Form No. 3427-238 Rev D MH-400SH2 お よ び MH-400EH2 資 材搬送装置 シリ ア ル 番 号 403350001 以 上 モ デ ル 番 号 44931—シ シリ ア ル 番 号 403350001 以 上 モ デ ル 番 号 44954—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 シンガポール国における電磁障害規制適合証明書 電磁波障害について 米 国 内 本製品は FCC規則第 15 章に適合しております。本製品 の使用については以下の条件がつけられております 本製品は基 本的に危険な電磁傷害を引き起こしません 本製品の性能を阻害 するような電磁障害の発生する場合であっても、本製品の使用者 はそのような電磁障害を排除する権利を有しません。 本製品は高周波を使用する製品であり、使用時には高周波が発 生します。このため、不適切な条件、すなわち製造会社の指示 を正しく守って設置・使用しないとと、ラジオやテレビの受信障害を 起こす可能性があります。本製品は、FCC (米連邦通信委員会) 規則第 15 章に定める試験の結果、クラス B コンピュータ機器の 基準に適合しております。しかしながら、これにより障害が発生し ないことを保証するものではありません。本製品が受信障害の原 因となっているかどうかは、本製品の電源を入切することによって 確認することができます 本製品が原因で障害が
5 トラクションユニットに EH 無線コント ローラ取り付けブラケットを取り付け る ............................................................13 6 ペンダントスイッチを取り付ける ......................13 7 ハンドヘルドリモートを組み立てる ...................14 8 トラクションユニットとの油圧接続を行 う。 .........................................................15 9 コイル付き 7 ピン電源ケーブルを接続す る ............................................................15 10 電気ブレーキの初期同調調整 ......................15 11 オプションのアタッチメントを取り付け る ............................................................15 製品の概要 ...............
安全について タイヤ交換 ...................................................42 ブレーキの整備 .................................................... 43 電気ブレーキの取り付け .................................43 電気ブレーキの調整 ......................................43 ブレーキシューとライニングの点検 ....................44 ブレーキの清掃・点検.....................................44 ブレーキ部の潤滑 .........................................44 マグネットの点検 ...........................................44 油圧系統の整備 ................................................... 45 油圧系統に関する安全確保........
decal119-6838 119-6838 1. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 decal119-6819 119-6819 1. スピナー速度 2. ベルト速度 decal119-0217 119-0217 1. 警告エンジンを止めること可動部に近づかないこと全部の ガード類を正しく取り付けておくこと。 decal93-9852 93-9852 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 落下の危険シリンダロックを装着すること。 decal119-6836 119-6836 decal131-6766 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. ウェイトケース後部とヒッチチューブ前端との距離が 71 cm になるようにウェイトの位置を決める。 131-6766 モデル 44954 のみ 1. 7.5 A 2. 7.5 A decal119-6833 119-6833 1. オペレーターズマニュアル を読むこと 2. 最大積載荷重 5.
decal119-6806 119-6806 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告運転する前に全員が必ず講習を受けてください。 5. 警告 人を乗せないこと。 3. 物が飛び出す危険人を近づけないこと。 6. 警告 可動部に近づかないこと 全部のガード類を正しく取り 付けて運転すること。 警告整備作業前にはエンジンを停止させ、キーを抜き取り、 4. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal119-6835 119-6835 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 後脚部にジャッキを収納しないこと。 decal119-6822 119-6822 モデル 44931 のみ 1. ベルト 2. ON 3. OFF decal119-6832 119-6832 モデル 44954 のみ decal119-6869 119-6869 1. テールゲートの高さ調整 6 1. フロアベルト速度の調整 2. ホッパー下降 3. ホッパー上昇 4.
decal133-8061 133-8061 decal119-6812 119-6812 1. 転倒の危険 急な旋回をしないことホッパーが空の時の最高速 度は 24 km/hホッパーに資材が入っている時は十分に速度を 落とすこと不整地を走行する時は十分に速度を落とすこと。 decal119-6863 119-6863 1. 資材を満載している時は ホッパーを下げた位置で牽 引するホッパーを下げた状 態でスピナーを取り付けて 牽引しない。 2. 資材を満載している時は ホッパーにスピナーを取り 付けて作動させながら牽引 する時はホッパーを中位置 にして牽引する。 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 ボルト, 1 x 6½" ロックナット, 1" 2 2 ヒッチを取り付ける 必要なパーツはありません。 – ウェイトケースを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – ミラーを調整します。 フットコントローラ ブレーキコントローラ ハーネスアセンブリ ソケットブラケット ねじ, 5/16 x 1" ナット, 5/16" ワイヤスプライス結線 ケーブルタイ ボルト, #10 x ⅞" ナット #10 ホースクランプ ヒューズ (15 A) 取り付けブラケットアセンブリ バッキングプレート フランジヘッドボルト, 5/16 x 1½" フランジヘッドロックナット, 5/16" ペンダントスイッチ SH ワイヤハーネス ハンドヘルドリモート 単三電池 マグネット式ブラケット ねじ 小 1 1 1 1 4 4 6 10 2 2 1 1 1 1 4 4 1 1 1 4 1 6 8 必要なパーツはありません。 – トラクションユニットとの油圧接続を行い ます。 9 コイル付き
その他の付属品 数量 内容 用途 オペレーターズマニュアル 1 運転をする前にマニュアルを読んでください。 規格適合認定書 1 欧州連合規格EUに適合していることを示す証明書です。 アタッチメントクランプ 2 アタッチメントの取り付けに使用します。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 4. ヒッチチューブトングをスライドさせて本装置前部 の取り付け位置にセットする。ジャッキ取り付けブ ラケットが左外側を向くようにセットすること。 5. ボルト1 x 6½"1本を、フレームとヒッチチューブに 通し、ロックナットで固定する図 4。ロックナットを 976-1,193N·m 100-122 kg.m = 720- 880 ft-lbに トルク締めする。 6. ボルト1 x 6½"1本を、フレーム上部から下へヒッ チチューブを貫通させてロックナットで固定する図 4。ロックナットを 976-1,193N·m 100-122 kg.
2 ウェイトケースを取り付ける 必要なパーツはありません。 手順 1. ウェイトケースからウェイトを取り外す。 2. ウェイトケースを保持している取り付けブラケット からボルト½ x 5½"を外す。取り付けブラケット は廃棄する 図 5 。 g014069 図6 1. ウェイトケースにウェイトを入れます 3 ミラーを調整する 必要なパーツはありません。 g014067 図5 1. ウェイトケース 2. 手順 ウェイトケース取り付けブ ラケット 3. ウェイトケースを、ヒッチのできるだけ前の方に 取り付ける。 4. ウェイトケースをヒッチに取り付けるボルト½ x 5½"2本とロックナットを使用する。ロックナットを 91-112 N·m 9.3-11.5 kg.m = 67- 83 ft-lbにトル ク締めする。 5.
ブレーキコントローラを取り付ける アウトクロスの場合 1. ブレーキコントローラ図 8をトラクタのダッシュボー ドの左下エリアに取り付けるボルト#10 x ⅞"2本と ナット#10を使用する。 g015149 図7 ミラー 1. g235379 図8 4 1. 2.
2. ヒュ ー ズ が つ るには、リング端子ワイヤヒ い て い る も の を、定格 15 A 以上の補助 電源に接続する。 ワイヤハーネスのコネクタを穴に通してソケッ トへ導く。 コネクタが穴を通らない場合には、ゴムカバーを 後ろにずらして通す。 3. 2輪用ブレーキには 10A ヒューズを使 用、4輪用ブレーキの場合は 15A ヒュー ズを使用する。 ワイヤハーネスのついたソケットコネクタを、ソ ケットブラケットの後部にボルト止めする ボルト 5/16 x 1"2本とナットを使用する。 4. トラクションユニットに沿ってハーネスを配設する。 5. ホースクランプを使って、フットコントローラをブ レーキペダルに取り付ける。 6. 以下の手順で、ハーネスを各機器に取り付ける 図9 A. ハーネスからの短いワイヤを、フットコント ローラのワイヤコネクタに接続する。 B. ハーネスからの長いワイヤを、ブレーキコン トローラのワイヤコネクタに接続する。 C.
7. ケーブルタイを使って、ゴム製ブーツをコネクタと ハーネスに固定する。 8. ケーブルタイを使ってハーネスのたるんでいる部 分をすべて固定する。 9. 4 輪ブレーキキットを使用している場合は、ヒュー ズホルダーの 10 A ヒューズを 15 A ヒューズに取 り換えてください。 5 トラクションユニットに EH 無線 コントローラ取り付けブラケッ トを取り付ける g028873 図 10 1. ハンドヘルドリモート 3. 取り付けボルト 2. EHハンドヘルドリモート用 マウント モ デ ル 44954 の み この作業に必要なパーツ 1 取り付けブラケットアセンブリ 1 バッキングプレート 4 フランジヘッドボルト, 5/16 x 1½" 4 フランジヘッドロックナット, 5/16" 手順 1. 2. 3. トラクションユニットのどこにハンドヘルドリモート のブラケット取り付けるかを決める。平らでしっ かりした面を選ぶこと。 g014103 図 11 1.
6 7 ペンダントスイッチを取り付け る ハンドヘルドリモートを組み立 てる SH モ デ ル EH モ デ ル この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 ペンダントスイッチ 1 ハンドヘルドリモート 1 SH ワイヤハーネス 4 単三電池 1 マグネット式ブラケット 6 ねじ 小 手順 ON/OFF ペンダントスイッチの4ピン側を、本装置の左 前角部にあるソケットに接続する図 12。 手順 1. リモートを束ねているゴムバンドを外し、バックカ バーを取る。 2. 新しい電池を入れる 向きに注意すること。電池 を正しく入れないと、機械が損傷することはない が、操作ができない。電池を入れる箇所にはプ ラス・マイナスの表示がある図 13。 g014074 図 12 1. ON/OFF ペンダントスイッチ 重要 本装置とトラクションユニットを使用しない時は必 ずペンダントスイッチコードを外すか電源ワイヤを外して おいてください。これを怠るとトラクションユニットがバッ テリー上がりを起こします。 g028875 図 13 1. ゴム製シール 3.
4. ねじ6本を使ってカバーを固定し図 13、各ねじ を 1.5 - 1.7N·m0.15-0.17 kg.m = 13 - 15 in-lbに トルク締めする。 5. ハンドヘルドリモートをマグネット式ブラケットに取 り付ける。ブラケットにリモートを入れ、ブラケット についているボルトを締め付ける (図 14)。 9 コイル付き 7 ピン電源ケーブ ルを接続する この作業に必要なパーツ 1 コイル付き 7 ピン電源ケーブルを取り付ける 手順 コイル付き 7 ピン電源ケーブルを接続する トラクション ユニットとの連結 (ページ 20)を参照。 10 g028874 電気ブレーキの初期同調調整 図 14 1. ハンドヘルドリモート 2. マグネット式の収納ブラケッ ト 3.
11 オプションのアタッチメントを 取り付ける この作業に必要なパーツ クイックアタッチ取り付けクランプ 2 手順 g015127 図 15 1. 機械の後部 2. オプションアタッチメント用ブラケット 3. ロックピン 8. オプション 9. 持ち上げる 10. 引き出す 4. ロックリング 11. 後クランプアセンブリ 5. クランプハンドル 12. オプションを確実に保持してからクランプを外すこと 6. 安全ラッチのクリップ 13. 前クランプブラケット 7. 安全ラッチ 重要 オプションのアタッチメントは非常に重い。取り 扱いは二人で行うこと。 4. 注 マシンには、クイックアタッチ取り付けクランプ 2 個 が装備されています。このクランプを使って、オプショ ンアクセサリをマシンに取り付けます。 誰かに補助してもらってオプションアタッチメントを 持ち上げ、アタッチメントの前端をマシンの下の 前クランプブラケットにセットする図 15。 5.
7. せて、アタッチメントが無理なく固定される程度 にクランプを短くしてください。 製品の概要 重要 クランプを締めすぎないように注意してくだ さい。締め付けすぎると、オプション機器の端部 を曲げてしまう恐れがあります。 各部の名称と操作 クランプのハンドルに、安全ラッチクリップを取 り付ける 図 15 。 油圧コントロールバルブ SH モ デ ル 重要 安全ラッチクリップが確実に取り付けられて いることを確認してください。万一ゆるんでいる と、使用中に開いてしまう危険があります。 g014117 図 16 1. コンベアベルトの方向左側のコントロールバルブ 2. 機体の上昇と下降中央のコントロールバルブ 3. オプション機器のONとOFF右側のコントロールバルブ 4.
ハンドヘルド EH モ デ ル g234789 図 17 1. Eストップボタン 故 障 診 断 LED の 機 能 g028671 図 19 EH モ デ ル フロアストップ フロア速度を下げる 3. オールスタートフロアとオプ 13. ション機器をスタート 4. ON/OFF 14. フロア速度を上げる 5. Store: プリセットの設定を 15. 記憶 荷台を下に傾ける 2. 注 Eストップ ボタンを引き上げた時にハンドヘルドリ モートが ON になっている場合には、LED が消灯して から5秒後にLEDの点滅( 3 Hz = 1秒間に3回点滅) は 始まりません。 故障診断 LED 18 フロア逆転 プリセット 16. 荷台を上に傾ける 7. プリセット2 17. オプションスタート 8. プリセット3 18. オプションを停止 全停止 19. オプションの速度を上げる フロアスタート 20. オプションの速度を下げる 9. g234788 リモートの状態表示LED 6. 10. 図 18 1. 11. 12. 1.
運転操作 仕様 機体 運転の前に 長さ 4.8 m 幅 1.98 m 高さ 2.2 m 運転前の安全確認 純重量空車でオプションを搭載 していない状態で 1,360 kg • この装置は、重量上、バランス上、取り扱い上に独 ホッパーの容積 3.06 m3 最大積載重量 5,353 kg 最大牽引速度 • トラクションユニットの要件 牽引能力最大積載重量 7,175 kg 最低出力 33.6 Kw (45 hp) 後部アタッチメント油圧駆動システム オープンセンター型 油圧コントロールバ ルブ 油圧フローレート 最低オプションを搭 載しない状態で 32 L/min 最低オプションを搭 載した状態で 38 L/min 油圧 最低値 • • 138 bar (2,000 psi) • 無線 周波数 2.4 GHz 最大出力 19.
トラクションユニットの選択 5. 本装置のトング重量が完全にトラクションユニッ トの牽引バーに移動したら、ジャッキを収納す る ジャッキの収納 (ページ 25)を参照。 本装置の運搬能力は、牽引車両の能力に依存します。 トラクションユ ニットの機能 要求事項と推奨事項 6. 後ジャッキを収納する 後部ジャッキレグの収納 (ページ 24)を参照 油圧システム トラクションユニットは、後部アタッチメント駆動 用の油圧システムオープンセンター型油圧バル ブ付きを備えていることが必要です。 7.
g234790 図 21 1. コイル付き 7 ピン電源ケーブル 11. 油圧接続のテストを行う 油圧接続をテストする (ページ 21)を参照 12. 電気ブレーキをセットする ブレーキコントローラを 調整する (ページ 21)を参照。 g273356 油圧接続をテストする 重要 初めて作動させる前に、油圧接続のテストを 行ってください。 1. トラクションユニットの油圧オイルタンクの油量を 確認し、必要に応じて補給するトラクションユニッ トのオペレーターズマニュアルを参照。 2. トラクションユニットを始動し、コンベアベルトを駆 動する マシンの電源の ON/OFF (ページ 27)と 油 圧コントロールバルブの操作 (ページ 27)を参照。 重要 トラクションユニットの油圧系や本装置のコ ントロール装置から異音が聞こえた場合には、 直ちに油圧コントロールをニュートラルに戻して ください。 g272560 図 20 1. 戻りホースアウト 4. チェックバルブ 2. 圧力ホースイン 5. クイックディスコネクトカッ プリングトラクションユニッ ト 例 戻り側 3.
運転前の点検 – 走行が不安定にならないよう、資材を積んだ 状態で不整地走行する時には速度を落とすよ うにする。 毎日の運転前に以下の点検を行ってください。安全に 関わる異状が発見された場合は、責任者に報告してく ださい。安全についての詳細は本マニュアルの「安全 について」の章をご参照ください。 • タイヤとホイールを点検する タイヤとホイールの点 検 (ページ 42)を参照。 • 後部ジャッキがヒッチチューブに適切に収納されて いることを確認する 後部ジャッキレグの収納 (ペー ジ 24)と ジャッキの収納 (ページ 25)を参照。 • ヒッチピンやジャッキが破損しておらず、安全ピンが 正しく取り付けられていることを確認する。 – 隠れた穴などの見えない障害に警戒を怠らな い。 – 斜面を走行する場合には安全に特に注意する。 斜面ではまっすぐに上るか下るかする。小さな 旋回をする時や斜面で旋回を行う時には必ず減 速する斜面での旋回は可能な限り避ける。 – ぬれた場所、スピードが出ている時、満載状態 などでの運転には十二分の注意を払う。満載状 態では停止時間が長くなることを忘れずに。斜面 の上り下りに入
– 積み込みを開始する前は必ず、本装置に牽引 車両が接続されていることを確認してください。 – 本装置に資材を満載した状態で斜面を横断する ような走行は、横転、走行力の喪失など非常に 危険な状態になる恐れがあります。 – ホッパーに大きなものや重いものを入れないでく ださい。大きすぎる荷重はベルトやローラを損 傷するおそれがあります。また資材の質を揃 えてください。砂の中に小石が混ざっていると 飛び出して危険です。 • – 法面は必ず真っ直ぐに上り下りするようにしてく ださい - 横切ったり斜めに走ったりすると危険で す。法面を下るときの速度は、その法面を上る ときと同じ速度としてください。法面を下りる時 は制動距離が長くなるので注意が必要です。 積み下ろしまたは散布作業中は本装置の真後ろに 立たないでください。オプション機器であるツインス ピナーやクロスコンベア、プロセッサからは細かい 粒子や粉塵などが高速で飛び出してきます。 • 牽引車両から本装置を切り離したり、資材を下ろし たりといった作業は平坦な場所で行ってください。 • 資材を下ろす際には、事前に必ず本装置に牽引車 両が接続されて
g272499 図 22 1. ジャッキレグのピン 2. レグのチューブ 3. 後部ジャッキレグ g272497 図 24 5. 脚をおろしてチューブに差し込む図 23。 1. 後部ジャッキレグ 2. ジャッキ 3. 3. ピン ジャッキを下げて機体を支える。 後部ジャッキレグの収納 1. トラクションユニットの牽引バーと本装置のヒッチ チューブとが一直線になった状態にし、駐車ブ レーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取 り、可動部が完全に停止したのを確認して運転 席を離れる。 2. ヒッチピンを使って、ヒッチチューブをトラクション ユニットの牽引バーに固定する。 3. ジャッキがジャッキレグに組み付けられている場 合には、ジャッキをレグから外してヒッチチュー ブに収納する 後部ジャッキを組み立てる (ページ 24)と ジャッキの収納 (ページ 25)を参照。 g272498 図 23 1. レグのチューブ 2. 後部ジャッキレグ 3. 注 後部ジャッキレグにはジャッキを収納しない こと。 ジャッキレグのピン 4. 6.
マシン前部をジャッキで支持 するには 1. 2. 3. 4. ホッパーを完全に空にする。 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取り、可動部が完全に 停止したのを確認して運転席を離れる タイヤに輪止めを掛ける。 ジャッキをヒッチチューブに固定しているピンを 外す 図 27 。 g272503 図 25 1. ジャッキレグのピン 2. レグのチューブ 5. 3. 後部ジャッキレグ 脚を水平位置に上げてレグチューブに差し込む 図 26 。 g272502 図 27 1. ヒッチチューブ 2. ピン 5. 6. g272500 図 26 1. レグのチューブ 2. 後部ジャッキレグ 6. 3. 7. ジャッキレグのピン 3. ジャッキ ジャッキを縦にする図 27。 ジャッキとヒッチチューブの横穴にピンを通す図 27 。 ジャッキを下げて機体を支える。 ジャッキの収納 脚部とチューブの穴を合わせ、ピンを挿入して 固定する 図 26 。 1. 2. 3. 4.
牽引について 本装置の牽引は以下の手順で行います。 • 開始前に、装置前後のジャッキを収納する。 • 運転中に油圧ホース、電気ケーブル、ペンダントス イッチケーブルが地面の上を引きずられないように 字確認準備する。ラインやケーブルが挟まれたり切 断されたりする恐れのある場所に配置しないこと。 • 小さい旋回をする時に、油圧ホースが牽引車両の タイヤに接触する可能性がある。そのような旋回 をしないように注意する必要に応じてゴムベルト両 端にフックのついているものなどで油圧ホースを機 体側に引きつけておくなどする。 電気ブレーキを使用するコツ 負荷コントロールは、トレーラの負荷の変動にあわせて 電気制御ラインの内部抵抗を調整し、ブレーキの最大 トルク出力を制限するものです。以下のような運転条件 を考慮して使用してください g272501 図 28 1. ヒッチチューブ 2. ピン 3. ジャッキ 5. ジャッキを横にする図 28。 6.
マ シ ン の 電 源 の ON/OFF 油圧コントロールバルブの操作 EH モ デ ル SH モ デ ル 作業が終了したら必ずEストップボタン を押して電気系 統をOFFにしてください。図 29作業を始める時は、ハ ンドヘルドリモートをONにする前にEストップボタンを引 き出す必要があります。 MH-400の左側フェンダには3つの油圧コントロール バルブがあります図 30。 g014117 図 30 1. コンベアベルトの方向左側のコントロールバルブ 2. 機体の上昇と下降中央のコントロールバルブ 3. オプション機器のONとOFF右側のコントロールバルブ 4. オプションの油圧クイックコネクタ 注 機械が不意に動作するのを防止するため、使用後 はすべてのコントロールバルブを中央位置に戻してく ださい。 g234789 図 29 左側のバルブ 1.
右側のバルブ 油圧コントロールとオプション 機器の操作 オプションアタッチメントの動作をコントロールします。 • オプションアタッチメントを動作させるには、コント ロールレバーを手前に引きます。 EH モ デ ル 重要 オプション機器を装着していないときは、オプ 位置 に 操 作 し な い シ ョ ン 用 コ ン ト ロ ー ル レ バ ー を ON位 でください。フロアコンベアを駆動している油圧モー タを破損させる恐れがあります。 • リモコンシステム リモートコントロールシステムは、ハンドヘルドリモー ト、DC +12-+14.4 V ベースユニット、ワイヤハーネ スで構成されています。このシステムは、MH-400専 用のリモコン装置です。 オプション機器を止めるには、コントロールレバーを 中央位置に戻します。 注 レバーを押してもアタッチメントは動作しませ ん。オプションアタッチメントは逆転させることは できません。 ハンドヘルド g028671 図 31 11. フロアストップ 12. フロア速度を下げる 3. オールスタートフロアとオプ 13.
ボタンの機能 ボタン 名称 主な機能 ON/OFF リモートのON/OFF ALL START フロアとオプション機器両方の機能をコントロールON/OFFおよび速度表示 FLOOR START フ ロアスタート フロアホッパーのコンベアベルトの機能をコントロールON/OFFおよびベルト速 度表示 FLOOR STOP フ ロアストップ フロアを停止 FLOOR DECフ ロア減速 フロアの速度を下げる FLOOR INCフ ロア増速 フロアの速度を上げる FLOOR REVERSE フロ ア逆転 フロアベルトを逆転ボタンを押している間のみ。フロア増速やフロア減速ボタン は、フロア逆転ボタンを押しながらでも使用することができる。フロア逆転ボタ ンから手を離すと、フロアは停止する。 荷台を下に傾 ける 荷台を下降させるボタンを押している間のみ 荷台を上に傾 ける 荷台を上昇させるボタンを押している間のみ プリセット 1 プリセット 2 プリセット 3 プリセットボタンそれぞれに、フロア速度とオプション速度を記憶させてお くことができる。 保存 プリセットボタンと共に
油圧コントロールを手動優先にする には ハンドヘルドリモートを起動する ON/OFF ボタンを押しますしばらくするとリモコンがベー スと通信を開始します。起動が完了するまでは、ハン ドヘルドのボタンを操作しないでください。 EH モ デ ル ハンドヘルドリモートが見当たらない、破損した、故障 したという場合でも、散布作業は行えます。 につ い て リ モ ー ト の 状 態 表 示 LEDに マシンの準備を行う EH モ デ ル 1.
注 カバープレートに貼り付けてあるデカルの説明 に従って操作する図 34。 は、ホッパーに砂が満載された状態のときにも 便利です。 3. フロア速度が適正に調整されたら、ジャムナッ トを締め付ける。 ホッパーの位置の調整 ホッパー図 36を下降させるには、バルブステムの リングを引っぱります。 • g285596 図 34 1. フロアベルト速度の調整 4. スピナー速度の調整 2. ホッパー下降 5. カバープレート 3. ホッパー上昇 6. デカル フロアの速度を調整する 1. 手動優先ブラケットのジャムナットをゆるめる図 35 。 g285595 図 36 1. スプリットリングバルブのス テム 2. ホッパー下降 3. ホッパー上昇 ホッパー図 36を上昇させるには、バルブステムの スプリットリングを押し込みます。 • アクセサリアタッチメントの速度の調整 1. 注 油圧フローが作動中に、砂を散布せずに調 整を行いたい場合には、フロアの動作を OFF に してください。 g285594 図 35 1. ステムフロア速度ソレノイド 2.
アタッチメント速度ソレノイドのリセット バルブの平ヘッドねじを左に回して、ソレノイドのバ ルブの完全に開く図 39。 g285593 図 37 1. 2. 六角ヘッドねじ優先バルブ g285593 調整が決まったら、牽引車両についている油圧 フローコントロールを使ってシステムの ON/OFF を行って散布作業を行います。 図 39 1. 手動優先設定された油圧コントロール のリセット 六角ヘッドねじ優先バルブ カバープレートの取り付け オーバーライドカバーにカバープレートを取り付けるフラ ンジヘッドキャップスクリュ 4 本を使用する図 40。 EH モ デ ル ハンドヘルドリモートを発見、修理、交換などした場合 には、フロア速度ソレノイドとアタッチメント速度ソレノイ ドの一方または両方をリセットしてからハンドヘルドリ モートを使用してください。 フロア速度ソレノイドのリセット EH モ デ ル 1. 手動優先ブラケットのジャムナットをゆるめる図 38 。 g285427 図 40 ステムフロア速度ソレノイド 3. 六角ヘッドねじ優先バルブ 2. すき間 4.
ハンドヘルドリモートのお手 入れ コントラストを強くするには オール停止 と オプション増速 ボタンを同時に押して保 持し、希望する明るさになったら手を離す。 ハンドヘルドリモートは非常に丈夫ですが、硬い路面 に落としたりしないように注意してください。表面が汚 れた場合は、水や薄い洗剤液で湿した布で拭いてくだ さい。表示画面にひっかき傷を作らないように注意 してください。 + 注 3つの位置があります OFF, LOW, HIGH です。 ハンドヘルドリモートの電池 交換 コントラストを弱くするには オール停止 とオプション減速 ボタンを同時に押して保 持し、希望する明るさになったら手を離す。 ハンドヘルドリモートの電源は単三アルカリ電池4個各 1.5 V、実際の作動電圧は2.4 - 3.
3. ON/OFF ボタン とALL STOP ボタンを同時に長 押しする。 + ハンドヘルドリモートが初期化を開始し、しばらくす ると ASSOC PENDING連携待ちと表示される。 4. そのまま長押しを続け、およそ4秒後にASSOC ACTIVE と表示されたらすぐに手を離す。 ディスプレイに PRESS STORESTORE を押す と 表示される。 5. g028875 ハンドヘルドリモートに POW UP BUNITと表示 される。 図 42 1. ゴム製シール 3. ハンドヘルドリモート 2. スチール製ガスケット 4. 単三電池4本 4. 古い電池を取り出し、地域の条例等に従って処 分する。 5. 電池を入れる 電池の向きに注意すること。電 池を入れる箇所にはプラス・マイナスの表示が ある 図 42 。 6. ゴム製シールとスチール製のガスケットを外し てしまった場合は、これらを注意深く溝にセット する (図 42)。 7. カバーを元通りに取り付け、先に取り外したねじ6 本を使って固定し図 42、各ねじを 1.5-1.7 N·m 0.15-0.
フロアのみの設定と操作 ディスプレイに FLOOR STORE と表示される。 設定された値は、変更しないかぎりずっと記憶さ れ、いつでも利用できます。 最初にフロアが動いていないときにフロアスタートボタ オプションのみの設定と操作 ン を押すと、ハンドヘルドリモートには現在記憶 されている設定と、FLRに続いてSの文字FLRSセット モードという意味) が表示されます。セットモードでは、 設定値を増減できますがフロアは作動しません。フロア を動作させずにフロアの速度を希望の値に設定、ある いは設定を確認できます。速度の設定ができたらフロ アスタート ボタンを押すと、設定速度でフロアが作動 を開始します (油圧が ON であればフロアが作動しま す)。フロアスタートをさらにもう一度押すと、現在の設 定がメモリに記憶されます。 最初にオプションが動いていないときにオプションス タートボタン を押すと、ハンドヘルドリモートには 現在記憶されている設定と、OPTに続いてSの文字 OPTSセットモードという意味) が表示されます。セット モードでは、設定値を増減できますがオプションは作動 しません。オプショ
4. オプションスタート ボタンを押してオプションの設 定を記憶させる。 または • オプション増速 ボタンやオプション減速ボタン でオプション速度の設定値を変更する。 ディスプレイに OPTION STORE と表示される。 設定された値は、変更しないかぎりずっと記憶さ れ、いつでもそのオプションに使用されます。 または フロアとオプションの両方の設定と操 作 3. オールスタート ボタンをもう一度押してフロアとオ プション機器を実際に作動させる。 4.
とオプション機器のプレビュー設定が表示され、この後 に オールスタートボタンを押すと現在のプリセットが消 去されて現在の値が新しいプリセット値として記憶され ます。10 秒以内に オールスタート ボタンを押さない と、設定は以前のままとなります。 2. プリセットボタンの設定は以下の手順で行います 1. フロアとオプション機器の両方をスタートさせる。 これは個別のボタンを使ってもよいし、オースス タートボタンで行っても良い。 2. フロアおよびオプション機器について、希望の速 度をセットするそれぞれの機器の速度増加ボタ ンと減少ボタンを使う。 3.
2. 後部ゲートのラッチを解除し、コンベアベルトを 作動させる。 3. 必要に応じてホッパー後部を少し高くする。こうす ると、いろいろな角度から資材を落とせるようにな り、資材全体を速く降ろせる。 量を制御しながらの資材降ろし 1. 後ゲートのラッチを閉じる。 2. ジャッキハンドルを使って、後ゲートを適当な状 態まで開く図 43 と 図 44。これにより、オプショ ン機器を使う場合にはオプションへの供給量が 制限される。 重要 後ゲートの資材流量調整部は、砂や砂利 な ど 、 粒 径 の 小 さ い 資 材 25 mm 以 下 に の み 使 用してください。 g014119 図 44 重要 調整部を通りぬけられないような資材の場 合にはゲートを全開にしてください。初めて扱う 資材の場合には最初にテストをしてください。 1. 12.5 cm 最大開度 2. フィードゲート オプションアタッチメントの操 作方法 1. トラクションユニットのエンジンを止める。 2.
8. ホッパーが空になったら、油圧装置をOFFにし、 それから移動走行を開始する。 注 不整地を移動する場合には、安全を確保でき る高さまで装置を上昇させて、オプションアタッ チメントの地上高を十分に確保するようにしてく ださい。 5. SH モデルでは、コントロールペンダントを外し て、乾燥した場所に保管する。EH モデルでは、 ハンドヘルドリモートを外して、乾燥した場所に保 管する。 Eストップ ボタンを押し込んでください。 6. 後部ジャッキレグを縦位置にセットする 後部ジャッ キレグによる機体の支持 (ページ 23)を参照。 重要 トラクションユニットから本装置を切り離す時 には必ず後部ジャッキレグを使用してください。 警告 オプションアタッチメントからは資材が高速で 放出され、飛距離は最大 12 m になり、周囲 に人がいるとけがをする可能性があります。 7.
保守 • ボルト、ナット、ねじ類は十分に締めつけ、常に機 械全体の安全を心掛けてください。 保守作業時の安全確保 • 可能な限り、エンジンを回転させながらの整備はし ないでください。可動部に近づかないでください。 • 牽引車両のエンジンを作動させたままでチェーンの 張りの点検や調整をしないでください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合があります。取り外しには十分注意 してください。 • 機体の下で作業をするときには、機体をブロックや ジャッキスタンドで確実に支えてください。 • 整備や調整が終わったら、必ず全部のガード類を 正しく取り付けてください。 • • • 整備や調整を行う場合は必ずマシンを停止させ、エ ンジンを止め、駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取 り、各部が完全に停止したのを確認してください。 このマニュアルに記載されている以外の保守整備 作業は行わないでください。大がかりな修理が必 要になった時や補助が必要な時は、Toro 正規代 理店にご相談ください。 ホッパーの下で作業を行う必要があるときには、 必ず、油圧昇降シリンダに安全サポー
潤滑 グリスの仕様 No. 2 リチウム系グリス ベアリングとブッシュの潤滑 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと ほこりなどの非常に多い条 件下で機械を使用している場合は、 ベアリングとブッシュの潤滑を毎日 行ってください。ただし、水洗いした ときは整備間隔に関係なく直ちにグ リスアップしてください。 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 g272505 グリスアップの必要なベアリングとブッシュの位置 は以下の通りです g272506 図 45 1. 油圧シリンダ用サポート 2. ホッパーを一杯まで傾ける。 3. 油圧シリンダサポートを油圧シリンダのロッドに取 り付ける 図 46 。 g014131 図 47 g014128 図 46 1.
走行系統の整備 タイヤとホイールの点検 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 1. 推奨タイヤ空気圧は、33"84 cmタイヤの場合 は1.72 bar1.75 kg/cm2 = 25 psi、32"81 cmタ イヤの場合は2.07 bar2.1 kg/cm2 = 30 psiです が、 タイヤメーカーの推奨値があればそれに 従ってください。 2. タイヤに過度の磨耗がないか、目視で分かる破 損がないか点検する。 3. ホイールボルトがしっかり締まっている 脱落がな い。 g014133 図 49 タイヤ交換 外側タイヤの交換 1. トラクションユニットの駐車ブレーキを掛ける。 2. 機体についているオプションアタッチメントをすべ て取り外す。 3. ホッパーを完全に空にする。 4. 交換予定のタイヤの反対側のタイヤに輪止め を掛ける。 5. 交換予定のタイヤのラグナット6 個をゆるめる。 まだ外さないこと。 6.
5. 6. 交換するタイヤの側で、歩行ビームサスペンショ ンのベアリングをシャーシに固定しているボルト 4本とロックナット4個を外す。 ブレーキの整備 外側のタイヤのホイールナットをゆるめ外さな いて、ベアリングボルト用の隙間を確保する。 電気ブレーキの取り付け 整 備 間 隔 : 毎月 内側タイヤと歩行ビームアクスルアセンブリを引き 出せる程度の高さまで、ホイストやジャッキで機 体を浮かせ、ジャッキスタンドで保持する。 1年ごと 機体が安定であることを確認する。 7. タイヤを外す。 8. 外したタイヤを修理交換する。 9. 修理済みのタイヤを取り付ける取り付け手順は上 記と逆の順序である。 • ブレーキシューとライニングの目視点検。 • 電気ブレーキの点検・整備。 電気ブレーキの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 100 時間 使用条件に よっては整備間隔を短くする。 注 タイヤとハブがずれていないことを確認して、 ボルト6本を締め付け、135 N·m (13.8 kg.m = 100 ft-lb) にトルク締めする。 1.
ブレーキシューとライニングの 点検 • ブレーキのアンカーピン • 作動アームのブッシュとピン • バッキングプレートのうちブレーキシューとマグネット レバーのアームに接触している部分 • 作動アームについている作動ブロック 整 備 間 隔 : 毎月 磨耗したシューを交換する時は、各ブレーキで両方の シューを交換すること、またつの車軸で両方のブレーキ について同時に交換してください。これにより、ブレー キのバランスを維持することができます。 重要 ブレーキのライニングやドラム、マグネットにグリ スやオイルをつけないよう十分注意すること。 以下の状態になったら、ブレーキライニングを交換 してください マグネットの点検 • • • 磨り減って厚みが 1.
油圧系統の整備 磨耗したり破損したりしているホースは交換する。 3.
オプションアタッチメント コンベアベルトの整備 オプションのアタッチメントの 点検 コンベアベルトとローラの点検 整 備 間 隔 : 40運転時間ごと 毎月 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 • コンベアベルトがローラ上を滑らず、真っ直ぐに 走るか点検する。 • クイックアタッチのブラケットが確実に固定されてお り、安全クリップが取り付けられているか点検する。 必要に応じて、ベルトの走行状態を調整する コンベ アベルトの走行状態の調整 (ページ 46)を参照。 無くなっている場合には新しい安全クリップを取り 付ける。 • 前後のローラの間にあるアイドラローラが曲がったり 固着したりしていないか点検する。 • オプション機器が確実に装着されており、動いたり ずれたりする危険がないか点検する。 摩耗・破損しているアイドラローラは修理または交 換する。 必要に応じてクランプを調整する。 • ツインスピナーのディスクのブレードの磨耗度合い を点検する。 コンベアベルトの走行状態の 調整 パドルが摩耗して薄くなっていないか点検する。 • ツインスピナーのハウジングに
6. コンベアベルトのスイッチを入れる。 7. ベルトがスリップする場合にはマシンを停止させ た状態でテンションボルトを均一に半回転締め込 み、症状が消えるかどうか観察する。こうして、 ベルトがスリップしなくなるまで調整を続ける。 8. 調整ができたら、それぞれのテンションボルトを あと半回転締め付ける。これで適切な張りに調 整ができた。 9. ベルトの張りを確認するには、機体の下、シャー シのクロス部材のところを見る。ベルトの中央部 がちょうどシャーシのクロス部材をかわしていれ ばマシンを一番下に降ろした状態で調整は適正 である。ベルトの中央部がクロス部材に触れて いる場合には、それぞれのテンションボルトをも う半回転締め付ける。 重要 時間をかけて辛抱づよく調整すること。ベ ルトを張り過ぎないこと。 重要 ベルトテンション用の工具はエア工具を使 わないこと。 g014129 図 52 1. ベルトがこちら側にずれて 走る場合— 7. ロッキングナット 2. 同じ側のこのテンショナを 調整する 8. テンショナロッド 3. 後 9. ベルトローラ 4.
9. 機体の左前コーナーでも同じ作業を行う。 10. アイドラローラを後ろに移動させてピローブロック ベアリングを外し、ピローブロックベアリングを ガイドから抜き出す。 11. 安全ブラケット2つを外し、あいている穴からロー ラを抜き出す。 12. 機体の後部に移動し、テンションスプロケットを ゆるめる。 13. 駆動スプロケットからチェーンを外す。 14. 駆動スプロケットの固定ねじをゆるめて駆動スプ ロケットとキーを駆動ローラシャフトから外す。 15. 後駆動ローラを何かで支える。 g014105 図 54 重要 後ローラ調整ブラケットアセンブリの位置を かえないように注意してください。このアセンブリ は、ベルトが適切に走らないときに自動的に調整 するためのものです。 16. 両側のフランジベアリングについている4本のボ ルトを外す。 17. シャフトのフランジベアリングの隣にあるロッキン グカラーを外し、両方のベアリングをシャフトから 外す。 18. オプション機器用のブラケット2つを外す図 53。 1. 24.
ベルトの取り付け 7.
洗浄 ホッパーと後部ゲートの整 備 車体を清掃する 塩類、舗装道路からのタール、樹液、肥料などの化 学薬品で塗装面が傷む場合があります。これらの物質 は洗剤と水で出来るだけ早期に落してください。必要な 場合はクリーナや溶剤も使ってください。ただし塗装面 に悪影響が出ないか確認してください。 コンベアベルトのシールとリア ゲートのシールの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 全部のゴム製シールについて、磨耗や破損がないか 点検する。 警告 破損や摩耗しているシールは修理または交換する。 可燃性の溶剤から発生するガスは有毒で健康を害 する危険がある。 後ゲートの点検 可燃性の液剤や、有毒ガスを発生するクリーナ は使用しないこと。必ずメーカーの注意事項を 守ること。 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 • 後部ゲートが閉じる、また確実にラッチできる。 • 調整部がスムースに動く。 重要 高圧洗浄機を使わないこと。グリス、塗装、ス テッカーなどが剥がれ落ちたり、機材が損傷する可能 性がある。 1. オプション機器は必ず本体から取り外して別に 洗う。 2.
保管 スクレーパができるだけ垂直で、しかしベルトに 接触しているように取り付けること。 シーズンが終わったらプロパスを格納する前に 1. しっかりした平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ を掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取り、可 動部が完全に停止したのを確認する。 2. ハンドヘルドリモートを取り外す。 3. ハンドヘルドリモートから電池を抜きとる。 4. 装置全体を清掃する 車体を清掃する (ページ 50)を参照。 必要に応じてオプションアクセサリを外す。 5. ボルトナット類のゆるみを点検し、必要に応じて 締め付ける。 6. フィッティングとピボット部すべてを潤滑する ベア リングとブッシュの潤滑 (ページ 41)を参照。 余分なグリスはふき取る。 51 7. 傷、錆の発生部に軽くサンド掛けを行いタッチ アップする。 8.
故障探究 故障コードの確認 EH モ デ ル 故障診断 LED が故障ありの表示をしている場合 ( 故障診断 LED の機能 (ページ 18)を参照)には、故障コードで 故障内容を確認してください。 故障診断モードでコードを見るには 1. Eストップボタンを押して電源を切る。 2. 故障診断コネクタについているキャップを外す図 58, A。 3. 故障診断コネクタ同士を接続する (図 58, B)。 g028876 図 58 4. Eストップボタンを引き上げて電源を入れる。 5.
コード の点 滅 パ タ ー ン LEDの 内容 詳細 マシンの動作不良 11 点灯・休止・点灯・長い休止、の繰り 返し ベースとの通信遮断 コネクタが外れた点検して外れていれ ば適切に接続する。 配線不良代理店に連絡する。 ベースが不良代理店に連絡する。 12 点灯・休止・2回点灯・長い休止、の 繰り返し ベースとハンドヘルドとのバージョン 不一致 ソフトウェア不一致TORODIAGで正し いソフトウェアをインストール 代理店 に連絡する。 13 点灯・休止・3回点灯・長い休止、の 繰り返し ハンドヘルドの不良RevAで対処不能 製品同士の連携が不能プロパスのハ ンドヘルドでMH400のソフトウェア更 新をしようとしている 故障コードのリセット 問題が解消したら、診断コネクタを外してからもう一度接続すると故障コードがリセットされます。そして故障診断 ランプは1 Hz (1秒間に1回) の点滅を開始します。 故障診断モードを終了するには 1. Eストップボタンを押して電源を切る; Eストップボタン (ページ 17)を参照。 2.
ハンドヘルドのメッセージ EH モ デ ル 表示 名称 ASSOC PENDING 連携がまだ確立できていません。 ASSOC ACTIVE 連携作業進行中。 POWER UP BASE ベースユニットをONにしてください。 ASSOC PASS 連携作業成功。 ASSOC EXIT 故障診断モードを終了します。 ASSOC FAIL 連携作業失敗しました。 PRESS STORE 保存ボタンを押してください。 ALL STORE 現在の設定メモリにある内容のすべてを保管します。 OPTION STORE 現在の設定メモリにあるオプション機器の設定を保管します。 BELT STORE 現在の設定メモリにあるフロアの設定を保管します。 PRESET 1 STORE 現在の設定メモリにあるプリセット1の設定を保管します。 PRESET 2 STORE 現在の設定メモリにあるプリセット2の設定を保管します。 PRESET 3 STORE 現在の設定メモリにあるプリセット3の設定を保管します。 WAITING FOR BASE ベースからの応答を待っています。
メモ
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが貼られた製品を見かけることがあるでしょう WARNING: Cancer and Reproductive Harm—www.p65Warnings.ca.gov.
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