Form No. 3393-547 Rev B MH-400SH2 お よ び MH-400EH2 資 材搬送装置 シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 44931—シ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 44954—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 付け位置を図1に示します。いまのうちに番号をメモし ておきましょう。 電磁波障害について 米 国 内 本製品は FCC規則第 15 章に適合しております。本製品 の使用については以下の条件がつけられております 本製品は基 本的に危険な電磁傷害を引き起こしません 本製品の性能を阻害 するような電磁障害の発生する場合であっても、本製品の使用者 はそのような電磁障害を排除する権利を有しません。 本製品は高周波を使用する製品であり、使用時には高周波が発 生します このため、不適切な条件、すなわち製造会社の指示を 正しく守って設置・使用しないとと、ラジオやテレビの受信障害を 起こす可能性があります。 本製品は、FCC (米連邦通信委員会) 規則第 15 章に定める試験の結果、クラス B コンピュータ機器の 基準に適合していおり、通常の住宅地域においては基本的に上 記のような受信障害を起こさない装置であることが確認されており ます。 しかしながら、これにより障害が発生しないことを保証する ものではありません
目次 コンベア駆動チェーンの調整 ............................47 電気ブレーキの整備 ......................................48 保管 ........................................................................ 49 故障探究 ................................................................. 50 故障コードの確認EH モデルのみ ......................50 ハンドヘルドリモートのメッセージ EHモデ ル............................................................51 安全について ............................................................. 4 安全上の全般的な注意 ...................................
安全について • 作業場所に子供を近づけないでください。子供に運 転させないでください。 安全上の全般的な注意 • 機械の詰まりを除去したり整備作業を行う場合に は、平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ト ラクションユニットのエンジンを停止し、キーを抜き取 り、可動部が完全に停止したのを確認してください。 この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大 な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し てください。 間違った使い方や整備不良は負傷などの人身事故に つながります。事故を防止するため、以下に示す安全 上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は 必ずお守りください 「注意」、「警告」、および「危 険」 の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示し ています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大 な人身事故が発生する恐れがあります。 本機をご使用になる前に必ずこの オペレーターズ マニュアル をお読みになり内容をよく理解してくださ • いこの製品を使用する人すべてが製品を良く知り、 警告の内容を理解してください。 • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな いでくださ
decal93-9852 93-9852 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 落下の危険シリンダロックを装着すること。 2. decal119-6836 119-6836 decal131-6766 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. ウェイトケース後部とヒッチチューブ前端との距離が 71 cm になるようにウェイトの位置を決める。 131-6766 モデル 44954 のみ 1. 7.5 A 2. 7.5 A 3. 電動アクセサリ15A 4. TEC-2403—2A decal119-6833 119-6833 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 2. 最大積載荷重 5.352 kg 車両重量 1,361 kg 車両最大総重 量 6,713 kg decal119-6806 119-6806 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告運転する前に全員が必ず講習を受けてください。 5. 警告 人を乗せないこと。 3. 物が飛び出す危険人を近づけないこと。 6.
decal119-6835 119-6835 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 後脚部にジャッキを収納しないこと。 decal119-6832 119-6832 モデル 44954 のみ 1. フロアベルト速度の調整 2. ホッパー下降 3. ホッパー上昇 4. スピナー速度の調整 decal119-6812 119-6812 1. decal119-6869 119-6869 1. テールゲートの高さ調整 decal119-6822 119-6822 モデル 44931 のみ 1. ベルト 2. ON 3.
decal119-6863 119-6863 1. 資材を満載している時は ホッパーを下げた位置で牽 引するホッパーを下げた状 態でスピナーを取り付けて 牽引しない。 2. 資材を満載している時は ホッパーにスピナーを取り 付けて作動させながら牽引 する時はホッパーを中位置 にして牽引する。 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 8 9 数量 内容 用途 ボルト, 1 x 6½" ロックナット, 1" 2 2 ヒッチを取り付ける 必要なパーツはありません。 – ウェイトケースを取り付けます 必要なパーツはありません。 – ミラーを調整します 必要なパーツはありません。 – 牽引車両に油圧装置を接続します SH ペンダントモデル 444931 SH ワイヤハーネスモデル 44931 EH ワイヤハーネスモデル 44954 ブラケットモデル 44954 ボルト, 5/16 x 1"モデル 44954 ナット, 5/16" モデル 44954 ボルト, ¼ x 1"モデル 44954 ナット, ¼" モデル 44954 フットコントローラ ブレーキコントローラ ハーネスアセンブリ ソケットブラケット ねじ, 5/16 x 1" ナット, 5/16" ワイヤスプライス結線 ケーブルタイ ボルト, #10 x ⅞" ナット #10 ホースクランプ 1 1 1 1 2 2 2 2 1 1 1 1
数量 内容 用途 オペレーターズマニュアル 1 運転前によく読むこと。 パーツカタログ 1 交換部品の確認にお使いください 規格適合認定書 1 EU 規格適合の認証書です。 アタッチメントクランプ 2 アタッチメントの取り付けに使用します 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 5. ボルト1 x 6½"1本を、フレームとヒッチチューブ に通し、ロックナットで固定する図 4。ロックナッ トを 976-1,193 N·m 100-122 kg.m = 720- 880 ft-lbにトルク締めする。 6. ボルト1 x 6½"1本を、フレーム上部から下へヒッ チチューブを貫通させてロックナットで固定する図 4。ロックナットを 976-1,193 N·m 100-122 kg.m = 720- 880 ft-lbにトルク締めする。 ヒッチを取り付ける この作業に必要なパーツ 2 ボルト, 1 x 6½" 2 ロックナット, 1" 手順 1. 2. 3.
2. ウェイトケースを保持している取り付けブラケット からボルト½ x 5½"を外す。取り付けブラケット は廃棄する 図 5 。 3 ミラーを調整する 必要なパーツはありません。 手順 ミラーの位置を調整する図 7運転席に座った状態でホッ パーの内部を確認できるように調整する。 g014067 図5 1. ウェイトケース 2. ウェイトケース取り付けブ ラケット 3. ウェイトケースを、ヒッチのできるだけ前の方に 取り付ける。 4. ウェイトケースをヒッチに取り付けるボルト½ x 5½"2本とロックナットを使用する。ロックナットを 91-112 N·m 9.3-11.5 kg.m = 67- 83 ft-lbにトル ク締めする。 5. ウェイトケースにウェイトを入れ、バーとピンを 取り付ける 図 6 。 g015149 図7 1. ミラー 4 牽引車両に油圧装置を接続 する g014069 図6 1.
ホースである。また、チェックバルブには矢印がついて いるが、この矢印を牽引車両側に向けて接続する。 2. ヒューズつきの電線をバッテリーのプラスのコネ クタに接続し、ヒューズなしの電線をアース端子 に接続する。 3. SH のバッテリー用ワイヤハーネスをベースユニッ トから出ているソレノイドのワイヤハーネスに取り 付ける。コネクタは、牽引車両に取り付けた油 圧ホースの間にある。 4. SH モデルでは、ON/OFF ペンダントスイッチの 4ピン側を、本装置の左前角部にあるソケット に接続する 図 9 。 g014116 図8 圧力「入」側 1. 2. 戻り側 g014074 図9 重要 移動中や作業中に油圧ホースや電気ケーブル が地面を引きずらないようにセットしてください。ライン やケーブルが挟まれたり切断されたりする恐れのある 場所に配置しないこと。 1. ON/OFF ペンダントスイッチSH モデル 5.
ク収縮コネクタは、結線部の被覆が十分に収縮するま でしっかりと熱してください。 重要 ハーネスを延長する場合には、正しいゲージの 電線を使用してください。 g014100 1. ソケットブラケットを、牽引用車両の後部に取り付 けるボルト5/16 x 1"2本とナットを使用する。 2. ワイヤハーネスのコネクタを穴に通してソケットへ 導く。コネクタが穴を通らない場合には、ブーツ ゴムカバーを下げてハーネスに掛ける。 3. ワイヤハーネスのついたソケットコネクタを、ソ ケットブラケットの後部にボルト止めする ボルト 5/16 x 1"2本とナットを使用する。 4. 牽引車両に沿ってハーネスを配設する。 5. ブレーキコントローラをトラクタのダッシュボードま たはフェンダに取り付けるボルト#10 x ⅞"2本と ナット#10を使用する。 6. ホースクランプを使って、フットコントローラを牽引 車両のブレーキペダルに取り付ける。 7. 以下の手順で、ハーネスを各機器に取り付け る 図 11 図 10 バッテリー用ハーネスをソレノイド用ハーネスに接続する。 1.
g021113 図 11 1. バッテリーのプラス 端子 6. ソケットコネクタ 2. バッテリーのマイナス-端子 7. 電源ケーブル 3. 4. ヒューズ ワイヤハーネス (+) 8. 9. ブレーキコントローラ フットコントローラ 5. ワイヤハーネス (–) 10. 8. 9. 10.
ハンドヘルドリモートをマグネット式ブラケットに取 り付ける。ブラケットにリモートを入れ、ブラケット についているボルトを締め付ける (図 13)。 5. 8 ハンドヘルドリモートを取り付 け る モ デ ル 44954 の み この作業に必要なパーツ 1 ハンドヘルドリモート 4 単三電池 1 マグネット式ブラケット 6 ねじ 小 手順 1. リモートを束ねているゴムバンドを外し、バックカ バーを取る。 2. 新しい電池を入れる 向きに注意すること。電池 を正しく入れないと、機械が損傷することはない が、操作ができない。電池を入れる箇所にはプ ラス・マイナスの表示がある図 12。 g028874 図 13 1. ハンドヘルドリモート 2. マグネット式の収納ブラケッ ト 3.
製品の概要 各部の名称と操作 油 圧 コ ン ト ロ ー ル バ ル ブ SH モ デ ル g028873 図 14 g014117 1. ハンドヘルドリモート 3. 図 16 取り付けボルト 2. EHハンドヘルドリモート用 マウント 1. コンベアベルトの方向左側のコントロールバルブ 2. 機体の上昇と下降中央のコントロールバルブ 3. オプション機器のONとOFF右側のコントロールバルブ 4. オプションの油圧クイックコネクタ 左側のバルブ 左側のバルブは、コンベアベルトの移動方向を制御 します 図 16 中央のバルブ 中央のバルブは、機体の上昇・下降を制御します図 16 。 右側のバルブ g014103 図 15 オプション機器の動作をコントロールします図 16。 1.
モデ ル ハ ン ド ヘ ル ド リ モ ー ト EHモ g013347 図 17 1. Eストップボタン 故 障 診 断 LED の 機 能 (EH モ デ ル ) Eストップ ボタンを引き上げると、故障診断 LED (図 18) が点灯し、5秒後に消灯し、5秒後に点滅を開始( 3 Hz = 1秒間に3回点滅) し、ハンドヘルドリモートを ON に するまでこの状態が続きます。点灯状態が 5 秒間連続 したあとで急速な点滅 (10 Hz、5 秒間の停止が入る場 合も入らない場合もあります) が続く場合はマシンに何 らかの異常があることを示しています; 故障コードの確 認EH モデルのみ (ページ 50)を参照してください。 g028671 図 19 11. フロアストップ 12. フロア速度を下げる オールスタートフロアとオプ 13. ション機器をスタート 4. ON/OFF 14. フロア速度を上げる 1. LCDディスプレイ 2. リモートの状態表示LED 3.
運転操作 仕様 重量 1,721 kg 運転の前に ハンドヘルドリモートの仕様 ハンドヘルドユニットの動作温 度範囲 -20°C-55°C 運転前の安全確認 ハンドヘルドユニットの保管温 度範囲 -20°C-55°C • この装置は、重量上、バランス上、取り扱い上に独 ベースユニットの動作温度範囲 -20°C-70°C ベースユニットの保管温度範囲 -40°C 185°C 湿度 0 100% 振動 IEC60068-2-6 10Hz150Hz @ 1.0g 最大加速度 衝撃 10g 最大衝撃波加速度 • • 無線 周波数 2.4GHz 変調 直接拡散方式 アンテナ 外部 • パワー ハンドヘルドユニットの電源 アルカリ単三電池4本 ベースユニットの電源 DC12–14.4 V • アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
機体を牽引車両に接続する 1. 機体のヒッチを牽引車両に接続する 直径25mm の安全規格ヒッチピンと安全クリップ別途入手の こと を使用。 重要 ヒッチピンは牽引車両用に認可されている 高張力ピンを使用してください。 2. MH-400 が水平になるよう、ジャッキスタンドハン ドルを回してヒッチの高さを調整する。 3. ジャッキプロパスの総重量がジャッキスタンドから 牽引車両の牽引バーに完全に移ったところで、 ジャッキプロパスの総重量がジャッキスタンドから 牽引車両の牽引バーに完全に移ったところで、 ジャッキスタンドを固定しているピンを抜く。スタ ンドを固定しているピンを抜く。スタンドを使って ヒッチを下げる。 4. MH-400 の総重量がジャッキスタンドから牽引車 両の牽引バーに完全に移ったところで、ジャッキ スタンドを固定しているピンを抜く。 5. g014116 図 20 ジャッキスタンドを左に90度回し、ジャッキスタン ドの下端を機体後方に向ける。これが走行位 置になる。 1. 2.
注意 牽引車両から異音が聞こえてきたり、 MH-400 の コ ン ト ロ ー ル が 機 能 し な い 場 合 、 ホースが逆に接続されているので、接続を 入れ替える必要があります。 注 また、接続ホース内部の油圧を開放して、牽 引車両との接続部が正しく確実に接続されてい るかどうかを確認してください。 重要 急旋回や小さい旋回をする時に、油圧 ホースが牽引車両のタイヤに接触する可能性 があります。そのような旋回をしないようにして ください 必要に応じてゴムベルト 両端にフックの ついているもの などで油圧ホースをまとめておく などしてください。 g015311 図 22 1. SH 用電源ハーネス 8. コイル状になった電源ケーブルを、マシンのソ ケットおよび牽引車両に接続する図 11。 9. 牽引車両の油圧オイルタンクのオイル量を確認 し、必要に応じて補給する。牽引車両の オー ナーズマニュアル を参照。 10. 初めて作動させる前に、油圧系をテストすること。 11.
• • • • • 運転には十分な注意が必要です牽引車両を安全に 運転する注意がおろそかになると、転倒など思わぬ 事故となり、けがや死亡など重大な結果を招きま す。運転は慎重に。転倒や暴走事故を防止する ために以下の点にご注意ください – バンカーや川、ウォーターハザード、減速ラ ンプ、不案内な場所などでは必ず減速し、安 全距離マシンの幅の2倍を取り、十分な注意 をはらう。 – 走行が不安定にならないよう、資材を積んだ 状態で不整地走行する時には速度を落とすよ うにする。 – 隠れた穴などの見えない障害に警戒を怠らな い。 – 斜面を走行する場合には安全に特に注意する。 斜面ではまっすぐに上るか下るかする。小さな 旋回をする時や斜面で旋回を行う時には必ず減 速する斜面での旋回は可能な限り避ける。 – ぬれた場所、スピードが出ている時、満載状態 などでの運転には十二分の注意を払う。満載状 態では停止時間が長くなることを忘れずに。斜面 の上り下りに入る前にシフトダウンしておくこと。 – 急停止や急発進をしないこと。後退から前進、 あるいは前進から後退への切り替えは、一旦 完全に停止して行う。 – 急旋回など
読み、作業日当日の現場のコンディションが作業 に適当かどうか判断してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が 変わります。 • 法面を走行する時は、細心の注意を払い、特に旋 回時には注意してください。 – 本装置に資材を満載した状態で斜面を横断する ような走行は、横転、走行力の喪失など非常に 危険な状態になる恐れがあります。 – 法面は必ず真っ直ぐに上り下りするようにしてく ださい - 横切ったり斜めに走ったりすると危険で す。法面を下るときの速度は、その法面を上る ときと同じ速度としてください。法面を下りる時 は制動距離が長くなるので注意が必要です。 g013347 図 23 1.
中央のバルブ 構成されています。このシステムは、MH-400専用の リモコン装置です。 中央のバルブは、機体の上昇・下降を制御します。 • 機体を上昇させるには、コントロールレバーを手前 に引き、希望の高さに上がったところでレバーか ら手を離します。 • 機体を下降させるには、コントロールレバーを前方 へ押し、希望の高さに上がったところでレバーか ら手を離します。 ハンドヘルド 注意 機体が上限または下限高さになった後は、 コントロールレバーをそれ以上操作しないで ください。 右側のバルブ オプション機器の動作をコントロールします。 • オプション機器を動作させるには、コントロールレ バーを手前に引きます。 • オプション機器を止めるには、コントロールレバーを 中央位置に戻します。 警告 g028671 図 25 コントロールレバーを押しても何も動作しませ ん。オプション機器には「逆転」機能はあり ません。 11. フロアストップ 12. フロア速度を下げる オールスタートフロアとオプ 13. ション機器をスタート 4. ON/OFF 14. フロア速度を上げる 1.
ボタン 名称 主な機能 FLOOR STOP フ ロアストップ フロアを停止 FLOOR DECフ ロア減速 フロアの速度を下げる FLOOR INCフ ロア増速 フロアの速度を上げる FLOOR REVERSE フロ ア逆転 フロアベルトを逆転ボタンを押している間のみ。フロア増速やフロア減速ボタン は、フロア逆転ボタンを押しながらでも使用することができる。フロア逆転ボタ ンから手を離すと、フロアは停止する。 荷台を下に傾 ける 荷台を下降させるボタンを押している間のみ 荷台を上に傾 ける 荷台を上昇させるボタンを押している間のみ プリセット 1 プリセット 2 プリセット 3 プリセットボタンそれぞれに、フロア速度とオプション速度を記憶させてお くことができる。 保存 プリセットボタンと共に使用して設定を記憶させる。 オプションス タート 後部オプション機器の機能をコントロールON/OFFおよびベルト速度表示 OPTION STOP オ プションを停止 オプション機器を停止する。 OPTION DEC オプション減速 オプション機器の速度を下げる。 OPTI
操作について • ハンドヘルドリモートに電源を投入すると、最初に FLR OFF とOPT OFF の表示が約 5 秒間現れま す。もし、waiting for base という表示が現れた場 合には、ベースユニットに電源が供給されている か、E ストップボタンが押されたままになっていない か、確かめてください。 • コントローラにはいつでも 現 在 の 設 定 メ モ リ が機能 しています。これはプリセットとは別のメモリです。こ こには、ヘンドヘルドリモートに電源が投入されてか ら行われた一番最近の設定が記憶されています。 • ハンドヘルドリモートのスタートボタンの操作順序 g297178 – スタートボタンオールスタート、フロアスタート、 オプションスタートのどれでもを 1 回押すと、 「現在の設定」メモリに記憶されている設定が 呼び出されます。 図 26 1. フロアベルトの速度 2. ホッパー上昇・下降 3.
g285427 図 28 g285596 図 30 1. 機体右側 3. カバープレート 2. オーバーライドカバー 4. フランジヘッドキャップスク リュ 2. 駐車ブレーキが掛かっていることを確認してトラク ションユニットを始動し、油圧供給を開始する。 3. コントロールバルブ3 個の位置を確認する図 29。 1. フロアベルト速度の調整 4. スピナー速度の調整 2. ホッパー下降 5. カバープレート 3. ホッパー上昇 6. デカル フロアの速度を調整する 1. 手動優先ブラケットのジャムナットをゆるめる図 31 。 g285426 図 29 1. フロア速度ソレノイド 2. ホッパー昇降ソレノイド 3. アタッチメント速度ソレノイド 注 カバープレートに貼り付けてあるデカルの説明 g285594 図 31 に従って操作する図 30。 1. ステムフロア速度ソレノイド 2. 六角ヘッドねじ優先バルブ 2. 3.
3. フロア速度が適正に調整されたら、ジャムナッ トを締め付ける。 ホッパーの位置の調整 ホッパー図 32を下降させるには、バルブステムの リングを引っぱります。 • g285593 図 33 1. 2. 六角ヘッドねじ優先バルブ 調整が決まったら、牽引車両についている油圧 フローコントロールを使ってシステムの ON/OFF を行って散布作業を行います。 手動優先設定された油圧コントロール のリセット EH モ デ ル ハンドヘルドリモートを発見、修理、交換などした場合 には、フロア速度ソレノイドとアタッチメント速度ソレノイ ドの一方または両方をリセットしてからハンドヘルドリ モートを使用してください。 フロア速度ソレノイドのリセット g285595 図 32 1. スプリットリングバルブのス テム 2. ホッパー下降 3. EH モ デ ル 1. ホッパー上昇 手動優先ブラケットのジャムナットをゆるめる図 34 。 ホッパー図 32を上昇させるには、バルブステムの スプリットリングを押し込みます。 • アクセサリアタッチメントの速度の調整 1.
アタッチメント速度ソレノイドのリセット バルブの平ヘッドねじを左に回して、ソレノイドのバ ルブの完全に開く図 35。 + 注 3つの位置があります OFF, LOW, HIGH です。 コントラストを弱くするには オール停止 とオプション減速 ボタンを同時に押して保 持し、希望する明るさになったら手を離す。 + 注 3つの位置があります OFF, LOW, HIGH です。 g285593 図 35 1.
1. マグネット式ブラケットのマグネットについている ボルトをゆるめる図 37。 4. 5. 6. 7. 8. ハンドヘルドリモートのお手入れ g028874 図 37 1. ハンドヘルドリモート 2. マグネット式の収納ブラケッ ト 2. 3. 3. 古い電池を取り出し、地域の条例等に従って処 分する。 新しい電池を入れる 向きに注意すること。電池 を正しく入れないと、機械が損傷することはない が、操作ができない。電池を入れる箇所にはプ ラス・マイナスの表示がある図 38。 ゴム製シールとスチール製のガスケットを外し てしまった場合は、これらを注意深く溝にセット する (図 38)。 カバーを元通りの取り付け、先ほどのねじ6本を 使ってカバーを固定し図 38、各ねじを 1.5 - 1.7 N·m0.15-0.17 kg.
6. 7.
フロアとオプションの両方の設定と操 作 設定、あるいは設定を確認できます。速度の設定がで きたらオプションスタート ボタンを押すと、設定速度でフ ロアが作動を開始します (油圧がONであればオプショ ンが作動します)。オプションスタートをさらにもう一度押 すと、現在の設定がメモリに記憶されます。 最初にオプションが動いていないときにオールスタート 注 フロアが作動中にフロアの速度を変更すると、直ち にその変更が動作に反映されますが、この変更は、 保存しない限り一時的なものとなります。オプションス タートをもう一度押すと変更が保存されます。たとえ ば、OPTSと表示されている間に速度の調整をしてオ プションスタートを押すと、オプションはその調整され た速度で動作しますが、この変更を保存するにはオプ ションスタートをもう一度押さなければいけません。これ をせずにハンドヘルドの電源を切ると、変更は保存さ れません。次回にリモートを起動すると、設定は以前 のままになっています。 を押すと、ハンドヘルドには現在記憶され ボタン ている設定フロアとオプションと、FLRとOPTという表 示に続いてSの文字FLRSと
3. 4.
ツインスピナーの仕様方法 注意 狭いゲートを通りぬけられないような資材の 場合にはゲートを全開にしてください。初め て扱う資材の場合には最初にテストをして ください。 ツインスピナーを取り付ける マシンには、クイックアタッチクランプ一組が付属品と してついてきます。このクランプを使って、ツインスピ ナーをマシンに取り付けます。 1. クランプのハンドルから、安全ラッチクリップを 外す 図 41 。 2. 安全ラッチを立て、アタッチメント側のクランプ ハンドルを開いてロックピンからロックリングを 外す 図 41 。 3. クイックアタッチスロットから、後クランプアセン ブリを引き出す図 41。 4. 誰かに補助してもらってツインスピナーを持ち上 げ、スピナーの前端をマシンの下の前クランプブ ラケットにセットする図 41。 5. ツインスピナーを持ち上げたまま、後クランプアセ ンブリをクイックアタッチスロットに戻し、スピナー の後端部にセットする図 41。 6.
g015127 図 41 1. 機械の後部 5. クランプハンドル 2. オプションアタッチメント用ブ ラケット 6. 安全ラッチのクリップ 3. ロックピン 7. 安全ラッチ 11. 後クランプアセンブリ 4. ロックリング 8. オプション 12. オプションを確実に保持して からクランプを外すこと 9. 10. 33 持ち上げる 引き出す 13.
油圧ホースを接続する 警告 スイ ベ ル が 突 然 に 動 作 す る こ と の な クロスコンベア/ス いよう、油圧ホースを接続する前に、牽引トラクタ 側のエンジンが停止していることを確認すること。 • オス側のコネクタをしっかり握ったまま、メス側のコ ネクタのスリーブから手を離す。 • コネクタが完全に接続されてロック状態にあること を確認する。 • 牽引トラクタの油圧装置を起動させた後、SH モデ ルの場合はオプション用コントロールレバーを手前 にひき、EH モデルの場合には、ハンドヘルドリ モートのスタートボタンを押すと、スピナーが動作を 開始するので、スピナーの動作状態を確認する。 以下の手順で、油圧ホースを、 マシンのオプションコ ントロールバルブに接続します図 42 メスの外側コネクタのスリーブを手前に引いてあるい は芯側を前方に押し出して、オス側に接続する。 • g014079 図 42 1. オプション制御バルブ 4. ツインスピナー 2. 油圧ホース 5. 前クランプブラケット 3.
散布パターンの設定 散布パターンは以下の用に設定できます • A 青 超薄まき • B 黄 薄まき-厚まき g015024 図 45 1. g015028 図 43 2. スピナーバルブのレバー (図 45) を、希望する色 に合わせる。 EH モ デ ル : 注 ツインスピナーはB 設定で出荷されています。 ブレードの位置を確認し、必要に応じて調整して ください。 黄色 を選択します。 注 例として、黄 1. スピナーバルブのレバーを 青 最高速度にセット する図 45。レバーを一杯に回すと、レバーは 水平になる。 2. 散布パターンのステッカーを見てスピナー速度 パーセントを調べるまたハンドヘルドリモートのス テッカーを見て、設定を確認する。 投下ゾーンの設定 1.
EH モ デ ル : 1. 初めて使用する資材については、人のいない安 全な場所で散布テストを行ってください。 クランクを回してゲート図 46を調整して、矢印 が希望する色この例では黄色中央部にくるよう にセットする。 注 散布の厚さ密度は、メインホッパーのゲート の開度の調整、または牽引車両の走行速度で 調整します。 2. ハンドヘルドリモートを使って、フロアベルトの速 度 を希望する速度の色に合わせます。 4. 牽引車両を起動させ、その油圧装置を作動さ せる。 5. SH モデルの場合は、ON/OFF ペンダントスイッ チで散布を開始する。EH モデルでは、ハンドヘ ルドリモートでオプション機器を作動させ、続い てフロアベルトを作動させる。 6. SH モデルの場合は、ON/OFF ペンダントスイッ チで散布を終了する。ツインスピナーは動作を 続けている。EH モデルでは、コンベアベルトを OFFにし、続いてオプション機器をOFFにする。 7.
decal119-6866 図 48 スイ ベ ル を 組 ク ロ ス コ ン ベ ア /ス み立てる スイ ベ ル を 取 り 付 け る ク ロ ス コ ン ベ ア /ス スイベルを使ってマシンの周囲 270 度のどの位置に でもクロスコンベアを向けることができ、また、所定の 旋回角度45度間隔でロックすることができますそして その位置にクロスコンベアから資材を投下することが できます。 注 マシンには、クイックアタッチクランプ一組が付属品 としてついてきます。このクランプを使って、クロスコン ベア/スイベルをマシンに取り付けます。 1. スイベルキットの 2 つの取り付けブラケットが後 方を向くようにマシンに背を向けるようにクロスコ ンベア/スイベルをセットする。 2. クロスコンベア/スイベルが左右の取り付けブラ ケットの真ん中にセットされていること、および、 モータがマシンにある制御ハンドルと同じ側に伸 びていることを確認する。 3. クランプのハンドルから、安全ラッチクリップを 外す 図 49 。 4.
g015127 図 49 1. 機械の後部 2. オプションアタッチメント用ブラケット 3. ロックピン 8. オプション 9. 持ち上げる 10. 引き出す 4. ロックリング 11. 後クランプアセンブリ 5. クランプハンドル 12. オプションを確実に保持してからクランプを外すこと 6. 安全ラッチのクリップ 13. 前クランプブラケット 7. 安全ラッチ 6. 警告 誰かに補助してもらってクロスコンベア/スイベル を持ち上げ、その前端をマシン後部の下にある 前クランプブラケットにセットする図 49。 7. クロスコンベア/スイベルを保持したまま、後クラン プアセンブリをクイックアタッチスロットに戻し、ク ロスコンベア/スイベル後端部にセットする図 49。 8. クロスコンベア/スイベルが、左右のブラケットの 中央に位置していることを確認する。確認できた ら、ロックリングをロックピンに掛け、クランプハ ンドルを押し下げる。.
g014112 図 50 1. オプション制御バルブ 4. スイベルキット 2. ホースの接続 5. クロスコンベア 3. クイックアタッチクランプ クロスコンベアを使用する 注 クロスコンベアの調整は、必ずホッパーを下 げて行ってください。ホッパーを上げたままで行う とクロスコンベアが傾いてしまいます。 収納位置からの引き出しと使用後の 収納 クロスコンベア図 51は、必ずメインコンベアとは別に 操作してください。 注意 移動走行を行う際には、必ずコンベアを収納位置 に戻して コンベアを伸ばしたままで走行すると、周 囲の人や物にぶつけたり、コンベアを破損したり する恐れがあります。 1. スイベルキットの左右についているアタッチメント クランプから安全ピンを抜き取る。 2. アタッチメントクランプのブラケットをゆるめる。 3. コンベアを中央部または片側へスライドさせる。 4. アタッチメントクランプのブラケットをロックする。 5. 安全ピンを取り付ける。 6.
g014125 図 51 1. コンベア作業用に引き出した状態 5. スイベル用ロックピン 2. 移動走行用に収納した状態 6. デフレクタ 外すことも可能 3. クロスコンベア 7. 資材出口 モータ側端部 4. スイベルキット クロス・コンベアを使って資材を投下 する 1. 牽引車両を停止する。 2. SH モデルでは、コントロールレバーを使ってクロ スコンベアのベルトとフロアベルトを ON にセット する資材搬出側にする。 3. リアゲートの開き具合を調整して資材の流量を調 整する。希望通りの流量投下量に調整するのに 少し練習が要るかもしれません。ゲート調整以外 に、資材の種類、移動しながら投下する場合に は移動速度によっても変わります。 4. 牽引車両の油圧装置をスタートさせる。 5. EH モデルでは、無線リモコンでクロスコンベアと フロアベルトの両方の操作を行うことができます。 6.
運転終了後に 運転終了後の安全確認 • しっかりした平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを 掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取り、可動部 が完全に停止したのを確認する。 • 床面地面が柔らかいとジャッキの脚部がめり込んで 機体を転倒させる危険があります。 • 法面では、牽引車両と本装置との切り離しを行わ ないでください 切り離しを行う前に必ず機体前後に ジャッキを取り付けてください。 • 装置の切り離しを行う時には、必ず車輪に輪止め をかけておいてください。 • マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が 十分にしまっているか常に点検してください。 • 擦り切れたり破損したりしたステッカーは貼り替えて ください。 牽引車両からの取り外し 1. 牽引車両と本機を乾いた平らな場所に駐車する。 2. 牽引車両の駐車ブレーキを掛け、エンジンを止 め、キーを抜き取る。 3. 車輪の前後に輪止めを掛ける。 4. 油圧系内の圧力を逃がす。 5. 牽引車両との油圧接続と電気接続を外す図 21 または図 22。外したホースとハーネスは輪にし てMH-400の前部にまとめる。 6.
保守 注 以下のインターネットサイトから無料でダウンロード することができます www.Toro.
g014131 図 54 g014134 図 57 安全点検 MH-400の始業点検として、以下の安全点検を行ってく ださい。安全に関わる異状が発見された場合は、責任 者に報告してください。安全についての詳細は本マニュ アルの「安全について」の章をご参照ください。 注 このページをコピーして業務記録の一部としてご使 用されることをお薦めします。 タイヤとホイール g014132 図 55 • 推奨タイヤ空気圧は、33"84 cmタイヤの場合は 1.72 bar1.75 kg/cm2 = 25 psi、32"81 cmタイヤの 場合は2.07 bar2.
油圧装置 • • • 使用可能な他のオイルToroオイルが入手できない場 合は、以下に挙げる特性条件および産業規格を満た す石油系のユニバーサル・トラクタ油圧オイルUTHFを 使用することができます。合成オイルの使用はお奨め できません。オイルの専門業者と相談の上、適切な オイルを選択してください オイル漏れがない。漏れを発見した場合は、接続 部を締め直す、または破損部品を修理交換する。 油圧ホースに過度の磨耗や目視でわかる傷がな い。 油圧オイルの量が適切である。不足している場合 は補充する。 注 不適切なオイルの使用による損害については弊社 は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使 い下さる様お願いいたします。 コンベアベルトとローラ • • 物性 粘度, ASTM D445 粘性インデックス ASTM D2270 一週間ごとに、コンベアベルトがローラ上を滑らず かつ真っ直ぐに走るかどうか点検する。ベルトが片 側に寄る場合には調整する。 4ヶ月ごとに、前後のローラの間にあるアイドラロー ラが曲がったり固着したりしていないか点検する。 必要に応じて交換する。 cSt @ 100°C 9
ルナットをゆるめ外さないて、ベアリングボルト 用に隙間をすこし大きくする。 5. ホイストかジャッキを使って機体を持ち上げ、内側 のタイヤとウォーキングビームアクスルアセンブリ を引き出す。機体が安定であることを確認する。 6. タイヤを外す。 7. タイヤを修理交換する。 8. 修理済みのタイヤを取り付ける取り付け手順は上 記と逆の順序である。 注 タイヤとハブがずれていないことを確認して、 ボルト6本を締め付け、135 N·m (13.8 kg.m = 100 ft-lb) にトルク締めする。 コンベアベルトのトラッキング コンベアベルトが中央をまっすぐに走らない場合には、 調整が必要です図 58。この作業は、資材の積み下ろ し作業の途中で行うのがベストです。 1. MH-400の後部へ行き、ベルトが左右どちらの レールに接触しているかを確認する。 2. ずれている側の前方へ行き、ロッキングナットを ゆるめて調整ナットを1/4回転だけ締め付ける。 3. 両方のロッキングナットを締め付けてから試運 転する。 4.
ボルト半回転ごとに再チェックする。こうして、ベ ルトがスリップしなくなるまで調整を続ける。 11. 安全ブラケット2つを外し、あいている穴からロー ラを抜き出す。 8. 調整ができたら、それぞれのテンションボルトを あと半回転締め付ける。これで適切な張りに調 整ができた。 12. 機体の後部に移動し、テンションスプロケットを ゆるめる。 9. 調整を確認するために、シャーシの下のクロス 部材をチェックする。ベルトの中央部がちょうど シャーシのクロス部材をかわしていればマシンを 一番下に降ろした状態で調整は適正である。 ベルトの中央部がクロス部材に触れている場合 には、それぞれのテンションボルトをもう半回転 締め付ける。 13. 駆動スプロケットからチェーンを外す。 14. 駆動スプロケットの固定ねじをゆるめて駆動スプ ロケットとキーを駆動ローラシャフトから外す。 15.
後部駆動ローラを取り付ける時、モータに接続している シャフトが左側にあることを確認する。シャフトにはキー 穴がついている駆動スプロケット固定用。 機体前部のテンショナロッドでテンションをかける前 に、手を使ってベルトを機体前部と後部でできるだけ中 央にセットしておく。 ベルトの張りの調整については、このマニュアルの 「保守」の章の説明にしたがって行う。 前のアイドラと後の駆動ローラが負荷の掛かったベル トをきれいに引っ張ってくれるので、ベルトを無理に 締め過ぎないこと。 金属レールの後部、とフロアの前コーナー部レール同 士が出会う場所2ヶ所にシリコーンシーラーを塗布す る。このシーラーで、資材がレールを通りぬけないよ うに保護する。 g014105 図 60 1. 24. ベルトカートリッジを吊り上げて外す。 コンベア駆動チェーンの調整 カートリッジは機体の真上から吊り上げて外す。 外したカートリッジを床に降ろす図 61。 コンベア駆動チェーンがゆるんだら、締め付けてくだ さい 図 62 。 1. 平坦な場所で停車し、駐車ブレーキを掛ける。 2. 後部コンベア駆動ガードを外す。 3.
g014826 図 63 1. g014130 5. ライニングがドラムを強く押し付けてホイールが回 らなくなるぐらいにブレーキシューを調整する。 6. その位置から、スターホイールを逆回転させ、 ホイールがライニングとわずかに擦れ合って回転 する位置を探す。 7. 調整穴のカバーを元通りに取り付ける。 8. 上記の調整を全部のブレーキに対して行う。 図 62 1. ロッキングねじ 2. テンショナスプロケット押し 下げると締まる締め過ぎな いこと。 3. 4. スプロケットボルト たるみ側約6.
• マグネットのアームに磨耗やガタがでていないか 点検する。 保管 • シューの戻りばね、押さえばね、アジャスタのばね に疲労伸びや変形がないか点検し、必要に応じ て交換する。 シーズンが終わったらプロパスを格納する前に 1. 機体全体をていねいに洗浄する。必要に応じて 部品を取り外して洗浄する。 2. ハンドヘルドリモートを取り外す。また、ハンドヘ ルドリモートから電池を抜いておく。 3. ボルトナット類のゆるみを点検、必要に応じて 締め付ける。 – ホコリを立てないように、また吸い込まな いように注意する。 4. グリスニップルとピボット部のグリスアップを行う。 余分なグリスはふき取る。 – ブレーキライニングをやすりやサンダーで削 らない。 5. 傷、錆の発生部に軽くサンド掛けを行いタッチ アップする。 – 圧縮空気や乾いたブラシで清掃しない。 6.
故障探究 故 障 コ ー ド の 確 認 EH モ デ ル の み 故障診断 LED が故障ありの表示をしている場合 ( 故障診断 LED の機能 (EH モデル) (ページ 16)を参照) には、故障コードで故障内容を確認してください。 故障診断モードでコードを見るには 1. Eストップボタンを押して電源を切る。 2. 故障診断コネクタについているキャップを外す図 64, A。 3. 故障診断コネクタ同士を接続する (図 64, B)。 g028876 図 64 4. Eストップボタンを引き上げて電源を入れる。 5.
故障コードのリセット 問題が解消したら、診断コネクタを外してからもう一度接続すると故障コードがリセットされます。そして故障診断 ランプは1 Hz (1秒間に1回) の点滅を開始します。 故障診断モードを終了するには 1. Eストップボタンを押して電源を切る; Eストップボタン (ページ 15)を参照。 2. 故障診断コネクタ同士の接続を外す。 3. 故障診断コネクタにキャップを元通りに取り付ける。 4.
メモ
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