Form No. 3364-966 Rev A 公道走行仕様プロフォース・ブロア 44539— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 44539 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は米国国内ハイウェイ交通安全局 (NHTSA)の規格に適合しており公道を牽引す ることが可能です。 このスパーク・アレスタはカナダ ICES-002 適 合品です。 はじめに 警告 この清掃用ブロアは、乗用型の装置で牽引使 用する専門業務用の製品であり、そのような業 務に従事するプロのオペレータが運転操作する ことを前提として製造されています。この製品 は、集約的で高度な管理を受けている公園、ゴ ルフ場、スポーツ・フィールドその他の芝生に おいて、風でごみを吹き飛ばす方法によって 清掃を行うことを主たる目的として製造され ております。 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品のエンジンからの排気やその成分 はカリフォルニア州では発ガン性や先天性 異常を引き起こす物質とされています。 重要 このエンジンにはスパーク・アレスタが 装着されていません。カリフォルニア州の森林 地帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用す る場合には、法令によりスパーク・アレスタの 装着が義務づけられています。他の国や地域に おいても、法令によりスパーク・アレスタの装 着が義務づけられ
目次 モデル番号 はじめに ............................... 2 安全について ........................... 4 安全な運転のために .................. 4 安全ラベルと指示ラベル .............. 6 組み立て ............................... 8 1 バッテリーを取り出し、電解液を入 れて充電する...................... 9 2 バッテリーを取り付ける .............10 3 ブロアにヒッチを接続する ...........11 4 ブロアを牽引車両に取り付け る ...............................11 製品の概要 .............................12 各部の名称と操作 ....................12 運転操作 ...............................13 トレーラを取り付ける ................13 燃料を補給する...................
安全について 安全装置が破損したり、ステッカーの字が よめなくなったりした場合には、機械を使 用する前に修理や交換を行ってください。 また、常に機械全体の安全を心掛け、ボル ト、ナット、ネジ類が十分に締まっている かを確認してください。 安全な御使用のためには、機械の運転、移動や 搬送、保守整備、保管などに係わる人々の日常 の意識や心がけ、また適切な訓練などが極めて 重要です。不適切な使い方をしたり手入れを怠っ たりすると、死亡や負傷などの人身事故につな がります。事故を防止するために、以下に示す 安全のための注意事項を必ずお守りください。 • ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては安 全に特にご注意ください。燃料は引火性が高 く、気化すると爆発する危険があります。 – 燃料は必ず認可された容器に保管する。 安全な運転のために – 屋内での給油や燃料の抜き取りは絶対 にしない。 以下の注意事項は ANSI規格B71.
• この製品は運転席に着席した状態でオペレー タの耳の位置での音量が85 dB(A)を超える 可能性があります。長時間にわたって使用 される場合には、聴覚保護具を着用するよ うにしてください。 牽引について • 運転には十分な注意が必要です。転倒や暴走 事故を防止するために以下の点にご注意く ださい: • 公道を牽引走行中の事故を防止するために、 牽引側の車両の点検を「必ず」行い、各部 に問題のないことを確認してください。 • 実際にブロアの牽引を行う前に、牽引走行に 関する国の安全基準、および自治体などが 定めている安全基準を確認してください。 – 作業は日中または十分な照明のもとで 行う。 • 移動を開始する際には、「必ず」エンジン を停止してください。 – ゆっくりとした走行速度で運転し、隠 れた穴などの見えない障害に警戒を怠ら ない。 • ヒッチおよびカップリングが磨耗していな いか「必ず」点検してください。不適切な ヒッチ、カップリング、チェーンなどを使っ ての牽引は「絶対に」しないでください。 – サンドトラップや、溝・小川など危険な 場所の近くを通らない。 • 牽引車両とブロ
屋内で燃料の抜き取りをしたりしないでく ださい。 平らな場所に停車してください。適切な訓 練を受けていない人には絶対に機械の整備 をさせないでください。 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体 を確実に支えてください。 修理を行うときには必ずバッテリーの接続 と点火プラグの接続を外しておいてくださ い。バッテリーの接続を外すときにはマイ ナスケーブルを先に外し、次にプラスケー ブルを外してください。取り付けるときに はプラスケーブルから接続します。 整備・調整・格納作業の前には、エンジンが 不意に作動することのないよう、必ずキー を抜き取っておいてください。 このマニュアルに記載されている以外の保 守整備作業は行わないでください。大がか りな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 火災防止のため、エンジンの周囲に、余分 なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜ま らないようご注意ください。高温のエンジ ンに水をかけたり、電装部に水を掛けたり しないでください。 ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、 常に機械全体の安全を心掛けてください。 ファン・シャフトのベアリングの
114-3360 1. 2. 3. 4. 5. 高速 低速 吹き出し口が右へ回転 吹き出し口が左へ回転 エンジン ― 停止 6. 7. 8. 9. 10. エンジン ― 始動 時間設定 パワー 無線作動中 リサイクル可能な資源を含 有:そのまま投棄しないこ と。 115-5105 1. 2. 3. 4. 5. 6. 警告 - オペレーターズマニュアル を読むこと 警告 - 講習を受けてから運転すること。 警告 - 整備作業前にはエンジンを停止させ、キーを抜き取り、マニュアルを読むこと。 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 警告 - 可動部に近づかないこと; 全部のガード類を正しく取り付けて運転すること。 警告 - 牽引車両に接続されていない時にはエンジンを始動させないこと; エンジンを始動する時には必ず本機を牽引できる車 両に接続すること。 119-6165 1. 2. エンジン – 停止 エンジン – 作動 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 電解液(別途入手) 必要に応 じて バッテリーを充電します 2 ワセリン(別途入手) 必要に応 じて バッテリーを取り付けます 3 ブロア・アセンブリ ヒッチ ボルト(3/8 x 3 in) フランジ・ナット (3/8 インチ) 1 1 2 2 4 必要なパーツはありません。 – ブロアにヒッチを接続します その他の付属品 内容 数量 用途 パーツカタログ オペレーターズマニュアル 1 1 運転前によく読むこと。 エンジンマニュアル 1 エンジンの操作および保守のためにお使いください。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 リモコン 1 ブロアをリモート操作するのに使用します。 認証証明書 1 CE 規格に適合していることを証明する書類です 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 8
2. バッテリー・カバーをバッテリー・ボック スに固定しているベルト(ストラップ)を 外す(図 4)。 1 バッテリーを取り出し、電解液を 入れて充電する この作業に必要なパーツ 必要に 応じて 電解液(別途入手) 手順 1. バッテリーに液が入っていない場合には、 比重 1.260 のバッテリー液を購入してバッ テリーの各セルに入れてください。 図4 危険 1. 2. 電解液には触れると火傷を起こす劇薬であ る硫酸が含まれている。 • 電解液を飲まないこと。また、電解液を 皮膚や目や衣服に付けないよう十分注意 すること。安全ゴーグルとゴム手袋で目 と手を保護すること。 バッテリー固定ストラップ バッテリー・カバー 3. バッテリー・ボックス 3. カバーを外し、バッテリー・ボックスから バッテリーを取り出す。 4.
2 バッテリーを取り付ける この作業に必要なパーツ 必要に 応じて ワセリン(別途入手) 手順 1. 端子をエンジンの方に向けてバッテリーを バッテリー・ボックスに入れる。 図6 1. 電解液 警告 重要 バッテリー液を入れすぎないようにし てください。バッテリー液があふれ出て他の 部分に触れると激しい腐食を起こします。 6. 通気キャップを取り付ける。 バッテリーの端子に金属製品や機体の金属 部分が触れるとショートを起こして火花が 発生する。それによって水素ガスが爆発を 起こし人身事故に至る恐れがある。 7. 充電器に接続し、充電電流を 3~4 A に セットする(図 7)。3~4 Aで4~8時間充 電する。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行う ときには、端子と金属を接触させない ように注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 2.
図9 図8 1. 2. 3. バッテリー・ボックス マイナス端子 バッテリー・カバー 4. 5. 1. プラス端子 バッテリー固定ストラップ フレーム・ブラケット 2. ヒッチ・チューブ 3. ワイヤ・ハーネスヒッチ・チューブの右側に 沿って配線する(図 10)。 3. プラス・ケーブル(赤いケーブル)をバッ テリーのプラス(+)端子に取り付ける。 4. 腐食防止のため、端子と固定金具にワセリ ンなどを塗布する。 5. バッテリー・カバーを取り付け、ストラッ プで固定する。 3 ブロアにヒッチを接続する 図 10 この作業に必要なパーツ 1. 1 ブロア・アセンブリ 1 ヒッチ 2 ボルト(3/8 x 3 in) 2 フランジ・ナット (3/8 インチ) ワイヤ・ハーネス 2. ハーネス・クリップ 4. ハーネス・クリップを、ヒッチ・チューブの 側面の穴に差し込んで固定する(図 10)。 5. ハーネス・コネクタをヒッチ・チューブ・ ホルスタに入れる(図 11)。 手順 1. ブロアを平らな床の上におく。 2.
製品の概要 4 各部の名称と操作 ブロアを牽引車両に取り付ける エンジン停止 必要なパーツはありません。 エンジン停止ボタンを押してエンジンを停止さ せる(図 12)。 手順 このトレーラで使用するカップラには、ヒッチ 部分に 2 インチのボールが必要となります。 1. トレーラを適当なヒッチまで持ち上げる。 2. トングのレバーを持ち上げながらカバーを ボール・ヒッチの上に降ろす(図 11)。 図 12 1. 2. 3. 吹き出し方向: 右 エンジン停止 スロットル: 高速 4. 5. 6. 吹き出し方向: 左 スロットル: 低速 エンジン始動 重 要 イ グ ニ ッ シ ョ ン ・ ス イ ッ チ が RUN 位 置 に ないと、どの機能も使うことはできません。r エンジン: 始動 図 11 1. 2. 3. トング ボール・ソケット ハンドル、ロック位置 4. 5. 6.
チョーク・コントロール 運転操作 エンジンが冷えている場合には、チョーク・レ バー(図 13)を ON 位置にセットします。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 トレーラを取り付ける このトレーラで使用するカップラには、ヒッチ 部分に 2 インチのボールが必要となります。 1. トレーラを適当なヒッチまで持ち上げる。 2. トングのレバーを持ち上げながらカバーを ボール・ヒッチの上に降ろす(図 14)。 図 13 1. 2. 始動スイッチ チョーク・コントロール 3. アワー・メータ アワー・メータ アワー・メータ(図 13)は、本機の積算運転時 間を表示します。 図 14 1. 2. 3. トング ボール・ソケット ハンドル、ロック位置 4. 5. 6. 補助チェーン ロック・ピン ヒッチ・チューブ・ホルスタ 3. カップラのラッチを閉じ、確実にロックさ れていることを確認する。 4. ピンを取り付けてカップラのレバーをロッ クする。 5.
危険 警告 ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや 火災などを引き起こす。 ガソリンの誤飲は非常に危険で、生命に関わ る。また気化したガソリンに長期間ふれると 身体に重篤な症状や疾病を引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷え た状態で行う。こぼれたガソリンはふき 取る。 • ガソリンのガスを長時間吸い込むのは避 けること。 • ノズルやタンク、コンディショナー注入口 には顔を近づけないこと。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならな い。 • 目や皮膚にガソリンが付かないようにす ること。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 mm程 程度 下 ま 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6 ~ 13 mm でとする。これは、温度が上昇して燃料は 膨張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 スタビライザー/コンディショナー 添加剤としてスタビライザー/コンディショ ナーを使用してください。この添加剤には以 下のような働きがあります。 • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳
使用開始前と最初の10運転時間経過後にホイー ル・ラグ・ナットの締め付けトルクを点検して ください。 警告 この整備を怠ると車輪の脱落や破損から人身 事故につながる恐れがある。ホイール・ラグ・ ナ ッ ト の 締 め 付 け ト ル ク 値 は45 45~ ~ 65 ft. lb 6.2~ ~8.9 kg.m kg.m) )。 ( 6.2 図 15 1. エンジンの始動と停止 燃料タンク エンジンの始動手順 3. 燃料タンクのキャップを取って、タンクの 天井から約 .6 mm~13 mm 下(給油口の根 元)まで燃料を入れる。 警告 回転部に触れると重大な人身事故になる。 これは、温度が上昇して燃料は膨張したと きにあふれないように空間を確保するため である。燃料タンク一杯に入れないこと。 • 作動中は機械に手足を近づけないでくだ さい。 4. 燃料タンクのキャップをしっかりとはめる。 5.
牽引について 重要 スタータは 1 度に 10 秒間以上連続で 10秒 秒間 以 内 に 使 用 し な い で く だ さ い 。 も し 10 30秒 秒間 エ ン ジ ン が 始 動 し な か っ た 場 合 は 、 30 待って、それからもう一度始動を試みてく ださい。この手順を守らないとスタータ・ モータを焼損する恐れがあります。 注意 実際にブロアの牽引を行う前に、牽引走行に 関する国や自治体の安全基準を確認してくだ さい。 注 上記の始動準備手順を行わずに START ボ タンを押すと、吹き出し口の回転ボタンが 機能しません。吹き出し口の操作は、 5 秒 間待ってから行う。 5.
注意 危険 ブロアの牽引バーが変形したり破損したり した場合には、牽引バー全体を交換して ください。不適切な牽引バーでの牽引は 「絶対に」しないでください。ブロアが 牽引車両から切り離されてしまう危険が あります。 転倒や感電は重大な人身事故になる危険が極 めて高い。 • 急な斜面では絶対に作業しないでくださ い。 • 斜面は上り下りしながら作業するように し、横断しながらの作業は絶対にしない こと。 • 斜面では急停止・急発進しない。 • 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠 らないようにしましょう。安全のために、 溝や段差には近づかないこと。 • 作業中に斜面を登りきれなくなった場合に は、バックでゆっくりと坂を下りてくださ い。Uターンしないこと。 ブロアと牽引車両の接続 • 牽引車両のヒッチ・ボールとブロアのカッ プラに磨耗や破損がないか点検してくださ い。磨耗や破損を発見した場合には、牽引 する前に交換してください。 • ボールは必ず 2 インチのもの(牽引車両) を使用してください;ブロア側のカップラ は 2 インチ仕様です。これ以外のサイズ のボールを使用するとカップラとボールが 分離
• 斜面でエンストしたり、坂を登りきれなく なったりした時は、絶対にUターンしない でください。必ずバックで、ゆっくりと、 まっすぐに下がって下さい。 • 大 丈 夫 だ ろ う 、 は 非 常 に 危 険 ! 人や動物が すぐ に 作 業 を 停 止 し 突然目の前に現れたらす ま し ょ う 。 注意力の分散、アップダウン、 機械から飛びだす異物など思わぬ危険があ ります。周囲に人がいなくなるまで作業を 再開しないでください。 • エンジン作動中や停止直後は、エンジン本 体やマフラーが熱くなっていますから手を 触れないでください。触れると火傷を負 う危険があります。 重要 移動走行に移る前に、吹き出し口を上向 きにしてください。吹き出し口を下向きにし たままで走行すると、路面に当たって破損す る可能性があります。 注 めったに起こることではありませんが、大 きな静電放電が発生した場合、コントローラが 作動してエンジンの回転速度が下がる場合が あります。このような場合、リモコンの FAST (ウサギ)ボタンをおせば、エンジン速度を 回復させることができます。 18
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • ベルトの状態と張りを点検します 使用開始後最初の 10 時間 • ホイール・ナットのトルクを点検します 使用するごとまたは毎日 • • • • エンジン・オイルを点検する エンジンのスクリーンとオイル・クーラを清掃する 吹き出し口のクランプを点検します ヒッチのカップラとチェーンに磨耗や破損がないか点検する。 25運転時間ごと • スポンジ製エレメントを洗浄し、ペーパー製エレメントは破損していないか点検してく ださい。 50運転時間ごと • ベルトの状態と張りを点検します 100運転時間ごと • エア・フィルタのペーパー・エレメントを交換する。 • エンジン・オイルを交換する。 • タイヤの状態を点検する。 200運転時間ごと • オイル・フィルタを交換する。 • 点火プラグを点検する。 500運転時間ごと • 燃料フィルタを交換する。 19
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 計器類の動作を確認する。 燃料残量。 エンジン・オイルの量。 冷却フィンの汚れを落とす。 エンジンのエアフィルタとプレ クリーナを点検する。 エンジンからの異常音がない か点検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 吹き出し口のクランプのトル クを点検する。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 20 記事 土 日
エア・クリーナの整備 スポンジ製プレクリーナの洗浄 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—スポンジ製エレメ ントを洗浄し、ペーパー製エレ メントは破損していないか点検 してください。 重要 スポンジが破れたり薄くなっている場合 には交換してください。 1. スポンジ製プレ・フィルタを温水と液体洗剤 で洗う。汚れが落ちたら十分にすすぐ。 100運転時間ごと—エア・フィル タのペーパー・エレメントを交 換する。 2. 洗い上がったら、きれいなウェスにはさん で水分を取る(絞らないこと)。 3. 乾いたらエンジン・オイルを 60 ccほど含 ませる(図 18)。 注 ホコリのひどい場所で使用する場合はより頻 繁にエア・クリーナの手入れを行ってください。 エア・フィルタの取り外し 1. エンジン内部に汚れが落ちないように、ま ず、エア・クリーナ周囲をきれいに清掃す る。 図 18 1. 2. エア・クリーナのカバーを固定しているノブ を外し、カバーを取り出す(図 17)。 スポンジ・エレメント 2. オイル 4. エレメントを軽く絞ってオイルを全体にゆ きわたらせる。 5.
3. カバーとスペーサを元どおりに取り付け、 ナットで固定する(図 17)。ナットを 241.30 cm-lb(1.0 kg.m)にトルク締めする。 4. エア・クリーナのカバーを元通りに取り付 け、ノブで固定する(図 17)。 エンジン・オイルについて 注 ホコリのひどい場所で使用する場合は、より 頻繁なオイル交換が必要です。 図 21 オイルのタイプ: 洗浄性オイル(API 規格 SG, SH, SJ またはそれ以上) 1. クランクケースの容量: フィルタを含めて 2 リットル ディップスティック 2. 補給管 4. ディップスティック(図 21)を抜き取り、 付いているオイルをウェスで拭きとる。 粘度: 下の表を参照してください。 5. ディップスティックを補給管一杯に差し込 む(図 21)。ただしネジ込まないこと。 6.
5. クランクケースに正しい種類の新しいオイ ルを入れる。24ページ「エンジン・オイル について」を参照。 6. エンジンを3分間程度運転して、エンジンを 停止し、オイル・フィルタの周囲にオイル漏 れがないか点検する。 7. エンジン・オイルの量を点検し、足りなけ れば注ぎ足す。 リモコンとコントロール・モジュー ルを同期させるには 図 22 1. オイル・ドレン・バルブ 2. オイル・ドレン・ホース(別 途入手) .リモコンを新しいものに交換した場合には、 同期操作を行う必要があります。 6. 補給管(図 21)から、必要量の80% 程度の オイルをゆっくり入れる。 7. 油量を確認する。「エンジン・オイル量の 点検」を参照。 FULLマーク 8. 残りのオイルをゆっくり足してFULL FULL まで入れる。 1.
2. 点火コードを取り外す(図 26)。 7. 吹き出し口の回転ボタンを押し、リモコン が作動する(同期できている)ことを確認 する。 8. 電線をチューブに戻す。 点火プラグの整備 取り付ける時には電極間のエア・ギャップを 正しく調整しておいてください。取り付け、取 り外しには必ず専用のレンチを使い、エア・ ギャップの点検調整にはすきまゲージやギャッ プ調整工具などを使ってください。必要に応じ て新しい点火プラグと交換してください。 図 26 タイプ: Champion® RC12YC, Champion® プラチ ナ 3071 または同等品 1. エア・ギャップ: 0.76 mm 点火コード 2. 点火プラグ 点火プラグの点検 3. プラグを取り外した時に燃焼室内に異物が 落ちないように、プラグの周囲をきれいに 清掃する。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 4. 点火プラグと金属ワッシャを外す。 1. 中央の電極部(図 25)を観察する。絶縁体部 がうす茶色や灰色なら適正、黒い汚れがある 場合にはエア・クリーナの不良を考える。 点火プラグの取り付け 1.
使用前に必ず、エンジンのスクリーンとオイ ル・クーラを点検・清掃してください。オイ ル・クーラのスクリーンとエンジンのスクリー ンにたまった刈りカスや汚れ、ごみを取り除い てください(図 28)。 図 27 1. 燃料フィルタ 2. 図 28 ホース・クランプ 1. 2. 4. ホースからフィルタを抜き取る。 5. 新しいフィルタをホースに取り付け、クラ ンプで固定する(図 27)。 エンジンのスクリーン オイル・クーラ 吹き出し口のクランプの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 燃料タンクの整備 吹き出し口のクランプ(図 29)が確実にし まっていることを毎日確認してください。運転 中に吹き出し口を何かにぶつけたり、地面を引 きずったりした場合には、クランプがゆるんで いる危険があります。クランプを 45–50 in-lb. (0.50~0.57 kg.
図 32 1. 空気圧不足のタイヤ 図 33は空気圧過多で生じる磨耗の例です。 図 30 1. 2. ベルト プーリ 3. 取り付けボルト 2. プーリの取り付けブラケットを回してベル トに張りを与える。 図 33 3. 取り付けボルトを締め付ける。 1.
7. 長期間(30 日以上)にわたって保管する場 合には。次の手順に従う。 A. 石油系のスタビライザ/コンディショナ (燃料品質安定剤)を燃料タンクの燃料 に添加する。混合の方法はスタビライ ザーのメーカーの指示に従う。アルコー ル系のスタビライザ(エタノール系やメ タノール系)は使用しないこと。 注 スタビライザは、新しい燃料に添加し て常時使うのが最も効果的です。 B. エンジンを掛け、燃料系に、保護剤入り の燃料を行き渡らせる(5分)。 C. エンジンを停止し、温度が下がるのを 待ってガソリンを抜き取る;「燃料タン クの整備」を参照。 図 34 1. ヒューズ D. エンジンをもう一度掛け、自然に停止す るまで掛けっぱなしにする。 ヒューズ・リンク E. チョークを引く。エンジンが掛からな くなるまで、エンジンの掛けっぱなしを 繰り返す。 本機の配線にはヒューズ・リンクが組み込まれ ています。インライン・ヒューズの下にある灰 色のコードがヒューズ・リンクのコードです。 F.
図面 電 気 回 路 図 (Rev.
メモ: 29
メモ: 30
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