M.D.G., EMI Division © Yamaha Corporation 1995 VU11850 508POCP2.
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」 をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、 製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのものです。 注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を「警告」 と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。 記号表示について 記号は、危険、警告または注意を示します。 記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 *お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 警告 この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。 この機器の内部を開けたり、内部の部品を分解したり改造した 電源は必ず交流100Vを使用する。 りしない。 エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤
乾電池は一度に全部を交換する。乾電池は新しいものと古いも 不安定な場所に置かない。 のを一緒に使用しない。また、種類の異なったもの(アルカリ 機器が転倒/落下して故障したり、お客様がけがをしたりする とマンガン、メーカーの異なるもの、メーカーは同じでも商品 原因になります。 の異なるものなど)を一緒に使用しない。 本体を移動するときは、必ず電源アダプターコードなどの接続 発熱、発火、液漏れの原因になります。 ケーブルをすべて外した上で行う。 長期間使用しない場合は、乾電池を本体から抜いておく。 コードをいためたり、お客様が転倒したりするおそれがあり 乾電池が消耗し、乾電池から液漏れが発生し、本体を損傷する ます。 おそれがあります。 本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学ぞ 他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った上で うきんなどは絶対に使用しない。また、本体上にビニール製品 行う。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器のボ やプラスチック製品などを置かない。 リュームを最小(0)にする。 本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。
はじめに このたびはヤマハMIDIサウンドキーボードCBX-K1XGをお買い求めいただきまして、まことにありが とうございます。 CBX-K1XGは、コンピュータミュージック用に開発されたXG音源内蔵MIDIキーボードです。コンパク トなサイズでありながら、イニシャルタッチ付でMIDIのすべてのノート(ノートナンバー 0〜127)に 対応し、GM, XGに対応した数多くのMIDIコントロール機能を持っています。 音源はGM/XGはもちろんTG300BやC/M、DOCにも対応した、多彩で高音質なAWM2(PCM)音源 です。737ノーマルボイス+22ドラムボイス(セット)を持った、16パート/最大同時発音数32のマ ルチ音源です。さらにリバーブ(11)、コーラス(11)、バリエーション(42)の3系統のエフェクトも内 蔵しています。 加えて、小型ステレオスピーカーとコンピュータインターフェースを搭載しているので、コンピュータ と接続するだけでDTM環境を完成できます。コンピュータ/シーケンサーのデータ入力/再生用はもち ろん、多機能なMIDIコントローラーとしてお使いいただけます。 CBX-K1XGの優れた機能
CBX-K1XGでできること CBX-K1XGは、コンピュータミュージック用に開発されたXG音源内蔵MIDIキーボードです。 MIDIコントローラーとしての機能とXG音源を持ち、コンピュータインターフェースとステレオスピーカーを 装備しているので、CBX-K1XGとコンピュータを接続するだけでDTM環境を完成することができます。 ● MIDIコントローラー機能(データ入力時) ● XG音源(データ再生時および入力時のモニター) ピッチベンド ホイール C ボタン アサイナブル ホイール コンピュータ (シーケンスソフト) MIDI メッセージ MIDI メッセージ コンピュータ (シーケンスソフト) ヘッドフォン MIDI OUT 外部MIDI機器 外部オーディオ機器 POWER ON/ OFF TONE LOW VOLUME HIGH POWER ON/ OFF TONE LOW VOLUME HIGH MIDI IN PITCH ASSIGNABLE MIDIコントロール 数値設定 スピーカー MIN VOLUME MAX スピーカー
表記について 本文中では、各ボタンやランプ、機能について、以下のように表記します。 ボタン、ランプ、機能 表記 ● シフトボタン: ● オクターブシフトボタン: C N, M ● オクターブランプ: ● 各鍵盤にアサインされている機能: V, B T, {など この中に、2種のエンターキーJおよびKがありますが、単 にLと説明されている場合は、JおよびKのどちらを押 してもかまいません。 本文中では、各ボタンおよび機能のアサインされた鍵盤を押す操作について、 + および → を使って以下のように表記し ます。 表記 実際の操作 ● C + E: Cボタンを押しながらEのアサインされている鍵 盤 (D2)を押す。 ● C + U → L: Cボタンを押しながら、Uのアサインされている 鍵盤 (Fm2) を1度押し、 (Cボタンを押したままで) 続け てJまたはKの鍵盤を押す。 同梱品 CBX-K1XGには以下のものが同梱されています。 ・取扱説明書 ・電源アダプター(PA-3BまたはPA-1207) Macintosh はアップルコンピュータ社の
各部の名称と機能 ■ フロントパネル w e o i POWER ON OFF u DC IN PHONES L– OUTPUT –R !0 INPUT SUSTAIN IN MIDI OUT TO HOST o MIDI SOUND KEYBOARD CBX-K1XG Mac PC-1 PC-2 MIDI CONTROLLER NUMBER LIST 1 MODULATION 5 PORTA TIME 6 DATA ENTRY 7 VOLUME 10 PANPOT 11 EXPRESSION 65 PORTAMENTO 71 HARMONIC GENERAL PITCH ASSIGNABLE MIN SEQUENCER SHIFT STOP CONTINUE START PROGRAM TEMPO BANK PROGRAM SELECT CHANGE RESET GM ON SOUND OFF SYSTEM XG ON MERGE ON/OFF MIDI CH FIXED VELOCITY VOLUME MAX WHEEL ASSIGN
各部の名称と機能 y オクターブランプ(V, B) ムチェンジメッセージを送信します。 また、このボタンを押しながら(A, Bグループの機能を選 択せずに) 数値を入力することで、その数値のプログラム チェンジメッセージを送信します。 * 電源オン時に、プログラムナンバーは001(MIDIプログラム チェンジナンバー)にセットされます。 t オクターブシフトボタン 左(V)のランプの点灯はオクターブダウンを、右 (B)のランプの点灯はオクターブアップを表しま す。オクターブシフトしていない場合は両方のランプが点 灯します。オクターブシフト設定時、シフトするオクター ブ分の回数、ランプが点滅します。 また、オクターブシフト量の他に、ランプは次の状態も表 します。 N,M CBX-K1XGの鍵盤を弾いたときに出力されるノート情報 を、1オクターブ単位で±4オクターブの範囲で切り替える ことができます。N (M)を押 ・ 各種機能の実行時:2つのランプが同時に一瞬点滅す る。 ・ MIDIバッファーフルエラー時:右 (B) のランプ が速く点滅し続ける。 (パワーオンし直すか、マージオ ンの設定をするまで
各部の名称と機能 i ボリューム(VOLUME) !0 コントローラー番号リスト 内蔵スピーカーoの音量および、PHONES端子!3、 OUTPUT L/R端子!4の出力レベルを調節します。 アサイナブルホイールeにアサインできるコントローラー のうち、よく使われるものについてコントローラー番号を * INPUT端子!5からの入力信号の音量も、このボリュームで 調節できます。 o 内蔵スピーカー 鍵盤qや外部MIDI IN機器からの演奏情報を受けて内蔵音 一覧表示しました。 * コントロールチェンジのコントロール番号 (0〜119) の他に、 RPNやヤマハがNRPNに設定した機能などをアサインするこ ともできます。各コントローラー番号については、『コント ローラー一覧表』 (→32ページ)をご覧ください。 源が発音し、このスピーカーから出力されます。 INPUT端子!5からのオーディオ信号も、内蔵音源の出力と ミックスされ、このスピーカーから出力されます。 * 内蔵スピーカーは小型のため、低音が出にくくなっていま す。より正確に再生するためには、アンプ内蔵スピーカー やステレオシステムなどの再
各部の名称と機能 ■ リアパネル !1 !2 POWER ON OFF DC IN !3 !4 !5 !6 !7 PHONES L– OUTPUT –R INPUT SUSTAIN IN !8 MIDI OUT !9 TO HOST @0 Mac PC-1 PC-2 MIDI !1 パワースイッチ(POWER ON> OFF?) !6 SUSTAIN端子 電源スイッチです。押し込んだときに電源がオンになりま サステインペダル用の端子(標準フォーンジャック)です。 す。 ヤマハフットスイッチFC4, FC5(別売)などを接続し、内蔵 音源およびMIDI OUT端子!8へサステイン情報を送ります。 * 電源をオフにすると、すべての設定は初期値になります。(7 ページ参照) !2 DC IN端子 !7 MIDI IN端子 子です。(→9ページ) 外部MIDI機器のMIDI OUT端子とこの端子とを接続しま す。外部MIDI機器からのシーケンスデータでCBX-K1XGの 内蔵音源を鳴らしたり、外部MIDI機器から送られたメッ !3 ヘッドフォン端子(PH
電源の準備 電源アダプターでご使用になる場合 電池でご使用になる場合 1. CBX-K1XGの電源をオフにします。 2. 付属の電源アダプターのプラグをDC IN端子に接続し 乾電池の場合は必ずアルカリ乾電池を使用してください。 ます。 1. CBX-K1XGの電源をオフにし、本体底面のバッテリー 3. 電源アダプターを電源コンセント(AC100V)に接続し ます。 カバーを外します。 2. 市販の単3アルカリ乾電池(LR6)6本を、本体の+/− 表示に合わせて正しくセットします。 CBX-K1XG 3.
接続のしかた 接続は、必ずすべての機器の電源を切った状態で行ってください。 ■コンピュータとの接続 CBX-K1XGとコンピュータを接続する場合、次の2種類の接続方法があります。 1. コンピュータのシリアルポートとCBX-K1XGのTO HOST端子とを直接接続する。 2. MIDIインターフェースを通じてコンピュータのシリアルポートとCBX-K1XGのMIDI 端子とを接続する。 1.
接続のしかた ● PC-9801, PC-9821シリーズ ● IBM-PC/ATシリーズ 別売のケーブルYAMAHA CCJ-PC1(市販品の場合は、DSUB 25P→MINI DIN 8P クロスケーブル)で、コンピュータ 別売のケーブルYAMAHA CCJ-PC2(市販品の場合は、DSUB 9P→MINI DIN 8P クロスケーブル)で、コンピュータ のRS-232C端子とCBX-K1XGのTO HOST端子とを接続しま す。 CBX-K1XGのホストセレクトスイッチ のRS-232C端子とCBX-K1XGのTO HOST端子とを接続しま す。 CBX-K1XGのホストセレクトスイッチ は PC-1(31,250bps) にセットします。 は PC-2(38,400bps) にセットします。 PC-1 ・YAMAHA CCJ-PC1 MINI DIN8P mini DIN 8-pin → PC-2 ・YAMAHA CCJ-PC2 D-SUB25P MINI DIN8P → D-SUB9P mini DIN 8-pin 1 5 (CTS) 2 3 4 8 5 4 (R
接続のしかた 2.
接続のしかた 外部MIDI機器 ■外部MIDI機器との接続 QY300 CBX-K1XGのMIDI OUT端子、MIDI IN端子を使って外部 MIDI機器と接続することで、CBX-K1XGで外部MIDI機器を MUSIC SEQUENCER コントロールしたり、外部シーケンサーなどでCBX-K1XG の内蔵音源を鳴らしたりすることができます。 * ホストセレクトスイッチを MIDI に設定していないと、CBXK1XGの操作情報はMIDI OUT端子へ出力されません。 * MIDIケーブルはMIDI規格のものをお使いください。 MIDIケーブルは15mが限度とされています。これ以上長いケー ブルをご使用になりますと、誤動作などトラブルの原因となり ますのでご注意ください。 MIDI IN MIDI OUT MIDI OUT MIDI IN ホストセレクトスイッチ MIDI マージ CBX-K1XG コントローラー 内蔵音源 ローカル CBX-K1XG ■外部オーディオ機器との接続 アンプ内蔵 スピーカー CBX-K1XGにはステレオスピーカーが内蔵されています が、小型で
CBX-K1XGの基本操作 ここでは、CBX-K1XG単体での基本的な操作を解説していきます。 CBX-K1XG単体での操作は、そのままMIDI OUT端子およびTO HOST端子に接続した コンピュータや外部MIDI機器の操作にも応用されます。このセクションでCBX-K1XG の操作をマスターし、より幅広くCBX-K1XGをお使いください。 ■操作解説メニュー 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. デモ演奏の再生(→14ページ) 基本バンクボイスの選択(→15ページ) 拡張バンクボイスの選択(→16ページ) ドラムボイスの選択(→16ページ) オクターブシフトの操作(→17ページ) ピッチベンドホイール、アサイナブルホイールの操作(→18ページ) タッチセンシティビティの設定(→19ページ) 外部オーディオ機器からの入力(INPUT端子) (→19ページ) 1. デモ演奏の再生 CBX-K1XGのデモ演奏を再生してみましょう。 1. CとN, Mの3つのス 3.
CBX-K1XGの基本操作 2.
CBX-K1XGの基本操作 3. 拡張バンクボイスの選択 4. ドラムボイスの選択 CBX-K1XGのXGモードには基本ボイスバンク (0) のほかに、拡 張ボイスバンクと呼ばれるボイスバンクが44あります。 それぞれのバンクにもプログラムナンバー1〜128で選択できる 128種類のボイスがあります。 (基本ボイスバンクのボイスと同 じものが入っている箇所もあります。) * ボイスバンクとプログラムナンバーについては48ページ 以降のボイスリストをご覧ください。 CBX-K1XGは737種類のノーマルボイスの他に、22種類のドラ ムボイス(セット)を内蔵しています。 ドラムボイスは、ノーマルボイスとは少し異なっています。 ● バンクの選択方法 1. Cを押しながらTを押します。 ディスプレイには、現在選ばれているボイスバンクが MSBとLSBで (交互に)表示されます。 電源オン時はMSB/LSB共に000が表示されます。 2.
CBX-K1XGの基本操作 5. オクターブシフトの操作 ディスプレイに 10 が表示され、10チャンネルが選択 されたことを示します。 [10 2. 鍵盤を弾くと、ドラムやパーカッションのさまざまな サウンドが鳴ります。現在選ばれているドラムボイス はプログラムナンバー1の Standard Kit です。 (54ペー CBX-K1XGでは±4オクターブの範囲でオクターブシフトする ことができます。 これによって、MIDIのすべてのノートC-2(0)〜G8(127) を送 信することができます。 ● 操作方法 ・ Mを1回押す毎に1オクターブずつアップ、 ジ:XGドラムボイスリストをご覧ください。) Nを1回押す毎に1オクターブずつダウンし ます。 3. オクターブシフト機能(右項)を使うことで、1オクター オクターブシフトされていない状態を基準として、何オ クターブシフトアップ (ダウン)されたかを、オクターブ ブずつ上下へシフトして、そのオクターブにアサイン されているサウンドを鳴らすことができます。 4.
CBX-K1XGの基本操作 6 . ピッチベンドホイール、アサイナブルホイールの操作 CBX-K1XGには、2つのホイールが装備されています。 それぞれのホイールをコントロールするたびに、メッセージが 送信されます。 ・ コントローラーのアサイン方法 1. Cを押しながらSを押します。 現在ホイールにアサインされているコントローラー番 号が表示されます。電源オン時はモジュレーションホ イール(001)が選択されます。 001 PITCH ASSIGNABLE 2.
CBX-K1XGの基本操作 7. タッチセンシティビティの設定 8. 外部オーディオ機器からの入力(INPUT端子) タッチセンシティビティとは、鍵盤を弾くときの強さ(イニ シャルタッチ)に対する鍵盤の感度です。この値は電源オン時 は5に設定されています。値を小さく設定するほど感度が上が り、ソフトに弾いても強いタッチで弾いたときのように感知さ れます。 この設定は鍵盤の機能に対する設定なので、内蔵音源にも外部 MIDI機器にも影響します。 CBX-K1XGにはINPUT端子が装備されています。この端子に接 続したCDプレーヤー、テープレコーダー、ポータブルキーボー ドなどの外部機器からの信号はCBX-K1XGの内蔵音源の出力と ミックスされて、CBX-K1XGのスピーカーまたはOUTPUT L/ R端子に出力されます。 ● 操作手順 1. CBX-K1XGの電源をオフにします。 ● 設定方法 1. Cを押しながらKを押し、そのまま Cを押したままで}を押します。 現在設定されているタッチセンシティビティの値が表 2.
音源部の概要 GMとXGについて GM GENERAL 「GM」 とは、メーカーや機種が異なる音源でも、ほぼ同じ系統の音色で演奏が再現されることを目的に設 けられた、音源の音色配列やMIDI機能に関する一定の基準のことです。 「GM」に準拠した音源やソングデータには、このGMマークがついています。 XG 「XG」 とは、音色の配列に関する 「GM」 をより拡張し、時代と共に複雑化、高度化していくコンピュータ 周辺環境にも対応させ、豊かな表現力とデータの継続性を可能とした、ヤマハの提唱する音源フォーマッ トです。 ■演奏モード(XG, TG300B, C/M, DOC) CBX-K1XGは、XG, TG300B, C/M, DOC*の4つの演奏モード を持っています。 * DOCモードは、DOC(ヤマハディスクオーケストラコレクショ ン)曲集を再生するためのモードです。DOC曲集を再生すると 自動的にDOCモードに切り替わります。CBX-K1XG側でDOC モードに切り替えることはできません。 電源オン時はXGモードで動作します。 ・使用できるパート数:16パート ・使用できるボイス数:480ノーマ
音源部の概要 ■ボイスとエレメント ■エレメントリザーブ ボイスとは、音源の最小単位であるエレメントによって構 全体で最大同時発音数を越えた場合でも、指定チャンネル 成された音色プログラムのことです。 CBX-K1XGのボイスには、1エレメントのものと2エレメン (パート)だけは発音数(エレメント数)を確保する機能で す。 トのものの2タイプがあります。 2エレメントで構成されているボイスには、1エレメントで たとえば、あるパートのエレメントリザーブを 10 に設定 すると、パートの発音優先順位に関係なく、そのパートは は作れない分厚いボイスや、鍵盤を弾く強さ (ノートのベロ シティの強弱) によって音色を切り替えられるボイス、ピア ノとストリングスというような異なった音が混ざり合った エレメント数が10まで確保されます。 エレメントリザーブは、 XGネイティブパラメーターチェ ンジ(41ページ)によりエレメントリザーブのメッセージ ボイスなどが含まれます。 各ボイスの使用エレメント数は、48ページからのボイスリ (<付表1-5>:45ページ)を送ることで、外部からコント ロールするこ
キーボード部の概要 C2〜F3の鍵盤には各種の設定やコントロールの機能が、 G3〜Am4には16進数/10進数いずれの方法でも入力できる 数値が、B4, C5には実行(ENTER)機能がアサイン(割り当 て)されています。 C2〜F3の鍵盤にアサインされている機能には、本体パネル に印刷されているもの(Aグループと呼びます) の他にもう1 グループ(Bグループと呼びます)あります。 (下表参照) これらの鍵盤を C ボタンを押しながら押すことで、 CBX-K1XGの鍵盤は各種の設定やMIDIデータを送信できる ファンクションスイッチとして動作します。 設定状況を 表示 SEQUENCER シフト SHIFT STOP A CONTINUE B START C PROGRAM TEMPO D BANK PROGRAM CHANGE SELECT E F RESET GM ON G SOUND OFF H SYSTEM XG ON I MERGE ON/OFF J MIDI FIXED CH K VELOCITY L 機能を実行(設定、送信)する方法は機能ごとに異なります が、基本的には
キーボード部の概要 ■操作手順 機能グループA, Bの選択方法 鍵盤にアサインされている機能のAグループ(本体パネルに 印刷されているもの) とBグループ(印刷されていない) の選 択は、以下の手順で行います。 ● Aグループの機能を選択するには → Cを押しながら目的の機能がアサインされている 鍵盤を押すと、Aグループの機能が選択されます。 ● Bグループの機能を選択するには → C を押しながらまず最初にK を押 し、(Cを押したままで)続けて目的の機能がアサ インされている鍵盤を押すと、Bグループの機能が選択 されます。 S TIP 機能選択の途中でA, Bグループの切り替えはできません。 一度Cを離してから切り替えを行ってください。 S TIP 数値入力後、Lを押す前に別の機能がアサインさ れた鍵盤を押した場合、それまでに入力した数値情報 は無効となります。 S 数値の設定範囲は機能によって異なりますが、いずれの場合 も1バイト(0〜255)を越えることはできません。 S 10進数で入力する際にA〜Fのアサインされている鍵盤 を押した場合、以下のように解釈されます。 TIP T
キーボード部の概要 ■各機能の設定方法(操作例) ここでは、代表的な操作を例を上げて説明します。 Aグループの基本操作例 〜 の番号は以下の操作例の番号を表します。 C SEQUENCER SHIFT STOP CONTINUE START PROGRAM TEMPO RESET BANK PROGRAM SELECT CHANGE GM ON SOUND OFF SYSTEM XG ON MERGE ON/OFF MIDI CH FIXED VELOCITY WHEEL ASSIGN RPN CONTROLLER NRPN TRANSPOSE DRUM NUMBER ENTER 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 HEXA DECIMAL DECIMAL OCTAVE OCTAVE SHIFT OCTAVE RESET 1 4 3 3 4 4 7 9 1 1 5 4 1 2 4 8 5 5 6 6 9 9 4 4 J K 1 例 機能選択だけで実行され
キーボード部の概要 Aグループの応用操作例 6 8 トランスポーズの設定 ● Cを押しながらN(M)を Cを押しながらGをトランスポーズ 7 プログラムチェンジ送信の応用操作 ダウンしたい量だけ、くりかえし押します。 押すと、現在のプログラムナンバーより-1(+1) したプログ または、Cを押しながらHをトラン ラムチェンジメッセージを送信します。押し続けている スポーズアップしたい量だけ、くりかえし押します。 と、自動的に-1(+1)しながらくりかえし送信します。 * トランスポーズは、現在の値に対してアップおよびダウ ンされます。 * Cを押しながらGとHを 同時に押すと、トランスポーズなしの状態に設定されま す。 * トランスポーズは、例 の手順でトランスポーズ量を 数値入力しても設定できます。 ● Cを押しながら (機能がアサインされている鍵盤は 押さずに) プログラムナンバーを入力しLを押すこ とで、そのナンバーのプログラムチェンジメッセージを * 9 ドラムナンバーの設定 送信することができます。 プログラムナンバーは、16進数/10進数のいずれでも 設定でき
キーボード部の概要 Bグループの基本操作例 〜 の番号は以下の操作例の番号を表します。 前述(22ページ)のように、Cを押した後、最初にKを押すことでBグループが選択されます。 Bグループの機能名はパネルに印刷されていません。 Bグループの機能と鍵盤との対応は、『機能および操作一覧表』 (→30ページ) をご参照ください。 C SEQUENCER SHIFT STOP CONTINUE START PROGRAM TEMPO RESET BANK PROGRAM SELECT CHANGE GM ON SOUND OFF SYSTEM XG ON MERGE ON/OFF MIDI CH FIXED VELOCITY WHEEL ASSIGN RPN CONTROLLER NRPN TRANSPOSE DRUM NUMBER ENTER 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 HEXA DECIMAL DECIMAL OCTAVE OCTAVE SHIFT OCTAVE RESET 14 13 10 12
キーボード部の概要 14 または、Cを押しながら、K→A→ ソングポジションポインターの送信 0→c→2→2→J→{7→b ソングポジションポインターMSB=12, LSB=34の送信: 例 →J}と押します。 Cを押しながら、K→W→ * 10進数の12は16進数のCです。10進数の34は16進数の 22です。10進数の123は16進数の7Bです。 * Cを押し続けた状態であれば、{ }内はくりかえし 送信できます。 * 10進数で入力する場合は、MSB, LSBそれぞれ3桁で合計 6桁で入力します。 * 16進数で入力する場合は、MSB, LSBそれぞれ2桁で合計 4桁で入力します。 * NRPN番号による場合も同様です。 * この場合は値の送信だけで、コントローラー番号により アサイナブルホイールの機能は変化しませんが、例 の 場合は値の送信だけでなく、設定したコントローラー番 号の機能にホイールはアサインされます。 0→1→2→0→3→4→K と押します。 または、C を押しながら、K → W → 0 → c → 2 → 2 → Jと押します。 * ソングポジションポインターの機能
機能および操作一覧表 ■ Aグループ 鍵盤 パネル印刷表示 機 能 名 操 作 手 順 【操作終了までCを押し続ける】 操作例 (24, 25ページ) C2 STOP ストップの送信 C+ Q 1 Cm2 CONTINUE コンティニューの送信 C+ W 1 D2 START スタートの送信 C+ E 1 Dm2 TEMPO テンポの設定 C+ R→[テンポ値] →L 4 E2 BANK SELECT バンクセレクトの送信 C+ T→[MSB値] →[LSB値]→L 5 F2 PROGRAM CHANGE プログラムチェンジの送信 C+ Y→[プログラムナンバー] →L 4 8 Fm2 GM ON GMモードオンの送信 C+ U→L 3 G2 SOUND OFF オールサウンドオフ(現在のチャンネル)の送信 C+ I 1 Gm2 XG ON XGシステムオンの送信 C+ O→L 3 A2 MERGE ON/ OFF マージオン/オフの設定 C+ P 2 Am2 MIDI CH MIDI送信チ
機能および操作一覧表 送信先 機 能 の 内 容 MIDI OUT 内蔵 TO HOST 音源 設定範囲(16進表現) 初期値 出力MIDIコード ストップメッセージを送信 ○ × <> コンティニューメッセージを送信 ○ × <> スタートメッセージを送信 ○ × <> MIDIクロックの周期を設定。値0でMIDIクロックの出力停止 ○ × 0, 20〜300(0, 14〜12C) ○ ○ MSB : 000〜127(00〜7F) LSB : 000〜127(00〜7F) プログラムチェンジの送信 ○ ○ 1〜128(1〜80) GMモードオンメッセージの送信 ○ ○ 現在設定されているチャンネルのオールサウンドオフメッセージを送信 ○ ○ XGシステムオンメッセージの送信 ○ ○ マージ機能のオン/オフの交互切り替え(MIDIバッファーフルエラー解除) ― ― on, oFF MIDI送信チャンネルを設定 ― ― 1〜16(1〜10) フィックストベロシティの設定。値0でイニシャルタッ
操作および機能一覧表 ■ Bグループ(機能は本体パネル上の表示と異なります。) 鍵盤 パネル印刷表示 機 能 名 操 作 手 順 【操作終了までCを押し続ける】 操作例 (26, 27ページ) C2 STOP ソングセレクトの送信 C+ K→ Q→[ソング番号]→L 13 Cm2 CONTINUE ソングポジションポインターの送信 C+ K→ W→[MSB値] →[LSB値]→L 14 D2 START リセットオールコントローラーの送信 C+ K→ E 10 Dm2 TEMPO E2 BANK SELECT F2 PROGRAM CHANGE Fm2 GM ON C/Mモードの設定 C+ K→ U→L 12 G2 SOUND OFF オールサウンドオフ(全チャンネル)の送信 C+ K→ I 10 Gm2 XG ON TG300Bリセットの送信 C+ K→ O→L 12 A2 MERGE ON/ OFF ローカルオン/オフの設定 C+ K→ P 10 Am2 MIDI CH チャンネルごとのマージオン/オフの
操作および機能一覧表 送信先 機 能 の 内 容 MIDI OUT 内蔵 TO HOST 音源 ソングセレクトを送信 ソングポジションポインターを送信。MSB, LSBペアで入力 リセットオールコントローラーを送信 CBX-K1XGの内蔵音源の設定状態をエクスクルーシブメッセージで送信 CBX-K1XGの内蔵音源の演奏モードをC/Mモードにする 設定範囲(16進表現) 初期値 出力MIDIコード ○ × 0〜127(0〜7F) <> ○ × MSB : 000〜127(00〜7F) LSB : 000〜127(00〜7F) <> ○ ○ ― ― ○ × ― ― × ○ *1 <> *2 *3 ○ <
コントローラー一覧表 各機能の効果については、MIDIデータフォーマット(→37ページ) をご覧ください。 また受信側で対応していないものは、CBX-K1XGより送信しても反応しません。 コントローラー 番号 1 2 4 5 6 7 8 10 11 64 65 66 67 69 71 72 73 74 84 91 92 93 94 95 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 コントローラー名 モジュレーションデプス ブレスコントロール フットコントロール ポルタメントタイム データエントリー メインボリューム バランスコントロール パンポット エクスプレッション ホールド1 (ダンパー) ポルタメント ソステヌート(コードホールド) ソフトペダル ホールド2 (フリーズ) ハーモニックコンテント リリースタイム アタックタイム ブライトネス ポルタメントコントロール リバーブデプス トレモロデプス コーラスデプス
MIDIデータフォーマット ■ MIDIデータ送受信の表示 ■ MIDIバッファーフルエラー発生時の動作 MIDIデータ送受信時、CBX-K1XGは以下の表示をする。 MIDIバッファーフルエラー発生時、CBX-K1XGは以下の動作をす る。 ・Cを使用した操作を行うことで、MIDI OUTまたはTO HOST端子に信号が出力されたとき、表示が一瞬点滅する。 ・C が押されていない状態で、MIDI IN端子またはTO HOST端子からノートオンを受信したとき、1の位のピリオド が短時間点灯する。 ・C が押されていない状態で、MIDI IN端子またはTO HOST端子からシステムエクスクルーシブメッセージを受信 したとき、1の位および10の位のピリオドが短時間点灯する。 (受信するシステムエクスクルーシブメッセージかどうかとは 無関係に、受信すると点灯する) 1. マージオン設定の場合はマージ設定をオフにする。 2. 全チャンネル (1〜16) のホールド1オフ、オールノートオフ、 オールサウンドオフメッセージを送信する。 3.
MIDIデータフォーマット ■ 送信データ 1. チャンネルボイスメッセージ ● ブロック図 MIDI IN 1.1 ノートオン/ノートオフ Note on/off <<9n>> Polyphonic key pressure *1 <> Control change <> All sound off <> Reset all controller <> <> All note off *2 Program change <> Channel pressure <> Pitch bend <> System exclusive <
MIDIデータフォーマット 2. チャンネルモードメッセージ 2.1 All Sound Off (オールサウンドオフ) 1011nnnn 01111000 00000000 Bn 78 00 ステータス Balance LSB Balance MSB t=0...127 End of Exclusive 3.1.2 ユニバーサル ノン リアルタイム メッセージ 3.1.2.1 General MIDI Mode On(GMモードオン) 2.
MIDIデータフォーマット 3.1.3.3 System Information (システムインフォメーション) ダンプリクエストによりデータを送信する。 付表<1-1> (43ページ) ,<1-3> (43ページ) 参照。 3.1.3.4 Multi Effect1 Data parameter change (マルチエフェクト1データパラメーターチェンジ) ダンプリクエストによりデータを送信する。 付表<1-1> (43ページ) ,<1-4> (43ページ) 参照。 3.1.3.5 Multi Part Data parameter change (マルチパートデータパラメーターチェンジ) ダンプリクエストによりデータを送信する。 付表<1-1> (43ページ) ,<1-5> (45ページ) 参照。 3.1.3.6 Drums Setup Data parameter change (ドラムセットアップデータパラメーターチェンジ) ダンプリクエストによりデータを送信する。 付表<1-1> (43ページ) ,<1-6> (46ページ) 参照。 3.1.4 その他のパラメーターチェンジ 3.1.4.
MIDIデータフォーマット ■ 受信データ MIDIメッセージをCBX-K1XGの内蔵音源に送ることで、ボイスの選択やパン、ピッチベンドなどさまざまな設定をコントロールすること ができます。 MIDIメッセージを内蔵音源に送るには、CBX-K1XGのコントロール機能を使う方法と、MIDI IN端子およびTO HOST端子に接続した外部 MIDI機器やコンピュータ (のシーケンスソフト)から送る方法とがあります。コントロール機能を使う方法については22ページをご覧くださ い。外部MIDI機器やコンピュータから送信する方法については、外部MIDI機器およびお使いのシーケンスソフト用の取扱説明書をお読みく ださい。 ここでは、CBX-K1XGが受信するMIDIメッセージの種類と働きについて詳しく説明します。 1. チャンネルボイスメッセージ 1.4.1 Bank Select(バンクセレクト) 1.1 ノートオフ Cntrl# 0 32 1000nnnn 0kkkkkkk 0vvvvvvv 8n kk* vv ステータス ノートナンバー ベロシティ n=チャンネル番号 k=0(C-2)...
MIDIデータフォーマット 1.4.16 Portamento Control(ポルタメントコントロール) 1.4.8 Hold1(ホールド1) Cntrl# 64 parameter Hold1 Data Range 0...127 サステインペダルのオン/オフをコントロールする。 ペダルを踏んだ時に発音していた音を持続する。 0〜63の時サステインペダルがオフ(離した状態)、64〜127の時オン(踏んだ状 態)になる。 1.4.9 Portamento(ポルタメント) Cntrl# parameter Data Range 65 Portamento 0...127 ポルタメントペダルのオン/オフをコントロールする。 ペダルを踏むと、ポルタメント効果がかかる。 0〜63の時ポルタメントがオフ(離した状態)、64〜127の時オン(踏んだ状態) になる。1.4.3 Portamento Timeでかかり方を調節する。 parameter Data Range Portamento Control 0...
MIDIデータフォーマット 01H 0AH mmH 01H 20H mmH 01H 21H mmH 01H 63H mmH 01H 64H mmH 01H 66H mmH 14H rrH mmH 15H rrH mmH 16H rrH mmH 17H rrH mmH 18H rrH mmH 19H rrH mmH 1AH rrH mmH 1CH rrH mmH 1DH rrH mmH 1EH rrH mmH 1FH mmH rrH ビブラートディレイ mm : 00H ... 40H ... 7FH (-64 ... 0 ... +63) フィルターカットオフフリケンシー mm : 00H ... 40H ... 7FH (-64 ... 0 ... +63) フィルターレゾナンス mm : 00H ... 40H ... 7FH (-64 ... 0 ... +63) EG アタックタイム mm : 00H ... 40H ... 7FH (-64 ... 0 ...
MIDIデータフォーマット 2.2 Reset All Controllers (リセットオールコントローラー) 1011nnnn 01111001 00000000 Bn 79 00 ステータス n=チャンネル番号 3.
MIDIデータフォーマット 3.1.2.2 Identity Request(アイデンティティリクエスト) 11110000 01111110 0000nnnn 00000110 00000001 11110111 F0 7E nn 06 01 F7 Exclusive status Universal Non-Real Time Device Number, n=0...15 Sub-ID #1=General Information Sub-ID #2=Identity Request End of Exclusive このメッセージを受信すると、CBX-K1XGはIdentity Reply Message (アイ デンティティリプライメッセージ) (→35ページ:3.1.2.2) を送信する。 3.1.
MIDIデータフォーマット 3.1.3.3 Multi Effect1 Data parameter change (マルチエフェクト1データパラメーターチェンジ) 付表<1-1> (43ページ) ,<1-4> (43ページ) 参照。 3.1.3.4 Multi Part Data parameter change (マルチパートデータパラメーターチェンジ) 付表<1-1> (43ページ) ,<1-5> (45ページ) 参照。 3.1.3.5 Drums Setup Data parameter change (ドラムセットアップデータパラメーターチェンジ) 付表<1-1> (43ページ) ,<1-6> (46ページ) 参照。 XGモードの場合、Drum Setup Reset メッセージ (43ページ) を受信すると、 Drum Setup parameter の値は初期化される。 いずれの演奏モードでも、ドラムセットを切り替えると、Drum Setup parameter の値は初期化される。 3.1.4 その他のパラメーターチェンジ 3.1.4.
MIDIデータフォーマット < 付表 1-1 > Parameter Base Address Model ID = 4C【 XG 】 XG SYSTEM INFORMATION EFFECT 1 MULTI PART DRUM < 付表 High 00 00 00 00 01 02 08 08 30 31 Parameter Change Address Mid Low Description 00 00 System 00 7D Drum setup Reset 00 7E XG System On 00 7F All Parameter Reset 00 00 System Information 01 00 Effect1(Reverb,Chorus,Variation ) 00 00 Multi Part 1 : : 0F 00 Multi Part 16 0D 00 Drum Setup 1 0D 00 Drum Setup 2 Address Parameter 3n 0D 00 note number 13 3n 0E 00 note number 14 : : 3n 5B
MIDIデータフォーマット Address (H) Size (H) Data (H) Parameter Description Default value(H) 02 01 10 11 12 13 14 15 TOTAL SIZE 1 1 1 1 1 1 6 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F REVERB PARAMETER 11 REVERB PARAMETER 12 REVERB PARAMETER 13 REVERB PARAMETER 14 REVERB PARAMETER 15 REVERB PARAMETER 16 エフェクトパラメーターリスト(58ページ) 参照 〃 〃 〃 〃 〃 depends on reverb type 〃 〃 〃 〃 〃 02 01 20 2 22 23 24 25 26 27 28 29 2A 2B 2C 2D 2E TOTAL SIZE 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7
MIDIデータフォーマット < 付表 1-5 > MIDI Parameter Change table ( MULTI PART )【XG】 Address (H) 08 nn 00 nn 01 nn 02 nn 03 nn 04 Size (H) 1 1 1 1 1 Data (H) 00 - 20 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 0F, 7F Parameter Description nn 05 nn 06 1 1 nn 07 ELEMENT RESERVE BANK SELECT MSB BANK SELECT LSB PROGRAM NUMBER Rcv CHANNEL 0 - 32 0 - 127 0 - 127 1 - 128 1 - 16,OFF 00 - 01 00 - 02 MONO/POLY MODE SAME NOTE NUMBER KEY ON ASSIGN 1 00 - 03 PART MODE nn 08 nn 09 nn 0A 1 2 28 - 58 00 - FF NOTE SHIFT DETUNE nn
MIDIデータフォーマット Address (H) Size (H) Data (H) Parameter TUNING TUNING TUNING TUNING TUNING G G# A A# B Description Default value(H) -64 - +63 [cent] -64 - +63 [cent] -64 - +63 [cent] -64 - +63 [cent] -64 - +63 [cent] 40 40 40 40 40 nn nn nn nn nn 48 49 4A 4B 4C 1 1 1 1 1 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F SCALE SCALE SCALE SCALE SCALE nn nn nn nn nn nn 4D 4E 4F 50 51 52 1 1 1 1 1 1 28 - 58 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F 00 - 7F CAT CAT CAT CAT CAT CAT PITCH CONTROL FILTER CONTROL AMPL
MIDIインプリメンテーションチャートは PDF上では表示されません。 47
XGノーマルボイスリスト バンクセレクト MSB=000, LSB=バンクナンバー インストゥル プログラム バンク エレ メント ボイスネーム ナンバー ナンバー メント グループ Instrument Program Bank Group # # Piano 1 0 1 18 40 41 2 0 1 3 0 1 32 40 41 4 0 1 5 0 1 18 32 40 45 64 6 0 1 32 33 34 40 41 42 45 7 0 1 25 35 8 0 1 27 64 65 Chromatic 9 0 Percussion 10 0 11 0 64 12 0 1 45 13 0 1 64 97 98 14 0 15 0 96 97 16 0 35 96 97 Bank 0 : (GM) Bank 1 : Key Scale Panning Bank 3 : Stereo Bank 6 : Single Bank 8 : Slow Bank 12 : Fast Decay Bank 14 : Double Attack Bank 16 : Bright 48 EleVoice Name
XGノーマルボイスリスト バンクセレクトMSB=064, LSB=000 SFXボイス Instrument Program Bank Group # # Reed 65 0 66 0 40 43 67 0 40 41 64 68 0 69 0 70 0 71 0 72 0 Pipe 73 0 74 0 75 0 76 0 77 0 78 0 79 0 80 0 Synth Lead 81 0 6 8 18 19 64 65 66 82 0 6 8 18 19 20 24 25 40 41 45 96 83 0 65 84 0 64 85 0 64 65 86 0 24 64 87 0 35 88 0 16 64 65 Synth Pad 89 0 64 90 0 16 17 18 64 65 91 0 64 65 66 67 EleVoice Name ment SprnoSax 1 Alto Sax 1 Sax Sect 2 HyprAlto 2 TenorSax 1 BrthTnSx 2 SoftTenr 2 TnrSax 2 1 Bari.Sax 1 Oboe 2 Eng.
TG300Bノーマルボイスリスト バンクセレクト MSB=バンクナンバー, LSB=000 インストゥル プログラム バンク エレ メント ボイスネーム ナンバー ナンバー メント グループ Instrument Program Bank Group # # Piano 1 0 8 16 126 127 2 0 8 126 127 3 0 1 2 8 126 127 4 0 8 126 127 5 0 8 16 24 25 26 32 126 127 6 0 8 16 24 32 126 127 7 0 8 16 24 126 127 8 0 8 126 127 Chromatic 9 0 Percussion 126 127 10 0 126 127 11 0 126 127 12 0 1 8 126 127 13 0 8 17 24 126 127 14 0 126 127 15 0 8 9 126 127 16 0 1 8 126 127 50 EleVoice Name ment GrandPno 1 GrndPnoK 1 MelloGrP 1 A-Piano1 2 a.
TG300Bノーマルボイスリスト Instrument Program Bank Group # # Brass 57 0 1 24 25 126 127 58 0 1 126 127 59 0 1 126 127 60 0 126 127 61 0 1 8 16 126 127 62 0 8 126 127 63 0 1 8 9 16 126 127 64 0 1 8 16 17 126 127 Reed 65 0 127 66 0 8 127 67 0 8 127 68 0 127 69 0 127 70 0 127 71 0 127 72 0 127 Pipe 73 0 127 74 0 127 75 0 127 76 0 127 77 0 127 78 0 127 79 0 127 80 0 127 EleVoice Name ment Trumpet 1 Trumpet2 1 BriteTrp 2 WarmTrp 2 Sax-3 1 contrabs 1 Trombone 1 Trmbone2 2 Sax-4 2 harp 1 1 Tuba 1 Tuba 2 1 Brass-1 1 harp 2
C/Mノーマルボイスリスト Pgm# 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 TYPE1 Part1〜9 a.piano1 a.piano2 a.piano3 e.piano1 e.piano2 e.piano3 e.piano4 hnkytnk e.organ1 e.organ2 e.organ3 e.
DOCノーマルボイスリスト Pgm# Voice Name Pgm# Voice Name 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 Brass Trumpet Fr.Horn Sax Clarinet Oboe Flute 1 Acordion Strings Violin FullOrgn JazOrgn1 Piano E.Piano1 Harpsi. Celesta Vibes Marimba Harpsi.
XGドラムボイスリスト バンクセレクト MSB=バンクナンバー, LSB=000 Bank 127 Program # 1 Note# Note Key Alternate Standard Kit off 127 127 127 127 127 127 127 127 126 126 2 9 17 25 26 33 41 49 1 2 Standard2 Kit Room Kit Rock Kit Electro Kit Analog Kit Jazz Kit Brush Kit Classic Kit SFX 1 SFX 2 Guitar Cutting Noise Dial Tone assign 13 C# -1 3 14 D 3 15 D# -1 Hi Q 16 E -1 Whip Slap 17 F -1 4 Scratch Push 18 F# -1 4 Scratch Pull 19 G 20 G# -1 Click Noise 21 A Metronome
TG300Bドラムボイスリスト Program # Note# Note Alternate 1 9 17 25 26 33 41 49 57 128 Standard Kit Room Kit Power Kit Electro Kit Analog Kit Jazz Kit Brush Kit Orchestra Kit SFX Set C/M Kit assign 25 C# 0 Snare Roll 26 D 0 Finger Snap 27 D# 0 Hi Q Hi-Hat Closed 28 E 0 Whip Slap Hi-Hat Pedal 29 F 0 7 Scratch Push Hi-Hat Open 30 F# 0 7 Scratch Pull Ride Cymbal 1 31 G 0 Sticks 32 G# 0 Click Noise 33 A 34 A# 0 Metronome Bell 35 B 0 0 Bass Drum M Metro
C/Mドラムボイスリスト Note# Note Alternate DOCドラムボイスリスト C/M Kit Note# Note B0 Bass Drum M 21 A-1 36 C1 Bass Drum H 22 A#-1 37 C#1 Side Stick 23 B-1 38 D1 Snare M 24 C0 39 D#1 Hand Clap 25 C#0 40 E1 SD Electro 26 D0 41 F1 Floor Tom L 27 D#0 1 Hi-Hat Closed 28 E0 Floor Tom H 29 F0 1 Hi-Hat Open 1 30 F#0 Low Tom 31 G0 Hi-Hat Open 2 Assign 35 42 F#1 43 G1 44 G#1 45 A1 46 A#1 1 DOC Kit Assign Cymbal Mute 1 Brush Roll 2 Hi-Hat closed heavy 32 G#0
エフェクトタイプリスト REVERB Exclusive MSB LSB 00 00 01 00 01 01 02 00 02 01 02 02 03 00 03 01 04 00 10 00 11 00 13 00 特徴 Effect Type NO EFFECT HALL1 HALL2 ROOM1 ROOM2 ROOM3 STAGE1 STAGE2 PLATE WHITE ROOM TUNNEL BASEMENT エフェクトを OFF にします。 ホールでの響きをシミュレートしたリバーブです。 〃 部屋の響きをシミュレートしたリバーブです。 〃 〃 ソロ楽器に適したリバーブです。 〃 鉄板リバーブをシミュレートしたリバーブです。 若干のイニシャルディレイを持った独特のショートリバーブです。 左右に広がった筒状の空間のシミュレートです。 若干のイニシャルディレイの後に、独特の響きを持ったリバーブです。 CHORUS Exclusive MSB LSB 00 00 41 00 41 01 41 02 41 08 42 00 42 01 42 02 42 08 43 00 43 01 43 08 特徴
エフェクトパラメーターリスト HALL1,2, ROOM1,2,3 ,STAGE1,2, PLATE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ECHO Range Value → P61** Reverb Time Diffusion Initial Delay HPF Cutoff LPF Cutoff 0.3〜30.0s 0〜10 0〜63 Thru〜8.0kHz 1.0k〜Thru 0-69 0-10 0-63 0-52 34-60 table#4 Dry/Wet Rev Delay Density Er/ Rev Balance D63>W 〜 D=W 〜 D R〜 E=R 〜 E
エフェクトパラメーターリスト ROTARY SPEAKER KARAOKE1,2,3 No. * Parameter 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 Delay Time Feedback Level HPF Cutoff LPF Cutoff Dry/Wet Range Value → P61** 0〜127 -63〜+63 Thru〜8.0kHz 1.0k〜Thru 0-127 1-127 0-52 34-60 table#7 D63>W 〜 D=W 〜 D
エフェクトパラメーターリスト AUTO WAH DISTORTION,OVERDRIVE No. * Parameter 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 → P61** Range Value Drive EQ Low Frequency EQ Low Gain LPF Cutoff Output Level 0〜127 50Hz〜2.0kHz -12〜+12dB 1.0k〜Thru 0〜127 0-127 8-40 52-76 34-60 0-127 EQ Mid Frequency EQ Mid Gain EQ Mid Width Dry/Wet Edge(Clip Curve) 500Hz〜10.0kHz -12〜+12dB 1.0〜12.
エフェクトデータアサインテーブル Data 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 Value Data 0.00 43 0.04 44 0.08 45 0.13 46 0.17 47 0.21 48 0.25 49 0.29 50 0.34 51 0.38 52 0.42 53 0.46 54 0.51 55 0.55 56 0.59 57 0.63 58 0.67 59 0.72 60 0.76 61 0.80 62 0.84 63 0.88 64 0.93 65 0.97 66 1.01 67 1.05 68 1.09 69 1.14 70 1.18 71 1.22 72 1.26 73 1.30 74 1.35 75 1.39 76 1.43 77 1.47 78 1.51 79 1.56 80 1.60 81 1.64 82 1.68 83 1.72 84 1.
故障かな?と思ったら 「音が出ない」、 「正常に動作しない」などといった場合は、まず接続を確認した後、以下の項目をチェックしてください。ま た、現在の設定状態がわからなくなったら、電源を入れ直して (初期状態に戻して) もう一度設定をやり直してみることをお勧 めします。それでも直らない場合は、お買い上げ店または巻末のヤマハCBXインフォメーションセンター、ヤマハ電気音響製 品サービス拠点にご連絡ください。 ● 音が鳴らない → 音源部がボリューム、エクスプレッ ション、マスターボリュームなどの 情報を受けて、それらの値が下がっ ていませんか? → フィックストベロシティに小さすぎ る値が設定されていませんか? (→28 ページ) ● 内蔵スピーカーが鳴らない → ヘッドフォンがPHONES端子に接続 されていませんか? → ローカルがオフになっていません か?(→10ページ) ● MIDI OUT端子に出力されない → ホストセレクトスイッチはMIDIに セットされていますか? ● TO HOST端子に接続したコンピュー タと送受信できない → ホストセレクトスイッチは正しく セットされていますか?MI
仕様 ●鍵盤 ミニ鍵盤 37Keys(C2〜C5)、イニシャルタッチ付(アフタータッチなし) ●機能 《本体の基本機能》 オクターブシフト(±4オクターブ)、ピッチベンドホイール、アサイナブ ルホイール(RPN, NRPNを含むコントロールチェンジ、ベロシティ、テン ポ他)、MIDIマージ、ローカルオン/オフ 《送信できるMIDIデータ》 シーケンサーコントロール(スタート、ストップ、コンティニュー、ソン グセレクト、ソングポジションポインター)、MIDIクロック(OFF, テンポ 可変)、バンクセレクト、プログラムチェンジ、GMモードオン、XGシス テムオン、TG300Bリセット、コントロールチェンジ、オールサウンドオ フ、リセットオールコントローラー、バルクダンプアウト、他 《設定できるパラメーター》 トランスポーズ(±12半音)、MIDIトランスミットチャンネル、フィックス トベロシティ、タッチセンシティビティ、デバイスナンバー、チャンネル ごとのマージオン/オフ ●音源部 AWM2音源、最大同時発音数32音 《音色数》 737ノーマルボイス+22ドラムボイス(セット) 《エフェクター》 (内
索引 A〜Z あ ASSIGNABLE .............................................. 5 アサイナブルホイール ....................... 5, 7, 18 T ............................... 24, 28, 30 コントローラーのアサイン ........... 18, 25 C/M .......................................... 20, 30, 52, 56 エフェクト ............................... 21, 57, 58, 61 W ..................................... 27, 28, 30 S ................................ 27, 28, 30 エレメント ................................................. 21 な エレメントリザーブ ............................
■ ユーザーサポートサービスのご案内 ヤマハデジタル商品は、常に新技術/高機能を搭載し技術革新を進める 一方、お使いになる方々の負担とわずらわしさを軽減できるような商品 づくりを進めております。また取扱説明書の記載内容も、よりわかりや すく使いやすいものにするため、研究/改善いたしております。 しかし、一部高機能デジタル商品では、取扱説明書だけでは説明しきれ ないほどのいろいろな知識や経験を必要としてしまうものがあります。 実際の操作に関して、基本項目は取扱説明書に解説いたしております が、 「記載内容が理解できない」 、 「手順通りに動作しない」 、 「記載が見 つからない」 といったさまざまな問題が起こる場合があります。 お問い合わせの際には、 「製品名」 、 「製造番号」 、 「ご住所」 、 「お名前」 、 「電話番号」 をお知らせください (パッケージ商品をお求めの場合は 「ユー ザーID番号」 も必ずお知らせください) 。 また、 「接続機器 (ご使用のパソコンの種類など) 」 、 「操作の手順やそれ による結果と状態」 、 「入力されたデータの内容」なども詳しくお知らせ ください。お客様からの情
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