
第3章 メインパネルウィンドウ 「Log Setup」ダイアログボックス 「Event Logger」ウィンドウの[Log Setup]ボタンをクリックすると、 「Log Setup」ダイアログ ボックスが表示されます。イベントログの設定を行ないます。システム全体の設定になります。 ● [Enable Logging] 取得したイベントログをファイルに書き込む機能をON/OFFします。 チェックすると、イベントログがファイルに書き込まれ、書き込まれたイベントログはDME本体か ら消去されます。チェックをオフにすると、DME本体のイベントログはそのままDME本体に保存さ れます。 チェックした場合は、[Enable Logging]の枠の中で設定します。 Record ̲̲ days per log file 1つのログファイルに記録する日数を設定します。指定日数を超えると新しいログファイルが 作成され、それ以降のログが記録されます。 AM10:00に日数を「1」に設定した場合、次の日のAM9:59まで同じファイルに記録しま す。オンラインに移行したとき、またはオンライン中に日数やフォルダーの設定を変更
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Log List Setup]ボタン DME本体から送信されるイベントを設定します。クリックすると、 「Event Log List」ダイアログ ボックスが表示されます。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 「Get Log」ダイアログボックス オフライン状態で「Event Logger」ウィンドウの[Get Log]ボタンをクリックすると、 「Get Log」 ダイアログボックスが表示されます。オフライン状態でDME本体からイベントログを取得して、コ ンピューター上のログファイルに保存します。 ● DMEリスト デバイスグループに含まれるDMEのIPアドレスとDMEの種類が表示されます。イベントログを取る DMEをクリックしてチェックします。 ● [Output File Name] ログファイルのファイル名と保存場所を設定します。[Browse]ボタンをクリックすると、ファイル 選択ダイアログボックスが開き、ファイルを選択できます。 ● [DME
第3章 メインパネルウィンドウ 「Event Log List」ダイアログボックス 「Log Setup」ダイアログボックスの[Log List]ボタンをクリックすると、 「Event Log List」ダイ アログボックスが表示されます。DME本体に保存するイベントをDMEごとに選択します。ここで選 択していないイベントは、DME本体だけでなくログファイルにも記録されません。 ● [Zone] クリックするとリストが表示されます。ゾーンを指定します。 ● [DME] クリックするとリストが表示されます。DMEを指定します。 ● [Event] ログの対象となるイベントを選択します。 ● [Type] イベントごとに、[Information]/[Warning]/[Error]からイベントタイプを選択します。 ● [GPI OUT] イベント発生時にGPI出力を行なうためのポートを設定できます。複数のイベントで同じGPI出力 ポートを設定した場合は、どれか一つでもイベントが発生すればGPI出力されます。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel
第3章 メインパネルウィンドウ イベントログリスト DMEから取得可能なイベントログ、およびその内容/対策は以下のとおりです。 表示されるメッセージ 内容/対策 Communication between PC and DME ended. コンピューターとDME (デバイスグループマスター )の通信が切れ ました。ケーブルを正しく接続し、ハブやルーターなどの機器を正 常に動作させてください。 Communication between PC and DME started. コンピューターとDME (デバイスグループマスター )の通信が開始 されました。 Communication between mixer (PM5D) and DME ended. ミキシングコンソール(PM5D)とDME (デバイスグループマス ター )の通信が切れました。ケーブルを正しく接続してください。 Communication between mixer (PM5D) and DME started.
第3章 メインパネルウィンドウ 表示されるメッセージ 82 内容/対策 Communication between DME is busy and load is applied. ネットワークのトラフィックが多く、通信に時間がかかっています。 ネットワークに接続されている機器を確認してください。接続して いる機器が多い場合は、機器の数を減らすなどしてください。Link Modeを10BASE-Tに設定している場合は、100BASE-TXにす ると改善される場合があります。 No Battery. バックアップバッテリーが完全に消耗している、または装着されて いません。 電源をオフにすると現在の設定が失われ、初期値に戻ります。ただ ちに使用を中止して、DME本体取扱説明書の巻末に記載されてい るヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 Low Battery.
第3章 メインパネルウィンドウ Scene Manager シーンとは コンフィギュレーションの内容は、「シーン」として名前を付けて保存できます。シーンの保存をす ることを「シーンストア」と呼びます。使用する場面ごとのコンフィギュレーションのパラメーター 設定を複数ストアし、呼び出して使うことができます。全部で999のシーンメモリーがあります。 シーンをストアすると、DMEやSP2060のパラメーターは「プリセットパラメーター」として保存 されます。プリセットはシーンをストアするときに自動的に作成されます。 シーンを呼び出す(カレントシーンにする)ことを「シーンリコール」と呼びます。 メインパネルウィンドウのカレントシーンの[▼]ボタンまたは「Scene Manager」ダイアログボッ クスでシーンをリコールします。 「Scene Manager」ダイアログボックス [Tools]メニューの[Scene Manager]をクリックするか、「Scene Link Manager」ダイアログ ボックスの[Scene Manager]ボタンをクリックすると、「Scene Manager」ダイアログボックス が
第3章 メインパネルウィンドウ 各部の名称と機能 [Copy]ボタン [Insert]ボタン [Cut]ボタン [Paste]ボタン [Clear]ボタン [Scene Link]ボタン シーンメモリーのリスト [Recall Settings]ボタン [Store]ボタン [Detail]ボタン [Recall]ボタン ● DMEグループ/SP2060選択 DMEグループかSP2060を選択します。 NOTE カレントデバイスグループと同期しています。 ● リスト シーンの内容が表示されます。 Scene No シーン番号が表示されます。クリックすると、シーンが選択されます。 Name シーンの名前が表示されます。[Name]ボックスをクリックして、シーンの名前を入力します。 入力できる文字数は、半角で18文字、全角で9文字までです。全角文字は、半角文字2文字分に なります。 シーンをストアしていない場合は、「No Data」と表示されます。シーンをストアするときに名前 を入力できます。デフォルトでは自動的に「Scene001」 「Scene002」という名前になりま す。三桁の数字はスト
第3章 メインパネルウィンドウ Configuration コンフィギュレーション名が表示されます。 Edit Security シーン編集のセキュリティレベルが表示されます。クリックするとリストが表示され、セキュリ ティレベルを変更できます。リストには、現在ログオンしているユーザーのセキュリティレベル 以下が表示されます。シーンをストアしたときは、ユーザーのセキュリティレベルと同じになっ ていますが、シーンのストアと編集のレベルを低く設定できます。 Recall Security シーンリコールのセキュリティレベルが表示されます。クリックするとリストが表示され、 セキュリティレベルを変更できます。リストには、現在ログオンしているユーザーのセキュリ ティレベル以下が表示されます。シーンをストアしたときは、ユーザーのセキュリティレベルと 同じになっていますが、シーンリコールのレベルを低く設定できます。 Fade シーンリコール時にフェードをかけるか(ON)、かけないか(OFF)を設定します。 ONにすると、Fade ModeとFade Timeの設定により、シーンリコール時にFaderコンポーネン ト
第3章 メインパネルウィンドウ Protect プロテクトを設定します。「ON」または「OFF」が選択できます。 「ON」の場合は、シーンデータの削除、上書き、編集、リネームができなくなります。 NOTE リスト内で右クリックすると表示されるコンテキストメニューで、シーンをUser Defined Button、Program Change、GPI In、GPI Outに設定できます。 Partial Recall 「Recall Settings」ダイアログボックスの[Partial Recall]タブ(88ページ)で作成したパーシャ ルリコールのセットをシーンごとに選択できます。 ● [Cut]ボタン リストで選択されているシーンをカットします。オンライン時およびSP2060のプリセットデータ ではボタンがグレーになり使用できません。 ● [Copy]ボタン リストで選択されているシーンをコピーします。オンライン時はボタンがグレーになり使用できません。 ● [Paste]ボタン カットまたはコピーしたシーンの内容を、リストで選択されているシーンにペーストします。 オンライン時およびSP2060の
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Clear]ボタン リストで選択されているシーンの内容を削除します。オンライン時のDMEおよびSP2060のプリ セットデータではボタンがグレーになり使用できません。 シーンに含まれるプリセットパラメーターを別のシーンで使用していない場合は、「Delete preset?」のメッセージが表示されます。 プリセットパラメーターが不要なら、[OK]ボタンをクリックします。[Cancel]ボタンをクリックする と、プリセットパラメーターは削除されません。どちらをクリックしても、シーンは削除されます。 NOTE 「Delete preset?」のメッセージの[Cancel]ボタンは、シーンの[Clear]をキャンセルするのではなく、プリセットの削除 をキャンセルします。 ● [Recall Settings]ボタン 「Recall Settings」ダイアログボックスを表示します。 リコールセーフとパーシャルリコール シーンをリコールする際、リコールセーフやパーシャルリコールを設定しておくことにより、特 定のコンポーネントをリコールの対象または対象外にすることができます
第3章 メインパネルウィンドウ ・コンポーネントツリー シーンに含まれるすべてのコンポーネントが表示されます。コンポーネントの左にチェック ボックスがあり、シーンリコールによって読み込まない(無視する)コンポーネントをチェック します。 NOTE [Recall Safe]タブのコンポーネントツリーでチェックするのは、「読み込まないコンポーネント」です。すべての コンポーネントを読み込む場合は、このタブでの設定は必要ありません。 「あるコンポーネントは今の設定のまま、それ以外のコンポーネントをシーンによって変更する」場合に使用します。 [Partial Recall]タブ シーンリコールによって読み込む(変更したい)コンポーネントを選択し、その組み合わせをセッ トとして保存します。 また、保存したセットを複数のシーンで使用したり、コピーして編集できます。 コンポーネント パーシャルリコールリスト コンポーネントリスト ・コンポーネントツリー シーンに含まれるすべてのコンポーネントが表示されます。コンポーネントの左にチェック ボックスがあり、シーンリコールによって読み込みたいコンポーネントをチェッ
第3章 メインパネルウィンドウ ・パーシャルリコールリスト リコールするコンポーネントを組み合わせて作成したセットを表示します。パーシャルリコー ルのセットはコンフィギュレーションごとに64個まで保存できます。 ここで作成したパーシャルリコールのセットは、「Scene Manager」ダイアログボックスの リスト内のPartial Recall (88ページ)で選択できます。 [Add]ボタンをクリックすると、すべて選択されている状態のセットが作成されます。 [Delete]ボタンをクリックすると、現在選択されているセットが削除されます。 また、パーシャルリコールリストで右クリックするとコンテキストメニューが表示され、以下 の操作が可能です。 Add: すべて選択されている状態のセットが作成されます([Add]ボタンと同じ機能です)。 Delete: 選択されているセットが削除されます([Delete]ボタンと同じ機能です)。 Cleanup: シーンで使われていないセットを削除します。 Rename: 選択されているセットの名前を変更します。 Copy: 選択されているセットの内容(コンポーネントの選
第3章 メインパネルウィンドウ 各タブ共通 ・[Select All]ボタン すべてのコンポーネントがチェックされます。 ・[Clear All]ボタン すべてのコンポーネントのチェックが外れます。 ・ [OK]ボタン 設定を有効にしてダイアログボックスを閉じます。 ・[Cancel]ボタン 設定を変更せずにダイアログボックスを閉じます。 NOTE [Recall Safe]タブと[Partial Recall]タブの両方で同じコンポーネントをチェックしてシーンをリコールした場合 はリコールセーフが有効となり、そのコンポーネントはリコールされません。 NOTE Parameter Linkウィンドウ (96ページ)でLocal LinkまたはComponent Linkに設定されているパラメーターを含 むシーンをリコールしたとき、リンクしているパラメーターも同様の設定でリコールされます。 ● [Store]ボタン 現在のコンフィギュレーションの内容を、リストで選択しているシーンにストアします。空のシーン を選択してストアする場合は、新しくシーンが作成されます。選択しているシーン番号にすでにシー
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Detail]ボタン ダイアログボックスが拡張して、プリセットパラメーターのリストが表示されます。プリセットパラ メーターのリストが表示されているときにクリックすると、プリセットパラメーターのリストが隠れ ます。ダイアログボックスを開いたときは、前回閉じたときの状態になります。 NOTE SP2060グループでは無効です。 [Del]ボタン [Store]ボタン [New]ボタン [Del Unused]ボタン DMEユニット プリセットパラメーター DMEユニット プリセットパラメーター [Detail]ボタン プリセットパラメーターのリスト ● プリセットパラメーターのリスト リストで選択されているシーンのDMEごとにプリセットパラメーターが表示されます。リストで別の シーンを選択すると、プリセットパラメーターのリストの内容が変わります。 プリセットパラメーター名の左のラジオボタンをクリックして、シーンで使用するプリセットパラ メーターを変更します。 また、プリセットパラメーターの作成、削除、ストア、名前の変更をします。 DME DMEが表示されます。
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Store]ボタン 現在のパラメーターの状態を、プリセットパラメーターのリストで選択されているプリセットパラ メーターにストアします。 プリセットパラメーターの内容が上書きされます。 ● [New]ボタン 現在の状態をストアし、新規プリセットパラメーターを作成します。「New Preset1」 、「New Preset2」のように続き番号のプリセットパラメーターが作成されます。 ● [Del Unused]ボタン 選択したデバイスグループに含まれるDMEで使用されていないプリセットパラメーターを削除しま す。 ● [Scene Link]ボタン 「Scene Link Manager」ダイアログボックスを開きます。「Scene Link Manager(153ページ)」 をご覧ください。 92 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ User Control ユーザーコントロールとは コンポーネントエディターのノブやスライダーを配置して、オリジナルのコントロールを作成できま す。作成したコントロールを「ユーザーコントロール」と呼びます。 作成したユーザーコントロールは、メインパネルウィンドウの[View]メニュー→[User Control]の サブメニューに表示されます。 ユーザーコントロールの編集については「ユーザーコントロール/ユーザーモジュールエディター (331ページ)」をご覧ください。 NOTE ログオンユーザーのセキュリティ 現在ログオンしているユーザーは、ユーザーに設定されたセキュリティレベル以下のユーザーコントロールとユーザーに指 定されたコントロールを作成、編集できます。メインパネルウィンドウの[View]メニュー→[User Control]のサブメ ニュー、「User Control Manager」ダイアログボックスにはユーザーの使用可能なユーザーコントロールが表示されま す。ユーザーごとのユーザーコントロールのセキュリティレベルは、「Security」ダイアログボックスの[O
第3章 メインパネルウィンドウ ● Name ユーザーコントロールの名前が表示されます。 クリックすると文字が選択され、名前を変更できます。 ● Security Level ユーザーコントロールに設定されたセキュリティレベルが表示されます。 クリックするとリストが表示され、セキュリティレベルを変更できます。 ● User ユーザーコントロールに設定されたユーザー名が表示されます。 クリックするとリストが表示され、利用できるユーザーを設定できます。 94 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ ● [New]ボタン 新規ユーザーコントロールを作成します。 ボタンをクリックすると、「New User Control」ダイアログボックスが表示されます。 [Name]ボックスにユーザーコントロール名を入力します。 [User Level]/[User Name] 左側のラジオボタンでセキュリティレベル別のコントロールかユーザー別のコントロールか選択 します。 ・[User Level] ドロップダウンリストからセキュリティレベルを選択します。 ・[User Name] チェックボックスをチェックします。 [Open User Control at startup] チェックすると、プロジェクトファイルを開いたときに自動的にユーザーコントロールが開きま す。 [OK]をクリックすると、ユーザーコントロールが作成されます。 ● [Delete]ボタン リストで選択しているユーザーコントロールを削除します。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 DME
第3章 メインパネルウィンドウ Parameter Link パラメーターリンクとは 同種のパラメーターをグループにして、パラメーターをリンクできます。これを「パラメーターリン ク」と呼びます。パラメーターリンクグループに含まれるパラメーターの1つを変更すると、同じ パラメーターリンクグループのパラメーターが同様に変化します。 パラメーターリンクには、グローバルリンクとローカルリンクとコンポーネントリンクの3種類があ ります。グローバルリンクはデバイスグループ内のDMEのパラメーター、ローカルリンクと コンポーネントリンクは1台のDMEに含まれるパラメーターをリンクします。 NOTE パラメーターは複数のグループに属することはできません。 NOTE ライブラリーをリコールした場合は、パラメーターリンクを設定していても、別のコンポーネントのパラメーターはリンク して変化しません。 ユーザーコントロール/ユーザーモジュールエディターやコンポーネントエディターでグループを作 成しグループへパラメーターを追加します。パラメーターリンクの作成については、 「パラメーターリンクの作成(375ページ)」をご覧くださ
第3章 メインパネルウィンドウ NOTE ネットワークの負荷が大きいので、Global Linkの最大リンク数は8に制限されます。 ・Local Link 1台のDMEのパラメーターに対してリンクします。 NOTE リコールセーフやパーシャルリコール(88ページ)を設定した状態でシーンをリコールすると、リンクしているパラ メーターも同様の設定でリコールされます。 ・Component Link 1台のDMEの同種のコンポーネントのパラメーターに対してリンクします。 NOTE リコールセーフやパーシャルリコール(88ページ)を設定した状態でシーンをリコールすると、リンクしているパラ メーターも同様の設定でリコールされます。 NOTE SPXコンポーネントはコンポーネントリンクできません。 パラメーターリンクグループリスト パラメーターリンクグループのリストが表示されます。パラメーターリンクグループとパラメー ターリンクグループに属するパラメーターが階層表示されます。 パラメーターリンクグループ名以下を選択すると、パラメーターリンクグループに属する操作子 が選択されます。 ・Group名 クリックす
第3章 メインパネルウィンドウ ・Link クリックするとON/OFFできます。OFFにすると、パラメーターリンクを無効にすることができます。 Component Linkでは、グループ名を右クリックすると表示されるコンテキストメニューで 一斉にON/OFFできます。 ・Keep Offset クリックするとON/OFFできます。ONに設定すると、パラメーターのオフセットを維持し、 パラメーターグループ内のどれかのパラメーターが最小値/最大値になると、それ以上パラ メーターが変更できません。 Component Linkでは、グループ名を右クリックすると表示されるコンテキストメニューで 一斉にON/OFFできます。 ・パラメーター パラメーターリンクグループに属するパラメーターが表示されます。[+]/[−]でパラメーター の最小値/最大値を表示/非表示します。 パラメーター名を選択し、キーを押すと、パラメーターリンクグループからパラ メーターが削除されます。 NOTE ユーザーモジュールは含まれるコンポーネントが階層表示されますが、ユーザーモジュールのセキュリティが有効 になっている場合
第3章 メインパネルウィンドウ Synchronization (DME Designerと本体の同期) SynchronizationによってDMEやSP2060本体とDME Designerを同期させ、コンフィギュレー ションやシーン情報を転送することにより、DMEやSP2060本体を稼働させます。DMEや SP2060本体で一部に限られていた機能は、DME Designerではすべての機能が集約されています。 DME Designerにおいて、コンフィギュレーションを転送する場合と、リアルタイムにDMEや SP2060本体をコントロールする場合に、このSynchronizationを行ないます。 NOTE Synchronizationでは、DMEやSP2060本体とDME Designerをインストールしたコンピューターが通信できる状態で あることが前提のため、必要なドライバー (USB-MIDIドライバーまたはDME-N Networkドライバー )がインストールさ れ、ドライバーの設定、DME Designerの通信ポートの設定(158ページ)が適切である必要があります。 ドライバーのインスト
第3章 メインパネルウィンドウ 「Synchronization」ダイアログボックス [Tools]メニューの[Synchronization]をクリックすると、 「Synchronization」ダイアログボックス が表示されます。DesignerのカレントデバイスグループのデータとDMEやSP2060本体を同期さ せます。 ここではDME Designer上のユニットとネットワークに実在するDMEやSP2060を1対1で同期 をさせるための設定を行ないます。 NOTE 同期を実行すると、結線やコンポーネントなどの情報を自動的にチェックします(これをコンパイルといいます)。コンパイ ルの実行中は、プログレスバーが表示されます。実際の処理の進捗とプログレスバーの表示は一致しない場合があります。 また、必ずコンパイルが完了することを保証するものではありません。長時間待ってもコンパイルが完了しない場合は、 [Abort]ボタンをクリックしてコンパイルを中止してください。コンパイルに失敗した場合は、不要なコンポーネントや 結線を削除したり、消費リソースが少ないコンポーネントに置き換えたりしてから、コンパイルし直
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Group]リスト 同期を行なうデバイスグループを選択します。 ● [Go On-line]ボタン オンラインのときは、ボタンがグレーになります。 クリックすると、同期の方法を決めるダイアログボックス表示されます。 [DME Designer -> Device]方向のボタン カレントゾーンのデータとDMEやSP2060本体のデータの整合性をチェックしてから、オンラ インに移行します。DME DesignerからDMEやSP2060本体にデータを送り、同期します。 [DME Designer <- Device]方向のボタン DMEやSP2060本体のデータをDME Designerに取り込みます。DMEやSP2060本体で編集 したプリセットパラメーターなどのカレントデータをDME Designerに取り込みます。[DME Designer -> Device]方向よりも転送時間が短くなります。ただし、DME本体とDME Designerのコンフィギュレーションが、全く同じであることが前提となります。コンフィギュ レーションを変更した場合は、[DME Desi
第3章 メインパネルウィンドウ ● Designer Designerリストには、DME Designer上のカレントデバイスグループに配置されたDMEや SP2060本体が表示されます。 DME Designer上のユニットと認識されているIPアドレスを合わせ、1対1の照合をします。 デバイス名 IPアドレス選択ボックス DME名 プロジェクトに含まれるDMEやSP2060の名前が表示されます。ゾーンウィンドウで複数の 同じDMEやSP2060を配置する場合、それぞれの名称を変更しておくことをおすすめします。 IPアドレス選択ボックス Designer上のユニットと認識されているIPアドレスを照合します。[IP Address]欄の[▼]を クリックすると、エリアにある同種のデバイスのIPアドレスが表示されます。ユニットが DME24Nの場合、リストにはエリア内のすべてのDME24NのIPアドレスが表示されます。 また、 「IP Address」と書かれたタイトルバー (薄い[▼]/[▲]が表示)をクリックすると上下での 並べ替えが可能です。 ● Network Networkリストには現在ネ
第3章 メインパネルウィンドウ Event Scheduler 「Event Scheduler」ダイアログボックス [Tools]メニューの[Event Scheduler]をクリックすると、 「Event Scheduler」ダイアログボック スが表示されます。イベントのスケジューリングを設定します。日時と実行する動作を指定して、 イベントの予約ができます。指定した日時に起動するイベントと、周期的に繰り返すイベントを登録 できます。周期イベントは、年/月/週/日ごとに繰り返すイベントを登録できます。最大50までの イベントスケジューリングを設定できます。デバイスグループごとにスケジューリングを設定しま す。設定と変更は、オンライン状態でDME本体に送信します。 シーンの変更、パラメーターの変更、GPI出力、Waveファイル再生をスケジューリングできます。 NOTE SP2060には対応していません。 NOTE 「Security」ダイアログボックスの[Edit]がONになっているユーザーのみ、スケジューリングの編集ができます。 各部の名称と機能 ● イベントビュー 登録されているスケジューリング
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Operation] イベント起動時に実行する機能が表示されます。 ● [Date] イベント起動日が表示されます。 周期イベントは周期イベントを表すアイコンと、周期を示す文字列が以下のように表示されます。 [January 1 every year] 毎年1月1日 [First Monday of January every year] 毎年1月第一月曜日 [Day 1 every month] 毎月1日 [Second Monday of every month] 毎月第二月曜日 [Monday every week] 毎週月曜 [Every day] 毎日 ● [Time] イベント起動時刻が表示されます。 ● Groupリスト イベントを表示/設定するデバイスグループを選択します。選択したデバイスグループのイベントの みウィンドウに表示されます。 ● [Enable Event Scheduler] イベントの予約が有効になります。 ● [Add]ボタン イベントを追加します。クリックすると、「Add Event」ダイアログボックスが表示
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Paste]ボタン コピーしたイベントを貼り付けます。イベントが追加されます。イベントをコピーしていないとき は、ボタンがグレーになります。 ● [Clock setup]ボタン 「Clock」ダイアログボックスを表示して、DMEの内蔵時計を設定します。 →「Clock(183ページ)」 ● [Apply]ボタン 設定を更新します。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 「Add Event (Edit Event)」ダイアログボックス 「Event Scheduler」ダイアログボックスの[Add]ボタン/[Edit]ボタンをクリックすると表示されま す。スケジューリングイベントの追加と編集を行ないます。 ● [Event Name]ボックス イベント名を入力します。文字数制限なしで、日本語も入力できます。 DME Designer 取扱説明書 105
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Event Operation] イベント起動時に実行する操作を設定します。 ・[Operation] クリックすると、イベントのリストが表示されます。 イベントを起動したときに実行する操作を指定します。 リストには、次の4つがあります。 [Scene Change] シーンを変更します。 [Parameter Value Edit] パラメーターを変更します。 NOTE ユーザーモジュールのセキュリティが有効になっている場合は、コンポーネントは表示されません。ただし、ユー ザーモジュールエディターに表示されるパラメーターは表示されます。 [GPI Out] GPIに出力します。 [Play Wav File] Waveファイルを再生します。 ・[Operation Setting] [Operation]で選択したイベントによって、内容が変わります。 ・[Scene Change]を選択した場合 [Scene]のリストから、リコールするシーンを選択します。リストにはストアされているシーン が表示されます。 ・[Parameter Value Edi
第3章 メインパネルウィンドウ [DME Unit] リストから、イベントスケジューリングの対象になるDMEを選択します。リストには、ゾー ンに含まれるDMEが表示されます。 [Component] パラメーターを変更するコンポーネントを選択します。リストには、[DME Unit]で選択した DMEに配置されたコンポーネントが表示されます。 [Parameter] 変更するパラメーターを選択します。リストには、[Component]で選択したコンポーネント のパラメーターが表示されます。 [Value] パラメーター値を設定します。スピンボタンまたは右のスライダーで、値を変更します。 ・[GPI Out]を選択した場合 [DME] リストからGPIを出力するDMEを選択します。 [Port1]/[Port2]/[Port3]… ポートごとにGPI出力の[ON]/[OFF]/[---]を設定します。 [OFF]にした場合でも、[LOW→HIGH]が設定されているポートは[HIGH→LOW]の出力が、 [HIGH→LOW]が設定されているポートは[LOW→HIGH]の信号が出力されます。 ・[P
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Event Schedule] イベントの起動する年/月/日時を設定します。 ・カレンダー イベント起動日時を設定します。 [<]ボタン/[>]ボタンで年月を変更します。日にちは、クリックして設定します。 閏年の2月29日に設定した場合は、4年ごとの2月29日に動作します。 ・[Time] イベント起動時間を設定します。 時/分をクリックして、スピンボックスで数値を変更します。 周期イベントは、時間のみ設定します。 ・[Repeating Event] チェックすると、周期イベントになり、カレンダーは無効になります。 [Year]/[Month]/[Week]/[Day]/[Hour] 左側のラジオボタンでイベントの周期を設定します。 [Day]/[Day of the week] 右側では、条件を設定します。[Day]/[Day of the week]を選択し、日付などを設定しま す。選択した周期によって設定できる項目が変わります。 ・イベント周期が[Year]の場合 すべて設定できます。 ・イベント周期が[Month]の場合 [Day]を選択した場
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Event Exceptions] 例外的にイベントを起動しない年/月/日時を設定します。 イベント周期によって選択できる周期が変わります。 ・イベント周期が[Year]の場合 [Year]のみ設定できます。 ・イベント周期が[Month]の場合 [Month]と[Day]のみ設定できます。 ・イベント周期が[Week]の場合 [Month]、[Week]、[Day]のみ設定できます。 ・イベント周期が[Day]の場合 [Month]、[Week]、[Day]、[Day of the week]のみ設定できます。 ・イベント周期が[Hour]の場合 [Month]、[Week]、[Day]、[Day of the week]、[Hour]のみ設定できます。 DME Designer 取扱説明書 109
第3章 メインパネルウィンドウ Wav File Manager [Tools]メニューの[Wav File Manager]をクリックすると、 「Wav File Manager」ダイアログボッ クスが表示されます。Wav File Playerで再生するWave ファイルの再生設定を管理します。DME ごとに設定します。オフラインでのみ設定できます。100までのWaveファイルを管理できます。 メモリーの上限を超えるWaveファイルを追加しようとすると、警告のメッセージが表示されます。 NOTE SP2060には対応していません。 NOTE 「Security」ダイアログボックスの[Edit]がONになっているユーザーのみ編集ができます。 NOTE ファイル名が、拡張子を含めて半角で31文字以内のWaveファイルのみ登録できます。あらかじめWaveファイルの名前を 確認し、拡張子を含めて31文字を超える場合は、ファイル名を変更しておきます。 NOTE Waveファイルも含めてプロジェクトファイルを保存する場合は、保存時にファイルの種類として「Project File with wave (*.
第3章 メインパネルウィンドウ [File Name] Waveファイルの名前が、半角31文字まで表示されます。日本語も表示できます。 [Size] Waveファイルのサイズが表示されます。ファイルサイズによって、単位が異なります。 小数点第1位まで表示します。 サイズ 表示 〜1023B 0.X KB 1024B〜1023.9KB XXX.X KB 1024KB以上 X.
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Add]ボタン クリックすると、External Inputまたはファイル選択のリストが表示されます。Waveファイルを 追加するには、追加する行を選択して[Add]ボタンをクリックします。 また、デスクトップから「Wav File Manager」ダイアログボックスのリストにWaveファイルを ドラッグ&ドロップしても追加できます。 [Wave File] ファイル選択ダイアログボックスが表示され、Waveファイルを選択します。 選択したテーブルにすでにデータがある場合は、上書きするか、確認のメッセージが 表示されます。 [External Input] [External Input]が設定されます。 複数のWaveファイルを選択できます。複数のファイルを指定した場合は、選択されているテーブル 以降に追加されます。追加される番号にWaveファイルが登録されている場合は、上書きされます。 対応しているWaveファイルのフォーマットは、48、44.1、24、22.
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Remove]ボタン 選択した行の設定を消去します。リストでWaveファイルを選択していないときは、ボタンがグレー になります。 ● [Move Up]ボタン 選択した行を1つ上に移動します。上の行と入れ替えます。 リストで何も選択していない場合、[No.1]のテーブルを選択している場合は、ボタンがグレーになり ます。 ● [Move Down]ボタン 選択した行を1つ下に移動します。下の行と入れ替えます。 リストで何も選択していない場合、[No.
第3章 メインパネルウィンドウ GPI GPIとは GPIは、General Purpose Interface(汎用インターフェース)の略で、GPI入出力を使うことによ り、カスタムメイドのコントローラーや外部機器からDMEをリモートコントロールできます。 GPIのポート数は、機種により異なります。DMEごとにGPI入出力を設定します。 GPI入力からのデータで、DMEのシーン切り替え、コンポーネントのパラメーター変更などができ ます。 GPIの接続方法などハードに関してはDMEの取扱説明書をご覧ください。 NOTE [Operation Security]→[Edit]がチェックされているユーザーのみ、GPIの設定ができます。 NOTE オンライン時は編集できません。 NOTE SP2060には対応していません GPI入出力の設定例 ● CP4SFを使ってフェーダー (LevelおよびOn)をコントロール コントロールパネルCP4SFをGPI端子に接続して、FaderやMixerコンポーネントの各フェーダー (LevelおよびOnパラメーター )をコントロールできます。 GPI IN欄では、Pa
第3章 メインパネルウィンドウ ● CP4SWを使ってSource Selectorをコントロール コントロールパネルCP4SWをGPI端子に接続して、Source Selector (Position 4)コンポーネン トのチャンネルソースを切り替えることができます。 GPI IN欄およびGPI OUT欄には、Direct Parameter Value機能を利用して、Source Selector コンポーネントのPositionパラメーターを割り当て、パラメーター値(GPI IN欄では[Max]、GPI OUT欄では[Threshold])はポートごとにそれぞれ1〜4を設定します。CP4SWのスイッチを押す と該当する番号のチャンネルソースが選択され、該当するスイッチのLEDも連動して点灯します。 GPI IN欄の[Terminal]は変更できません。GPI OUT欄の[Terminal]= に設定すると、Position パラメーターが[Threshold]と一致しているときにハイレベルの電圧を出力し、LEDが点灯します。 「GPI」ダイアログボックス [Tools]メニューの[GPI]をクリッ
第3章 メインパネルウィンドウ ● [DME] 設定対象のDMEをリストから選択します。 ● Configuration カレントコンフィギュレーション名が表示されます。 ● GPI IN DME64Nは16、DME24NおよびDME Satelliteは8のGPI INポートを備えています。各ポート ごとに、GPI INからのデータによりDMEのどのパラメーターを変更するかを設定します。一番左の 列にはポート番号が表示されます。 [Function] GPI INで制御する機能を設定します。クリックするとリストが表示され、GPI INポートに設定す る機能を選択します。 設定できる機能は、[No Assign]、[Parameter Value Edit]、[Direct Parameter Value]、 [Scene Change]、[Scene Increment]、[Scene Decrement]、[Mute]、[GPI Lock]、 [Time Adjustment]、[Play Wav File]の10種類です。 選択する機能によって[Parameter]、[Min]、[Max]、[
第3章 メインパネルウィンドウ の場合 GPI INへの入力電圧に比例して、指定したパラメーターを変更します。GPI IN 入力電圧が 最小値のときに[Min]の設定値、GPI IN 入力電圧が最大値のときに[Max]の設定値で、 この間を連続して変化します。 例:parameterにFader Levelを指定した場合の入力電圧とFeder Levelの関係 GPI IN 入力電圧 max [Max]の設定値 [Min]の設定値 GPI IN 入力電圧 min の場合 GPI INへの入力電圧に反比例して、指定したパラメーターを変更します。GPI IN 入力電圧 が最小値のときに[Max]の設定値、GPI IN 入力電圧が最大値のときに[Min]の設定値で、 この間を連続して変化します。 例:parameterにFader Levelを指定した場合の入力電圧とFeder Levelの関係 GPI IN 入力電圧 max [Min]の設定値 [Max]の設定値 GPI IN 入力電圧 min の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも下から上に変化するときに、[Min]の設定値と
第3章 メインパネルウィンドウ ・[Scene Change] 指定のシーンをリコールします。[Parameter]でリコールしたいシーン番号を設定します。 [Min]、[Max]は無効です。[Terminal]では、GPI INからの入力電圧をどのようにパラメー ターに反映させるかを設定します。 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも下から上に変化するときに、[Parameter]で 設定したシーンをリコールします。 GPI IN 入力電圧 max 中央の電圧 GPI IN 入力電圧 min トリガー発生 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも上から下に変化するときに、[Parameter]で 設定したシーンをリコールします。 トリガー発生 GPI IN 入力電圧 max 中央の電圧 GPI IN 入力電圧 min の場合 と同じです。 の場合 と同じです。 ・[Scene Increment] 次の番号のシーンをリコールします。[Parameter]、[Min]、[Max]は無効です。[Terminal] では、GPI INからの入力電圧をどのよう
第3章 メインパネルウィンドウ の場合 と同じです。 の場合 と同じです。 ・[Scene Decrement] 前の番号のシーンをリコールします。[Parameter]、[Min]、[Max]は無効です。[Terminal] では、GPI INからの入力電圧をどのようにパラメーターに反映させるかを設定します。 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも下から上に変化するときに、前の番号のシーン をリコールします。 GPI IN 入力電圧 max 中央の電圧 GPI IN 入力電圧 min トリガー発生 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも上から下に変化するときに、前の番号のシーン をリコールします。 トリガー発生 GPI IN 入力電圧 max 中央の電圧 GPI IN 入力電圧 min の場合 と同じです。 の場合 と同じです。 DME Designer 取扱説明書 119
第3章 メインパネルウィンドウ ・[Mute] DMEのミュートをON/OFFします。 [Parameter]、[Min]、[Max]は無効です。 [Terminal]では、GPI INからの入力電圧をどのようにパラメーターに反映させるかを設定します。 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも上のときにミュートをONし、下のときに ミュートをOFFします。 GPI IN 入力電圧 max Mute ON 中央の電圧 Mute OFF Mute OFF GPI IN 入力電圧 min の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも上のときにミュートをOFFし、下のときに ミュートをONします。 GPI IN 入力電圧 max Mute OFF 中央の電圧 Mute ON Mute ON GPI IN 入力電圧 min の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも下から上に変化するときに、ミュートのON/ OFFを交互に切り替えます。 GPI IN 入力電圧 max 中央の電圧 GPI IN 入力電圧 min ON OFF ON の場合 GPI
第3章 メインパネルウィンドウ ・[GPI Lock] GPI LockをON/OFFします。GPI LockがONになると、GPI Lockを設定しているGPI IN ポート以外のすべてのGPI INポートからの入力が無効になります。[Parameter]、[Min]、 [Max]は無効です。[Terminal]では、GPI INからの入力電圧をどのようにパラメーターに反映 させるかを設定します。 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも上のときにGPI LockをONし、下のときに GPI LockをOFFします。 GPI IN 入力電圧 max Lock ON 中央の電圧 Lock OFF Lock OFF GPI IN 入力電圧 min の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも上のときにGPI LockをOFFし、下のときに GPI LockをONします。 GPI IN 入力電圧 max Lock OFF 中央の電圧 Lock ON Lock ON GPI IN 入力電圧 min の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも下から上に変
第3章 メインパネルウィンドウ ・[Time Adjustment] DMEの内部時計を下記のように補正します。 内部時計の時刻 補正後の時間設定 0〜14秒 0秒に戻ります 15〜29秒 30秒に進みます 30〜44秒 30秒に戻ります 45〜59秒 0秒に進みます [Parameter]、[Min]、[Max]は無効です。[Terminal]では、GPI INからの入力電圧をどのよ うにパラメーターに反映させるかを設定します。 は、連続的な値を持つパラメーターを、外部のフェーダー /ノブ等のデバイスで制御 する場合に使用します。 は、ON・OFF等の2値のパラメーターを、外部のスイッチデバイスから制御する 場合に使用します。 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも下から上に変化するときに、DMEの内部時計を 補正します。 GPI IN 入力電圧 max 中央の電圧 GPI IN 入力電圧 min トリガー発生 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも上から下に変化するときに、DMEの内部時計を 補正します。 トリガー発生 GPI IN 入力
第3章 メインパネルウィンドウ ・[Play Wav File] 指定のWaveファイルを再生します。[Parameter]で再生するWaveファイルを指定します。 指定できるWaveファイルはWav File Managerで設定したファイルです。DMEにWav File Playerが配置されていないとファイルを選択できません。[Min]、[Max]は無効です。[Terminal] では、GPI INからの入力電圧をどのようにパラメーターに反映させるかを設定します。 は、連続的な値を持つパラメーターを、外部のフェーダー /ノブ等のデバイスで制御 する場合に使用します。 は、ON・OFF等の2値のパラメーターを、外部のスイッチデバイスから制御する 場合に使用します。 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも下から上に変化するときに、Waveファイルを 再生します。 GPI IN 入力電圧 max 中央の電圧 GPI IN 入力電圧 min トリガー発生 の場合 GPI INへの入力電圧が中央の電圧(*)よりも上から下に変化するときに、Waveファイルを 再生します。 トリガー発生
第3章 メインパネルウィンドウ ● GPI OUT DME64Nは16、DME24Nは8、DME Satelliteは4のGPI OUTポートを備えています。各ポー トごとに、DMEのどのパラメーターの状態をGPI OUTから出力を行なうか設定します。一番左の列 にはポート番号が表示されます。 Function どの機能の状態をGPI OUTから出力を行なうか設定します。設定できるタイプは、[No Assign]、 [Parameter Value Edit]、[Scene Change]、[GPI Lock]、[Direct Parameter Value]、 [Audio Detector]の6種類です。選択する機能によって[Parameter]、[Threshold]、 [Terminal]、[Polarity]の設定内容が変わります。 ・[No Assign] どの機能も設定せず、GPI OUTからはなにも出力しません。デフォルト(初期値)です。 GPI OUTポートにアサインした機能をクリアするときに選択します。 [Parameter]、[Threshold]、[Terminal]、[Pol
第3章 メインパネルウィンドウ ・[Scene Change] 指定のシーンのリコール状態をGPI OUTから出力します。[Parameter]で、リコール状態を GPI OUT出力するシーン番号を設定します。[Threshold]、[Polarity]は無効です。 [Terminal]で、GPI OUTへの電圧をどのように出力するかを設定します。 Terminal GPI OUTの出力 カレントシーンが[Parameter]で設定したシーンと同じときはハイレベル、違うときは ローレベルを出力します。 カレントシーンが[Parameter]で設定したシーンと同じときはローレベル、違うときは ハイレベルを出力します。 カレントシーンが[Parameter]で設定したシーンと同じときに、パルス波形1(*1)を 出力します。 カレントシーンが[Parameter]で設定したシーンと同じときに、パルス波形2(*2)を 出力します。 ・[GPI Lock] GPI Lockの状態をGPI OUTから出力します。[Parameter]、[Threshold]、[Polarity]は 無効です。[Terminal]
第3章 メインパネルウィンドウ Terminal Polarity GPI OUTの出力 オーディオ信号が検出されていない状態から検出されたときに、パルス波 形1(*1)を出力します。 オーディオ信号が検出されている状態から検出されなくなったときに、パ ルス波形1(*1)を出力します。 オーディオ信号が検出されていない状態から検出されたときに、パルス波 形2(*2)を出力します。 オーディオ信号が検出されている状態から検出されなくなったときに、 パルス波形2(*2)を出力します。 (*1)パルス波形1 (*2)パルス波形2 HI HI LO LO 250msec 250msec Event Scheduler Event Scheduler で[GPI OUT]を設定しているときに表示されます。 Event Schedulerについては、「Event Scheduler (103ページ)」をご覧ください。 User Defined Button User Defined Buttonで[GPI OUT]を設定しているときに表示されます。 User Defined Buttonについては、
第3章 メインパネルウィンドウ MIDI [Tools]メニューの[MIDI]をクリックすると、 「MIDI」ダイアログボックスが表示されます。 リモートコントロールなどを設定します。 NOTE SP2060には対応していません。 各部の名称と機能 ● 各タブ共通 DME 設定対象のDMEをリストから選択します。 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 DME Designer 取扱説明書 127
第3章 メインパネルウィンドウ [Control Change]タブ DMEごとに、コントロールチェンジにコンポーネントをアサインします。 外部機器からコントロールチェンジを送信して、DMEのパラメーターを変更できます。 コントロールチェンジナンバー 1-31、33-95、102-119にアサインできます。 NOTE コントロールチェンジナンバー 0と32はバンクセレクトMSB、96-101はRPN/NRPN関連、120-127はモードメッ セージに使用されるため、コンポーネントのアサインはできません。 ● コントロールチェンジのリスト 中央のリストには、コントロールチェンジナンバーと現在の設定が表示されます。 No.
第3章 メインパネルウィンドウ Parameter アサインしたコンポーネントのパラメーターを設定します。 クリックすると、コンポーネントに含まれるパラメーターのリストが表示されます。 アサインするパラメーターを選択します。 Min/Max 操作可能なパラメーター範囲を設定します。[Min]には下限、[Max]には上限の現在の値が表示さ れます。クリックするとスライダーが表示されます。[Parameter]ボックスで選択しているパラ メーターによって、設定可能な範囲やパラメーターの単位が異なります。 スライダーをドラッグしてパラメーターを変更します。詳細な設定をするには、キーを 押しながらドラッグします。ドラッグ中は値が表示されます。ドラッグを終えてマウスボタンを 離すと、スライダーは消えます。 [Min]ボックス/[Max]ボックスどちらをクリックしても同じスライダーが表示されます。黒く なっている部分がパラメーターレンジで、黒い部分の左端をドラッグすると[Min]、右端をドラッ グすると[Max]の値が変わります。 ● [Clear]ボタン 選択されているコントロールチェンジナンバー
第3章 メインパネルウィンドウ [Program Change]タブ プログラムチェンジナンバー「1〜128」にシーンをアサインします。プログラムチェンジを受信した ときに、シーンを切り替えます。この設定は、デバイスグループ内のすべてのDMEで共有されます。 最大999までアサインできます。129以上のシーンは、バンクを変更してアサインします。 ● Program Change Event プログラムナンバーとアサインされたシーンがリスト表示されます。 No.
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Assign All]ボタン すべてのシーンをプログラムナンバー「1」から順にアサインします。 ● Bank Select LSB 129以上のシーンをアサインするときにバンクを変更します。 「0〜7」の8つのバンクを使用できます。[▼]をクリックして、設定対象のバンクを選択します。 [Parameter Change]タブ パラメーターチェンジコマンドで制御するパラメーターを、アドレスごとに指定します。 128まで設定できます。 DME Designer 取扱説明書 131
第3章 メインパネルウィンドウ ● パラメーターチェンジのリスト 中央のリストには現在の設定が表示されます。 No.
第3章 メインパネルウィンドウ Min/Max パラメーター範囲を設定します。[Min]には下限、[Max]には上限の現在の値が表示されます。 選択しているパラメーターによって、設定可能な範囲と単位が異なります。 クリックするとスライダーが表示されます。 スライダーをドラッグしてパラメーターを変更します。詳細な設定をするには、キーを 押しながらドラッグします。ドラッグ中は値が表示されます。ドラッグを終えてマウスボタンを 離すと、スライダーは消えます。 [Min]ボックス/[Max]ボックスどちらをクリックしても同じスライダーが表示されます。 黒くなっている部分がパラメーターレンジで、黒い部分の左端をドラッグすると[Min]、右端を ドラッグすると[Max]の値が変わります。 ● [Clear]ボタン リストで選択されているパラメーターチェンジのアサインをクリアし、何もアサインされていない 状態にします。 ● [Clear All]ボタン すべてのパラメーターチェンジのアサインをクリアします。 DME Designer 取扱説明書 133
第3章 メインパネルウィンドウ User Defined Button(ユーザー定義パラメーター ) ユーザー定義パラメーターとは DME64N/24N本体またはICP1のファンクションキー「F1」〜「F6」でユーザーが操作できる パラメーターを「User Defined Button」といいます。あらかじめ、頻繁に設定変更する パラメーターを任意に6×4ページ分(24種)設定する事ができ、DME Designerを使用しなくても、 DME64N24N本体、またはICP1で操作が可能になります。 ファンクションキー「F1」〜「F6」で呼び出すパラメーターをDME Designerで設定します。 DME Designerでは、「User Defined Button」ダイアログボックスでユーザー定義パラメーター を設定します。ユーザー定義パラメーターの設定は、デバイスグループごとに共通になります。 「User Defined Button」ダイアログボックス [Tools]メニューの[User Defined Button]をクリックすると、 「User Defined Button」ダイアロ グボックスが表示され
第3章 メインパネルウィンドウ Function ファンクションキーにアサインする機能を選択します。 [No Assign] 何もアサインしません。設定した割り当てを消去するときに選択します。 [Parameter Value Edit] パラメーターを変更します。変更するパラメーターは[Parameter]欄で設定します。 NOTE ユーザーモジュールは含まれるコンポーネントが階層表示されますが、ユーザーモジュールのセキュリティが有効 になっている場合は、コンポーネントは表示されません。ただし、ユーザーモジュールエディターに表示されるパ ラメーターは表示されます。 [Direct Parameter Value] パラメーターの値を直接設定します。設定するパラメーターは[Parameter]欄で、設定値は [Max]欄で設定します。 NOTE ユーザーモジュールは含まれるコンポーネントが階層表示されますが、ユーザーモジュールのセキュリティが有効 になっている場合は、コンポーネントは表示されません。ただし、ユーザーモジュールエディターに表示されるパ ラメーターは表示されます。 [Scene Cha
第3章 メインパネルウィンドウ Parameter ファンクションキーにアサインするパラメーターを設定します。クリックするとリストが表示さ れます。リストには、カレントコンフィギュレーションに含まれるパラメーターが表示されます。 ファンクションキーで呼び出すパラメーターを選択します。 LCD Display DME64N/24NやICP1本体のディスプレイに表示される文字を設定します。[LCD Display] ボックスをクリックして、文字を入力します。[LCD Display]ボックスに入力できる文字数は、 全角で11文字、半角で23文字までです。全角文字は、半角文字2文字分になります。 キーを押して入力を確定すると、ショートネームが作成され、ファンクションキー欄に 「F1 [shortnam]」のように表示されます。DME64N/24NやICP1本体のメイン画面には ショートネームが表示されます。ショートネームはユーザー定義パラメーター名として DME64N/24NやICP1本体のメイン画面に表示できる全角4文字、半角8文字までで自動的に 作成されます。 Min、Max パラメーター
第3章 メインパネルウィンドウ ユーザー定義パラメーターの設定 ユーザー定義パラメーターを設定します。 1 コンフィギュレーションを作成します。 2 [Tools]メニューの[User Defined Button]をクリックします。 「User Defined Button」ダイアログボックスが表示されます。 3 [1]タブ/[2]タブ/[3]タブ/[4]タブをクリックして、ユーザー定義パラメーターを設定する セットを選びます。 4つのタブがDME64N/24NやICP1本体のメイン画面のページに対応しています。 4 パラメーターをアサインするファンクションキーの[Parameter]ボックスをクリックします。 カレントコンフィギュレーションに含まれるパラメーターのリストが表示されます。 5 ファンクションキーに設定するパラメーターを選択します。 6 [LCD Display]ボックスをクリックして、ユーザー定義パラメーター名を入力します。 [LCD Display]ボックスには全角で11文字、半角で23文字まで入力できますが、DME64N/ 24NやICP1本体のメイン画面に表示できる文字数は全角
第3章 メインパネルウィンドウ DAWコントロール [Tools]メニューの[DAW Control]をクリックすると、 「DAW Control」ダイアログボックスが表示 されます。DAWコントローラーからDME64N/24Nをコントロールするときの設定を行ないます。 ゾーンコンフィギュレーションごとに設定します。オフラインでのみ設定できます。 NOTE DME64N/24Nのみ対応しています。 NOTE セキュリティの[Edit]がチェックされているユーザーのみ、DAWコントロールの編集ができます。 各部の名称と機能 ● [DME] 設定対象のDME64N/24Nをリストから選択します。 ● [DAW Type] DAWのタイプを選択します。リストには、[MIDI]/[DAW(Type1)]/[DAW(Type2)]があります。 [DAW Type]は、 「Utility」ダイアログボックスのMIDIタブのProtocolと同じパラメーターです。 MIDI: 通常のMIDI機器を接続した場合に設定します。 DAW (Type1): ProTools用の汎用コントローラーを接続した場合に設定しま
第3章 メインパネルウィンドウ [Function] DAWコントローラーで変更する機能を選択します。クリックするとリストが表示されます。 ・[No Assign] 何もアサインしません。設定した割り当てを消去するときに選択します。 ・[Parameter Value Edit] コンポーネントのパラメーターを変更します。[Parameter]でコンポーネントとパラメーター を設定します。 NOTE ユーザーモジュールは含まれるコンポーネントが階層表示されますが、ユーザーモジュールのセキュリティが有効 になっている場合は、コンポーネントは表示されません。ただし、ユーザーモジュールエディターに表示されるパ ラメーターは表示されます。 ・[Scene Change] シーンをリコールします。カレントシーンとDAWコントロールで変更するシーンが同じでも リコールされます。 選択すると[Label]欄には[SCENE]と表示されます。[Parameter]欄には、最後のシーンが 設定されます。 ・[Scene Increment] シーンインクリメントを設定します。カレントシーンの次の有効なシーンをリコー
第3章 メインパネルウィンドウ [Controller] [Function]が[Parameter Value Edit]のときリストから、操作子を選択します。 [Switch]/[Fader]/[Knob]を選択できます。 [Label] ラベルを入力します。ダブルクリックすると文字が入力できます。半角英数字のみで16文字まで 入力できます。キーで確定、キーでキャンセルします。 NOTE [Function]に[Scene Change]/[Scene Increment]/[Scene Decrement]/[Mute]/[GPI Lock]を選択している 場合は、ラベル名は固定になります。 [Parameter] [Function]に[Scene Change]、[Parameter Value Edit]または[Play Wav File]が設定されて いるときに、パラメーターを設定します。 クリックするとリストが表示されます。 ・[Function]に[Scene Change]が設定されている場合 選択可能なシーンが表示されます。 ・[Function]に[
第3章 メインパネルウィンドウ Remote Control Setup List [Tools]メニューの[Remote Control Setup List]をクリックすると、 「Remote Control Setup List」ダイアログボックスが表示されます。 リモートコントローラーからコントロールするパラメーターを登録します。 NOTE V3.8以降のDMEまたはDME Satelliteの場合は、[REMOTE]端子だけでなく[NETWORK]端子経由でリモートコント ロールすることもできます。使用するポートは、「Utility」ダイアログボックスのRemoteタブで設定します(175ページ)。 NOTE 通信プロトコルの詳細は、ヤマハ プロオーディオ ウェブサイトに掲載される「DMEリモートコントロールプロトコル仕様 書」をご覧ください。 http://www.yamahaproaudio.
第3章 メインパネルウィンドウ [Min]/[Max] パラメーターの最小値と最大値を表示します。 [Type] [Parameter]にレベルなどを選択した場合に、フェーダーカーブのタイプを選択します。 [dB]を選ぶとdB値で直接指定でき、[Curve Table]を選ぶとDMEのフェーダーカーブに基づい て音量が決まります。 [Clear]ボタン 選択している行をクリアします。 [String Display]/[Numeric]ボタン パラメーター値の表示形式を切り替えます。 String Display: エディターウィンドウで表示される値 Numeric: 内部設定値 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 142 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ Internal HA Control DME24N/DME8i-C/DME4io-C/DME8i-ES/DME4io-ESの内蔵ヘッドアンプのゲインやファン タム電源(+48V)をPM5DやLS9などのデジタルミキサーからコントロールできます。デジタルミ キサーがデバイスグループ内の1台のDMEとシリアル通信し、そのDMEがグループ内の残りの DMEをまとめてコントロールします。デジタルミキサーと直接シリアル通信するDMEは、デバイス グループ内で1台のみにしてください。シリアル通信するDMEは、グループマスター以外のDMEや ヘッドアンプを持たないDMEでも可能です。 シリアル通信するDMEとデジタルミキサーとの接続には、[REMOTE]端子を使った接続、 CobraNetを使った接続、EtherSoundを使った接続の3種類があります。それぞれの接続におい て、DME本体のシリアル通信に使用するポートの設定と、CobraNetまたはEtherSound接続の場 合には、CobraNetまたはEtherSoundの設定が必要になります。 また、コントロールしたいDMEの
第3章 メインパネルウィンドウ [REMOTE]端子を使った接続 デジタルミキサーはいずれかのDMEの[REMOTE]端子に接続し、ヘッドアンプのコントロールに使 うポートを、「Utility」ダイアログボックスのRemoteタブの[Internal HA Control]でRemoteに 設定します(175ページ)。DMEシリーズ間は[NETWORK]端子をEthernetケーブルで接続します。 D-SUB 9-pin Cable REMOTE REMOTE Ethernet DME24N Network Switch DME8i-C Digital Mixer DME4io-C DME8i-ES DME4io-ES NOTE • REMOTE接続は制御信号だけを送受信します。ヘッドアンプのリモートコントロールとは別に、オーディオ信号用にも 接続が必要になります。 • 同じデバイスグループ内にある内蔵ヘッドアンプを持たないDMEの[REMOTE]端子に接続することもできます。 144 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ CobraNetを使った接続 デジタルミキサーは、MY16-CIIなどのCobraNetインターフェースカードを使ってDMEシリーズと CobraNetで接続します。DMEシリーズ間は、[NETWORK]端子をEthernetケーブルで接続します。 直接シリアル通信するDMEでヘッドアンプのコントロールに使うポートは、「Utility」ダイアログ ボックスのRemoteタブの[Internal HA Control]で設定します176ページ。シリアル通信する DMEがDME24Nの場合は「Slot 1」に、DME64Nの場合は「Slot 1」〜「Slot 4」に、DME Satelliteの場合は「CobraNet」に設定してください。それ以外のDMEは「OFF」に設定してくだ さい。 また、直接シリアル通信するDME (に装着したインターフェースカード)とデジタルミキサーのイン ターフェースカードは、CobraNetでシリアル通信のチャンネルを合わせる必要があります。DME8iC/8o-C/4io-Cの設定は500ページをご覧ください。MY16-CIIの設定はCobraN
第3章 メインパネルウィンドウ EtherSoundを使った接続 ● デジタルミキサーに[REMOTE]端子がない場合 デジタルミキサーは、MY16-ES64などのEtherSoundインターフェースカードを使ってDMEシ リーズとEtherSoundで接続します。DMEシリーズ間は、[NETWORK]端子をEthernetケーブル で接続します。 直接シリアル通信するDMEでヘッドアンプのコントロールに使うポートは、「Utility」ダイアログ ボックスのRemoteタブの[Internal HA Control]で設定します(175ページ)。シリアル通信する DMEがDME24Nの場合は「Slot1」に、DME64Nの場合は「Slot 3」または「Slot 4」に、 DME Satelliteの場合は「EtherSound」に設定してください。それ以外のDMEは「OFF」に設定 してください。 シリアル通信するDME (に装着したインターフェースカード)とデジタルミキサーのインターフェース カードのEtherSoundのシリアル通信設定は、AuviTran社のアプリケーションソフトAVSESMonit
第3章 メインパネルウィンドウ ● デジタルミキサーに[REMOTE]端子がある場合 デジタルミキサーは、MY16-ES64などのEtherSoundインターフェースカードを装着し、ミキ サーの[REMOTE]端子とインターフェースカードの間をD-sub 9ピンケーブル(クロス)で接続しま す。デジタルミキサーとDMEシリーズとの間はEtherSoundで接続します。DMEシリーズ間は、 [NETWORK]端子をEthernetケーブルで接続します。 直接シリアル通信するDMEでヘッドアンプのコントロールに使うポートは、「Utility」ダイアログ ボックスのRemoteタブの[Internal HA Control]で設定します(176ページ)。シリアル通信する DMEがDME24Nの場合は「Slot1」に、DME64Nの場合は「Slot 3」または「Slot 4」に、 DME Satelliteの場合は「EtherSound」に設定してください。それ以外のDMEは「OFF」に設定 してください。 シリアル通信するDME(に装着したインターフェースカード)とデジタルミキサーのインターフェー スカードのE
第3章 メインパネルウィンドウ 内蔵ヘッドアンプのID設定 [Tools]メニューの「Internal HA Control」をクリックすると、 「Internal HA Control」ダイアロ グボックスが表示されます。このダイアログボックスでデジタルミキサーからのコントロール対象と なるDMEに内蔵ヘッドアンプ用のIDを割り当てます。デジタルミキサー上ではこのIDがAD8HRの IDとして表示されます。[Device Label]欄をクリックすると表示されるプルダウンメニューからコ ントロール対象となるDMEを選択します。 デバイスグループ選択欄 設定対象となるデバイスグループを選択します。 [Device Label] 内蔵ヘッドアンプをコントロールしたいDMEを選択します。 [Insert]ボタン リストで選択しているDMEの行に未設定の行を挿入します。選択していたDMEは次の行に移動 します。 [Clear]ボタン リストで選択しているDMEを削除します。 [Clear All]ボタン リストの設定をすべて削除します。 [Move Up]ボタン リストで選択しているDMEを一つ上の
第3章 メインパネルウィンドウ Parameter List [Tools]メニューの[Parameter List]をクリックすると、 「Parameter List」ダイアログボックスが 表示されます。カレントゾーンのカレントコンフィギュレーションのパラメーターを一覧表示し、 パラメーターのIDなどを確認できます。また、パラメーターの一覧を印刷できます。 ダイアログボックスを開いたとき、または[DME]のリストからDMEを選択したときのパラメーター 値が表示されます。 NOTE SP2060には対応していません。 各部の名称と機能 ● [DME] 設定対象のDMEをリストから選択します。選択したDMEのコンポーネントがコンポーネントリスト に表示されされます。 ● コンポーネントリスト DMEに含まれるコンポーネント/ユーザーモジュールとそのID、コンポーネントのパラメーターが 階層表示されます。ADとSlotも表示されます。 NOTE ユーザーモジュールは含まれるコンポーネントが階層表示されますが、ユーザーモジュールのセキュリティが有効になって いる場合は、コンポーネントは表示されません。ただ
第3章 メインパネルウィンドウ [Min]/[Max] パラメーターの最小値と最大値を表示します。 NOTE 表示されるパラメーター値は、ダイアログボックスを開いたとき、または[DME]のリストから一覧を表示するDMEを 選択したときの値で、ここで変更はできません。 ● [Preview]ボタン パラメーター一覧を印刷します。クリックすると、プレビュー画面が表示されます。 ● [Save]ボタン パラメーター一覧をCSVファイルとして保存します。ボタンをクリックすると、OS標準の 保存ダイアログボックスが表示されます。 NOTE CSV形式は、カンマ区切りのテキストファイルで、ワープロ、表計算、データベースソフトなどで読み込みできます。 NOTE パラメーター値は、[String Display]/[Numeric]ボタンで選択している表示形式で保存されます。 ● [String Display]/[Numeric]ボタン パラメーター値の表示形式を切り替えます。 String Display: エディターウィンドウで表示される値 Numeric: 内部設定値 ● [Close]ボタン ダイアロ
第3章 メインパネルウィンドウ [Setup]ボタン クリックすると、「Print Setup」ダイアログボックスが表示されます。 用紙サイズ、用紙の向き、フォントを設定します。 ・[Paper Size] リストから、用紙サイズを選択します。 ・[Orientation] 用紙の向きを設定します。ラジオボタンをクリックして選択します。 [Portrait] 用紙を縦長に使います。 [Landscape] 用紙を横長に使います。 ・[Font] 設定されているフォントが表示されます。[Font]ボタンをクリックすると、「Font」ダイアロ グボックスが表示され、フォントを変更できます。 ・[Target] 印刷対象となるパラメーターを設定します。ラジオボタンをクリックして選択します。 [Selected Component] リストで選択したコンポーネントのすべてのパラメーターを印刷します。 [Selected DME] 選択したDMEのすべてのパラメーターを印刷します。 [All DME] すべてのDMEのすべてのパラメーターを印刷します。 [Close]ボタン プレビューを終了して
第3章 メインパネルウィンドウ Component Lock [Tools]メニューの[Component Lock]をクリックすると、 「Component Lock」ダイアログボック スが表示されます。 NOTE SP2060には対応していません。 各部の名称と機能 DMEに含まれるコンポーネント/ユーザーモジュール名が表示されます。ADとSlotも表示されま す。コンポーネント名の左のチェックボックスをチェックすると、PM5DおよびRS-422経由で DMEをコントロールする外部機器からパラメーターの変更が行なわれないようにロックできます。 ロックされている場合でも、Internal HA Control機能でDMEの内蔵ヘッドアンプをコントロールす ることはできます。ロックの設定はオンラインに移行したときにDMEに送信されます。オフライン のときのみ設定変更できます。 NOTE ユーザーモジュールのセキュリティが有効になっている場合は、コンポーネントは表示されません。ただし、ユーザー モジュールエディターに表示されるコンポーネントは表示されます。 NOTE セキュリティの[Edit]がチェッ
第3章 メインパネルウィンドウ Scene Link Manager [Tools]メニューの[Scene Link Manager]をクリックするか、「Scene Manager」ダイアログ ボックスの[Scene Link]ボタンをクリックすると、「Scene Link Manager」ダイアログボックス が表示されます。 「Scene Link Manager」ダイアログボックス DMEグループや各SP2060間のシーンリンクの設定やリコールを行ないます。シーンリンク設定を 行なうことで、複数のDMEグループやSP2060で同時にシーンリコールができます。シーンリンク は全部で999個まで設定できます。 NOTE セキュリティの[Edit]がチェックされているユーザーのみ編集ができます。 NOTE この機能はDME Designer上の機能であり、本体パネルや外部機器などからのシーンリコール/シーンストアには影響しま せん。 各部の名称と機能 ● シーンリンク ツリービュー シーンリンクごとにシーンリンク名と、DMEグループやSP2060のシーン番号とシーンの名前を表 示します。シーン番号や
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Delete]ボタン シーンリンクツリービューで選択されているシーンリンクを削除します。クリックすると「Are you sure?」というダイアログボックスが表示されます。[YES]ボタンをクリックすると、シーンリンク が削除されます。 [NO]ボタンをクリックすると、シーンリンクの削除がキャンセルされます。 シーンリンクを選択してない場合は、ボタンがグレーになり使用できません。 ● [Copy]ボタン シーンリンクツリービューで選択されているシーンリンクをコピーします。シーンリンクを選択して ない場合は、ボタンがグレーになり使用できません。 ● [Paste]ボタン カットまたはコピーしたシーンリンクの内容を、シーンリンクツリービューで選択されているシーン リンクにペーストします。選択されているシーンリンクは上書きされます。シーンリンクをカットま たはコピーしてない場合は、ボタンがグレーになり使用できません。 ● [Cut]ボタン シーンリンクツリービューで選択されているシーンリンクをカットします。シーンリンクを選択して ない場合は、ボタンがグレーになり使用で
第3章 メインパネルウィンドウ SP2060 Library Manager [Tools]メニューの[SP2060 Library Manager]をクリックすると、 「SP2060 Library Manager」ダイアログボックスが表示されます。 「SP2060 Library Manager」ダイアログボックス SP2060本体のSpeaker Processorコンポーネントのライブラリーを編集します。ライブラリー はコンポーネント1つに60個、1台のSP2060で合計360個まで作成できます。 NOTE セキュリティの[Edit]がチェックされているユーザーのみ編集ができます 各部の名称と機能 ● Speaker Processorリスト 設定されたPortに接続されているSP2060のリストを表示します。 ● ライブラリーリスト タイトルとライブラリーファイル名を表示します。タイトルの初期設定値はファイル名から拡張子を 取った名前です。タイトルをクリックすると編集できます。23文字まで入力できますが、SP2060 のディスプレイでは16文字までしか表示できません。全角文字も使用できま
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Add File]ボタン SP2060リストで選択されているSP2060に、コンポーネントエディターで保存したライブラリー (拡張子は「.
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Upload List]ボタン SP2060のライブラリーを、SP2060本体に送信します。クリックすると「Select Device」 ダイアログボックスが開きます。SP2060を選んで[OK]ボタンをクリックすると送信します。 SP2060は複数選択が可能です。 [Cancel]をクリックすると、ライブラリーの送信がキャンセルされます。 NOTE SP2060がオンラインの状態でも、[OK]ボタンで送信するまでSP2060本体には反映されません。また、オンライン/ オフラインの状態にかかわらず送信できます。 ● [Close]ボタン ダイアログボックスを閉じます。 DME Designer 取扱説明書 157
第3章 メインパネルウィンドウ 通信ポートの設定 [Setup]メニューの[Communication Port]をクリックすると、「Communication Port」ダイアロ グボックスが表示されます。 DME Designerが使用するデバイスグループのマスター機器の通信ポートを設定します。 NOTE 通信ポートには、USB-MIDI DriverまたはDME-N Network Driverを選択します。ドライバーのインストールおよび設定 方法については、「DMEセットアップマニュアル」をご覧ください。 NOTE USB端子で接続したDME Satelliteの場合は、USB x-1しか設定できません。 「Communication Port」ダイアログボックス [Tx] 送信に使用するドライバーの通信ポートを選択します。 [Rx] 受信に使用するドライバーの通信ポートを選択します。 [Device Group] 設定するデバイスグループをリストから選択します。 158 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ Shortcut Keys [Setup]メニューの[Shortcut Keys]をクリックすると、[Shortcut Keys]ダイアログボックスが 表示されます。 各部の名称と機能 ショートカットを設定したい項目をクリックして選択します。 ● [Enter new key] 割り当てられているショートカットがあれば表示します。 コンピューターキーボードで割り当てたいショートカットを入力すると、入力されたショートカット を表示します。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 DME Designer 取扱説明書 159
第3章 メインパネルウィンドウ Security(ユーザーの作成と設定) [Setup]メニューの[Security]をクリックすると、「Security」ダイアログボックスが表示されます。 ユーザーを作成、削除します。また、ユーザーごとのセキュリティレベルを設定します。ユーザーは DME Designerの設定として保存されます。ファイルごとにユーザーを作成する必要はありません。 自動ログオンユーザー ● ユーザー設定の制限 現在ログオンしているユーザーのセキュリティレベルによって、いくつかの制限があります。 ・現在ログオンしているユーザーより低いレベルのユーザーのみ編集できます。 ・現在ログオンしているユーザー自身のセキュリティレベルを上げることはできません。 ● [Administrator]ユーザー [Administrator]は、デフォルトで登録されているユーザーで、すべての機能を使用できます。DME Designerをインストールした直後は、[Administrator]ユーザーにパスワードが設定されていません。 160 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ ● セキュリティレベル ユーザーのセキュリティレベルは、「Security」ダイアログボックスの右側の[Operation Security] で設定します。 ユーザーレベル 高 レベル1のユーザー レベル2のユーザー 低 レベル3のユーザー レベル4のユーザー セキュリティレベルの設定 編集の可否、ウィンドウを開くことやコントロールできるかどうかを設定します。 シーンのストアとリコール、ユーザーコントロールのレベルは「1〜10」の10段階で設定します。 「1」がもっとも高いレベル、「10」が低いレベルです。[Administrator]ユーザーはデフォルトで 「1」に設定されています。レベルを「1」に設定できるのは[Administrator]のみです。 [Administrator]が自身の直下に作成したユーザーは「2〜10」のレベルが設定できます。レベル2 のユーザーの下層に作成したユーザーは、レベル「3〜10」を設定します。下層のユーザーは、上 のユーザーより1つ低いレベルが最高になります。 シーンは、ストアとリコールのレベルを設定します。ログオンユーザーは、自
第3章 メインパネルウィンドウ 各部の名称と機能 [Enable Auto Log On](自動ログオン) 自動ログオンを有効にします。チェックすると、DME Designerの起動時に、右のボックスに表示 されているユーザーが自動的にログオンします。自動ログオンのときは、パスワード入力なしに ログオンします。 ボックス右端の[▼]をクリックし、ユーザーのリストから自動ログオンするユーザーを選択します。 自動ログオンがOFFになっていると、DME Designerの起動時に「Log On」ダイアログボックスが 表示されます。毎回ユーザーを選択し、パスワードを入力してログオンすることになります。 自動ログオンをOFFにすると、「Confirmation of Current User」ダイアログボックスが表示され ます。 [Password]ボックスにユーザーのパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。 [Cancel]ボタンをクリックすると、自動ログオンはONのままになります。 ● 自動ログオンユーザー [Enable Auto Log On]が有効になっているときに、自動ログオンするユーザー
第3章 メインパネルウィンドウ ● User List 登録されているユーザーが表示されます。現在ログオンしているユーザーは太字で表示されます。 クリックして、設定対象のユーザーを選択します。 1 5 2 3 4 [Administrator]は、デフォルトで設定されているユーザーで、管理者にあたります。 [Administrator]ユーザーは、もっともレベルが高く、すべての機能を使用できます。 新規に作成したユーザーは[Administrator]ユーザーより低いレベルのユーザーになり、 [Administrator]ユーザーの下層に表示されます。 レベル2以下のユーザーは、そのユーザーの下層にユーザーがある場合は、ユーザー名の左に[+]/ [−]ボタンが表示されます。[+]/[−]ボタンをクリックして、そのユーザー以下のユーザーを表示/ 非表示します。 現在ログオンしているユーザーの下層にログオンユーザーより低いレベルのユーザーを複数作成でき ます。 1 Name ユーザー名が表示されます。現在ログオンしているユーザーは太字で表示されます。 2 [Add User]ボタン リストで選択
第3章 メインパネルウィンドウ 5 Operation Security 左の[User List]で選択されているユーザーが使用できる機能を設定します。 チェックすると、その機能が使用できるようになります。 [Edit] デザイナーウィンドウでの編集、ユーザーコントロールの編集、ユーザー定義パラメーター、 ワードクロック、シーン編集、GPI、MIDIなどの設定変更ができます。 [View DME Design Window] デザイナーウィンドウを表示できます。 [Control Component Editor] コンポーネントエディターのパラメーター編集ができます。 [View Component Editor] コンポーネントエディターを表示できます。 [Change Configuration] コンフィギュレーションの切り替えができます。 [Synchronization] DMEやSP2060本体との同期ができます。 [View Log Window] 「Event Logger」ウィンドウを表示できます。 [Scene Store/Recall Level] シーンのストア
第3章 メインパネルウィンドウ 「Add User」ダイアログボックス/ 「Change User Information」ダイアログボックス 「Security」ダイアログボックスの[Add User]ボタンをクリックすると、「Add User」ダイアログ ボックスが表示されます。「Security」ダイアログボックスの[Change]ボタンをクリックすると、 「Change User Information」ダイアログボックスが表示されます。 「Add User」ダイアログボックスは、新規ユーザーを追加するときにユーザー名とパスワードなどを 設定します。「Change User Information」ダイアログボックスでは、ユーザーの設定を変更しま す。ダイアログボックスの内容は同じです。 [Add User]ダイアログボックス [Change User Information]ダイアログボックス ● [Name]ボックス ユーザー名を入力します。既存のユーザーとは異なる名前を入力します。 ● [Password]ボックス パスワードを入力します。ボックスには、入力した文字の代わりに「*」が
第3章 メインパネルウィンドウ ユーザーの作成 次のようにユーザーを作成します。 1 メインパネルウィンドウの[Setup]メニュー→[Security]をクリックします。 「Security」ダイアログボックスが表示されます。 メインパネルウィンドウの[Security]ボタンをクリックして「Security」ダイアログボックスを 開くこともできます。 2「Security」ダイアログボックスの[User List]リストでユーザーを選択します。 選択したユーザーの下層にユーザーを作成します。ユーザーが[Administrator]だけの場合は、 [Administrator]を選択します。複数のユーザーがある場合は、新規ユーザーの上位になる ユーザーを選択します。 1人のユーザーの下層に複数のユーザーを作成できます。 3 [Add User]ボタンをクリックします。 「Add User」ダイアログボックスが表示されます。 4 [Name]ボックスにユーザー名を入力します。 5 [Password]ボックスにパスワードを入力します。 パスワードを設定しないユーザーも作成できます。ユーザーにパスワ
第3章 メインパネルウィンドウ 6 [Confirm Password]ボックスにもパスワードを入力します。 ユーザーにパスワードを設定しない場合は、[Confirm Password]ボックスも空欄にします。 NOTE [Password]ボックスと[Confirm Password]ボックスに入力した文字が異なる場合は、「Different password!」と いうメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックして、「Add User」ダイアログボックスの[Password]ボック スと[Confirm Password]ボックスを再入力してください。 7 [OK]ボタンをクリックします。 「Add User」ダイアログボックスが閉じて、「Security」ダイアログボックスのリストに ユーザーが追加されます。 8「Security」ダイアログボックスの[Operation Security]で、ユーザーのセキュリティレベ ルを設定します。 新規ユーザーを作成したときは、[Operation Security]のすべてのチェックボックスがOFFに なっています。作成したユーザーに許可する機能をクリ
第3章 メインパネルウィンドウ ネットワークの設定 [Hardware]メニューの[Network Setup]をクリックすると、 「Network Setup」ダイアログボック スが表示されます。 DMEやSP2060本体のIPアドレスやデバイスグループのマスター /スレーブの設定を行ないます。 NOTE DMEやSP2060本体の設定に関係なく編集できます。DMEのユーティリティ画面Lockページの設定やSP2060の ユーティリティ画面ユーザーロックの設定は、本体パネルからの操作に対してのみ有効です。 NOTE DME64N/24NやSP2060のスレーブ機は表示されません。 NOTE オンライン中のデバイスグループの機器は設定変更できません。 「Network Setup」ダイアログボックス 各部の名称と機能 ● Communication Port List (Tx/Rx) 設定を行なう機器の通信ポートを選択します。 ● Master/Slave 「Communication Port」ダイアログボックスで選択されたポートで接続されているDMEや SP2060本体がデバイスグループのマ
第3章 メインパネルウィンドウ ● IP Address 「Communication Port」ダイアログボックスで選択されたポートで接続されているDMEや SP2060本体のIPアドレスを表示/設定します。 NOTE DME Designerと同期したあとにDMEデバイスのIPアドレスを変更した場合、コンフィギュレーションを再転送する必要 があります。すべてのコンフィギュレーションデータを強制的に再転送する操作を「Full Resync」と呼びます。 「Full Resync」を行なうには、[Ctrl]キーを押しながら[Go On-line]ボタンをクリックします。 NOTE デバイスグループマスターのIPアドレスを変更した場合、DME-N Network Driverをお使いの場合は、一旦DME Designerを終了してDME-N Network Driverの設定を変更した上で、再度DME Designerを起動してください。 NOTE サブネットマスクは、「255.255.255.0」固定です。 NOTE 特に必要がない限り、IPアドレスはローカルアドレスに設定してください(192.
第3章 メインパネルウィンドウ Utility [Hardware]メニューの[Utility]をクリックすると、 「Utility」ダイアログボックスが表示されます。 「Utility」ダイアログボックス DMEやSP2060の各種設定を行ないます。オンライン時だけでなくオフライン時でも設定可能で す。DME64N/24NでUtility画面がLockされている場合は、このダイアログボックスを開くのに パスワードの入力が必要です。 NOTE セキュリティの[Edit]がチェックされているユーザーのみUtilityの操作ができます。 各部の名称と機能 ● デバイス選択欄 (Device/Type欄) 表示/設定対象のDMEまたはSP2060をリストから選択します。 ● [Close]ボタン ダイアログボックスを閉じます。 170 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ ● Infoタブ DMEやSP2060本体の基本情報を表示します。 Version DMEやSP2060のファームウェアのバージョン情報を表示します。 Battery DMEやSP2060のバッテリー状態を表示します。 Date/Time DMEの内蔵時計の時間を表示します。 Daylight Saving Time サマータイム設定を表示します。 [Clock setup]ボタン 「Clock」ダイアログボックスを表示して、DMEの内蔵時計を設定します。 →「Clock(183ページ)」 DME Designer 取扱説明書 171
第3章 メインパネルウィンドウ ● Networkタブ DMEやSP2060本体のネットワーク情報を表示します。 Master/Slave デバイスグループのマスターかスレーブかを表示します。 Link Mode 10Base-Tで接続しているか100Base-TXで接続しているかを表示します。 MAC Address MACアドレスを表示します。 ● Displayタブ DME64N/24N本体のディスプレイ表示の状態を表示/設定します。 LCD Contrast ディスプレイのコントラストを表示/設定します。設定は0〜100%です。 LCD Backlight ディスプレイのバックライトの点灯状態を表示/設定します。設定は「ON」と「OFF」の2種類 があります。 ON: 常に点灯します。 OFF: パネル操作すると点灯し、パネル操作が終わってから10秒後に消灯します。 Meter Fall Time メーターの降下速度を表示/設定します。設定は「Slow」と「Fast」の2種類があります。 Slow: 降下速度が遅くなります。 Fast: 降下速度が速くなります。 172 DM
第3章 メインパネルウィンドウ ● Lockタブ DME64N/24NやSP2060本体のパネルロックの状態を表示/設定します。 SP2060ではUser Lockの項目のみ表示/設定でき、DME64N/24Nではそれ以外の項目のみ表示 /設定できます。 Utility ユーティリティ画面設定のロック状態を表示/設定します。設定は「Unlock」と「Lock」があります。 Unlock: ユーティリティ画面が、パスワードを入力しなくても開きます。 Lock: ユーティリティ画面を開く場合に、半角英数字8文字のパスワード入力が必要です。 NOTE 「Unlock」の状態から「Lock」の状態に変更する場合は、パスワードの入力が必要です。 Panel Lock Boot 本体の電源をONした直後に、自動的にパネルロックするかどうかを表示/設定します。設定は 「Unlock」と「Lock」があります。 Unlock: 電源をONした直後はパネルロック状態ではありません。 Lock: 電源をONした直後からパネルロック状態になります。 Panel Lock Target パネルロックの対象を表示/設定しま
第3章 メインパネルウィンドウ ● Miscタブ 他のタブで設定しない項目を表示/設定します。 Scene Store DME64N/24N本体で、シーンの保存(シーンストア)が可能かどうかを表示/設定します。設定 は「Enable」と「Disable」があります。 Enable: シーンストアできます。 Disable: シーンストアできません。 Last Mem.
第3章 メインパネルウィンドウ ● Remoteタブ NOTE SP2060およびICP1には対応していません。 DME Remote Control DMEリモートコントロールプロトコル(*)で通信する端子を表示/設定します。選択した端子がす でに別の機能に使用されていた場合は、その端子の使用を確認するメッセージが表示されます。 選択できるポートは機器によって異なります。 DME64N/DME24Nの場合: OFF、Remote(RS-232C)、Remote(RS-422)、Network DME Satelliteの場合: OFF、Remote、Network OFF: この機能を使用しないときには、「OFF」に設定します。 Remote(RS-232C): [REMOTE]端子(RS-232C)と外部機器(AMX、Crestronなど)を接続 して、DME64N/24Nをリモートコントロールします。 Remote(RS-422): [REMOTE]端子(RS-422)と外部機器(AMX、Crestronなど)を接続し て、DME64N/24Nをリモートコントロールします。 Network: [
第3章 メインパネルウィンドウ Internal HA Control 内蔵ヘッドアンプのコントロールで使用する端子を表示/設定します。1台のデジタルミキサーか らデバイスグループ内の複数のDMEシリーズの内蔵ヘッドアンプをコントロールできます。デジ タルミキサーと直接接続しているDMEシリーズのみ、このパラメーターを設定し、それ以外は 「OFF」に設定します。選択した端子がすでに別の機能に使用されていた場合は、その端子の使用 を確認するダイアログボックスが表示されます。 選択できるポートは機器によって異なります。 DME64Nの場合: OFF、Remote(RS-422)、Slot1 〜4 DME24Nの場合: OFF、Remote(RS-422)、Slot1 DME8i-C/DME8o-C/DME4io-Cの場合: OFF、Remote、CobraNet DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESの場合: OFF、Remote、EtherSound OFF: この機能を使用しないときには、「OFF」に設定します。 Remote(RS-422): [REMOTE]端子(RS-422)と接続し
第3章 メインパネルウィンドウ ● MIDIタブ Port 使用するMIDIポートを選択します。選択した端子がすでに別の機能に使用されていた場合は、その 端子の使用を確認するダイアログボックスが表示されます。選択できるポートは機器によって異な ります。 DME64Nの場合: OFF、Remote(RS-232C)、Remote(RS-422)、MIDI、USB-1〜2、 Slot1〜4 DME24Nの場合: OFF、Remote(RS-232C)、Remote(RS-422)、MIDI、USB-1〜2、 Slot1 DME Satelliteの場合: OFF、Remote、USB-2 OFF: この機能を使用しないときは、「OFF」に設定します。 Remote(232C): DME64N/24Nの[REMOTE]端子(RS-232C)からMIDI信号を受信します。 Remote(422): DME64N/24Nの[REMOTE]端子(RS-422)からMIDI信号を受信します。 MIDI: [MIDI]端子からMIDI信号を受信します。 USB-1、USB-2: 選択したUSB端子からMIDI信号を受信
第3章 メインパネルウィンドウ Protocol 接続するMIDI機器に対応したプロトコルを表示/設定します。MIDI、DAW(Type1)、 DAW(Type2)から選択します。 MIDI: 通常のMIDI機器を接続した場合に設定します。 DAW(Type1): ProTools用の汎用コントローラーを接続した場合に設定します。 DAW(Type2): Logic、Cubase用の汎用コントローラーを接続した場合に設定します。 NOTE オンライン中に、Protocolの設定を変更すると、DAW Controlダイアログボックスで設定しているDAW Type も連 動して変更されます。 NOTE Protocolの設定が「MIDI」の場合、以下の項目の設定が有効になります。 MIDI Channel MIDIチャンネルを設定します。この番号は、Parameter Change のDevice ID としても使用さ れます。 [Tx] MIDI送信チャンネルをリストから選択します。 [Rx] MIDI受信チャンネルをリストから選択します。 Program Change/Control Change/P
第3章 メインパネルウィンドウ ● GPIタブ DME本体の[GPI]端子の入力電圧検出範囲のキャリブレーションを行ないます。 [ALL]チェックボックス すべてのチャンネルのチェックボックスをチェックします。 [Ch]チェックボックス チェックしたチャンネルをキャリブレーションの対象とします。 キャリブレーション情報 リアルタイムで入力電圧を表示します。 [Reset]ボタン チェックしたチャンネルのキャリブレーションをリセットします。 [Max]ボタン チェックしたチャンネルの現在の入力電圧を最大値にセットします。 セットした最大値は赤いバーで表示します。 [Min]ボタン チェックしたチャンネルの現在の入力電圧を最小値にセットします。 セットした最小値は青いバーで表示します。 DME Designer 取扱説明書 179
第3章 メインパネルウィンドウ Word Clock DMEやSP2060に接続されているすべての機器を同期させるクロック信号を「ワードクロック」と 呼びます。サンプリング周波数と同じ周波数を用います。「Word Clock」ダイアログボックスで、 DMEやSP2060ごとにワードクロックを設定します。 [Hardware]メニューの[Word Clock]をクリックすると、 「Word Clock」ダイアログボックスが 表示されます。 各部の名称と機能 クロック情報 スロット情報 クロック ステータス ※スロットに挿入されているカードによって、チャンネル数が変わります。 ● DME 設定対象のDMEやSP2060をリストから選択します。 ● クロック情報 [DME]で選択されているDMEやSP2060のワードクロック周波数が表示されます。 オンライン時は、動作しているワードクロック周波数が表示されます。 オフライン時は、本体のワードクロック周波数に関係なく、コンパイルに使用する周波数情報が表示 されます。周波数表示の右にある[▼]ボタンをクリックして、動作させるワードクロック周波数を選 択
第3章 メインパネルウィンドウ ● Card (スロット情報) スロットに挿入されているカードの名前が表示されます。 スロット番号 カード名 ● クロックステータス クロックのステータスが色分けして表示されます。 ステータス 意味 入力信号がないことを示しています。 入力信号があり、現在のワードクロックと同期可能であることを示しています。 入力信号があるが、ワードクロックと同期不可能(クロックが異なる)である ことを示しています。 DMEやSP2060本体の情報がないことを示しています。 ● Internal/Word Clock/Cascade ワードクロックは、下記の中から1つだけを選択できます。 機種名 Slot Internal Word Clock Cascade Digital DME64N 1〜4 44.1kHz/48kHz/88.2kHz/96kHz WC IN DME24N 1 44.1kHz/48kHz/88.
第3章 メインパネルウィンドウ Monitor Out [Hardware]メニューの[Monitor Out]をクリックすると、「Monitor Out」ダイアログボックスが 表示されます。モニタリングポイントまたはプローブモニターのモニター出力先を設定します。 NOTE DME64N/24Nのみ対応しています。 各部の名称と機能 ● [DME] 設定対象のDME64N/24Nをリストから選択します。 ● ドロップダウンリスト モニター出力先のポートをリストから選択します。コンフィギュレーションウィンドウで結線されて いないポートのみ選択できます。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 182 DME Designer 取扱説明書
第3章 メインパネルウィンドウ Clock [Hardware]メニューの[Clock]をクリックすると、「Utility」ダイアログボックスが表示されたあと に、 「Clock」ダイアログボックスが表示されます。 DMEの内蔵時計を設定します。オンライン時のみ設定可能です。デフォルトでは、コンピューター の日時になっています。また、サマータイム表示の設定も可能です。 NOTE SP2060には対応していません。 ● [Date/Time] 左のボックスで日付、右のボックスで時刻を設定します。ボックス右端の上向きの[▲]ボタンと下向 きの[▼]ボタンで数値を変更します。 NOTE 日付および時刻の表示形式は、Windowsのコントロールパネルの「地域と言語のオプション」で変更することができます。 「Utility」、「Event Logger」 、「Event Scheduler」など他のダイアログボックスでの表示形式も同様に変更されます。 ● [Enable Daylight Saving Time] チェックすると、サマータイム表示が有効になります。また、DME64N/24N本体ディスプレイの D
第3章 メインパネルウィンドウ NOTE サマータイム開始時刻の前後2時間に現在時刻または終了時刻を設定した場合、および終了時刻の前後2時間に現在時 刻または開始時刻を設定した場合は、正しく設定されません。また、サマータイム開始時刻または終了時刻の前後2時 間に設定されたイベントは、正しく実行されません。 [Day of the week] チェックすると、サマータイム期間を曜日で設定します。[Start]で開始日、[End]で終了日を何 回めの何曜日かで設定します。たとえば、4月の第1日曜は[First][Sunday][April]、10月の最 終日曜日は[Last][Sunday][October]と設定します。 [Day] サマータイム期間を日で設定します。[Start]で開始日、[End]で終了日を月日で設定します。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 NOTE タイトルバーのクローズボタン、キー、+キーを押すことでもダイアログボックスを閉じることがで
第3章 メインパネルウィンドウ 言語の設定 [Hardware]メニューの[Language]をクリックすると、「Language」ダイアログボックスが表示さ れます。DME64N/24N本体ディスプレイに表示させるシーン名、ユーザー定義パラメーター名、 ラベルの言語を設定します。この設定は、DME File Storage機能で保存するファイル名の言語にも 適用されます。 NOTE SP2060はこの設定に対応していません。DME Satelliteでは、DME File Storage機能で保存するファイル名の言語の み対応しています。 各部の名称と機能 ● [Language] 言語を選択します。リストには[English/German/French/Spanish]と[Japanese]があります。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 NOTE タイトルバーのクローズボタン、[ESC]、[Alt]+[F4]を押すことでもダイアログボックスを閉じることができます。 DME Desig
第3章 メインパネルウィンドウ バックアップ [Hardware]メニューの[Backup]をクリックすると、「Backup」ダイアログボックスが表示されま す。DMEやSP2060本体内のデータをコンピューターに取り込み、ファイルとして保存します。 DMEやSP2060本体ごとにバックアップファイルを作成します。ファイルに保存した情報をDME やSP2060本体に送ることも可能ですが、DME Designer上で編集することはできません。 オフラインでのみバックアップできます。 NOTE V3.8以降のDME本体から取り込んだバックアップファイルをV3.
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Close]ボタン ダイアログボックスを閉じます。 SP2060バックアップ [Hardware]メニューの[SP2060 Backup]をクリックすると、「SP2060 Backup」ダイアログ ボックスが表示されます。SP2060本体内のデータをバックアップとしてコンピューターに取り込 み、複数台のSP2060にリストアできます。1台のSP2060をセットアップして、その設定を複数 台のSP2060にまとめて反映させたい場合に便利です。 「Backup」ダイアログボックスでもバックアップすることはできますが、以下の点が異なります。 • SP2060専用です。 • 一度にバックアップできるSP2060は1台のみですが、複数台のSP2060にまとめてリストアできま す。 • リストアしても、ネットワーク設定だけは更新されません。 NOTE • • • • バックアップファイルをDME Designer上で編集することはできません。 オフライン時のみ、バックアップ/リストアできます。 セキュリティの[Edit]がチェックされているユーザーのみ、バックアップ/リストア
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Restore]タブ Target オフラインで接続されているSP2060のラベルとIPアドレスが表示されます。バックアップファ イルをリストアするSP2060をチェックして選択します。複数のSP2060を選択できます。 [Designer -> SP2060]ボタン 指定したSP2060本体にSP2060バックアップファイル(拡張子 .spb)を送信してリストアしま す。「Backup」ダイアログボックスでバックアップしたファイル(拡張子 .
第3章 メインパネルウィンドウ ファームウェアのアップデート [Hardware]メニューの[Firmware Update]コマンドで、DMEやSP2060、ICP1本体のファーム ウェアをアップデートします。[Hardware]メニューの[Firmware Update]にマウスカーソルを合わ せると、サブメニューが表示されます。 サブメニューの[Program+Component]/[Recovery Update]を選択すると、フォルダー選択ダイ アログボックスが表示されます。ファームウェアのアップデートは、DMEやSP2060、ICP1本体 とコンピューターを接続して行ないます。 DMEやSP2060、ICP1のアップデートが終了すると、DMEやSP2060、ICP1本体は自動的に 再起動します。また、DME Designerを再起動させる必要があります。 NOTE DMEやSP2060のファームウェアをアップデートするには、DMEやSP2060本体とコンピューターをUSBまたは Ethernetで接続し、コンピューターにUSB-MIDIドライバーまたはDME-N Networkドライバーがイ
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Program+Component] DMEやSP2060、ICP1本体のファームウェアをアップデートします。 NOTE DME Designerを使用してDMEのファームウェアをV3.5以前からV3.8以降にアップグレードしたり、V3.8以降から V3.
第3章 メインパネルウィンドウ ● [Recovery Update] DMEやSP2060、ICP1のファームウェアの復元を行ないます。ファームウェアのアップデート中 にケーブルが抜けたり電源が切れたりしてしまった場合、そのままではファームウェアが起動しなく なりますので、Recovery Updateで復元してください。 1 ファームウェアの復元を行なう機器をネットワークから切り離してコンピューターと1対1で 接続し、ファームウェアを再起動します。 2 DME Designerを起動し、通信ポートの設定を行ないます。(158ページ) 3「Hardware」メニューの[Firmware Update]→[Recovery Update]を選択します。 フォルダー選択ダイアログボックスが開きます。 4 アップデートファイルを含むフォルダーを選択し、[OK]ボタンをクリックします。 「Firmware Update」ダイアログボックスが表示されます。 NOTE Device欄には接続されているすべてのDMEが表示されます。 5 復元するDMEやSP2060、ICP1をチェックします。 クリックすると
第3章 メインパネルウィンドウ 7 通常の方法でファームウェアをアップデートします。 「Hardware」メニューの[Firmware Update]→[Program+Component]を選択します。(190 ページ) ● [MY4-AEC] DME本体に装着されているアコースティックエコーキャンセラーカードMY4-AECのファームウェ アをアップデートします。 1 [Hardware]メニューの[Firmware Update]→[MY4-AEC]を選択します。 「MY4-AEC Firmware Update」ダイアログボックスが表示されます。 NOTE Device欄には接続されているすべてのDMEとMY4-AECが表示されます。 NOTE このダイアログボックスで、MY4-AECの現在のバージョンを確認できます。 2 アップデートしたいMY4-AECが装着されているDMEをチェックします。 クリックすると、チェックマークをON/OFFできます。[Select All]ボタンはすべてのDMEを チェックします。[Clear All]ボタンはすべてのDMEをOFFにします。 3 [Upd
第3章 メインパネルウィンドウ NOTE [Remaining Memory](DME本体の空き容量)(113ページ)が少なくなるとファームウェアのアップデートができなくなり、 Status列にエラーメッセージが表示されることがあります。 その場合は、不要なファイル(DME File Storage機能で保存したファイル、ライブラリー、シーン)を削除して空き容量を増や してください。 Device Information [Hardware]メニューの[Device Information]コマンドをクリックすると、「Device Information」 ダイアログボックスが表示されます。 ネットワークに接続されたDMEやSP2060本体の状態を一覧表示します。オンラインになっていな い場合や、コンフィギュレーションを作成していない場合でも一覧表示します。トラブル発生時やシ ステムメンテナンス時など、DME本体の稼働状況を一括管理するためのプラットフォームとして便 利です。 ● [Reboot] チェックボックスをオンにして[Reboot]ボタンをクリックすると、複数のDMEやSP2060本体を ま
第3章 メインパネルウィンドウ ● [C/ES Ver.
第4章 デザイナー コンフィギュレーションの編集 コンフィギュレーションとは 入出力やコンポーネントの配置と結線状況の情報を「コンフィギュレーション」といいます。 コンフィギュレーションはデザイナーウィンドウで作成し、DME本体に送信します。 デザイナーウィンドウでは、エリア、ゾーン、コンフィギュレーション、ユーザーモジュールの 各ウィンドウ内でコンフィギュレーションをデザインします。各ウィンドウにはシートが表示され、 シート上にオブジェクトを配置します。 新規コンフィギュレーション エリアには複数のゾーン、ゾーンには複数のデバイスグループ、デバイスグループには複数の コンフィギュレーションを作成できます。 ゾーンの追加は「Zone Manager」ダイアログボックス、デバイスグループの追加は 「Device Group and Sampling Frequency Settings」ダイアログボックス、コンフィギュレー ションの追加は「Configuration Manager」ダイアログボックスで行ないます。 「Zone Manager」 ダイアログボックスについては「ゾーンの追加と削除、名前変更(2
第4章 デザイナー エディットモード=ON オブジェクトの配置、結線、プロパティの変更など、コンフィギュレーションを編集できます。 エディットモード=OFF コンフィギュレーションの編集ができなくなります。コンポーネントエディターは操作できます。 オンライン状態では、エディットモード=OFFになります。 NOTE 「Security」ダイアログボックスの[Operation Security]→[Edit]がチェックされているユーザーが、エディットモードを ONにできます。 デザイナーウィンドウ デザイナーウィンドウは、メインパネルウィンドウの[View]メニュー→[Designer]コマンドで表示/ 非表示します。 Navigatorウィンドウ タイトルバー メニューバー ツールバー Toolkitウィンドウ 各デザインウィンドウ Resource Meter ウィンドウ タイトルバー タイトルバーには[Designer]と表示されます。タイトルバーをドラッグしてウィンドウを移動でき ます。右端には[最小化]、[最大化]/[元に戻す]、[閉じる]ボタンがあります。 メニューバー 実行できる
第4章 デザイナー ツールバー よく使われるコマンドがボタンとして配置されています。 [Redo]ボタン [Print]ボタン [Navigator]ボタン [Probe Monitor]ボタン [Copy]ボタン [Undo]ボタン [Analyze]ボタン [Paste]ボタン [Cut]ボタン [Arrow]ボタン [Zoom In]ボタン [Show Signal Delay]ボタン [Actual Size]ボタン [Resource Meter]ボタン [Zoom Out]ボタン [Zoom To]ボタン [Show Unconnected Node]ボタン [Edit Mode]ボタン [Hand]ボタン ● [Print]ボタン(206ページ) アクティブなウィンドウを印刷します。 ● [Undo]ボタン(207ページ) 最後に行なった編集を取り消します。 ● [Redo]ボタン(207ページ) [Undo]で取り消した操作を取り消し前の状態にします。 ● [Cut]ボタン(207ページ) 選択されているオブジェクトをカット(切り取り)して、クリップボ
第4章 デザイナー ● [Zoom Out]/[Zoom In]/[Actual Size]/[Zoom To]ボタン [View]メニューの同名のコマンドと対応しています。画面の表示倍率を変更します。 →「デザイナーウィンドウのメニュー」の「[View]メニュー (208ページ)」 ● [Arrow]ボタン マウスカーソルが十字になり、オブジェクトを選択できます。 ● [Hand]ボタン マウスカーソルが手のひらになり、シートをクリックで掴んでスクロールできます。 ● [Show Unconnected Node]ボタン 接続されていないノードを表示します。 →「Show Unconnected Node(296ページ)」 ● [Edit Mode]ボタン エディットモードをON/OFFします。 →「コンフィギュレーションの編集」の「エディットモード(195ページ)」 ステータスバー DME/コンポーネントのID サンプリング周波数 シートサイズ 座標値 ● DME/コンポーネントのID ゾーンウィンドウで、マウスカーソルをDMEデバイスに合わせると、DMEデバイスのIDが表示され
第4章 デザイナー Resource Meterウィンドウ Resource Meterウィンドウは、[View]メニューの[Navigator]コマンドで表示/非表示します。 Resource Meterウィンドウは、コンフィギュレーションウィンドウとユーザーモジュールウィンドウ がアクティブなときのみ表示されます。Resource Meterウィンドウには、DSPメモリーの使用率 とSPXリソース使用率のメーターがあります。DMEごとのサンプリング周波数も表示します。 NOTE SP2060のコンフィギュレーションウィンドウでは表示されません。 ● DSPメモリーの使用率 コンフィギュレーションを設計していくときに、DME本体のDSPメモリーの合計使用率の目安を 「%(パーセント)」で表示します。同じコンポーネントでも、使用率はサンプリング周波数によって異 なります。 コンフィギュレーションは、DME本体とオンライン状態でシンクロさせたときに、自動的に結線、 コンポーネント情報などのチェック(これをコンパイルといいます)を始めます。実際の合計使用率 は、このコンパイル後に計算されます。結線数やコンポ
第4章 デザイナー Navigatorウィンドウ Navigatorウィンドウは、メインパネルウィンドウの[View]メニューの[Navigator]コマンドや ツールボタン(大)の[Show/Hide Navigator]ボタン、デザイナーウィンドウの[View]メニューの [Navigator]コマンドで表示/非表示します。 エリア、ゾーン、コンフィギュレーション、コンフィギュレーションに配置したDMEデバイスと ユーザーモジュール、コンポーネントが階層表示され、全体の状況を確認できます。 エリア、ゾーン、コンフィギュレーション、DMEデバイス、ユーザーモジュール、コンポーネント のアイコンまたは名前をクリックすると、各デザインウィンドウがアクティブになります。 NOTE セキュリティが有効なユーザーモジュールは、下の階層を表示するときにパスワード入力を求められます。 エリア ゾーン デバイスグループ コンフィギュレーション デバイス コンポーネント ● [+]/[−] エリア、ゾーン、コンフィギュレーション、ユーザーモジュール、DMEデバイスの左にある[+]/[−] ボタンで下の階層を表示/非
第4章 デザイナー ● グループ グループをクリックすると、クリックしたグループのゾーンウィンドウがアクティブになります。 別のゾーンウィンドウが開いていた場合はゾーンが切り替わります。 ● コンフィギュレーション コンフィギュレーションをクリックすると、クリックしたコンフィギュレーションに切り替わります。 ● デバイス デバイスをクリックすると、コンフィギュレーションウィンドウが開きます。 すでに開いている場合は、最前面に表示されます。 ● コンポーネント クリックすると、コンポーネントエディターが開きます。 ● ユーザーモジュール クリックすると、「User Module Properties」の[Double Click Action]で定義されているウィン ドウが開きます。 ● ユーザーモジュールに含まれるコンポーネント クリックすると、コンポーネントエディターが開きます。 Toolkitウィンドウ Toolkitウィンドウ 各デザインウィンドウに配置するオブジェクトが表示されます。アクティブなデザインウィンドウに よって、表示される内容が変わります。 →「オブジェクト(213ページ)
第4章 デザイナー Toolkitウィンドウの表示 Toolkitウィンドウは、[View]メニューの[Toolkit]コマンドで表示/非表示します。各デザインウィ ンドウに配置するオブジェクトが表示されます。Toolkitウィンドウから各デザインウィンドウに オブジェクトをドラッグするか、Toolkitウィンドウのオブジェクトをダブルクリックして、各デザ インウィンドウに配置します。 オブジェクトは種類によって分類され、階層表示されます。[+]/[−]ボタンで下の階層の表示/非表 示を切り替えます。下の階層が隠れているときは[+]、表示されているときは[−]ボタンになります。 Toolkitウィンドウの移動 Toolkitウィンドウは、ドラッグして移動できます。ウィンドウの左右にドラッグすると固定され、 それ以外の位置に移動すると独立したウィンドウになります。DME Designerを初めて起動したと きはデザイナーウィンドウの左側に表示されています。 202 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー Toolkitウィンドウの種類 アクティブなウィンドウによって、内容が変わります。 アクティブなウィンドウ Toolkitウィンドウ エリアウィンドウ Area Parts List ゾーンウィンドウ Device List コンフィギュレーションウィンドウ Component List ユーザーモジュールウィンドウ Component List 各ウィンドウには次のオブジェクトが表示されます。 Area Parts List Device List Component List (コンフィギュレー ションウィンドウ) Component List (ユーザーモジュー ルウィンドウ) Component SPX Component User Module DME ICP SP2060 External Device Picture Text Box Ellipse [Area Par
第4章 デザイナー [Device List] ゾーンウィンドウ(コンフィギュレーション)に配置するオブジェクトが表示されます。 [Tools]メニューおよびウィンドウ上で右クリックすると表示されるコンテキストメニューの [Device List]サブメニューにも、同じオブジェクトが表示されます。 [Tools]メニュー Toolkitウィンドウ ウィンドウで右クリック NOTE コンフィギュレーションの追加はメニューバーの[Tool]メニュー→[Configuration Manager]ダイアログボックスで行な います。 [Component List](コンフィギュレーションウィンドウ) コンフィギュレーションウィンドウに配置するオブジェクトが表示されます。[Tools]メニューおよ びシート上で右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Component List]サブメニュー にも、同じオブジェクトが表示されます。 Toolkitウィンドウ 204 DME Designer 取扱説明書 [Tools]メニュー ウィンドウ上で右クリック
第4章 デザイナー [Component List](ユーザーモジュールウィンドウ) ユーザーモジュールウィンドウに配置するオブジェクトが表示されます。[Tools]メニューおよび ウィンドウ上で右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Component List]サブメ ニューにも、同じオブジェクトが表示されます。 Toolkitウィンドウ [Tools]メニュー ウィンドウ上で右クリック 4つのデザインウィンドウ 各デザインウィンドウには、エリアウィンドウ、ゾーンウィンドウ、コンフィギュレーションウィン ドウ、ユーザーモジュールウィンドウがあります。ウィンドウには1枚のシートがあり、シート上に オブジェクトを配置します。デザイナーウィンドウの中に、エリアウィンドウ、ゾーンウィンドウ、 コンフィギュレーションウィンドウ、ユーザーモジュールウィンドウを同時に開いて編集できます。 コンフィギュレーションの構成と各デザインウィンドウ エリアウィンドウ ゾーンウィンドウ コンフィギュレーションウィンドウ コンポーネントエディター ユーザーモジュールウィンドウ ● エリアウィンドウ エ
第4章 デザイナー ● コンフィギュレーションウィンドウ ゾーンに配置されたDME本体のコンフィギュレーションをデザインします。 →「コンフィギュレーションウィンドウ(307ページ)」 ● ユーザーモジュールウィンドウ ユーザーモジュールをデザインします。コンポーネントを組み合わせて1つのコンポーネントとして 扱えるモジュールを「ユーザーモジュール」といいます。コンフィギュレーションウィンドウに配置 します。 →「ユーザーモジュール」の「ユーザーモジュールウィンドウ(315ページ)」 デザイナーウィンドウのメニュー [Print]メニュー コンフィギュレーションの書き出しとウィンドウの印刷に関するコマンドが用意されています。 ● [Print Setup] コマンドを選択すると、「PrintSetup」ダイアログボックスが表示されます。用紙サイズと用紙の 向きを設定します。 →「各デザインウィンドウ共通の設定と操作」の「各デザインウィンドウの印刷(279ページ)」 ● [Print Preview] アクティブなウィンドウの印刷プレビューを表示します。 →「各デザインウィンドウ共通の設定と操作」の
第4章 デザイナー [Edit]メニュー 編集コマンドが用意されています。 ● [Undo] 最後に行なった編集を取り消します。コマンドを繰り返し選択すると、複数回の操作が取り消されま す。取り消しできないときは、コマンドがグレーになります。 ● [Redo] [Undo]する前の状態に戻します。コマンドを繰り返し選択すると、複数回の操作を再実行できます。 再実行できないときは、コマンドがグレーになります。 ● [Cut] 選択されているオブジェクトをカット(切り取り)します。選択されているオブジェクトがクリップ ボードに移動します。 ● [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。選択されているオブジェクトはその ままになります。 ● [Paste] クリップボード上のオブジェクトをアクティブなウィンドウに貼り付けます。クリップボードに データがない場合、クリップボード上のオブジェクトがアクティブなウィンドウにペーストできない 種類の場合は、コマンドを使用できません。 ● [Delete] 選択されているオブジェクトを削除します。クリップボードのデータは変更されま
第4章 デザイナー ● [Edit Legend] エリアウィンドウ、ゾーンウィンドウ、コンフィギュレーションウィンドウがアクティブなときに コマンドを選択できます。エリアウィンドウ、ゾーンウィンドウ、コンフィギュレーションウィンドウ のシートに表示する説明文を編集します。コマンドを選択すると、「Edit Legend」ダイアログボッ クスが表示されます。 →「オブジェクト」の「Legend(題名欄)(264ページ)」 ● [Properties] 選択されているオブジェクトの「Properties」ダイアログボックスを開きます。 →「各デザインウィンドウ共通の設定と操作」の「オブジェクト(213ページ)」 [View]メニュー ウィンドウの表示/非表示を設定します。 ● [Tool Bar] ツールバーを表示/非表示します。表示されているときはチェックマークがつきます。 ● [Status Bar] ステータスバーを表示/非表示します。表示されているときはチェックマークがつきます。 ● [Area]/[Toolkit]/[Resource Meter]/[Navigator] エリアウィンドウ
第4章 デザイナー ● [Full Screen] 全画面表示します。アクティブな各デザインウィンドウ(エリア、ゾーン、コンフィギュレーション、 ユーザーモジュールの各ウィンドウ)が画面いっぱいに表示されます。 右クリックすると表示されるコンテキストメニューには、右クリックした位置によって必要な コマンドが表示されます。 全画面表示からもとの状態に戻すにはキーを押します。 ● [Port Long Name] Slotコンポーネントのポート名の表示を切り替えます。コマンドを選択するとチェックマークがつ き、ロングネーム表示になります。チェックマークがついているときにコマンドを選択するとチェッ クがオフになり、ショートネーム表示になります。 ロングネーム ショートネーム ● [Zoom In] 画面表示を拡大します。 ● [Zoom out] 画面表示を縮小します。 ● [Zoom To] サブメニューから表示倍率を選択します。 ● [Actual Size] 実寸表示にします。 ● [Fit in Window] 現在のウィンドウサイズで全体が表示できる拡大縮小率にします。シート
第4章 デザイナー [Tools]メニュー ● [Area Parts List] エリアウィンドウがアクティブなときのみ使用できます。サブメニューには、エリアウィンドウが アクティブなときのToolkitウィンドウと同じオブジェクトが表示されます。サブメニューのオブ ジェクトをクリックし、次にエリアウィンドウでクリックすると配置されます。 →「Toolkitウィンドウ」の「[Area Parts List](203ページ)」 ● [Device List] ゾーンウィンドウがアクティブなときのみコマンドを使用できます。サブメニューにはToolkitウィ ンドウと同じものが表示されます。サブメニューのオブジェクトをクリックし、次にゾーンウィンド ウでクリックすると配置されます。 →「Toolkitウィンドウ」の「[Device List](204ページ)」 ● [Component List] コンフィギュレーションウィンドウまたはユーザーモジュールウィンドウがアクティブなときのみ コマンドを使用できます。サブメニューにToolkitウィンドウと同じものが表示されます。 サブメニューのオブジェクトを
第4章 デザイナー ● [Configuration Manager] 「Configuration Manager」ダイアログボックスを表示します。コンフィギュレーションの追加、 削除、名前変更をします。 →「コンフィギュレーションの追加と削除、名前変更(301ページ)」 ● [Save User Module] コンフィギュレーションウィンドウでユーザーモジュールを選択しているときのみコマンドを使用で きます。ユーザーモジュールをテンプレートとして保存します。 →「ユーザーモジュール」の「ユーザーモジュールの保存(316ページ)」 ● [User Module Manager] 「User Module Manager」ダイアログボックスを表示します。テンプレートとして保存した ユーザーモジュールの設定変更やリネーム(名前変更)、削除を行ないます。 →「ユーザーモジュール」の「User Module Manager(320ページ)」ダイアログボックス」 ● [Show Signal Delay] デジタル信号の遅延値(Delay値)を、コンフィギュレーションウィンドウにSample単位で表示しま
第4章 デザイナー ● [Grid] 「Grid」ダイアログボックスを開きます。グリッドの表示/非表示、グリッド間隔を設定します。 →「各デザインウィンドウ共通の設定と操作」の「グリッド(275ページ)」 ● [Arrow] マウスカーソルが十字になり、オブジェクトを選択できます。 ● [Hand] マウスカーソルが手のひらになり、シートをクリックで掴んでスクロールできます。 ● [Show Unconnected Node] 接続されていないノードを表示します。 →「Show Unconnected Node (296ページ)」 ● [Export DXF] アクティブなウィンドウの情報を、他社CADソフトと互換性のあるDXFファイルとして書き出します。 →「各デザインウィンドウ共通の設定と操作」の「各デザインウィンドウのエクスポート(276ページ)」 ● [Preferences] 「Preferences」ダイアログボックスを表示します。線の太さと各デザインウィンドウの編集操作を 設定します。 →「各デザインウィンドウ共通の設定と操作」の「Preferences(273ページ)」 [Wi
第4章 デザイナー オブジェクト オブジェクトの種類 各デザインウィンドウのシートに配置するデバイスや図形、線などを「オブジェクト」と呼びます。 オブジェクトには次のものがあります。 名前 配置/表示できるウィンドウ 説明 Zone エリア ゾーン DME ゾーン DMEとスロットに挿入されたカード ICP ゾーン ユーザー定義パラメーターのコントロール SP2060 ゾーン Speaker Processor External Device エリア、ゾーン 外部デバイス Component コンフィギュレーション ユーザーモジュール ユーザーモジュール、オーディオプロセッサー、 コントロールパーツ SPX Component コンフィギュレーション ユーザーモジュール SPXコンポーネント User Module コンフィギュレーション コンポーネントを組み合わせたもの Slot Component コンフィギュレーション DMEの内蔵I/Oおよびスロットに追加されたカード Picture すべて 画像 Text すべて テキストボッ
第4章 デザイナー ゾーン エリアウィンドウにはゾーンが最低1つあります。ゾーンは「Zone」ダイアログボックスで追加、 削除します。Toolkitウィンドウや[Tools]メニューの[Area Parts]のサブメニューに表示されません。 エリアウィンドウに配置されたゾーンオブジェクトを右クリックすると、コンテキストメニューが 表示されます。 ● ゾーンのコンテキストメニュー NOTE [Cut]/[Copy]/[Paste]/[Delete]はグレー表示になり選択できません。 [Display Order] サブメニューのコマンドでオブジェクトの順序を変更します。 [Properties] 「Zone Properties」ダイアログボックスを表示します。 214 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー ● ゾーンオブジェクトのプロパティ エリアウィンドウでゾーンを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、 「Zone Properties」ダイアログボックスが表示されます。ゾーンオブジェクトのプロパティを設定します。 [Properties]コマンドは、ゾーンオブジェクトのコンテキストメニューにもあります。 [Text]ボックス オブジェクトの名前を半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。全角文字は、半角文 字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 オブジェクトの名前は、オブジェクトの四角形の中に表示されます。文字数が多く、オブジェク トの横幅が小さいと、入力した文字すべてが表示されない場合もあります。 [Font]ボタン クリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示されます。オブジェクトに表示する オブジェクト名のフォントを設定します。 「Select Font」ダイアログボックスについては、 「Select Font」ダイアログボックス(268ペー ジ)をご覧ください。 [Color]ボタン クリ
第4章 デザイナー [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった形)/ [Sunken](くぼんだ形)から1つを選択します。 Raised Sunken Background Image オブジェクトの背景を設定します。 ・[Color]ボタン 色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示されます。 「Select color」ダイアログボックスについては、「Select color」ダイアログボックス(269 ページ)をご覧ください。 ・[Image]ボタン オブジェクトの中に画像を表示します。BMP(.bmp)、PNG(.png)、XPM(.xpm)、 JPEG(.
第4章 デザイナー DME64N スロットにI/Oカードが設定されていないDME64N スロット1, 4にI/Oカードが設定されているDME64N DME8i-C/DME8o-C/DME4io-C DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES DME Designer 取扱説明書 217
第4章 デザイナー 拡張スロットにI/Oカードが接続された場合 DMEのプロパティで拡張スロットにI/Oカードを選択すると、ゾーンウィンドウに配置したDME にI/Oポートが追加されます。コンフィギュレーションウィンドウにはI/Oコンポーネントの ブロックが追加されます。 DMEのプロパティでI/Oカードを[none]にすると、コンフィギュレーションウィンドウのI/O コンポーネントも自動的に削除されます(I/Oコンポーネントのブロックが削除されてもワイヤー は残ります)。 スロットにカードが挿入されたDME64Nのブロックとコンフィギュレーションウィンドウ DME64Nのカスケード設定をONにした場合 DME64Nの「DME Device Properties」ダイアログボックスの[Show Cascade Port on Configuration Window]をチェックすると、コンフィギュレーションウィンドウにCascade I/Oコンポーネントが配置されます。 DME64Nの「DME Device Properties」ダイアログボックスの[Show Cascade Port on Config
第4章 デザイナー CobraNetカード/EtherSoundカード I/OカードがCobraNetカードまたはEtherSoundカードの場合は、DMEのオブジェクトに CobraNetアイコンまたはEtherSoundアイコンが表示されます。 CobraNetカードおよびEtherSoundカードが 挿入されたDMEのブロック ● オブジェクトの選択 ゾーンウィンドウに配置されたDMEオブジェクトは、クリックすると選択され、ダブルクリックす るとコンフィギュレーションウィンドウが開きます。オブジェクトを右クリックすると、コンテキス トメニューが表示されます。 ● シーン情報とオンラインボタン DMEオブジェクトには、デバイスグループのシーン情報と[On-Line]ボタンがあります。 シーン情報 [On-Line]ボタン シーン情報には、カレントシーンの番号と名前が表示されます。クリックすると「Scene Manager」ダイアログボックスが表示されます。 DME Designer 取扱説明書 219
第4章 デザイナー [On-Line]ボタンはメインパネルウィンドウの[On-Line]ボタンと同じです、 →「On-Line」ボタン(60ページ) ● DMEオブジェクトのコンテキストメニュー [Open Configuration Window] コンフィギュレーションウィンドウを開きます。 →「コンフィギュレーションウィンドウ(307ページ)」 [Device Group Manager] [Device Group Manager]ダイアログボックスを開きます。 →「デバイスグループの変更(299ページ)」 [Configuration Manager] 「Configuration Manager」ダイアログボックスを開きます。 →「Configuration Manager」ダイアログボックス(301ページ) [Synchronization] [Synchronization]ダイアログボックスを開きます。 →「Synchronization (DME Designerと本体の同期)(99ページ)」 [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [C
第4章 デザイナー [Output Level] コマンドをクリックすると、「Output Level」ダイアログボックスが表示されます。DMEのマス ターボリュームを設定します。 [Properties] 「DME Device Properties」ダイアログボックスを表示します。 ● DMEのプロパティ DMEオブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、「DME Device Properties」ダイアログボックスが表示されます。DMEのプロパティを設定します。 DME24Nの場合 DME64Nの場合 DME Satelliteの場合 DME Designer 取扱説明書 221
第4章 デザイナー [Label]ボックス オブジェクトの上に表示する文字を半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。 全角文字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 NOTE [Label]ボックスで設定した名称が[Import]/[Export]のメニューコマンド、ダイアログボックス内のリストに表示され ます。同種のDMEが複数ある場合は、異なる名称に設定し、「どのDMEか」がわかるようにします。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。 [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった形)/ [Sunken](くぼんだ形)から1つを選択します。 Show Scene Display and On-line Indicator チェックすると、ゾーンウィンドウ上でカレントシーンの番号と名前やオンラインインジケー ターを表示します。 [Label Font]ボタン ラベルのフォントを設定しま
第4章 デザイナー [Card Label] I/Oカードのと名前を半角で100 文字、全角で50文字まで入力できます。全角文字は、半角 文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 Port Style on Zone Window ゾーンウィンドウ上でのDMEのポート表示設定を行ないます。 [Custom Port Style] ポート表示をカスタマイズします。 [Left] 左側に表示するポートの数を設定します。 [Right] 右側に表示するポートの数を設定します。 [Audio Port (Classic Style)] オーディオポートを全て表示します。 ・[Edit Port Label and Type] ポートごとにラベルと種類を指定します。 クリックすると「Edit Port Label and Type」ダイアログボックスが表示されます。 →「Edit Port Label and Type」ダイアログボックス(226ページ) Compile Priority コンフィギュレーションのコンパイルの設定を行ないます。 ・[Resource] 配置可能なコン
第4章 デザイナー ●「Cascade Setting」ダイアログボックス [Cascade Setting]ボタンをクリックすると、「Cascade Setting」ダイアログボックスが表示さ れます。DME64Nのカスケード接続の状態を表示/設定します。Head MarginとMixer I/Oの設定 は、カスケード接続された複数のDME64N間で同じ設定にしてください。ゾーンウィンドウで DME64N間を[CAS IN]端子と[CAS OUT]端子で結線している場合は、自動的に同じ設定になりま す。 NOTE 入出力信号とCASCADEバスの割り当てについては、「Cascade (DME64Nのみ)」(494ページ)をご参照ください。 Unit No.
第4章 デザイナー Head Margin (ヘッドマージン) CASCADEバス上のオーディオ信号のヘッドマージンを設定します。この設定はミキサーとのカ スケード接続にのみ有効です。ヤマハのCASCADEバスは18dBのヘッドマージンを持たせてい るため、通常のカスケード接続では「18dB」に設定します。 DME64N間のカスケード接続では、設定に関係なく「18dB」で動作します。Unit No.
第4章 デザイナー Mixer CASCADE OUT端子 1 DME64N #1 CASCADE IN端子 3 CASCADE OUT端子 DME64N #3 CASCADE IN端子 2 DME64N #2 CASCADE IN端子 4 CASCADE OUT端子 CASCADE OUT端子 Mixer CASCADE IN端子 ●「Edit Port Label and Type」ダイアログボックス [Edit Port Label and Type]ボタンをクリックすると、 「Edit Port Label and Type」ダイアログ ボックスが表示されます。DMEオブジェクトやSP2060オブジェクトの左右に表示するポートのラ ベルとタイプを設定します。 ラベルを設定するには、[Left]と[Right]の[Port Name]を入力します。それぞれ半角で100文字、 全角で50文字まで入力できます。全角文字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字 を混在できます。 ポートの種類を設定するには、[Left]と[Right]の[Port Type]を選択します。
第4章 デザイナー ICP コントロールパネルオブジェクトは、ゾーンウィンドウに配置できます。User Defined Button (ユーザー定義パラメーター )によるコントロールを可能にします。 ゾーンウィンドウに配置されたICPオブジェクトは、クリックすると選択され、ラベル名をダブルク リックすると「Control Panel Properties」ダイアログボックスが開きます。オブジェクトを右ク リックすると、コンテキストメニューが表示されます。 ● ICPオブジェクトのコンテキストメニュー [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボード上のコントロールパネルオブジェクトをペーストします。ペーストするシートに 同一のコントロールパネルオブジェクトが存在する場合は、新規ICPが作成されます。 [Delete] オブジェクトを削除します。 [Duplicate] オブジェクトを複製します。 [Display Order] サブメニューのコマンドでオブジェク
第4章 デザイナー ● ICPのプロパティ ICPオブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、 「DME Device Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Label]ボックス オブジェクトの上に表示する文字を最大100文字まで入力できます。別のコンフィギュレーショ ンに存在する同一のICPのラベルも変更されます。 半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。全角文字は、半角文字2文字分になります。 半角文字と全角文字を混在できます。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。 [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった 形)/[Sunken](くぼんだ形)から1つを選択します。 [Label Font]ボタン ラベルのフォントを設定します。クリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示さ れます。 「Select Font」ダイアロ
第4章 デザイナー SP2060 SP2060はゾーンウィンドウに配置できます。 ゾーンウィンドウに配置されたSP2060オブジェクトは、クリックすると選択され、ダブルクリッ クするとコンフィギュレーションウィンドウが開きます。オブジェクトを右クリックすると、コンテ キストメニューが表示されます。 ●シーン情報とオンラインボタン SP2060オブジェクトには、デバイスごとのシーン情報と[On-Line]ボタンがあります。 シーン情報 [On-Line]ボタン シーン情報には、カレントシーンの番号と名前が表示されます。クリックすると「Scene Manager」ダイアログボックスが表示されます。 [On-Line]ボタンはメインパネルウィンドウの[On-Line]ボタンと同じです。 →「On-line」ボタン(60ページ) ●SP2060オブジェクトのコンテキストメニュー [Open Configuration Window] コンフィギュレーションウィンドウを開きます。 →「コンフィギュレーションウィンドウ(307ページ)」 [Device Group Manager] [Device Gro
第4章 デザイナー [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボードにあるSP2060オブジェクトをペーストします。 [Delete] オブジェクトを削除します。 [Duplicate] オブジェクトを複製します。 [Display Order] サブメニューのコマンドでオブジェクトの順序を変更します。 [Recall Scene] サブメニューからシーンを選択してリコールします。 [Flash Unit LEDs] 選択するとSP2060本体のフロントパネルが点滅します。もう一度選択するまで点滅し続けます。 [Output Level] SP2060では無効です。 [Properties] 「SP2060 Device Properties」ダイアログボックスを表示します。 230 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー ● SP2060のプロパティ SP2060オブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、 「Speaker Processor Device Properties」ダイアログボックスが表示されます。SP2060のプロパティを設 定します。 [Label]ボックス オブジェクトの上に表示する文字を半角で100 文字、全角で50文字まで入力できます。 全角文字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 NOTE [Label]ボックスで設定した名称が[Import]/[Export]のメニューコマンド、ダイアログボックス内のリストに表示され ます。同種のSP2060が複数ある場合は、異なる名称に設定し、「どのSP2060か」がわかるようにします。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。 [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった形)/ [Sun
第4章 デザイナー [Port Label Color]ボタン I/Oポートラベルの文字色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックス が表示されます。 [Color]ボタン オブジェクトの色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示さ れます。 Port Style on Zone Window ゾーンウィンドウ上でのSP2060のポート表示設定を行ないます。 ・[Audio Port(Classic Style)] オーディオポートを全て表示します。SP2060ではグレー表示され選択できません。 ・[Custom Port Style] ポート表示をカスタマイズします。SP2060では常にこの設定です。 ・[Left] 左側に表示するポートの数を設定します。 ・[Right] 右側に表示するポートの数を設定します。 ・[Edit Port Label and Type] ポートごとにラベルと種類を指定します。 クリックすると「Edit Port Label and Type」ダイアログボックスが表示されます。 →「E
第4章 デザイナー External Device(外部デバイス) External Device(外部デバイス)オブジェクトは、ゾーンウィンドウに配置します。外部アプリケー ションを関連付けられます。アプリケーションの関連づけは、「External Device Properties」ダイ アログボックスで設定します。 ゾーンウィンドウに配置された外部デバイスオブジェクトは、クリックすると選択され、ダブルク リックすると関連付けされたアプリケーションが起動します。オブジェクトを右クリックすると、 コンテキストメニューが表示されます。 NOTE 外部アプリケーションを関連付けしていない場合は、ダブルクリックしてもアプリケーションは起動しません。 ● AD824/AD8HR AD824は、8チャンネルのアナログ→デジタルコンバーター、AD8HRは、高音質ヘッドアンプを 搭載した8チャンネルのアナログ→デジタルコンバーターです。 ヤマハA/Dコンバーター AD824とAD8HRをDME本体と接続し、DME Designerからリモートコ ントロールできます。DME Designerには、[AD824]/[A
第4章 デザイナー ● 外部デバイスオブジェクトのコンテキストメニュー [Open Component Editor] オブジェクトに割り当てられているアプリケーションを起動します。 [AD824]/[AD8HR]は、コンポーネントエディターを開きます。 [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボード上のオブジェクトをペーストします。 [Delete] オブジェクトを削除します。 [Duplicate] オブジェクトを複製します。 [Display Order] サブメニューのコマンドでオブジェクトの順序を変更します。 [Properties] 外部デバイスのプロパティダイアログボックスを表示します。 [External Device]の一番下に位置する[AD824]と[AD8HR]は「Serial Controlled Device Properties」ダイアログボックス、ほかのオブジェクトは「External Device Properties」 ダ
第4章 デザイナー ● 外部デバイスのプロパティ( 「External Device Properties」 ダイアログボックス) AD824、AD8HR以外の外部デバイスオブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Properties]を クリックすると、「External Device Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Label]ボックス オブジェクトの上に表示する文字を半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。全角文 字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。 [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった 形)/[Sunken](くぼんだ形)から1つを選択します。 [Label Font]ボタン ラベルのフォントを設定します。クリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示さ れます。 「Sele
第4章 デザイナー [Back Color]ボタン オブジェクトの色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示さ れます。 NOTE 「Select color」ダイアログボックスについては、「Select color」ダイアログボックス(269ページ)をご覧ください。 Launch Application ラジオボタンをクリックして、外部デバイスにアプリケーションを関連付けるかファイルを関連 付けるかを選択します。 ・[Application]ボックス 関連付けられたアプリケーションが表示されます。[Browse]ボタンをクリックして、アプリ ケーションを設定します。External Deviceオブジェクトをダブルクリックしたときに起動す るアプリケーションのパスを設定します。 ・[File]ボックス 関連付けられたファイルが表示されます。[Browse]ボタンをクリックして、ファイルを設定 します。External Deviceオブジェクトをダブルクリックしたときに開くファイルのパスを設 定します。 Port External Deviceオブジェクト
第4章 デザイナー ● 外部デバイスのプロパティ (AD824、AD8HRの「Serial Controlled Device Properties」ダイアログボックス) AD824、AD8HRを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、「Serial Controlled Device Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Remote]以外は「External Device Properties」ダイアログボックスと同じです。 Remote AD824、AD8HRをリモートコントロールするDMEを選択します。 ・[DME Unit] コンフィギュレーションに配置されたDMEがリストに表示されます。 リモートコントロールするDMEを選択します。 ・[ID] 1〜8のIDを選択します。デフォルト(初期値)では「1」になっています。 AD824およびAD8HR本体では、接続した順に1から順に割り振られます。また、AD824 とAD8HRが混在する場合は、AD8HR→AD824の順に接続する必要があります。 DME Designer 取扱説明書 2
第4章 デザイナー コンポーネント コンポーネントは、コンフィギュレーションウィンドウとユーザーモジュールウィンドウに配置しま す。ミキサー、コンプレッサーなどのオーディオプロセッサーとスイッチやスライダーなどのコント ロールパーツがあります。コンフィギュレーションに配置したコンポーネントオブジェクトはブロッ ク状に表示されます。 配置されたコンポーネントは、クリックすると選択され、ダブルクリックするとコンポーネント エディターが開きます。オブジェクトを右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 ラベル 識別名 入力ポート 出力ポート DMEのDSPメモリー使用量 NOTE SP2060ではDSPメモリー使用量は表示されません。 ● コンポーネントオブジェクトのコンテキストメニュー [Open Component Editor] コンポーネントエディターを開きます。 [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボード上のオブジェクトをペーストします。
第4章 デザイナー [Recall Component Library] コンポーネントのパラメーターを保存したライブラリーをリコールします。 クリックすると、サブメニューが表示されます。サブメニューに表示されるライブラリーを選択 すると、ライブラリーを読み込み、コンポーネントのパラメーターが変化します。 ライブラリーについては、「ライブラリー (371ページ)」をご覧ください。 NOTE セキュリティの[Control Component Editor]がオンになっているユーザーのみライブラリーのリコールができます。 [Control Component Editor]がオフになっているユーザーは、コマンドがグレー表示になります。 ・[Open File Dialog] ファイル選択ダイアログボックスが表示されます。コンポーネントの「Library」フォルダー以 外に保存されたライブラリーをリコールできます。 [Store Component Library] コンポーネントのパラメーターを保存します。クリックすると、「Store」ダイアログボックスを 開きます。そのままフォルダーを変更せずに保存す
第4章 デザイナー [Label]ボックス オブジェクトの上に表示する文字を半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。 全角文字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。 [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった形)/ [Sunken](くぼんだ形)から1つを選択します。 [Label Font]ボタン ラベルのフォントを設定します。クリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示さ れます。 「Select Font」ダイアログボックスについては、 「Select Font」ダイアログボックス(268ペー ジ)をご覧ください。 [Label Color]ボタン ラベルの文字の色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示さ れます。 [Inputs/Outputs Label Color]
第4章 デザイナー SPXコンポーネント SPXコンポーネントは、コンフィギュレーションウィンドウとユーザーモジュールウィンドウに配置し ます。コンフィギュレーションに配置したコンポーネントオブジェクトはブロック状に表示されます。 配置されたSPXコンポーネントは、オブジェクトをクリックすると選択され、右クリックするとコン テキストメニューが表示されます。SPXコンポーネントは、通常のコンポーネントリソースではなく SPX専用のリソースを使用するため、一般のコンポーネントの右下にあるリソース使用率は表示され ません。SPXリソースの使用率は、Recourse MeterウィンドウのSPXメーターで確認できます。 ● SPXコンポーネントオブジェクトのコンテキストメニュー [Open Component Editor] コンポーネントエディターを開きます。 [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボード上のオブジェクトをペーストします。 [Delete] オブジ
第4章 デザイナー [Store Component Library] コンポーネントのパラメーターを保存します。クリックすると、「Store」ダイアログボックスを 開きます。 そのままフォルダーを変更せずに保存すれば、ライブラリーに追加されます。 ライブラリーについては、「ライブラリー (371ページ)」をご覧ください。 [Add Component to Component Link] SPXコンポーネントでは無効です。 [Properties] 「SPX Component Properties」ダイアログボックスを表示します。 ● SPXコンポーネントのプロパティ SPXコンポーネントのプロパティは、コンポーネントごとに設定します。1つのシートに同じ種類の コンポーネントを複数配置し、1つのコンポーネントのプロパティを変更した場合、ほかのコンポー ネントは変更されません。 コンポーネントオブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、「SPX Component Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Label]ボックス オブジェ
第4章 デザイナー [Color]ボタン オブジェクトの色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示さ れます。 NOTE 「Select color」ダイアログボックスについては、「Select color」ダイアログボックス(269ページ)をご覧ください。 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 Slotコンポーネント Slotコンポーネントは、DMEのプロパティで挿入されているI/Oカードを選択すると、コンフィギュ レーションウィンドウに表示されます。 コンフィギュレーションウィンドウのSlotコンポーネントオブジェクトはブロック状に表示されます。 配置されたコンポーネントは、クリックすると選択され、ダブルクリックするとコンポーネントエディ ターが開きます。オブジェクトを右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 ● Slotコンポーネントオブジェクトのコンテキストメニュー [Open MY-Card Editor]/[Open HA Edito
第4章 デザイナー ● Slotコンポーネントのプロパティ Slotコンポーネントオブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、 「Component Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Label]ボックス オブジェクトの上に表示する文字を半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。 全角文字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。 [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった 形)/[Sunken](くぼんだ形)から1つを選択します。 [Label Font]ボタン ラベルのフォントを設定します。クリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示さ れます。 「Select Font」ダイアログボックスについては、 「Select Font」ダイアログボックス(268ペ
第4章 デザイナー [Edit I/O Port Label]ボタン I/Oポートのラベルを設定します。クリックすると「Edit Port Label」ダイアログボックスが 表示されます。 →「Edit Port Label」ダイアログボックス Launch Application ラジオボタンをクリックして、Slotコンポーネントにアプリケーションを関連付けるかファイル を関連付けるかを選択します。 ・[Application]ボックス 関連付けられたアプリケーションが表示されます。[Browse]ボタンをクリックして、アプリ ケーションを設定します。Slotコンポーネントのコンテキストメニューから起動するアプリ ケーションのパスを設定します。 ・[File]ボックス 関連付けられたファイルが表示されます。[Browse]ボタンをクリックして、ファイルを設定 します。Slotコンポーネントのコンテキストメニューから開くファイルのパスを設定します。 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 ●「Edi
第4章 デザイナー ユーザーモジュール ユーザーモジュールは、コンポーネントを組み合わせて1つのコンポーネントとして扱えるモジュー ルで、コンフィギュレーションウィンドウに配置できます。配置されたユーザーモジュールは、1つ のブロックとして表示されます。クリックすると選択され、ダブルクリックすると「User Module Properties」ダイアログボックスの「Double Click Action」」の設定にしたがって、ユーザーモ ジュールデザインウィンドウかユーザーモジュールエディターが開きます。オブジェクトを右クリッ クすると、コンテキストメニューが表示されます。 ● ユーザーモジュールオブジェクトのコンテキストメニュー [Open User Module Design Window] ユーザーモジュールデザインウィンドウが開きます。 [Open User Module Editor] ユーザーモジュールエディターが開きます。 [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Pa
第4章 デザイナー [Recall Component Library] コンポーネントのパラメーターを保存したライブラリーをリコールします。 クリックすると、サブメニューが表示されます。サブメニューに表示されるライブラリーを選択 すると、ライブラリーを読み込み、コンポーネントのパラメーターが変化します。 ライブラリーについては、「ライブラリー (371ページ)」をご覧ください。 NOTE セキュリティの[Control Component Editor]がオンになっているユーザーのみライブラリーのリコールができます。 [Control Component Editor]がオフになっているユーザーは、コマンドがグレー表示になります。 ・[Open File Dialog] ファイル選択ダイアログボックスが表示されます。ユーザーモジュールの「Library」フォル ダー以外に保存されたライブラリーをリコールできます。 [Store Component Library] コンポーネントのパラメーターを保存します。クリックすると、「Store」ダイアログボックスを 開きます。そのままフォルダーを変更せずに保
第4章 デザイナー ● ユーザーモジュールのプロパティ ユーザーモジュールオブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、 「User Module Properties」ダイアログボックスが表示されます。 NOTE コンフィギュレーションウィンドウに[Blank User Module]を配置したときにも、「User Module Properties」ダイアロ グボックスが表示されます。 [Label]ボックス オブジェクトの上に表示する文字を半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。全角文 字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。 [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった形)/ [Sunken](くぼんだ形)/[Image](画像)から1つを選択します。[Image]を選択すると、「Open」 ダイアロ
第4章 デザイナー [Color]ボタン オブジェクトの色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示さ れます。 NOTE 「Select color」ダイアログボックスについては、「Select color」ダイアログボックス(269ページ)をご覧ください。 Inputs/Outputs Sets 入出力ポート数を設定します。[Inputs]ボックスと[Outputs]ボックスに数値を入力するか、 ボックスの右端の[▲]ボタン/[▼]ボタンで数値を設定します。最大ポート数は入出力ともに64 です。 Edit I/O Port label 入出力ポートの名前を半角で100 文字、全角で50文字まで入力できます。全角文字は、半角文 字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 Double Click Action ユーザーモジュールオブジェクトをダブルクリックしたときの動作を設定します。 ・[Open User Module Design Window] ユーザーモジュールウィンドウを開きます。 ・[Open User Module Edito
第4章 デザイナー ・[Set Password]ボタン ユーザーモジュールのパスワードを変更します。ボタンをクリックすると、「Input Password」ダイアログボックスが表示されます。現在のパスワードを入力し、[OK]ボタンを クリックすると、「Set Password」ダイアログボックスが表示され、新しいパスワードを設 定できます。 [Enable Security]がOFFになっているときは、ボタンがグレーになります。 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 250 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー Picture(画像) シートにオブジェクトとして画像を配置できます。配置するときにファイルを指定します。 BMP(.bmp)、PNG(.png)、XBM(.xbm)、XPM(.xpm)、JPEG(.
第4章 デザイナー ● ピクチャーオブジェクト 各デザインウィンドウのシートに配置されたピクチャーオブジェクトは、クリックすると選択され、 上下左右と四隅にハンドル(小さな四角形)が表示されます。ハンドルをドラッグして拡大/縮小でき ます。 ダブルクリックすると、「Picture Properties」ダイアログボックスが表示されます。 ピクチャーオブジェクトを右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 ● ピクチャーオブジェクトのコンテキストメニュー [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボード上のオブジェクトをペーストします。 [Delete] オブジェクトを削除します。 [Duplicate] オブジェクトを複製します。 [Display Order] サブメニューのコマンドでオブジェクトの順序を変更します。 [Properties] 「Picture Properties」ダイアログボックスを表示します。 252 DME Des
第4章 デザイナー ● ピクチャーオブジェクトのプロパティ ピクチャーオブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Properties]をクリックすると、「Picture Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Label]ボックス オブジェクトの上に表示する文字を半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。 全角文字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 ボックスを空欄にすると、ラベルがなくなります。 [Draw Picture Border] ピクチャーオブジェクトの枠を表示します。 [Label Font]ボタン ラベルのフォントを設定します。クリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示さ れます。 「Select Font」ダイアログボックスについては、 「Select Font」ダイアログボックス(268ペー ジ)をご覧ください。 [Label Color]ボタン ラベルの文字の色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示さ れます。 「Select color」ダイアロ
第4章 デザイナー [Browse]ボタン 画像ファイルを選択します。 [Link Component Editor] ONにすると、ピクチャーオブジェクトをダブルクリックしたときに、[Select Component] ボタンで選択したコンポーネントエディターを開きます。オブジェクトを置いた場所がコンフィ ギュレーションウィンドウで、なおかつLink Component Editorが未設定の場合は、Picture Propertiesが表示されます。 コンフィギュレーションウィンドウに置いたオブジェクトのみ設定できます。それ以外の場合は グレー表示になり選択できません。 [Select Component]ボタン ピクチャーオブジェクトをダブルクリックしたときに開く、コンポーネントエディターを選択し ます。 [Link Component Editor]がONのときのみ有効です。 Port Pictureオブジェクトに表示するポート数を設定します。 ・[Left] 左側に表示するポート数を設定します。 ・[Right] 右側に表示するポート数を設定します。 ・[Edit Port Labe
第4章 デザイナー テキスト すべてのデザインウィンドウにテキストオブジェクトを配置できます。文字は「Text Properties」 ダイアログボックスで入力します。各デザインウィンドウに配置したときは、「Text」と入力されて います。 テキストオブジェクトをクリックすると選択され、上下左右と四隅にハンドル(小さな四角形)が表示 されます。ハンドルをドラッグしてサイズを変更します。 ダブルクリックすると「Text Properties」ダイアログボックスが開きます。 オブジェクトを右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 ● Textオブジェクトのコンテキストメニュー [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボード上のオブジェクトをペーストします。 [Delete] オブジェクトを削除します。 [Duplicate] オブジェクトを複製します。 [Display Order] サブメニューのコマンドでオブジェクトの順序を変更します。 [P
第4章 デザイナー ● テキストオブジェクトのプロパティ テキストオブジェクトをダブルクリックするか、テキストオブジェクトを選択して[Edit]メニューの [Properties]をクリックすると、 「Text Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Text]ボックス テキストオブジェクトに表示する文字を半角で10000文字、全角で5000文字まで入力できま す。全角文字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 [Text Font]ボタン フォントを設定します。クリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示されます。 「Select Font」ダイアログボックスについては、 「Select Font」ダイアログボックス(268ペー ジ)をご覧ください。 [Text Color]ボタン 文字の色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示されます。 [Draw Text Border] テキストオブジェクトの枠を表示します。チェックしない場合は、シート上に文字だけが表示さ れます。 [Tex
第4章 デザイナー コンフィギュレーションウィンドウに置いたオブジェクトのみ設定できます。それ以外の場合は グレー表示になり選択できません。 [Select Component]ボタン ピクチャーオブジェクトをダブルクリックしたときに開く、コンポーネントエディターを選択し ます。 [Link Component Editor]がONのときのみ有効です。 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 ボックス(四角形) シート上に四角形を配置できます。 ボックスをクリックすると選択され、上下左右と四隅にハンドル(小さな四角形)が表示されます。 ハンドルをドラッグしてサイズを変更します。ダブルクリックすると「Box Properties」ダイアロ グボックスが開きます。オブジェクトを右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 ● ボックスオブジェクトのコンテキストメニュー [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリ
第4章 デザイナー ● ボックスオブジェクトのプロパティ ボックスオブジェクトをダブルクリックするか、ボックスオブジェクトを選択して[Edit]メニューの [Properties]をクリックすると、 「Box Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。デフォルトでは50ピクセルになっています。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。デフォルトでは50ピクセルになっています。 [Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった形)/ [Sunken](くぼんだ形)から1つを選択します。 [Round Corner] 角に丸みのついた四角形(角丸四角形)にします。 Line ボックスの枠を設定します。 ・[Type] リストから枠線の種類を選択します。[Solid](実線)/[Dash](破線)/[Dot](点線)/[DashDot] (一点鎖線)/[DashDotDot](二点鎖線)が用意されています。 ・[Si
第4章 デザイナー [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 Ellipse(楕円) Toolkitウィンドウの[Ellipse]は、シート上に楕円の図形を配置します。 シートに配置された楕円オブジェクトをクリックすると選択され、上下左右と四隅にハンドル(小さ な四角形)が表示されます。ハンドルをドラッグしてサイズを変更します。ダブルクリックすると 「Ellipse Properties」ダイアログボックスが開きます。オブジェクトを右クリックすると、コンテ キストメニューが表示されます。 ● 楕円オブジェクトのコンテキストメニュー [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボード上のオブジェクトをペーストします。 [Delete] オブジェクトを削除します。 [Duplicate] オブジェクトを複製します。 [Display Order] サブメニューのコマンド
第4章 デザイナー ● 楕円オブジェクトのプロパティ 楕円オブジェクトをダブルクリックするか、楕円オブジェクトを選択して[Edit]メニューの [Properties]をクリックすると、 「Ellipse Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Width]ボックス オブジェクトの幅をピクセル数で指定します。デフォルトでは50ピクセルになっています。 [Height]ボックス オブジェクトの高さをピクセル数で指定します。デフォルトでは50ピクセルになっています。 Line 円の枠を設定します。 ・[Type] リストから枠線の種類を選択します。[Solid](実線)/[Dash](破線)/[Dot](点線)/[DashDot] (一点鎖線)/[DashDotDot](二点鎖線)が用意されています。 ・[Size]ボックス 枠の線幅を設定します。単位はピクセルで、「1〜100」の範囲で設定します。 ・[Select Color]ボタン 枠線の色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示されます。 「Select color」ダイアログボ
第4章 デザイナー ワイヤー (線) ワイヤーは、コンポーネントの結線や図形として描画します。ワイヤーの描画方法は、「ワイヤーの 作図と編集(284ページ)」をご覧ください。 シートに配置されたワイヤーオブジェクトは、クリックすると選択され、ダブルクリックすると 「Wire Properties」ダイアログボックスが開きます。 終端 ノード 線分 ワイヤーオブジェクトを右クリックすると、右クリックした位置によって、3種類のコンテキストメ ニューが表示されます。 ● ワイヤーオブジェクトのコンテキストメニュー (線分) 線分のコンテキストメニュー [Start Wire] クリックした位置から線の描画を開始します。 [Delete Wire] ワイヤー全体を削除します。 [Cut] 選択されているオブジェクトをカットして、クリップボードに移します。 [Copy] 選択されているオブジェクトをクリップボードにコピーします。 [Paste] クリップボード上のオブジェクトをペーストします。 [Delete] 右クリックした線分を削除します。 [Duplicate] ワイヤーオブジェクトを
第4章 デザイナー [Wire Color] ワイヤーの色を選択します。 [Properties] 「Wire Properties」ダイアログボックスを表示します。 ● ワイヤーオブジェクトのコンテキストメニュー (ノード) ノードのコンテキストメニュー [Start Wire] 右クリックした位置からワイヤーの描画を開始します。 [Delete Wire] ワイヤー全体を削除します。 [Delete] ノードを削除します。前後のノードを結ぶ直線になります。 [Properties] 「Wire Properties」ダイアログボックスを表示します。 ● ワイヤーオブジェクトのコンテキストメニュー (終端) 終端のコンテキストメニュー [Continue Wire] 終端のノードから線の描画を開始します。 [Start Wire] 右クリックした位置からワイヤーの描画を開始します。 [Delete Wire] ワイヤー全体を削除します。 [Properties] 「Wire Properties」ダイアログボックスを表示します。 262 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー ● ワイヤーオブジェクトのプロパティ ワイヤーオブジェクトをダブルクリックするか、ワイヤーオブジェクトを選択して[Edit]メニューの [Properties]をクリックすると、 「Wire Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Line Width]ボックス 線幅を設定します。単位はピクセルで、「1〜10」の範囲で設定します。 [Line Type] リストから線の種類を選択します。[Solid](実線)/[Dash](破線)/[Dot](点線)/[DashDot](一点 鎖線)/[DashDotDot](二点鎖線)が用意されています。 [Line Color]ボタン 線の色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示されます。 [Selected Color]ボタン 選択されたときの線の色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが 表示されます。 NOTE 「Select color」ダイアログボックスについては、「Select color」ダイアログボックス(269ページ)をご
第4章 デザイナー Legend(題名欄) ユーザーモジュールウィンドウ以外のシートに題名欄を表示します。 [Edit]メニューの[Edit Legend]をクリックするか、シートに表示された題名欄をダブルクリックす ると「Edit Legend」ダイアログボックスが表示されます。題名欄を右クリックすると表示される コンテキストメニューには[Edit Legend]コマンドだけがあり、クリックすると「Edit Legend」 ダイアログボックスが開きます。 Legendの表示/非表示、表示内容は、 「Edit Legend」ダイアログボックスで設定します。 [Edit]メニューの[Edit Legend]コマンドで表示できます。 ●「Edit Legend」ダイアログボックス [Project]ボックス/[Title]ボックス/[No.
第4章 デザイナー [Date]ボックス/[Revisions]ボックス 日付5項目まで/版5項目までを入力します。半角で100文字、全角で50文字まで入力できます。 全角文字は、半角文字2文字分になります。半角文字と全角文字を混在できます。 [Legend Base Font Style] リストからフォントを選択します。 [Show Legend] チェックすると、シートに表示されます。 [Save as Default Legend] 新規作成の規定値にします。新しくコンフィギュレーションを作成したときに、同じものが入力 された状態になります。 [Change for All Legends in Area] チェックすると、エリアに含まれるすべてのデザインウィンドウのシートに変更が反映されます。 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 DME Designer 取扱説明書 265
第4章 デザイナー シート 各デザインウィンドウにはオブジェクトを配置するシートが1枚あります。シートのサイズや色、 背景画像は、「Sheet Settings」ダイアログボックスで設定します。[Tools]メニューの[Sheet]コ マンドで表示します。 シートの設定を変更するウィンドウをアクティブにして、[Tools]メニュー→[Sheet]をクリックし ます。 ●「Sheet Settings」ダイアログボックス [Preset Size] リストから既成の用紙サイズを選択します。用紙サイズを選択すると、[Horizontal]と[Vertical] の数値がセットされます。 [Custom Sizes] シートの縦横サイズを指定して、カスタムのサイズに設定します。 ・[Horizontal]ボックス 横方向のサイズを設定します。 ・[Vertical]ボックス 縦方向のサイズを設定します。 ・[Aspect ratio is fixed] チェックすると、縦横比を固定します。[Horizontal]または[Vertical]の数値を変更すると、 もう一方も同じ比率で変更されます。 NOT
第4章 デザイナー Background Effect シートの背景を設定します。 ・[Color]ボタン 背景の色を設定します。クリックすると「Select color」ダイアログボックスが表示されます。 「Select color」ダイアログボックスについては、「Select color」ダイアログボックス(269 ページ)をご覧ください。 ・[Draw Image] チェックすると、シートの背景に画像ファイルを表示します。 BMP(.bmp)、PNG(.png)、XPM(.xpm)、JPEG(.
第4章 デザイナー 「Select Font」ダイアログボックス オブジェクトのプロパティダイアログボックスの[Font]ボタン/[Label Font]ボタンなどをクリック すると、「Select Font」ダイアログボックスが表示されます。フォントを設定します。 ● Font フォントを選択します。ボックスには現在設定されているフォント名が表示されます。 リストのフォント名をクリックして選択します。 NOTE 日本語フォントはリストの下の方にあります。 ● Font Style 文字のスタイルを設定します。現在設定されているスタイルがボックスに表示されます。 下のリストのスタイル名をクリックして選択します。 Normal 標準 Italic 斜体 Bold 太字 Bold Italic 太字の斜体 ● Size 文字サイズを設定します。現在のサイズがボックスに表示されます。 下のリストのサイズをクリックして選択します。 ● Effects 文字の装飾を設定します。設定する装飾をチェックします。 Strikeout 打ち消し線 Underline 下線 ● Script
第4章 デザイナー 「Select color」ダイアログボックス オブジェクトのプロパティダイアログボックスの[Color]ボタン/[Label Color]ボタンなどをクリッ クすると、「Select color」ダイアログボックスが表示されます。オブジェクトや文字の色を設定し ます。 ● 基本色に設定するには [Basic colors]に48色の基本色が用意されています。クリックして選択すると、右のカラーパレッ トに選択した色の位置を示す「+」カーソルが表示され、クリックした色の情報がカラーパレットの 下に表示されます。 [OK]ボタンをクリックすると、その色に設定されます。 ● [Basic colors]以外の色に設定するには ダイアログボックス右上のカラーパレット内でクリックすると、クリックした位置の色が選択されま す。カラーパレットの下に色の情報が表示されます。その色でよければ、[OK]ボタンをクリックし ます。色を変えたい場合は、カラーパレットの別の位置でクリックするか、「+」カーソルをドラッ グして色を選択します。 グレーは右側の縦長のチャートで色を選択します。 [OK]ボタンをク
第4章 デザイナー 1 [Custom colors]の色を登録するボックスをクリックします。 クリックしたボックスが選択され、枠が表示されます。 2 カラーパレットで色を設定します。 3 [Add to Custom Colors]ボタンをクリックします。 [Custom Colors]に追加されます。 NOTE オリジナルの色が登録されているボックスをクリックして、別の色を登録できます。新しい色で上書きされ、元の色は なくなります。 270 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー 「Select Image」ダイアログボックス シートやオブジェクトの背景に画像を表示できます。BMP(.bmp)、PNG(.png)、XPM(.xpm)、 JPEG(.
第4章 デザイナー [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 272 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー 各デザインウィンドウ共通の設定と操作 Preferences デザイナーウィンドウの「Preferences」ダイアログボックスでデザイナーウィンドウの操作環境を 設定します。デザイナーウィンドウの[Tools]メニューの[Preferences]コマンドで開きます。 ● Graphics Ports & Wires ポートの種類別にワイヤーの色と太さと形を設定します。 ・[Color] ポートとワイヤーのデフォルトの色を決定します。 ・[Width] ワイヤーのデフォルトの太さを、1〜5の中から選択します。 ・[Type] ポートの種類を選択します。 NOTE ここでは、ワイヤーを作図したときの線の色と太さと形を設定します。作図した個々のワイヤーは、「Wire Properties」ダイアログボックスで線の色と太さを変更できます。 DME Designer 取扱説明書 273
第4章 デザイナー Crosshairs ・[Show Crosshairs While Dragging] チェックすると、ワイヤーの端点をドラッグするときに、十字線を表示します。 ・[Select Crosshair Length] 十字線の長さを指定します。 [Arbitrary length]はボックスにピクセル数を入力し、長さを指定します。 [Infinite crosshairs]はウィンドウの端まで表示されます。 Offset Paste/Duplicate from original by: オブジェクトをペースト/複製するときの位置を設定します。 ・[Auto-size(based on original object)] チェックすると、もとのオブジェクトと重ならないように位置が自動調整されます。 ・[Horizontal Pixels]ボックス 水平方向の距離を設定します。 ・[Vertical Pixels]ボックス 垂直方向の距離を設定します。 Auto Suffix Number オブジェクトの配置時に、オブジェクト名称に自動的に通番を付加する機能のオン/オフを切り替
第4章 デザイナー グリッド 各デザインウィンドウのシートにグリッドを表示し、オブジェクト配置の目安にします。 また、オブジェクトをドラッグすると、グリッドに吸着(スナップ)するようにできます。 [Tools]メニューの[Grid]をクリックすると、「Grid」ダイアログボックスが表示されます。 グリッドの表示/非表示、グリッド間隔、グリッドの形状を設定します。 [Snap to Grid] オブジェクトをドラッグしたときに、グリッド位置に合わせられます。 Spacing グリッドの間隔を設定します。単位はピクセルで、「2〜99」の範囲で設定できます。 ・[X:]ボックス 横方向のグリッド間隔を設定します。 ・[Y:]ボックス 縦方向のグリッド間隔を設定します。 [Show Grid] グリッドを表示します。チェックして、グリッドの種類を選択します。 ・[Line] グリッドを線で表示します。 ・[Dot] グリッドを点で表示します。 [Save As Default Setting] チェックすると、新しいシート作成時の規定値になります。 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボッ
第4章 デザイナー 各デザインウィンドウのエクスポート プロジェクト全体の保存とは別に、デザイナーウィンドウの[Tools]→[Export DXF]コマンドで、 アクティブなウィンドウの情報を書き出して、DXF形式のファイルとして保存できます。拡張子は 「.
第4章 デザイナー 「Export DXF」ダイアログボックス ● DXF File Name DXFファイルのファイル名を入力します。デフォルトで入力されているファイル名は、アクティブな ウィンドウによって変わります。 ボックスの右の[...
第4章 デザイナー ● Block シート上のブロックの形を設定します。リストから選択します。 [Block] ブロックは四角形になり、ポートアイコンやポート名のテキストがグループ化されます。 [Explode] ブロックは4本の線になり、ポートアイコンやポート名のテキストはグループ化されません。 ● Paper Size 用紙サイズを設定します。 [Preset Size] リストから既成の用紙サイズを選択します。用紙サイズを選択すると、[Horizontal]と[Vertical] の数値がセットされます。 [Custom Sizes] シートの縦横サイズを指定して、カスタムのサイズに設定します。 ・[Horizontal]ボックス 横方向のサイズを設定します。 ・[Vertical]ボックス 縦方向のサイズを設定します。 [Unit] シートサイズを設定する単位を選択します。 [OK]ボタン ダイアログボックスの設定で、DXFファイルを保存します。 [Cancel]ボタン DXFファイルのエクスポートをキャンセルします。 278 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー 各デザインウィンドウの印刷 各デザインウィンドウの内容を、そのまま印刷できます。ウィンドウの内容が用紙サイズと向きに合 わせて拡大縮小され、1枚の用紙に印刷されます。印刷に関するコマンドは、デザイナーウィンドウ の[Print]メニューに用意されています。 ● [Print Setup] コマンドを選択すると、「PrintSetup」ダイアログボックスが表示されます。 用紙サイズと用紙の向きを設定します。 [PaperSize] リストから用紙サイズを選択します。 Orientation 用紙の向きを設定します。 ・[Portrait] 用紙を縦長に使います。 ・[Landscape] 用紙を横長に使います。 [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 DME Designer 取扱説明書 279
第4章 デザイナー ●「Print Preview」ウィンドウ アクティブなウィンドウの印刷プレビューを表示します。印刷する前にイメージを確認できます。 [Print] 「印刷」ダイアログボックスを表示します。 [Close] 印刷プレビューウィンドウを閉じます。 オブジェクトの配置 オブジェクト配置は、複数の方法が用意されています。 ● Toolkitウィンドウからドラッグ Toolkitウィンドウから配置するオブジェクトを各デザインウィンドウまでドラッグします。 ● Toolkitウィンドウのオブジェクトをダブルクリック Toolkitウィンドウの配置するオブジェクトをダブルクリックすると、各デザインウィンドウに配置 されます。 ● [Tools]メニューから選択 [Tools]メニューの[Area Parts List]/[Device List]/[Component List]のサブメニューにオブ ジェクトが表示されます。オブジェクト名をクリックすると、マウスカーソルの形が変わります。 シート上の配置する位置でクリックします。 ● コンテキストメニューから選択 シート上で右クリック
第4章 デザイナー デバイスグループの選択 DMEオブジェクトやSP2060オブジェクト、ICPオブジェクトは、配置するときに「Device Group and Sampling Frequency」ダイアログボックスが表示されます。 ●「Device Group and Sampling Frequency Settings」ダイアログボックス Group assignment デバイスグループを選択します。 ・Existent Group 既存のグループをリストから選択します。グループが存在しない場合はグレーになり選択でき ません。 ・New Group 新しいグループを作成します。グループ名とグループにデバイスを追加したときの初期色を編 集できます。 Sampling Frequency サンプリング周波数を選択します。 NOTE サンプリング周波数は、 「Word Clock」ダイアログボックスから変更することができます。 「Word Clock」ダイアログボックスについては、 「Word Clock(180ページ)」をご覧ください。 NOTE ICP1はサンプリング周波数の設定はでき
第4章 デザイナー オブジェクトの選択 オブジェクトの選択は、マウスカーソルが十字のときに行ないます。 ● クリックによる選択 オブジェクトをクリックすると選択されます。別のオブジェクトやシート上の何もないところでク リックすると、オブジェクトの選択が解除されます。 ● キー+クリックによる選択 複数のオブジェクトを選択するには、次のオブジェクトを+クリックします。複数選択され ているオブジェクトの1つを+クリックすると、クリックしたオブジェクトの選択が解除さ れます。 ● ドラッグによる選択 シート上の何もないところからドラッグを始めると、枠が表示されます。枠の中に入ったオブジェク トが選択されます。 ● キーによるオブジェクト選択の移動 選択されているオブジェクトが1つあるときにキーを押すと、次のオブジェクトが選択され ます。+キーを押すと、前のオブジェクトが選択されます。選択される順は、左か ら右になります。 NOTE キー操作ではワイヤーは選択されません。 オブジェクトの編集 配置したオブジェクトは
第4章 デザイナー 順序の変更 オブジェクトは、新しく配置されたものが上に重なります。[Edit]メニューの[Display Order]コマ ンドで順序を変更できます。順序を変更するオブジェクトを選択し、[Edit]メニューの[Display Order]のサブメニューから順序を選択します。 [Top] 最前面に移動します。 [Bottom] 最背面に移動します。 [Front] 1つ前面に移動します。 [Back] 1つ背面に移動します。 最前面のオブジェクト Bottomの場合 Backの場合 DME Designer 取扱説明書 283
第4章 デザイナー ワイヤーの作図と編集 ワイヤー コンフィギュレーションウィンドウとユーザーモジュールウィンドウでは、シートに配置したオブ ジェクトをワイヤーで結線します。ソース(出力側)信号とデスティネーション(入力側)信号間の論理 的な接続だけでなく、表示上の接続や、単独のラインとしても描画できます。ワイヤーは、2つ以上 の接続線ノード(Wire Node)があり、ノードの間に線分があります。 接続線ノード (Wire Node) 線分 (Line Segment) ● ワイヤーの選択と選択解除 線分をクリックすると選択されます。 キーを押しながらクリックすると、ワイヤー全体が選択されます。 NOTE ワイヤーオブジェクトを選択したときの色は、「Wire Propertieis」ダイアログボックスの[Selected Color]で設定します。 ● 線分(Line Segment) 線分の幅の規定値は、デザイナーウィンドウの「Preferences」ダイアログボックスで1〜5ピクセ ルに設定します。シートに配置した個々の線分は、「Wire Properties」ダイアログボックスで
第4章 デザイナー 線分の選択解除 ほかのオブジェクトを選択するか、シート上の何もないところでクリックすると、オブジェクト の選択が解除されます。 また、+クリックで選択解除できます。 +クリック +クリックした線分が選択解除されます。 ● 接続線ノード(Wire Node) ワイヤーの両端と線の折れる位置、線が分岐する位置を「ノード(Node)」と呼びます。ノードはワイ ヤーオブジェクトが選択されていないときは何も表示されませんが、選択すると「●」が表示されま す。 ノードの選択 ノードをクリックすると、クリックしたノードだけが選択されます。+クリックで複数の ノードを選択できます。また、シート上の何もないところからノードを囲むようにドラッグする と、囲まれたノードが選択されます。 ノードの選択解除 ほかのオブジェクトを選択するか、シート上の何もないところでクリックすると、オブジェクト の選択が解除されます。 また、+クリックしたノードを選択解除できます。複数のノードが選択されている状態か ら、クリックしたノードだけを選択解除できます
第4章 デザイナー ホットスポット オブジェクトの端にある小さな白い四角形を「ホットスポット」と呼びます。 ワイヤーは、通常、ホットスポットに接続します。 ホットスポット (Hot Spot) ・ホットスポットは、ハードウェア内の論理信号の接続を持たないものもあります。 ・コンポーネントとユーザーモジュールのホットスポットは、常に論理接続を含んでいます。 ・外部デバイス(External Device)のホットスポットは論理接続を含んでいません。 ● ホットスポットの選択 ホットスポットをクリックすると、作図が開始されます。選択するには、+クリックしま す。 +クリックでホットスポットを選択し、次に++クリックで別のホットス ポットをクリックすると、複数のホットスポットが選択されます。 ショートカットを使用する [F2]キーを押すと、選択されているオブジェクトの右側で空いているホットスポットのうち一番 上にあるものを選択して、ワイヤーの描画を開始します。 286 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー +[F2]キーを押すと、選択されているオブジェクトの左側で空いているホットスポット のうち一番上にあるものを選択して、ワイヤーの描画を開始します。 DME Designer 取扱説明書 287
第4章 デザイナー 作図の設定 ワイヤーを正確に作図するために、いくつかの機能が用意されています。 ● グリッド グリッドへの位置揃えは、「Grid」ダイアログボックスの[Snap to Grid]をONにします。 ● 垂直/水平線を描く [Tools]メニューの[Prohibit Diagonal Connections]がONになっていると、ワイヤーは垂直/水 平線のみで描画され、斜めのワイヤーが描けなくなります。コマンドを選択すると、ONになり、 チェックマークがつきます。ONになっているときにコマンドを選択すると、OFFになります。 また、キーを押している間は、垂直線か水平線しか描けなくなります。 NOTE コンポーネントやノード、線分の位置を後から変更するときには、[Prohibit Diagonal Connections]をONにしてドラッ グ&ドロップすると、垂直/水平線のみで再描画されます。キーを押しながらドロップすると、斜めのワイヤーが 描画されます。 ワイヤーの作図 ワイヤーの作図は、次の表の位置から開始します。 作図開始位置 開始方法 ホットス
第4章 デザイナー ● ホットスポットとホットスポットを結線する 方法1 クリック 接続元のホットスポットをクリックして作図を開始し、接続先のホットスポットをクリックしま す。2つのホットスポットが結線されます。 NOTE 終端がショートとなる端子への接続、DMEオブジェクトのCascadeポートへの複数接続はできません。 NOTE 作図中にキー +<→>キー /キー +<←>キーを押すと、水平方向にあるホットスポットに自動結線します。 方法2 ドラッグ 接続元のホットスポットから接続先のホットスポットまでドラッグします。 NOTE 終端がショートとなる端子への接続、DMEオブジェクトのCascadeポートへの複数接続はできません。 ショートカットを使用する [F4]キーを押すと、選択されているオブジェクトの右側で空いているホットスポットのうち一番 上にあるものと、右側に配置されているオブジェクトの左側で空いているホットスポットのうち 一番上にあるものを接続します。 +[F4]キーを押すと、選択されているオブジェクトの左側で空いているホットスポット
第4章 デザイナー ● 折れ線で結線する 方法1 ホットスポットからホットスポットへ 接続元のホットスポットをクリックして作図を開始し、線の曲がる位置(ノードを作る位置)で クリックします。最後に接続先のホットスポットをクリックすると、接続が完了します。 方法2 ホットスポットからノードまたは線分へ 接続元のホットスポットをクリックして作図を開始し、線の曲がる(ノード)位置でクリックしま す。すでに描かれているワイヤーのノードまたは線分をクリックすると、接続が完了します。 線分に接続した場合は、そこにノードが作成されます。 NOTE 終端がショートとなる端子への接続、DMEオブジェクトのCascadeポートへの複数接続はできません。 290 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー ● 複数のホットスポットを一度の操作で結線する 方法1 キーの併用 ドラッグを終了するときにキーを押していると、接続元のすべてのホットスポットにワイ ヤーが作図されます。接続先は、ドラッグした先のホットスポット以降のホットスポットに接続 されます。 接続元のホットスポットからドラッグを開始し、接続先のホットスポットにマウスカーソルを合 わせたところでキーを押すと、接続先のホットスポット以下にワイヤーが表示されます。 そのままキーを押している状態でドラッグを終了します。 キーを押す 方法2 複数選択したホットスポットを結線する ++クリックまたは+ドラッグで複数のホットスポットを選択し、選択 されたホットスポットの1つから接続先のホットスポットまでドラッグすると、接続元で複数選択 されていたホットスポットがすべて結線されます。 ホットスポットを複数選択 DME Designer 取扱説明書 291
第4章 デザイナー [F5]キーを押すと、選択されているオブジェクトの右側で空いているホットスポットのうち一番 上にあるものと、右側に配置されているオブジェクトの左側で空いているホットスポットのうち 一番上にあるものを接続し、そのままどちらかの空きポートがなくなるまで自動的に順次接続し ます。オブジェクトをまたいだ自動接続は行ないません。 +[F5]キーを押すと、選択されているオブジェクトの右側で空いているホットスポット のうち一番上にあるものと、左側に配置されているオブジェクトの右側で空いているホットス ポットのうち一番上にあるものを接続し、そのままどちらかの空きポートがなくなるまで自動的 に順次接続します。オブジェクトをまたいだ自動接続は行ないません。 [F8]キーを押すと、選択されているオブジェクトに接続されているワイヤーをすべて削除します。 NOTE 複数オブジェクトが選択されている状態では、最初に選択されたオブジェクトが対象になります。 NOTE これらのショートカットは変更できます。 →「メインパネルウィンドウ」の「Shortcut Keys(159ページ)」 292
第4章 デザイナー ● 既存のワイヤーの終端/ノード/線分から作図を開始する すでに作図されているワイヤーの終端や途中から作図できます。ノード/線分から作図を開始すると、 分岐線になります。 方法1 ワイヤーの終端から続きを描く 描かれたワイヤーに続ける場合は、ワイヤーの終端を右クリックして、表示されたコンテキスト メニューの[Continue Wire]をクリックします。 方法2 ノードから作図を開始する ワイヤーのノードを右クリックして、表示されたメニューの[Start Wire]をクリックすると、 右クリックしたノードから分岐する線を開始できます。 方法3 線分から作図を開始する ワイヤーの線分を右クリックして、表示されたメニューの[Start Wire]をクリックすると、 右クリックした位置にノードが作成され、そのノードから分岐する線を開始できます。 ● シート上の任意の位置から描画 作図を開始する位置で右クリックし、表示されたメニューの[Start Wire]をクリックします。 線の折れるところでクリックし、最後にダブルクリックして作図を終えます。 DME Designer
第4章 デザイナー ● 作図の終了 ホットスポットやすでに描かれているワイヤーに接続すると作図が完了します。 ホットスポットに接続せずに作図を終了するには、以下の方法があります。 ・マウスの右ボタンをクリック ・ダブルクリック ・キーを押す 別のウィンドウをアクティブにしたときも、作図が終了します。 ワイヤーの編集 ワイヤーは、削除、ノードの位置変更、別のワイヤーに接続などの編集ができます。 ● 削除 ワイヤー全体の削除 線上で右クリックし、コンテキストメニューの[Delete Wire]をクリックします。 ノードの削除 ノードを選択し、キーを押すと、ノードが削除されます。 削除した両側のノードの間が直線になります。 選択されているノード ● ドラッグによる編集 ノードの移動 ノードはドラッグして移動できます。 複数のノードを選択してドラッグすると、選択されているすべてのノードを同時に移動できます。 294 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー 線分の移動 線分を移動するには、線分の両側のノードを選択し、1つのノードをドラッグします。 ● 別のワイヤーに接続 ノードをドラッグして別のワイヤーに重ねると、その位置に接続されます。 線分にドラッグしたときはそこにノードが作成されます。 作成されたノード 論理接続 ソース(出力側)信号からデスティネーション(入力側)信号への接続を「論理接続」と呼びます。 コンフィギュレーションに論理接続があると、実際のハードウェアの信号が接続されます。 1つのワイヤーは、1つの論理接続が可能です。 論理接続は、コンフィギュレーションウィンドウとユーザーモジュールウィンドウのみで可能です。 エリアウィンドウ、ゾーンウィンドウでのワイヤーは、表示上のものとして描画できます。 コンフィギュレーションウィンドウとユーザーモジュールウィンドウでも、表示上のワイヤーを描画 できます。 ウィンドウ ワイヤー エリアウィンドウ 表示上の図形のみ ゾーンウィンドウ 表示上の図形のみ コンフィギュレーションウィンドウ 論理接続と表示上の図形 ユーザーモジュールウィンドウ 論理接続と表示上の図形
第4章 デザイナー Show Unconnected Node(非接続ノードの表示) [Tools]メニューの[Show Unconnected Node] をONにすると、接続されていないノードが赤丸 で表示されます。[Show Unconnected Node] のON/OFFは、コンフィギュレーションウィンド ウごとに設定できます。 別のコンフィギュレーションウィンドウでON/OFFを切り替えても、影響を受けません。 [Show Unconnected Node] がONの状態でコンフィギュレーションを編集すると、自動的にOFF になります。 296 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー ゾーンの追加と削除、名前変更 エリアには最低1つのゾーンが含まれ、新規エリアウィンドウには[Zone1]が配置されています。 エリアには、複数のゾーンを配置できます。 [Tools]メニューの[Zone Manager]をクリックすると、「Zone Manager」ダイアログボックスが 表示されます。 ゾーンの追加と削除、名前変更を行ないます。 「Zone Manager」ダイアログボックス Zone List プロジェクトに含まれるゾーンがリスト表示されます。設定対象のゾーンをクリックして選択し ます。 [Add]ボタン ゾーンを追加します。クリックすると、「Please enter new name」ダイアログボックスが表示 されます。ゾーン名を入力し、[OK]ボタンをクリックすると、ゾーンが追加されます。 [Delete]ボタン リストで選択されているゾーンを削除します。クリックすると、「Are you sure?」というダイア ログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると、ゾーンが削除されます。[Cancel] ボタンをクリックすると、ゾーンの削除がキャン
第4章 デザイナー [Rename]ボタン リストで選択されているゾーンの名前を変更します。クリックすると、「Enter new name for ' 現在のゾーン名'」ダイアログボックスが表示されます。ゾーン名を入力し、[OK]ボタンをクリッ クします。 NOTE 「Enter new name for '現在のゾーン名'」メッセージの「'現在のゾーン名'」には、名前変更しようとしているゾーンの 現在の名前が表示されます。 [Close]ボタン 「Zone Manager」ダイアログボックスを閉じます。 298 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー デバイスグループの変更 ゾーンには最大32のデバイスグループが含まれ、各デバイスはいずれかのデバイスグループに含ま れます。 [Tools]メニューの[Device Group Manager]をクリックすると、「Device Group Manager」 ダイアログボックスが表示されます。デバイスグループの変更を行ないます。 ●「Device Group Manager」ダイアログボックス Device Group 編集中のゾーンに含まれるデバイスグループがリスト表示されます。設定対象のデバイスリスト をクリックして選択します。 Name デバイスグループ名が表示されます。 Attribute デバイスグループ種別が表示されます。 Default Color デバイスグループごとに、デバイスを追加したときのオブジェクトの初期色を表示します。 [Delete]ボタン リストで選択しているデバイスグループを削除します。クリックすると「Are you sure?」とい うダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると、デバイスグループが削除 されます。[Can
第4章 デザイナー [Rename]ボタン リストで選択されているデバイスグループの名前を変更します。クリックすると、「Enter new name for 現在のデバイスグループ 」ダイアログボックスが表示されます。 デバイスグループの名前を入力し、[OK]をクリックします。 NOTE 「Enter new name for 現在のデバイスグループ 」メッセージの「 しようとしているデバイスグループの現在の名前が表示されます。 現在のデバイスグループ 」には、名前変更 [Color]ボタン リストで選択されているデバイスグループの、デバイスを追加したときのオブジェクトの初期色 を変更します。クリックすると「Select Color」ダイアログボックスが表示されます。 「Select Color」ダイアログボックスについては、 「Select Color」ダイアログボックス(269 ページ)をご覧ください。 Apply Default Color to All Existing Devices チェックすると、デバイスの初期色を変更したときにすでに配置してあるデバイスの色も変更さ れます。 [O
第4章 デザイナー コンフィギュレーションの追加と削除、名前変更 デバイスグループには1つ以上のコンフィギュレーションが含まれ、必要なだけ追加できます。 [Tools]メニューの[Configuration Manager]をクリックすると、「Configuration Manager」 ダイアログボックスが表示されます。コンフィギュレーションの追加と削除、名前変更を行ないます。 NOTE コンフィギュレーションを追加しただけでは、追加したコンフィギュレーションに切り替わりません。コンフィギュレー ションを切り替えるには、Navigatorウィンドウでコンフィギュレーションをクリックすると、クリックしたコンフィギュ レーションに切り替わります(200ページ)。 「Configuration Manager」ダイアログボックス Device Group 編集対象のデバイスグループをリストから選択します。 Configurations 編集中のデバイスグループに含まれるコンフィギュレーションがリスト表示されます。設定対象 のコンフィギュレーションをクリックして選択します。 [Add]ボタン コンフィギュレー
第4章 デザイナー [Rename]ボタン リストで選択されているコンフィギュレーションの名前を変更します。クリックすると、「Enter new name for ' 現在のコンフィギュレーション'」ダイアログボックスが表示されます。ゾーン名 を入力し、[OK]ボタンをクリックします。 NOTE 「Enter new name for '現在のコンフィギュレーション'」メッセージの「'現在のコンフィギュレーション'」には、 名前変更しようとしているコンフィギュレーションの現在の名前が表示されます。 [Duplicate]ボタン リストで選択されているコンフィグレーションを複製します。クリックすると、「Please enter new name」ダイアログボックスが表示されます。コンフィギュレーション名を入力し、[OK]ボ タンをクリックすると、コンフィギュレーションが追加されます。 [Close]ボタン 「Configuration Manager」ダイアログボックスを閉じます。 302 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー エリアウィンドウ エリアウィンドウではデザイン用のシートにオブジェクトを配置し、エリアをデザインします。 Navigatorウィンドウのエリアをクリックするとアクティブになります。 また、[View]メニューの[Area]コマンドで開きます。 エリアウィンドウには、以下のオブジェクトを配置できます。 ゾーン、External Device(外部デバイス)、Picture、Text、Box、Ellipse、Wire タイトルバー メニューバー ツールバー ゾーン Picture(画像) Toolkitウィンドウ External Device(外部デバイス) Text(テキストオブジェクト) Ellipse(円) Box(四角形) シート Wire(線) Legend ● タイトルバー ドラッグしてウィンドウを移動できます。 ● ゾーン ゾーンは「Zone Manager」ダイアログボックスで追加、削除します。エリアウィンドウでは、 ゾーンオブジェクトの位置やデザインを変更できます。ダブルクリックすると、ゾーンウィンドウが 開きます。 ● オブジェクト 各種オブジェ
第4章 デザイナー オブジェクトの配置 各種オブジェクトは、Toolkitウィンドウからドラッグして配置します。Toolkitウィンドウのオブジェ クトをダブルクリックしても配置されます。また、[Tools]メニュー、シート上で右クリックすると表 示されるコンテキストメニューにも[Area Parts List]が表示されます。 ゾーンウィンドウ ゾーンウィンドウではデザイン用のシートにゾーンデバイスを配置し、ゾーンコンフィギュレーショ ンをデザインします。実際のハードウェアの配置と同じようにゾーンコンフィギュレーションを作成 します。 エリアウィンドウのゾーンをダブルクリックすると、ゾーンウィンドウが表示されます。 Navigatorウィンドウのコンフィギュレーションをクリックしてアクティブにします。 ゾーンウィンドウには、以下のオブジェクトを配置できます。 DME、ICP、SP2060、External Device(外部デバイス)、ピクチャー、テキスト、ボックス、 楕円 タイトルバー メニューバー ツールバー DME ICP Picture(画像) Text (テキストオブジェクト) To
第4章 デザイナー ● コンフィギュレーション コンフィギュレーションは、ゾーンの中に複数作成できますが、ゾーンウィンドウの中に配置するも のではありません。ゾーンウィンドウには、コンフィギュレーション共通でデバイスを配置します。 コンフィギュレーションを切り替えるには、Navigatorウィンドウのコンフィギュレーションを クリックします。「Configuration Manager」ダイアログボックスで、コンフィギュレーションの 追加と削除、名前変更ができます。 ● オブジェクト デバイスや図形のオブジェクトを配置し、カットやコピー&ペースト、削除、移動などの編集ができ ます。配置したデバイスをダブルクリックすると、コンフィギュレーションウィンドウやダイアログ ボックスが開きます。 デバイス ダブルクリックしたとき DME/SP2060 コンフィギュレーションウィンドウ ICP External Device 「Control Panel Properties」ダイアログボックス(ラベル名をダブルクリック) デバイスに関連付けられた外部アプリケーション オブジェクトの配置 Toolkitウ
第4章 デザイナー ● DMEやSP2060を配置する Toolkitウィンドウの[DME]フォルダーの下層に[DME24N]、[DME64N]、[DME8i-C]、 [DME8o-C]、[DME4io-C]、[DME8i-ES]、[DME8o-ES]、[DME4io-ES]のアイコンが、 [Speaker Processor]の下層に[SP2060]のアイコンがあります。そのアイコンをゾーンウィンド ウにドラッグします。 ゾーンウィンドウにDMEが配置されます。 ● ICPの配置 ICPもDMEやSP2060と同じく、配置するときはアイコンをドラッグします。ハードウェア構成に 複数のICPがある場合は、台数分のICPを作成します。 Toolkitウィンドウの[DME]フォルダーの下層に[ICP1]アイコンがあります。そのアイコンを ゾーンウィンドウにドラッグします。 ゾーンウィンドウにICPが配置されます。 306 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー コンフィギュレーションウィンドウ コンフィギュレーションウィンドウでは、シートにコンポーネントを配置し、論理接続をします。 ゾーンウィンドウのDMEやSP2060をダブルクリックすると表示されます。 NOTE SP2060のコンフィギュレーションは編集できません。 DMEのコンフィギュレーションウィンドウ タイトルバー コンポーネント シート ワイヤー ユーザーモジュール オブジェクト I/Oコンポーネント Legend ● タイトルバー 「デバイス名(ゾーン名/デバイスグループ名/コンフィギュレーション名)」が表示されます。Zone1 のDME Group1に配置されたDME64NでConfiguration1の場合、コンフィギュレーションウィン ドウ名は、「DME64N(Zone1/DME Group1/Configuration1)」になります。デバイス名は、 ゾーンウィンドウに配置されたデバイスのプロパティで設定します。 ● オブジェクト コンポーネント、ユーザーモジュール、図形のオブジェクトを配置します。 配置したコンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエ
第4章 デザイナー コンポーネントの配置 Toolkitウィンドウからドラッグして、オブジェクトを配置します。Toolkitウィンドウのオブジェク トをダブルクリックしても配置されます。また、[Tools]メニューおよびシート上で右クリックする と表示されるコンテキストメニューの[Component List]サブメニューにも同じオブジェクトが表示 されます。 コンフィギュレーションウィンドウの[Component List]については、 「Toolkitウィンドウ」の 「[Component List](コンフィギュレーションウィンドウ)(204ページ)」をご覧ください。 NOTE 機器の種類によって、配置できるコンポーネントは異なります。詳しくは、「コンポーネントリスト」(379ページ)をご覧 ください。 NOTE DME64Nのコンフィギュレーションウィンドウに[Matrix Mixer 64 input 64 output]または[Matrix Mixer 64 input 32 output]コンポーネントを配置した場合、リソースメーターは100%に達しませんが、ほかのコンポーネントを使用で
第4章 デザイナー ● SP2060コンフィギュレーションウィンドウ [Input A/B Link]ボタン SP2060のコンフィギュレーションは編集できませんが、[Input A/B Link]を操作できます。 プローブモニター プローブモニターは、コンフィギュレーションの出力ポートをヘッドフォンでモニターする機能で す。[Tools]メニューの[Probe Monitor]またはツールバーの[Probe Monitor]ボタンでON/OFFし ます。プローブモニターのON/OFFは、DME64N/24Nごとに設定します。 DME64N/24Nとオンライン状態でコンフィギュレーションウィンドウまたはユーザーモジュール ウィンドウがアクティブなときのみ、プローブモニターを使えます。 ● プローブモニターの手順 NOTE DME SatelliteおよびSP2060には対応していません。 1 プローブモニターをONにします。 [Tools]メニューの[Probe Monitor]、またはツールバーの[Probe Monitor]ボタンをクリックし ます。マウスカーソルの形が変わります。 2 モニ
第4章 デザイナー クリックした出力ポートが選択され、モニターが開始されます。 モニターオブジェクト 別の出力ポートをクリックすると、モニターする位置を変更できます。 ● L/Rの選択 LチャンネルとRチャンネルを同時にモニターするには、Lチャンネルを+クリックし、次 にRチャンネルを+クリックします。 ● プローブモニターの終了 プローブモニターをOFFにするには、[Tools]メニューの[Probe Monitor]またはツールバーの [Probe Monitor]ボタンをクリックします。OFFにすると、マウスカーソルは通常に戻ります。 ● 2回目以降のモニター モニターした位置は、OFFにしても記憶されています。次にONにすると、前回のモニター位置が 自動的に選択されます。 NOTE オフラインにすると、プローブモニターは解除され、もう一度オンラインにしても前回のモニター位置は記憶していません。 310 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー Show Signal Delay(遅延値の表示) オーディオプロセッサーでの処理の時間、信号が遅延します。 [Tools]メニューの[Show Signal Delay]コマンドは、遅延値を計測しコンポーネントに表示しま す。コマンドを選択すると、遅延値の表示をON/OFFします。ONになっているときは、マークが点 灯します。 ONにすると、遅延値を求めるためにコンパイルされ、コンポーネントおよび結線の遅延値が表示さ れます。コンパイルにより取得された遅延値は、コンフィギュレーションを編集するまで有効になり ます。遅延値は、Sample単位で表示されます。 ツールバーの[Show Signal Delay]ボタンと連動しています。 コンフィギュレーションウィンドウごとに、[Show Signal Delay]をON/OFF設定が保存されます。 別のコンフィギュレーションウィンドウでON/OFFを切り替えても、影響を受けません。 [Show Signal Delay]がONの状態でコンフィギュレーションを編集すると、自動的にOFFになり ます。 [Show Signal Delay]
第4章 デザイナー モニタリングポイントリスト [Tools]メニューの[Monitoring Point List]をクリックすると「Monitoring Point List」ダイアロ グボックスが表示されます。DME64N/DME24N本体の[PHONES]端子でモニターするモニタリ ングポイントを登録/編集します。スロットの入出力やアナログ入出力だけでなく、コンポーネント 間の任意の場所をヘッドフォンでモニターできます。 NOTE セキュリティの[Edit]がオンになっているユーザーのみ、モニタリングポイントの編集ができます。 ● [Cut]ボタン 選択したモニタリングポイントの情報をカットします。カットしたモニタリングポイント以下が上に 繰り上がります。 ● [Copy]ボタン 選択したモニタリングポイントの情報をコピーします。 ● [Paste]ボタン コピーしたモニタリングポイント情報を選択した行に貼り付けます。 ● [Insert]ボタン 選択した位置に、コピーしたモニタリングポイント情報を挿入します。 ● [Clear]ボタン 選択したモニタリングポイント情報を消去します。
第4章 デザイナー [Component L] モニタリングポイント Lチャンネル のコンポーネントを設定します。クリックするとアクティブ なコンフィギュレーションに配置されているコンポーネントのリストが表示され、モニターする コンポーネントを選択できます。 NOTE リストには、ユーザーモジュールに配置されたコンポーネントも表示されますが、セキュリティが設定されている ユーザーモジュールのコンポーネントは表示されません。 [Port L] モニタリングポイント Lチャンネルのポートを設定します。クリックすると[Component L]列で 選択したコンポーネントのポートリストが表示されます。モニターするポートを選択します。 NOTE 「Monitoring Point List」ダイアログボックスを表示中に、デザイナーウィンドウ上でポートをクリックすると、現在 選択されている行のモニタリングポイントにそのポートが設定されます。ステレオでモニタリングポイントを設定した い場合は、キーを押しながらクリックするとComponent LとPort Lが選択され、そのままキーを押 し
第4章 デザイナー Analyze(コンフィギュレーションの解析) [Tools]メニューの[Analyze]またはツールバーの[Analyze]ボタンをクリックすると、「Analyze」 ダイアログボックスが表示されます。アクティブなコンフィギュレーションウィンドウの結線状態を 解析し、「Analyze」ダイアログボックスに表示します。 DME本体を接続せずに、コンポーネントの配置や結線に問題がないか解析できるので、 Synchronization実行時のコンパイルエラーを事前にチェックできて便利です。 NOTE [Tools]メニューの[Analyze]コマンドは、コンフィギュレーションウィンドウがアクティブなときのみ選択できます。 ● メッセージボックス 解析の進行状況が表示されます。解析が終わると、結果が表示されます。 解析でエラーが検出されたときは、次のように表示されます。 ● [Close]ボタン ダイアログボックスを閉じます。 ● プログレスバー 解析が進行中であることをプログレスバーで表示します。実際の処理の進捗とプログレスバーの表示 は一致しない場合があります。 また、必ず解析が完
第4章 デザイナー ユーザーモジュール ユーザーモジュールとは コンポーネントを組み合わせて1つのコンポーネントのように扱えるモジュールを「ユーザーモ ジュール」と呼びます。コンポーネントと同じように、コンフィギュレーションウィンドウに配置で きます。ユーザーモジュールの編集は、コンフィギュレーションと同じようにコンポーネントを 配置し、ワイヤーで論理接続します。 ユーザーモジュールを保存すると、Toolkitウィンドウに表示され、テンプレートとして使用できま す。ユーザーモジュールはプロジェクトファイルに保存されますが、ユーザーモジュールのテンプ レートは、ファイルとしてエクスポートすることで、別のプロジェクトでも使用できます。 メインパネルウィンドウの「Preferences」ダイアログボックスの[ContentsFolder]で指定した フォルダーに「UserModule」フォルダーが作成され、ユーザーモジュールエキスポートファイルが 保存されます。 ユーザーモジュール専用のコントロールウィンドウについては、「ユーザーモジュールエディター (336ページ)」をご覧ください。 NOTE メインパネルウ
第4章 デザイナー 4 オブジェクトのプロパティを設定します。 [Inputs/Outputs Sets]が「1」になっているので、必要なポート数に設定します。 5 [OK]ボタンをクリックします。 新規ユーザーモジュールがコンフィギュレーションウィンドウに配置されます。 ユーザーモジュールのプロパティは、あとで変更できます。「User Module Properties」ダイアロ グボックスについては、「オブジェクト」の「ユーザーモジュール(246ページ)」をご覧ください。 ユーザーモジュールの保存 ユーザーモジュールを[Save User Module]コマンドで保存すると、Toolkitウィンドウの[User Module]の下の階層に表示され、テンプレートとして使用できます。 • コンフィギュレーションウィンドウに配置したユーザーモジュールはプロジェクトファイルに保存され ますが、ユーザーモジュールテンプレートはコンピューターの特定のフォルダーにファイルとして保存 されます。 • ユーザーモジュールテンプレートは、ユーザーモジュールエクスポートファイルとしてインポート/エク スポートできます
第4章 デザイナー [Tools]メニューの[Save User Module]コマンドでユーザーモジュールを保存します。[Save User Module]は、コンフィギュレーションウィンドウでユーザーモジュールを選択しているときの みコマンドを選択できます。コマンドを選択すると、「Save User Module」ダイアログボックスが 表示されます。ユーザーモジュールの名前を入力し、[OK]ボタンをクリックします。 「Save User Module」ダイアログボックスの右側で[Double Click Action]、[Security Settings]、[Default Library]、[User Module Group]を設定します。 「User Module Properties」ダイアログボックスの同じ項目と対応しています。「User Module Properties」ダイ アログボックスと異なる設定で保存した場合は、保存のときの設定が即座に適用されます。 ● Double Click Action コンポーネントエディターに配置したユーザーモジュールをダブルクリックしたときに開
第4章 デザイナー [Set Password]ボタン パスワードを変更します。クリックすると、「Input Password」ダイアログボックスが表示され ます。現在のパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックすると、 「Set Password」ダイアロ グボックスが表示されます。[Password]ボックスと[Confirm Password]ボックスに新しい パスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。 ● Default Library テンプレートからユーザーモジュールを作成するときに読み込まれるライブラリーファイルを選択し ます。 ライブラリーについては「ライブラリー (371ページ)」をご覧ください。 ● User Module Group ユーザーモジュールグループ(同じライブラリーを使用しているユーザーモジュールの集合)を設定し ます。 新規ユーザーモジュールを保存するときは、User Module Group Name欄でグループ名を入力しま す。 テンプレートから作成したユーザーモジュールを保存するときは、元のテンプレートと同じグループ にするか、新規グループにするか
第4章 デザイナー ユーザーモジュールの編集 ユーザーモジュールの編集はユーザーモジュールウィンドウで行ないます。デザイン用のシートに コンポーネントを配置し、論理接続します。コンフィギュレーションウィンドウに配置された ユーザーモジュールオブジェクトのコンテキストメニューから[Open User Module Design Window]を選択すると表示されます。 「User Module Properties」ダイアログボックスの[Double Click Action]で[Open User Module Design Window]が選択されていると、ダブルクリックでも 表示されます。 →「User Module Properties(248ページ)」 メニューバー ツールバー タイトルバー コンポーネント ワイヤー ● タイトルバー タイトルバーにはユーザーモジュール名(ゾーン名/デバイスグループ名/コンフィギュレーション名/ 機器の名前)が表示されます。 ユーザーモジュール名は、「User Module Properties」ダイアログボックスで設定します。 ● オブジェクト コンポーネ
第4章 デザイナー ● 同じ種類のコンポーネントを複数配置した場合 コンポーネントは同じものを複数配置できます。2つめ以降のコンポーネントには 「Compressor(2)」 「Compressor(3)」のように番号が付加されます。複数配置したコンポーネン トは独立していて、それぞれ異なるパラメーターを設定できます。 User Module Manager [Tools]メニューの[User Module Manager]をクリックすると、 「User Module Manager」ダイ アログボックスが表示されます。ユーザーモジュールのテンプレートの設定、名前変更、削除などを 行ないます。 ● User Modules テンプレートとして保存されているユーザーモジュールがリストに表示されます。 設定対象のユーザーモジュールをクリックして選択します。 NOTE 保存されているユーザーモジュールだけが表示されます。コンポーネントエディターに配置したユーザーモジュールは プロジェクトファイルに保存され、ファイルとして保存しなくても使用できますが、 「User Module Manager」ダイアロ グボ
第4章 デザイナー ● User Module Settings リストで選択されているユーザーモジュールの設定を表示します。設定を変更する場合は、[Change settings]ボタンをクリックすると表示される「User Module Settings」ダイアログボックスで変 更します(322ページ)。 Double Click Action コンフィギュレーションウィンドウに配置されたユーザーモジュールをダブルクリックしたとき の動作の初期設定を表示します。 Security Settings リストで選択されているユーザーモジュールのセキュリティが有効かどうかを表示します。 Default Library ユーザーモジュールを新規作成するときの規定のライブラリーファイルを表示します。 ● [Import Library]ボタン 指定したフォルダーにあるファイルを読み込んでライブラリーに追加します。 ● [Export Library]ボタン ライブラリーをファイルに保存します。 [Export Library]で保存するライブラリーを選択できます。 ● [Rename User Mod
第4章 デザイナー ● [Export]ボタン ユーザーモジュールの各種データ(コンポーネントの配置/結線、ライブラリー、ユーザーモジュール エディター )をユーザーモジュールエキスポートファイルに保存します。 クリックすると「Export」ダイアログが表示されます。[Export Library]オプション以外は、 Windowsの一般的なファイル保存ダイアログボックスと同じです。 [Export Library]で保存するライブラリーを選択できます。 ● [Close]ボタン ダイアログボックスを閉じます。 「User Module Settings」ダイアログボックス 「User Module Manager」ダイアログボックスの[Change settings]ボタンをクリックすると、 「User Module Settings」ダイアログボックスが表示されます。ユーザーモジュールテンプレート の名前やセキュリティなどを設定します。 322 DME Designer 取扱説明書
第4章 デザイナー ● Group/Name 変更前のユーザーモジュールグループおよびユーザーモジュールの名前を表示します。 ● User Module Name ユーザーモジュールの名前を設定します。 NOTE ユーザーモジュール名はファイル名になるので、ファイル名で使用できない文字はモジュール名にも使用できません。 ● Double Click Action コンフィギュレーションウィンドウに配置されたユーザーモジュールをダブルクリックしたときの動 作の初期設定を行ないます。 [Open User Module Design Window] ユーザーモジュールデザインウィンドウを開きます。 [Open User Module Editor] ユーザーモジュールエディターを開きます。ユーザーモジュールエディターは、ユーザーモ ジュールに配置したコンポーネントの操作子をレイアウトし、パラメーターを変更できるウィン ドウです。ユーザーモジュールエディターについては、「ユーザーコントロールエディター /ユー ザーモジュールエディター (331ページ)」をご覧ください。 ● Security Sett
第4章 デザイナー ● Default Library テンプレートからユーザーモジュールを作成するときに読み込まれるライブラリーファイルを選択し ます。 ライブラリーについては「ライブラリー (371ページ)」をご覧ください。 ● User Module Group ユーザーモジュールグループを設定します。ユーザーモジュールグループを変更するときは、[Save in new User Module Group]チェックボックスをチェックして、User Module Group Nameで新 規グループ名を入力します。 NOTE 既存のユーザーモジュールグループに変更することはできません。 NOTE ユーザーモジュール名を変更せずにユーザーモジュールグループのみ変更した場合、参照できるライブラリーがなくなりま す。新しいライブラリーを引き継ぎたい場合は、ユーザーモジュール名も変更してください。 ● [OK]ボタン 設定を更新して、ダイアログボックスを閉じます。 ● [Cancel]ボタン 設定を変更せず、ダイアログボックスを閉じます。 324 DME Designer 取扱説明書
第5章 エディターウィンドウ コンポーネントエディター コンポーネントエディターでコンポーネントのパラメーターを編集します。コンフィギュレーション ウィンドウとユーザーモジュールウィンドウに同じコンポーネントが複数ある場合、それぞれのコン ポーネントは独立していて、別のコンポーネントエディターウィンドウで個々にパラメーターを設定 します。コンフィギュレーションウィンドウに配置したコンポーネントをダブルクリックすると、 コンポーネントエディターのウィンドウが開きます。「Component Editor」というタイトルの1つ のウィンドウがあるのではなく、コンポーネントの種類によって、内容もタイトルバーに表示される 名前も異なるウィンドウが開きます。 各部の名称と機能 コンポーネントによってウィンドウの内容が異なります。 Library バックボタン タイトルバー Snap グラフ メーター [ON]ボタン スライダー エディットボックス ノブ DME Designer 取扱説明書 325
第5章 エディターウィンドウ ● タイトルバー ラベルが表示されます。ラベルは「Component Properties」ダイアログボックスで設定します。 コンポーネントのラベルについては、「オブジェクト」の「コンポーネント(238ページ)」をご覧く ださい。 ● バックボタン 親子関係のあるウィンドウの子ウィンドウに表示され、ボタンをクリックすると親ウィンドウに切り 替わります。 ● ステータスバー コンポーネントID コンポーネント名 パラメーターID コンポーネント名 コンポーネント名が表示されます。 コンポーネントID コンポーネントIDが表示されます。 NOTE [REMOTE]端子にRS-232C対応コントローラーを接続して、DMEをコントロールする場合、同じDMEの中のコン ポーネントを識別するためのコンポーネントIDが必要です。コンポーネントパラメーターをコントロールする信号に は、コンポーネントIDが含まれています。コントロール方法の詳細は、 「DME64N/24N取扱説明書」の巻末にある営 業窓口にお問い合わせください。 パラメーター ID 操作している操作子のパラメータ
第5章 エディターウィンドウ ● ノブ ドラッグしてパラメーターを変更します。「Preferences」ダイアログボックスの [Component Editor]タブ→[Knob Mode]の設定により、動作が変わります。 「Preferences」ダイアログボックス→[Component Editor]タブ(74ページ) NOTE 詳細な設定をするには、[Knob Mode]が[Linear]のときにキーを押しながらドラッグします。キーを 押しながらクリックすると初期値にリセットされます。 ● スライダー つまみ バー つまみをドラッグしてパラメーターを変更します。バーに対するマウス操作の動作は、 「Preferences」ダイアログボックスの[Component Editor]タブ→[Slider Mode]で設定します。 「Preferences」ダイアログボックス→[Component Editor]タブ(74ページ) NOTE 詳細な設定をするには、キーを押しながらドラッグします。キーを押しながらクリックすると初期値に リセットされま
第5章 エディターウィンドウ ・クリックすると、コマンドが実行されます。 このボタンを押すと、 これらのボタンが連動する ・メニューが表示されます。 ・別のウィンドウが表示されます。 328 DME Designer 取扱説明書
第5章 エディターウィンドウ ● エディットボックス 現在の設定値が表示されます。マウス操作やキーボードからの入力で値を変更します。 値を変更すると、ノブやスライダーが動きます。 マウスオーバー メインパネルウィンドウの「Preferences」ダイアログボックスの[Component Editor]タブで [Edit Box Zoom]をチェックしていると、マウスオーバーでエディットボックスを拡大表示します。 「Preferences」ダイアログボックス→[Component Editor]タブ(74ページ) クリック 選択されたエディットボックスは、文字が赤くなります。キーボードから入力して、値を変更で きます。単位は入力する必要はありません。キーを押すと入力が確定し、単位が表示さ れます。 スピンボックスでの値変更 マウスカーソルをエディットボックスに合わせるとスピンボックスが表示されます。[▲]ボタンを クリックすると値が増加、[▼]ボタンをクリックすると値が減少します。 ダブルクリック 数値が選択されます。キーボードから入力して、値を変更できます。単位は入力する必要はあり
第5章 エディターウィンドウ キー /マウスホイールでの値変更 選択されているエディットボックスはキーとマウスホイールで値を変更できます。 ・上下の方向キー 数値を増減させます。 ・キー /キー 数値を大きく変化させます。キーは増加、キーは減少します。 ・キー キーを押すと値が確定します。 ・キー+キー +キーを押すと、初期値にリセットされます。 ・マウスホイール 上(奥)に回すと増加、下(手前)に回すと減少します。 ・ドラッグ 上方向にドラッグすれば増加、下方向にドラッグすれば減少します。 ・キー 入力途中の値をキャンセルします。 ● グラフ コントロールポイント パラメーターをグラフィカルに表示します。パラメーターを変更すると、グラフの形が変わります。 コントロールポイントのあるグラフは、ドラッグして、パラメーターを変更できます。ドラッグの方 向が上下または左右に限定されるコントロールポイントは、コントロールポイントにマウス
第5章 エディターウィンドウ ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディター ユーザーコントロールエディター コンフィギュレーションウィンドウとユーザーモジュールウィンドウに配置したコンポーネントの操 作子をレイアウトして、コントロールウィンドウを作成します。ユーザーコントロールエディターの 操作子は、もとのコンポーネントの操作子とリンクしていて、ユーザーコントロールエディターでパ ラメーターを変更すれば、コンポーネントエディターのパラメーターも同様に変わります。コンポー ネントエディターでパラメーターを変更すれば、ユーザーコントロールの操作子のパラメーターも同 様に変わります。 パラメーターを変更する頻度の高い操作子だけを配置して、コンパクトなコントロールウィンドウを 作成できます。 また、複数のコンポーネントの操作子を、1つのユーザーコントロールに配置して、1つのウィンド ウから複数のコンポーネントのパラメーターを変更できます。 ユーザーコントロールエディター コンポーネントエディター ユーザーコントロールに 配置した操作子 配置する操作子 編集パレット ユーザーコントロール
第5章 エディターウィンドウ [User Control]メニュー ユーザーコントロールは、メインパネルウィンドウの[View]メニュー→[User Control]サブメ ニューに表示されます。また、メインパネルウィンドウの[User Control]ボタンをクリックすると、 [View]メニュー→[User Control]サブメニューと同じメニューが表示されます。 ユーザーコントロール名 カレントゾーンのカレントコンフィギュレーションに含まれるユーザーコントロール名がメ ニューに表示されます。クリックすると、ユーザーコントロールエディターが開きます。開いて いるウィンドウにはチェックマークがつきます。 New User Control コマンドを選択すると、「New User Control」ダイアログボックスが表示されます。 ユーザーコントロールの新規作成 「User Control Manager」ダイアログボックスでユーザーコントロールを追加します。 1 メインパネルウィンドウの[Tools]メニュー→[User Control Manager]をクリックします。 「User Cont
第5章 エディターウィンドウ 3 [Name]ボックスにユーザーコントロール名を入力します。 4 ユーザーコントロールのセキュリティを設定します。セキュリティはレベル別とユーザー別の 2種類の設定ができます。 ユーザーのセキュリティより高いセキュリティには設定できません。 NOTE プロジェクトファイルを開いたときに自動的にユーザーコントロールを開きたい場合は、[Open User Control at startup]チェックボックスをチェックします。 ・[User Level]の[▼]をクリックして、レベルを選択します。 ・[User Name]からユーザーを選択します。 5 [OK]ボタンをクリックします。 ユーザーコントロールが作成され、「User Control Manager」ダイアログボックスのリストに表 示されます。 DME Designer 取扱説明書 333
第5章 エディターウィンドウ 6「User Control Manager」ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックします。 ユーザーコントロールを作成すると、メインパネルウィンドウの[View]メニュー→[User Control]サブメニューに表示されます。クリックすると、ユーザーコントロールエディターの ウィンドウが表示されます。 新規ユーザーコントロールには[Snap]と[Library]があります。 ユーザーコントロールのセキュリティ ユーザーコントロールごとにセキュリティを設定します。ユーザーのセキュリティより高いユーザー コントロールはメニューにも「User Control Manager」ダイアログボックスにも表示されません。 ユーザーコントロールの編集と表示は、ユーザーコントロールとユーザーのセキュリティレベル両方 の設定が影響します。 ● ユーザーコントロールのセキュリティ設定 「1」〜「10」のレベルかユーザーごとのセキュリティを設定します。「1」が高いレベル、「10」が 低いレベルです。ユーザーコントロールのセキュリティレベルを「2」にすると、レベル1とレベル 2のユーザー
第5章 エディターウィンドウ ・セキュリティレベルを変更する場合 変更するユーザーコントロールの[Security Level]ボックスをクリックします。 セキュリティレベルのリストが表示されます。 NOTE ユーザーのセキュリティレベルによって、リストに表示されるレベルが異なります。 ユーザーコントロールに設定するレベルをクリックします。 クリックしたレベルが[Security Level]ボックスに表示されます。 ・ユーザーごとのセキュリティを設定する場合 変更するユーザーコントロールの[User]ボックスをクリックします。 ユーザーのリストが表示されます。 NOTE ユーザーのセキュリティレベルによって、設定できるユーザーが異なります。 ユーザーコントロールに設定するユーザーをクリックします。クリックしたユーザー名が[User] ボックスに表示されます。 3 [OK]ボタンをクリックします。 DME Designer 取扱説明書 335
第5章 エディターウィンドウ ● ユーザーのセキュリティ設定 メインパネルウィンドウの「Security」ダイアログボックスで、ユーザーコントロールの編集の可否 と表示できるユーザーコントロールのレベルを設定します。 [Operation Security]→[Edit]がチェックされているユーザーは、ユーザーコントロールを編集でき ます。[Operation Security]→[User Control Level]で設定したレベル以下のユーザーコントロー ルがメニューに表示されます。 「Security」ダイアログボックスについては、「Security(ユーザーの作成と設定)(160ページ)」を ご覧ください。 ユーザーモジュールエディター ユーザーモジュールエディターは、ユーザーモジュールウィンドウに配置したコンポーネントの操作 子をレイアウトします。ユーザーモジュール1つにつきユーザーモジュールエディターが1つあり、 ウィンドウのタイトルバーにはユーザーモジュールの名前が表示されます。個々のユーザーモジュー ル専用のコントロールウィンドウで、同名のユーザーモジュールウィンドウに配置したコンポー
第5章 エディターウィンドウ 各部の名称と機能 ステータスバー ユーザーモジュールは、セキュリティが有効なときにはカギアイコンが表示されます。 →ユーザーモジュールのプロパティ (248ページ) →ユーザーモジュール(315ページ) パスワードを入力していない状態ではカギアイコンがロック表示され、デザインモードで編集できま せん。 「Properties」ダイアログボックスで[Enable Security]のチェックが入っていないと、カギアイコ ンは表示されません。 DME Designer 取扱説明書 337
第5章 エディターウィンドウ 編集パレット 編集パレットは、デザインモードでユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディ ターがアクティブになると自動的に表示されます。ユーザーコントロールエディター /ユーザーモ ジュールエディターを移動すると、編集パレットも一緒に移動します。デザインモードをOFFにする と非表示になります。 ユーザーコントロール/ユーザーモジュールエディターを編集するためのコマンドが用意されています。 [DesignMode Off]ボタン [Undo]ボタン [Redo]ボタン 操作子の整列 グリッド設定 [Paste]ボタン [Copy]ボタン [Cut]ボタン ● [DesignMode Off ]ボタン デザインモードをOFFにします。 ● [Undo]ボタン/[Redo]ボタン 操作を取り消し/再実行します。 ● [Cut]ボタン/[Copy]ボタン 選択した操作子をカット/コピーします。 →「操作子のカット/コピー /ペースト(350ページ)」 ● [Paste]ボタン カットした操作子をペーストします。 →「操作子のカット/コピー /ペースト(35
第5章 エディターウィンドウ [Align To Top]ボタン(上揃え) 選択されている操作子の中で、一番上にある操作子の上端に整列します。 [Align To Bottom]ボタン(下揃え) 選択されている操作子の中で、一番下にある操作子の下端に整列します。 [Align Horizontally]ボタン(左右に整列) 3つ以上の操作子を選択しているときのみ使用できます。 左右均等配置になります。一番左の操作子と一番右の操作子の位置は変更せず、間にある操作子 を等間隔に整列します。操作子と操作子の間の空間が同じになります。 [Align Vertically]ボタン(上下に整列) 3つ以上の操作子を選択しているときのみ使用できます。 上下均等配置になります。一番上の操作子と一番下の操作子の位置は変更せず、間にある操作子 を等間隔に整列します。操作子同士の空間が同じになります。 [Horizontal/Center Align]ボタン(左右中央揃え) 選択されている操作子の左右中央に整列します。 [Vertical/Center Align]ボタン(上下中央揃え) 選択されている操作子の上下中
第5章 エディターウィンドウ ● グリッド設定 操作子を配置するときは、グリッドに揃えられます。グリッドの間隔を設定します。 グリッド=10 グリッド=20 [▼]ボタンをクリックすると、メニューが表示されます。設定するグリッド間隔をクリックします。 [OFF]を選択すると、グリッドがOFFになります。 NOTE グリッドがONになっている([OFF]以外のグリッドを選択している)ときは、グリッド位置に合っていない操作子をクリック しただけで、近くのグリッドに揃えられます。 コンポーネントエディターから複数の操作子を一度にコピーして配置が整っている場合は、グリッド間隔が合わないと、 クリックして選択しただけで配置が崩れてしまうこともありますので、ご注意ください。 また、ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターで配置を整えてからグリッド間隔を変更した場合、 整列ボタンで配置を整えた場合も、グリッドと合わない位置に操作子が配置されています。グリッドと合っていない操作子 があるときは、グリッドを[OFF]にします。 ウィンドウサイズの変更 ユーザーコントロールエディターのウィンドウ
第5章 エディターウィンドウ ウィンドウのサイズと背景の設定 ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターのウィンドウサイズおよび背景を 変更できます。ウィンドウの背景は、背景色および画像ファイルを指定できます。「User Control Editor Settings」ダイアログボックスで設定します。デザインモードになっているときに、ユー ザーコントロールエディターウィンドウ内で右クリックすると表示されるコンテキストメニューの [User Control Editor Settings]をクリックすると表示されます。 Size ● [Width] ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターの幅をピクセル数で指定します。 上限は2500ピクセルです。 ● [Height] ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターの高さをピクセル数で指定します。 上限は2500ピクセルです。 Background Image ● [Default] コンポーネントエディターと同じ、黒の背景にします。[Color]や[Image]に設定した背景をもとに 戻すと
第5章 エディターウィンドウ [Select Color]ボタン クリックすると、「Select Color」ダイアログボックスが表示されます。背景の色を設定します。 「Select Color」ダイアログボックスについては、 「オブジェクト」の「「Select color」ダイア ログボックス(269ページ)」をご覧ください。 NOTE 薄い色にすると、グリッドが確認しにくくなる場合もあります。 ● [Image] 背景に画像を表示します。BMP(.bmp)、PNG(.png)、XPM(.xpm)、JPEG(.
第5章 エディターウィンドウ ・[Fit] シートサイズに合わせて拡大縮小されます。 [File]ボックス 画像ファイルのパスを表示します。[Select Image]ボタンをクリックして画像ファイルを選択す ると、自動的に入力されます。 DME Designer 取扱説明書 343
第5章 エディターウィンドウ 操作子の配置 デザインモードで操作子を配置します。ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエ ディター /コンポーネントエディターで右クリックすると表示されるコンテキストメニューの [Design Mode]コマンドでデザインモードをON/OFFします。 操作子の配置は、コンポーネントエディターからドラッグするか、コピー&ペーストします。 ノブ エディットボックス テキスト スライダー ボタン グラフ ソリッドフレーム [Library] 編集パレット ● 操作子の選択 デザインモードでコンポーネントエディターの操作子をクリックすると、選択されて赤い枠が表示さ れます。操作子は、ノブやスライダーとエディットボックス、ラベルがそれぞれ別のオブジェクト で、クリックしたものだけが選択されます。 キーを押しながらクリックすると、複数の操作子やラベルが選択されます。選択されている 操作子を+クリックすると、選択解除されます。ウィンドウの何もないところからドラッグ を始めると、枠が表示され、枠に入ったオブジェクトが選択されます。 NOT
第5章 エディターウィンドウ ● ドラッグによる操作子の配置(ユーザーコントロールエディター ) コピーする操作子を、コンポーネントエディターからユーザーコントロールエディターにドラッグし ます。 1 配置する操作子を持つコンポーネントのエディターウィンドウを開きます。 2 ユーザーコントロールエディターを開きます。 メインパネルウィンドウの[View]メニュー→[User Control]サブメニューにユーザーコントロー ル名が表示されます。クリックすると、ウィンドウが開きます。 3 コンポーネントエディターまたはユーザーコントロールエディターで右クリックします。 コンテキストメニューが表示されます。 4 メニューの[Design Mode]をクリックします。 デザインモードになります。 5 コンポーネントエディターからユーザーコントロールエディターに操作子をドラッグします。 ユーザーコントロールエディターに操作子が配置されます。 DME Designer 取扱説明書 345
第5章 エディターウィンドウ ● ドラッグによる操作子の配置(ユーザーモジュールエディター ) コピーする操作子を、ユーザーモジュールに配置したコンポーネントのエディターウィンドウから ユーザーモジュールエディターにドラッグします。 1 ユーザーモジュールを作成し、コンポーネントの配置と結線を行ないます。 2 コンポーネントをダブルクリックすると表示されるコンポーネントエディターを表示して、開 いたままにしておきます。 3 保存ダイアログボックスの[Double Click Action]→[Open User Module Editor]をチェッ クして、ユーザーモジュールを保存します(ユーザーモジュールの保存については、ユーザー モジュールの保存 (316ページ) をご覧ください)。 4 コンフィギュレーションウィンドウでユーザーモジュールをダブルクリックします。 ユーザーモジュールエディターが表示されます。 5 コンポーネントエディターまたはユーザーモジュールエディターで右クリックして、コンテキ ストメニューの[Design Mode]をクリックします。 デザインモードになります。 6 コ
第5章 エディターウィンドウ ● コピー&ペーストによる配置 コンポーネントエディターで操作子をコピーし、ユーザーコントロールエディター /ユーザーモ ジュールエディターにペーストします。 コンポーネントエディターで操作子をコピーするには、[Copy]コマンドのショートカットキー +を押します。 ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターでは、[Paste]コマンドのショート カットキー +を押すか、編集パレットの[Paste]ボタンをクリックしてペーストします。 1 コピー元のコンポーネントエディターをアクティブにして、操作子を選択します。 2 キーを押しながらキーを押します。 クリップボードに操作子がコピーされます。 3 ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターをアクティブにして、 キーを押しながらキーを押します。 編集パレットの[Paste]ボタンをクリックしても、ペーストできます。 操作子がコピーされます。 DME Designer 取扱説明書 347
第5章 エディターウィンドウ ● コピーできない場合 ドラッグでもコピー&ペーストでも、1つのコンポーネントから、同じ操作子を複数コピーできませ ん。すでにユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターにコピーされている操 作子をドラッグすると、マウスカーソルが進入禁止のマークになり、コピーできないことを示します。 同種のコンポーネントでも、コンフィギュレーション/ユーザーモジュールに配置された別のコン ポーネントからは、同じ操作子をコピーできます。 コンフィギュレーションに配置したコンポーネントの操作子は、ユーザーコントロールエディターだ けにコピーできます。 ユーザーモジュールに配置したコンポーネントの操作子は、ユーザーコントロールエディター /ユー ザーモジュールエディター両方にコピーできます。 ● 操作子の順序 操作子は、新しくペーストしたものが上に重なります。エディットボックスはペーストした順がタブ 順序になります。 NOTE コンポーネントエディターでは、+クリックやドラッグで複数の操作子を選択できます。一度にコピーした操作子 は、同じ順序でペーストされます。
第5章 エディターウィンドウ 操作子の移動と整列 コピーした操作子は、ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターで移動、 整列させてレイアウトを整えます。 ● 操作子の選択 操作子の選択方法は、コントロールエディターと同じです。クリックで選択、+クリックで 複数の操作子を選択できます。選択されている操作子を+クリックすると、選択解除されま す。ウィンドウの操作子のないところからドラッグを始めると枠が表示され、枠の中に入った操作子 が選択されます。 選択された操作子には赤い枠がつきます。 ● 移動 選択した操作子をドラッグまたはキーボードの方向キーで移動します。+クリックして、複 数の操作子を選択している場合は、複数の操作子が同時に移動します。 ドラッグ グリッドがONになっているときは、ドラッグした操作子は左上がグリッドに合わせられます。 ドラッグ中は、ドラッグしている操作子の左上角の座標が表示されます。 ウィンドウの左上を基点として、「右への距離/下への距離」がピクセル数で表示されます。 方向キー グリッドがONになっているときは、1グリッ
第5章 エディターウィンドウ 操作子のカット/コピー /ペースト 編集パレットの[Cut]ボタン/[Copy]ボタン/[Paste]ボタンでユーザーコントロールエディター / ユーザーモジュールエディターに配置した操作子を編集できます。 ● カット ユーザーコントロールエディターに配置した操作子をカットします。操作子を選択し、編集パレット の[Cut]ボタンをクリックします。 ● コピー ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターに配置した操作子をコピーします。 操作子を選択し、編集パレットの[Copy]ボタンをクリックします。 ● ペースト カット/コピーされた操作子をペーストします。編集パレットの[Paste]ボタンをクリックします。 ペーストできない場合は、ボタンの色が薄くなります。 ● 削除 操作子を選択し、キーを押すと、操作子が削除されます。 ノブとスライダーの変換 ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターに配置したノブをスライダーに、 スライダーをノブに変換できます。 配置したノブまたはスライダーを右クリックすると表示されるコ
第5章 エディターウィンドウ 編集の取り消し/やり直し メインパネルウィンドウ[Edit]メニュー [Undo]/[Redo]コマンドや編集パレットの[Undo]/[Redo] ボタンで、操作子の移動、サイズ変更、削除を取り消し/やり直しできます。 NOTE エディターウィンドウを閉じると、取り消し/やり直しはできなくなります。 操作子のプロパティ ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターに配置した操作子をダブルクリッ クするか、右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、プロパティダイアロ グボックスが表示されます。操作子のデザインを設定します。 同種のプロパティは、キーを押しながらクリックして複数選択してからプロパティダイアロ グボックスを開くことで、一括設定ができます。 変更項目は[OK]か[Cancel]をクリックするまで太字で表示されます。 ●「Knob Properties」ダイアログボックス ノブをダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、 「Knob Propertie
第5章 エディターウィンドウ ●「Slider Properties」ダイアログボックス スライダーをダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択す ると、 「Slider Properties」ダイアログボックスが表示されます。スライダーのサイズや向きなどを 設定します。 Size [Width]で幅、[Height]で高さを設定します。単位はピクセルです。 NOTE スライダーのサイズ変更は、ユーザーコントロールエディター上でノブの上下左右と四隅にあるマークをドラッグして 行なうこともできます。 [Direction] スライダーの向きを設定します。[Vertical](縦向き)/[Horizontal](横向き)から選択します。 [Background Color] チェックをオフにすると、背景色が透明になります。チェックをオンにした場合は、[Select Color]ボタンをクリックすると表示される「Select Color」ダイアログボックスで背景色を設定 します。 [Number of Lines] 最小値と最大値の間の目盛りの数を設定します
第5章 エディターウィンドウ [Cap Color] ツマミの色を設定します。[Black]/[Gray]/[White]/[Red]/[Yellow]/[Green]/[Blue]/[Violet] から選択します。 [Show Scale] チェックすると、目盛りの数値を表示します。 Number Color [Select Color]ボタンをクリックすると表示される「Select Color」ダイアログボックスで目盛 りの数値の色を設定します。 ●「Toggle Button Properties」ダイアログボックス ON/OFFボタンをダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を 選択すると、「Toggle Button Properties」ダイアログボックスが表示されます。ボタンに表示す る文字、ボタンの色とサイズを設定します。 [Color] リストからボタンの色を選択します。[▼]をクリックすると、ボタンの色のリストが表示されます。 [Size] リストからボタンのサイズを選択します。[Small(37x11)]/[Small(51x11
第5章 エディターウィンドウ ●「Radio Button Properties」ダイアログボックス ラジオボタンをダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を 選択すると、「Radio Button Properties」ダイアログボックスが表示されます。 ボタンの色とサイズ、表示する文字を設定します。 [Color] リストからラジオボタンの色を選択します。[White]/[Red]/[Yellow]/[Green]/[Blue]/[Violet] から選択します。 [Size] リストからボタンのサイズを選択します。[Small(37x11)]/[Small(44x11)]/ [Medium(75x11)]/[Medium(74x22)]/[Large(111x33)]から選択します。 [Text]ボックス ボタンに表示する文字を入力します。 [Text Font]ボタン ボタンをクリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示されます。 フォント、フォントサイズ、スタイルを設定します。「Select Font」ダイアログボックスにつ
第5章 エディターウィンドウ ● スライダー用「Level Meter Properties」ダイアログボックス スライダー用のレベルメーターをダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューの [Properties]を選択すると、 「Level Meter Properties」ダイアログボックスが表示されます。スラ イダー用のレベルメーターのサイズと向きを設定します。 Size [Width]で幅、[Height]で高さを設定します。単位はピクセルです。 NOTE レベルメーターのサイズ変更は、ユーザーコントロールエディター上でレベルメーターの上下左右と四隅にあるマーク をドラッグして行なうこともできます。 [Direction] レベルメーターの向きを設定します。[Vertical](縦向き)/[Horizontal](横向き)から選択します。 ●「Indicator Properties」ダイアログボックス インジケーターをダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選 択すると、「Indicator Properties」ダイアログボックス
第5章 エディターウィンドウ ●「Solid Frame Properties」ダイアログボックス ソリッドフレームを右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、 「Solid Frame Properties」ダイアログボックスが表示されます。フレームの大きさと区切りの位置を設定 します。 Partition Line Sub-Partition Line Frame Size [Width]で幅、[Height]で高さを設定します。単位はピクセルです。 NOTE フレームのサイズ変更は、ユーザーコントロールエディター上でフレームの上下左右と四隅にあるマークをドラッグし て行なうこともできます。 Partition Line/Sub-Partition Line フレームの中の区切り線を設定します。[Partition Line]は端から端まで表示される長い区切り 線、[Sub-Partition Line]は短い区切り線です。 ・[Direction] リストから区切り線の向きを選択します。[Vertical]は縦、[Horizontal]は横の区切り線を入 れま
第5章 エディターウィンドウ ●「Color Frame Properties」ダイアログボックス カラーフレームを右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、 「Color Frame Properties」ダイアログボックスが表示されます。フレームの大きさと区切りの位置を設 定します。 Frame Size [Width]で幅、[Height]で高さを設定します。単位はピクセルで、最小値は「3」です。 NOTE フレームのサイズ変更は、ユーザーコントロールエディター上でフレームの上下左右と四隅にあるマークをドラッグし て行なうこともできます。 Line Width 線の太さとフレームの形状を設定します。[Top](上)/[Left](左)/[Right](右)/[Bottom](下)の線 の太さをそれぞれ設定します。「0」に設定すると線は表示されません。 Frame Color カラーフレームの色を設定します。 [Select Color]ボタンをクリックすると、 「Select color」ダイアログボックスが表示されます。 「Select color」ダイアログ
第5章 エディターウィンドウ ●「User Picture Properties」ダイアログボックス 画像を右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、「User Picture Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [File Path]ボックス 画像ファイルのパスを表示します。 [Select File]ボタン 画像ファイルを選択します。 Size ・[Width] 幅を設定します。単位はピクセルです。 ・[Height] 高さを設定します。単位はピクセルです。 ・[Reset]ボタン クリックすると画像を原寸で表示します。 ・[Stretch] ONにすると原寸より大きなサイズを指定した時に拡大表示します。 [Link Component Editor] ONにすると[Select Component]ボタンをクリックすると、画像をクリックしたときに開く エディターを選択できます。 358 DME Designer 取扱説明書
第5章 エディターウィンドウ ●「Text Properties」ダイアログボックス テキストボックスを右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、「Text Properties」ダイアログボックスが表示されます。 [Text]ボックス 表示するテキストを表示/編集します。 [Text Font]ボタン フォントを設定します。クリックすると、「Select Font」ダイアログボックスが表示されます。 「Select Font」ダイアログボックスについては、 「Select Font」ダイアログボックス(268ペー ジ)をご覧ください。 [Text Color]ボタン 文字の色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示されます。 「Select color」ダイアログボックスについては、「Select color」ダイアログボックス(269 ページ) をご覧ください。 [Alignment] [Left](左揃え)/[Center](中央揃え)/[Right](右揃え)を選択します。 [Rotate] テキストボックスを回転
第5章 エディターウィンドウ ●「Box Properties」ダイアログボックス 四角を右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、「Box Properties」 ダイアログボックスが表示されます。 Box Size ・[Width] 幅を設定します。単位はピクセルです。 ・[Height] 高さを設定します。単位はピクセルです。 Box Style ・[Style] オブジェクトのスタイルを設定します。リストの[Plain](平面的な形)/[Raised](盛り上がった 形)/[Sunken](くぼんだ形)から1つを選択します。 ・[Round Corner] ONにすると角に丸みのついた四角形(角丸四角形)にします。[Curve]で丸みの大きさを選択で きます。 Line ・[Type] リストから枠線の種類を選択します。[Solid](実線)/[Dash](破線)/[Dot](点線)/[DashDot] (一点鎖線)/[DashDotDot](二点鎖線)が用意されています。 ・[Size]ボックス 枠の線幅を設定します。単位はピクセルで、「1〜100」の
第5章 エディターウィンドウ ●「Ellipse Properties」ダイアログボックス だ円を右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、「Ellipse Properties」ダイアログボックスが表示されます。 Ellipse Size ・[Width] 幅を設定します。単位はピクセルです。 ・[Height] 高さを設定します。単位はピクセルです。 Line ・[Type] リストから枠線の種類を選択します。[Solid](実線)/[Dash](破線)/[Dot](点線)/[DashDot] (一点鎖線)/[DashDotDot](二点鎖線)が用意されています。 ・[Size]ボックス 枠の線幅を設定します。単位はピクセルで、「1〜100」の範囲で設定します。 ・[Select Color]ボタン 枠線の色を設定します。クリックすると、「Select color」ダイアログボックスが表示されま す。「Select color」ダイアログボックスについては、「Select color」ダイアログボックス (269ページ)をご覧ください。 Fill Color
第5章 エディターウィンドウ ●「Line Properties」ダイアログボックス 線をダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューの[Properties]を選択すると、 「Line Properties」ダイアログボックスが表示されます。線のサイズやスタイルを設定します。 Size [Width]で幅、[Height]で高さを設定します。単位はピクセルです。 NOTE 線のサイズ変更は、ユーザーコントロールエディター上で線の上下左右と四隅にあるマークをドラッグして行なうこと もできます。 [Direction] 線の向きを設定します。[Vertical](縦向き)/[Horizontal](横向き)から選択します。 [Type] 線の種類を設定します。[Solid](実線)/[Dash](破線)/[DashDot](一点鎖線)/[DashDotDot](二 点鎖線)から選択します。 [Size] 線の幅を設定します。 [Color] [Select Color]ボタンをクリックすると表示される「Select Color」ダイアログボックスで線の 色を設定します。 [Top/L
第5章 エディターウィンドウ ●「Scene Recall Button Properties」ダイアログボックス Scene Recallボタンをダブルクリックするか、右クリックしてコンテキストメニューの [Properties]を選択すると、 「Scene Recall Button Properties」ダイアログボックスが表示され ます。Scene Recallボタンでリコールされるシーンなどを設定します。 [Color] ボタンの色を設定します。[White]/[Red]/[Yellow]/[Green]/[Blue]/[Violet]から選択します。 [Size] ボタンのサイズを設定します。[Small(37x11)]/[Small(44x11)]/[Middle(75x11)]/ [Middle(74x22)]/[Large(111x33)]/[Large(222x66)]/[Large(333x66)]から選択します。 [Text] ボタンに表示する文字を入力します。 [Edit Mark] チェックすると、割り当てられたシーンがエディットされたときに文字を追加で表示できます。
第5章 エディターウィンドウ タブ順序の変更 エディットボックスのタブ順序は、ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディ ターにペーストした順になります。タブ順序は、ユーザーコントロールエディター /ユーザーモ ジュールエディターで右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Tab Order]コマンドで 確認/変更します。 [Tab Order]コマンドを選択すると、エディットボックスの左上にタブ順序の数字が表示されます。 数字をクリックして、タブ順序を変更します。 NOTE ノブ、スライダー、ボタンなどの操作子は、タブ順序を設定することはできません。 1 ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターで右クリックします。 コンテキストメニューが表示されます。 2 コンテキストメニューの[Tab Order]をクリックします。 エディットボックスの左上に現在のタブ順序の数字が表示されます。 3 タブ順序の数字を、タブ順序を設定する順にクリックします。 「1」を変更しなくていい場合も、「1」から順にクリックします。クリックすると、クリックした 順にタブ順序の数字
第5章 エディターウィンドウ オペレーションモードとデザインモード ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターとコンポーネントエディターには、 「オペレーションモード」と「デザインモード」があります。オペレーションモードでパラメーター を変更し、デザインモードで操作子をレイアウトします。 オペレーションモードとデザインモードは、ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュール エディター /コンポーネントエディターのウィンドウ内で右クリックすると表示されるコンテキスト メニューで切り替えます。 オペレーションモードからデザインモードへ切り替え [Design Mode]コマンドでデザインモードをON/OFFします。デザインモードになっているときは チェックマークがつきます。チェックマークがついているときに選択するとデザインモードがOFFに なり、オペレーションモードに戻ります。 NOTE 「Security」ダイアログボックスの[Operation Security]→[Edit]がチェックされているユーザーのみ、デザインモードを ONにできます。 NOTE コンポーネントエ
第5章 エディターウィンドウ コンテキストメニュー ウィンドウ内で右クリックすると表示されるコンテキストメニューは、オペレーションモードとデザ インモードで異なります。デザインモードでは、クリックした位置によってコマンドが追加されます。 ● オペレーションモードのコンテキストメニュー オペレーションモードのコンテキストメニューに表示されるコマンドの一部は、デザインモードでも 表示されます。 [Design Mode] デザインモードとオペレーションモードを切り替えます。デザインモードになっているときは、 コマンド名の左のチェックマークがつきます。 [Peak Hold] レベルメーターのピークホールドのON/OFFとリセットします。ピークホールドのON/OFFは ゾーン全体の設定になります。 ・[On] 選択するとチェックマークがつき、ピークホールドがONになります。 チェックマークがついているときに選択すると、オフになります。 ・[Reset] ピークホールドをリセットします。 NOTE ピークホールドとは、最大値をわかりやすくするために、ピークの信号が入ったときに最大値を点灯させたままに す
第5章 エディターウィンドウ [Close All Editor Windows] すべてのコンポーネントエディターウィンドウを閉じます。 [Open Parameter Link] Parameter Linkウィンドウを開きます。Parameter Linkウィンドウについては、 「Parameter Link (96ページ)」をご覧ください。 [Add Parameter to Parameter Link] パラメーターリンクを作成します。「パラメーターリンクの作成(375ページ)」をご覧ください。 [Add Component to Component Link](コンポーネントエディターのみ) コンポーネントリンクを作成します。「コンポーネントリンクの作成(377ページ)」をご覧ください。 ● デザインモードで操作子のないところを右クリックしたときに表示されるコンテキスト メニュー [Tab Order](ユーザーコントロールエディターとユーザーモジュールエディターのみ) ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターを使うときに、キーで 移動する順序を表示
第5章 エディターウィンドウ ● デザインモードで操作子を右クリックしたときに表示されるコンテキストメニュー [Open Original Component Editor](ユーザーコントロールエディターとユーザーモ ジュールエディターのみ) 操作子のコピー元のコンポーネントエディターを開きます。 [Display Order] 操作子表示の上下関係を設定します。 [Properties] 操作子のプロパティダイアログボックスを開きます。 →「操作子のプロパティ (351ページ)」 NOTE スライダーなど、[Properties]コマンドの表示されない操作子もあります。 ● デザインモードで操作子を右クリックしたときに表示されるコンテキストメニュー [Properties](ユーザーコントロールエディターとユーザーモジュールエディターのみ) 操作子のプロパティを開きます。「操作子のプロパティ (351ページ)」をご覧ください。 368 DME Designer 取扱説明書
第5章 エディターウィンドウ スナップ コンポーネントエディター /ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターの パラメーターを一時的に記憶します。ボタンをクリックするとパラメーターセットが切り替わり、 エディターのパラメーターすべてが記憶したときの状態にセットされます。現在のパラメーター値を 記憶できます。また、ライブラリーをリコールすると、そのときONになっているスナップボタンに 記憶されます。ライブラリーについては、「ライブラリー (371ページ)」をご覧ください。 スナップボタン ● スナップボタン([A]〜[D]ボタン) パラメーターセットを切り替えます。ON/OFF状態や、エディター起動時のパラメーターセットから 変更があるかどうかによって、ボタンの表示が変わります。 エディター起動時からパラメーターセットが変更されていないボタン ボタンを選択すると点灯します。 ON OFF エディター起動時とは異なるパラメーターセットが記憶されているボタン パラメーターセットが変更されているボタンは、ボタン名の色が変わります。ボタンを選択する と点灯します。 ON OFF
第5章 エディターウィンドウ ● パラメーターセットの切り替え パラメーターセットの記憶されたスナップボタンをクリックすると、ボタンに記憶されたパラメー ターセットに切り替わります。 ● パラメーターセットのコピー スナップボタン([A]〜[D])間でパラメーターセットをコピーできます。 コンテキストメニューから選択 ドラッグ&ドロップ 同種のコンポーネント間でもドラッグ&ドロップでコピーできます。 370 DME Designer 取扱説明書
第5章 エディターウィンドウ ライブラリー コンポーネントエディター /ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターの パラメーターをライブラリーファイルとして保存します。保存したライブラリーを読み込むと、 エディターのパラメーターすべてが保存したときの状態にセットされます。ライブラリーの保存を 「ストア」、読み込みを「リコール」と呼びます。 ライブラリーファイルの拡張子は、コンポーネントエディターが「.cel」、ユーザーコントロール エディターが「.ucl」、ユーザーモジュールエディターが「.
第5章 エディターウィンドウ ● ライブラリーのファイル名 ライブラリーのファイル名が[Recall Library]メニューに表示されるので、パラメーターセットの 内容がわかるファイル名にします。デフォルトのフォルダーに保存する場合は、ファイル名に コンポーネント名を入れる必要はありません。 たとえば、ステレオコンプレッサーのライブラリーをストアするときは、[ContentsFolder]の中の 「Library¥Compressor¥Compressor Stereo」フォルダーが選択された状態で「Save Library File」ダイアログボックスが表示されます。このフォルダーに保存すれば、ステレオコンプレッサー コンポーネントの[Recall Library]メニューにのみ表示され、別のコンポーネントのライブラリーに は表示されません。 パラメーターの内容や使用する状況などがわかるファイル名にすると、リコールのときに迷わず選択 できます。 ライブラリーのストア コンポーネントエディターのパラメーターを保存します。 ● エディターウィンドウ 1 コンポーネントエディターのパラメーターをセット
第5章 エディターウィンドウ ライブラリーのリコール ストアしたパラメーターをコンポーネントエディターに読み込みます。 ● エディターウィンドウ コンポーネントエディター /ユーザーコントロールエディター /ユーザーモジュールエディターの ウィンドウでは、[Recall Library]ボタンでライブラリーをリコールします。エディターウィンドウ でライブラリーをリコールすると、選択されているスナップボタンにパラメーターセットが記憶され ます。 1 パラメーターセットを記憶するスナップボタン([A]〜[D])をクリックします。 2 [Recall Library]ボタンをクリックします。 [Recall Library]メニューが表示されます。 3 [Recall Library]メニューのライブラリー名(ファイル名)をクリックします。 ライブラリーのパラメーターがリコールされます。 ● デザイナーウィンドウ デザイナーウィンドウでコンポーネント/ユーザーモジュールを右クリックするとコンテキストメニュー が表示されます。[Recall Component Library]コマンドで、ライブラリーをリ
第5章 エディターウィンドウ ● デフォルトのフォルダー以外に保存されたライブラリーのリコール デフォルトのフォルダー以外に保存されたライブラリーは、[Recall Library]メニューに表示されま せん。ファイルを指定してリコールします。 1 [Recall Library]ボタンをクリックします。 [Recall Library]メニューが表示されます。 2 [Recall Library]メニューの[Open File Dialog]をクリックします。 「0pen」ダイアログボックスが表示されます。 3 フォルダーを移動し、ライブラリーファイルを選択します。 4 [Open(開く)]ボタンをクリックします。 374 DME Designer 取扱説明書
第5章 エディターウィンドウ パラメーターリンクの作成 操作子(パラメーター )をグループにして、パラメーターをリンクできます。コンポーネントエディ ターでは、パラメーターリンクのグループ作成、グループへの操作子追加ができます。パラメーター リンクの設定は、Parameter Linkウィンドウで行ないます。パラメーターリンク/Parameter Link ウィンドウについては、「Parameter Link (96ページ)」をご覧ください。 NOTE パラメーターは1つのグループだけに属することができます。また、同種のパラメーターのみをグループにできます。 ● パラメーターリンクの作成 コンポーネントエディターで操作子を右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 [Add Parameter to Parameter Link]→[Global Link]/[Local Link]→[Add Group]は、新しいグ ループを作成し、右クリックした操作子を追加します。 ● グループへの操作子追加 コンポーネントエディターで操作子を右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 [
第5章 エディターウィンドウ ローカルリンク [Local Link]のサブメニューには、ローカルリンクのグループ名が表示されます。 グループ名をクリックすると、操作子がグループに追加されます。 ● 複数の操作子の追加 デザインモードでは、複数の操作子を選択できます。 複数の操作子を選択しておくと、同時に複数のパラメーターをグループに追加できます。 376 DME Designer 取扱説明書
第5章 エディターウィンドウ コンポーネントリンクの作成 同種のコンポーネントをグループにして、同種のパラメーターをリンクできます。コンポーネントエ ディターでは、コンポーネントリンクのグループ作成、グループへのコンポーネント追加ができま す。コンポーネントリンクの設定は、Parameter Linkウィンドウで行ないます。コンポーネントリ ンク/Parameter Linkウィンドウについては、「Parameter Link (96ページ)」をご覧ください。 NOTE SPXコンポーネントおよびSP2060のコンポーネントは、コンポーネントリンクに対応していません。 ● コンポーネントリンクの作成 コンポーネントエディターで右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 [Add Component to Component Link]→[Add Group]は、新しいグループを作成します。 ● グループへのコンポーネント追加 コンポーネントエディターで右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。 [Add Component to Component Link]→[グループ名]は
第6章 コンポーネントガイド コンポーネントの種類 コンポーネントのグループ コンフィギュレーションウィンドウとユーザーモジュールウィンドウをアクティブにすると、 Toolkitウィンドウにはコンポーネントのリストが表示され、[Tools]メニューの[Component List] が使用できるようになります。 コンポーネントはタイプによってグループ分けされています。Toolkitウィンドウにはコンポーネン トのグループがフォルダーとして表示されます。グループの中で、さらにグループ分けされているも のもあります。フォルダーの左の[+]/[−]ボタンをクリックして、コンポーネントを表示します。 グループ コンポーネント NOTE ユーザーモジュールウィンドウがアクティブなときは、リストに[User Module]は表示されません。 378 DME Designer 取扱説明書
第6章 コンポーネントガイド デザイナーウィンドウの[Tools]メニュー→[Component List]メニューにはグループがサブメュー 項目として表示されます。右向きの三角形のあるものはグループ、三角形のないものがコンポーネン トです。 グループ コンポーネント NOTE ユーザーモジュールウィンドウがアクティブなときは、[User Module]がありません。 コンポーネントリスト Group Component Variations Ambient Noise Compensator Mono Stereo Mono Stereo 2 Way 3 Way 4 Way 5 Way 6 Way 2 Way 3 Way 4 Way 5 Way 6 Way 2 Way 3 Wa
第6章 コンポーネントガイド Group Component Variations Crossover Processor II 4 Way 5 Way 6 Way 1 Output 2 Output 3 Output 4 Output 5 Output 6 Output 7 Output 8 Output 1 Output 2 Output 3 Output 4 Output 5 Output 6 Output 7 Output 8 Output Compander Compan- Mono derH Stereo ComMono panderS Stereo
第6章 Component Variations Group EQ GEQ Mono Stereo PEQ Mono Stereo Fader BPF HPF LPF Notch Programmable BPF Programmable HPF Programmable LPF DME24N DME Satellite 7 Band 15 Band 31 Band 7 Band 15 Band 31 Band 2 Band 3 Band 4 Band 6 Band 8 Band 2 Band 3 Band 4 Band 6 Band 8 Band 1 Channel 2 Channel 4 Channel
第6章 コンポーネントガイド Group Component Variations Meter 1 Channel 2 Channel 4 Channel 8 Channel 12 Channel 16 Channel Mono 2 Channel 4 Channel 8 Channel 12 Channel 16 Channel 8 Channel 16 Channel 2 Output 4 Output 8 Output 12 Output 16 Output 2 Output 4 Output 8 Output 12 Output
第6章 Component Variations Group Mixer 2 Output 4 Output 8 Output 16 Output 32 Output 1 Output 2 Output 4 Output 8 Output 12 Output 1 Output 2 Output 4 Output 8 Output 12 Output 16 Output 32 Output 64 Output 24 Input 24 Output 32 Input 16 Output 32 Output 64 Output 32 Output 64 Output 1
第6章 コンポーネントガイド Group Component Variations Room Combiner Mono 4 Room 8 Room 12 Room 16 Room 4 Room 8 Room 12 Room 16 Room 2 Output 4 Output 8 Output 12 Output 16 Output 2 Output 4 Output 8 Output 12 Output 16 Output 2 Output 4 Output 8 Output 12 Output 16 Output 2 Output
第6章 コンポーネントガイド Group Component Variations Source Selector 3 Position 1 Channel 4 Position 1 Channel 2 Channel 6 Channel 1 Channel 2 Channel 6 Channel 1 Channel 1 Way (*) 2 Way (*) 3 Way (*) 4 Way (*) 5 Way (*) 6 Way (*) 8 Position 16 Position Speaker Processor SPX DME64N DME24N DME Satellite AEC AEC Component Editor Slot Slot In Co
第6章 コンポーネントガイド Ambient Noise Compensator (アンビエントノイズコンペンセイター ) アンビエントノイズコンペンセイターは、周辺ノイズのレベルに応じて、プログラムソースのレベル を自動的に補正します。モノチャンネルとステレオチャンネルのコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。モノ/ステレ オが異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 2 34 6 7 ! 1 5 セクション 1 Ambient Noise 3 Gap 8 設定範囲 レベルメーター 9 機能 周辺ノイズのレベルを表示します。 -∞〜0.00 dB Detect 平均的な周辺ノイズのレベルを設定します。周 辺ノイズのレベルがこの値を超えた場合はプロ グラムソースのレベルを上げ、この値より低い 場合はプログラムソースのレベルを下げます。 プログラムソースのギャップを検出したときに 点灯します。 4 Threshold -∞〜0.
第6章 セクション 設定範囲 機能 Gain Ratio 0.5:1〜2.0:1 プログラムソースのレベルの補正の割合を設定 します。 「プログラムソースの補正量」: 「周辺 ノイズのしきい値からの増分」の割合で設定し ます。 9 Response Time 1〜60 sec レベル補正の反応速度を設定します。 ) Bypass ON/OFF 補正効果をバイパスします。 ! レベルメーター 8 Program Source Gain パラメーター コンポーネントガイド 補正後のプログラムソースの出力レベルを表示 します。 プログラムソース入力レベル Gap Threshold Gap Time Gap Time Gap Gap 時間 周辺ノイズレベル Sense Threshold Higher Lower 時間 プログラムソースの補正量 Response Time Response Time Max. Gain 時間 Min.
第6章 コンポーネントガイド Audio Detector(オーディオディテクター ) オーディオディテクターは、オーディオ信号を検出して、インジケーターを点灯させたり、GPI OUTから信号を出力したりします。ケーブルの接続状態を確認する場合などに便利です。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 1 パラメーター 388 1 Detect 2 Threshold DME Designer 取扱説明書 設定範囲 2 機能 信号のレベルがしきい値を超えると点灯します。 -90〜0dB 検出するレベルのしきい値を設定します。
第6章 コンポーネントガイド Auto Gain Control(オートゲインコントロール) オートゲインコントロールは、入力レベルに応じてゲインを自動補正し、レベル差のある信号の出力 レベルを一定に保ちます。モノチャンネルとステレオチャンネルのコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。モノ/ステレ オが異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 3 4 1 2 5 名称 6 機能 1 Inputメーター 入力信号レベルを表示します。 2 Outputメーター 補正された出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 3 Compensation Level 1〜5 ゲイン補正する量を設定します。設定値が大きいほど、補 正量は多くなります。設定値を急激に変化させると、出力 レベルを一定に保てないことがありますのでご注意くださ い。 4 Response Time *1 ゲイン補正の反応速度を設定します。ゲインを上げる補正 の場合に有効で、6dB上がるのにかかる時間です
第6章 コンポーネントガイド Crossover(クロスオーバー ) 入力信号を複数の周波数チャンネルに分けて出力します。クロスオーバーのグループには、2 Way、 3 Way、4 Way、5 Way、6 Wayの5種類のコンポーネントがあります。 クロスオーバーコンポーネントには、1つの入力と複数の出力があります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 Crossoverのコンポーネント 1 6 3 4 2 5 7 ) ! @ 8 9 名称 1 クロスオーバー曲線 セクション パラメーター 周波数帯域ごとに色分けして出力レベルを表示しま す。 設定範囲 機能 2 Input Level -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 3 Output Level -∞〜±0dB 各周波数帯域の出力信号レベルを設定します。 4 Mute ON/OFF 各周波数帯域の出力信号をミュートします。 5 Phase ON/OFF 各周波数帯域の出力信号を位相反転します。 20Hz〜20kHz 周波
第6章 セクション 7 LPF パラメーター Type 設定範囲 Thru 6dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz コンポーネントガイド 機能 オクターブごとの減衰幅とフィルタータイプを選択 します。 [Thru]を選択するとフィルターはかかりません。 8 Frequency 20Hz〜20kHz LPFのカットオフ周波数を設定します。 9 Gc -6dB〜+6dB [Type]に[A
第6章 コンポーネントガイド ● グラフのコントロールポイント グラフのコントロールポイントは、[Output Level]と[Frequency]を表します。ノブやエディット ボックスでパラメーターを変更すると、コントロールポイントが移動します。また、コントロールポ イントをドラッグで移動すると、[Output Level]/[Frequency]のパラメーターが変わります。 曲線中央のコントロールポイントは、上下にドラッグして[Output Level]のパラメーターを変更で きます。 [Output Level]のパラメーターが変わります。 周波数ごとの曲線が交差する点のコントロールポイントは、左右にドラッグして[Frequency]を変更 できます。 [Frequency]のパラメーターが変わります。 392 DME Designer 取扱説明書
第6章 コンポーネントガイド ● LPF/HPF LPF、HPFは、[Type]で減衰幅とフィルターのタイプを設定します。選択されているものがボタン に表示されます。ボタンをクリックするとメニューが表示されます。6種類のスロープと4種類のタ イプの組み合わせが用意されています。[6dB/Oct]、[12dB/Oct]、[18dB/Oct]、[24dB/Oct]、 [36dB/Oct]、[48dB/Oct]は、オクターブあたりの減衰幅を設定します。数値の小さいものはゆる やかに減衰し、数値の大きいものは急激に減衰します。 Type ・Thru フィルターはかかりません。減衰せず、どの周波数でも一定の特性になります。 ・AdjustGc (Adjustable Gc) Gc(カットオフ周波数におけるゲイン)を-6〜+6dBの間で調整します。-3dBにすると Butterworthフィルター、-6dBにするとLinkwitz-Rileyフィルターになります。 選択するとGcのノブが表示されます。 ・Butrwrth (Butterworth) もっとも一般的な特性です。通過域は平坦で、カットオフ周波数にお
第6章 コンポーネントガイド Crossover Processor(クロスオーバープロセッサー ) クロスオーバープロセッサーは、クロスオーバー、ディレイ、パラメトリックイコライザー、 コンプレッサーから構成されています。入力信号をクロスオーバー処理してから周波数帯域ごとに ディレイ、パラメトリックイコライザー、コンプレッサーをかけます。クロスオーバープロセッサー のグループには、Crossover Processor(クロスオーバープロセッサー )とCrossover Processor II (クロスオーバープロセッサー 2)の2種類があります。 Crossover Processor(クロスオーバープロセッサー ) クロスオーバープロセッサーのグループには、2 Way、3 Way、4 Way、5 Way、6 Wayの5種類 のコンポーネントがあります。1つの入力と2〜6の出力があります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 コンポーネントによってバンド数が異なりますが、コンポーネントエディターの構成は共通です。 [Navigator]セクションの[C
第6章 コンポーネントガイド コンポーネントのバリエーションによって出力数が異なります。 2 Way Low/High 3 Way Low/Mid/High 4 Way Low/Low-Mid/High-Mid/High 5 Way Sub-Low/Low/Low-Mid/High-Mid/High 6 Way Sub-Low/Low/Low-Mid/Mid/High-Mid/High 一番低いバンドと中間のバンドはLPFとHPF、一番高いバンドはHPFで減衰の曲線を設定します。 Lowは赤、Midは緑など周波数帯域ごとに色がついていて、グラフの線の色と対応しています。 ● クロスオーバー クロスオーバープロセッサーの[Crossover]ボタンをクリックするとクロスオーバーのエディター ウィンドウが開きます。 [Crossover Processor - Crossover]エディターウィンドウ 1 2 6 7 3 8 4 5 DME Designer 取扱説明書 395
第6章 コンポーネントガイド 名称 1 クロスオーバー曲線 セクション 2 Frequency 3 LPF 周波数チャンネルごとに色分けして出力 レベルを表示します。 パラメーター Type 設定範囲 機能 20Hz〜20kHz 周波数帯域間のクロス周波数を設定します。 Thru 6dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct オクターブごとの減衰幅とフィルタータイプ を選択します。 [Thru]を選択するとフィルターはかかりませ ん。 AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc B
第6章 コンポーネントガイド ● ディレイ クロスオーバープロセッサーの[Delay]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。各周波数帯 域のディレイを設定します。 [Crossover Processor - Delay]エディターウィンドウ 1 5 2 3 4 パラメーター 設定範囲 機能 1 Delay ms: 0〜500 Sample: Fsの設定によって範囲が変わります。 Meter: 0〜171.8 Feet: 0〜563.
第6章 コンポーネントガイド ● パラメトリックイコライザー クロスオーバープロセッサーの[PEQ]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。各周波数帯域 のパラメトリックイコライザーを設定します。 [Crossover Processor - PEQ]エディターウィンドウ 1 2 7 3 4 5 6 名称 1 PEQ曲線 PEQ曲線を表示します。 パラメーター 398 機能 設定範囲 機能 2 Type PEQ L.SHELF 6dB/Oct L.SHELF 12dB/Oct H.SHELF 6dB/Oct H.SHELF 12dB/Oct HPF LPF メニューからフィルターのタイプを選択します。 3 Q 0.1〜16.
第6章 コンポーネントガイド ● コンプレッサー クロスオーバープロセッサーの[Compressor]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。各周 波数帯域のコンプレッサーを設定します。 [Crossover Processor - Compressor]エディターウィンドウ 4 5 6 7 8 9 1 2 3 ) 名称 機能 1 コンプレッサー曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、 縦軸が出力レベルを表します。 2 Gain Reductionメーター ゲインリダクションの減衰量を表示します。 3 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 4 Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。 5 Ratio 1:1〜∞:1 圧縮比を設定します。 6 Knee HARD, 1, 2, 3, 4, 5 コンプレッサーのかかり方を設定します。 7 Attack 0〜120ms アタックタイムを設定します。 8 Release 44.
第6章 コンポーネントガイド Crossover Processor II (クロスオーバープロセッサー 2) クロスオーバープロセッサー 2のグループには、2 Way、3 Way、4 Way、5 Way、6 Wayの5種 類のコンポーネントがあります。1つの入力と2〜6の出力があります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。コンポーネン トによってバンド数が異なりますが、コンポーネントエディターの構成は共通です。 ウィンドウ上部には、インプットとアウトプットのレベルメーターがあります。[Navigator]セク ションの[Crossover]ボタン/[Delay]ボタン/[PEQ]ボタン/[Compressor]ボタンをクリックする と、クロスオーバー、ディレイ、パラメトリックイコライザー、コンプレッサーのエディターが別の ウィンドウで表示されます。ディレイ、パラメトリックイコライザー、コンプレッサーは、Low、 Midなどの出力チャンネルごとに、別のコンポーネントエディターが開きます。 Crossover Processor IIコンポーネントエディター
第6章 セクション 設定範囲 機能 Crossover - クロスオーバーのエディターウィンドウを開きます。 8 Delay - ディレイのエディターウィンドウを開きます。 9 PEQ - パラメトリックイコライザーのエディターウィンドウを開き ます。 ) Compressor - コンプレッサーのエディターウィンドウを開きます。 7 Navigator パラメーター コンポーネントガイド ● クロスオーバー クロスオーバープロセッサーの[Crossover]ボタンをクリックするとクロスオーバーのエディター ウィンドウが開きます。 Crossover Processor IIコンポーネントエディター 1 2 3 4 8 5 9 ) 6 7 名称 1 機能 クロスオーバー曲線 セクション パラメーター 周波数帯域ごとに色分けして出力レベルを表示 します。 設定範囲 機能 2 Frequency 20Hz〜20kHz 周波数帯域間のクロス周波数を設定します。 3 Polarity Normal/Inverted 各周波数帯
第6章 コンポーネントガイド セクション 5 Type 設定範囲 Thru 6dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz 機能 オクターブごとの減衰幅とフィルタータイプを 選択します。 [Thru]を選択するとフィルターはかかりません。 6 Frequency 20Hz〜20kHz LPFのカットオフ周波数を設定します。 7 Gc -6dB〜6dB [Type]に[Adjustable Gc]を
第6章 コンポーネントガイド ● ディレイ クロスオーバープロセッサーの[Delay]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。各周波数帯 域のディレイを設定します。 1 4 2 3 パラメーター 設定範囲 機能 1 Delay ms: 0〜500 Sample: Fsの設定によって範囲が変わります。 Meter: 0〜171.8 Feet: 0〜563.
第6章 コンポーネントガイド ● パラメトリックイコライザー クロスオーバープロセッサーの[PEQ]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。各周波数帯域 のパラメトリックイコライザーを設定します。 1 2 7 3 4 5 6 名称 1 PEQ曲線 PEQ曲線を表示します。 パラメーター 404 機能 設定範囲 機能 2 Type PEQ L.SHELF 6dB/Oct L.SHELF 12dB/Oct H.SHELF 6dB/Oct H.SHELF 12dB/Oct HPF LPF メニューからフィルターのタイプを選択します。 3 Q 0.1〜16.
第6章 コンポーネントガイド ● コンプレッサー クロスオーバープロセッサーの[Compressor]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。各周 波数帯域のコンプレッサーを設定します。 1 23 4 5 6 7 8 9 ) 名称 機能 1 コンプレッサー曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、 縦軸が出力レベルを表します。 2 Gain Reductionメーター ゲインリダクションの減衰量を表示します。 3 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 4 Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。 5 Ratio 1:1〜∞:1 圧縮比を設定します。 6 Knee HARD, 1, 2, 3, 4, 5 コンプレッサーのかかり方を設定します。 7 Attack 0〜120ms アタックタイムを設定します。 8 Release 44.1kHz: 6ms〜46s 48kHz: 5ms〜42.3s 88.
第6章 コンポーネントガイド Delay (ディレイ) 出力ごとに独立したディレイとレベルコントロールを備えたマルチタップディレイです。ディレイタ イムはミリ秒、サンプル、メートル、フィート、タイムコードフレーム、ビート(拍数)を指定できま す。ディレイグループには、ディレイの設定範囲が異なるLong(ロング)とShort(ショート)グループ があります。 NOTE 機器内で設定可能な最大ディレイ時間は、サンプリング周波数に関係なく、DME64Nで約43.6秒、DME24Nで約21.
第6章 セクション 6 Delay Tap 7 8 パラメーター コンポーネントガイド 設定範囲 機能 On ON/OFF 各チャンネルのディレイをON にします。 Mute ON/OFF 各チャンネル出力のミュート をONにします。 ms Sample Meter Feet Frame Beat ディレイタイムの設定単位を 選択します。選択されている ボタンが点灯し、[Delay]の エディットボックスの単位が 変わります。 [Beat]を選択した場合は、 ノブでBPM(拍/分)を設定し ます。 Delay Scale NOTE Delay ScaleはParameter Linkに対応していません。Parameter Linkについては「 「Parameter Link」ダイアログボック ス(96ページ)」をご覧ください。 Delay Short(ディレイショート) 出力数が1〜8のコンポーネントがあります。それぞれ、1つの入力と1〜8の出力があります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。各コンポーネ ントは出力数が異なるだ
第6章 コンポーネントガイド セクション 設定範囲 機能 Delay ms: 0〜130 Sample: Fsの設定によって範 囲が変わります。 Meter: 0〜44.7 Feet: 0〜146.
第6章 コンポーネントガイド Dynamics(ダイナミクス) ダイナミクスグループのコンポーネントは、ダイナミックレンジを変化させます。コンパンダーハー ド、コンパンダーソフト、コンプレッサー、ディエッサー、ダッキング、エクスパンダー、ゲート、 リミッター、プログラムダッカーの9種類それぞれモノチャンネルとステレオチャンネルのコンポー ネントがあります。 ● KeyIn(キーイン) ディエッサー以外のダイナミクスグループのコンポーネントには、KEYIN(キーイン)入力がありま す。コンポーネントの効果を作動させるトリガーソースとして使用します。 コンポーネントエディターの[KeyIn]セクションでトリガーソースを設定します。 [KeyIn]セクション ボタンには、現在選択されているトリガーソースが表示されています。ボタンをクリックして、 メニューからトリガーソースを選択します。 モノチャンネル ステレオチャンネル ・[SELF] モノチャンネルのコンポーネントで入力信号をトリガーソースにします。 ・[L]/[R] ステレオチャンネルのコンポーネントで、LまたはRの入力信号をトリガーソースに
第6章 コンポーネントガイド Compander(コンパンダー ) コンパンダーはコンプレッサーとエクスパンダーを組み合わせた効果です。コンプレッサーでスレッ ショルドを超えた信号を圧縮し、エクスパンダーでスレッショルドより低い信号を減少させます。 CompanderH(コンパンダーハード)とCompanderS(コンパンダーソフト)の2グループにモノチャ ンネルとステレオチャンネルのコンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつとキーイン入力が1つ、ステレオチャンネルは入出力が2つず つとキーイン入力が1つあります。 CompanderH (コンパンダーハード) CompanderS (コンパンダーソフト) ステレオチャンネル モノチャンネル ステレオチャンネル モノチャンネル コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。モノチャンネ ルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 コンパンダーハードとコンパンダーソフトは、固定されているエクスパンダーの圧縮比が異なりま す。コンパンダー曲線左下の直線部分がエクスパンダーの圧縮比を表します。コン
第6章 パラメーター 設定範囲 コンポーネントガイド 機能 9 Gain -18dB〜±0dB 出力ゲインを設定します。 ) KeyIn Mono SELF KEYIN メニューからトリガーソースを選択します。ボタンには現在 選択されているソースが表示されます。 Stereo L R LR BOTH KEYIN ! On ON/OFF コンパンダーをONにします。 +20 Ratio =4 : 1 +10 Width = 25 出力レベル(dB) 0 –10 –20 –30 –40 –50 Threshold =–25dB –60 –70 –70 –60 –50 –40 –30 –20 –10 0 +10 +20 入力レベル(dB) Compressor(コンプレッサー ) スレッショルドを超えた信号を圧縮します。信号のダイナミックレンジを狭め、ボーカルやピアノな どダイナミックレンジの広い信号のミックスや録音をしやすくします。モノチャンネルとステレオ チャンネルのコンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつとキーイン入力が1つ、ス
第6章 コンポーネントガイド 名称 機能 1 コンプレッサー曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、 縦軸が出力レベルを表します。 2 Gain Reductionメーター ゲインリダクションの減衰量を表示します。 3 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 4 Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。 5 Ratio 1:1〜∞:1 圧縮比を設定します。 6 Knee HARD, 1, 2, 3, 4, 5 コンプレッサーのかかり方を設定します。 7 Attack 0〜120ms アタックタイムを設定します。 8 Release 44.1kHz: 6ms〜46s 48kHz: 5ms〜42.3s 88.2kHz: 3ms〜23s 96kHz: 3ms〜21.
第6章 コンポーネントガイド コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが開きます。モノチャンネルと ステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 De-Esserのコンポーネントエディター 4 5 6 1 7 8 2 3 9 ) 9 名称 機能 1 ディエッサー曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、縦軸が 出力レベルを表します。 2 Gain Reductionメーター ゲインリダクションの減衰量を表示します。 3 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 4 Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。 5 Ratio 1:1〜∞:1 圧縮比を設定します。 6 Knee HARD, 1, 2, 3, 4, 5 ディエッサーのかかり方を設定します。 7 Attack 0〜120ms アタックタイムを設定します。 8 Release 44.1kHz: 6ms〜46s 48kHz: 5ms〜42.3s 88.
第6章 コンポーネントガイド Ducking(ダッキング) スレッショルド以上の信号から一定値を減少させます。モノチャンネルとステレオチャンネルの コンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつとキーイン入力が1つ、ステレオチャンネルは入出力が2つず つとキーイン入力が1つあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが開きます。モノチャンネルと ステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 Duckingのコンポーネントエディター 4 5 6 1 2 3 名称 8 9 ) 機能 1 ダッキング曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、 縦軸が出力レベルを表します。 2 Gain Reductionメーター ゲインリダクションの減衰量を表示します。 3 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 4 Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。 5 Range -70dB〜±0dB レベルを減らす量を設定します。 6 Attac
第6章 コンポーネントガイド +20 +10 出力レベル(dB) 0 Threshold = –20dB –10 –20 Range = –25dB –30 –40 –50 –60 –70 –70 –60 –50 –40 –30 –20 –10 0 +10 +20 入力レベル(dB) Expander(エクスパンダー ) 信号のダイナミックレンジを広げ、ノイズなどの低レベル信号を軽減させます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのコンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつとキーイン入力が1つ、ステレオチャンネルは入出力が2つ ずつとキーイン入力が1つあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが開きます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 Expanderのコンポーネントエディター 4 5 6 7 8 9 1 2 3 ) ! 名称 機能 1 エクスパンダー曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、 縦軸が出力レベルを表します。 2 Gain Reduction
第6章 コンポーネントガイド パラメーター 設定範囲 機能 8 Release 44.1kHz: 6ms〜46s 48kHz: 5ms〜42.3s 88.2kHz: 3ms〜23s 96kHz: 3ms〜21.
第6章 名称 コンポーネントガイド 機能 1 ゲート曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、 縦軸が出力レベルを表します。 2 Gain Reductionメーター ゲインリダクションの減衰量を表示します。 3 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 4 Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。 5 Range -70dB〜±0dB レベルを減らす量を設定します。 6 Attack 0〜120ms アタックタイムを設定します。 7 Hold 44.1kHz: 0.02ms〜2.13s 48kHz: 0.02ms〜1.96s 88.2kHz: 0.01ms〜1.06s 96kHz: 0.01ms〜981ms ホールドタイムを設定します。 8 Decay 44.1kHz: 6ms〜46s 48kHz: 5ms〜42.3s 88.2kHz: 3ms〜23s 96kHz: 3ms〜21.
第6章 コンポーネントガイド モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 Limiterのコンポーネントエディター 4 1 5 23 6 7 8 名称 機能 1 リミッター曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、縦軸が 出力レベルを表します。 2 Gain Reductionメーター ゲインリダクションの減衰量を表示します。 3 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 4 Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。 5 Attack 0〜120ms アタックタイムを設定します。 6 Release 44.1kHz: 6ms〜46s 48kHz: 5ms〜42.3s 88.2kHz: 3ms〜23s 96kHz: 3ms〜21.
第6章 コンポーネントガイド Program Ducker (プログラムダッカー ) キーイン信号がしきい値レベルを超えたときに、出力信号を減衰させます(または減衰させていた信 号を元のレベルに戻します)。 モノチャンネルとステレオチャンネルのコンポーネントがあります。モノチャンネルは入出力が各1 つずつとキーイン入力が1つ、ステレオチャンネルは入出力が2つずつとキーイン入力が1つありま す。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが開きます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 Program Duckerのコンポーネントエディター 5 9 3 6 1 7 2 4 8 名称 機能 1 KeyInメーター キーイン信号のレベルを表示します。 2 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 3 Detect Threshold -60.0〜0.
第6章 コンポーネントガイド 8 Range -∞〜0.
第6章 コンポーネントガイド EQ(イコライザー ) イコライザーは、特定の周波数のレベルを増幅(ブースト)/減少(カット)させます。EQグループに は、GEQ(グラフィックイコライザー )とPEQ(パラメトリックイコライザー )があります。 グラフィックイコライザーは周波数帯が固定されています。周波数ごとのゲインでグラフィカルに レベルを確認できます。モノチャンネルとステレオチャンネルがあり、それぞれバンド数の違う3種 類のコンポーネントがあります。 パラメトリックイコライザーは、周波数帯/振幅/帯域幅を自由に設定できます。モノチャンネルと ステレオチャンネルがあり、それぞれバンド数の違う6種類のコンポーネントがあります。 GEQ(グラフィックイコライザー ) 指定周波数の信号をブースト/カットします。Monoグループにはモノチャンネルの7 Band、15 Band、31 Band、Stereoグループにはステレオチャンネルの7 Band、15 Band、31 Bandの コンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオチャンネルは2つずつあります。 モノチャンネル ステレオ
第6章 コンポーネントガイド セクション 設定範囲 機能 Bypass ON/OFF 各周波数帯域のバイパスをONにします。 5 Gain [Range]で設定しま す。 各周波数帯域の出力ゲインを設定します。 6 GEQ On ON/OFF GEQをONにします。 7 Range ±15 ±12 ±6 -24 ゲイン調整の幅を選択します。 8 EQ Flat - すべてのバンドのフェーダーを±0dBに戻しま す。 Level -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 Phase ON/OFF 入力信号を位相反転します。 Frequency 20Hz〜20kHz HPFカットオフ周波数を設定します。 Bypass ON/OFF バイパスをONにします。 Frequency 20Hz〜20kHz LPFカットオフ周波数を設定します。 Bypass ON/OFF バイパスをONにします。 Frequency 20Hz〜20kHz ノッチフィルターの周波数を設定します。 ^ Q 0.1〜63.
第6章 コンポーネントガイド PEQ(パラメトリックイコライザー ) 指定周波数の信号をブースト/カットします。MonoグループとStereoグループに2 Band、 3 Band、4 Band、6 Band、8 Bandのコンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオチャンネルは2つずつあります。 バンド数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 バンド数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 PEQコンポーネントエディター 1 4 9 5 2 ) 6 7 8 ! 3 名称 1 機能 EQ曲線 セクション パラメーター 設定範囲 機能 Level -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 Phase ON/OFF 入力信号を位相反転します。 Type PEQ L.SHELF 6dB/Oct L.SHELF 12dB/Oct H.SHELF 6dB/Oct H.
第6章 コンポーネントガイド セクション 8 イコライザー 9 ) Output ! パラメーター 設定範囲 機能 Bypass ON/OFF 各周波数帯域のバイパスをONにします。 PEQ On ON/OFF PEQをONにします。 Level -∞〜±0dB 出力信号レベルを設定します。 On ON/OFF 出力をONにします。 ● フィルターのタイプ レベル変化の曲線のタイプが複数用意されています。[Type]ボタンをクリックし、メニューからタイ プを選択します。 ・PEQ 一般的なパラメトリックイコライザーです。 ・L.SHELF(Low Shelving) 低い周波数は減衰せず、カットオフ周波数付近から高い周波数に向かって一定の割合で減衰し ます。[6dB/Oct]と[12dB/Oct]は、オクターブあたりの減衰量を設定します。 ・H.
第6章 コンポーネントガイド Fader(フェーダー ) 各チャンネルの出力レベルをコントロールします。フェーダーには、1、2、4、8、12、16チャン ネルのコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 チャンネル数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 Faderコンポーネントエディター 1 2 3 4 パラメーター 設定範囲 機能 1 Phase ON/OFF 各チャンネルの出力信号を位相反転します。 2 On ON/OFF 各チャンネルの出力をONにします。 3 フェーダー -∞〜+10dB 各チャンネルの出力信号レベルを設定します。 4 Fade ON/OFF シーンリコール時のフェードのON/OFFを設定します。 ● [Fade] シーンリコールでフェーダーの位置が大きく変わったときのフェーダーの動きを設定します。 ONにすると、徐々にジャンプ後の位置に動きます。OFFにすると、リコールしたシーンに保存され たパラメーターに瞬時にジャンプします。 [Fade]がON
第6章 コンポーネントガイド Feedback Suppressor(フィードバックサプレッサー ) フィードバックサプレッサーは、ハウリングを抑制します。 1 2 3 パラメーター 426 設定範囲 機能 1 Mode Speech: 入力信号がスピーチの場合に選択します。 Music: 入力信号が音楽の場合に選択します。 入力信号の種類を選択します。 2 Suppression Level 0〜9 ハウリングを抑制する強さを設定します。 値を大きくすると効果が強くなります。 また効果によるピッチチェンジ量がcent表 示されます。 3 Bypass ON/OFF バイパスをONにします DME Designer 取扱説明書
第6章 コンポーネントガイド Filter(フィルター ) フィルターは、特定の周波数帯域を通過させ、周波数帯域外を減少させます。 Filterグループには、BPF(バンドパスフィルター )、HPF(パイパスフィルター )、LPF(ローパス フィルター )、Notch(ノッチフィルター )、Programmable BPF(プログラマブルバンドパスフィル ター )、Programmable HPF(プログラマブルハイパスフィルター )、Programmable LPF(プログ ラマブルローパスフィルター )があります。 BPF(バンドパスフィルター ) 指定周波数帯域の信号を通過させ、周波数帯域外の周波数の信号を減少させます。BPF(バンドパス フィルター )には、モノチャンネルとステレオチャンネルの2種類のコンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオは2つずつあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 BPFコンポーネントエディター 1 3 2 セクション
第6章 コンポーネントガイド HPF(ハイパスフィルター ) 指定周波数より高い帯域の信号を通過させ、低い帯域の信号を減少させます。HPF(ハイパスフィル ター )には、モノチャンネルとステレオチャンネルの2種類のコンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオは2つずつあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 HPFコンポーネントエディター 1 3 2 セクション 5 設定範囲 機能 -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 Phase ON/OFF 入力信号を位相反転します。 Frequency 20Hz〜20kHz カットオフ周波数を設定します。 4 Slope 6dB/Oct 12dB/Oct オクターブごとの減衰幅を設定します。 5 Bypass ON/OFF バイパスをONにします。 Level -∞〜±0dB 出力信号レベルを設定します。 2 3 6 428 6 Level 1 Inp
第6章 コンポーネントガイド LPF(ローパスフィルター ) 指定周波数より低い帯域の信号を通過させ、高い帯域の信号を減少させます。LPF(ローパスフィル ター )には、モノチャンネルとステレオチャンネルの2種類のコンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオは2つずつあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 LPFコンポーネントエディター 1 3 設定範囲 機能 Level -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 Phase ON/OFF 入力信号を位相反転します。 Frequency 20Hz〜20kHz カットオフ周波数を設定します。 4 Slope 6dB/Oct 12dB/Oct オクターブごとの減衰幅を設定します。 5 Bypass ON/OFF バイパスをONにします。 Level -∞〜±0dB 出力信号レベルを設定します。 1 Input パラメーター 6 5 2 セクション 4
第6章 コンポーネントガイド Notch(ノッチフィルター ) 指定周波数帯域の信号を減少させ、周波数帯域外の周波数の信号を通過させます。Notch(ノッチ フィルター )には、モノチャンネルとステレオチャンネルの2種類のコンポーネントがあります。 モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオは2つずつあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。モノチャンネ ルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 Notchコンポーネントエディター 1 3 2 セクション 5 設定範囲 機能 -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 Phase ON/OFF 入力信号を位相反転します。 Frequency 20Hz〜20kHz 中心周波数を設定します。 4 Q 0.1〜63.
第6章 コンポーネントガイド Programmable BPF(プログラマブルバンドパスフィルター ) 指定周波数帯域の信号を通過させ、周波数帯域外の信号を減少させます。通過させる周波数帯域と カットする周波数帯域間のスロープおよびフィルタータイプを設定できるバンドパスフィルターです。 Programmable BPF(プログラマブルバンドパスフィルター )には、モノチャンネルとステレオチャ ンネルの2種類のコンポーネントがあります。モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオは 2つずつあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 Programmable BPFコンポーネントエディター 1 ! 3 7 4 2 セクション 1 Input 2 3 4 HPF ) 6 パラメーター 8 9 5 設定範囲 機能 Level -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 Phase ON/OFF 入力信号を位相反転します。 Frequency 20Hz
第6章 コンポーネントガイド セクション 7 LPF 8 設定範囲 機能 Frequency 20Hz〜20kHz LPFカットオフ周波数を設定します。 Type Thru 6dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct オクターブごとの減衰幅とフィルタータイプを選 択します。 [Thru]を選択するとフィルターはかかりません。 AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz 9 Gc -6dB〜+6dB [Type]に[AdjustGc
第6章 コンポーネントガイド Programmable HPF(プログラマブルハイパスフィルター ) 指定周波数より高い帯域の信号を通過させ、低い帯域の信号を減少させます。通過させる周波数帯域と カットする周波数帯域間のスロープおよびフィルタータイプを設定できるハイパスフィルターです。 Programmable HPF(プログラマブルハイパスフィルター )には、モノチャンネルとステレオチャン ネルの2種類のコンポーネントがあります。モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオは2つ ずつあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 Programmable HPFコンポーネントエディター 7 1 3 4 5 2 セクション 1 Input 2 3 HPF 4 パラメーター 6 設定範囲 機能 Level -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 Phase ON/OFF 入力信号を位相反転します。 Frequency 20Hz〜20kHz HPFカ
第6章 コンポーネントガイド Programmable LPF(プログラマブルローパスフィルター ) 指定周波数より低い帯域の信号を通過させ、高い帯域の信号を減少させます。通過させる周波数帯域と カットする周波数帯域間のスロープおよびフィルタータイプを設定できるローパスフィルターです。 Programmable LPF(プログラマブルローパスフィルター )には、モノチャンネルとステレオチャン ネルの2種類のコンポーネントがあります。モノチャンネルは入出力が各1つずつ、ステレオは2つ ずつあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 モノチャンネルとステレオチャンネルのパラメーターは同じです。 Programmable LPFコンポーネントエディター 7 1 3 4 5 2 セクション 1 Input 2 3 LPF 4 パラメーター 設定範囲 機能 Level -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 Phase ON/OFF 入力信号を位相反転します。 Frequency 20Hz〜20kHz LPFカットオフ周
第6章 コンポーネントガイド Meter(メーター ) 信号レベルを表示します。メーターには、1、2、4、8、12、16チャンネルのコンポーネントが あります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 チャンネル数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 Meterコンポーネントエディター 1 名称 1 メーター 機能 各チャンネルの信号レベルを表示します。 DME Designer 取扱説明書 435
第6章 コンポーネントガイド Miscellaneous(その他) その他のグループには、Oscillator(オシレーター )グループとWav File Player(ウェーブファイルプ レーヤー )があります。 Oscillator(オシレーター ) Oscillator(オシレーター )グループには、モノチャンネルのオシレーターコンポーネントがありま す。100Hz固定、1kHz固定、10kHz固定および周波数可変の正弦波と、Pink Noise、Burst Noiseを発生させます。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 Oscillatorコンポーネントエディター 1 2 6 4 3 セクション 設定範囲 機能 Sine 100Hz 1kHz 10kHz Vari 2 Noise Pink Burst 3 Frequency 20〜20kHz [Sine]の[Vari]を選択したときに、発生させる 正弦波の周波数を設定します。 Level -∞〜±0dB 信号レベルを設定します。 5 On ON/OFF
第6章 コンポーネントガイド Wav File Player(ウェーブファイルプレーヤー ) Wav File Player(ウェーブファイルプレーヤー )コンポーネントは、Waveファイルを再生するため のコンポーネントです。Wav File Playerコンポーネントは、1台のDMEに1 つだけ配置できます。 Waveファイルの追加はWav File Manager(110ページ)で行なってください。 NOTE Wav File PlayerでWaveファイルを再生しているときにSPXコンポーネントのエフェクトタイプを切り替えると、Wave ファイルの再生が一瞬途切れる場合があります。 NOTE DMEの動作サンプリング周波数が88.
第6章 コンポーネントガイド Mixer(ミキサー ) ミキサーのグループには、Auto Mixer(オートミキサー )、Auto Mixer II(オートミキサー II)、Delay Matrix(ディレイマトリクス)、Matrix Mixer(マトリクスミキサー )、Simple Mixer(シンプルミキ サー )があります。 Auto Mixer(オートミキサー ) 各入力チャンネルにはノイズゲートがあり、指定したスレッショルドを超えた信号のみが通過しま す。入力数の異なる5種類のコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 チャンネル数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。オートミキサーのコン ポーネントエディターは、入力チャンネルとマスター出力の2つのセクションで構成されています。 Auto Mixerコンポーネントエディター 1 2 3 9 4 5 6 7 ) 8 ! セクション 438 設定範囲 機能 Phase ON/OFF 各チャンネルの入力信号を位相反転します。 2 Gat
第6章 セクション 設定範囲 機能 Hold 44.1kHz:110ms〜2.13s 48kHz:101ms〜1.96s 88.2kHz:55.1ms〜1.06s 96kHz:50.6ms〜981m ゲートのホールドタイムを設定します。 動作周波数によって、設定範囲が異なりま す。 5 Decay 44.1kHz:110ms〜46s 48kHz:101ms〜42.3s 88.2kHz:55ms〜23s 96kHz:51ms〜21.
第6章 コンポーネントガイド Auto Mixer II(オートミキサー II) 各入力チャンネルで入力信号の有無を検出し、有効な入力チャンネル数に応じてマスター出力が一定 となるようにレベルを自動補正します。入力数が異なる8チャンネルと16チャンネルの2種類のコン ポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。チャンネル数 が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。オートミキサー IIのコンポーネント エディターは、入力チャンネルとマスター出力の2つのセクションで構成されています。 1 2 9 3 4 6 440 DME Designer 取扱説明書 5 ) 7 ! 8 @
第6章 セクション 設定範囲 機能 Phase ON/OFF 各チャンネルの入力信号を位相反転します。 2 Auto ON/OFF 各チャンネルを自動補正の対象にするかどうかを設定 します。 3 Input Detect 4 Detect Gain -54〜0 dB 入力信号の有無を検出するレベルを設定します。入力 信号が検出されたチャンネル数に応じて、 マスター出力が一定になるようにレベルを補正します (レベルを下げます)(*1)。 5 O/Ride ON/OFF ONにすると、そのチャンネルが優先的に出力されま す。その他のチャンネルはミュートされます。 6 Mode Last/Mix O/Rideパラメーターで、最後に選択したチャンネル のみをONにするか(Last)、複数チャンネルでONを 可能にするか(Mix)を設定します。 7 On ON/OFF 各チャンネルの入力をONにします。 8 フェーダー -∞〜+10 dB 各チャンネルの入力レベルを設定します。 1 9 入力チャンネル パラメーター コンポーネントガイド マスタ
第6章 コンポーネントガイド Delay Matrix(ディレイマトリクス) 出力ごとに独立したディレイタイムとレベル調整のできるマトリクスミキサーです。入力数は2、4、 8の3種類で、2 Input、4 Input、8 Inputのグループがあります。入力数の異なるそれぞれの グループに、出力数2、4、8、12、16の5種類、合計15のコンポーネントがあります。 2 Input 4 Input 8 Input コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。入出力のチャ ンネル数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 ディレイマトリクスのコンポーネントエディターは、Input、Output、マトリクス、Blockのセク ションで構成されています。[Input]セクションと[Output]セクションの[Master]ボタンでマスター 入力とマスター出力の設定ウィンドウを表示します。チャンネルごとのディレイとレベルも4チャン ネルずつ別のウィンドウで設定します。 Delay Matrixコンポーネントエディター 2 4 6 1 5 7 3
第6章 セクション 機能 On 各入力チャンネルから各出力バスへのセンドをすべてONにしま す。[On]ボタンが点灯します。 5 Off 各入力チャンネルから各出力バスへのセンドをすべてOFFにしま す。 6 Nominal すべてのセンドレベルをリセットして±0dBにします。ディレイ の設定は変更されません。 7 Minimum すべてのセンドレベルを−∞dBに設定します。ディレイの設定は 変更されません。 4 Block 名称 コンポーネントガイド ● マトリクス(ディレイメーター /出力レベルメーター ) 上段がディレイメーター、下段がセンドレベルメーターになっています。すべての出力チャンネルの パラメーターを一覧できます。該当するセンドがOff に設定されている場合は、メーターがグレー表 示になります。 ディレイメーター センドレベルメーター マトリクスの上にある出力チャンネルの数字をクリックすると、[Delay Matrix - All Inputs to One Output]エディターウィンドウが開きます。マトリクス左側の入力チャンネルの数字をクリックする
第6章 コンポーネントガイド ● InputMaster ディレイマトリクスコンポーネントエディターの[Input Master]ボタンをクリックすると、[Delay Matrix - InputMaster] エディターウィンドウが表示されます。各チャンネルのマスター入力のON/ OFFとレベルを設定します。 [Delay Matrix - InputMaster] エディターウィンドウ 1 2 5 7 3 4 セクション 設定範囲 8 機能 Phase ON/OFF 各チャンネルの信号を位相反転します。 2 Level -∞〜+10dB 各チャンネル入力からの信号レベルを設定します。 3 Solo ON/OFF 各チャンネルのソロをONにします。ひとつのチャンネ ルでもソロがオンになっていると、ソロがオンになって いないチャンネルはミュートされます。 4 On ON/OFF 各チャンネルの入力をONにします。 On - InputMasterウィンドウのすべてのチャンネル入力を ONにします。[On]ボタンが点灯します。 6 Off - Inp
第6章 セクション 設定範囲 機能 On - OutputMasterウィンドウのすべてのチャンネル 出力をONにします。[On]ボタンが点灯します。 5 Off - OutputMasterウィンドウのすべてのチャンネル 出力をOFFにします。 6 Nominal - OutputMasterウィンドウのすべての出力信号 レベルをリセットして±0dBにします。 7 Minimum - OutputMasterウィンドウのすべての出力信号 レベルを−∞dBに設定します。 4 Block パラメーター コンポーネントガイド ● All Inputs to One Output マトリクスの上にある出力チャンネルの数字をクリックすると、[Delay Matrix - All Inputs to One Output]エディターウィンドウが表示されます。1つの出力チャンネルと、すべての入力チャンネル からこの出力バスへのセンドレベルが表示されます。出力チャンネルは、ディレイマトリクスのコン ポーネントエディターでクリックしたチャンネルが表示されます。 4 1 7 8
第6章 コンポーネントガイド 出力チャンネルの切り替え [Delay Matrix - All Inputs to One Output]エディターウィンドウには、ディレイマトリクスの コンポーネントエディターでクリックした数字の出力チャンネルが表示されます。[Delay Matrix - All Inputs to One Output]エディターウィンドウの[Output]セクションの[Channel]ボタン で、ウィンドウに表示するチャンネルを切り替えます。 [Delay Matrix - All Inputs to One Output]エディターウィンドウを表示したままディレイマト リクスのコンポーネントエディターをアクティブにして、別の出力チャンネルをクリックすると、 開いている[Delay Matrix - All Inputs to One Output]エディターウィンドウにクリックした チャンネルグループが表示されます。 ディレイマトリクスのコンポーネントエディター 1つにつき、1つの[Delay Matrix - All Inputs to One Output]エディターウィンド
第6章 セクション 設定範囲 機能 Delay 0〜500ms 入力チャンネルから各出力バスへのディレイタイムを設 定します。 7 Level -∞〜+10dB 入力チャンネルから各出力バスへのセンドを設定しま す。 8 On ON/OFF 入力チャンネルから各出力バスへのセンドをONにしま す。 On - 出力バスへのセンドをONにします。 [On]ボタンが点灯します。 ) Off - すべての出力バスへのセンドをOFFにします。 ! Nominal - すべての出力バスへのセンドをリセットして±0dBにし ます。 @ Minimum - すべての出力バスへのセンドを−∞dBにします。 6 9 Bus Send Level パラメーター コンポーネントガイド Block 入力チャンネルの切り替え [Delay Matrix - One Input to All Outputs]エディターウィンドウには、ディレイマトリクスの コンポーネントエディターでクリックした数字の入力チャンネルが表示されます。[Delay Matrix - All
第6章 コンポーネントガイド ● Crosspoint [Delay Matrix - Crosspoint] エディターウィンドウ ディレイマトリクスコンポーネントエディ ターのレベルメーターをクリックすると、 グループの[Delay Matrix - Crosspoint] エディターウィンドウが表示されます。 各入力チャンネルから各出力バスへのセン ドレベルとそのON/OFFを設定します。 ディレイマトリクスのコンポーネントエ ディターと同じように、縦に入力チャンネ ル、横に出力チャンネルが並んでいます。 2 3 4 6 5 8 7 9 1 セクション 設定範囲 機能 1 Input Channel - 別のチャンネルグループに切り替えます。 2 Output Channel - 別のチャンネルグループに切り替えます。 3 Bus Send Level Delay 0〜500ms 各クロスポイントのディレイタイムを設定します。 Level -∞〜+10dB 各クロスポイントのセンドレベルを設定します。 On ON/OFF 各クロスポイ
第6章 コンポーネントガイド チャンネルグループの切り替え [Delay Matrix - Crosspoint] エディターウィンドウは、InputとOutputそれぞれ4チャンネル ずつウィンドウに表示します。ディレイマトリクスのコンポーネントエディターでクリックした チャンネルグループが表示されます。[Delay Matrix - Crosspoint] エディターウィンドウの [Input]セクションと[Output]セクションの[Channel]ボタンで、ウィンドウに表示するチャンネ ルグループを切り替えます。 [Input]セクションの [Channel]メニュー [Output]セクションの [Channel]メニュー [Delay Matrix - Crosspoint] エディターウィンドウを表示したままディレイマトリクスのコン ポーネントエディターをアクティブにして、別のチャンネルグループをクリックすると、開いて いる[Delay Matrix - Crosspoint] エディターウィンドウにクリックしたチャンネルグループが 表示されます。 ディレイマトリクスのコンポーネントエ
第6章 コンポーネントガイド NOTE DME64NのコンフィギュレーションウィンドウにMatrix Mixer 64 input 64 outputまたはMatrix Mixer 64 input 32 outputコンポーネントを配置した場合、リソースメーターは100%に達しませんが、ほかのコンポーネントを使用できなく なります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。入出力のチャ ンネル数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 マトリクスミキサーのコンポーネントエディターは、Input、Output、マトリクス、Blockのセク ションで構成されています。[Input]セクションと[Output]セクションの[Master]ボタンでマスター 入力とマスター出力の設定ウィンドウを表示します。チャンネルごとのレベルも4チャンネルずつ別 のウィンドウで設定します。 Matrix Mixerコンポーネントエディター 2 3 4 6 5 7 1 セクション 450 名称 機能 1 Input Master InputMast
第6章 セクション 機能 On 各入力チャンネルから各出力バスへのセンドをすべてONにしま す。[On]ボタンが点灯します。 5 Off 各入力チャンネルから各出力バスへのセンドをすべてOFFにし ます。 6 Nominal すべてのセンドレベルをリセットして±0dBにします。 7 Minimum すべてのセンドレベルを−∞dBに設定します。 4 Block 名称 コンポーネントガイド ● マトリクス(センドレベル) マトリクスで、すべての入力チャンネルから出力バスへのセンドレベルを一覧できます。該当するセ ンドがOff に設定されている場合は、グレー表示になります。 センドレベル マトリクスの上にある出力チャンネルの数字をクリックすると、[Matrix Mixer - All Inputs to One Output]エディターウィンドウが開きます。マトリクス左側の入力チャンネルの数字をクリックする と、[Matrix Mixer - One Input to All Outputs]エディターウィンドウが開きます。 クリックすると、 [Matrix Mixer -
第6章 コンポーネントガイド ● InputMaster マトリクスミキサーコンポーネントエディターの[Input Master]ボタンをクリックすると、[Matrix Mixer - InputMaster]エディターウィンドウが表示されます。各チャンネルのマスター入力のON/ OFFとレベルを設定します。 [Matrix Mixer - InputMaster] エディターウィンドウ 1 5 2 7 3 4 セクション 設定範囲 8 機能 Phase ON/OFF 各チャンネルの信号を位相反転します。 2 Level -∞〜+10dB 各チャンネルの入力レベルを設定します。 3 Solo ON/OFF 各チャンネルのソロをONにします。チャンネルがひ とつでもソロがオンになっていると、ソロがオンに なっていないチャンネルはミュートされます。 4 On ON/OFF 各チャンネルの入力をONにします。 On - InputMasterウィンドウのすべてのチャンネル 入力をONにします。[On]ボタンが点灯します。 6 Off - InputMa
第6章 セクション 設定範囲 機能 メーター - 各チャンネルの出力信号レベルを表示します。 2 Level -∞〜+10dB 各チャンネルの出力信号レベルを設定します。 3 On ON/OFF 各チャンネルの出力をONにします。 On - OutputMasterウィンドウのすべてのチャンネル出 力をONにします。[On]ボタンが点灯します。 5 Off - OutputMasterウィンドウのすべてのチャンネル出 力をOFFにします。 6 Nominal - OutputMasterウィンドウのすべての出力信号 レベルをリセットして±0dBにします。 7 Minimum - OutputMasterウィンドウのすべての出力信号 レベルを−∞dBに設定します。 1 4 Output パラメーター コンポーネントガイド Block ● All Inputs to One Output マトリクスの上にある出力チャンネルの数字をクリックすると、[Matrix Mixer - All Inputs to One Output]エディターウィン
第6章 コンポーネントガイド 出力チャンネルの切り替え [Matrix Mixer - All Inputs to One Output]エディターウィンドウには、マトリクスミキサーの コンポーネントエディターでクリックした数字の出力チャンネルが表示されます。[Matrix Mixer - All Inputs to One Output]エディターウィンドウの[Output]セクションの[Channel]ボタン で、ウィンドウに表示するチャンネルを切り替えます。 [Matrix Mixer - All Inputs to One Output]エディターウィンドウを表示したままマトリクスミ キサーのコンポーネントエディターをアクティブにして、別の出力チャンネルをクリックすると、 開いている[Matrix Mixer - All Inputs to One Output]エディターウィンドウにクリックした チャンネルグループが表示されます。 マトリクスミキサーのコンポーネントエディター 1つにつき、1つの[Matrix Mixer - All Inputs to One Output]エディターウィンド
第6章 セクション 設定範囲 機能 Level -∞〜+10dB 入力チャンネルから各出力バスへのセンドレベルを設定 します。 On ON/OFF 入力チャンネルから各出力バスへのセンドをONにしま す。 On - すべての出力バスへのセンドをONにします。[On]ボタン が点灯します。 9 Off - すべての出力バスへのセンドをOFFにします。 ) Nominal - すべてのセンドレベルをリセットして±0dBにします。 ! Minimum - すべてのセンドレベルを−∞dBに設定します。 6 Bus Send Level パラメーター コンポーネントガイド 7 8 Block 入力チャンネルの切り替え [Matrix Mixer - One Input to All Outputs]エディターウィンドウには、マトリクスミキサーの コンポーネントエディターでクリックした数字の入力チャンネルが表示されます。Matrix Mixer All Inputs to One Output]エディターウィンドウの[Input]セクションの[Channel]
第6章 コンポーネントガイド ● Crosspoint マトリクスミキサーコンポーネントエディターのレベルメーターをクリックすると、グループの [Matrix Mixer - Crosspoint]エディターウィンドウが表示されます。各入力チャンネルから各出力 バスへのセンドレベルとそのON/OFFを設定します。マトリクスミキサーコンポーネントエディター と同じように、縦に入力チャンネル、横に出力チャンネルが並んでいます。 [Matrix Mixer - Crosspoint] エディターウィンドウ 2 3 5 4 7 6 8 1 セクション 設定範囲 機能 1 Input Channel - 別のチャンネルグループに切り替えます。 2 Output Channel - 別のチャンネルグループに切り替えます。 3 Bus Send Level Level -∞〜+10dB 各クロスポイントのセンドレベルを設定します。 On ON/OFF 各クロスポイントのセンドをONにします。 On - CrosspointウィンドウのすべてのセンドをONにしま
第6章 コンポーネントガイド チャンネルグループの切り替え [Matrix Mixer - Crosspoint] エディターウィンドウは、InputとOutputそれぞれ4チャンネル ずつウィンドウに表示します。マトリクスミキサーのコンポーネントエディターでクリックした チャンネルグループが表示されます。[Matrix Mixer - Crosspoint] エディターウィンドウの [Input]セクションと[Output]セクションの[Channel]で表示するチャンネルグループを切り替え ます。 [Input]セクションの [Channel]メニュー [Output]セクションの [Channel]メニュー [Matrix Mixer - Crosspoint] エディターウィンドウを表示したままマトリクスミキサーコンポー ネントエディターをアクティブにして、別のチャンネルグループをクリックすると、開いている [Matrix Mixer - Crosspoint] エディターウィンドウにクリックしたチャンネルグループが表示さ れます。 マトリクスミキサーのコンポーネントエディター 1つにつき、
第6章 コンポーネントガイド コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。チャンネル数 が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。シンプルミキサーのコンポーネント エディターは、入力チャンネルとマスター出力の2つのセクションで構成されています。 1 2 3 4 5 $ 7 6 % 8 9 ^ ) ! & * @ # セクション 1 458 入力チャンネル パラメーター 設定範囲 EQ Details 機能 EQエディターウィンドウを開きます。 2 High Gain -18.0〜+18.0 dB EQ Highバンドのゲインを設定します。 3 Mid Gain -18.0〜+18.0 dB EQ Midバンドのゲインを設定します。 4 Low Gain -18.0〜+18.0 dB EQ Lowバンドのゲインを設定します。 5 AUX1 Send -∞〜+10.0 dB AUX1へのセンドレベルを設定します。 6 AUX2 Send -∞〜+10.
第6章 セクション 設定範囲 機能 On ON/OFF 各チャンネルの入力をONにします。 @ フェーダー -∞〜+10.0 dB 入力レベルを設定します。 # PFL ON/OFF PFLへの送りを有効にします。最後に選択され たチャンネルが優先的にONになります。 AUX1 Master -∞〜+10.0 dB AUX1のマスターレベルを設定します。 % AUX2 Master -∞〜+10.0 dB AUX2のマスターレベルを設定します。 ^ Bal L63〜Center〜R63 ステレオ出力の定位を設定します。 & On ON/OFF マスター出力をONにします。 * フェーダー -∞〜+10.
第6章 コンポーネントガイド Pan(パン) パンのグループには、LCR、LR、Surround(サラウンド)のグループがあります。 ● Pan Nominal Position(パンノミナルポジション) LCR、LRおよびSurround(サラウンド)のコンポーネントエディターには、「Pan Nominal Position(パンノミナルポジション)」のパラメーターがあります。 ボタンには現在の設定が表示されます。ボタンをクリックすると、メニューが表示されます。 [Center](センターノミナル)と[LR](LRノミナル)があり、パンの±0dBの基準を設定します。 Center(センターノミナル) パン設定がセンターのときにノミナルレベル、パンを左または右に振り切ったときに+3dBにな ります。 LR (LRノミナル) パンを左または右に振り切ったときにノミナルレベルになります。 LCR LCRコンポーネントは、1つの入力を左/センター /右に分けて出力します。出力数は入力の3倍にな ります。1、2、4、8、12、16チャンネルのコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックする
第6章 コンポーネントガイド LCRコンポーネントエディター 1 2 3 パラメーター 設定範囲 機能 1 CSR 0〜100% Panの設定がセンターの位置における、LRチャンネル への出力に対するCチャンネルへの出力の割合を設定し ます。 2 Pan L63〜Center〜R63 左右の定位を設定します。 3 Pan Nominal Position Center LR メニューからノミナルポジションを選択します。 LR 1つの入力をLRに分けて出力します。1、2、4、8、12、16チャンネルのコンポーネントがあり ます。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。チャンネル数 が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 Panコンポーネントエディター 1 2 パラメーター 設定範囲 機能 1 Pan L63〜R63 左右の定位を設定します。 2 Pan Nominal Position Center LR メニューからノミナルポジションを選択します。 DME Designer 取扱説明書
第6章 コンポーネントガイド Surround(サラウンド) Surround(サラウンド)のグループには、3-1、5.1、6.1の3つのサラウンドパンがあります。 サラウンドパンのコンポーネントエディターでは、2次元サラウンドパングラフで音像の位置を設定 します。 Surround 6.
第6章 コンポーネントガイド ドラッグ コントロールポイントをドラッグして移動します。 クリック グラフの中でクリックすると、その位置にコントロールポイントがジャンプします。 クリック スピーカーボタン [LFE]以外のスピーカーボタンをクリックすると、コントロールポイントがスピーカーの位置に ジャンプします。 クリック DME Designer 取扱説明書 463
第6章 コンポーネントガイド ● Surround 3-1(サラウンド3-1) Surround 3-1(サラウンド3-1)には、フロント3チャンネル、リア1チャンネルの4チャンネルサラ ウンドパンがあります。1つの入力と4つの出力があります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 Surround 3-1コンポーネントエディター 2 5 3 1 4 2 6 3 4 セクション 1 2次元サラウンド パングラフ 2 3 ポジション 4 464 名称/ パラメーター 機能 2次元サラウンド パングラフ - 音像の定位を設定します。 クリックとドラッグで音像を移動します。 スピーカーボタン - クリックすると、音像がボタンの位置に移動し ます。 左右ポジション L63〜C〜R63 左右のサラウンドポジションを表示/設定しま す。 前後ポジション F63〜C〜R63 前後のサラウンドポジションを表示/設定しま す。 Front 0〜100% フロントセンターの信号をフロントL/フロント Rに送る割合を設定します。
第6章 コンポーネントガイド ● Surround 5.1(サラウンド5.1) Surround 5.1(サラウンド5.1)には、フロント3チャンネル、リア2チャンネル、サブウーハー 1 チャンネルのサラウンドパンがあります。1つの入力と6つの出力があります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 Surround 5.
第6章 コンポーネントガイド ● Surround 6.1(サラウンド6.1) Surround 6.1(サラウンド6.1)には、フロント3チャンネル、リア3チャンネル、サブウーハー 1 チャンネルのサラウンドパンがあります。1つの入力と7つの出力があります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 Surround 6.
第6章 コンポーネントガイド Room Combiner(ルームコンバイナー ) ルームコンバイナーは、可動壁などを使って部屋を分割したり、結合したりできる設備のためのコン ポーネントです。部屋の分割や結合の状態に応じて、音声信号の送りを変えることができます。 たとえば、Room1とRoom2を結合して1つの部屋として使用する場合、 Room1だけに送る音声信号をコンポーネントのIN1に接続し、Room2だけに送る音声信号をコン ポーネントのIN2に接続します。Room1とRoom2の"Combine"をONにすると、IN1の音声と IN2の音声を加算した音声がOUT1とOUT2に出力されます。Room1とRoom2の"Combine"を OFFにすると、IN1の音声はOUT1へ、IN2の音声はOUT2へ出力されます。 4部屋、8部屋、12部屋、16部屋への音声を結合するコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。ルーム数が異 なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 1 パラメーター 設定範囲 2 機能 1 Co
第6章 コンポーネントガイド Router(ルーター ) 出力に入力を割り当てます。入力数の異なる1 Input、2 Input、4 Input、8 Input、12 Input、 16 Inputのグループに、それぞれ2、4、8、12、16出力のコンポーネントがあります。32 Input のグループには、32出力のコンポーネントのみあります。 1 Input 8 Input 2 Input 12 Input 4 Input 16 Input 32 Input コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。チャンネル数 が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 ルーターは、[Input]の入力を[Output]の出力につなぎます。1つの出力には1つの入力のみつなぐ ことができます。1つの入力を複数のチャンネルに出力できますが、複数の入力を1つのチャンネル には出力できません。つまり、分配はできますが、ミキシングはできません。出力チャンネル数より 多くのルーティングは設定できません。 468 DME Designer 取扱説明書
第6章 コンポーネントガイド ● ルーティングの設定 入力チャンネルと出力チャンネルが交差する位置でクリックして、割り当てを変更します。セルに カーソルを合わせると、入出力チャンネルがハイライトして、赤い線が表示されます。クリックする と、その位置のルーティングが設定されます。クリックした入力チャンネルに別の出力チャンネルが 割り当てられていた場合は、もとの割り当ては解除されません。クリックした出力チャンネルに別の 出力チャンネルが割り当てられていた場合は、もとの割り当ては解除されます。 クリック 解除されません。 解除されます。 ● ルーティングの解除 ルーティングを示す「●」をクリックすると、ルーティングが解除されて、「●」が消えます。 クリック DME Designer 取扱説明書 469
第6章 コンポーネントガイド Source Selector(ソースセレクター ) 複数の入力ソースから1つのソースを選択するコンポーネントです。 Positionは入力ソースの数、Channelはそのソースのチャンネル数を表します。 例えば 4 Position 2 Channel のコンポーネントは、4つの2チャンネルソースから1つの2チャ ンネルソースを選択するコンポーネントです。 3 Positionと16 Positionには1Channelのコンポーネント、4 Positionと8 Positionにはそれぞ れ1、2、6 Channelのコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。ソース選択の 数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 Source Selectorのコンポーネント ソースセレクターは選択された入力を出力につなぎます。たとえば4 Positon 2 channelのコン ポーネントで[1]を選択すると IN1-1がOUT-1に、IN1-2がOUT-2に出力され、[2]を選択すると IN2-1
第6章 コンポーネントガイド Speaker Processor(スピーカープロセッサー ) スピーカープロセッサーは、APF (All Pass Filter)、HornEQ、リミッターを含むスピーカー調整用 のクロスオーバープロセッサーです。1 Way、2 Way、3 Way、4 Way、5 Way、6 Wayの6種 類のコンポーネントがあります。 スピーカープロセッサーコンポーネントには、1つの入力と1つまたは複数の出力があります。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 1 Speaker Processorのコンポーネント 2 4 5 3 6 5 9 ) 7 ! @ # 名称 8 $ % 機能 1 ライブラリー名 ライブラリー名を表示します。 2 クロスオーバー (位相特性)曲線 出力チャンネルごとに色分けして位相を表示します。 3 クロスオーバー (振幅特性)曲線 出力チャンネルごとに色分けして出力レベルを表示します。 4 Inputメーター 入力信号レベルを表示します。 5 Outputメ
第6章 コンポーネントガイド セクション パラメーター 設定範囲 機能 7 Delay Delay ON/OFF クロスオーバー曲線へDelayの特性を反映します。 8 PEQ PEQ ON/OFF クロスオーバー曲線へPEQの特性を反映します。 9 Navigator Input Level -∞〜+10dB 入力信号レベルを設定します。 ) Crossover - クロスオーバーのエディターウィンドウを開きます。 ! Delay - ディレイのエディターウィンドウを開きます。 @ PEQ - パラメトリックイコライザーのエディターウィンドウを開きま す。 # Output Level -∞〜+10dB 各出力チャンネルの出力信号レベルを設定します。 $ Mute ON/OFF 各出力チャンネルの出力をミュートします。 % Limiter - リミッターのエディターウィンドウを開きます。 コンポーネントのバリエーションによって出力チャンネル数が異なります。 1 Way ALL 2 Way Low/High 3
第6章 コンポーネントガイド ● グラフのコントロールポイント クロスオーバー (振幅特性)曲線のコントロールポイントは、[Output Level]と[Frequency]を表し ます。ノブやエディットボックスで[Output Level]を変更すると、コントロールポイントが移動し ます。また、コントロールポイントをドラッグで移動すると、[Output Level]/[Frequency]のパラ メーターが変わります。[Frequency]のパラメーターの変化は、クロスオーバー (位相特性)曲線に反 映されます。 曲線中央のコントロールポイントは、上下にドラッグして[Output Level]のパラメーターを変更できます。 [Output Level]のパラメーターが変わります。 周波数帯域ごとの曲線が交差する点のコントロールポイントは、左右にドラッグして[Frequency]を 変更できます。 DME Designer 取扱説明書 473
第6章 コンポーネントガイド ● クロスオーバー スピーカープロセッサーの[Crossover]ボタンをクリックするとクロスオーバーのエディターウィン ドウが開きます。 [Speaker Processor : Crossover]エディターウィンドウ 3 1 2 7 4 8 セクション 474 9 5 パラメーター 6 設定範囲 機能 1 Polarity Normal/Inverted 各出力チャンネルの出力信号の位相反転を設定し ます。 2 Mute ON/OFF 各出力チャンネルの出力をミュートします。元の ウィンドウのMute設定と連動します。 3 Frequency 20Hz〜20kHz 各出力チャンネルのクロス周波数を設定します。 ミュートするとクロスオーバー曲線が破線になり ます。 4 LPF Thru 6dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 36dB/Oct 36d
第6章 セクション 7 HPF パラメーター Type 設定範囲 Thru 6dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 12dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 18dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 24dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 36dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct 48dB/Oct AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz AdjustGc Butrwrth Bessel AdjustGc Butrwrth Bessel Linkwitz コンポーネントガイド 機能 オクターブごとの減衰幅とフィルタータイプを選 択します。 [Thru]を選択するとフィルターはかかりません。 8 Frequency 20Hz〜20kHz HPF のカットオフ周波数を設定します。 9 Gc -6dB〜+6dB [Type]に[A
第6章 コンポーネントガイド ● パラメトリックイコライザー スピーカープロセッサーの[PEQ]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。各出力チャンネル のパラメトリックイコライザーを設定します。 [Speaker Processor : PEQ]エディターウィンドウ 1 2 3 4 9 5 6 7 8 名称 機能 1 PEQ(位相特性)曲線 位相を表示します。 2 PEQ(振幅特性)曲線 出力レベルを表示します。 パラメーター 設定範囲 機能 3 Type PEQ L.SHELF 6dB/Oct L.SHELF 12dB/Oct H.SHELF 6dB/Oct H.SHELF 12dB/Oct HPF LPF APF(*1) 1st APF(*1) 2nd Horn EQ(*2) メニューからフィルターのタイプを選択します。 4 B/W [Oct] 0.023〜6.672 各バンドの周波数帯域の幅をOctave表示で設定します。 5 Q 63.0〜0.
第6章 コンポーネントガイド ● リミッター スピーカープロセッサーの[Limiter]ボタンをクリックするとウィンドウが開きます。 各出力チャンネルのリミッターを設定します。 [Speaker Processor : Limiter]エディターウィンドウ 4 5 6 1 23 7 名称 機能 1 リミッター曲線 効果をグラフに表示します。横軸が入力信号レベル、縦軸が出 力レベルを表します。 2 Gain Reductionメーター ゲインリダクションの減衰量を表示します。 3 Outputメーター 出力信号レベルを表示します パラメーター 設定範囲 機能 4 Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。 5 Attack Fast Mid Slow Manual(0〜120ms) リミッターの立ち上がりの速さを設定します。Manual選択時 は、msec単位で設定します。Fast/Mid/Slow選択時は、 Speaker ProcessorのクロスオーバーのHPFのカットオフ周 波数に合わせておおよそ以下のように自動的に設定さ
第6章 コンポーネントガイド SPX リバーブ、ディレイ、モジュレーション系エフェクト、複数のエフェクトを組み合わせた複合エフェ クトなど、さまざまな用途に対応したエフェクトコンポーネントです。 SPXコンポーネントは、コンポーネントは1つですが、43種類のエフェクトタイプがあります。 エフェクトタイプを変更する場合は、SPXコンポーネントを右クリックすると表示されるコンテキス トメニューの[Recall Component Library]をクリックして、[Effect Type]のサブメニューから選 択します。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 SPXコンポーネントエディター 1 4 5 2 名称/パラメーター 478 3 機能 1 Inputメーター 入力信号レベルを表示します。 2 Mix Balanceコントロール 原音とエフェクト音のバランスを調整します。 3 Bypassボタン ONにすると、入力信号がそのまま出力されます。 4 Outputメーター 出力信号レベルを表示します。 5 その他のパラメータ
第6章 コンポーネントガイド その他のパラメーターは、選択したエフェクトタイプによって、以下のように異なります。 エフェクトタイプ パラメーター 設定範囲 Reverb Hall Reverb Room Reverb Stage Reverb Plate 1 IN/2 OUTのゲ−ト 付ホール、ルーム、ス テージ、プレートリ バーブのシミュレー ションです。 Rev Time 0.3〜99.0 s リバーブの残響の長さです。 Ini.Dly 0.0〜500.0 ms リバーブの初期反射音が出るまでの遅延時間です。 Hi.Ratio 0.1〜1.0 リバーブの高域成分の残響時間をREV TIMEに対する比率で表しています。 Lo.Ratio 0.1〜2.4 リバーブの低域成分の残響時間をREV TIMEに対する比率で表しています。 Diff. 0〜10 リバーブ音の左右のひろがりです。 Early Ref.
第6章 コンポーネントガイド エフェクトタイプ パラメーター 設定範囲 機能 Delay LCR 1 IN/2 OUTの3タッ プディレイです。 Delay L 0.0〜2730.0 ms Lチャンネルのディレイタイムです。 Echo 2 IN/2 OUTのクロス フィ−ドバックル−プ 付きステレオディレイ です。 Chorus 2 IN/2 OUTのコーラ スエフェクトです。 Flange 2 IN/2 OUTのフラン ジエフェクトです。 Symphonic 2 IN/2 OUTのシン フォニックエフェクト です。 480 DME Designer 取扱説明書 Delay C 0.0〜2730.0 ms センターチャンネルのディレイタイムです。 Delay R 0.0〜2730.0 ms Rチャンネルのディレイタイムです。 FB.Dly 0.0〜2730.
第6章 エフェクトタイプ パラメーター Phaser Freq. 2 IN/2 OUTの16ス テージエフェクトです。 Depth FB.Gain Auto Pan 2 IN/2 OUTのオート パンエフェクトです。 Tremolo 2 IN/2 OUTのトレモ ロエフェクトです。 HQ.Pitch 1 IN/2 OUTの高品質 ピッチシフターです。 Dual Pitch 2 IN/2 OUTのピッチ シフターです。 Rotary 1 IN/2 OUTのロータ リースピーカーシミュ レーターです。 Ring Mod. 2 IN/2 OUTのリング モジュレーターです。 設定範囲 機能 0.05〜40.00 Hz モジュレーションのスピードです。 0〜100% モジュレーションの深さです。 コンポーネントガイド -99 〜 +99% フィードバックの量です。 Offset 0〜100 フェイズシフトのかかる周波数のオフセットです。 PHASE 0.00〜354.
第6章 コンポーネントガイド エフェクトタイプ パラメーター 設定範囲 機能 Mod.Filter 2 IN/2 OUTのモジュ レーションフィルター です。 Freq. 0.05〜40.00 Hz モジュレーションのスピードです。 Depth 0〜100% モジュレーションの深さです。 Phase 0.00〜354.38 degrees LFOの左右の位相差です。 Type LPF, HPF, BPF フィルターのタイプです。(LPF:ローパスフィルター、HPF:ハイパスフィル ター、BPF:バンドパスフィルター ) Offset 0〜100 フィルターの周波数のオフセットです。 Reso. 0〜20 フィルターのレゾナンスです。 Level 0〜100 出力レベルです。 DST.
第6章 エフェクトタイプ パラメーター Rev+Chorus Rev Time 1 IN/2 OUTのパラレ ル接続されたリバ−ブ、 Ini.Dly コ−ラスエフェクトで Hi.Ratio す。 Diff. 設定範囲 コンポーネントガイド 機能 0.3〜99.0 s リバーブの残響の長さです。 0.0〜500.0 ms リバーブの初期反射音が出るまでの遅延時間です。 0.1〜1.0 リバーブの高域成分の残響時間をREV TIMEに対する比率で表しています。 0〜10 ディフュ−ジョン(ひろがり)です。 Density 0〜100% リバーブの密度です。 HPF THRU, 21.2 Hz〜8.00 kHz ハイパスフィルターのカットオフ周波数です。 LPF 50.0 Hz〜16.0 kHz, THRU ローパスフィルターのカットオフ周波数です。 Rev/Cho 0〜100% REVERBとCHORUSのバランスです。 (0%:REVERBのみ、100%:CHORUSのみ) Freq. 0.05〜40.
第6章 コンポーネントガイド エフェクトタイプ パラメーター Rev+Sympho. Rev Time 1 IN/2 OUTのパラレ ル接続されたリバ−ブ、 Ini.Dly シンフォニックエフェ Hi.Ratio クトです。 Diff. リバーブの残響の長さです。 0.0〜500.0 ms リバーブの初期反射音が出るまでの遅延時間です。 0.1〜1.0 リバーブの高域成分の残響時間をREV TIMEに対する比率で表しています。 0〜10 ディフュ−ジョン(ひろがり)です。 0〜100% リバーブの密度です。 HPF THRU, 21.2 Hz〜8.00 kHz ハイパスフィルターのカットオフ周波数です。 LPF 50.0 Hz〜16.0 kHz, THRU ローパスフィルターのカットオフ周波数です。 Rev/Sym 0〜100% REVERBとSYMPHONICのバランスです。 (0%:REVERB、100%:SYMPHONIC) Freq. 0.05〜40.
第6章 エフェクトタイプ パラメーター Delay->ER. Delay L 1 IN/2 OUTのシリー ズ接続されたディレイ、 Delay R アーリーリフレクショ FB.Dly ンエフェクトです。 FB.Gain Delay+Reverb 1 IN/2 OUTのパラレ ル接続されたディレイ/ リバーブエフェクトで す。 Delay->Reverb 1 IN/2 OUTのシリー ズ接続されたディレイ/ リバーブエフェクトで す。 Dist->Delay 1 IN/2 OUTのシリー ズ接続されたディス トーション/ディレイエ フェクトです。 設定範囲 機能 0.0〜1000.0 ms Lチャンネルのディレイタイムです。 0.0〜1000.0 ms Rチャンネルのディレイタイムです。 0.0〜1000.0 ms フィードバックのディレイタイムです。 コンポーネントガイド -99 〜 +99% フィードバックの量です。 Hi.Ratio 0.1〜1.0 フィードバックの高域成分の量です。 HPF THRU, 21.2 Hz〜8.
第6章 コンポーネントガイド エフェクトタイプ パラメーター 設定範囲 機能 Multi.Filter 2 IN/2 OUTの3バン ドマルチフィルター (24dB/oct.)です。 Type 1 HPF, LPF, BPF フィルター 1のタイプを設定します。 Type 2 HPF, LPF, BPF フィルター 2のタイプを設定します。 Type 3 HPF, LPF, BPF フィルター 3のタイプを設定します。 Freq. 1 28.0 Hz〜16.0 kHz フィルター 1の周波数を設定します。 Freq. 2 28.0 Hz〜16.0 kHz フィルター 2の周波数を設定します。 Freq. 3 28.0 Hz〜16.0 kHz フィルター 3の周波数を設定します。 Level 1 0〜100 フィルター 1のレベルを設定します。 Level 2 0〜100 フィルター 2のレベルを設定します。 Level 3 0〜100 フィルター 3のレベルを設定します。 Reso.
第6章 コンポーネントガイド AEC (アコースティックエコーキャンセラー ) (MY4-AEC使用時のみ) DME64N/24NのリアパネルにあるI/Oスロットにヤマハアコースティックエコーキャンセラーカー ドMY4-AECを装着して使用するときのみに有効なコンポーネントです。 AECコンポーネントを配置するには、デバイスにDME64NまたはDME24Nを選択し、 「DME Device Properties」ダイアログボックスの[Select I/O Card]でMY4-AECを選択します。(222 ページ) MY4-AECの動作原理 アコースティックエコーやノイズを除去するしくみ 遠隔会議システムでは、スピーカーから再生された音や壁や天井からの反射音をマイクが拾うことに より発生する「エコー」が大きな障害となります。また、プロジェクターや空調などの恒常的なノイ ズも会議の妨げとなることがあります。MY4-AECのエコーキャンセラー機能やノイズリダクション 機能、フィードバックサプレッサー機能により相手側にクリアな音声を伝達でき、円滑な会議進行が 可能となります。 相手側(遠隔地) 自分側(近接地
第6章 コンポーネントガイド MY4-AECの信号の流れ 遠隔会議システムにおいて、近接地/遠隔地の環境のことをそれぞれNear-end/Far-endといいます。 MY4-AECのアコースティックエコーキャンセラー (AEC)は、Far-endからの信号を参照信号として マイク入力に含まれるエコー成分について学習を行ない、マイク入力信号からFar-endのエコー成分 のみを差し引きます。これにより、Near-endのクリアな音声を相手側に伝達できます。 NR From Far-end A From Far-end B From Far-end C From Far-end D Far-end Voice A Far-end Voice B Far-end Voice C Far-end Voice D NR NR NR Matrix Router To Far-end 1 NR AEC 参照信号 Near-end Voice 4 Near-end Mic. 3 Near-end Voice 3 FBS Near-end Mic.
第6章 コンポーネントガイド ●AECコンポーネントエディター AECコンポーネントでは、メーターを見ながらマイクの音量やマイクとスピーカーの位置を調整した り、エコーキャンセラーのかかり具合を調節します。 NOTE DynamicsやAutoMixerなどのように音声が動的に変化するコンポーネントや、 会議システム運用中にユーザーが調整するボリュームなどを右図の×印のところに 挿入した場合、マイク入力と参照信号のバランスが崩れ、エコーキャンセラーの学 習が妨害されます。これらのコンポーネントは○印のところに入れてください。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 1 2 3 4 5 DME Designer 取扱説明書 489
第6章 コンポーネントガイド 名称 1 Mic In.メーター Near-end Micから入力された信号のレベルをチャンネ ルごとに表示します。 Ref In.メーター AECの参照信号として使用するFar-end入力のレベルを チャンネルごとに表示します。この信号を適正なレベル に保つことによって、エコーキャンセラーがより効果的 に機能します。 Echo Attn.
第6章 コンポーネントガイド ●Advanced Settingsエディターウィンドウ AECコンポーネントエディターウィンドウ(489ページ)のAdvancedボタンをクリックすると、 このウィンドウが表示されます。ここでは、マイクに関する設定をチャンネルごとに行ないます。 PTT(プッシュトゥトーク)スイッチ付きのマイクを使用した場合、PTTスイッチがオフのときに微小 なノイズが生じることがあります。このノイズがAECに入力されるとAECが誤って学習し、PTTス イッチをオンにして会話を再開したときにエコーが生じてしまいます。このウィンドウでは、そう いった現象を防ぐための設定やマイクのタイプの設定を行ないます。 1 2 3 4 パラメーター 設定範囲 ON/OFF 機能 1 PTT On ONに設定すると、マイクへの入力レベルが3PTT Thresholdで設定した値を下 回ったときにマイクのPTTスイッチがオフになったと判断し、AECの学習を停止 します。マイクにPTTスイッチがついていない場合やノイズが微小の場合は、 PTT OnをOFFに設定しておくことによりAECの学習機能
第6章 コンポーネントガイド Slot(スロット) ● Slot In(スロットイン) Slot In(スロットイン)コンポーネントには、出力のみがあります。4チャンネル、8チャンネル、 16チャンネルの3種類のコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックするか、コンポーネントを右クリックすると表示されるコンテキス トメニューの[Open Slot In Component Editor]をクリックすると、コンポーネントエディターが 表示されます。チャンネル数が異なるだけで、コンポーネントエディターの構成は共通です。 名称 1 492 メーター DME Designer 取扱説明書 機能 各チャンネルの信号レベルを表示します。
第6章 コンポーネントガイド ● Slot Out(スロットアウト) Slot Out(スロットアウト)コンポーネントには、入力のみがあります。4チャンネル、8チャンネル、 16チャンネルの3種類のコンポーネントがあります。 コンポーネントをダブルクリックするか、コンポーネントを右クリックすると表示されるコンテキス トメニューの[Open SlotOut Component Editor]をクリックすると、コンポーネントエディター が表示されます。 Slot Outコンポーネントエディター 1 3 4 2 5 パラメーター 設定範囲 機能 1 Phase ON/OFF 各チャンネルの出力信号を位相反転します。 2 On ON/OFF 各チャンネルの出力をONにします。 3 Delay 0〜24Sample ディレイタイムを設定します。 4 Level -∞〜±0dB 出力レベルを設定します。 5 Dither OFF 16 20 24 変換する量子化ビットレートを設定します。 DME Designer 取扱説明書 493
第6章 コンポーネントガイド Cascade (DME64Nのみ) カスケード接続すると、最大8台のDME64N間で最大32チャンネルの「バス」で信号を共有するこ とにより、DSP リソースを分散させたり、入出力数を拡張させることができます。 DME64Nの「DME Device Properties」ダイアログボックスの[Show Cascade Port on Configuration Window]をチェックすると、コンフィギュレーションウィンドウにCascade I/Oコ ンポーネントが配置されます。詳しくは、「DME64Nのカスケード設定をONにした場合」(218 ページ)および「「Cascade Setting」ダイアログボックス」(224ページ)をご参照ください。 NOTE ケーブルを接続する場合も、デザイナーウィンドウ上で結線する場合も、ループ接続にならないようにご注意ください。 ● Cascade In(カスケードイン) Cascade Inコンポーネントには、CASCADEバスからの入力信号が割り当てられています。カス ケード接続されたどのDME64Nでも同じ信号を出力することができ
第6章 コンポーネントガイド ● Cascade Out(カスケードアウト) Cascade Outコンポーネントは、CASCADEバスに出力するポートが割り当てられています。 CASCADEバスに出力したい信号をここに結線します。同じチャンネルに複数のDME64Nから信号 が入力された場合は、各信号がサミングされます。メーターは、本体リアパネルのCASCADE OUT 端子に出力する信号レベルを表示します。 NOTE DME64N間のカスケード接続では、ユニットが増えるごとに数サンプル分の遅延が発生しますが、ユニットごとの遅延時間 の差は自動的に補正されます。この遅延補正は、ユニット内での補正とは独立しています。 コンポーネントを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Open Component Editor] をクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。チャンネル数が異なるだけで、 コンポーネントエディターの構成は共通です。 名称 1 メーター 機能 各チャンネルの信号レベルを表示します。 DME Designer 取扱説明書 495
第6章 コンポーネントガイド 次の図はDME64Nを3台カスケード接続した例です。DME64N間のカスケード接続では双方向で 信号が送受信されます。BUS 1を使用して、DME64N #1のコンポーネント 1 からの信号を DME64N #2およびDME64N #3に分配しています。BUS 32を使用して、DME64N #2のコン ポーネント 4 からの信号とDME64N #3のコンポーネント 6 からの信号をサミングして、 DME64N #1のコンポーネント 2 に戻しています。 CASCADE bus DME64N #1 Parallel CASCADE IN CASCADE OUT 1 1 Summing 1 DME Designer 32 2 32 DME64N #2 CASCADE IN 1 CASCADE OUT 3 1 DME Designer 4 32 32 DME64N #3 CASCADE IN 1 CASCADE OUT 5 1 DME Designer 32 物理接続 6 32 コンポーネント間の信号の流れ IN BUS 1 1
第6章 コンポーネントガイド アナログ入出力 DME24NおよびDME Satelliteのコンフィギュレーションウィンドウには、[Analog Input]と [Analog Output]のブロックがあります。 ● Analog Input コンポーネントを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Open HA Editor]をクリッ クするとエディターが表示されます。 NOTE Analog InputがあるのはDME24N/DME8i-C/DME4io-C/DME8i-ES/DME4io-ESです。DME24N/DME8i-C/DME8iESは8chでDME4io-C/DME4io-ESは4chです。 1 2 コンポーネントをダブルクリックするか、コンポーネントを右クリックすると表示されるコンテキス トメニューの[Open Input Component Editor]をクリックすると、コンポーネントエディターが表 示されます。 パラメーター 設定範囲 機能 1 +48V ON/OFF ファンタム電源(+48V)をONにします。 2 Gain +10〜-60dB
第6章 コンポーネントガイド ・ ファンタム電源をオンにしたまま機器を[IN]/[INPUT]端子で抜き差ししないでください。外部機器および本体の故障の原 因になります。 ・ スピーカー保護のために、パワーアンプ(パワードスピーカー )の電源をオフの状態で、ファンタム電源をオン/オフしてく ださい。また、出力レベルは、すべて最小にしておくことをおすすめします。大音量が出て、聴力障害または外部機器の損 傷になることがあります。 ● Analog Output [Analog Output]をダブルクリックするか、コンポーネントを右クリックすると表示されるコンテキ ストメニューの[Open Output Component Editor]をクリックすると、コンポーネントエディター が表示されます。表示される内容は、Slot Outコンポーネントエディターと同じです。 NOTE Analog OutputがあるのはDME24N/DME8o-C/DME4io-C/DME8o-ES/DME4io-ESです。DME24N/DME8o-C/ DME8o-ESは8chでDME4io-C/DME4io-ESは4chです。
第6章 コンポーネントガイド SP2060入出力 SP2060のコンフィギュレーションウィンドウには、[SP2060 Input]と[SP2060 Output]の ブロックがあります。 ● SP2060 Input [SP2060 Input]をダブルクリックするか、[SP2060]を右クリックすると表示されるコンテキス トメニューの[Open Component Editor]をクリックすると、エディターが表示されます。 SP2060 Inputコンポーネントエディター 3 2 4 1 名称/パラメーター 1 Input Select 設定範囲 Analog IN A/B アナログ入力のABチャンネルをそれぞれ 入力信号として使用します。 機能 入力信号を選択します。 Analog IN A/A アナログ入力のAチャンネルを両入力信号 として使用します。 Digital IN L/R デジタル入力のL/Rチャンネルをそれぞれ 入力信号として使用します。 Digital IN L/L デジタル入力のLチャンネルを両入力信号 として使用します。 2 Input Level -∞〜+
第6章 コンポーネントガイド CobraNet入出力 DME8i-C/DME8o-C/DME4io-Cのコンフィギュレーションウィンドウには、[CobraNet Input]と [CobraNet Output]のブロックがあります。 ● CobraNet ブロックをダブルクリックするか、ブロックを右クリックする表示されるコンテキストメニューの [Open Input Component Editor]または[Open Output Component Editor]をクリックすると、 コンポーネントエディターが表示されます。表示される内容は、Slot InおよびSlot Outコンポーネ ントエディターと同じです。 コンポーネントを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Open CobraNet Editor]を クリックすると、エディターが表示されます。 CobraNet コンポーネントエディター 1 2 3 4 5 6 7 セクション 設定範囲 機能 1 Setting from this Editor Disable/Enable Disableを選択するとCob
第6章 セクション 7 Properties 名称/パラメーター Advanced 設定範囲 - コンポーネントガイド 機能 「Advanced Settings」ダイアログボック スを開きます。 *CobraNet ManagerなどでCobraNet経由で設定を行なう場合は、Disableを選択してください。Enableを選択すると誤設定の原因になる場 合があります。 NOTE CobraNetについては、「DME8i-C/DME8o-C/DME4io-C取扱説明書」をご覧ください。 「Advanced Settings」ダイアログボックス 1 2 3 セクション 1 Channel per Bundle 2 Conductor Priority 3 Initialization of all Parameters 名称/パラメーター 設定範囲 機能 Input 1、2、4、8 入力1バンドルあたりのチャンネル数を設定し ます(*1)。 Output 1、2、4、8 出力1バンドルあたりのチャンネル数を設定し ます(*1)。 Auto 0〜255 コン
第6章 コンポーネントガイド EtherSound入出力 DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESのコンフィギュレーションウィンドウには、[EtherSound Input]と[EtherSound Output]のブロックがあります。 ● EtherSound ブロックをダブルクリックするか、ブロックを右クリックする表示されるコンテキストメニューの [Open Input Component Editor]または[Open Output Component Editor]をクリックすると、 コンポーネントエディターが表示されます。表示される内容は、Slot InおよびSlot Outコンポーネ ントエディターと同じです。 EtherSound入出力コンポーネントでは、ルーティングなどのEtherSound設定はできません。 EtherSound設定は、AuviTran社のソフトウェアAVS-ESMonitorで設定してください。 502 DME Designer 取扱説明書
第6章 コンポーネントガイド MY-Card(Mini-YGDAIカード) DMEの拡張スロットに追加されたカードの入出力を示します。カードの種類により、以下のコン ポーネントがあります。 Input Format/Output Format Double Channelモードでは、動作中の高サンプリングレート(88.2/96kHz)の半分のレートで デジタルオーディオデータを送受信し、データを2チャンネルで取扱います。このため実際のチャン ネル数は半分になり、偶数チャンネルが無効になります。 高サンプリングレート(88.2/96kHz)動作時の入出力モードです。 Double Speedモードでは、動作中の高サンプリングレート(88.2/96kHz)でデジタルオーディオ を送受信します。 Singleモードでは、動作中の高サンプリングレート(88.2/96kHz)の半分のサンプリングレートで オーディオデータを送受信します。 設定例 相手機器の動作クロック DMEの動作クロック 88.2/96kHz (Double Channel) 88.
第6章 コンポーネントガイド ● MY8-AE96S ブロックを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Open MY-Card Editor]をクリッ クすると、エディターが表示されます。 1 3 2 4 パラメーター 設定範囲 機能 1 Input Format DOUBLE SPEED DOUBLE CHANNEL 88.2/96kHz時のフォーマットを選択します。 2 Double Fs ON/OFF ONにするとMini-YGDAIカードからのワードクロックのスピー ドが2倍になります。このカードがワードクロックのマスターに 設定されているときのみ表示されます。 3 Output Format DOUBLE SPEED DOUBLE CHANNEL 88.
第6章 コンポーネントガイド ● MY16-C ブロックを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Open MY-Card Editor]をクリッ クすると、エディターが表示されます。 1 2 3 4 5 6 セクション 名称/パラメーター 設定範囲 機能 1 Setting Priority Setting Priority Hardware/ Software Hardwareを選択するとMY16-Cのスイッ チ設定が優先され、Softwareを選択すると DME Designerの設定が優先されます。 2 High Sampling Mode Input Format DOUBLE CHANNEL / SINGLE 88.
第6章 コンポーネントガイド ● MY16-CII ブロックを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Open MY-Card Editor]をクリッ クすると、エディターが表示されます。 1 2 3 4 5 6 セクション 名称/パラメーター 設定範囲 機能 1 Setting from this Editor Disable/Enable Disableを選択するとCobraNet経由での設定 が優先され、Enableを選択するとDME Designerの設定が優先されます。(*) 2 High Sampling Mode Input Format DOUBLE CHANNEL / SINGLE 88.
第6章 コンポーネントガイド ● MY4-AEC ブロックを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの[Open MY-Card Editor]をクリッ クすると、エディターが表示されます。 2 1 3 セクション 1 2 3 Sampling Rate Converter 名称 設定範囲 機能 On(In) ON/OFF 入力側のチャンネル1/2および3/4のサンプリング レートコンバーターをONにします。 On(Out) ON/OFF 出力側のチャンネル1/2および3/4のサンプリン グレートコンバーターをONにします。 Fs Type 44.1k 48k 88.
第6章 コンポーネントガイド Remote Controlled Head Amp (外部ヘッドアンプ機器) ゾーンウィンドウに配置したAD824とAD8HRのコンポーネントがあります。 ● AD824 ヤマハA/Dコンバーター AD824をコントロールします。AD824は、8チャンネルのアナログ→ デジタルコンバーターです。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 NOTE プロパティダイアログボックスでDMEを選択していない場合は、ダブルクリックしても、コンポーネントエディターは表示 されません。(233ページ) AD824コンポーネントエディター 1 3 パラメーター 508 2 設定範囲 機能 1 +48V ON/OFF ファンタム電源(+48V)をONにします。 2 Gain +10〜-62dBu ヘッドアンプゲインを設定します。 3 Word Clock 48kHz 44.
第6章 コンポーネントガイド ● AD8HR ヤマハA/Dコンバーター AD8HRをコントロールします。AD8HRは、高音質ヘッドアンプを搭載し た8チャンネルのアナログ→デジタルコンバーターです。 コンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが表示されます。 NOTE プロパティダイアログボックスでDMEを選択していない場合は、ダブルクリックしても、コンポーネントエディターは表示 されません。(233ページ) AD8HRコンポーネントエディター 1 2 3 5 4 6 パラメーター 設定範囲 機能 1 +48V ON/OFF ファンタム電源(+48V)をONにします。 2 HPF ON/OFF HPFをONにします。 3 Frequency 20〜600Hz カットオフ周波数を設定します。 4 Gain +10〜-62dBu ヘッドアンプゲインを設定します。 5 Word Clock 96kHz 88.2kHz 48kHz 44.
第6章 コンポーネントガイド コンポーネント用語 Adjustable Gc(AdjustGc) フィルター特性の1種です。Gc(カットオフ周波数のゲイン)を-6dB〜+6dBの間で調整できます。 -3dBにするとButterworthフィルター、-6dBにするとLinkwitz-Rileyフィルターになります。 Attack(アタックタイム) ダイナミクスのコンポーネントで、コンポーネントが作動してからどのくらいの時間で信号を圧縮/ 伸長するかを設定します。アタックタイムを速くするとほぼ瞬時に圧縮/伸長され、遅くするとサウ ンドの初期アタック部分は圧縮/伸長されません。 Bessel フィルター特性の1種です。位相特性を重視した曲線で、減衰はButterworthよりゆるやかですが、 方形波を通過させたときに波形の乱れがありません。 Butterworth(Butrwrth) フィルター特性の1種です。もっとも一般的な特性です。通過域は平坦で、カットオフ周波数におけ るゲインは-3dBです。 Bypass(バイパス) 信号を変化させず、そのまま通過させます。ONにするとバイパス音(変化させない音
第6章 コンポーネントガイド Fade シーンリコールでフェーダーの位置が大きく変わったときのフェーダーの動きを設定します。 ONにすると、徐々にジャンプ後の位置に動きます。OFFにすると、リコールしたシーンに保存され たパラメーターに瞬時にジャンプします。 Frequency(フリケンシー ) 周波数を設定します。ディエッサーでは、コンポーネントが動作しているときに圧縮する信号の最低 周波数、BPF、HPF、LPFなどのフィルターではカットオフ周波数を設定します。グラフィックイ コライザーでは、周波数帯域のボタンとしても使用します。 Gain(ゲイン) 信号レベル全体の増幅率を設定します。 Gain Correct(ゲイン補正) オートミキサーで、開いているチャンネル数に応じて自動で出力レベルを抑えます。多数のマイクを 使用する場合、たくさんのチャンネルを同時に開くとフィードバックを起こす可能性があります。 ゲイン補正によって、フィードバックを避けます。 Hold(ホールドタイム) 入力信号がスレッショルドを下回ったあとにゲートを閉じ始めるまでの待ち時間です。 KeyIn(キーイン) コンポー
第6章 コンポーネントガイド Linkwitz-Riley(Linkwitz) フィルター特性の1種です。フィルターの次数は2の累乗で、LPFとHPFの出力を電圧合成したと き、全周波数帯域でゲインが±0dBになるような特性です。通過域は平坦ですが、カットオフ周波数 におけるゲインは-6dBです。 Pan(パン) 入力信号を左右に振り分ける割合を設定します。 Pan Nominal Position(パンノミナルポジション) パンの±0dBの基準を設定します。[Center](センターノミナル)と[LR](LRノミナル)があります。 センターノミナルは、パンの設定がセンターのときにノミナルレベル、パンを左または右に振り切っ たときに+3dBになります。 LRノミナルは、パンの設定がセンターのときに-3dB、パンを左または右に振り切ったときにノミナ ルレベルになります。 Phase(フェーズ) 信号の位相を反転します。ONにすると逆相、OFFでは正相になります。 Q 音を変化させる周波数帯域の幅を設定します。値が大きいほど幅が狭くなり、カーブが急になりま す。 パラメトリックイコライザーで、ゲインを
第6章 コンポーネントガイド Release(リリースタイム) トリガー信号のレベルがスレッショルドより下がり、コンポーネントが作動しなくなるときから、 通常のゲインに戻るまでの時間を設定します。 リリースタイムが短いと、ゲインが急激に戻るため、音が飛び出すように聞こえます(ゲインの変動 が耳につきます)。リリースが長すぎると、ゲインが戻らないうちに次のレベルの高い信号が入力さ れて、圧縮が適切に行なわれないおそれがあります。リリースタイムの設定は、0.11〜0.
付録 オプション DMEシリーズのオプションのコントローラーとして、ICP1、CP4SW、CP4SF、CP1SFがあり ます。ICP1はEthernet接続、CP4SW、CP4SF、CP1SFはGPI接続となります。 ICP1の設定と操作 Ethernetを使用してDMEシリーズと接続するコントローラーです。DMEシリーズと同様に1台ご とにIPアドレスを持っています。DME64N/24Nと同じディスプレイを装備して、離れた位置から 同じデバイスグループのDMEシリーズを操作できます。 ICP1の各部の名称 1 2 3 7 8 ! @ 4 5 6 9 ) 1 [F1]キー メイン画面の表示中は、画面左上のUser Defined Buttonの設定ダイアログを表示させます。 ユーティリティ画面の表示中は、ディスプレイの中のカーソルを左に移動させます。 2 [F2]キー メイン画面の表示中は、画面中央上のUser Defined Buttonの設定ダイアログを表示させます。 ユーティリティ画面の表示中は、ディスプレイの中のカーソルを上に移動させます。 3 [F3]キー メイン画面の
付録 5 [F5]キー メイン画面の表示中は、画面中央下のUser Defined Buttonの設定ダイアログを表示させます。 ユーティリティ画面の表示中は、ディスプレイの中のカーソルを下に移動させます。 6 [F6/MUTE]キー メイン画面の表示中は、画面右下のUser Defined Buttonの設定ダイアログを表示させます。 2秒以上押すとミュートダイアログが表示されます。 7 [HOME]キー ディスプレイにメイン画面を表示します。メイン画面の表示中に押した場合は、User Defined Button(516ページ)の表示ページが切り替わります。 8 [SCENE]キー ディスプレイにシーンの呼び出し(シーンリコール)のダイアログ(Scene Recallダイアログ)を 表示します。(520ページ) 2秒以上押した場合は、現在のシーンの保存(シーンストア)を確認す るダイアログ(Scene Storeダイアログ)が表示されます。(520ページ) Scene Recall/Store ダイアログの表示中はインジケーターが緑色に点灯します。 9 [CANCEL]キー ディスプレイに表示されたダ
メイン画面 が右端にある場合に[HOME]キーを押すと、ページス 電源を入れてしばらくすると、メイン画面が表示され ます。メイン画面は、現在のシーン情報を表示します。 4 EDITインジケーター クロールバーは左端に移動します。 NOTE DMEシリーズ本体にシーン情報が登録されていない場合(お買 上げ時など)は、何も表示されません。 5 6 7 1 3 5 ミュート表示 現在のスロットやアナログ出力(DME24Nのみ)の ミュートのON/OFFを表示します。 2 4 シーンをリコールした後でパラメーターを変更した場 合に表示されます。 : ミュートON : ミュートOFF 6 出力レベル情報 2 1 シーン情報 シーン番号とシーン名称を表示します。シーン名称は、 DME Designerで設定します。シーン名称で 表示できる文字数は、全角6文字、半角12文字までで 現在の出力レベルを10段階で表示します。出力レベ ルが高いほどバーが長く表示されます。 7 パネルロックアイコン パネルロックがONの場合に表示されます。 : パネルロックON (パネルロック状態) す。全角文字
設定変更用ダイアログ 設定変更ダイアログは、パネル上の[SCENE] [F6/ MUTE]キーなどを押した場合などに表示されます。 シーン切り替えやレベ ル設定など、設定を変更したい項目を変更できます。 ユーティリティ画面の設定を変更する場合も表示され ます。カーソルを[F1][F2][F3][F5]キーで変更した い項目に移動し、[ENTER]キーを押すと設定変更用ダ イアログが表示されます。カーソルは[F1]キーで左、 [F2]キーで上、[F3]キーで右、[F5]キーで下に移動し ます。 変更できる数値が1か所のダイアログ 1.数値を変更する場合は、ダイアルを回します。 ダイアルを回すとすぐに値が変更されます。 設定変更用ダイアログには大きく分けて • 数値変更ダイアログ • リスト選択ダイアログ • ON/OFF切り替えダイアログ の3種類があります。 数値変更ダイアログ 数値を変更するダイアログです。 ダイアログによっては数値の左側にフェーダーまたは ノブ、および最小値と最大値の表示があります。 フェーダーがついている数値変更ダイアログの例 1 5 2.
2. ダイアルで数値を指定します。 リスト選択ダイアログ リストから1つの項目を選択するダイアログです。 ダイアルを回すと、リストがスクロールします。 スクロールしたときに、中央に来た項目が反転表示さ れるダイアログと、反転表示されている項目も一緒に スクロールされるダイアログがあります。 反転表示されている項目も一緒にスクロールさ れるダイアログ 3. 手順1と2を繰り返して、変更したい数値をすべ て指定します。 4. すべての数値を指定したあと、[ENTER]キーを 押します。確認ダイアログが表示されるので、 もう1度[ENTER]キーを押します。 指定した数値が設定されます。 1. ダイアルを回すと、リストがスクロールします。 スクロールしても、選択されている項目は変わりま せん。 2.[ENTER]キーを押すと、中央に表示されている 項目に切り替わります。 ENTER NOTE ダイアログによっては、[ENTER]キーを押すと、確認ダイアロ グが表示されるものがあります。 その場合は、もう1度[ENTER]キーを押してください。 3.
ON/OFF切り替えダイアログ ミュートの切り替え ON/OFFを設定するダイアログです。 (「ミュートの切り替え」のミュートダイアログなど) DMEシリーズの出力のミュートを切り替えます。 1. ダイアルを時計回りに動かすとONに、反時計回 1.[F6/MUTE]キーを2秒以上押します。 Mute (ミュート)ダイアログが表示されます。 りに動かすとOFFになります。 2.[ENTER]キーを押すと、ダイアログが閉じます。 設定変更ダイアログは、パネル上の[SCENE] [F6/ MUTE]キーなどを押した場合も表示されます。シー ン切り替えなど、設定を変更したい項目を変更でき ます。 2.MuteダイアログでミュートのON/OFFを切り 替えます。 User Defined Button (ユーザー定義パラメーター )の変更 1.
シーンリコール (シーンの呼び出し) シーンストア (シーンの保存) シーン(5ページ)を切り替えます。 シーンストアすると、現在のシーン情報を保存します。 1.[SCENE]キーを押します。 1.[SCENE]キーを2秒以上押します。 Scene Recall (シーンリコール)ダイアログが表示 されます。 2.Scene Recallダイアログでシーンを選択しま す。 シーンを選択する方法はリスト選択ダイアログ (518ページ)をご覧ください。 確認のために、Scene Store (シーンストア)ダイ アログが表示されます。 2.[ENTER]キーを押します。 シーン情報が保存されます。 NOTE 保存を中止したいときは、[CANCEL]キーを押してください。 3.[ENTER]キーを押します。 確認のメッセージが表示されます。 4.
ユーティリティ画面 ユーティリティ画面は、主にICP1の機器の状態を設定します。 ユーティリティ画面で表示される項目 ページ 項目 Info 説明 説明ページ 機器の基本的な情報を表示/設定します。 Label ICP1につけられた名前を表示します。 Version 機器の内蔵プログラムのバージョンを表示します。 Net 522ページ Ethernet接続情報を表示/設定します。 Master/Slave デバイスグループマスター /ゾーンスレーブを表示します。 IP Adr. 機器のIPアドレスを表示/設定します。 MASTER ID グループマスターのIDを表示/設定します。 Link Mode [NETWORK]端子の状態を表示/設定します。 MAC Adr.
ユーティリティ画面の操作方法 1 Master/Slave (マスター /スレーブ) ユーティリティ画面は以下の方法で操作します。 デバイスグループマスター /スレーブを表示します。 ICP1では「Slave」(スレーブ)固定です。 1. ユーティリティ画面を表示させるには、メイン 画面で[F4/UTILITY]を2秒以上押します。 2. 表示させたいページが表示されるまで、[F4/ UTILITY]キーを数回押します。 2 IP Adr. (IPアドレス) 機器のIPアドレスを表示/設定します。 設定方法は数値変更ダイアログ(517ページ)をご覧く ださい。 3. ページの中で変更したい項目は [F1][F2][F3][F5]キーを押して選択します。 4.
Dispページ (表示設定ページ) ディスプレイ表示の状態などを表示/設定します。 1 2 [F1][F3]キーを押してカーソルを移動し、ダイアルを 回して文字を指定してください。すべての文字を 指定したあと、[ENTER]キーを押してください。 1 LCD Contrast (LCDコントラスト) ディスプレイのコントラストを表示/設定します。 設定は0〜100%です。 設定方法は数値変更ダイアログ(517ページ)を ご覧ください。 2 LCD Backlight (LCDバックライト) ディスプレイのバックライトの点灯状態を表示/設定し ます。設定は「ON」と「OFF」の2種類があります。 ON: 常に点灯します。 OFF: パネル操作すると点灯し、パネル操作が 終わってから10秒後に消灯します。 [ENTER]キーを押すと「ON」と「OFF」が切り替わ ります。 Lockページ (セキュリティ設定ページ) パネルロックなどの状態を表示します。 1 2 3 4 「Unlock」の状態から「Lock」に変更する場合も、パ スワードの入力が必要です。 NOTE パスワードの管理は非常に重要です。パ
Miscページ (その他の設定ページ) ICP1の初期化 他のページで設定しない項目を表示/設定します。 次の操作で内蔵メモリーを初期化できます。 1 2 3 内蔵メモリーを初期化すると、それまでメモリー内に保 存されていた内容が失われます。以下の操作は慎重に行 なってください。 1.ICP1の電源がオンになっている場合は、AC アダプターを抜いて電源をオフにします。 1 Scene Store (シーンストア) シーンの保存(シーンストア)が可能かどうかを表示/設 定します。「Enable」と「Disable」があります。 Enable: シーンストアできます。 Disable: シーンストアできません。 設定方法はリスト選択ダイアログ(518ページ)を ご覧ください。 NOTE シーンの保存方法については、520ページをご覧ください。 NOTE この設定は機器単体に対するものです。1台のICP1で 「Disable」に設定しても、「Enable」に設定している同じデバ イスグループのDMEシリーズでは、シーンの保存ができます。 2 Last Mem.
「故障かな」と思ったら (トラブルシューティング) DME Designerの最新情報はヤマハプロオーディオサイト http://www.yamahaproaudio.
索引 数字 Divergence(ダイバージェンス) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 510 4つのデザインウィンドウ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 205 DME . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 216 DME Designer Allファイル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45 A DMEデータのインポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42 [About]メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
索引 LCD Contrast . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 523 Q LCDコントラスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 523 Q . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 512 LCDバックライト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 523 LCR . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 460 R Legend(題名欄) . . . . .
索引 V サ Version . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 522 [最近使ったファイル]からプロジェクトファイルを開く . . . . . . . . . . 40 [View]メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65, 208 シ W シート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 266 Wav File Manager(ウェーブファイルマネージャー ) . . . . . . . . . . 110 シーンストア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
索引 ノ ユーザーモジュールの保存 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 316 ノブとスライダーの変換 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 350 ユーティリティ画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 521 ユーティリティ画面の操作方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 522 ハ パーシャルリコール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88 ユーティリティ画面ロック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 523 バックアップ . . . . . . . .
C.S.G.