DIGITAL MIXING ENGINE SATELLITE 取扱説明書 JA
Explanation of Graphical Symbols CAUT I O N RISK OF ELECTRIC SHOCK DO NOT OPEN CAUTION: TO REDUCE THE RISK OF ELECTRIC SHOCK, DO NOT REMOVE COVER (OR BACK). NO USER-SERVICEABLE PARTS INSIDE. REFER SERVICING TO QUALIFIED SERVICE PERSONNEL. The lightning flash with arrowhead symbol within an equilateral triangle is intended to alert the user to the presence of uninsulated “dangerous voltage” within the product’s enclosure that may be of sufficient magnitude to constitute a risk of electric shock to persons.
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製 品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々 への危害や財産への損害 を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 ■ 「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをする と生じることが想定される内容を、危害や損害の大き さと切迫の程度を明示す るために、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 う可能性が想定される」 内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想 定される」内容です。 警告 電源 / 電源コード 分解禁止 電源は本体に表示している電源
水に注意 禁止 異常に気づいたら この機器の 上に花瓶や 薬品など液 体の入った ものを置か な い。 また、浴室や雨 天時の屋 外など湿 気の多い ところで使 用 しない。 感電や火災、 または故障の原因になります。 必ず実行 濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 禁止 必ず実行 電源コードやプラグが いたんだ場合、 または 使用中に音が出 なくなったり異常なに おいや煙が出たりした場合は、すぐに 電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜く。 感電や火災、または故障のおそれがあり ます。 至急、お買い上 げの販売 店または巻 末のヤマ ハ修理ご相 談センター に点検 をご依頼ください。 この 機器を 落とす など して破 損した 場合 は、 すぐ に電 源ス イッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜く。 感電や火災、または故障のおそれがあり ます。 至急、お買い上 げの販売 店または巻 末のヤマ ハ修理ご相 談センター に点検 をご依頼ください。 注意 電源 / 電源コード 長期間使用しないときや落雷のお それがあるときは、必ずコ ンセントから電源プラ
接続 必ず実行 バックアップバッテリー 他の機器と接続する場合は、すべての電源を切った上 で行な う。 また、電源を入れたり切ったりす る前に、 必ず機器 の音量 (ボリューム)を最小にする。 感電、 聴力障害または機器の損傷になることがあります。 必ず実行 使用時の注意 必ず実行 機器の周囲温度が極端に変化する ( 機器の移動時や急激な冷 暖房下など) と、結露することがあります。 そ のまま使用する と故障の原因になることがありま すので、 電源を入れ ずに数 時間放置し、 結露がなくなってから使用してください。 この機器の通風孔のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 * バックア ップバッ テリーに よって 保持され ている内 部メ モリーのデータの種類は以下のとおりです。 ・ カレントシーンの内容、シーン番号 ・ 機器固有パラメーター(HA、 UTILITY、 Master Mute/ Levelなど ) ・ イベントログ 禁止 禁止 この機器 は内部メモ リー用に バックアッ プバッテリ ーを内 蔵しており、電源を切った状態でも内部メモ リーのデータは
はじめに 目次 はじめに........................................................ 7 [NETWORK] 端子を使った接続 .................................. 29 [GPI] 端子を使った接続 ................................................. 30 DME Satellite の紹介 付属品 ( お確かめください ) ............................................. 7 オプション .......................................................................... 7 ファームウェアのバージョンについて ............................ 7 DME Satellite を初期化する ....................................... 31 操作の前に .........................
はじめに はじめに DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESの優れた機能を使いこなしていただくために、ぜひこの取扱説明書を ご活用いただけますようお願い申しあげます。また、ご一読いただいたあとも、不明な点が生じた場合に備え て、大切に保管いただきますようお願いします。 電源オン/オフ 電源を入れるときにスピーカーから大きなノイズが 出ないよう、音源、ミキサー (M7CL、PM5Dなど)、 DME Satellite、パワーアンプの順に電源を入れてく ださい。電源を切るときはこの逆の順序で行なって ください。 NOT E コントロールパネルについては、お買い上げのコントロール パネルに付属の取扱説明書および「DME Designer取扱説明 書」をご覧ください。 1.
はじめに DME Satelliteの紹介 DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESの違い DME Satellite の紹介 それぞれのモデルの違いは、次のとおりです。 ■ DME8i-ES 8チャンネルのアナログ入力モデルです。 ■ DME8o-ES 8チャンネルのアナログ出力モデルです。 各部の名称と機能 ■ DME4io-ES 4チャンネルのアナログ入力と4チャンネルのアナログ出力モデルです。 DME Satelliteでできること コンピューター との接続 DME Satelliteでは、DME Designerを使用して、基本的なミキサーやマトリクス出力に加え、 イコライザー、コンプレッサー、ディレイなどの機能を組み合わせて必要なオーディオシステム を構築できます。 また、EtherSound端子を装備しており、デジタルオーディオ信号をネットワーク化し、アナロ グ入出力を遠隔配置できます。 オーディオ入出力 の接続 DME Satelliteを使えるようになるまでの流れは次のとおりです。 (詳しくは「DMEセットアップマニュアル」をご覧ください。) 1.
はじめに DME Satellite の紹介 ここではDME Satellite特有の用語について説明します。 コンポーネントおよびパラメーター イコライザーやコンプレッサーなどの各種オーディオ処理モジュールを「コンポーネント」と呼 びます。 外部に接続されるヘッドアンプコントロールモジュールなどもコンポーネントとして用意されて います。コンポーネントのパラメーターを変更することでコンポーネントの動作をコントロール できます。 各部の名称と機能 DME Satelliteで使用する用語 コンピューター との接続 複数のDMEシリーズをEthernetによるネットワークに接続すると、1つのオーディオシステム として動作します。DMEオーディオシステムでは、連動して動作する機種別のグループを「デ バイスグループ」、複数のデバイスグループを持つ空間を「ゾーン」、音響設備全体の空間を「エ リア」と呼びます。デバイスグループには「グループマスター」と呼ばれるDMEシリーズが必 ず1台存在し、同じデバイスグループ内のDMEシリーズをコントロールします。コンピューター をネットワークに接続すると、グループマス
はじめに DME Satellite の紹介 シーン DME Satellite の紹介 コンフィギュレーションとプリセットパラメーターの組み合わせを「シーン」と呼びます。シーン の呼び出し(シーンリコール)は、ICP1、GPI機器、外部コントローラー、DME64N/DME24N、 およびコンピューターから制御できます。1つのデバイスグループには、最大999のシーンを登 録できます。 シーンの構成 シーン シーン 1 各部の名称と機能 例 GATE ・ Attack ・ Decay ・ Range ・ Threshold ・ Key in ・ Hold シーン 2 16 x 8 シーン 999 コンポーネント コンピューター との接続 シーンの切り替え 第一幕 バンドセット 芝居セット オーディオ入出力 の接続 舞台暗転 バンド セット 第二幕 芝居セット 芝居 セット バンドセット ステージ ステージ ステージ シーン 1 シーンリコール シーン 2 外部機器との接続 その他の機能 資料 10 プリセット パラメーター コンフィギュレーション MA
はじめに DME Satellite の紹介 信号の種類 オーディオ信号 DME Satelliteと、他のDMEシリーズやその他のオーディオ機器間で、アナログやデジタル信 号を入出力します。アナログオーディオ信号の入出力には、[INPUT]/[OUTPUT]端子を使用し ます。デジタルオーディオ信号の入出力には、EtherSound端子を使用します。 2 デバイスグループ内の制御信号 デバイスグループ全体のDME シリーズを制御します。デバイスグループ全体の制御信号は2種 類あります。 ・ コンピューターとグループマスターのDMEシリーズ間の信号 ・ グループマスターとその他のDMEシリーズ間の信号 各部の名称と機能 1 DME Satellite の紹介 DME Satelliteのオーディオシステムの信号は、次のように分けられます。 DME Satelliteが扱う信号の種類 [USB]端子 [NETWORK]端子 EtherSound端子 [GPI]端子 [REMOTE]端子 [INPUT][OUTPUT]端子 (オーディオ入出力) オーディオ信号 制御信号
はじめに DME Satellite の紹介 システム構成例 複数のDME Satelliteを使用する場合:大規模システム DME Satellite の紹介 Space A Space B DME8i-ES コンピューター Analog In ICP1 DME8i-ES 各部の名称と機能 Hub DME4io-ES Analog In Analog In Analog Out Hub コンピューター との接続 M7CL Space C DME8o-ES Analog Out EtherSound 対応 I/O カード× 2 DME8o-ES オーディオ入出力 の接続 Primary Master Analog Out Hub DME8o-ES Analog Out 外部機器との接続 Space D DME8i-ES その他の機能 DME4io-ES Analog In Analog In Analog Out Hub DME8o-ES EtherSound Ethernet Control Analog Out Analog Audio 資
はじめに DME Satellite の紹介 DMEシリーズのオーディオシステムは、DME Designerを使用し、コンピューターのモニター 上でブロック図の形で構築します。 DMEシリーズの設定とコンフィギュレーション、各パラメーターのデータをUSBまたは Ethernetで接続したDMEシリーズ本体へ転送します。データを転送した後は、DMEシリーズ本 体をコンピューターから切り離して単独のプロセッサーとして使用できます。また、コンピュー ターと接続して、DME Designerからリアルタイムでコントロールすることもできます。 DMEシリーズを複数台接続している場合には、DME Designerで複数台のDMEシリーズを含む コンフィギュレーションを構築できます。 以下のウェブサイトから、DME Designer、ドライバー、DMEセットアップマニュアル、DME Designer取扱説明書をダウンロードしてご使用ください。 各部の名称と機能 DME DesignerはDMEシリーズを使用したシステムを統括して構築、コントロールするための ソフトウェアです。 DME Satellite の紹介
はじめに 各部の名称と機能 フロントパネル DME Satellite の紹介 DME8i-ES 各部の名称と機能 1 DME8o-ES コンピューター との接続 1 2 6 3 45 2 8 9 7 8 9 7 8 9 6 3 45 2 7 6 DME4io-ES オーディオ入出力 の接続 外部機器との接続 その他の機能 資料 14 1 1 [USB]端子 コンピューターのUSB端子と接続します。[USB] 端子でコンピューターと接続する場合、コンピュー ターにUSB-MIDI Driverをインストールする必要 があります。 ドライバーのインストールについては「DMEセッ トアップマニュアル」(PDFファイル)をご覧くださ い。 [USB]端子でコンピューターと接続するときは、以 下のことを行なわないと、コンピューターや本体が 停止(ハングアップ)して、データが壊れたり、失わ れたりするおそれがあります。 コンピューターや本体が停止したときは、電源を入 れ直し、コンピューターを再起動してください。 3 45 ・ [USB]端子でコンピューターと接続
はじめに 各部の名称と機能 EtherSound [IN]端子での通信状態を 表示します。 OUTPUT: EtherSound [OUT]端子での通信状態 を表示します。 6 [PEAK]インジケーター [INPUT]/[OUTPUT]端子(アナログオーディオ端 子)において、オーディオ信号のレベルが−3dBFS 以上の場合に赤色に点灯します。また、エラー番号 やステータスを示します。 7 [SIGNAL]インジケーター [INPUT]/[OUTPUT]端子(アナログオーディオ端子) において、オーディオ信号のレベルが−40dBFS以 上の場合に緑色に点灯します。また初期化時などの ステータスを示します。 時計回りに順番に点灯 内蔵メモリーにデータを書き込み中のため、データ の一部が破損する場合があります。データの書き込 みは、以下の動作時に発生します。 ・ ・ ・ ・ オンラインに移行中 シーンメモリーのストア/リコール/削除中 Utility設定の変更を保存中 DME File Storage機能でファイルの送受信/削 除中 ・ ファームウェアの更新中、および更新に失敗し て更新前のファームウ
はじめに 各部の名称と機能 リアパネル 1 4 5 DME Satellite の紹介 2 7 9 8 3 各部の名称と機能 1 4 5 6 7 DME8o-ES コンピューター との接続 2 3 1 4 5 6 オーディオ入出力 の接続 8 ) 7 9 8 ) DME4io-ES 2 3 外部機器との接続 1 [AC IN]端子 付属の電源コードを接続します。 まずDME Satelliteと電源コードを接続し、次に電 源プラグをコンセントに差し込みます。 電源スイッチを切った状態でも微電流が流れていま す。この製品を長時間使用しないときは、必ず電源 プラグをコンセントから抜いてください。 その他の機能 2 アース用ネジ 付属の電源コードは3芯プラグですので、ACコンセ ントが接地されていればDME Satelliteは電源コー ドから適切にアース接続されます。さらに、このネ ジもアース接続することで、ハムノイズ、干渉ノイ ズなどを改善できる場合があります。 資料 3 排気口 DME Satelliteには冷却用ファンが装備されて
はじめに 各部の名称と機能 特に、ラック内部の温度が40℃以上になると想定 される場合(通常はラック外部の室温が30℃以上の 場合)は、ラックの最上段にファンキットを取り付 けてください。 ファンキットには、最大風量:1.
はじめに コンピューターとの接続 [USB]端子を使った接続 DME Satellite の紹介 DME Satelliteを複数台接続してネットワークを組むには、まずIPアドレスなどのネットワーク 設定を適切に行なう必要があります。そのためには、DME Satelliteの[USB]端子とコンピュー ターのUSB端子をUSBケーブルで接続して、USB-MIDI DriverおよびDME Designerをコン ピューターにインストールし、DME DesignerからDME SatelliteのIPアドレスなどを設定す る必要があります。 N OT E 各部の名称と機能 ・ USB-MIDI DriverおよびDME Designerのインストール方法は、 「DMEセットアップマニュアル」(PDFファイル)を ご覧ください。 ・ USB-MIDI DriverのTHRU設定は、 必ずOFFにしてください。 ・ DME DesignerからIPアドレスを設定する方法は、 「ネットワーク設定」をご覧ください。(19ページ) USB接続で、次の3つの操作が行なえます。 (1) DME Designerを
はじめに コンピューターとの接続 DME Designerを使用して、以下のようにIPアドレスとマスター /スレーブ、マスター IDを設 定してください。 IPアドレス設定 ホストアドレス IPアドレスをピリオドで区切った1つ1つをオクテットと呼びます。左から順に、第1オクテッ ト、第2オクテットと呼びます。 ネットワークアドレスの第1オクテットでは、0、127、223〜255は指定できません。 第4オクテットで指定できる範囲は次のとおりです。 コンピューター との接続 各部の名称と機能 ネットワークアドレス DME Satellite の紹介 ネットワーク設定 NO T E ・ サブネットマスクは255.255.255.
はじめに コンピューターとの接続 [NETWORK]端子を使った接続 (Ethernet接続) DME Satellite の紹介 Ethernet経由でコンピューターからDME Satelliteをコントロールするには、DME Satellite リアパネルの[NETWORK]端子をEthernetケーブルで接続して、DME-N Network Driverをイ ンストールする必要があります。 N OT E ・ DME-N Network Driverのインストール方法は、 「DMEセットアップマニュアル」(PDFファイル)をご覧ください。 ・ Ethernet接続するには、接続する機器のIPアドレスをあらかじめ設定しておく必要があります。DME SatelliteのIP アドレスは、コンピューターとUSB接続して、DME Designerから設定します(18ページ)。 各部の名称と機能 2台のDME Satelliteを直接Ethernet接続する場合 DME Satellite Ethernet ケーブル コンピューター との接続 DME Satellite USB ケーブル オーデ
はじめに コンピューターとの接続 同じサブネット内のコンピューターからコントロールする場合 デバイスグループ DME Satellite の紹介 グループマスター DME Satellite (IP アドレス : 192.168.0.7) Ethernet ケーブル Ethernet ストレートケーブル SCENE HOME UTILITY LEVEL MUTE CANCEL コンピューター (IP アドレス : 192.168.0.100) ENTER DME64N/24N (IP アドレス : 192.168.0.
はじめに コンピューターとの接続 サブネットが異なるコンピューターからコントロールする場合 デバイスグループ DME Satellite の紹介 グループマスター DME Satellite (IP アドレス : 192.168.0.5) Ethernet ケーブル スイッチングハブ 各部の名称と機能 コンピューター との接続 Ethernet ストレート ケーブル Ethernet ケーブル DME Satellite (IP アドレス : 192.168.0.3) (Master ID:5) SCENE HOME UTILITY ルーター または レイヤー3 スイッチ Ethernet ストレートケーブル コンピューター Ethernet ストレートケーブル LEVEL MUTE CANCEL ENTER DME64N/24N (IP アドレス : 192.168.0.12) (Master ID:5) オーディオ入出力 の接続 外部機器との接続 その他の機能 資料 22 ポート設定 ・宛先ネットワークアドレス : 192.168.0.
はじめに コンピューターとの接続 複数のデバイスグループの接続 デバイスグループ 1 デバイスグループ 2 グループマスター DME Satellite (IP アドレス : 192.168.0.2) Ethernet ケーブル Ethernet ケーブル Ethernet ストレートケーブル SCENE HOME UTILITY LEVEL MUTE CANCEL ENTER SCENE DME64N/24N (IP アドレス : 192.168.0.100) (Master ID:2) Ethernet ケーブル DME Satellite (IP アドレス : 192.168.0.40) (Master ID:2) HOME UTILITY LEVEL MUTE CANCEL ENTER DME64N/24N (IP アドレス : 192.168.0.200) (Master ID:3) オーディオ入出力 の接続 DME Satellite (IP アドレス : 192.168.0.
はじめに オーディオ入出力の接続 EtherSound端子を使った接続 (デジタルオーディオ接続) DME Satellite の紹介 DME SatelliteのEtherSound端子を使用して、デジタルオーディオ信号や制御信号、ワードク ロック信号の入出力ができます。DME Satelliteを接続するときは、EtherSound [OUT]端子 →[IN]端子、[OUT]端子→[IN]端子とデイジーチェーン接続してください。 各部の名称と機能 また、EtherSound対応機器やMY16-ES64カードを装着したミキサーなどの機器とも、オー ディオ信号およびワードクロック信号の入出力が可能になります。オーディオ信号およびワード クロック信号の入出力は、AuviTran社製のアプリケーションソフト「AVS-ESMonitor」で設 定します。インターフェースカードおよびアプリケーションソフトの詳細については、それぞれ の取扱説明書をご覧ください。 AVS-ESMonitorについて AVS-ESMonitorは、EtherSoundシステムをモニター /コントロールするためのAuviTran
はじめに オーディオ入出力の接続 DME Satelliteの[INPUT]/[OUTPUT]端子を使用して、アナログオーディオ信号を直接入出力 できます。「ユーロブロックプラグの取り付け方法」のように、付属のユーロブロックプラグ (3P)を取り付けてください。[INPUT]端子の内蔵ヘッドアンプのゲイン設定とファンタム電源の オン/オフは、DME Designerで設定できます。 ユーロブロックプラグの取り付け方法 DME Satellite の紹介 [INPUT]/[OUTPUT]端子を使った接続 (アナログオーディオ接続) NO T E ユーロブロックプラグ(3P)の場合、使用するマイナスドライバーはブレード幅が3mm程度の ものを使用してください。 GPI端子用のユーロブロックプラグ(16P)の場合は、 2mm程度のものを使用してください。 3mm 各部の名称と機能 必ず付属のユーロブロックコネクターをお使いください。紛失した場合は、巻末に記載されてい るヤマハ修理ご相談センターにお問い合わせください。 1.6mm (GPI 端子の場合は 1.
はじめに 外部機器との接続 [REMOTE]端子を使った接続 DME Satellite の紹介 DME Satelliteの[REMOTE]端子と、リモートヘッドアンプAD8HR/AD824、デジタルミキ サーまたはRS-232C対応リモートコントローラー (AMX/Crestronなど)を接続できます。 [REMOTE]端子はMIDI信号の送受信もできます。 DME Satelliteから外部ヘッドアンプをコントロール 各部の名称と機能 DME Designerを使用して、リモートヘッドアンプAD8HR/AD824のヘッドアンプ設定をリ モートコントロールできます。AD8HR/AD824は最大8台まで接続できます。 AD8HR/AD824を接続する場合は、必ずDME Satelliteリアパネルのディップスイッチを 「RS-422」に設定してください(16ページ)。また、接続中は設定を「RS-422」以外の値に変 更しないでください。変更した場合、機器が故障するおそれがあります。 コンピューター との接続 AD8HRとAD824が混在した状態で接続する場合は、DME Satelliteに近
はじめに 外部機器との接続 DME8i-ESやDME4io-ESの内蔵ヘッドアンプの設定を、ヤマハPM5DやDM2000などのデジ タルミキサーからリモートコントロールできます。 デジタルミキサーはDMEシリーズの[REMOTE]端子に接続し、DMEシリーズ間は[NETWORK] 端子にEthernetケーブルで接続します。 各部の名称と機能 デジタルミキサーからは、DMEシリーズはAD8HRとしてコントロールできます。コントロール できるのは、ゲインとファンタム電源(+48V)です。 D-Sub 9 pin ケーブル REMOTE Ethernet ケーブル DME Satellite コンピューター との接続 デジタルミキサー Switching Hub DME Satellite DME Satellite NO T E ・ 1つのデバイスグループ内に接続できるミキサーは1台のみです。 ・ デジタルミキサーは、グループマスター/スレーブどちらのDMEシリーズにでも接続できます。 ・ リモートコントロールするDMEシリーズのID番号はDME Designerから設定します。 設定
はじめに 外部機器との接続 EtherSound端子を使った接続 DME Satellite の紹介 EtherSound端子を使用して、DME Satelliteの内蔵ヘッドアンプや各種機能をコントロールで きます。 デジタルミキサーからDME Satelliteの内蔵ヘッドアンプをコントロール DME8i-ESやDME4io-ESの内蔵ヘッドアンプの設定をヤマハPM5DやDM2000などのデジタ ルミキサーからリモートコントロールできます。 各部の名称と機能 デジタルミキサーは、MY16-ES64カードにD-sub 9ピンケーブルで接続し、MY16-ES64 カードとDMEシリーズ間はEtherSound接続します。DMEシリーズ間は、[NETWORK]端子に Ethernetケーブルで接続します。 デジタルミキサーからは、ゲインとファンタム電源(+48V)をコントロールできます。 EtherSound コンピューター との接続 Ethernet Hub Ethernet Switching Hub DME8i-ES EtherSound オーディオ入出力 の接続 D-Sub 9
はじめに 外部機器との接続 AMXやCrestronなどのコントローラーとDME SatelliteをEthernet経由で接続して、複数の DME Satelliteをリモートコントロールできます。 NO T E 資料 その他の機能 外部機器との接続 オーディオ入出力 の接続 コンピューター との接続 各部の名称と機能 ・ リモートコントロールに使用するポートはDME Designerから設定します。 設定方法は「DME Designer取扱説明書」 をご覧ください。 ・ AMXやCrestronなどの外部機器からDME Satelliteをコントロールするための通信プロトコルの詳細は、ヤマハ ウェブサイトにある「DMEリモートコントロールプロトコル仕様書」 をご覧ください。 http://proaudio.yamaha.co.
はじめに 外部機器との接続 [GPI]端子を使った接続 DME Satellite の紹介 リアパネルの[GPI]端子にGPI(General Purpose Interface)機器(コントローラーなど)を接続し て、外部機器と制御信号を入出力できます。オプションのコントロールパネルCP4SW/ CP4SF/CP1SFも[GPI]端子に接続します。 DME Satelliteには8ポートの入力、4ポートの出力があります。+V端子の出力電圧は5Vです。 IN端子は0V〜5V間の電圧を検知します。OUT端子はTTLレベルで L 信号または H 信号 を出力します。 GPIコントローラーへのパラメーターの割り当てなどの設定は、DME Designerを使用します。 各部の名称と機能 [GPI]端子には、ユーロブロックプラグを使用します。ユーロブロックプラグの接続方法は 「ユーロブロックプラグの取り付け方法」(25ページ)をご覧ください。 N OT E ・ コントロールパネル CP4SW、CP4SF、CP1SFについては、 「CP4SW/CP4SF/CP1SF取扱説明書」をご覧ください。 ・ DME De
はじめに その他の機能 Initialize DME: コンポーネントとFile Storage機能で保存したファイルを除く、シーンやプリセットパラメー ター、WAVE ファイルなどを、すべて消去します。 UTILITYの設定はすべて初期設定に戻します。 Delete All Data: 本体内に保存されたコンポーネントやシーン、プリセットパラメーター、WAVE ファイル、File Storage機能で保存したファイルなどをすべて消去し、UTILITYの設定はすべて初期設定に戻し ます。本体の内部データに不具合が起きたときは、この初期化を行ないます。初期化後は、 DME Designerから必要なコンポーネントを送り込んでください。 1.
はじめに 資料 オプション DME Satellite の紹介 DMEシリーズのオプションのコントローラーとして、ICP1、CP4SW、CP4SF、CP1SFがあります。 ICP1はEthernet接続、CP4SW、CP4SF、CP1SFはGPI接続のコントローラーです。DMEシリーズ本体 への接続方法や取り付け手順については、お買い上げのコントロールパネルに付属の取扱説明書、設定などの 詳細は「DME Designer取扱説明書」をご覧ください。 ICP1 各部の名称と機能 Ethernetを使用してDMEシリーズと接続するコントローラーです。DMEシリーズと同様に1台 ごとにIPアドレスを設定します。Ethernetケーブルで、データの送受信が行なえます。 同一デバイスグループ内に存在するすべてのDMEの任意の機能を割り当ててコントロールでき ます。 コンピューター との接続 LCD画面上下の6つのファンクションキーには、最大4セットのパラメーターセットが割り当て でき、HOMEキーによるページの切り替えで最大24種類のパラメーターをコントロールできま す。 オーディオ入出力 の接続 外部
はじめに 資料 困ったときは ・ 電源ケーブルは正しく接続されていますか? (7ページ ) ・ POWERスイッチがオンになっていますか?( 15ページ) ・ それでも電源が入らない場合は巻末のヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 DME SatelliteとDME Designerで データのやりとりができない ・ ケーブルは正しく接続されていますか? (18 、20ページ) ・ USB-MIDI Driverが正しくインストールされていますか? ・ [NETWORK]端子を使って接続している場合、 DME-N Network Driverは正しく設定 していますか? DME Satellite の紹介 電源が入らない、パネルのLEDが点灯 しない ・ DME DesignerのバージョンはV3.
はじめに 資料 DME Satellite の紹介 MIDIデータフォーマット 3. MIDI Setup 1. DME8i-ES/DME8o-ES/DME4ioESのMIDI機能 MIDIの基本動作を設定します。設定は、DME Designer で行ないます。 各部の名称と機能 1.1. シーンの変更 Bank Select MSB/LSB、Program Change MessageをDME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ESに送 信した場合、[MIDI Program Change Table]の設定に したがいシーンリコールします。 DME Designerからシーンを切り替えた場合、[MIDI Program Change Table]の設定にしたがい、Bank Select MSB/LSB Program No.を送信します。 コンフィギュレーション切り替え時は送信しません。 コンピューター との接続 1.2.
はじめに 資料 Control Change No. 0 (Bank Select MSB) Data nnh (0nnnnnnnb) Control Value (Bank Select MSB No.) Bank Select LSB Status Bnh (1101nnnnb) Control Change Data 20h (00100000b) Control Change No. 32 (Bank Select LSB) nnh (0nnnnnnnb) Control Value (Bank Select LSB No.
はじめに 資料 DME Satellite の紹介 送信 補足事項1 DME Designerからパラメーターを変更した場合、 [Parameter Change Tx Switch]がOnであれば、 [MIDI Parameter Change Table]とMIDI Tx Channel の設定にしたがい送信します。 複数のメッセージに同一のパラメーターを割り当てられ た場合の送信メッセージ 複数のメッセージに同一のパラメーターを割り当てられ た場合については「補足事項1」をご覧ください。 Parameter Data Valueの指定方法は「補足事項2」を ご覧ください。 各部の名称と機能 Status F0h (11110000b) System Exclusive Message ID No. 43h (01000011b) Manufacturer's ID No.(YAMAHA) DEVICE ID. 1xh (0001xxxxb) Rx/Tx Channel (0-15) GROUP ID.
YAMAHA [Digital Mixing Engine Satellite] Model DME8i-ES, DME8o-ES, DME4io-ES MIDI Implementation Chart Recognized Basic Channel Default Changed 1 - 16 1 - 16 1 - 16 1 - 16 Mode Default Messages Altered ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ ************** Velocity Note ON ˛ Note OFF ˛ ˛ ˛ After Touch Key's Ch's ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ ˛ Pitch Bend 0,32 1-31,33-95,102-119 *1 *2 Ø Ø 0 - 127 *1 ************** Ø *3 Ø Ø Ø Memorized 各部の名称と機能 Note Number : True voice ************** Remarks DME Satellite の紹介 Transmitt
はじめに 資料 メッセージ一覧 DME Satellite の紹介 DME SatelliteではフロントパネルのERROR/PEAKインジケーターを使用してエラー /ワーニングメッ セージを表示します。 エラーメッセージ インジケーター 点滅 各部の名称と機能 コンピューター との接続 エラーの内容 対策 システムエラーが発生しまし た。 本体の初期化(Initialize DME)を行なってから、再起動してくださ い。それでもエラーメッセージが消えない場合は、本体の初期化 (Delete All Data)を行なってください。問題が解決しない場合は、 巻末に記載されているヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 内蔵フラッシュメモリーの内容 が消えています。 ファームウェアのアップデートに失敗した可能性があります。この 場合はDME DesignerでRecovery updateを行なってください。 問題が解決しない場合は、巻末に記載されているヤマハ修理ご相談 センターにご連絡ください。 バッテリーが完全に消耗してい る、もしくは装着されていませ ん。 電源をオフにすると現在
はじめに 資料 External Clock Normal Rate: 44.1/48kHz (±0.1%) Double Rate: 88.2/96kHz (±0.1%) Internal Clock Normal Rate: 48kHz (±50ppm) Double Rate: 96kHz (±50ppm) Gain: –60dB, RL:600Ω, 64dB INPUT to OUTPUT Power Consumption 40W Dimensions (HxDxW) 44x361x480 mm Net Weight 4.
はじめに 資料 DME Satellite の紹介 Input Output RL CONDITIONS MIN TYP MAX UNITS INPUT 1–8 OUTPUT 1–8 600Ω input level: +10dBu, GAIN: +10dB → output level: +4.0dBu (typ.) –2.0 0 +2.0 dB Output RL CONDITIONS MIN TYP MAX UNITS input level: –60dBu, GAIN: –60dB → output level: +4.0dBu (typ.) –2.0 0 +2.0 dB input level: +10dBu, GAIN: +10dB → output level: +4.0dBu (typ.) –2.0 0 +2.
はじめに 資料 Hum&Noise fs=48kHz or 96kHz, EIN=Equivalent Input Noise Output INPUT 1–8 OUTPUT 1–8 RL CONDITIONS 600Ω MIN Rs=150Ω, GAIN: –60dB All input & output level controls: 0dB TYP MAX UNITS –128 EIN –127 EIN dBu –64 Rs=150Ω, GAIN: +10dB All input & output level controls: 0dB dBu –82 –79 dBu TYP MAX UNITS –82 –79 dBu TYP MAX UNITS –128 EIN –127 EIN dBu Input Output RL CONDITIONS INPUT 1–8 OUTPUT 1–8 600Ω Rs=150Ω, GAIN: +10dB All input & output level control
はじめに 資料 LED Level Meter METERING POINT CONDITIONS MIN TYP MAX DME Satellite の紹介 PEAK red LED: ON –3 dBFs SIGNAL green LED: ON –40 dBFs INPUT 1–8 METERING POINT CONDITIONS MIN TYP MAX UNITS 各部の名称と機能 PEAK red LED: ON –3 dBFs SIGNAL green LED: ON –40 dBFs OUTPUT 1–8 METERING POINT CONDITIONS INPUT 1–4 OUTPUT 1–4 PEAK red LED:ON –3 dBFs SIGNAL green LED:ON –40 dBFs MIN TYP MAX UNITS コンピューター との接続 Signal Delay to from CONDITIONS MIN
はじめに 資料 Terminal Format Data length Level Audio Connector EtherSound EtherSound 24bit 100Base-TX 16ch input/16ch output @ 48kHz 8ch input/8ch output @ 96kHz RJ-45x2 CONTROL I/O CHARACTERISTICS Format Level IN – 0–5V OUT – TTL +V – 5V Ethernet IEEE802.3 10Base-T/100Base-TX RJ-45 USB USB 1.1 Function – Type B REMOTE RS-232C/RS-422 RS-232C/RS-422 D-SUB 9P (Male) GPI Connector EUROBLOCK *1 (3.
はじめに 資料 寸法図 コンピューター との接続 3 361 各部の名称と機能 354 (4) DME Satellite の紹介 480 44 オーディオ入出力 の接続 単位 : mm 仕様および外観は改良のため、予告なく変更することがあります。 外部機器との接続 その他の機能 資料 44 1 440 DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 ゴム脚は 同梱品
はじめに 資料 ゾーン .....................................................9 [REMOTE] 端子を使った接続 ......... 26 RS-422 ............................................. 16 テ ディップスイッチ ...............................16 デバイスグループ ..................................9 D S 電気的特性 .......................................... 39 [SIGNAL] インジケーター ............... 15 電源オン / オフ ......................................7 DME4io-ES ..........................................8 T ニ DME8i-ES .............................................
はじめに DME Satellite の紹介 各部の名称と機能 コンピューター との接続 オーディオ入出力 の接続 外部機器との接続 その他の機能 資料 DME8i-ES/DME8o-ES/DME4io-ES 取扱説明書 46 MEMO
サービスについて ■ 保証書 ■ 調整・故障の修理 この商品には保証書がついています。 販売店でお渡しして います から、 ご住所・お名前・お買上 げ年月日・販 売店名な ど所定事項の記入および記載内容をおたしかめの上、 大切 に保管してください。 保証書は当社 がお客様に保証期間内の無償 サービスをお 約束するもので、この商品の保証期間はお買上げ日より 1 年です。 保証期間内 の転居や、 ご贈答用 に購入された場合など で、 記載事項の 変更が必要なときは、事前・事後を 問わずお買 上げ販売店かお客様ご相談窓口、 またはヤマハ修理ご相談 センターへご連絡ください。 継続してサービスできるよう に手配いたします。 ■ 損害に対する責任 この商品 ( 搭載プログラムを含む ) の使用または使用不能 により、 お客様に生じた損害 ( 事業利益の損失、 事業の中 断、 事業情報の損失、その他の特別損失や逸失利益 )につい ては、 当社は一切その責任を負わないものとします。また、 如何なる場 合でも、 当社が負 担する損害賠償額は、お客様 がお支払になったこの商品の代価相当額をもって、 その上 限とします。
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