Form No. 3429-625 Rev B GreensPro™ 1260 グリーン用ローラ シリ ア ル 番 号 404476532 以 上 モ デ ル 番 号 44913—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 警告 g279976 図1 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、この製品に使用 されているエンジンの排気には発癌性や 先天性異常などの原因となる物質が含ま れているとされております。 米国カリフォルニア州では、この製品を使用し た場合、ガンや先天性異常などを誘発する物 質に触れる可能性があるとされております。 1.
目次 駐車ブレーキの調整 ......................................28 油圧系統の整備 ................................................... 29 油圧系統に関する安全確保.............................29 油圧ホースとラインを点検する..........................29 油圧作動液の仕様 ........................................29 油圧オイルの量を点検する..............................29 油圧オイルとフィルタの交換.............................30 シャーシの整備 ................................................32 タイヤ空気圧を点検する .................................32 機体各部にゆるみがでていないか点検す る .....................................
安全について • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな いでください。 この機械は、EN ISO 12100:2010 規格およびANSI B71.
decal133-1701 133-1701 1. 警告 オペレーターズマニュ 4. 警告可動部に近づかない アル を読むこと 必ず講習を こと 全部のガードやシール 受けてから運転すること。 2. 警告聴覚保護具を着用の こと。 3. 警告周囲に人を近づけな いこと。 類を正しく取り付けて運転 すること。 5.
decal127-5884 127-5884 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 3. 1)ヒッチを持ち上げ 2)ラッチレバーを外し 3)ヒッチを降ろし 4) ヒッチが嵌るまでペダルを踏み込み5)ロックピンを取り付ける。 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 移動用タイヤ 2 移動用タイヤを取り付ける。 2 ロックブラケット ボルトM10 x 30 mm ロックワッシャM10 ワッシャ M10 ナット M10 ヒッチアセンブリ ボルトM10 x 100mm ロックナット(M10) ボルトM12 x 100mm ワッシャ M12 ロックナット M12 スペーサワッシャない場合もある 1 4 4 6 4 1 1 1 1 2 1 2 ヒッチアセンブリを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – パレットから機体を下ろします。 潤滑剤別途入手のこと – 機体のグリスアップを行います。 3 4 その他の付属品 数量 用途 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 1 1 運転をする前にオペレーターズマニュアルを読んでください。 認証証明書 1 欧州規格CE適合には証明書が必要となります。 内容 7
1 2 移動走行用車輪を取り付ける ヒッチアセンブリを取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 2 移動用タイヤ 出荷用のブラケットを取り外す 1. ホイールハブを出荷用ブラケットに固定しているラ グナットを取り外す図 3。 1 ロックブラケット 4 ボルト M10 x 30 mm 4 ロックワッシャ M10 6 ワッシャ M10 4 ナット M10 1 ヒッチアセンブリ 1 ボルト M10 x 100mm 1 ロックナット(M10) 1 ボルト M12 x 100mm 2 ワッシャ M12 1 ロックナット M12 2 スペーサワッシャない場合もある 手順 1. 図 4のように、機体のフレームにロックブラケッ トを取り付ける。 注 各ナットを 52N·m5.3kg.m = 38ft-lbにトルク 締めする。 g279735 図3 1. ラグナット 2. ラグボルト 3. 出荷用ブラケット 2. ホイールハブのスタッドに付いている他のラグ ナットを外す 図 3 。 3.
• 前穴 ボルト M10 x 100mm 1本、ワッシャ M10 2枚、ロックナット M10 1個を使用。 • 後穴 ボルト M12 x 100mm 1本、ワッシャ M12 2枚、ロックナット M12 1個を使用。 • マシンの各ボルトに3枚目のワッシャがついて いる場合には、これをスペーサとして、ヒッチ ピボットブラケットの内側とヒッチとの間に入 れる 図 6 。 注 ヒッチピボットブラケットについている穴から、 使用する牽引用車両のヒッチ高さに合った穴を 選ぶ。 g025915 図6 1. スペーサワッシャ 3. 小さいボルトを 73N·m7.5kg.m = 54 ft-lbに、大き いボルトを 126N·m 17.4kg.m = 93ft-lbに、トル ク締めする。 4. ラッチレバーがスライドディテントから外れるま で、ヒッチアセンブリを押し上げる図 7。 g025914 図5 1. ヒッチ 5. ワッシャ - M12 2枚 2. 3. ヒッチピボットブラケット ワッシャ - M10 2枚 6. 7. ボルト M12 ロックナットM12 4.
g024330 図9 角材 1. パレットの端に、板を何枚か敷く。 2. 注 板の高さが、パレットの高さよりも少し低くなる ようにする。クレートの両側や端の部分から取り 外した木材を使ってかまいません。 g279746 図8 1. 2. ロッキングピン ラッチ 3. ヒッチペダル 7. ヒッチペダルを踏んで、ヒッチをロックする図 8。 8. ラッチの穴にロックピンを入れる図 8。 9. 移動用タイヤのラグナットを 108N·m11.1kg.m = 80ft-lbにトルク締めする。 機体を、パレットから木の板の上に慎重に押し出 し、そこか更に床面に降ろす。 3. 重要 ローラをパレットに接触させると機体が床 の上に落ちるので、接触させないように注意す ること。 残っている梱包材をすべて除去する。 4. 4 3 機体のグリスアップ パレットから機体を下ろす この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 – 手順 1.
製品の概要 各部の名称と操作 駐車ブレーキ エンジンを始動するためには駐車ブレーキを掛けるこ とが必要です。駐車ブレーキレバー 図 12を後ろに 引くとブレーキがかかります。レバーを前に倒すと解 除となります。 g279748 図 10 1. 2. ヒッチロックレバー ヒッチのラッチ 7. 走行ペダル 8. チルト調整ペダル 3. 座席調整レバー 9. アワーメータ 4. 駐車ブレーキ 10. ラッチレバー 5. 6. ハンドル ライトスイッチ 11. ヒッチペダル 12. ヒッチアセンブリ g027608 図 12 1. 駐車ブレーキ 切 2.
注 前進と後退の切り替えは、必ず完全に停止してお こなってください。急にペダルを踏みかえないでくださ い。走行系統に大きな負担がかかり、これを繰り返す と走行系統が早期に破損する恐れがあります。ペダ ルの踏込はゆっくりとスムースに行うようにすれば、 ターフを傷つけることもなく、また走行系統も保護す ることができます。 法面で使用する場合には、走行力を確実に発揮できる よう、駆動ローラが谷側にくる向きで運転してください。 これを怠ると、ターフを傷つける可能性があります。 On/Off ス イ ッ チ On/Off スイッチ図 14は、エンジンの始動と停止を行う スイッチです。エンジンの前部についています。エンジ ン始動時にはON 位置にします。エンジンを停止する時 にはOFF 位置にします。 ヒッチアセンブリ ヒッチアセンブリ図 10は、機体を牽引するためのもの で、移動用のタイヤを上下させる機能があります。 g021103 座席調整レバー 図 14 1.
運転操作 スロットルレバー スロットルレバー 図 15 はチョークレバーの隣にあり、 エンジンの回転速度をコントロールしてマシンの速度を 増減します。ローラの性能を最もよく引き出すために、 スロットルは FAST 位置にセットしてください。 運転の前に 燃料バルブ 運転前の安全確認 燃料バルブ図 15はチョークレバーの下についていま す。エンジンを始動する前にこのバルブを開いてくださ い。転圧作業が終了し、エンジンを停止させたら、こ の燃料バルブを閉位置にセットしてください。 安全に関する一般的な注意 • マシンを停止させ、各部の動作が完全に停止したの を確認してから運転位置を離れる。調整、整備、洗 浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行う。 リコイルスタータハンドル エンジンを始動させるには、このリコイルスタータ図 11を素早く引いてください。エンジンが始動できるため には、上で説明した各コントロール装置がすべて正しく セットされている必要があります。 オイルレベルスイッチ エンジン内部にあり、オイル量が不足した場合にエンジ ンを停止させるスイッチです。 • 子供やトレーニングを受
車両を使用するための準備 1. マシンの上と下のほこりや汚れを除去する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. 以下の日常整備を実施する • 駆動ローラのベアリングの潤滑 (ページ 22) • エンジンオイルの量を点検する (ページ 23) • エアフィルタのエレメントの点検 (ページ 24) • 安全インタロックシステムの動作を確認する (ページ 27) • 駐車ブレーキの点検 (ページ 28) • 油圧ホースとラインを点検する (ページ 29) • 油圧オイルの量を点検する (ページ 29) • タイヤ空気圧を点検する (ページ 32) • 機体各部にゆるみがでていないか点検する (ページ 32) 4. ガード類、カバー類が正しく取り付けられている ことを確認する。 5.
斜面での安全確保 具を着用してください。長い髪は束ねてください。 ゆるい装飾品やだぶついた服は身に着けないで ください。 • 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂 取した時は運転しないでください。 • この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。 • 斜面での運転についてルールや手順を決めておき ましょう。その際、各刈り込み現場の実地調査を行 い、それぞれの斜面の角度が機械の乗り入れに安 全な範囲にあるかどうかを調べてください。この調 査においては、常識を十分に働かせてください。 • 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは 重大な人身事故につながります。斜面での安全運 転はオペレータの責任です。どんな斜面であって も、通常以上に十分な注意が必要です。 • 作業場所に、無用の人間やペットなどを近づけな いでください。 • • 絶対に人を乗せないでください。 • 斜面では、運転速度を落としてください。 運転は、穴や障害物を確認できる十分な照明の もとで行ってください。 • 斜
8. エンジンが始動したら、チョークを OFF 位置に 戻す。 9. ローラの性能を十分に発揮させるため、スロット ルはFAST 位置にセットする。 エンジンの停止手順 1. 作業終了後は、走行ペダルをニュートラル位置に 戻して駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンをアイドリングにセットし、10-20秒間そ のまま待つ。 3. ON/OFF スイッチを OFF にする。 4. 燃料バルブを閉にする。 5. ライトスイッチを OFF 位置にする。 g279826 移動走行を行うとき 図 18 移動走行のための準備 3. 1. 機体を牽引車両のところまで移動させる。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止める エンジンの停止手順 (ページ 16)を参照。 4. 燃料バルブを閉にする。 ヒッチペダルを踏んで、ヒッチをロックする図 19。 機体を移動用車輪の高さにする 1. ラッチレバーがスライドディテントから外れるま で、ヒッチアセンブリを押し上げる図 17。 g279795 図 19 1. 2. ロッキングピン ラッチ 3.
g024199 図 21 1. ロッキングピン 2. ヒッチのラッチ 3. ヒッチアセンブリを引き上げて機体をすこし傾け る。 4. ヒッチのラッチを押し下げて、ヒッチを外す図 21。 5. ヒッチを上げて図 22、ラッチのレバーをスライド ディテントにロックする図 17。 g028434 図 20 1. ヒッチアセンブリ前 3. ヒッチアセンブリ後 2. ヒッチロックレバー上位置 4. ヒッチロックレバー下位置 牽引車両からの取り外し 平らな場所に駐車し、タイヤに輪止めを掛ける。 ヒッチロックレバーのラッチを押し下げつつ、本機のヒッ チアセンブリを牽引車両のヒッチから外す図 20。ヒッチ がヒッチアセンブリから外れたら、ラッチから手を離す。 機体をローラ作業高さに降ろす 1. 2. 機体が牽引車両に接続されている場合には、 牽引車両から切り離す 牽引車両からの取り外 し (ページ 17)を参照。 g279827 図 22 ロッキングピンを抜き取る図 21。 運転操作 17 1. 駐車ブレーキが掛かっていることを確認する。 2.
5. ヒント ハンドルをしっかりと握り、左右の走行ペダルの どちらか進みたい側のペダルをゆっくりと踏み 込んでください。 • 法面で使用する場合には、走行力を確実に発揮で きるよう、駆動ローラが谷側にくる向きで運転して ください。これを怠ると、ターフを傷つける可能性 があります。 走行ペダルから足を離すと車両は停止します。 • 重要 ペダルを急に踏み込まないでください。ス リップして芝生を傷めるだけでなく、走行系統を 損傷させる可能性があります。走行ペダルはい つも落ち着いて操作してください。 適切なローリングを続けられるよう、時々ローラに たまったごみを取り除いてください。 運転終了後に 注 ペダルの踏み込みを大きくするほど走行速 度は大きくなります。 6. 注 ペダルから足を離してもローラが停止するまで わずかな時間が必要であり、慣れてくるにつれ て、ローラ掛け最終部分のどのあたりでペダルか ら足を離すのがベストかというタイミングがつかめ てくるでしょう。ほぼ完全に停止しかかったところ で、次の列に進むように反対側のペダルをゆっく りと踏み込み始めるとよいでしょう。 7.
保守 注 www.Toro.
要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 点検項目 月 火 ピボットジョイントの動作を確認する。 燃料残量を確認する。 エンジンオイルの量を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 エアフィルタを点検する。 インタロックシステムを点検する。 冷却フィンの汚れ具合を点検する。 エンジンからの異常音がないか点検する。 ホースに磨耗損傷がないか点検する。 オイル漏れなど。 機体の清掃。 グリスアップ。 タイヤ空気圧を点検する。 塗装傷のタッチアップ。 20 水 木 金 土 日
整備前に行う作業 運転席を倒す 1. 必要でないかぎり機体を傾けないでください。機体を 傾けると、オイルが燃焼室内部に入ったり、油圧オイ ルがオイルタンク上部のキャップから漏れ出したりする 恐れがあります。このような漏れが発生すると修理に 多額のコストがかかる場合があります。デッキ下に対 して作業を行う時は、ホイストや小型のクレーンで機 体を吊り上げてください。 座席ラッチを引いて、座席ラッチピンから外れる ようにする 図 23 。 整備作業にかかる前に 1. 平らな場所に自力または牽引で移動する 移動走 行を行うとき (ページ 16)を参照。 2. 機体を移動走行用の設定にする 機体を移動用車 輪の高さにする (ページ 16)を参照。 3. エンジンが掛かっている場合はエンジンを停止 する。 4. 駐車ブレーキを掛ける。 5. エンジンが高温の場合は、エンジンと油圧系統が 冷えるのを待つ。 g279773 図 23 1. 2. 21 座席ラッチ 2.
潤滑 運転席を元通りにする。 運転席を元通りに倒す。ラッチがラッチピンに確実にか かったことを確認する図 24。 駆動ローラのベアリングの潤 滑 整備間隔: 使用するごとまたは毎日 機体の洗浄が終了 後、直ちに駆動ローラのベアリング を潤滑する。 グ リ ス の 種 類 No. 2 リチウム系グリス 1. マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 21)を参照。 2. ベアリング内部に異物を入れてしまわないよう、 周囲をきれいに拭く 3. 図 25 のようにしてフィッティングからグリスを注 入する。 g279772 g036790 図 24 1. 座席ラッチ 2. 座席ラッチピン g036789 図 25 4.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エンジンオイルの仕様 タ イ プ API 規格 SL, またはそれ以上 g281202 粘度周囲温度に合わせて粘度を選択する図 26を参照。 図 27 1. オイル補給口キャップ 2. 給油ポート 3. オイルフィルタのキャップを左に回して抜きとる。 4.
2. 機体を移動用にセットする 機体を移動用車輪の 高さにする (ページ 16)を参照。 4. ドレンバルブを右に 1/4 回転させてバルブを閉じ る 図 29 。 3. 機体のエンジン側が床に近づくように機体を傾 け、持ち上げた側を確実に支える。 5. ドレンホース図 29を外し、こぼれたオイルをふ き取る。 6. 抜き取ったオイルは適切に処分する。 エンジンオイルの抜き取り 1. ドレンバルブに、ドレンホースを接続する図 29。 2. 容量 1 リットル程度の廃油受けの中にホースの端 図 29 を入れる。 注 廃油などはそれぞれの地域の法律などに従っ て適正に処分する。 エンジンへのオイルの補給 ク ラ ン ク ケ ー ス の オ イ ル 容 量 0.60 リットル 1. 機体をローラ掛け作業用にセットする 機体をロー ラ作業高さに降ろす (ページ 17)を参照 2.
エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—エアクリーナを清掃す る。 ほこりの多い環境で使用すると きは整備間隔を短くする 使用するごとまたは毎日—エアクリーナを点検す る。 300運転時間ごと—ペーパーエレメントを交換す る。 エアクリーナのスポンジエレメントの 洗浄 1. エアクリーナカバーをエアクリーナ本体に固定して いる蝶ナットを取り、カバーを外す図 30。 2. エアフィルタの蝶ナットを取り、フィルタを外す 図 30 。 3. ペーパフィルタからスポンジエレメントを外す図 30 。 スポンジエレメントが汚れている場合は洗浄また は交換する エアクリーナのペーパーエレメントの 洗浄 (ページ 25)を参照。 4. スポンジエレメントを、温水と液体洗剤で押し洗 いする。 5. エレメントを押しつぶすようにして汚れを押し出 す。 重要 絞ったりねじったりするとエレメントが破損 する。 g025916 図 30 1. 蝶ナット 4. 2. 3. エアクリーナのカバー 蝶ナット 5. スポンジ 6. ガスケット ペーパーエレメント 3.
エアフィルタのエレメントの取り付け 1. ペーパエレメントにスポンジエレメントを取り付 ける 図 30 。 2. ガスケットが磨耗や破損していないか点検する 図 30 。 4. 図 32のように、エアギャップを 0.70-0.80 mm に調整する。 磨耗や破損が見られる場合は新しいガスケット に交換する。 3. ガスケットをキャブレターの吸気口に正しく取り付 ける 図 30 。 4. エアフィルタのエレメントをキャブレターに蝶ナッ トで取り付ける図 30。 5. g019300 図 32 もう一個の蝶ナットで、エアクリーナカバーをキャ ブレターに取り付ける図 30。 点火プラグの整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—点火プラグを点検・調 整してください。 300運転時間ごと—点火プラグを交換する。 1. 外側の電極 2. 中央の電極 5. 点火プラグをエンジンに注意深くねじ山をナメな いように取りつける。 6.
燃料系統の整備 電気系統の整備 異物収集カップの清掃 安全インタロックシステムの動 作を確認する 整 備 間 隔: 100運転時間ごと—異物収集カップを清掃 してください。 1. 2. 注意 マシンの整備の準備を行う 整備作業にかかる前 に (ページ 21)を参照。 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 燃料バルブを OFF 位置にする図 33。 • インタロックスイッチをいたずらしないこと。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 重要 インタロック装置が、以下に説明する通りに正 常に作動しない場合には、すぐに弊社正規代理店に 修理を依頼してください。 1. 移動走行用にセットアップされている場合には、 ローラ作業用に変更する 機体をローラ作業高さ に降ろす (ページ 17)を参照。 2. 駐車ブレーキをセットし、走行ペダルがニュートラ ル位置にあることを確認してエンジンを始動する。 3. 運転席に座る。 4.
ブレーキの整備 駐車ブレーキの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に自力または牽引で移動する。 2. 機体が牽引車両に接続されている場合には、牽 引車両から切り離し、ローラ作業用の設定に変更 する 牽引車両からの取り外し (ページ 17)と 機体 をローラ作業高さに降ろす (ページ 17)を参照。 3. 駐車ブレーキを掛ける。 4. エンジンを始動してアイドルにセットする。 5. 運転席に座る。 6. どちらか一方の走行ペダルを踏み込む。 g027634 重要 走り出さなければ適正。走り始める場合に は、駐車ブレーキを調整する 駐車ブレーキの調 ペー ジ 28)を を参 照 。 整 (ペ 注 駐車ブレーキが掛かっているのに走行ペダル が踏むと、1 秒後にエンジンが停止します 駐車ブレーキの調整 1. エンジンが停止していることを確認する。 2. 駐車ブレーキを解除する。 3.
油圧系統の整備 通常 の 石 油 系 オイルを使用することができ べて満たす通 ます。オイルの性能や規格がマシンに適合しているか どうかについては専門業者にご相談ください。 油圧系統に関する安全確保 • • • • • 注 不適切なオイルの使用による損害については弊社 は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使 い下さる様お願いいたします。 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 低流 動 点 ア ン チ ウ ェ ア 油 圧 作 動 液 , ISO 高 粘 度 イ ン デ ッ ク ス /低 VG 46 物性 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 粘度, ASTM D445 cSt @ 40°C 44-48 cSt @ 100°C 7.
3. 駐車ブレーキを掛ける。 4. ローラ掛けモードになっている場合には、車輪走 行モードに変更する 機体を移動用車輪の高さに する (ページ 16)を参照。 5. 運転席を倒す 運転席を倒す (ページ 21)を参照。 6. エンジンが掛かっていた場合は、エンジンと油圧 系統が冷えるのを待つ。 油圧オイルの抜き取り 1. 容量 2 リットルほどの廃油受けを油圧オイルタ ンクの下に置く図 36。 g279851 図 35 4. 必要に応じて、タンクのバッフルに刻印されてい る低温時の適正量位置まで所定の油圧オイル をタンクに補給する。 注 タンクのバッフルには HOT と COLD の文字が ついています。オイルの温度に応じた高さで点 検してください。オイルの量高さは温度によって 変わります。COLD レベルは、オイルの温度が 24℃のときの目安です。HOT レベルは、オイル の温度が 107°Cのときの目安です。 例普通の外気温24℃程度の倍には、COLD レベ ルまで補給するオイルの温度が 65℃ 程度のとき は、COLD と HOT の中間位置まで補給する。 5.
これにより油圧オイルが循環して、システム内 のエアが抜ける。 7. タンク、ホース、フィルタ部にオイル漏れがない か点検する。 オイルが漏れている場合はすべて修正する。 g279901 図 37 1. 3. 4. 5. 6. 7. フィルタのヘッド 2. 油圧フィルタ 注意深く油圧フィルタを外す図 37。 新しいフィルタに所定の油圧オイルを入れ、フィ ルタのガスケットにオイルを塗る。 新しい油圧フィルタをフィルタヘッドに取り付ける 図 37ガスケットがフィルタヘッドに当たるまで手で 回し、そこからさらに 3/4 回転締め付ける。 こぼれたオイルはふき取る。 外したフィルタは自治体などの規則に従って処 分する。 油圧オイルタンクにオイルを入れる 1. 2. 機体をローラ掛け作業用にセットする 機体をロー ラ作業高さに降ろす (ページ 17)を参照 油圧タンクのキャップを取り外す図 38。 g279900 図 38 3. 4. 5. 6.
シャーシの整備 洗浄 タイヤ空気圧を点検する 機体の清掃 1. 2. 移動走行タイヤの空気圧を測定する。 整 備 間 隔 : 使用後毎回 1.03 bar2.1 kg/cm2 15 psi あれば適正。 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 タイヤ空気圧が 1.03 bar でない場合には、こ の圧力まで増減する。 1. 機体を真水で洗浄する。 注 圧力洗浄機での洗車はしないでください。 機体各部にゆるみがでていな いか点検する 2. 必要に応じ、ローラハウジングの穴から水を吹 き付けてローラについている汚れをきれいに落と す 図 39 。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 5 時間 使用するごとまたは毎日 シャーシのボルト・ナットにゆるみや抜けがないか点 検する。 ゆるんでいるボルト・ナットは締め付け、無くなっている 金具は新しく取り付ける。 g036889 図 39 1. 3. アクセス穴 油圧モータ周囲の汚れをきれいに落とす図 40。 g279760 図 40 1. 4.
保管 短期格納保管の準備 日未 満 90日 1. マシンを停止させ、各部の動作が完全に停止し たのを確認してから運転位置を離れる。調整、 整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷え てから行う。 2. 機体各部特にローラとエンジン部分に付着してい る泥や刈りカスをきれいに落とす。特にエンジン のシリンダヘッドや冷却フィン部分やブロアハウジ ングを丁寧に清掃する。 g279902 図 41 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。 エンジン部に大量の水を掛けないように注意して ください。 3. 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや 交換、修理を行う。摩耗した部品や破損した部 品はすべて修理または交換する。 4. 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理を する。ペイントはトロの正規代理店から入手す ることができる。 長期格納保管の準備 日以上 90日 1. ステップ 短期格納保管の準備 (ページ 33)の手 順を行う。 2. 燃料にスタビライザを添加する量や添加方法はス タビライザメーカの指示に従う。 3.
EEA/UK に お け る プ ラ イ バ シ ー に 関 す る お 知 ら せ Toro に よ る お 客 様 の 個 人 情 報 の 利 用 に つ い て The Toro Company (“Toro”) は、お客様のプライバシーを尊重します。弊社の製品をお買い上げ頂いた際、弊社ではお客様に関する情報を、お客様から直 接、あるいは弊社の支社や代理店を通じて入手いたします。入手した情報は、お客様との契約を履行するために使用されます。具体的には、お客様のため の製品保証登録、保証請求の処理、万一製品をリコールする場合のご連絡、さらには弊社の事業を進めるため、たとえばお客様満足度を調査したり、製品 の改良、またお客様にとって役に立ちそうな製品のご紹介などに使用します。また、トロが上記の業務を遂行するために必要となる活動のために、弊社の子会 社、提携会社、代理店などのビジネスパートナーに情報を開示する場合があります。また、法律に基づく要請があった場合や、事業の売却、買収、合併など が発生した場合にはお客様の情報を開示する場合があります。ただし、マーケティングのためにお客様の個人情報を他社に売ることは絶対
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう WARNING: Cancer and Reproductive Harm—www.p65Warnings.ca.gov.
Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製 品に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご 覧下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。部品 やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品