DIGITAL MIXING ENGINE 取扱説明書 JA
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製 品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々 への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示 するために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。 警告 電源 / 電源コード 接続 電源は必ず交流100Vを使用する。
安全上のご注意 分解禁止 異常に気づいたら この 機器 の 内部 を開 け たり、 内部の部 品を分解 したり改 造 禁止 電源コードやプラグが いたんだ場合、 または 使用中に音が出 なくなったり異常なに おいや煙が出たりした場合は、すぐに したりしない。 感電や 火災、けが、 ま たは故 障 必ず実行 電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜く。 感電や火災、または故障のおそれがあり ます。 至急、お買い上 の原因になります。 異常を感じ た場合 など、点検や 修理 は、 必 げの販売 店または巻 末のヤマ ハ電気音響 製品サービ ス拠点 に点検をご依頼ください。 ずお買い 上げの販 売店ま たは 巻 末の ヤ マ ハ 電 気 音 響 製 品 この 機器を 落とす など して破 損した 場合 は、 すぐ に電 源ス サービス拠点にご依頼ください。 イッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜く。 感電や火災、または故障のおそれがあり ます。 至急、お買い上 必ず実行 水に注意 げの販売 店または巻 末のヤマ ハ電気音響 製品サービ ス拠点 に点検をご依頼ください。
安全上のご注意 使用時の注意 この機器の通風孔をふさがない。 内部の温度上昇を防ぐため、この機器のフロントパネルおよ 禁止 この機器の通風孔のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 びリアパネルには通風孔があります。特に、この機器をひっ くり返したり、横倒しや前後逆さまにしたり、風通しの悪い 狭いところに押し込めたりしな い。機器内部に熱がこもり、 故障や火災の原因になることがあります。 禁止 この機器の通風孔のすき間から金属や紙片などの異物を 入れない。 テレビやラ ジオ、 ス テレオ、携帯電話 など他の 電気製品の 近 くで使用しない。 この機器ま たはテレビ やラジオな どに雑音が 生じる場合 が 禁止 禁止 あります。 感電、ショ ート、 火 災や 故障 の原因 にな ること があ ります。 入った 場合は、すぐに電源 スイッチ を切り、電源プラグ をコ ンセントから抜いた上 で、 お買い上げの販売 店または巻末の ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。 聴覚障害の原因になります。 禁止 接続
目次 目次 はじめに 取扱説明書の構成 . . . . 付属品 . . . . . . . . . . . . . DME64NとDME24N. . . オプション . . . . . . . . . . . ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... DME64N/24Nオーディオシステム ... ... ... ... 6 パネル操作と画面 .6 .6 .7 .7 パネルのボタンと画面表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . 36 メイン画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37 設定変更用ダイアログ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38 8 DME64N/24Nオーディオシステムでできること. . . . .8 システム構成例 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
はじめに はじめに このたびは、ヤマハデジタルミキシングエンジンDME64N/24Nをお買い求めいただきまして、ありがとう ございます。 DME64N/24Nと付属ソフトウェアDME Designerを使用することで、設備音響、サブミキシング、 スピーカーシステムコントローラー、マトリックス/ルーティング、マルチエフェクト処理などの、さまざまな オーディオシステムを自由に構築できます。 DME64N/24Nの優れた機能を使いこなしていただくために、ぜひこの取扱説明書をご活用いただけ ますようご案内申し上げます。また、ご一読いただいたあとも不明な点が生じた場合に備えて、大切に 保管いただけますようお願い申し上げます。 は じ め に ■ 取扱説明書の構成 DME64N/24Nに付属している取扱説明書は以下のとおりです。 DME64N/24N取扱説明書(本書) DME64N/24N本体およびオプションの操作方法、施工方法、仕様などについて記述しています。 DME Designerインストールガイド ソフトウェアDME Designerおよび付属ドライバー (USB-MIDI Driver、DME-N Net
はじめに ■ DME64NとDME24N DME64Nは4基のI/Oカード用スロット、DME24Nは1基のI/Oカード用スロットと8チャンネルのアナログ オーディオ入出力をそれぞれ装備しています。 スロットに装着するI/Oカードは1枚で最大16チャンネルのオーディオ信号を入出力できますので、 DME64Nは最大64チャンネル、DME24Nは最大24チャンネルのオーディオ入出力が可能です。 また、DME64NはDME24Nの約2倍のDSPを搭載しています。 ■ オプション は じ め に コントロールパネル • インテリジェントコントロールパネルICP1 • コントロールパネルCP4SW • コントロールパネルCP4SF • コントロールパネルCP1SF NOT E コントロールパネルについては「付録」(54ページ)をご覧ください。 mini-YGDAI (Yamaha General Digital Audio Interface) カード (I/Oカード) • MY16-C、MY16-AT、MY16-AE、MY16-TDなど NOT E 使用できるmini-YGDAIカードおよびカードの装着方法は「
DME64N/24N オーディオシステムでできること DME64N/24Nオーディオシステム DME64N/24Nオーディオシステムでできること DME64N/24Nは、基本的なミキサーやマトリックス出力に加え、フルレンジの処理モジュール、イコライザー、コンプ レッサー、リバーブ、ディレイ、エフェクトなどの機能も実現できます。ソフトウェアDME Designerを使用して、これ らの機能を組み合わせ 必要なオーディオシステムに対応します。 大規模なオーディオシステムの中央オーディオ処理ユニットおよびルーティングユニットとしての使用、据え置き型シス テムおよび一時的に設置 するシステムの機能の拡張にも利用できます。 以下にいくつかの例を紹介します。 マトリックス マトリックスは、多くの入 力信 号を組み合わせて、多くの出 力信 号を作ります。コンサート会場など に使 用します。 D M E 6 4 N / 2 4 N オ ー デ ィ オ シ ス テ ム マトリックス出力 (ステージ上への モニター出力など) オーディオ 信号 インプット アウトプット ミックス出力 (F.O.H.
システム構成例 システム構成例 1台のDME24Nを使用する場合: 会議室での設置 1台のDME24Nを使用して、4 つの区 画の音 響をコントロールするシステム構成例です。 DME24N には、マイクプリアンプとADコンバーターが内蔵されているため、最 大8 本のマイクを直接DME24N に接 続できます。また、8 チャンネルのアナログオーディオ出力を、DME24Nから4 台のステレオパ ワーアンプへ 直接出 力できます。 それぞれに離 れた数区 画があり、各区 画にBGMやマイク入 力が 必要なシステムにも対応できるようにDME24Nを設定できます。 下記のイラスト例は、1 つの区 画で はICP1を使用してシーンをリコールしたり、パラメーターをコントロールしたりしています。 他の区画 では、フェーダーとスイッチを装備したCP1SF (コントロールパネル)を使用して、マイク入力とBGMの レベルを調節しています。 CD Player For Region A For Region B D M E 6 4 N / 2 4 N オ ー デ ィ オ シ ス テ ム DME24N MY8-AD 1~8
システム構成例 複数のDME64Nを使用する場合: 大規模スタジアムまたは多目的ホールのシステム このシステム構成 例では、中央コントロールルームにおいてDM1000 (デジタルミキサー )を使用して、 マイクからのオーディオ信号をBGMや他の 音源とミックスします。 MY16-AEカード(デジタルI/Oカー ド)を装着したDM1000とNHB32-C (ネットワークハブブリッジ)は、中央コントロールルームからの出力 信号をマルチモード光ケーブルを通して最 大2km 離れたDME64Nに出力できます。中央コントロー ルルームには、DME Designer が起 動してシステムをコントロールするコンピューター、DME64Nを コントロールするICP1も設置されています。 中央コントロールルームからのオーディオ信号と制御信 号は、CobraNet (Ethernetケーブル)を経由して、4 つのアンプルーム(ゾーン)に送られます。 各アンプルームにある1 台以 上のDME64Nは、信号のルーティングや出力 信号の 加工 (イコライザー、 リミッター、クロスオーバー )を行ない、合成されたデジタル出力信 号を、A
DME64N/24N オーディオシステムのネットワーク DME64N/24Nオーディオシステムのネットワーク DME64N/24Nオーディオシステムは、制御空 間に「エリア」と「ゾーン」という考え方を導入しています。システ ム全体の空間を「エリア」、その中で個別の音響効 果を持った空間を「ゾーン」と呼びます。コンピューターから システム全体(エリア)および個々のゾーンをコントロールできます。 1つのゾーンは最大 16台の DME64N/24Nによって構成されます。 ゾーンの中のすべてのDME64N/24Nは Ethernetによりネッ トワーク接続されており、1つのオーディオシステムとして動作します。 ゾーンにはゾーンマスターと呼ばれるDME64N/24Nが必ず1台存在し、同じゾーン内のDME64N/24NやICP1 (ゾーンスレーブ)をコントロールします。コンピューターをゾーンマスターと接続するとゾーンの中のす べての機器を コントロールできます。 エリア D M E 6 4 N / 2 4 N オ ー デ ィ オ シ ス テ ム ゾーン エリア ゾーン ゾーン DME64N DME64N
DME64N/24N オーディオシステムのコントロール DME64N/24Nオーディオシステムのコントロール DME64N/24Nオーディオシステムは「コンポーネント」「パラメーター」「コンフィグレーション」「ユーザー定義パラ メーター」「シーン」という考え方でコントロールされます。 コンポーネントおよびパラメーター イコライザーやコンプレッサーなどの各 種オーディオ処理モジュールを「コンポーネント」と呼びます。 外部に接 続されるヘッドアンプ コントロールモジュールなどもコンポーネントとして用 意されています。 コンポーネントのパラメーターを変更 することでコンポーネントの動作をコントロールできます。 コンフィグレーション 目的のオーディオシステムを構築するためにコンポーネントを組み 合わせたものがコンフィグレーション です。コンフィグレーションによってDME64N/24Nの機 能が 決定します。また、コンフィグレーション に含まれるすべてのコンポーネントのパラメーターセットをプリセットパラメーターと呼びます。 1台の DME64N/24Nに複数のコンフィグレーション、1 つのコンフィグレーションに複
DME Designer DME Designer DME DesignerはDME64N/24Nオーディオシステムを構築し、エリア全体をコントロールするソフトウェアです。 DME64N/24Nオーディオシステムの構築は、DME64N/24N本体ではできません。コンフィグレーションなどのシーン 情報は、コンピューターで作成し、DME 64N/24N本体に送り込む必要があります。 また、外部コントローラーがらのパラメーターのコントロール方法もDME Designerを使用して設定できます。 コンピューターとDME64N/24Nの接続方法は 「接続」 (22ページ)、DME Designerおよび接 続のために必要な ドライバーのインストール方法は「DME Designerインストールガイド」をご覧ください。 DME Designerの設定や操作の方法は 「DME Designer 取扱説明書」 をご覧ください。「DME Designer 取扱 説明書」 はDME Designerをインストールすると、コンピューターにコピーされます。 D M E 6 4 N / 2 4 N オ ー デ ィ オ シ ス テ ム
フロントパネル 各部の名称 フロントパネル DME64N ! 1 @ SCENE # HOME 2 $ UTILITY * % LEVEL º ¡ ™ ( CANCEL MUTE & £ ENTER 4 5 6 3 各 部 の 名 称 ^ ) 9 DME24N ^ ) 9 & 1 ! @ SCENE 2 3 4 5 6 # HOME $ UTILITY * % LEVEL MUTE ™ ( CANCEL º ¡ £ ENTER 7 8 7 8 1 [USB]端子 コンピューターと接続するときに使用します。 [USB]端 子でコンピューターと接続する場合、コンピューターに USB-MIDI Driverをインストールする必要があります。 ドライバーのインストールについては「DME Designer インストールガイド」をご覧ください。 2 [EXT.
フロントパネル 5 [MIDI]インジケーター [MIDI]端子を使用して通信しているときに点灯しま す。受信 時は緑色に、送信 時はオレンジ色に点灯しま す。通信に異常がある場合は、赤色に点灯します。 6 [MASTER]インジケーター ゾーンマスター (11ページ)の場 合は緑色に点灯しま す。ゾーンスレーブの場合は消灯します。 ゾーンマスターの設定 方法は 46ページをご覧ください。 7 [PEAK]インジケーター (DME24Nのみ) [IN] [OUT]端子(アナログオーディオ端子 )において、 オーディオ信号のレベルが −3dB以上の場合に赤色に 点灯します。 8 [SIGNAL]インジケーター (DME24Nのみ) [IN] [OUT]端子(アナログオーディオ端子 )において、 オーディオ信号のレベルが −40dB以上の場合に緑色 に点灯します。 NO T E DME64Nには[IN] [OUT]端子 (アナログオーディオ端子)はありま せん。 表示中に押した場合は、ユーティリティ画面のページ が切り替わります。 $ [LEVEL]ボタン ディスプレイに出力レベルを設定 するダイアログ (O
リアパネル リアパネル 4 DME64N 1 2 DME24N 6 7 5 ) 9 3 4 3 6 7 5 各 部 の 名 称 1 2 9 1 [AC IN]端子 3極のAC 電源端子です。 付属の電源コードを接続し ます。 接続方法は 「準備の手順」 (18ページ)をご覧 ください。 8 NOTE 本体から取るアースは1か所だけにしてください。 本体から2 か所以上のアースを取った場合、アースのループ現 象により、ハムノイズが発生する可能 性があります。 NO T E 電源コードが外れないように、付属の誤脱防止クランプを取り付 けてください。 NO T E 2極のコンセントを使用する場 合は、付属の変換プラグを使用し てください。 2 アース用ネジ アース付2 極コンセントを使用する場合は、付属の 変換プラグを使用して、アース線をアース端子に確実 に接続してください。アース端子がない2 極コンセント の場合は、このアース用ネジを使用してアースを落とし ます。アースを正しく行なうと、ハムノイズ、干渉ノイズ が軽減され、位相や定位 感が改善され音質が向上し ます。 N
リアパネル 5 [WORD CLOCK IN] [WORD CLOCK OUT]端子 ワードクロックの入出力に使用するBNC端子です。 接続方 法は「[WORD CLOCK] 端子の接続」(31ペー ジ)をご覧ください。ワードクロックの設定方法は「ユー ティリティ画面」の「WCLK ページ」(49ページ)をご覧く ださい。 6 [NETWORK]端子 コンピューターやほかのDME64N/24Nと接続する 100Base-TX/10Base-TのEthernet端子です。 通常 はネットワークのハブとストレートケーブルで接続する場 合に使用します。 詳細な接続方法は 「[NETWORK] 端子の接続」 (25ページ)をご覧ください。 7 [REMOTE]端子 ヘッドアンプAD8HR/AD824またはRS-232C対応コント ローラーの接続に使用するD-SUB9ピンの端 子です。 接続方 法は「[REMOTE]端子の接 続」 (32ページ)を ご覧ください。 9 I/Oスロット ヤマハ製およびサードパーティ製のmini-YGDAIカード (I/Oカード)を装着するスロットです。 使用できるヤマ ハ製カードは、
準備の手順 準備 準備の手順 DME64N/24Nを使用するには、以下の手順で準備します。 1. 必要に応じてI/Oカードを装着します。 「I/Oカードの装着」 (20ページ)をご覧ください。 2.
準備の手順 3. ゾーンをコントロールするコンピューターにDME Designerや必要なドライバーをインストー ルします。 インストール方法は別冊の 「DME Designerインストールガイド」をご覧ください。 4. コンピューターや外部機器と接続します。 接続方法は 「接続」 (22ページ)をご覧ください。 5. コンピューター、DME64N/24Nおよび外部機器の電源を入れます。DME64N/24Nの電源 を入れるには[POWER]スイッチを押します。 電源を入れるときはスピーカーから大きなノイズが出ないように、 音源、ミキサーまたはレコーダー、 パワーアンプの順 に電源を入れてください。 電源を切るときは、 逆の順序で切ってください。 初回起動 時にはディスプレイに何も表示されません。 DME Designerを使用して、シーン情報などを転 送する必要があります。 準 備 DME64N/24Nにシーン情報がある場合は、現在のシーン番号と名前がディスプレイに表示されます。 6.
I/Oカードの装着 I/Oカードの装着 DME64Nには4基、DME24Nには1基のI/Oスロットがあります。対応したmini-YGDAIカードをI/Oスロットに装着す ることで、DME64N/24Nのオーディオ信号の入出力チャンネルを拡張できます。 使用できるI/Oカード DME64N/24NのI/Oスロッ トで使用できるヤマハ製 mini-YGDAIカードは、次のとおりです。 (2004年7月現在 ) Card Name 準 備 Function Input Output No.
I/Oカードの装着 I/Oカードの装着方法 1. DME64N/24Nの電源がOFFであることを確認します。 電源が入っている場合は、あらかじめ電源をOFFにしておきます。 2. 図のように2本の固定ネジをゆるめて、スロットカバーを取り外します。 NOT E 準 備 取り外したスロットカバーとネジは、I/Oカードを取り外したときに必要になりますので、安全な場 所に保管してください。 3. 図のようにスロット内のガイドレールにカードの両端を合わせ、カードをスロットに挿入します。 カードの端 子部分がDME64N/24Nの端子に正しくはまるように、カードを奥まで押し込んでください。 ガイドレール 4.
接続 接続 DME64N/24Nは構築するオーディオシステムに応じて、ほかのDME64N/24Nや外部のオーディオ機器と接続します。 信号の種類 DME64N/24Nのオーディオシステムの信号は、次のように分けられます。 1 オーディオ信号 DME64N/24Nは、ほかのDME64N/24Nやその他のオーディオ機器とオーディオ信号を入出力しま す。オーディオ信号の入出力は、主にI/Oスロットに装着したカードを使用します。なお、DME24Nに は、本体に8 チャンネルのアナログ信号の入出力があります。 2 ゾーン全体の制御信号 ゾーン全体の DME64N/24NとICP1を制御します。ゾーン全体の制御 信号は2種 類あります。 ゾーンマスターのDME64N/24Nの間の信号 • エリア全体をコントロールするコンピューターやミキサーと、 • ゾーンマスターとそのほかのDME64N/24NやICP1の間の信号 エリア全体をコントロールするコンピューターは、DME Designerを使用してコンポーネントの送り込み や、パラメーターの設定を行ないます。 3 機器間の制御信号 個々の機器 間の制 御に使用しま
接続 他ゾーン 他ゾーン ゾーン ICP1 ルーター スイッチングハブ コンピューター GPIコントローラー (CP4SW/CP4SF/CP1SFなど) オーディオ信号 (パワーアンプ、 レコーダーなど) オーディオ信号 (マイクロフォン、 CDプレイヤーなど) DME64N/24N DME64N/24N マトリックス 外部プロセッサー 準 備 オーディオ信号 (パワーアンプ、 レコーダーなど) DME64N/24N 外部プロセッサー :オーディオ信号 :ゾーン全体の制御信号 :機器間の制御信号 :ワードクロック信号 ワードクロックマスター DME64N/24N 取扱説明書 23
接続 [USB]端子の接続 (USB接続) DME64N/24Nの[USB] 端子とコンピューターのUSB端子をUSBケーブルで接続します。 USB接続には、次の2 通りの使 用方法があります。 (1) DME Designerを使用して、ゾーンマスターのDME64N/24Nをコントロールする場合 (2) コンピューターアプリケーションのMIDIシーケンサーなどを使用して、任意のDME64N/24Nを MIDI信号でコントロールする場合 DME Designerでゾーン全体をコントロールする場合は、ゾーンマスター経由でコンポーネントをゾーン に送り込んだり、ゾーン全体をコントロールしたりします。 MIDIシーケンサーで個々のDME64N/24Nをコントロールする場合は、「MIDIページ」(50ページ)の HOSTを「USB-1」または 「USB-2」に設定する必要があります。 NOT E MIDIシーケンサーと送受 信するMIDI信号とシーンのパラメーターの対応はDME Designerを使用して設定します。 NOT E DME Designerが使用しているUSB ポートは、MIDIシーケンサーなどのア
接続 [NETWORK]端子の接続 (Ethernet接続) DME64N/24Nはリアパネルの[NETWORK]端子を使用してEthernet接続できます。 Ethernet接続には、次の2 通りの使 用方法があります。 • コンピューターとゾーンマスターの接続 • ゾーンマスターとゾーンスレーブの接続 Ethernet接続するには、接続する機器の IPアドレスを適切に設定する必要があります。 IPアドレスの 設定方法は 「ユーティリティ画面」の「Netページ (ネットワーク設定 ページ)」(46ページ)をご覧くだ さい。 NOT E DME64N/24NとコンピューターをEthernet 経由で接続する場合は、コンピューターに専用のDME-N Networkドライバーを インストールする必 要があります。 DME-N Networkドライバーのインストール方法は別冊の 「DME Designerインストールガ イド」をご覧ください。 DME64N/24NのEthernet接続はクラスCのネッ トワークを使用します。クラスCのネットワークは、割り 当て可能なIPアドレス「###. ###. ###.
接続 同じネットワークアドレスを持つコンピューターからコントロールする場合 ゾーン ゾーンマスター DME64N/24N (IPアドレス: 192.168.0.2) Ethernetストレートケーブル Ethernetストレートケーブル スイッチングハブ Ethernetストレートケーブル Ethernet ストレートケーブル コンピューター (IPアドレス: 192.168.0.100) DME64N/24N DME64N/24N (IPアドレス: 192.168.0.3) (IPアドレス: 192.168.0.
接続 複数のゾーンの接続 ポート設定 ・宛先ネットワークアドレス: 192.168.0.0 ・サブネットマスク: 255.255.255.0 ・ゲートウェイ: 192.168.0.1 ポート設定 ・宛先ネットワークアドレス: 192.168.1.0 ・サブネットマスク: 255.255.255.0 ・ゲートウェイ: 192.168.1.1 ゾーン ゾーン ゾーンマスター ゾーンマスター DME64N/24N (IPアドレス: 192.168.0.2) DME64N/24N (IPアドレス: 192.168.1.2) Ethernetストレートケーブル Ethernetストレートケーブル Ethernet ストレートケーブル Ethernet ストレートケーブル Ethernet ストレートケーブル DME64N/24N Ethernet ストレートケーブル DME64N/24N (IPアドレス: 192.168.0.40) (IPアドレス: 192.168.0.
接続 [MIDI]端子の接続 (MIDI接続) リアパネルの[MIDI]端子をMIDI機器と接続できます。 MIDI機器からMIDI信号を受信してコントロー ルします。 NOT E MIDIの設定は 「MIDIページ」 (50 ページ)をご覧ください。 NOT E DME Designerを設定することにより、接続したMIDI 機器からシーンリコールやユーザー定義 パラメーターの変更が可能と なります。設 定方法は 「DME Designer 取扱説明書」をご覧ください。 DM2000などのデジタルミキサーの[MIDI OUT]端子とDME64N/24Nの[MIDI IN]端子をMIDIケー ブルで接続し、デジタルミキサーとDME64N/24Nを適切に設定すると、デジタルミキサーのプログラム チェンジによって、DME64N/24Nのシーンを切り替えることもできます。 MIDIケーブル MIDI OUT MIDI IN DME64N/24N 準 備 DM2000(デジタルミキサー)など DME64N/24Nの[MIDI OUT]端子とSPX2000などのエフェクターの[MIDI IN] 端子を
接続 [GPI]端子の接続 (GPI接続) リアパネルの[GPI]端子にGPI (General Purpose Interface) 機器(コントローラーなど)を接続します。 GPIを使い、外部機器と制御信号を入出力します。 オプションのコントロールパネルCP4SW/CP4SF/ CP1SFもGPI 接続します。 NOT E CP4SW/CP4SF/CP1SFについては、「付録」 の 「CP4SW/CP4SF/CP1SF」 (57ページ)をご覧ください。 DME64Nには16チャンネル、DME24Nには8チャンネルのGPI入出力があります。 各チャンネルの入 力端子にはIN端子と+V端子、出力端子にはOUT端子とGND端子があります。 +V端子のオープン 端子電圧は5Vです。 IN端子は0V〜5V間の電 圧を検知します。 OUT 端子は0Vまたは5Vの電 圧を 出力します。 GPIコントローラーへのパラメーターの割り当てなどの設 定は、DME Designerを使用します。 NOT E DME Designerを設定することによって、接続したGPIコントローラーからシーンリコールやユーザー定義パラメータ
接続 [CASCADE]端子の接続 (CASCADE接続)(DME64Nのみ) DME64Nは、リアパネルの[CASCADE]端子に専用ケーブルを接続して、他のDME64Nや [CASCADE]端子が付いている外部機器とCASCADE接続することができます。 CASCADE接続す ると、制御信号の送受 信、オーディオ信号およびワードクロック信号の入出力ができます。制御信号は ゾーン全体をコントロールするためのもので、PM5DなどのCASACDE接続による制御に対応している ミキサーとゾーンマスターのDME64N/24Nの間で送受信されます。 CASCADE接続のオーディオ信号の入出力は、単方向と双方向の2 種類があります。 PM5Dなどの ミキサーと接続した場合は単方向、DME64Nと接続した場合は双方向に自動的に切り替わります。 単方向の場合は、[CASCADE OUT]端子から[CASCADE IN]端子にオーディオ信号が流れます。 双方向の場合は、同じケーブルで逆の方向にも流れます。ミキサーの入出 力するチャンネルと DME64N間の入出力チャンネルを合わせて32チャンネルのオーディオ信号を入出力でき
接続 [WORD CLOCK]端子の接続 (WORD CLOCK接続) [WORD CLOCK IN] 端子と[WORD CLOCK OUT]端子において、ワードクロック信号を入出力しま す。 [WORD CLOCK IN] 端子は、外部機器からワードクロック信号を入力します。 [WORD CLOCK OUT]端子は、マスタークロックをワードクロック信号として出力します。 NOT E ワードクロック信号は、I/Oスロットに装着したmini-YGDAIカードあるいは[CASCADE IN] [CASCADE OUT]端子でも入出 力できます。 DME64N/24Nは、内 蔵クロックか、外部から入力されているワードクロック信号の中から1 つをマスタークロック として選択できます 。選 択方法は「ユーティリティ画面」 の 「WCLKページ」をご覧ください。 NOT E マスタークロックをワードクロックとして出力する機器を 「ワードクロックマスター」、ワードクロックマスターから出力されたワード クロックを入力してマスタークロックとする機器を 「ワードクロックスレーブ」と呼びます。 WC OUT (BNC) W
接続 [REMOTE]端子の接続 DME64N/24Nの[REMOTE] 端子と、ヘッドアンプAD8HR/AD824またはRS-232C対応コントローラー を接続できます。 ヘッドアンプAD8HR/AD824は最大8 台まで接続できます。「ユーティリティ画面」 の「HA ページ (ヘッドアンプ設定ページ)」(52ページ)か、DME Designerを使用してコントロールします。 リモートヘッドアンプ(AD8HR/AD824)を接続する場合は、「ユーティリティ画面」 の「その他の設定 ページ」 (49ページ)の 「Remote」を「HA Control (RS422)」に必ず 設定してください。 また、接続中は設定を「HA Control (RS422)」 以外の値に変更しないでください。変更した場合、 機器が故障するおそれがあります。 AD8HRとAD824が混 在した状態で接続する場合は、DME64N/24Nに近い方にAD8HRを接続して ください。 近い方にAD824を接続した場合、DME64N/24NがAD8HR/AD824を正常に認識できな い可能 性があります。 D-Sub 9 pinケーブル(イ
接続 [IN][OUT]端子の接続 (アナログオーディオ接続)(DME24Nのみ) DME24Nには8チャンネルの[IN] [OUT] 端子が付いています。 [IN] [OUT] 端子を使用して、アナログ オーディオ信号を直接入出力できます。「ユーロブロックの取り付け方法」 のように、付属のユーロブ ロックプラグを取り付けてください。 入力端子のヘッドアンプのゲインの設定とファンタム電源のON/ OFFは「ユーティリティ画面」 の「ヘッドアンプ設定ページ」 (52ページ)またはDME Designerで設 定できます。 ケーブルの処理 ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルは、図のようにむき出しにしてください。 シールド線 7mm 30mm ケーブルは、 必ずシールド線を使用してください。 ケーブルのむき出し部分にはんだめっきしないでください。 ユーロブロックの取り付け方法 NOT E 使用するマイナスドライバーはブレード幅が3mm 程度のものをおすすめします。 準 備 3mm 1. 端子ネジをゆるめます。 ゆるむ マイナスドライバー 端子ネジ ユーロブロックプラグ 2.
接続 コンデンサーマイク コンデンサーマイク 8 7 6 5 4 3 2 1 8 7 6 5 4 3 2 1 コネクションボックス(XLR→ユーロブロック変換) THRU IN MIDI OUT WORD CLOCK REMOTE IN 8 7 6 5 4 3 2 IN OUT +V AC IN 1 75Ω TERMINATED OUT GND IN IN SLOT 8 7 6 5 4 3 2 1 OUT 8 7 6 5 OUT 4 3 2 1 DME24N NOT E アナログオーディオ信号は、DME64N/24NのI/Oスロットに、アナログ入 出力に対応したI/Oカードを装着しても入出力でき ます。 準 備 34 DME64N/24N 取扱説明書
接続 I/Oスロット DME64Nには4基、DME24Nには1基のI/Oスロットがあります。 対応したmini-YGDAIカードをI/O スロットに装着 することで、DME64N/24Nのオーディオ信号の入 出力チャンネルを拡張できます。カー ドによっては、制御信号やワードクロック信号も入出力します。カードの装 着方法は 「I/Oカードの装着 方法」 (21ページ)をご覧ください。 使用できるカードについては、ヤマハプロオーディオサイ トをご覧く ださい。 ヤマハ プロオーディオサイト: http://proaudio.yamaha.co.
パネルのボタンと画面表示 パネル操作と画面 パネルのボタンと画面表示 DME64N/24Nのディスプレイには、パネル上のボタンを押すことで、メイン画面、ユーティリティ画面、設定変 更用 ダイアログが表示されます。 主に次のような例があります。 各ボタンで表示される内容について詳しくは、参照 ペー ジをご覧ください。 [HOME]ボタン→メイン画面(37ページ) メイン画面 以外が表示されている状態で[HOME]ボタンを押すと、メイン画面が表示されます。 メイン 画面は、現在のシーン情報を表示します。 HOME [HOME]ボタン→ユーザー定義パラメーターの表示ページ切り替え(40ページ) メイン画面が表 示されている状態で[HOME]ボタンを押すと、ユーザー定義パラメーターのページ (1〜4)が次ページへ切り替わります。 パ ネ ル 操 作 と 画 面 HOME メイン画面 ユーザー定義パラメーターが1ページ切り替わる [MUTE]ボタン→ミュートダイアログ(40ページ) [LEVEL]ボタン→出力レベル設定ダイアログ(40ページ) [SCENE]ボタン→シーンリコールダイアログ(41ページ)
メイン画面 4 ミュート表示 メイン画面 現在のスロットやアナログ出力(DME24Nのみ)のミュー トのON/OFFを表示します。 電源を入れてしばらくすると、メイン画面が表示されま す。メイン画面は、現在のシーン情報を表示します。 : ミュートON : ミュートOFF NO T E DME64N/24N本体にシーン情報が登録されていない場 合(お買 上げ 時など)は、何も表示されません。 DME64N/24NおよびICP1からは1つのシーンにつき 最大 24のパラメーターを操作できます。 画面には一度 に6 つのパラメーターが表示されます。 5 出力レベル情報 現在の出力レベルを10段 階で表示します。 出力レベ ルが高いほどバーが長く表示されます。 6 パネルロックアイコン パネルロックがONの場合に表示されます。 2 : パネルロックON (パネルロック状態 ) 4 5 6 1 3 2 1 シーン情報 シーン番号とシーン名称を表示します。シーン名称は、 DME Designerで設定します。シーン名称で表示でき る文字 数は、全角6 文字、半角12 文字までです。 全 角文字は、
設定変更用ダイアログ 設定変更用ダイアログ 変更できる数値が 1か所のダイアログ 設定変 更ダイアログは、パネル上の[SCENE] [MUTE] [MONITOR] ボタンなどを押した場合などに表示され ます。シーン切り替えやレベル設定など、設定を変更 したい項目を変更できます。 ユーティリティ画面の設定を変更 する場合も表示されま す。カーソルを[E] [ ▲ ] [ ▼ ] [F]ボタンで変更し たい項目に移動し、[ENTER]ボタンを押すと設定 変更 用ダイアログが表示されます。 1. 数値を変更する場合は、ダイアルを回します。 ダイアルを回すとすぐに値が変更されます。 設定変 更用ダイアログには大きく分けて ・ 数値変更ダイアログ ・ リスト選択ダイアログ ・ ON/OFF 切り替えダイアログ の3 種類があります。 数値変更ダイアログ 数値を変更するダイアログです。 ダイアログによっては数値の左側にフェーダーまたは ノブ、および最小 値と最大値の表示があります。 フェーダーがついている数値変更ダイアログの例 1 5 2.
設定変更用ダイアログ 2. ダイアルで数値を指定します。 リスト選択ダイアログ リストから1つの項目を選択するダイアログです。 ダイアルを回すと、リストがスクロールします。 スクロールしたときに、中央に来た項目が反転表示さ れるダイアログと、反転表示されている項目も一緒にス クロールされるダイアログがあります。 中央に来た項目が反転表示されるダイアログ 3. 手順1と2を繰り返して、変更したい数値をす べて指定します。 1. ダイアルを回すと、リストがスクロールします。 4. すべての数値を指定したあと、[ENTER]ボタ ンを押します。確認ダイアログが表示されるの で、もう1度[ENTER]ボタンを押します。 指定した数値が設 定されます。 スクロールにともなって、中央に来た項目に切り替 わります。 2. [ENTER]ボタンを押すと、ダイアログが閉じ ます。 ENTER 反転表示されている項目も一緒にスクロールされる ダイアログ ENTER パ ネ ル 操 作 と 画 面 1.
設定変更用ダイアログ ON/OFF切り替えダイアログ ON/OFFを設定するダイアログです。 「ミ ( ュートの切り替え」(40ページ)のミュートダイアログ など) 1. ダイアルを時計回りに動かすとONに、反時計 回りに動かすとOFFになります。 ミュートの切り替え DME64N/24Nの出力のミュートを切り替えます。 1. [MUTE]ボタンを押します。 Mute (ミュート)ダイアログが表示されます。 2. [ENTER]ボタンを押すと、ダイアログが閉じ ます。 設定変 更ダイアログは、パネル上の[SCENE] [MUTE] [MONITOR]ボタンなどを押した場合も表示されます。 シーン切り替えやレベル設定など、設定を変更したい 項目を変更できます。 ユーザー定義パラメーターの変更 2. MuteダイアログでミュートのON/OFFを切り 替えます。 切り替える方法は 「ON/OFF切り替えダイアログ」 (40 ページ)をご覧ください。 NOTE ICP1の 場合は、[F6]ボタンを2秒以上 押します。 1.
設定変更用ダイアログ シーンリコール (シーンの呼び出し) NOTE シーン(12ページ)を切り替えます。 シーンリコールの際に、リコールされたシーン情報にヘッドアンプ 設定が含まれている場 合、ヘッドアンプ設定が変わります。 リコールされたシーン情 報にヘッドアンプ設定が含まれていない 場合、ヘッドアンプ設 定は変わりません。 NO T E ICP1も同じ操作です。 1. [SCENE]ボタンを押します。 Scene Recall (シーンリコール)ダイアログが表示さ れます。 シーンストア (シーンの保存) シーンストアすると、現在のシーン情報を保存します。 NOTE ICP1も同じ操作です。 2. Scene Recallダイアログでシーンを選択し ます。 シーンを選択する方法は 「リスト選択ダイアログ」 (39ページ)をご覧ください。 3. [ENTER]ボタンを押します。 確認のダイアログが表示されます。 1. [SCENE]ボタンを2秒以上押します。 確認のために、Scene Store (シーンストア)ダイアロ グが表示されます。 パ ネ ル 操 作 と 画 面 2.
設定変更用ダイアログ 信号のモニタリング I/Oスロットの入出力部 分およびコンポーネント間の音 をモニターできます。 NO T E コンポーネント間の任意の場所をモニターするユーザー定義モニ タリング機 能はDME Designerを使用して設定できます。 NO T E この操作はICP1からはできません。 1. [MONITOR]ボタンを押します。 モニターするスロットなどを選択するMonitoring Slot (モニタリングスロット)ダイアログが表示され ます。 2. Monitoring Slotダイアログでモニタリング ポイントのスロットを選択します。 選択 する方法は「リスト選択ダイアログ」(39ページ) をご覧ください。 選択 すると、Monitoring Point (モニタリングポイン ト)ダイアログが表 示されます。 パ ネ ル 操 作 と 画 面 3.
スペクトル画面 4 L/R選択 スペクトル画面 信号のモニタリング機能(42ページ)を使用して、スペク トラムアナライザーのように音量レベルの表示もできま す。 スペクトルのL/Rチャンネルを表示します。 DME Designerを使用して設定したユーザー定義ポイント以 外は、L/Rは同じもの(モノラル信号のモニター )になり ます。 L/Rを切り替えるには、L/R表示にカーソルを移動し て[ENTER]ボタンを押します。 NO T E ICP1ではスペクトル画面を表 示できません。 NOTE メーターの下がる速さの切り替えは、「ユーティリティ画面」 の 「表示設定ページ」で設定します。 表示方法 1. モニタリングポイントのリスト選択ダイアログ で、スペクトル画面を表示するモニタリングポ イントを選びます。 2.
レベルメーター画面 4 ピークホールド レベルメーター画面 DME64N/24Nは、入出力部分の音量レベルをチャン ネル別に表示できます。 ピークホールドをON/OFFするには、ピークホールドの ON/OFF表示にカーソルを移動して、[ENTER]ボタ ンを押します。 NO T E ICP1はレベルメーターを表 示できません。 表示方法 1. メイン画面が表示されていることを確認します。 メイン画面が表示されていない場 合は、[HOME] ボタンを押して、メイン画面を表示します。 2.
ユーティリティ画面 ユーティリティ画面 ユーティリティ画面は、主にDME64N/24Nの機器の状態を設定します。 ユーティリティ画面で表示される項目 ページ 項目 Info 説明 説明ページ 機器の基本的な情報を表示/設定します。 Name Version Date Battery Net 46ページ ユーザー IDを表示します。 機器の内蔵プログラムのバージョンを表示します。 機器内蔵のカレンダーの日付/時刻を表示/設定します。 機器に内蔵されている電池の状態を表示します。 Ethernet接続情報を表示/設定します。 Zone IP Adr. Link Mode MAC Adr.
ユーティリティ画面 ユーティリティ画面の操作方法 ユーティリティ画面は以下の方法で操作します。 1. ユーティリティ画面を表示させるには、メイン 画面で[UTILITY]ボタンを2秒以上押します。 2. 表示させたいページが表示されるまで、 3 Date (日付/時刻) 機器 内蔵のカレンダーの日付/ 時刻を表 示/ 設定しま す。 変更方法は 「数値変更ダイアログ」(38ページ) をご覧ください。 NOTE ゾーンスレーブの機 器では設定できません。 Date Time ( 日付/時刻設定用の数値変更ダイアログ) [UTILITY]ボタンを数回押します。 3. ページの中で変更したい項目は[E] [ ▲ ] [ ▼ ] [F]ボタンを押して選択します。 NO T E ICP1では [F1]ボタン: 左方向 [F2]ボタン: 上方向 [F3]ボタン: 右方向 [F5]ボタン: 下方向 で選択します。 4.
ユーティリティ画面 NO T E Dispページ (表示設定ページ) 1つのゾーン内にゾーンマスターが必 ず1 台あるように設定してく ださい。ゾーンマスターが無い場合は、メイン画面にシーンの情 報が表示されず、シーンに関する操 作はできません。ミュートも できません。 ディスプレイ表示の状態などを表示/ 設定します。 NOTE ICP1は 3メーター降下 速度を表示しません。 2 IP Adr.
ユーティリティ画面 Lockページ (セキュリティ設定ページ) パネルロックなどの状態を表示します。 1 2 3 2 Panel Lock Boot (パネルロックブート) DME64N/24Nの電源をONした直後に、自動的にパ ネルロックするかどうかを表示/ 設定します。 「Unlock」と「Lock」 があります。 Unlock: 電源をONした直後はパネルロック状態で はありません。 Lock: 電源をONした直後からパネルロック状態に なります。 4 1 Utility (ユーティリティ画面ロック) ユーティリティ画面設定のロック状態を表示 / 設定しま す。「Unlock」と「Lock」があります。 Unlock: ユーティリティ画面が、パスワードを入力 しなくても開きます。 Lock: ユーティリティ画面を開く場合に、パスワー ドの入力が必要です。 Lockに設定した場合、ユーティリティ画面を開くため に[UTILITY]ボタンを押すと、パスワードの入力画 面 が表示されます。 パ ネ ル 操 作 と 画 面 [E] [ F]ボタンを押してカーソルを移動し、ダイアル を回して文字を指定
ユーティリティ画面 Miscページ (その他の設定ページ) WCLKページ (ワードクロック設定ページ) 他のページで設定しない項目を表示/ 設定します。 入力クロックの状 態を表示して、マスタークロック (DME64N/24N 本体が使用するワードクロック)を選択 します。 NO T E ICP1は2 [REMOTE]端子設定を表示しません。 NOTE ICP1はこのページを表 示しません。 1 2 1 Scene Store (シーンストア) シーンの保 存(シーンストア)が可 能かどうかを表示/ 設 定します。「Enable」と「Disable」 があります。 Enable: シーンストアできます。 Disable: シーンストアできません。 設定方 法は 「リスト選択ダイアログ」(39ページ)を ご覧ください。 NO T E シーンの保存方法については、41ページをご覧ください。 NO T E この設定は機器単体に対 するものです。 1 台のDME64N/24N で 「Disable」に設定しても、「Enable」に設定している同じ ゾーンの DME64N/24Nでは、シーンの保存が
ユーティリティ画面 Slotページ (スロット情報ページ) DME64N/24NのI/Oスロットに装着しているカードの 情報を表示します。カードによっては、このページから リセットできるものもあります。 MIDIページ (MIDI設定ページ) 3 1 2 4 5 6 NOTE ICP1はこのページを表 示しません。 2 1 3 NO T E ICP1はこのページを表示しません。 1 Card Name (カードの名称) 装着しているカードの名称を表示します。 2 R (リセット) 装着しているカードをリセットします。 3 Format (フォーマット) 88.
ユーティリティ画面 NO T E GPIページ (GPI設定ページ) DAW (Digital Audio Workstation)コントローラーは、フェー ダー、エンコーダ、スイッチ、ディスプレーなどを備えたMIDIリ モートコントローラーのことです。 フィジカルコントローラーとも呼ばれています。 [GPI]端子の入力電圧の検出範 囲を調節 (キャリブレー ション)します。 NOTE DAWの設定が 「OFF」の場合、以下の項目が表 示されます。 3 CH (送受信チャンネル) 送受信 するMIDIチャンネルを表示 /設定します。 それぞれ1〜16から選択します。 設定方 法は 「リスト選択ダイアログ」(39ページ)を ご覧ください。 4 Program Change (プログラムチェンジ) プログラムチェンジの送信 /受信 /オムニ/ エコーの ON/OFFを表示/ 設定します。 表示位 置にカーソルを移動して、[ENTER]ボタンを押 すと、ON/OFFが変わります。 5 Control Change (コントロールチェンジ) コントロールチェンジの送信 /受信/オムニ/エコーの ON/OFF
ユーティリティ画面 HAページ (ヘッドアンプ設定ページ) ヘッドアンプの状態を表示 / 設定します。 ヘッドアンプ の制御信 号の接続方 法は「[REMOTE]端 子の接 続」 (32 ページ)をご覧ください。 NO T E ICP1はこのページを表示しません。 NO T E シーン情報には、ヘッドアンプの設 定情報を含むものもあります。 その場合、シーンストアすると「HA」 ページの設定がシーン情 報に保存されます。 内蔵ヘッドアンプ(DME24Nのみ) 1 4 5 AD8HR 2 1 6 パ ネ ル 操 作 と 画 面 8 4 7 3 5 AD824 1 2 4 5 1 HA (ヘッドアンプの種類) 設定するヘッドアンプの種類を表示/ 設定します。 AD8HR、AD824、Internal (DME24Nのみ)から選 択します。 AD8HRとAD824を選んだ場合は接続して いる順番を示す 数字がつきます。 Internalを選んだ場 合は内蔵ヘッドアンプの表示になります。 設定方 法は 「リスト選択ダイアログ」(39ページ)を ご覧ください。 52 DME64N/24N
ユーティリティ画面 4 Gain (ゲイン) ヘッドアンプのゲインをチャンネルごとに表示 /設定し ます。 設定方 法は「数値 変更ダイアログ」 (38ページ)を ご覧ください。 NO T E DME24Nの内蔵ヘッドアンプのゲインは、+10dB から−60dBまで 1dBステップで変更できます。−45dB 付近でゲインを変更した場 合、内 部回路が切り替わりますので、切り替え時にノイズが発生 しないように自動的にミュートされます 。 AD8HRのゲインは+10dBから−62dBまで1dB ステップで、 AD824のゲインは +10dBから−62dBまで6dBステップで、それぞ れ変 更できます。 5 +48V (ファンタム電源) チャンネルごとのファンタム電源 (+48V)のON/OFFを 表示 /設定します。変更は、[E] [F]ボタンを押し てチャンネルを選び、[ENTER]ボタンを押します。 ON/OFFが切り替わります。 • ファンタム電源が不要なときは、 必ずファンタム電源を OFFにしておいてください。 • ファンタム電源をONにするときは、コンデンサーマイク以 外の機器が[IN]端子(DM
オプション 付録 オプション DME64N/24Nのオプションのコントローラーとして、ICP1、CP4SW、CP4SF、CP1SFがあります。 ICP1はEthernet 接続、CP4SW、CP4SF、CP1SFはGPI接続となります。 ICP1 Ethernetを使用してDME64N/24Nと接続するコントローラーです。 DME64N/24Nと同様に1 台ごと にIPアドレスを持っています。 DME64N/24Nと同じディスプレイを装備して、離れた位置から DME64N/24Nを同じように操作できます。 ICP1の各部の名称 1 2 3 7 8 ! @ 4 5 6 9 ) 付 録 1 [F1]ボタン メイン画面の表示 中は、画面左上のユーザー定義パラメーターの設 定ダイアログを表示させます。 ユーティリティ画面の表示 中は、ディスプレイの中のカーソルをDME64N/24Nの[ E]ボタンと同じよう に移動させます。 2 [F2]ボタン メイン画面の表示 中は、画面中央上のユーザー定義パラメーターの設 定ダイアログを表示させます。 ユーティリティ画面の表示 中は、ディスプレイ
オプション 5 [F5]ボタン メイン画面の表示 中は、画面中央下のユーザー定義パラメーターの設 定ダイアログを表示させます。 ユーティリティ画面の表示 中は、ディスプレイの中のカーソルをDME64N/24Nの[ ▼ ]ボタンと同じよう に移動させます。 6 [F6/MUTE]ボタン メイン画面の表示 中は、画面右下のユーザー定義パラメーターの設 定ダイアログを表示させます。 2秒以上押すとミュートダイアログが表示されます。 7 [HOME]ボタン ディスプレイにメイン画面を表示します。メイン画面の表 示中に押した場合は、ユーザー定義パラメー ター (40ページ)の表示ページが切り替わります。 8 [SCENE]ボタン ディスプレイにシーンの呼び出し(シーンリコール)のダイアログ(Scene Recallダイアログ)を表示します(41 ページ)。2秒以上押した場合は、現在のシーンの保存(シーンストア)を確認するダイアログ(Scene Storeダイアログ) が表示されます(41ページ)。Scene Recall/Storeダイアログの表 示中はインジケーター が緑色に点灯します。 9 [CANCEL]ボタン
オプション 2.
オプション CP4SW/CP4SF/CP1SF CP4SW/CP4SF/CP1SFはDME64N/24NのGPI 端子に接続して使用します。接続したDME64N/ 24Nをコントロールできます。 CP4SWはスイッチとLEDが4つずつ、CP4SFはスイッチとLEDおよびフェーダーが4 つずつ、CP1SF はスイッチとLEDおよびフェーダーが1つずつ付いています。 コントロール方法は、DME Designerを使用して設定します。 各部の名称 フェーダー CP4SW CP4SF CP1SF LED 10 10 10 10 10 LED LED LED 0 0 CONTROL PANEL CP4SW スイッチ 0 LED 0 0 CONTROL PANEL CONTROL PANEL CP4SF CP1SF スイッチ フェーダー スイッチ 取り付け手順 CP4SW/CP4SF/CP1SFの取り付けは、お買い上げの販売店、また本書の巻末に記載されているヤマハ電気音響製 品サービス拠点にご依頼ください。 ケーブル DME64N/24Nに接続する場合は、導体径φ
オプション コントロールパネルの取り付け方法 1. フレームプレートをボックスにネジで止めます。 NOT E ・ボックスは付属していません。 使用するボックスは、JIS C 8340の1個用(CP4SW/CP1SF)または3個用(CP4SF)に準拠した、 深さ44mm以上のものをお使いください。 ・フレームプレートを取り付けるネジの出っ張りは、フレームプレートから3mm以下になるようにしてください。 2. コントロールパネル本体をフレームプレートにネジで止めます。 NOT E コントロールパネル本体をフレームプレートに取り付けるネジは、1.
メッセージ一覧 メッセージ一覧 メッセージ 内容 対策 エラーメッセージ(確認ダイアログ) Cannot Select シーンやモニタリングポイントのリスト選択ダイ アログに選択できる項目がありません。 DME Designerを使用して設定しなおしてください。 Flash Rom Full Flash ROMの容量がいっぱいです。 シーンの数を減らしてください。 Invalid Password パスワードが違っています。 正しいパスワードを入力しなおしてください。 パスワー ドを忘れた場合は、巻末のヤマハ電気音響サービス拠点 に連絡してください。 Low Battery バッテリーの残量が少ないです。 ただちに使用を中止して、巻末のヤマハ電気音響サービ ス拠点に連絡してください。 MIDI Port In Use MIDIのホスト設定がDME Designerが使用して いるホストと同じです。 ユーティリティ画面のMIDIページのHostをほかのポー トに設定してください。 No Battery バッテリーの残量がありません。 ただちに使用を中止して、巻末のヤマ
故障かな ? と思ったら 内容 対策 Panel Unlocked メッセージ パネルロックが解除されました。パネル操作できます。 -------- Recovering DME64N/24Nのプログラムの更新に失敗して、 更新前のプログラムに復旧しています。 (電源を切らないでください。) Saving HA Info ヘッドアンプの情報を保存しています。 (電源を切らないでください。) -------- Saving Setup Info ユーティリティ画面で設定した情報(ヘッドアンプ情 報を除く)を保存しています。 (電源を切らないでください。) -------- Scene Recalling シーンリコール中です。 -------- Scene Storing シーンストア中です。 (電源を切らないでください。) -------- SLOT1 Sync Err I/Oスロット1に装着しているカードのクロックと DME64N/24Nのクロックが同期していません。 I/Oスロット1に装着しているカードとDME64N/24N本体 が同じワードクロックを使うよう
故障かな ? と思ったら 症状 考えられる原因 解決方法 オーディオ出力ができない。 I/Oカードが正しく挿入されていません。 I/Oカードが正しく挿入されネジでしっかり固定されて いるかご確認ください。詳細は「準備」の「I/Oカードの 装着方法」(21ページ)をご覧ください。 オーディオが入力されていません。 オーディオを入力してください。 シーンのデータが入っていません。 DME64N/24Nにシーンのデータを入れてください。 設定はDME Designerをご使用ください。 シーンのデータがオーディオが出力されるよ うに結線されていません。 DME Designerを使用して、オーディオが出力されるよ うに、シーンを設計しなおしてください。 ミュートがONになっています。 ミュートをOFFにしてください。詳細は「ミュートの切り 替え」(40ページ)をご覧ください。 出力レベルが低くなっています。 出力レベルを上げてください。詳細は「出力レベルの設 定」(40ページ)をご覧ください。 DME64N/24Nが選択したワードクロックに 別のワードクロックをソースに選択してくだ
故障かな ? と思ったら 症状 考えられる原因 解決方法 MIDIメッセージの送受信が できない。 MIDIケーブルが正しく接続されていません。 MIDIケーブルを正しく接続してください。 MIDI機器の電源が入っていません。 MIDI機器の電源を入れてください。 MIDI機器のMIDIチャンネルの設定に問題があ ります。 MIDI機器の送受信MIDIチャンネルを正しく設定してくだ さい。 DME64N/24NのMIDI設定に問題があります。 正しいMIDI設定にしてください。詳細は「ユーティリ ティ画面」の「MIDIページ」(50ページ)をご覧ください。 MIDIプログラムチェンジ メッセージを受信しても、 シーンを呼び出せない。 MIDIの受信設定が正しくないなど、プログラ ムチェンジメッセージを受信できるよう設定 されていません。 正しくプログラムチェンジメッセージを受信できるよう設 定してください。詳細は「ユーティリティ画面」の 「MIDIページ」(50ページ)をご覧ください。 受信したプログラムチェンジがシーンに割り 当てられていません。 受信するプログラムチェンジ
仕様 仕様 仕様および外観は改良のため、予 告なく変更することがあります。 Sampling Frequency Internal 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz External Normal Rate: 39.69 – 50.88kHz Double Rate: 79.39 – 101.76kHz DME64N: 0.85 msec (Input of MY8-AD96 to Output of MY8-DA96) DME24N: 0.5 msec ([IN] port to [OUT] port) Signal Delay (Fs = 96kHz) Memory Configuration Scene 16 (depends on size of data) 999 (depends on size of data) Display 160 x 64 dot matrix LCD with backlight Scene No. 7-segment LED x 3 Indicators Wordclock EXT.
コネクターピンアサイン コネクターピンアサイン [CASCADE IN/OUT]端子 (DME64Nのみ) CASCADE IN Pin No. 付 録 64 信号名 CASCADE OUT Pin No. 信号名 Pin No. 信号名 Pin No.
コネクターピンアサイン [NETWORK]端子(100Base-TX Ethernet, RJ-45コネクター ) Pin 1 2 3 4 5 6 7 8 ストレ−ト/ クロス・ケ−ブル配線 Straight Cables Pins 1 –– 1 2 –– 2 3 –– 3 4 –– 4 5 –– 5 6 –– 6 7 –– 7 8 –– 8 Connection TxD + TxD − RxD + 未使用 未使用 RxD − 未使用 未使用 Cross Cables Pins 1 –– 3 2 –– 6 3 –– 1 4 –– 4 5 –– 5 6 –– 2 7 –– 7 8 –– 8 付 録 DME64N/24N 取扱説明書 65
寸法図 寸法図 単位: mm 12.5 53.5 278 388 411.5 394 405 11 DME64N 423 145 17.5 96 132 18.5 4-M3 90 300 30 90 30 90 480 11 DME24N 12.5 53.5 278 388 411.
MIDI データフォーマット MIDIデータフォーマット 1. DME64N/24NのMIDI機能 1.1. シーンの変更 Bank Select MSB / LSB、Program Change MessageをDME64N/24Nに送信した場合、[MIDI Program Change Table] の設定に従いシーンリコールします。 パネル操作などでシーンを切り替えた場合、[MIDI Program Change Table] の設定に従い、Bank Select MSB/LSB Program No.を送信します。 Configuration切り替え時は送信しません。 1.2.
MIDI データフォーマット 3. MIDI Setup MIDIの基本動作を設定します。 3.1. Host Select MIDIを送 受信する端子を選択します 。 3.2. DAW Controller DAW Controllerを使 用してDME64N/24Nを制御する場合にDAW Controller Typeを選択します 。 Type1/2を選択した場 合は、Host Selectは強制的にMIDIに設定されます。 3.3. MIDI Tx Channel MIDI送信Channel (1-16)を設定します。 3.4. MIDI Rx Channel MIDI受信Channel (1-16)を設定します。 3.5.
MIDI データフォーマット 4.1. Program Change (Cnh) • 受信 Program Change Rx SwitchがOnの場合、MIDI Rx Channelとチャンネルが 一致するProgram Changeを受信します。 ただしProgram Change Omni Switchが Onの場合は、MIDI Rx Channelの設定に関係なく全チャンネルのProgram Changeを受信します。 Program Changeを受信したときは、[MIDI Program Change Table]の設 定に従いシーンリコールします。 Bank Select、Program Changeの有効範囲は次のとおりです。 Bank Select MSB: 0 Bank Select LSB: 0-7 Program Change No.
MIDI データフォーマット 4.5. Parameter Change (F0h〜F7h) • 受信 [Parameter Change Rx Switch]がON であり、Device ID (Rx Ch)とMIDI Rx Ch が一致した場合に受信します 。 • 送信 パネル操作などによってパラメーターを変更した場 合、[Parameter Change Tx Switch]が Onであれば、[MIDI Parameter Change Table]とMIDI Tx Channelの設定に従い送信します 。 複数のメッセージに同一のパラメーターを割り当てられた場合については 「補足事項 1」をご覧ください。 Parameter Data Valueの指定 方法は「補足 事項2」をご覧ください。 Status ID No. DEVICE ID. GROUP ID. MODEL ID.
MIDI データフォーマット YAMAHA [Digital Mixing Engine] Model DME64N/24N MIDI Implementation Chart Function... Transmitted Recognized Basic Channel Default Changed 1 - 16 1 - 16 1 - 16 1 - 16 Mode Default Messages Altered ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ Note Number : True voice ************** ************** Note ON ˛ Note OFF ˛ ˛ ˛ After Touch Key's Ch's ˛ ˛ ˛ ˛ Ø Ø 0,32 1-31,33-95,102-119 Ø Ø Remarks Memorized ˛ ˛ ˛ Velocity Pitch Bend Date :31-MAR-2004 Version : 1.
用語集 用語集 用語 解説 100Base-TX IEEE802.3uで規格化された、2対のカテゴリー 5 UTPケーブルを使った 100Mbps Ethernetの物理仕様です。最大伝送距離は100mです。 10Base-T IEEE802.
用語集 用語 解説 USB (Universal Serial Bus) 主に外部機器をコンピュータに接続するためのシリアルバスです。 USB1.
索引 索引 +48V . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [E] [ ▲ ] [ ▼ ] [ F]ボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100Base-TX (用語集 ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10Base-T (用語集 ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [96kHz] [88.2kHz] [48kHz] [44.1kHz]インジケーター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53 .15 .72 .72 .14 A [AC IN]端子 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
索引 [MIDI]インジケーター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15 MIDI接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .28 MIDI接続機器 (MIDIページ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .50 MIDI設定ページ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .50 MIDIデータフォーマット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .67 MIDIページ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
索引 コ チ 故障かな? と思ったら . . . . . 誤脱防止クランプ . . . . . . . . コネクターピンアサイン . . . . . コントロールI/O . . . . . . . . . . コントロールチェンジ . . . . . . . コンフィグレーション . . . . . . . コンフィグレーション (用語集) コンポーネント . . . . . . . . . . . . コンポーネント (用語集) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
索引 ユ ユーザー ID . . . . . . . . . . . . . . . . ユーザー定義パラメーター . . . . . ユーザー定義パラメーターの変更 ユーザー定義パラメーター名称 . ユーザー定義パラメーターロック . ユーティリティ画面 . . . . . . . . . . . . ユーティリティ画面の操作方法 . . ユーティリティ画面ロック . . . . . . . ユーロブロック . . . . . . . . . . . . . . . ユーロブロック ( 用語集 ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
サービスについて ■保証書 この商品には保証書がついています。販売店でお渡ししています から、ご住所・お名前・お買上げ年月日・販売店名など所定事項 の記入および記 載内容をおたしかめの上、大切に保管してくだ さい。 保証 書は当社 がお客 様に保 証期間 内の無償サービスをお約 束 するもので、この商品の保証期間はお買上げ日より1年です。 保証期間内の転居や、 ご贈答用に購入された場合などで、記載事 項の変更が必要なときは、事前・事後を問わずお買上げ販売店か お客様ご相談窓口、またはヤマハ電気音響製 品サービス拠点へ ご連絡ください。 継続してサービスできるように手配いたします。 ■損害に対する責任 この商品 (搭載プログラムを含む)の使用または使用不能により、お 客様に生じた損害(事業利益の損失、事業の中断、事業情報の損 失、その他の特別損失や逸失利益)については、当社は一切その 責任を負わないものとします。また、如何なる場合でも、当社が負 担する損害賠償 額は、お客様がお支払になったこの商品の代価 相当額をもって、その上限とします。 ■調整 ・故障の修理 「故障かな?」と思われる症状のときは、この説明
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