Form No. 3377-467 Rev A プロフォース・ブロア用 44542— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 44542 G020709 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 このスパーク・アレスタはカナダ ICES-002 適 合品です。 はじめに 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品のエンジンからの排気やその成分 はカリフォルニア州では発ガン性や先天性 異常を引き起こす物質とされています。 この清掃用ブロアは、乗用型の装置で牽引使用 する専門業務用の製品であり、そのような業務 に従事するプロのオペレータが運転操作するこ とを前提として製造されています。この製品 は、集約的で高度な管理を受けている公園、ゴ ルフ場、スポーツ・フィールドその他の芝生に おいて、風でごみを吹き飛ばす方法によって 清掃を行うことを主たる目的として製造され ております。 重要 このエンジンにはスパーク・アレスタが装 着されていません。カリフォルニア州の森林地 帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する 場合には、法令によりスパーク・アレスタの装 着が義務づけられています。他の国や地域にお いても、法令によりスパーク・アレスタの装着 が義
目次 この説明書では、危険についての注意を促すた めの警告記号図 2を使用しております。死亡事 故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから必ずお守りください。 はじめに ................................2 安全について ............................4 安全な運転のために ...................4 安全ラベルと指示ラベル ...............7 組み立て ................................ 8 1 バッテリーを接続する ...............9 2 ブロアにヒッチを接続する ............9 3 ブロアを牽引車両に取り付け る ...............................10 製品の概要 .............................11 各部の名称と操作 ....................11 運転操作 ...............................12 燃料を補給する......................
安全について 安全装置が破損したり、ステッカーの字がよ めなくなったりした場合には、機械を使用 する前に修理や交換を行ってください。ま た、常に機械全体の安全を心掛け、ボルト、 ナット、ネジ類が十分に締まっているかを 確認してください。 • ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては 安全に特にご注意ください。燃料は引火性が 高く、気化すると爆発する危険があります。 – 燃料は必ず認可された容器に保管する。 – 屋内での給油や燃料の抜き取りは絶対 にしない。 – エンジンが熱い時には絶対に燃料タンク のフタを開けたり給油したりしないでく ださい。給油はエンジンが十分に冷えてか ら行う。禁煙を厳守する。 • 安全装置が正しく機能しているか、また安全 カバーなどが外れたり壊れたりしていないか 点検してください。これらが正しく機能しな い時には芝刈り作業を行わないでください。 安全な御使用のためには、機械の運転、移動や 搬送、保守整備、保管などに係わる人々の日常 の意識や心がけ、また適切な訓練などが極めて 重要です。不適切な使い方をしたり手入れを怠っ たりすると、死亡や負傷などの人身事故につな がります。事故を防止
• • • • • • • 機器の取り付けや使用に際しては、その地 域や国でそれぞれに定められている法律や条 令を遵守してください。法律等の遵守を怠 ると、製品を使用する法律的権利を失う場 合があります。 • 操作を開始する前に、マシンの周囲に障害 物などがないことを確認してください。リモ コン操作を行っても安全であるという確信 が得られるまでは、リモコンを動作させな いでください。 • 保守作業を行う時には、必ずその前にリモ コンの電源を切り、ベースユニットから外 してください。こうすることにより、マシ ンが予期せずに動く危険性を完全に排除す ることができます。 • ベースユニットからの電源を遮断するには、 ベースユニットのP1コネクタから12ピンケー ブルを抜き取るか、ベースユニットへの主電 源を切断するかします。 • 機器の清掃は、軽く湿した布で拭いてくだ さい。使用後に、泥やコンクリート、ほこり 等をきれいにふき取ってください。ボタンや レバー、配線、スイッチなどにごみが詰まる とトラブルの原因となります。 • リモコンやベースユニットに水などの液体 が入らないように注意してください。リモコ
い。バッテリーの接続を外すときにはマイナ スケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。取り付けるときにはプラ スケーブルから接続します。 • 整備・調整・格納作業の前には、エンジンが 不意に作動することのないよう、必ずキーを 抜き取っておいてください。 • このマニュアルに記載されている以外の保 守整備作業は行わないでください。大がかり な修理が必要になった時や補助が必要な時 は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • 火災防止のため、エンジンの周囲に、余分 なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜ま らないようご注意ください。高温のエンジ ンに水をかけたり、電装部に水を掛けたり しないでください。 • ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、 常に機械全体の安全を心掛けてください。 ファン・シャフトのベアリングの取り付けボ ルトやナットが所定のトルクで締め付けられ ているか、頻繁に点検してください。 • エンジンを回転させながら調整を行わなけ ればならない時は、手足や頭や衣服をファ ンやその他の可動部に近づけないように十 分ご注意ください。 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を 上げな
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなく なったものは必ず新しいものに貼り替えてください。 115-5106 1. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと 2. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 3. 切傷や手足の切断の危険:可動部に近づかないこと; 使用時 にはすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 114-3360 1. 115-5113 1. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと; 聴覚および 眼の保護具を着用すること。 高速 2. 低速 3. 吹き出し口が右へ回転 4. 吹き出し口が左へ回転 5. エンジン ― 停止 6. 7. 8. 9. 10. エンジン ― 始動 時間切れ パワー 無線動作 リサイクル可能な資源を含 有:そのまま投棄しないこ と。 115-5105 1. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと 2. 警告:講習を受けてから運転すること。 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 数量 必要に応 じて ワセリン(別途入手) 1 1 2 2 1 2 2 1 1 ブロア・アセンブリ ヒッチ ボルト(3/8 x 3 in) フランジ・ナット (3/8 インチ) ヒッチ・クレビス ボルト(5/8 x 4–1/2 in) ロックナット(5/8 in) ヒッチピン クレビス 2 3 用途 バッテリーを接続します ブロアにヒッチを接続します ブロアを牽引車両に取り付けます その他の付属品 内容 数量 用途 パーツカタログ オペレーターズマニュアル 1 1 運転前によく読むこと。 エンジンマニュアル 1 エンジンの操作および保守のためにお使いください。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 リモコン 1 ブロアをリモート操作するのに使用します。 認証証明書 1 CE 規格に適合していることを証明する書類です 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 8
警告 1 バッテリー・ケーブルの接続ルートが不適 切であるとケーブルがショートを起こして 火花が発生する。それによって水素ガスが 爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。 バッテリーを接続する • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス (黒)ケーブルから取り外し、次にプラ ス(赤)ケーブルを外す。 この作業に必要なパーツ 必要に 応じて ワセリン(別途入手) • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス (赤)ケーブルから取り付け、それから マイナス(黒)ケーブルを取り付ける。 手順 1. バッテリー・ボックスにバッテリー・カバー を固定しているクリップを外し、ボックスか らカバーを取り外す(図32)。 4 5 3 3 2 2 1 G020712 1 図4 G02071 1 図3 1. バッテリー・ボックス 2. バッテリー・カバー 3. 1. バッテリー・ボックス 4. プラス端子 2. マイナス端子 5. バッテリー・クリップ 3. バッテリー・カバー バッテリー・クリップ 3.
2 3 ブロアにヒッチを接続する ブロアを牽引車両に取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 ブロア・アセンブリ 1 ヒッチピン 1 ヒッチ 1 クレビス 2 ボルト(3/8 x 3 in) 2 フランジ・ナット (3/8 インチ) 手順 1 ヒッチ・クレビス 2 ボルト(5/8 x 4–1/2 in) 1. 牽引車両を後退させてブロアの正面に停車 させる。 2 ロックナット(5/8 in) 2. プロアのヒッチの高さを牽引車両の牽引ヒッ チと同じ高さに調整する。 • ヒッチ・チューブを床と平行にし、ジャッ キ・スタンドで支える。 手順 1. ブロアを平らな床の上におく。 • ヒッチ・クレビス(図 5)をヒッチ・ チューブに固定しているボルトとロック ナットを外す。 2.
製品の概要 各部の名称と操作 エンジン停止 エンジン停止ボタンを押してエンジンを停止 させる(図 7)。 図6 1. 2. ヒッチ・ピン 牽引車両のヒッチ 3. クレビス 図7 1. 2. 吹き出し方向: 右 エンジン停止 4. 5. 吹き出し方向: 左 スロットル: 低速 3. スロットル: 高速 6.
チョーク・コントロール 運転操作 エンジンが冷えている場合には、チョーク・レ バー(図 8)を ON 位置にセットします。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 2 燃料を補給する 1 無鉛レギュラー・ガソリンを御使用 自動車用の無 ください(ポンプ・オクタン価85 以上)。無 鉛ガソリンが入手できない場合には有鉛ガソリ ンを使用して差し支えありません。燃料タンク の容量は 18.9 リットルです。 3 重要 メタノール、メタノール添加ガソリン、 10% %以 上 の エ タ ノ ー ル を 添 加 し た ガ ソ リ ン な 10 どは本機の燃料システムを損傷しますから絶 対に使用しないでください。ガソリンにオイ ルを混合しないでください。 G020713 図8 1. 2. チョーク・コントロール 始動スイッチ 3.
果的です。燃料系にワニス状の付着物が発生 するのを防ぐため、燃料スタビライザーは必 ず使用してください。 危険 燃料を補給中、静電気による火花がガソリン に引火する危険がある。発火したり爆発した りすると、やけどや火災などを引き起こす。 • ガソリン容器は車から十分に離し、地面に 直接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給し ない。車両のカーペットやプラスチック製 の床材などが絶縁体となって静電気の逃げ 場がなくなるので危険である。 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪 を地面に接触させた状態で給油を行う。 • 機械を車に搭載したままで給油を行わなけ ればいけない場合には大型タンクのノズル からでなく、小型の容器から給油する。 • 大型タンクのノズルから直接給油しなけれ ばならない場合には、ノズルを燃料タンク の口に常時接触させた状態で給油を行う。 燃料を補給する 1. エンジンを停止する。 2.
3. キーを Start 位置に回してすぐに手を離し て ON 位置に戻す。以上の操作により、レ シーバが覚醒する(図 11)。 注 キーをON位置にしたまま時間が経ちすぎ た場合には、キーを一旦 OFF 位置に戻して から始動操作をやり直す。 4.
2 3 1 1 3 g020741 2 G020713 図 12 図 11 1. 2. チョーク・コントロール 始動スイッチ 3. アワー・メータ 1. 吹き出し方向: 右 2. 吹き出し方向: 左 3. 吹き出し口の方向を調整 できる 運転のヒント コントローラのタイムアウト ブロアには、コントローラのタイムアウト機能 があります。リモコン操作を 何 も 行 わ な い 状 態が2.5時間続くとタイムアウトとなります。. 警告 排出口から噴出す風は非常に強く、まともに 吹かれるとケガをする危険があります。 • 作動中は、排出口に近づかないでくださ い。 • 作動中は、排出口の周囲に人を近づけな いでください。 • タイムアウト状態では、エンジンは作動し ません(停止します);また、リモコンは 機能しません。 • コントローラを覚醒させるには、キー・ス イッチを一旦 OFF にしたあとで、短時間だ け START 位置に回してください(エンジン をクランキング)。 危険 • タイムアウトにならないようにしたい場合 には、2.
• 風の吹き出し方向に常に留意し、絶対に人 に向けないようにしてください。 作動してエンジンの回転速度が下がる場合が あります。このような場合、リモコンの FAST (ウサギ)ボタンをおせば、エンジン速度を 回復させることができます。 • 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木な どの障害物の近くでは安全に十分注意して ください。 • 小さな旋回をするときや法面で旋回すると きは、走行速度を十分に落とす。 • バックするときには、後方の安全に注意 し、マシンの後部に人がいないことを十分 に確認する。 • 締め切った場所でエンジンをかけたり、風 の逃げ道のない場所へ吹き出し口を向けた りしないでください。エンジンからの排気 は有毒であり、場合によっては死亡事故に つながります。 • 作業中、エンジンは常に全開で使用して ください。 • 吹き出し口は、ごみの下からすくうように 吹き飛ばすようにセットしてください。 • 貼り芝をした直後などは、芝を傷める可能 性がありますから注意してください。 • 公道では使わないでください。 • 清掃作業中は、吹き出し口に人を近づけな いでください。周囲の人間が吹き出し口に 近
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • ベルトの状態と張りを点検します 使用開始後最初の 10 時間 • ホイール・ナットのトルクを点検します 使用するごとまたは毎日 • エンジンオイルを点検する • エンジンのスクリーンとオイル・クーラを清掃する • 吹き出し口のクランプとガイドの点検を行う 25運転時間ごと • スポンジ製エレメントを洗浄し、ペーパー製エレメントは破損していないか点検してく ださい。 50運転時間ごと • ベルトの状態と張りを点検します 100運転時間ごと • エア・フィルタのペーパー・エレメントを交換する。 • エンジンオイルを交換する。 200運転時間ごと • カーボンキャニスタフィルタを交換する (砂やほこりのひどい場所で使用する場合は整 備間隔を短くすること) • カーボンキャニスタ・パージラインフィルタを交換する • オイル・フィルタを交換する。 • 点火プラグを点検する。 500運転時間ごと • 燃料フィルタを交換する。 17
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 計器類の動作を確認する。 燃料残量。 エンジン・オイルの量。 冷却フィンの汚れを落とす。 エンジンのエアフィルタとプレ クリーナを点検する。 エンジンからの異常音がない か点検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 吹き出し口のクランプのトル クを点検する。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 18 記事 土 日
エア・クリーナの整備 スポンジ製プレクリーナの洗浄 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—スポンジ製エレメ ントを洗浄し、ペーパー製エレ メントは破損していないか点検 してください。 重要 スポンジが破れたり薄くなっている場合に は交換してください。 1. スポンジ製プレ・フィルタを温水と液体洗剤 で洗う。汚れが落ちたら十分にすすぐ。 2. 洗い上がったら、きれいなウェスにはさん で水分を取る(絞らないこと)。 3. 乾いたらプレ・フィルタにエンジン・オイ ルを 30-60 ccほど含ませる(図 14)。 100運転時間ごと—エア・フィル タのペーパー・エレメントを交 換する。 注 ホコリのひどい場所で使用する場合はより頻 繁にエア・クリーナの手入れを行ってください。 エア・フィルタの取り外し 1. エンジン内部に汚れが落ちないように、ま ず、エア・クリーナ周囲をきれいに清掃す る。 図 14 1. 2. エア・クリーナのカバーを固定しているノブ を外し、カバーを取り出す(図 13)。 スポンジ・エレメント 2. オイル 4. エレメントを軽く絞ってオイルを全体にゆ きわたらせる。 5.
注 パージラインフィルタにほこりが溜まってい ないか時々点検してください。フィルタが汚れ てきたら、交換してください。 3. カバーとスペーサを元どおりに取り付け、 ナットで固定する(図 13)。ナットを 95 in-lb (10.7 N-m=1.0 kg.m)にトルク締め する。 4. エア・クリーナのカバーを元通りに取り付 け、ノブで固定する(図 13)。 1. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各 部が完全に停止したのを確認してから運転 位置を離れる。 2. カーボンキャニスタ・パージラインフィ ルタの前後両側についているホースクラン プをゆるめてフィルタから遠い位置に移す (図 17)。 カーボンキャニスタフィルタの整備 カーボンキャニスタ・エアフィルタの交換 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと (砂やほこりのひ どい場所で使用する場合は整備 間隔を短くすること) 1. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各 部が完全に停止したのを確認してから運転 位置を離れる。 2. カーボンキャニスタ・エアフィルタからホー スを取り外す(図 16)。 3.
5. ディップスティックを補給管一杯に差し込 む(図 19)。ただしネジ込まないこと。 6. ディップスティックを抜き取り、オイルの 量を見る。油量が足りなければディップス ティックの FULLマークまで補給管からゆっ くり補給する。 重要 オイルを入れすぎないでください。入 れすぎは、かえってエンジンを傷めます。 エンジン・オイルの交換 図 18 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 1. エンジンを始動し、5 分間程度運転する。 これによりオイルが温まって排出しやすく なる。 エンジン・オイルの量を点検する 2.
7. 油量を確認する。「エンジン・オイル量の 点検」を参照。 FULLマーク 8. 残りのオイルをゆっくり足してFULL FULL まで入れる。 1. ワイヤ・ハーネスに折込んである黒と黄色 のストライプの電気コード(レシーバの 6 ピンコネクタから出ている)を探し出す (図 22)。この電気コードをチューブか ら引き出す。 オイル・フィルタの交換 2. キーを Start 位置に回してすぐに手を離し て ON 位置に戻す。以上の操作により、レ シーバが覚醒する。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 注 ホコリのひどい場所で使用する場合は、より 頻繁なオイル・フィルタの交換が必要です。 1. エンジンからオイルを抜く。「エンジン・オ イルの交換」を参照。 2. オイル・フィルタを外し、フィルタのア ダプタ・ガスケットの表面をきれいに拭く (図 21)。 3. 電線をシャーシに接触させる(アースす る)。エンジン始動用の取り付けボルトな どに接触させれば、確実にアースを取るこ とができます。 4. コードをアースさせた状態で、リモコンの どのボタンでもよいから、押し続ける。 5.
エア・ギャップ: 0.76 mm 3. プラグを取り外した時に燃焼室内に異物が 落ちないように、プラグの周囲をきれいに清 掃する。 点火プラグの点検 4. 点火プラグと金属ワッシャを外す。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 中央の電極部(図 23)を観察する。絶縁体部 がうす茶色や灰色なら適正、黒い汚れがある 場合にはエア・クリーナの不良を考える。 点火プラグの取り付け 1. 点火プラグと金属ワッシャを取り付ける。 取り付け前にもう一度エア・ギャップを確 認する。 2. 点火プラグを24~30 Nm(2.5~3.0 kg.m) にトルク締めする。 3. 点火コードを接続する(図 23)。 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 500運転時間ごと 汚れているフィルタを再取り付けするのは絶 対にやめてください。 図 23 1. 2. 中央の電極の碍子 側部の電極 3. 隙間(実寸ではない) 1.
燃料タンクの整備 吹き出し口のクランプの点検 吹き出し口のクランプ(図 27)が確実にしまっ ていることを毎日確認してください。運転中に 吹き出し口を何かにぶつけたり、地面を引き ずったりした場合には、クランプがゆるんでい る危険があります。クランプ部を 45-55 in-lb (5.1-5.7 Nm=0.5-0.6 kg.m)にトルク締めす る。 危険 ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 • エンジンが冷えてから燃料タンクからガソ リンを抜き取る。この作業は必ず屋外の広い 場所で行う。こぼれたガソリンはふき取る。 • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花 や炎を絶対に近づけない。 1. ガソリンが完全に抜けるよう、平らな場所 に駐車する。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 燃料フィルタについているクランプをゆる め、フィルタからずらす(図 25)。 4. 燃料フィルタから燃料ホースを抜き取る (図 25)。 図 27 注 落ちてくるガソリンをガソリン容器また は廃油受けに受ける(図 25)。 1.
バッテリーを充電する 噴出し口の方向を変えるときにベルトがスリッ プする場合には、ベルトの調整が必要です。 危険 1. プーリ取り付けブラケットをブロアのフ レームに固定しているボルトをゆるめる (図 29)。 1 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である 硫酸が含まれている。 • 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮 膚や目や衣服に付けないよう十分注意する こと。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を 保護すること。 2 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、 必ず十分な量の真水を用意しておくこと。 警告 3 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 1 5 4 1. バッテリーカバーをバッテリーボックスに 固定しているクリップを外し、ボックスから カバーを取り外す(図 30)。 G015845 図 29 1. 取り付けボルト 4.
廃棄物の処理について エンジン・オイル、エンジン、バッテリーなど は、環境汚染物質とされています。これらもの を処分する場合には、地域の法令などにした がって行ってください。 格納保管 1. キーを OFF 位置に回す。点火ワイヤを外 す。キーを抜き取る。 2. 機体各部に付着している泥や刈りカスをき れいに落とす。特にエンジンのシリンダ・ ヘッドや冷却フィン部分やブロア・ハウジン グを丁寧に清掃する。 図 31 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火 気を近づけない。 3. 3. 充電が終わったらチャージャをコンセント から抜き、バッテリー端子からはずす。 4. 4. バッテリー・カバーを取り付け、クリップ で固定する。 5. 6. ヒューズ 7.
重 要 コ ン デ ィ シ ョ ナ 入 り の ガ ソ リ ン で も 90 日間以上の保存はしないでください。 8. 点火プラグを外して点検する; 「点火プラ グの整備」を参照。プラグの取り付け穴か らエンジン・オイルをスプーン2杯程度入 れ、スタータを回してエンジンをクランク させ、オイルをシリンダ内部に行き渡らせ る。 点火プラグを取り付ける。点火コード は取り付けないでください。 9. 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付 けや交換、修理を行う。破損個所や故障個所 はすべて修理する。 10.機体の塗装がはげていればタッチアップ修 理をする。ペイントは代理店で入手するこ とができる。 11.
図面 g018594 電 気 回 路 図 (Rev.
メモ: 29
メモ: 30
メモ: 31
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠 陥に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時 点までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以 外のすべての機器に適用されます(エアレータ製品については別途保証 があります)。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運 賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店(ディ ストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必 要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある 場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products