2nd Edition
01V96i クイックスタートガイド 目次 初期設定からのスタート ........................................................................................................................................3 リア・トップパネル ................................................................................................................................................3 フロントパネル ........................................................................................................................................................5 チャンネルフェーダーの操作........
01V96i クイックスタートガイド 初期設定からのスタート SCENE MEMORY [STORE] キーを押したまま電源を入れます。LCD 画面に「INITIALIZE」ボタンが表示されます ので、選んで [ENTER] キーを押します。コンソール内のメモリーがすべて消去されて工場出荷時の初期設定に戻りま す。(梱包を開けて初めて本機を使う場合は、もちろんこの操作は不要です!) メモリーを消去せずに空の設定からスタートするには、SCENE MEMORY(シーンメモリー)セクションの [ ]/[ ] キーでシーン「00」を選択し、[RECALL] キーを押してシーン 00 を呼び出します。 全フェーダーが下がり、ミキサー機能もすべて初期状態に設定されます。 リア・トップパネル アナログ入力端子はすべてトップパネル後列にあります。またアナログ出力端子とデジタル入出力端子はリアパネルに あります。 リアパネル MONITOR OUT 端子:パワードモニタースピーカー (またはパッシブスピーカーをドライブするアンプ)を 接続します。 OMNI OUT 端子:4 系統の OMNI アナログ出力端子です。
01V96i クイックスタートガイド トップパネル INPUT 端子 A/B:端子 A/B は、それぞれライン / マイク信号を入力するバラン スタイプ XLR と TRS フォーン入力端子です。TRS フォーン端子にケーブルを 接続するとその信号が優先され、XLR 端子はミュートされます。 INSERT I/O 端子:12 系統のマイク/ライン 入力用アンバランス型インサート端子です。 4/32 ライン入力端子:4 系統の バランス型端子です。
01V96i クイックスタートガイド フロントパネル フロントパネルのコントロール類は、次のように区分けされています。 DISPLAY ACCESS キー:LCD 画面に 表示したい内容を選択します。 アナログ入力ゲイン/パッド(リアパネルにある+ 48V で 4 チャンネル同時にファンタム電源をオン/オフします。 ) モニター、ヘッドフォンの 音量コントロール ディスプレイコントロール/ シーンメモリーキー 選択チャンネルの EQ と PAN をコントロールします。 ✽ ステレオインプットチャンネル のレベルコントロール、オン/ ソロ/セレクトキー AUX セレクトキー、フェーダー レイヤー選択キー チャンネルフェーダー、オン/ ソロ/セレクトキー USER DEFINED(ユーザー定義)キー (ショートカット用) ✽ SELECTED CHANNEL セクションはコンソールを理解する上でのかなめです。チャンネルの重要な機能の設定 がここに集約されており、ここで選べるチャンネルは一度に 1 つのみです。希望のチャンネルの [SEL] キーを 押すと、そのチャンネルが選択され、SELEC
01V96i クイックスタートガイド チャンネルフェーダーの操作 01V96i のフェーダーは 4 つのレイヤーに分かれています。 レイヤーを切り替えると、選んでいたすべてのチャンネル設定が保存されるので、チェックしたいチャンネルレイヤー を自在に選べます。 マスターレイヤー:AUX 1 〜 8、バス 1 〜 8 インプットチャンネル 17 〜 32 その他の機能や機器をコントロール するリモートレイヤー インプットチャンネル 1 〜 16 各フェーダーは、本機に入力される個々の信号をコントロールします。どのフェーダーがどの入力信号をコントロー ルするかは、「PATCH」(パッチ)ページで変更できます。 以下は初期設定のパッチです。 ☞ フェーダーチャンネル 1 〜 16 は、コンソール上のアナログ入力 16 系統をコントロール ☞ フェーダーチャンネル 17 〜 24 は、ADAT からの入力 1 〜 8 をコントロール ☞ フェーダーチャンネル 25 〜 32 は、スロットからの入力 1 〜 8 をコントロール ☞ ステレオチャンネル 1 〜 4 は、内蔵エフェクト 1 〜 4 からの入力信号
01V96i クイックスタートガイド インプットチャンネルのパッチ インプットチャンネルのパッチを変更するには(例:スロット1−インプット 9 〜 16 など) 、次の手順に従います。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7.
01V96i クイックスタートガイド フェーダーモード LCD 画面の左に、9 つの FADER MODE(フェーダーモード)[AUX1] 〜 [AUX8]、[HOME] キーがあります。 [HOME] が通常のフェーダーモードです。[HOME] キーを押すと、各種の「METER」ページが表示され、インプッ ト、アウトプット、エフェクトの各チャンネルレベルを確認できます。 [AUX1] 〜 [AUX8] キーは、チャンネルレベルではなく、フェーダーで調整したい AUX センドのレベルが確認でき ます。AUX センドレベルは、画面上の回転ノブまたは棒グラフでも表示されます。プリ/ポストフェーダー設定は、 画面を見ながらカーソルキーと [ENTER] キーで設定します。カーソルを画面上の AUX センドの回転ノブに移動して [ENTER] キーを押すと、AUX がオフ/オンできます。 [HOME] キーをもう一度押すと、通常のフェーダーモードに戻り、チャンネルレベルがフェーダーに反映されます。 8/32
01V96i クイックスタートガイド SELECTED CHANNEL セクションのコントロール類 チャンネルを選択すると、SELECTED CHANNEL セクションでその設定が確認、調整できます。現在選択している チャンネル名と番号は、LCD 画面の左上に常に表示されています。 ✦ SELECTED CHANNEL セクション ✦ イコライザー EQ つまみの一つを動かすと、「EQ EDIT」(EQ エディット)ページが表示されます。全部で 4 つのバンドがあり ます。[HIGH]、[HIGH-MID]、[LOW-MID]、[LOW] キーを押し、調整するバンドを選びます。LOW バンドを ローシェルフまたは HPF に設定するには、Q をそれぞれ最大または最小位置に設定します。同様に、HIGH バンド はハイシェルフか LPF に設定できます。EQ には2種類のタイプ(TYPE I と TYPE II)があり、音色に多少の差が あります。ATT はアッテネーター、つまりデジタルトリムで、EQ をかける前にチャンネル信号レベルを調整しま す。 9/32
01V96i クイックスタートガイド ✦ パン 選択したインプットチャンネルのパン設定とサラウンドパン設定をここで調節します。(アウトプットチャンネルに はパン設定はありません)。サラウンドモードにするには、[PAN/ROUTING] キーを押し、「SURR MODE」(サ ラウンドモード)ページを表示させて、SURROUND MODE: 3-1/5.1/6.
01V96i クイックスタートガイド ✦ ダイナミクス 各インプットチャンネルにはゲートとコンプレッサーがあります。アウトプットチャンネルはコンプレッサーのみ です。DISPLAY ACCESS [DYNAMICS] キーを押すと、該当する GATE(ゲート)ページまたは COMP(コ ンプ)ページが表示されます。GR メーター(ゲインリダクション量)とキーイン(トリガーソース)もここで確認 できます。コンプレッサーはプリ EQ、プリフェーダー(つまりポスト EQ) 、またはポストフェーダーに配置でき ます。 or 11/32
01V96i クイックスタートガイド ✦ ルーティング操作 [PAN/ROUTE] ページで選択チャンネルを任意のバスアウト 8 系統、ステレオバス、ダイレクトアウトにルー ティングできます。ルーティング先のバスにカーソルを動かし [ENTER] キ−を押して、チャンネルをバスにルー ティングします。チャンネル番号下の インジケーターは、インプットチャンネルのパン設定がバスアウトにも 適用されていることを示しています。アナログのコンソールでよくあるステレオのサブグループとしてバスを使用 している場合に、この機能は便利です。 カーソルキー [ENTER] キー バスアウトはステレオアウトにもルーティングできます(アナログコンソール上のサブグループと類似していま す)。[PAN/ROUTING] キーを押して「BUS TO ST」(バス→ステレオ)ページを表示させます。このページでバ ス 1 〜 8 のルーティング、パン、ステレオバスへのミックス量が設定できます。カーソルキー、パラメーターホ イール、[ENTER] キーでパラメーターを調整します。 カーソルキー パラメーターホイール 12/32
01V96i クイックスタートガイド ✦ フェーズ/インサート/ディレイ DISPLAY ACCESS [φ/INSERT/DELAY] キーを押して LCD にフェーズ、インサート、ディレイ情報を表示さ せます。インサートはステレオインプットを除くすべてのチャンネルに搭載されています。フェーズのリバースは インプットチャンネルでのみ使用できます。インサートアウトの送り先、インサートインのソース信号をリアパネ ルの各端子、または内蔵エフェクトプロセッサーから選択してください。インサートの位置もここで変更できます。 [φ/INSERT/DELAY] キーを押すと、各チャンネルのディレイ設定が確認できます。ディレイ機能はステレオイン プットを除くすべてのチャンネルに搭載されています。ディレイタイムの最大値はサンプリング周波数によって異 なります。たとえば 44.1kHz なら最大ディレイタイムは 984.1 ミリ秒です。インプットチャンネルには FB.
01V96i クイックスタートガイド チャンネルペア シンセサイザーや CD プレーヤーなどステレオ入力ソースによっては、インプットチャンネルをステレオペアに組むと 便利です。チャンネルペアには2種類のモードがあり、「PAIR/GROUP」(ペア/グル−プ)ページで選択します。 HORIZONTAL VERTICAL HORIZONTAL モードでは同じレイヤーの隣り合った奇数・偶数チャンネルでペアになります。 VERTICAL モードでは、異なるレイヤーのチャンネル(上のフェーダーレイヤー(1 〜 16)のチャンネルと、それに 対応するフェーダーレイヤー(17 〜 32)のチャンネルでペアが組まれます。ただし、バスアウト、AUX アウトチャ ンネルは HORIZONTAL のペアのみです。 チャンネルをペアにするとフェーダーレベル、オン/オフ設定、EQ、ゲート、コンプ、AUX 設定が同じになります。 ただしパンとルーティングのパラメータは独立したままとなります(ただしパンはリンクできます)。 HORIZONTAL のペアを組む時は、以下の要領で画面を使わずに簡単に できます。 左チャンネルに設定したいチ
01V96i クイックスタートガイド フェーダーグループ フェーダーグループを使うと、1 本のフェーダーを操作するだけでグループに組んだフェーダーを同時に動かせます。 インプットチャンネルでは 8 個のフェーダーグループまで、アウトプットチャンネルでは4個のフェーダーグループま で作成できます。 以下の要領でフェーダーをグループ化します。 1. 2. 3.
01V96i クイックスタートガイド ミュートグループ ミュートグループを作成すると、キーを1つ押すだけでグループ内のすべてのチャンネルをオン/オフできます。イン プットチャンネルでは8個のミュートグループ、アウトプットチャンネルでは4個までミュートグループを作成できま す。ミュートグループにチャンネルを入れるには、フェーダーグループと同じ要領(上記のステップ 1 〜 3)で行いま すが、「MUTE GROUP」(ミュートグループ)ページを使います(インプットチャンネルはグループ I 〜 P、アウト プットチャンネルは U 〜 X) 。 これでチャンネル [ON] キーを押すと、そのチャンネルと同じミュートグループに入っているすべてのチャンネルのオ ン/オフが切り替わります。 チャンネルビュー DISPLAY ACCESS [VIEW] キーを押し、チャンネルのパラメーターをすべて表示します。「PARAMETER」(パラ メーター)ページでは EQ、コンプ、ゲート、インサート、ディレイ、ペアの情報、「FADER」(フェーダー)ページで はパン、AUX、バスルーティング、各種グループの状態が表示されます。ま
01V96i クイックスタートガイド エフェクト 本機は 4 基のマルチエフェクトプロセッサーを搭載しています。DISPLAY ACCESS [EFFECTS] キーを押し、さら に LCD ディスプレイ下の [F1] 〜 [F4] キーを押します。 ✦ エフェクトのエディット フロントパネル右側にあるパラメーターホイールとカーソルキーを使って、エフェクトパラメーターをエディット します。 Reverb から Rev-X などへ変更するなど、エフェクトのタイプを切り替えるには、画面左側に表示されている 「LIBRARY」ボタンからエフェクトライブラリーのリストを表示させます。パラメーターホイールでリストをスク ロールし、画面左手にある「RECALL」ボタンにカーソルを移動して [ENTER] キーを押します。 カーソル キー パラメーター ホイール 17/32
01V96i クイックスタートガイド ✦ エフェクトを使う エフェクトを使う前にまずパッチをします。工場出荷時の 初期設定では、AUX1 〜 4 が FX1 〜 4 に、FX1 〜 4 のステレオ出力はステレオインプットチャンネル 1 〜 4 にそれぞれパッチされています。これは便利ですが、必要 に応じて変更することもできます。たとえば INSERT OUT/IN で一つのエフェクトを一つのチャンネルのみに インサートすることもできます。エフェクトのパッチを変 更するには、DISPLAY ACCESS の [PATCH] キーを押 して「EFFECT」ページを選択します。 信号にエフェクトをかける 1. 2. 3. 4.
01V96i クイックスタートガイド シーンメモリー 本機には 99 個のシーンメモリーがあり、各シーンには、インプットチャンネル、ア ウトプットチャンネル、エフェクトパラメータの設定すべてを含むミキシングパラ メーターをストアできます。 DISPLAY ACCESS [SCENE] キーを押すと「SCENE MEMORY」 (シーンメモ リー)ページにシーンメモリーのリストが表示されます。 シーンがプロテクト (PROTECT)されてい ると、[STORE] キーを 押してもシーンを上書き できないので、誤って データを消す心配があり ません。 シーンをストアする時に、その名前を入 力できます。 ✦ リコールセーフ シーンを呼び出した時、ある特定のパラメーターだけを変更 したくない場合、「RECALL SAFE」( リコールセーフ ) ページで設定します。このページの中央上にある「Global Recall Safe」ボックスがチェックされていると、指定した パラメーターはどのシーンを呼び出してもリコールセーフと なり、上書きされません。チェックを外して現在のシーンを ストアすると、リコールセーフ設
01V96i クイックスタートガイド ✦ シーンのコピー/ペースト シーン内の設定の一部を別のシーンにコピーしたい場合は、「PASTE SRC」 (ペーストソース)タブと「PASTE DST」(ペーストデスティネーション)タブのページを使います。 「PASTE SRC」(ペーストソース)ページでは、どのチャン ネルのどのパラメーターをコピーしたいかを選択します。 「PASTE DST」 (ペーストデスティネーション)ページで は、どのシーンメモリーをアップデートしたいかを選択しま す。各操作ごとに最高 10 個のシーンまで選択できます。 ライブラリーの中でシーンを並び替えるには、「SORT」 (ソート)ページを使います。 20/32
01V96i クイックスタートガイド モニター モニターセクションでは聴きたい信号を選んだり、そのレベルを調整します。 1. 2. MONITOR OUT [LEVEL] コントロールノブで リスニングレベルを調整します。 [MONITOR/2TR IN] キーで、モニター(および ヘッドフォン)で聴きたい信号を選択します。 2 3. 4.
01V96i クイックスタートガイド Cubase AI でライブ録音と再生 01V96i の新機能として、USB 2.0 での 96kHz/24 ビットの USB オーディオストリームに対応していて、付属の Steinberg 社製 DAW ソフトウェア「Cubase AI」を使用すれば、16in/16out のマルチトラックレコーディングを 実現できます。ここでは、01V96i と PC だけを使用したシンプルなレコーディング方法を紹介します。 ✦ 使用する機材 ● ヤマハデジタルミキサー 01V96i ● USB2.0 対応の PC または Mac ● Steinberg Cubase AI (01V96i に付属 ) ● USB ケーブル ✦ PC 推奨環境 Cubase AI に関する最新情報については、Steinberg 社ウェブサイト (http://japan.steinberg.net/) をご覧くださ い。 Mac OS X Windows OS: Mac OS X 10.6 〜 10.8* (32/64bit) * Cubase AI V6.0.
01V96i クイックスタートガイド ✦ 録音方法 : ダイレクト録音 or バス録音 01V96i の入力信号を DAW ソフトウェアにルーティングして録音する方法として、ミックスしないダイレクト録音 と、ミックスするバス録音があります。 録音する音源の数などによって、どちらか一方、または両方の方法を組み合わせることも可能です。 ダイレクト録音 ダイレクト録音では、インプットチャンネルの入力信号を ミックスせずにそのまま録音します。Cubase 上にマイクや 音源の数の分だけトラックを用意して、ミックスせずにその まま録音します。録音時に各入力間のバランスや音質などの 調整は行わずに、録音後にミックスダウン ( マルチトラック の録音をステレオにまとめること ) 作業を行ないます。 USB OUT 端子 INPUT 端子 1 INPUT 端子 2 INPUT 端子 3 INPUT 端子 4 INPUT 端子 5 CH 1 インプット チャンネル 1 CH 2 インプット チャンネル 2 CH 3 インプット チャンネル 3 CH 4 インプット チャンネル 4 CH 5 インプット
01V96i クイックスタートガイド ✦ ソフトウェアのインストール 以下のアプリケーションソフトウェアをあらかじめ PC にインストーしておいてください。 ● ヤマハプロオーディオサイトにて Yamaha Steinberg USB Driver をダウンロードしてインストールします。 ☞ (http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/downloads/firmware̲software/) ● 付属の Cubase AI をインストールして、最新バーションにアップデートします。 ☞ インストール方法については、Steinberg 社ウェブサイトにあるガイドを参考にしてください。 (http://japan.steinberg.net/jp/support/elicenser̲activation.html) ✦ 録音 1. 2. USB ケーブルを 01V96i のリアパネルにある USB 2.
01V96i クイックスタートガイド NOTE ダイレクト録音の場合は、PRE EQ(AD された信号を そのまま録音 ) や POST FADER( ダイナミクス、EQ、 フェーダーで調整した信号を録音 ) など信号を送出する ポイントを選択することもできます。この設定を変更す るには、[PATCH] キーを押して DIRECT OUT ペー ジにアクセスします。 NOTE バス録音の場合は、録音するバスが USB OUT にパッ チされていることを確認します。[PATCH] キーを押し て USB OUT ページにアクセスします。USB1 が BUS1 に、USB2 が BUS2 にそれぞれパッチされて いることを確認します。 3. 4. 5. 6.
01V96i クイックスタートガイド 7. 8. 9. 10. 録音形式 ( 初期設定は 44.1kHz 16 bit) が 01V96i の設定と異な る場合は、図のようにオレンジ色 で表示されます。その箇所をク リックして録音形式を変更し、必 ず 01V96i のサンプルレートと一 致させてください。 「プロジェクト」メニューの「トラックの追加」をクリックして、オーディオトラック ( モノまたはステレオ ) を追加します。 各トラックの入力ポートを設定しま す。 ( すべてのトラックの入力ポー トを同時に設定するには、すべての トラックを選択してから、Shift キーをしながらマウスクリックしま す)。 各録音トラックを録音可能状態にし ます。必要に応じて、各トラックの モニターアイコンも有効にして入力 レベルを確認します。 11.
01V96i クイックスタートガイド ✦ 再生 録音後に、オーディオを再生して確認することができます。以下の手順では、ステレオ 2 チャンネルにミックスした再 生信号を 01V96i で確認します。 1. 2. 3. 4.
01V96i クイックスタートガイド 01V96i Editor 01V96i Editors を使えば、PC との連携で作業環境を拡張可能。01V96i Editor を使用するためには以下のソフト ウェアとドライバをインストールする必要があります。 ・ Studio Manager V2 Host ・ 01V96i Editor ・ Yamaha Steinberg USB driver それぞれ、最新のソフトウェア(無償)はヤマハプロオーディオサイトから入手できます。 セットアップ 01V96i Editor を使用して PC から 01V96i 本体を操作するには、Studio Manager V2 Host と 01V96i Editor の両方で入出力ポートを設定する必要があります。 1. 2. 3.
01V96i クイックスタートガイド 4. 5. 01V96i Editor を起動して、 「File」メニュー→ 「System Setup」を選択して、Input port と Output port を設定します。 01V96i 本体と 01V96i Editor を同期させます。 ファイル管理 01V96i 本体と同期させるだけでなく、すべてのミックスデータを PC 上でファイルとして保存 / 読み込みすることができます。レンタルや設備システムの場合は、事前に仕込んだ設定を PC に保 存しておけば、現場でのセットアップを大幅に短縮できます。01V96i Editor で保存されるファイ ル形式の拡張子は ".
01V96i クイックスタートガイド 操作上のヒントとショートカット [SEL] キーを使う 1. チャンネルペアを組む チャンネル [SEL] キーを押しながら隣り合うチャンネルの [SEL] キーを押すと、ステレオペアが組めます。左チャ ンネルの番号が奇数、右チャンネルの番号が偶数であれば、インプットチャンネルでもアウトプットチャンネルで もこのショートカットが使えます。最初に押した [SEL] キーのチャンネルがペアのマスターとなるので、その設定 (ただしパンとバスルーティングの設定は除く)がもう 1 つのチャンネルにコピーされます。もう一度同じ操作をす ると、ペアが解除され、それぞれのチャンネルはモノになります。 2.
01V96i クイックスタートガイド その他のヒント 1. フェーダーグループ DCA(またはアナログ VCA)タイプのフェーダーマスターを設定するには、まず「INPUT FADER GROUP」 (フェーダーグループ)ページの一番上にある「INPUT FADER MASTER」ボックスにチェックを入れます。次 に、FADER LAYER [REMOTE] キーを押し、「TARGET」パラメーターとして「USER ASSIGNABLE LAYER」を選択します。これで、自由に他のチャンネルも組み合わせて、選択したリモートレイヤーにすべてのグ ループマスターフェーダーを表示できます。 2.
01V96i クイックスタートガイド 4. 現在のシーンへ戻る シーンメモリーリストをスクロールしていると、現在どのシーンが選ばれていたかうっかり忘れてしまうことがあ ります。現在のシーン番号を表示させるには、SCENE [UP]/[DOWN] キーを同時に押します。 5. ユーザー定義キー 初期設定以外に次のような使い道もあります。 Scene +1/ − 1 Recall: 次のシーンまたは前のシーンをリコールします。 OSC On/Off: 内蔵オシレーターをコントロールします。 Studio Manager: PC または Mac 上で 01V96i Editor の様々なウインドウを開いたり閉じたりします。 Display Forward/Back:すでに表示した画面をもう一度表示させます。 6. メモリーを初期化する コンソール上のメモリーをすべて消去して初期設定に戻すには、まずコンソールの電源を切ります。次に、SCENE MEMORY [STORE] キーを押しながら電源を入れます。カーソルで「INITIALIZE」ボタンを選択してすべてのラ イブラリを消去し、初期設定に戻します。 www.