Form No. 3380-615 Rev A 公道走行仕様プロフォース・ブロア 44539— —シ リ ア ル 番 号 314000001 以 上 モ デ ル 番 号 44539 G020730 製品の登録は: www.Toro.com.
この製品は米国国内ハイウェイ交通安全局(NHTSA) の規格に適合しており公道を牽引することが可能 です。 注意 本装置は本装置の製造者が適合認証を取得した ものであり、製造者が明示的に認める業者以 外の者が本製品の改変などを行った場合、本 製品の所有者は製品を使用する法律的権利を 失う場合があります。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品に使用されているスパーク式着火装置は、 カナダの ICES-002 標準に適合しています。 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、この製品に使 用されているエンジンの排気には発癌性 や先天性異常などの原因となる物質が含 まれているとされております。 はじめに この清掃用ブロアは、乗用型の装置で牽引使用する 専門業務用の製品であり、そのような業務に従事 するプロのオペレータが運転操作することを前提 として製造されています。この製品は、集約的で 高度な管理を受けている公園、ゴルフ場、スポー ツフィールドその他の芝生において、風
目次 モデル番号 はじめに .................................... 2 安全について ................................ 4 安全な運転のために ...................... 4 安全ラベルと指示ラベル ................... 7 組み立て .................................... 8 1 バッテリーを接続する .................. 9 2 ブロアにヒッチを接続する ............... 9 3 ブロアを牽引車両に取り付ける .......... 10 製品の概要 ................................. 11 各部の名称と操作 ........................ 11 運転操作 ................................... 12 トレーラを取り付ける ................... 12 燃料を補給する.........................
安全について 体の安全を心掛け、ボルト、ナット、ネジ類が 十分に締まっているかを確認してください。 • 安全装置が正しく機能しているか、また安全カ 安全な御使用のためには、機械の運転、移動や搬 送、保守整備、保管などに係わる人々の日常の意識 や心がけ、また適切な訓練などが極めて重要です。 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、 死亡や負傷などの人身事故につながります。事故を 防止するために、以下に示す安全のための注意事項 を必ずお守りください。 バーなどが外れたり壊れたりしていないか点検 してください。これらが正しく機能しない時に は芝刈り作業を行わないでください。 燃料の安全な取り扱い • 人身事故や物損事故を防止するために、ガソリ ンの取り扱いには細心の注意を払ってくださ い。ガソリンは極めて引火しやすく、またその 気化ガスは爆発性があります。 安全な運転のために 以下の注意事項は ANSI規格B71-4-2012 から抜粋し たものです。 • 燃料取り扱い前に、引火の原因になり得るタ バコ、パイプなど、すべての火気を始末して ください。 トレーニング • 燃料の保管は必ず認可さ
• • • • • • • • • • • • 大 丈 夫 だ ろ う 、 は 非 常 に 危 険 ! 人や動物が突然 – 各タイヤの空気圧が推奨通り適正に調整され ていることを確認してください。 – ホイールナットの締め付けが適正トルクで行 われていることを確認してください。 – ブロアが適切に固定されていることを確認 してください。 絶対に、牽引車両に接続しない状態でブロアを 作動させないでください。 旋回動作を行う時は、注意深くゆっくりと行っ てください。方向を変えるときには必ず周囲と 後ろの安全を確認してください。 風の吹き出し方向に常に留意し、絶対に人に向 けないようにしてください。 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの 障害物の近くでは安全に十分注意してください。 締め切った場所でエンジンをかけたり、風の逃 げ道のない場所へ吹き出し口を向けたりしない でください。エンジンからの排気は有毒であ り、場合によっては死亡事故につながります。 この製品は運転席に着席した状態でオペレータ の耳の位置での音量が85 dB(A)を超える可能性が あります。長時間にわたって使用される場合に は
牽引について • 実際にブロアの牽引を行う前に、牽引走行に関 • • • • • • • • • • • • する国の安全基準、および自治体などが定めて いる安全基準を確認してください。 公道を牽引走行中の事故を防止するために、牽 引側の車両の点検を「必ず」行い、各部に問題 のないことを確認してください。 移動を開始する際には、「必ず」エンジンを停 止してください。 ヒッチおよびカップリングが磨耗していないか 「必ず」点検してください。不適切なヒッチ、 カップリング、チェーンなどを使っての牽引は 「絶対に」しないでください。 牽引車両とブロアの両方について、タイヤ空気 圧を確認してください。ブロアのタイヤの適正空 気圧は 241 kPa(2.
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなくなったもの は必ず新しいものに貼り替えてください。 115-5105 1. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと 2. 警告:講習を受けてから運転すること。 3. 警告 - 整備作業前にはエンジンを停止させ、キーを抜き取り、マニュアルを読むこと。 4. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 5. 警告:可動部に近づかないこと; 全部のガード類を正しく取り付けて運転すること。 6. 警告:牽引車両に接続されていない時にはエンジンを始動させないこと; エンジンを始動する時には必ず本機を牽引できる車 両に接続すること。 115-5106 1. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと 2. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 3. 切傷や手足の切断の危険:可動部に近づかないこと; 使用時 にはすべての安全カバー類を正しく取り付けておくこと。 115-5113 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 ワセリン(別途入手) 必要に応 じて 2 ブロアアセンブリ ヒッチ ボルト(3/8 x 3in) フランジナット (3/8in) 1 1 2 2 ブロアにヒッチを接続します 3 必要なパーツはありません。 – ブロアを牽引車両に取り付けます バッテリーを接続します その他の付属品 内容 数量 用途 パーツカタログ オペレーターズマニュアル 1 1 運転前によく読むこと。 エンジンマニュアル 1 エンジンの操作および保守のためにお使いください。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 リモコン 1 ブロアをリモート操作するのに使用します。 認証証明書 1 CE 規格に適合していることを証明する書類です 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 8
警告 1 バッテリーケーブルの接続ルートが不適切 であるとケーブルがショートを起こして火 花が発生する。それによって水素ガスが爆 発を起こし人身事故に至る恐れがある。 バッテリーを接続する • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナ ス(黒)ケーブルから取り外し、次に プラス(赤)ケーブルを外す。 この作業に必要なパーツ 必要に 応じて ワセリン(別途入手) • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラ ス(赤)ケーブルから取り付け、それ からマイナス(黒)ケーブルを取り付 ける。 手順 1. バッテリーボックスにバッテリーカバーを固 定しているクリップを外し、ボックスからカ バーを取り外す(図 4)。 4 5 3 3 2 2 1 1 G020712 図5 G02071 1 図4 1. バッテリーボックス 2. バッテリーカバー 3.
2 ブロアにヒッチを接続する 2 この作業に必要なパーツ 1 ブロアアセンブリ 1 ヒッチ 2 ボルト(3/8 x 3in) 2 フランジナット (3/8in) G020732 1 1. 手順 1. ブロアを平らな床の上におく。 2. フレームブラケットにヒッチチューブに差し 込む(図 6)。ボルト(3/8 x 3in)2本とフラ ンジナット(3/8in)を使用して、チューブを フレームに固定する。 図7 ワイヤハーネス 2. ハーネスクリップ 4. ハーネスクリップを、ヒッチチューブの側面 の穴に差し込んで固定する(図 7)。 5. ハーネスコネクタをヒッチチューブ・ホルス タに入れる(図 8)。 3 ブロアを牽引車両に取り付ける 必要なパーツはありません。 1 2 手順 このトレーラで使用するカップラには、ヒッチ部分 に 51mmのボールが必要となります。 G020731 図6 1. 3. フレームブラケット 2. ヒッチチューブ ワイヤハーネス・ヒッチチューブの右側に沿っ て配線する(図 7)。 10 1.
製品の概要 各部の名称と操作 エンジン停止 エンジン停止ボタンを押してエンジンを停止させ る(図 9)。 図8 1. トング 4. 安全チェーン 2. ボールソケット 5. ロックピン 3. カップラレバー(ロックされ た位置) 6. ヒッチチューブ・ホルスタ 3. カップラレバーを閉じ、確実にロックされて いることを確認する。 4. ピンを取り付けてカップラのレバーをロック する(図 8)。 5. 安全チェーンを交差させ、ヒッチの穴に取り 付ける(図 8)。 6. 1 2 3 4 5 6 g017705 図9 ブロアのワイヤハーネス・コネクタを牽引車 両のコネクタに接続する。ブレーキペダルの 操作に応じてブレーキランプが適切に点灯す ること、また、方向指示ランプが適切に作動 することを確認する。 1. 吹き出し口が左へ回転 4. ブロアの出力を大きくする 2. 吹き出し口が右へ回転 5. エンジン始動 3. ブロアの出力を大きくする (3 と 4 を同時に押すとエン ジンはアイドルに戻る) 6.
運転操作 的にON位置に動きます。キーを OFF 位置に回せば エンジンは停止します。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 チョークコントロール トレーラを取り付ける エンジンが冷えている場合には、チョークレバー (図 10)を ON 位置にセットします。 このトレーラで使用するカップラには、ヒッチ部分 に 51mmのボールが必要となります。 2 1 1. トレーラを適当なヒッチまで持ち上げる。 2. トングのカップラレバーを持ち上げながら、カ バーをボールヒッチの上に降ろす(図 11)。 3 G020713 図 10 1. 2. チョークコントロール 始動スイッチ 3. アワーメータ 図 11 アワーメータ 1. アワーメータ(図 10)は、本機の積算運転時間を 表示します。 トング 4. 補助チェーン 2. ボールソケット 5. ロックピン 3. カップラレバー(ロックされ た位置) 6. ヒッチチューブ・ホルスタ 3. カップラレバーを閉じ、確実にロックされて いることを確認する。 4.
(含有率 85%)は絶対に使用してはなりませ ん。これらの燃料を使用した場合には性能が 十分に発揮されず、エンジンに損傷が発生す る恐れがあり、仮にそのようなトラブルが発 生しても製品保証の対象とはなりません。 危険 燃料を補給中、静電気による火花がガソリンに 引火する危険がある。発火したり爆発したりす ると、やけどや火災などを引き起こす。 • ガソリン容器は車から十分に離し、地面に 直接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給し ない。車両のカーペットやプラスチック製 の床材などが絶縁体となって静電気の逃げ 場がなくなるので危険である。 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪 を地面に接触させた状態で給油を行う。 • 機械を車に搭載したままで給油を行わなけ ればいけない場合には大型タンクのノズル からでなく、小型の容器から給油する。 • 大型タンクのノズルから直接給油しなけれ ばならない場合には、ノズルを燃料タンク の口に常時接触させた状態で給油を行う。 – ガソリン含有メタノールは使用できません。 – 燃料タンクや保管容器でガソリンを冬越し させないでください。 冬越しさせる場合
燃料を補給する 1. エンジンを停止する。 2. 燃料タンクのキャップの周囲をきれいに拭い てからキャップを取る(図 12)。 注 燃料タンクのキャップについているゲージ で燃料残量を確認する。 図 13 ホイール・ラグナットのトルクを点 検する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 G020714 図 12 1. 3. 使用開始前と最初の10運転時間経過後にホイール・ ラグナットの締め付けトルクを点検してください。 燃料タンク 警告 燃料タンクのふたを取り、給油口の首の根元 から 6~13mm 下まで、無鉛レギュラーガソ リンを入れる。 この整備を怠ると車輪の脱落や破損から人身事 故につながる恐れがある。ホイールナットを N-m( (6.2-9.0 kg.m = 45-65 ft-lb ft-lb) )に ト 61-88 N-m ルク締めすること。. これは、温度が上昇して燃料は膨張したとき にあふれないように空間を確保するためであ る。燃料タンク一杯に入れないこと。 4. 燃料タンクのキャップをしっかりとはめる。 5.
注 キーをON位置にしたまま時間が経ちすぎた 場合には、キーを一旦 OFF 位置に戻してから 始動操作をやり直す。 には、もう一度最初からエンジン始動許可手 順を実行する必要があります。 注 手順を途中でやめたり、エンジン始動許 可有効期間が切れた後は、右回転ボタンおよ び左回転ボタンは通常の機能(噴出し口の回 転)に戻ります。 2 1 3 1 2 3 4 5 6 G020713 図 14 1. 2. 4. 始動スイッチ チョークコントロール 3. アワーメータ エンジンは、エンジン始動許可条件が整った 状態で始動操作を行ったときのみ、始動でき ます。エンジン始動許可条件は、以下に述べ る「エンジン始動許可手順」を実行したとき のみ成立します(図 15)。 • • • • g017705 START ボタンを押す。 図 15 次に 左回転ボタン を押す。 次に 右回転ボタン を押す。 最後に、 START ボタンを押し続けてエン ジンを始動させる。 1. 吹き出し口が左へ回転 4. ブロアの出力を大きくする 2. 吹き出し口が右へ回転 5.
始動、停止、無操作タイムアウト ンでシュートを回転させたりエンジン速度を変 えたりしてください。 どの押しボタンでも、押せばリモコンが覚醒(電源 ON)になります。TX および RX LED が点滅してい る場合は、リモコンが覚醒していてベースユニッ トと通信していることを示します。リモコンのボ タン操作を行ったのち、無操作状態が3秒間以上続 くと、バッテリーを節約するために、リモコンは 自動的に休眠モードに入ります。タイムアウトと なってリモコンが休眠状態に入ると、リモコンのす べてのコントロール LED の動作が停止します(図 16)。しかし、どのボタンでも押されれば、リモコ ンは覚醒状態に戻ります。 吹き出し口の方向の調整 吹き出し口の向きはリモコンで変えることができま す(図 17)。 1 2 3 4 5 g017706 図 17 g017704 1. 吹き出し方向: 左 2. 吹き出し方向: 右 図 16 1. 連携(Associate) 2. 連携遮断(Disassociate) 3. TX 4. RX 5.
運転のヒント • 牽引車両の方向指示器、後退表示ランプ、ブ • • • • • • • レーキランプが正常に作動することを「必ず」 確認してください。 米国内のハイウェイにおける法定最高牽引速度 は、別途表示がない場合は大抵の場合、時速 88km/hですが、実際に牽引して運転する前に、 それぞれの地域における実際の規制について調 べるようにしてください。不整地における推奨 牽引速度は地表面の状態にもよりますが、時速 24km/h程度を目安としてください。 牽引車両から切り離して駐車する場合にはは、 タイヤに輪止めを掛けてください。 タイヤ空気圧を正しく調整し、タイヤに割れや 過度の磨耗がないか点検してください。 牽引中はブロアのシュートを上向き(噴出し口 が空を向くように)にしておいてください。 トルクレンチを使ってホイールナットの点検を 行ってください。ホイールナットは、このマ ニュアルの「保守」の章の解説に従って締め付 けを行ってください。 急停止や急発進をしないこと。これらの操作は 横滑りや中折れの危険があります。発進・停止 は徐々に、そして滑らかに行うのが燃費向上 のコツです。 横転の危険が
• 公道では使わないでください。 • 清掃作業中は、吹き出し口に人を近づけないで ください。周囲の人間が吹き出し口に近づかな いように注意し、また吹き出し口を人に向けな いように注意してください。 • 斜面でエンストしたり、坂を登りきれなくなっ たりした時は、絶対にUターンしないでくださ い。必ずバックで、ゆっくりと、まっすぐに 下がって下さい。 • 大 丈 夫 だ ろ う 、 は 非 常 に 危 険 ! 人や動物が突然 すぐ に 作 業 を 停 止 し ま し ょ う 。 目の前に現れたらす 注意力の分散、アップダウン、機械から飛びだ す異物など思わぬ危険があります。周囲に人が いなくなるまで作業を再開しないでください。 • エンジン作動中や停止直後は、エンジン本体や マフラーが熱くなっていますから手を触れないで ください。触れると火傷を負う危険があります。 重要 移動走行に移る前に、吹き出し口を上向き にしてください。吹き出し口を下向きにしたまま で走行すると、路面に当たって破損する可能性が あります。 注 めったに起こることではありませんが、大きな静 電放電が発生した場合、コントローラが作動してエ
保守 注 お使いの機械の 電気回路図 や 油圧回路図 を入手したい場合には、以下のインターネットサイトから無 料でダウンロードすることができます: www.Toro.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 計器類の動作を確認する。 燃料残量。 エンジンオイルの量。 冷却フィンの汚れを落とす。 エンジンのエアフィルタとプレ クリーナを点検する。 エンジンからの異常音がない か点検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 吹き出し口のクランプのトル クを点検する。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 20 記事 土 日
エアクリーナの整備 1. スポンジ製プレフィルタを温水と液体洗剤で 洗う。汚れが落ちたら十分にすすぐ。 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—スポンジ製エレメン トを洗浄し、ペーパー製エレメン トは破損していないか点検してく ださい。 2. 洗い上がったら、きれいなウェスにはさんで 水分を取る(絞らないこと)。 3. 乾いたらエンジンオイルを 60 ccほど含ませ る(図 19)。 100運転時間ごと—エアフィルタのペーパー・エ レメントを交換する。 注 ホコリのひどい場所で使用する場合はより頻繁に エアクリーナの手入れを行ってください。 エアフィルタの取り外し 図 19 1. エンジン内部に汚れが落ちないように、まず、 エアクリーナ周囲をきれいに清掃する。 1. 2. エアクリーナのカバーを固定しているノブを 外し、カバーを取り出す(図 18)。 4. エレメントを軽く絞ってオイルを全体にゆき わたらせる。 5. ペーパーフィルタに汚れや油汚れ、ゴムシー ルの傷がないか点検する(図 20)。 スポンジエレメント 2. オイル 図 20 1.
カーボンキャニスタの整備 カーボンキャニスタエアフィルタの交換 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部 が完全に停止したのを確認してから運転位置 を離れる。 2. カーボンキャニスタ・エアフィルタからホー スを取り外す(図 21)。 3. カーボンキャニスタ・フィルタを取り外して 廃棄する(図 21)。 2 1 g018506 図 22 1. 1 2 カーボンキャニスタ・パージ ラインフィルタ 2. チェックバルブ 3. カーボンフィルタを外して捨てる(図 22)。 4. 新しいフィルタをホースに取り付ける(フィ ルタについている矢印がチェックバルブの方 を向くように取り付け、ホースクランプで元 のように固定する(図 22)。 エンジンオイルについて 注 ホコリのひどい場所で使用する場合は、より頻繁 なオイル交換が必要です。 g020716 図 21 1. カーボンキャニスタ 2. オイルのタイプ: 洗浄性オイル(API 規格 SG, SH, SJ またはそれ以上) カーボンキャニスタ・エア フィルタ 4.
エンジンオイルの量を点検する 4. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 注 オイルの排出方向を変えたい場合には、 ドレンバルブの中にホースを入れると良いで しょう。 注 エンジンオイルを点検する最もよいタイミング は、その日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷 えているうちです。既にエンジンを始動してしまっ た場合には、一旦エンジンを停止し、オイルが戻っ てくるまで約 10 分間程度待ってください。油量を 点検し、ディップスティックの ADD マーク以下で あれば FULLマークまで補給します。入れすぎない でください。油量が ADD マークと FULLマークの間 であれば補給の必要はありません。 1. 平らな場所に駐車する。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 給油口からゴミが入ってエンジンを傷つけな いように、ディップスティック(図 24)の周 囲をウェスできれいに拭く。 ドレンの下に廃油受けを置く。ドレンバルブ を回して開き、オイルを排出する(図 25)。 5.
4. 両方のボタンを押し続けると、 LINK LED がオ レンジ色に点滅を開始する。 注 LINK LED が点灯に変わった場合には、連携 プロセスが失敗したことを示すので、もう一 度最初からやり直す。 5. 図 26 1. オイルフィルタ 2. アダプタのガスケット 3. LINK LED がオレンジ色に点滅を続けている状 態で、両方のボタンから手を離す。全部(3 個)の LED が点滅を開始するので、その間(2 秒間)に、次のステップを実行する。 注 2秒以内に次の操作を行わないと、連携プ ロセスは中断されるので、もう一度最初から やり直さなければならない。 アダプタ 新しいフィルタのガスケットにオイルを薄く 塗る(図 26)。 4. アダプタにフィルタを取り付け、ガスケット がアダプタに当たるまでフィルタを右に回 し、そこから更に 2/3~1 回転増し締めする (図 26)。 5. クランクケースに正しい種類の新しいオイル を入れる。24ページ「エンジンオイルについ て」を参照。 6.
点火プラグの整備 取り付ける時には電極間のエアギャップを正しく調 整しておいてください。取り付け、取り外しには必 ず専用のレンチを使い、エアギャップの点検調整 にはすきまゲージやギャップ調整工具などを使っ てください。必要に応じて新しい点火プラグと交 換してください。 タイプ: Champion® RC12YC, Champion® プラチナ 3071 または同等品 エアギャップ:0.76mm 図 29 点火プラグの点検 1. 点火コード 2. 点火プラグ 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 中央の電極部(図 28)を観察する。絶縁体部が うす茶色や灰色なら適正、黒い汚れがある場 合にはエアクリーナの不良を考える。 3. プラグを取り外した時に燃焼室内に異物が落 ちないように、プラグの周囲をきれいに清掃 する。 4. 点火プラグと金属ワッシャを外す。 点火プラグの取り付け 図 28 1. 2. 中央の電極の碍子 側部の電極 3. 2. 点火コードを取り外す(図 29)。 点 火 プ ラ グ を 24.4-29.8 Nm (2.5-3.0 kg.
使用前に必ず、エンジンのスクリーンとオイルクー ラを点検・清掃してください。オイルクーラのスク リーンとエンジンのスクリーンにたまった刈りカス や汚れ、ごみを取り除いてください(図 31)。 図 31 図 30 1. 燃料フィルタ 2. 1. 2. ホースクランプ 4. ホースからフィルタを抜き取る。 5. 新しいフィルタをホースに取り付け、クラン プで固定する(図 30)。 エンジンのスクリーン オイルクーラ 吹き出し口の点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 燃料タンクの整備 吹き出し口のクランプの点検 危険 吹き出し口のクランプ(図 32)が確実にしまって いることを毎日確認してください。運転中に吹き 出し口を何かにぶつけたり、地面を引きずったり した場合には、クランプがゆるんでいる危険があ ります。クランプ部を5.1-5.7 Nm(0.5-0.6 kg.
タイヤの点検 1 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リムやタイ ヤが破損している可能性がありますから、必ず点 検してください。 タイヤ空気圧はひんぱんに点検して適正に保ってく ださい。空気圧が適正でないと、タイヤの摩耗が 通常より早くなります。 磨耗や破損したタイヤは交通当局が認定している法 定タイヤに交換してください。タイヤ識別番号の位 置については 図 35 を参照してください。 G017855 図 33 1. 噴出し口のガイド ベルトの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 図 35 50運転時間ごと 噴出し口の方向を変えるときにベルトがスリップす る場合には、ベルトの調整が必要です。 1. 図 36は空気圧不足で生じる磨耗の例です。 プーリ取り付けブラケットをブロアのフレーム に固定しているボルトをゆるめる(図 34)。 図 36 1. 空気圧不足のタイヤ 図 37は空気圧過多で生じる磨耗の例です。 図 34 1. ベルト 2. プーリ 2. 3. 3.
電気系統の保守 2. 充電器に接続し、充電電流を 3~4 A にセット する(図 39)。3~4 Aで4~8時間充電する。 重要 電気系統を保護するため、本機に溶接作業を 行う時には、コントローラへの配線を外し、バッ テリーのマイナス・ケーブルをバッテリーから外し てください。 バッテリーを充電する 危険 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である 硫酸が含まれている。 • 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮 膚や目や衣服に付けないよう十分注意する こと。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を 保護すること。 図 39 警告 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、 必ず十分な量の真水を用意しておくこと。 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに 火気を近づけない。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 1. 3.
2. 2 1 機体各部に付着している泥や刈りカスをきれ いに落とす。特にエンジンのシリンダヘッド や冷却フィン部分やブロアハウジングを丁寧 に清掃する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでくださ い。大量の水をかけないでください。 g017703 3. エアクリーナの整備をする; 「エアクリー ナの整備」を参照。 4. エンジンオイルを交換する。「エンジンオイ ルについて」を参照。 5. タイヤ空気圧を点検する;「タイヤ空気圧を 点検する」を参照。 6. バッテリーを充電する;「バッテリーの整 備」を参照。 7. 長期間(30 日以上)にわたって保管する場合 にそのための整備を行う。次の手順に従う。 図 40 1. カバーのビス 2. シール用ガスケット ヒューズ 本機の配線には 15 A ヒューズが組み込まれてい ます。(図 41)。 A.
10. 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理 をする。ペイントは代理店で入手することが できる。 11.
メモ: 31
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠 陥に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時 点までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以 外のすべての機器に適用されます(エアレータ製品については別途保証 があります)。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運 賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店(ディ ストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必 要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある 場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products