Form No. 3355–118 ® • サルキー(乗用台車) ライン・ペインタ 1200 用 Model No. 42023—260000001 and Up Model No.
もくじ はじめに この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分 に理解してください。オペレータや周囲の人の人身事故 や製品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されていま す。製品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意 を払っておりますが、この製品を適切かつ安全に使用す るのはお客様の責任です。 ページ はじめに..................................................................................... 2 安全について............................................................................ 3 一般的な注意事項.......................................................... 3 弊社のウェブサイトwww.Toro.comで製品やアクセサリ 情報の閲覧、代理店についての情報閲覧、お買い上げ製 品の登録などを行っていただくことができます。 組み立て.........................
安全について 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、ライン・ペイ ンターのオペレーターズマニュアルに書かれている安全 上の注意や安全注意標識のついている遵守事項は必 ずお守りください。これは「注意」、 「警告」、 「危険」な ど、人身の安全に関わる注意事項を示しています。これ らの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発 生することがあります。 一般的な注意事項 • サルキーを改造したり、他の機械に取り付けて使用 したりしないでください。 • ご使用前に、取り付け状態や走行状態をよく確認し てください。 • サルキーには、オペレータ以外の人は乗らないでくだ さい。 • 使い方を知らない人に使わせないでください。 • 目、耳、足、頭などの適切な保護具を使用してください。 • 実際にサルキーの使用を始める前に、ライン・ペインタ そのものの運転操作に十分慣れておいてください。 • 実際にサルキーを使用する前に、障害物のない広い 平らな場所で十分に運転になれてください。サルキー を装着しての運転は装着していない場合と異なりま す。特に斜面で旋回したり停止した
組み立て 付属部品表 名称 数量 用途 サルキー・ヒッチ キャリッジ・ボルト, 5/16 x 4–1/2 in. キャップスクリュ, 3/8 x 4 in. ワッシャ, .406 x .813 ロックナット, 5/16 in. ロックナット, 3/8 in. 1 4 2 2 4 2 サルキー・ヒッチを取り付けます ワッシャ, .813 x .563 リンチ・ピン 2 1 サルキーをヒッチを取り付けます オペレーターズマニュアル パーツカタログ 1 1 サルキー・ヒッチを取り付ける 4. 外したボルトに代えて 5/16 x 4–1/2 in キャリッジ ・ボルト 2本を取り付ける(図2)。 1. ライン・ペインタを汚れのない平らな床に駐車する。 エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、点火プラグ のコードを抜き取る。 2. ライン・ペインタの後部を持ち上げ、車輪を外して、後 ろの車軸のシャフトをジャッキ・スタンドで支え、後輪 の車軸取り付けボルトに手がとどくようにする。 3. トランス・アクスルの各端部をフレームに固定してい るキャリッジ・ボルト2本を外す(図1)。 図2 1.
8. スタンドを外し、車輪を取り付け、機体を床に下ろす。 サルキーを取り付ける 1. サルキーのピボット・シャフトの未塗装部分に薄くオ イルを塗る(図4)。 図4 1. ピボット・シャフト 2. ピボット・シャフトに、ワッシャ(0.813 x 1.563)を通 す(図5)。 図3 1. ヒッチ 3. ピボット・シャフトをサルキー・ヒッチに通し、ワッシャ (0.813 x 1.563)とリンチ・ピンで固定する(図5)。 図5 1. サルキーのピボット・シャフト 2. ワッシャ 3. ヒッチ 4.
車輪のグリスアップを行う 7ページ「サルキーのグリスアップ」を参照してください。 使用方法 • 初めて使用する時はゆっくりとした速度で運転し、時 間をかけて慣れてください。 • 曲がるときに振り落とされたり、サルキーを周囲にぶ つけたりしないよう十分注意してください。 • 曲がるときには、曲がる方向に前傾気味に身体を倒 してバランスをとってください。
保守 推奨定期整備一覧表 定期整備間隔 整備内容 8 運転時間 · タイヤ空気圧を点検する。 25 運転時間 · グリス・ニップルへグリスを補給する。 · 注油部をオイルで潤滑する。 格納保管時の整備 · グリス・ニップルへグリスを補給する。 · タイヤ空気圧を点検する。 · 塗装傷を修理する。 タイヤ空気圧を点検する ピボット・シャフトを潤滑する キャスタ・ホイールのタイヤの標準空気圧は 124–138 kPa(1.3~1.4 kg/cm2)です。8 運転時間ごとまたは使 用ごとに確認してください。 25 運転時間ごと、また、機体を洗浄したときはその直後 に、サルキーのピボット・シャフトの未塗装部分に薄くオ イルを塗ってください。 サルキーのグリスアップ 25 運転時間ごと、また、機体を洗浄したときはその直後 に、全部のグリス・ニップルにグリスを補給してください。 グリスの種類: 汎用グリス 1. グリス・ニップルをウェスできれいに拭く。 図7 2. ニップルにグリスガンを接続する(図6)。 3. グリスがはみ出てくるまで注入する。 4.
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の 合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上また は製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間* のうちいず れか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。こ の品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」の修理 を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃が含 まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ又はディーラー)に対して、お客様から連絡 をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある場 合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Department Toro Warranty Company 8111 L